JP4537791B2 - 撮像システムの自動合焦/露光量制御装置および方法 - Google Patents

撮像システムの自動合焦/露光量制御装置および方法 Download PDF

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Description

この発明は,撮像システムの自動合焦/露光量制御装置および方法に関する。
カメラの自動露光量制御においては,撮影範囲の中央部分に存在する被写体部分の明るさが適正となるようにするものがある。また,視線検出装置を設け,カメラマンの視線の先にある被写体部分の明るさが適正となるようにするカメラもある(特許文献1)。
特開平3−107932号公報
これらのいずれの自動露光量制御においても,撮影範囲内に主要な被写体が複数存在する場合には,それらの複数の主要な被写体のいずれも適正な明るさとすることは考えられていない。
この発明は,主要な被写体が複数あった場合でも比較的適正な明るさとなるようにすることを目的とする。
この発明による撮像システムの自動合焦/露光制御装置は,受光面上に結像した被写体像を表す画像データを出力する固体電子撮像装置,上記固体電子撮像装置の受光面上に被写体像を結像させ,光軸上に移動自在な撮像レンズ,上記固体電子撮像装置から出力した画像データによって表される被写体像を多数の領域に分割したときに得られる多数の分割画像のうち,複数の主要被写体像のそれぞれの主要被写体像に対応する複数の主要部分画像を検出する主要部分画像検出手段,上記主要部分画像検出手段によって検出された複数の主要部分画像のうちいずれか一つの主要部分画像のピントが合うように,上記撮像レンズの位置を調節する合焦制御装置,および上記主要部分画像検出手段によって検出された複数の主要部分画像をそれぞれ表す複数の主要部分画像データにもとづいて,上記固体電子撮像装置の受光面への露光量を制御する露光量制御装置を備えていることを特徴とする。
この発明は,上記撮像システムの自動合焦/露光量制御装置に適した方法も提供している。すなわち,この方法は,受光面上に結像した被写体像を表す画像データを出力する固体電子撮像装置,および上記固体電子撮像装置の受光面上に被写体像を結像させ,光軸上に移動自在な撮像レンズを備えた撮像システムにおいて,上記固体電子撮像装置から出力した画像データによって表される被写体像を多数の領域に分割したときに得られる多数の分割画像のうち,複数の主要被写体像のそれぞれの主要被写体像に対応する複数の主要部分画像を検出し,検出された複数の主要部分画像のうちいずれか一つの主要部分画像のピントが合うように,上記撮像レンズの位置を調節し,検出された複数の主要部分画像をそれぞれ表す複数の主要部分画像データにもとづいて,上記固体電子撮像装置の受光面への露光量を制御するものである。
この発明によると,被写体を撮像することによって得られる被写体像を多数の領域に分割したときに得られる多数の分割画像のうち,複数の主要被写体像のそれぞれの主要被写体像に対応する複数の主要部分画像が検出される。このように複数の主要被写体像に対応して検出された複数の主要部分画像のピントが合うように,撮像レンズの位置が調節される。そして,複数の主要部分画像をそれぞれ表す複数の主要部分画像データにもとづいて,上記固体電子撮像装置の受光面への露光量が制御される。撮影範囲内に複数の主要被写体が存在する場合であっても,複数の主要被写体を表す複数の主要被写体像のそれぞれが比較的適正な明るさとなる。複数の主要被写体像のうち特定の主要被写体像のみが適正な明るさとなるように露光量を制御してもよい。
上記露光量制御装置は,たとえば,上記主要部分画像の画像データと上記主要部分画像の周辺に存在する分割画像の画像データとにもとづいて,上記固体電子撮像装置の受光面への露光量を制御するものである。検出された主要部分画像が主要被写体像の一部分である場合に,主要部分画像の周辺に存在する分割画像の画像データを用いて露光量を制御できるので,主要被写体像の全体を比較的適正な明るさにすることができる。
被写界深度が浅い被写体かどうかを判定する被写界深度判定手段,および上記被写界深度判定手段によって被写界深度が浅いと判定されたことに応じて,上記露光量制御装置による露光量制御を停止する第1の制御手段をさらに備えるようにしてもよい。露光量制御に適さない特定の分割領域内の画像にもとづいて露光量制御が行われてしまうことを未然に防止できる。この場合には,中央重点露光制御,多点評価値露光制御などにより露光制御が行われることとなろう。
二段ストローク・タイプのシャッタ・レリーズ・ボタン,上記シャッタ・レリーズ・ボタンの第1段階の押下に応答して,上記撮像レンズの位置調節および露光量制御を行うように上記合焦制御装置および上記露光量制御装置を制御する第2の制御手段,上記シャッタ・レリーズ・ボタンの第1段階の押下から第2段階の押下までの時間が所定時間以上経過したかどうかを検出する時間経過検出手段,上記シャッタ・レリーズ・ボタンの第2段階の押下にもとづいて,上記時間経過検出手段によって所定時間以上経過したことが検出されたことに応じて,上記複数の主要部分画像データにもとづく露光量制御を停止して再露光量制御を行うように上記露光制御装置を制御する再露光制御手段,ならびに上記再露光制御手段による再露光制御に応じて,上記固体電子撮像装置から出力された画像データを記録媒体に記録する記録制御手段をさらに備えるようにしてもよい。
シャッタ・レリーズ・ボタンの第1段階の押下から一定時間が経過したときに第2段階の押下があった場合には,いわゆるフォーカス・ロック機能が用いられたものと考えられる。フォーカス・ロックが行われる場合には,撮影範囲内の特定の被写体に焦点を合わせた後にカメラ・アングルを変えて被写体の撮像が行われる。フォーカス・ロックを利用して撮像する場合に,上述したように検出された複数の主要被写体像の明るさが適正となるように露光量が制御されてもカメラ・アングルが変わっているのであるから,複数の主要被写体の位置がずれ,複数の主要被写体像の明るさが適正とならないことがある。このために上記露光量制御装置による露光量制御が停止させられる。中央重点露光制御などが行われる。
二段ストローク・タイプのシャッタ・レリーズ・ボタン,上記シャッタ・レリーズ・ボタンの第1段階の押下に応答して,上記撮像レンズの位置調節および露光量制御を行うように上記合焦制御装置および上記露光量制御装置を制御する第2の制御手段,上記シャッタ・レリーズ・ボタンの第2段階の押下に応じて,上記シャッタ・レリーズ・ボタンの第1段階の押下時における撮像方向と上記シャッタ・レリーズ・ボタンの第2段階の押下時における撮像方向との変化量が所定値以上かどうかを検出する方向変化量検出手段,上記方向変化量検出手段によって上記変化量が所定値以上であることが検出されたことに応じて,上記複数の主要部分画像データにもとづく露光量制御を停止して再露光量制御を行うように上記露光制御装置を制御する再露光制御手段,ならびに上記再露光制御手段による再露光制御に応じて,上記固体電子撮像装置から出力された画像データを記録媒体に記録する記録制御手段をさらに備えるようにしてもよい。
撮像方向が変えられると上述したフォーカス・ロックを利用した撮像が行われると考えられる。このために上記と同様に上記露光量制御装置による露光量制御が停止させられる。この場合も中央重点露光制御などが行われる。
図1は,この発明の実施例を示すもので,ディジタル・スチル・カメラの電気的構成を示すブロック図である。
ディジタル・スチル・カメラの全体の動作は,CPU14によって統括される。
ディジタル・スチル・カメラには,二段ストローク・タイプのシャッタ・レリーズ・ボタン7が含まれている。シャッタ・レリーズ・ボタン7の第1段階の押下および第2段階の押下を示す信号は,CPU14に与えられる。また,ディジタル・スチル・カメラには,撮像モード,再生モードなどの各種モードを設定するためのモード設定ダイアル15,各種設定のためのスイッチ類17が含まれている。これらのモード設定ダイアル15およびスイッチ類17から出力する信号もCPU14に入力する。また,ディジタル・スチル・カメラには,ストロボ発光装置8も含まれている。
また,この実施例によるディジタル・スチル・カメラには,時間を計時するタイマ9およびディジタル・スチル・カメラによる撮像方向を検出する電子コンパス10も含まれている。
モード設定ダイアル15によって撮像モードが設定されると,光軸上に移動自在な撮像レンズ1によって集光された光が絞り2を介してCCD3の受光面に入射する。撮像レンズ1は,レンズ・モータ18によってその位置が移動させられる。CCD3の受光面上に被写体像が合焦するように撮像レンズ1が位置決めされる。また,絞り2の絞り開口は絞りモータ19によって制御される。
被写体を撮像することにより被写体像を表す映像信号がCCD3から出力しアナログ/ディジタル変換回路4に与えられる。映像信号がアナログ/ディジタル変換回路4においてディジタル画像データに変換され,画像処理回路5に入力する。画像処理回路5においてガンマ補正などの所定の画像処理が行われ,自動白バランス制御回路13に入力する。自動白バランス制御回路13において白バランス制御(調整)が行われた画像データが表示装置6に与えられる。撮像によって得られた被写体像が表示装置6の表示画面上に表示される。
この実施例によるディジタル・スチル・カメラにおいては自動合焦制御処理および自動露光制御処理を行うことができる。このために,ディジタル・スチル・カメラにはAF(auto focus)制御回路11およびAE(auto exposure)制御回路12が含まれている。詳しくは後述するように,シャッタ・レリーズ・ボタン7の第1段階の押下に応じて自動合焦制御処理および自動露光制御処理が行われる。シャッタ・レリーズ・ボタン7の第2段階の押下に応じて,上述のようにして得られた画像データがメモリ・カード16に与えられ,記録される。
この実施例によるディジタル・スチル・カメラにおいては,撮影範囲に複数の主要な被写体があった場合に複数の被写体の両方とも比較的適正な露光量となるように撮像するものである。もちろん,複数の主要な被写体のうち特定の被写体(カメラマンが指定する,あるいは自動的に決定する)のみが適切な露光量となるようにしてもよい。
図2は,AF制御回路11の電気的構成を示すブロック図である。
シャッタ・レリーズ・ボタン7の第1段階の押下などがあると,画像処理回路5から出力された画像データはAF制御回路11に入力する。AF制御回路11に入力した画像データは,OB(optical black)補正回路21に与えられ,所定のレベルが光学的な黒のレベルとなるように補正される。OB補正回路21から出力された画像データは,AFlフィルタ演算回路22およびAFhフィルタ演算回路24に入力する。AFlフィルタ演算回路22およびAFhフィルタ演算回路24はいずれも自動合焦制御に必要な画像データの高周波数成分を抽出するものである。
図3は,AFlフィルタ演算回路22およびAFhフィルタ演算回路24の特性を示している。AFlフィルタ演算回路22は,AFhフィルタ演算回路24が通過する高周波数成分よりも低い周波数成分の画像データが通過する特性(低周波用)を有するものである。AFhフィルタ演算回路24は,AFlフィルタ演算回路22が通過する高周波数成分よりも高い周波数成分の画像データが通過する特性(高周波用)を有するものである。
図2に戻って,AFlフィルタ演算回路22を通過した高周波数成分のうち相対的に低周波の画像データはノイズ除去/積算回路23に与えられる。ノイズ除去/積算回路23において高周波数成分の画像データからノイズが除去される。ノイズが除去された画像データが積算されて,低周波AF評価値が得られる。同様に,AFhフィルタ演算回路24を通過した高周波数成分のうち相対的に高周波の画像データはノイズ除去/積算回路23において高周波数成分の画像データからノイズが除去され,かつ積算される。高周波AF評価値が得られる。自動合焦制御においては,低周波AF評価値または高周波AF評価値が用いられる。自動合焦制御においては低周波AF評価値または高周波AF評価値(合焦データ)のいずれを用いてもよい。被写体が暗い場合や低コントラストの場合には,後述するフォーカス位置に応じた高周波AF評価値の特性が明確には現れないので,低周波AF評価値の特性を用いて合焦制御が行われることとなろう。
図4(A)は撮影範囲とその撮影範囲内の被写体像との関係を示し,(B)は重み付け係数を示している。
(A)を参照して,撮影範囲30内に一つの主要被写体像(主要被写体)32が存在しているものとする。撮影範囲30が多数の区画31に分割される。主要被写体像32が存在している程度を表す判定値H(式1によって得られる)が,多数の区画31内の画像ごとに算出される。
H=F1×F2×F3・・・式1
但し,F1は主要被写体が撮影範囲の中央に多いことを数値化したもので,画角中央度を示すメンバーシップ関数,F2は信頼性のあるAF評価値を使用するために用いられるもので,AF評価値の信頼性を示すメンバーシップ関数,F3は各区画51に存在する被写体までの距離に関連したメンバーシップ関数(すなわち,AF評価値に関連したメンバーシップ関数)である。AF評価値は,上述したAF制御回路11によって得られる。
判定値Hが最大となる区画31が主要被写体像32が存在する区画とされ,合焦対象領域33とされる。撮影範囲30に含まれる主要被写体32に対応して合焦対象領域33が決定され,ディジタル・スチル・カメラに設定される。
この実施例によるディジタル・スチル・カメラにおいては,合焦対象領域33内の画像(主要部分画像)を表す画像データを用いて,主要被写体像(主要部分画像)32のピントが合うように合焦制御が行われるが,露光量制御については,合焦対象領域33内の画像を表す画像データだけでなく,合焦対象領域33の周辺の区画(領域)31内の画像を表す画像データも用いられる。もちろん,合焦対象領域33内の画像を表す画像データのみを用いて露光量制御を行うようにしてもよいのはいうまでもない。
このために,この実施例においては,(B)に示すように各領域31ごとに重み付け係数が規定される。この重み付け係数は,合焦対象領域33に近い区画ほど大きくなるように設定される。たとえば,合焦対象領域内の画像は重み付け係数が64,合焦対象領域に隣接した領域内の画像は重み付け係数が32,合焦対象領域から2つ離れた領域内の画像は重み付け係数が16,合焦対象領域から3つ離れた領域内の画像は重み付け係数が4,合焦対象領域から4つ離れた領域内の画像は重み付け係数が1,それら以外の領域内の画像は重み付け係数が0とされる。これらの重み付け係数を用いて後述するように露光量制御が行われる。
図5は,撮像レンズ1の位置とAF評価値との関係を示している。
撮像レンズ1がスタート位置から序々に移動させられながら,それぞれの位置においてAF評価値が算出されることにより,グラフが得られる。このようなグラフが上述した各領域31内の画像ごとに,高周波AF評価値−撮像レンズ位置特性とのグラフと低周波AF評価値−撮像レンズ位置特性とのグラフとが得られる。合焦の程度が高くなるにつれてAF評価値が高くなる。上述した合焦対象領域33内の画像にもとづいて得られるAF評価値−撮像レンズ位置特性のグラフのピークのAF値AF1を与えるような撮像レンズ1の位置が合焦位置(S1合焦位置)Pとして決定される。
図6(A)も撮影範囲とその撮影範囲内の被写体像との関係を示し,(B)は重み付け係数を示している。
(A)を参照して,撮影範囲30内に一つの主要被写体像34が存在しているものとする。撮影範囲30が多数の区画31に分割されている。上述したのと同様に,判定値Hが式1に従って,各区画31内の画像ごとに算出される。算出された判定値Hがもっとも大きな区画31が主要被写体像34が存在している(主要被写体)合焦対象領域35となる。
(B)を参照して,各領域31ごとに重み付け係数が規定される。この重み付け係数も上述したように,合焦対象領域35に近いほど大きくなるように設定される。
図7(A)および(B)も撮影範囲とその撮影範囲内の被写体像との関係を示し,(B)は重み付け係数を示している。
(A)においては,撮影範囲30内に2つの主要被写体像33および35が存在している。一方の主要被写体像33は,図4(A)に示す主要被写体像33と同じもので同じ位置に存在し,他方の主要被写体像35は,図6(A)に示す主要被写体像35と同じもので同じ位置に存在している。
この実施例によるディジタル・スチル・カメラにおいては,このように撮影範囲内に主要被写体像が複数存在すると,合焦制御は複数の主要被写体のうちのいずれかの主要被写体にピントが合うようにされるが,露光量制御は複数の主要被写体の両方の被写体の露光量が比較的適正となるようにされる。
合焦制御は,一方の主要被写体像32の合焦対象領域33内の画像を表す画像データまたは他方の主要被写体像34の合焦対象領域35内の画像を表す画像データのいずれか一方の画像データが用いられる。2つの画像データのうち,用いられた画像データによって表される画像のピントが合うように合焦制御が行われれる。これに対して,露光制御は,一方の合焦対象領域33内の画像を表す画像データと他方の合焦対象領域35内の画像を表す画像データとの両方が用いられる。用いられた2つの画像データによって表される2つの画像部分のそれぞれが比較的適正な明るさとなるように露光量制御が行われる。
(B)を参照して,撮影範囲30内に複数の主要被写体像がある場合にも重み付け係数が設定される。主要被写体像が複数ある場合にも合焦対象領域33または35に近いほど重み付け係数が大きくなる。主被写体像が複数あることにより,各領域ごとに複数の重み付け係数が得られる。複数の重み付け係数のうち大きい方の重み付け係数が重み付け係数として採用される。
図8および図9は,ディジタル・スチル・カメラが撮像モードに設定された場合の処理手順を示すフローチャートである。
この実施例によるディジタル・スチル・カメラにおいては,上述したように主被写体像が存在する領域である合焦対象領域がシャッタ・レリーズ・ボタンの第1段階の押下に応じて検出され,その合焦対象領域内の画像のピントが合うように合焦制御が行われる。主被写体像が複数ある場合には上述したように判定値Hがもっとも大きな値となる合焦対象領域内の画像のピントが合うように合焦制御が行われる。被写体の被写界深度が深い(浅くない)場合には主要被写体像の数に応じて露光量制御が行われる。すなわち,主要被写体像が1つであり合焦対象領域が1つと判定された場合には,その1つの合焦対象領域内の画像の明るさが適正な明るさとなるように露光量制御が行われる。主要被写体像が複数であり合焦対象領域が複数と判定された場合には,複数の合焦対象領域内のそれぞれの画像の明るさが比較的適正な明るさとなるように露光量制御が行われる。
被写界深度が浅い場合には,上述した露光量制御は停止させられ,中央重点露光量制御(撮影範囲内の中央部分の明るさが適正となるような露光量制御)が行われる。また,シャッタ・レリーズ・ボタンの第1段階の押下から第2段階の押下までの間に所定時間以上が経過していると,いわゆるフォーカス・ロック機能が利用されてカメラ・アングルが変えられたと判定され,撮影範囲と主要被写体との位置関係も変わっていると考えられるので,上述した露光量制御は停止させられ,中央重点露光量制御が行われる。
撮像モードが設定され,シャッタ・レリーズ・ボタン7の第1段階の押下があると(ステップ40でYES),タイマ9による計時が開始される(ステップ41)。上述したように合焦対象領域が検出される(ステップ42)。合焦対象領域は,多点AFにもとづいて設定されるものとする。
AF用の露出となるように絞り2およびCCD3のシャッタ速度が設定される(露出の設定,ステップ42における合焦対象領域の設定においても必要に応じてAF用の露出設定が行われるのはいうまでもない)(ステップ43)。また,AF制御回路11におけるAFlフィルタ演算回路22およびAFhフィルタ演算回路24のフィルタが設定される(ステップ44)。つづいて,レンズ・モータ9によって撮像レンズ1が移動範囲のスタート位置に移動させられる(ステップ45)。その後,レンズ・モータ9によって撮像レンズ1が序々に移動させられ,それぞれの移動位置ごとにAF評価値が算出される(ステップ46)。
S1合焦位置Pが決定されると(ステップ47),その決定されたS1合焦位置Pに撮像レンズ1が移動させられる(ステップ48)。
また,分割領域ごとに被写体までの距離が測定される(ステップ49)。分割領域ごとに測定された距離にもとづいて被写体の被写界深度が浅いかどうかが確認される(ステップ50)。たとえば,分割領域ごとに得られた距離のうち最遠の距離と最近の距離との距離差が所定以上あると被写界深度が浅いと判断される。
被写界深度が浅くなければ(ステップ50でNO),主要被写体が複数かどうかが確認される(ステップ52)。主要被写体が複数であれば(ステップ52でYES),複数の主要被写体の位置に応じて上述したように撮影範囲内の分割領域に対応して重み付け係数が設定される(ステップ55,図7(B)参照)。複数の主要被写体に対応した複数の合焦対象領域内の画像を表す画像データおよび合焦対象領域の周辺の領域内の画像を表す画像データにもとづいて,画像データに重み付け係数を乗じて,複数の主要被写体像の明るさが比較的適正となるように露光量制御が行われる(ステップ56)。主要被写体が1つであれば(ステップ52でNO),1つの主要被写体の位置に応じて重み付け係数が設定される(ステップ53,図4(B),図6(B)参照)。1つの主要被写体に対応した1つの合焦対象領域内の画像を表す画像データおよび合焦対象領域の周辺の領域内の画像を表す画像データにもとづいて,画像データに重み付け係数を乗じて,その主要被写体像の明るさが適正なものとなるように露光量制御が行われる(ステップ54)。
被写界深度が浅ければ(ステップ50でYES),遠景の被写体部分など露光量を合わせると適正な明るさとはならない特定の分割領域内の被写体部分にもとづいて露光量制御が行われてしまうことを未然に防止するために,上述した露光量制御は停止させられる。中央重点露光量制御が行われる(ステップ51)。もっとも,中央重点露光量制御でなくともいわゆる多点AE制御(多数の分割領域に分けたときに,それらの分割領域内の画像ごとに輝度データを抽出して主要被写体の存在する部分を検出し,主要被写体の明るさが適正となるようなAE制御)をするようにしてもよい。
シャッタ・レリーズ・ボタンの第1段階が押下された状態で所定時間が経過したことがタイマ9によって計時されると(ステップ57でYES),フォーカス・ロック機能を利用してカメラマンはカメラ・アングルを変えたと考えられる。撮影範囲と主要被写体との位置関係がシャッタ・レリーズ・ボタン7の第1段階の押下があったときとは変わっているので,上述した露光量制御が行われても主要被写体像が適正な明るさとはならないことがある。このために,中央重点露光量制御が行われる(ステップ58)。所定時間が経過していなければステップ58の処理はスキップされる。この結果,上述した露光量制御(ステップ54,56)で被写体が露光される。
シャッタ・レリーズ・ボタン7の第2段階の押下があると(ステップ59でYES),設定された露光量で被写体が露光され,被写体を撮像することにより得られた画像データがメモリ・カード16に記録される(ステップ60)。
上述した実施例においては,シャッタ・レリーズ・ボタン7の第1段階の押下から第2段階の押下までの時間をタイマ9によって計時し,所定時間を経過したときにはフォーカス・ロック機能が利用されたとして中央重点露光量制御が行われている。しかしながら,電子コンパス10を利用して,シャッタ・レリーズ・ボタン7の第1段階の押下時の撮像方向と第2段階の押下時の撮像方向とが所定角度以上変化してるかどうかを検出し,所定角度以上変化していると判定されたことに応じて,フォーカス・ロック機能が利用されたとして中央重点露光量制御が行われるようにしてもよい。
また,上述した実施例においては,フォーカス・ロック機能が利用されたと判断された場合には,上述した露光量制御を停止して中央重点露光量制御が行われているが,必ずしもフォーカス・ロック機能が利用されているかどうかを判定しなくてもよい。また,被写体の被写界深度が浅いかどうかも判定しているが,必ずしも被写界深度が浅いかどうかを判定しなくともよい。さらに,合焦領域の周辺の領域内の画像を表す画像データを利用して主要被写体像の露光量制御を行っているが,必ずしも周辺の領域内の画像を表す画像データを利用しなくともよい。また,中央重点露光量制御が行われる場合にはシャッタ・レリーズ・ボタン7の第2段階の押下に応じて行われるようにしてもよい。
ディジタル・スチル・カメラの電気的構成を示すブロック図である。 AF制御回路の電気的構成を示すブロック図である。 AFフィルタの特性を示している。 (A)は撮影範囲と主要被写体との関係を示し,(B)は重み付け係数の一例である。 AF評価値−撮像レンズ位置特性を示している。 (A)は撮影範囲と主要被写体との関係を示し,(B)は重み付け係数の一例である。 (A)は撮影範囲と主要被写体との関係を示し,(B)は重み付け係数の一例である。 撮像モードのディジタル・スチル・カメラの処理手順の一部を示すフローチャートである。 撮像モードのディジタル・スチル・カメラの処理手順の一部を示すフローチャートである。
符号の説明
1 撮像レンズ
3 CCD
7 シャッタ・レリーズ・ボタン
9 レンズ・モータ
11 AF制御回路
12 AE制御回路
14 CPU
16 メモリ・カード
30 撮影範囲
31 分割領域
32,34 主要被写体(主要被写体像)
33,35 合焦対象領域

Claims (6)

  1. 受光面上に結像した被写体像を表す画像データを出力する固体電子撮像装置,
    上記固体電子撮像装置の受光面上に被写体像を結像させ,光軸上に移動自在な撮像レンズ,
    上記固体電子撮像装置から出力した画像データによって表される被写体像を多数の領域に分割したときに得られる多数の分割画像のうち,主要被写体像が存在している程度を表わす判定値が最大となる複数の分割画像を検出する検出手段,
    記検出手段によって検出された複数の分割画像のうちいずれか一つの分割画像のピントが合うように,上記撮像レンズの位置を調節する合焦制御装置,および
    記検出手段によって検出された複数の分割画像をそれぞれ表す複数の分割画像データにもとづいて,上記固体電子撮像装置の受光面への露光量を制御する露光量制御装置,
    を備えた撮像システムの自動合焦/露光量制御装置。
  2. 上記露光量制御装置が,
    上記検出手段によって検出された複数の分割画像のそれぞれの分割画像の周辺に存在する分割画像の画像データとにもとづいて,上記固体電子撮像装置の受光面への露光量を制御するものである,
    請求項1に記載の撮像システムの自動合焦/露光量制御装置。
  3. 被写界深度が浅いかどうかを判定する被写界深度判定手段,および
    上記被写界深度判定手段によって被写界深度が浅いと判定されたことに応じて,上記露光量制御装置による露光量制御を停止する第1の制御手段,
    をさらに備えた請求項1に記載の撮像システムの自動合焦/露光量制御装置。
  4. 二段ストローク・タイプのシャッタ・レリーズ・ボタン,
    上記シャッタ・レリーズ・ボタンの第1段階の押下に応答して,上記撮像レンズの位置調節および露光量制御を行うように上記合焦制御装置および上記露光量制御装置を制御する第2の制御手段,
    上記シャッタ・レリーズ・ボタンの第1段階の押下から第2段階の押下までの時間が所定時間以上経過したかどうかを検出する時間経過検出手段,
    上記シャッタ・レリーズ・ボタンの第2段階の押下にもとづいて,上記時間経過検出手段によって所定時間以上経過したことが検出されたことに応じて,上記複数の分割画像データにもとづく露光量制御を停止して再露光量制御を行うように上記露光制御装置を制御する再露光制御手段,ならびに
    上記再露光制御手段による再露光制御に応じて,上記固体電子撮像装置から出力された画像データを記録媒体に記録する記録制御手段,
    をさらに備えた請求項1に記載の撮像システムの自動合焦/露光量制御装置。
  5. 二段ストローク・タイプのシャッタ・レリーズ・ボタン,
    上記シャッタ・レリーズ・ボタンの第1段階の押下に応答して,上記撮像レンズの位置調節および露光量制御を行うように上記合焦制御装置および上記露光量制御装置を制御する第2の制御手段,
    上記シャッタ・レリーズ・ボタンの第2段階の押下に応じて,上記シャッタ・レリーズ・ボタンの第1段階の押下時における撮像方向と上記シャッタ・レリーズ・ボタンの第2段階の押下時における撮像方向との変化量が所定値以上かどうかを検出する方向変化量検出手段,
    上記方向変化量検出手段によって上記変化量が所定値以上であることが検出されたことに応じて,上記複数の分割画像データにもとづく露光量制御を停止して再露光量制御を行うように上記露光制御装置を制御する再露光制御手段,ならびに
    上記再露光制御手段による再露光制御に応じて,上記固体電子撮像装置から出力された画像データを記録媒体に記録する記録制御手段,
    をさらに備えた請求項1に記載の撮像システムの自動合焦/露光量制御装置。
  6. 受光面上に結像した被写体像を表す画像データを出力する固体電子撮像装置,および上記固体電子撮像装置の受光面上に被写体像を結像させ,光軸上に移動自在な撮像レンズを備えた撮像システムにおいて,
    検出手段が,上記固体電子撮像装置から出力した画像データによって表される被写体像を多数の領域に分割したときに得られる多数の分割画像のうち,主要被写体像が存在している程度を表わす判定値が最大となる複数の分割画像を検出し,
    合焦制御装置が,検出された複数の分割画像のうちいずれか一つの分割画像のピントが合うように,上記撮像レンズの位置を調節し,
    露光量制御装置が,検出された複数の分割画像をそれぞれ表す複数の分割画像データにもとづいて,上記固体電子撮像装置の受光面への露光量を制御する,
    撮像システムの自動合焦/露光量制御方法。
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