JP4545426B2 - パターン形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、パターン形成方法に関し、特に、化学増幅型のレジスト膜を用いたパターン形成方法に関する。
近年、半導体装置の集積度の増加に伴い個々の素子の寸法は微小化が進み、各素子を構成する配線やゲートなどの幅も微細化されている。
この微細化を支えているフォトリソグラフィ技術には、被加工基板の表面にレジスト組成物を塗布してレジスト膜を形成する工程、光を照射して所定のレジストパターンを露光することによりレジストパターン潜像を形成する工程、必要に応じ加熱処理する工程、次いでこれを現像して所望の微細パターンを形成する工程、および、この微細パターンをマスクとして被加工基板に対してエッチングなどの加工を行う工程が含まれる。
パターンの微細化を図る手段の一つとして、上記のレジストパターン潜像を形成する際に使用される露光光の短波長化が進められている。
従来、例えば64Mビットまでの集積度のDRAMの製造には、高圧水銀灯のi線(波長:365nm)が光源として使用されてきた。近年では、256メガビットDRAMの量産プロセスには、KrF(フッ化クリプトン)エキシマレーザ(波長:248nm)を露光光源として用いた技術が実用化されている。また、1ギガビット以上の集積度を持つDRAMの製造には、ArF(フッ化アルゴン)エキシマレーザ(波長:193nm)の実用化が検討されている。さらに、100nm以下のデザイン・ルールに対応する微細パターンを実現する技術として、より波長の短いF(フッ素)エキシマレーザ(波長:157nm)、さらには極端紫外(Extreme Ultra Violet)光(波長:13nm)を露光光源として用いることも考えられている。
このようなフォトリソグラフィ技術においては、従来より化学増幅型レジストが用いられている。
一般に、ポジ型の化学増幅型レジストは、アルカリ不溶性ポリマーおよび酸発生剤を含有する。ここで、アルカリ不溶性ポリマーは、例えば、脂肪族系ベースポリマーの側鎖に結合したアルカリ可溶性基を保護基によってブロックした構造を有している。
このような化学増幅型レジストに対し、適当なマスクを介して露光光を照射すると、露光部で酸発生剤が分解することによって酸を生じる。次に、加熱処理を行うと、アルカリ可溶性基をブロックしている保護基(酸不安定基)が酸の触媒作用により加熱分解して脱離する。これにより、化学増幅型レジストは、露光部においてアルカリ可溶性となる。その後、アルカリ現像液を用いた現像処理によって露光部を溶解除去すると、未露光部からなるレジストパターンが形成される。得られたレジストパターンをマスクとして下地膜をエッチングすることにより、下地膜に所定のパターンを形成することができる。
図11(a)は、マスクを透過した露光光によって形成される空間像の強度分布を示したものである。図において、横軸はレジスト膜上での座標xを、縦軸は強度分布I(x)をそれぞれ示している。
図11(a)に示すように、露光光20は、遮光部21と透光部22がライン・アンド・スペースパターンに形成されたマスク23を透過して空間像24を形成する。
ところで、露光光は、空気などの雰囲気中、レジスト膜中および下地膜中でそれぞれ異なる屈折率を有している。したがって、レジスト膜の内部に入射した露光光は、その一部がレジスト膜に吸収されることによって減衰しながら下地膜に到達する。到達した露光光は、下地膜との界面で反射して反射光となる。この反射光と入射光との間で干渉が起こることによって、レジスト膜中に発生する酸の濃度は膜厚方向に分布を持つようになる。
図11(b)は、図11(a)の露光光20がレジスト膜25中に形成する潜像(Latent Image)26を示したものであり、酸発生剤から生じた酸の濃度分布に対応している。図11(b)より、酸の濃度はレジスト膜の表面付近(図の上方向)ほど高くなることが分かる。
露光後の加熱処理によって、酸はレジスト膜中をある程度拡散する。しかしながら、レジスト膜全体で酸濃度が均一化するまでには至らず、加熱処理後においてもなおレジスト膜の表面付近の方がレジスト膜の内部よりも酸濃度は高い。このため、保護基(酸不安定基)の脱離反応はレジスト膜の内部よりも表面付近で多く起こり、表面付近の方が内部よりもアルカリ可溶性となる。これにより、図11(c)に示すように、現像後のレジストパターン27の断面形状は矩形状とはならず、断面上部27aがテーパ形状を呈するようになる。このため、レジスト寸法の制御性が著しく低下するという問題があった。また、得られたレジストパターン27をマスクとして下地膜(図示せず)の加工を行う場合にも、所望の寸法および形状を有するパターンに加工できないという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものである。即ち、本発明の目的は、化学増幅型のレジスト膜を用いて被加工基板に所定の微細パターンを形成することのできるパターン形成方法を提供することにある。
本発明の他の目的および利点は、以下の記載から明らかとなるであろう。
第1の発明に係るパターン形成方法は、被加工基板の上に、アルカリ水溶液に可溶なベースポリマーの少なくとも一部の官能基に酸不安定基が導入されたアルカリ不溶性ポリマーと、酸発生剤とを含む炭素−酸素結合を有する膜厚が600nm以下の化学増幅型のレジスト膜を形成する工程と、該レジスト膜の全面に波長200nm以下の真空紫外光を10mW/cm 以上100mW/cm 以下の照度および10秒以下の照射時間で連続的またはパルス的に照射することによって、該レジスト膜の表面付近において、該酸不安定基が導入された官能基の脱離反応を起こす工程と、該レジスト膜に所定のマスクを介して露光光を照射することによって、露光部で該酸発生剤から酸を発生させる工程と、
該レジスト膜に加熱処理を行うことによって、該露光部における該アルカリ不溶性ポリマーの該酸不安定基を該酸の作用により脱離させてアルカリ可溶性ポリマーにする工程と、該レジスト膜に現像処理を行うことによって、該レジスト膜の未露光部からなるレジストパターンを形成する工程と、該レジストパターンをマスクとする該被加工基板のエッチングによって、該被加工基板にパターンを形成する工程とを有することを特徴とする。
第2の発明に係るパターン形成方法は、被加工基板の上に反射防止膜を形成する工程と、該反射防止膜の上に、アルカリ水溶液に可溶なベースポリマーの少なくとも一部の官能基に酸不安定基が導入されたアルカリ不溶性ポリマーと、酸発生剤とを含む炭素−酸素結合を有する膜厚が600nm以下の化学増幅型のレジスト膜を形成する工程と、該レジスト膜の全面に波長200nm以下の真空紫外光を10mW/cm 以上100mW/cm 以下の照度および10秒以下の照射時間で連続的またはパルス的に照射することによって、該レジスト膜の表面付近において、該酸不安定基が導入された官能基の脱離反応を起こす工程と、該レジスト膜に所定のマスクを介して露光光を照射することによって、露光部で該酸発生剤から酸を発生させる工程と、該レジスト膜に加熱処理を行うことによって、該露光部における該アルカリ不溶性ポリマーの該酸不安定基を該酸の作用により脱離させてアルカリ可溶性ポリマーにする工程と、該レジスト膜に現像処理を行うことによって、該レジスト膜の未露光部からなるレジストパターンを形成する工程と、該レジストパターンをマスクとする該被加工基板のエッチングによって、該被加工基板にパターンを形成する工程とを有することを特徴とする。
第3の発明に係るパターン形成方法は、被加工基板の上に、アルカリ水溶液に可溶なベースポリマーの少なくとも一部の官能基に酸不安定基が導入されたアルカリ不溶性ポリマーと、酸発生剤とを含む炭素−酸素結合を有する膜厚が600nm以下の化学増幅型のレジスト膜を形成する工程と、該レジスト膜の全面に電子線を1keV以上10keV以下の加速電圧で500μA/cm 以上50mA/cm 以下の電流密度の電子線を10μC/cm 以上500μC/cm 以下の電荷量で連続的またはパルス的に照射することによって、該レジスト膜の表面付近において、該酸不安定基が導入された官能基の脱離反応を起こす工程と、該レジスト膜に所定のマスクを介して露光光を照射することによって、露光部で該酸発生剤から酸を発生させる工程と、該レジスト膜に加熱処理を行うことによって、該露光部における該アルカリ不溶性ポリマーの該酸不安定基を該酸の作用により脱離させてアルカリ可溶性ポリマーにする工程と、該レジスト膜に現像処理を行うことによって、該レジスト膜の未露光部からなるレジストパターンを形成する工程と、該レジストパターンをマスクとする該被加工基板のエッチングによって、該被加工基板にパターンを形成する工程とを有することを特徴とする。
第4の発明に係るパターン形成方法は、被加工基板の上に反射防止膜を形成する工程と、該反射防止膜の上に、アルカリ水溶液に可溶なベースポリマーの少なくとも一部の官能基に酸不安定基が導入されたアルカリ不溶性ポリマーと、酸発生剤とを含む炭素−酸素結合を有する膜厚が600nm以下の化学増幅型のレジスト膜を形成する工程と、該レジスト膜の全面に電子線を1keV以上10keV以下の加速電圧で500μA/cm 以上50mA/cm 以下の電流密度の電子線を10μC/cm 以上500μC/cm 以下の電荷量で連続的またはパルス的に照射することによって、該レジスト膜の表面付近において、該酸不安定基が導入された官能基の脱離反応を起こす工程と、該レジスト膜に所定のマスクを介して露光光を照射することによって、露光部で該酸発生剤から酸を発生させる工程と、該レジスト膜に加熱処理を行うことによって、該露光部における該アルカリ不溶性ポリマーの該酸不安定基を該酸の作用により脱離させてアルカリ可溶性ポリマーにする工程と、該レジスト膜に現像処理を行うことによって、該レジスト膜の未露光部からなるレジストパターンを形成する工程と、該レジストパターンをマスクとする該被加工基板のエッチングによって、該被加工基板にパターンを形成する工程とを有することを特徴とする。
この発明は以上説明したように、レジスト膜の全面に真空紫外光および電子線のいずれか一方を照射し、酸不安定基が導入された官能基の脱離反応をレジスト膜の表面付近で起こしてから露光および加熱を行うので、レジスト膜が全体として均一にアルカリ水溶液に溶解するようにすることができる。これにより、レジストパターンの上部断面形状がテーパ形状となるのを抑制して、非加工基板に所望のパターンを形成することが可能となる。
本実施の形態においては、半導体基板上にゲート絶縁膜を介してゲート電極材料が成膜された基板を被加工基板として用い、ゲート電極材料をエッチングしてゲート電極パターンを形成する例について述べる。但し、本発明がゲート電極パターンの形成に限られるものでないことはいうまでもない。例えば、レジストパターンを用いたコンタクトホールの形成や層間絶縁膜の加工などにも本発明を適用することが可能である。さらに、半導体基材以外の被加工基板(例えば、ガラス基板やプラスチック基板などの上に被加工膜が形成されたもの)に本発明を適用することも可能である。
図1〜図10は、本発明にかかるパターン形成方法の一例を示したものである。尚、これらの図に示す半導体装置はCMOS構造を有している。
まず、図1に示すように、半導体基板としてのシリコン基板1表面の所定領域に、素子分離領域2を形成してNMOS領域とPMOS領域とに区画する。その後、PMOS領域にNウェル3を、NMOS領域にPウェル4をそれぞれ形成する。
次に、シリコン基板1の上にゲート絶縁膜5を形成する(図2)。本実施の形態においては、ゲート絶縁膜5を構成する材料の種類および膜厚に特に制限はない。任意の材料を選択して適当な膜厚を有するゲート絶縁膜5を形成することができる。
例えば、熱酸化法によって、膜厚1.5nm程度のシリコン酸化膜を形成することができる。また、ゲート絶縁膜5としては、850℃程度の温度の酸化性ガス雰囲気中でシリコン基板1の表面を酸化して膜厚2.0nm程度のSiO(酸化シリコン)膜を形成した後、NO(一酸化窒素)ガス雰囲気中でこのSiO膜の表面を窒化することによって得られた膜を用いることもできる。さらに、Al(アルミナ)、HfO(酸化ハフニウム)若しくはZrO(酸化ジルコニウム)またはこれらの混合物を3.0nm〜5.0nm程度の膜厚で成膜したものをゲート絶縁膜5として用いてもよい。
次に、Nウェル3およびPウェル4に、それぞれ閾値電圧調整用の不純物を注入する。その後、ゲート絶縁膜5の上に、ゲート電極材料としての多結晶シリコン膜6を形成する(図2)。
多結晶シリコン膜6の形成は、例えば、SiH(シラン)またはSiDなどを原料とするLPCVD(Low Pressure Chemical Vapor Deposition)法によって行うことができる。また、多結晶シリコン膜6の膜厚は、例えば150nm程度とすることができる。
多結晶シリコン膜6を形成した後は、多結晶シリコン膜6にP(リン)などの不純物をイオン注入する。
次に、多結晶シリコン膜6の上にハードマスク材料としてのSiO膜7を形成する(図3)。SiO膜7は、例えばCVD法によって形成することができる。また、SiO膜7の膜厚は、例えば100nm程度とすることができる。
SiO膜7を形成した後は、この上に反射防止膜8を形成する(図4)。反射防止膜は、次に形成するレジスト膜をパターニングする際に、レジスト膜を透過した露光光を吸収することによって、レジスト膜と反射防止膜との界面における露光光の反射をなくす役割を果たす。反射防止膜8としては有機物を主成分とする膜を用いることができ、例えば、スピンコート法などによって形成することができる。また、反射防止膜8の膜厚は、例えば40nm以上110nm以下とすることができる。尚、本実施の形態においては、反射防止膜8はなくてもよい。
次に、反射防止膜8の上にレジスト膜9を形成する(図4)。レジスト膜9の膜厚は、半導体装置の製造工程に応じた所定の膜厚とすることができるが、例えば、200nm以上600nm以下とすることができる。
レジスト膜9としては、アルカリ水溶液に可溶なベースポリマーの少なくとも一部の官能基に、保護基として酸不安定基が導入されたアルカリ不溶性ポリマーと、酸発生剤とを含む化学増幅型のレジスト膜を用いる。
ベースポリマーとしては、例えば、アクリル酸系ポリマーなどの脂肪族系ポリマーを用いることができる。
例えば、露光光が波長193nmのArFエキシマレーザ光である場合には、ポリ(ノルボルネン−co−無水マレイン酸)若しくはその誘導体またはポリ(メチルアダマンチルメタクリレート)若しくはその誘導体などを用いることができる。さらには、露光光が157nmのFエキシマレーザ光である場合には、ポリ(ノルボルネンヘキサフルオロイソプロパノール)若しくはその誘導体またはポリ(テトラフルオロエチレン−co−ノルボルネン−co−テトラフルオロ−t−ブチルメタクリレート)若しくはその誘導体などを用いることができる。
酸発生剤としては、トリフェニルスルホニウムトリフラートなどの光によって酸を発生する光酸発生剤を用いることができる。但し、本実施の形態においては、感光波長が真空紫外域にない光酸発生剤を用いることが好ましい。
本実施の形態においては、レジスト膜9の形成後であって酸発生のための露光前に、波長200nm以下の光、すなわち、真空紫外(Vacuum Ultra Violet,以下、VUVという。)光10をレジスト膜9の全体に照射することを特徴としている(図5)。
VUV光としては、例えば、波長126nmのArエキシマ光、波長146nmのKrエキシマ光、波長153nmのFエキシマ光、波長165nmのArBrエキシマ光、波長172nmのXeエキシマ光、波長175nmのArClエキシマ光、波長193nmのArFエキシマ光または波長107nmのKrBrエキシマ光などを用いることができる。
一般に、VUV光を有機膜に照射することによって、有機膜中の炭素−炭素結合を直接励起して切断することができる。そこで、本実施の形態においては、レジスト膜にVUV光を照射して、酸不安定基が導入された官能基をベースポリマーから脱離させる。ここで、官能基の脱離反応はレジスト膜の表面付近でのみ起こるようにする。このようにすることによって、露光後にレジスト膜表面付近での酸濃度が高くなっても、表面付近では、酸の触媒作用により脱離反応を起こす酸不安定基の数が少なくなっているので、レジスト膜全体でみれば略均一にアルカリ可溶性ポリマーが生成することになる。すなわち、レジスト膜の表面付近と内部とでアルカリ水溶液に対する溶解度の差が生じるのを防いで、露光されたレジスト膜の全体が均一にアルカリ水溶液に溶解できるようになる。
VUV光の照射量は、酸不安定基が導入された官能基の脱離反応がレジスト膜の表面付近でのみ起こりレジスト膜の内部では起こらない量とする。具体的には、10mW/cm以上100mW/cm以下の照度のVUV光を10秒以下の時間で連続的に照射することができる。この場合、連続照射でなく、パルス的にVUV光を照射してもよい。パルス的に照射することによって、VUV光の照射量をさらに少ない値にすることが可能となる。但し、上記の照度および照射時間は、使用する光源に応じて適宜調整することが好ましい。
図5において、レジスト膜9′は官能基の脱離反応が起きたレジスト膜9の表面層を表わしている。
VUV光10を照射した後は、図6に示すように、所定のマスク11を介してレジスト膜9に露光光12を照射する。本実施の形態においては、深紫外(Deep Ultra Violet)から真空紫外の光を露光光12として用いることができる。例えば、波長193nmのArFエキシマレーザ光、波長157nmのFエキシマレーザ光または波長13nmのEUV光などが挙げられる。
この露光は、レジスト膜9に所定の潜像を形成することを目的として行うものである。この際、露光部9aにおいては、レジスト膜中に含まれる酸発生剤から酸が生じるが、未露光部9bでは酸発生剤は露光されないので酸が生じることはない。
次に、露光後のレジスト膜9に対して加熱処理を行う。加熱処理の条件は、例えば、100℃以上150℃以下の温度で60秒以上90秒以下の時間とすることができる。
加熱処理を行うと、露光部9aにおけるレジスト膜9中のアルカリ不溶性ポリマーが、酸と反応してアルカリ可溶性ポリマーになる。すなわち、アルカリ可溶性の官能基をブロックしている酸不安定基が酸の触媒作用によって加熱分解して脱離する。これにより、露光部9aにアルカリ可溶性ポリマーの構造が生じる。
例えば、アルカリ不溶性ポリマーが式(1)に示す構造を有する場合、露光により生じた酸と反応することによって、式(1)のポリマーは、式(2)に示すアルカリ可溶性ポリマーになる。尚、式(1)において、Rはt−ブチル基などであり、R′は水素原子またはメチル基などである。また、−COORは、本明細書における「酸不安定基が導入された官能基」であり、−Rは「酸不安定基」である。
Figure 0004545426
Figure 0004545426
一方、式(1)のアルカリ不溶性ポリマーに弱いVUV光を照射すると、酸不安定基が導入された官能基(−COOR)が部分的に脱離して式(3)に示す構造になる。式(3)のアルカリ不溶性ポリマーは、式(1)のアルカリ不溶性ポリマーにおいて、酸不安定基が導入された官能基(−COOR)の一部が疎水性の基(−R″)に置換した構造を有している。
Figure 0004545426
図7は、レジスト膜の赤外吸収スペクトルをVUV光照射前後で測定した結果の一例を示すものである。VUV光を照射しない状態(すなわち、式(1)のポリマー構造を有する状態)では、波数1,700cm−1〜1,800cm−2付近にC=Oの吸収が見られる。これに対して、VUV光を照射するとC=Oの吸収は小さくなることから、式(3)に示す構造が形成されていることが分かる。ここで、C=Oの吸光度は、VUV光の照射時間が長くなる程小さくなる。したがって、照射時間を調節することによって、残存するC=Oの量を制御することが可能である。
式(3)のアルカリ不溶性ポリマーに酸を作用させると、酸不安定基(−R)が脱離して、式(4)に示すアルカリ可溶性ポリマーになる。式(4)のアルカリ可溶性ポリマーでは、式(2)のアルカリ可溶性ポリマーに比べて、アルカリ可溶性の基であるカルボキシル基(−COOH)の数が少なくなっており、代わって疎水性の基(−R″)が増えている。したがって、アルカリ水溶液に対する溶解度は、式(2)のポリマーに比べると式(4)のポリマーの方が低い。
Figure 0004545426
以上のことをまとめると、次のようになる。
まず、式(1)の構造を有するレジスト膜を形成する。次に、レジスト膜にVUV光を照射し、レジスト膜の表面付近にのみ式(3)のアルカリ不溶性ポリマーが生じるようにする。続いて、レジスト膜にArFエキシマレーザなどの露光光を照射すると、酸発生剤から酸が発生する。発生した酸の濃度は、図11(b)で説明したのと同様に、レジスト膜の表面付近で高くなる。その後、加熱処理を行うと、式(1)および式(3)の酸不安定基(−R)が酸の触媒作用により加熱分解して脱離する。この際、レジスト膜の表面付近の方が酸濃度は高いので、酸不安定基の脱離反応は、レジスト膜の表面付近の方が内部に比べて起こりやすくなっている。しかし、上記のVUV光照射によって、表面付近に存在する酸不安定基(−R)の数を少なくしているので、生成するアルカリ可溶性ポリマーのアルカリ水溶液に対する溶解度は、膜厚方向に略均一な値を有するものとすることができる。
尚、本実施の形態においては、レジスト膜にVUV光を照射する代わりに電子線を照射しても上記と同様の効果を得ることができる。この場合においても、電子線の照射量は、酸不安定基が導入された官能基の脱離反応がレジスト膜の表面付近でのみ起こりレジスト膜の内部では起こらない量とする。具体的には、加速電圧1keV以上10keV以下で電流密度500μA/cm以上50mA/cm以下の電子線を10μC/cm以上500μC/cm以下の電荷量となるように連続的に照射することができる。この場合、連続照射でなく、パルス的に電子線を照射してもよい。パルス的に照射することによって、電子線の照射量をさらに少ない値にすることが可能となる。
加熱処理を終えた後は、レジスト膜9に対して現像処理を行う。
現像液としては、アルカリ水溶液を用いることができる。アルカリ水溶液としては、例えば、濃度2.38%のテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドの水溶液を用いることができる。尚、現像液として使用可能なアルカリ水溶液であれば、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド以外の他の物質が含まれていてもよい。
本実施の形態によれば、図6の露光部9aに生成したアルカリ可溶性ポリマーは、アルカリ水溶液に対して膜厚方向に略均一に溶解する。したがって、現像後に形成されるレジストパターン13の断面形状を略矩形状に形成することが可能となる(図8(a))。すなわち、図11(c)でレジストパターン27の上部がテーパ形状に形成されるのに対して、本実施の形態によれば略矩形状のレジストパターン13が得られる(図8(b))。図8(b)の13aはレジスト膜9′に対応し、VUV光または電子線を照射することによって脱離反応が起きた層を示している。
レジストパターン13を形成した後は、これをマスクとして反射防止膜8およびSiO膜7をエッチングする。これにより、反射防止膜パターン14と、ハードマスクとしてのSiO膜パターン15が形成される(図9)。例えば、CF(四フッ化炭素)、O(酸素)およびAr(アルゴン)からなる混合ガスをエッチングガスとしたRIE(Reactive Ion Etching)法によって、反射防止膜8およびSiO膜7をドライエッチングすることができる。その後、不要となったレジストパターン13および反射防止膜パターン14をOガスを用いたアッシングなどによって除去する。
次に、SiO膜パターン15をマスクとして、多結晶シリコン膜6のエッチングを行う。その後、ゲート絶縁膜5のエッチングを行うことによって、図10に示すゲート電極パターン16を得ることができる。
以上述べたように、本実施の形態によれば、レジスト膜にVUV光または電子線を照射し、酸不安定基が導入された官能基の脱離反応をレジスト膜の表面付近で起こした後に、所定のマスクを介しての露光工程および加熱処理工程を行うので、露光部に生じたアルカリ可溶性ポリマーが膜厚方向に均一にアルカリ水溶液に溶解するようにすることができる。これにより、レジストパターンの断面形状が上部でテーパ形状となるのを抑制することができるので、このレジストパターンをマスクとしてエッチングを行うことにより、被加工基板に微細なパターンを形成することが可能となる。
本実施の形態にかかるパターン形成方法を示す図である。 本実施の形態にかかるパターン形成方法を示す図である。 本実施の形態にかかるパターン形成方法を示す図である。 本実施の形態にかかるパターン形成方法を示す図である。 本実施の形態にかかるパターン形成方法を示す図である。 本実施の形態にかかるパターン形成方法を示す図である。 本実施の形態において、VUV光照射前後でのレジスト膜の赤外吸収スペクトルの変化を示す図の一例である。 本実施の形態にかかるパターン形成方法を示す図であり、(a)は半導体装置の断面図、(b)はレジストパターンの拡大断面図である。 本実施の形態にかかるパターン形成方法を示す図である。 本実施の形態にかかるパターン形成方法を示す図である。 従来のパターン形成方法の説明図であり、(a)は空間像を、(b)は潜像を、(c)はレジストパターンの断面図をそれぞれ示す。
符号の説明
1 シリコン基板
2 素子分離領域
3 Nウェル
4 Pウェル
5 ゲート絶縁膜
6 多結晶シリコン膜
7 SiO
8 反射防止膜
9,25 レジスト膜
10 VUV光
11,23 マスク
12,20 露光光
13,27 レジストパターン
14 反射防止膜パターン
15 SiO膜パターン
21 遮光部
22 透光部
24 空間像
26 潜像

Claims (9)

  1. 被加工基板の上に、アルカリ水溶液に可溶なベースポリマーの少なくとも一部の官能基に酸不安定基が導入されたアルカリ不溶性ポリマーと、酸発生剤とを含む炭素−酸素結合を有する膜厚が600nm以下の化学増幅型のレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜の全面に波長200nm以下の真空紫外光を10mW/cm 以上100mW/cm 以下の照度および10秒以下の照射時間で連続的またはパルス的に照射することによって、前記レジスト膜の表面付近において、前記酸不安定基が導入された官能基の脱離反応を起こす工程と、
    前記レジスト膜に所定のマスクを介して露光光を照射することによって、露光部で前記酸発生剤から酸を発生させる工程と、
    前記レジスト膜に加熱処理を行うことによって、前記露光部における前記アルカリ不溶性ポリマーの前記酸不安定基を前記酸の作用により脱離させてアルカリ可溶性ポリマーにする工程と、
    前記レジスト膜に現像処理を行うことによって、前記レジスト膜の未露光部からなるレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンをマスクとする前記被加工基板のエッチングによって、前記被加工基板にパターンを形成する工程とを有することを特徴とするパターン形成方法。
  2. 被加工基板の上に反射防止膜を形成する工程と、
    前記反射防止膜の上に、アルカリ水溶液に可溶なベースポリマーの少なくとも一部の官能基に酸不安定基が導入されたアルカリ不溶性ポリマーと、酸発生剤とを含む炭素−酸素結合を有する膜厚が600nm以下の化学増幅型のレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜の全面に波長200nm以下の真空紫外光を10mW/cm 以上100mW/cm 以下の照度および10秒以下の照射時間で連続的またはパルス的に照射することによって、前記レジスト膜の表面付近において、前記酸不安定基が導入された官能基の脱離反応を起こす工程と、
    前記レジスト膜に所定のマスクを介して露光光を照射することによって、露光部で前記酸発生剤から酸を発生させる工程と、
    前記レジスト膜に加熱処理を行うことによって、前記露光部における前記アルカリ不溶性ポリマーの前記酸不安定基を前記酸の作用により脱離させてアルカリ可溶性ポリマーにする工程と、
    前記レジスト膜に現像処理を行うことによって、前記レジスト膜の未露光部からなるレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンをマスクとする前記被加工基板のエッチングによって、前記被加工基板にパターンを形成する工程とを有することを特徴とするパターン形成方法。
  3. 被加工基板の上に、アルカリ水溶液に可溶なベースポリマーの少なくとも一部の官能基に酸不安定基が導入されたアルカリ不溶性ポリマーと、酸発生剤とを含む炭素−酸素結合を有する膜厚が600nm以下の化学増幅型のレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜の全面に電子線を1keV以上10keV以下の加速電圧で500μA/cm 以上50mA/cm 以下の電流密度の電子線を10μC/cm 以上500μC/cm 以下の電荷量で連続的またはパルス的に照射することによって、前記レジスト膜の表面付近において、前記酸不安定基が導入された官能基の脱離反応を起こす工程と、
    前記レジスト膜に所定のマスクを介して露光光を照射することによって、露光部で前記酸発生剤から酸を発生させる工程と、
    前記レジスト膜に加熱処理を行うことによって、前記露光部における前記アルカリ不溶性ポリマーの前記酸不安定基を前記酸の作用により脱離させてアルカリ可溶性ポリマーにする工程と、
    前記レジスト膜に現像処理を行うことによって、前記レジスト膜の未露光部からなるレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンをマスクとする前記被加工基板のエッチングによって、前記被加工基板にパターンを形成する工程とを有することを特徴とするパターン形成方法。
  4. 被加工基板の上に反射防止膜を形成する工程と、
    前記反射防止膜の上に、アルカリ水溶液に可溶なベースポリマーの少なくとも一部の官能基に酸不安定基が導入されたアルカリ不溶性ポリマーと、酸発生剤とを含む炭素−酸素結合を有する膜厚が600nm以下の化学増幅型のレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜の全面に電子線を1keV以上10keV以下の加速電圧で500μA/cm 以上50mA/cm 以下の電流密度の電子線を10μC/cm 以上500μC/cm 以下の電荷量で連続的またはパルス的に照射することによって、前記レジスト膜の表面付近において、前記酸不安定基が導入された官能基の脱離反応を起こす工程と、
    前記レジスト膜に所定のマスクを介して露光光を照射することによって、露光部で前記酸発生剤から酸を発生させる工程と、
    前記レジスト膜に加熱処理を行うことによって、前記露光部における前記アルカリ不溶性ポリマーの前記酸不安定基を前記酸の作用により脱離させてアルカリ可溶性ポリマーにする工程と、
    前記レジスト膜に現像処理を行うことによって、前記レジスト膜の未露光部からなるレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンをマスクとする前記被加工基板のエッチングによって、前記被加工基板にパターンを形成する工程とを有することを特徴とするパターン形成方法。
  5. 前記真空紫外光は、Arエキシマ光、Krエキシマ光、Fエキシマ光、ArBrエキシマ光、Xeエキシマ光、ArClエキシマ光、ArFエキシマ光およびKrBrエキシマ光よりなる群から選ばれる請求項1又は2のいずれかに記載のパターン形成方法。
  6. 前記露光光は、ArFエキシマレーザ光、Fエキシマレーザ光およびEUV光よりなる群から選ばれる請求項1〜5のいずれか1に記載のパターン形成方法。
  7. 前記ベースポリマーは脂肪族系ポリマーである請求項1〜6のいずれか1に記載のパターン形成方法。
  8. 前記脂肪族系ポリマーはアクリル酸系ポリマーである請求項7に記載のパターン形成方法。
  9. 前記アルカリ水溶液は、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドを含む水溶液である請求項1〜8のいずれか1に記載のパターン形成方法。
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