JP4538756B2 - 情報処理装置、情報処理端末、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理端末、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理端末、情報処理方法、およびプログラムに関し、特に、視聴中の表出を考慮してコンテンツの推薦を行うことができるようにした情報処理装置、情報処理端末、情報処理方法、およびプログラムに関する。
複数のユーザの購買履歴や行動履歴をもとに、対象のユーザと似た反応を示す他のユーザを特定し、特定した他のユーザの履歴から、対象のユーザにとって未経験のコンテンツをその対象のユーザに推薦する技術がある。このような技術は、協調フィルタリング(Collaborative Filtering)と呼ばれる(非特許文献1)。
これにより、対象のユーザは、自分が視聴したことのないコンテンツであって、自分と似ている反応を示す他のユーザが購入し、高い評価をしているコンテンツの推薦を受けたりすることができる。
P. Resnick, N. Iacovou, M. Suchak, P. Bergstrom, and J. Riedl. "GroupLens?: Open Architecture for Collaborative Filtering of Netnews." Conference on Computer Supported Cooperative Work, pp. 175-186, 1994
協調フィルタリングは、商品の購買などのようなユーザの意思決定については効果的であるものの、コンテンツといったような、それを利用しているときにユーザの反応が時系列的に変化するようなものを対象とした推薦には効果的であるとはいえない。
例えば、推薦するコンテンツを選択するときの基準となる他のユーザの反応は、「好き」、「どちらでもない」、「嫌い」といったような、コンテンツに対する最終的な反応だけであり、そのコンテンツのどの部分が好きか、どの部分が嫌いかといったような、コンテンツの最終的な反応に至る経緯については考慮されていない。
また、家庭のリビングで複数のユーザがいる状況でコンテンツを視聴する場合には多く笑ったり、1人の状況でコンテンツを視聴する場合には独り言が多くなったりするように、コンテンツを視聴しているユーザの表出はコンテクスト(状況)の影響を受けやすいが、それについても考慮されていない。
仮に、コンテンツの最終的な反応に至る経緯やコンテンツの視聴中の表出を考慮した上で協調フィルタリングを行い、コンテンツの推薦を行ったりすることができるとすれば、そのことは、協調フィルタリングを推薦に効果的に用いているとすることができると考えられる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、例えば、視聴中の表出を考慮してコンテンツの推薦を行うことができるようにするものである。
本発明の第1の側面の情報処理装置は、コンテンツの再生中にユーザが示す、笑顔、しかめた顔、独り言、対話、拍手、貧乏ゆすり、タッピング、または姿勢の変化のうちの少なくとも1つを含む複数種類の表出の時系列データを検出する表出検出手段と、再生された各コンテンツに対する前記ユーザの評価を示す評価情報を取得する取得手段と、再生された各コンテンツに対して、取得された前記評価情報と、検出された前記ユーザの複数種類の表出の時系列データとを対応付けて保持する保持手段と、高評価のコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出のうち、高評価ではないコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出よりも顕著に検出されているものを高評価指標となる表出に特定する特定手段と、高評価のコンテンツに対応して特定された高評価指標となる表出の時系列データと、各コンテンツに対するユーザの評価を示す評価値を推薦参照情報として送信する送信手段とを備える複数の情報処理端末とネットワークを介して接続される情報処理装置において、複数の前記情報処理端末から送信された前記推薦参照情報を受信する受信手段と、信された前記推薦参照情報に基づき、同一コンテンツに対して、第1の情報処理端末を利用する第1のユーザと類似する高評価指標の表出を示す前記第1のユーザとは異なる他のユーザを表出類似ユーザに特定するユーザ特定手段と、特定された前記表出類似ユーザにとって高評価のコンテンツを、前記第1のユーザに対する前記推薦コンテンツに決定する推薦コンテンツ決定手段と、決定された前記推薦コンテンツの情報を前記第1の情報処理端末に送信する送信手段とを備える。
前記受信手段には、さらに、複数の前記情報処理端末から送信された、ユーザのコンテンツの視聴履歴を表す視聴得履歴情報を受信させ、前記推薦コンテンツ定手段には、第1のユーザが未視聴のコンテンツであって、前記表出類似ユーザにとって高評価のコンテンツを推薦コンテンツに定させることができる。
前記ユーザ特定手段には、さらに、信された前記推薦参照情報に基づき、複数のコンテンツに対して、前記第1のユーザと類似する評価を示した前記第1のユーザとは異なる他のユーザを評価類似ユーザに特定させることができる。
前記推薦コンテンツ定手段には、特定された前記表出類似ユーザにとって高評価のコンテンツであって、かつ、特定された前記評価類似ユーザにとって高評価のコンテンツを、前記第1のユーザに対する前記推薦コンテンツに決定させることができる。
前記受信手段には、複数の前記情報処理端末から送信された、複数の前記情報処理端末により特定されたコンテンツの再生中の前記ユーザの状況を示すとして、少なくとも前記ユーザと一緒に前記コンテンツを視聴している人数の情報を含むコンテクスト毎の前記推薦参照情報を受信させ、前記ユーザ特定手段には、受信されたコンテクスト毎の前記推薦参照情報に基づき、同一コンテンツに対して、第1の情報処理端末を利用する第1のユーザと類似する高評価指標の表出を示す前記第1のユーザとは異なる他のユーザを表出類似ユーザに特定させることができる。
本発明の第1の側面の情報処理方法またはプログラムは、複数の情報処理端末から送信された推薦参照情報を受信し、信された前記推薦参照情報に基づき、同一コンテンツに対して、第1の情報処理端末を利用する第1のユーザと類似する高評価指標の表出を示す前記第1のユーザとは異なる他のユーザを表出類似ユーザに特定し、特定された前記表出類似ユーザにとって高評価のコンテンツを、前記第1のユーザに対する前記推薦コンテンツに決定し、決定された前記推薦コンテンツの情報を前記第1の情報処理端末に送信するステップを含む。
本発明の第1の側面においては、複数の情報処理端末から送信された推薦参照情報が受信され、受信された推薦参照情報に基づき、同一コンテンツに対して、第1の情報処理端末を利用する第1のユーザと類似する高評価指標の表出を示す前記第1のユーザとは異なる他のユーザが表出類似ユーザに特定され、特定された表出類似ユーザにとって高評価のコンテンツが、第1のユーザに対する前記推薦コンテンツに決定され、推薦コンテンツの情報が第1の情報処理端末に送信される。
本発明の第2の側面の情報処理端末は、コンテンツの再生中にユーザが示す、笑顔、しかめた顔、独り言、対話、拍手、貧乏ゆすり、タッピング、または姿勢の変化のうちの少なくとも1つを含む複数種類の表出の時系列データを検出する表出検出手段と、再生された各コンテンツに対する前記ユーザの評価を示す評価情報を取得する取得手段と、再生された各コンテンツに対して、取得された前記評価情報と、検出された前記ユーザの複数種類の表出の時系列データとを対応付けて保持する保持手段と、高評価のコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出のうち、高評価ではないコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出よりも顕著に検出されているものを高評価指標となる表出に特定する特定手段と、高評価のコンテンツに対応して特定された高評価指標となる表出の時系列データと、各コンテンツに対するユーザの評価を示す評価値を推薦参照情報として情報処理装置に送信する送信手段と、前記情報処理装置から送信された推薦コンテンツの情報を受信する受信手段と、受信された前記推薦コンテンツの情報に基づいて前記推薦コンテンツをユーザに提示する推薦手段とを備える。
前記送信手段には、さらに、前記ユーザによるコンテンツの視聴履歴を表す視聴履歴情報を前記情報処理装置に送信させることができる。
本発明の第2の側面の情報処理端末は、コンテンツの再生中の前記ユーザの状況を示すコンテクストとして、少なくとも前記ユーザと一緒に前記コンテンツを視聴している人数を特定するコンテクスト特定手段をさらに備えることができ、前記特定手段には、特定された異なるコンテクスト毎に、高評価のコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出のうち、高評価ではないコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出よりも顕著に検出されているものを高評価指標となる表出に特定させることができる。
本発明の第2の側面の情報処理方法またはプログラムは、コンテンツの再生中にユーザが示す、笑顔、しかめた顔、独り言、対話、拍手、貧乏ゆすり、タッピング、または姿勢の変化のうちの少なくとも1つを含む複数種類の表出の時系列データを検出し、再生された各コンテンツに対する前記ユーザの評価を示す評価情報を取得し、再生された各コンテンツに対して、取得された前記評価情報と、検出された前記ユーザの複数種類の表出の時系列データとを対応付けて保持し、高評価のコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出のうち、高評価ではないコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出よりも顕著に検出されているものを高評価指標となる表出に特定し、高評価のコンテンツに対応して特定された高評価指標となる表出の時系列データと、各コンテンツに対するユーザの評価を示す評価値を推薦参照情報として情報処理装置に送信し、前記情報処理装置から送信された推薦コンテンツの情報を受信し、受信された前記推薦コンテンツの情報に基づいて前記推薦コンテンツをユーザに提示するステップを含む。
本発明の第2の側面においては、コンテンツの再生中にユーザが示す、笑顔、しかめた顔、独り言、対話、拍手、貧乏ゆすり、タッピング、または姿勢の変化のうちの少なくとも1つを含む複数種類の表出の時系列データが検出され、再生された各コンテンツに対するユーザの評価を示す評価情報が取得され、再生された各コンテンツに対して、取得された評価情報と、検出されたユーザの複数種類の表出の時系列データとが対応付けて保持され、高評価のコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出のうち、高評価ではないコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出よりも顕著に検出されているものが高評価指標となる表出に特定され、高評価のコンテンツに対応して特定された高評価指標となる表出の時系列データと、各コンテンツに対するユーザの評価を示す評価値が推薦参照情報として情報処理装置に送信される。また、情報処理装置から送信された推薦コンテンツの情報に基づいて推薦コンテンツがユーザに提示される。
本発明によれば、コンテンツの再生中の表出を考慮してコンテンツの推薦を行うことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ推薦システムの構成例を示すブロック図である。
図1に示されるように、このコンテンツ推薦システムは、クライアント1とサーバ2が、インターネットなどのネットワークを介して接続されることによって構成される。
クライアント1は、表出検出部11、コンテンツDB12、表出情報処理部13、表出情報DB14、送信部15、受信部16、およびコンテンツ推薦部17から構成される。一方、サーバ2は、受信部21、表出情報DB22、類似パターングループ特定部23、推薦コンテンツ特定部24、コンテンツDB25、および送信部26から構成される。
後に詳述するように、サーバ2においては、コンテンツの再生中に同じような表出を示すユーザのグループが特定され、推薦を受けるクライアント1のユーザに対して、クライアント1のユーザと同じグループに属する、他のユーザによって高い評価が得られているコンテンツが推薦されるようになされている。
すなわち、サーバ2は、協調フィルタリングによってコンテンツの推薦を行う装置である。サーバ2には、クライアント1以外に、クライアント1と同様の構成を有する端末がネットワークを介して複数接続される。
ここで、表出とは、笑顔や顔をしかめるなどの表情、独り言や対話などの発話、拍手や貧乏ゆすりやタッピングなどの動作、ひじを付くことや上体が傾くことなどの姿勢、などの、画像や音によって外部から認識可能なユーザの反応である。この表出の時系列データに基づいて、ユーザのグループ分けなどがサーバ2において行われる。
クライアント1の表出検出部11は、映画やテレビジョン番組などのコンテンツの再生中、コンテンツを視聴しているユーザを撮影して得られた画像や、集音して得られたユーザの音声に基づいて、ユーザが示す複数種類の表出を所定の間隔で検出する。
図2は、コンテンツ再生中の様子を示す図である。
図2の例においては、テレビジョン受像機31、マイクロフォン32、およびカメラ33がクライアント1に接続されている。マイクロフォン32の指向性とカメラ33の撮影範囲はテレビジョン受像機31の前方にある椅子に座ってコンテンツを視聴しているクライアント1のユーザに向けられている。
クライアント1により再生されたコンテンツの映像はテレビジョン受像機31に表示され、コンテンツの音声はテレビジョン受像機31のスピーカから出力される。マイクロフォン32により集音されたユーザの音声と、カメラ33により撮影されたユーザの画像はクライアント1に供給される。
例えば、上述した笑顔は、カメラ33により撮影された画像からユーザの顔の範囲が検出され、検出された顔から抽出された特徴と、あらかじめ用意されている笑顔の特徴とのマッチングが行われることによって検出される。表出検出部11においては、ユーザが笑顔になったタイミングと、笑顔の度合い(爆笑している、ほほえんでいるなど)を表す時系列データが取得される。
同様に、顔をしかめるは、カメラ33により撮影された画像からユーザの顔の範囲が検出され、検出された顔から抽出された特徴と、あらかじめ用意されている、しかめっ面の特徴とのマッチングが行われることによって検出される。表出検出部11においては、ユーザが顔をしかめたタイミングと、しかめた度合いを表す時系列データが取得される。
独り言や対話などの発話は、マイクロフォン32により集音された音声を対象として話者認識が行われることによって話者が特定され、集音された音声が、クライアント1のユーザの独り言であるのか、一緒にコンテンツを視聴している他のユーザとの対話であるのかが認識されることによって検出される。表出検出部11においては、ユーザの発話のタイミングと、発話の度合いである音量を表す時系列データが取得される。
拍手は、マイクロフォン32により集音された音に基づいて検出される。表出検出部11においては、ユーザの拍手のタイミングと、拍手の強弱などの度合いを表す時系列データが取得される。
他の表出についても同様に、マイクロフォン32とカメラ33により得られたデータに基づいて検出される。表出の検出は、マイクロフォン32とカメラ33により得られたデータがハードディスクなどの記録媒体に一度記録され、記録されたデータを対象として行われるようにしてもよいし、マイクロフォン32とカメラ33からデータが供給される毎にリアルタイムで行われるようにしてもよい。
図3は、表出検出部11により検出される表出の時系列データの例を示す図である。
図3には、上から順に、笑顔、顔をしかめる、拍手、独り言の時系列データが示されている。横軸は時刻を表し、縦軸は度合いを表す。
表出検出部11は、このようにして検出した表出の時系列データである表出情報を表出情報処理部13に出力する。クライアント1においては複数のコンテンツが再生され、再生されたコンテンツ毎に、図3に示されるような表出情報が取得される。
表出情報処理部13は、コンテンツDB12に記憶されているコンテンツを読み出して再生し、コンテンツの映像や音声をテレビジョン受像機31に出力させる。表出情報処理部13は、コンテンツの再生中に表出検出部11から順次供給される表出情報を取得し、表出情報DB14に記憶させる。
また、表出情報処理部13は、コンテンツに対するユーザの評価を取得する。例えば、1つのコンテンツの再生が終了したとき、ユーザに対して評価の入力が求められる。ユーザは、リモートコントローラやマウスを操作するなどして評価を入力する。
表出情報処理部13は、取得したユーザの評価を、表出情報と対応づけて表出情報DB14に記憶させる。表出情報DB14には、再生が行われた複数のコンテンツのそれぞれについて、ユーザの評価と、コンテンツの再生中に取得された表出情報が記憶されることになる。
図4は、表出情報DB14に記憶される情報の例を示す図である。
図4の例においては、コンテンツに対する評価は5段階評価とされ、それぞれのコンテンツに対して評価を表す数字が設定されている。ここでは、5は最も高い評価となり、1は最も低い評価となる。
コンテンツAに対する評価は5とされ、その評価と、コンテンツAの再生中に検出された笑顔、顔をしかめる、拍手、独り言の時系列データが対応づけて記憶されている。
また、コンテンツBに対する評価は2とされ、その評価と、コンテンツBの再生中に検出された笑顔、顔をしかめる、拍手、独り言の時系列データが対応づけて記憶されている。コンテンツC、コンテンツD、コンテンツEについても同様に、それぞれの評価と、再生中に検出された表出の時系列データが対応づけて記憶されている。
図1の説明に戻り、表出情報処理部13は、表出情報DB14に記憶されている情報に基づいて、高評価のコンテンツに特徴的な表出を特定し、特定した表出を高評価指標の表出とする。例えば、表出情報処理部13は、5段階評価で5の評価がなされたコンテンツの表出情報に注目し、5以外の評価がなされたコンテンツの表出情報と比べて、注目する表出情報に顕著に多く含まれる表出を特定する。
あるユーザはおもしろい(評価の高い)と感じるコンテンツを視聴しているときに多く笑い、違うユーザはおもしろいと感じるコンテンツを視聴しているときに多く拍手するといったように、おもしろいと感じるコンテンツを視聴しているときの表出がユーザ毎に異なると考えられる。表出情報処理部13により、クライアント1のユーザと、おもしろいと感じるコンテンツを視聴しているときにクライアント1のユーザが多く示す表出が結び付けられることになる。
具体的には、表出情報処理部13は、全てのコンテンツの分のN種類の表出の時系列データをそれぞれ正規化(z変換)し、それぞれの表出の代表値を求める。代表値としては、例えば、正規化して得られたそれぞれの表出の時系列データから、度合いの最大値、閾値となる一定値以上の値が検出された頻度を表す値、閾値となる一定値以上の値が継続して検出された時間を表す値などが求められる。
また、表出情報処理部13は、高評価のコンテンツの表出情報から求められたそれぞれの表出の代表値と、高評価がされていないコンテンツの表出情報から求められたそれぞれの表出の代表値を比較し、明確な差がある代表値が高評価のコンテンツの表出情報から求められた表出を特定する。明確な差の判断は、統計的有意差、20%以上値が大きいなどの特定の比率以上の差があることなどの基準を用いることができる。
図4の例の場合、コンテンツA乃至Eのそれぞれのコンテンツについて、笑顔の時系列データの代表値、顔をしかめるの時系列データの代表値、拍手の時系列データの代表値、独り言の時系列データの代表値が求められる。
また、高評価のコンテンツであるコンテンツAとコンテンツDの表出の時系列データから求められた代表値のうち、コンテンツB,C,Eの表出の時系列データから求められた代表値と比べて明確な差のある代表値が求められ、その代表値を有する表出が高評価指標の表出として特定される。
高評価指標として特定される表出は1種類であってもよいし、複数種類であってもよい。また、時系列データから求められた代表値を比較することによって特定されるのではなく、時系列パターンを変化パターンとして扱い、時系列パターンのマイニングを行うことによって高評価指標の表出が特定されるようにしてもよい。時系列パターンのマイニングについては、例えば、“E. Keogh and S. Kasetty, “On the Need for Time Series Data Mining Benchmarks: A Survey and Empirical Demonstration”, Data Mining and Knowledge Discovery, vol.7, pp.349-371 (2003)”に記載されている。
以上のようにして特定された高評価指標の表出情報と、それぞれのコンテンツに対するユーザの評価、ユーザの視聴履歴を表す情報は、表出情報処理部13から送信部15に供給される。
送信部15は、表出情報処理部13から供給された高評価指標の表出情報と、それぞれのコンテンツに対するユーザの評価、ユーザの視聴履歴を表す情報をサーバ2に送信する。
受信部16は、サーバ2から送信された推薦コンテンツの情報を受信し、受信した情報をコンテンツ推薦部17に出力する。
コンテンツ推薦部17は、受信部16から供給された情報に基づいて、サーバ2により特定された推薦コンテンツの情報をテレビジョン受像機31などに表示し、ユーザに提示する。
推薦コンテンツの情報として、例えば、推薦コンテンツのタイトル、販売元、概要の情報の他に、推薦コンテンツのうち、クライアント1のユーザにとって評価が高いであろうと考えられる部分(シーン)のサムネイル画像が表示される。サーバ2においては、推薦コンテンツのうち、クライアント1のユーザにとって評価が高いであろうと考えられる部分を特定することも行われる。
サーバ2の受信部21は、クライアント1の送信部15から送信された高評価指標の表出情報と、それぞれのコンテンツに対するユーザの評価、ユーザの視聴履歴を表す情報を受信し、受信した情報を表出情報DB22に記憶させる。
上述したように、サーバ2には、クライアント1と同様の構成を有する端末が複数接続されている。それぞれの端末から送信された情報が受信されることにより、表出情報DB22には、それぞれのユーザの高評価指標となる表出の表出情報と、コンテンツに対する評価、視聴履歴を表す情報が記憶される。
類似パターングループ特定部23は、表出情報DB22に記憶されている情報により表されるそれぞれのユーザの評価に基づいて、評価が類似するユーザを特定する。例えば、評価が類似するか否かは、同じコンテンツについての評価の一致度が求められ、求められた一致度と閾値を比較することによって判断される。
図5は、コンテンツに対するユーザの評価と視聴履歴の例を示す図である。
図5には、コンテンツA乃至Gに対するユーザ1乃至5の評価と視聴履歴が示されている。ユーザ1はクライアント1のユーザであるとする。
図5において、白抜きの丸印は、視聴済みであり、高い評価をしていることを表し、バツ印は、視聴済みであるが、高い評価をしていないことを表す。空欄は、視聴が行われていない未経験のコンテンツであることを表す。
例えば、ユーザ1はコンテンツA,B,Eを視聴済みであり、そのうちのコンテンツA,Eに対して高い評価をし、コンテンツBに対して高い評価をしていないことになる。また、ユーザ2はコンテンツA,D,E,Fを視聴済みであり、そのうちのコンテンツA,D,Eに対して高い評価をし、コンテンツFに対して高い評価をしていないことになる。ユーザ3はコンテンツA,D,E,F,Gを視聴済みであり、そのうちのコンテンツA,D,E,Gに対して高い評価をし、コンテンツFに対して高い評価をしていないことになる。
この場合、ユーザ1、ユーザ2、ユーザ3は、同じコンテンツであるコンテンツAとコンテンツEに対して高い評価をしており、一致度が高いため、評価が類似するユーザとして特定される。
図1の説明に戻り、また、類似パターングループ特定部23は、同じコンテンツに対する高評価指標の表出の時系列データのパターンが類似するユーザのグループを表出情報DB22に記憶されている表出情報に基づいて特定する。ここでは、高評価指標の表出の種類が異なるユーザであっても、その時系列データのパターンが類似していれば同じグループに属するユーザとなる。
同じグループに属するユーザは、表出の仕方は違うかもしれないが、同じコンテンツの再生中に、同じ部分(シーン)で、同じような度合いの表出をするユーザ、すなわち、同じような部分でおもしろいと感じたり、ものすごくおもしろいと感じたり、つまらないと感じたりするユーザとなる。
高評価指標の表出の時系列データのパターンが類似するか否かは、例えば、時系列データのパターンに対して所定の方法でクラスタリングを行ったり、時系列データのパターンの相互相関を求めたりして判断される。
図6は、コンテンツAに対する高評価指標の表出の時系列データの例を示す図である。
図6の例においては、ユーザ1乃至3の高評価指標の表出の時系列データのパターンが示されている。クライアント1のユーザであるユーザ1は笑顔が高評価指標のユーザである。ユーザ2は拍手が高評価指標のユーザであり、ユーザ3は笑顔が高評価指標のユーザである。
ユーザ1乃至3の高評価指標の表出の時系列データのパターンが図6に示されるようなものである場合、ユーザ1の高評価指標の表出の時系列データのパターンと、ユーザ2の高評価指標の表出の時系列データのパターンは類似するから、ユーザ1とユーザ2は、同じグループに属するユーザとなる。以下、適宜、同じコンテンツに対する高評価指標の表出の時系列データのパターンが類似するユーザのグループを類似パターングループという。
コンテンツAの再生中、同じような部分で、ユーザ1は笑い、ユーザ2は拍手をすることになる。ユーザ1の笑いの度合いも、ユーザ2の拍手の度合いも、正規化すれば同じような度合いとなる。
一方、ユーザ1とユーザ3は同じ類似パターングループに属するユーザではないから、コンテンツAの再生中、ユーザ1とユーザ3は違う部分で、または、違う度合いで、笑うことになる。
類似パターングループ特定部23は、以上のようにして特定した、評価が類似するユーザの情報と、類似パターングループの情報を推薦コンテンツ特定部24に出力する。
推薦コンテンツ特定部24は、類似パターングループ特定部23から供給された情報により表される、同じ類似パターングループに属するユーザの高評価指標の時系列データを表出情報DB22から読み出す。推薦コンテンツ特定部24は、読み出した時系列データを参照して、評価が類似するユーザによって高い評価がなされているコンテンツ全体のうちの、高評価の部分を特定する。
例えば、同じ類似パターングループに属するユーザのうちの一定数以上のユーザが高い評価をしている部分が高評価の部分として特定される。
図7は、高評価の部分の特定の例を示す図である。
図7の上段に示す帯はコンテンツAを表し、下段の波形は、コンテンツAに対するユーザ1の高評価指標の時系列データを表す。下段の水平方向の点線は度合いの閾値を表す。
例えば、上述したようにクライアント1のユーザであるユーザ1がコンテンツAに対して高い評価をしている場合、図7に示されるように、ユーザ1の高評価指標の時系列データを参照した場合には、コンテンツA全体のうち、斜線を付して示す、表出の度合いが閾値より大きくなる部分が、高評価の部分として特定される。
このような高評価の部分の特定が、ユーザ1と同じ類似パターングループに属するユーザの高評価指標の時系列データを参照して行われる。一定数以上のユーザが高い評価をするコンテンツAの部分は、同じ類似パターングループに属するユーザであれば高い評価をすると考えられる部分となる。
それぞれの類似パターングループのユーザの高評価指標の時系列データが参照され、それぞれのコンテンツについて、高評価の部分が以上のようにして特定される。同じコンテンツであっても、類似パターングループが異なれば異なる部分が高評価の部分として特定されることになる。
また、推薦コンテンツ特定部24は、類似パターングループ特定部23から供給された情報に基づいて、コンテンツの推薦を受けるクライアント1のユーザと同じ類似パターングループに属する他のユーザを特定する。
推薦コンテンツ特定部24は、表出情報DB22に記憶されている情報により表されるそれぞれのユーザの評価、視聴履歴に基づいて、クライアント1のユーザが未経験のコンテンツであって、特定した他のユーザが高い評価をしているコンテンツを推薦コンテンツとして特定する。この推薦コンテンツの特定は、例えば、所定のタイミングでクライアント1からコンテンツの推薦が要求されたときに行われる。
図5に示されるような評価、視聴履歴が得られている場合、推薦コンテンツ特定部24においては、クライアント1のユーザであるユーザ1と評価が類似するユーザとしてユーザ2,3が特定され、そのうちの高評価指標の時系列データのパターンが類似するユーザとして図6に示されるようにユーザ2が特定される。
また、ユーザ1が未経験のコンテンツであって、ユーザ2が高い評価をしているコンテンツであるコンテンツDが推薦コンテンツとして特定される。ユーザ1と評価は類似するが、高評価指標の時系列データのパターンが類似しないユーザ3が高い評価をしているコンテンツGは、推薦コンテンツとしては選択されない。
推薦コンテンツ特定部24は、推薦コンテンツのタイトル、販売元、概要などの情報をコンテンツDB25から読み出すとともに、上述したようにして特定した、推薦コンテンツの高評価の部分の先頭フレームのサムネイル画像をコンテンツDB25から読み出す。推薦コンテンツ特定部24は、読み出したそれらの情報を送信部26に出力する。
サムネイル画像ではなく、高評価の部分がつなぎ合わされて推薦コンテンツのダイジェストが生成され、生成されたダイジェストが出力されるようにしてもよい。
送信部26は、推薦コンテンツ特定部24から供給された情報をクライアント1に送信する。
ここで、以上のような構成を有するクライアント1とサーバ2の処理について説明する。
はじめに、図8のフローチャートを参照して、コンテンツを再生するクライアント1の処理について説明する。この処理は、例えば、所定のコンテンツの再生がユーザにより指示されたときに開始される。
ステップS1において、クライアント1の表出情報処理部13は、コンテンツDB12から読み出したコンテンツを再生する。
ステップS2において、表出検出部11は、マイクロフォン32やカメラ33からの出力に基づいて、コンテンツを視聴しているユーザの表出を検出し、表出情報を表出情報処理部13に出力する。
ステップS3において、表出情報処理部13は、表出検出部11から供給された表出情報を表出情報DB14に記憶させる。
ステップS4において、表出情報処理部13は、コンテンツの再生が終了したか否かを判定し、終了していないと判定した場合、ステップS1に戻り、以上の処理を繰り返す。
一方、コンテンツの再生が終了したとステップS4において判定した場合、ステップS5において、表出情報処理部13は、再生を行ったコンテンツに対するユーザの評価を取得し、表出情報とともに表出情報DB14に記憶させる。その後、処理は終了される。
以上においては、コンテンツに対する評価として、ユーザによって入力された数字が設定されるものとしたが、高評価をしたと考えられる操作が行われたコンテンツに対して、高い評価が設定されるようにしてもよい。例えば、再生が複数回行われたコンテンツ、削除プロテクトが設定されたコンテンツ、ダビングが行われたコンテンツに対して、高い評価が設定される。
また、コンテンツを検索するときにユーザによりキーワードとして入力された俳優の名前などの単語と同じ単語をメタデータに含むコンテンツに対して高い評価が設定されるようにしてもよい。それぞれのコンテンツには、タイトル、販売元、出演者、概要などの各種のメタデータが付加されている。
さらに、クライアント1のユーザが過去にサーバ2によるコンテンツの推薦を受けている場合、クライアント1のユーザが推薦を受け入れ、購入操作や再生操作などを行ったコンテンツのメタデータと同じメタデータを有するコンテンツに対して高い評価が設定されるようにしてもよい。
次に、図9のフローチャートを参照して、高評価指標の表出を特定するクライアント1の処理について説明する。
ステップS11において、表出情報処理部13は、表出情報DB14に記憶されている表出の時系列データをそれぞれ正規化し、それぞれの表出の代表値を求める。
ステップS12において、表出情報処理部13は、高評価のコンテンツの表出情報から求められた表出の代表値と、高評価がされていないコンテンツの表出情報から求められた表出の代表値を比較し、高評価指標となる表出を高評価のコンテンツ毎に特定する。表出情報処理部13は、特定した高評価指標の表出情報と、それぞれのコンテンツに対するユーザの評価、ユーザの視聴履歴を表す情報を送信部15に出力する。
ステップS13において、送信部15は、表出情報処理部13から供給された情報をサーバ2に送信し、処理を終了させる。
代表値が比較されることによって高評価指標となる表出が特定されるのではなく、視聴済みのコンテンツのメタデータの中に、過去に検索に用いられたキーワードと同じ単語が含まれる場合は、その視聴済みのコンテンツに特徴的な表出が高評価指標の表出として特定されるようにしてもよい。
また、サーバ2により推薦されたコンテンツをクライアント1のユーザが受け入れた場合、そのコンテンツのメタデータと同じメタデータが視聴済みのコンテンツに含まれるときには、その視聴済みのコンテンツに特徴的な表出が高評価指標の表出として特定されるようにしてもよい。
次に、図10のフローチャートを参照して、クライアント1から送信された情報を受信するサーバ2の処理について説明する。
ステップS21において、サーバ2の受信部21は、クライアント1から送信された高評価指標の表出情報と、それぞれのコンテンツに対するユーザの評価、ユーザの視聴履歴を表す情報を受信する。
ステップS22において、受信部21は、受信した情報を表出情報DB22に記憶させ、処理を終了させる。
以上の処理が、クライアント1と同様の構成を有する端末から情報が送信されてくる毎に行われる。サーバ2の表出情報DB22には、複数のユーザの高評価指標の情報、コンテンツに対する評価、視聴履歴の情報が記憶される。
次に、図11のフローチャートを参照して、コンテンツの推薦を行うサーバ2の処理について説明する。
ステップS31において、類似パターングループ特定部23は、表出情報DB22に記憶されているそれぞれのユーザの評価、視聴履歴の情報に基づいて、評価が類似するユーザを特定する。
ステップS32において、類似パターングループ特定部23は、同じコンテンツに対する高評価指標の表出の時系列データのパターンが類似するユーザからなる類似パターングループを特定する。
ステップS33において、推薦コンテンツ特定部24は、同じ類似パターングループに属するユーザの高評価指標の時系列データのパターンを参照して、評価が類似するユーザによって高い評価がなされているコンテンツ全体のうちの高評価の部分を特定する。
ステップS34において、推薦コンテンツ特定部24は、クライアント1のユーザが未経験のコンテンツであって、クライアント1のユーザと同じ類似パターングループに属する他のユーザが高い評価をするコンテンツを推薦コンテンツとして特定する。推薦コンテンツ特定部24は、推薦コンテンツの情報を送信部26に出力する。
ステップS35において、送信部26は、推薦コンテンツ特定部24から供給された情報をクライアント1に送信し、処理を終了させる。
次に、図12のフローチャートを参照して、サーバ2から送信された情報を受信し、推薦結果を表示するクライアント1の処理について説明する。この処理は、クライアント1による要求に応じて推薦コンテンツの情報がサーバ2から送信されたときに開始される。
ステップS41において、クライアント1の受信部16は、サーバ2から送信された推薦コンテンツの情報を受信し、受信した情報をコンテンツ推薦部17に出力する。
ステップS42において、コンテンツ推薦部17は、サーバ2により特定された推薦コンテンツの情報をテレビジョン受像機31に表示し、ユーザに提示する。その後、処理は終了される。
以上の処理により、サーバ2は、それぞれのユーザの表出を考慮して協調フィルタリングを行い、コンテンツを推薦することができる。
以上においては、同じ類似パターングループに属するユーザの高評価指標の時系列データを参照して特定された高評価の部分は、推薦コンテンツの情報としてサムネイル画像を取得したり、ダイジェストを生成したりするために用いられるものとしたが、高評価の部分を表す情報がメタデータとしてコンテンツに付加されるようにしてもよい。
これにより、図13に示されるように、同じコンテンツに対して、類似パターングループ毎に、異なる部分を表すメタデータが付加されることになる。
図13において、見所Aとして示される上向き矢印は、同じ類似パターングループであるグループAに属するユーザの高評価指標の時系列データが参照されて特定されたコンテンツAの高評価の部分を表し、見所Bとして示される上向き矢印は、グループBに属するユーザの高評価指標の時系列データが参照されて特定されたコンテンツAの高評価の部分を表す。見所Cとして示される上向き矢印は、グループCに属するユーザの高評価指標の時系列データが参照されて特定されたコンテンツAの高評価の部分を表す。
このように、1つのコンテンツに対して類似パターングループの数と同じ数の高評価部分を表すメタデータが付加される。付加されたメタデータは、コンテンツに付加されているメタデータに基づいてフィルタリングを行うCBF(Content Based Filtering)に利用したり、類似コンテンツの提示に利用したりすることができる。すなわち、コンテンツに対する全体的な評価だけではなく、時系列での見所を特定し、ユーザに合った見所を提示することが可能になる。
また、以上においては、クライアント1のユーザの高評価指標の特定はクライアント1において行われるものとしたが、サーバ2において行われるようにしてもよい。この場合、クライアント1により取得された表出情報はサーバ2に送信され、高評価指標の特定に用いられる。
図14は、コンテンツ推薦システムの他の構成例を示すブロック図である。図14において、図1に示される構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
図14のクライアント1は、コンテクスト特定部18をさらに有している点で、図1のクライアント1と異なる。図14のクライアント1においては、コンテンツを再生しているときのコンテクスト(状況)と、クライアント1のユーザがコンテンツの推薦を受けるときのコンテクストがコンテクスト特定部18により特定される。
コンテクストの違いには、夫と一緒にコンテンツを視聴している、子供と一緒にコンテンツを視聴している、一人でコンテンツを視聴している、といったように、コンテンツを一緒に視聴している人の違いや、視聴している部屋の違いなどが含まれる。
すなわち、このようなコンテクストの違いによってユーザの表出は異なってくると考えられるから、上述したような表出だけでなく、コンテクストも考慮されて、コンテンツの推薦などが行われる。コンテクストの違いも、カメラ33によって撮影された画像などに基づいて特定される。
クライアント1の表出検出部11は、コンテンツの再生中、コンテンツを視聴しているユーザを撮影して得られた画像や、集音して得られたユーザの音声に基づいて、ユーザが示す複数種類の表出を、コンテンツを視聴しているユーザ毎に、所定の間隔で検出する。
図15は、コンテンツ再生中の様子を示す他の図である。
図15の例においては、ユーザ1とユーザ2が一緒にコンテンツを視聴している。この場合、ユーザ1とユーザ2のそれぞれの表出が表出検出部11により検出される。
図16は、表出検出部11により検出される表出の時系列データの例を示す図である。
図16の例においては、笑顔、顔をしかめる、拍手、独り言のそれぞれの表出の時系列データとして、ユーザ1のものと、ユーザ2のものが示されている。
このようなユーザ毎の表出を表す表出情報が表出検出部11により取得され、表出情報処理部13に供給される。
図14の説明に戻り、コンテクスト特定部18は、カメラ33により撮影された画像を対象として画像認識を行い、何人でコンテンツを視聴しているのか、誰とコンテンツを視聴しているのかなどのコンテクストを特定する。コンテクストを特定するために必要な情報はコンテクスト特定部18にあらかじめ与えられている。コンテクスト特定部18は、特定したコンテクストを表す情報を表出情報処理部13に出力する。
表出情報処理部13は、表出検出部11から供給された表出情報を、コンテクスト特定部18により特定されたコンテクスト毎に、異なるプロファイルとして表出情報DB14に記憶させる。例えば、同じコンテンツについての表出情報であっても、1人で視聴しているときの分の表出情報と、2人で視聴しているときの分の表出情報とで分けて表出情報DB14に記憶されることになる。
表出情報処理部13は、コンテンツに対するユーザの評価を取得し、取得した評価を、コンテクスト毎に異なるプロファイルとして記憶されている表出情報と対応づけて表出情報DB14に記憶させる。
表出情報処理部13は、表出情報DB14に記憶されている評価と、コンテクスト毎に異なるプロファイルとして記憶されている表出情報に基づいて高評価指標の表出を特定する。表出情報処理部13により、コンテクスト毎に、高評価指標となる表出が特定されることになる。
送信部15は、表出情報処理部13により特定されたコンテクスト毎の高評価指標の表出情報と、それぞれのコンテンツに対するユーザの評価、ユーザの視聴履歴を表す情報をサーバ2に送信し、コンテンツの推薦を要求する。
受信部16は、サーバ2から送信された推薦コンテンツの情報を受信し、受信した情報をコンテンツ推薦部17に出力する。
コンテンツ推薦部17は、受信部16から供給された情報に基づいて、サーバ2により特定された推薦コンテンツの情報をユーザに提示する。
サーバ2側の構成は、図1に示されるサーバ2の構成と同じ構成である。すなわち、サーバ2の受信部21は、クライアント1の送信部15から送信された、コンテクスト毎の高評価指標の表出情報と、それぞれのコンテンツに対するユーザの評価、ユーザの視聴履歴を表す情報を受信し、受信した情報を表出情報DB22に記憶させる。
サーバ2においては、1人のユーザに対して、コンテクストの数と同じ数のプロファイル(表出情報)が収集されることになる。
類似パターングループ特定部23は、表出情報DB22に記憶されている情報に基づいて、評価が類似するユーザと類似パターングループを特定し、評価が類似するユーザの情報と類似パターングループの情報を推薦コンテンツ特定部24に出力する。
推薦コンテンツ特定部24は、同じ類似パターングループに属するユーザの高評価指標の時系列データを参照し、評価が類似するユーザによって高い評価がなされているコンテンツ全体のうちの高評価の部分を特定する。また、推薦コンテンツ特定部24は、コンテンツの推薦を受けるクライアント1のユーザと同じ類似パターングループに属する他のユーザを特定する。
推薦コンテンツ特定部24は、クライアント1のユーザが未経験のコンテンツであって、特定した他のユーザが高い評価をしているコンテンツを推薦コンテンツとして特定し、特定した推薦コンテンツの情報を送信部26に出力する。
コンテクスト毎に異なるプロファイルとして扱われた表出情報に基づいて類似パターングループの特定などが行われているから、ここで特定された推薦コンテンツは、コンテクストの違いを考慮したものになる。
送信部26は、推薦コンテンツ特定部24から供給された情報をクライアント1に送信する。
ここで、図14のクライアント1の処理について説明する。なお、図14のサーバ2の処理は、上述した図1のサーバ2の処理と基本的に同様の処理である。
はじめに、図17のフローチャートを参照して、コンテンツを再生するクライアント1の処理について説明する。
ステップS101において、クライアント1のコンテクスト特定部18は、カメラ33により撮影された画像に基づいてコンテクストを特定し、特定したコンテクストを表す情報を表出情報処理部13に出力する。
ステップS102において、表出情報処理部13は、コンテンツDB12から読み出したコンテンツを再生する。
ステップS103において、表出検出部11は、マイクロフォン32やカメラ33からの出力に基づいて、コンテンツを視聴しているユーザ毎の表出を検出し、表出情報を表出情報処理部13に出力する。
ステップS104において、表出情報処理部13は、表出検出部11から供給された表出情報を、コンテクスト特定部18により特定されたコンテクスト毎に表出情報DB14に記憶させる。
ステップS105において、表出情報処理部13は、コンテンツの再生が終了したか否かを判定し、終了していないと判定した場合、ステップS102に戻り、以上の処理を繰り返す。
一方、コンテンツの再生が終了したとステップS105において判定した場合、ステップS106において、表出情報処理部13は、再生を行ったコンテンツに対するユーザの評価を取得し、表出情報とともに表出情報DB14に記憶させる。その後、処理は終了される。
次に、図18のフローチャートを参照して、高評価指標の表出を特定するクライアント1の処理について説明する。
ステップS111において、表出情報処理部13は、表出の時系列データをそれぞれ正規化し、それぞれの表出の代表値を求める。
ステップS112において、表出情報処理部13は、高評価のコンテンツの表出情報から求められたそれぞれの表出の代表値と、高評価がされていないコンテンツの表出情報から求められたそれぞれの表出の代表値を比較し、高評価指標となる表出をコンテクスト毎に特定する。
ステップS113において、送信部15は、コンテクスト毎に特定された高評価指標の表出情報と、それぞれのコンテンツに対するユーザの評価、ユーザの視聴履歴を表す情報をサーバ2に送信し、処理を終了させる。
次に、図19のフローチャートを参照して、サーバ2から送信された情報を受信し、推薦結果を表示するクライアント1の処理について説明する。
ステップS121において、クライアント1のコンテクスト特定部18は、カメラ33により撮影された画像に基づいてコンテクストを特定し、特定したコンテクストを表す情報を表出情報処理部13に出力する。
ステップS122において、表出情報処理部13は、コンテクスト特定部18により特定されたコンテクストに応じたプロファイルを用いてコンテンツの推薦を行うことを、送信部15を制御してサーバ2に要求する。
サーバ2においては、この要求に応じて、クライアント1から提供されたプロファイルのうち、コンテクスト特定部18により特定されたコンテクストに応じたプロファイルを用いて推薦コンテンツの特定が行われる。特定された推薦コンテンツの情報は、サーバ2からクライアント1に対して送信される。
ステップS123において、クライアント1の受信部16は、サーバ2から送信された推薦コンテンツの情報を受信し、受信した情報をコンテンツ推薦部17に出力する。
ステップS124において、コンテンツ推薦部17は、サーバ2により特定された推薦コンテンツの情報を表示し、ユーザに提示する。その後、処理は終了される。
以上の処理により、サーバ2は、それぞれのユーザの表出に加えて、コンテクストを考慮して協調フィルタリングを行い、コンテンツを推薦することができる。
以上においては、高評価の指標となる表出が特定され、推薦コンテンツの特定に用いられるものとしたが、高評価の指標となる表出だけでなく、低評価の指標となる表出が特定されるようにしてもよい。
低評価の指標となる表出の情報をサーバ側が取得していることにより、例えば、コンテンツを順次推薦するサーバは、低評価の指標となる表出が検出される毎に、別趣向のコンテンツに方略を切り替えてコンテンツを推薦することができる。
また、インターネットショッピングサービスを提供するサーバにおいて、ユーザ毎に、最後に購入に至った表出と至らなかった表出を区別して管理しておき、購入に至らない表出のパターンになったら即座に推薦の方略を変更することもできる。
さらに、視聴率調査の手法として、ユーザの表出から、対象のコンテンツを好きで見ているのか嫌々見ているのかをクライアント側において判別し、その情報を取得したサーバにおいて、好きで見ているユーザの率と嫌々見ているユーザの率を算出するといったように、表出ベースで視聴率(高感度)を算出するようにしてもよい。
以上の処理は、表出の時系列データではなく、コンテンツを視聴しているときにユーザが示す生体反応の時系列データを用いて実現することも可能である。この場合、コンテンツを視聴しているユーザの体には脈拍や脳波などの生体反応を測定する測定器が取り付けられ、生体反応の時系列データが取得される。
生体反応も、表出と同様にユーザのコンテンツに対する感じ方を表すと考えられるから、生体反応の時系列データを用いることによっても、上述した処理を実現することが可能となる。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図20は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
図1、図14に示されるクライアント1とサーバ2の構成の少なくとも一部も、図20に示されるような構成を有するコンピュータのCPU(Central Processing Unit)51により、所定のプログラムが実行されることによって実現される。
CPU51、ROM(Read Only Memory)52、RAM(Random Access Memory)53は、バス54により相互に接続されている。
バス54には、さらに、入出力インタフェース55が接続されている。入出力インタフェース55には、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる入力部56、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部57、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部58、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部59、光ディスクや半導体メモリなどのリムーバブルメディア61を駆動するドライブ60が接続されている。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU51が、例えば、記憶部58に記憶されているプログラムを入出力インタフェース55及びバス54を介してRAM53にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
CPU51が実行するプログラムは、例えばリムーバブルメディア61に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供され、記憶部58にインストールされる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ推薦システムの構成例を示すブロック図である。 コンテンツ再生中の様子を示す図である。 表出の時系列データの例を示す図である。 表出情報DBに記憶される情報の例を示す図である。 コンテンツに対するユーザの評価と視聴履歴の例を示す図である。 高評価指標の表出の時系列データの例を示す図である。 高評価の部分の特定の例を示す図である。 クライアントのコンテンツ再生処理について説明するフローチャートである。 クライアントの高評価指標特定処理について説明するフローチャートである。 サーバの受信処理について説明するフローチャートである。 サーバのコンテンツ推薦処理について説明するフローチャートである。 クライアントの推薦結果表示処理について説明するフローチャートである。 メタデータの例を示す図である。 コンテンツ推薦システムの他の構成例を示すブロック図である。 コンテンツ再生中の様子を示す他の図である。 表出の時系列データの例を示す図である。 クライアントのコンテンツ再生処理について説明するフローチャートである。 クライアントの高評価指標特定処理について説明するフローチャートである。 クライアントの推薦結果表示処理について説明するフローチャートである。 コンピュータのハードウエア構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 クライアント, 2 サーバ, 11 表出検出部, 12 コンテンツDB, 13 表出情報処理部, 14 表出情報DB, 15 送信部, 16 受信部, 17 コンテンツ推薦部, 18 コンテクスト特定部, 21 受信部, 22 表出情報DB, 23 類似パターングループ特定部, 24 推薦コンテンツ特定部, 25 コンテンツDB, 26 送信部

Claims (12)

  1. コンテンツの再生中にユーザが示す、笑顔、しかめた顔、独り言、対話、拍手、貧乏ゆすり、タッピング、または姿勢の変化のうちの少なくとも1つを含む複数種類の表出の時系列データを検出する表出検出手段と、
    再生された各コンテンツに対する前記ユーザの評価を示す評価情報を取得する取得手段と、
    再生された各コンテンツに対して、取得された前記評価情報と、検出された前記ユーザの複数種類の表出の時系列データとを対応付けて保持する保持手段と、
    高評価のコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出のうち、高評価ではないコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出よりも顕著に検出されているものを高評価指標となる表出に特定する特定手段と、
    高評価のコンテンツに対応して特定された高評価指標となる表出の時系列データと、各コンテンツに対するユーザの評価を示す評価値を推薦参照情報として送信する送信手段と
    を備える複数の情報処理端末とネットワークを介して接続される情報処理装置において、
    複数の前記情報処理端末から送信された前記推薦参照情報を受信する受信手段と、
    受信された前記推薦参照情報に基づき、同一コンテンツに対して、第1の情報処理端末を利用する第1のユーザと類似する高評価指標の表出を示す前記第1のユーザとは異なる他のユーザを表出類似ユーザに特定するユーザ特定手段と、
    特定された前記表出類似ユーザにとって高評価のコンテンツを、前記第1のユーザに対する前記推薦コンテンツに決定する推薦コンテンツ決定手段と、
    決定された前記推薦コンテンツの情報を前記第1の情報処理端末に送信する送信手段と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記受信手段は、さらに、複数の前記情報処理端末から送信された、ユーザのコンテンツの視聴履歴を表す視聴得履歴情報を受信し、
    前記推薦コンテンツ決定手段は、前記第1のユーザが未視聴のコンテンツであって、前記表出類似ユーザにとって高評価のコンテンツを推薦コンテンツに決定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ユーザ特定手段は、さらに、受信された前記推薦参照情報に基づき、複数のコンテンツに対して、前記第1のユーザと類似する評価を示した前記第1のユーザとは異なる他のユーザを評価類似ユーザに特定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記推薦コンテンツ決定手段は、特定された前記表出類似ユーザにとって高評価のコンテンツであって、かつ、特定された前記評価類似ユーザにとって高評価のコンテンツを、前記第1のユーザに対する前記推薦コンテンツに決定する
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記受信手段は、複数の前記情報処理端末から送信された、複数の前記情報処理端末により特定されたコンテンツの再生中の前記ユーザの状況を示すとして、少なくとも前記ユーザと一緒に前記コンテンツを視聴している人数の情報を含むコンテクスト毎の前記推薦参照情報を受信し、
    前記ユーザ特定手段は、受信されたコンテクスト毎の前記推薦参照情報に基づき、同一コンテンツに対して、第1の情報処理端末を利用する第1のユーザと類似する高評価指標の表出を示す前記第1のユーザとは異なる他のユーザを表出類似ユーザに特定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. コンテンツの再生中にユーザが示す、笑顔、しかめた顔、独り言、対話、拍手、貧乏ゆすり、タッピング、または姿勢の変化のうちの少なくとも1つを含む複数種類の表出の時系列データを検出する表出検出手段と、
    再生された各コンテンツに対する前記ユーザの評価を示す評価情報を取得する取得手段と、
    再生された各コンテンツに対して、取得された前記評価情報と、検出された前記ユーザの複数種類の表出の時系列データとを対応付けて保持する保持手段と、
    高評価のコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出のうち、高評価ではないコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出よりも顕著に検出されているものを高評価指標となる表出に特定する特定手段と、
    高評価のコンテンツに対応して特定された高評価指標となる表出の時系列データと、各コンテンツに対するユーザの評価を示す評価値を推薦参照情報として送信する送信手段と
    を備える複数の情報処理端末とネットワークを介して接続される情報処理装置の情報処理方法において、
    前記情報処理装置が、
    複数の前記情報処理端末から送信された前記推薦参照情報を受信し、
    受信された前記推薦参照情報に基づき、同一コンテンツに対して、第1の情報処理端末を利用する第1のユーザと類似する高評価指標の表出を示す前記第1のユーザとは異なる他のユーザを表出類似ユーザに特定し、
    特定された前記表出類似ユーザにとって高評価のコンテンツを、前記第1のユーザに対する前記推薦コンテンツに決定し、
    決定された前記推薦コンテンツの情報を前記第1の情報処理端末に送信する
    ステップを含む情報処理方法。
  7. コンテンツの再生中にユーザが示す、笑顔、しかめた顔、独り言、対話、拍手、貧乏ゆすり、タッピング、または姿勢の変化のうちの少なくとも1つを含む複数種類の表出の時系列データを検出する表出検出手段と、
    再生された各コンテンツに対する前記ユーザの評価を示す評価情報を取得する取得手段と、
    再生された各コンテンツに対して、取得された前記評価情報と、検出された前記ユーザの複数種類の表出の時系列データとを対応付けて保持する保持手段と、
    高評価のコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出のうち、高評価ではないコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出よりも顕著に検出されているものを高評価指標となる表出に特定する特定手段と、
    高評価のコンテンツに対応して特定された高評価指標となる表出の時系列データと、各コンテンツに対するユーザの評価を示す評価値を推薦参照情報として送信する送信手段と
    を備える複数の情報処理端末とネットワークを介して接続される情報処理装置の制御用のプログラムであって、
    複数の前記情報処理端末から送信された前記推薦参照情報を受信し、
    受信された前記推薦参照情報に基づき、同一コンテンツに対して、第1の情報処理端末を利用する第1のユーザと類似する高評価指標の表出を示す前記第1のユーザとは異なる他のユーザを表出類似ユーザに特定し、
    特定された前記表出類似ユーザにとって高評価のコンテンツを、前記第1のユーザに対する前記推薦コンテンツに決定し、
    決定された前記推薦コンテンツの情報を前記第1の情報処理端末に送信する
    ステップを含む処理を情報処理装置のコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. コンテンツの再生中にユーザが示す、笑顔、しかめた顔、独り言、対話、拍手、貧乏ゆすり、タッピング、または姿勢の変化のうちの少なくとも1つを含む複数種類の表出の時系列データを検出する表出検出手段と、
    再生された各コンテンツに対する前記ユーザの評価を示す評価情報を取得する取得手段と、
    再生された各コンテンツに対して、取得された前記評価情報と、検出された前記ユーザの複数種類の表出の時系列データとを対応付けて保持する保持手段と、
    高評価のコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出のうち、高評価ではないコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出よりも顕著に検出されているものを高評価指標となる表出に特定する特定手段と、
    高評価のコンテンツに対応して特定された高評価指標となる表出の時系列データと、各コンテンツに対するユーザの評価を示す評価値を推薦参照情報として情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記情報処理装置から送信された推薦コンテンツの情報を受信する受信手段と、
    受信された前記推薦コンテンツの情報に基づいて前記推薦コンテンツをユーザに提示する推薦手段と
    を備え、
    前記情報処理装置は、異なる複数の情報処理端末からそれぞれ送信された前記推薦参照情報に基づき、同一コンテンツに対して、前記ユーザと類似する高評価指標の表出を示す他のユーザを特定し、特定した前記他のユーザにとって高評価のコンテンツを、前記ユーザに対する前記推薦コンテンツに決定し、決定した前記推薦コンテンツの情報を送信するものである
    情報処理端末。
  9. 前記送信手段は、さらに、前記ユーザによるコンテンツの視聴履歴を表す視聴履歴情報を前記情報処理装置に送信する
    請求項8に記載の情報処理端末。
  10. コンテンツの再生中の前記ユーザの状況を示すコンテクストとして、少なくとも前記ユーザと一緒に前記コンテンツを視聴している人数を特定するコンテクスト特定手段を
    さらに備え、
    前記特定手段は、特定された異なるコンテクスト毎に、高評価のコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出のうち、高評価ではないコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出よりも顕著に検出されているものを高評価指標となる表出に特定する
    請求項8に記載の情報処理端末。
  11. 情報処理端末の情報処理方法において、
    前記情報処置端末
    コンテンツの再生中にユーザが示す、笑顔、しかめた顔、独り言、対話、拍手、貧乏ゆすり、タッピング、または姿勢の変化のうちの少なくとも1つを含む複数種類の表出の時系列データを検出し、
    再生された各コンテンツに対する前記ユーザの評価を示す評価情報を取得し、
    再生された各コンテンツに対して、取得された前記評価情報と、検出された前記ユーザの複数種類の表出の時系列データとを対応付けて保持し、
    高評価のコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出のうち、高評価ではないコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出よりも顕著に検出されているものを高評価指標となる表出に特定し、
    高評価のコンテンツに対応して特定された高評価指標となる表出の時系列データと、各コンテンツに対するユーザの評価を示す評価値を推薦参照情報として情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置から送信された推薦コンテンツの情報を受信し、
    受信された前記推薦コンテンツの情報に基づいて前記推薦コンテンツをユーザに提示するステップを含み、
    前記情報処理装置は、異なる複数の情報処理端末からそれぞれ送信された前記推薦参照情報に基づき、同一コンテンツに対して、前記ユーザと類似する高評価指標の表出を示す他のユーザを特定し、特定した前記他のユーザにとって高評価のコンテンツを、前記ユーザに対する前記推薦コンテンツに決定し、決定した前記推薦コンテンツの情報を送信するものである
    情報処理方法。
  12. 情報処理端末の制御用のプログラムであって、
    コンテンツの再生中にユーザが示す、笑顔、しかめた顔、独り言、対話、拍手、貧乏ゆすり、タッピング、または姿勢の変化のうちの少なくとも1つを含む複数種類の表出の時系列データを検出し、
    再生された各コンテンツに対する前記ユーザの評価を示す評価情報を取得し、
    再生された各コンテンツに対して、取得された前記評価情報と、検出された前記ユーザの複数種類の表出の時系列データとを対応付けて保持し、
    高評価のコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出のうち、高評価ではないコンテンツの再生中にユーザが示した複数種類の表出よりも顕著に検出されているものを高評価指標となる表出に特定し、
    高評価のコンテンツに対応して特定された高評価指標となる表出の時系列データと、各コンテンツに対するユーザの評価を示す評価値を推薦参照情報として情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置から送信された推薦コンテンツの情報を受信し、
    受信された前記推薦コンテンツの情報に基づいて前記推薦コンテンツをユーザに提示するステップを含み、
    前記情報処理装置は、異なる複数の情報処理端末からそれぞれ送信された前記推薦参照情報に基づき、同一コンテンツに対して、前記ユーザと類似する高評価指標の表出を示す他のユーザを特定し、特定した前記他のユーザにとって高評価のコンテンツを、前記ユーザに対する前記推薦コンテンツに決定し、決定した前記推薦コンテンツの情報を送信するものである
    処理を情報処理端末のコンピュータに実行させるためのプログラム。
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