JP4539803B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機に係わり、より詳細には、複数の左右風向板と、これを揺動自在に支持して吹出口に取り付ける組立枠および連結板とを一体成形した構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の壁掛け式の空気調和機は、例えば図5で示すように、壁面に固着され、上部に係止爪Bを備えた据付板Aに、これに対応する係止部Cが係止して固定される本体Dの前面上部および上面に吸込口1を設け、前面下部に複数の左右風向板3と、上下風向板4とを夫々備えた吹出口2を設け、前記吸込口1と前記吹出口2とを結ぶ空気通路に、下部にドレンパン5を備え、前部熱交換器6aおよび後部熱交換器6bにより逆略V字状に折曲された熱交換器6と、クロスフローファン7とを設け、同クロスフローファン7の側部に、図示はしないが、同クロスフローファン7を駆動する第一駆動モータと、前記上下風向板4を駆動する第二駆動モータと、電装部とを夫々設けてなる構成であった。
【0003】
しかしながら、例えば前記複数の左右風向板3と、これを揺動自在に支持して吹出口に取り付ける組立枠および連結板とを一体成形してユニット化することにより、金型を簡素化して低コスト化を促進し、組立工数を削減してより廉価な商品を提供できるようにすることが望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明においては、上記の問題点に鑑み、複数の左右風向板と、これを揺動自在に支持して吹出口に取り付ける組立枠および連結板とを一体成形し、金型を簡素化し組立工数を削減して大幅なコストダウンをはかった空気調和機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、壁面に固着された据付板に係止固定される本体の少なくとも前面上部に吸込口を設け、前面下部に複数の左右風向板を立設してなる左右風向板組立体と、上下風向板とを備えた吹出口を設け、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に、下部にドレンパンを備えた熱交換器と、クロスフローファンとを設け、同クロスフローファンの側部に、同クロスフローファンを駆動する第一駆動モータと、前記上下風向板を駆動する第二駆動モータと、電装部とを夫々設けてなる空気調和機において、
前記左右風向板組立体が、前記左右風向板を第一ヒンジ部を介して揺動可能に立設し、前記吹出口の下縁に沿うように形成された水平板と、同水平板の両端に連続形成され、前記吹出口の両側壁に沿う垂直板とからなり、前記吹出口に設けられた複数の第一係止部に係脱可能に係止される第一係止爪を備えて一体成形された組立枠と、前記複数の左右風向板の上端に一体成形され、これらを第二ヒンジ部を介し左右風向板群として揺動可能に連結した連結板とで構成される一方、前記吹出口の上壁面に、前記連結板を左右にスライド可能に保持する凹陥状の保持部を設け、前記連結板を左右にスライドすることにより前記左右風向板を揺動させてなる構成となっている。
【0006】
また、前記組立枠の垂直板および、または前記吹出口の両側壁に、前記上下風向板の一側に一体成形された連係軸を軸支する第一支軸孔と、他側に一体成形された回転軸を軸支する第二支軸孔とを夫々設け、前記組立枠の水平板に、前記上下風向板に設けられた中間支軸を回動自在に軸支する支軸部を備えた支持板を立設するとともに、前記連係軸に、前記第二駆動モータの駆動軸に設けられた駆動歯車に咬離可能に歯合する従動歯車を設け、前記上下風向板が、前記吹出口の両側壁と前記支持板とで軸支され、前記従動歯車を前記駆動歯車に歯合させることにより前記第二駆動モータに連係されてなる構成となっている。
【0007】
また、前記吹出口に、前記組立枠を面一状に収容する収容凹部を設け、同収容凹部に収容された前記組立枠により前記吹出口の一部を形成した構成となっている。
【0008】
また、前記従動歯車が、前記上下風向板の連係軸に一体成形された構成となっている。
【0009】
また、前記第一支軸孔に、略U字状の切欠孔を連続形成する一方、前記連係軸および、または前記従動歯車に、前記切欠孔から挿脱可能な突部を設けた構成となっている。
【0010】
また、前記支持板が、前記吹出口の上下壁の間に上下部を接合し、前部に接合凹部を備えた縦桟に接合されるように形成されるとともに、上端部に、前記吹出口の上壁に設けられた第二係止部に着脱可能に係止する第二係止爪を設けた構成となっている。
【0011】
また、前記支持板および前記第二係止部が夫々複数づつ設けられた構成となっている。
【0012】
また、前記連結板が、複数に分割されて前記支持板の両側部に配置される一方、前記保持部が、分割された前記連結板に対応して前記吹出口に複数配置された構成となっている。
【0013】
また、前記保持部は、前記連結板を係脱可能に、且つスライド可能に保持するガイドを備え、前記連結板の裏面に形成された凹凸状の筋目に係合して、同連結板を所定の左右位置に位置決めする突部を備えた構成となっている。
【0014】
また、前記連結板に、手指を掛けるレバーを一体成形した構成となっている。
【0015】
また、前記組立枠の側部に、前記電装部に対向する遮蔽体を一体成形した構成となっている。
【0016】
また、前記第一ヒンジ部が、前記組立枠の水平板と、前記左右風向板群との間に連続形成された第一薄肉部からなる構成となっている。
【0017】
また、前記第二ヒンジ部が、前記左右風向板と、前記連結板との間に連続形成された第二薄肉部からなる構成となっている。
【0018】
更に、前記左右風向板組立体が弾性を有する合成樹脂からなる構成となっている。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明による空気調和機の断面図であり、図2は本発明による空気調和機の分解斜視図であり、図3は本発明による空気調和機の要部説明図で、(A)は分解斜視図、(B)は(A)で示すA矢視図、(C)は連結板の位置決め状態を示す図、(D)は斜視図であり、図4は本発明による空気調和機の要部分解斜視図で、(A)は一枚目の上下風向板を組み付ける状態を示し、(B)は二枚目の上下風向板を組み付ける状態を示す。
【0020】
本発明による空気調和機は、図1で示すように、壁面に固着された据付板Aの係止爪Bに係止され固定される係止部Cを背面上部に備え、断熱部材からなるケーシングカバーeが接合されるベースaと、同ベースaの前部に装着される吸込グリルbを備えた前面パネルcとで本体Dが構成されている。
【0021】
前記本体Dの前面上部および上面には吸込口1が設けられ、前面下部には複数の左右風向板3を立設してなる左右風向板組立体20と、上下風向板4とを夫々備えた吹出口2が設けられている。
【0022】
前記吸込口1と前記吹出口2とを結ぶ空気通路には、フィルタdと、下部にドレンパン5を備え、前部熱交換器6aおよび後部熱交換器6bにより側面視で逆略V字状に折曲形成された熱交換器6と、クロスフローファン7とが順次設けられており、前記吸込口1から吸い込まれ、前記熱交換器6により熱交換された空気が前記吹出口2から被空調室に送出されることによって快適な空気調和が行われる。
【0023】
ここで、本発明による前記空気調和機本体Dが組み立てられる手順について、図2に基づいて説明する。
【0024】
前記ケーシングカバーeが背面に接合された前記ベースaの両側部に、前記クロスフローファン7の回転軸を回転自在に軸支したのち、前記据付板Aの係止爪Bに係止される係止部Cを背面に備えた側板fを上部から接合し、同側板fによって前記熱交換器6の両側部を支持し、前記ベースaの下位部に連続形成された前記吹出口2に、前記左右風向板組立体20と、前記上下風向板4とを夫々組み付けるようになっている。
【0025】
前記クロスフローファン7の側部には、同クロスフローファン7を駆動する第一駆動モータ8と、前記上下風向板4を駆動し所定の角度に回動するステッピングモータからなる第二駆動モータ9と、電装部10とが夫々取り付けられるようになっている。
【0026】
次に、前記左右風向板組立体20の構成について、図3(A)乃至図3(D)に基づいて詳細に説明する。
【0027】
前記左右風向板組立体20は、前記複数の左右風向板3を、第一薄肉部11' からなる第一ヒンジ部11を介して揺動可能に立設し、前記吹出口2の下縁に沿うように形成された水平板12と、同水平板12の両端に連続形成され、前記吹出口2の両側壁に沿う垂直板13とからなり、前記吹出口2に設けられた複数の第一係止部14に係脱可能に係止される第一係止爪15を備えて一体成形された組立枠16と、前記複数の左右風向板3の上端に一体成形され、これらを第二薄肉部17' からなる第二ヒンジ部17を介し複数の左右風向板群として揺動可能に連結する複数の連結板19とからなり、これらが、例えばポリプロピレンのような弾性を有する合成樹脂により一体成形された構成となっている。
【0028】
前記第一ヒンジ部11は、前記水平板12の上面に突設された前後に延びる基部12' を介してその上部に連続形成された構成となっており、これにより、該箇所を容易に一体成形できるようになっている。
【0029】
また、前記第一ヒンジ部11は、前記基部12' と、前記左右風向板3との間において前後に分割して連続形成することにより、該箇所の強度を維持できるようにし、且つヒンジ効果を高めて前記左右風向板3をより円滑に揺動できるようになる。
【0030】
ところで、前記吹出口2を構成する上下壁面は、前端側が拡開されるように形成されるのが一般的であるため、前記連結板19が、前記吹出口2の上壁面に設けられた凹陥状の保持部18により左右にスライド可能に保持された際、とくに前記第二ヒンジ部17は捩じられる状態になるので、前記第一ヒンジ部11よりも少許長く形成するのがよい。
【0031】
また、前記連結板19には手指を掛けるレバー19b が一体成形されており、同レバー19b によって前記連結板19を容易に左右にスライドさせることにより、前記上下風向板3を連動させ揺動させることができるようになっている。
【0032】
また、前記連結板19をスライドさせた際、図3(A)乃至図3(C)で示すように、前記保持部18には、前記連結板19の裏面に形成された凹凸状の筋目19a に係合して、同連結板19を所定の左右位置に位置決めする突部18b を備えた構成となっている。
【0033】
前記組立枠16の水平板12には、図3(A)で示すように、前記上下風向板3に設けられた中間支軸を回動自在に軸支する支軸部27を備え、前記吹出口2の上下壁の間に上下部を接合し、前部に接合凹部を備えた縦桟26に接合されるように形成されるとともに、上端部に、前記吹出口2の上壁に設けられた第二係止部29に着脱可能に係止する第二係止爪30を設けた支持板28を立設した構成となっている。
【0034】
前記支持板28は、前記組立枠16の水平板12に複数立設され、その上端部の第二係止爪30を前記第二係止部29に係止しているので、前記吹出口2の強度を増強し、前記上下風向板4に撓みが生じないよう正確に軸支できるようになる。
【0035】
また、前記支持板28の両側部に前記連結板19を配置させることにより、前記左右風向板3を適宜等間隔に配置させ、左右方向の風向を効果的に変更できるようになる。
【0036】
次に、図4(A)および図4(B)に基づいて、前記上下風向板4の一側に一体成形された連係軸4aと、他側に一体成形された回転軸とを軸支する構成について説明する。
【0037】
前記連係軸4aは、前記組立枠16の垂直板13および、または前記吹出口2の側壁2aに設けられた第一支軸孔2bにより回動自在に軸支されるとともに、前記第二駆動モータ9の駆動軸に設けられた駆動歯車22に咬離可能に歯合する従動歯車23を備える一方、他側に一体成形された回転軸が、前記組立枠16の垂直板13および、または前記吹出口2の側壁2aに設けられた第二支軸孔2cにより回動自在に軸支された構成となっている。
【0038】
そして、前記第一支軸孔2bに、図4(A)および図4(B)で示すような略U字状の切欠孔2b' を連続形成する一方、前記従動歯車23に前記切欠孔2b' から挿脱可能な突部24を設けているので、前記上下風向板4の連係軸4aに一体成形されたコスト的に有利な構成でなる前記従動歯車23を、前記駆動歯車22に容易に、且つ正確に歯合できるようになる。
【0039】
なお、前記連結板19は、図示はしないが、複数に分割しないで前記複数の上下風向板3すべての上端を、一群の上下風向板組立体として連結するように形成してもよい。
【0040】
次に、前記連結板19に対応して前記吹出口2の上壁面に設けられ、前記連結板19を左右にスライド自在に保持する前記保持部18について説明する。
【0041】
前記保持部18は、前記連結板19が左右に円滑にスライドできるように、同連結板19の左右長さよりも長く、且つ上下幅よりも少許大きい寸法にして、前記吹出口2の上壁面に凹陥状に形成され、図3(D)で示すように、その上下縁から内側に向けて、前記連結板19を挿脱可能に、且つ左右にスライド自在に保持する複数のガイド18a を形成している。
【0042】
そして、前記保持部18に前記連結板19を挿着する際、同連結板19を捩じって弾性変形させながら挿着するので、上記説明のように、前記第二ヒンジ部17を前記第一ヒンジ部11よりも少許長く形成したことが活きることになる。
【0043】
また、図3(A)で示すように、前記組立枠16の水平板12に、前記上下風向板4を回動自在に軸支する支軸部27を備えた支持板28を複数立設し、その上端部に、前記吹出口2の上壁に設けられた第二係止部29に着脱可能に係止する第二係止爪30を設けているので、前記組立枠16の強度を増強させるとともに、前記上下風向板4を更に正確に軸支できるようになる。
【0044】
また、図3(A)で示すように、前記組立枠16の側部に、前記電装部10に対向する遮蔽体25を一体成形しているので、前記電装部10に対向している箇所をコスト的に有利な構成により正確に遮蔽できるようになる。
【0045】
また、前記吹出口2には、前記組立枠16を面一状に収容する収容凹部21を設け、同収容凹部21に収容された前記組立枠16により前記吹出口2の一部を形成するように構成されている。
【0046】
以上のように、前記左右風向板3が、前記左右風向板群組立20として低コストにより一体成形されユニット化されたことで、前記吹出口2への組み付けのための作業性も向上できるようになり、また、図1で示すように、前記ベースaの一部を前記据付板Aが兼ねるとともに、これらベースaと据付板Aとの接合箇所にシール部材Eを介在させた構成にしているので、前記ベースaを製作するための金型の大幅な簡素化をはかれるようになり、大型部品のコストダウンを促進して質量を減少させた廉価な商品を提供できるようになる。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数の左右風向板と、これを揺動自在に支持して吹出口に取り付ける組立枠および連結板とを一体成形し、金型を簡素化し組立工数を削減して大幅なコストダウンをはかった空気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の断面図である。
【図2】本発明による空気調和機の分解斜視図である。
【図3】本発明による空気調和機の要部説明図で、(A)は分解斜視図であり、(B)は(A)で示すA矢視図であり、(C)は連結板の位置決め状態を示す図であり、(D)は斜視図である。
【図4】本発明による空気調和機の要部分解斜視図で、(A)は一枚目の上下風向板を組み付ける状態を示し、(B)は二枚目の上下風向板を組み付ける状態を示す。
【図5】従来例による空気調和機の断面図である。
【符号の説明】
A 据付板
B 係止爪
C 係止部
D 空気調和機本体
E シール部材
a ベース
b 吸込グリル
c 前面パネル
d フィルタ
e ケーシングカバー
1 吸込口
2 吹出口
2a 側壁
2b 第一支軸孔
2b' 切欠孔
2c 第二支軸孔
3 左右風向板群
4 上下風向板
4a 連係軸
4b 回転軸
5 ドレンパン
6 熱交換器
6a 前部熱交換器
6b 後部熱交換器
7 クロスフローファン
8 第一駆動モータ
9 第二駆動モータ
10 電装部
11 第一ヒンジ部
11' 第一薄肉部
12 水平板
12' 基部
13 垂直板
14 第一係止部
15 第一係止爪
16 組立枠
17 第二ヒンジ部
17' 第二薄肉部
18 保持部
18a ガイド
18b 係合面
19 連結板
19a 筋目
19b レバー
20 左右風向板群組立
21 収容凹部
22 駆動歯車
23 従動歯車
24 突部
25 遮蔽板
26 縦桟
27 支軸部
28 支持板
29 第二係止部
30 第二係止爪

Claims (14)

  1. 壁面に固着された据付板に係止固定される本体の少なくとも前面上部に吸込口を設け、前面下部に複数の左右風向板を立設してなる左右風向板組立体と、上下風向板とを備えた吹出口を設け、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に、下部にドレンパンを備えた熱交換器と、クロスフローファンとを設け、同クロスフローファンの側部に、同クロスフローファンを駆動する第一駆動モータと、前記上下風向板を駆動する第二駆動モータと、電装部とを夫々設けてなる空気調和機において、
    前記左右風向板組立体が、前記左右風向板を第一ヒンジ部を介して揺動可能に立設し、前記吹出口の下縁に沿うように形成された水平板と、同水平板の両端に連続形成され、前記吹出口の両側壁に沿う垂直板とからなり、前記吹出口に設けられた複数の第一係止部に係脱可能に係止される第一係止爪を備えて一体成形された組立枠と、前記複数の左右風向板の上端に一体成形され、これらを第二ヒンジ部を介し左右風向板群として揺動可能に連結した連結板とで構成される一方、前記吹出口の上壁面に、前記連結板を左右にスライド可能に保持する凹陥状の保持部を設け、前記連結板を左右にスライドすることにより前記左右風向板を揺動させてなることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記組立枠の垂直板および、または前記吹出口の両側壁に、前記上下風向板の一側に一体成形された連係軸を軸支する第一支軸孔と、他側に一体成形された回転軸を軸支する第二支軸孔とを夫々設け、前記組立枠の水平板に、前記上下風向板に設けられた中間支軸を回動自在に軸支する支軸部を備えた支持板を立設するとともに、前記連係軸に、前記第二駆動モータの駆動軸に設けられた駆動歯車に咬離可能に歯合する従動歯車を設け、前記上下風向板が、前記吹出口の両側壁と前記支持板とで軸支され、前記従動歯車を前記駆動歯車に歯合させることにより前記第二駆動モータに連係されてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記吹出口に、前記組立枠を面一状に収容する収容凹部を設け、同収容凹部に収容された前記組立枠により前記吹出口の一部を形成してなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記従動歯車が、前記上下風向板の連係軸に一体成形されてなることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  5. 前記第一支軸孔に、略U字状の切欠孔を連続形成する一方、前記連係軸および、または前記従動歯車に、前記切欠孔から挿脱可能な突部を設けてなることを特徴とする請求項2または請求項4に記載の空気調和機。
  6. 前記支持板が、前記吹出口の上下壁の間に上下部を接合し、前部に接合凹部を備えた縦桟に接合されるように形成されるとともに、上端部に、前記吹出口の上壁に設けられた第二係止部に着脱可能に係止する第二係止爪を設けてなることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の空気調和機。
  7. 前記支持板および前記第二係止部が夫々複数づつ設けられてなることを特徴とする請求項2または請求項6に記載の空気調和機。
  8. 前記連結板が、複数に分割されて前記支持板の両側部に配置される一方、前記保持部が、分割された前記連結板に対応して前記吹出口に複数配置されてなることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項6または請求項7に記載の空気調和機。
  9. 前記保持部は、前記連結板を係脱可能に、且つスライド可能に保持するガイドを備え、前記連結板の裏面に形成された凹凸状の筋目に係合して、同連結板を所定の左右位置に位置決めする突部を備えてなることを特徴とする請求項1または請求項8に記載の空気調和機。
  10. 前記連結板に、手指を掛けるレバーを一体成形してなることを特徴とする請求項1、請求項8または請求項9に記載の空気調和機。
  11. 前記組立枠の側部に、前記電装部に対向する遮蔽体を一体成形してなることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項5の何れかに記載の空気調和機。
  12. 前記第一ヒンジ部が、前記組立枠の水平板と、前記左右風向板群との間に連続形成された第一薄肉部からなることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項5の何れかに記載の空気調和機。
  13. 前記第二ヒンジ部が、前記左右風向板と、前記連結板との間に連続形成された第二薄肉部からなることを特徴とする請求項1、請求項8または請求項10の何れかに記載の空気調和機。
  14. 前記左右風向板組立体が弾性を有する合成樹脂からなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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