JP2021051339A - チェックアウトシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】カートPOSにて決済可能なチェックアウトシステムを提供しようとするものである。【解決手段】チェックアウトシステムは、電子的な決済手続きによって支払い可能な金額を示す第一金額を取得する。移動端末によって、商品を識別する商品コードを取得する。チェックアウトシステムは、第一金額が取得された商品コードに基づく商品の合計額である第二金額以上である場合、電子的な決済にて決済を行うかの第1の画面を表示器に表示する。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、チェックアウトシステムに関する。
近年、ショッピングカートを装備した小売店向けに、カートPOS(Point Of Sales)システムが提案されている。このようなカートPOSにはショッピングカートにタッチパネル、スキャナ等を備えた情報端末を設ける。ショッピングカートを使用する客であるユーザは、購入しようとする商品、いわゆる購買商品をショッピングカートに載せる際に、その購買商品の識別コードをスキャナで読み取らせて商品登録を行う。このように、カートPOSシステムは、ユーザ自身が買い物をしながら商品登録を行うので、会計場、いわゆるレジの混雑を緩和できる。
特開2017−102934号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、カートPOSにて決済可能なチェックアウトシステムを提供しようとするものである。
一実施形態において、チェックアウトシステムは、商品を識別する商品コードを取得する第一取得手段を備えた移動端末を含み、第二取得手段と、制御手段と、を備える。第二取得手段は、電子的な決済手続きによって支払い可能な金額を示す第一金額を取得する。制御手段は、第一金額と第一取得手段によって取得された商品コードに基づく商品の合計額である第二金額以上である場合、電子的な決済にて決済を行うかの第1の画面を表示器に表示する。
実施形態に係るチェックアウトシステムとしてのカートPOSシステムの全体構成図。 商品データベースの主要なデータ構造を示す模式図。 モバイルコントローラの要部回路構成を示すブロック図。 モバイルコントローラのVPOSテーブルの主要なデータ構造を示す模式図。 モバイルコントローラの買物カゴメモリの主要なデータ構造を示す模式図。 情報端末の要部回路構成を示すブロック図。 情報端末のメインメモリの主要なデータ構造を示す模式図。 モバイルコントローラのソフトウェア的な構成と動作の概要を示す模式図。 カートPOSシステムの全体的な動作の概要を示すシーケンス図の第一部分を示す図。 カートPOSシステムの全体的な動作の概要を示すシーケンス図の第二部分を示す図。 情報端末のプロセッサが、端末プログラムに従って実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図の第一部分を示す図。 情報端末のプロセッサが、端末プログラムに従って実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図の第二部分を示す図。 モバイルコントローラのプロセッサが、POSサーバプログラムに従って実行するPOSサーバ動作の主要な情報処理の手順を示す流れ図。 モバイルコントローラのプロセッサが、VPOSプログラムに従って実行するVPOS動作の主要な情報処理の手順を示す流れ図。 情報端末におけるログイン画面の表示の一例を示す模式図。 情報端末における商品登録画面の表示の一例を示す模式図。 情報端末における警告表示の一例を示す模式図。 情報端末における第一会計選択画面の表示の一例を示す模式図。 情報端末における支払い完了画面の表示の一例を示す模式図。 情報端末における第二会計選択画面の表示の一例を示す模式図。
以下、チェックアウトシステムの実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、カートPOSシステムに適用した場合である。
図1は、実施形態に係るチェックアウトシステムとしてのカートPOSシステム1の全体構成図である。カートPOSシステム1は、ストアサーバ10、顧客サーバ20、通信サーバ30、モバイルコントローラ40、会計機50、複数の情報端末60及びアクセスポイント(図1ではAPと示す)70を含む。ストアサーバ10、顧客サーバ20、通信サーバ30、モバイルコントローラ40、会計機50及びアクセスポイント70は、LAN(Local Area Network)又は無線LAN等のネットワークNWに接続されている。
情報端末60は、購買者である客が、購買商品の登録に係るデータの入力をセルフで行うことを可能とした機器である。情報端末60は、ショッピングカートCに設けられている。以下では、ショッピングカートCを単にカートCと称する。複数のカートCに、それぞれ情報端末60が設けられている。カートCは、そのカートCのユーザである客の購買商品を搬送する搬送体の一例である。
情報端末60は、カートCに設けられている。情報端末60は購入商品の登録に係る操作のためのユーザインタフェースとして機能する情報処理端末である。情報端末60は、無線ユニットを備えている。情報端末60は、アクセスポイント70と無線通信を行う。アクセスポイント70は、ネットワークNWに繋がる各機器、すなわちストアサーバ10、顧客サーバ20、通信サーバ30、モバイルコントローラ40及び会計機50と、情報端末60との通信を中継する。アクセスポイント70は、図1では1台のみ示しているが、店舗の規模等により2台以上あってもよい。
会計機50は、購買商品の会計を店員若しくは客が行うことを可能とした機器である。会計機50は、周知のセルフ式POS端末である。会計機50は、周知の対面式POS端末であってもよい。会計機50の台数は、特に制限されない。
ストアサーバ10は、店舗業務を支援する。その支援のためにストアサーバ10は、商品データベース(DB)11、売上データベース等を管理する。商品データベース11は、店舗で販売される商品毎に、商品データを記述した商品レコードを保存する。商品レコードは、商品コード、価格、商品名等を含む。商品コードは、商品の識別コードである。売上データベースは、商品、部門、時間帯、日付、週、月等の項目毎に売上データを記述した売上レコードを保存する。売上データは、売上点数、売上金額等を含む。
顧客サーバ20は、会員登録をした客いわゆる会員の購買業務を支援する。その支援のために顧客サーバ20は、会員データベース、会員決済データベース21等を管理する。会員データベースは、会員毎に会員データを記述した会員レコードを保存する。会員データは、会員番号、氏名、性別、メールアドレス等を含む。会員番号は、会員の識別コードである。会員決済データベース21は、会員毎に、代金の支払いに必要なデータを記述した会員決済レコードを保存する。会員決済レコードは、会員番号の他、代金の支払いに必要なデータとして電子マネー識別コードと電子マネーユーザIDを含む。本実施形態は、会員が会計機50を使用しない場合の代金支払い方法を電子マネーの1種類に制限する。電子マネー識別コードは、会員番号で識別される会員が代金支払いに使用するものとして事前に登録した電子マネーの識別コードである。電子マネーユーザIDは、電子マネーセンタEMCが電子マネーのユーザを識別するための識別コードであり、電子マネーセンタEMCによって付与される。会員は、電子マネーによる支払を可能とするために、例えば会員登録の際など事前に、これら電子マネー識別コードと電子マネーIDを登録する。なお、この電子マネーについての事前登録が行われていない場合、会計決済レコードの電子マネー識別コードと電子マネーIDには、NULLまたは0000が記憶される。
通信サーバ30は、会計機50又はモバイルコントローラ40と電子マネーセンタEMCとの間で、インターネット又は電子マネー専用ネットワークなどのネットワークINTを介して行われるデータ通信処理を支援する。
電子マネーセンタEMCは、電子マネーによる決済を支援する。その支援のために電子マネーセンタEMCは、電子マネーデータベース(DB)EMDBを管理する。電子マネーデータベースEMDBは、電子マネーの登録ユーザ毎に、電子マネーユーザIDを付与し、その電子マネーに係るデータを記述した電子マネーレコードを保存する。電子マネーレコードは、電子マネーに係るデータとして電子マネー識別コード及びチャージ残高を含む。電子マネー識別コードは、電子マネーの登録ユーザが使用する電子マネーの識別コードである。チャージ残高は、対応する電子マネー識別コードで特定される電子マネーのチャージ額の残高である。
モバイルコントローラ40は、情報端末60と協働することで、その情報端末60がPOS端末として機能しているように見せかけるための支援を行う。
図3は、モバイルコントローラ40の要部回路構成を示すブロック図である。モバイルコントローラ40は、プロセッサ41、メインメモリ42、補助記憶デバイス43、通信インターフェース(I/F)44及びシステム伝送路45を備える。システム伝送路45は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。モバイルコントローラ40は、システム伝送路45に、プロセッサ41、メインメモリ42、補助記憶デバイス43、通信インターフェース44を接続する。モバイルコントローラ40では、プロセッサ41、メインメモリ42及び補助記憶デバイス43と、これらを接続するシステム伝送路45とによってコンピュータが構成される。
プロセッサ41は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ41は、オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムに従って、モバイルコントローラ40としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ41は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。
メインメモリ42は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ42は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ42は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムを記憶する。メインメモリ42は、プロセッサ41が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ42は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ41によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。不揮発性のメモリ領域は、例えばROM(Read Only Memory)である。揮発性のメモリ領域は、例えばRAM(Random Access Memory)である。
補助記憶デバイス43は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、あるいはSSD(Solid State Drive)等が補助記憶デバイス43となり得る。補助記憶デバイス43は、プロセッサ41が各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはプロセッサ41での処理によって作成されたデータ等を保存する。補助記憶デバイス43は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
通信インターフェース44は、ネットワークNWに接続される。通信インターフェース44は、ネットワークNWを介して接続される他の機器との間で通信プロトコルに従いデータ通信を行う。
かかる構成のモバイルコントローラ40は、メインメモリ42の揮発性メモリ領域の一部を、VPOSテーブル421と買物カゴメモリ422の作成領域としている。モバイルコントローラ40は、これらの領域に複数の買物カゴメモリ422を作成することができる。
図4は、VPOSテーブル421の一例を示す模式図である。図4に示すように、VPOSテーブル421は、四個の仮想POS(VPOS#1〜VPOS#4)について、四個ずつ端末番号を記憶することができる。仮想POSは、後述するように、プロセッサ41によって実現される機能部である。端末番号は、情報端末60を特定するための識別コードである。
図5は、買物カゴメモリ422の一例を示す模式図である。図5に示すように、買物カゴメモリ422は、会員番号領域4221、電子マネーユーザID領域4222、電子マネーチャージ額領域4223、使用VPOS領域4224、取引番号領域4225、1乃至複数の購買商品データ領域4226、小計額領域4227を有する。
会員番号領域4221は、会員登録をした客いわゆる会員を一意に識別するための会員番号と、その会員が使用している情報端末60の端末番号とを記憶する。電子マネーユーザID領域4222には、電子マネーの登録ユーザに割り当てられる電子マネーユーザIDと電子マネーの登録ユーザが使用する電子マネー識別コードが記憶される。電子マネーユーザID及び電子マネー識別コードは顧客サーバ20の会員決済データベース21から取得する。電子マネーチャージ額領域4223は、電子マネーセンタEMCから取得された客の電子マネーのチャージ残高を記憶する。会計決済データベース21の該当会員の決済レコードに電子マネーIDが登録されていない場合には、電子マネーユーザID領域4222には、NULLまたは0000が記憶される。また、電子マネーセンタEMCから客の電子マネーのチャージ残高も取得できないので、電子マネーチャージ額領域4223にもNULLが記憶される。
また、使用VPOS領域4224は、当該買物カゴメモリ422を利用する仮想POSを一意に識別するVPOS番号を記憶する。取引番号領域4225は、当該買物カゴメモリ422を一意に識別するための取引番号を記憶する。購買商品データ領域4226は、客が情報端末60で購入しようとする商品を登録する毎に、当該商品についての購買商品データを記憶する。購買商品データは、客が購入する購買商品の商品コード、単価、販売点数(個数)、商品名、販売金額、税額等からなる。小計額領域4227は、購買商品データ領域4226に記憶されている購買商品データに基づいて算出される、客が購入する購買商品全てについての販売金額と税額の合計金額を示す金額データである。これは、客が購入しようとする商品の登録操作を行う毎に、更新されることができる。
図6は、情報端末60の要部回路構成を示すブロック図である。情報端末60は、プロセッサ61、メインメモリ62、補助記憶デバイス63、無線ユニット64、タッチパネル65、スキャナ66、リーダ67、カメラ68、プリンタ69及びシステム伝送路BUSを備える。システム伝送路BUSは、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。情報端末60は、システム伝送路BUSに、プロセッサ61、メインメモリ62、補助記憶デバイス63、無線ユニット64、タッチパネル65、スキャナ66、リーダ67、カメラ68、プリンタ69を接続する。情報端末60では、プロセッサ61、メインメモリ62及び補助記憶デバイス63と、これらを接続するシステム伝送路BUSとによってコンピュータが構成される。
プロセッサ61は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ61は、オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムに従って、情報端末60としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ61は、例えばCPUである。
メインメモリ62は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ62は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ62は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムを記憶する。メインメモリ62は、プロセッサ61が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ62は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ61によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。不揮発性のメモリ領域は、例えばROMである。揮発性のメモリ領域は、例えばRAMである。
補助記憶デバイス63は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM、HDD、あるいはSSD等が補助記憶デバイス63となり得る。補助記憶デバイス63は、プロセッサ61が各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはプロセッサ61での処理によって作成されたデータ等を保存する。補助記憶デバイス63は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
無線ユニット64は、アクセスポイント70との間で無線通信プロトコルに従いデータの無線通信を行う。
タッチパネル65は、情報端末60の入力デバイスと表示デバイスとを兼ね備えた機器である。タッチパネル65は、表示された画像に対するタッチ位置を検出し、そのタッチ位置情報をプロセッサ61に出力する。顧客が行う商品登録において、このタッチパネル65に表示された商品名や商品の画像に対する位置を顧客がタッチする(以下、このタッチ操作を「押下」と称する)ことによって、顧客が購入を希望する商品の商品コードが入力される。
なお、商品コードを入力した商品に関して返品(商品コードの取り消し)を行うことも当然に可能である。この場合、タッチパネル65に商品取り消しキーなどを表示させ、この商品取り消しキー押下後に、当該商品の商品コードをスキャナ66などで読み取ることによって商品の取り消しを行う。
スキャナ66は、商品に付されたバーコード、二次元データコード等のコードシンボルを読み取る。商品には、その商品コードを表すコードシンボルが付されている。スキャナ66は、読み取ったコードシンボルのデータをプロセッサ61に出力する。スキャナ66は、レーザ光の走査によりコードシンボルを読み取るタイプであってもよいし、撮像デバイスで撮像した画像からコードシンボルを読み取るタイプであってもよい。なお、スキャナ66は商品の付されたバーコードのみならず、会員カードに付されたバーコードなどを読み取ることにより、プロセッサ61にデータを出力する。これによって顧客はスキャナ66にて会員コードを入力することが可能である。
リーダ67は、記録媒体に記録されたデータを読み取り、読み取ったデータをプロセッサ61に出力する。リーダ67は、記録媒体が磁気カードの場合は磁気カードリーダであり、接触式ICカードの場合にはICカードリーダである。非接触式ICカード又はスマートフォン等のようにRFID(Radio Frequency Identification)を使用した記録媒体の場合には、RFIDリーダがリーダ67として使用される。
カメラ68は、カートCの籠受部に置かれた籠を上方から撮影できるように、カートCに設けられている。カメラ68は、カートCのユーザである客が購買商品を正しく籠に入れたか否かを監視するためのものである。
プリンタ69は、電子マネーによって決済が完了した場合に、レシートを発行するためのレシートプリンタである。
以上のような回路構成要素を備えた情報端末60において、プロセッサ61、メインメモリ62、補助記憶デバイス63、無線ユニット64及びタッチパネル65は、カートPOS用のタブレット端末TMによって構成されている。そしてこのタブレット端末TMに、スキャナ66、リーダ67、カメラ68及びプリンタ69を電気的に接続することで、情報端末60が構成されている。
図7は、メインメモリ62の主要なデータ構造を示す模式図である。図7に示すように、メインメモリ62のプロセッサ61によってデータが適宜書き換えられるワークエリアには、当該情報端末60を操作する客の購買に係わるデータを記憶するための領域である、会員番号領域621、電子マネーユーザID領域622、電子マネーチャージ額領域623、取引番号領域624、小計額領域625、等が設けられる。すなわち、購買に係わるデータは、会員番号領域621に記憶される会員番号、電子マネーユーザID領域622に記憶される電子マネーユーザID、電子マネーチャージ額領域623に記憶される電子マネーチャージ額、取引番号領域624に記憶される取引番号、小計額領域625に記憶される小計額、等を含む。電子マネーユーザID及び電子マネーチャージ額は、モバイルコントローラ40から送られてくる、モバイルコントローラ40のメインメモリ42に作成された当該客に対応する買物カゴメモリ422の電子マネーユーザID領域422及び電子マネーチャージ額領域4223に記憶されたデータである。同様に、小計額は、モバイルコントローラ40から送られてくる、対応する買物カゴメモリ422の購買商品データ領域4226に記憶されたデータである。
ワークエリアは、さらに、警告表示済フラグを記憶する警告表示済フラグ領域626が設けられる。警告表示済フラグは、後述するような警告表示を行った際にセットされるフラグである。
図8は、モバイルコントローラ40のソフトウェア的な構成と動作の概要を示す模式図である。モバイルコントローラ40のプロセッサ41は、コントローラプログラムに従って情報処理を実行することで、POSサーバ46と、複数の、この例では四個の仮想POS(図8ではVPOSと記している)47との2種類の機能部を実現することができる。コントローラプログラムは、メインメモリ42又は補助記憶デバイス43に記憶されている。
POSサーバ46は、n台(nは一以上の整数)の情報端末60の何れかのユーザである客の利用開始に伴って、四個の仮想POS47の使用状況に応じて、当該情報端末60を何れかの仮想POS47に割り振る機能を有する。
それぞれの仮想POS47は、メインメモリ42に形成した例えば四個の買物カゴメモリ422を利用して、四台のPOS端末の機能を仮想的に実現する。したがって、この例では、一度に利用可能な情報端末60の数は十六台となる。仮想POS47を形成する数、あるいは一つの仮想POSが利用管理する買物カゴメモリ422の数は、店舗が備える情報端末60の台数に応じて変更して良い。
また、それぞれの仮想POS47は、周知のPOS端末と同様に、ストアサーバ10との間で、商品データの問合せを行ったり、売上データの登録を行ったりする機能を有している。さらに、それぞれの仮想POS47は、顧客サーバ20との間で、会員かどうかの問合せを行う機能、電子マネーセンタEMCとの間で、電子マネーのチャージ残高の問合せを行う機能、等を有している。
また、POSサーバ46は、m台(mは一以上の整数)の会計機50それぞれからの取引番号に応じて、対応する仮想POS47から購買商品データを含む決済データを取得し、それをその会計機50に送信して、会計機50に決済を行わせる機能を有している。
図9A及び図9Bは、カートPOSシステム1の全体的な動作の概要を示すシーケンス図である。また、図10A及び図10Bは、情報端末60のプロセッサ61が、端末プログラムに従って実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。端末プログラムは、メインメモリ62又は補助記憶デバイス63に記憶されている。図11は、モバイルコントローラ40のプロセッサ41が、POSサーバプログラムに従って実行するPOSサーバ動作の主要な情報処理の手順を示す流れ図であり、図12は、同じくプロセッサ41が、VPOSプログラムに従って実行するVPOS動作の主要な情報処理の手順を示す流れ図である。これらPOSサーバプログラム及びVPOSプログラムは、メインメモリ42又は補助記憶デバイス43に記憶されている。
以下、これらのシーケンス図及び流れ図を用いて、会員である客がカートCの情報端末60を使用して購買商品の登録から決済までをセルフで行う場合のカートPOSシステム1の主要な動作について説明する。なお、以下に説明する動作は一例である。同様な結果が得られるのであれば、その手順は特に限定されるものではない。
情報端末60のプロセッサ61は、待機状態において、タッチパネル65にログイン画面を表示させている。図13は、情報端末60におけるログイン画面651の表示の一例を示す模式図である。ログイン画面651は、会員に対してログイン操作を指示するための画面である。ログイン画面651は、販促情報表示エリア6511、情報提示エリア6512及び操作エリア6513を含む。
販促情報表示エリア6511は、ストアサーバ10によって設定された、キャンペーン、特売品、クーポン、等の販促情報を表示するためのエリアである。情報提示エリア6512は、客に伝えたい情報を表示するエリアである。図13では、情報端末60を特定するための端末番号6514が、このエリアに表示されている。端末番号は、端末プログラムに従って、プロセッサ61によって予めメインメモリ62又は補助記憶デバイス63に記憶されている。操作エリア6513は、客の操作を受け付けるボタンを表示するエリアである。ボタンは、タッチパネル65の画面上で客がタッチする領域を示している。ボタンは、機械的なボタンスイッチを模して四角形で表示される。図13では、使用開始を宣言するための[カートPOSを使う]ボタン6515が、この操作エリア6513に表示されている。
なお、待機状態では、タッチパネル65は消画しておき、カートCを使用して買物を行う客がタッチパネル65にタッチしたことに応じて、プロセッサ61は、このログイン画面651をタッチパネル65に表示させるようにしても良い。
[カートPOSを使う]ボタン6515が押下されると、プロセッサ61は、図10A及び図10Bの流れ図に示す手順の情報処理を開始する。プロセッサ61は、まず、Act601として会員番号の入力を待ち受けている。会員である客は、自身の会員番号が記録された会員カードを所持しており、客は、その会員カードのデータをリーダ67或いはスキャナ66にて読み取らせる。リーダ67或いはスキャナ66にて会員カードのデータが読み取られると、その会員カードのデータがプロセッサ61へと与えられる。プロセッサ61は、リーダ67からデータを受け取り、そのデータが会員番号を含む会員カードのデータであることを確認すると、会員番号が入力されたと判定する。すなわちプロセッサ61は、Act601においてYESと判定し、Act602へと進む。
プロセッサ61は、Act602として会員番号及び端末番号を含むログインコマンドをモバイルコントローラ40宛に送信するように無線ユニット64を制御する。この制御により、無線ユニット64は、ログインコマンドを無線送信する。ログインコマンドは、アクセスポイント70で受信され、ネットワークNWを経由してモバイルコントローラ40へと送られる。
モバイルコントローラ40のプロセッサ41は、POSサーバ46の動作と仮想POS47の動作とを並行して実施している。これらの処理を図11の流れ図に沿って説明を行う。
POSサーバプログラムに従ってPOSサーバ46として動作しているプロセッサ41は、会計機50又は情報端末60からのコマンドまたは仮想POS47からのデータを受信するのを待ち受けている。すなわち、プロセッサ41は、Act4601として何れかの情報端末60から会員番号等を含むログインコマンドを受信したか否かを判断する。会員番号等を含むログインコマンドを受信していないと判断した場合、プロセッサ41は、Act4601においてNOと判定し、Act4602へと進む。
プロセッサ41は、Act4602として何れかの仮想POS47から何れかの情報端末60に表示させるべき何らかの画面を表示させるためのデータを受信したか否かを判断する。仮想POS47から情報端末60に送信される画面は、商品登録や決済に係わる画面であり、例えば、後述するような商品登録画面や支払い完了画面などを含む。何らかの画面を表示させるためのデータを受信していないと判断した場合、プロセッサ41は、Act4602においてNOと判定し、Act4603へと進む。
プロセッサ41は、Act4603として何れかの情報端末60から商品コードを含む商品登録コマンドを受信したか否かを判断する。商品登録コマンドを受信していないと判断した場合、プロセッサ41は、Act4603においてNOと判定し、Act4604へと進む。
プロセッサ41は、Act4604として何れかの情報端末60から電子マネー決済コマンドを受信したか否かを判断する。電子マネー決済コマンドを受信していないと判断した場合、プロセッサ41は、Act4604においてNOと判定し、Act4605へと進む。
プロセッサ41は、Act4605として何れかの会計機50から取引番号を含む取引問合せコマンドを受信したか否かを判断する。取引問合せコマンドを受信していないと判断した場合、プロセッサ41は、Act4605においてNOと判定し、Act4606へと進む。
プロセッサ41は、Act4606として何れかの仮想POS47から決済データを受信したか否かを判断する。決済データを受信していないと判断した場合、プロセッサ41は、Act4606においてNOと判定し、上記Act4601へと進む。
プロセッサ41は、通信インターフェース44を介して何れかの情報端末60から会員番号等を含むログインコマンドを受信すると、Act4601においてYESと判定し、Act4607へと進む。プロセッサ41は、Act4607としてメインメモリ42のVPOSテーブル421を参照して四個の仮想POS47の使用状況を判別し、空き状況応じて当該情報端末60のために使用する仮想POS47を決定する。プロセッサ41は、VPOSテーブル421に、決定したVPOS47に対応付けて情報端末60の端末番号を登録する。そしてプロセッサ41は、Act4608として受信した会員番号等を含むログインコマンドを、その決定した仮想POS47に送信する。すなわち、VPOSプログラムに、そのログインコマンドを渡す。その後、プロセッサ41は、Act4601へと進む。
続いて図12の流れ図を用いて説明を行う。VPOSプログラムに従って仮想POS47のそれぞれとして動作しているプロセッサ41は、POSサーバ46からコマンドを受信する、つまりPOSサーバプログラムからコマンドを渡されるのを待ち受けている。
すなわち、プロセッサ41は、Act4701として会員番号等を含むログインコマンドを受信したか否かを判断する。ログインコマンドを受信していないと判断した場合、プロセッサ41は、Act4701においてNOと判定し、Act4702へと進む。プロセッサ41は、Act4702として商品コードを含む商品登録コマンドを受信したか否かを判断する。商品登録コマンドを受信していないと判断した場合、プロセッサ41は、Act4702においてNOと判定し、Act4703へと進む。プロセッサ41は、Act4703として電子マネー決済コマンドを受信したか否かを判断する。電子マネー決済コマンドを受信していないと判断した場合、プロセッサ41は、Act4703においてNOと判定し、Act4704へと進む。プロセッサ41は、Act4704として取引番号を含む取引問合せコマンドを受信したか否かを判断する。取引問合せコマンドを受信していないと判断した場合、プロセッサ41は、Act4704においてNOと判定し、上記Act4701へと進む。
プロセッサ41は、POSサーバ46から会員番号等を含むログインコマンドを受信すると、Act4701においてYESと判定し、Act4705へと進む。プロセッサ41は、Act4705としてVPOSデータつまり買物カゴメモリ422をメインメモリ42に形成する。ここで、プロセッサ41は、その買物カゴメモリ422の使用VPOS領域4224に、当該仮想POS47を識別するためのVPOS番号を記憶させる。
その後、プロセッサ41は、Act4706として会員情報及びチャージ額を取得する。
すなわち、プロセッサ41は、ネットワークNWを経由して顧客サーバ20へ、その会員番号を送信するよう通信インターフェース44を制御して、顧客サーバ20に会員の認証を行わせる。顧客サーバ20から会員認証が無効であるとの応答を受けた場合には、プロセッサ41は、POSサーバ46に会員認証無効を通知して、情報端末60宛に否認応答コマンドを送信させるとともに、Act4705で作成した買物カゴメモリ422を削除することとなる。会員認証が有効である場合には、プロセッサ41は、買物カゴメモリ422の会員番号領域4221に会員番号及び端末番号を書き込むとともに、買物カゴメモリ422の取引番号領域4225に、一意の取引番号を記憶させる。
またプロセッサ41は、顧客サーバ20から、会員決済データベース21に保存されている、その客の会員情報、特に電子マネー識別コード及び電子マネーユーザIDを要求するよう通信インターフェース44を制御する。そしてプロセッサ41は、顧客サーバ20から電子マネー識別コード及び電子マネーユーザIDを取得すると、それらを買物カゴメモリ422の電子マネーユーザID領域4222に記憶させる。さらにプロセッサ41は、通信サーバ30へその電子マネー識別コード及び電子マネーユーザIDとともにチャージ額照会指示を送信するよう通信インターフェース44を制御する。このチャージ額照会指示を受信した通信サーバ30は、ネットワークINTを介して電子マネーセンタEMCに対して、電子マネー識別コード及び電子マネーユーザIDによりチャージ額照会を行う。このチャージ額照会を受けた電子マネーセンタEMCは、電子マネーユーザIDをキーにして電子マネー識別コードで示される電子マネーのチャージ額を検索し、得られたチャージ額を返送する。プロセッサ41は、通信サーバ30で受信したこの返送されてきた客の電子マネーのチャージ額を取得し、それを買物カゴメモリ422の電子マネーチャージ額領域4223に記憶させる。
その後、プロセッサ41は、Act4707として情報端末60に商品登録画面を表示させるためのデータをPOSサーバ46に送信する。すなわち、POSサーバプログラムに、その商品登録画面を表示させるためのデータを渡す。このデータは、買物カゴメモリ422に記憶した、会員番号及び端末番号、電子マネーチャージ額、取引番号、購買商品データ、小計額を含むことができる。また、この商品登録画面を表示させるためのデータとして、情報端末60で表示される商品登録画面の画像データを作成し、それを含めても良い。その後、プロセッサ41は、Act4702へと進む。
POSサーバ46として動作しているモバイルコントローラ40のプロセッサ41は、仮想POS47から画面を表示させるためのデータを受信すると、Act4602においてYESと判定し、Act4609へと進む。プロセッサ41は、Act4609として端末番号により送信先の情報端末60を特定し、その情報端末60へ商品登録画面を表示させるためのデータを送信するよう通信インターフェース44を制御する。なお、この送信するデータは、仮想POS47から受信したデータそのものであっても良いし、更に別のデータを付加しても良い。例えば、仮想POS47からのデータに基づいて情報端末60で表示される商品登録画面の画像データを作成し、それを含めても良い。その後、プロセッサ41は、Act4601へと進む。
上記Act602において無線ユニット64を会員番号を送信するよう制御した情報端末60のプロセッサ61は、Act603としてモバイルコントローラ40からの商品登録画面を表示するためのデータの受信を待ち受ける。無線ユニット64によりモバイルコントローラ40から商品登録画面を表示するためのデータを受信すると、プロセッサ61は、Act603においてYESと判定し、Act604へと進む。プロセッサ61は、Act604として受信した商品登録画面を表示するためのデータに含まれる会員番号、電子マネーのチャージ額、取引番号及び小計額を、メインメモリ62の会員番号領域621、電子マネーチャージ額領域623、取引番号領域624及び小計額領域625に記憶する。そしてプロセッサ61は、この会員番号領域621及び電子マネーチャージ額領域623に記憶した会員番号及び電子マネーチャージ額の表示を含む商品登録画面をタッチパネル65に表示させる。商品登録画面は、客が購入する商品の商品名、価格等の購買商品リストと合計金額とを表示するための画面である。その後、プロセッサ61は、Act605へと進む。
プロセッサ61は、Act605として商品登録操作が行われたか否かを確認する。商品登録操作が行われていない場合、プロセッサ61は、Act605においてNOと判定し、Act606へと進む。プロセッサ61は、Act606として会計指示が入力されたか否かを確認する。会計指示が入力されていない場合、プロセッサ61は、Act606においてNOと判定し、上記Act605へと進む。こうして、プロセッサ61は、商品登録操作又は会計指示が行われるのを待ち受ける。
商品登録画面を確認した客は、売場を回り、購入しようとする商品、いわゆる購買商品をカートCに収容する。客は、購買商品をカートCに収容する前に、スキャナ66を操作してその商品に付されているコードシンボルを読み取る。スキャナ66でコードシンボルが読み取られると、そのコードシンボルで表わされた商品コードが情報端末60に入力される。すなわち商品コードで識別される商品の登録操作が行われる。また、商品コードの入力はタッチパネル65に表示された商品名や商品画像をタッチすることによって入力してもよい。
商品登録操作が行われた場合、プロセッサ61は、Act605においてYESと判定し、Act607へと進む。プロセッサ61は、Act607として商品登録コマンドをモバイルコントローラ40宛に送信するように無線ユニット64を制御する。この制御により、無線ユニット64は、商品登録コマンドを無線送信する。商品登録コマンドは、アクセスポイント70で受信され、ネットワークNWを介してモバイルコントローラ40へと送られる。商品登録コマンドには、スキャナ66で読み取った商品コード、メインメモリ62又は補助記憶デバイス63に記憶してある端末番号、会員番号、等が含まれる。
POSサーバ46として動作しているモバイルコントローラ40のプロセッサ41は、商品登録コマンドを受信すると、Act4603においてYESと判定し、Act4610へと進む。プロセッサ41は、Act4610としてVPOSテーブル421を参照して、商品登録コマンドに含まれる端末番号に対応する仮想POS47に、商品登録コマンドを送信する。すなわち、VPOSプログラムに、その商品登録コマンドを渡す。その後、プロセッサ41は、Act4601へと進む。
仮想POS47として動作しているモバイルコントローラ40のプロセッサ41は、POSサーバ46から商品コードを含む商品登録コマンドを受信すると、Act4702においてYESと判定し、Act4708へと進む。
プロセッサ41は、Act4708としてストアサーバ10から商品データを取得する。すなわち、プロセッサ41は、商品登録コマンドに含まれる商品コードにより商品データの問合せをストアサーバ10に送信するよう通信インターフェース44を制御して、ストアサーバ10から商品コードに対応する商品データを取得する。プロセッサ41は、取得した商品データに基づいて購買商品データを作成し、その購買商品データを、商品登録コマンドに含まれる会員番号に基づいて対応する買物カゴメモリ422の購買商品データ領域4226に書き込む。
その後、プロセッサ41は、Act4709として情報端末60に更新した商品登録画面を表示させるためのデータをPOSサーバ46に送信する。すなわち、POSサーバプログラムに、その商品登録画面を表示させるためのデータを渡す。このデータは、Act4707と同様、買物カゴメモリ422に記憶した、会員番号及び端末番号、電子マネーチャージ額、取引番号、購買商品データ、小計額を含むことができる。端末番号は、送信先を判別するために必要であるが、会員番号、電子マネーチャージ額、取引番号は含めなくても良い。また、小計額は、情報端末60側で、購買商品データに基づいて算出することも可能であるので、含めなくても良い。その後、プロセッサ41は、Act4703へと進む。
POSサーバ46として動作しているプロセッサ41は、仮想POS47から画面を表示させるためのデータを受信すると、前述したとおり、Act4602においてYESと判定し、Act4609として情報端末60へ商品登録画面を表示させるためのデータを送信するよう通信インターフェース44を制御する。その後、プロセッサ41は、Act4601へと進む。
上記Act607において無線ユニット64を商品コードを送信するよう制御した情報端末60のプロセッサ61は、Act608としてモバイルコントローラ40からの商品登録画面を表示するためのデータの受信を待ち受ける。無線ユニット64によりモバイルコントローラ40から商品登録画面を表示するためのデータを受信すると、プロセッサ61は、Act608においてYESと判定し、Act609へと進む。プロセッサ61は、Act609として受信した商品登録画面を表示するためのデータより小計金額を取得又は演算して、メインメモリ62の小計額領域625に記憶する。そしてこの記憶した金額の表示を含む商品登録画面をタッチパネル65に表示させる。その後、プロセッサ61は、Act610へと進む。
図14は、情報端末60における商品登録画面652の表示の一例を示す模式図である。商品登録画面652は、販促情報表示エリア6521、情報提示エリア6522及び操作エリア6523を含む。これらのエリアは、ログイン画面651の販促情報表示エリア6511、情報提示エリア6512及び操作エリア6513と同様の機能を有するエリアである。
ただし、販促情報表示エリア6521に表示する販促情報は、客が登録した商品に応じて変更するようにしても良い。
情報提示エリア6522は、情報端末60を特定するための端末番号6524と、会員番号及び電子マネーチャージ額6525と、登録した商品の商品情報一覧6526と、合計金額6527とを表示する。合計金額6527は、メインメモリ62の小計額領域625に記憶した金額に該当する。なお、図14では、合計金額6527は、商品金額と税額の合計額として示しているが、商品金額と税額とを分けて表示しても良いことは勿論である。
操作エリア6523は、[バーコードの無い商品]ボタン6528を表示する。生鮮食品などの一部の商品にはコードシンボルが付されていないことがある。購買商品にコードシンボルが付されていない場合、客は、この[バーコードの無い商品]ボタン6528を押下する。このタッチ操作に応じて、プロセッサ61は、情報提示エリア6512を狭くするとともに操作エリア6523を拡大して、あるいは、情報提示エリア6512上に操作画面をポップアップして、コードシンボルが付されていない商品の一覧を表示させる。客は、購買商品に対応した商品が表示されている領域をタッチすることで、その商品の商品コードを登録させることができる。
また、操作エリア6523には、顧客が商品の購入を終えて支払いを希望する場合に操作される[お会計へ]ボタン6529を表示する。[お会計へ]ボタン6529が押下されると、第一会計画面又は第二会計画面が状況に応じて表示される。なお、本実施の形態ではこの[お会計へ]ボタン6529は、情報端末60が会計場、いわゆる会計機50や店員が配置されている、予め決められた会計エリアに入ったときに操作可能としている。図14では、会計エリアに入っていないため、破線で示すように、操作不可能なことを示す表示形態としている。情報端末60の位置は、例えば無線ユニット64によって、BLE(Blue tooth Low Energy(Blue toothは登録商標))やUWB(Ultra Wide Band、超広帯域無線)を利用して測定することができる。
会計エリアは、会計機50が設置されたエリアである。また、店員が配置されたエリアである。電子マネーなどの決済を店員が配置された会計エリアで行うことにより、万引き防止などの抑止効果が発生する。会計エリアは、会計エリアに入っているのかどうかを客が判別できるような形態で、明示されていることが望ましい。
プロセッサ61は、Act610としてメインメモリ62の電子マネーチャージ額領域623に記憶した金額と小計額領域625に記憶した金額とを比較し、小計額がチャージ額以下であるか確認する。小計額がチャージ額以下の金額であれば、プロセッサ61は、Act610においてYESと判定し、上記Act606へと進む。小計額がチャージ額よりも多い場合には、プロセッサ61は、Act610においてNOと判定し、Act611へと進む。
プロセッサ61は、Act611としてメインメモリ62の警告表示済フラグ領域626に記憶された警告表示済フラグがセットされているか確認する。警告表示済フラグがセットされていない場合には、プロセッサ61は、Act611においてNOと判定し、Act612へと進む。プロセッサ61は、Act612としてタッチパネル65に、電子マネーのチャージ額が不足することを示す警告表示を行わせる。またこのとき、警告表示を行ったことを記憶しておくために、メインメモリ62の警告表示済フラグ領域626に記憶された警告表示済フラグをセットする。その後、プロセッサ61は、上記Act606へと進む。
また、Act611において、警告表示済フラグがセットされている場合には、プロセッサ61は、Act611においてYESと判定し、上記Act606へと進む。
図15は、情報端末60における警告表示65210の一例を示す模式図である。この警告表示65210は、商品登録画面652において情報提示エリア6522上にポップアップ表示されることができる。この警告表示65210は、次の商品登録が行われるまで表示し続けても良いし、10秒間等の予め決められた時間の間だけ表示するようにしても良い。
こうして、Act606において会計指示が入力されるまで、商品の登録とそれに応じた商品登録画面の更新表示が繰り返される。ただし、上記Act612の警告表示は、小計額がチャージ額よりも多いと判定された1回目の判定時に表示される。
そして、買物を終えた客が会計エリアに進み、[お会計へ]ボタン6529を押下すると、プロセッサ61は、上記Act606においてYESと判定し、Act613へと進む。Act613では、プロセッサ61は、メインメモリ62の電子マネーユーザID領域622に電子マネーユーザIDが記憶されているかを判定する。電子マネーユーザID領域622に電子マネーユーザIDが記憶されていない場合、プロセッサ61は、Act613においてNOと判定する。電子マネーユーザID領域622に電子マネーユーザIDが記憶されていない場合、情報端末60にて電子マネーでの決済ができない。このような場合、プロセッサ61は、Act620へと進む。他方、電子マネーユーザIDが記憶されている場合、プロセッサ61は、Act613においてYESと判定し、Act614へと進む。プロセッサ61は、Act614としてメインメモリ62の電子マネーチャージ額領域623に記憶した金額と小計額領域625に記憶されている登録商品の合計金額とを比較し、合計額がチャージ額以下であるか確認する。合計額がチャージ額以下の金額であれば、プロセッサ61は、Act614においてYESと判定し、Act615へと進む。プロセッサ61は、Act615としてタッチパネル65に第一会計選択画面を表示させる。
図16は、情報端末60における第一会計選択画面653の表示の一例を示す模式図である。第一会計選択画面653は、販促情報表示エリア6531、情報提示エリア6532及び操作エリア6533を含む。これらのエリアは、ログイン画面651の販促情報表示エリア6511、情報提示エリア6512及び操作エリア6513と同様の機能を有するエリアである。
この第一会計選択画面653においては、情報提示エリア6532は、情報端末60を特定するための端末番号6534と、会員番号及び電子マネーチャージ額6535とを表示する。
また、操作エリア6533は、支払いの合計金額6536と、[電子マネー支払い]ボタン6537と、[電子マネー以外でのお支払い]ボタン6538とを表示する。支払いの合計金額6536に提示される金額は、メインメモリ62の小計額領域625に記憶した金額である。[電子マネー支払い]ボタン6537は、客が電子マネーでの支払いを選択するためのボタンである。この[電子マネー支払い]ボタン6537には、客の支払い方法選択を補助するために、情報提示エリア6532における会員番号及び電子マネーチャージ額6535に加えて、電子マネーのチャージ残高を明示している。[電子マネー以外でのお支払い]ボタン6538は、客が電子マネー以外での支払い、例えば現金払いやクレジットカード支払いを選択するためのボタンである。
なお、操作エリア6533には、さらに、客が一つ前の表示画面である商品登録画面に戻る選択をするための[戻る]ボタン6539が表示されることができる。
プロセッサ61は、Act616として第一会計選択画面653における[電子マネー支払い]ボタン6537を押下されて電子マネーによる支払いが選択されたか確認する。電子マネーによる支払いが選択された場合、プロセッサ61はAct616においてYESと判定し、Act617へと進む。プロセッサ61は、Act617として電子マネー決済コマンドをモバイルコントローラ40宛に送信するように無線ユニット64を制御する。この制御により、無線ユニット64は、電子マネー決済コマンドを無線送信する。電子マネー決済コマンドは、アクセスポイント70で受信され、ネットワークNWを介してモバイルコントローラ40へと送られる。電子マネー決済コマンドには、メインメモリ62又は補助記憶デバイス63に記憶されている端末番号、会員番号等が含まれる。
POSサーバ46として動作しているモバイルコントローラ40のプロセッサ41は、電子マネー決済コマンドを受信すると、Act4604においてYESと判定し、Act4611に進む。プロセッサ41は、Act4611としてVPOSテーブル421を参照して、電子マネー決済コマンドに含まれる端末番号に対応する仮想POS47に、電子マネー決済コマンドを送信する。すなわち、VPOSプログラムに、その電子マネー決済コマンドを渡す。その後、プロセッサ41は、Act4601へと進む。
仮想POS47として動作しているモバイルコントローラ40のプロセッサ41は、POSサーバ46から電子マネー決済コマンドを受信すると、Act4703においてYESと判定し、Act4710へと進む。プロセッサ41は、Act4710として電子マネーによる決済処理を実施する。すなわち、プロセッサ41は、顧客サーバ20から、会員決済データベース21に保存されている、その客の会員情報、特に電子マネー識別コードを要求するよう通信インターフェース44を制御する。なお、上記Act4706において取得した電子マネー識別コードを、買物カゴメモリ422に会員番号とともに保存しておくことで、この電子マネー識別コードの取得に係わる処理を省略することも可能である。そしてプロセッサ41は、通信サーバ30へ電子マネー識別コード及び支払い合計額とともに、決済指示を送信するよう通信インターフェース44を制御する。この決済指示を受信した通信サーバ30は、ネットワークINTを介して電子マネーセンタEMCに対して、電子マネー識別コードと合計額による電子マネー決済を依頼する。通信サーバ30は、電子マネーセンタEMCから決済終了通知を受けると、それをネットワークNWを介してモバイルコントローラ40に送信する。
プロセッサ41は、通信インターフェース44により決済終了通知を受信すると、Act4711へと進む。プロセッサ41は、Act4711として情報端末60に支払い完了画面を表示させるためのデータをPOSサーバ46に送信する。すなわち、POSサーバプログラムに、その支払い完了画面を表示させるためのデータを渡す。このデータは、情報端末60のプリンタ69でレシートをプリントするためのレシート情報を含むことができる。
POSサーバ46として動作しているプロセッサ41は、仮想POS47から画面を表示させるためのデータを受信すると、前述したとおり、Act4602においてYESと判定し、Act4609として情報端末60へ支払い完了画面を表示させるためのデータを送信するよう通信インターフェース44を制御する。その後、プロセッサ41は、Act4601へと進む。
上記Act617において無線ユニット64を電子マネー決済を送信するよう制御した情報端末60のプロセッサ61は、Act618としてモバイルコントローラ40からの支払い完了画面を表示するためのデータの受信を待ち受ける。無線ユニット64によりモバイルコントローラ40から支払い完了画面を表示するためのデータを受信すると、プロセッサ61は、Act618においてYESと判定し、Act619へと進む。プロセッサ61は、Act619として受信した支払い完了画面を表示するためのデータに含まれるレシート情報に基づいてプリンタ69にレシートをプリントさせるとともに、支払い完了画面をタッチパネル65に表示させる。その後、プロセッサ61は、待機状態に移行する。
図17は、情報端末60における支払い完了画面654の表示の一例を示す模式図である。支払い完了画面654は、販促情報表示エリア6541、情報提示エリア6542及び操作エリア6543を含む。これらのエリアは、ログイン画面651の販促情報表示エリア6511、情報提示エリア6512及び操作エリア6513と同様の機能を有するエリアである。
この支払い完了画面654においては、情報提示エリア6542は、情報端末60を特定するための端末番号6544と、会員番号及び電子マネーチャージ額6545とを表示する。会員番号及び電子マネーチャージ額6545に表示される電子マネーのチャージ額は、電子マネーによる支払いによって更新された金額となる。また、図17の例では、情報提示エリア6542には、客に伝えたい情報として、支払いが完了したことの通知、プリントしたレシートの受け取りを促す通知、会計機50が設置された会計レーンを通らずにカートCを戻すことを促す通知、が表示される。
また、操作エリア6543は、合計欄6546と[終了]ボタン6547とを表示する。合計欄6546は、電子マネーによって支払った金額と、支払い後の電子マネーのチャージ残高とを提示している。[終了]ボタン6547は、客が情報端末60の使用終了を宣言するためのボタンである。この[終了]ボタン6547の押下により、プロセッサ61は待機状態に移行する。また、[終了]ボタン6547が押下されずに3分間等の予め決められた時間の間放置された際にも、プロセッサ61は待機状態に移行することができる。
仮想POS47として動作しているモバイルコントローラ40のプロセッサ41は、上記Act4711において支払い完了画面を表示させるためのデータをPOSサーバ46に送信した後、Act4712へと進む。プロセッサ41は、Act4712として買物カゴメモリ422の購買商品データ領域4226に記憶されている購買商品データに基づいて、ストアサーバ10の売上データベースへ売上データを登録するよう通信インターフェース44を制御する。そしてプロセッサ41は、その買物カゴメモリ422を削除する。その後、プロセッサ41は、上記Act4701へと進む。
また、情報端末60のプロセッサ61は、上記Act614において合計額がチャージ額よりも多い金額であれば、Act614においてNOと判定し、Act620へと進む。プロセッサ61は、Act620としてタッチパネル65に第二会計選択画面を表示させる。
図18は、情報端末60における第二会計選択画面655の表示の一例を示す模式図である。第二会計選択画面655は、販促情報表示エリア6551、情報提示エリア6552及び操作エリア6553を含む。これらのエリアは、ログイン画面651の販促情報表示エリア6511、情報提示エリア6512及び操作エリア6513と同様の機能を有するエリアである。
この第二会計選択画面655においては、情報提示エリア6552は、第一会計選択画面653の情報提示エリア6532と同様に、情報端末60を特定するための端末番号6554と、会員番号及び電子マネーチャージ額6555とを表示する。そしてさらに、第二会計選択画面655の情報提示エリア6552は、客を会計機50へ誘導する誘導メッセージ6556とともに、会計機50でスキャンするためのバーコード6557を表示する。プロセッサ61は、少なくともメインメモリ62又は補助記憶デバイス63に記憶されている端末番号と、メインメモリ62の取引番号領域624に記憶された取引番号とに基づいて、このバーコード6557を生成する。
また、操作エリア6553は、支払いの合計金額6558と、[終了]ボタン6559とを表示する。支払いの合計金額6558に提示される金額は、メインメモリ62の小計額領域625に記憶した金額である。[終了]ボタン6547は、客が情報端末60の使用終了を宣言するためのボタンである。客は、会計機50でバーコード6557をスキャンした後、あるいは、当該情報端末60が設けられたカートCを返却する際に、この[終了]ボタン6547を押下する。これにより、プロセッサ61は待機状態に移行する。なお、この[終了]ボタン6547が押下されずにカートCが所定の返却場所に返却された場合には、そのプロセッサ61は、位置検出によってそれを検知して、待機状態に移行するようにしても良い。
会計機50において情報端末60のタッチパネル65の画面に表示されたバーコード6557がスキャンされると、会計機50は、そのバーコードを復号して端末番号と取引番号を取得する。そして、会計機50は、その会計機50を特定するための会計機番号と、端末番号及び取引番号とを含む取引問合せコマンドを、ネットワークNWを介してモバイルコントローラ40へ送信する。
モバイルコントローラ40の通信インターフェース44がこの取引問合せコマンドを受信すると、POSサーバ46として動作しているモバイルコントローラ40のプロセッサ41は、Act4605においてYESと判定し、Act4612へと進む。プロセッサ41は、Act4612としてVPOSテーブル421を参照して、取引問合せコマンドに含まれる端末番号に対応する仮想POS47に、取引問合せコマンドを送信する。すなわち、VPOSプログラムに、その取引問合せコマンドを渡す。その後、プロセッサ41は、Act4601へと進む。
仮想POS47として動作しているモバイルコントローラ40のプロセッサ41は、POSサーバ46から取引番号を含む取引問合せコマンドを受信すると、Act4704においてYESと判定し、Act4713へと進む。プロセッサ41は、Act4713として取引番号により対応する買物カゴメモリ422を特定する。そしてプロセッサ41は、その買物カゴメモリ422の購買商品データ領域4226に記憶されている購買商品データを含む決済データを、POSサーバ46に送信する。すなわち、POSサーバプログラムに、その決済データを渡す。この決済データは、受信した取引問合せコマンドに含まれる会計機番号と買物カゴメモリ422に記憶した取引番号を含むことができる。
POSサーバ46として動作しているモバイルコントローラ40のプロセッサ41は、仮想POS47から決済データを受信すると、Act4606においてYESと判定し、Act4613へと進む。プロセッサ41は、Act4613として決済データに含まれる会計機番号より送信先の会計機50を判定して、当該会計機50に決済データを送信するよう通信インターフェース44を制御する。ネットワークNWを介してこの決済データを受信した会計機50は、その決済データを基に、現金支払い、クレジットカード支払い、ポイント支払いなどの周知の決済処理が実行可能となる。そして、決済処理が終了すると、会計機50は、決済終了通知をネットワークNWを介してモバイルコントローラ40へ送信する。この決済終了通知は、支払い対象の情報端末60の端末番号を含むことができる。
上記Act4614において決済データの送信を制御したモバイルコントローラ40のプロセッサ41は、Act4614として決済終了通知を待ち受ける。通信インターフェース44がこの決済終了通知を受信すると、プロセッサ41は、Act4614においてYESと判定し、Act4615へと進む。そしてプロセッサ41は、上記Act4615としてVPOSテーブル421を参照して、取引問合せコマンドに含まれる端末番号に対応する仮想POS47に、決済終了通知を送信する。すなわち、VPOSプログラムに、その決済終了通知を渡す。その後、プロセッサ41は、Act4601へと進む。
上記Act4713において決済データを送信した、仮想POS47として動作しているモバイルコントローラ40のプロセッサ41は、Act4714として決済終了通知を待ち受ける。プロセッサ41は、POSサーバ46から決済終了通知を受信すると、Act4714においてYESと判定し、Act4712へと進む。プロセッサ41は、前述したように、Act4712として買物カゴメモリ422の購買商品データ領域4226に記憶されている購買商品データに基づいて、ストアサーバ10の売上データベースへ売上データを登録するよう通信インターフェース44を制御する。そしてプロセッサ41は、その買物カゴメモリ422を削除する。その後、プロセッサ41は、上記Act4701へと進む。
このように、情報端末60のプロセッサ61は、リーダ67で読み取った会員カードのデータをモバイルコントローラ40へ送信し、モバイルコントローラ40が電子マネーセンタEMCから取得した電子マネーチャージ額をモバイルコントローラ40から受けて、メインメモリの電子マネーチャージ額領域623に記憶している。ここにプロセッサ61は、第二取得手段を構成する。
またプロセッサ61は、スキャナ66で読み取った商品コードをモバイルコントローラ40へ送信することで、モバイルコントローラ40の仮想POS47が管理する買物カゴメモリ422の購買商品データ領域4226に記憶させていく。ここにプロセッサ61は、第一取得手段を構成する。また、モバイルコントローラ40のプロセッサ41は、情報端末60から送信されてきた商品コードに対応する商品データをストアサーバ10の商品データベース11から取得し、その取得した商品データに基づいて購買商品データを作成して、買物カゴメモリ422の購買商品データ領域4226に記憶する。
また情報端末60のプロセッサ61は、メインメモリ62の電子マネーチャージ額領域623に記憶した第一金額が小計額領域625に記憶されている登録商品の合計金額である第二金額以上である場合、電子的な決済にて決済を行うかの第1の画面である第一会計選択画面を表示器であるタッチパネル65に表示させる。ここにプロセッサ61は、制御手段を構成する。
またプロセッサ61は、モバイルコントローラ40から支払い完了画面を表示するためのデータを受信して、プリンタ69にレシートをプリントさせるとともに、支払い完了画面をタッチパネル65に表示させる。
またプロセッサ61は、チャージ額が小計額より少ない場合には、表示器であるタッチパネル65に電子マネーのチャージ額が不足することを示す警告表示を行わせる。ここにプロセッサ61は、メッセージ表示手段を構成する。
以上説明したように、客であるユーザが電子的な決済手続きによって支払い可能な金額を示す第一金額である電子マネーチャージ額と、第二金額としての登録された商品の購入金額の合計額とを比較し、電子的な決済手続きによる支払いの可否の判定結果に基づいて、ユーザは適切に決済を行える。
このように、ユーザである客に行動情報を提示することで、ユーザは電子マネーで決済を行うことができる。
店舗は、前述したように会計エリアを有する。会計エリアには、会計機50が少なくとも1台以上配置されている。そして、従来の店舗の形態と同様にレーンを形成している。顧客はこの会計機50で電子マネーと現金の両方で決済を行ったり、電子マネーへチャージを行ったうえで電子マネーで決済を行ったり、現金や紙の金券、割引券を使用して決済を行うことが可能となる。そして、電子的な決済手続きによる支払い不可と判定したとき、情報端末60のタッチパネル65には、ユーザである客を会計機決済レーンへ誘導する第二会計選択画面が表示される。したがって、ユーザは迷うことなく、会計機決済レーンへ進んで、電子マネーによらない支払いを行うことができる。
店舗には電子マネーチャージ機が設置されていることが多い。このため、顧客は買い物途中に当該電子マネーへの入金を行うことができる。買い物途中に入金を行った場合、顧客はタッチパネルに表示される電子マネー更新キーなどを押す。この電子マネー更新キーが押されると、POSサーバ46は電子マネーセンタEMCへ情報の更新を行うようにしてもよい。また、入金が行われた場合、電子マネーセンタEMCがPOSサーバ46へ通知を行うことにより自動的にチャージ額を更新してもよい。
また、電子的な決済手続きによる支払い可能と判定したとき、情報端末60のタッチパネル65には、電子マネーにより支払いを行うか、電子マネー以外で支払いを行うかを選択するための第一会計選択画面が表示される。よって、ユーザである客は、支払い方法を自由に選択することができる。
また、会計エリアにて第一会計画面表示後に電子マネーでの決済を選択した場合、自動的に電子マネーによる支払いを実施し、支払いが完了すると、タッチパネル65には、支払い完了画面が表示される。したがって、ユーザである客は、電子マネーによる支払いが行われたことを確認することができる。第一会計画面表示後に、電子マネーでの決済を選択しなかった場合はタッチパネルに第二会計画面が表示される。
なお、商品の登録中も、電子的な決済手続きによる支払いの可否を判定していて、支払い不可と判定されると、一度だけ、そのことを警告する警告画面がタッチパネル65に表示される。したがって、何度も警告が表示されることはないので、ユーザである客が警告表示が繰り返されることで、煩わしさを感じるようなことを防止できる。
以上、一実施形態について説明したが、実施形態はこれに限定されるものではない。
例えば、一実施形態では[お会計へ]ボタン6529に関して、表示はされているが、会計エリア内でしか操作できないよう制限を設けたが、いつでも[お会計へ]ボタン6529を操作可能としてもよい。[お会計へ]ボタン6529を押下すると、会計エリアへ行ってくださいと案内画面を出してもよい。この場合、会計エリア内に入ったと判定されれば、第一会計画面又は第二会計画面を表示する。或いは、[お会計へ]ボタン6529を押すと第一会計画面又は第二会計画面を表示するようにしてもよい。会計エリアで電子決済を行った場合、カートCに報知部を設けて会計が終わったことを店員などに報知するようにしてもよい。会計エリア外で第二会計画面が表示された場合、顧客は会計エリアに設置されている会計機まで赴いて決済を行う。
また、例えば、前記実施形態では[お会計へ]ボタン6529に関して表示はされているが、会計エリア内でしか操作できないよう制限を設けたが、会計エリア内でしか表示されないようにしてもよい。
なお、小計額がチャージ額を超えたときに表示される警告は、本実施の形態では1度だが、これに限定されるものではない。例えば、返品や買い物途中の電子マネーへの入金によって、チャージ額が小計額以上となったならばメインメモリ62の警告表示済フラグ領域626に記憶された警告表示済フラグをクリアすることで、その後に商品登録を行い、再び小計額がチャージ額を超えた場合、警告表示が再び行われるようにしてもよい。また、一時的に表示警告を表示するのではなく、商品の取り消し処理や買い物途中の電子マネーへのチャージなどによって、チャージ額が小計額以上になるまで表示させ続けてもよい。
また、警告表示は、小計額がチャージ額を超えたときではなく、小計額がチャージ額より予め決めた一定額少ない金額を超えたときに、行うようにしてもよい。つまり、チャージ額を超えたという警告ではなく、チャージ額を超えそうであるという注意勧告を表示するようにしてもよい。
なお、会計機50にて決済する方法として、タッチパネルに表示したバーコード6557を会計機50のスキャナで読み込ませる方法を例に挙げたが、これに限定されるものではない。例えば情報端末60のタッチパネル65に使用可能な会計機候補を表示させ、客が会計機候補を選択することによって決済に使用する会計機50を決定してもよい。このとき、情報端末60と会計機50は無線通信を使用して必要な情報を送信すればよい。この複数の会計機候補の中から一の会計機を選択する画面もまた第二会計画面に相当する。
また、前記実施形態において、客が電子マネーで決済可能か否かの判定は、図10BのAct613において、メインメモリ62の電子マネーユーザID領域622に電子マネーユーザIDを記憶しているか否かで行ったが、これに限定されるものではない。例えば、メインメモリ62の電子マネーチャージ額領域623の電子マネーの額にNULLなどの値が記憶された場合、電子マネーが使用不可能なユーザと判断してもよい。
また、前記実施形態では、情報端末60において、電子的な決済手続きによって支払い可能な金額を示す第一金額である電子マネーチャージ額と、第二金額としての登録された商品の購入金額の合計額とを比較し、電子的な決済手続きによる支払いの可否を判定するようにしている。この電子的な決済手続きによる支払いの可否判定は、モバイルコントローラ40側で実施しても良い。また、この可否判定に基づいて情報端末60のタッチパネル65に表示される第一会計選択画面及び第二会計選択画面も、モバイルコントローラ40において画像データとして作成し、情報端末60へ送信して表示させるようにしても良い。この場合、モバイルコントローラ40は、電子マネーセンタEMCから取得した電子マネーチャージ額を、対応する買物カゴメモリ422に記憶しておけば良い。
すなわち、モバイルコントローラ40のプロセッサ41は、情報端末60から送信されてきた会員カードのデータに基づいて、電子マネーセンタEMCから電子マネーチャージ額を取得し、それを買物カゴメモリ422に記憶する。ここにプロセッサ41は、第二取得手段を構成する。またプロセッサ41は、この電子マネーチャージ額と買物カゴメモリ422の購買商品データ領域4226に記憶している商品データから演算した登録商品の合計金額とを比較し、合計額がチャージ額以下であるか確認する。そして、プロセッサ61は、合計額がチャージ額以下の金額であれば、第一会計選択画面の画像データを作成し、合計額がチャージ額よりも多い金額であれば、第二会計選択画面の画像データを生成して、情報端末60に送信し、タッチパネル65に表示させる。ここにプロセッサ41は、制御手段を構成する。またプロセッサ41は、情報端末60のタッチパネル65に表示させる支払い完了画面についても画像データとして生成することができる。またプロセッサ41は、小計額がチャージ額よりも多い場合に、情報端末60のタッチパネル65に表示させる警告表示についても、画像データとして生成することができる。ここにプロセッサ41は、メッセージ表示手段を構成する。
なお、チェックアウトシステムを導入した店舗専用の電子マネーを運用する場合には、電子マネーセンタEMCではなく、カートPOSシステム1内に電子マネーデータベースを構築しても良い。
また前記実施形態では、情報端末60をカートCに取り付けた場合を例示した。情報端末60は、必ずしもカートCに取り付けられていなくても良い。例えば、購買者が所有するスマートフォン、タブレット端末等の汎用情報処理機器を情報端末60としても良い。この場合、アクセスポイント70に接続するための設定情報を含む専用のアプリケシーションソフトウェア(以下、アプリと略記する)をスマートフォン、タブレット端末等にダウンロードしておき、アプリを起動することで、自動的にカートPOSシステム1のネットワークNWに接続されるようにすれば良い。これにより、モバイルコントローラ40とスマートフォン、タブレット端末等との間で、データのやり取りが可能となる。会員番号はアプリで登録しておくことで、会員カードを読み取る必要がなくなる。また、商品コードの読み取りは、スマートフォン、タブレット端末等が備えるカメラを利用することができる。レシートをプリントするためのプリンタとしては、ネットワークNWに接続されたネットワークプリンタを、会計エリアの電子マネー会計レーンに配置しておけば良い。なお、カートCに取り付けた情報端末60の場合においても、カートC毎にプリンタ69を設ける代わりに、ネットワークプリンタを利用するようにしても良い。また、スマートフォン、タブレット端末等では、レシートをプリントするのではなく、電子データとしてスマートフォン、タブレット端末等に送信するものとしても良い。
また前記実施形態では、事前に少なくとも購入代金を入金しておくプリペイド方式の電子マネーを例に説明したが、商品購入時に所定の口座から購入代金を引き落とすジャストペイ方式の電子マネーや、商品購入日から後日に所定の口座から購入代金を引き落とすポストペイ方式の電子マネーにも適用可能である。ジャストペイ方式やポストペイ方式の場合は、チャージ残高ではなく、口座残高、支払可能残高、又は利用限度額等、何らかの支払い可能な金額を取得して、登録商品の合計金額と比較すれば良い。
さらに、前記実施形態では、会員が会計機を使用しない場合の代金支払い方法を電子マネーの1種類に制限したが、この場合における代金支払い方法は、これに限定するものではない。電子マネーとクレジットカードの2種類に制限しても良い。ポストペイ方式の電子マネーと同様の扱いとすることで、クレジットカードの1種類としても良い。あるいは、累積されたサービスポイントの換算金額で代金を支払うポイント支払い等の他の支払い方法を加えてもよい。
前記実施形態では、モバイルコントローラ40のメインメモリ42又は補助記憶デバイス43にコントローラプログラムであるPOSサーバプログラム及びVPOSプログラムが事前に記憶されているものとした。この点に関しては、モバイルコントローラ40が備える書き込み可能な記憶デバイスに、このモバイルコントローラ40とは個別に譲渡されたコントローラプログラムがユーザなどの操作に応じて書き込まれても良い。同様に、情報端末60のメインメモリ62又は補助記憶デバイス63に端末プログラムが事前に記憶されているものとしたが、情報端末60が備える書き込み可能な記憶デバイスに、この情報端末60とは個別に譲渡された端末プログラムがユーザなどの操作に応じて書き込まれても良い。これらコントローラプログラム、端末プログラム等の譲渡は、リムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介した通信により行うことができる。記録媒体は、CD−ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態及びその変形は、発明の範囲に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…カートPOSシステム、 10…ストアサーバ、 11…商品データベース、 20…顧客サーバ、 21…会員決済データベース、 30…通信サーバ、 40…モバイルコントローラ、 41,61…プロセッサ、 42,62…メインメモリ、 43,63…補助記憶デバイス、 44…通信インターフェース、 45…システム伝送路、 46…POSサーバ、 47…仮想POS、 50…会計機、 60…情報端末、 64…無線ユニット、 65…タッチパネル、 66…スキャナ、 67…リーダ、 68…カメラ、 69…プリンタ、 70…アクセスポイント、 421…VPOSテーブル、 422…買物カゴメモリ、 4221,621…会員番号領域、 4222,622…電子マネーユーザID領域、 4223,623…電子マネーチャージ額領域、 4224…使用VPOS領域、 4225,624…取引番号領域、 4226…購買商品データ領域、 4227,625…小計額領域、 626…警告表示済フラグ領域、 651…ログイン画面、 6511,6521,6531,6541,6551…販促情報表示エリア、 6512,6522,6532,6542,6552…情報提示エリア、 6513,6523,6533,6543,6553…操作エリア、 6514,6524,6534,6544,6554…端末番号、 6515…[カートPOSを使う]ボタン、 652…商品登録画面、 6525,6535,6545,6555…会員番号及び電子マネーチャージ額、 6526…商品情報一覧、 6527,6536,6558…合計金額、 6528…[バーコードの無い商品]ボタン、 6529…[お会計へ]ボタン、 65210…警告表示、 653…第一会計選択画面、 6537…[電子マネー支払い]ボタン、 6538…[電子マネー以外でのお支払い]ボタン、 6539…[戻る]ボタン、 654…完了画面、 6546…合計欄、 6547,6559…[終了]ボタン、 655…第二会計選択画面、 6556…誘導メッセージ、 6557…バーコード、 BUS…システム伝送路、 C…カート、 EMC…電子マネーセンタ、 EMDB…電子マネーデータベース、 INT,NW…ネットワーク、TM…タブレット端末。

Claims (5)

  1. 商品を識別する商品コードを取得する第一取得手段を備えた移動端末を含んだチェックアウトシステムであって、
    電子的な決済手続きによって支払い可能な金額を示す第一金額を取得する第二取得手段と、
    前記第一金額が前記第一取得手段によって取得された商品コードに基づく商品の合計額である第二金額以上である場合、前記電子的な決済にて決済を行うかの第1の画面を表示器に表示する制御手段と、
    を備える、チェックアウトシステム。
  2. 前記制御手段は、前記第一金額が前記第二金額未満である場合、会計装置への案内画面である第2の画面を前記表示器に表示する、
    請求項1に記載のチェックアウトシステム。
  3. 前記制御手段は、前記第一金額と前記第二金額と決済処理を開始するキーとを前記表示器の同一画面に表示する、
    請求項1又は請求項2に記載のチェックアウトシステム。
  4. 前記第一金額が前記第二金額より少ない場合、前記表示器にメッセージを表示するメッセージ表示手段と、
    を備える請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のチェックアウトシステム。
  5. 前記移動端末が所定のエリア内にあるかを判定する領域判定手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記移動端末が前記所定のエリア内にある場合であって、前記第一金額が前記第二金額以上である場合に、前記第1の画面を前記表示器に表示する、
    請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のチェックアウトシステム。
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