JP4537072B2 - 吸収製品側部フラップ配置 - Google Patents

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Description

本発明はおむつの如き、人滲出物を吸収するための吸収製品であって、その一端に側部フラップを持ち、使用者の腰のまわりに前記製品の剥離可能な閉鎖を可能にするものに関する。特に、本発明は弾性側部フラップを有する吸収製品、及び使い捨てタイプ(即ち、汚れたときに廃棄されるタイプ)の吸収製品に関する。
しかしながら、本発明は開放し、次いで再閉鎖できる側部を含む用便練習用パンツの如き他の吸収製品で、又は例えば再使用可能な吸収芯要素を含む製品で使用されることもできる。
弾性側部フラップを有する使い捨て吸収製品は良く知られている。請求項1の前提文に規定された特徴を有するかかる吸収製品の一例はWO−A−99/60967の文献に開示されたようなおむつである。この文献は連続ベルトを含む弾性的に伸張可能な腰領域を開示する。さらに開示されているのは、腰区域における弾性体とは別個の側部フラップであり、それは弾性体であってもよい。弾性は好ましくは吸収製品シャシーの層の間に積層された、さらなる弾性部材からなる層状構造によって与えられる。記載された製品では、腰部分における弾性体はまた、側部フラップの上部中に連続的に延びる。
側部フラップがWO−A−99/60967において弾性に作られるとき、弾性材料は側部フラップの全領域にわたってその下縁から上方に延びるが、それは腰領域に存在する弾性材料から分離して保持される。
WO−A−99/60967から知られた製品が弾性化された側部フラップを与えることができる利点を有するとしても、かかる構成は使用される弾性材料の量のために高価である。弾性材料は吸収製品の非弾性化側部フラップ及び他の非弾性部分に使用される他のシート層材料(例えば不織材料又は他のポリマー材料)よりかなり高価である。さらに、側部フラップの構造は腰弾性体及び別個の側部弾性体の両方が使用されるので、側部フラップが弾性体であるように形成されるべきであるときに複雑である。
さらに、弾性側部フラップは弾性側部フラップの縦方向範囲と整列して横方向に位置される吸収製品の部分が弾性側部フラップからの弾性力の結果として一緒に一団に集められる傾向があるというさらなる欠点を与える。この一緒に一団に集められることによって、非弾性側部フラップが使用されるときと比較して装着者の後部が十分にカバーされないことを生じる(即ち、吸収製品は装着者の後部に十分に適合/適応されない)。
材料コストは吸収製品における主要な関心事であるので、本発明の目的は、簡単な構造が得られ、快適性及び漏出性などに関して製品の機能に過度に影響せずに材料コストが最小になる、弾性化された側部フラップを有する吸収製品を提供することである。
本発明のさらなる目的は装着者の後部へのおむつの適合を改良する弾性化された側部フラップ構造を提供することである。
本発明の目的は請求項1に規定された特徴を有する吸収製品によって達成される。本発明の好ましい特徴は従属請求項に規定される。
本発明のさらなる特徴はこの明細書の読者に明らかであるだろう。
本発明によれば、吸収製品は縦軸及び横軸に対して規定される。この点に関して縦軸は中央又は股部分によって接合される第一と第二の対向した端部分の間に延びる軸であることを意図される。第一、第二及び股部分の中央点は不均一に配置された製品が選択されない限り、ほとんどの場合において縦軸とほぼ整合される。横軸は横方向を規定することを意図される軸であり、従って縦軸とほぼ垂直であり、通常実質的に垂直である。
本発明が第一端部分に対して規定されるとき、第一端部分が製品のいずれかの端に横たわるように選択されるだろう。
使用中装着者の後部に装着されることを意図される後部分であってもよい第一端部分は腰区域のいずれかの側上に二つの側部フラップを含む。腰区域自体は追加の快適性を与えるために腰弾性体を与えられてもよく、それによって腰区域に与えられた弾性体は腰区域が50%まで、好ましくは約100%まで弾性的に伸張されることができるべきである。しかしながら、本発明は腰領域に存在する弾性体の外側に横たわる側部フラップの弾性区域と主に関連する。
しかしながら、側部フラップにおける弾性は側部フラップの間に横たわる腰区域における弾性より大きくすべきである。従って、側部フラップは100%より多い、好ましくは150%より多い、より好ましくは250%より多い、さらにより好ましくは300%より多い量によって弾性的に伸張可能であるべきである。
弾性区域は実質的に永続的な緊張なしで50%より多い量によって弾性的伸張されることができるなら本発明によれば弾性的であると考えられる。実質的に永続的な緊張は最初の延伸における初期長さの約10〜30%より多いオーダのものであると理解される。
本発明では、側部フラップの弾性区域は腰区域におけるいかなる弾性体からも区別しうる側部フラップの部分として理解されるべきであり、それはその区域が少なくとも横方向において弾性的に延伸されることができる弾性材料を与えられる。従って、弾性区域の下部境界は弾性材料(例えばゴムシート又は弾性フィルム材料など)が側部フラップに位置される場所の下縁として理解されるべきである。
非弾性区域は例えば連続又は不連続シート、ウェブ、層又は布を含んでもよい。非弾性区域は少量だけ、通常1〜15%のオーダ、しかし典型的には10%未満の量によって弾性的に延伸されることができる。
本発明による側部フラップは閉じられた吸収製品を与えるために吸収製品の第一端部分を第二端部分に取り付けるために使用される。この目的のため、側部フラップは好ましくはフック及びループ型の剥離可能な機械的ファスナー(例えばVelcro(登録商標))の形で剥離可能な取り付け手段を与えられる。本発明の吸収製品で使用されてもよい剥離可能な機械的ファスナーは簡単でかつわずかな圧力によって取り付け、除去及び再取り付けすることができるファスナーのタイプに関し、スナップとボタンを含むことを意図されない。
側部フラップは例えば溶接又は接着剤によって吸収製品のシャシーに固定的に取り付けられる別個の部分である。シャシーは吸収芯を含む製品の部分であるとして理解されるべきである。典型的にはシャシーは液体透過性上部シート及び液体不透過性下部シート及びそれらの間のさらなるシートによって上部シートと下部シートの間にはさまれた吸収芯とともに形成されるだろう。
さらに側部フラップは第一及び第二端部分が剥離可能に取り付けられるときに形成される製品の脚開口部分に一致する製品の最外部分を形成するために使用されることが好ましい。従って、脚への閉鎖快適性を与えるために、側部フラップの下縁は実質的に側部フラップがシャシーの縦方向側縁に交差する点から出発して側部フラップ外縁上の最下点まで湾曲されることが好ましいだろう。
図面の簡単な記述
本発明は添付図面の助けでその限定されない例を参照して詳細に説明されるだろう。
図1は平坦な状態で本発明による吸収製品を示す。
図2は図1の線II−IIに沿った横断面図を示す。
図3は本発明の代替例を含む吸収製品のコーナを描く部分図を示す。
図4吸収製品の一つの側上に一対の側部フラップを適用する方法を示す例示的平面図を示す。
図1では、吸収製品1は縦軸Y−Y及びそれにほぼ垂直に延びる横軸X−Xを含む。縦方向では、吸収製品1は三つの部分、即ち第一端部分2、中央又は股部分3、及び第二端部分4に分割される。第一端部分2は示された例ではおむつの後部分(即ち使用中装着者の後部に対して位置されることを意図される吸収製品の部分)であることを意図される。
従って、縦軸Y−Yはこれらの三つの部分2,3,4の各々の中央点をほぼ通過する。
吸収製品は平面図では最上部に示された液体不透過性下部シート5を伴って示されている。液体透過性上部シート6は下部シート5の反対側上に置かれ、好ましくはそれと共通の範囲を有し、例えば溶接又は接着剤(図示せず)によって前記シートの周囲で下部シート5に封止される。下部シート5と上部シート6の間には吸収芯7が置かれる。上部シート6,下部シート5及び吸収芯7の可能な構造及び材料は広く変化させることができ、多くの可能性が公知である。適切な構造及び材料は当業者に明らかであるので、それらのさらなる説明はこの明細書には与えられない。
第一端部分2及び第二端部分4では、第一弾性化された腰区域8及び第二弾性化された腰区域9がそれぞれ存在することが好ましい。腰弾性体はもし存在するなら、例えば立ったり座ったりするときの使用者の動きを考慮して快適かつ十分に適合する腰部分をなお与えながら50%までの伸張を可能とすることが好ましい。腰弾性体はもし存在するなら、腰弾性体における弾性力によって吸収芯7が一緒に一団に集まることを最小にするように吸収芯7の縦方向限界の外側に位置されることが好ましい。
第一腰区域8の各側上に第一側部フラップ10及び第二側部フラップ11が位置される。側部フラップ10,11は実質的に同一であることが好ましい。最も好ましいものとして描かれる配置は第一及び第二側部フラップ10,11が互いの同一の鏡像である配置である。
各側部フラップ10,11は示された例ではシャシー部材の上縁(即ち、この場合において上部シート5と下部シート6の結合した上縁14)と実質的に整列して位置される上縁12,13を有する。各フラップの下縁15,16は外縁19,20の最下点17,18から延びる湾曲した部分を有する。湾曲した部分は縦方向側縁21,22に沿ってシャシーに交差し、内縁23,24まで横方向に延びる小部分25,26を有する。
縦方向側縁21,22は製品の上縁14から縦方向に延び、第二端部分4における耳又は側部フラップに合流する。脚弾性体27,28は製品の縦方向側縁21,22の近くに位置され、特に漏出が最も起こりやすい股領域において脚部分を弾性化するように作用する。さらに、脚弾性体は側部フラップ10,11の下部非弾性部分29,30中へ延びることが好ましい。
下部非弾性部分29,30はそれぞれ内縁23,24から外縁19,20までずっと、部分15,25及び16,26によって形成されるフラップ下縁のそれぞれから弾性区域33,34の下部境界31,32まで延びる。
側部フラップ10,11の弾性区域33,34はこの例ではフラップ10,11の上縁から下に内縁23,24と外縁19,20の間ずっと側部フラップ外縁17,18の下端と整合される下部境界31,32まで延びる。従って、この例の弾性区域は実質的に矩形である。
見られるように、弾性区域33,34は各々、側部フラップの上縁12,13と下縁15,25,16,26の間の距離の一部だけ縦方向に延びる。前記距離の一部だけにわたって延びる弾性区域の範囲は側部フラップのほとんど全横方向の範囲(横方向の範囲は内縁23,24と外縁19,20の間の横方向の距離である)にわたって維持される。しかしながら、弾性区域33,34はある例ではフラップ上の下方の外側端点17,18の位置で下縁15,16と一致するように作られてもよい。その場合においてその位置においてだけそれはそのとき上縁と下縁の間の全距離を延びるだろう。従って、一般に、少なくとも側部フラップの横方向の範囲の一部にわたって(好ましくは横方向の範囲の大部分にわたって、より好ましくはフラップの全範囲にわたって)弾性区域33,34は前記上縁と前記下縁の間の距離の一部だけにわたって(縦方向に)延びると述べることができる。
弾性区域33,34は各々、弾性層の如き弾性材料35を含む(図2参照)。快適性及び使用上の理由のため、弾性材料35は少なくとも一つの層(例えば層36)、又はより好ましくは非弾性材料の二つの層の間に隣接して位置され固定的に取り付けられる。弾性材料35の層への固定的取り付けは例えば接着剤及び/又は溶接によって実施されることができる。
層36及び/又は37のための好ましい材料は非弾性繊維材料、好ましくは連続フィラメント(スパンボンド)又はカードされたステープル繊維(熱結合、スルーエア結合又は水流交絡)のいずれかから作られた不織材料である。また、メルトブロー短繊維から作られた不織布を使用してもよい。さらに、これらの技術の組み合わせによって作られた不織布を使用してもよい。例えばS−M−S材料(スパンボンド−メルトブロー−スパンボンド材料)の如き不織材料を使用してもよい。
フラップが弾性材料の使用によって弾性化されるためには、弾性材料35は例えばまず使用時にその必要な横方向の範囲まで延伸され、次いで層36,37の如き一以上の非弾性材料層にその延伸された状態で取り付けられてもよい。従って、非弾性層36,37の各々は側部フラップ10,11の全領域にわたって延びてもよく、一方弾性材料35は弾性区域33,34を形成することになる領域において延びるだけである。側部フラップのかなりの領域が高価な弾性材料を持たないので、大きなコストを節約することができる。
しかしながら、非弾性不織材料は(たとえ弾性回復が極めて低くても)引っ張る力が適用されるとき伸びることができるので、弾性材料は側部フラップにおいて十分な弾性特性を達成するためにその最大伸びの下で固定される必要はない。ある非弾性不織材料は例えば横方向に極めて高い割合の伸張性を有することができ、従ってもしこれらの高度に伸張可能な、まだ非弾性の不織材料が層36及び/又は層37として使用されるなら、弾性材料は非弾性材料にゼロ延伸で固定さえすることができる。
側部フラップを弾性化するために弾性材料を使用する他の方法(例えば加熱されるまで非弾性である活性可能な弾性材料の使用)もまた知られている。加熱すると、その材料は弾性になる。かかる材料は公知であり、従ってここでさらに説明しない。かかる材料は本発明に使用されてもよい。
従って、前述から理解されるように、脚開口の少なくとも一部を形成する下縁15,16は非弾性であるが、弾性領域33,34が緩和された状態であるときしわをなお付けられるだろう。しかしながら、この領域における弾性体の使用が一般に良好な快適性及び適合性を与えるために要求されず、製品の腰領域を閉じるために側部フラップ10,11の一般的な伸張がこの目的を達成するためにほぼ十分であることが見出された。しかしながら、側部フラップ10,11の下縁15,16が縦縁21,22に交差する場所付近の領域では、脚弾性体27,28は側部フラップ中に延び、側部フラップ10,11の非弾性区域29,30に固定的に取り付けられてもよい。しかしながら、弾性材料が側部フラップの非弾性区域に存在するとしても、脚弾性体は成形されたゴムの糸(例えばFullflex(登録商標)として知られるタイプのもの)、又は2〜6mmの幅を有する弾性フィルムであり、従ってそれらは従来技術の解決策のように側部フラップ全体を弾性体にするのと比較してかなり安い。
脚弾性体27,28はもし存在するなら、側部フラップ中に数cm、例えば1〜8cm延びてもよい。これらの脚弾性体27,28は好ましくは下縁15,25,16,26の曲線に対して少なくともそれらの長さの一部にわたってかつ少なくとも湾曲した部分の一部にわたって従うべきである。
側部フラップ10,11の内縁23,24は典型的には0.5〜6cmの量によって重複を与えるために縦縁21,22の内方に横方向に横たわることが好ましい。縦方向における内縁23,24の長さは例えば4cm〜25cmであってもよい。重複は側部フラップ10,11へのシャシーの接合領域(即ち、この場合には接合された上部シート6及び下部シート5)を与えるために使用される。示された例では、側部フラップ10,11は各々、下部シート5の外側に面する側に取り付けられる。しかしながら、側部フラップ10,11はそれらが上部シート6に、又は上部シート6と下部シート5の両方に付けられるように位置されてもよいことは明らかであるだろう。側部フラップ10,11は例えば各側部フラップ10,11が上部シート6と下部シート5の間に保持されるように、又は上部シート6及び下部シート5が側部フラップを作り上げる材料の別個の層(例えば層36,37)の内縁部分(即ち、重複部分)の間にそれら自身はさまれ、内縁部分に固定的に取り付けられるように接合されてもよい。同様に、側部フラップ10,11の層の一つだけが上部シート6と下部シート5の間に固定的に取り付けられ、一方側部フラップ10,11の別の層が上部シート6又は下部シート5の外側に面する表面に取り付けられることができる例も可能である。
側部フラップ10,11の外縁部分上に剥離可能な固定手段、特に機械的剥離可能な固定手段(例えばフック又はループタブ部材)の第一部分40,41が位置される。その手段は図1に示された図では側部フラップ10,11の下(内)側上にある。吸収製品1の第二端部分4において、前記固定手段40,41のそれぞれ一つと協働する二つの部分42,43(例えばループ材料、不織材料又はフック部材材料のもの)がある。かかる剥離可能な取り付けは当業者に公知であり、従ってここではさらなる説明を与えない。
しかしながら、二つの部分42,43は第二端部分4の中央部分上に延びる単一の取り付け部分によって置換されることができる。
図2は側部フラップ10を断面で示し、そこには積層構造が存在する。中央材料、又は中央層は上縁又は境界38を有する弾性材料35である。示された例では、縦方向の距離“a”(図1参照)は弾性材料の縦方向の長さに等しく、それはこの例の側部フラップを通して一定であり、従って外縁19,20の長さに実質的に一致する。距離“a”は典型的には4cm〜12cmであるだろう。弾性材料35は不織材料の如き非弾性材料の層36,37の間にはさまれ、これらに固定される。非弾性材料層は側部フラップ10,11の全表面領域にわたって延びることが好ましい。
材料層36,37は単一層として示されているが、これらの層の各々が(例えば上述のS−M−S材料の場合のように)一つより多い層を含んでもよいことが理解されるべきである。様々な層が好適な手段、例えば溶接、特に超音波溶接又は接着剤によって、又は機械的方法、例えばニードリング又は他の方法によって一緒に保持されてもよい。
弾性材料35の上部境界38は側部フラップの上縁12,13と実質的に同じレベルにあり、それと共通の範囲を有する。この方法では上縁12,13から外縁の下端点17,18までの全領域は弾性区域であり、弾性的に伸張されることができる。
図3では、さらなる例が開示され、そこでは弾性材料335は強調されている。弾性材料335は領域333上で側部フラップを弾性化するように使用される。この領域333は内縁323の外側横方向、また好ましくは縦方向側縁321の外側横方向の位置から延びる。この方法では、弾性材料の使用がさらに最適化される。なぜならば側部フラップ310のシャシーへの接合の領域(即ち、縁323と縁321の間の重複領域)は弾性を全く要求しないからである。この例では、弾性区域333は上縁312まで延びないが、それより下に位置される上部境界338を有する(例えば縁312より下に0.3〜1cm)。しかしながら、側部フラップ310は外縁319と縦方向側縁321の間でその上部領域の大部分にわたってなお弾性のままである。しかしながら、上部境界338と上縁312の間の距離は大きくすべきではない。なぜならば上縁312における裏返し効果が生じるかもしれず、それは快適性を損なうからである。
小さな境界領域が弾性区域333の外縁344と側部フラップの外縁319の間に残ったままでもよい。この境界領域は例えば0.3cmから3cmであってもよい。境界領域の使用は側部フラップの外縁部分が弾性的に伸張できないことを意味する。しかしながら、(図1に関して説明したように)剥離可能な固定手段(例えば手段40)はこの位置で取り付けられるので、この位置における弾性は要求されない。従って、さらなる弾性材料を節約することができる。
図4は本発明の吸収物品の製造段階の平面図を示す。例えば下部シート505材料のウェブは矢印Bの方向に供給される。示されたウェブの部分は縦方向に後対後及び前対前で作られた吸収製品を描く。従って、線553は意図した切断線553の各側上で二つの第二端部分504,504aの位置を規定する意図した切断線を描く。同様に、二つの第一端部分502,502aは想像上の切断線554の各側上に描かれる。
機械(図示せず)は535,535aとしてここで表示された延伸された弾性材料の単一片を含有する二つの組み合わせた側部フラップ510,510aを含む織物の単一片を適用する。織物の単一片は意図した切断線554を横切って実質的に対称的に置かれ、その切断線554の各側上に二つの第一端部分502,502aが作られるだろう。
織物の単一片は示された例では一つだけの側縁521に適用されるが、織物の同様の片が反対の側縁522に側部フラップを形成するように意図した切断線554のまわりで実質的に対称的に同じ位置で反対側に適用されなければならないことが理解されるだろう。これは(510,510aを含む)単一の織物片が縁521に適用されると同時に又はそれより前にもしくは後に行うことができる。
後のステーション(図示せず)で、ウェブは線554、次いで553で連続的に切断され、個々の製品が生じる。記載された例は本発明を実施するための方法の好ましい例であり、それは二つの側部フラップが作られる織物の単一片だけを要求されることによる時間節約を生じる。これはまた、端縁(図1の端縁14に匹敵)が側部フラップの上縁(図1の縁12,13に匹敵)と正確に整合される製品を生じ、トリミングを全く必要としない均整のとれた魅力的な製品を与える。しかしながら、側部フラップ510,510aの各々が別個の片として予め形成され、かかる製品の下部シート及び/又は上部シートに別々に適用され取り付けられることが理解されるだろう。
さらなる例は前述の記載を読んだ当業者によって容易に理解され、特許請求の範囲によって規定されるような発明の範囲内に包含されることを意図される。
平坦な状態で本発明による吸収製品を示す。 図1の線II−IIに沿った横断面図を示す。 本発明の代替例を含む吸収製品のコーナを描く部分図を示す。 吸収製品の一つの側上に一対の側部フラップを適用する方法を示す例示的平面図を示す。

Claims (9)

  1. 縦軸(Y−Y)及びそれにほぼ垂直に延びる横軸(X−X)を含み、さらに第一端部分(2)を含む、人滲出物を吸収するための吸収製品(1)であって、前記第一端部分(2)が腰区域(8)の各側上に前記縦軸(Y−Y)に対して外側に横方向に各々延びる二つの側部フラップ(10,11)を含み、前記側部フラップ(10,11)の各々が上縁(12,13)及び下縁(15,25,16,26)を含み、前記上縁及び下縁が分離され、前記側部フラップ(10,11)の各々が前記腰区域(8)においていかなる弾性体からも区別しうる弾性区域(33,34)をさらに含み、少なくとも側部フラップ(10,11)の横方向の範囲の一部にわたって、前記弾性区域(33,34)が前記上縁(12,13)と前記下縁(15,25,16,26)の間の距離の一部だけにわたって縦方向(Y−Y)に延び、非弾性区域(29,30)が前記弾性区域(33,34)の下部境界(31,32)と前記下縁(15,25,16,26)の間に延びる吸収製品において、前記側部フラップが内縁(23,24)及び外縁(19,20)を含む別個の部材であり、前記内縁が前記外縁より長いこと、及び前記非弾性区域(29,30)が前記下縁(15,25,16,26)から前記外縁(19,20)の下端点(17,18)と整合されるレベルまで縦方向に延びることを特徴とする吸収製品。
  2. 前記弾性区域(33,34)が前記側部フラップ(10,11)の上縁(12,13)と前記外縁(19,20)の下端点(17,18)の間の実質的に全距離を縦方向に延びることを特徴とする請求項1に記載の吸収製品。
  3. 前記側部フラップの前記下縁(15,25,16,26)が前記内縁(23,24)と前記外縁(19,20)の間に延びる少なくとも一つの湾曲した部分(15,16)を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の吸収製品。
  4. 前記湾曲した部分(15,16)が、前記内縁(23,24)と前記下縁(15,25,16,26)との間に形成された前記下縁(15,25,16,26)の小部分(25,26)と前記外縁(19,20)の前記下端点(17,18)との間に配置されることを特徴とする請求項3に記載の吸収製品。
  5. 前記吸収製品(1)が液体透過性上部シート(6)及び液体不透過性下部シート(5)をさらに含むこと、及び前記側部フラップ(10,11)の各々が前記上部シート(6)及び/又は前記下部シート(5)の縦方向側縁(21,22)の部分に固定的に取り付けられた別個の部材であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の吸収製品。
  6. 前記上縁(12,13)が前記上部シート(6)及び/又は前記下部シート(5)の上縁(14)と実質的に整合されることを特徴とする請求項5に記載の吸収製品。
  7. 前記側部フラップ(10,11)の各々が不織材料、好ましくは疎水性不織材料の二つの層(36,37)の間で少なくとも横方向に延ばされた状態で固定的に取り付けられた弾性材料層(35)を含む弾性積層体を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の吸収製品。
  8. 前記吸収製品の一つの各側上に弾性化された脚部分の部分を形成する少なくとも一つの弾性部材(27,28)が、前記各側上で前記側部フラップの非弾性区域(29,30)中に延びることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の吸収製品。
  9. 前記弾性区域(10,11)が実質的に矩形であること、及び前記弾性区域(10,11)が上部境界(38)を含むこと、及び前記上部境界(38)が前記側部フラップ(10,11)の上縁(39)と整合されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の吸収製品。
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