JP4546072B2 - 情報処理方法及びコンピュータ・システム - Google Patents

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Description

本発明は、保険処理に必要なデータをセキュリティを保持しつつ収集等するための技術に関する。
例えば自動車保険に加入している車両について、交通事故等の原因により修理が必要となった場合、通常、保険加入者或いは修理工場の担当者は、修理工場に事故車両を入庫するとともに保険会社に対して修理を行う旨を連絡する。連絡を受けた保険会社は、修理の対象となる車両の情報、加入している自動車保険の内容、事故の状況(過失割合)、車両の損傷度合い等から自動車保険の適用の可否や範囲を判断する。そして、大半は保険会社の担当者(事故調査員)が修理工場に出向き、車両の損傷度合い及び修理費用の見積りの確認を行う。
一方、昨今の情報処理技術の発達により、例えば修理工場は、デジタルカメラで車両の損傷部を撮影し、画像データを電子メール等で保険会社に送信したり、同様に、見積りシステムの出力データを電子メール等により保険会社に送信することが可能となった。
また、画像データ及び見積りファイルを圧縮することにより、高速な伝送を実現しているものもある(例えば、特許文献1参照)。すなわち、修理工場の見積人によって事故車両の画像がコンピュータに入力される。また、修理工場の見積人はコンピュータ上で事故見積りを行い、必要とされる種々の画像領域を強調表示する。見積りが終了すると、見積りファイルが圧縮され、保険会社に伝送される。保険会社では、保険会社の見積人が見積りファイルを圧縮解除し、見積りを読み出し始める。
このような技術により、保険会社の担当者は、修理工場に頻繁に出向かなくても自動車保険の適用の可否や範囲を判断できるようになってきている。また、画像データ等の修理工場からの送信においては、セキュアな通信を行うために、公衆回線網を介したダイヤルアップ・サーバとの通信や、ファイルの暗号化技術が用いられている。
なお、修理工場は、保険会社のシステムに接続するためのファシリティや暗号化プログラムを用意しなければならず、修理工場の既存の見積りシステムの出力データが汎用的なファイルでない場合には、FAXを併用する場合も出てくる。
特開平5−290057号公報
このように、従来技術において、保険会社の担当者は、修理工場に出向く頻度は減ったが、修理工場とのやりとりはあまり減らず、画像データやその他のデータを整理する手間は増加している。また、修理工場にとっても、簡単に且つ安価にデータのやりとりが行われているとは言えない。
さらに、セキュアな通信を可能とするためのダイヤルアップ・サーバとの通信や暗号化プログラムの導入は、システム構築コストや運用コストが比較的多くかかる。また、ファイルの暗号化については、たとえ各修理工場が暗号化プログラムを導入していたとしても、画像データ等の送信の際に忘れずにファイルの暗号化処理が行われるとは決して言えないため、保険会社に暗号化されていないファイルが送信されてしまう可能性が残ってしまう。
また、暗号化通信だけではなく見積りなどの他のデータをも処理できるようにするため、専用のプログラムを修理工場のコンピュータにインストールする方法も考えられるが、修理工場などにおけるコンピュータ・システムに影響を与えることになるため、トータルの運用コストは上昇することが予想される。
従って、本発明の目的は、修理工場などの情報の提供を行う企業等におけるコンピュータ・システムに与える影響及びコストを最小限に抑えつつ、情報の提供を行う企業等から保険会社など情報の提供を受ける企業等に、送信元の確証を得た上で所定のデータをセキュアに送信できるようにするための新規な技術を提供することである。
また、本発明の他の目的は、コンピュータ・システムに対するアクセス権限を確認するための新規な技術を提供することである。
本発明に係る、コンピュータにより実行される情報処理方法は、ユーザ端末から上記コンピュータに関連する特定のURL(Uniform Resource Locator)に対するアクセスを受信した場合、ユーザ端末に予め格納されている特定のファイル(例えば実施の形態におけるIDファイル)の真正性チェックを行うための第1プログラムをユーザ端末に送信するステップと、ユーザ端末の第1プログラム(例えばActiveX(Microsoft社の商標)やJava(Sun Microsystems社の商標)アプレットなどのプログラム。第2プログラムについても同様。)から真正性チェックにより真正性が確認されたことを表す信号を受信した場合には以後のアクセスを許可し、真正性が確認されなかったことを表す信号をユーザ端末の第1プログラムから受信した場合には以後のアクセスを拒否するステップと、アクセスが許可された後にユーザ端末から画像データ登録要求を受信した場合には、少なくとも画像データが登録される対象となる案件を特定するための案件特定データと画像登録を行うための第2プログラムとをユーザ端末に送信する第2プログラム送信ステップと、案件特定データと各々解像度が特定の解像度に調整され且つ順番が規定されている画像ファイルのデータと当該画像ファイルとの対応関係が規定されている任意データとをユーザ端末の前記第2プログラムから受信した場合、案件データ格納部に格納するステップとを含む。なお 第1及び第2プログラムは、上記コンピュータに関連する特定のウェブサイトとのみ連携してユーザ端末において起動され、第2プログラムが、ユーザ端末の特定のドライブの特定のディレクトリに格納されている画像ファイルについて選択を促し、選択された画像ファイルの順番付けを可能にし、選択された画像ファイルの解像度を特定の解像度に調整し、選択された画像ファイルに対応する任意データの入力を可能にし、少なくとも選択された画像ファイルと任意データとを特定のアドレスに暗号化して送信するものである。
このように、第1プログラムをユーザ端末に送り込んで上記特定のファイルによりデータの送信元の確証を得た上で、同じくユーザ端末に送り込んだ第2プログラムから暗号化された画像データ等の必要なデータを受信し、案件データ格納部に格納する。第1及び第2プログラムは、必要なときにユーザ端末に送信されるのでユーザ端末では専用のプログラムを予めインストールしておく必要がない。よって、他のプログラムの影響を軽減し、バージョンアップなどの運用コストを削減することができる。なお、第2プログラムが上記のような機能を有することにより、画像データ等を受信して利用する者の作業負担などが減り業務効率が向上する。また上記特定のファイルによる送信元の認証処理については、当該コンピュータへのアクセス権限の確認となり、例えばID及びパスワードによるユーザ自身の認証に加えて又はそれとは別に、アクセス権限のある特別なユーザ端末であることが確認される。
また、案件データ格納部に格納された案件特定データを含む案件データと画像ファイルのデータと任意データとを用いて特定形式のファイル(例えばウェブページ用のファイル群)を生成し、当該案件に関連する者(例えばアジャスタ(協定担当者))として予め登録されている者宛に当該特定形式のファイルを送信するステップをさらに含むようにしてもよい。このようにすれば、案件に関連する者がわざわざアクセスせずとも例えば事故案件データを得ることができるようになる。なお、上記特定形式のファイルの送信先も予め許可されたアドレス以外には送信できないような仕組みを取り入れることにより、情報の意図せざる漏洩を回避することができるようになる。
さらに、上で述べた特定のファイルが、認証機関により発行される証明書データとは異なり、アクセス可能なユーザ端末を特定するためのバイナリデータを含むようにしてもよい。これにより運用コストを下げることができる。なお、特定のファイルについては、コンピュータに修理工場などのユーザを登録した場合に発行され、ユーザ端末に格納されている。
さらに、上で述べた第2プログラム送信ステップにおいて、さらにユーザ端末の特定のドライブの特定のディレクトリのデータを送信し、上で述べた第2プログラムが、ユーザ端末の特定のドライブの特定のディレクトリのデータをコンピュータに送信するようにしてもよい。ユーザ端末を使用するユーザのユーザビリティを向上させることができる。
また、画像データは事故に関連する画像データであり、案件が事故案件であり、事故案件の登録者の端末からのアクセスに応じて、アクセス元のドメインが予め登録されているドメインであるか判断するステップと、アクセス元のドメインが予め登録されているドメインであると判断された場合には以後の処理を許可し、アクセス元のドメインが予め登録されているドメインではないと判断された場合には以後のアクセスを拒否するステップと、アクセスが許可された後に事故案件の新規登録が事故案件の登録者の端末から要求された場合には、事故案件の新規登録のためのデータを前記事故案件の登録者の端末に送信するステップと、事故案件の登録者の端末から当該事故案件の画像データを撮影する修理工場であるユーザを特定するデータを含む事故案件データを受信し、案件データ格納部に格納するステップと、案件データ格納部に格納されたデータに基づき、修理工場であるユーザ宛に登録依頼を送信するステップとをさらに含むようにしてもよい。
例えば、事故案件の登録者により事故案件が登録されることにより、修理工場であるユーザが上で述べたような画像データ等を対応付けて登録することができるようになる。なお、この部分におけるアクセスについては、第1プログラムによる特定のファイルの真正性確認とは別に、簡易な形でアクセス権限が確認されるようになっている。このような簡易な形であっても、情報の漏洩には一定の歯止めをかけることができる。
本発明に係る情報処理方法をコンピュータにより実行させるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置に格納される。また、ネットワークを介してディジタル信号にて頒布される場合もある。なお、処理途中のデータについては、コンピュータのメモリ等の記憶装置に一時保管される。
本発明によれば、修理工場などの情報の提供を行う企業等におけるコンピュータ・システムに与える影響及びコストを最小限に抑えつつ、情報の提供を行う企業等から保険会社など情報の提供を受ける企業等に、送信元の確証を得た上で所定のデータをセキュアに送信できるようになる。
また別の側面として、コンピュータ・システムに対するアクセス権限を確認する新規な技術が提供される。
図1に本発明の一実施の形態に係るシステム概要図を示す。セキュアでないコンピュータ・ネットワークであるインターネット1には、修理工場に設置される例えばパーソナルコンピュータである1又は複数の工場端末3と、本実施の形態における主要な処理を実施するセンタ・サーバ5とが接続されている。センタ・サーバ5は、一台のコンピュータにて構成される場合もあれば複数台のコンピュータにより構成される場合もある。また、例えば1つの保険会社につき1台が割り当てられる場合もあれば、複数の保険会社につき1台又は複数台が割り当てられる場合もある。また、工場端末3はウェブ(Web)ブラウザ機能を有しており、センタ・サーバ5はWebサーバ機能を有しており、互いに例えばHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)又はHTTPS(HTTP Security。SSL(Secure Socket Layer)対応のHTTP)で通信する。また、工場端末3はメールクライアント機能を有しており、メールを送受信することができるようになっている。本実施の形態に関係する構成要素のみを図示しているので、例えばDNS(Domain Name Server)などについては説明を省略している。
センタ・サーバ5は、例えば専用線経由で保険会社社内LAN(Local Area Network)11に接続される。また、センタ・サーバ5は、事故DB55及び登録ユーザDB57を管理している。さらに、メール処理サーバ13は、事故DB55及び登録ユーザDB57のデータを用いて処理を実施する。メール処理サーバ13も、例えば専用線経由で保険会社社内LAN11に接続されている。なお、専用線経由ではなく、例えばインターネット1及び既知のファイアウォール等を介して保険会社社内LAN11に接続される場合もある。保険会社社内LAN11には、例えば保険会社において用いられるパーソナルコンピュータである1又は複数の保険会社端末7と、保険会社において用いられている各メール・アドレス宛のメールを保存するメールボックス91を管理し且つメール送信処理を実施するメール・サーバ9とが接続されている。なお、メール処理サーバ13は、センタ・サーバ5と一体となっている場合もある。センタ・サーバ5と同様にメール処理サーバ13についても、1台のコンピュータにより構成される場合もあれば、複数台のコンピュータにより構成される場合もある。保険会社端末7は、Webブラウザ機能を有しており、センタ・サーバ5とはHTTP又はHTTPSにて通信する。また、保険会社端末7は、メールクライアント機能を有しており、メールを送受信することができるようになっている。本実施の形態に関連する構成要素のみを図示しているので、他の社内Webサーバなどについては説明を省略している。
センタ・サーバ5は、認証処理部511を有する修理工場インターフェース部51と、事故情報登録閲覧処理部531と工場管理部532とドメイン検査部533とを含む保険会社インターフェース部53とを有する。なお、システム管理者用のインターフェース部も存在しているが本実施の形態にはあまり関係がないので、説明を省略する。また、メール処理サーバ13は、添付ファイル生成部131と、暗号理部132と、ドメイン検査部1331を含むメール生成送信部133とが含まれる。これらの機能の詳細については、以下処理フローの説明において説明する。
次に、図2及び図3に登録ユーザDB57に登録されるデータの一例を示す。図2には、修理工場と保険会社の1つの組み合わせについてのデータの一例を示す。図2の例では、修理工場のID、パスワード、工場名、電話番号、FAX番号、メールアドレス1及び2、メールアドレス2への通知の有無設定、郵便番号、所在地(都道府県)、所在地(市町村以下)及び備考という情報を含む工場情報と、保険会社(ここでは損害保険会社)のIDである損保IDと、本システムを用いて送信される画像ファイルの格納領域を設定したか否かを表す伝送BOX開設設定の有無、画像伝送転送先メールアドレス、当該画像伝送転送先メールアドレスに画像ファイルを添付したメールを送信するか否かを表す画像伝送転送先メールアドレス送信設定、着信通知メールアドレス、当該着信通知メールアドレスに着信通知メールを送信するか否かを表す着信通知メールアドレス送信設定、暗号復号化パスワード及び管理グループを含む損保情報(保険会社情報)と、工場端末3において画像ファイルが格納される特定のディレクトリ(ドライブ情報を含む)とが格納される。この例では、工場情報に含まれるID(修理工場ID)と損保情報に含まれる損保IDとでレコードが特定される。画像伝送の転送は、修理工場が登録した画像データ等を協定担当者宛にメールで送信することを示しており、着信通知メールは画像データ等の登録の発生のみを協定担当者宛に通知するメールを示している。管理グループは、当該修理工場を管理する保険会社内のグループを意味する。
図3には、保険会社の協定担当者などセンタ・サーバ5にアクセスするユーザについてのデータテーブルの一例を示す。図3の例では、損保IDの列、損保名の列、メールのドメインの列、Webアクセスの際のドメイン(ホスト名など。但しIPアドレスの範囲などのデータであってもよい。)の列、所属グループ名の列、ユーザ名の列、ユーザIDの列、パスワードの列とが設けられている。これにより、ログインの認証処理、ドメイン(ホスト名など)によるアクセス権限確認処理、画像データ等の通知先設定において、不適切なアクセス及びメール送信などを防止し、情報の漏洩を防ぐ。なお、メールのドメイン及びWebアクセスの際のドメインについては、予め損保IDなどに対応して登録されているものが各ユーザの登録時に自動的に登録されるものとする。
図4に、事故DB55に格納されるテーブルの一例を示す。図4の例では、案件ごとに、データの登録日時、データの受信日時(更新日時)、送信元名(修理工場名又はコード)、お客様名、協定担当者名(又はコード)、事故の受付番号、事故日、証券番号、車両の登録番号、型式、型式指定番号、類別区分番号、カラーコード、車両所有者、車両使用者、備考、添付ファイル1のファイル名、添付ファイル2のファイル名、画像ファイル1のファイル名、対応するコメント1、画像ファイル2のファイル名、対応するコメント2、画像ファイル3のファイル名、対応するコメント3、画像ファイル4のファイル名、対応するコメント4、...とが含まれる。一部データについては保険会社側の協定担当者などが登録し、一部データについては修理工場側のユーザが登録する。詳細については以下の説明において述べる。
次に、図5乃至図14を用いて保険会社端末7を用いた事故情報登録処理などについて説明する。例えば保険会社の協定担当者が保険会社端末7をセンタ・サーバ5の損保ログインページにアクセスさせる(ステップS1)。このアクセスに応じて、センタ・サーバ5における保険会社インターフェース部53は、損保ログインページ・データを保険会社端末7に送信する(ステップS3)。保険会社端末7は、センタ・サーバ5から損保ログインページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS5)。例えば、保険会社を特定するコード(例えば損保ID)の入力欄と、ユーザIDの入力欄と、パスワードの入力欄とを含むWebページが表示される。
保険会社の協定担当者は、保険会社端末7を操作して、保険会社を特定するコードとユーザIDとパスワードとをログイン・データとして入力する。保険会社端末7は、ログイン・データの入力を受け付け、ログイン・データをセンタ・サーバ5に送信する(ステップS7)。センタ・サーバ5の保険会社インターフェース部53は、保険会社端末7からログイン・データを受信し(ステップS9)、登録ユーザDB57に登録されているデータ(図3)を用いて認証処理を実施する(ステップS11)。さらに、保険会社インターフェース部53のドメイン検査部533は、アクセス元(保険会社端末7)のドメイン名(又はホスト名若しくはIPアドレス)が、保険会社を特定するコードとユーザIDに対応し且つ登録ユーザDB57(図3)に登録されているものと同じであるか判断する(ステップS13)。そして、保険会社インターフェース部53は、ステップS11における認証処理が成功し且つステップS13の検査をクリアしているか判断する(ステップS15)。もし、ステップS11の認証処理又はステップS13の検査のいずれかに問題がある場合にはログイン失敗メッセージを含むWebページ・データを生成し、保険会社端末7に送信する。保険会社端末7はログイン失敗メッセージを含むWebページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS17)。一方、ステップS11の認証処理が成功し且つステップS13の検査をクリアしていると判断された場合には、保険会社用のメニューページ・データを保険会社端末7に送信する(ステップS19)。保険会社端末7は、保険会社用のメニューページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS21)。
例えば図6に示すようなメニューページが表示される。図6の例では、画像・見積登録、伝言板、工場管理、自社登録内容変更、自社ID管理、自社グループID管理、パスワード変更というメニュー項目が示されている。本実施の形態では、自社ID管理、自社登録内容変更、自社グループID管理、伝言板、パスワード変更、及びログアウトについては、本実施の形態の主旨ではないので、これらの説明については省略する。
保険会社の協定担当者は、図6に示すようなメニューページにおいていずれかのメニュー項目を選択し、クリックする。保険会社端末7は、保険会社の協定担当者の選択入力を受け付け、選択入力データをセンタ・サーバ5に送信する(ステップS23)。センタ・サーバ5の保険会社インターフェース部53は、選択入力データを受信し(ステップS25)、画像・見積登録が選択されたか判断する(ステップS27)。もし、画像・見積登録が保険会社の協定担当者により選択されたと判断された場合には端子Aを介して図10の処理フローに移行する。一方、画像・見積登録ではないと判断された場合には、工場管理が選択されたか判断する(ステップS29)。もし、工場管理が選択されたと判断された場合には端子Bを介して図7の処理フローに移行する。工場管理ではないと判断された場合には、自社ID管理、自社登録内容変更、自社グループID管理、伝言板、パスワード変更及びログアウトのいずれかが選択されたことになるので、対応する処理を実施する(ステップS31)。
まず端子Bを介して移行した先の処理について図7乃至図9を用いて説明する。工場管理が選択されたと判断された場合には、保険会社インターフェース部53の工場管理部532が工場管理ページ・データを保険会社端末7に送信する(ステップS35)。保険会社端末7は、センタ・サーバ5から工場管理ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS37)。例えば図8に示すような工場管理ページが表示される。図8の例では、修理工場が存在する都道府県を選択するためのコンボボックス、工場名の入力欄、工場IDの入力欄、電話番号入力欄、取引の有無について指定を行うためのコンボボックス、メニューページに戻るためのメニューボタン、新規登録ボタン、及び検索ボタンが設けられている。保険会社の協定担当者は、修理工場の検索を実施する場合には、コンボボックス及び入力欄とにより検索条件を指定して、検索ボタンをクリックする。修理工場を新規で登録する場合には、新規登録ボタンをクリックする。
保険会社端末7は、保険会社の協定担当者から選択入力を受け付け、選択入力データをセンタ・サーバ5に送信する(ステップS39)。センタ・サーバ5の保険会社インターフェース部53に含まれる工場管理部532は、保険会社端末7から選択入力データを受信し(ステップS41)、当該選択入力データが検索条件を含む検索指示であるか判断する(ステップS43)。もし、検索条件を含む検索指示である場合には、検索条件に従って登録ユーザDB57(図2)を検索し、検索条件に合致する修理工場のデータを抽出する(ステップS45)。そして、検索結果表示ページ・データを生成し、保険会社端末7に送信する(ステップS47)。保険会社端末7は、センタ・サーバ5から検索結果表示ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS49)。検索結果表示ページでは、検索条件に合致する修理工場のデータが列挙されており、これを参照した保険会社の協定担当者は、登録データの修正などの処理を指示するが、これについては本実施の形態の主旨ではないので、これ以上の説明は省略する。
一方、検索指示ではないと判断された場合には、メニューページへの遷移を指示したものであるか判断する(ステップS44)。もしメニューページへの遷移を指示したものである場合には端子Cを介して図5のステップS19に戻る。一方、メニューページへの遷移を指示したものではないと判断された場合には、新規登録が指示されたことになるので、工場管理部532は、登録ユーザDB57(図3)を参照して新規登録ページ・データを生成し、保険会社端末7に送信する(ステップS51)。保険会社端末7は、新規登録ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS53)。
例えば図9に示すような新規登録ページが表示される。図9の例では、工場情報として、工場名、電話番号、FAX番号、メールアドレス1、メールアドレス2、メールアドレス2への通知の有無、郵便番号、所在地(都道府県)、所在地(市町村以下)及び備考を、選択又は入力するように、選択入力欄が設けられている。また、工場から画像ファイルの伝送を受ける際の設定である伝送BOX設定として、画像伝送BOX開設設定、画像伝送転送先メールアドレス(ユーザ名のみ指定可能。ドメイン名は指定不可)、画像伝送転送先メールアドレス送信設定、着信通知メールアドレス、着信通知メールアドレス送信設定、暗号復号化パスワード(確認を含む)及び管理グループのデータを、選択又は入力するように、選択入力欄が設けられている。上で述べたように、画像伝送転送先メールアドレスについては、ドメイン名が指定できない。画像データ等については、他のドメインには送信設定できないようにして、事故情報が他のドメインのメールアドレスに転送されることを防止している。例えば協定担当者の個人メールアドレスなどには送ることができないようになっている。着信通知メールの場合には、修理工場により登録があったことのみが通知されるので、他のドメインに送信するようにしても良い。なお、画像データ等については暗号化処理を施すため、そのためのパスワードの登録が必要となる。但し、画像データ等の転送を行わないようにしても良いし、着信通知メールを送信しないようにしても良い。さらに、登録ボタン、元に戻すボタン、キャンセルボタン、メニューボタン、ログアウトボタン、戻るボタンが設けられている。元に戻すボタンがクリックされると、選択入力欄において選択又は入力されているデータがクリアされる。キャンセルボタンがクリックされると例えば工場管理ページに戻る。戻るボタンがクリックされた場合も工場管理ページに戻る。メニューボタンがクリックされるとメニューページに戻る。ここでは、修理工場について必要なデータが選択入力され、登録ボタンがクリックされるものとする。
保険会社端末7は、保険会社の協定担当者の選択入力を受け付け、選択入力データをセンタ・サーバ5に送信する(ステップS55)。センタ・サーバ5の保険会社インターフェース部53における工場管理部532は、保険会社端末7から選択入力データを受信し、登録ユーザDB57(図2)に登録する(ステップS57)。なお、取引損保IDについては、保険会社の協定担当者のユーザIDに基づき例えば登録ユーザDB57(図3)から抽出する。そして、新規登録に係る修理工場にIDファイルを生成し、当該IDファイルを例えば登録ユーザDB57に登録する(ステップS59)。さらに、当該IDファイルを暗号化して、当該修理工場の登録されたメールアドレスにメールにて送信する(ステップS61)。IDファイルは、認証機関が発行する電子証明書ではなく、例えば所定長のバイナリデータである。運用上、例えばこのIDファイルを受信した修理工場では、別途伝えられるパスワード又は復号キーにてIDファイルを復号して、予め定められたディレクトリに保存しておく。バイナリデータについては、所定の演算を行うことにより真正性が確認されるようなビット列であってもよいし、例えば登録ユーザDB57に登録されているIDファイルと比較処理を実施することにより真正性が確認されるようなビット列であってもよい。このIDファイルを予め定められたディレクトリに保存しておくことにより、センタ・サーバ5へのアクセス権限が確認される。処理は端子Cを介して図5のステップS19に遷移する。
次に、図5から端子Aを介して移行した後の処理を図10乃至図12を用いて説明する。センタ・サーバ5の保険会社インターフェース部53に含まれる事故情報登録閲覧処理部531は、事故DB55を参照して画像・見積登録ページ・データを生成し、保険会社端末7に送信する(ステップS65)。例えば、事故DB55を、ログインしている保険会社の協定担当者のユーザIDで検索し、所定期間内に更新(又は受信)された案件についてのデータを抽出し、抽出されたデータを用いて画像・見積登録ページ・データを生成する。保険会社端末7は、センタ・サーバ5から画像・見積登録ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS67)。
例えば図11に示すような画像・見積登録ページが表示される。図11の例では、事故案件を検索するために、登録番号選択欄、受付番号入力欄、お客様名入力欄、送信元名入力欄、協定担当者名選択欄、及び検索結果のソート順指定欄(昇順又は降順を指定するためのラジオボタンを含む)が設けられている。検索をする場合には、検索ボタンをクリックし、新規案件登録を行う場合には新規案件登録ボタンをクリックし、メニューページに戻る場合にはメニューボタンをクリックし、ログアウトする場合にはログアウトボタンをクリックするようになっている。また、事故DB55から抽出されたデータについても、案件一覧としてテーブルが設けられている。図11の例では、登録番号と、受付番号と、お客様名と、送信元名と、協定担当者名と、登録日と、更新日とにより抽出データを提示している。なお、登録番号はハイパーリンクとなっている。ここでは、メニューページへ移行する場合、ログアウトする場合については本実施の形態特有の処理はないので、保険会社の協定担当者が、検索指示、特定の案件の選択(登録番号のハイパーリンクを選択)、新規案件登録指示のいずれかを行うものとする。
保険会社端末7は、協定担当者からの選択入力を受け付け、選択入力データをセンタ・サーバ5に送信する(ステップS69)。センタ・サーバ5の保険会社インターフェース部53における事故情報登録閲覧処理部531は、保険会社端末7から選択入力データを受信し(ステップS71)、新規案件登録が指示されたか判断する(ステップS73)。もし、新規案件登録が指示されたと判断された場合には、端子Dを介して図13の処理に移行する。一方、新規案件登録が指示されたわけではないと判断された場合には、検索処理が指示されたか判断する(ステップS75)。検索処理が指示されたと判断された場合には、選択入力データに含まれる検索条件データ及び協定担当者のユーザIDに従って事故DB55に対して検索処理を実施する(ステップS77)。そして、検索結果を用いて検索結果ページ・データを生成し、保険会社端末7に送信する(ステップS79)。保険会社端末7は、センタ・サーバ5から検索結果ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS81)。例えば図11の下部に示したような抽出された事故案件のデータを含む案件一覧テーブルが表示される。そして、保険会社の協定担当者は、特定の登録番号のハイパーリンクをクリックする。保険会社端末7は、協定担当者の選択入力を受け付け、特定の事故案件のデータを含む選択入力データをセンタ・サーバ5に送信する(ステップS82)。センタ・サーバ5の保険会社インターフェース部53における事故情報登録閲覧処理部531は、保険会社端末7から選択入力データを受信する。
一方ステップS75において検索処理ではないと判断された場合、図11の下部に示した案件一覧テーブルから、特定の事故案件の選択指示がなされたことになる。またステップS82において特定の事故案件のデータを含む選択入力データが保険会社端末7から送信されるので、いずれの場合も、センタ・サーバ5の保険会社インターフェース部53における事故情報登録閲覧処理部531は、特定の事故案件のデータにて事故DB55を検索し、該当データを読み出し、読み出したデータに基づき事故ページ・データを生成し、保険会社端末7に送信する(ステップS83)。保険会社端末7は、センタ・サーバ5から事故ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS85)。
例えば図12のような事故ページが表示される。図12の例では、本事故案件が登録された日時の表示欄、受付番号表示欄、お客様名表示欄、事故日表示欄、型式表示欄、型式指定番号表示欄、車両所有者表示欄、送信元名表示欄、登録番号表示欄、協定担当者名表示欄、証券番号表示欄、カラーコード表示欄、類別区分番号表示欄、及び車両使用者表示欄が設けられている。さらに、コメント表示入力欄が設けられており、コメントの表示だけではなく入力をも可能となっている。さらに、添付ファイル名(添付ファイル1及び添付ファイル2。リンク付きでクリックすると例えば別ウインドウでファイルの内容を表示する。)の表示欄及び添付ファイルの削除ボタンも設けられている。不要と考えられる添付ファイルについては削除ボタンにより削除される。以下、画像ファイル1のファイル名表示欄及び削除ボタンと画像データ表示欄及びコメント表示欄、画像ファイル2のファイル名表示欄及び削除ボタンと画像データ表示欄及びコメント表示欄、画像ファイル3のファイル名表示欄及び削除ボタンと画像データ表示欄及びコメント表示欄、画像ファイル4のファイル名表示欄及び削除ボタンと画像データ表示欄及びコメント表示欄、画像ファイル5のファイル名表示欄及び削除ボタンと画像データ表示欄及びコメント表示欄、画像ファイル6のファイル名表示欄及び削除ボタンと画像データ表示欄及びコメント表示欄が設けられている。ここでも不要と思われる画像ファイルについては削除ボタンにて削除される。また、「元に戻す」ボタンと更新ボタンとメニューページへ遷移するためのメニューボタンとログアウトするためのログアウトボタンとが設けられている。「元に戻す」ボタンがクリックされると修正入力した結果や削除指示したファイルが元に戻される。更新ボタンがクリックされると、それまでに行われた修正入力が反映されるような形で更新登録がなされる。ここでは、メニューボタン及びログアウトボタンをクリックした場合や「元に戻す」ボタンをクリックした場合については本実施の形態の主旨ではないので説明を省略し、削除ボタン又は更新ボタンがクリックされるものとする。なお、本ページにおいては閲覧のみを行うようにしても良い。その場合には、閲覧が終了すれば例えばメニューボタンやログアウトボタンをクリックすればよい。
保険会社端末7は、保険会社の協定担当者による選択入力を受け付け、選択入力データをセンタ・サーバ5に送信する(ステップS87)。センタ・サーバ5の保険会社インターフェース部53における事故情報登録閲覧処理部531は、保険会社端末7から選択入力データを受信し(ステップS89)、その選択入力の内容を判断する。削除ボタンがクリックされたと判断される場合には、対応するファイルを一旦削除し、他の修正入力のデータを反映させた形でステップS83に戻り、新たな事故ページ・データを構成する。一方、更新ボタンがクリックされたと判断される場合には、選択入力データに含まれる事故データに従って事故DB55を更新登録する(ステップS91)。そして、端子Cを介して図5の処理に戻る。
次にステップS73(図10)において新規登録が指示されたと判断され、端子Dを介して移行した後の処理を図13及び図14を用いて説明する。センタ・サーバ5の保険会社インターフェース部53における事故情報登録閲覧処理部531は、新規案件登録ページ・データを保険会社端末7に送信する(ステップS95)。保険会社端末7は、センタ・サーバ5から新規案件登録ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS97)。
例えば図14のような新規案件登録ページが表示される。図14の例では、受付番号入力欄と、お客様名入力欄と、事故日入力欄と、型式入力欄と、型式指定番号入力欄と、車両所有者入力欄と、送信元名入力欄と、登録番号入力欄と、協定担当者入力欄と、証券番号入力欄と、カラーコード入力欄と、類別区分番号入力欄と、車両使用者入力欄と、コメント入力欄とが設けられている。また、本事故案件データを登録するための登録ボタンと、キャンセルボタンと、メニューページに戻るためのメニューボタンと、ログアウトするためのログアウトボタンと、前のページに戻るための戻るボタンとが設けられている。この新規案件登録ページにおいて、上で述べた入力欄に事故案件のデータを入力する。ここでは、メニューボタン、ログアウトボタン、戻るボタン、キャンセルボタンについては本実施の形態の主旨ではないので、説明を省略する。従って、入力欄に事故案件データが入力され、登録ボタンがクリックされたものとする。
そうすると保険会社端末7は、保険会社の協定担当者による入力を受け付け、入力データをセンタ・サーバ5に送信する(ステップS99)。センタ・サーバ5の保険会社インターフェース部53における事故情報登録閲覧処理部531は、保険会社端末7から入力データを受信し、事故DB55に登録する(ステップS101)。そして、入力データに含まれる修理工場名等(取引損保IDを含む)から登録ユーザDB57に含まれる修理工場のテーブル(図2)を検索して、当該修理工場のメールアドレスを抽出する。そして、新規案件が登録された旨のメールを生成し、当該修理工場のメールアドレス宛に送信する(ステップS103)。そして処理は端子Cを介して図5のステップS19に戻る。
このようにして、保険会社の協定担当者は、本システムを用いて画像データ等を修理工場に送信してもらう案件について事故案件データを予め登録しておく。上でも述べたが、修理工場が、保険会社の協定担当者により登録されていない案件について自主的に本システムを用いて画像データ等を登録する場合もあるが、通常は上で述べた処理に従って案件登録したものについて修理工場が以下で述べる処理に従って画像データ等を登録するようになっている。
次に、修理工場の担当者が画像データ等をセンタ・サーバ5に登録する際の処理について図15乃至図25を用いて説明する。まず、修理工場の担当者が、工場端末3にセンタ・サーバ5のログインページにアクセスさせる(ステップS111)。センタ・サーバ5の修理工場インターフェース部51は、アクセスに応じて、工場端末3にログインページ・データを送信する(ステップS113)。工場端末3は、センタ・サーバ5からログインページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS115)。修理工場のログインページの場合には、修理工場のユーザID及びパスワードの入力欄が設けられている。修理工場の担当者は、ログインページにユーザID及びパスワードを入力する。工場端末3は、ユーザID及びパスワードの入力を受け付け、ユーザID及びパスワードを含むログイン・データをセンタ・サーバ5に送信する(ステップS117)。センタ・サーバ5の修理工場インターフェース部51における認証処理部511は、工場端末3からログイン・データを受信し(ステップS119)、登録ユーザDB57(図2)を参照して認証処理を実施する(ステップS121)。この認証処理については通常の認証処理であるから、これ以上述べない。なお、この認証に失敗した場合には、ステップS113に戻ってログイン・データの入力を再度行わせるようにしても良い。
そして、認証処理部511は、予め用意されている端末認証プログラムを工場端末3に送信する(ステップS123)。この端末認証プログラムは、例えばJavaアプレットやActiveXコントロールのように、特定のWebページ(URL又はサイト)に対応付けられて端末装置に送信され、端末装置において実行されるプログラムである。端末認証プログラムは、処理結果を特定のURL(又はIPアドレス)に送信するような設定もなされている。なお、端末装置側のWebブラウザの設定などによって実行が制限されることはあるが、端末装置のユーザが明示的に又は非明示的に許可を与えた場合には、自動的に実行が開始される。なお、ActiveXコントロールの場合には、インストールも自動的に行われ、一度ダウンロードが行われると再度ダウンロードせずに起動のみ行われる場合もある。
工場端末3は、センタ・サーバ5から端末認証プログラムを受信し(ステップS125)、受信した端末認証プログラムを起動し、所定のディレクトリに保管されたIDファイルに対してIDファイルチェックを実施する(ステップS127)。上でも述べたが、IDファイルは、この修理工場用に発行されたバイナリデータであり、所定のアルゴリズムに従って真正性が判断される。まず、所定のディレクトリにIDファイルが保存されているかを判断する。バイナリデータについては所定の演算を実施すると既知の値が算出されるようにしておき、IDファイルが所定のディレクトリに保存されている場合には、端末認証プログラムは当該所定の演算を実施し、既知の値が算出されるか判断する場合もある。また、登録ユーザDB57に格納されているIDファイルのデータを用いて比較演算を実施するようにしても良い。このように認証処理プログラムとIDファイルの組み合わせを用いて工場端末3の確認を行うことにより、万一ユーザID及びパスワードが漏洩した場合であっても、真正なIDファイルを保持した端末でなければアクセス拒否を行うことができるようになる。IDファイルは、上でも述べたように認証機関の証明書ではないので発行コスト及び運用コストを抑えることができる。このような新規のアクセス制御技術を適用することにより、情報管理を強化している。
いずれの処理方法を採用するにしても端末認証プログラムは、工場端末3の真正性を確認し、確認結果をセンタ・サーバ5に送信する(ステップS129)。この際端末認証プログラムは、所定のURL(又はIPアドレス)に確認結果を送信するように予め設定されており、それ以外のURLには送信できないようになっている。なお、SSLを用いて確認結果を送信する場合もある。センタ・サーバ5の修理工場インターフェース部51における認証処理部511は、工場端末3から確認結果を受信し、確認結果の内容をチェックする(ステップS131)。ここでステップS121における認証処理と端末認証プログラムの確認結果の両方により、真正なユーザにより操作された真正な工場端末3によるアクセスであるかを判断する(ステップS133)。もし、いずれかの処理の結果が真正なユーザにより操作された真正な工場端末3によるアクセスではないということを示している場合には、ログイン失敗メッセージを含むWebページ・データを工場端末3に送信する。工場端末3は、センタ・サーバ5からログイン失敗メッセージを含むWebページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS135)。修理工場の担当者は、ログインに失敗したことを認識することができる。
一方、認証処理部511により真正なユーザにより操作された真正な工場端末3によるアクセスであると判断された場合には、修理工場インターフェース部51はメニューページ・データを工場端末3に送信する(ステップS137)。工場端末3は、センタ・サーバ5からメニューページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS139)。例えば図16に示すようなメニューページが表示される。図16の例では、画像・見積登録、伝言板、自社登録内容変更、パスワード変更についてボタンが設けられており、ログアウトするためのハイパーリンクも設けられている。なお、伝言板、パスワード変更、及び自社登録内容変更については、本実施の形態の主旨ではないので説明を省略する。そして、修理工場の担当者は、画像・見積登録ボタンをクリックするものとする。
工場端末3は、修理工場の担当者の選択入力を受け付け、選択入力データをセンタ・サーバ5に送信する(ステップS141)。センタ・サーバ5の修理工場インターフェース部51は、工場端末3から選択入力データを受信し(ステップS143)、画像・見積登録が選択されたか否か判断する(ステップS145)。もし、画像・見積登録が選択されたと判断された場合には、端子Eを介して図17の処理に移行する。一方、画像・見積登録以外が選択されたと判断された場合には、対応する処理を実施する(ステップS147)。これについては、上でも述べたように本実施の形態の主旨ではないので詳細な説明は省略する。
次に図17を用いて端子Eを介して移行した後の処理について説明する。センタ・サーバ5の修理工場インターフェース部51は、修理工場のユーザIDを用いて事故DB55(図4)を検索し、例えば現在日付から所定期間内に登録された、当該修理工場に関連する事故案件のデータを抽出し、当該抽出された事故案件のデータに含まれる保険会社のID(取引損保ID)を用いて、又は修理工場のユーザIDを用いて登録ユーザDB57を検索し、当該修理工場に対応して登録されている保険会社のID(損保ID)を用いて、損保選択ページ・データを生成し、工場端末3に送信する(ステップS151)。工場端末3は、センタ・サーバ5から損保選択ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS153)。例えば図18に示すような損保選択ページが表示される。図18の例では、A損保ボタン、B損保ボタン、C損保ボタン、D損保ボタン、ログアウトボタン、メニューボタンが設けられている。また、本修理工場宛に新規に事故案件が登録されている保険会社のボタンの右横には、「新規登録有り」の表示が付されている。これにより、新規に事故案件が登録されている保険会社を容易に特定することができる。ここではA損保ボタン、B損保ボタン、C損保ボタン又はD損保ボタンが選択されたものとする。他の選択指示については本実施の形態の主旨ではないので、説明を省略する。
工場端末3は、修理工場の担当者による選択入力を受け付け、選択入力データをセンタ・サーバ5に送信する(ステップS155)。センタ・サーバ5の修理工場インターフェース部51は、工場端末3から選択入力データを受信し(ステップS157)、選択指示内容を確認する。ここではA損保ボタン又はB損保ボタンがクリックされたので、選択損保の損保ID及び修理工場のユーザIDを用いて事故DB55(図4)を検索し、所定期間内に登録された事故案件のデータを抽出する。そして、選択損保に応じた案件一覧ページ・データを生成し、工場端末3に送信する(ステップS159)。工場端末3は、センタ・サーバ5から案件一覧ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS161)。
例えば図19に示すような案件一覧ページが表示される。図19の例では、登録番号表示欄(リンク付き)と受付番号表示欄とお客様名表示欄と事故日表示欄と登録日表示欄と更新日表示欄と登録ボタンとを含む案件テーブルと、メニューページに戻るためのメニューボタンと、ログアウトするためのログアウトボタンと、案件作成ボタンと、前のページに戻るための戻るボタンとが含まれる。修理工場の担当者は、登録番号をクリックして、当該事故案件につき登録されている情報を参照することができる。例えば図19の一行目の登録番号をクリックすると、図20に示すような案件情報ページが表示されるようになっている。若干構成は異なるが図12と同様の内容を参照することができる。修理工場の担当者は、以下の処理で送信される画像データ等を再度このページにて確認し、修正が必要な場合には修正を指示することができる。なお、メニューボタンと、ログアウトボタンと、戻るボタンとは本実施の形態の主旨ではないのでこれ以上述べない。また、案件作成ボタンについては、保険会社側で案件登録を行っていない事故について修理工場側が自主的に画像データ等を登録するものであり、基本的には以下で述べる画像・見積登録処理と同じであって、これのみについての説明を省略する。すなわち、ここではいずれかの事故案件について登録ボタンがクリックされるものとする。
工場端末3は、修理工場の担当者による選択入力を受け付け、選択入力データをセンタ・サーバ5に送信する(ステップS163)。センタ・サーバ5の修理工場インターフェース部51は、工場端末3から選択入力データを受信し(ステップS165)、選択指示の内容を確認する。ここでは上で述べたように特定の事故案件について画像・見積登録ボタンがクリックされたということが分かる。そうすると、選択入力データに含まれる事故案件のID(受付番号など)を特定し、当該事故案件のIDで事故DB55(図4)を検索し、登録されている事故案件データを読み出す(ステップS167)。また、登録ユーザDB57(図2)に登録されているディレクトリデータを読み出す。そして、当該事故案件データ及びディレクトリデータと予め用意してあった画像処理プログラムとを、工場端末3に送信する(ステップS169)。工場端末3は、センタ・サーバ5から、事故案件データ及びディレクトリデータと画像処理プログラムを受信する(ステップS171)。より詳細には、画像処理プログラムが最初に送信され、事故案件データ及びディレクトリデータが後に送信されるものとする。
画像処理プログラムは、端末認証プログラムと同様に、例えばJavaアプレットやActiveXコントロールのように、特定のWebページ(URL又はサイト)に対応付けられて端末装置に送信され、端末装置において実行されるプログラムである。画像処理プログラムは、処理結果を特定のURL(又はIPアドレス)に送信するような設定もなされている。なお、端末装置側のWebブラウザの設定などによって実行が制限されることはあるが、端末装置のユーザが明示的に又は非明示的に許可を与えた場合には、自動的に実行が開始される。なお、ActiveXコントロールの場合には、インストールも自動的に行われ、一度ダウンロードが行われると再度ダウンロードせずに起動のみ行われる場合もある。工場端末3は、画像処理プログラムの受信が終了すると当該画像処理プログラムを起動し、処理を実行する(ステップS173)。
ここで工場端末3の、本実施の形態に関連する部分についての機能ブロック図を図21に示しておく。工場端末3には、通常のWebブラウザ30と、所定のディレクトリに保管されているIDファイル32と、当該IDファイル32の真正性確認処理を実施する端末認証プログラム31と、修理工場で撮影され所定のディレクトリに保管されている1又は複数の画像ファイル34と、他のアプリケーション・プログラムなどにより生成された1又は複数の見積ファイル35と、当該画像ファイル34及び見積ファイル35を取り込み、テンポラリファイル36を使用しながら画像データの処理などを実施する画像処理プログラム33とが含まれる。なお、端末認証プログラム31及び画像処理プログラム33については、最初にインストールがなされ、起動指示がセンタ・サーバ5から特定のWebページに対応して送信されてきた場合に自動的に起動されるようなものである場合もあれば、画像・見積登録が指示される毎にダウンロードされるようなものの場合もある。従って、工場端末3は図21のような機能を必要なときに保持する構成となる。
画像処理プログラム33は、画像処理部331と、データ送受信部332と、ファイル管理部333とを含む。画像処理部331は、回転処理部3311、コントラスト処理部3312、画像ファイルのサイズを所定のサイズに調整(すなわち画像の解像度を変更)するための解像度変換部3313、インターフェース部3314、及びコメント入力処理部3315を含む。データ送受信部332は、事故案件データ等をセンタ・サーバ5から受信し、画像データ等をセンタ・サーバ5にSSLにて暗号化して送信するものであり、その際他のサイト(URL)などから起動指示されたり、他のサイト(又はコンピュータ)とデータを送受信しないようにサイト確認部3321を含む。ファイル管理部333は、テンポラリファイル36の管理及び見積ファイル35の読み込みなどを行うが、設定によってはセンタ・サーバ5に送信するように指示された画像データの元となる画像ファイルを削除するような処理をも実施する。
画像処理プログラム33が起動されると、図22に示すような画面が表示される。図22の例では、事故案件データとして受信した事故情報(受付番号、送信元名、お客様名、事故日、型式、型式指定番号、車両所有者、登録番号、協定担当者、証券番号、カラーコード、類別区分番号、及び車両使用者)を表示する事故情報表示入力部220と、送信すべき画像ファイルを選択等するための画像選択部221と、送信すべき見積書を添付するための見積書添付部222と、登録ボタン2212と、入力内容をクリアするためのクリアボタン2213とが含まれる。画像選択部221には、受信したディレクトリデータに基づき画像ファイルを読み出す元となる画像フォルダの表示入力欄2202と、画像ファイルの読み出し元ディレクトリを変更指示するための参照ボタン2203と、画像ファイルの読み出し元ディレクトリに存在する画像ファイルを列挙する画像一覧2220と、画像一覧2220をスクロールするためのボタン2204a及び2204bとが含まれる。画像一覧2220には、画像フォルダの表示入力欄2202に示されたディレクトリに格納されている画像ファイル毎に1項目設けられ、各項目には、送信すべき画像ファイルを選択するためのチェックボックス2205と、ファイル名表示欄2206と、画像サムネイル表示欄2207と、画像回転指示ボタン2208と、コメント入力欄2209と、順番変更指示バー2214とが含まれる。見積書添付部222には、見積書毎に、ファイル名の表示入力欄2210と見積書のファイルを指定するための参照ボタン2211とが含まれる。
画像処理プログラム33における画像処理部331のインターフェース部3314は、図22に示すような表示を行わせる。事故情報表示入力部220についてはデータ送受信部332により受信された事故案件データを表示する。画像フォルダ表示入力欄2202についてはデータ送受信部332により受信されたディレクトリデータを表示する。なお、参照ボタン2203がクリックされた場合には、オペレーティング・システム(OS)のファイル参照機能を呼び出す。また、ディレクトリデータに基づいて特定されるディレクトリから画像ファイル34を読み出し、画像一覧2220の各項目を生成する。すなわち、各項目について、画像ファイル名をファイル名表示欄2206に表示し、画像サムネイルを画像サムネイル表示欄2207に表示する。インターフェース部3314は、順番変更指示バー2214のドラッグを検出し、画像一覧2220における画像項目の順番を入れ替える。見積書添付部222については、見積書毎にファイル名の入力を受け付け表示する。なお、参照ボタン2211がクリックされた場合には、OSのファイル参照機能を呼び出す。
画像処理部331のコメント入力処理部3315は、コメント入力欄2209にユーザが入力したデータを受け付け、画像ファイル名に対応付けて保持する。画像回転指示ボタン2208がクリックされると、画像処理プログラム33における画像処理部331の回転処理部3311が、例えば画像を左に90°回転させる処理を実施する。コントラスト処理部3312は、例えばヒストグラム変換(伸張化、平坦化)のアルゴリズムを利用して、コントラストを適切なものに設定し、画像にメリハリを付けるための処理を実施する。詳細については、例えば<URL:http://ipr20.cs.ehime-u.ac.jp/column/gazo_syori/chapter2.html>を参照のこと。さらに、解像度変換部3313は、例えばバイキュービック法(bi-cubic convolution)を用いて画像のサイズを所定のサイズに調整するものである。バイキュービック法とは、画像の拡大や縮小の際に用いられる画像補間法の一つであり、拡大又は縮小前の画像のある画素の周囲16個の画素の濃度値を特定し、3次関数を用いて補間する。具体的には、sin(πx)/πxという式をテイラー展開により3次の項で近似し、補間式として用いる。これにより、精度の高い補間を行うことができる。なお、サイズ変更後の表示画像が著しく見にくくなる等の大きな影響を及ぼさない範囲において、他の補間法(例えば、「“貧乏人のためのCG講座 CG知識編”、[online]、[平成15年9月29日検索]、インターネット<URL:http://tt.sakura.ne.jp/~hiropon/lecture/trans.html>」参照。)を用いてもよい。コントラスト処理部3312及び解像度変換部3313は、登録ボタン2212がクリックされた後に処理を行い、テンポラリファイル36に処理後のデータを格納する。
例えば画像サムネイル表示欄2207をクリックすると、図23に示すような画面が表示される。図23には、画像表示欄2301と、戻るボタン2302と、画像情報表示部(ファイル名、解像度、ファイルサイズ)とが含まれる。画像処理部331のインターフェース部3314は、図23に示されるような画面を表示させる。図23のような画面にて画像を拡大表示して内容を確認する。なお、図23に示す画面の表示前にコントラスト処理部3312によるコントラスト調整処理、解像度変換部3313による解像度変換処理を実施させるようにしてもよい。
ユーザは、事故情報表示入力部220の入力欄に必要であれば修正入力を行う。また、画像フォルダ表示入力欄2202に必要があれば修正入力を行う。さらに画像一覧2220において送信すべき画像ファイルに対応してチェックボックス2205にチェックを付し、必要であれば画像回転指示ボタン2208で画像を回転させる。さらに、必要があればコメント入力欄2209にテキストを入力する。さらに、画像ファイルの順番を入れ替える場合には、順番変更指示バー2214をドラッグして順番を入れ替える。表示されていない画像ファイルを表示させる場合には、ボタン2204a又は2204bをクリックして表示を変更させる。さらに、見積書添付部222の見積書ファイル名表示入力欄2210に送信すべき見積書ファイル名を入力する。
必要なデータの入力及び選択が行われると、登録ボタン2212をクリックする。そうすると、チェックボックス2205にチェックが付された画像ファイルについて、上で述べたようにコントラスト処理部3312はコントラスト調整処理を実施し、解像度変換部3313は解像度変換処理を実施し、処理後のファイルをテンポラリファイル36に格納する。この際、コントラスト処理部3312及び解像度変換部3313は、画像選択部221の画像一覧2220に並べられた順番で処理を実施し、ファイル管理部333は、画像ファイルの順番についてのデータを生成して、テンポラリファイル36に保管する。コメント入力欄2209に入力されたテキストデータについては、画像ファイル名に対応付けてテンポラリファイル36にデータを保管する。さらに、ファイル管理部333は、見積書添付部222において指定された見積書ファイルを読み出す。そして、データ送受信部332は、サイト確認部3321において接続先のサイトがセンタ・サーバ5であることを確認の上、テンポラリファイル36のデータ、見積書ファイル及びディレクトリデータ(画像フォルダ表示入力欄2202に入力されたディレクトリ名のデータ)をセンタ・サーバ5に送信する(図17:ステップS175)。この際SSLに従って暗号化がなされる。送信完了がデータ送受信部332において確認されると、ファイル管理部333は、テンポラリファイル36を削除すると共に、チェックボックス2205により送信すべきと選択された画像ファイルを削除する。なお、画像フォルダ表示入力欄2202において指定されたディレクトリの画像ファイルを全て削除するようにしても良い。また、画像処理プログラム33を終了させる。なお、送信前に、例えばデータ送受信部332により、データチェックを行うようにしても良い。例えば、画像ファイルが1つも指定されていない場合は問題であるので、送信処理を実施せず、警告を表示するようにしても良い。また、送信データのアップロード状況を表示するようにしても良い。
センタ・サーバ5の修理工場インターフェース部51は、工場端末3の画像処理プログラム33から、画像処理プログラム33への入力データとして、テンポラリファイル36のデータ、見積書ファイルのデータ、及びディレクトリデータを受信し、一旦メインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS177)。そして、修理工場インターフェース部51は、受信したデータについてデータチェックを実施する(ステップS179)。例えばファイルのフォーマットチェックや、ありえないような不適切なデータを受信していないかを確認する。画像処理プログラム33においてデータチェックを行う場合には、センタ・サーバ5におけるデータチェックをスキップしてもよい。データチェックを行って問題が生じた場合には、再送を画像処理プログラム33に要求するようにしても良い。
データチェックで問題が発見されない場合には、受信したデータを事故DB55及び登録ユーザDB57(ディレクトリデータについて)に登録する(ステップS181)。そして、登録終了メッセージを含むWebページ・データを生成し、工場端末3に送信する(ステップS183)。工場端末3は、登録終了メッセージを含むWebページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS185)。この後メニューページに戻るようにしても良い。センタ・サーバ5の処理は、端子Fを介して図24の処理に移行する。
図24にメール処理サーバ13の処理を示す。メール処理サーバ13の添付ファイル生成部131は、新たに事故DB55に修理工場から受信した画像ファイルなどのデータが登録されると、当該修理工場のID及び当該事故案件を取り扱う保険会社のID(取引損保ID)で登録ユーザDB57(図2)を検索し、画像伝送転送先への転送有と設定されているか判断する。もし、画像伝送転送先への転送有と設定されている場合には、添付ファイル生成処理を実施し、生成された添付ファイル群をメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS187)。添付ファイル生成処理では、画像ファイルのデータを含む事故案件のデータが例えば1又は複数のA4サイズの用紙にちょうどよく印刷されるように当該事故案件のデータを配置したり画像表示サイズを調整したHTML(Hyper Text Markup Language)ファイルを生成する。また、画像ファイルも添付ファイル群に含まれる。なお、HTMLファイルに限定するものではなく、他のワードプロセッサ・プログラムの文書ファイル形式でファイルを生成してもよい。そして、暗号処理部132は、登録ユーザDB57に登録されている暗号復号化パスワードに関連する暗号処理を、添付ファイル群に対して実施する(ステップS189)。
また、メール生成送信部133は、修理工場のID及び事故案件を取り扱う保険会社のIDで登録ユーザDB57を検索し、着信通知メールアドレスへの送信有と設定されているか判断する。そして、着信通知メールアドレスへの送信有と設定されている場合には、新規の画像ファイル等の事故案件データが事故DB55に登録された旨の通知メールを生成し、登録されている着信通知メールアドレス(登録された協定担当者のメールアドレス)宛に送信する(ステップS191)。なお、ここでは協定担当者のメールアドレスに送信することとしたが、協定担当者に代えて、設定することが許可されたドメイン内の任意の受信用アドレス(例えば保険会社の営業所やその他任意の担当地域毎に設けられた受信用アドレス)などに送信するようにしても良い。以下同じである。さらに、ステップS187で添付ファイル群が生成されている場合には、暗号化された添付ファイル群が添付されたメールを生成し、登録されているメールアドレス(登録された協定担当者のメールアドレス)宛に送信する(ステップS193)。その際、メール生成送信部133のドメイン検査部1331は、送信先メールアドレスのドメイン部分が、登録ユーザDB57(図3)において送信先の保険会社に対応して登録されているドメイン名であるかチェックする。もし、送信先メールアドレスのドメイン部分が、登録ユーザDB57(図3)に登録されている送信先の保険会社のドメイン名とは異なるものである場合には、情報漏洩防止のために当該メールの送信を許可しない。送信先メールアドレスのドメイン部分が、登録ユーザDB57(図3)に登録されている送信先の保険会社のドメイン名と同じである場合には、メール送信を許可する。メールは、送信先メールアドレスを管理しているメールサーバ9に送信され、メールックス91に格納される。
保険会社端末7のメーラは、ステップS191とステップS193との少なくともいずれかにおいて送信されたメールをメールサーバ9から受信し、表示装置に表示する(ステップS195)。通知メールの場合には、保険会社の協定担当者は、新規に画像データ等が登録されたことがわかるので、センタ・サーバ5にアクセスするようにしてもよい。画像ファイルを含む添付ファイルが添付されたメールを受信した場合には、保険会社の協定担当者の指示に従って、添付ファイルを所望のディレクトリに保管する(ステップS197)。そして、ステップS189における暗号化処理に対応する暗号復号化処理を実施する(ステップS199)。例えば、登録ユーザDB57(図2)に登録されているパスワードを用いる。パスワードが不要な暗号技術を使用するようにしてもよい。そして、添付ファイルのファイル形式に適合したアプリケーション・プログラムを用いて添付ファイルを表示装置に表示する(ステップS201)。例えばHTMLファイルと画像ファイルとの組み合わせにて添付ファイルが構成される場合には、Webブラウザで表示する。
例えば図25に示すような画面が表示される。図25に含まれるデータの内容は、図12や図20と同じであり、その画面構成のみが異なる。これは上で述べたように例えばA4サイズでの印刷にデータの配置や画像表示サイズが適合化されているからである。この例では1ページ目のみを示しているが、全体としては画像ファイルの数が多いので3ページ構成となっている。但し、ページ構成は任意である。
このような処理を実施することにより、修理工場の工場端末3に予め実行可能なプログラムをインストールしておく必要はないので、修理工場におけるコンピュータ・システムへの影響を最小限に抑えることができる。従って、運用コストも抑えられる。ActiveXやJava技術を用いているので、端末認証プログラム及び画像処理プログラムについてはバージョンアップが容易である。さらに、認証機関が発行する証明書を用いないのでコスト削減が達成されるが、端末認証プログラムを用いて端末認証を行うので、セキュリティ・レベルは低下しない。また、端末認証プログラムを用いて端末認証を行うので、本システムの利用頻度の低い修理工場のためパスワードの有効期限を比較的長く設定しても問題が生じにくくなる。さらに、保険会社端末7からのアクセスについても制限を加えており、さらにメールを送信する際には暗号化するだけではなくメールの送信先を制限しているため、データの漏洩をさらに防止することができる。
なお、図26に示すように、本実施の形態におけるコンピュータにおいては、メモリ201とCPU203とハードディスク・ドライブ(HDD)205と表示装置209に接続される表示制御部207とリムーバブル・ディスク211用のドライブ装置213と入力装置215とネットワークに接続するための通信制御部217とがバス219で接続されている。オペレーティング・システム(OS)及びWebブラウザを含むアプリケーション・プログラムは、HDD205に格納されており、CPU203により実行される際にはHDD205からメモリ201に読み出される。必要に応じてCPU203は、表示制御部207、通信制御部217、ドライブ装置213を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ201に格納され、必要があればHDD205に格納される。このようなコンピュータは、上で述べたCPU203、メモリ201などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラム(端末認証プログラム及び画像処理プログラムを含む)とが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
以上本発明の一実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、センタ・サーバ5と保険会社社内LAN11とは専用線で接続される例を示したが、例えばVPN(Virtual Private Network)にて接続される場合もある。また、主に損害保険会社の例を示しているが、適用範囲は損害保険に限定されるものではない。
画像処理プログラムについては、画像データに修理工場側で特に注意すべき部分に図形を付加するための機能を付加し、保険会社側に注意を促すようにしてもよい。
端末認証プログラムは、上の例では特定のディレクトリにIDファイルが存在していることの確認及びその真正性を端末装置内で実行するようにしていたが、例えばIDファイルを検出した場合にはセンタ・サーバ5に例えばSSLで暗号化して送信するようにしても良い。その場合、センタ・サーバ5の修理工場インターフェース部51の認証処理部511は、端末認証プログラムからIDファイルを受信すると復号化して、登録ユーザDB57に登録され且つ当該修理工場(又はそのうちの特定の端末)に対応するIDファイルと比較演算を実施して、一致するかを判断するようにしても良い。
さらに上で述べた画面例の画面構成については一例であって、同様の内容を含む他の画面構成を採用することも可能である。さらに、1ページ構成を複数ページ構成に変更することも可能である。図2乃至図4のデータテーブルについては、付加的なデータが登録される場合もあれば、一部登録されないデータが存在する場合もある。
また上で述べた処理フローについても、一部のステップについては処理が矛盾しないように順番を入れ替えたり、分岐の仕方を変更することも可能である。
本発明の一実施の形態におけるシステム概要図である。 登録ユーザDBに格納される修理工場データの一例を示す図である。 登録ユーザDBに格納される保険会社のユーザ・データの一例を示す図である。 事故DBに格納される事故案件データの一例を示す図である。 本発明の一実施の形態における処理フロー(その1)を示す図である。 保険会社向けメニューページの一例を示す図である。 本発明の一実施の形態における処理フロー(その2)を示す図である。 保険会社向け工場管理ページの一例を示す図である。 保険会社向け工場新規登録ページの一例を示す図である。 本発明の一実施の形態における処理フロー(その3)を示す図である。 保険会社向け画像・見積登録ページの一例を示す図である。 保険会社向け案件ボックス情報表示入力ページの一例を示す図である。 本発明の一実施の形態における処理フロー(その4)を示す図である。 保険会社向け案件ボックス登録ページの一例を示す図である。 本発明の一実施の形態における処理フロー(その5)を示す図である。 修理工場向けメニューページの一例を示す図である。 本発明の一実施の形態における処理フロー(その6)を示す図である。 修理工場向けの保険会社選択ページの一例を示す図である。 修理工場向けの案件一覧ページの一例を示す図である。 修理工場向けの案件情報表示入力ページの一例を示す図である。 工場端末の機能ブロック図の一例を示す図である。 画像処理プログラムにより表示される最初の画面の一例を示す図である。 画像処理プログラムにより表示される第2の画面の一例を示す図である。 本発明の一実施の形態における処理フロー(その7)を示す図である。 印刷画面の一例を示す図である。 コンピュータの機能ブロックを示す図である。
符号の説明
1 インターネット 3 工場端末 5 センタ・サーバ
7 保険会社端末 9 メール・サーバ 11 保険会社社内LAN
13 メール処理サーバ
51 修理工場インターフェース部 53 保険会社インターフェース部
55 事故DB 57 登録ユーザDB
511 認証処理部 531 事故情報登録閲覧処理部
532 工場管理部 533 ドメイン検査部
131 添付ファイル生成部 132 暗号処理部
133 メール生成送信部 1331 ドメイン検査部
91 メールボックス

Claims (7)

  1. コンピュータにより実行される情報処理方法であって、
    ユーザ端末から前記コンピュータに関連する特定のURLに対するアクセスを受信した場合、前記ユーザ端末に予め格納されている特定のファイルの真正性チェックを行うための第1プログラムを前記ユーザ端末に送信するステップと、
    前記ユーザ端末の前記第1プログラムから前記真正性チェックにより真正性が確認されたことを表す信号を受信した場合には以後のアクセスを許可し、真正性が確認されなかったことを表す信号を前記ユーザ端末の前記第1プログラムから受信した場合には以後のアクセスを拒否するステップと、
    アクセスが許可された後に前記ユーザ端末から画像登録要求を受信した場合には、画像を登録すべき案件を取り扱う損害保険会社を選択させるための損保選択ページ・データを生成し、前記ユーザ端末に送信するステップと、
    前記ユーザ端末から損害保険会社の指定を受信した場合には、損害保険会社が取り扱う案件に関する案件データを案件毎に格納する案件データ格納部から、前記指定に係る損害保険会社が取り扱う案件の案件データを特定するステップと、
    特定された前記案件データの少なくとも一部を含み、前記指定に係る損害保険会社が取り扱う案件から画像データを登録すべき案件を選択させるためのページ・データを生成し、前記ユーザ端末に送信するステップと、
    前記ユーザ端末から案件の指定を受信した場合には、当該指定に係る案件の案件データを前記案件データ格納部から特定し、特定された前記案件データに含まれる、案件を特定するための案件特定データと画像登録を行うための第2プログラムとを前記ユーザ端末に送信する第2プログラム送信ステップと、
    前記案件特定データと各々解像度が特定の解像度に調整され且つ順番が規定されている画像ファイルのデータと当該画像ファイルとの対応関係が規定されている任意データとを前記ユーザ端末の前記第2プログラムから受信した場合、前記案件データ格納部に格納するステップと、
    を含み、
    前記第1及び第2プログラムは、前記コンピュータに関連する特定のウェブサイトとのみ連携して前記ユーザ端末において起動され、
    前記第2プログラムが、
    前記コンピュータにより送信された前記案件特定データを受信し、
    前記ユーザ端末の特定のドライブの特定のディレクトリに格納されている画像ファイルについて選択を促し、選択された画像ファイルの順番付けを可能にし、選択された画像ファイルの解像度を特定の解像度に調整し、選択された画像ファイルに対応する任意データの入力を可能にし、少なくとも選択された画像ファイルと前記任意データとを前記案件特定データに対応付けて特定のアドレスに暗号化して送信するものである
    ことを特徴とする情報処理方法。
  2. 前記案件特定データを含む案件データと前記画像ファイルのデータと前記任意データとを用いて特定形式のファイルを生成し、当該案件に関連する者として予め登録されている者宛に当該特定形式のファイルを送信するステップ、
    をさらに含む請求項1記載の情報処理方法。
  3. 前記特定のファイルが、認証機関により発行される証明書データとは異なり、アクセス可能なユーザ端末を特定するためのバイナリデータを含むことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理方法。
  4. 前記画像データは事故に関連する画像データであり、
    前記案件は事故案件であり、
    事故案件の登録者の端末からのアクセスに応じて、アクセス元のドメインが予め登録されているドメインであるか判断するステップと、
    アクセス元のドメインが予め登録されているドメインであると判断された場合には以後の処理を許可し、アクセス元のドメインが予め登録されているドメインではないと判断された場合には以後のアクセスを拒否するステップと、
    アクセスが許可された後に事故案件の新規登録が前記事故案件の登録者の端末から要求された場合には、事故案件の新規登録のためのデータを前記事故案件の登録者の端末に送信するステップと、
    前記事故案件の登録者の端末から当該事故案件の画像データを撮影する修理工場であるユーザを特定するデータを含む事故案件データを受信し、前記案件データ格納部に格納するステップと、
    前記案件データ格納部に格納されたデータに基づき、前記修理工場であるユーザ宛に登録依頼を送信するステップと、
    をさらに含む請求項1乃至のいずれか1つ記載の情報処理方法。
  5. 前記第2プログラムが、
    前記選択された画像ファイルと前記任意データとを送信した後に、少なくとも当該選択された画像ファイルと当該任意データとを削除するものである
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1つ記載の情報処理方法。
  6. 請求項1乃至のいずれか1つ記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  7. コンピュータ・システムであって、
    ユーザ端末から前記コンピュータ・システムに関連する特定のURLに対するアクセスを受信した場合、前記ユーザ端末に予め格納されている特定のファイルの真正性チェックを行うための第1プログラムを前記ユーザ端末に送信する手段と、
    前記ユーザ端末の前記第1プログラムから前記真正性チェックにより真正性が確認されたことを表す信号を受信した場合には以後のアクセスを許可し、真正性が確認されなかったことを表す信号を前記ユーザ端末の前記第1プログラムから受信した場合には以後のアクセスを拒否する手段と、
    アクセスが許可された後に前記ユーザ端末から画像登録要求を受信した場合には、画像を登録すべき案件を取り扱う損害保険会社を選択させるための損保選択ページ・データを生成し、前記ユーザ端末に送信する手段と、
    前記ユーザ端末から損害保険会社の指定を受信した場合には、損害保険会社が取り扱う案件に関する案件データを案件毎に格納する案件データ格納部から、前記指定に係る損害保険会社が取り扱う案件の案件データを特定する手段と、
    特定された前記案件データの少なくとも一部を含み、前記指定に係る損害保険会社が取り扱う案件から画像データを登録すべき案件を選択させるためのページ・データを生成し、前記ユーザ端末に送信する手段と、
    前記ユーザ端末から案件の指定を受信した場合には、当該指定に係る案件の案件データを前記案件データ格納部から特定し、特定された前記案件データに含まれる、案件を特定するための案件特定データと画像登録を行うための第2プログラムとを前記ユーザ端末に送信する第2プログラム送信手段と、
    前記案件特定データと各々解像度が特定の解像度に調整され且つ順番が規定されている画像ファイルのデータと当該画像ファイルとの対応関係が規定されている任意データとを前記ユーザ端末の前記第2プログラムから受信した場合、前記案件データ格納部に格納する手段と、
    を有し、
    前記第1及び第2プログラムは、前記コンピュータ・システムに関連する特定のウェブサイトとのみ連携して前記ユーザ端末において起動され、
    前記第2プログラムが、
    前記コンピュータ・システムにより送信された前記案件特定データを受信し、
    前記ユーザ端末の特定のドライブの特定のディレクトリに格納されている画像ファイルについて選択を促し、選択された画像ファイルの順番付けを可能にし、選択された画像ファイルの解像度を特定の解像度に調整し、選択された画像ファイルに対応する任意データの入力を可能にし、少なくとも選択された画像ファイルと前記任意データとを前記案件特定データに対応付けて特定のアドレスに暗号化して送信するものである
    ことを特徴とするコンピュータ・システム。
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