JP4548722B2 - コジェネレーション装置 - Google Patents

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本発明は、コジェネレーション装置に関し、特に、熱交換によって発生した凝縮水の凍結を防止する手段を有するコジェネレーション装置に関する。
近年、地球環境保護の必要性が喧伝され、都市ガス等を燃料とするガスエンジン等のエンジンを動力源として発電および給湯等を行う自家発電設備としてのコジェネレーション装置が注目されている。この種のコジェネレーション装置等に使用される排熱回収装置では、排気熱交換器で排気が冷却されたときに凝縮水を生じる。そこで、排気が通過するマフラの底部に排水トラップを設けておき、この排水トラップに溜まった凝縮水をドレイン通路を介して放出するように構成した排熱回収装置が提案されている(例えば、特開平11−72018号公報)。
特開平11−72018号公報
コジェネレーション装置で熱回収した媒体が通常の安定した温度に上昇している状態で発生した凝縮水は排気の勢いで吹き飛ばされるので、そこで運転を停止したとしても排気経路上には凝縮水がほとんど残らない。
また、設置環境温度が氷点下の状態で運転を開始した場合に、発生した凝縮水が運転当初に排気系の経路内壁に付着して凍結することがある。しかし、凍結した凝縮水は、排気経路が閉塞される前に排気によって温められて融けてしまうので、この場合にも排気系の経路上に凝縮水はほとんど残らない。
ところが、氷点下の状態で運転開始した直後になんらかの事情で運転を停止することがあると、凝縮水が排気で吹き飛ばされないで排気経路上に残ってしまうことがある。このまま氷点下の環境に放置すると、排気経路上に残っている凝縮水は凍結してしまう。そして、その後に運転を開始すると、今度はこの凍結した凝縮水の上に新たに発生した凝縮水が付着して凍結する。その結果、凍結した凝縮水が排気回路を閉塞してしまい、運転に支障をきたすことがあり得る。
本発明は、上記課題に対してなされたものであり、その目的は、排気経路で凍結した凝縮水で排気経路が閉塞するのを防止することができるコジェネレーション装置を提供することにある。
本発明は、エンジンと、このエンジンで駆動される発電機と、前記エンジンの排熱から熱エネルギを回収する熱交換器と、この熱交換器で回収された熱エネルギを外部熱負荷に供給する熱媒体の循環路と、前記エンジンの排気を外部へ排出する排気経路とを有するコジェネレーション装置において、エンジンの停止要求検出部と、前記排気経路の環境温度を感知する環境温度センサと、前記熱交換器より下流で熱媒体の温度を感知する熱媒体センサと、感知された前記環境温度が氷点下であり、かつ感知された前記熱媒体の温度が予め設定した基準温度以下であるときにエンジンの停止要求の実行を保留してエンジンの運転を継続させるエンジン制御部とを具備した点に第1の特徴がある。
また、本発明は、前記エンジン制御部が、前記熱媒体の温度が前記基準温度を超えたときに前記停止要求の保留を解除する点に第2の特徴がある。
さらに、本発明は、前記エンジン制御部が、前記停止要求の保留中は、エンジンの回転数目標値をアイドリング用にする点に第3の特徴がある。
上記特徴を有する本発明によれば、凝縮水が凍結するおそれがある氷点下に排気経路が置かれている状況で、かつ排気温度が凝縮水を吹き飛ばすことができるのに十分な温度になっていることを示す基準温度に熱媒体の温度が到達していないときはエンジンが停止されない。つまり短時間で停止する運転が回避され、凝縮水が排気経路に残らないので、凝縮水が凍結して排気経路が閉塞されるのを防止することができる。
第2の特徴によれば、熱媒体の温度が基準温度より高くなるまで、エンジンの運転が継続されるので、エンジンは暖機されて排気は排気経路から凝縮水を吹き飛ばすのに十分な温度になっていると判断される。したがって、排気温度が十分に高い通常の運転時の温度になっているので、排気経路上に凝縮水が残留しない。
第3の特徴によれば、エンジンのアイドリングでは、排気温度が高くなるし、発生する凝縮水の量も少ないので、より効果的に排気経路の凍結防止が可能である。したがって、凍結を防止できる運転を最小のエネルギ消費で果たすことができる。
以下に図面を参照して本発明の一実施形態を詳細に説明する。図2はコジェネレーション装置に使用される排熱回収装置の構成を示すブロック図である。排熱回収装置1はエンジン2およびエンジン2で駆動される発電機3を備える。エンジン2には潤滑オイルを溜めるオイルパン4が設けられる。オイルパン4にはオイルパン4内のオイルと熱媒体との熱交換を行うオイル熱交換器(オイルクーラ)5が設けられる。
排熱回収装置1の上部には、エンジン2のシリンダヘッド6に取り入れられる空気を清浄にするエアフィルタ7、並びにECU30、電源ユニット31、モータドライバユニット32等の制御機器が設けられる。ECU30は、エンジン2の回転数を目標値に収斂させる電子ガバナ装置を有する。ECU30等の制御機器はエンジン2の熱影響を受けにくくするため仕切板で下部の空間と仕切られた部屋に設置されるのが望ましい。
排熱回収装置1はエンジン2の運転に伴って発生する排熱を回収するために熱媒体つまり冷却水の循環経路12を備える。循環経路12は、エンジン2の排熱を効率よく回収するため、冷却水がオイル熱交換器5、排気熱交換器9、排気マニホルド8およびエンジン2のシリンダヘッド6の順に搬送されるように設定されている。
冷却水の循環経路12には冷却水の温度を感知する水温センサ(熱媒体センサ)33,34が設けられる。水温センサ33はシリンダヘッド6に設けられ、水温センサ34は、水温センサ33の設置位置より下流、例えば外部熱負荷へ給湯するための排熱回収装置1の出口近くに設けられる。2個所に水温センサ33,34を設けるのは、循環経路12内の冷却水の有無や不足を検出するためである(特開2003−21393号公報参照)。したがって、他の手段によって冷却水の有無等を検出する場合は、水温センサ33,34のいずれか一方は省略することができる。また、水温センサの設定位置はこれらの位置に限定されない。
排熱回収装置1には、庫内温度を感知する庫内温度センサ35が設けられる。排熱回収装置1では、電動ファンを用いて外部から庫内に空気を導入し、かつ内部の冷却ファンとホースとで空気を上方に案内して天井付近のダクトから外部に排出する換気システムを採用する。したがって、庫内底部は低温になりやすい。そこで、排熱回収装置1の庫内で最も低温になると予想される庫内底部にあって、排気熱交換器9の排気出口近くに庫内温度センサ35を設置すれば、排気系の環境温度を感知して排気系での凍結判断をするための条件データを得るのに好都合である。
熱媒体を循環させるためのウォータポンプ10が熱媒体の循環経路12の入口側に設けられる。この配置により、ウォータポンプ10と高温の熱媒体との接触が避けられるのでシール部材等が劣化しにくくなり、ウォータポンプ10の長寿命化が図られる。
ウォータポンプ10で給送された熱媒体はオイル熱交換器5、排気熱交換器9、排気マニホルド8、およびエンジン2のシリンダヘッド6を順に循環し、エンジン2の排熱を回収する。すなわち、熱媒体はオイルパン4内のオイル熱交換器5に導入され、エンジン2から回収されたオイルと熱交換してオイルを冷却するとともにそれから熱を得る。続いて熱媒体は排気熱交換器9でエンジン2からの排気と熱交換して熱を得る。オイル熱交換器5および排気熱交換器9で熱を得て温度上昇した熱媒体は、さらにエンジン2のシリンダ壁やシリンダヘッド6に設けられた管路つまりウォータジャケット6Aからなる冷却部およびシリンダヘッド6を通って熱回収し、その温度がさらに上昇させられる。
排熱を回収して温度上昇した熱媒体は、ボイラユニット等、外部の熱負荷へ循環して利用される。排熱回収装置1にはサーモスタットを内蔵するサーモカバー16が設けられており、サーモスタットの作用により、予め設定した温度以下ではサーモカバー16が閉弁して熱媒体を循環させないようにすることができる。
一方、エンジン2からの排気は、排気マニホルド8、排気熱交換器9、および複数の排気マフラを通って外部へ排出される。
図3は、排気系の構成を示す斜視図である。排気系には、複数の排気マフラ23,25,27が設けられる。排気熱回収装置1の下部に配置される排気熱交換器9の底部から引き出された第1排気ホース17は、排気パイプ18を介して排気温度センサホース19に接続される。排気温度センサホース19は排気温度センサパイプ20を介して第2排気ホース21に接続される。排気温度センサパイプ20には、排気温度センサ22が取り付けられる。ほぼ真上に延長される第2排気ホース21の上端は第1排気マフラ23の上部に接続される。
第1排気マフラ23の下部には、第3排気ホース24の上端が接続される。第3排気ホース24の下端は、第2排気マフラ25に接続される。第2排気マフラ25の下部には第4排気ホース26の下端が接続される。第4排気ホース26は上方に延長され、その上端は排熱回収装置1の上部に位置する第3排気マフラ27の上部に接続される。第3排気マフラ27の上部には排気口を有するダクト274が付設される。第3排気マフラ27の下面にはドレーンホース28およびドレーンパイプ29からなるドレーン通路が接続される。
排気熱交換器9のシェルつまりハウジングはステンレス鋼等の金属材料で形成されるが、第1および第2排気マフラ23,25や第3排気マフラ27は温度が低下した排気の通路を構成するのでそれぞれ樹脂材料(例えば、ポリプロピレン)のブロー成形品で形成されるのがよい。
図3に矢印で示す排気の流れを説明する。エンジン2の排気は、上方から排気熱交換器9に導入される。排気熱交換器9では、内部に配管された前記循環路12の排気熱交換器部分を搬送される冷却水と熱交換される。排気熱交換器9内で冷却された排気は第1排気ホース17、排気パイプ18、排気温度センサホース19、排気温度センサパイプ20、および第2排気ホース21を経て第1排気マフラ23に導入されて第1段階の消音がなされる。
第1排気マフラ23から排出された排気は第2排気マフラ25に導入されて第2段階に消音される。第2排気マフラ25から排出された排気はさらに上方に案内されて第3排気マフラ27に至り、第3排気マフラ27で3段階に消音され、排気はダクト274から外部に放出される。
エンジン2の排気は上述の各熱交換部で熱交換により熱を奪われて冷却される。このときに排気中の水分が凝縮して凝縮水を発生する。排気系で発生した凝縮水は排気の流れに従って第3排気マフラ27まで搬送され、ドレーンホース28およびドレーンパイプ29を通って外部に排出される。
コジェネレーション装置で熱回収した媒体が通常の安定した温度に上昇している状態で発生した凝縮水は排気の勢いで吹き飛ばされるので、そこで運転を停止したとしても排気経路上には凝縮水がほとんど残らない。
また、設置環境温度が氷点下の状態で運転を開始した場合に、発生した凝縮水が運転当初に排気系の経路内壁に付着して凍結することがある。しかし、凍結した凝縮水は、排気経路が閉塞される前に排気によって温められて融けてしまうので、この場合にも排気系の経路上に凝縮水はほとんど残らない。
ところが、氷点下の状態で運転開始した直後になんらかの事情で運転を停止することがあると、凝縮水が排気で吹き飛ばされないで排気経路上に残ってしまうことがある。このまま氷点下の環境に放置すると、排気経路上に残っている凝縮水は凍結してしまう。そして、その後に運転を開始すると、今度はこの凍結した凝縮水の上に新たに発生した凝縮水が付着して凍結すると、凍結した凝縮水が排気回路を閉塞してしまい、運転に支障をきたすことがあり得る。そこで、本実施形態では、この凍結による接続部や狭隘部の閉塞を防止する策を以下のように講じている。
図1は、本発明の一実施形態に係るECUの要部機能を示すブロック図である。図1において、庫内温度センサ35は上述のように排気熱交換器9の近傍に設置されて排気系の環境温度を感知する。水温センサ34は最下流の熱交換部(エンジンのシリンダヘッド6)より下流で冷却水の温度を検出する。停止要求入力部36は、外部熱負荷からの熱要求が無くなったときや、コントロールパネルから運転停止の指示が入力されたときにエンジン停止要求STOPをエンジン制御部37に入力する。
環境温度判断部38は、庫内温度センサ35で感知された排気系の環境温度T1が氷点下(0°C以下)かどうかを判断する。環境温度T1が0°C以下であれば、環境低温信号ALをハイレベル(H)にする。
水温判断部39は、水温センサ34で感知された冷却水温度T2が基準温度Tref以下かどうかを判断する。基準温度Trefは排気温度が排気経路に凝縮水を生じさせないで、かつ凝縮水を吹き飛ばすことができる程度になっていることを判断できる温度であり、予め設定される。基準温度Trefは、一例として75°Cである。排気温度ではなく冷却水温を基準温度Trefと比較するようにしたのは、冷却水の温度変化の方が緩やかであり、排気温度に基づく判断より確実だからである。冷却水温度T2が温度Tref以下であれば、冷却水低温信号CLをハイレベル(H)にする。
エンジン制御部37は、エンジン停止要求STOPが入力されたときに、環境低温信号ALおよび冷却水低温信号CLを読み込み、これらのうち、少なくとも一方がローレベルであったときは、エンジン停止指令を出力してエンジン2を停止する。環境温度が0°C以下でなければ、エンジン2を停止しても発生した凝縮水が凍結するおそれがないからである。また、冷却水温が75°C以下でなければ排気温度は高くなっていて凝縮水は生じにくいし、生じていた凝縮水も吹き飛ばされて排気経路内残っていない状況にあると判断されるからである。
これに対して、環境低温信号ALおよび冷却水低温信号CLがいずれもハイレベルであったときは、凝縮水の発生や凍結が予想されるので、エンジン制御部37は環境低温信号ALおよび冷却水低温信号CLのいずれかがローレベルになるまでエンジン停止指令を出力しない。つまりエンジン停止要求が保留され、エンジン2の回転状態が維持される。なお、エンジン停止要求保留時は、エンジン回転数の目標値をアイドル回転数用に設定して、最小の消費エネルギで運転する。エンジン2のアイドリング時は発電機は出力を停止して無負荷運転とする。
図4は、図1の機能に対応するフローチャートである。ステップS1では、エンジン停止要求STOPの有無を判断する。停止要求STOPがあれば、ステップS2で排気系の環境温度T1が氷点下か否かを判断する。環境温度T1が氷点下であれば、ステップS3に進んで冷却水温度T2が予定の基準温度Tref以下か否かを判断する。ステップS3が否定、もしくはステップS2が否定であれば、凝縮水の凍結のおそれがなかったり、凝縮水が排気系から排出されていると判断して、ステップS4に進み、エンジン停止指令を出力する。これによって、エンジン2は直ちに停止する。
ステップS3が肯定、つまり環境温度T1が氷点下であり、冷却水温度T2も基準温度Tref以下の低温であった場合は、エンジン停止指令を出力せず、ステップS5に進んで、アイドリング中か否かつまりアイドリング用のエンジン回転数目標値になっているかどうかを判断する。アイドリング中であればステップS2に進む。アイドリング中でなければ、ステップS6に進んでエンジン回転数目標値をアイドリング用に切り替える。なお、ステップS5およびステップS6を省略して、ステップS3が肯定の場合はステップS2に進むようにしてもよい。
本実施形態では、凝縮水が残っていても凍結のおそれがない環境温度の時、および凝縮水が高温になって排気系から外部へ吹き飛ばされているであろうと判断される場合には、エンジン停止要求に即座に応じる。これに対して、凝縮水が残っていると凍結のおそれがある環境温度の時、および凝縮水が比較的低温で排気系から外部へ吹き飛ばされないであろうと判断される場合には、エンジン停止要求を保留してエンジンの回転を維持する。これによって、凝縮水が凍結するおそれを生じさせる短時間運転が回避される。
なお、エンジン停止要求が緊急度の高い場合に限ってエンジン停止を優先させる機能をもたせることも、本発明の範囲内の適用例の一つである。
本発明の一実施形態に係るコジェネレーション装置の要部機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係るコジェネレーション装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るコジェネレーション装置のエンジン排気系の構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るコジェネレーション装置の要部処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…排熱回収装置、 2…エンジン、 3…発電機、 5…オイル熱交換器、 6…シリンダヘッド、 8…排気マニホルド、 9…排気熱交換器、 12…循環経路、 19、21,24,26…排気ホース、 22…排気温度センサ、 23…第1排気マフラ、 25…第2排気マフラ、 27…第3排気マフラ、 30…ECU、 34…水温センサ、 35…庫内温度センサ、 37…エンジン制御部、 38…環境温度判断部、 39…水温判断部

Claims (3)

  1. エンジンと、このエンジンで駆動される発電機と、前記エンジンの排熱から熱エネルギを回収する熱交換器と、この熱交換器で回収された熱エネルギを外部熱負荷に供給する熱媒体の循環路と、前記エンジンの排気を外部へ排出する排気経路とを有するコジェネレーション装置において、
    エンジンの停止要求検出部と、
    前記排気経路の環境温度を感知する環境温度センサと、
    前記熱交換器より下流で熱媒体の温度を感知する熱媒体センサと、
    感知された前記環境温度が氷点下であり、かつ感知された前記熱媒体の温度が予め設定した基準温度以下であるときにエンジンの停止要求の実行を保留してエンジンの運転を継続させるエンジン制御部とを具備したことを特徴とするコジェネレーション装置。
  2. 前記エンジン制御部が、前記熱媒体の温度が前記基準温度を超えたときに前記停止要求の保留を解除することを特徴とする請求項1記載のコジェネレーション装置。
  3. 前記エンジン制御部が、前記停止要求の保留中は、エンジンの回転数目標値をアイドリング用にすることを特徴とする請求項1または2記載のコジェネレーション装置。
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