JP4547706B2 - 石英ガラス製冶工具の再生方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体製造工程などに用いられる石英ガラス製冶工具の再生方法に関するものである。
従来、MOSLSIやバイポーラLSIなどの半導体装置は、酸化工程、CVD工程、エッチング工程等、通常500を超える多くの工程を経て製造される。各工程には多数の半導体装置製造装置を必要とし、それらの半導体装置製造装置には石英ガラス製冶工具が組み込まれている。また、これらの石英ガラス製冶工具は消耗品として取り扱われており、程度の軽い破損は修理して使用するが、消耗したもの(消耗石英ガラス製冶工具)は廃棄処分することが一般に行われている。
上記のように従来は消耗石英ガラス製冶工具を廃棄処分している。しかるに、石英ガラス及び石英ガラス製冶工具は高価なものであるため、前記廃棄品(消耗石英ガラス製冶工具)を元の形状に復元(再生)させる技術の開発が試みられてきたが、再生品に含まれる不純物を再生前の前記冶工具に含まれる不純物より少なくすることはできなかった。
そこで、本発明者は、種々研究、実験を繰り返して行なった結果、上記問題を解消し得る消耗石英ガラス製冶工具の再生技術(先行技術)を本発明に先だって開発した。この先行技術は、消耗石英ガラス製冶工具のエッチングされた面(反応側面)を研削して汚染層を除去し、前記冶工具の前記面と反対側の面に石英ガラス材料を溶融しながら溶着して肉盛(厚み再生)して再生するものである(特許文献1参照)。
前記肉盛りは、酸水素バーナを使用して、1950℃以上の火炎で棒状等の石英ガラス材料(新しい石英ガラス)を溶融しながら前記面に溶着して行なわれる。これにより、前記面側の部位を再溶融しかしながら、肉盛が行なわれる。この先行技術によれば、不純物含有量の少ない再生石英ガラス製冶工具を得ることができる。
特開2004−137109号公報
本発明は先行技術とは別の手段により、消耗石英ガラス製冶工具を不純物含有量の少ない再生石英ガラス製冶工具として再生する石英ガラス製冶工具の再生方法を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明のうち1つの発明(第1の発明)は、半導体製造工程などに用いられる石英ガラス製冶工具の再生方法であって、消耗石英ガラス製冶工具のエッチングされた石英ガラス層を研削して平面状に削り落とす工程と、所定の肉厚及び形状に形成した石英ガラス部品を前記冶工具の前記研削した面に重合し、これを真空炉の加熱室内で所定の温度で加熱して前記両者を溶着する工程とを含むことを特徴とする。
他の1つの発明(第2の発明)は第1の発明の石英ガラス製冶工具の再生方法において、前記冶工具の前記研削した面及び前記石英ガラス部品の少なくとも一方の面は鏡面研磨され、前記両者を鏡面合わせして重合することを特徴とする。
他の1つの発明(第3の発明)は、第1又は第2の発明の石英ガラス製冶工具の再生方法において、真空炉の加熱室内の温度を石英ガラスの約融点前後の温度に設定することを特徴とする。
他の1つの発明(第4の発明)は、第1ないし第3のいずれかの発明において、真空炉内を窒素やアルゴン等の不活性ガスに置換することを特徴とする。
他の1つの発明(第5の発明)は、第1ないし第4のいずれかの発明において、石英ガラス部品に重力を付与しながら加熱することを特徴とする。
本発明によれば次のような効果を奏する。(1)通常は廃棄処分される消耗石英ガラス製冶工具を、含有不純物を増加させることなく、不純物含有量の少ない高品質の再生石英ガラス製冶工具の製品として再利用することができる。(2)消耗石英ガラス製冶工具の大部分をそのまま利用して再生するので、製造コスト(再生コスト)を低く抑えることができる。その結果、資源の有効活用及び環境負荷の削減に貢献できる。(3)石英ガラス部品を消耗石英ガラス製冶工具の研削面に重合し、これを真空炉の加熱室で所定の温度で加熱して溶着するので作業性が向上し、生産コスト(再生コスト)を安価にできる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を説明する。図1は本発明の石英ガラス製冶工具の再生方法の一実施の形態の再生工程の流れの概要を示す説明図である。
図1を参照して、この実施の形態の石英ガラス製冶工具の再生方法の概要につき説明する。この実施の形態は、消耗石英ガラス製冶工具1のエッチングされた石英ガラス層(汚染層)を研削する工程と、所定の肉厚及び形状に形成した石英ガラス部品2を前記研削した面に重合し、これを真空炉3の加熱室内で所定の温度で加熱して前記ガラス部品2を前記冶工具1に溶着する工程とを含んで再生される。
また、実施の形態では前記石英ガラス部品2に重り4で重力を付与しながら加熱する手段を採用している。さらにまた、真空炉3内を窒素やアルゴン等の不活性ガスに置換する手段を採用している。
以下、この実施の形態の石英ガラス製冶工具の再生方法について具体的に説明する。実施の形態の消耗石英ガラス製冶工具1は図4に最も詳細に示すように、リング状外周部11と、中央部に円孔12を有する板状部13とで薄底の円形皿状に形成されている。そして、板状部13の外側面がエッチングされ、エッチング部分14となっている。
そこで、前記冶工具1のエッチングされた石英ガラス層(汚染層)15を、図5及び図1(a)に仮想線16で示すように研削して平面状に削り落とす。この研削処理により反応副生物や不純物等が付着ないし含有している汚染層15(石英ガラス層)が除去され、図6及び図1(b)に示すように、研削加工品1Aとなる。また、この実施の形態では、前記加工品1Aの前記研削した面を鏡面研磨して鏡面17に形成してある。
前記石英ガラス部品2は、図7に最も詳細に示すように、前記研削された層15と対応する肉厚(前記層15より幾分厚め)、かつ、前記リング状外周部11と対応する大きさの円板状の板部材21で構成され、板部材21の中心部に前記板状部13の円孔12と一致する円孔22を設けてなっている。石英ガラス部品は通常は新しい石英ガラスを採用するが、再生石英ガラスを用いてもよい。
前記石英ガラス部品2の板部材21の一方の面(両方の面でもよい)は鏡面研磨して鏡面23に形成してある。石英ガラス部品2を、前記鏡面23を研削加工品1Aの鏡面17と面合わせして前記加工面1Aに重合する。これにより、両者1A及び2の重合部には空気がゼロ(気圧ゼロ)の状態となって、石英ガラス部品2は研削加工品1Aに密接(密着)して重合される。そして、上記状態で真空炉3の加熱室内で所定の温度で熱して両者1A及び2を溶着する。
加熱室内の温度は後述するように、石英ガラスの約融点(溶融点)前後温度(例えば、約1750℃〜約1950℃)に設定できる。石英ガラスの融点(溶融点)は約1790℃といわれているが、若干の差異があるともいわれている。
前記真空炉3は、耐圧性の真空ハウジング30と、カーボン等の耐熱材で構成され、前記ハウジング30内に設けた加熱室40とを備え、フレーム機体5にハウジング30を後述する円筒部31に固定支持させて設けてある。
この実施の形態の真空ハウジング30は、上下端を開口した円筒部31と、円筒部31の開口上端を開閉自在に気密に閉塞する上部蓋体32と、円筒部31の開口下端を開閉自在に気密に閉塞する下部蓋体33とを備えている。実施の形態ではボルト・ナット34,35により、両蓋体32,33を円筒部31に着脱自在に固定して閉蓋する構成を採用している。
前記下部蓋体33の内側中央部(図において上部中央部)には、カーボン等の耐熱材で構成した型部材36が支持部材37で固定して支持させて設けてある。この型部材36は、研磨加工品1A,石英ガラス部材2及び重り4を戴置し、加熱室40内に前記三者1A,2及び4を出し入れ自在に挿入して加熱処理を行なうために設けたものである。
この実施の形態の型部材36は、図3に最も詳細に示すように、研削加工品1Aより幾分大径で、かつ、適当な長さの円柱状に形成した型本体36aと、この型本体36aの下端外周に突設した環状フランジ36bとを備え、型本体36aの上端面には研削加工品1Aのリング状外周部11と対応する大きさの円形の係合凹部36cが形成されている。前記加工品1Aはリング状外周部11を係合凹部36cに係合して型部材36に戴置してセットされる。また、下部蓋体33の下部には、水平台板38が取付体39を介して取り付けてある。
前記加熱室40は、前記ハウジング30の内壁部、即ち、実施の形態では円筒部31及び両蓋体32,33を含む内壁部全体の壁面との間に空隙部41を形成し、支持部材42,42で支持させてハウジング30内に設けてある。この実施の形態の加熱室40は、円筒部43と、円筒部43の上端を閉塞した上蓋部44と円筒部43の下端を閉塞した下蓋部45とを備え、下蓋部45の中央には前記型部材36の型本体36aと対応する大きさの円形の挿入孔46が設けてある。
前記型本体36aは前記孔46を通じて加熱室40内に出し入れ自在に挿入される。また、型本体36aは環状フランジ36bを前記孔46の周縁部に当接して加熱室40内に挿入するように構成してある。そして、前記状態で下部蓋体33をボルト・ナット35で締め付けて円筒部43に固定される。
前記加熱室40内の適当な部位には室40内を加熱するヒータ47が設けてある。前記ヒータ47は、例えばカーボンヒータやセラミックヒータ等を採用することができる。前記ヒータ47は配線48により電源(図示せず)に接続されている。前記ヒータ47により加熱室40内を所定の温度で加熱し、型本体36a上に戴置されている研磨加工品1Aと石英ガラス部2とを溶着する。
加熱室40内の温度設定は特に限定するものではないが、石英ガラスの融点(約1790℃、但し、若干の差異があるといわれている)の前後の温度、例えば約1750℃〜約1950℃程度の範囲に設定することができる。この場合、前記温度を2000℃以上の温度にすると、石英ガラスが蒸発するような状態になるので、好ましくない。
また、前記両者1A及び2を加熱溶着処理する時間は、例えば約25分〜約40分程度を挙げることができる。但し、前記範囲内に限定するものではない。
真空炉3のハウジング30内の前記空隙部41及び加熱室40内は管路49を介して真空ポンプ50に接続されている。この実施の形態では、加熱室40内は一端を前記管路49に接続して分岐した分岐管路49aを介して真空ポンプ50に接続した例が開示されている。前記ポンプ50を作動することにより真空炉3内を真空状態にすることができる。
また、実施の形態では、前記管路49に開閉バルブ51を介装して設け、管路49を開閉できるように構成してある。なお、前記管路49に真空ゲージ(図示せず)を設けてもよい。
前記真空炉3のハウジング30内の前記空隙部41及び加熱室40内は管路52を介して窒素やアルゴン等の不活性ガス供給部53(図示では不活性ガスボンベ)に接続されている。この実施の形態では、前記管路52は、一端を前記管路49に接続して分岐した分岐管路で構成した例が開示されている。前記管路52には開閉バルブ54が介装して設けてある。これにより真空炉3内の全体(前記ハウジング30および加熱室40内の全体)を不活性ガスに置換することができるようになっている。
上記のように、真空炉3内の全体を不活性ガスで置換すると、ハウジング30内の型部材36その他の各部材が高温で酸化により劣化することを防止することができる。なお、所望に応じて不活性ガスの管路や不活性ガス供給部53(ガスボンベ)に圧力メータを設ける。
前記重り4はカーボン等の耐熱材で構成されている。この重り4は加熱室30内において加熱処理される石英ガラス部品に対して適当な重力を付与するものである。この重り4は適当な重量に形成される。実施の形態の重り4は石英ガラス部品と略同径の円柱状体4aで構成されている。前記重り4は所望に応じて採用する。
図2において、6は台車を示し、台車6はベース台61と、このベース台61の下部に設けた車輪62を備えている。この実施の形態ではベース台61上で型部材36に研削加工品1A、石英ガラス部品2及び重り4を戴置してセットする作業等を行なうようになっている。
この実施の形態は上述した各装置を使用し、研削加工品1Aと石英ガラス部品2を真空炉3の加熱室40内で所定の温度で加熱して両者1A及び2を溶着する工程を含んで再生石英ガラス製冶工具を得るものである。次にその具体的一例について説明する。図2に示すように、台車6を真空炉3の真下(同図のaの位置)に移動し、ボルト・ナット35を緩めて下部蓋体33を円筒部31から取り外し、同図仮想線で示すように、台車6のベース台61上に載せる。この状態で、台車6を前記aの位置からbの位置に移動し、研削加工品1Aのリング状外周部11を型部材36の係合凹部36cに係合して前記加工品1Aを型部材に戴置する。そして、石英ガラス部品2を前記加工品1Aと鏡面を合わせて前記加工品1Aに重合し、その上に重り4を戴置する。
上記状態で台車6を元の位置a(真空炉の真下の位置)に移動し、下部蓋体33を持ち上げて型本体36aを加熱室40の前記孔46へ挿入し、ボルト・ナット35を締め付けて下部蓋体33を円筒部31に気密に固定する。これにより、型部材36の前記フランジ36bは前記孔46の周縁部に当接され、研削加工品1A,石英ガラス部品2および重り4は加熱室40内に配置される。
上記状態でバルブ51を開き、前記ポンプ50を稼動して真空炉3内を真空状態にする。そして、ポンプ50を停止すると共にバルブ51を閉じ、不活性ガス供給部53(ボンベ)のバルブ54を開いて不活性ガスを供給し、真空炉3内を不活性ガスに置換する。次いで、ヒ−タ47の電源スイッチ(図示せず)をONにし、加熱室40内を所定の温度(例えば約1800℃)で所定時間(例えば、約30分間)加熱する。これにより、図1(f)に示すように、石英ガラス部品2は研削加工品1Aと溶着され、再生石英ガラス製冶工具の再生加工品1Bとなる。なお、下部蓋体33は昇降手段により昇降させるように構成してもよい。
前記工程後、ヒータ47の電源スイッチをOFFにし、所定の時間経過した時点でボルト・ナット35を緩めて下部蓋体33を円筒部31から取り外してベース台61上に戴置する。そして、台車6をaの位置からbの位置へ移動し、再生石英ガラス製冶工具の再生加工品1Bを型部材36から取り外して自然冷却する。
そして、前記加工品1Bに対し、研磨、寸法検査、洗浄その他の所要の処理を施し、再生石英ガラス製冶工具の製品とする。この製品は不純物含有量の少ない高品質の再生石英ガラス製冶工具となる。
なお、実施の形態の各装置は一例として開示したもので、各装置は任意に設計変更できること勿論である。
また、実施の形態では、形皿状に形成した消耗石英ガラス製冶工具の再生方法について開示したが、これは一例として示したもので、本発明は実施の形態に限定されるものではなく、本発明を適用する上で好適な石英ガラス製冶工具の再生方法に適応できること勿論である。
本発明の石英ガラス製冶工具の再生方法の一実施の形態の再生工程の流れの概要を示す説明図であって、同図(a)は消耗石英ガラス製冶工具のエッチングされた石英ガラス層を研削する工程を示す説明図、同図(b)は前記研削面を鏡面研磨する工程を示す説明図、同図(c)は同図(b)の研削加工品を真空炉の型にセットすると共に前記加工品に石英ガラス部品を重合し、その上から重りを戴置する工程を示す説明図、同図(d)は真空炉で加熱して前記加工品と前記ガラス部品を溶着する工程を示す説明図、同図(e)は前記加工品と石英ガラス部品とが溶着する前の状態を示す説明図、同図(f)は前記両者が溶着した状態を示す説明図である。 本発明の石英ガラス製冶工具の再生方法の実施に使用される真空炉の一実施の形態の概略構成図である。 図2に示す真空炉の一部を拡大して示す説明図である。 消耗石英ガラス製冶工具の一例を示す図であって、同図の(a)は平面図、同図(b)は同図(a)のA−A線断面図である。 図4に示す前記冶工具のエッチングされた石英ガラス層を研削する工程を示す説明図である。 図5の工程で研削された研削加工品及びこの加工品の研削面を鏡面研磨する工程を示す説明図である。 図6の研削加工品に溶着する石英ガラス部品の一例を示す図であって、同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)のB−B線断面図である。 図6の研削加工品を真空炉の型にセットすると共に前記加工品に前記石英ガラス部品を重合し、その上から重りを戴置する工程を示す説明図である。
符号の説明
1 消耗石英ガラス製冶工具
2 英ガラス層
3 真空炉
15 エッチングされた石英ガラス層
40 加熱室

Claims (5)

  1. 半導体製造工程に用いられる石英ガラス製冶工具の再生方法であって、
    消耗石英ガラス製冶工具のエッチングされた石英ガラス層を研削して平面状に削り落とす工程と、
    所定の肉厚及び形状に形成した石英ガラス部品を前記冶工具の前記研削した面に重合し、これを真空炉の加熱室内で所定の温度で加熱して前記両者を溶着する工程とを含むことを特徴とする、
    石英ガラス製冶工具の再生方法。
  2. 請求項1記載の石英ガラス製冶工具の再生方法において、
    前記冶工具の前記研削した面及び前記石英ガラス部品の少なくとも一方の面は鏡面研磨され、前記両者を鏡面合わせして重合することを特徴とする、石英ガラス製冶工具の再生方法。
  3. 真空炉の加熱室内の温度を石英ガラスの約融点前後温度に設定することを特徴とする、請求項1又は2に記載の石英ガラス製冶工具の再生方法。
  4. 真空炉内を窒素やアルゴン等の不活性ガスに置換することを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに1項に記載の石英ガラス製冶工具の再生方法。
  5. 石英ガラス部品に重力を付与しながら加熱することを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の石英ガラス製冶工具の再生方法。
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