JP4538159B2 - パネル体の取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築物の窓、カーテンウォール、又は窓型トップライト等として使用されるパネル体の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来におけるパネル体の取付構造は、図示しないが、断面略H字のフレームの両側壁上端部にパネル体の外周縁部をそれぞれ水平に支持させ、フレームの内部に、このフレームの側壁上端部との間にパネル体の外周縁部を挟持する固定機構を設置するようにしている。このようなパネル体の取付構造は、工場である程度仮組みされ、現場に搬入された後、多数の螺子具により本組みされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来におけるパネル体の取付構造は、以上のように構成され、現場に搬入された後、指先を使う螺子具により本組みされるので、組立作業の遅延化、煩雑化、複雑化を招き、しかも、部品管理も容易ではないという問題がある。特に、このような問題は、作業が散漫になり易い寒冷地等の場合には、無視し難い大きなものとなる。
【0004】
本発明は、上記に鑑みなされたもので、組立作業の迅速化や簡素化を図ることができ、部品管理も容易なパネル体の取付構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明においては上記課題を解決するため、少なくとも断面略U字を呈するフレームの側壁にパネル体を支持させ、該フレームの内部に、このフレームの側壁との間に該パネル体を支持する固定機構を取り付けたものであって、
上記フレームを、相対向する一対の側壁と、この一対の側壁の間に架けわたして設けられる内部板と、該一対の側壁の間に架けわたして設けられ、上記内部板に隙間を介して対向する止水板とから構成し、
上記固定機構を、上記フレームの内部板に締結具により取り付けられて少なくとも該フレームの側壁方向にスライド可能なクリッパと、このクリッパに引っかかって該フレームの側壁との間に上記パネル体を挟む押縁と、該フレームの内部板と該クリッパとの間に介在される弾性リフト体とから構成したことを特徴としている。
【0006】
なお、上記クリッパを断面略U字又は略L字に形成してその自由端部を折り返し、上記押縁を可撓性を有する断面略L字に形成してその長辺端部を折り返し、上記クリッパの自由端部に該押縁の長辺端部を略はぜ継ぎすることができる。
また、上記弾性リフト体を断面略皿形のバネとし、上記締結具の仮止め時に該弾性リフト体の平坦部に上記クリッパを支持させることができる。
【0007】
ここで、特許請求の範囲におけるフレームは、その一部がおおよそ断面略U字であれば良く、全体として断面略H字等でも良い。パネル体は、単数のパネルでも良いし、複数枚のパネルでも良く、又一部が屈曲したり、湾曲したものでも良い。このパネル体は、透明、半透明、非透明、ガラスパネル、断熱パネルをなんら問うものではない。また、固定機構の締結具は、ビスやボルト等の螺子具が主であるが、略同様の機能を発揮するものであれば、なんら限定されるものではない。クリッパは、少なくともフレームの側壁方向にスライドすれば良く、フレームの側壁方向と直交する方向にスライドするものでも良い。このクリッパの断面略U字には、断面U字の他、湾曲した断面略倒C字、チャネル形、コ字形等の類似形状、略L字等の形状が含まれる。同様に、断面略L字には、基本形状が断面L字の他、略J字形等の類似形状が含まれる。
【0008】
押縁は、可撓性を有するのであれば、単一の材料・部材からなるものでも良いし、複数の材料・部材からなるものでも良い。弾性リフト体は、板バネからなるものが主であるが、他種類のバネでも良いし、略同様の機能を発揮するゴム、エラストマー等とすることもできる。この弾性リフト体の形状は、断面皿形が最適であるが、湾曲した断面略倒C字等の形状でも良い。さらに、本発明に係るパネル体の取付構造については、取り付けの態様に応じ、上下前後左右を変更することができる。さらにまた、本発明に係るパネル体の取付構造は、厳密な意味の建築物に主に使用されるが、これ以外の構造物に使用することも可能である。
【0009】
本発明によれば、フレーム内部に固定機構の弾性リフト体とクリッパとを重ねて締結具で仮止めし、フレームの側壁にパネル体の外周部を支持させ、クリッパ内に押縁を挿入する。この際、弾性リフト体の高さによりフレームの内部板からパネル体の方向にクリッパが離れて浮き、弾性リフト体にガイドされてフレームの内部板方向にクリッパが傾斜可能な状態となり、クリッパがずれてその内部に押縁が挿入される。
締結具を仮止めしたら、この締結具を本止めし、弾性リフト体を低く変形させてフレームの内部板にクリッパを接近させる。すると、クリッパに押縁が引っかかってロックされ、フレームの側壁と押縁との間にパネル体の外周部が挟まれ、パネル体の取付構造が構成される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明すると、本実施形態におけるパネル体の取付構造は、図1ないし図6に示すように、フレーム1の両側壁2にパネル体10の外周縁部をそれぞれ水平に支持させ、フレーム1内部に、フレーム1の各側壁2との間にパネル体10の外周縁部を挟持する固定機構20を設置するとともに、この固定機構20を、フレーム1の内部板3にビス24で螺着されるクリッパ21と、このクリッパ21に係止してパネル体10の表面外周縁部に圧接する左右一対の押縁25と、この一対の押縁25の間に介在されるカバーガスケット31と、フレーム1の内部板3とクリッパ21との間に介在される板バネ33とから構成するようにしている。
【0011】
フレーム1は、図1、図3に示すように、電気・熱の伝導性に優れ、腐食の進行しにくいアルミニウムやアルミニウム合金等を使用して図の奥方向に長い断面略梯子形に押出成形され、建築物の開口部にブラケットを介して螺着される。このフレーム1は、間隔をおいて相対向する左右一対の側壁2と、この一対の側壁2の間に水平に架設される内部板3と、一対の側壁2の間に水平に架設されて上方の内部板3に隙間を介して相対向する止水板4とから形成され、断面略U字を呈する一対の側壁2と内部板3との間の空間が図の奥方向に長い排水路5として利用される。
【0012】
一対の側壁2の下端部には、図の奥方向に長い断面略U字のガイド片6がそれぞれ一体形成され、この一対のガイド片6と止水板4の間に図示しない補強材が下方から適宜インサートされる。また、各側壁2の上端部にはリップ溝7が形成され、各リップ溝7には図の奥方向に長いガスケット8が載置密嵌されており、このガスケット8上にパネル体10の裏面外周縁部が接触支持される。このガスケット8は、耐熱性、耐候性、気密性、水密性、耐湿性、耐老化特性等に優れるシリコーンゴムを使用して押出成形され、表面にパネル体10との気密性を確保する単数複数の屈曲片が選択的に形成される。また、内部板3の中心部長手方向には、複数の螺子孔9が所定のピッチで穿孔されている。
【0013】
パネル体10は、図1や図2に示すように、平坦な一対のガラスパネル11を結露防止の観点から図の上下方向に間隔をおいて並べ備えている。この一対のガラスパネル11の間には、矩形のセッティングブロック12と断熱用のスペーサ13とがシーリング材を介し並べて介在配置されている。
【0014】
クリッパ21は、図1、図2、図4に示すように、ある程度のバネ性を有するアルミ材、ステンレス、スチール、チタン等を使用して上部が開口した断面略U字に屈曲形成され、その両上端部、すなわち両自由端部22がそれぞれ内部下方向に折り返されて傾斜している。このクリッパ21の底板部には、フレーム1の側壁2方向に伸びる平面略小判形のルーズ孔23が穿孔され、このルーズ孔23と螺子孔9とにビス24が上方から着脱自在に螺嵌されることにより、クリッパ21が外力の作用によりフレーム1の左右側壁2方向にある程度スライドする(図1の矢印参照)。
なお、クリッパ21は、アルミ材等を用いて形成されるが、例えば高機能樹脂、具体的にはアラミド樹脂やPEEK等を用いて成形することも可能である。
【0015】
各押縁25は、図1、図2、図5に示すように、ステンレス、スチール、チタン等を用いて可撓性・バネ性を有する断面略逆L字に形成され、クリッパ21の自由端部22に係止してフレーム1のガスケット8との間にパネル体10の外周縁部を挟持する。この押縁25は、その長辺26の下端部27が上方に折り返されて傾斜し、この下端部27がクリッパ21の傾斜した自由端部22に係止して略はぜ継ぎ(seam joint)接続される。押縁25の長辺26の上部にはシリコーンゴム系のシーリング材28が螺着され、このシーリング材28がパネル体10の側面外周縁部に接着される。
【0016】
シーリング材28は、未硬化の反応硬化型ゴム、好ましくは常温あるいは空気中の水分で硬化する反応硬化型シリコーンゴムを使用して略帯形又は棒形等に成形されている。反応硬化型シリコーンゴムとしては、付加反応型シリコーンゴムや縮合反応型シリコーンゴム等があげられ、特に未硬化の可塑度が150〜500のものが好ましい。付加反応型シリコーンゴムは、オルガノポリシロキサンにオルガノハイドロジェンポリシロキサン、アルコキシシラン、及び硬化反応用触媒を添加し、さらに必要に応じて充填剤、着色無機顔料、発泡剤、シリカ分散剤、接着向上剤、反応抑制剤、耐熱性向上剤等が添加される。
【0017】
縮合反応型シリコーンゴムは、脱オキシム型、脱アルコール型、脱アセトン型のいずれをも使用することができるが、脱オキシム型が好ましく、オルガノポリシロキサンに架橋剤、触媒、補強性充填剤、及び潤滑剤を配合し、さらに必要に応じて接着助剤、非補強性充填剤、無機顔料、防かび剤等を添加して調製される。
【0018】
押縁25の短辺29には図1や図2に示すように、図の奥方向に長いリップガスケット30が装着され、このリップガスケット30がパネル体10の表面外周縁部にシーリング材等を介して圧接されるとともに、このリップガスケット30が意匠性や気密性等を確保する。このリップガスケット30は、例えば耐熱性、耐候性、気密性、水密性、耐湿性、耐老化特性等に優れるシリコーンゴム、クロロプレン系、EPDM系、ポリサルファイド系、アクリルウレタン系、あるいはアクリル系のエラストマーを使用して押出成形されている。
【0019】
カバーガスケット31は、図1や図2に示すように、図の奥方向に長い断面略銛形、あるいは略逆U字形に成形され、一対のリップガスケット30の間に複数の屈曲片32を介し嵌入されてクリッパ21やビス24を隠蔽し、目地ガスケットとして意匠性を確保する。このカバーガスケット31は、リップガスケット30同様、シリコーンゴム等を使用して押出成形されている。
【0020】
さらに、板バネ33は、図1、図2、図6に示すように、薄いバネ鋼材を使用して構成の簡素な断面略逆皿形、逆すり鉢形に屈曲形成され、上方に位置する平坦部34の中心孔がビス24に貫通される。この板バネ33は、その平坦部34がクリッパ21の底板部よりも狭く形成され、平坦部34上にクリッパ21の広い底板部の中央がスライド可能に搭載支持されている。これにより、クリッパ21は、その左右両側部が板バネ33の平坦部34からそれぞれはみ出した状態で略水平に支持される。
なお、板バネ33の代わりに、滑り性に優れるフッ素系の弾性リフト体を用い、クリッパ21を円滑にスライドさせることも可能である。
【0021】
上記構成において、工場でパネル体10の取付構造を組み立てる場合には、先ず、フレーム1に板バネ33とクリッパ21とを重ねてビス24で仮締めし、フレーム1のガスケット8にパネル体10の外周縁部をそれぞれ水平に支持させ、クリッパ21の内部に一対の押縁25の長辺26をそれぞれ挿入する。この際、板バネ33が未だ潰れていないので、この板バネ33の高さによりフレーム1の内部板3からクリッパ21がリフトされ、フレーム1の内部板3方向にクリッパ21が板バネ33の斜めに起立した傾斜片35に案内されつつ傾動可能・転動可能な状態となり、上方に位置するクリッパ21の自由端部22に、下方に位置する各押縁25の下端部27が隙間を介し係止可能に対向する(図1や図2の左側参照)。
【0022】
ビス24を仮締めしたら、このビス24をきつく回して本締めし、板バネ33を平板状に圧縮変形させてフレーム1の内部板3にクリッパ21を近接させる。
すると、クリッパ21が下降してクリッパ21の各自由端部22に押縁25の下端部27を略はぜ継ぎ状態にロックし、フレーム1のガスケット8と押縁25との間にパネル体10が強固に挟持され、パネル体10の取付構造を組み立てることができる(図2の右側、図7参照)。
【0023】
上記構成によれば、環境の厳しい現場ではなく、工場で完全に本組みすることができるので、組立作業の著しい円滑化、簡素化、迅速化、容易化を図ることができる。また、従来例とは異なり、紛失しやすい螺子具の数を少なくすることができるので、部品管理の容易化が大いに期待できる。また、地震等が発生した場合には、クリッパ21や押縁25の長辺26が変形(この点に関しては、図8参照)してエネルギーやその揺れを吸収するので、優れた耐震設計を得ることができる。より強い地震等が発生した場合、クリッパ21や押縁25が変形するだけではなく、フレーム1の側壁2方向にクリッパ21がルーズ孔23を介して適宜スライドし、その移動代でエネルギー等を有効に吸収するので、ガラスパネル11の損傷防止を図ることができる。
【0024】
また、内部板3の下方に螺子孔9からの水漏れを防ぐ止水板4が位置するので、フレーム1から外部に水漏れの生じることがなく、しかも、後から止水板4を設置する場合に比べ、大幅なコストダウンが可能になる。また、ビス24の仮締め時にクリッパ21の内部に各押縁25の長辺26を挿入して接触させると、板バネ33の傾斜片35に案内されてクリッパ21が左右に傾斜・転動(図1、図2の矢印参照)し、クリッパ21が左右に位置ズレするので、クリッパ21の変形量や自由端部22の位置にかかわらず、クリッパ21内に各押縁25の長辺26を円滑に挿入することが可能になる。また、組み立てや作業の煩雑化をきわめて有効に防止することができる。
【0025】
また、フレーム1の排水機構を重視し、一対の側壁2と内部板3とにより大きな排水路5を区画形成するので、排水路5の断面積を縦長に拡大して排水を円滑化することができ、これを通じて漏水のおそれを有効に解消することができる。また、フレーム1に補強材を外側からジョイント等で単に螺着するのではなく、フレーム1内に補強材をインサートしてその一部を吸収するので、見付け幅等を狭くすることができ、これを通じて建築物全体の意匠性を向上させたり、インサート分だけ材料費を抑制することが大いに期待できる。
【0026】
また、クリッパ21の各自由端部22に押縁25の下端部27を略はぜ継ぎするので、簡易な構成で強固な接続が期待できる。さらに、ガラスパネル11、押縁25、リップガスケット30をシリコーン系のシーリング材28により常温や空気中の水分で接着して一体化すれば、取り扱いが容易なだけではなく、長期にわたり安定した止水機能を得ることができるとともに、強風時等においても優れた接着強度が期待できる。さらにまた、建築物の意匠に応じ、リップガスケット30やカバーガスケット31等を自由にカラーリングすることができるので、建築物の外観意匠設計に幅を持たせることが可能になる。
【0027】
次に、図7及び図8は、本発明の第2の実施形態を示すもので、この場合には、フレーム1を断面略H字に形成して止水板4を省略し、後から止水板4や同機能のガスケットを選択的に装着するようにしている。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても、上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、十分な水漏れ対策が採られている場合には、フレーム1の構成の簡素化が大いに期待できるのは明らかである。
【0028】
次に、図9は、本発明の第3の実施形態を示すもので、この場合には、フレーム1の一のガイド片6を断面略L字に屈曲形成するようにしている。このガイド片6は、断面略L字だけではなく、それ以外にも屈曲形成することができるのは勿論である。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても、上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、フレーム形状の多様化が期待できるのは明らかである。
【0029】
なお、上記実施形態ではフレーム1をアルミニウム等で成形したが、高機能樹脂を用いて成形することも可能である。また、一対のガラスパネル11は、同じ大きさでも良いし、異なる大きさでも良い。また、クリッパ21に左右一対の押縁25をそれぞれ係止したが、パネル体10が一枚等の場合には、必要に応じ、クリッパ21に一の押縁25を着脱自在に係止しても良い。この押縁25の形状は、同様の機能を確保することができるのであれば、自由に変更することが可能である。さらに、クリッパ21と板バネ33との間に、滑り性に優れるスペーサを介在しても良い。
【0030】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、組立作業の迅速化や簡素化を図ることができ、しかも、部品管理も容易になるという効果がある。また、フレームの一対の側壁と内部板とにより大きな排水路を区画形成するので、排水路の断面積を拡大して排水を円滑化することができ、これを通じて漏水のおそれを解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパネル体の取付構造の実施形態を示す断面説明図である。
【図2】本発明に係るパネル体の取付構造の実施形態におけるビスの仮締め時と本締め時の状態を示す断面説明図である。
【図3】本発明に係るパネル体の取付構造の実施形態におけるフレームを示す断面説明図である。
【図4】本発明に係るパネル体の取付構造の実施形態におけるクリッパを示す平面図である。
【図5】本発明に係るパネル体の取付構造の実施形態における押縁を示す断面説明図である。
【図6】本発明に係るパネル体の取付構造の実施形態における板バネを示す平面図である。
【図7】本発明に係るパネル体の取付構造の第2の実施形態における本締め状態を示す断面説明図である。
【図8】本発明に係るパネル体の取付構造の第2の実施形態における層間変形追従機能の変形状態を示す断面説明図である。
【図9】本発明に係るパネル体の取付構造の第3の実施形態におけるフレームを示す断面説明図である。
【符号の説明】
1 フレーム
2 側壁
3 内部板
4 止水板
5 排水路
8 ガスケット
9 螺子孔
10 パネル体
11 ガラスパネル
20 固定機構
21 クリッパ
22 自由端部
23 ルーズ孔
24 ビス(締結具)
25 押縁
26 長辺
27 下端部(端部)
28 シーリング材
29 短辺
33 板バネ(弾性リフト体)
34 平坦部
35 傾斜片

Claims (3)

  1. 少なくとも断面略U字を呈するフレームの側壁にパネル体を支持させ、該フレームの内部に、このフレームの側壁との間に該パネル体を支持する固定機構を取り付けたパネル体の取付構造であって、
    上記フレームを、相対向する一対の側壁と、この一対の側壁の間に架けわたして設けられる内部板と、該一対の側壁の間に架けわたして設けられ、上記内部板に隙間を介して対向する止水板とから構成し、
    上記固定機構を、上記フレームの内部板に締結具により取り付けられて少なくとも該フレームの側壁方向にスライド可能なクリッパと、このクリッパに引っかかって該フレームの側壁との間に上記パネル体を挟む押縁と、該フレームの内部板と該クリッパとの間に介在される弾性リフト体とから構成したことを特徴とするパネル体の取付構造。
  2. 上記クリッパを断面略U字又は略L字に形成してその自由端部を折り返し、上記押縁を可撓性を有する断面略L字に形成してその長辺端部を折り返し、上記クリッパの自由端部に該押縁の長辺端部を略はぜ継ぎするようにした請求項1記載のパネル体の取付構造。
  3. 上記弾性リフト体を断面略皿形のバネとし、上記締結具の仮止め時に該弾性リフト体の平坦部に上記クリッパを支持させるようにした請求項1又は2記載のパネル体の取付構造。
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