JP2011107295A - 投射光学系、画像表示装置及び画像表示システム - Google Patents

投射光学系、画像表示装置及び画像表示システム Download PDF

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和弘 藤田
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Abstract

【課題】小型化を図ることができる投射光学系を提供する。
【解決手段】 画像生成装置100からの光束が入射され、画像生成装置100で生成された画像の中間像を光軸Axに対して+Y側の位置に形成する屈折光学系200、該屈折光学系200からの光束の光路上で中間像の後方に配置された凹面鏡500、該凹面鏡500からの光束の光路上であって、屈折光学系200の光軸Axと凹面鏡500における屈折光学系200からの光束の反射領域との間に配置され、凹面鏡500からの光束を偏向する反射面を有する平面鏡510を備えている。この場合は、投射光学系を構成する複数の光学部品を取り付けるのに要する空間の大きさ(容積)が従来よりも小さくなる。
【選択図】図5

Description

本発明は、投射光学系、画像表示装置及び画像表示システムに係り、更に詳しくは、物体を介した光を被投射面に投射する投射光学系、該投射光学系を備える画像表示装置、及び該画像表示装置を備える画像表示システムに関する。
液晶パネル等の画像形成素子上の画像をスクリーン等の被投射面に拡大して投射する投射光学系を備える画像表示装置が商品化され広く普及している。
例えば、特許文献1には、屈折力を有する複数の光学素子を含むと共に物体に共役な像を被投射面に投射する投射光学系、及び該投射光学系を含む画像表示装置が開示されている。この投射光学系は、光束の光路を偏向させると共に光路が偏向された光束が複数の光学素子の間を通過するように設けられ、且つ屈折力を有さない偏向素子を含むと共に、該被投射面の中心における該被投射面の法線が、該複数の光学素子又は該複数の光学素子間を通らないように設定されている。
ところで、近年、画像表示装置の利用が拡大し、それに伴って、狭い場所でも使用でき、スクリーンまでの距離が短くても大きな画像を表示できるような、換言すれば、小型で、大きな拡大率を有する画像表示装置の要求が高まってきた。
しかしながら、特許文献1に開示されている画像表示装置では、小型化と拡大率の向上とを両立させることが困難であるという不都合があった。
本発明は、かかる事情の下になされたもので、その第1の目的は、小型化を図ることができる投射光学系を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、小型化と拡大率の向上とを両立させることができる画像表示装置を提供することにある。
また、本発明の第3の目的は、小型化と拡大率の向上とを両立させることができる画像表示システムを提供することにある。
本発明は、第1の観点からすると、物体を介した光束が入射され、前記物体の中間像を光軸に対して一側の位置に形成する第1光学系と; 前記第1光学系からの光束の光路上で前記中間像の後方に配置され、凹面鏡を含む第2光学系と;前記第2光学系からの光束の光路上であって、前記第1光学系の光軸と前記凹面鏡における前記第1光学系からの光束の反射領域との間に配置され、前記第2光学系からの光束を偏向する偏向面を有する偏向素子と;を備える投射光学系である。
これによれば、従来よりも小型化を図ることが可能である。
本発明は、第2の観点からすると、光源及び画像形成素子を含み、前記光源からの光束を前記画像形成素子を介して射出する画像生成装置と;前記画像生成装置からの光束の光路上に配置され、前記画像形成素子上の画像の拡大像を被投射面に投射する本発明の投射光学系と;を備える画像表示装置である。
これによれば、小型化と拡大率の向上とを両立させることが可能である。
本発明は、第3の観点からすると、発光機能を有する画像形成素子を含み、該画像形成素子からの光束を射出する画像生成装置と;前記画像生成装置からの光束の光路上に配置され、前記画像形成素子上の画像の拡大像を被投射面に投射する本発明の投射光学系と;を備える画像表示装置である。
これによれば、小型化と拡大率の向上とを両立させることが可能である。
本発明は、第4の観点からすると、本発明の画像表示装置と;前記画像表示装置の画像生成装置に画像に関する情報を送出する画像情報管理装置と;を備える画像表示システムである。
これによれば、小型化と拡大率の向上とを両立させることが可能である。
本発明の一実施形態に係るプロジェクタシステムの概略構成を説明するためのブロック図である。 図1におけるプロジェクタ装置の構成を説明するための図(その1)である。 図1におけるプロジェクタ装置の構成を説明するための図(その2)である。 図1におけるプロジェクタ装置の構成を説明するための図(その3)である。 プロジェクタ装置の機能、特性を説明するための図である。 図5における画像生成装置を説明するための図である。 画像生成装置に含まれる光学素子の面間隔、光学特性を説明するための図である。 図5における屈折光学系を説明するための図である。 屈折光学系に含まれる光学素子の面間隔、光学特性を説明するための図である。 屈折光学系に含まれる光学素子の面間隔と画面サイズとの関係を説明するための図である。 レンズL8の光学面の形状を説明するための図である。 屈折光学系によって形成される中間像の位置を説明するための図である。 凹面鏡の配置位置及び姿勢を説明するための図である。 凹面鏡の反射面の形状を説明するための図である。 平面鏡の配置位置を説明するための図である。 スクリーンに対する凹面鏡及び平面鏡の配置位置を説明するための図(その1)である。 スクリーンに対する凹面鏡及び平面鏡の配置位置を説明するための図(その2)である。 画像形成パネル上の物点からの光束の光路を説明するための図(その1)である。 図19(A)は画面サイズが60インチの場合の光路を説明するための図であり、図19(B)は画面サイズが14インチの場合の光路を説明するための図である。 画像形成パネル上の物点からの光束の光路を説明するための図(その2)である。 反射面の上限位置を説明するための図である。 画像形成パネル上の15個の物点を説明するための図(その1)である。 画像形成パネル上の15個の物点を説明するための図(その2)である。 画面サイズが60インチの場合の15個の物点の像を説明するための図である。 画面サイズが30インチの場合の15個の物点の像を説明するための図である。 画面サイズが14インチの場合の15個の物点の像を説明するための図である。 15個の物点の像が形成される際に、M=+5mmのときの最小開口を説明するための斜視図である。 15個の物点の像が形成される際に、M=0mmのときの最小開口を説明するための斜視図である。 15個の物点の像が形成される際に、M=―5mmのときの最小開口を説明するための斜視図である。 15個の物点の像が形成される際に、M=―8mmのときの最小開口を説明するための斜視図である。 15個の物点の像が形成される際に、M=+5mmのときのXY面内の最小開口幅を説明するための図である。 15個の物点の像が形成される際に、M=0mmのときのXY面内の最小開口幅を説明するための図である。 15個の物点の像が形成される際に、M=―5mmのときのXY面内の最小開口幅を説明するための図である。 15個の物点の像が形成される際に、M=+8mmのときのYZ面内の最小開口幅を説明するための図である。 15個の物点の像が形成される際に、M=―8mmのときのYZ面内の最小開口幅を説明するための図である。 XY面内及びYZ面内におけるMの値と最小開口幅との関係を説明するための図である。 画像生成装置の変形例を説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図36に基づいて説明する。図1には、一実施形態に係る画像表示システムとしてのプロジェクタシステム10が示されている。
このプロジェクタシステム10は、画像表示装置としてのプロジェクタ装置1000、及び上位装置2000を有している。
上位装置2000は、プロジェクタ装置1000に画像に関する情報を送出する画像情報管理装置であり、一例としてパソコンを用いることができる。上位装置2000は、ネットワークを介して送られてきた画像に関する情報、及びネットワークを介して取得(ダウンロード)した画像に関する情報を、プロジェクタ装置1000に送出することができる。
プロジェクタ装置1000は、上位装置2000から送られてきた画像に関する情報に基づいて、被投射面としてのスクリーン1100に拡大像を表示する前方投射型のプロジェクタ装置である。
プロジェクタ装置1000は、一例として図2〜図4に示されるように、屈折光学系200と反射鏡210と凹面鏡500と平面鏡510とからなる投射光学系、及び画像生成装置100などを備えている。そして、凹面鏡500を除く投射光学系、及び画像生成装置100は、筐体1010内に収容されている。また、投射光学系は、画面サイズに応じて歪調整及びフォーカス調整が可能であり、装置外部から調整できるように、調整用のつまみが設けられている。
筐体1010には、スクリーン1100に向かう光束が通過する開口1020が設けられている。この開口1020は、プロジェクタ装置1000が未使用の際に、開口カバーによって覆われるようになっている。これにより、塵などが筐体1010内に侵入するのを防止している。
凹面鏡500は、筐体1010に支持されている凹面鏡保持部材に保持されている。凹面鏡保持部材は、プロジェクタ装置1000が未使用のときには、凹面鏡500とともに筐体1010内に収容されるようになっている。
ここでは、凹面鏡500と凹面鏡保持部材と開口カバーとが一体となって起伏回動することが可能であり、筐体1010表面の位置に開口カバーの表面が一致するように、収納できるようになっている。
次に、上記各部の詳細を説明する。なお、ここでは、屈折光学系200からの光束は、反射鏡210で反射されて凹面鏡500に入射する構成となっているが、説明を分かりやすくするため、以下の説明では、反射鏡210を省き、屈折光学系200からの光束が、そのまま凹面鏡500に入射されるものとする。そして、図5に示されるように、XYZ3次元直交座標系において、屈折光学系200の光軸Axに平行な方向をZ軸方向、平面鏡510の反射面に直交する方向をY軸方向として説明する。
画像生成装置100は、一例として図6に示されるように、光源101、リフレクタ102、カラーホイール103、ホイール駆動装置104、ロッドインテグレータ105、照明光学系106、画像形成パネル107、カバーガラス108、全反射プリズム109、通信インターフェース131、主制御装置132などを有している。
通信インターフェース131は、主制御装置132と上位装置2000との通信を制御する。
主制御装置132は、通信インターフェース131を介して受け取った画像に関する情報に応じて、光源101、ホイール駆動装置104、及び画像形成パネル107を制御する。
画像形成パネル107は、ここでは、マトリックス状に配置された複数のマイクロミラー、及び入射光に対する各マイクロミラーの傾斜角を個別に制御することができるミラー制御部などを有する、いわゆるデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)を用いたパネルである。ミラー制御部は、主制御装置132からの画像情報に応じて、各マイクロミラーの傾斜角を制御する。すなわち、複数のマイクロミラーがマトリックス状に配置されているミラー面に画像が形成されるということができる。
カバーガラス108は、画像形成パネル107の前方に設けられ、画像形成パネル107を保護している。
光源101には、キセノンランプ、ハロゲンランプ、メタルハライドランプ、超高圧水銀ランプなどのランプ光源を用いることができる。なお、LED、LD、半導体レーザなどの固体光源を用いてもよい。
この光源101は、主制御装置132の指示によって点灯される。
リフレクタ102は、光源101から射出された光束を集光する。
カラーホイール103は、赤、青、緑の各フィルタを有する円盤状部材であり、リフレクタ102からの光束の集光位置近傍に配置されている。
ホイール駆動装置104は、カラーホイール103を回転させるための装置である。ホイール駆動装置104は、主制御装置132からの画像の色情報に応じて、該色情報に対応するフィルタをリフレクタ102からの光束が通過するように、カラーホイール103を回転させる。
ロッドインテグレータ105は、カラーホイール103を通過した光束の光量分布を均一にする。
照明光学系106は、ロッドインテグレータ105を介した光束の光路を効率よく全反射プリズム109に導く。
全反射プリズム109は、2つの三角プリズムからなり、それらの間に微小な空気層を有している。
全反射プリズム109に入射した照明光学系106からの光束は、カバーガラス108を介して画像形成パネル107を照明する。この照明光は、画像形成パネル107によって、画像情報に対応して変調される。そこで、画像形成パネル107で反射され、カバーガラス108を介して全反射プリズム109に入射する光束は、画像形成パネル107上の画像から発せられた光束と考えることができる。
画像形成パネル107で反射され、カバーガラス108を介して全反射プリズム109に入射した光束は、全反射プリズム109を通過して、屈折光学系200に射出される。
画像形成パネル107、カバーガラス108及び全反射プリズム109のZ軸方向に関する面間隔の一例が、図7に示されている。また、図7には、カバーガラス108及び全反射プリズム109の屈折率及びアッベ数の一例も示されている。なお、全反射プリズム109の+Z側の面(第4面)と屈折光学系200とのZ軸方向に関する距離は、2.00mmである。
屈折光学系200は、一例として図8に示されるように、Z軸方向に沿って配置された11枚のレンズ(L1〜L11)を含んでいる。そして、レンズL5とレンズL6との間には、絞り部材STが設けられている。11枚のレンズ及び絞り部材STは、所定の位置関係で鏡筒(図示省略)に保持されている。
各レンズの光学面の曲率半径、面間隔、各レンズの屈折率及びアッベ数の一例が、図9に示されている。なお、第14面と第15面の面間隔d11、第18面と第19面の面間隔d12、第24面と第25面の面間隔d13、第26面と第27面(凹面鏡500の入射側の面)の面間隔d14は、図10に示されるように、画面サイズによって変化する。
上記面間隔(d11、d12、d13、d14)は、歪調整つまみ及びフォーカス調整つまみ(図2参照)によって変化させることができる。そこで、屈折光学系200には、歪調整つまみ及びフォーカス調整つまみに連動して、対応する光学素子をZ方向に移動させるためのいわゆるカム機構が搭載されている。
レンズL8の各光学面(入射側の面、射出側の面)は、回転対称の非球面である。回転対称の非球面形状は、次の(1)式で示される。ここで、Zは光軸方向のデプス、cは近軸曲率半径、rは光軸に直交する方向における光軸からの距離、kは円錐係数、A、B、C、・・・は非球面係数である。
Z=c・r/[1+√{1−(1+k)c}]+Ar+Br+Cr+・・・・・ ……(1)
円錐係数及び各非球面係数の例が図11に示されている。
このように、屈折光学系200は、正の光学的なパワーの有する光学系であり、画像生成装置100の画像形成パネル107上の画像の湾曲した中間像を光軸Axの+Y側に形成する(図12参照)。
ここでは、中間像を所望の位置、すなわち、光軸Axの+Y側の位置に形成させるため、画像形成パネル107を、光軸Axの−Y側に配置し、その画像形成領域が光軸Axと交わらないようにしている。具体的には、画像形成パネル107上に、その4隅を含んで15個の物点(物点1〜物点15)をとったときに、一例として図22に示されるように、全ての物点が、光軸Axの−Y側に位置するように、画像形成パネル107を配置している。
このような構成とすることにより、屈折光学系200は、中間像を完全に光軸Axの+Y側に形成することができる。この中間像は、一例として図12に示されるように、画像形成パネル107に平行な平面(ここでは、XY面)に対して傾斜し、しかも湾曲した面上に形成されている。なお、中間像は、当然のことながら、画像形成パネル107の反転像となっている。
凹面鏡500は、屈折光学系200から射出された光束の光路上に配置されている。ここでは、図13に示されるように、Y軸方向に関して、屈折光学系200の光軸Axと凹面鏡500の中心との距離d21は37.89mmである。さらに、図13における角度θは34.15°である。
凹面鏡500の反射面の形状は、屈折光学系200の光軸Axを基準として、次の(2)式のような多項式で示されるアナモフィックな自由曲面(多項式自由曲面)である。ここでは、Y軸方向が短軸方向、X軸方向が長軸方向、Z軸方向が曲面のデプスである。また、X2、Y2、X2Y、Y3、X2Y2、・・・は、係数である。
Z=X2・x+Y2・y+X2Y・xy+Y3・y+X4・x+X2Y2・x+Y4・y+X4Y・xy+X2Y3・x+Y5・y+X6・x+X4Y2・x+X2Y4・x+Y6・y+・・ ……(2)
各係数の具体例が図14に示されている。
この凹面鏡500は、屈折光学系200によって形成された中間像をさらに拡大する。
平面鏡510は、ミラーホルダ(図2参照)に保持され、凹面鏡500で反射された光束の光路上に配置されている。そして、一例として図15に示されるように、平面鏡510は、その反射面がXZ面に平行であり、かつ屈折光学系200の光軸Axの+Y側に位置するように配置されている。
また、ミラーホルダは、必要な光のみが反射面で反射されるように、反射面の周囲の不要な部分を覆っている。この被覆領域の大きさは、投射光学系により得られる光線の振る舞いに応じて設定される。ここでは、平面鏡510が凹面鏡500に近いため、凹面鏡500近い側と遠い側とで幅が異なるように設定されている。
平面鏡510は、一例として図16に示されるように、凹面鏡500で反射された光束をスクリーン1100に向けて偏向する。ここでは、平面鏡510で偏向された光束は、屈折光学系200と凹面鏡500の間を通ってプロジェクタ装置1000から射出される。また、図16におけるd41及びd42の具体的な値が図17に示されている。
ここで、例えば、図18に示されるように、画像形成パネル107上の互いにY軸方向の位置が異なる3つの物点(A、B、C)を考える。物点Aからの光束は、カバーガラス108、全反射プリズム109及び屈折光学系200を通過し、位置a近傍に集光する。物点Bからの光束は、カバーガラス108、全反射プリズム109及び屈折光学系200を通過し、位置b近傍に集光する。物点Cからの光束は、カバーガラス108、全反射プリズム109及び屈折光学系200を通過し、位置c近傍に集光する。
そこで、位置aと位置bと位置cとが含まれる湾曲した面に中間像が形成される。この中間像は凹面鏡500で拡大されて、所望の像位置にA’、B’,C’それぞれに結像し、画像形成パネル107の表面(ミラー面)と共役な像面が形成される。
ここでは、画像形成パネル107の表面(ミラー面)の形状は、対角間の長さが0.55インチで、アスペクト比が4:3の矩形状である。そして、スクリーン1100の位置を変えることにより、60インチから14インチまでの画面サイズで、所望の結像性能が得られるように最適化設計されている(図19(A)及び図19(B)参照)。
図20には、上記3つの物点(A、B、C)からの各光束について、屈折光学系200の光軸Axを基準としたときの、屈折光学系200からの射出角(θ1、θ2、θ3)、凹面鏡500での反射角(θ4、θ5、θ6)、平面鏡510での偏向角(θ7、θ8、θ9)、スクリーン1100への入射角(θ10、θ11、θ12)の具体例が、画像サイズ毎の値に示されている。ここでは、θ1とθ4とθ7とθ10が、物点Aからの光束に対応し、θ2とθ5とθ8とθ11が、物点Bからの光束に対応し、θ3とθ6とθ9とθ12が、物点Cからの光束に対応している。
これによると、屈折光学系200の光軸Axに最も近い物点Aからの光束は、5°〜6°程度の角度で屈折光学系200から射出されている。そこで、屈折光学系200から凹面鏡500に向かう光束の光路のうち最も−Y側の光路であっても、凹面鏡500の近傍では、屈折光学系200の光軸Axの+Y側にある。そして、Y軸方向に関して、屈折光学系200の光軸Axと凹面鏡500との間に、屈折光学系200から凹面鏡500に向かう光束が干渉しない空間が生じており、その空間に平面鏡510が配置されている。
一例として図21に示されるように、Y軸方向に関して、屈折光学系200から射出された下限光線と凹面鏡500で反射された上限光線との交点Pmの位置が、平面鏡510の反射面の上限位置となる。ここでは、Y軸方向に関して、屈折光学系200の光軸Axと交点Pmとの距離は11mmである。
次に、一例として図22及び図23に示される画像形成パネル107上の15個の物点(物点1〜物点15)からの光が、屈折光学系200に入射した場合について説明する。
画面サイズが60インチのときに、スクリーン1100上における物点の像(像1〜像15)の位置が図24に示されている。なお、像1は物点1の像であり、像2は物点2の像であり、・・・・、像15は物点15の像である。
画面サイズが30インチのときに、スクリーン1100上における物点の像(像1〜像15)の位置が図25に示されている。
画面サイズが14インチのときに、スクリーン1100上における物点の像(像1〜像15)の位置が図26に示されている。
いずれの画面サイズにおいても、非常に歪の少ない投射像が得られている。なお、図24〜図26では、Y軸方向に関して、各画面における最も屈折光学系200の光軸Axに近い位置をy=0(mm)とし、X軸方向に関して、各画面の中心をx=0(mm)としている。
次に、平面鏡510の反射面のY軸方向に関する位置と開口の大きさとの関係について説明する。
ここでは、便宜上、屈折光学系200の光軸位置をY=0とし、平面鏡510の反射面のY座標(mm)をMとする。そして、屈折光学系200の光軸Axより+Y側を「+」、屈折光学系200の光軸Axより−Y側を「−」とする。
なお、開口は、Y軸方向に関して、屈折光学系200の光軸Axの+Y側であって、屈折光学系200の光軸Axから21mmの位置にあるものとする。
図27〜図30には、種々のMの値について、上記15個の物点(物点1〜物点15)からの光束の主要な光路が示されている。図27は、M=+5mmのとき、図28は、M=0mmのとき、図29は、M=−5mmのとき、図30は、M=−8mmのときである。
また、図27〜図30には、平面鏡510の反射面で偏向された光束が、遮光されることなくスクリーンに向かうのに必要な開口の大きさの下限が波線で示されている。これらによると、Mの値が小さくなるにつれて、開口の大きさの下限が大きくなっている。
また、図31〜図33には、種々のMの値について、XY面内における開口の大きさの下限が示されている。図31は、M=+5mmのとき、図31は、M=0mmのとき、図32は、M=−5mmのときである。XY面内における開口の大きさの下限値は、M=+5mmのときで55mm、M=0mmのときで96mm、M=−5mmのときで137mmであった。
また、図34及び図35には、異なるMの値について、YZ面内における開口の大きさの下限が示されている。図34は、M=+8mmのとき、図35は、M=−8mmのときである。
そして、図36に、種々のMの値について、XY面内における開口の大きさの下限値、及びYZ面内における開口の大きさの下限値が示されている。Mの値と開口の大きさの下限値との間には直線関係が成立している。特に、XY面内に関して、本実施形態では、凹面鏡500の反射領域が、X軸方向に関しては70mm程度なので、M>0となる位置に平面鏡510を配置することにより、光束幅を凹面鏡500と同程度以下にすることができる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係るプロジェクタ装置1000では、屈折光学系200と反射鏡210と凹面鏡500と平面鏡510とによって本発明の投射光学系が構成されている。
そして、屈折光学系200と反射鏡210とによって、本発明の投射光学系における第1光学系が構成され、凹面鏡500によって、本発明の投射光学系における第2光学系が構成されている。また、平面鏡510によって、本発明の投射光学系における偏向素子が構成され、平面鏡510の反射面によって、偏向素子の偏向面が構成されている。
以上説明したように、本実施形態に係る投射光学系によると、画像形成パネル107を介した光束が入射され、画像形成パネル107上の画像の中間像を光軸Axに対して+Y側の位置に形成する屈折光学系200、該屈折光学系200からの光束の光路上で前記中間像の後方に配置された凹面鏡500、該凹面鏡500からの光束の光路上であって、屈折光学系200の光軸Axと凹面鏡500における屈折光学系200からの光束の反射領域との間に配置され、凹面鏡500からの光束を偏向する反射面を有する平面鏡510を備えている。
この場合は、投射光学系を構成する複数の光学部品を取り付けるのに要する空間の大きさ(容積)が従来よりも小さくなる。従って、小型化を図ることが可能である。
また、凹面鏡500からの光束を偏向するのに平面鏡を用いているため、反射による収差発生を抑えることができ、投射された拡大像の劣化を抑制することができる。
また、平面鏡510の反射面が、屈折光学系200の光軸方向に平行であるため、プロジェクタ装置への適用が容易である。
また、画像生成装置100が、屈折光学系200の光軸Axに対し、平面鏡510の反射面とは反対側に設けられている。この場合は、容易に中間像を反射面側に形成することができる。
本実施形態に係るプロジェクタ装置1000によると、光源101及び画像形成パネル107を含み、光源101からの光束を画像形成パネル107を介して射出する画像生成装置100、及び該画像生成装置100からの光束の光路上に配置され、画像形成パネル107上の画像の拡大像をスクリーン1100に投射する投射光学系を備えている。
この場合は、拡大率を大きくしても、開口1020の大きさをあまり大きくする必要がないため、筐体1010の大型化を招来しない。そこで、小型化と拡大率の向上とを両立させることが可能である。
また、開口1020の大きさが小さいので、塵などが筐体1010内に侵入するのを容易に抑制することができる。また、開口部に防塵用のカバーを設ける場合には、単純な防塵用のカバーで高い防塵効果を容易に得ることができる。すなわち、信頼性の向上を図ることができる。
また、本実施形態に係るプロジェクタシステム10によると、プロジェクタ装置1000を備えているため、結果として小型化と拡大率の向上とを両立させることが可能である。
なお、上記実施形態において、前記凹面鏡500に代えて、屈折光学系と凹面鏡からなる光学系を用いても良い。また、前記凹面鏡500に代えて、凹面鏡を含む複数の反射鏡からなる光学系を用いても良い。
また、上記実施形態において、プロジェクタ装置1000と上位装置2000が一体化されていても良い。
また、上記実施形態では、画像形成素子としてデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)を用いたパネルを使用する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、反射型液晶パネル、透過型液晶パネルなどを使用しても良い。
一例として図37には、画像形成素子として反射型液晶パネルを使用した画像生成装置100Aが示されている。
この画像生成装置100Aは、光源110、カットフィルタ111、偏光変換素子112、1対のフライアイレンズアレイ(113A、113B)、コンデンサレンズ115、2つのダイクロイックミラー(116A、116B)、反射ミラー117、3つの偏光分離素子(118A、118B、118C)、3つの反射型液晶パネル(120A、120B、120C)、クロスプリズム124などを有している。
光源110は、上記光源101と同様な光源である。
カットフィルタ111は、光源110から射出された光に含まれるUV成分及びIR成分を除去する。これによって、光学素子の劣化を抑制することができる。
偏光変換素子112は、カットフィルタ111を介した光束の偏光状態を所定の直線偏光に変換する。これによって、光利用効率を高めることができる。
1対のフライアイレンズアレイ(113A、113B)は、偏光変換素子112を介した光束の光路上に配置され、光量分布を均一化する。
コンデンサレンズ115は、1対のフライアイレンズアレイ(113A、113B)を介した光束の光路上に配置されている。このコンデンサレンズ115によって、各反射型液晶パネルを照明する際の照明光の入射角度及び照明領域を調整することができる。
ダイクロイックミラー116Aは、コンデンサレンズ115を介した光束の光路上に配置され、該光束に含まれる青色波長成分を選択的に反射し、残り(緑色波長成分+赤色波長成分)を透過させる。
ダイクロイックミラー116Bは、ダイクロイックミラー116Aを透過した光束の光路上に配置され、該光束に含まれる緑色波長成分を選択的に反射し、残り(赤色波長成分)を透過させる。
偏光分離素子118Aは、ダイクロイックミラー116Bを透過した光束の光路上に配置されている。この偏光分離素子118Aは、上記所定の直線偏光を+X方向に反射する偏光分離面を有している。そこで、ダイクロイックミラー116Bを透過した光束は、偏光分離素子118Aで+X方向に反射される。
反射型液晶パネル120Aは、偏光分離素子118Aの+X側に配置されている。そこで、反射型液晶パネル120Aは、偏光分離素子118Aで反射された光束で照明される。この照明光は、反射型液晶パネル120Aによって変調され、赤色成分の画像情報が付与される。
反射型液晶パネル120Aで変調され、反射された光束は、入射時S偏光の偏光状態がP偏光となって偏光分離素子118Aに入射する。該光束は、偏光分離素子118Aを透過する。
偏光分離素子118Bは、ダイクロイックミラー116Bで反射された光束の光路上に配置されている。この偏光分離素子118Bは、上記所定の直線偏光を−Z方向に反射する偏光分離面を有している。そこで、ダイクロイックミラー116Bで反射された光束は、偏光分離素子118Bで−Z方向に反射される。
反射型液晶パネル120Bは、偏光分離素子118Bの−Z側に配置されている。そこで、反射型液晶パネル120Bは、偏光分離素子118Bで反射された光束で照明される。この照明光は、反射型液晶パネル120Bによって変調され、緑色成分の画像情報が付与される。
反射型液晶パネル120Bで変調され、反射された光束は、入射時S偏光の偏光状態がP偏光となって偏光分離素子118Bに入射する。該光束は、偏光分離素子118Bを透過する。
反射ミラー117は、ダイクロイックミラー116Aで反射された光束の光路上に配置され、該光束を反射する。ここでは、反射ミラー117は、光束を+Z方向に反射する。
偏光分離素子118Cは、反射ミラー117で反射された光束の光路上に配置されている。この偏光分離素子118Cは、上記所定の直線偏光を−X方向に反射する偏光分離面を有している。そこで、反射ミラー117で反射された光束は、偏光分離素子118Cで−X方向に反射される。
反射型液晶パネル120Cは、偏光分離素子118Cの−X側に配置されている。そこで、反射型液晶パネル120Cは、偏光分離素子118Cで反射された光束で照明される。この照明光は、反射型液晶パネル120Cによって変調され、青色成分の画像情報が付与される。
反射型液晶パネル120Cで変調され、反射された光束は、入射時S偏光の偏光状態がP偏光となって偏光分離素子118Cに入射する。該光束は、偏光分離素子118Cを透過する。
クロスプリズム124は、偏光分離素子118Aの−X側で、偏光分離素子118Bの+Z側で、偏光分離素子118Cの+X側に配置されている。このクロスプリズム124は、偏光分離素子118Aを透過した光束を+Z方向に反射する反射面、及び偏光分離素子118Cを透過した光束を+Z方向に反射する反射面を有している。
そこで、赤色成分の画像情報が付与され偏光分離素子118Aを透過した光束、緑色情報の画像信号が付与され偏光分離素子118Bを透過した光束、及び青色情報の画像信号が付与され偏光分離素子118Aを透過した光束は、クロスプリズム124によって合成される。
クロスプリズム124で合成された光束が、画像生成装置100Aから射出される光束である。この光束は、屈折光学系200に入射される。
また、上記実施形態において、画像形成素子として発光機能を有する画像形成素子を用いても良い。この場合は、上記光源101は不要である。そこで、更なる小型化を図ることができる。
また、上記実施形態では、屈折光学系200が11枚のレンズ(L1〜L11)を含んでいる場合について説明したが、これに限定されるものではない、要するに、屈折光学系200によって形成される中間像が、屈折光学系200の光軸Axに対して+Y側の位置にあれば良い。
また、屈折光学系200における各光学素子の光学特性、及び面間隔は、いずれも一例であり、これに限定されるものではない。
さらに、屈折光学系200におけるレンズL8の各光学面(入射側の面、射出側の面)の非球面形状は、一例であり、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態における凹面鏡500の反射面の形状は、一例であり、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、偏向素子として平面鏡を用いる場合について説明したが、これに限定されるものではない。要するに、偏向面が、凹面鏡500からの光束の光路上であって、屈折光学系200の光軸Axと凹面鏡500における屈折光学系200からの光束の反射領域との間に配置されていれば良い。
また、上記実施形態におけるプロジェクタ装置の形状は一例であり、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態におけるプロジェクタ装置の構成は一例であり、これに限定されるものではない。要するに、画像形成素子と、該画像形成素子を介したあるいは画像形成素子から発せられた光束の光路上に配置され、画像形成素子上の画像の拡大像を被投射面に投射する本発明の投射光学系とを少なくとも備えていれば良い。
また、本実施形態に係る投射光学系は、プロジェクタ装置以外に用いることができる。例えば、スキャナ装置の撮像光学系として用いることができる。
以上説明したように、本発明の投射光学系によれば、小型化を図るのに適している。また、本発明の画像表示装置によれば、小型化と拡大率の向上とを両立させるのに適している。また、本発明の画像表示システムによれば、小型化と拡大率の向上とを両立させるのに適している。
10…プロジェクタシステム(画像表示システム)、100…画像生成装置、100A…画像生成装置、101…光源、107…画像形成パネル(画像形成素子)、120A…反射型液晶パネル(画像形成素子)、120B…反射型液晶パネル(画像形成素子)、120C…反射型液晶パネル(画像形成素子)、200…屈折光学系(第1光学系の一部、レンズ群)、210…反射鏡(第1光学系の一部、折り返しミラー)、500…凹面鏡500(第2光学系)、510…平面鏡(偏向素子)、1000…プロジェクタ装置(画像表示装置)、2000…上位装置(画像情報管理装置)。
特開2009−80462号公報

Claims (11)

  1. 物体を介した光束が入射され、前記物体の中間像を光軸に対して一側の位置に形成する第1光学系と;
    前記第1光学系からの光束の光路上で前記中間像の後方に配置され、凹面鏡を含む第2光学系と;
    前記第2光学系からの光束の光路上であって、前記第1光学系の光軸と前記凹面鏡における前記第1光学系からの光束の反射領域との間に配置され、前記第2光学系からの光束を偏向する偏向面を有する偏向素子と;を備える投射光学系。
  2. 前記偏向素子の偏向面は、前記第2光学系からの光束を、該光束が前記第1光学系と前記第2光学系との間を通過するように偏向することを特徴とする請求項1に記載の投射光学系。
  3. 前記偏向素子は、光学的なパワーをもたないことを特徴とする請求項1又は2に記載の投射光学系。
  4. 前記偏向素子は、平面鏡であることを特徴とする請求項3に記載の投射光学系。
  5. 前記偏向素子は、前記偏向面が前記第1光学系の光軸に平行になるように配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の投射光学系。
  6. 前記第1光学系は、物体を介した光束が入射されるレンズ群と、該レンズ群からの光束の光路上に配置された折り返しミラーを含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の投射光学系。
  7. 光源及び画像形成素子を含み、前記光源からの光束を前記画像形成素子を介して射出する画像生成装置と;
    前記画像生成装置からの光束の光路上に配置され、前記画像形成素子上の画像の拡大像を被投射面に投射する請求項1〜6のいずれか一項に記載の投射光学系と;を備える画像表示装置。
  8. 発光機能を有する画像形成素子を含み、該画像形成素子からの光束を射出する画像生成装置と;
    前記画像生成装置からの光束の光路上に配置され、前記画像形成素子上の画像の拡大像を被投射面に投射する請求項1〜6のいずれか一項に記載の投射光学系と;を備える画像表示装置。
  9. 前記画像生成装置は、前記投射光学系の第1光学系の光軸に対し、前記投射光学系の偏向素子の偏向面とは反対側に設けられていることを特徴とする請求項7又は8に記載の画像表示装置。
  10. 前記画像形成素子上の画像と被投射面に投射された拡大像とは、上下左右の関係が同じであることを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  11. 請求項7〜10のいずれか一項に記載の画像表示装置と;
    前記画像表示装置の画像生成装置に画像に関する情報を送出する画像情報管理装置と;を備える画像表示システム。
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