JP4550667B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

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本発明は、DCモータを用いて、プリントヘッドが搭載されたキャリッジを主走査方向に往復移動させることで用紙に印字するインクジェットプリンタに関する。
従来、コンピュータやワークステーション等の出力装置の一つとして、DCモータを用いて、プリントヘッドが搭載されたキャリッジを用紙が搬送される副走査方向に直交する主走査方向に往復移動させることで用紙に印字するインクジェットプリンタが用いられている。このようなインクジェットプリンタでは、一般に、プリントヘッドにより用紙に記録する位置を安定させるため、キャリッジの速度を検出し、検出した値に基づいてDCモータをフィードバック制御することで、キャリッジの動きを制御することが行われている。
上述のようなインクジェットプリンタとしては、例えば特許文献1に示されているように、DCモータを、比例制御定数、積分制御定数等の制御パラメータを用いて制御するものがある。このような制御においては、DCモータの特性等、制御対象の構成や状態等の条件に対応して適切な制御パラメータが使用される。適切な制御パラメータが使用されないときには、制御を良好に行うことができず、DCモータの動作に振動が発生したりして印字品質が悪くなるなどの不具合が発生することがある。適切な制御パラメータを使用して制御を良好に行うために、従来より種々の提案がなされてきている、例えば、特許文献1には、DCモータの負荷であるキャリッジの重量を推定して制御パラメータを設定することで、キャリッジに搭載されたインクの量が変化するなどDCモータの負荷が変化しても、良好な制御特性が得られるようにする技術が記載されている。また、例えば特許文献2には、モータに記憶されているモータの情報を読み出して、その情報からパラメータを自動的に設定する技術が記載されている。
ところで、同一機種のインクジェットプリンタであっても、製造ロット等の違いにより、搭載されるDCモータのメーカが異なることがある。DCモータは、定格等が略同じものであっても、メーカが異なるとトルク特性等が異なるため、このDCモータを制御するための適切な制御パラメータも異なることになる。従来、インクジェットプリンタに搭載される可能性があるDCモータが上述のように複数種類であるとき、これらの個々のDCモータにそれぞれ対応した制御パラメータの、中間値等を制御パラメータとして、いわば画一的な制御を行うことがある。この場合、上記のような中間値等を制御パラメータとすることで、いずれのDCモータが搭載されても一定の水準での制御は行うことは可能である。
特開平6−91977号公報 特開平7−75364号公報
しかしながら、上述のように例えば中間値等を制御パラメータとして用いた場合、DCモータのメーカが異なってトルク特性などが異なると、実際に搭載されているDCモータに適合した適切な制御パラメータではないことから、適切な制御パラメータを用いたときと比べて、振動が発生したりして制御を良好には行うことが出来ないという問題がある。制御が良好に行われなければ、印字品質が悪化したり、キャリッジを停止制御させる動作等の精度が低下するといった不具合を生じてしまう。これを避けるため、インクジェットプリンタの製造段階で実際に搭載されたDCモータに応じて、適切な制御パラメータを選択して設定すればよいが、製造工程が増えたりすることで高コストとなってしまう。なお、このような問題点は、上述の特許文献1又は特許文献2に記載の技術により解決できるものではない。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、搭載されているDCモータのメーカをその内部抵抗値より判別して当該DCモータに対応する適切な制御パラメータにより制御を行うことで、実際に搭載されたDCモータのメーカが異なっても、制御が良好に行われて、印字品質やキャリッジの停止精度が良く、安定して動作可能なインクジェットプリンタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1の発明は、副走査方向に用紙を搬送する用紙搬送機構と、前記用紙に印字するプリントヘッドが搭載され、前記副走査方向に直交する主走査方向に往復移動されるキャリッジと、このキャリッジを駆動するDCモータと、このDCモータを制御するモータドライバと、前記キャリッジに取り付けられ、前記キャリッジの往復移動に応じて、所定の分解能を有するエンコーダストリップを走査してパルス信号を出力するエンコーダと、CPUと、このCPUと通信可能なROM及びRAMを有し、所定のKp/Kiパラメータが設定されている制御部とを備え、前記制御部は、プリンタの電源が投入されたとき、前記DCモータを駆動させて前記キャリッジをプリンタのホームポジションに設けられているストッパ部に当接させて、キャリッジのホームポジションを設定し、また、通常の印字動作時には、前記エンコーダから出力されたパルス信号に基いて前記キャリッジの速度を算出し、キャリッジの速度が目標とする速度となるように、前記Kp/Kiパラメータを用いて前記モータドライバをフィードバック制御してパルス幅変調(PWM)方式で前記DCモータを駆動させるように構成されているインクジェットプリンタにおいて、前記ROMには、予め、前記DCモータとしてこのプリンタに搭載される可能性がある、複数のメーカのDCモータについての内部抵抗値及びKp/Kiパラメータの情報がそれぞれ互いに対応して記録されたテーブルが格納されており、前記制御部のCPUは、プリンタの電源が投入され、前記キャリッジのホームポジションを設定するとき、キャリッジが前記ストッパ部に当接されている状態で、前記DCモータに所定のデューティ比で所定時間駆動電圧を印加して、該DCモータに流れる電流を検出してこの電流値よりDCモータの内部抵抗値を算出し、前記ROMのテーブルを参照して、算出した内部抵抗値に対応するKp/Kiパラメータを読み込み、この値に基いて前記フィードバック制御を行うものである。
請求項2の発明は、副走査方向に用紙を搬送する用紙搬送機構と、前記用紙に印字するプリントヘッドが搭載され、前記副走査方向に直交する主走査方向に往復移動されるキャリッジと、このキャリッジを駆動するDCモータと、このDCモータを制御するモータドライバと、前記DCモータの動作に応じてパルス信号を出力するエンコーダと、CPUと、このCPUと通信可能なROM及びRAMを有し、前記エンコーダから出力されたパルス信号に基いて、所定の制御パラメータを用いて前記モータドライバをフィードバック制御して前記DCモータを駆動させる制御部を備えたインクジェットプリンタにおいて、前記ROMには、予め、前記DCモータとしてこのプリンタに搭載される可能性がある、複数のメーカのDCモータについての内部抵抗値及び前記フィードバック制御に用いる制御パラメータの情報がそれぞれ互いに対応して記録されており、前記制御部のCPUは、前記DCモータがロックされている状態で、前記DCモータに所定のデューティ比で所定時間駆動電圧を印加して、該DCモータに流れる電流を検出してこの電流値よりDCモータの内部抵抗値を算出し、前記ROMのテーブルを参照して、算出した内部抵抗値に対応する制御パラメータを読み込み、この値に基いて前記フィードバック制御を行うものである。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記制御部は、プリンタの電源が投入されたとき、前記DCモータを駆動させて前記キャリッジをプリンタのホームポジションに設けられているストッパ部に当接させて、キャリッジのホームポジションを設定し、このとき、前記キャリッジが前記ストッパ部に当接させることで、前記DCモータをロックさせるものである。
請求項1の発明によれば、DCモータがロックされた状態で駆動電圧を印加してDCモータの内部抵抗値を求め、ROMのテーブルよりその内部抵抗値に対応するKp/Kiパラメータを読み込み、このKp/Kiパラメータに基いてフィードバック制御が行われるので、実際に搭載されているDCモータのメーカを判別して適切なKp/Kiパラメータが用いられることとなり、制御が良好に行われて、印字品質やキャリッジの停止精度が良く、安定して動作させることが可能となる。また、このようなKp/Kiパラメータの設定は、電源をオンにしたときのキャリッジのホームポジション設定動作時にキャリッジをストッパ部に当接させることでDCモータをロックさせて行われるので、DCモータをロックさせるために特別な機構が必要となることなく、内部抵抗値を求める動作を容易に実現することが可能となる。
請求項2の発明によれば、DCモータがロックされた状態で駆動電圧を印加してDCモータの内部抵抗値を求め、ROMのテーブルよりその内部抵抗値に対応する制御パラメータを読み込み、この制御パラメータに基いてフィードバック制御が行われるので、上述と同様に、制御が良好に行われて印字品質やキャリッジの停止精度が良くなり、安定して動作させることが可能となる。
請求項3の発明によれば、電源をオンにしたときのキャリッジのホームポジション設定動作時に、キャリッジをストッパ部に当接させることでDCモータをロックさせて制御パラメータの設定が行われるので、DCモータをロックさせるために特別な機構が必要となることなく、内部抵抗値を求める動作を容易に実現することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るインクジェットプリンタの構成を示す。このインクジェットプリンタ1は、副走査方向(図の白抜き矢印方向)に用紙Pを搬送する用紙搬送機構2と、副走査方向に直交する主走査方向(図の黒矢印方向)に往復移動されるキャリッジ3と、キャリッジ3を駆動するDCモータ4と、DCモータ4を駆動させるモータドライバ4aと、プリンタのフレームに主走査方向に沿って配されているエンコーダストリップ5aを走査可能にキャリッジ3に取り付けられているエンコーダ5と、制御部6とを備えている。
キャリッジ3には、用紙Pに印字するプリントヘッド(図示なし)が搭載されている。このインクジェットプリンタ1は、キャリッジ3がDCモータ4に駆動されて主走査方向に往復移動し、プリントヘッドが所定の幅ずつ用紙搬送機構2によって搬送された用紙Pにインク等を滴下して印字していくことで、用紙Pに画像を記録する。
エンコーダ5及びエンコーダストリップ5aは、後述するように、キャリッジ3の動きを制御するために用いられている。エンコーダストリップ5aは、例えば1/150inchで等間隔のスリットが切られ、150dpiの分解能を有しているようなものである。エンコーダ5は、キャリッジ3の往復移動に応じてエンコーダストリップ5aを走査して、互いに位相のずれた2相のパルス信号を、キャリッジ3の移動する方向や速度等に応じて出力する。
制御部6は、インクジェットプリンタ用に構成されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)であって、CPU6aと、このCPU6aと通信可能なROM6b及びRAM6cを有している。CPU6aは、ROM6bと通信してファームウェアを動作させることで、キャリッジ3の移動速度の制御や、キャリッジ3のホームポジションを検出する動作等、インクジェットプリンタ1の種々の動作を制御するように構成されている。
制御部6は、キャリッジ3が移動する速度を、以下に示すように例えばPI制御により制御する。制御部6には、制御パラメータであるKp(比例係数)/Ki(積分係数)パラメータが設定されている。制御部6のCPU6aは、プリントヘッドにより用紙Pに記録する位置を安定させるため、エンコーダ5が出力するパルス信号を利用して、キャリッジ3の速度を算出する。そして、算出した速度に基づいて、上述のKp/Kiパラメータを用いて、キャリッジ3の駆動速度が目標速度となるようにフィードバック制御を行う。そして、制御部6からモータドライバ4aにパルス波状の電圧が出力され、モータドライバ4aをパルス幅変調(PWM)方式で制御する。モータドライバ4aがこのパルス波状の電圧に応じた速度でDCモータ4を駆動させることで、キャリッジ3の速度が制御される。
また、制御部6は、キャリッジ3のホームポジション検出処理を、インクジェットプリンタ1の電源を投入したときに行う。制御部6は、プリンタ1の電源が投入されたとき、DCモータ4を駆動させるPWM制御の電圧のデューティ比を徐々に高くしてDCモータ4を駆動させ、キャリッジ3を移動させてプリンタ1のホームポジションに設けられているストッパ部(図示なし)に当接させる。
図2は、ホームポジション検出処理時の、時間と、DCモータ4を駆動させるためのPWM制御の電圧のデューティ比との関係を示す。例えば、時刻t1にキャリッジ3がストッパ部に当接しているとする。このとき、図に示されるように、デューティ比が、徐々に高められるとともに、約50%乃至90%の範囲で、数回ほど、1回あたり数msecの間パルス波状に高められる。この間、キャリッジ3が移動されないことが確認されれば、その時点のキャリッジ3の位置がホームポジションとして検出される。
ここで、本実施形態において、制御部6のCPU6aは、ホームポジション検出処理を行った後、DCモータ4の内部抵抗を測定してDCモータ4のメーカを判別し、当該DCモータ4に対応する適切なKp/Kiパラメータを決定する処理を行う。制御部6のROM6bには、予め、このインクジェットプリンタ1にDCモータ4として搭載される可能性がある、複数のメーカのDCモータについて、内部抵抗値及びその適切なKp/Kiパラメータの情報がそれぞれ互いに対応して、テーブルとして記録されている。すなわち、CPU6aは、測定した内部抵抗値に基いてROM6bのテーブルを参照することによりDCモータ4のメーカの判別を行い、適切なKp/Kiパラメータを決定する。
図3は、搭載しているDCモータ4に対応する適切なKp/Kiパラメータを決定する処理を示す。先ず、インクジェットプリンタ1の電源がオンされると、上述のように、ホームポジション検出処理が行われる(S0)。ホームポジション検出処理が終わるとき、制御部6のCPU6aは、キャリッジ3がホームポジションのストッパ部に当接されている状態で、DCモータ4にデューティ比90%(所定のデューティ比)の駆動電圧を10msec(所定時間)の間印加する(S1)。このとき、キャリッジ3はストッパ部に当接されて移動できないため、DCモータ4はロックされた状態となっている。図4は、このように駆動電圧が印加されるような動作時の、時間と駆動電圧のデューティ比との関係を示す。図に示されるように、電源オン後にホームポジション検出処理を開始し、時刻t1にキャリッジ3がストッパ部に当接し、その後、PWM制御のデューティ比がパルス波上に高められる。このとき、キャリッジ3が移動されないことが確認されると、ホームポジションが検出される。そして、ホームポジションが検出された後の時刻t2から時刻t3までの10msec間だけ、駆動電圧のデューティ比が90%とされる。ここで、デューティ比や電圧印加の時間はこれに限定されるものではないが、DCモータ4はロックされているため、DCモータ4の温度が上昇しすぎることがないように行われる。
上述のようにデューティ比90%の駆動電圧が印加されると、DCモータ4には電流が流れる。このとき、DCモータ4はロックされているため、この電流はDCモータ4の内部抵抗を流れたものである。制御部6は、このとき流れる電流値を検出してA/D変換し、CPU6aは、この電流値の値とこのときDCモータ4に印加された電圧の値を基に、DCモータ4の内部抵抗値を算出する(S2)。DCモータ4の内部抵抗値は、メーカにより3Ω程度の違いがあるため、このように求めた内部抵抗値により、DCモータ4のメーカを判別することができる。内部抵抗値が算出されると、制御部6のCPU6aは、ROM6bに格納されている上記のテーブルを参照し、この内部抵抗値に対応するKp/Kiパラメータを決定する(S3)。そして、このKp/Kiパラメータを読み込んで、この値に基いてフィードバック制御を行う(S4)。なお、このようにKp/Kiパラメータを決定する処理は、電源をオンするたびに行われるように構成されていてもよく、また、例えば、インクジェットプリンタ1に最初に電源を投入するときに一回だけ行われる等、所定の機会にのみ行われるように構成されていてもよい。
このように制御部6のCPU6aがKp/Kiパラメータを設定するので、実際に搭載されているDCモータ4のメーカを判別して適切なKp/Kiパラメータがフィードバック制御に用いられることとなる。これにより、フィードバック制御が良好に行われて、印字品質が良くなり、また、キャリッジ3を停止させるような動作の精度が高まる等、インクジェットプリンタ1を安定して動作させることが可能となる。
また、本実施形態においては、電源をオンにしたときのキャリッジ3のホームポジション設定動作時に、キャリッジ3をストッパ部に当接させることでDCモータ4をロックさせて、上述のように適切なKp/Kiパラメータの設定が行われるので、DCモータ4をロックさせるために特別な機構が必要となることなく、内部抵抗値を求める動作を容易に実現することが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を変更しない範囲で適宜に種々の変形が可能である。例えば、DCモータ4の内部抵抗値からROM6bのテーブルを参照して決定される制御パラメータは、PI制御に用いられるKp/Kiパラメータに限らず、そのほかのフィードバック制御に用いられるようなパラメータであってもよい。また、上述の実施形態においては、キャリッジ3の速度はリニアエンコーダ型のエンコーダ5によって算出されるが、このエンコーダは例えばDCモータ4に備えられるようなロータリエンコーダでもよく、DCモータ4の動作速度を算出してフィードバック制御することで、キャリッジ3の速度を制御するように構成されていてもよい。
さらに、DCモータ4の内部抵抗値を求めるときにDCモータ4をロックさせる動作は、上述のようにホームポジションのストッパ部にキャリッジ3を当接させる動作に限らない。例えば、回動することでDCモータ4の動作をキャリッジ3に伝達して駆動させる機構(図示なし)を、自動/手動でストッパ等を用いて一時的に不動とすることで、DCモータ4をロックさせる等としてもよい。
本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタのブロック図。 同上インクジェットプリンタのホームポジション検出処理時の動作を説明する図。 同上インクジェットプリンタのKp/Kiパラメータを決定する処理の手順を示すフローチャート。 同上インクジェットプリンタのDCモータの内部抵抗値を求める動作を説明する図。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ
2 用紙搬送機構
3 キャリッジ
4 DCモータ
4a モータドライバ
5 エンコーダ
5a エンコーダストリップ
6 制御部
6a CPU
6b ROM
6c RAM
P 用紙

Claims (3)

  1. 副走査方向に用紙を搬送する用紙搬送機構と、
    前記用紙に印字するプリントヘッドが搭載され、前記副走査方向に直交する主走査方向に往復移動されるキャリッジと、
    このキャリッジを駆動するDCモータと、
    このDCモータを制御するモータドライバと、
    前記キャリッジに取り付けられ、前記キャリッジの往復移動に応じて、所定の分解能を有するエンコーダストリップを走査してパルス信号を出力するエンコーダと、
    CPUと、このCPUと通信可能なROM及びRAMを有し、所定のKp/Kiパラメータが設定されている制御部とを備え、
    前記制御部は、プリンタの電源が投入されたとき、前記DCモータを駆動させて前記キャリッジをプリンタのホームポジションに設けられているストッパ部に当接させて、キャリッジのホームポジションを設定し、また、
    通常の印字動作時には、前記エンコーダから出力されたパルス信号に基いて前記キャリッジの速度を算出し、キャリッジの速度が目標とする速度となるように、前記Kp/Kiパラメータを用いて前記モータドライバをフィードバック制御してパルス幅変調(PWM)方式で前記DCモータを駆動させるように構成されているインクジェットプリンタにおいて、
    前記ROMには、予め、前記DCモータとしてこのプリンタに搭載される可能性がある、複数のメーカのDCモータについての内部抵抗値及びKp/Kiパラメータの情報がそれぞれ互いに対応して記録されたテーブルが格納されており、
    前記制御部のCPUは、プリンタの電源が投入され、前記キャリッジのホームポジションを設定するとき、キャリッジが前記ストッパ部に当接されている状態で、前記DCモータに所定のデューティ比で所定時間駆動電圧を印加して、該DCモータに流れる電流を検出してこの電流値よりDCモータの内部抵抗値を算出し、
    前記ROMのテーブルを参照して、算出した内部抵抗値に対応するKp/Kiパラメータを読み込み、この値に基いて前記フィードバック制御を行うことを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 副走査方向に用紙を搬送する用紙搬送機構と、
    前記用紙に印字するプリントヘッドが搭載され、前記副走査方向に直交する主走査方向に往復移動されるキャリッジと、
    このキャリッジを駆動するDCモータと、
    このDCモータを制御するモータドライバと、
    前記DCモータの動作に応じてパルス信号を出力するエンコーダと、
    CPUと、このCPUと通信可能なROM及びRAMを有し、前記エンコーダから出力されたパルス信号に基いて、所定の制御パラメータを用いて前記モータドライバをフィードバック制御して前記DCモータを駆動させる制御部を備えたインクジェットプリンタにおいて、
    前記ROMには、予め、前記DCモータとしてこのプリンタに搭載される可能性がある、複数のメーカのDCモータについての内部抵抗値及び前記フィードバック制御に用いる制御パラメータの情報がそれぞれ互いに対応して記録されており、
    前記制御部のCPUは、前記DCモータがロックされている状態で、前記DCモータに所定のデューティ比で所定時間駆動電圧を印加して、該DCモータに流れる電流を検出してこの電流値よりDCモータの内部抵抗値を算出し、
    前記ROMのテーブルを参照して、算出した内部抵抗値に対応する制御パラメータを読み込み、この値に基いて前記フィードバック制御を行うことを特徴とするインクジェットプリンタ。
  3. 前記制御部は、プリンタの電源が投入されたとき、前記DCモータを駆動させて前記キャリッジをプリンタのホームポジションに設けられているストッパ部に当接させて、キャリッジのホームポジションを設定し、
    このとき、前記キャリッジが前記ストッパ部に当接させることで、前記DCモータをロックさせることを特徴とする請求項2記載のインクジェットプリンタ。
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