JP4536971B2 - サーバ装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はネットワークを介してアクセス可能なユーザから転送される画像データを受け付け、前記受け付けた画像データを用いた所定のサービスを前記ユーザに提供するサーバ装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、通信環境の整備及び情報通信技術の発展により、インターネット等のコンピュータネットワークを利用した情報提供サービス及び情報利用サービスが可能となった。特に、テキストデータ、画像データ、音声データ等全てのデータがデジタル化されたマルチメディア環境での、情報の共有、情報の提供が可能となり、インターネットを介して多くの情報提供サービスが誕生している。
【0003】
また、これと同時に、半導体デバイスの微細化が順調に進み、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ(まとめて単にデジタルカメラという)に代表される画像入力機器を構成するLSIや固体撮像素子の部品サイズ、コストがスケールダウンした事で、これら画像入力機器が、画像を撮影する電子機器として普及した。デジタルカメラで撮影した画像データは、デジタルカメラ内にあるメモリに保存された後、一般的にユーザが所有するパーソナルコンピュータ内のHDD等に代表される記録装置に転送され、管理保存されたり、CD−R等の外部記録媒体に書きこまれ保管されていた。また、デジタルカメラのみならずカラースキャナも低価格化、性能の向上に伴って画像入力機器として広く使用されている。このように、画像を電子データとして作成、保管することはもはや一般的な作業である。
【0004】
また先に説明したようにインターネットへの接続環境(通信環境及び接続機器の高性能、低価格化)の急激な改善により、インターネット上のサーバの記憶領域に、ユーザが画像入力機器で撮影した画像データを預かり、その画像データをユーザが望む時に再度閲覧したり、画像データの加工を行うなどのサービスを提供するアプリケーションサービスプロバイダ(以後フォトサイトと呼ぶ)や、インターネットを利用してユーザが転送した年賀状やワープロ文書、画像などの電子ドキュメントを印刷するサービスを提供するプリントサービスプロバイダ(以後プリントサイトと呼ぶ)が登場するようになった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
当初フォトサイトの多くはユーザの画像データを無料で預かり、併設したプリントサイトへ注文される印刷サービスによる利益で運営されていた。しかし、画像データの維持、管理に莫大な費用を要するため、近年ではフォトサイトとプリントサイトが分化してきている。すなわち、多くの費用を必要とするフォトサイトはデジタルカメラなどの画像入力機器のメーカにより運営され、プリントサイトは専門の企業により運営される形態である。
【0006】
前述の通り、フォトサイトの運営には多額の費用が必要であるため、画像入力機器のメーカがフォトサイトを運営する場合、他社製の画像入力機器で入力された画像データの管理に関する費用負担は回避したいという要求がある。
【0007】
また、画像入力機器、特にデジタルカメラで撮影した画像データをプリントサイトで印刷する際には、品質の良い出力を得る等の目的で、撮影時に画像データに埋め込まれた撮影状況データを用いることが多い。そのため、撮影状況データが含まれない画像データは適正な印刷ができない場合が生じる。このため、フォトサイトにおいてユーザから画像データのアップロード(転送)を受け付ける際に、撮影状況データを含まない画像データのアップロードを抑制し、適正な印刷ができる画像のみに利用を限定する必要が生じている。
【0008】
本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、ネットワークを介してアクセス可能なユーザからの画像データ転送を受け付けるサーバ装置及びその制御方法であって、転送を受け付ける画像データを種々の条件で制限可能なサーバ装置及びその制御方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の要旨は、撮像装置により記録された画像ファイルのアップロードをネットワークを介して受け付けるサーバ装置であって、アップロードを受け付けた画像ファイルに付属する、撮像装置の機種情報を抽出する抽出手段と、機種情報が所定の機種情報リストに登録されているか否か判断する判断手段と、判断手段による判断の結果、機種情報が所定の機種情報リストに登録されているとき、画像ファイルと対応するレコードをデータベースに生成する生成手段と、機種情報リストにおいて機種情報と対応する画像サイズと、画像ファイルを保存するためのディスクの残容量とから、アップロード可能な画像ファイルの数を算出する算出手段と、算出手段により算出されたアップロード可能な画像ファイルの数を通知する通知手段とを備えたことを特徴とするサーバ装置に存する。
【0011】
また、本発明の別の要旨は、撮像装置により記録された画像ファイルのアップロードをネットワークを介して受け付けるサーバ装置の制御方法であって、アップロードを受け付けた画像ファイルに付属する、撮像装置の機種情報を抽出する抽出ステップと、機種情報が所定の機種情報リストに登録されているか否か判断する判断ステップと、判断ステップによる判断の結果、機種情報が所定の機種情報リストに登録されているとき、画像ファイルと対応するレコードをデータベースに生成する生成ステップと、機種情報リストにおいて機種情報と対応する画像サイズと、画像ファイルを保存するためのディスクの残容量とから、アップロード可能な画像ファイルの数を算出する算出ステップと、算出ステップにより算出されたアップロード可能な画像ファイルの数を通知する通知ステップとを備えたことを特徴とするサーバ装置の制御方法に存する。
【0012】
また、本発明の別の要旨は、撮像装置により記録された画像ファイルのアップロードをネットワークを介して受け付けるサーバ装置を実現するコンピュータに、アップロードを受け付けた画像ファイルに付属する、撮像装置の機種情報を抽出する抽出ステップと、機種情報が所定の機種情報リストに登録されているか否か判断する判断ステップと、判断ステップによる判断の結果、機種情報が所定の機種情報リストに登録されているとき、画像ファイルと対応するレコードをデータベースに生成する生成ステップと、機種情報リストにおいて機種情報と対応する画像サイズと、画像ファイルを保存するためのディスクの残容量とから、アップロード可能な画像ファイルの数を算出する算出ステップと、算出ステップにより算出されたアップロード可能な画像ファイルの数を通知する通知ステップとを実行させるためのプログラムに存する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明をその好適な実施形態に基づき詳細に説明する。なお、以下の実施形態においては、本発明に係るサーバ装置の一実施形態として、上述のフォトシェアリングサイトをインターネット上で構成するサーバ装置を例にして説明する。しかしながら、本発明はフォトシェアリングサイトを構成するサーバ装置に限定されず、ユーザに所定量の記憶容量を提供するサーバ装置であれば、任意の用途のサーバ装置に適用可能である。また、サーバ装置が接続されるコンピュータネットワークもインターネットに限定されないが、TCP/IP等いわゆるインターネットプロトコル群を用いるコンピュータネットワークであることが好ましい。
【0015】
■(全体構成)
図1は、本実施形態に係るサーバ装置を利用したフォトシェアリングサイト(フォトサイト)を有するネットワークシステム全体の構成例を示す図である。
図1において、101は画像入力装置であり、静止画を撮影し、画像データとして記録できるデジタルスチルカメラ、動画を撮影し、動画像データとして記録できるデジタルビデオカメラなどで、イメージ情報である光学像を、電気信号に変換し、所定の画像処理をした後、デジタル情報として、記録、再生する装置である。
【0016】
102は、ユーザが用いるパーソナルコンピュータ等のコンピュータ機器(以下、ユーザPCと略す)であり、116は、画像入力装置101とユーザPC102間で、画像入力装置101で撮影された画像データを転送するためのデータ転送用インターフェースである。データ転送用インターフェース116は、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394に代表される有線インターフェースの場合や、IrDA、Bluetoothに代表される無線インターフェースの場合もある。
【0017】
画像入力装置101で撮影され、デジタル情報として格納されている画像データは、このデータ転送用インターフェース116を介して、ユーザPC102のHDD(Hard Disc Drive)に代表される情報記憶装置の記憶領域に転送される。画像入力装置101からユーザPC102への画像データ転送は、ユーザPC102にインストールされているOS又は専用のソフトウエアからの命令で、画像入力装置101内が有するメモリ、HDD等の情報記憶装置に格納されている画像データを一括転送する場合と、画像入力装置101から転送コマンドを送信し、これに応答してユーザPC102のOS又は専用ソフトウエアが、ユーザPC102の情報記録装置にデータ記録領域を確保し、画像データを転送する場合がある。
【0018】
ユーザPC102上で動作する、インターネット104での情報転送可能な標準プロトコル(例えばFTP、HTTP)を実行可能なブラウザは、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)等の標準プロトコルを用いてフォトシェアリングサイト(フォトサイト)を形成するサーバ装置(フォトサイトサーバ)105にアクセスし、フォトサイトサーバ105が管理するHTML、XML等の記述言語で作成されたファイルを読み込み、解釈して、リンクされた画像、音声等のマルチメディア情報をさらに読み込んでWebページを表示する。この動作により、ユーザPC102は、インターネット104を介してフォトサイトサーバ105が提供するサービスを受ける事が出来る。なお、後述するように、実際にフォトサイトサーバ105を利用するには予めユーザ登録や接続時の認証処理等が必要となる。
【0019】
ユーザPC102の情報記憶装置に格納されている、画像入力装置101で撮影された画像データは、ユーザPC102のユーザの要求により、フォトサイトサーバ105に転送される。(以下この転送を、画像アップロードと呼ぶ。)画像アップロードは、先に述べたブラウザから、転送したい画像データを選択して、画像アップロードの要求アクションに連動して転送される場合や、画像アップロード専用ソフトウエア(FTPクライアントソフトウェア等)を用いて、画像データを選択し、前述した画像アップロード専用ソフトウエアから直接、転送される場合がある。
【0020】
いずれの場合も、HTTP(RFC1867)やFTP等、インターネット上で利用可能なファイル転送プロトコルに基づいて実行される。そのため、フォトサイトサーバ105においても、これらのプロトコルに対応したCGI(Common Gateway Interface)プログラムや、FTPサーバソフトウエア等がフォトシェアリングモジュール106に実装されている。
【0021】
フォトシェアリングモジュール106はアップロードされた画像データがフォトサイトサーバ105で使用可能なデータであるか否かをチェックし、利用可能であると判断した場合は、アップロードされた画像を画像データベース117に、画像データの属性情報等を情報データベース118にそれぞれ格納する。格納が終了すると、フォトシェアリングモジュール106は、正常に画像データがアップロードされた事をユーザPC102に通知する。
【0022】
情報データベース118には、先に説明した画像データの属性情報以外にも、フォトサイトサーバ105の登録ユーザのユーザ属性情報のデータと、アップロードされた画像データのプリントアウトを依頼するプリントサービス提供者(以下、プリントサイトと略す)109A〜109Cの属性情報等の各種データが、一元管理されている。
【0023】
アップロードされた画像の管理方法は任意だが、本実施形態においては、ユーザが「アルバム」を作成し、個々のアルバムに対して画像が登録されるものとして説明する。
ユーザPC102のユーザは、この様にしてアップロードされた画像データをWebブラウザを介して閲覧する事ができる。
【0024】
■(フォトサイトサーバ105及びユーザPC102の構成)
本実施形態において、フォトサイトサーバ105及びユーザPC102はいずれもコンピュータネットワークに接続可能なパーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータによって実現できる。
【0025】
図2は本実施形態におけるフォトサイトサーバ105及びユーザPC102として利用可能なコンピュータ装置の構成例を示すプロック図である。
図において、1はアプリケーションプログラムによって処理中のデータの情報、各種メッセージメニューなどを表示するCRT(Cathode Ray Tube)を示している。2はCRT1の画面に表示されるイメージを展開するビデオRAM(以下、VRAM)を示している。3及び4は、画面上の所定欄に文字などを入力したり、アイコンやGUI(Graphical User Interface)におけるボタンなどを指し示すためなどに用いられるキーボード及びポインティングデバイスをそれぞれ示す。5は全体の制御を司るCPU(Central Processing Unit)である。
【0026】
6はCPU5の動作処理手順(プログラム)を記憶しているROM(Read Only Memory)である。なおこのROM6にはデータ処理に係るアプリケーションプログラムやエラー処理プログラムをはじめ、後述するフローチャートに係るプログラムも記憶されている。7は上述した各種プログラムをCPU5が実行する時のワークエリア、エラー処理時の一時退避エリアとして用いられるRAM(Random Access Memory)を示している。
【0027】
8はハードディスクドライプ(以下、HDD)、9はフロッピーディスクドライプ(以下、FDD)をそれぞれ示し、OSやアプリケーションプログラム、データ、ライプラリなどの記憶領域として用いられる。また、FDDの替わりに、あるいは追加してCD−ROM、MO、DVD等の光(磁気)ディスクドライブや、テープストリーマ、DDSなどの磁気テープドライブ等を設けてもよい。
【0028】
10は装置をネットワークに接続するためのネットワークインターフェイスである。11は上述した各ユニット間を接続するI/Oバス(アドレスバス、データバスおよび制御バスからなる)である。
【0029】
このような汎用コンピュータ装置は、必要に応じて図示しない必要なネットワーク機器、例えばモデムやルータや、他のコンピュータ装置等を介してインターネット104に接続される。
【0030】
本実施形態に係るフォトサイトサーバ105において、図1に示す画像データベース117及び情報データベース118は例えば図2におけるHDD8の所定領域(あるいはそれぞれ独立したHDDでもよい)として実現することができる。また、各ソフトウェアモジュール(フォトシェアリングモジュール106、決済モジュール107及び課金モジュール108)はROM6又はHDD8の所定領域に記憶され、CPU5がこれらモジュールに基づいて必要な構成要素を制御することによって各機能を実現することができる。
【0031】
■(プリント注文処理)
次に、図1のネットワークシステムにおける、フォトサイトサーバ105にアップロードされた画像のプリント注文処理について順を追って説明する。
【0032】
フォトサイトサーバ105にアップロードされた画像データのうち、ユーザPC102のユーザは、Webブラウザを介して、自分がアップロードした画像データを閲覧する事ができる。この時、閲覧する画像を選択する方法としては、単一の画像単位で、逐次閲覧する画像を選択していく方法や、複数枚を一つのアルバムとして登録し、複数個のアルバム群から自分が閲覧したいアルバムを選択し、その選択されたアルバムが管理している個々の画像を選択、閲覧する方法などがある。
【0033】
本実施形態において、フォトサイトサーバ105は、アップロードされた画像データに対してユーザからプリント注文があった場合、その処理をプリントアウトサービスを提供するプリントサイト109A、109B、109Cのいずれかに依頼する。図面の関係上3つのプリントサイトを図示したが、その数に制限はなく、3つ未満でも4つ以上でも構わない。
【0034】
ユーザPC102のユーザは、アップロードした画像の閲覧画面から、プリントアウトを希望する画像データを選択する。そして、フォトサイト105が提供できるプリントサイト109A、109B、109Cの中から、自分が注文したいプリントサイトを選択する。プリントサイトの選択は、例えば各プリントサイトが提供するサービス、価格、納期等を考慮して行うことが可能である。以後、説明の便宜上、ユーザがプリントサイト109Aを選択したものと想定して説明を進めるが、ユーザが選択する先が、プリントサイト109B、プリントサイト109Cであっても、基本的な情報の流れは同一である。
【0035】
フォトサイトサーバ105では、プリントアウトの依頼(仮依頼)のあった画像データに関する仮プリントオーダ(見積もり依頼)を生成し、プリントサイト109Aにインターネット104を介して送信する。フォトサイトサーバ105からの仮プリントオーダを受けたプリントサイト109Aは、料金算出モジュール110Aで、仮プリントオーダの内容から見積もり価格を算出し、インターネット104を介して、フォトサイトサーバ105に通知する。
【0036】
フォトサイトサーバ105は、この見積もり価格の情報をリアルタイムに受信し、ユーザPC102にWeb情報として転送する。従って、プリントの仮注文をしたユーザに、その場でプリントサイト109Aが提示する価格を提示する事ができる。この提示された価格でのサービス購入を、仮注文したユーザPC102のユーザが認め、承認のアクションをフォトサイトサーバ105に返すと、決済モジュール107がこれを受理し、決済処理される。
【0037】
決済が終了した段階で、フォトサイトサーバ105は、正式なプリントオーダをプリントサイト109Aに送る。プリントサイト109Aは、この正式プリントオーダを受理し、プリントアウトに必要な画像データを、フォトサイトサーバ105の画像データベース117から獲得する。この様にして獲得された画像データは、プリントサイト109Aに接続されたプリンタ111Aを用いてプリントアウトされ、印刷物112Aとして出力される。プリントアウトされた印刷物112Aは、郵送等によって、プリントアウトを依頼したユーザPC102のユーザが指定した配送先に届けられる。
【0038】
以上のようなシステムにおいて実現されるフォトサービスの例として、本実施形態では主に以下のサービスの詳細を説明する。
【0039】
(1)ユーザ登録:ユーザPC102よりフォトサイトサーバ105に対する利用を行うための登録を行い、ユーザIDを発行する。
(2)画像のアップロード:ユーザPC102よりフォトサイトサーバ105に対して画像の転送を行う。
なお、上述した各サービスについては、詳細を後述する。もちろん、本実施形態におけるフォトサービスシステムによって実現されるサービス、機能は上記に限られるものではない。
【0040】
■(画像入力装置の構成)
次に、画像入力装置の構成について詳しく説明する。図4は本実施形態のネットワークシステムにおいて画像入力装置101として利用可能なデジタルスチルカメラの構成例を示すブロック図である。
【0041】
307は撮像素子であり、受光面に結像された光学像を、電気信号に変換する素子である。一般的に撮像素子307には、CCDセンサ、CMOSセンサ等の半導体固体撮像素子が利用されている。撮像素子307の受光面に結像された光学像は、2次元に配列された多くのフォトダイオードで、電気信号に一括変換され、走査処理により、順次、出力アンプを通して出力される。ここで、説明の便宜上、撮像素子307として半導体固体撮像素子を挙げたが、これに限るものではなく、撮像管等を用いる場合もある。
【0042】
306は、撮像素子307への露光量を制御するためのシャッターである。レンズ301に入射した被写体光学像の光線は、絞り302、ミラー303、シャッター306を介して、光学像として撮像素子307の受光面上に結像する。
【0043】
ミラー303、304は、レンズ301に入射した光線を、一眼レフ方式によって光学ファインダ305に導くことができる。なお、ミラー304は、クイックリターンミラーの構成としても、ハーフミラーの構成としてもよい。
【0044】
光学ファインダ305において、レンズ301に入射した光線を、一眼レフ方式によって、絞り302、ミラー303及び304を介して導き、光学像として結像表示することができる。これにより、LCD等の画像表示部313による電子ファインダ機能を使用すること無しに、光学ファインダ305のみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダ305内には、画像表示部313の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、ストロボ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設けられる。
【0045】
絞り制御部329は、測光部323からの測光情報に基づいて、シャッター306を制御するシャッター制御部330と連携しながら、絞り302を制御する。
【0046】
測距制御部328はレンズ301のフォーカシングを制御し、ズーム制御部327は、レンズ301のズーミングを制御する。
【0047】
レンズ制御部326は、絞り制御部329、測距制御部328、ズーム制御部327等の、レンズ301周辺のシステム全体を管理制御する。レンズ制御部326は、レンズ301の動作用の定数、変数、プログラムや、レンズ301に固有番号等の識別情報、管理情報、開放絞り値や最小絞り値、焦点距離等の機能情報、現在や過去の各設定値などを保持する不揮発性メモリの機能も備えている。
【0048】
カメラI/F320は、メインコントローラ318とレンズ制御部326との間で制御信号、状態信号、データ信号等を通信する際のインターフェースである。
シャッター制御部330は、測光部322からの測光情報に基づいて、絞り302を制御する絞り制御部329と連携しながら、シャッター306を制御する。
【0049】
測距部323はAF(オートフォーカス)処理を行うための測距を行う。レンズ301に入射した光線を、一眼レフ方式によって、絞り302、ミラー303、及び不図示の測距用サブミラーを介して、測距部323に入射させることにより、光学像として結像された画像の合焦状態を測定することができる。
【0050】
測光部322はAE(自動露出)処理を行う。レンズ301に入射した光線を、一眼レフ方式によって、絞り302、ミラー303、304、及び不図示の測光用レンズを介して、測光部322に入射させることにより、光学像として結像された画像の露出状態を測定することができる。
測光部322はまた、ストロボ321と連携することによりストロボの自動調光機能を達成する。ストロボ321は、AF補助光の投光機能、調光機能を有する。
【0051】
なお、撮像素子307からの画像データを画像処理プロセッサ310が演算して得られた演算結果に基づき、メインコントローラ318が、シャッター制御部330、絞り制御部329、測距制御部328に対して、ビデオTTL方式を用いて露出制御及びAF制御を行うことも可能である。
【0052】
さらに、測距部323による測定結果と、撮像素子307からの画像データを画像処理プロセッサ310が演算して得られた演算結果とを共に用いてAF制御を行ってもよい。
また、測光部322による測定結果と、撮像素子307からの画像データを画像処理プロセッサ310が演算して得られた演算結果とを共に用いてAE制御を行ってもよい。
【0053】
308は、撮像素子307のアナログ信号出力をデジタル信号に変換するA/D変換器である。309は撮像素子307、A/D変換器308、D/A変換器312にクロック信号や制御信号を供給するTG(タイミング発生回路)であり、メモリコントローラ331及びメインコントローラ318により制御される。
【0054】
画像処理プロセッサ310は、A/D変換器308からのデータ或いはメモリコントローラ331からの入力されるデータに対して所定の画像処理を行う。ここで行う画像処理として、主に以下に示す処理がある。
▲1▼画素補間処理:単板式固体撮像素子の場合、再生した各画素の色情報は、必要とされる数種類の色情報のうち、一つの情報しかなく、欠落している色情報を、近傍の画素情報より、予測補間処理する。
▲2▼色変換処理i:補間処理によって計算された色情報を、色変換して、輝度成分を含む違うフォーマットの信号に変換する。
▲3▼輝度信号生成処理:色情報として再生された撮像素子307の信号から、輝度成分を生成する。
▲4▼輝度信号強調処理:生成された輝度信号の輪郭部等を強調処理する。
▲5▼色変換処理ii:▲4▼によって、生成された輪郭強調された輝度成分と、▲2▼の色変換処理Iで抽出された輝度成分を交換し、R、G、Bの三原色信号に変換する。
主に上に記述した処理により、撮像素子307から出力された画素レベルの信号は、人間に視覚特性にマッチした画像信号に変換される。
【0055】
また、画像処理プロセッサ310は、必要に応じて、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、メインコントローラ318に得られた演算結果を出力する。メインコントローラ318は、この演算結果に基づいて、シャッター制御部330、測光部322、及び測距部323を制御する、その結果、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理や、AE(自動露出)処理や、ストロボ自動調光処理などを行うことができる。
【0056】
さらに、画像処理プロセッサ310においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
【0057】
なお、本構成例においては、測距部323及び測光部322を専用に備える構成としたため、画像処理プロセッサ310を用いずに、測距部323及び測光部322のみで、AF処理、AE処理、ストロボ自動調光処理を行ってもよい。
或いは、測距部323及び測光部322を用いてAF処理、AE処理、ストロボ自動調光処理の各処理を行った上で、さらに、画像処理プロセッサ310を用いたAF処理、AE処理、ストロボ自動調光処理の各処理を行ってもよい。
【0058】
メモリコントローラ331は、A/D変換器308、TG309、画像処理プロセッサ310、表示用メモリ311、D/A変換器312、フレームメモリ314、圧縮・伸長プロセッサ316を制御する。
【0059】
A/D変換器308でデジタル化された画像データは、画像処理プロセッサ310、メモリコントローラ331を介して、表示用メモリ311或いはフレームメモリ314に書き込まれる。又、A/D変換器308のデータが、メモリコントローラ331を介して、直接、表示用メモリ311或いはフレームメモリ314に書き込まれることもある。
【0060】
画像表示部313はLCD等から構成される。表示用メモリ311に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器312を介して画像表示部313に出力され、画像表示部313において表示される。
画像表示部313を用いて、撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能である。
【0061】
また、画像表示部313は、メインコントローラ318の指示を受けて、表示をON/OFFすることが可能であり、画像入力装置の消費電力を大幅に削減することができる。フレームメモリ314は、撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間に渡る動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。従って、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをフレームメモリ314に対して行うことが可能である。
【0062】
圧縮・伸長プロセッサ316は、適応離散コサイン変換(ADCT)やWanelet変換等のアルゴリズムで時間軸情報の画像を周波数軸上に変換し、量子化、情報元符号化のプロセスによりの画像データを圧縮伸長する処理するブロックである。圧縮・伸長プロセッサ316は、フレームメモリ314に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータを再度、フレームメモリ314に書き込む。
【0063】
メモリI/F336は、記録媒体337に、フレームメモリ314に格納されている画像データを書き込んだり、記録媒体337に格納されている画像データを、フレームメモリ314に読みこんだりするためのインターフェースである。
【0064】
記録媒体337は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体337は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部、インターフェース、コネクタを備えている。
【0065】
外部I/F338は、フレームメモリ314上に格納されている画像データを、外部情報機器及び外部記録装置に転送し、または、外部情報機器及び外部記録装置から、フレームメモリ314に転送するためのインターフェースである。メモリI/F336及び外部I/F338としては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ)カード等の規格に準拠したものを用いて構成してもよい。
【0066】
さらに、メモリI/F336及び外部I/F338をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ)カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことができる。
【0067】
メインコントローラ318は、図4に示す画像入力装置全体を制御するシステム制御部であり、メモリ340はメインコントローラ318の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶する。
【0068】
表示部341は、メインコントローラ318のプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカ等を含む。表示部341は、この画像入力装置の操作部近辺に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成される。また、表示部341によって表示される情報の一部は、光学ファインダ305内にも表示される。
【0069】
表示部341の表示内容のうち、例えば、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、ストロボ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、外部記録媒体337、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示、外部コンピュータとの接続状態を示す表示、等は、LCD等に行う。
【0070】
また、表示部341の表示内容のうち、例えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、ストロボ充電表示、ストロボ充電完了表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、記録媒体書き込み動作表示、等は光学ファインダ305内に行う。
【0071】
さらに、表示部341の表示内容のうち、例えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、手振れ警告表示、ストロボ充電表示、ストロボ充電完了表示、記録媒体書き込み動作表示、マクロ撮影設定通知表示、二次電池充電状態表示、等は、LED等によって行う。
【0072】
そして、表示部341の表示内容のうち、例えば、セルフタイマー機能が有効か無効かの情報は、セルフタイマー通知ランプによって表示される。このセルフタイマー通知ランプは、AF補助光と共用して用いてもよい。
【0073】
不揮発性メモリ342は、情報を電気的に消去・記録可能である。不揮発性メモリ342には、例えばEEPROM等が用いられる。
【0074】
332、333、334、335、343、344及び345は、メインコントローラ318へ各種の動作指示を入力するための入力部であり、各々はスイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
【0075】
332はモードダイアルスイッチであり、自動撮影モード、プログラム撮影モード、シャッター速度優先撮影モード、絞り優先撮影モード、マニュアル撮影モード、焦点深度優先(デプス)撮影モード、ポートレート撮影モード、風景撮影モード、接写撮影モード、スポーツ撮影モード、夜景撮影モード、パノラマ撮影モード等の各機能撮影モードを切り替え設定することができる。
【0076】
333はシャッタースイッチ1であり、不図示のシャッターボタンの操作途中(半押し)でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、自動ストロボ調光処理等の動作開始を指示する。
【0077】
345はシャッタースイッチ2であり、不図示のシャッターボタンの操作完了(全押し)でONとなり、撮像素子307から読み出した信号をA/D変換器308、メモリコントローラ331を介してフレームメモリ314に画像データを書き込む露光処理、画像処理プロセッサ310やメモリコントローラ331での演算を用いた現像処理、フレームメモリ314から画像データを読み出し、圧縮・伸長プロセッサ316で圧縮を行い、記録媒体337に画像データを転送する一連の処理の動作開始を指示する。334はAEB(オート・エクスポージャー・ブラケッティング)設定スイッチであり、1回の撮影で標準露光値、オーバー露光値、アンダー露光値の3コマ分を自動段階露光するAEB撮影モードを設定すると共に、その際の補正ステップ値も設定する際に使用される。
【0078】
なお、プラスボタン及びマイナスボタン、或いは回転ダイアルスイッチを用いれば、より容易に補正ステップ値を設定することが可能となる。
【0079】
335は単写/連写スイッチであり、シャッタースイッチSW2(345)を押した場合に1コマの撮影を行って待機状態とする単写モードと、シャッタースイッチ2(345)を押している間は連続して撮影を行い続ける連写モードとを設定することができる。
【0080】
操作部343は以下の各種ボタンやタッチパネル等を含む。即ち、
・メニューボタン、
・セットボタン、
・マクロボタン、
・マルチ画面再生改ぺージボタン、
・ストロボ設定ボタン、
・単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、
・メニュー移動+(プラス)ボタン、
・メニュー移動−(マイナス)ボタン、
・再生画像移動+(プラス)ボタン、
・再生画像−(マイナス)ボタン、
・撮影画質選択ボタン、
・露出補正ボタン、
・日付/時間設定ボタン、
・パノラマモード等の撮影及び再生を実行する際に各種機能の選択及び切り替えを設定する選択/切り替えボタン、
・パノラマモード等の撮影及び再生を実行する際に各種機能の決定及び実行を設定する決定/実行ボタン、
・画像表示部313の0N/OFFを設定する画像表示0N/OFFスイッチ、
・撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定するクイックレビューON/OFFスイッチ、
・JPEG圧縮の圧縮率を選択したり、撮像素子の信号をそのままデジタル化して記録媒体に記録するCCDRAWモードを選択したりするためのスイッチである圧縮モードスイッチ、
・再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを設定するための再生スイッチ、
・シャッタースイッチ1を押したならばオートフォーカス動作を開始し一旦合焦したならばその合焦状態を保ち続けるワンショットAEモードとシャッタースイッチ1(333)を押している間は連続してオートフォーカス動作を続けるサーボAFモードとを設定することができるAFモード設定スイッチ、
等である。
また、上記プラスボタン及びマイナスボタンの各機能は、回転ダイアルスイッチを備えることによって、より容易に数値や機能を選択することが可能となる。
【0081】
記録媒体着脱検知部344は、記録媒体337が装着されているか否かを検知する。
【0082】
また、図4に示すデジタルカメラにおいては、画像を記憶媒体337に記録する際、Exif(Exchangable image file format)[JEIDA−49−1998]或いはDCF(Design rule for Camera File System)[JEIDA−49−2−1998]等の規格に定められた付属情報として、デジタルカメラのメーカ名、機種名(モデル名)を始め、絞り、シャッタースピード、レンズ焦点距離等の撮影情報を記録するものとする。なお、これら付属情報の詳細については各々の規格を参照されたい。
【0083】
■(データベースの構成)
図4から図9及び図10は、本実施形態におけるフォトサイトサーバ105が有する情報データベース118で管理するデータテーブルの例を示した図である。なお、これら各データテーブルにおいて、同一名を有する項目には共通した値が格納される(例えば、同一ユーザに関するデータテーブルであれば、そのユーザID項目に格納される値は同一となる)。
【0084】
図4は本実施形態におけるフォトサイトサーバ105で管理する顧客情報に関するデータテーブルの構成例を示した図である。顧客情報データテーブル400はユーザが後述するユーザ登録処理を実行すると1レコード作成され、情報データベース118に登録、管理される。ユーザ登録されたユーザには固有のユーザID401が定義され、このユーザID401をキーとして顧客情報テーブル400が管理される。
【0085】
顧客情報として管理される情報には通知先メールアドレス402、ログインネーム403、パスワード404、氏名(姓)405、氏名(名)406、ふりがな(姓)407、ふりがな(名)408、郵便番号(1,2)409、410、都道府県コード411、住所(1,2)412、413、電話番号(1,2,3)414、415、416、ユーザ登録状態417がある。このうち、ユーザ登録状態417は1ならば登録済みで利用可能な状態、0は利用禁止状態を表す。
【0086】
図5は本実施形態におけるフォトサイトサーバ105を利用しているユーザの現在の状態を表すための情報を管理する為の顧客状態データテーブルの構成例を示した図である。顧客状態データテーブル500はユーザが後述するユーザ登録を実行したときに1レコード作成され、情報データベース118に登録、管理される。このレコード内の各項目値はユーザがフォトサイトサーバ105使用中に行った動作に応じて随時更新される。この顧客状態データテーブル500にはユーザID501をキーとして、現在表示しているアルバムのアルバムID502、そのユーザが画像データベース117で使用可能な容量を規定するディスク使用上限量503、プリントオーダ利用時に累積されるポイント504、ユーザが主に使用しているデジタルカメラの機種ID505が格納されている。なお、上述のように、同一ユーザを管理する各データテーブルは共通のユーザIDを有しており、具体的には同一ユーザに関する顧客情報データテーブル400と顧客状態データテーブル500におけるユーザID501とユーザID401とは同一の値となる。
【0087】
図6は本実施形態におけるフォトサイトサーバ105で管理する顧客アルバムデータテーブルの構成例を示した図である。顧客アルバムデータテーブル600は、ユーザがフォトサイトサーバ105利用時に新規アルバムを1個作成すると、それに応じて1レコード作成され情報データベース118に登録、管理される。また、ユーザがアルバムを削除すると対応するレコードが情報データベース118より削除される。顧客アルバムデータテーブル600では登録されたユーザのユーザID601をキーとしてそのユーザの作成したアルバムのID602及びそのアルバムの表示順序番号603を保存する。なお、ユーザID601は同一ユーザの場合、ユーザID401と同じ値が格納されている。
【0088】
図7は本実施形態におけるフォトサイトサーバ105で管理するアルバム情報データテーブルの構成例を示した図である。アルバム情報データテーブル700は、ユーザがフォトサイトサーバ105利用時に新規アルバムを1個作成すると、それに応じて1レコード作成され情報データベース118に登録、管理される。また、ユーザがアルバムを削除すると対応するレコードが情報データベース118より削除される。
【0089】
アルバム情報データテーブル700ではアルバムID701をキーとしてアルバム名702、アルバムに対するコメントへのファイルパス703、アルバムの公開可否フラグ704、パスワード可否フラグ705、アルバムパスワード706、印刷可否フラグ707、オリジナル画像表示可否フラグ708、表示形式番号709を管理する。
【0090】
アルバムの公開可否フラグ704は、1ならば公開可能、0ならば公開禁止、−1ならばフォトサイトサーバ105の運用者によって公開禁止になったことを表す。パスワード可否フラグ705は1ならばパスワード有り、0ならばパスワード無しを表し、パスワード可否フラグ705が1の場合にはそのパスワードをアルバムパスワード706に保管する。印刷可否フラグ707は1ならば印刷可能、0ならば印刷不可を意味する。オリジナル画像表示可否フラグ708は1ならば表示可能、0ならば表示不可を意味する。表示形式番号709は1ならば一覧表示、2ならば詳細表示を意味する。なお、同一アルバムではアルバムID701とアルバムID602には同じIDが格納されている。
【0091】
なお、後述するように、ユーザ登録時に顧客アルバムテーブル600、アルバム情報データテーブル700をそれぞれ1レコードずつ作成し情報データベース118に登録しておいても良い。
【0092】
図8は本実施形態におけるフォトサイトサーバ105で管理するアルバム画像データテーブルの構成例を示した図である。アルバム画像データテーブル800は、ユーザがアルバム上に画像のアップロードを実行すると1画像につき1レコード作成され、情報データベース118に登録、管理される。また、画像が削除されると対応したレコードが情報データベース118より削除される。アルバム画像データテーブル800ではアルバムID801を有するアルバムに格納される画像の画像ID802及びその画像のアルバム内での表示位置を示す画像表示番号803を管理する。なお、同一アルバムではアルバムID801とアルバムID701には同じIDが格納されている。
【0093】
図9は本実施形態におけるフォトサイトサーバ105で管理する画像情報データテーブルの構成例を示した図である。画像情報データテーブル900は、ユーザがアルバム上に画像のアップロードを実行すると1画像につき1レコード作成され、情報データベース118に登録、管理される。また、画像が削除されると対応したレコードが情報データベース118より削除される。画像情報データテーブル900では画像ID901をキーとしてその画像を所有するユーザのユーザID902、画像名903、オリジナル画像へのファイルパス904、サムネイル画像へのファイルパス905、表示用画像へのファイルパス906、画像へのコメントファイルへのパス907、画像閲覧回数908、画像の印刷回数909を管理する。なお、同一の画像では画像ID901と画像ID802には同じIDが、同一のユーザではユーザID902とユーザID401に同じIDがそれぞれ格納されている。
【0094】
図10は本実施形態におけるフォトサイトサーバ105で管理するデジタルカメラ機種情報リスト7900の構成例を示す図である。デジタルカメラ機種情報リストには、デジタルカメラの機種ID、機種名及びその機種の画素数、標準的な画像サイズが登録されている。本実施形態におけるフォトサイトサーバ105において、特定のデジタルカメラで撮影された画像データのみを受け付けるように構成する場合には、その特定の機種のみをこのリストに登録しておく。
【0095】
また、図10に示すように、本実施形態では機種ID0として、リストに登録されていないデジタルカメラでの撮影画像や、デジタルカメラを用いていないユーザに対する処理のために、200万画素のデジタルカメラで撮影した平均的な画像サイズである500Kバイト(500000)が標準画像サイズとして登録されている。
【0096】
■(フォトサイトサーバ105へのアクセス処理)
図11は本実施形態におけるフォトサイトサーバ105にアクセスした際、ユーザPC102のWebブラウザに表示される初期画面の例である。画面1900にはユーザ登録用ボタン1901、ユーザ登録を済ませたユーザがフォトサイトサーバ105を利用するためのログインネームの入力領域1902、パスワードの入力領域1903、ログインボタン1904、アルバムの閲覧を行うためのアルバムID入力領域1905、アルバム閲覧用ボタン1906、印刷注文のステータス確認用のプリントオーダID入力領域1907及びプリントオーダ確認ボタン1908が配置されている。
【0097】
以下、図11の画面より各ボタンを押下(マウス等でクリック)したときの処理について説明する。
■(ユーザ登録処理)
まず、図12〜図19を参照して、ユーザ登録処理について説明する。
図12はユーザ登録時のフォトサイトサーバ105の処理を表すフローチャートである。上述のように、図12に示す処理は、フォトサイトサーバ105を構成するコンピュータ装置のCPU5が必要なソフトウェアを実行し、装置内の各構成要素を制御することによって実現される。
【0098】
図11の画面1900にてユーザ登録用ボタン1901が押下されると、フォトサイトサーバ105は、例えば図13に示されるユーザ登録画面2100の表示データをユーザPC102に送信し、ユーザ登録処理が開始される(ステップS2001)。
【0099】
図13に示すユーザ登録画面2100は、登録するユーザの通知先電子メールアドレス入力領域2101、ユーザのログインネーム入力領域2102、パスワード入力領域2103、氏名入力領域2104及び2105、氏名のふりがな入力領域2106及び2107、郵便番号入力領域2108及び2109、都道府県の選択領域2110、住所入力領域2111及び2112、及び電話番号入力領域2113〜2115、ユーザが主に使用しているデジタルカメラの機種を入力する入力領域2118を有する。入力領域2118はプルダウンリスト形式を有しており、デジタルカメラ機種情報リスト7900に登録済の機種名が予めリスト内に登録されている。また、機種名「なし」に対応する項目はデジタルカメラを使用しないユーザの選択用に「使用していない」という項目としてメニュー内に登録される。予めデジタルカメラ機種情報リスト7900に登録されている機種のユーザのみ登録を受け付ける場合には、「使用していない」という項目を取り除き、かつリスト内の機種以外入力できないようにすればよい。図12のフローチャートには示していないが、キャンセルボタン2117が押下された場合には、ユーザ登録処理を取りやめ、図11の初期画面1900を表示する。
【0100】
一方、ユーザ登録画面2100で登録ボタン2116が押下されると、ステップS2002にて所定の必須項目が入力されたかどうかのチェックを行う。本実施形態では必須項目として電子メールアドレス入力領域2101、ログインネーム入力領域2102、パスワード入力領域2103、氏名入力領域(2104、2105)、電話番号入力領域2113〜2115及びデジタルカメラ機種名2118の全てに入力されていると必須項目が入力されたと判断する。
【0101】
ステップS2002において、必須項目が入力されていないと判断された場合には、ステップS2003にてエラー画面データを送信する。図14はこのエラー画面データに基づいて表示されるエラー画面2200の例を示す図である。エラー画面2200においてOKボタン2201が押下されるとステップS2001に戻り、ユーザ登録画面2100の表示データを再度送信する。
【0102】
ステップS2002で必須項目が入力されたと判断された場合、情報データベース118で管理する顧客情報データテーブル400を検索し(ステップS2004)、ユーザ登録画面のログインネーム入力領域2102で入力されたログインネームが他の登録ユーザによって既に使用されているかどうか判定する(ステップS2005)。
【0103】
入力領域2102で入力されたログインネームが既に使用されている場合には、ステップS2006でエラー画面のデータを送信する。図15はこのエラー画面データに基づいて表示されるエラー画面2300の例を示す図である。エラー画面2300においてOKボタン2301が押下されるとステップS2001に戻り、ユーザ登録画面2100の表示データを再度送信する。
【0104】
一方、入力領域2102で入力されたログインネームが情報データベース118で見つからなかった場合には、パスワードの再入力を促す画面(例えば図16に示す画面2400)のデータを送信する(ステップS2007)。パスワード再入力画面2400においてキャンセルボタン2403が押下された場合には、図12には不図示であるが登録処理は中断され、ステップS2001に戻り、ユーザ登録画面2100の表示データを再度送信する。
【0105】
パスワード再入力画面2400においてOKボタン2402が押下された場合、同画面2400のパスワードの入力領域2401に入力されたパスワードがユーザ登録画面2100のパスワード入力領域2103で入力されたパスワードと同じであるかどうかの判定を行う(ステップS2008)。
【0106】
再入力されたパスワードが最初に設定されたパスワードと異なると判断された場合には、ステップS2009でエラー画面のデータを送信する。図17はこのエラー画面データに基づいて表示されるエラー画面2500の例を示す図である。エラー画面2500においてOKボタン2501が押下されるとステップS2007に戻り、パスワード再入力画面2400の表示データを再度送信する。
【0107】
一方、再入力されたパスワードが最初に設定されたパスワードと等しいと判断された場合には、例えば図18に示すユーザ情報確認画面2600の表示データを送信する(ステップS2010)。ユーザ情報確認画面2600に表示される各情報はユーザ登録画面2100にてユーザが入力した情報である。ここで、訂正ボタン2602が押下されるとステップS2001に戻り、ユーザ登録画面2100の表示データ(及び既入力データ)を再度送信する(ステップS2011)。
【0108】
ユーザ情報確認画面2600において、確認ボタン2601が押下されると、情報データベース118より過去に発行したユーザIDの最大値を取得する。その数値に1を加算した値が新たに登録されるユーザのユーザIDとなる(ステップS2012)。
【0109】
次いで、ステップS2013において、顧客情報データテーブル400に1レコードを追加し、そのユーザID項目401にステップS2012で求めたユーザIDを、他の対応する項目にユーザ登録画面2100で入力された各種情報を登録する。
【0110】
ユーザ登録画面2100での入力領域と顧客情報テーブル400の項目との対応を示すと、ユーザ登録画面2100での入力領域2101〜2115に入力された情報がそれぞれ、顧客情報データテーブルの項目402〜416に順次格納される。また、ユーザ登録状態417には1が格納される。
【0111】
また、上述の通り、顧客状態データテーブル500にも新たなレコードが追加され、ユーザID501にはステップS2012で求めたユーザIDを、最終表示アルバムIDには0を、ディスク使用限度量503には使用可能な記憶容量を表す数値(例えばバイト数)を、累積ポイント504には0をそれぞれ格納する。さらに、入力領域2118の入力内容をデジタルカメラ機種情報リスト7900から検索し、該当する機種が見つかればその機種IDをユーザが主に使用するデジタルカメラの機種ID505に登録する。デジタルカメラを使用していない場合には機種IDには0が代入される。
【0112】
ユーザを新規登録した状態では、ユーザの作成したアルバムもアップロード画像も存在しない。そこで、新規登録時に顧客アルバムテーブル600、アルバム情報データテーブル700をそれぞれ1レコードずつ作成し情報データベース118に登録しておいても良い。この場合にはアルバムID602は今までに情報データベース118で発行したアルバムIDの最大値+1、アルバム表示番号603は1、アルバム名702にはシステムで作成する仮アルバム名称(本実施形態では「マイアルバム」とする)が設定される。その他アルバム情報データテーブル内にはフォトサイトサーバ105で決定した初期値がそれぞれ設定される。
【0113】
ステップS2013における、情報データベース118への必要なレコードの登録が終了すると、ユーザ情報確認画面2600に表示された内容と同一内容の電子メールを作成し、顧客情報データテーブル400の通知先E−Mailアドレス402に登録されたアドレス対して電子メールを送信する(ステップS2014)。図19に、ステップS2014で送信される電子メールの例を示す。
【0114】
なお、図12のユーザ登録処理において、デジタルカメラ機種情報リスト7900に登録された機種のユーザのみユーザ登録を受け付けるように構成することもできる。この場合、ステップS2002における必須項目の入力チェック時に入力領域2118の入力内容をデジタルカメラ機種情報リスト7900から検索し、該当する機種が見つからなければエラーメッセージ(「ユーザ登録は弊社製品のユーザ様に限られます」等)の表示データを送信し、登録処理を中止するように構成すればよい。
【0115】
■(フォトサイトサービス処理−ログイン処理)
次に、図11及び図20〜図33を用いて、フォトサイトサーバ105がその登録ユーザに対して提供する各種サービスの処理について説明する。
図11のログイン画面1900において、ユーザがログインネーム入力領域1902及びパスワード入力領域1903にログイン名及びパスワードを入力してログインボタン1904を押下すると、フォトサイトサーバ105は情報データベース118の顧客情報データテーブル400から、対応するログイン名を検索し、パスワードを比較する。ログイン名が顧客情報データテーブル400で見つからなかった場合及び、ログインネームは見つかったが、顧客情報データテーブル400に登録されたパスワードとログイン画面1900のパスワード入力領域1903に入力されたパスワードが一致しなかった場合には、例えば図20に示す警告画面2800の表示データを送信する。警告画面2800のボタン2801が押下されると再度ログイン画面1900の表示データを送信する。
【0116】
尚、上述の通り、本実施形態ではユーザがアップロードした画像は全てアルバムと名付けられたフォルダ単位で管理されているものとする。
【0117】
ログイン画面1900で入力されたログインネーム及びパスワードの両方を含むレコードが顧客情報データテーブル400で見つかった場合には、登録ユーザの正当なログインであると判断し、ユーザID、アルバムID等の情報からその登録ユーザに対するサービス提供初期画面のデータを生成し、送信する。
【0118】
図21に、サービス提供初期画面2900の例を示す。画面2900においてボタン2901はユーザ情報変更用のボタンである。ボタン2902はログアウトボタンである。領域2903にはこの画面に表示されているアルバムに対する編集操作を行うためのボタンが配置されている。ボタン2904はアルバムのプロパティを設定するためのボタンである。ボタン2905はアルバム通知ボタンである。ボタン2906はアルバムを新規作成するためのボタンである。ボタン2907はアルバム削除のためのボタンである。ボタン2908は画像をアップロードするためのボタンである。ボタン2909はプリントオーダボタンである。
【0119】
領域2910はアルバム選択を行うためのボタンが表示される領域である。この領域の上部にはユーザがフォトサイトサーバ105上に保管(アップロード)している画像の総データサイズと、その許容使用量に対する比率が表示される。また、その下にユーザが作成したアルバムの数だけのボタンが配置される。図21ではユーザが5個のアルバムを作成したことがボタン2911〜ボタン2915によって確認できる。それぞれのボタン2911〜2915が押下されると、フォトサイトサーバ105は押下されたボタンに対応するアルバムにアップロードされた画像をアルバム表示領域2923に表示し、画像を表示中のアルバム名をアルバム表示領域の左上端に表示する(すなわち、図21では、「マイアルバム」の画像がアルバム表示領域2923に表示されている)。アルバム表示領域2923に表示される画像2924〜2929にはそれぞれ対応するチェックボックス2930〜2935が配置される。また、表示画像自体が押下されるとその画像のプロパティ設定画面が表示される。
【0120】
領域2916はアルバム内の各画像に関する編集処理に関するボタンを配置する領域である。ボタン2917〜ボタン2922の各ボタンを押下すると、アルバム表示領域2923内に表示されている各画像のうち、対応するチェックボックスがチェックされている画像に対して、各ボタンに対応する編集処理が行われる。
【0121】
■(フォトサイトサービス処理−ログイン後の処理概要)
図22は、登録ユーザのログイン処理が終了し、図21に示すサービス提供初期画面2900に対するユーザの操作に応じてフォトサイトサーバ105が行う処理の概要を示すフローチャートである。
まず、ステップS3001において、ユーザから何らかの入力(サービス提供初期画面2900に対する操作)があるまで待機する。入力があった場合、ステップS3002でまずユーザ入力がアルバム編集に関する処理の指示、すなわちアルバム編集領域2903に含まれるボタン2904〜2909のいずれかの押下かどうかを判定する。領域2903内のボタンが押下された場合にはステップS3003のアルバム編集処理に移る。
【0122】
ステップS3002においてユーザ入力がアルバム編集に関する処理の指示でないと判定された場合には、ステップS3004で画像編集に関する処理の指示であるか否かを判定する。サービス提供初期画面2900における領域2916内のボタン2917〜2922のいずれかが押下された場合、画像編集に関する処理の指示であると判定し、ステップS3005の画像編集処理に移る。
【0123】
ステップS3004においてユーザ入力が画像編集に関する処理の指示でないと判定された場合には、ステップS3006でユーザ情報の編集処理の指示か否か、すなわちサービス提供初期画面2900のボタン2901が押下されたか否かを判定する。ボタン2901が押下されたと判定された場合には、ステップS3007において図13に示したユーザ登録画面2100のデータと、既に登録されているユーザ情報とを送信する。ユーザはユーザ登録画面2100の所望の項目の内容を変更し、登録ボタン2116を押下することで登録情報の変更を行うことができる。
【0124】
ステップS3006においてユーザ入力がユーザ情報の編集処理の指示でないと判定された場合には、ステップS3008で画像選択か否か、即ちアルバム表示領域2923に表示された画像が押下されたか否かを判定する。画像が選択されたと判定された場合、ステップS3009の画像プロパティ編集処理に移る。
【0125】
ステップS3008においてユーザ入力が画像選択でないと判定された場合には、ステップS3010でユーザ入力がアルバム選択か否か、即ちサービス提供初期画面2900の領域2910内のボタン2911〜2915のいずれかが押下されたか否かを判定する。これらボタンのいずれかが押下されたと判定された場合にはアルバム選択が行われたと見なしてステップS3011のアルバム表示処理を行う。アルバム表示処理については後述する。
【0126】
ステップS3010においてユーザ入力がアルバム選択でないと判定された場合には、ステップS3012でユーザ入力がログアウトかどうかの判定を行う。サービス提供初期画面2900で、ボタン2902が押下された場合にはユーザ入力がログアウトであると判定しステップS3013に移る。
ステップS3012でユーザ入力がログアウトでないと判定された場合にはステップS3001に戻り次のユーザ入力を待つ。
【0127】
ステップS3013にてログアウト処理を行う。ログアウト処理を行うときにはフォトサイトサーバ105は情報データベース118の顧客状態データテーブル500の最終表示アルバムID502に現在表示中のアルバムIDを登録して更新する。その後初期画面1900の表示データを送信する。
【0128】
以下、図22におけるステップS3003(アルバム編集処理)及びステップS3011(アルバム表示処理)についての詳細を説明するが、本発明に直接関係しないステップS3005(画像編集処理)、ステップS3009(画像プロパティ編集処理)については詳細な説明は省略する。また、ステップS3007(ユーザ情報編集処理)についてもユーザ登録処理の説明において述べた通りであるので詳細な説明は省略する。ただし、ユーザ情報編集処理においてユーザ登録時との相違点は画面表示時に初期値としてユーザが登録した情報が表示されていることと、登録ボタン2116、キャンセルボタン2117を押下したときに表示される画面がサービス提供初期画面2900であること、情報データベース118へのユーザ情報の登録が新規登録ではなく既存のユーザ情報の更新になることが異なる。
【0129】
■(フォトサイトサービス処理−アルバム編集処理)
図23はフォトサイトサーバ105が行うアルバム編集処理の手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS3101にてプロパティの設定が指示されたか否か、すなわちボタン2904が押下されたか否かを判定する。ボタン2904が押下された場合には、ステップS3102に移り、例えば図24に示されるプロパティ編集画面3200のデータを送信する。ユーザはプロパティ編集画面3200を用い、現在表示、編集中のアルバムに関する種々の属性の設定を行うことができる。詳細な説明は省略する。
【0130】
ステップS3101にてプロパティ設定の指示でないと判定された場合には、ステップS3103にてアルバム通知が指示されたか否か、即ちボタン2905が押下されたか否かを判定する。ボタン2905が押下された場合には、ステップS3104に移り、例えば図25に示されるアルバム公開通知画面3300の表示データを送信する。ユーザはアルバム公開通知画面3300を用い、現在表示、編集中のアルバムを閲覧するための方法を所望の第3者に電子メールで通知するための設定を行うことができる。詳細な説明は省略する。
【0131】
ステップS3103にてアルバム通知の指示でないと判定された場合には、ステップS3105にてアルバムの新規作成が指示されたか否か、すなわちボタン2906が押下されたか否かを判定する。ボタン2906が押下された場合には、ステップS3106に移り、例えば、図24に示されるプロパティ編集画面3200のデータを送信する。ユーザはプロパティ編集画面3200を用い、新規に作成するアルバムのプロパティの設定を行うことができる。プロパティの設定後新規アルバムが作成されるが、詳細な説明は省略する。
【0132】
ステップS3105にてアルバムの新規作成指示でないと判定された場合には、ステップS3107にてアルバムの削除指示か否か、すなわちボタン2907が押下されたか否かを判定する。ボタン2907が押下された場合には、ステップS3108に移り、例えば図26に示されるアルバム削除画面3400のデータを送信する。ユーザはアルバム削除画面3400において削除ボタン3401を押下すると、現在表示、編集中のアルバムの削除を行うことができる。アルバム削除処理の詳細な説明は省略する。
【0133】
ステップS3107にてアルバムの削除指示でないと判定された場合には、ステップS3109にて現在表示、編集中のアルバムへの画像のアップロードが指示されたか否か、即ちボタン2908が押下されたか否かを判定する。ボタン2908が押下された場合には、ステップS3110に移り、アップロード処理を行う。この処理の詳細は後述する。
【0134】
ステップS3109にてアルバムへの画像のアップロード指示でないと判定された場合には、ステップS3111にてアルバムのプリントオーダが指示されたか否か、すなわちボタン2909が押下されたか否かを判定する。ボタン2909が押下された場合には、ステップS3112に移り、上述したプリントオーダ処理を行う。この処理の詳細は省略する。
【0135】
■(フォトサイトサービス処理−アルバム選択・表示処理)
次に、図27に示すフローチャートを参照して、図22におけるステップS3011における処理、すなわち、サービス提供初期画面2900内のアルバム選択領域2910にあるアルバム選択ボタン2911〜2915の一つが押下されたときにフォトサイトサーバ105が行うアルバムの選択及び表示処理について説明する。
【0136】
まず、ステップS3501において、押下されたボタンが先頭から何番目のボタンであるか、すなわちアルバム表示順序番号を調べ、ログインユーザのユーザID及び得られたアルバム表示順序番号をキーにして情報データベース118内の顧客アルバムデータテーブル600を検索する。ヒットしたレコードから取得したアルバムIDをキーとして情報データベース118内のアルバム情報データテーブル700を検索し、該当するレコードを得る。
【0137】
さらに、ステップS3501で取得したアルバムIDを用いて情報データベース118内のアルバム画像データテーブル800を検索し、このアルバムIDをアルバムID801に持つレコードを全て検索する。そして、該当するレコード数をNとし、画像カウント用作業変数iに1を代入する(ステップS3502)。
【0138】
ステップS3503では、i<=Nであるかどうかを判定する。i<=Nである間は以下のステップS3504からステップS3509の処理を繰り返す事によってアルバム内画像の表示を行う。
【0139】
次に、ステップS3502で取得したデータテーブルより画像表示番号803にiと等しい値を持つレコードを検索し、その画像の画像IDを求める。情報データベース118の画像情報データテーブル900から、求まった画像IDを画像ID901に持つレコードを検索する(ステップS3504)。
【0140】
そして、該当するレコードのサムネイルファイルパス905を用い、画像データベース117からサムネイル画像を取得する(ステップS3505)。
ステップS3506では、ステップS3501で取得した、アルバム情報データテーブル700のレコードの表示形式番号709の値が1かどうかを判定する。上述したように、本実施形態ではこの値は0ならばサムネイル表示、1ならば詳細表示を表す。
【0141】
表示形式番号709の値が1の場合には、ステップS3507にて詳細表示用データを送信する。詳細表示用データには、サムネイル画像及び画像に関する詳細情報並びにサムネイル画像に対応した画像編集用のチェックボックスが含まれる。本実施形態では、詳細表示が指定されている場合に送信する詳細情報として、画像情報データテーブル900より画像名903、コメントファイルパス907を用いて取得したコメント、閲覧回数908、印刷回数909を用いる。詳細表示を行ったときのアルバム表示画面3600の例を図28に示す。尚、この画面3600はサービス提供初期画面2900と画像表示領域2923の表示方法が異なる以外は同一であるため、画面の詳細な説明は省略する。
【0142】
一方、ステップS3506で表示形式番号709の値が1でなかった場合には、ステップS3508にてサムネイル画像、画像名及び画像編集用のチェックボックスを表示する通常のサムネイル画像表示用データを送信する。図21のサービス提供初期画面2900は、通常のサムネイル表示画面の例でもある。
【0143】
ステップS3507又はステップS3508での表示データ送信が終了すると、変数iを1増加し、ステップS3503に戻る。ステップS3503にてi>Nとなるとアルバム内の全ての画像が表示された事になるので処理を終了する。
【0144】
尚、ここでは表示形式として詳細表示と通常表示の2形式のみを説明したが、3つ以上の表示形式があってもよい事は言うまでもない。
【0145】
■(フォトサイトサービス処理−画像アップロード処理)
図29は現在表示、編集中のアルバムに画像をアップロード(追加)する際のフォトサイトサーバ105における処理手順を示したフローチャートである。
図23を用いて説明したように、ユーザがサービス提供初期画面2900にてアップロードボタン2908を押下すると、フォトサイトサーバ105においてアップロード処理(図23のステップS3110)を行う。
【0146】
まず、ボタン2908の押下に対応して、ステップS3701にてアップロード可能な画像(ファイル)数(F)を算出する。ステップS3701での処理は別途後述する。
【0147】
次に、ステップS3702にてアップロード可能か否かの判定を行う。判定はFが正数であるかどうかで行われる。Fが1未満であった場合には、ユーザが既に使用可能な記憶容量を使い切っているためアップロード不可であるとみなし、その旨を通知する空き容量不足表示画面データを送信する(ステップS3703)。図30に、ステップS3703で送信される画面データに基づいてユーザPC102で表示される空き容量不足表示画面3800の例を示す。ステップS3717において画面3800のOKボタン3801の押下が検出されると、ステップS3716に移行し、サービス提供初期画面2900の表示データ(アルバム表示画面データ)を送信する。
【0148】
ステップS3702においてFが1以上であった場合には、ステップS3704において、例えば図31に示すアップロード画面3900の表示データを送信する。アップロード画面3900はユーザがアップロードを希望する画像をユーザPC102において選択するためのユーザインタフェースとして機能する。このアップロード画面はユーザPC102において、サービス提供初期画面2900とは別ウィンドウに表示されるようにしても、サービス提供初期画面2900を置き換えて表示するようにしても良い。ユーザはアップロード画面を用いて、ユーザPC102のHDD等に記憶された画像をアップロードし、現在表示、編集中のアルバムに追加することができる。
【0149】
アップロード画面3900には、ユーザPC102内に記憶された画像ファイルを選択するための参照ボタン3901、ファイルパスを入力するための入力領域3902及び、選択された画像のサムネイルを表示するためのプレビュー表示領域3903の3つを1セットとして、ステップS3701で算出したアップロード可能な画像数(F)に等しい数のセットが表示される。
【0150】
ユーザはアップロードを希望する画像を、参照ボタン3901を押下して例えばWindows(登録商標)等周知なGUIベースのOSで用いられるようなファイル選択画面(図示せず)を用い選択するか、あるいはユーザPC102内のファイルパスを直接入力領域3902に入力する。それに応答してユーザPC102は画像ファイルを開き、サムネイル画像をブラウザ画面のプレビュー表示領域3903に表示する。このようなユーザPC102側の処理は例えばJAVAアプレット等周知のソフトウェア技術を用いて実現できる。
【0151】
ユーザがアップロード可能な画像数F以下の画像を選択し、送信ボタン3904を押下すると、フォトサイトサーバ105はユーザPC102との間で、選択された画像ファイルの転送処理を行う(ステップS3705)。なお、不図示であるが、アップロード画面3900においてキャンセルボタン3905が押下されるとアップロード処理は終了し、ステップS3716と同様にサービス提供初期画面2900の表示データを送信することはいうまでもない。
【0152】
なお、ステップS3705におけるファイルの転送処理は、上述のようにHTTP(RFC1867)やFTP等のプロトコルを用いて実施することが可能である。どのプロトコルを用いるかはユーザPC102及びフォトサイトサーバ105において実装されるソフトウェアに応じて決定すればよい。
【0153】
フォトサイトサーバ105は転送された画像ファイルを画像データベース117に仮保存する。
ステップS3706では、変数Nに転送されたファイルの数を、変数iに1をそれぞれ代入する。
【0154】
ステップS3707では、i<=Nかどうかを判定する。i>NならばステップS3716に移行し、サービス提供初期画面2900の表示データを送信し、アップロード処理を終了する。
【0155】
ステップS3707においてi<=Nの場合には、ステップS3708に移行し、転送された第i番目のファイルがフォトサイトサーバ105で扱える画像ファイルであるかどうかの判定を行う。本実施形態では、アップロードされた画像がJPEGファイルで、そのヘッダ部より画像データの付属情報として記録された、例えばDCFフォーマットのデジタルカメラ撮影情報(DCF情報)が取り出せた場合のみ、フォトサイトサーバ105で使用可能なファイルと判断する。それ以外のファイルの場合には、ステップS3709で例えば図32に示すファイルエラー画面4000の表示データを送信する。なお、図32のファイルエラー画面4000では単にエラーのあったファイルが削除された旨の通知を行うだけだが、ファイル名等を合わせて通知することにより、どのファイルにエラーがあったのかを特定することが容易になる。
【0156】
エラーファイルをステップ3710で削除し、ステップS3718において、ファイルエラー画面4000のOKボタン4001の押下が検出されたら、ステップS3715へ移行する。なお、DCF情報にはシャッター速度や、フラッシュの使用有無等に関する情報が含まれ、プリントサイト109A〜109Cで印刷を行う時の色補正等に使用する。
【0157】
ステップS3708における判定において、所望の付属情報が読み出し可能なだけではなく、付属情報にふくまれる製品情報から、撮影を行ったデジタルカメラの機種を取得し、デジタルカメラ機種情報リスト7900に登録されている機種のデジタルカメラで撮影された画像ファイルのみを使用可能なファイルと判定したり、その撮影機種名に特定の社名が記載されている画像ファイルのみをアップロード可能ファイルと判定し、それ以外の画像ファイルに関してはステップS3709に進むようにしても良い。
【0158】
一方、ステップS3708において、転送された第i番目の画像ファイルがフォトサイトサーバ105で扱える画像ファイルであると判断された場合には、ステップS3711でファイル追加可能か否かの判定を行う。ステップS3701で算出した追加可能画像数が推定値であり、実際には個々の画像データサイズのばらつき等によって推定数未満の画像ファイルしか追加できない場合があり得るため、ステップS3711において実際に追加が可能なのかを判定する。
【0159】
判定は、現在処理中の画像ファイルの大きさと、ユーザが使用可能なディスク使用限度量上限までの空き容量との大きさを比較することで行う。すなわち、空き容量≧画像ファイルサイズであれば追加可能、空き容量<画像ファイルサイズであれば追加不能と判定する。もちろん、ユーザが現在使用しているディスク容量と追加しようとしている画像ファイルの大きさの合計がユーザが使用可能なディスク使用限度量を超えるかどうかを比較するなど、他の任意の方法を用いることが可能である。
【0160】
ステップS3711でファイル追加不可能と判定された場合には、ステップS3713で、ステップS3703と同様に例えば図30に示す空き容量不足通知画面3800の表示データを送信する。また、追加しようとした画像ファイルを含む、画像データベースに未登録の画像ファイルを全て削除する。
【0161】
ステップS3719において画面3800のOKボタン3801の押下が検出されると、ステップS3716に移行し、サービス提供初期画面2900の表示データ(アルバム表示画面データ)を送信する。
【0162】
ステップS3711でファイル追加可能と判定された場合には、ステップS3712において、処理中の画像ファイルに対するサムネイル表示用画像、表示用画像を作成し、ステップS3714で画像情報とともにデータベース登録を行う。
【0163】
すなわち、
1)処理中の画像ファイル及び作成したサムネイル表示用画像、表示用画像を画像データベース117に登録する。
2)画像情報データテーブル900を1レコード作成し、今までに登録されている最大の画像ID+1をこの画像の画像ID901として、この画像のファイルパスをオリジナル画像ファイルパス904として、ステップS3712で作成したサムネイル画像、表示用画像のファイルパスをそれぞれサムネイルファイルパス905、表示画像ファイルパス906として、閲覧回数908に0、印刷回数909に0をそれぞれ格納し、情報データベース118に登録する。
3)アルバム画像データテーブル800を1レコード作成し、現在表示中のアルバムのアルバムIDをアルバムID801に、上記画像IDを画像ID802に、アルバム内の画像数+1を画像表示番号803にそれぞれ格納し、情報データベース118に登録する。
【0164】
ステップS3714での登録処理が終了すると、登録した画像ファイルに対応する仮保存ファイルを削除し、ステップS3715でiに1加算してステップS3707に戻る。
iがN以下である間、ステップS3707からステップS3715の処理を繰り返すことによって、アップロードされた画像ファイルはデータベース上に登録される。
【0165】
次に、図33に示すフローチャートを用いて、図29のステップS3701で行う追加可能画像推定数Fの算出処理について説明する。
ステップS4101にてまず、情報データベース118の画像情報データテーブル900を検索し、現在操作を行っているユーザのユーザIDを持つレコードを抽出する。そして、該当レコード数をNとする。また、画像レコードに関する作業変数iに1を代入し、ユーザのディスク使用量を算出する作業変数Sizeに0を代入する。
【0166】
次に、ステップS4102にてi<=Nかどうかを判定する。i<=Nであれば、ステップS4103に移行し、ステップS4101で検索された第i番目のレコードのオリジナル画像ファイルパス904を用いて、画像ファイルの大きさを取得する。
【0167】
ステップS4104にて変数SizeにステップS4103で取得した画像ファイルのサイズを加算し、ステップS4105にて変数iに1を加算する。
ステップS4103からステップS4105の処理をi<=Nの間行うことによってユーザのディスク使用量を変数Sizeの値として算出することができる。
【0168】
ステップS4102でi>Nとなると、ステップS4106において、情報データベース118の顧客状態データテーブル500を現在使用中のユーザのユーザIDで検索し、該当レコードのディスク使用限度量503の値を変数Max_Sizeに代入する。
【0169】
ステップS4107にてSize<Max_Sizeかどうかの判定を行う。Size<Max_Sizeでなければ、既にこのユーザには使用可能ディスク領域が残っていないので、ステップS4108にて追加可能画像推定数Fに0を代入し、処理を終了する。
【0170】
一方、ステップS4107にてSize<Max_Sizeであった場合にはステップS4109にて現在操作中のユーザに対応するレコードを顧客状態データテーブル500から検索し、該当レコードから主に使用するデジタルカメラの機種ID505の値を取得する。そして、この値を機種IDとして有する標準画像サイズをデジタルカメラ機種情報リスト7900から取得し、変数Sに代入する。
【0171】
ステップS4112で、ユーザが使用可能なディスク残量をステップS4110又はステップS4111で求めた標準画像サイズSで割ることによって、追加可能画像推定数Fを算出する。すなわち、
F=(Max_Size−Size)/S
である。
【0172】
ステップS4113では、Fの小数点以下を切り上げ、Fを整数に変換する。これにより、空き容量が画像ファイルの平均サイズ未満であっても、空き容量があれば画像ファイルのアップロードを1つ許可することができる。もちろん、F<1の場合のみF=1に切り上げ、F>1の場合は小数点以下を切り捨てる等、任意の方法でFを整数化することが可能である。
【0173】
なお、図33のフローチャートでは、ステップS4101〜ステップS4015の処理によってアップロード処理の都度ユーザの既登録画像ファイル数及びディスク使用量を算出する場合を説明した。しかし、例えば顧客状態データテーブル500に既登録画像ファイル数及び/又はディスク使用量を格納する項目を付加し、画像登録/削除時に更新するように構成することもできる。こうすることにより、ステップS4101〜ステップS4015の処理を顧客状態データテーブル500の参照というより単純な処理とすることが可能になる。
【0174】
また、本実施形態においてはアップロード画面の表示データを生成する際、アップロード可能な画像ファイル数の推定値に基づく数の画像選択用領域(3901〜3903)が含まれるようにすることで、ユーザにアップロード可能な画像数を通知する場合を説明した。
【0175】
しかし、例えば、アップロード画面における画像選択用領域の数は一定数とし、単にアップロード画面に「アップロード可能な画像枚数の推定値:あとX枚」等のメッセージが表示されるようにする等、他の方法を用いても良い。
【0176】
また、本実施形態ではフォトサイトサーバ105に画像ファイルを転送する機器としてユーザPC102を用いる場合のみを説明した。しかし、上述の実施形態におけるユーザPC102と同等の機能を有する任意の機器を用いることが可能である。このような機器として現在使用可能なものには例えばPDAや携帯電話等の携帯端末等を挙げることができるが、本発明は将来的に機能拡張あるいは新規開発される他の機器の使用をも想定している。
【0177】
さらに、画像入力装置としてデジタルスチルカメラのみを説明したが、画像データに機器に特有な付属情報等を自動的に記録可能な画像入力装置であれば、デジタルカメラのみならずスキャナ装置等を本発明における画像入力装置として用いることが可能である。
【0178】
【他の実施形態】
上述の実施形態においては、1つの機器から構成されるフォトサイトサーバについてのみ説明したが、本発明のサーバ装置と同等の機能を複数の機器から構成されるシステムによって実現しても良い。
【0179】
尚、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図12、図22、図23、図29、図33のいずれか1つ以上に示すフローチャートに対応したプログラム)を、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いて当該プログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムを実行することによって同等の機能が達成される場合も本発明に含む。
【0180】
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。
【0181】
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
【0182】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−R、DVD−RW等の光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリなどがある。
【0183】
有線/無線通信を用いたプログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイル等、クライアントコンピュータ上で本発明を形成するコンピュータプログラムとなりうるデータファイル(プログラムデータファイル)を記憶し、接続のあったクライアントコンピュータにプログラムデータファイルをダウンロードする方法などが挙げられる。この場合、プログラムデータファイルを複数のセグメントファイルに分割し、セグメントファイルを異なるサーバに配置することも可能である。
【0184】
つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムデータファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるサーバ装置も本発明に含む。
【0185】
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件を満たしたユーザに対して暗号化を解く鍵情報を、例えばインターネットを介してホームページからダウンロードさせることによって供給し、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
【0186】
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0187】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0188】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のサーバ装置及びその制御方法によれば、ユーザが使用する画像入力機器や画像データ形式に応じてフォトサイトサーバの利用を制限でき、運用者の要求する種々の条件に対応可能なフォトサイトサーバ及びその制御方法を実現できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るフォトサイトサーバを用いたネットワークシステムの全体構成例を示す図である。
【図2】本発明の実施形態に係るフォトサイトサーバ及びユーザPCとして利用可能なコンピュータ装置の構成例を示すブロック図である。
【図3】図1のネットワークシステムにおいて画像入力装置として利用可能なデジタルカメラの構成例を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態に係るフォトサイトサーバで管理する顧客情報データテーブルの構成例を示す図である。
【図5】本発明の実施形態に係るフォトサイトサーバで管理する顧客状態データテーブルの構成例を示す図である。
【図6】本発明の実施形態に係るフォトサイトサーバで管理する顧客アルバムデータテーブルの構成例を示す図である。
【図7】本発明の実施形態に係るフォトサイトサーバで管理するアルバム情報データテーブルの構成例を示す図である。
【図8】本発明の実施形態に係るフォトサイトサーバで管理するアルバム画像データテーブルの構成例を示す図である。
【図9】本発明の実施形態に係るフォトサイトサーバで管理する画像情報データテーブルの構成例を示す図である。
【図10】本発明の実施形態に係るフォトサイトサーバで管理するデジタルカメラ機種情報リストの構成例を示す図である。
【図11】本発明の実施形態に係るフォトサイトサーバが送信する初期画面の例を示す図である。
【図12】本発明の実施形態に係るフォトサイトサーバにおけるユーザ登録処理を説明するフローチャートである。
【図13】本発明の実施形態に係るフォトサイトサーバが送信するユーザ登録画面の例を示す図である。
【図14】図12のユーザ登録処理において、必須項目の入力がされていない際にフォトサイトサーバが送信するエラー画面の例を示す図である。
【図15】図12のユーザ登録処理において、ユーザが入力したログインネームが既に登録されている際にフォトサイトサーバが送信するエラー画面の例を示す図である。
【図16】図12のユーザ登録処理において、パスワードの再入力を促す際にフォトサイトサーバが送信するエラー画面の例を示す図である。
【図17】図12のユーザ登録処理において、再入力したパスワードが既設定パスワードと不一致な場合、フォトサイトサーバが送信するエラー画面の例を示す図である。
【図18】図12のユーザ登録処理において、フォトサイトサーバが送信するユーザ登録確認画面の例を示す図である。
【図19】図12のユーザ登録処理において、ユーザ登録時に送信される電子メールの内容例を示す図である。
【図20】図11に示す初期画面からログインに失敗した際にフォトサイトサーバが送信するエラー画面の一例である。
【図21】本発明の実施形態に係るフォトサイトサーバへのログインが成功した際にユーザPCに送信されるサービス提供初期画面の例を示す図である。
【図22】図21に示すサービス提供初期画面におけるユーザ操作に対するフォトサイトサーバ処理の概要を説明するフローチャートである。
【図23】図21に示すサービス提供初期画面におけるアルバム編集領域へのユーザ操作に対するフォトサイトサーバの処理を説明するフローチャートである。
【図24】図23のアルバム編集処理において、フォトサイトサーバがアルバムのプロパティ設定処理時に送信する画面の例を示す図である。
【図25】図23のアルバム編集処理において、フォトサイトサーバがアルバムの公開通知処理時に送信する画面の例を示す図である。
【図26】図23のアルバム編集処理において、フォトサイトサーバがアルバムの削除処理時に送信する画面の例を示す図である。
【図27】図21に示すサービス提供初期画面におけるアルバム選択ボタンへのユーザ操作に対するフォトサイトサーバの処理(アルバム選択、表示処理)を説明するフローチャートである。
【図28】図27のアルバム選択、表示処理においてフォトサイトサーバが送信する詳細表示画面の例を示す図である。
【図29】本発明の実施形態に係るフォトサイトサーバにおける画像アップロード処理を説明するフローチャートである。
【図30】図29の画像アップロード処理において、フォトサイトサーバがディスクの空き容量不足を通知する際に送信するエラー画面の例を示す図である。
【図31】図29の画像アップロード処理において、フォトサイトサーバが送信するアップロード画面の例を示す図である。
【図32】図29の画像アップロード処理において、フォトサイトサーバが取り扱えないファイルを検出した際に送信するエラー画面の例を示す図である。
【図33】図29の画像アップロード処理における、追加可能画像ファイル推定数算定ステップの処理を説明するフローチャートである。
Claims (3)
- 撮像装置により記録された画像ファイルのアップロードをネットワークを介して受け付けるサーバ装置であって、
アップロードを受け付けた画像ファイルに付属する、前記撮像装置の機種情報を抽出する抽出手段と、
前記機種情報が所定の機種情報リストに登録されているか否か判断する判断手段と、
前記判断手段による判断の結果、前記機種情報が前記所定の機種情報リストに登録されているとき、前記画像ファイルと対応するレコードをデータベースに生成する生成手段と、
前記機種情報リストにおいて前記機種情報と対応する画像サイズと、画像ファイルを保存するためのディスクの残容量とから、アップロード可能な画像ファイルの数を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出されたアップロード可能な画像ファイルの数を通知する通知手段とを備えたことを特徴とするサーバ装置。 - 撮像装置により記録された画像ファイルのアップロードをネットワークを介して受け付けるサーバ装置の制御方法であって、
アップロードを受け付けた画像ファイルに付属する、前記撮像装置の機種情報を抽出する抽出ステップと、
前記機種情報が所定の機種情報リストに登録されているか否か判断する判断ステップと、
前記判断ステップによる判断の結果、前記機種情報が前記所定の機種情報リストに登録されているとき、前記画像ファイルと対応するレコードをデータベースに生成する生成ステップと、
前記機種情報リストにおいて前記機種情報と対応する画像サイズと、画像ファイルを保存するためのディスクの残容量とから、アップロード可能な画像ファイルの数を算出する算出ステップと、
前記算出ステップにより算出されたアップロード可能な画像ファイルの数を通知する通知ステップとを備えたことを特徴とするサーバ装置の制御方法。 - 撮像装置により記録された画像ファイルのアップロードをネットワークを介して受け付けるサーバ装置を実現するコンピュータに、
アップロードを受け付けた画像ファイルに付属する、前記撮像装置の機種情報を抽出する抽出ステップと、
前記機種情報が所定の機種情報リストに登録されているか否か判断する判断ステップと、
前記判断ステップによる判断の結果、前記機種情報が前記所定の機種情報リストに登録されているとき、前記画像ファイルと対応するレコードをデータベースに生成する生成ステップと、
前記機種情報リストにおいて前記機種情報と対応する画像サイズと、画像ファイルを保存するためのディスクの残容量とから、アップロード可能な画像ファイルの数を算出する算出ステップと、
前記算出ステップにより算出されたアップロード可能な画像ファイルの数を通知する通知ステップとを実行させるためのプログラム。
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