JP4545177B2 - 料金収受システムおよびその情報伝送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、料金収受システムおよびその情報伝送方法、特に、有料道路や有料駐車場等の利用に当たり、車両に搭載された車載機と料金所との間で情報交信を行い、料金収受を行うことにより車両のノンストップ通過を可能とする料金収受システムおよびその情報伝送方法の改良に関する。
従来から高速道路等においては、料金収受のための通行券の受け渡しやその通行券の有する情報に基づく利用料金の支払い等のために、通行券受渡所や料金所等で車両を一時停止させる必要があり、この一時停止及び通行券や料金の受け渡しが通行券受渡所や料金所手前側の渋滞の大きな原因になっている。
そこで、近年このような問題を改善するため、一時停止することなく、料金の収受ができるノンストップ自動料金収受システムが提案され、実用化されている。
このシステムは、通行券受渡所や料金所及び車両に、自動料金収受のための情報交信を行う通信装置を配置しておき、車両が通行券受渡所や料金所を通過する際に、交信を行うことにより、必要な情報を授受して料金収受処理を行うものである。具体的には、有料道路入口ゲートに配置された通行券受渡所の通信装置は、通過しようとする車両に対してID確認等を行うことにより、その車両が自動料金収受のための契約を正規に行っているか否か、現在自動料金収受の利用が可能であるか等の確認を車載側の通信装置(車載機)から送られてくる情報に基づいて行うと共に、有料道路のゲート場所情報や通過日時等の情報を車載機に送信する。一方、有料道路出口ゲートの料金所の通信装置では、通過しようとする車両に対して、再度ID確認等によりその車両が自動料金収受のための契約を正規に行っているか否か、現在自動料金収受の利用が可能であるか等の確認を車載側の通信装置(車載機)から送られてくる情報に基づいて行うと共に、有料道路入口で車載機に与えられた入口ゲート場所情報や通過日時等の情報に基づいて、利用料金の引き落とし処理を行っている。例えば、所定の口座からの料金引落処理や車載機のプリペイド残額からの減算処理等を行う。このような処理は有料道路入口及び出口において、数十msの交信で完了することができるので、車両は一時停止すること無く、入口ゲート及び出口ゲートを通過することが可能になる。その結果、通行券受渡所や料金所における渋滞の緩和に大きく寄与することができる。
このようなノンストップ自動料金収受システムを実現する具体例が、例えば、特許文献1に開示されている。このシステムは、例えば料金所(通行券受渡所)に配置した送受信アンテナの通信エリア内に、車両の進行方向に沿って、第1、第2の車両検出センサを所定間隔で配置している。そして、料金所に向かって走行してきた車両を第1の車両検出センサが検出すると、料金所と車両間で情報の授受を開始し、次に進行方向前方に配置された第2車両検出センサが前記車両の移動に基づいて車両を検出すると、情報の授受を停止するようにしているものである。その結果、第1、第2の車両検出センサを通過する間に、料金所と車両間で情報送受を行うことが可能となり、料金収受処理を行うことができる。
特開平9−326057号公報
上述したシステムにおいては、料金所(通行券受渡所)と車両との間で情報の送受を開始するタイミングと、送受を停止するタイミングを得るために、第1、第2の車両検出センサが必要になる。しかし、車両検出センサの設置場所は料金所等へ向かう通行路の路側になるため、料金所手前に複数の車両検出センサが配置されることになる。特に、複数の通行路を有する料金所の場合、車両検出センサが大量に必要になり、システムコストが増大してしまうという問題がある。また、料金所手前に複数の車両検出センサが存在すると通行車両と干渉する確率が増加すると共に、メンテナンスが煩雑になる等の問題があり好ましくない。さらに、料金所の設置場所によっては、通行路に沿って複数の車両検出センサの設置自体が不可能な場合もある。
また、上記システムは、第1、第2の車両検出センサを用いているため、車両のボンネット部分が長いもの等では、交信が完了する前に車両前端部が第2の車両検出センサをオンして交信を停止させてしまい、良好な交信を阻害し、自動料金収受が可能な車両であるにも関わらず、一時停止を求め通常に通行券や料金の受け渡しを要求してしまう誤動作が生じる可能性があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、シンプルかつ低コストで実現可能な構成により料金収受のための交信を良好に行うことのできる料金収受システムおよびその情報伝送方法を提供することを目的とする。
上記のような目的を達成するため、本発明に係る通信システムは、料金所手前に形成される通信エリアに進入する車両に搭載された車載機と交信し情報の授受を行うことにより料金収受を行う料金収受システムであって、前記通信エリア内の車両進入側寄りに車両検出エリアを有する単一の車両検出センサと、前記車両検出センサの検出状態とタイマカウントとに基づいて情報授受のための交信の開始及び停止を実行する通信制御手段を含む通信装置と、を含み、前記通信制御手段は、前記料金所に向かって走行してきた車両の先端部が前記車両検出センサによって検出されると車載機との間で料金収受のための交信を開始させると共に前記タイマカウントを開始し、前記車両検出センサが非検出状態となった時点が、前記タイマカウントの所定時間内であれば、前記タイマカウントが所定時間経過した時に交信を停止させ、前記車両検出センサが非検出状態となった時点が、前記タイマカウントの所定時間経過後であれば、前記車両検出センサが非検出状態となった時点で交信を停止させ、前記交信において、前記車載機からの情報が無ければ、前記料金所付近の開閉ゲートにより前記車両を停止させ料金収受を行うものとする。
上記のような目的を達成するため、本発明は、上記構成において、前記車両検出センサは、料金所を通過する複数の通行路毎にそれぞれ一基ずつ設けられているものとする。
上記のような目的を達成するため、本発明は、料金所手前に形成される通信エリアに進入する車両に搭載された車載機との交信により情報を授受し、授受した情報の処理を行う通信システムであって、前記通信エリア内の車両進入側寄りに車両検出エリアを有する単一の車両検出センサと、前記車両検出センサの検出状態とタイマカウントとに基づいて情報授受のための交信の開始及び停止を行う通信装置と、を備え、前記通信装置は、前記料金所に向かって走行してきた車両の先端部が前記車両検出センサによって検出されると車載機との間で料金収受のための交信を開始すると共に前記タイマカウントを開始し、前記車両検出センサが非検出状態となった時点が、前記タイマカウントの所定時間内であれば、前記タイマカウントが所定時間経過した時に交信を停止させ、前記車両検出センサが非検出状態となった時点が、前記タイマカウントの所定時間経過後であれば、前記車両検出センサが非検出状態となった時点で交信を停止させるものとする。
上記のような目的を達成するため、本発明は、料金所手前に形成される通信エリアに進入する車両に搭載された車載機と路側に配置された通信装置とが交信して情報の授受を行うことにより料金収受を行う料金収受システムの情報伝送方法であって、前記通信エリア内の車両進入側寄りに車両検出エリアを有する単一の車両検出センサにより車両の先端部が検出されると前記通信装置が車載機との間で料金収受のための交信を開始するステップと、前記車両検出センサが車両の検出時から所定時間以内に非検出状態に変化した場合には車両の形状が非連続であるとして前記通信装置は交信を停止させず、車両の検出時から所定時間経過後に非検出状態に変化した場合には前記通信装置は交信を停止するステップと、を含むものとする。
この発明によれば、単一の車検出器センサによって、車両の車載機との交信開始及び交信停止を制御する場合でも、車検出器センサの検出状態の変化形態に基づいて車載機との情報の授受の停止タイミングを選択するので、交信を行う車両の形状や通過速度の影響を受けること無く良好な通信を行う通信時間を確実に確保することができる。つまり、料金収受システムをシンプルな構成で、かつ低コストで構築することが可能となると共に、従来と同様な良好な自動料金収受処理を行うことができる。
また、この発明よれば、通信制御手段は、車両検出後、所定時間以内に検出状態から非検出状態に変化した場合、その状態変化を無視して交信を継続するので、例えば、前部と後部との間に隙間を有するような牽引車等全体的に不連続な形状の車両でも、単一の車両検出センサによる通信開始及び停止制御ができ、確実な通信時間を確保し、交信不良や交信ミスを排除することができる。
また、この発明よれば、通信制御手段は、車両検出センサが車両の検出状態から非検出状態へ変化した後も車載機との情報の授受の停止を所定時間遅延させるので、例えば、長さの短い車両や所定速度以上で通過する車両に対しても、予め定めた良好な交信を行うことのできる交信時間を確保することができる。その結果、車両の長さや通過速度の影響を受けること無く、車載機と確実な交信時間を確実に確保することができて、交信不良を排除することができる。
また、本発明によれば、各通行路に本システムを適用する場合でも、各通行路には単一の車両検出センサしか必要ないので、全体システムのシンプル化や設置コストの低減、また、通行する車両との干渉防止、メンテナンスの簡略化等に寄与することができる。
本発明の好適な実施の形態を図面を用いて説明する。なお、本発明の料金収受システムおよびその情報伝送方法は、所定の車載機を有する車両との間で情報の授受を行い、利用料金の収受を行うものであればよく、例えば、高速道路等の有料道路や有料駐車場等に適用可能であるが、以下の説明では、有料道路に本発明を適用した例を説明する。すなわち、ノンストップで有料道路の入口及び出口ゲートを通過可能とするシステムについて説明する。そして、以下の説明において、自動料金収受機能を有する車載機を搭載した車両を「ETC車」という。
図1は、本発明の実施の形態の概略構成を示すもので、図1において料金所1は、有料道路の出口に設けられ、高速道路等では、隣の通行路2と分離する通路分離帯3上に配置されている。なお、料金所1は各種の設備を備えているが、ここではこの発明の要旨とする点を除いて不必要なものはすべて省略してある。本実施の形態においては、出口を通過する車両4は、通行路2を矢印方向に進み料金所1に接近することとなる。
本実施の形態において、料金所1の手前側、すなわち高速道路内側には、各通行路2を跨ぐように門型の支持体5が形成され、この支持体5の上部には、ビーム6を所定の通行路2に向けて照射し、図に示すように、通行路2上に、略楕円形状の通信エリア7を形成するアンテナ8が下向きに取付けられている。このアンテナ8は、例えば料金所1等の内部に配置された通信装置9に有線または無線で接続され、アンテナ8を介して授受した情報の処理が前記通信装置9で行われる。
また、通路分離帯3上で前記通信エリア7に沿った位置には、出口を通過しようとする車両4を検出する車両検出センサ10が配置され、その検出信号が前記通信装置9に提供されるようになっている。具体的には、通信エリア7内で車両4の進入側寄りに車両検出エリアを有する単一の車両検出センサ10を配置している。なお、図1においては、車両4の左側に車両検出センサ10として、例えば反射型の赤外線センサを配置した例を示しているが、車両4の右側に配置してもよい。つまり、通信エリア7の所定位置(進入側端部から所定距離オフセットされた位置)に車両検出エリアを形成する車両検出センサ10であれば、車両検出センサ10自体の設置位置は任意であり、例えば、通行路2の上方位置でもよい。また、車両4の存在を検出するセンサであれば、その種類は任意であり、超音波センサ等を用いてもよい。
本実施の形態において、車両検出センサ10によって車両4の先端部分が検出(例えば赤外線が車両4によって反射することにより検出)されると通信装置9はアンテナ8を介して料金収受のための通信を開始し、次に車両検出センサ10によって車両4の通過(車両4の車両検出エリアから退出による信号オフ)が検出されると通信を停止する。すなわち、車両4が車両検出センサ10の車両検出エリアを通過する間、通信エリア7に白抜き部分11で示される領域で料金所1の通信装置9とETC車である車両4に搭載された車載機との間で情報の授受が行われる。なお、通信エリアが不必要に大きいと個々の車両の判別ができず、反対にあまり小さいと情報の授受に必要な時間が確保できなくなり、その設定等が煩雑であるが、本実施の形態のように、単一の車両検出センサ10のオン・オフで交信の開始タイミング、停止タイミングを決定すれば、適切な交信時間を容易に確保することが可能となる。
従って、出口を通過しようとする車両4がETC車であれば前記アンテナ8を介して料金所1の通信装置9とETC車との間でノンストップの状態で料金収受を行うための情報の授受が行われる。一方、出口を通過しようとする車両4が非ETC車であれば、車両検出センサ10の動作により通信装置9は交信を開始するが、信号無しとなり、通常の料金収受、つまり、料金所付近の開閉ゲートにより車両4を一時停止させ、料金の支払いを求めることになる。
なお、本実施の形態において、車両検出センサア10の車両検出エリアを通信エリア7の内側に配置している。これは、図1において通信エリア7中の白抜き部分11の前後、つまり、ハッチングを入れたエリア12a,12bの部分でも情報の授受は可能であるが、電波の性質上、検出エリアの変動は排除できず、交信の不確実性も否定できない。したがって、通信エリア7中で最も正確に情報の授受を行い得る通信エリア7の中央付近で情報の授受を確実に行えるように配慮しているためである。
図2は、料金収受システムの通信装置9を中心として示した概略的な全体構成図である。料金所1等に配置される通信装置9は、車両検出センサ10が出口に進入してきた車両4の先端部を検出した場合に出力する検出信号13によりオンし、検出信号13の消失、つまり車両4の後端部の通過によりオフするシュミットトリガゲート14、車両4に搭載され、アンテナ15aを有する車載機15との交信を制御する通信制御部16、実際に料金収受処理を行う料金収受処理部17等を含んでいる。また、通信装置9の通信制御部16には、料金収受処理部17から車載機15へ送信する情報18及び車載機15から送信された情報19を通信制御部16を介して送受信するための、アンテナ8が一体化された送受信部20が接続されている。なお、本実施の形態では、シュミットトリガゲート14を使用した例を示しているが、ある閾値に基づいてオン/オフを判別できるものであれば任意であり、通常のゲートやコンパレータ等でもよい。
以下、動作について説明する。
車両4の先端部が車両検出センサ10の車両検出エリアに達し、車両検出センサ10がオフからオンに変化すると、シュミットトリガゲート14の出力は”0”→”1”と変化する。また、車両4の後端部が車両検出センサ10の車両検出エリアを過ぎて、車両検出センサ10がオンからオフに変化すると、シュミットトリガゲート14の出力は”1”→”0”と変化する。したがって、通信装置9は、シュミットトリガゲート14の出力”1”で通信を開始し、”0”で通信を停止すれば、図1の白抜き部分11の先端(進入側)で車両4(ETC車)と情報の授受を開始し、白抜き部分11の後端(出口側)、すなわち、車両4の後端部が車両検出センサ10によって検出された位置で、情報の授受を停止する。つまり、車両4が車両検出エリアから退出するまでの間が料金所1と車両4との間で情報の授受可能となる。
通常の乗用車等では、車両4のシルエットは、所定の高さ及び幅を有した連続的なものであるため、車両検出センサ10は、車両4の先端部を検出した後、後端部に至るまで、常時オン出力を行うことができる。従って、通信装置9は、車両4の通過している時間分だけ交信を行うことができる。通常、料金収受処理に必要な時間は70〜80ms程度であり、車両4の先端部から後端部まで安定した認識ができれば十分処理することが可能となる。
このように、単一の車両検出センサ10による通信開始及び停止制御を行うことで、料金収受システムをシンプルな構成で、かつ低コストで構築することが可能となると共に、従来と同様な確実な通信時間を確保することが可能となり、良好な自動料金収受処理を行うことができる。また、車両ボンネット部分が長いものでも車両全体の長さに応じた交信時間の確保を行うことが容易にできる。
ところで、ETC車は、上述したような普通車のみならず、例えば、トラックや牽引車等のように、前部と後部が細い連結装置で接続されている車両も存在する。このような場合、車両の先端部の検出によりオンした車両検出センサ10は、前部と後部との間に形成される隙間(連結装置部分)により一時的にオフして、更に後部先端部の検出によりオンしてしまう場合がある。つまり、車両の形状により車両の通過を誤認識する場合がある。図3(a)には、このような場合の車両検出センサ10の検出信号13が示されている(図3(a)は同一車両でそのシルエットに2カ所隙間が存在する場合を示している)。このような場合、車両の前部先端部が車両検出センサ10に達し、車両検出センサ10がオフからオンに変化した時、シュミットトリガゲート14の出力は”0”→”1”と変化する。その後、車両検出センサ10が同一車両の前部後端部を検出することになり、車両検出センサ10の出力が直後にオンからオフに変化し、更にまたその直後、後部先端部の検出により再びオフからオンに変化してしまう。つまり、車両検出センサ10がオンからオフに変化したときに、シュミットトリガゲート14の出力が”1”→”0”と変化してしまう。この場合、通信制御部16は通信を停止してしまい、図1の白抜き部分11で料金所とETC車との間で情報の授受が終了する前に交信を停止してしまうことがある。また、場合によっては、1台の車量を2台であると誤認識して、同一車両に対して重複して交信を行い、料金の重複収受処理をしてしまう場合もある。
そこで、本実施形態においては、通信制御部16が車両検出センサ10の検出状態に基づいて交信の開始及び停止タイミングを選択することができるようになっている。例えば、車両検出後、所定時間以内に検出状態から非検出状態に変化した場合、その状態変化を無視して交信を継続するような処理を行っている。例えば、シュミットトリガゲート14の出力に対しタイマ処理を施すことにより、所定時間以内のシュミットトリガゲート14の信号を検出しないようにしている。つまり、車両検出センサ10の検出信号13の一時的なオフは認識しないようにしている。図3(b)には、車両検出センサ10の検出信号13の一時的なオフは認識せず、交信を継続している様子が示されている。
図4には、図3(b)に示す処理の具体的な例を説明するフローチャートが示されている。まず、前述したように、接近してきた車両4が車両検出エリアに到達し、車両検出センサ10がオンに変化したか否かの判断を行う(S100)。オンの場合、シュミットトリガゲート14の出力が”0”→”1”と変化し(S101)、通信装置9は、送受信部20を介して車両4との間で通信による情報の授受を開始する(S102)。通信装置9は、車両検出センサ10の出力がオフになったか否かの監視を継続し(S103)、オフになった場合、シュミットトリガゲート14の出力に対しタイマ処理を行うために、例えば内部タイマのカウントを開始する(S104)。その後、通信装置9はタイマのカウントに基づき、所定時間経過したことを確認したら(S105)、シュミットトリガゲート14の出力を”1”→”0”と変化させ(S106)、通信装置9は、送受信部20に対し、通信の停止を指示し(S107)、次の車両の検出による通信処理に備える。
図4のフローチャートにおいて、所定時間とは、例えば、100msである。この100msとは、80km/hで走行する車両4が3mの通信領域(白抜き部分11)を通過する時間(通信に必要な時間)等、車速や必要時間等を考慮して決めることが望ましい。このような処理を行うことにより、車両4が車両検出センサ10により検出されている間は、確実に通信時間を確保することができると共に、車両検出センサ10が上述した牽引車等の通過により一時的にオフしてしまう場合でも、通信に必要な時間を確実に確保することが可能になる。なお、前記所定時間を決める場合、次の車両が通信エリア7に入る前に通信を終了させることが必要であり、例えば、100msは、そのような条件を満たす一例であり、車両の混同による誤通信の排除にも有効である。
このような処理を施すことにより、単一の車両検出センサ10を使用しても出口を通過しようとする車両の形状の影響を受けることなく、通信装置9は、車載機15と確実な交信時間を確保することが可能となり、交信不良を排除することができる。同様に、同一車両に対する重複交信等の交信ミスも防止することができる。
なお、上述した制御は、普通車のような隙間を有さない車両も含めて適用してもよいが、別途、車種を検出する手段を設け、牽引車のような特定の車両に対してのみタイマを適用するようにしてもよい。
また、単一の車両検出センサ10を使用して、交信開始及び停止を制御する場合、通過する車両の長さや通過速度が交信時間に影響する。図5(a)に示すように、例えば、軽自動車等車両長さの短いものでは、車両検出センサ10の車両検出エリアを通過する時間が短くなり、検出信号13がオンしている時間が短くなる。また、所定以上の車両長さを有するものでも、通過速度が早ければその分、車両検出エリアを通過する時間が短くなる。つまり、良好な情報の交信ができない場合が生じる。
本実施の形態の料金収受システムにおいては、このような場合にも対応するため、車両検出センサ10が車両の検出状態から非検出状態へ変化した後も車載機との情報の授受の停止を所定時間遅延させる図5(b)に示すような処理を施すようにしてもよい。例えば、車両検出センサ10がオフからオンに変化し、シュミットトリガゲート14の出力が”0”→”1”と変化したと同時にタイマをスタートさせ、タイマが所定時間(予め定めた交信必要時間)経過するまで車両検出センサ10がオフしても車載機15との情報の授受の停止を遅延させるようにしてもよい。
図6には、図5(b)に示す処理の具体的な例を説明するフローチャートが示されている。まず、接近してきた車両4が車両検出エリアに到達し、車両検出センサ10がオンに変化したか否かの判断を行う(S110)。オンの場合、シュミットトリガゲート14の出力が”0”→”1”と変化し(S111)、通信装置9は、送受信部20を介して車両4との間で通信による情報の授受を開始する(S112)。この時同時に、内部タイマのカウントを開始する(S113)。通信装置9は、この間、車両検出センサ10の出力がオフになったか否かの監視を継続し(S114)、オフになった場合、タイマのカウントに基づき、所定時間が経過したか否かの確認を行う(S115)。もし、所定時間経過していない場合、(S114)等に戻り、通信の継続を行う。また、所定時間の確認がされた場合、つまり、車両検出センサ10の出力がオフになりかつタイムアップしている場合、シュミットトリガゲート14の出力を”1”→”0”と変化させ(S116)、通信装置9は、送受信部20に対し、通信停止の指示を行い(S117)、次の車両の検出による通信処理に備える。
このような処理を施すことにより、車両検出センサ10のオン状態が所定時間より短い場合でも、図5(b)に示すように、通信の停止を遅延させ、予め定めた良好な交信を行うことができ、交信時間を確保することができる。その結果、車両の長さや通過速度の影響を受けること無く、車載機と確実な交信時間を確保することが可能となり、交信不良を排除することができる。
なお、図6のフローチャートにおいて、所定時間とは、例えば、通信に必要な時間や車長の短い車両の通過する時間、速度の遅い車両等を考慮して決めればよいが、図6の場合の所定時間は、車両4の検出と同時にタイマをスタートさせるので、図4で示した所定時間より多少長く設定する必要がある。もちろん、次の車両が通信エリア7に入る前に通信を終了させることを考慮する必要もある。図4においては、主に、牽引車のように、車両の形状が非連続である場合に有効であるとしたが、もちろんタイマの利用により、所望の通信時間の確保を行っているという点においては、車長の短い車両や車速の速い車に対しても良好な通信確保を行うことができる。これらの点において、図4に示す処理の方が様々な車両に適用可能な所定時間の設定が容易で、かつ確実な通信を行うことができるので有用である。
ところで、車両検出センサ10のオフに無関係に、車両検出センサ10が車両4を検出してから所定時間経過後に通信を停止するように制御した場合、車両4のボンネット等が車両検出センサ10で検出されると、車載機の設置位置が通信エリア7に入っていない場合でもタイマがカウントを開始してしまい、車速が遅い場合には、実際に通信をできる時間を確保できなくなる虞がある。しかし、図4や図6で示すように、車両検出センサ10のオフを考慮して処理を行うことにより、必要な通信時間を確実に確保することができる。
なお、車両の長さが長い場合等、通信装置9と車載機15との間で、良好な交信が終了(停止)した後も車両検出センサ10がオンしている場合がある。この場合には、交信完了(成功)に基づいて、交信を停止するようにしてもよい。
上記した実施の形態では、一つの通行路2に対してのみ説明したが、複数の通行路2を有する場合、車両検出センサ10を各通行路2に設けることは言うまでもなく、この場合でも、各通行路2には、車両検出センサ10は一つであり、全体システムのシンプル化や設置コストの低減、また、通行する車両との干渉防止、メンテナンスの簡略化等に寄与することができる。
また、図1、図2に示す構成は、一例であり、単一の車両検出センサによる検出結果に基づき、通信装置と車載機との交信の開始及び停止を制御する構成であれば、適宜変更可能であり同様な効果を得ることができる。
なお、上述した実施の形態は、高速道路等の有料道路の出口に本発明の料金収受システムを適用した例を示したが、有料道路入口にも同様な情報授受を行うシステムを設け、そこで、料金自動収受が許可されているか否かや進入情報(進入場所や進入時間等)の情報授受を行った上で、そのシステムと対で使用することが必要であることは言うまでもない。また、同様な料金収受システムは、車両を一時停止させること無く、料金収受を行いたい場合に利用可能であり、例えば、有料駐車場の出入口や車両で直接進入可能な所定施設や所定エリアの出入口にも設置可能であり、同様な効果を得ることができる。
本発明に係る実施の形態を説明するための概略構成図である。 本発明に係る実施の形態の料金収受システムの通信装置を中心として示した概略的な全体構成図である。 本発明に係る実施の形態の交信開始及び停止タイミングを説明するための説明図である。 図3に示す交信開始及び停止タイミングを説明するためのフローチャートである。 本発明に係る実施の形態の交信開始及び停止タイミングを説明するための他の説明図である。 図5に示す交信開始及び停止タイミングを説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 料金所、2 通行路、3 通路分離帯、4 車両、5 支持体、6 ビーム、7 通信エリア、8 アンテナ、9 通信装置、10 車両検出センサ、13 検出信号、14 シュミットトリガゲート、15 車載機、16 通信制御部(通信制御手段)、17 料金収受処理部、20 送受信部。

Claims (4)

  1. 料金所手前に形成される通信エリアに進入する車両に搭載された車載機と交信し情報の授受を行うことにより料金収受を行う料金収受システムであって、
    前記通信エリア内の車両進入側寄りに車両検出エリアを有する単一の車両検出センサと、
    前記車両検出センサの検出状態とタイマカウントとに基づいて情報授受のための交信の開始及び停止を実行する通信制御手段を含む通信装置と、
    を含み、
    前記通信制御手段は、前記料金所に向かって走行してきた車両の先端部が前記車両検出センサによって検出されると車載機との間で料金収受のための交信を開始させると共に前記タイマカウントを開始し、
    前記車両検出センサが非検出状態となった時点が、前記タイマカウントの所定時間内であれば、前記タイマカウントが所定時間経過した時に交信を停止させ、
    前記車両検出センサが非検出状態となった時点が、前記タイマカウントの所定時間経過後であれば、前記車両検出センサが非検出状態となった時点で交信を停止させ、
    前記交信において、前記車載機からの情報が無ければ、前記料金所付近の開閉ゲートにより前記車両を停止させ料金収受を行うことを特徴とする料金収受システム。
  2. 請求項1に記載の料金収受システムであって、
    前記車両検出センサは、料金所を通過する複数の通行路毎にそれぞれ一基ずつ設けられていることを特徴とする料金収受システム。
  3. 料金所手前に形成される通信エリアに進入する車両に搭載された車載機との交信により情報を授受し、授受した情報の処理を行う通信システムであって、
    前記通信エリア内の車両進入側寄りに車両検出エリアを有する単一の車両検出センサと、
    前記車両検出センサの検出状態とタイマカウントとに基づいて情報授受のための交信の開始及び停止を行う通信装置と、
    を備え、
    前記通信装置は、前記料金所に向かって走行してきた車両の先端部が前記車両検出センサによって検出されると車載機との間で料金収受のための交信を開始すると共に前記タイマカウントを開始し、
    前記車両検出センサが非検出状態となった時点が、前記タイマカウントの所定時間内であれば、前記タイマカウントが所定時間経過した時に交信を停止させ、
    前記車両検出センサが非検出状態となった時点が、前記タイマカウントの所定時間経過後であれば、前記車両検出センサが非検出状態となった時点で交信を停止させることを特徴とする通信システム。
  4. 料金所手前に形成される通信エリアに進入する車両に搭載された車載機と路側に配置された通信装置とが交信して情報の授受を行うことにより料金収受を行う料金収受システムの情報伝送方法であって、
    前記通信エリア内の車両進入側寄りに車両検出エリアを有する単一の車両検出センサにより車両の先端部が検出されると前記通信装置が車載機との間で料金収受のための交信を開始するステップと、
    前記車両検出センサが車両の検出時から所定時間以内に非検出状態に変化した場合には車両の形状が非連続であるとして前記通信装置は交信を停止させず、車両の検出時から所定時間経過後に非検出状態に変化した場合には前記通信装置は交信を停止するステップと、
    を含むことを特徴とする料金収受システムの情報伝送方法。
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