JPH08215245A - 使いすておむつ - Google Patents

使いすておむつ

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JPH08215245A
JPH08215245A JP7042556A JP4255695A JPH08215245A JP H08215245 A JPH08215245 A JP H08215245A JP 7042556 A JP7042556 A JP 7042556A JP 4255695 A JP4255695 A JP 4255695A JP H08215245 A JPH08215245 A JP H08215245A
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sheet
elastic
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diaper
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Miyuki Saisaka
美雪 齋坂
Masaru Tsubata
勝 津幡
Yoshio Hirai
好夫 平井
Takeshi Niimi
健 新見
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New Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蒸れ、漏れを防止し、優れた肌触り、フィッ
ト性を有する使いすておむつを提供する。 【構成】 液透過性のトップシートと、液不透過性のバ
ックシートと、両シート間に介在された吸収体と、該吸
収体の長手方向両側縁から外側へ延出し、吸収体上に折
り返されて長手方向両端部が固定され、自由縁に伸縮弾
性部材が設けられている立体ギャザーを有し、該立体ギ
ャザーは、5〜20μmの厚さの不透水性シート内層と
目付量10〜25g/m2 の不織布外層とからなる複合
シートで形成されている吸収性本体を着用者にあてて保
持する外装部材に線状接着域で接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は乳児用、又は失禁者用と
して供される使いすておむつに関する。
【0002】
【従来の技術】使いすて失禁プロテクタ又はおむつにお
いて、吸収体の横方向両側縁から外方向へ延出するフラ
ップの外側縁に弾性部材を取り付け、該フラップを上面
へ折り返すとともに、その折り返し部の縦方向両端を接
合して横方向両側に***物を受止するポケットを設けた
ものが、特公平3−57782号公報に開示されてい
る。またフラップをトップシート及びバックシートとは
別体の通気防水性シートから形成する吸収性物品が、実
公平4−33848号公報に開示されている。また、伸
縮性を有する不織製外装部材(外側カバー)に該外装部
材の伸縮性を制約しないように吸収性本体(インサート
構造)をとりつけたおむつが特表平1ー503473号
公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特公平3−577
82号公報に記載の使いすて失禁プロテクタ又はおむつ
などは、***物の漏れ防止及び肌触り等の使用感が完全
ではなかった。またフラップは吸収体の外まで延在させ
たバックシートで形成しているので、バックシートにプ
ラスチックシートを用いると、直接肌にプラスチックシ
ートが触れるため肌触りが良くなく、肌触りを改善する
ために該プラスチックシートに不織布等のシートを複合
した場合にも、使用者の激しい動きにも耐えるシート強
度が必要なため、プラスチックシートがごわごわして不
快感を与える。また通気性、透湿性がなく、蒸れ防止に
ついての対策は講じられていない。
【0004】また実公平4−33848号公報に記載さ
れているフラップをトップシート及びバックシートとは
別体の通気防水性を有するシートで構成している吸収性
物品においては、フラップ部の蒸れ防止について改善が
なされているが、吸収物品のうちの広い面積を占めてい
るバックシートについてなにもなされていないため、防
止の効果は十分ではない。
【0005】また通気性を付与するために不織布等を用
いているので、防水効果が不十分であり、漏れに関する
改善が成されていない。加えて、通気性を有するフイル
ムを用いる場合には、一般に通気性を有さないフイルム
に比べフイルム強度が下がるため、同程度のフイルム強
度を維持するためにフイルムを厚くすることが必要とな
り、フラップがごわごわして使用者に不快感を与える。
【0006】また特表平1ー503473号公報に記載
の伸縮性を有する不織製外装部材に、吸収性本体をとり
つけるおむつにおいては、取り付ける接着面積を少なく
することで伸縮性を阻害しないようにしているが、運動
量の多い着用者では、吸収性本体が外装部材の中でずれ
が生じ、***物の漏れにつながる。本発明は上記従来の
使いすておむつの有する問題点を克服して、***物の漏
れがなく、着用時に肌触りの良い蒸れのない使いすてお
むつを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の使いすておむつ
は、吸収性本体の幅方向両側縁にトップシート及びバッ
クシートとは別体で、バックシートよりも薄く、柔らか
く、肌触りのよい厚さ5〜20μmの不透水性シート
と、目付量10〜25g/m2の不織布からなる複合シート
を用い、使用者の肌に触れる外層が不織布となる立体ギ
ャザーを形成し、さらにバックシートに透湿性シートを
用いることにより上記目的を達成した。
【0008】すなわち、本発明の使いすておむつは、液
透過性のトップシートと液不透過性のバックシートと該
両シート間に介在された吸収体を有する吸収性本体と、
前記吸収性本体が接合され、着用時に着用者の腹から腰
周りを囲んで前記吸収性本体を着用者にあてて保持する
外装部材とからなり、前記外装部材のウエスト周り部及
び一対の脚周り部の少なくとも一部に沿って伸縮弾性部
材を配設した使いすておむつにおいて、前記吸収性本体
は、厚さ5〜20μmの不透水性シートと目付量10〜
25g/m2の不織布からなる複合シートを前記吸収体の長
手方向両側縁から外側へ延出し、吸収体上に折り返して
折り返し部の長手方向両端部を接合し、かつ非接合部の
自由縁に伸縮弾性部材を設けて形成した立体ギャザーを
有しており、さらに、前記外装部材の長手方向中央域に
設けた接着領域を介して前記外装部材に接合されている
ことを特徴とするものである。
【0009】また本発明の使いすておむつは、前記外装
部材が、非伸縮性シートからなることを特徴とするもの
であり、更に、前記外装部材が、非伸縮性シートのウエ
スト周り部及び脚周り部を除く着用者の腰周りに相当す
る位置に、複数本の伸縮弾性部材を伸長状態で配設して
いることを特徴とするものである。
【0010】また本発明の使いすておむつは、前記外装
部材が、おむつの幅方向に伸縮弾性を有するサイドフラ
ップを有することを特徴とするものであり、更に、前記
外装部材が、おむつの幅方向に伸縮弾性を有することを
特徴とするものである。
【0011】
【作用】上記構成の本発明の使いすておむつにおいて
は、吸収性本体の液不透過性立体ギャザーは、その長手
方向中央部が立ち上がっておむつ着用者の体との間を密
封すると共に、立体ギャザーの自由縁と基端部分の間で
小袋を形成し漏れを防ぐ役割を果たす。また液不透過性
立体ギャザーは、バックシートよりも薄く、柔らかい不
透水性シートを内側に使用し、着用者の肌に触れる外側
に不織布を使用した複合シートにより形成されているた
め、肌触りが良好であり、ごわごわすることなく着用者
に不快感を与えない。
【0012】また、前記吸収性本体は、前記外装部材の
長手方向中央域に設けた接着領域を介して、前記外装部
材に接合することで、外装部材の風合いを低下すること
なく、さらに吸収性本体の立体ギャザー自由縁の立ち上
がりを阻害せず、常に着用者の動きに追随するので漏れ
を生じることのない使用感良好なおむつを提供すること
ができる。また、外装部材として一般に安価な非伸縮性
シートを使用すると低コストでおむつを提供でき、非伸
縮性シートに複数本の伸縮弾性部材を配設したシートを
使用することで着用者へのフィット性を向上させること
ができる。更に外装部材として伸縮弾性を有するシート
を使用することでサポーター状に腰周りにフィットして
よりよい使用感を得ることができる。
【0013】
【実施例】以下に、本発明の実施例を示す図面を参照し
て、更に詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に
より何等制限されるものではない。図1は、外装部材が
非伸縮性シートからなる本発明の使いすておむつであ
り、サイドシームを接着閉鎖して予め立体パンツ型にし
てある使いすておむつの斜視図である。図1のパンツ型
使いすておむつ1はウエスト周り開口部2、脚周り開口
部3を有し、ウエスト周り開口部2には弾性リボン5が
弾性リボン挟持部17の部位において取り付けられてい
る。また、左右の前記脚周り開口部3の間に延びて形成
された前身頃6と後身頃7はサイドシーム8により接着
閉鎖されている。
【0014】サイドシーム8の接着閉鎖は、吸収性本体
9が内側になるように外装部材18の股部を介して前身
頃6と後身頃7を重ね合わせ、両側縁を外側に突き出し
た状態、又は両側縁を内側に突き出した状態、又は一方
の側縁を外側、他方の側縁を内側に突き出した状態で、
両側縁の最外部に沿ってホットメルト接着剤、加圧溶
融、超音波溶融等を単独又はそれらを組み合わせること
により接合する。
【0015】図2は図1で示した本発明のパンツ型使い
すておむつ1のサイドシーム8を開放展開し伸縮弾性部
材が自由な状態を示す斜視図であり、また図3は図2の
伸縮弾性部材を伸長した状態を示す斜視図であり、吸収
性本体9と外装部材18が接合され、積層体を形成し、
さらに弾性リボン5が弾性リボン挟持部17の部位にお
いてウエスト周りに取り付けられており、図1の状態で
装着された時にサイドシーム8により接合された両側部
は、開放展開することでサイドフラップ4としてそれぞ
れ示されており、左右の脚周り開口部3の近傍には脚周
り伸縮弾性部材15が設けられている。
【0016】前記吸収性本体9と外装部材18の接合積
層体の長手方向両端部に形成された両側縁接着部19を
含む接合積層体の長手方向両端部は弾性リボン挟持部1
7で挟むように覆われているため、着用時に腰周りに密
着する弾性リボン周辺部のフィット性は良好となり、両
側縁接着部19が立体ギャザー13を構成する材料が重
ね合わされて凸部状となったり、風合いが硬化した場合
であっても、肌には幅方向に連続した帯状シート20が
接しているため、着用者に不快感を与えないという効果
がある。
【0017】図4は本発明のパンツ型使いすておむつを
構成する吸収性本体9と外装部材18の分解斜視図を示
したものである。図4に示すように吸収性本体9は外装
部材18の長手方向中央域に設けた接着領域26におい
て接合されている。接着領域26は吸収性本体の全面を
接合する必要はなく、吸収性本体9の長手方向両側縁近
傍に設けた直線部分のみで十分であり、吸収性本体9の
長手方向中央領域は非接合状態とした方が着用時の吸収
性本体の身体への密着性と追従性が良いためむしろ好ま
しい。
【0018】前記接合はサイドシート16の側縁を除く
サイドシートの存在しない最外層シート24の長手方向
中央域に設けられた接着領域26においてホットメルト
接着剤により行う。ホットメルト接着剤の塗布方法は、
ビード、スパイラル、メルトブローなどの方法であれば
何でも良いが、接着剤を塗布した位置ではシートの風合
いが劣る傾向にあるため、接着面積を最小にすることが
好ましい。図4では、ビード法により2本の線状接着領
域26で接合した例を示したが、シート風合いの劣らな
い範囲で2本以上の接着領域で行ってもよい。
【0019】図4において吸収性本体9は液透過性のト
ップシート10、液不透過性のバックシート11、吸収
体12、伸縮弾性部材14により構成され、吸収性本体
9の両側縁には立体ギャザー13が形成されている。ま
た、図4に示したように立体ギャザー13を形成するた
め吸収性本体9の長手方向両端部近傍の両側縁には両側
縁接着部19を生じており、両側縁接着部19はトップ
シート10、バックシート11、伸縮弾性部材14、こ
れらを接着固定するための接着剤(図示せず)等の重ね
合わせ部分となっている。
【0020】外装部材18は、非伸縮性の最外層シート
24上の吸収性本体9が接合されるおむつ幅方向中央域
の両側縁に、伸長状態で配設された脚周り伸縮弾性部材
15を間に挟むように、一対のサイドシート16を配設
した構成からなる。このとき脚周り伸縮弾性部材15
は、おむつの少なくとも股下部分に配設するが、フィッ
ト性の向上、漏れ防止等着用者が快適に着用するには、
脚周りに全周にギャザーが存在していることが好まし
く、脚周り開口部に沿って湾曲して配設していることが
望ましい。
【0021】また、パンツ型使いすておむつに形成され
る際に接合固定される前身頃6と後身頃7の向かい合っ
た左右一対のサイドシーム8の状態は、最外層シート2
4同士を接着するか、最外層シート24にサイドシート
16を積層した状態でサイドシート16同士を接着して
も良い。また、最外層シート24の両側縁にサイドシー
ト16を存在させずに、両シートとは別体のポリエチレ
ン等のシール性の良好なシール用シート23を積層して
該シート同士を接着する方法であっても良い。前記のい
ずれの場合にも接着固定の効率を考慮すると、吸収体が
内側になるように外装部材18の股部を介して前身頃6
と後身頃7を重ね合わせ、両側縁を外側に突きだした状
態で接合すると良い。
【0022】ここでトップシート10としてはポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリエステル、その他の熱可塑
性樹脂を原料とした合成繊維からなる液体透過性不織布
を用いるが、トップシート10の側縁部により立体ギャ
ザー13を形成するためには漏れ防止の効果を高めるた
め、両側縁部分のみに疎水加工を施したり、又は液体不
透過性とするのが好ましい。また、立体ギャザー13は
液体不透過性の不織布を用い、別体で構成したものを吸
収性本体9の両側縁部に取り付けて形成させても良い。
【0023】バックシート11は液体不透過性のポリエ
チレンシート、好ましくは微孔を設けたポリエチレンシ
ート、熱可塑性樹脂にフィラーを加えて延伸した透湿性
のある液体不透過性シートで形成することにより透湿性
を付与すると蒸れる心配がなくなりより快適である。バ
ックシート11の厚さは20〜40μmであることが好
ましい。
【0024】吸収体12はフラッフパルプを主材に高吸
収性ポリマーを併用したものが好ましく、その他に吸収
紙単独、又は熱融着繊維等の混合物や積層物が用いられ
る。また、全体をティシュで包み込んだ積層構造とする
ことが好ましい。吸収体12の形状は砂時計型でも矩型
でも良いが、砂時計型の方がより良好なフィット性が得
られる。
【0025】立体ギャザー13の頂端部に配置された伸
縮弾性部材14の他、脚周り開口部伸縮弾性部材15、
ウエスト周り伸縮弾性部材21はウレタンフィルム、ウ
レタン糸、ウレタンフォーム、糸ゴム等の通常の使いす
ておむつに使用される伸縮弾性体をそのまま使用するこ
とができ、これらの伸縮弾性部材はそれぞれ伸長状態で
立体ギャザー部分、脚周り開口部、ウエスト周り開口部
に配置され、ホットメルト接着剤により接着固定されて
いる。
【0026】非伸縮性の最外層シート24は、一般にお
むつに使用されるポリプロピレン、ポリエステル、ポリ
エチレン等からなるカード、スパンボンド等の不織布が
用いられる。またポリエチレンテレフタレート繊維のよ
うなポリエステル繊維、ポリオレフィン繊維、ナイロン
繊維のようなポリアミド繊維、コットン繊維のようなセ
ルロース繊維、パルプ繊維及びそれらの混合物を含むグ
ループ選択された材料から作られた繊維層を水流交絡し
て得られる不織布は肌触り等の風合いがよい。
【0027】また、前記非伸縮性の最外層シート24に
防漏性を付与するために、前記不織布の内側面にポリエ
チレンシート、好ましくは微孔を設けたポリエチレンシ
ート、熱可塑性樹脂にフィラーを加えて延伸した透湿性
のある液体不透過性シートをホットメルト接着剤などに
より積層貼合せを行い最外層複合シートとしてもよい。
【0028】ホットメルト接着剤の塗布方法は、ビー
ド、スパイラル、メルトブローなど一般に用いられる方
法であれば何でもよいが、接着剤による伸縮性への影響
を少なくし、貼合せた後のシートの風合いが良好である
ためには、接着剤の使用量を可能な範囲で少なく、且つ
塗布面全面に均一に塗布することが望ましく、メルトブ
ローによる塗布がより好ましい。前記メルトブローによ
る接着は、複合シートの貼合せの他にも、おむつを製造
する工程の随所で用いられる。サイドシート16は最外
層シート24と同様の不織布が用いられる。
【0029】図5は図2のX−X’線断面図であり、外
装部材18は非伸縮性の最外層シート24上の側縁にサ
イドシート16が配置された構成を示しており、両シー
トの間に脚周り伸縮弾性部材15が取り付けられてい
る。また、立体ギャザー13は、着用者の肌に直接触れ
るため、吸収性本体9を構成する材料とは別体の薄く、
柔らかく、肌触りのよい液不透過性複合シート11’で
構成され、吸収性本体9の側縁部に取り付けられている
ことが望ましい。この時立体ギャザー13を構成する液
不透過性複合シート11’は吸収体の側縁より外側に延
出するように液不透過性のバックシート11につなぎ合
わされている。
【0030】立体ギャザー13を構成する液不透過性複
合シート11’としては、肌触りを良くするための不織
布が脚周りの肌に触れる側に配置されるように、液不透
過性のバックシート11よりも厚みが薄く柔らかいポリ
エチレンシートなどを内側に包み込むように貼合わせた
複合シートが用いられる。この場合複合シートのポリエ
チレンシートは厚さが5〜20μmで、不織布の目付量
は10〜25g/m2であることが必要である。
【0031】ポリエチレンシートと不織布からなる複合
シートの貼合わせ方は、不織布内面全面にポリエチレン
フイルムを貼合わせた複合シートであってもよいし、ま
た不織布の一部を残して立体ギャザー13の基端部から
自由縁にわたってフイルムを貼合わせた複合シートのい
ずれであってもよい。貼合わせの方法は、押出ラミネー
ト法、ドライラミネート法、熱エンボスによる加圧溶融
接着、ホットメルト接着剤による接合、超音波接合等い
ずれであってもよい。
【0032】図6は弾性リボン5の長手方向と垂直な面
における横断面図を示し、1枚の帯状シート20の幅方
向の中央部を折れ線として2枚に折り曲げ、折れ線側の
所定領域にウエスト周り伸縮弾性部材21を伸長状態で
帯状シート20の間に挟み、向かい合った帯状シート2
0を接合して伸縮弾性領域22を形成している。また、
折れ線の反対側の伸縮弾性部材を取り付けていない領域
は、向かい合った帯状シート20を接合せず非接合領域
28を形成しており、非接合領域28において吸収性本
体9と外装部材18とで形成された接合積層体を挟み込
むようにして接合する弾性リボン狭持部17とする。ま
た、少なくとも2枚以上のシートを向かい合って配置
し、その間にウエスト周り伸縮弾性部材21を配置して
シート間の所定領域を接着して伸縮弾性領域22を形成
しても良い。図6においてウエスト周り伸縮弾性部材2
1は糸状のエラストマーを用いているが、その形状は平
型の他にフィルム状等、形状を問わずに用いることがで
きる。
【0033】図7は図2のA線における断面図を示した
ものである。弾性リボン5は弾性リボン挟持部17によ
り、外装部材18と吸収性本体9の積層体を挟んだ状態
で接合されている。図7に示したように積層体の長手方
向両端部は弾性リボン挟持部17により内包されてい
る。吸収性本体9と外装部材18とで形成された積層体
に弾性リボン5を接合する弾性リボン挟持部17におい
て、前記積層体の長手方向両端縁部分では弾性リボン5
と前記積層体の間に、伸縮弾性領域22に設けられたウ
エスト周り伸縮弾性部材21とは別に伸縮弾性部材が設
けられていても良い。
【0034】ここで弾性リボン5を形成する帯状シート
20はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、
その他の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維からなる不
織布を用いるが、装着時のウエスト周りのフィット性を
高めるために比較的嵩高で柔軟性に優れた不織布である
ことが望ましい。また、弾性リボン5の伸縮弾性領域2
2の幅は5〜50mm、好ましくは20〜30mm程度
であり、5mm未満の幅となると弾性リボン5が肌に接
する面積が小さすぎて、伸縮弾性部材の収縮による締め
付け圧力はが大きくなり肌に跡がつきやすくなり好まし
くない。また、幅が50mmを越えて広くなると、広す
ぎて見栄えが悪くなり、また着用中に内側に折り込まれ
てしまい、漏れを生じることがあり好ましくない。弾性
リボン5の挟持部17を構成する非接合領域28の幅
は、弾性リボン5と吸収性本体9と外装部材18との積
層体の接着強度が十分に得られる程度の幅を有していれ
ば良いが、ホットメルト接着剤で接合する場合は5〜2
0mm程度が良い。
【0035】上記実施例は、予め立体パンツ型とした使
いすておむつを示したが、サイドシーム8を接着閉鎖す
ることなく、サイドフラップ4に締結手段を設け、おむ
つ使用時に、その締結手段でおむつの前身頃6と後身頃
7とを接着固定することで装着する形状であっても良
い。
【0036】また上記実施例では、外装部材18が非伸
縮性シートからなる使いすておむつを示したが、図8に
示すように、外装部材18のウエスト周り部及び脚周り
部を除く着用者の腰周りに相当する位置に、実質的にウ
エスト周り伸縮弾性部材21と平行に複数本の腰周り部
伸縮弾性部材27を配設し、ホットメルト接着剤で接着
固定することで伸縮性を付与すると、ウエスト周り部か
ら脚周り部にかけてのフィット性が向上する。この場合
には、非伸縮性最外層シート24(不織布)上に帯状に
ウレタンフイルム、ウレタンフォーム、ウレタン糸、糸
ゴム等の通常の使いすておむつに使用される伸縮弾性部
材を伸長状態で配設し、該伸縮弾性部材を挟み込むよう
に、同様の不織布、ポリエチレンフイルム等を積層貼合
せする。
【0037】伸長状態で配設された伸縮弾性部材は自由
な状態になると縮んで外装部材18及び吸収性本体9を
ギャザーリングするが、吸収性本体9は嵩高な吸収体を
含む積層体であり、きれいにギャザーリングされずに見
栄えが悪くなる。そこで伸縮弾性部材を配設位置により
テンションコントロールを行い、吸収性本体9の接合さ
れる位置では伸縮弾性部材を伸長させずに配設するか、
吸収性本体9を接合する位置には伸縮弾性部材を接着固
定するためのホットメルト接着剤を塗布せずに伸縮弾性
部材を伸長状態で配設後、伸縮弾性部材を切断してホッ
トメルト接着剤の存在しない位置では伸縮弾性部材が縮
んで存在しない状態にすることが好ましい。
【0038】外装部材18のサイドフラップ部分4に伸
縮性を付与する場合には、図9に示すように、サイドシ
ート16に伸縮性を有するサイド貼合せシート16’を
用いる。伸縮弾性を有するサイド貼合せシート16’
は、エラストマ不織ウエブ単体や、水流交絡して得られ
た、引張り力が働くと伸びるが、引張り力から解放され
ても収縮する性質はない非伸縮性の伸長シートに伸縮シ
ートを積層貼合せをした貼合せシート等が用いられる。
【0039】前記伸長シートは、ポリエチレンテレフタ
レート繊維のようなポリエステル繊維、ポリオレフィン
繊維、ナイロン繊維のようなポリアミド繊維、コットン
繊維のようなセルロース繊維、パルプ繊維及びそれらの
混合物を含むグループ選択された材料から作られた繊維
層を水流交絡して得られる。また伸縮シートは、5〜4
0μmの厚さの透湿性、伸縮性を有するポリウレタン系
のフィルム、天然ゴムシート、発泡シートなどが用いら
れる。
【0040】貼合せシートを形成する伸長シートと伸縮
シートとの積層貼合せは、ホットメルト接着剤により接
着される。ホットメルト接着剤の塗布方法は、ビード、
スパイラル、メルトブローなど一般に用いられる方法で
あれば何等でもよいが、接着剤による伸縮性への影響を
少なくし、貼合せた後のシートの風合いが良好であるた
めには、接着剤の使用量を可能な範囲で少なく、且つ塗
布面全面に均一に塗布することが望ましく、メルトブロ
ーによる塗布がより好ましい。前記メルトブローによる
接着は、貼合せシートの貼合せの他にも、おむつを製造
する工程の随所で用いられる。
【0041】おむつ着脱時に伸縮性を有するサイド貼合
せシート16’は伸長されるが、着用者、特に幼児が自
分自身でおむつを着用する際に、小さな力でも装着可能
な寸法までおむつを伸長可能なことが重要であり、サイ
ド貼合せシート16’の50%横方向伸長時の弾性応力
は、300g/25mm幅以下、応力緩和時の回復率が
80%以上であることが好ましい。
【0042】最外層シート24は、肌触り等の風合いの
よいものが好ましいので、ポリエチレンテレフタレート
繊維のようなポリエステル繊維、ポリオレフィン繊維、
ナイロン繊維のようなポリアミド繊維、コットン繊維の
ようなセルロース繊維、パルプ繊維及びそれらの混合物
を含むグループ選択された材料から作られた繊維層を水
流交絡して得られた不織布等が用いられる。最外層シー
ト24は脚周り伸縮弾性部材15を挟むように前記サイ
ド貼合せシート16’と貼り合わされて外装部材18を
形成しており、貼合せシートの伸縮弾性を阻害しないた
めに引っ張り力が働くと伸びる性質を有しているが、引
っ張り力から解放されるとサイド貼合せシート16’の
弾性により元に戻るために、最外層シート24には収縮
する性質は必要ないので50%横方向伸長時の弾性応力
は、200g/25mm幅以下であることが望ましい。
【0043】図9で示すように、前記外装部材18の構
成では、最外層シート24(伸長シート)上のおむつ幅
方向中央部の吸収性本体9が接合固定される領域のシー
ト強度を補うために中間シート25を配設する。中間シ
ート25は、液体不透過性のポリエチレンシート、好ま
しくは微孔を設けたポリエチレンシート、熱可塑性樹脂
にフィラーを加えて延伸した透湿性のある液体不透過性
シートであって、透湿性を付与すると蒸れる心配がなく
なりより快適である。また、おむつの肌触り等の風合い
を良好に保つためにも、中間シート25の厚さは20〜
40μmであることが好ましい。
【0044】脚周り伸縮弾性部材15は、前記中間シー
ト25の両側部のサイド貼合せシート16’と最外層シ
ート24の間に挟んで配置されている。このとき脚周り
伸縮弾性部材15は、おむつの少なくとも股下部分に配
設するが、フィット性の向上、漏れ防止等着用者が快適
に着用するには、脚周りの全周にギャザーが存在してい
ることが好ましく、脚周り開口部に沿って湾曲して配設
し、さらに伸縮性を有するサイド貼合せシート16’と
脚周り伸縮弾性部材15とで外装部材18による脚周り
のギャザーを構成することが望ましい。
【0045】着用者、特に幼児が自分自身でおむつを着
用することを考えると、着脱しやすいことは重要な要素
である。また、着用時にはおむつのずり落ちをなくす
他、見栄えが良い点からも吸収性本体9を保持する外装
部材18は、特にウエスト周りや腰周り側部において着
用者に密着していることが望ましい。これらのことを考
慮すると、外装部材18が伸縮性を有する場合には、該
伸縮性を有効に発現させるために、積層体の長手方向両
端部を弾性リボン挟持部17で内包する際に、積層体の
外装部材18部分の長手方向両端部両側縁を伸長状態で
挟み込みギャザーを形成すると、ウエスト周りの伸縮性
の自由度が増しウエスト開口が大きく広がり易くなるの
でおむつの着脱が容易となる。
【0046】外装部材18全面に伸縮性を有する使いす
ておむつの場合には、図10に示すように、前記サイド
フラップ4に伸縮性を有するおむつで示した最外層シー
ト24をサイド貼合せシート16’に置き換えて伸縮性
最外層シート24’とし、またサイド貼合せシート1
6’を最外層シート24に置き換えてサイドシート16
とした構成とする。その場合最外層シート24に設けた
中間シート25は存在しなくてよい。この場合、一般に
伸縮性を有する素材は、非伸縮性の素材に比べ高価であ
るためコスト高とはなるものの、よりフィット性に優れ
たおむつを供することが可能となる。
【0047】
【発明の効果】以上、本発明による使いすておむつで
は、蒸れ、漏れを防止し、優れた肌触りを有する吸収性
本体に、該吸収性本体を着用者の体に保持するための外
装部材を接合することでフィット性の良好なおむつを提
供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使いすておむつの斜視図。
【図2】図1のサイドシームを開放し伸縮弾性部材が自
由な状態での斜視図。
【図3】図2の伸縮弾性部材を伸長させた状態での斜視
【図4】吸収性本体と外装部材の分解斜視図。
【図5】図2のX−X’線断面図。
【図6】弾性リボンを長手方向に垂直な面で切断した横
断面図。
【図7】図2の使いすておむつの弾性リボンの接合部分
近傍A点において、弾性リボン長手方向と垂直な面で切
断した場合の横断面図。
【図8】非伸縮性最外層シートに伸縮弾性部材を伸長状
態で配設して、外層部材に伸縮性を付与したおむつの斜
視図
【図9】本発明の別の実施例の使いすておむつ断面図。
【図10】おむつの幅方向に伸縮弾性を有するおむつの
断面図。
【符号の説明】
1:使いすておむつ 2:ウエスト周り開口部 3:脚周り開口部 4:サイドフラップ 5:弾性リボン 6:前身頃 7:後身頃 8:サイドシーム 9:吸収性本体 10:液透過性のトップシート 11:液不透過性のバックシート 11’:液不透過性複合シート 12:吸収体 13:立体ギャザー 14:立体ギャザー伸縮弾性部材 15:脚周り伸縮弾性部材 16:サイドシート 16’:サイド貼合せシート 17:弾性リボン挟持部 18:外装部材 19:両側縁接着部 20:帯状シート 21:ウエスト周り伸縮弾性部材 22:伸縮弾性領域 23:シール用シート 24:最外層シート 24’:伸縮性最外層シート 25:中間シート 26:外装部材と吸収性本体との線状接着領域 27:腰周り部伸縮弾性部材 28:非接合領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新見 健 東京都江東区東雲1丁目10番6号 新王子 製紙株式会社東京商品研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液透過性のトップシートと液不透過性の
    バックシートと該両シート間に介在された吸収体を有す
    る吸収性本体と、前記吸収性本体が接合され、着用時に
    着用者の腹から腰周りを囲んで前記吸収性本体を着用者
    にあてて保持する外装部材とからなり、前記外装部材の
    ウエスト周り部及び一対の脚周り部の少なくとも一部に
    沿って伸縮弾性部材を配設した使いすておむつにおい
    て、 前記吸収性本体は、厚さ5〜20μmの不透水性シート
    と目付量10〜25g/m2の不織布からなる複合シートを
    前記吸収体の長手方向両側縁から外側へ延出し、吸収体
    上に折り返して折り返し部の長手方向両端部を接合し、
    かつ非接合部の自由縁に伸縮弾性部材を設けて形成した
    立体ギャザーを有しており、 さらに、前記外装部材の長手方向中央域に設けた接着領
    域を介して前記外装部材に接合されていることを特徴と
    する使いすておむつ。
  2. 【請求項2】 前記外装部材が、非伸縮性シートからな
    ることを特徴とする請求項1記載の使いすておむつ。
  3. 【請求項3】 前記外装部材が、非伸縮性シートのウエ
    スト周り部及び脚周り部を除く着用者の腰周りに相当す
    る位置に、複数本の伸縮弾性部材を伸長状態で配設して
    いることを特徴とする請求項2記載の使いすておむつ。
  4. 【請求項4】 前記外装部材が、おむつの幅方向に伸縮
    弾性を有するサイドフラップを有することを特徴とする
    請求項1記載の使いすておむつ。
  5. 【請求項5】 前記外装部材が、おむつの幅方向に伸縮
    弾性を有することを特徴とする請求項1記載の使いすて
    おむつ。
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