JP4532048B2 - セルラ・ネットワークにおいて、呼制御とベアラ制御とを分離して、レイヤ・アドレスと論理ポイントとを逆方向に転送する、基本的呼の設定の実施方法 - Google Patents

セルラ・ネットワークにおいて、呼制御とベアラ制御とを分離して、レイヤ・アドレスと論理ポイントとを逆方向に転送する、基本的呼の設定の実施方法 Download PDF

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Description

【0001】
[発明の背景]
従来のGSM(汎欧州デジタル電話方式)あるいはUMTS(世界規模の移動体通信サービス)のコアネットワークは、ベアラ制御及び呼制御を用いている。ベアラ制御は、伝送ネットワークを通じた経路の選択、及び要求されたリソースの利用(確保、解放及び設定)の制御に関するシグナリングの態様である。呼制御は、例えば、加入者の状態を考慮した、加入者及びサービス制御に関するシグナリングの態様である。
【0002】
N−ISDN(総合サービス・デジタル通信網)の既存の実現方法では、呼制御とベアラ制御とは互いに一体となっている。ユーザ・プレーンは、MSC(移動通信交換局)及びGMSC(ゲートウェイMSC)などの制御サーバに直接関連している。このように、制御ノードはシグナリング及びユーザ・プレーン両方に対するアプリケーション・ロジックを実装している。Knight R.R.及びLaw B.は、1998年4月に発行された、BT Technical Journal, volume 16 Number 2の「呼とベアラが分離された環境における呼制御プロトコル(The call control procotol in a separeted call and bearer environment)」において、呼とベアラ制御とが分離されたシステム及びプロトコルを記載している。しかしながら、記載されたシステムは、制御ノードをペイロード伝送用のノードから分離していない。このため、制御ノードは、呼制御とベアラ制御との両方を実行し、時間において分離されているだけである。
【0003】
本発明は、呼制御とベアラ制御との分離に係るものである。
【0004】
発明の概要
GSM及びUMTSコア・ネットワークを実現するために、呼制御とベアラ制御とを分離する新たな手法が存在する。
【0005】
本発明によれば、呼とベアラ制御との分離の実施により、以下のような特徴が示される。
【0006】
メディア・ゲートウェイ・アドレス、終端及びおそらくは選択されたトランスコーダの逆方向への転送。
【0007】
アプリケーション・ソフトウェアが、例えばSTM、ATM、IPなどの使用される伝送技術から独立している。
【0008】
最適化されたユーザ・プレーンを得るための、呼制御とベアラ制御のシグナリングに対する変更。
【0009】
異なった制御サーバが1つのメディア・ゲートウェイを使用可能とするための、MGWにおける論理ポイントの使用。
【0010】
制御ノードにおいて、メディア・ゲートウェイ毎に1つのPC(ポイント・コード)を割当てることにより、移動通信交換局、TSCサーバがいくつかのメディア・ゲートウェイを制御することを可能とする。
【0011】
呼の設定のためのユーザ・プレーンのルーティングが、著しく最適化される。
【0012】
付加サービスCFNREA、CFB、CFNRY、CFUのためのユーザ・プレーンのルーティングが、著しく最適化される。
【0013】
付加サービスCW、HOLDのためのユーザ・プレーンのルーティングが、著しく最適化される。
【0014】
IAMにおけるように、発信側の移動通信交換局MSC1とユーザ機器1との間で取り決められてきたコーデック(CODEC)のリストが、選択的に含まれてもよく、着信側の移動通信交換局MSC2は、移動通信交換局MSC1を介してユーザ機器1に信号を返すことができる、ユーザ機器2とコーデックを取り決めることができる。ユーザ機器1とユーザ機器2とが同じコーデックを使用して、ネットワーク内に複数のコーデックがあるのを避けることにより、より良好な品質が得られる。複数のコーデックがネットワーク内に必要な場合には、例えばSTM(図7参照)などのTFOを可能とする同じタイプのコーデックが選択される。
【0015】
メディア・ゲートウェイは、ユーザ・プレーンの変更を必要とする第1の制御ノードによって選択されるが、その前はそうではない。
【0016】
後の呼制御サーバである移動通信交換局MSC2が異なったメディア・ゲートウェイMGW2を選択してこれを第1の制御サーバに報告するときに、選択されたメディア・ゲートウェイMGW1はリンクから外されてもよい。第1の呼制御サーバは、異なったメディア・ゲートウェイMGW2に向けてユーザ・プレーンを設定する。
【0017】
メディア・ゲートウェイに会議通話装置のプールを可能とする。
【0018】
別々に符号化された音声ストリームを1つのMPTYに組合せる。
【0019】
本発明の更なる特徴及び利点は、明細書の以下の説明及び図面から容易にわかるであろう。
【0020】
説明
本発明は、呼制御とベアラ制御、すなわち、ペイロード・コネクションの設定とを分離した、電気通信ネットワークにおける呼の設定を可能とすること及び最適化することに関する。呼制御とペイロード伝送との分離は、移動通信交換局、ゲートウェイ移動通信交換局及び中継交換局等の制御ノード間のシグナリングが、ネットワークを通じてペイロードとは異なった経路を取ることを意味する。これは、電気通信ネットワークが、最少のリソースを使用してペイロードに対する最適なルーティングを実行することを可能とする。発信呼、着信呼、内部呼あるいは中継呼などの呼の場合に応じて、ネットワーク内には1つあるいは最大で2つのメディア・ゲートウェイだけが必要である。
【0021】
本発明は特に、選択されたメディア・ゲートウェイの識別情報の逆方向への送信を含む方法に関する。すなわち、第2の制御ノードあるいは更なる制御ノードは、メディア・ゲートウェイを、
−呼の発信元、
−呼の宛先(着信制御ノード選択スイッチあるいは移動通信交換局の選択と、符号化及び復号化とに重要)、あるいは
−要求されるサービス(音声、ファックス又はその他)、に応じて全ての呼の場合について選択する。ある種の呼の場合には、更なる情報がメディア・ゲートウェイの選択に関連してもよく、その情報とは、
−関連するサービス、例えばCFB、
−ペイロードの符号化(圧縮音声の場合には、伝送容量を節約するためにネットワークを通じて音声データの圧縮を保持するのが実用的である)、
−呼のフレーミング、などである。
【0022】
本発明は、転送レイヤ・アドレス、論理ポイント、選択された符号化タイプ及び選択されたフレーミングのタイプをセルラ・ネットワークにおいて逆方向に転送して、呼制御とベアラ制御とを分離した、基本的な呼の設定、GSM/UMTS付加サービスCFU、CFB、CFNREA、CFNRY、CW、HOLD及びMPTYの実施に関する。様々なトラフィックの事例におけるそれぞれの呼の設定が、図面の1つに示され説明されている。それぞれの図面は、GSMあるいはUMTSなどの無線通信システムのブロック図であり、方向を示す矢印は制御サーバ間の制御シグナリングを示しており、異なったトラフィックの事例に対する呼を設定中のメディア・ゲートウェイが示されている。本明細書に記載された説明は、各信号で運ばれる情報の説明である。本明細書及び図面において、特定の信号は参照番号で識別される。
【0023】
ここで説明されるトラフィックの事例における呼の多くは、固定端末あるいは移動端末に関連する。端末は、例えば、パーソナルコンピュータ、ファックス、あるいはネットワーク内に位置する電話であり得る。そのような移動端末をここではユーザ機器(UE)と称する。ユーザ機器は、無線リソース制御(RRC)プロトコルを用いてRNC(無線ネットワーク・コントローラ)を介してネットワークと通信する。
【0024】
論理ポイントはMGW(メディア・ゲートウェイ)によって生成される局所的な参照であり、メディア・ゲートウェイ・アドレスがあるときだけ、制御サーバ、例えば、MSC/VLR(MSC/ビジター・ロケーション・レジスタ)、GMSC、TSC及びRNC内の接続を識別するのに有効である。この目的のため、第1のメディア・ゲートウェイMGW内に論理ポイントPが確保される。この確保されたポイントは、DCPリソース応答メッセージで制御サーバに返送され、この制御サーバからAAL2接続を設定するであろう別のメディア・ゲートウェイMGW2又はRNCに伝えられる。この設定で論理ポイントPは、メディア・ゲートウェイMGW1内に確保されたリソースのどれに接続を設定すべきかを識別するために含まれている。論理ポイントは、ITUによるH.GCPプロトコル標準における終端と同義である。
【0025】
上記で述べた制御サーバの1つなどの制御ノードは、アプリケーション・ロジックを提供する。ユーザ・プレーン処理からのアプリケーション・ロジックの完全な分離は、アプリケーションの開発及び実行の強化を可能とする。説明したシステムには、制御ノードGMSC、MSC、TSC及びHLR(シグナリングのみ)が存在する。制御ノードのインタフェースは、例えば、呼制御シグナリングについてはN−ISUP、メディア・ゲートウェイ制御についてはDCPシグナリング及び制御サーバ間の転送についてはMAPである。
【0026】
上記で述べた制御サーバの1つなどの制御ノードは、アプリケーション・ロジックを提供する。ユーザ・プレーン処理からのアプリケーション・ロジックの完全な分離は、アプリケーションの開発及び実行の強化を可能とする。説明したシステムには、制御ノードGMSC、MSC、TSC及びHLR(シグナリングのみ)が存在する。制御ノードのインタフェースは、例えば、呼制御シグナリングについてはN−ISUP、メディア・ゲートウェイ制御についてはDCPシグナリング及び制御サーバ間の転送についてはMAPである。
【0027】
メディア・ゲートウェイ(MGW)は、ユーザ・プレーンを変更あるいは切り換える。これはアナウンス生成、トーン生成、エコー・キャンセル、データ呼出しに対するモデム処理及び音声呼出しに対するコーデック(トランスコーダ)処理などの動作を実行する。
【0028】
シグナリング・ゲートウェイ(GW)は、シグナリング・メッセージのベアラ変換を実行する。ATMコア・ネットワーク及び相互に働くISDNネットワークを備えたUMTSでは、ATM/AAL5からMTPへの変換がシグナリング・ゲートウェイで行われる。シグナリングGWはN−ISUPシグナリングを中継し、シグナリングを運ぶ低位転送レイヤを交換する。従ってシグナリングGWは、例えば、GMSCあるいはTSCと常に併置される。
【0029】
バックボーン・ネットワークはユーザ・プレーン及び制御シグナリングを転送し、例えば、STM、ATMあるいはIPに基づいたものとできる。メディア・ゲートウェイは、バックボーン・ネットワークの端部のノードである。
【0030】
本明細書では周知のものに加え、以下の略称を使用する。
AAL2 ATMアダプテーション・レイヤ・タイプ2
ACM アドレス完了メッセージ
ATM 非同期転送モード
BICC ベアラ独立呼制御
CCD 会議通話装置
CIC 回路識別コード
CFB ビジー時着信転送
CFNREA 圏外・電源オフ時着信転送
CFNRY 無応答時着信転送
CFU 無条件着信転送
CM 接続管理
CPG 呼手続メッセージ
CW コール・ウェイティング付加サービス
DCP デバイス制御プロトコル
DPC 着信ポイント・コード
DTAP 直接転送応用部
GMSC ゲートウェイMSC
HLR ホーム・ロケーション・レジスタ
HOLD 保留時付加サービス
IAM アドレス・メッセージ
IP インターネット・プロコトル
ISDN 総合サービス・デジタル通信網
ISUP ISDNユーザ部
MAP 移動通信応用部
MGW メディア・ゲートウェイ
MSC 移動通信交換局
MPTY マルチユーザ付加サービス
OPC 発信ポイント・コード
PC ポイント・コード
P 論理ポイント
RANAP 無線アクセス・ネットワーク応用部
RNC 無線アクセス・ネットワーク
SigGW シグナリング・ゲートウェイ
STM 同期転送モード
TSC 中継交換局
UE ユーザ機器(移動体)。
【0031】
本明細書に記載する新たなネットワーク・アーキテクチャでは、STM、AAL2あるいはIPがベアラ制御及びユーザ・プレーンの利用に使用されるが、呼制御にはN−ISDNが使用される。
【0032】
ここでの記載では制御トーンの生成を省略したが、既知の他の方法で処理されるべきである。
【0033】
メディア・ゲートウェイ・アドレスは、例えば、サブレイヤ転送アドレスとしてBICC ISDNで転送され得る。中継交換局とメディア・ゲートウェイ・アドレスとの少なくとも一方を見つけるために、ある種のINサービス、ルーティング分析あるいはB番号分析が使用される。メディア・ゲートウェイは、例えば、コーデック、符号化、圧縮、フレーミング方式、アナウンス装置、トーン送信器、あるいはモデムなどのどのデバイスが必要であるかなどの、呼を処理するのに必要な能力に基づいて選択される。例においては、簡略のため、B番号分析についてのみ述べた。選択は主として宛先によって決定される。宛先に応じて、異なった能力のメディア・ゲートウェイのグループが探され得る。そして、必要な能力のメディア・ゲートウェイ、例えば、CCD、モデムのサポート、インターネットのコネクティビティが選択される。
【0034】
サーバによって確保された全てのリソースは、そのサーバによって解放されなければならない。メッセージの流れを単純にするため、メディア・ゲートウェイでのリソースの開放はここでの説明からは省略する。
【0035】
例においては、コア・ネットワーク(CN)内部の第1の制御ノードGMSC/TSCサーバと、CN内部の第1のメディア・ゲートウェイとの間での1対1の関係を想定した。
【0036】
異なったメディア・ゲートウェイに渡るが、同じゲートウェイ移動通信交換局への制御シグナリング(IAM)による着信呼を受信できるようにするために、ゲートウェイ移動通信交換局は、ISDNユーザ・プレーンが終端し得るメディア・ゲートウェイ毎に1つのポイント・コードを有する必要がある。IAMが送信されたDPCの範囲外で、ゲートウェイ移動通信交換局はISDNユーザ・プレーンが設定されたメディア・ゲートウェイを求めることができる。
【0037】
中継交換局が発信(着信)トラフィックに対して1つより多いメディア・ゲートウェイを制御するのを可能とするためには、中継交換局は制御されるメディア・ゲートウェイ毎に1つのポイント・コードを必要とする。選択されたメディア・ゲートウェイに対して中継交換局は特定のOPCを使用しなければならない。選択されたOPCに応じて、中継交換局は異なったメディア・ゲートウェイから受信したISDNユーザ・プレーンを識別できる。
【0038】
異なったメディア・ゲートウェイから又はそこへユーザ・プレーンを受信又は送信する別の代替的解決策は、ユーザ・プレーンが異なったメディア・ゲートウェイを介して送られた場合に、サーバ間で異なったシグナリング経路が使用されるものである。
【0039】
異なったメディア・ゲートウェイから又はそこへユーザ・プレーンを受信又は送信する別の代替的解決策は、ユーザ・プレーンが異なったメディア・ゲートウェイを介して送られた場合に、サーバ間で異なったシグナリング経路が使用されるものである。
【0040】
中継交換局から又はそこへ異なったメディア・ゲートウェイから又はそこへユーザ・プレーンを受信又は送信し、1つのサーバから又はそこへのシグナリングを制御する第3の代替的解決策は、ユーザ・プレーンが異なったメディア・ゲートウェイを介して送られた場合に、異なったゲートウェイに対して異なったCICが使用されるものである。
【0041】
メディア・ゲートウェイのアドレスを転送する代わりに、IAMメッセージ内で使用されているOPCによって発信メディア・ゲートウェイを識別するという考えは、CN全体を通じても可能であるが、これはm個のメディア・ゲートウェイを有するネットワークでは、メディア・ゲートウェイを制御できる制御サーバのそれぞれにm個の異なったポイント・コードを必要とする。
【0042】
あるサーバからその他のサーバへメディア・ゲートウェイの情報を転送する別の代替的解決策は、ユーザ・プレーンが異なったメディア・ゲートウェイに送られた場合、シグナリングに異なった経路が使用されるものである。中継交換局がm個のメディア・ゲートウェイから呼を受信できる場合、無線ネットワーク・コントローラに向けてm個の異なったシグナリング経路が必要となる。
【0043】
様々な図面についての以下の説明では、様々な信号名が使用される。これらの信号のいくつかは元々慣用的なものである。DTAPメッセージは、GSM 04.08 V8.0.0及びUMTS 24.08 V3.0.0に定義されている。RANAPメッセージは、UMTS 25.413 V1.0.2に定義されている。MAPメッセージは、GSM 09.02 V6.3.0及びUMTS 29.002 V1.0.2に定義されている。AAL2メッセージは、本発明によるベアラ制御に使用される。DCPメッセージは、以下で詳細に説明するが、リソースの要求及び割当てに関して制御ノードとメディア・ゲートウェイとの間の通信で使用される。ISDNメッセージはネットワーク制御ノードと外部ISDNネットワークとの間のシグナリングに使用される。
【0044】
図1は、メディア・ゲートウェイ・アドレスが逆方向に転送されている、ユーザ機器からユーザ機器への呼を示している。ここでは、呼が第1の制御ノード移動通信交換局MSC1で開始されたとしても、更なる制御ノード移動通信交換局MSC2でメディア・ゲートウェイMGW1が選択される。そして、メディア・ゲートウェイMGW1のアドレス及び論理ポイントが、発信移動通信交換局MSC1にISUP ACM/CGP/APMあるいはいくつかの新たなメッセージと共に逆方向に転送される。移動通信交換局MSC2は、ユーザ機器Bとコーデックを取り決めることができ、このコーデックのタイプをユーザ機器Aに送る。これによりメディア・ゲートウェイMGW1ではコーデックを全く必要としない。このためトランスコードが不要となることで音声品質がより良好となる。また、符号化音声を転送するのに必要な伝送容量が少なくなり、コーデックのハードウェアが節約される。そして移動通信交換局MSC1は、RNC1にメディア・ゲートウェイMGW1に対するユーザ・プレーン接続を設定するように命令し、メディア・ゲートウェイMGW1にスルー接続を命令する。そして移動通信交換局MSC2は、RNC2にメディア・ゲートウェイMGW1に対するユーザ・プレーン接続を設定するよう命令する。このトラフィックの場合、交換に1つのメディア・ゲートウェイだけが必要とされる。
【0045】
図1のトラフィックの例では以下の信号が必要とされる。
【0046】
1. DTAP、CMサービス要求
2. DTAP、設定(コーデック(x,y,z))
3. DTAP、呼の手続
4. ISDN、IAM(OPC、DPC、CIC、コーデック(x,y))
呼の設定は発信移動通信交換局MSC1からコーデック(x,y)を使用して要求される。
【0047】
5. MAP、ルーティング情報送信要求
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC1がホーム・ロケーション・レジスタHLRにルーティング情報を問い合わせる。
【0048】
6. MAP、ルーティング情報送信応答
通知が発ユーザに与えられる場合、ゲートウェイ移動通信交換局GMSC1は送信する番号及び表示を受信する。
【0049】
7. ISDN、アドレス完了メッセージ(ACM)
ACMメッセージは、ゲートウェイ移動通信交換局GMSC1から移動通信交換局MSC1に送信される。
【0050】
8. ISDN、アドレスメッセージIAM(OPC、DPC、CIC)
IAMメッセージは、ゲートウェイ移動通信交換局GMSC1から移動通信交換局MSC2に送信される。
【0051】
9. RANAP、ページング
10. DTAP、ページング応答
11. DTAP、設定(コーデック(x,y))
12. DTAP、呼の確認(コーデック(x))
13. DCP、リソース要求(MGW1、CIC)
移動通信交換局MSC2は、メディア・ゲートウェイMGW1を選択しリソースを要求する。
【0052】
14. DCP、リソース応答(Pi1、Pv11)
着信ポイントPi2がメディア・ゲートウェイMGW1に返される。
15. DCP、スルー接続(Pv11、Pi1)
移動通信交換局MSC2が、メディア・ゲートウェイMGW1に仮想ポイントPv11及び着信ポイントPi1の逆方向スルー接続を命令する。N−ISUPでは、発信スイッチが代わりに逆方向スルー接続を行う。
【0053】
16. DCP、リソース要求(MGW1、Pv11)
発信トラフィックに対してリソースが要求される。
【0054】
17. DCP、リソース応答(Po1)
発信ポイントPo1がメディア・ゲートウェイMGW1から返される。
【0055】
18. RANAP、割当て要求
19. AAL2、確立要求
20. AAL2、確立確認
21. RANAP、割当て要求
22. ISUP、新たなAPM(MGW1、Pi1)
23. ISUP、新たなAPM(MGW1、Pi1)
24. DTAP、経過メッセージ
25. RANAP、割当て要求
メディア・ゲートウェイMGW1への割当て。
【0056】
26. AAL2、確立要求
27. AAL2、確立確認
28. RANAP、割当て応答
29. DTAP、アラート
30. ISDN、アドレス完了メッセージACM
31. ISDN、呼の手続
32. DTAP、接続
33. DTAP、接続ACK
34. DCP、スルー接続(Pv11、Po1)
移動通信交換局MSC2が、メディア・ゲートウェイMGW1に仮想ポイントPv11及び発信ポイントPo1のスルー接続を命令する。
【0057】
35. DCP、スルー接続(Pv11、Pi1)
移動通信交換局MSC2が、メディア・ゲートウェイMGW1に着信ポイントPi1及び仮想ポイントPv11の両方向のスルー接続を命令する。
【0058】
36. ISUP、応答メッセージANW
37. ISUP、応答メッセージANW
38. DTAP、接続
39. DTAP、接続ACK。
【0059】
図2は、メディア・ゲートウェイ・アドレスが逆方向に転送されている、ネットワークの外から生じるユーザ機器への呼を示している。ここで加入者Bはサービスされるユーザ機器Aを呼出している。外部のN−ISUPは、逆方向メッセージAPMをサポートしていないと想定している。
【0060】
1. ISDN、アドレス・メッセージIAM(OPC、DPC、CIC) 外部ISDNネットワークから、移動体で終端する発呼への呼の設定が要求される。この例では、GMSC1/TSC及びシグナリング・ゲートウェイSigGW1が併置されている。
【0061】
2. DCP、リソース要求(MGW1、CICi1)
メディア・ゲートウェイMGW1から、ISDNネットワークの中継スイッチ1によって選択されたCICによって識別される呼に対するリソースが要求される。
【0062】
3. DCP、リソース応答(Pi1、Pv11)
着信ポイントPi1及び仮想ポイントPv11がメディア・ゲートウェイMGW1から返される。
【0063】
4. MAP、ルーティング情報送信要求
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC1が、ホーム・ロケーション・レジスタHLRにルーティング情報を問い合わせる。
【0064】
5. MAP、ルーティング情報送信応答
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC1が、移動通信交換局MSCのアドレスを受信する。
【0065】
6. ISDN、アドレス完了メッセージACM
ACMメッセージがゲートウェイ移動通信交換局GMSC1から中継スイッチ1に送られる。
【0066】
7. オプションのDCP、スルー接続(Pi1、Pv11)
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC1が、メディア・ゲートウェイMGW1に着信ポイントPi1及び仮想ポイントPv11のスルー接続を命令する。オプションで、メディア・ゲートウェイMGW1接続全体が、1つのDCP、スルー接続(Pi1、Pv11)メッセージでスルー接続となり得る。
【0067】
8. ISDN、IAM(OPC、DPC、CIC、コーデック(x,y))
IAMメッセージが、ゲートウェイ移動通信交換局GMSC1から移動通信交換局MSCに送信される。移動通信交換局MSCはメディア・ゲートウェイMGW2を選択している。
【0068】
9. RANAP、ページング
10. DTAP、ページング応答
11. DTAP、設定(コーデック(x,y))
12. DTAP、呼の確認(コーデック(x))
13. DCP、リソース要求(MGW2)
メディア・ゲートウェイMGW2から、そのCICによって識別される呼に対するリソースが要求される。
【0069】
14. DCP、リソース応答(Pi1、Pv21)
着信ポイントPi2及び仮想ポイントPv21が、メディア・ゲートウェイMGW2から返される。
【0070】
15. ISUP、新たなAPM(MGW2、Pi2、コーデックx)
16. DCP、接続設定(MGW1、MGW2、Pv11、Pi2)
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC1が、その仮想CICで識別される発信呼に対するリソースを要求し、メディア・ゲートウェイMGW1にメディア・ゲートウェイMGW2内のPi2に対する接続を設定するよう命令する。
【0071】
17. AAL2、確立要求
18. AAL2、確立確認
19. DCP、接続設定要求(Po1)
メディア・ゲートウェイMGW1が、発信接続が成功裏に設定されたという信号を返信し、発信ポイントPo1を返す。
【0072】
20. DCP、スルー接続(Po1、Pv11)
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC1が、メディア・ゲートウェイMGW1に発信ポイントPo1及び仮想ポイントPv11のスルー接続を命令する。オプションで、メディア・ゲートウェイMGW1接続全体が、1つのDCP、スルー接続(Pi1、Po1)メッセージでスルー接続となり得る。
【0073】
21. オプションのDCP、スルー接続(Pi2、Pv21)
移動通信交換局MSCが、メディア・ゲートウェイMGW2に着信ポイントPi2及び仮想ポイントPv21のスルー接続を命令する。
【0074】
22. DCP、リソース要求
発信トラフィックに対するリソースが要求される。
【0075】
23. DCP、リソース応答
メディア・ゲートウェイMGW2から着信ポイントPo2が返される。
【0076】
24. RANAP、割当て要求
25. AAL2、確立要求
26. AAL2、確立確認
27. RANAP、割当て要求
28. DTAP、アラート
29. ISDN、アドレス完了メッセージACM
30. ISDN、呼の手続CPG
31. DTAP、接続
32. DTAP、接続ACK
33. DCP、スルー接続(Po2、Pv21)
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC1が、メディア・ゲートウェイMGW2に発信ポイントPo2及び仮想ポイントPv21のスルー接続を命令する。オプションで、メディア・ゲートウェイMGW2接続全体が、1つのDCP、スルー接続(Pi2、Po2)メッセージでスルー接続となり得る。
【0077】
34. ISUP、応答メッセージANW
35. ISUP、応答メッセージANW。
【0078】
図3は、メディア・ゲートウェイ・アドレスが逆方向に転送されている、自身のPLMNにおけるユーザ機器へのローミング呼出しを示している。
【0079】
外部のN−ISUPは、新たなISUP逆方向メッセージAPMをサポートしていないと想定する。トランスコーダの結合はオプションである。音声は、トランスコーダを結合せずに非圧縮音声として転送され得る。
【0080】
1. ISDN、アドレス・メッセージIAM(OPC、DPC、CIC) 外部ISDNネットワークから、移動体で終端する発呼への呼の設定が要求される。この例では、ゲートウェイ移動通信交換局/中継交換局GMSC/TSC1及びシグナリング・ゲートウェイSigGW1が併置されている。
【0081】
2. MAP、ルーティング情報送信要求
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC/TSC1が、ホーム・ロケーション・レジスタHLRにルーティング情報を問い合わせる。
【0082】
3. MAP、ルーティング情報送信応答
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC/TSC1が、PLMN外部の移動通信交換局のローミング番号を受信する。ホーム・ロケーション・レジスタHLRから受信したローミング番号が分析され、中継交換局はB番号の分析から受信される。
【0083】
4. DCP、リソース要求(MGW1、CIC)
メディア・ゲートウェイMGW1から、ISDNネットワークの中継スイッチ1によって選択されたCICによって識別される呼に対するリソースが要求される。
【0084】
5. DCP、リソース応答(Pi1、Pv11)
着信ポイントPi1及び仮想ポイントPv11がメディア・ゲートウェイMGW1から返される。
【0085】
6. ISDN、アドレス完了メッセージACM
ACMメッセージがゲートウェイ移動通信交換局GMSC/TSC1から中継スイッチ1に送られる。
【0086】
7. DCP、スルー接続(Pi1、Pv11)
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC/TSC1が、メディア・ゲートウェイMGW1に着信ポイントPi1及び仮想ポイントPv11のスルー接続を命令する。オプションで、メディア・ゲートウェイMGW1接続全体が、1つのDCP、スルー接続(Pi1、Po1)メッセージでスルー接続となり得る。
【0087】
8. ISDN、IAM(OPC、DPC、CIC、オプションでコーデック(x,y))
IAMメッセージが、ゲートウェイ移動通信交換局GMSC/TSC1から中継交換局TSC2に送信される。中継交換局TSC2はメディア・ゲートウェイMGW2を選択している。
【0088】
9. DCP、リソース要求(MGW2)
メディア・ゲートウェイMGW2から、そのCICによって識別される呼に対するリソースが、中継交換局TSC2によって要求される。
【0089】
10. DCP、リソース応答(Pi2、Pv21)
着信ポイントPi2及び仮想ポイントPv21が、メディア・ゲートウェイMGW2から返される。
【0090】
11. ISUP、新たなAPM(MGW2、Pi2、コーデック(x))
12. DCP、接続設定(MGW1、MGW2、Pv11、Pi2)
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC/TSC1が、その仮想CICで識別される発信呼に対するリソースを要求し、メディア・ゲートウェイMGW1にメディア・ゲートウェイMGW2内のPi2に対する接続を設定するよう命令する。
【0091】
13. AAL2、確立要求
14. AAL2、確立確認
15. DCP、接続設定要求(Po1)
メディア・ゲートウェイMGW1が、発信接続が成功裏に設定されたという信号を返信し、発信ポイントPo1を返す。
【0092】
16. DCP、スルー接続(Po1、Pv11)
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC/TSC1が、メディア・ゲートウェイMGW1に発信ポイントPo1及び仮想ポイントPv11のスルー接続を命令する。オプションで、コーデックxがリンクに入れられる。
【0093】
17. DCP、スルー接続(Pi2、Pv21)
中継交換局TSC2が、メディア・ゲートウェイMGW2に着信ポイントPi2及び仮想ポイントPv21のスルー接続を命令する。
【0094】
18. DCP、接続設定(MGW2、Pv21)
中継交換局TSC2が、その仮想CICによって識別される発信呼に対するリソースを要求し、メディア・ゲートウェイMGW2に中継スイッチ2に対する接続の設定を命令する。
【0095】
19. DCP、接続設定応答(Po2、CIC)
メディア・ゲートウェイMGW2が、発信接続が成功裏に設定されたという信号を返信し、発信ポイントPo2を返す。
【0096】
20. DCP、スルー接続(Po2、Pv21)
中継交換局TSC2が、メディア・ゲートウェイMGW2に発信ポイントPo2及び仮想ポイントPv21のスルー接続を命令する。
【0097】
21. ISDN、アドレス・メッセージIAM(OPC、DPC、CIC) IAMメッセージが、中継交換局TSC2から中継スイッチ2に送信される。
【0098】
22. ISDN、アドレス完了メッセージACM
23. ISDN、呼の手続CPG
24. ISDN、呼の手続CPG
25. ISDN、応答メッセージANW
26. ISDN、応答メッセージANW
ANMメッセージが、中継交換局TSC2によって伝えられる。
【0099】
27. ISDN、応答ANM
ANMメッセージが、ゲートウェイ移動通信交換局GMSC/TSC1によって伝えられる。
【0100】
図4は、メディア・ゲートウェイ・アドレスが逆方向に転送されている、ゲートウェイ移動通信交換局GMSC/TSC1からISDN番号によって識別されるISDN加入者への着信転送の例を示している。移動通信交換局におけるCFNREAに対して、ゲートウェイ移動通信交換局GMSC/TSC1におけるCFNREAと同じ処理が適用される。従って、GMSCにおけるCFNREAに対するシグナリングだけを以下で説明する。
【0101】
外部のN−ISUPは、新たなISUP逆方向メッセージAPMをサポートしていないと想定する。トランスコーダの結合はオプションである。音声は、トランスコーダを結合せずに非圧縮音声として転送され得る。
【0102】
1. ISDN、アドレス・メッセージIAM(OPC、DPC、CIC) 外部ISDNネットワークから、移動体で終端する発呼への呼の設定が要求される。この例では、ゲートウェイ移動通信交換局/中継交換局GMSC/TSC1及びシグナリング・ゲートウェイSigGW1が併置されている。
【0103】
2. MAP、ルーティング情報送信要求
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC/TSC1が、ホーム・ロケーション・レジスタHLRにルーティング情報を問い合わせる。
【0104】
3. MAP、ルーティング情報送信応答
通知が発ユーザに与えられる場合、ゲートウェイ移動通信交換局GMSC/TSC1が、転送先の番号及び表示を受信する。ホーム・ロケーション・レジスタHLRから受信した転送先番号が分析され、中継交換局TSC2のアドレスはB番号の分析から受信される。
【0105】
4. DCP、リソース要求(MGW1、CIC)
メディア・ゲートウェイMGW1から、ISDNネットワークの中継スイッチ1によって選択されたCICによって識別される着信呼に対するリソースが要求される。
【0106】
5. DCP、リソース応答(Pi1、Pv11)
着信ポイントPi1及び仮想ポイントPv11がメディア・ゲートウェイMGW1から返される。
【0107】
6. ISDN、アドレス完了メッセージACM
ACMメッセージがゲートウェイ移動通信交換局GMSC/TSC1から中継スイッチ1に送られる。ACMメッセージには、帯域外通知が含まれてもよい。これはアナウンス装置のリンクに入る及びそこから出るシグナリングと、ユーザ・プレーン伝送とを節約する。
【0108】
7. オプションのDCP、接続アナウンス装置(Pi1)
オプションで、帯域内通知が必要であれば、アナウンス装置が接続される。
【0109】
8. オプションのDCP、切断アナウンス装置(Pi1)
アナウンスの後、アナウンス装置は切断される。
【0110】
9. DCP、スルー接続(Pi1、Pv11)
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC/TSC1が、メディア・ゲートウェイMGW1に着信ポイントPi1及び仮想ポイントPv11のスルー接続を命令する。
【0111】
10. ISDN、IAM(OPC、DPC、CIC、コーデック(x,y))
IAMメッセージが、ゲートウェイ移動通信交換局GMSC/TSC1から中継交換局TSC2に送信される。中継交換局TSC2は、メディア・ゲートウェイMGW2とコーデックxを選択する。
【0112】
11. DCP、リソース要求(MGW2)
メディア・ゲートウェイMGW2から、そのCICによって識別される呼に対するリソースが要求される。
【0113】
12. DCP、リソース応答(Pi2、Pv21)
着信ポイントPi2及び仮想ポイントPv21が、メディア・ゲートウェイMGW2から返される。
【0114】
13. ISUP、新たなAPM(MGW2、Pi2、コーデック(x))
14. DCP、接続設定(MGW1、MGW2、Pv11、Pi2)
GMSC/TSC1が、その仮想CICで識別される発信呼に対するリソースを要求し、メディア・ゲートウェイMGW1にメディア・ゲートウェイMGW2内のPi2に対する接続を設定するよう命令する。
【0115】
15. AAL2、確立要求
16. AAL2、確立確認
17. DCP、接続設定要求(Po1)
メディア・ゲートウェイMGW1が、発信接続が成功裏に設定されたという信号を返信し、発信ポイントPo1を返す。
【0116】
18. スルー接続(Po1、Pv11)
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC/TSC1が、メディア・ゲートウェイMGW1に発信ポイントPo1及び仮想ポイントPv11のスルー接続を命令する。オプションで、コーデックxがリンクに入れられる。
【0117】
19. DCP、スルー接続(Pi2、Pv21)
中継交換局TSC2が、メディア・ゲートウェイMGW2に着信ポイントPi2及び仮想ポイントPv21のスルー接続を命令する。
【0118】
20. DCP、接続設定(MGW2、Pv21)
中継交換局TSC2が、その仮想CICによって識別される発信呼に対するリソースを要求し、メディア・ゲートウェイMGW2に中継スイッチ2に対する接続の設定を命令する。
【0119】
21. DCP、接続設定応答(Po2、CIC)
メディア・ゲートウェイMGW2が、発信接続が成功裏に設定されたという信号を返信し、発信ポイントPo2を返す。
【0120】
22. DCP、スルー接続(Po2、Pv21)
中継交換局TSC2が、メディア・ゲートウェイMGW2に発信ポイントPo2及び仮想ポイントPv21のスルー接続を命令する。オプションで、コーデックxがリンクに入れられる。
【0121】
23. ISDN、アドレス・メッセージIAM(OPC、DPC、CIC) IAMメッセージが、中継交換局TSC2から中継スイッチ2に送信される。
【0122】
24. ISDN、アドレス完了メッセージACM
25. ISDN、呼の手続CPG
26. ISDN、呼の手続CPG
27. ISDN、応答メッセージANW
28. ISDN、応答メッセージANW
ANMメッセージが、中継交換局TSC2によって伝えられる。
【0123】
29. ISDN、応答ANM
ANMメッセージが、ゲートウェイ移動通信交換局GMSC/TSC1によって伝えられる。
【0124】
図5は、メディア・ゲートウェイ・アドレスが逆方向に転送されている、GMSC内での着信転送を伴うユーザ機器から、ユーザ機器番号で識別される加入者への呼を示している。この例では、ユーザ機器Aがユーザ機器Bを呼出す。ユーザ機器Bに連絡できないので、アナウンスを伴うCFNREAがゲートウェイ移動通信交換局GMSC1に含まれる。転送は、第3のユーザ機器Cに対してなされる。従って、呼は、ゲートウェイ移動通信交換局GMSC2に向けて送られ、GMSC2はユーザ機器Cが位置する移動通信交換局MSC2に連絡を取る。そして移動通信交換局MSC2はメディア・ゲートウェイMGW2を選択し、MGW2はそれを移動通信交換局MSC1に逆方向で伝える。そして移動通信交換局MSC1は、RNC1にメディア・ゲートウェイMGW2に対する接続の設定を命令する。
【0125】
GMSC内のユーザ機器への後続する転送のため、ゲートウェイ移動通信交換局GMSC2に代えて、ゲートウェイ移動通信交換局GMSC3などが含まれ得る。移動通信交換局MSC1がコーデックのリストを移動通信交換局MSC2に伝えるので、移動通信交換局MSC2は、ユーザ機器2とリストから選択するコーデックを取り決め、それを逆方向で報告する。ユーザ機器1はこのコーデックを使用しなければならず、ネットワーク内ではそれ以上の符号化は全く必要ない。この例では、アナウンス装置がコーデックxを使用し、ユーザ機器Cがコーデックyを使用する。
【0126】
1. DTAP、CMサービス要求
2. DTAP、設定(コーデック(x,y))
3. DTAP、呼の手続
4. ISDN、IAM(OPC、DPC、CIC、コーデック(x,y))
発信移動通信交換局MSC1から呼の設定が要求される。
【0127】
5. MAP、ルーティング情報送信要求
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC1が、ホーム・ロケーション・レジスタHLRにルーティング情報を問い合わせる。
【0128】
6. MAP、ルーティング情報送信応答
通知が発ユーザに与えられる場合、ゲートウェイ移動通信交換局GMSC1が、転送先の番号を表示を受信する。
【0129】
7. DCP、リソース要求(MGW1、CIC)
メディア・ゲートウェイMGW1から、そのCICによって識別される呼に対するリソースが要求される。
【0130】
8. DCP、リソース応答(Pi1、Pv11)
着信ポイントPi1及び仮想ポイントPv11がメディア・ゲートウェイMGW1から返される。
【0131】
9. ISUP、新たなAPM(MGW1、Pi1、コーデックx)
アナウンスが必要なので、ゲートウェイ移動通信交換局GMSC1はメディア・ゲートウェイMGW1及びコーデックxを選択する。
【0132】
10. DTAP、経過(コーデックx)
11. RANAP、割当てよう急(MGW1、Pi1)
12. AAL2、確立要求
13. AAL2、確立確認
14. RANAP、割当て応答
15. ISDN、アドレス完了メッセージACM
ACMメッセージが、ゲートウェイ移動通信交換局GMSC1から移動通信交換局MSC1に送信される。ACMメッセージには、帯域外通知が含まれてもよい。これはアナウンス装置のリンクに入る及びそこから出るシグナリングと、ユーザ・プレーン伝送とを節約する。
【0133】
16. DCP、接続アナウンス装置(Pi1)
帯域内通知が要求されているので、アナウンス装置が接続されている。
【0134】
17. DCP、アナウンス装置切断(Pi1)
アナウンスの後に、アナウンス装置が切断される。
【0135】
18. ISDN、IAM(OPC、DPC、CIC、コーデック(x,y))
IAMメッセージが、ゲートウェイ移動通信交換局GMSC1からゲートウェイ移動通信交換局GMSC2に送信される。
【0136】
19. MAP、ルーティング情報送信要求
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC2が、ホーム・ロケーション・レジスタHLRにルーティング情報を問い合わせる。
【0137】
20. MAP、ルーティング情報送信応答
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC2が、MSCアドレスをホーム・ロケーション・レジスタHLRから受信する。
【0138】
21. ISDN、IAM(OPC、DPC、CIC、コーデック(x,y))
IAMメッセージが、ゲートウェイ移動通信交換局GMSC2から移動通信交換局MSC2に送信される。移動通信交換局MSC2はメディア・ゲートウェイMGW2を選択する。
【0139】
22. RANAP、ページング
23. DTAP、ページング応答
24. DTAP、設定(コーデック(x,y))
25. DTAP、呼の確認(コーデックy)
26. DCP、リソース要求(MGW2、CIC)
メディア・ゲートウェイMGW2から、そのCICによって識別される呼に対するリソースが要求される。
【0140】
27. DCP、リソース応答(Pi2、Pv21)
着信ポイントPi2がメディア・ゲートウェイMGW2から返される。
【0141】
28. DCP、スルー接続(Pv21、Pi2)
移動通信交換局MSC2が、メディア・ゲートウェイMGW2に仮想ポイントPv21及び着信ポイントPi2の逆方向スルー接続を命令する。N−ISUPでは、発信スイッチが代わりに逆方向スルー接続を行う。
【0142】
29. DCP、リソース要求(MGW1、Pv21)
発信トラフィックに対するリソースが要求される。
【0143】
30. DCP、リソース応答(Po2)
メディア・ゲートウェイMGW2から発信ポイントPi2が返される。
【0144】
31. RANAP、割当て要求
32. AAL2、確立要求
33. AAL2、確立確認
34. RANAP、割当て応答
35. ISUP、新たなAPM(MGW2、Pi2、コーデックy)
36. ISUP、新たなAPM(MGW2、Pi2、コーデックy)
37. ISUP、新たなAPM(MGW2、Pi2、コーデックy)
38. RANAP、割当て要求
メディア・ゲートウェイMGW2への後続する割当て。これはまたRNC1からメディア・ゲートウェイMGW1への接続を解放する。
【0145】
39. DTAP、経過(コーデックx)
40. AAL2、確立要求
41. AAL2、確立確認
42. RANAP、割当て応答
43. DTAP、アラート
44. ISDN、アドレス完了メッセージACM
45. ISDN、呼の手続CPG
46. ISDN、呼の手続CPG
47. DTAP、アラート
48. DTAP、接続
49. DTAP、接続ACK
50. DCP、スルー接続(Pv21、Pi2)
移動通信交換局MSC2が、メディア・ゲートウェイMGW2に着信ポイントPi2及び仮想ポイントPv21の両方向のスルー接続を命令する。
【0146】
51. DCP、スルー接続(Pv21、Po2)
移動通信交換局MSC2が、メディア・ゲートウェイMGW2に仮想ポイントPv21及び着信ポイントPi2のスルー接続を命令する。オプションで、メディア・ゲートウェイMGW2の接続が、1つのDCP、スルー接続(Pi2、Po2)メッセージでスルー接続となり得る。
【0147】
52. ISUP、アドレス完了メッセージANM
53. ISUP、アドレス完了メッセージANM
54. ISUP、アドレス完了メッセージANM
55. DTAP、接続
56. DTAP、接続ACK。
【0148】
図6は、メディア・ゲートウェイ・アドレスが逆方向に転送されている、1つのメディア・ゲートウェイにおける、コール・ウェイティング及びウェイティング・コールの受け入れを示している。
【0149】
ここで加入者Aはサービスされるユーザ機器Bを呼出しており、ユーザ機器Bは付加サービスCW及びHOLDを備えている。加入者Aからユーザ機器Bへの呼がアクティブとなった後、メディア・ゲートウェイMGW2を通じて別の加入者Cからユーザ機器Bへの着呼が受信される。ユーザ機器BはCからのウェイティング・コールを受け入れ、従ってAからの呼を保留にする必要がある。加入者Aからユーザ機器Bへの呼に対するユーザ・プレーンは、メディア・ゲートウェイMGW1からメディア・ゲートウェイMGW2へ送られ、加入者Cからユーザ機器Bへの呼に対するユーザ・プレーンは、メディア・ゲートウェイMGW2がCCDを提供するので、メディア・ゲートウェイMGW3からメディア・ゲートウェイMGW2へ送られる。ユーザ機器Bがウェイティング・コールを受け入れた後、移動通信交換局MSCはメディア・ゲートウェイMGW2に、前にアクティブであった呼をウェイティング・コールに切り換えるよう命令する。そしてアクティブな呼は保留の呼となる。アクティブな呼とウェイティング・コールとの両方が、例えば、同じコーデックでの音声などの同じサービスを用いていると想定し、そのため無線ネットワーク・コントローラRNCとメディア・ゲートウェイMGW1との間のAAL2接続は再使用され得る。これはアクティブ及び保留の呼の間での高速な切り換えを可能とし、後で多数間での通話が要求された場合、会議通話装置だけをメディア・ゲートウェイMGW2に接続すればよい。
【0150】
この方式はこのトラフィックの事例においては、2つのメディア・ゲートウェイの代わりに3つのメディア・ゲートウェイを必要とする。加入者Cがこのネットワーク内の移動体の加入者であれば、メディア・ゲートウェイMGW1及びメディア・ゲートウェイMGW2の2つのメディア・ゲートウェイだけが必要となる。
【0151】
外部のN−ISUPが、新たなISUPの逆方向メッセージAPMをサポートしていないと想定する。後で多数間での通話が要求された場合、会議通話装置をメディア・ゲートウェイMGW2に接続する必要がある。
【0152】
現在のCCDはPCMの符号化だけをサポートしているので、着信のレッグにおいて、例えば、各呼のレッグでコーデックxなど、それぞれのメディア・ゲートウェイにおいて使用されるのと同じコーデックが使用されるべきである。別の解決策は、例えば、各ゲートウェイ移動通信交換局GMSC/TSCに、コーデックをリンクから外すよう命令するAPMなどの、ISUPメッセージを送信することである。
【0153】
1. ISDN、アドレス・メッセージIAM(OPC、DPC、CIC) 外部ISDNネットワークから、移動体で終端する発呼への呼の設定が要求される。この例では、GMSC1/TSC1及びシグナリング・ゲートウェイ1が併置されている。
【0154】
2. DCP、リソース要求(MGW1、CIC)
メディア・ゲートウェイMGW1から、ISDNネットワークの中継スイッチ1によって選択されたCICによって識別される呼に対するリソースが要求される。
【0155】
3. DCP、リソース応答(Pi1、Pv11)
着信ポイントPi1及び仮想ポイントPv11がメディア・ゲートウェイMGW1から返される。
【0156】
4. MAP、ルーティング情報送信要求
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC1が、ホーム・ロケーション・レジスタHLRにルーティング情報を問い合わせる。
【0157】
5. MAP、ルーティング情報送信応答
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC1が、移動通信交換局MSCのアドレスを受信する。
【0158】
6. ISDN、アドレス完了メッセージACM
ACMメッセージがゲートウェイ移動通信交換局GMSC1/TSC1から中継スイッチ1に送られる。
【0159】
7. DCP、スルー接続(Pi1、Pv11)
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC1/TSC1が、メディア・ゲートウェイMGW1に着信ポイントPi1及び仮想ポイントPv11のスルー接続を命令する。
【0160】
8. ISDN、IAM(OPC、DPC、CIC、コーデック(x,y))
IAMメッセージが、ゲートウェイ移動通信交換局GMSC1/TSC1から移動通信交換局MSCに送信される。移動通信交換局MSCはメディア・ゲートウェイMGW2を選択している。
【0161】
9. RANAP、ページング
10. DTAP、ページング応答
11. DTAP、設定(コーデック(x,y))
12. DTAP、呼の確認(コーデック(x))
13. DCP、リソース要求(MGW2)
メディア・ゲートウェイMGW2から、そのCICによって識別される呼に対するリソースが要求される。
【0162】
14. DCP、リソース応答(Pi2、Pv21)
着信ポイントPi1及び仮想ポイントPv21が、メディア・ゲートウェイMGW2から返される。
【0163】
15. ISUP、新たなAPM(MGW2、Pi2、コーデック(x))
16. DCP、接続設定(MGW1、MGW2、Pv11、Pi2)
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC1/TSC1が、その仮想CICで識別される発信呼に対するリソースを要求し、メディア・ゲートウェイMGW1にメディア・ゲートウェイMGW2内のPi2に対する接続を設定するよう命令する。
【0164】
17. AAL2、確立要求
18. AAL2、確立確認
19. DCP、接続設定要求(Po1)
メディア・ゲートウェイMGW1が、発信接続が成功裏に設定されたという信号を返信し、発信ポイントPo1を返す。
【0165】
20. DCP、スルー接続(Po1、Pv11)
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC1/TSC1が、メディア・ゲートウェイMGW1に発信ポイントPo1及び仮想ポイントPv11のスルー接続を命令する。
【0166】
21. DCP、スルー接続(Pi2、Pv21)
移動通信交換局MSCが、メディア・ゲートウェイMGW2に着信ポイントPi2及び仮想ポイントPv21のスルー接続を命令する。
【0167】
22. DCP、リソース要求(MGW2、Pv21)
発信トラフィックに対するリソースが要求される。
【0168】
23. DCP、リソース応答
メディア・ゲートウェイMGW2から発信ポイントPo2が返される。
【0169】
24. RANAP、割当て要求
25. AAL2、確立要求
26. AAL2、確立確認
27. RANAP、割当て要求
28. DTAP、アラート
29. ISDN、アドレス完了メッセージACM
30. ISDN、呼の手続CPG
31. DTAP、接続
32. DTAP、接続ACK
33. DCP、スルー接続(Po2、Pv21)
移動通信交換局MSCが、メディア・ゲートウェイMGW2に発信ポイントPo2及び仮想ポイントPv21のスルー接続を命令する。
【0170】
34. ISUP、応答メッセージANW
35. ISUP、応答メッセージANW
36. ISDN、アドレス・メッセージIAM(OPC、DPC、CIC) 外部ISDNネットワークから、移動体で終端する発呼への呼の設定が要求される。この例では、GMSC2/TSC2及びシグナリング・ゲートウェイ2が併置されている。
【0171】
37. DCP、リソース要求(MGW3、CIC)
メディア・ゲートウェイMGW3から、ISDNネットワークの中継スイッチ2によって選択されたCICによって識別される呼に対するリソースが要求される。
【0172】
38. DCP、リソース応答(Pi3、Pv31)
着信ポイントPi3及び仮想ポイントPv31がメディア・ゲートウェイMGW3から返される。
【0173】
39. MAP、ルーティング情報送信要求
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC2が、ホーム・ロケーション・レジスタHLRにルーティング情報を問い合わせる。
【0174】
40. MAP、ルーティング情報送信
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC2が、移動通信交換局MSCのアドレスを受信する。
【0175】
41. ISDN、アドレス完了メッセージACM
ACMメッセージがゲートウェイ移動通信交換局GMSC2/TSC2から中継スイッチ2に送られる。
【0176】
42. DCP、スルー接続(Pi3、Pv31)
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC2/TSC2が、メディア・ゲートウェイMGW3に着信ポイントPi3及び仮想ポイントPv31のスルー接続を命令する。
【0177】
43. ISDN、アドレス・メッセージIAM(OPC、DPC、CIC) IAMメッセージが、ゲートウェイ移動通信交換局GMSC2/TSC2から、メディア・ゲートウェイMGW2を制御している移動通信交換局MSCに送信される。
【0178】
44. DTAP、設定(コーデック(x))
45. DTAP、呼の確認(コーデック(x))
46. DCP、リソース要求(MGW2)
そのCICによって識別される着呼に対するリソースが要求される。
【0179】
47. DCP、リソース応答(Pi22、Pv22)
着信ポイントPi2及び仮想ポイントPv21が、メディア・ゲートウェイMGW2から返される。
【0180】
48. DTAP、アラート
49. ISDN、アドレス完了メッセージACM
50. ISDN、呼の手続CPG
51. DTAP、HOLD(B)
52. DTAP、HOLD ACK
53. ISUP、呼の手続メッセージCPG(B保留)
54. ISUP、呼の手続メッセージCPG(B保留)
55. ISUP、新たなAPM(MGW2、Pi22、コーデック(x))
56. DCP、接続設定(MGW3、MGW2、Pv31、Pi22)
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC2/TSC2が、その仮想CICで識別される発信呼に対するリソースを要求し、メディア・ゲートウェイMGW3にメディア・ゲートウェイMGW2内のPi22に対する接続を設定するよう命令する。
【0181】
57. AAL2、確立要求
58. AAL2、確立確認
59. DCP、接続設定応答(Po3)
メディア・ゲートウェイMGW3が、発信接続が成功裏に設定されたという信号を返信し、発信ポイントPo3を返す。
【0182】
60. DCP、スルー接続(Po3、Pv31)
ゲートウェイ移動通信交換局GMSC2/TSC2が、メディア・ゲートウェイMGW3に発信ポイントPo3及び仮想ポイントPv31のスルー接続を命令する。
【0183】
61. DCP、スルー接続(Pi22、Pv22)
移動通信交換局MSCが、メディア・ゲートウェイMGW2に着信ポイントPi22及び仮想ポイントPv22のスルー接続を命令する。
【0184】
62. DCP、切断
63. DTAP、接続
64. DTAP、接続ACK
65. DCP、スルー接続(Pv22、Po2)
移動通信交換局GMSC1が、メディア・ゲートウェイMGW2に仮想ポイントPv22及び発信ポイントPo2のスルー接続を命令する。これは無線ネットワーク・コントローラRNCとメディア・ゲートウェイMGW2との間の既存のユーザ・プレーンを、加入者Cのユーザ・プレーンと接続する。
【0185】
66. ISUP、応答メッセージANW
67. ISUP、応答メッセージANW。
【0186】
図7は、メディア・ゲートウェイ・アドレスが逆方向に転送されている、ホームPLMNにおけるローミング・ユーザ機器呼出しレッグ及びビジターPLMNにおけるローミング・ユーザ機器呼出しレッグを示している。
【0187】
この例は、着呼が受信される第1の中継ネットワーク、IAM/APM方式が実行されるATMベースのホームPLMN、IAM/APM方式が実行されるSTMベースのISUPネットワーク、及びIAM/APM方式が実行される終端のビジターPLMN間の相互作用を示している。
【0188】
ビジターPLMNに関する詳細な信号の説明は、図2に関する上記の説明からわかるであろう。同様に、右側のホームPLMNに関する詳細な説明は、図3に関する上記の説明からわかるであろう。
【0189】
ここでサービスされるユーザ機器Bは、中継スイッチ1を介して加入者Aからの呼を受信する。IAMはコーデックのリストなしに受信され、中継交換局TSC1がIAMにコーデックのリストを付加し、IAMをゲートウェイ移動通信交換局GMSC/TSC1に送る。GMSC/TSC1は、ホーム・ロケーション・レジスタHLRに問い合わせ、移動通信交換局MSCのアドレスを得る。移動通信交換局MSCは別のPLMNに属しており、STMネットワークを介してのみ連絡できる。従って、ゲートウェイ移動通信交換局GMSC/TSC1は、IAMをコーデックのリストと共に、メディア・ゲートウェイMGW2を制御している中継交換局TSC2に送る。中継交換局TSC2は、中継スイッチ2及び中継スイッチ3からなる中継STMネットワークと相互に動作する。この中継ネットワークは、中継交換局TSC2から受信したIAMを、コーデックのリストと共に中継交換局TSC3に送る。中継交換局TSC3は、全てのコーデックのタイプをサポートしていなければこのリストを削減してもよい。中継交換局TSC3はIAMをコーデックのリストと共にMSCに送り、MSCはリストを設定メッセージでユーザ機器に送信し、ユーザ機器は選択されたコーデックを呼の確認メッセージで応答する。そして移動通信交換局MSCは、メディア・ゲートウェイMGW4を選択し、メディア・ゲートウェイMGW4のアドレス、論理着信ポイント及び選択されたコーデックのタイプを中継交換局TSC3に返す返信APMで提供する。中継交換局TSC3は、メディア・ゲートウェイMGW3及びメディア・ゲートウェイMGW4の間のユーザ・プレーンを設定し、選択されたコーデックに結合する。中継交換局TSC3は、中継交換局TSC2に選択されたコーデックをAPMメッセージで返送する。中継交換局TSC2は、メディア・ゲートウェイMGW2内の選択されたコーデックに結合し、メディア・ゲートウェイMGW2のアドレス、論理着信ポイント及び選択されたコーデックをAPMで信号送信する。ゲートウェイ移動通信交換局GMSC/TSC1は、コーデックに結合し、メディア・ゲートウェイMGW1からメディア・ゲートウェイMGW2へのユーザ・プレーンを設定し、中継スイッチ1にユーザ・プレーンが設定されたことを指示する。
【0190】
全てのコーデックが同じタイプなので、メディア・ゲートウェイMGW2内のコーデックとメディア・ゲートウェイMGW3内のコーデックとはTFOモードとすることができる。TFOモードでは、コーデックはバイパスされ、圧縮されたコーデック音声は間にあるPCMネットワークを介して転送され得る。これにより、トランスコードが省略できるので、音声品質が改善される。
【0191】
上記で説明した例は、転送レイヤ・アドレス及び論理ポイントが逆方向に転送されており、GSM及びUMTSを実施するために、呼制御とベアラ制御とを分離した新たな手法を示したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 メディア・ゲートウェイ・アドレスが逆方向に転送されている、ユーザ機器からユーザ機器への呼に対する基本的な呼の設定を示すブロック図である。
【図2】 メディア・ゲートウェイ・アドレスが逆方向に転送されている、ユーザ機器への呼に対する基本的な呼の設定を示すブロック図である。
【図3】 メディア・ゲートウェイ・アドレスが逆方向に転送されている、自身のPLMNにおけるユーザ機器へのローミング呼出しに対する基本的な呼の設定を示すブロック図である。
【図4】 メディア・ゲートウェイ・アドレスが逆方向に転送されている、GMSCからISDN番号への着信転送に対する基本的な呼の設定を示すブロック図である。
【図5】 メディア・ゲートウェイ・アドレスが逆方向に転送されている、GMSC内での着信転送を伴うユーザ機器からユーザ機器への呼に対する基本的な呼の設定を示すブロック図である。
【図6】 メディア・ゲートウェイ・アドレスが逆方向に転送されている、1つのメディア・ゲートウェイにおける、コール・ウェイティング及びウェイティング・コールの受け入れに対する基本的な呼の設定を示すブロック図である。
【図7】 メディア・ゲートウェイ・アドレスが逆方向に転送されている、ホームPLMNにおけるローミング・ユーザ機器呼出しレッグ及びビジターPLMNにおけるローミング・ユーザ機器呼出しレッグに対する基本的な呼の設定を示すブロック図である。

Claims (22)

  1. 呼制御とベアラ制御とを分離し、呼制御が制御ノード(MSC1、MSC2、GMSC1、TSC、GMSC、TSC1、TSC2、TSC3、RNC、RNC1、RNC2、RNC3)によって実行され、ベアラ制御が少なくとも1つのメディア・ゲートウェイ(MGW1、MGW2、MGW3)によって実行される、無線通信ネットワークにおいて呼を設定する方法であって、
    第1の制御ノードで呼の設定要求を受信するステップと、
    前記呼の設定要求を前記第1の制御ノードから後続する制御ノードへ転送し、もし前記呼の設定要求が別のネットワークの制御ノードから受信された場合には、メディア・ゲートウェイを選択し、該メディア・ゲートウェイのアドレスを前記後続する制御ノードへ送信するステップと、
    前記後続する制御ノードで前記呼の設定要求を受信するステップと、
    前記後続する制御ノードでメディア・ゲートウェイを選択し、ユーザ・プレーンの変更が必要であるか、メディア・ゲートウェイの切り換えが必要であるかのいずれか、あるいはその両方である場合に、該メディア・ゲートウェイのアドレスを先行する制御ノードに逆方向で送信するステップと、を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記呼の設定要求を受信した後に、前記後続する制御ノードが担当の制御ノードとなり、
    前記担当の制御ノードでメディア・ゲートウェイを選択し、ユーザ・プレーンの変更が必要、又はメディア・ゲートウェイの切り換えが必要な場合、該メディア・ゲートウェイのアドレスを先行する制御ノードに逆方向で送信するステップと、
    前記担当の制御ノードが着信ユーザ機器にサービスを提供していない場合、前記呼の設定要求を更に後続する制御ノードへ転送するステップと、を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の制御ノードが、移動通信交換局、ゲートウェイ移動通信交換局、及び中継交換局のいずれかであることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 発信ユーザ機器によって提供されたコーデックのリストを、無線通信ネットワークを通じて着信ユーザ機器に転送するステップであって、該コーデックのリストはペイロードの変更に対してリソースを選択するのに使用され、前記リソースが選択された後で、前記選択されたリソースに従ってペイロードの変更を適合させるステップを更に備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記コーデックのリストを転送するステップが、アドレス・メッセージ内において前記コーデックのリストを送信するステップを含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 選択されたコーデックのタイプを、発信ユーザ機器から着信ユーザ機器へ転送するステップを更に備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. ネットワークの端部での更なるトランスコーディング及びユーザ機器のタンデム・フリー・オペレーションを容易とするために、前記選択されたコーデックに関する情報に応じて別のコーデックを選択するステップを更に備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記選択されたコーデックに関する情報に応じて、ネットワーク内での更なるトランスコーディングを避けるステップを更に備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  9. 選択されたフレーミングのタイプを、ネットワークを通じて転送するステップを更に備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記メディア・ゲートウェイを選択するステップが、先行する制御ノードによって実行されたメディア・ゲートウェイの選択を無効にし、該無効にしたことが前記先行するノードに逆方向に送信されるステップを更に備えることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記メディア・ゲートウェイを無効にするステップが、前記制御ノードから前記着信ユーザ機器に、メディア・ゲートウェイの第1の選択を実行した制御ノードで受信した前記コーデックのリストを再送し、該コーデックのリストが、ペイロードの変更のためのリソースの選択に使用され、選択の後に選択されたリソースに従って適合されるステップを更に含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記メディア・ゲートウェイの選択を無効にするステップが、フレーミングのタイプの選択、コーディングのタイプ及びメディア・ゲートウェイのアドレスを無効にするステップを更に備えることを特徴とする請求項10又は11に記載の方法。
  13. リソースに対する要求に応じて、前記呼のペイロードを処理するために前記メディア・ゲートウェイ内に確保されたリソースを識別するための論理ポイントを前記メディア・ゲートウェイに確保するステップを更に備えることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記メディア・ゲートウェイのアドレスを前記先行する制御ノードに逆方向に送信するステップが、前記第1の制御ノードに前記論理ポイントの識別情報を逆方向に転送するステップを更に備えることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 第1の制御ノードと少なくとも1つの更なる制御ノードを含み、呼の設定の情報を受信し、前記更なる制御ノードの1つが、前記呼のユーザ・プレーンを処理する複数のメディア・ゲートウェイ(MGW1、MGW2、MGW3)の少なくとも1つからリソースを要求し、少なくともその1つがメディア・ゲートウェイを選択するように構成されている、複数の制御ノード(MSC1、MSC2、GMSC1、TSC、GMSC、TSC1、TSC2、TSC3、RNC、RNC1、RNC2、RNC3)と、
    前記呼のユーザ・プレーンを処理する複数のメディア・ゲートウェイ・リソースを接続する複数の論理ポイント(Po1、Pv11、Pi1、Po2、Pv21、Pi2、Po3、Pv31、Pi3、Po4、Pv41、Pi4)を含み、前記更なる制御ノードの1つからのリソースの要求に応じて、前記論理ポイントの1つを前記更なる制御ノードの1つに識別するようにに構成されており、前記更なる制御ノードの1つが前記論理ポイントを逆方向に送信する、少なくとも1つのメディア・ゲートウェイと、
    を備え、前記複数の制御ノードが前記呼のユーザ・プレーンを処理するために前記少なくとも1つのメディア・ゲートウェイを使用する、ことを特徴とする無線通信ネットワーク。
  16. 前記更なる制御ノードの1つが、前記メディア・ゲートウェイのアドレスを先行する制御ノードに逆方向で送信することを特徴とする請求項15に記載の無線通信ネットワーク。
  17. 前記更なる制御ノードの1つが、前記メディア・ゲートウェイについて識別された論理ポイントの情報を先行する制御ノードに逆方向で送信することを特徴とする請求項15又は16に記載の無線通信ネットワーク。
  18. 前記複数のメディア・ゲートウェイ・リソースの少なくとも1つが、トランスコーダ、会議通話装置、モデム、トーン発生器及びアナウンス装置のいずれかであることを特徴とする請求項15から17のいずれか1に記載の無線通信ネットワーク。
  19. 前記メディア・ゲートウェイのリソースの制御及び確保に関する前記制御ノードと前記メディア・ゲートウェイとの間の通信が、デバイス制御プロトコルを用いて実行されることを特徴とする請求項15から18のいずれか1に記載の無線通信ネットワーク。
  20. 前記ネットワークが、呼制御について前記制御ノード間でN−ISUPインタフェースを使用することを特徴とする請求項15から19のいずれか1に記載の無線通信ネットワーク。
  21. 前記ユーザ・プレーンが、メディア・ゲートウェイの内部及びそれらの間で圧縮されて転送されることを特徴とする請求項15から20のいずれか1に記載の無線通信ネットワーク。
  22. 無線通信ネットワークにおいて、呼制御とベアラ制御とを分離し、前記呼制御が制御ノード(MSC1、MSC2、GMSC1、TSC、GMSC、TSC1、TSC2、TSC3、RNC、RNC1、RNC2、RNC3)で実施され、前記ベアラ制御が少なくとも1つのメディア・ゲートウェイ(MGW1、MGW2、MGW3)で実施されて呼を設定する方法であって、
    第1の制御ノードで呼の設定要求を受信するステップと、
    前記第1の制御ノードでトランスコーダのリストを受信するステップと、
    前記呼の設定要求と前記トランスコーダのリストとを、前記第1の制御ノードから後続する制御ノードに転送するステップと、
    メディア・ゲートウェイを選択し、ユーザ・プレーンの変更が必要であるか、メディア・ゲートウェイの切り換えが必要であるかのいずれか、あるいはその両方である場合に、前記後続する制御ノードで該メディア・ゲートウェイのアドレスを先行する制御ノードに逆方向で送信するステップと、
    前記制御ノードが着信ユーザ機器をサービスしていない場合、前記呼の設定要求と前記トランスコーダのリストとを後続する制御ノードへ転送し、メディア・ゲートウェイが選択されている場合、選択されたメディア・ゲートウェイのアドレスを後続する制御ノードへ更に転送するステップと、を備えることを特徴とする方法。
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