JP4550592B2 - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、社会貢献活動をしている団体や地域の学校等への寄付行為を可能としたPOS(Point Of Sales)端末等の商品販売データ処理装置に関する。
従来のこの種の商品販売データ処理装置としては、顧客が所定の寄付先への寄付に賛同したときに操作するボタンを設け、上記ボタンが操作されると、当該顧客との取引金額の端数を切り上げて請求するとともに、切り上げた金額を寄付金額として処理するようにしたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−93048号公報
しかしながら、従来のこの種の商品販売データ処理装置では、寄付をするのは顧客自身であり、たとえ店側が売上の一部を別途寄付していたとしても、顧客からは募金行為が店側の一方的な押し付けと見られてしまうおそれがあった。そこで、店側が売上の一部を寄付して社会貢献を行っていることを顧客に強くアピールし、売上が上がればそれだけ多くの額を寄付できることを顧客に知らしめることができる制度が必要であった。
その一例として、近年、会計場の近くに寄付先別のレシート回収箱を設置し、所望する寄付先への寄付を希望する顧客に、その寄付先に対応したレシート回収箱に当日の買上レシートを投入してもらう。そして後で、レシート回収箱に投入されたレシートに印字されている取引金額を寄付先別に合計し、その合計金額の一部を該当する寄付先へ寄付する制度が実施されている。
しかしこの制度では、レシート回収箱に投入されたレシートの取引金額を手計算で算出しなければならず、店側の人的負担が大きいという問題があった。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、店側の人的負担を極力押さえた上で、店側の売上の一部を顧客の意思により寄付できる商品販売データ処理装置を提供しようとするものである。
本発明は、顧客が購入する商品の販売データを処理して当該顧客との取引金額を算出し、この取引金額に対する当該顧客からの支払いデータを処理して商取引の決済を行う商品販売データ処理装置において、各顧客がそれぞれ所持する記憶媒体の情報を読取る媒体情報読取手段と、この媒体情報読取手段により記憶媒体から読取った情報に基づいて取引金額または該取引金額に基づく金額の一部を所定の寄付先に寄付する設定の顧客との商取引か否かを判断する寄付判断手段と、寄付判断手段により寄付する設定の顧客との商取引であると判断すると、複数の寄付先の中から寄付を行う寄付先を顧客に選択させるための寄付先リストを表示部に表示させる寄付先選択手段と、取引金額または該取引金額に基づく金額から寄付金額を算出する寄付金額算出手段と、この寄付金額算出手段により算出された寄付金額を寄付先リストの中から選択された寄付先別に累積する寄付金額累積手段とを供えたものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、店側の人的負担を極力押さえた上で、店側の売上の一部を顧客の意思により寄付する制度を実現できる効果を奏する。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、買物客に対して買上金額に応じた特典ポイントを付与するポイントサービス制度が導入された小売店で使用されるPOS端末に本発明を適用した場合である。
図1はPOS端末の要部構成を示すブロック図である。このPOS端末は、その本体に、CPU(Central Processing Unit)1を搭載している。また、ROM(Read Only Memory)2,RAM(Random Access Memory)3,時計部4,通信インターフェイス5,スキャナインターフェイス6,ドロワインターフェイス7,キーボードコントローラ8,表示コントローラ9,タッチパネルコントローラ10,プリンタコントローラ11,カードリーダコントローラ12等を搭載している。そしてCPU1と、ROM2,RAM3,時計部4,各インターフェイス5〜7及び各コントローラ8〜12とを、アドレスバス,データバス等のバスライン13で接続して、POS端末の制御部を構成している。
時計部4は、現在の日付及び時刻を計時するものである。通信インターフェイス5は、LAN(Local Area Network)等の通信回線を介して行うデータの送受信を司るもので、通信回線には、店舗業務管理用のコンピュータであるストアサーバ等が接続されている。スキャナインターフェイス6は、スキャナで読取られたコードデータを取込むもので、スキャナは各商品に付されたバーコードまたは二次元データコード等を読取り可能なものである。ドロワインターフェイス7は、ドロワとの間でデータを送受信するもので、ドロワは自動釣銭機能を有したものであってもよい。
キーボードコントローラ8は、キーボード14から操作キーに対応したキー信号を取込むもので、キーボード14には置数キー,乗算キー,クリアキー,小計キー,預/現計キー,値引キー,割引キー,取消キー,責任者キー等の各種キーが配設されている。預/現計キーは、1商取引の登録締めを宣言する締めキーとして機能する。
表示コントローラ9は、ディスプレイ15の画面表示を制御するもので、ディスプレイ15は、当該POS端末のオペレータである店員(キャッシャ)に対して販売登録商品の品名,価格や1商取引の合計金額,釣銭額等を表示する正面表示器である。
タッチパネルコントローラ10は、タッチパネル付ディスプレイ(以下、タッチパネルと略称する)16に画面を表示させ、その画面上のタッチ操作位置からタッチ入力データを取り込むもので、タッチパネル16は、買物客に対して販売登録商品の品名,価格や1商取引の合計金額,釣銭額等を表示する客面表示器である。
プリンタコントローラ11は、プリンタ17の印字動作を制御するもので、プリンタ17は、レシート用紙に1商取引の明細データを印字して買上レシートを発行することが可能なレシートプリンタである。
カードリーダコントローラ12は、カードリーダ18で読取られたカードデータを取込むもので、カードリーダ18は、ポイント会員になった客に対して発行されるポイントカード19に記録されたデータを読取り可能であり、媒体情報読取手段を構成する。ポイントカード19は、磁気カード,リライトカード,接触型ICカード,非接触型無線ICカード等を媒体としたもので、その記憶部には、図2に示すように、当該ポイントカード19を所有する顧客を特定するための顧客コード21と、ポイント22と、寄付可または不可の寄付判定情報23とが記憶されている。ポイント22は、当該カード19を所有する顧客が獲得した累計ポイントである。寄付判定情報23は、当該カード19を所有する顧客が自己の商品買上げにより生じる店舗売上の一部を特定の寄付先に寄付するか否かを識別する情報である。
本実施の形態の小売店では、顧客の商品買上により生じる店舗売上の一部を社会貢献活動をしている団体や地域の学校等へ寄付する制度に参加するか否かをポイント会員となる顧客に問合せる。そして、参加する意思を伝えた顧客に対しては、その顧客が所有するポイントカード19の寄付判定情報23を寄付可の情報に設定し、参加しない意思を伝えた顧客に対しては、その顧客が所有するポイントカード19の寄付判定情報23を寄付不可の情報に設定する。なお、寄付判定情報23は、ポイント会員となった後も適宜変更することができる。
かかる構成のPOS端末は、上述した寄付制度を実現するために、RAM3に、図3に示すデータ構造の各種メモリエリアを形成している。すなわち、寄付先コード,寄付先名,寄付率及び有効期限日の各項目データからなる寄付先情報レコードを蓄積する寄付先設定メモリ31と、寄付先コード別に選択フラグを記憶した寄付先選択メモリ32と、1商取引において発生する取引金額A,顧客コードB,寄付先名C,寄付率D及び寄付金額Eを一時的に記憶する取引ワークメモリ33と、寄付先コード別に寄付合計金額と、売上日時,顧客コード及び寄付金額からなる寄付明細データとを記憶する寄付先別寄付情報メモリ34とを形成している。
寄付先コードは、当該店舗が売上の一部を寄付する寄付先として承認した社会貢献活動団体や学校等を識別するためのコードである。寄付先名は、対応する寄付先コードによって識別される寄付先の団体名または学校名等であり、寄付率は、その寄付先に対して寄付する売上の比率(寄付比率)であり、有効期限日は、その寄付先に対して寄付を行う最終期限日である。ここに、寄付先設定メモリ31は寄付比率設定手段を構成する。
しかしてこのPOS端末は、例えばROM2に記憶された登録業務プログラムにより、1買物客との商取引に対してCPU1が図4の流れ図に示すデータ処理を実行するものとなっている。
先ず、CPU1は、ST(ステップ)1として1商取引として売上げる商品の登録を待機する。そして、スキャナまたはキーボード14の操作入力により顧客が購入する商品のコード,販売点数,販売金額等が入力される毎に、CPU1は、商品登録有りと判断し、ST2として通常の商品販売データ登録処理を実行する。この商品販売データ登録処理により取引金額Aが算出され、取引ワークメモリ33に記憶される。
次に、CPU1は、ST3として1商取引の登録締めが宣言されるのを待機する。そして、預/現計キー等の操作入力により登録締めが宣言されると、CPU1は、ST4としてカードリーダ18によって顧客カードであるポイントカード19のカードデータが読取られているか否かを判断する。ここで、ポイントカード19のカードデータ読取りなしと判断した場合には、CPU1は、ST5として取引金額Aに対する当該顧客からの支払いデータを処理して商取引の決済を行う通常の決済処理を実行する。
これに対し、ポイントカード19のカードデータ読取り有りと判断した場合には、CPU1は、ST6としてそのカードデータ中の顧客コード21を取引ワークメモリ33に記憶する。しかる後、CPU1は、ST7としてそのカードデータ中の寄付判定情報23から寄付可が設定されているか寄付不可が設定されているかを判断する(寄付判断手段)。
ここで、寄付判定情報23が寄付不可を示す情報であった場合には、自身の今回の商品買上により生じる店舗売上の一部を特定の寄付先に寄付する制度に参加しない顧客との商取引なので、CPU1は、ST8として通常のポイント処理を含む決済処理を実行する。この決済処理により取引金額Aに対する今回ポイントが算出され、ポイントカード19のポイント22が更新される。
これに対し、寄付判定情報23が寄付可を示す情報であった場合には、上述した寄付制度に参加する顧客との商取引なので、CPU1は、ST9として寄付先設定メモリ31に設定されている各寄付先のリスト画面を作成し、タッチパネルコントローラ10を介してタッチパネル16に表示させる(寄付先選択手段)。
上記寄付先リスト画面の一例を図5に示す。この寄付先リスト画面50には、各寄付先の寄付先名がそれぞれ表記された複数のタッチボタン51と、寄付しない旨が表記された1つのタッチボタン52と、取引金額Aに相当する合計金額の表示欄53とが設けられている。
そこでCPU1は、ST10としてタッチボタン51またはタッチボタン52がタッチ操作されるのを待機する。ここで、タッチパネルコントローラ10に入力されたタッチパネル16からの信号により、寄付しない旨が表記されたタッチボタン52がタッチ操作されたことを検知した場合には、CPU1は、前述した通常のポイント処理を含む決済処理を実行する。
これに対し、複数のタッチボタン51の中のいずれか1つが選択操作されたことを検知した場合には、CPU1は、ST11としてその操作されたタッチボタン51に割り当てられている寄付先名に対応した寄付先コードを認識する。そして、寄付先選択メモリ32の当該寄付先コードに対応する選択フラグを選択状態を示す値(例えば1)に設定し、他の寄付先コードに対応する選択フラグを非選択状態を示す値(例えば0)に設定する。また、ST12として当該寄付先コードに対応する寄付先名Cと寄付率Dを寄付先設定メモリ31から取得する。そして、この寄付先名Cと寄付率Dを取引ワークメモリ33に書き込む。
次に、CPU1は、ST13として取引ワークメモリ33に記憶された取引金額Aに上記寄付率Dを乗算して寄付金額Eを算出する(寄付金額算出手段)。そして、この寄付金額Eを取引ワークメモリ33に書き込む。しかる後、CPU1は、ST14として寄付先確認画面を作成し、タッチパネル16に表示させる。
上記寄付先確認画面の一例を図6に示す。この寄付先確認画面60には、取引ワークメモリ33に記憶されている寄付先名C及び寄付率Dの情報61と、情報61を確認した顧客が寄付を承認した際に自身で操作するOKボタン62と、同顧客が寄付を承認しない際に自身で操作するキャンセルボタン63と、取引金額Aに相当する合計金額の表示欄64とが設けられている。
そこでCPU1は、ST15としてOKボタン62またはキャンセルボタン63がタッチ操作されるのを待機する。ここで、タッチパネルコントローラ10に入力されたたタッチパネル16からの信号により、キャンセルボタン63がタッチ操作されたことを検知した場合には、CPU1は、ST9の寄付先リスト画面表示処理に戻る。これにより、タッチパネル16の画面が寄付先リスト画面50に戻るので、顧客は他の寄付先または寄付しないことを選択できるようになる。
これに対し、OKボタン62がタッチ操作されたことを検知した場合には、CPU1は、ST16として該当する寄付先の寄付金情報更新処理を実行する。すなわち、寄付先選択メモリ32を検索して選択フラグが選択状態を示す値の寄付先コードを取得する。そして、この寄付先コード別の寄付先別寄付情報メモリ34に対し、その寄付合計金額データに取引ワークメモリ33内の寄付金額Eを加算する(寄付金額累積手段)。また、時計部4にて計時されている現在の日時(売上日時)と、取引ワークメモリ33内の顧客コードB及び寄付金額Eとからなる寄付明細データを追加する(寄付明細報蓄積手段)。
しかる後、CPU1は、ST16としてポイント処理を含む決済処理を実行する。この決済処理において、CPU1は、プリンタ17の駆動を制御して、図7に示すように、取引ワークメモリ33内の寄付先名Cと寄付金額Eとを含む寄付情報メッセージ71が印字された買上レシート70を発行させる。
なお、図7に示す買上レシート70の発行例において、印字情報72は売上日付及びレジ番号であり、印字情報73は買上商品の品名,単価,販売点数及び販売金額と1商取引の合計金額,預り金額及び釣銭額の取引明細データであり、印字情報74は取引番号,責任者名及び売上時刻である。
このように本実施の形態においては、顧客の商品買上により生じる店舗売上の一部を社会貢献活動をしている団体や地域の学校等へ寄付する制度に参加するか否かを、ポイント会員である顧客が任意に選択する。そして、同制度に参加する顧客に対しては、寄付判定情報23が寄付可情報のポイントカード19を発行する。
POS端末を操作する店員いわゆるキャッシャは、顧客が買上商品の会計に来ると、スキャナまたはキーボード14を操作して、当該顧客が買上げる商品を1品ずつ登録する。そして登録を終了すると、締めキーを押下して登録締めを宣言する。この際、顧客からポイントカード19の提示があった場合には、そのポイントカード19のカードデータをカードリーダ18で読取らせる。
今、当該顧客が提示したポイントカード19に記憶されている寄付判定情報が寄付可情報であったとする。この場合、前述した寄付制度に参加する顧客との商取引であるので、客面表示器であるタッチパネル16に、図5示すような寄付先リスト画面50が表示される。
この寄付先リスト画面50により、顧客は、寄付先として登録されている団体名や学校名などを確認することができる。そこで顧客は、画面50の情報から寄付を希望する寄付先名を決定し、その寄付先名が表記されているタッチボタン51をタッチ操作する。そうすると、例えば図6に示す内容の寄付先確認画面60がタッチパネル16に表示される。この寄付先確認画面60により、顧客は自身が希望した寄付先名「CCC」への寄付金額「1円」を確認できる。
顧客は、この寄付金額の寄付を店側に求める場合には、OKボタン62をタッチ操作する。そうすると、寄付先名「CCC」に対応する寄付先コード「333333」別に設けられた寄付情報メモリ34の寄付合計金額データに、今回の寄付金額「1円」が加算される。また、同寄付情報メモリ34に売上日時と当該顧客の顧客コードと寄付金額「1円」とからなる寄付明細データが追加される。さらに、図7に示すように、寄付情報メッセージ71が印字された買上レシート70が発行される。
なお、今回は寄付を希望しない場合には、顧客は寄付先リスト画面50の「寄付しない」旨のタッチボタン52をタッチ操作する。そうすると、いずれの寄付先別寄付情報メモリ34も更新されることなく、寄付情報メッセージ71が印字されていない通常の買上レシートが発行される。
また、当該顧客が提示したポイントカード19に記憶されている寄付判定情報が寄付不可情報であった場合には、寄付先リスト画面50が表示されることなく、通常の買上レシートが発行される。
このように本実施の形態によれば、POS端末のRAM3に形成された寄付先別寄付情報メモリ34によって、各顧客の商品買上により生じた寄付金額が、自動的に各顧客がそれぞれ希望する寄付先別に振り分けられて合計される。したがって、店内の会計場に設置されている全てのPOS端末の寄付先別寄付情報メモリ34に記憶された寄付先別の寄付合計金額をストアサーバで寄付先毎に集計し印字または表示出力することによって、店舗側は各寄付先への寄付金額を容易に把握することができる。
この場合において、各POS端末を操作するキャッシャは、顧客が寄付制度に参加するポイント会員であるか否かに係わらず、また、寄付制度に参加する顧客が今回、寄付を希望するか否かに係わらず、通常のポイント会員に対するオペレーションと同一のオペレーションで対応できるので、キャッシャの負担が増加することはない。また、従来のようにレシート回収箱に投入されたレシートの取引金額を手計算で計算するような面倒もなく、店員の人的負荷を極力抑えることができる。
また、本実施の形態によれば、寄付先設定メモリ31に設定されている寄付先コード別の寄付率を変更することによって、寄付先毎に取引金額に対する寄付率を容易に設定し、かつ変更することができる。
また、本実施の形態では、POS端末のRAM3に形成された寄付先別寄付情報メモリ34によって、取引金額の一部を寄付することを申し出た顧客の顧客コード及びその寄付金額を含む寄付明細データを寄付先別に記憶するようにしている。したがって、この寄付明細データをそれぞれ該当する寄付先に知らせることによって、例えば寄付先から顧客に対してその寄付先が主催する様々な催し物の情報を知らせることで、寄付への御礼を伝えることが可能となる。
かくして、店舗側は顧客に対して社会貢献を強くアピールできる上、顧客は当該店舗で商品を購入する際にその取引金額が高ければ高いほど大きな額を寄付できるので、当該店舗で定常的に買物をするようになり、客の囲い込みと売上の向上を期待できる。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば、前記実施の形態では、取引金額の一部を寄付する場合を示したが、取引金額に基づいて算出されるポイントを例えば1ポイントを1円に換算し、このポイントの一部を寄付するようにしてもよい。この場合において、CPU1が実行する1買物客との商取引に対するデータ処理を図8の流れ図に示す。なお、図4と同一部分には同一符号を付している。
すなわち、ポイントの一部を寄付する場合には、ST7の寄付判定情報を判定する前に、ST21として取引金額Aから今回のポイントPを算出する。そして、ST12の処理の後の寄付金額演算処理において、ST22としてポイントPに寄付率Dを乗算することで寄付金額Eを算出する。こうすることによって、取引金額に基づいて算出されるポイントを1ポイントを1円に換算し、このポイントの一部を寄付する制度を容易に実施することができる。なお、ST22にてポイントPをn倍してから寄付率Dを乗算することにより、1ポイントをn円に換算して寄付する制度にも容易に対応することができる。
また、前記実施の形態では、顧客カードをポイントカード19とし、このポイントカード19に顧客コード21とともにポイント22と寄付判定情報23とを記憶するようにしたが、各ポイント会員の顧客コード21に対応してポイント22と寄付判定情報23とを記憶する顧客データファイルを例えばストアサーバに設けて、ポイントカード19には顧客コード21のみを記憶するようにしてもよい。
また、前記実施の形態では、複数の寄付先の中から所望する寄付先を顧客が選択する場合を示したが、寄付先が1つしかない場合も、ST15にてキャンセルボタン63が操作された際にはST8の決済処理に進むように改良することによって、本発明を適用できるものである。
また、寄付判定情報23を記憶する媒体をポイントカード以外のカード、例えば店発行タイプのクレジットカード等とすることで、ポイントサービス制度を導入しない店にも本発明を適用できるのは言うまでもないことである。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
本発明の一実施の形態であるPOS端末の要部構成を示すブロック図。 同実施の形態においてポイントカードに記憶されるデータ構造の一例を示す模式図。 同実施の形態においてPOS端末のRAMに形成される主要なメモリエリアを示す模式図。 同実施の形態においてPOS端末のCPUが実行する1商取引のデータ処理手順を示す流れ図。 同実施の形態においてPOS端末のタッチパネルに表示される寄付先リスト画面の一例を示す平面図。 同実施の形態においてPOS端末のタッチパネルに表示される寄付先確認画面の一例を示す平面図。 同実施の形態においてPOS端末のプリンタから印字発行される買上レシートの一例を示す平面図。 本発明の他の実施の形態においてPOS端末のCPUが実行する1商取引のデータ処理手順を示す流れ図。
符号の説明
1…CPU、2…ROM、3…RAM、4…時計部、5…通信インターフェイス、14…キーボード、15…オペレータ用ディスプレイ、16…タッチパネル付ディスプレイ、17…プリンタ、18…カードリーダ、19…ポイントカード、31…寄付先設定メモリ、32…寄付先選択メモリ、33…取引ワークメモリ、34…寄付先別寄付情報メモリ、50…寄付先リスト画面、60…寄付先確認画面、70…寄付情報付買上レシート。

Claims (5)

  1. 顧客が購入する商品の販売データを処理して当該顧客との取引金額を算出し、この取引金額に対する当該顧客からの支払いデータを処理して商取引の決済を行う商品販売データ処理装置において、
    各顧客がそれぞれ所持する記憶媒体の情報を読取る媒体情報読取手段と、
    この媒体情報読取手段により前記記憶媒体から読取った情報に基づいて前記取引金額または該取引金額に基づく金額の一部を所定の寄付先に寄付する設定の顧客との商取引か否かを判断する寄付判断手段と、
    前記寄付判断手段により寄付する設定の顧客との商取引であると判断すると、複数の寄付先の中から寄付を行う寄付先を顧客に選択させるための寄付先リストを表示部に表示させる寄付先選択手段と、
    前記取引金額または該取引金額に基づく金額から寄付金額を算出する寄付金額算出手段と、
    この寄付金額算出手段により算出された寄付金額を前記寄付先リストの中から選択された寄付先別に累積する寄付金額累積手段と、
    を具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 前記複数の寄付先毎に、前記取引金額または該取引金額に基づく金額に対する寄付比率を設定する寄付比率設定手段をさらに具備し、
    前記寄付金額算出手段は、前記取引金額または該取引金額に基づく金額と前記寄付先選択手段により選択された寄付先に対応して前記寄付比率設定手段により設定されている寄付比率とから寄付金額を算出することを特徴とする請求項1記載の商品販売データ処理装置。
  3. 前記媒体情報読取手段により前記記憶媒体から読取る情報は当該記憶媒体を所有する顧客を特定可能な情報を含み、
    前記寄付判断手段により寄付する設定の顧客との商取引であると判断すると、前記記憶媒体から読取った顧客特定情報と前記寄付金額算出手段により算出された寄付金額とを対にして蓄積する寄付明細蓄積手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1または2に記載の商品販売データ処理装置。
  4. 前記寄付する設定の顧客との商取引に対して寄付先の情報を印字した買上レシートを発行する手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の商品販売データ処理装置。
  5. 客面表示器としてタッチパネル付ディスプレイをさらに具備し、
    前記寄付先選択手段は、複数の寄付先がそれぞれ割り当てられた複数のタッチボタン画面を前記タッチパネル付ディスプレイに表示させ、タッチ操作されたタッチボタンに割り当てられた寄付先が顧客によって選択されたとみなす手段であり、かつ、前記タッチボタンの1つを寄付しないことを選択するボタンとしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の商品販売データ処理装置。
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