JP4532029B2 - 照明カバー受け具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明器具に関し、特に、照明器具本体に照明カバーを取り付けるための改良された照明カバー受け具を備えた照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
家庭や店舗その他のための照明器具で広く用いられている照明カバーは、照明器具本体基板に固定された受け具に照明カバーの起始部を係合させることによって取り付けられているが、従来、照明器具本体基板への受け具の固定は、ネジを用いて、通常、手作業で行われている。しかしながら、各照明器具に複数取り付けられる受け具の各々について、工具を用いて1個又は複数個のネジで固定するという作業は、煩雑・非効率的で、且つそれなりに慣れを要すると共に、電動ドライバー等の電動道具を用いても長時間連続的多数処理するには体力を要するものであり、作業コストの削減が困難であった。また、従来の受け具は金属製である関係上、照明カバーの起始部を受け具に合わせ易いよう受け具にガイドを設ける場合は、樹脂製の照明カバー素材を傷をつけないよう、樹脂製のガイドを金属製の受け具に別途取り付けており、それ作業が必要となるほか、材料コスト面についても、部品点数として受け具、ネジ及び場合によりガイドをも必要とするため、削減が困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような背景において、本発明は、従来の受け具の固定に要する煩雑で非効率な作業を簡略化し、物的コストも低減できるような、ネジなしでを照明器具本体基板に固定できる照明カバー受け具を提供することを目的とする。
また本発明は、そのような受け具であって、更に、照明カバーが正しく取り付けられることを保証できるように構成されたものの提供を更なる目的とする。
更に本発明は、そのような受け具であって、照明カバーの取り付けに際して照明カバーを所定位置に案内するガイドを一体に設けた受け具を提供することを更なる目的とする。
なおも更には、本発明は、上記受け具により照明カバーを取り付けた照明器具の提供をも目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明者は、本体基板に嵌めこみにより簡単に固定できると共に、且つ脱落のおそれなく確実に固定されたことが聴覚的に確認できる構成の受け具を完成させた。
【0005】
すなわち本発明は、照明カバーを照明器具本体基板の前面に取り付けるための照明カバー受け具であって、照明カバーの起始部内周縁と係合してこれを支持するための支持部と、該支持部と一体の基部とを含んでなり、
1)該基部の該基板に対向する側に、該基板方向への立ち上り部と該立ち上り部から横方向への広がりを備えた係合部とを有する、該基部と一体の複数の係合突起を備えると共に、
2)該基部から該基板方向へと持ち上がった状態の、押し下げ可能で且つ自ら弾性により元の状態に復帰可能な少なくとも1個の係止突起を該基部と一体に備えており、
3)該複数の係合突起が、それぞれに対応して該基板に設けられた係合穴に該係合部が該基板の裏面に出るまで係合突起を挿入したとき、該係止突起が該基板の前面に押されて後退し、次いで該基板と平行な面内で該基部を平行移動及び/又は回転移動させることにより該係合突起の該係合部を該基板の裏面に係合させたとき、該係止突起がこれに対応して該基板に設けられた係止穴内に弾性により突出して該係止穴の縁とかみ合うことにより、該基部の戻りを阻止して該基板に固定できるようにしたことを特徴とする受け具を提供する。ここにおいて、係合穴と係止穴とは、例えば係合突起と係止突起とが近接して配置されている場合等において、個々に独立した穴である必要はなく、連続した一体の穴であってもよい。
【0006】
このような構造の受け具は、これを手で持って、各係合突起の係合部を基板の係合穴に挿入した後その縁部にスライドさせて係合させることにより係合突起の基板に対し垂直方向の抜けが阻止されると同時に、係止突起が係止穴とかみ合うことによって、基板に対し平行な面内での受け具の移動も阻止されることにより、受け具が基板に脱落不能に固定される。また確実に固定されたことは、係止突起が係止穴内に弾性により突出するときに生ずる衝撃音によって、聴覚的に確認できる。
【0007】
上記受け具において、少なくとも1個、又はより好ましくは2個の係止突起は、係合突起に隣接して備えられることが好ましい。そのように少なくとも1組の係止突起と係合突起とが隣接して存在することにより、それらが実質的に基板に対し平行及び垂直の両方向にほぼ一点で固定されるのと同様の結果となり、固定が一層確実となる。
【0008】
上記受け具において、係合突起の形状は、側方から見たとき、概略L字形若しくは概略T字形、又は、円若しくはその部分よりなる頭部とこれを支える頚部とからなる形状を有するものであってよい。
【0009】
また、上記受け具は、該係止突起が、該基部の一部から該基部の主表面に沿って延び少なくともその先端領域の一部が該基部の主表面より上方に突出しているものであることを特徴とするものであってよい。
【0010】
更に本発明は、上記受け具であって、該支持部に係合する照明カバーの起始部内周縁に係合するよう該支持部に臨んで突出した、該基部と共に一体成形されたプレートであって、該基部の下方に支持されており、且つ外力により撓み可能で且つ該外力の除去により弾性的に復帰するプレートを備えたことを特徴とする受け具をも提供する。このような特徴を有するプレートは、該基板に固定した該受け具に照明カバーをあてがい次いで照明カバーを回して取り付けるに際し、回される照明カバーの起始部内周縁に設けられた凸部に押されて該プレート又は金属弾性板が弾性的に撓み、照明カバーが所定の取り付け位置に達した時該プレート又は金属弾性板が該凸部から解放されて弾性的に復帰することによって衝撃音を発する働きをすると共に、照明カバーが逆方向に緩み該受け具から脱係合して脱落するのを該プレート又は金属弾性板と該凸部との係合により防止する働きをする。
【0011】
また、上記のような基部と一体に成形されたプレートに代えて板バネ等の金属弾性板を用いてもよい。そのような場合に備え、本発明の受け具は、該支持部に係合する照明カバーの起始部内周縁に向けて突出するように金属弾性板の根元部分を取り付けるための枠構造であって、金属弾性板のおり返された根元側末端領域を通過させるための開口部と金属弾性板のおり返された根元側末端領域を収容するための内部とを有し、該開口部の幅が、該内部の幅よりも狭く、該内部から該開口部に向かって、該金属弾性板の根元側末端が係合する段部を有することを特徴とする枠構造を該支持部に近接して備えていることができる。この構造を備えることにより、金属弾性板の取り付けを、ネジその他の部品を要することなしに、手で簡単に行うことができる。
【0012】
また本発明は、上記の各受け具であって、照明カバーの起始部内周縁に対向する該支持部の前縁の位置から、これより後退した位置へと傾斜して下降するガイド面を、支持部の下部に一体に含むことを特徴とする、受け具をも提供する。この特徴を有する受け具は、ネジが不要であるのみならず、別途にガイド部品を取り付ける必要もなく、そのため一体に成形された単一部品の受け具以外に部品を全く必要としないため、材料コスト及び作業コストの双方の削減に寄与するところが取り分け大きい。
【0013】
また本発明は、上記何れかの受け具の複数個を固定できるよう、該複数個の受け具の係合突起及び係止突起に対応する係合穴及び係止穴を備えた、該受け具を固定して用いるための照明器具本体基板をも提供する。そのような基板は、受け具と協働してその固定を容易にし、照明器具の製造工程を効率化する。
【0014】
従ってまた本発明は、そのような照明器具本体基板と上記受け具の何れかとからなる、照明カバー取り付け用システム、及び上記受け具の何れかにより照明カバーを取り付けてなる照明器具をも提供する。
【0015】
また本発明は、上記何れかの受け具と、上記照明器具本体基板と、そして、取り付けに際し照明カバーが所定の取り付け位置に達したときに該受け具の該プレート又は金属弾性板を解放する凸部を起始部内周縁に備えたことを特徴とする照明カバーとからなる、基板・照明カバーシステムをも提供する。そのような照明器具基板・照明カバーシステムは、相互に協力して照明器具製造工程の効率化に寄与する。
【0016】
従ってまた本発明は、そのような基板・照明カバーシステムを備えた照明器具をも提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の受け具は、通常の照明カバーの荷重を支えることができる程度の剛性をもった合成樹脂による一体成形で製造することができる。係止突起は、弾性変形可能であることを要するが、変形の程度は、押し下げられた後係止穴の縁とかみ合うに必要な程度に主表面(本明細書において、照明器具本体基板の前面と合わさる基部表面をいう。)から突出できるものであれば十分であるから、その突出の大きさは僅かでよく、従って、係止突起の弾性変形の幅も僅かであってよい。このため、用いる剛性樹脂は、ある程度弾性変形可能なものであればよく、ことさらに脆い樹脂を選ばない限り、適度の剛性と弾性とを持った樹脂の大半のものから、当業者は任意に選択して用いることができる。
【0018】
係合突起の具体的形状に特に限定はないが、側方から見たとき、概略L字形若しくは概略T字形、又は、円若しくはその部分(例えば半円)よりなる頭部とこれを支える頚部とからなる形状を有することが好ましい。ここに、「側方から見たとき概略L字形」とは、側方から(すなわち突起の突出方向に対して直角の一方向から)見たとき、基部から立ち上がった幹部と該幹部の上部から左右何れか横方向に突出した梁部とを持つ形態をいい、高さ及び幅の相対的な大小関係も、また奥行き方向の距離の大小も問わない。また、「側方から見たとき概略T字形」とは、側方から見たとき、基部から立ち上がった幹部分と該幹部分の上部から両横方向に突出した梁部分とを持つ形態をいい、高さ及び幅の相対的な大小関係も、また奥行き方向の距離の大小も問わない。また、基板と接しない部位においては、補強のためその他所望により適宜の構造を更に有していてもよい。
【0019】
係合突起の例としては、概略L字形又は概略T字形の突起、側方から見たとき概略L字形又は概略T字形を有する前後に延びた突起(突条)、円、楕円、半円又は多角形等の水平の板状部又は柱部ををこれより狭い径の柱状部で支持した形態の突起、球又は半球をこれより狭い径の柱状部で支持した形態の突起等のような、側方から見たとき概略円形又は半円形の頭部とこれを支える頚部とからなる形状の突起等が挙げられるが、これらに限定されない。
【0020】
係止突起は、弾性により基板の係止穴に突出して該穴の縁とかみ合う限り、その具体的形態はさまざまであってよい。具体的形態の例としては、基部の一部から基部の主表面に沿って片持ち梁であって、無負荷状態でその先端の一部が主表面より突出しているものがある。該梁の長手方向の断面形状も適宜決定すればよい。また例えば、根元側の上下幅が先端側の上下幅よりも狭い形(例えば台形)としておけば、受け具の固定の過程で係止突起を押し下げる際、根元付近の曲げ応力が最も高まるため係止突起の押し下げが容易であるのみならず、先端側の上下幅が広いため係止突起先端が係止穴の縁を確実に捉える上で有利である。このとき、係止突起の先端は、係止穴の縁にたとえ強く押し付けられることがあって係止状態を維持するよう、滑って外れるおそれのない形状、例えば、係止穴の縁において基板と垂直に交差する面を、又は、基板の縁を受けるV字形若しくはU字形等の凹んだ断面を有するものとすることが好ましい。
【0021】
係止突起は、基部の外周に設けてもよいが、もともと弾性変形可能に作られる部位であるから、取り扱い中に誤って過度に変形させてしまうことがないよう、その周囲が基部の一部に囲まれて保護されている形態とするのが好ましい。
【0022】
係合突起及び係止突起の数及び配置は、任意に決定すればよい。一般的には、係合突起は支持部を囲んで四方に設けるのが強度上好ましい。係止突起は何れか1個又は2個の係合突起に隣接させて、設けることが好ましい。係合突起はまた、基板の係合穴に挿入した後、基板の裏面に係合させるのに、平行移動によりこれを行わせるか又は回転を含む移動により行わせるかに応じて、適した向きに設定しておけばよい。またこれ移動パターンに応じて、基板には係合突起の立ち上がり部が通るのに必要な切り欠きを設けておけばよい。
【0023】
照明カバーの起始部内周縁の凸部を乗り越えさせるための、基部と一体に成形されたプレートは、例えば、支持部に隣接して基部から立ち上がった支持壁面、支柱等から照明カバーの起始部内周縁が通過することになる領域へと向けて突出した板状体の形とすることができる。
【0024】
また、プレートの代わりに金属弾性板を用いる場合、金属弾性板の根元側は、U字形又はV字形に折り返しておかれる。それにより、金属弾性板は、取り付けのために枠構造の開口部に押し込むことはできるが、内部で弾性により広がって枠構造の段部に先端が当接するため、脱落しない。本発明によれば、金属弾性板を用いる場合でも、その取り付けにはネジを要しないため、作業は非常に簡単で、効率的である。金属弾性板をも使用できるようその取り付け枠構造を有するものは、照明カバーの起始部内周縁の凸部の形状が製品により複数種類あるような場合でも、金属弾性板の長さを適宜選択することだけで対応できるという利便性がある。なお、金属弾性板の反対側末端は、照明カバーの起始部内周縁との摩擦を少なくし且つこれに傷をつけることのないよう、U字形に折り返しておくことが好ましい。
【0025】
【作用】
本発明の受け具では、基板への取り付けが、係合突起を基板上の対応する穴に挿入して、係止突起が衝撃音と共に係止穴とかみ合うまで滑らせる、という非常に簡単な方法で行える。このため、作業効率が従来とは比較にならない程向上する。また、作業に何らの慣れも要することなく、しかもネジを締め付ける等のような力を要しないため、長時間の作業を行っても身体的に負担とならない。
【0026】
【実施例】
以下、実施例を参照して本発明を更に具体的に説明するが、本発明が実施例に限定されることは意図しない。
【0027】
図1は、合成樹脂により一体成形された、本発明の照明カバー受け具1を斜め上方から見た斜視図である。図において、4は該受け具の基部であり、これと一体に成形された支持部6が基部4の下側に備えられている。照明カバー起始部内周縁と係合してこれを支持するための支持部6は、本実施例では、照明カバーの取り付けに際して照明カバー起始部内周縁を受け具1の所定位置に案内するガイド8、及び照明カバーの起始部内周縁を乗せるための平坦部10を有する構造のものである。すなわち、支持部6は、照明カバー起始部内周縁を、支持部6の平坦部10、基部4及びこれらの間をつなぐ壁11とによって囲まれる空間内に挿入できるように構成されている。但し、支持部の構造は、対応する照明カバー起始部内周縁の形状に合致する限り、任意の形態であってよい。ガイド8は、照明器具本体基板の複数箇所に取り付けられた本実施例の受け具1に照明カバーを合位置合わせするに際して、支持部6の外周縁に照明カバーの起始部内周縁を容易に導けるよう、照明カバーの起始部内周縁に対向する支持部6の前縁位置から、これより後退した位置へと向かって下降する傾斜したガイド面8a(図3も参照。)を、支持部6の下部に含んでいる。
【0028】
基部4の上側には、基部と一体に成形された係合突起12及び14、並びに係止突起16が、それぞれ備えられている。係合突起12は、全体としてT字形でり、基部4から上方に立ち上がった立ち上がり部12aと、該立ち上がり部12aから横方向両側に延びた係合部12bとを含む。係合突起12は、全体としてT字形であり、照明器具本体基板に設けられる係合穴に挿入された後、立ち上がり部12aのみが通過し得る切り欠き内に移動されることにより、係合部12bの下面で照明器具本体基板の裏面(上面)と係合する。係合部12b上面に設けられた12cは、係合部12bを湾曲に対して力学的に補強するための突条である。係合突起14は、基部4から上方に立ち上がった立ち上がり部14aと、該立ち上がり部14aから横方向に延びた係合部14bとを含む。係合突起14も、照明器具本体基板に設けられる係合穴に挿入された後、立ち上がり部14aのみが通過し得る切り欠き内に移動されることにより、係合部14bの下面で照明器具本体基板の裏面(上面)と係合する。係合突起12及び14は、本実施例では、それぞれを対応する係合穴に挿入した後、それぞれの立ち上がり部のみが通れる切り欠きに沿って基部を矢印Aの方向にスライドさせることによって、照明器具本体基板に係合させることができる。
【0029】
16は係止突起であり、係合突起14に隣接してその背後に設けられている。係止突起16は、一部を切り欠いた図2に見られるように、基部4の主表面(基部4の上面)に沿った方向に延びており、先端領域において主表面から一部上方へ突出している。係止突起16は、根元側の上下幅が先端側の上下幅よりも狭く、ほぼ台形の断面を有している。基部4の主表面が照明器具本体基板前面に押し当てられることによって、係止突起16に上方から外力が加えられたとき、係止突起16は、主としてその根元部分において撓んで基部4の主表面とほぼフラットにるまで沈み込み、次いでスライドして照明器具本体基板に設けられた対応する係止穴に至って外力が解除されると瞬時に元に戻る弾性を有している。係止突起16が弾性的に復帰して係止穴内に落ち込むとき、弾みで受け具1、照明器具本体基板及び照明カバーを振動させ、衝撃音を発生させる。衝撃音の発生は、照明カバー受け具が照明器具本体基板の所定の取り付け位置に確実に取り付けられたことを作業者が聴覚的に確認するのに役立つ。
【0030】
図3は、受け具1を斜め下方から見た斜視図である。図に見られるように、基部4の下側には、基部4と及び支持壁20と共に一体に成形されたプレート22が支持部6に近接して備えられている。プレート22は、支持部6の傍らにおいて支持部6の平坦部10と同じ方向に張り出しており、その先端は、支持部6の平坦部10に載る照明カバー起始部内周縁と係合し得るよう、平坦部10の高さより上方に且つ壁11より突出するように配置されている(図2も参照)。プレート22は、成形材料として用いた樹脂に応じた弾性を有する。このため、照明カバーを受け具1に当てがい、回して取り付ける際に、照明カバー起始部内周縁に備えられた凸部に押されてプレート22は弾性的に撓み、最終取り付け位置に至った時、凸部から解放されて元の形状へと弾性的に瞬時に戻り、このとき、衝撃で受け具1、照明器具本体基板及び照明カバーを振動させ、衝撃音を発生させることができる。衝撃音の発生は、照明カバーが所定の位置に正しく取り付けられたことを作業者が聴覚的に確認するのに役立つ。
【0031】
図4は、受け具1を、図3とは逆側の斜め下方から見た斜視図である。図において、30は、板バネなどの金属弾性板を差し込んで取り付けるための枠である。枠30は、基部4と一体に、その下側に成形されている。32は、押し込むことが可能な程度に折返された板バネの根元部分を挿入するための開口部である。枠32の下側の壁を取り去った状態の受け具1を図5に示す。図5が示すように、枠30は開口部32の幅に比して広がった幅の内部34を有しており、内部34から開口部32に向かって、段部36が形成されている。押し込むことが可能な程度に折返された板バネの根元部分は、枠30の内部34に入ったとき弾性により開口部32の幅を超えて広がるため、板バネを抜き取ろうとする方向の外力に対しては、板バネの、折り返されて先端方向を向いている根元側末端が段部36に係合して、抜き取りを阻止する。板バネは、枠30から出ている部分が前記プレート22と同様に、支持部6の傍らにおいて支持部6の平坦部10と同じ方向に張り出すように折り曲げておけばよく、支持部6の平坦部10に載る照明カバー起始部内周縁と係合し得るよう、平坦部10の高さより上方に且つ壁11より突出するように配置しておけばよい。そのように取り付けられた板バネの目的及び作用は、プレート22について述べたのと同様である。
【0032】
本発明の受け具は、通常、照明器具本体基板の外周縁に沿って、複数個が外周縁の内側に、支持部6を外方へ向けた状態で固定される。図6は、本実施例の受け具が固定される、円形の照明器具本体基板40の一部を示す、受け具1を固定する側から見た平面図である。図において42は、係合突起12が挿入される係合穴である。係合穴42において、42bは、係合突起12の係合部12bが通るための開口であり、42aは、挿入された係合突起12が矢印方向に移動(スライド)されるときに係合突起12の立ち上がり部12のみが通過できるように設けられた切り欠きである。係合突起12は係合穴42に挿入され、次いで基部4ごと矢印方向にスライドされることによって、切り欠き内におさまり、係合突起12の係合部12bが切り欠き42bの両側において基板40の裏面上に乗ることにより、基板40と係合する。
【0033】
一方、44は、係合突起14と係止突起16の双方が入るための、一体となった係合/係止穴である。係合突起14が係合/係止穴44へと挿入されるとき、係止突起16は、大半が係合/係止穴44の縁よりも外側に位置するため、基板40の前面に押されて弾性的に撓み、基部の主表面とフラットになるまで後退する。係合突起14が根元まで挿入されると、次いで係合突起14は基部4ごと矢印方向にスライドされる。これにより、係合突起14の立ち上がり部14aが係合/係止穴44内を矢印方向に移動すると、係合部14bが基板40の裏面上に乗ると共に、係止突起16の先端が係合/係止穴44の縁より内側に移行することによって、弾性により係合/係止穴44の中にはまり込む。このとき、弾みで受け具1、照明器具本体基板40及び照明カバーを振動させ、衝撃音を発生させる。こうして、係止突起16が一旦係合/係止穴内にはまり込むと、係止突起16の先端が係合/係止穴の縁とかみ合うことにより、係合突起14の後退が阻止されるため、基部4全体の後退が阻止されて、各係合穴に各係合突起が固定される。
【0034】
図7は、上記受け具及び照明器具本体基板と組み合わせて用いることのできる照明カバーの起始部内周縁の構造の一実施例を側面図(右半分は側方断面図)として示す。樹脂シートの熱成形による本実施例の照明カバーは、全体として円形ドーム状であり、照明器具に取り付けるために用いる起始部が、照明カバー全体より径の狭まった円形の開口部として形成されている。
【0035】
図8は、照明カバーの起始部にある円形の開口部の、本発明の受け具1が係合する部位を切り出して、照明カバーの上側から見た平面図(a)、及び、開口部の中心側から見た側面図(b)である。図8(及び図7)において、50は照明カバー開口部から外方に広がったフランジであり、開口部全周にわたって形成されている。照明カバー開口部を構成する円筒形の内周面62a〜dより内方へ張り出すようにして突条54−58−60が形成されており、該突条の中央付近には、概略三角形の水平断面を有する突起56が設けられている。該突条の下面は64a、64b及び64cは、末端付近にある停止壁66に交差して終止している。使用時、実施例の受け具1は、その支持部6の平坦部10表面によって突条54-58-60の下面64dと係合して、照明カバーを支える。照明カバーの取り付けに際し、照明カバーは、受け具1の支持部6が突条の末端54に近接した内周面62a付近において開口部に入るように照明器具本体基板に押し当てられる。このとき、ガイド8は、照明カバー起始部内周縁を案内する働きをする。次いで、照明カバーが、照明器具本体基板に押し当てられたまま下方から見て時計方向に手で回されることにより、受け具1の支持部6の平坦部10が突条の下面64a、64b、64c及び64dの下方を通過する。受け具1の支持部6の平坦部10の端が停止壁66に当接することにより、受け具1のそれ以上の移動は阻止される。これに先立ち、受け具1のプレート22の先端が突起56に乗り上げて撓み、これを乗り越えた瞬間に、弾性的に戻ることによって振動し、受け具1自体及びこれと接触している照明カバー及び照明器具本体基板を振動させることによって衝撃音を発生させる。プレート22が突起56を一旦乗り越えると、逆方向への照明カバーの自然な回転は、プレート22が突起56を逆方向に乗り越えるに必要な力が供給されないため、阻止される。従って、プレート22が突起56を乗り越えた時点で照明カバーの確実な取り付けは完了しており、作業者は、衝撃音によって、照明カバーが安定な位置に正しく取り付けられたことを聴覚的に確認することができる。照明カバーの取り外しは、照明カバーを逆方向に手で回すことによって行われる。このときプレート22は、突起56を逆方向に乗り越え、受け具1の平坦部は、突条54−58−60の下方を逆方向に通過して、突条の端54において脱係合する。段68及び70は、照明カバーを取り外す途中で一旦手を離したような場合でも照明カバーが自然にずり落ちるおそれがないよう、受け具1の平坦部10と当接する水平な面(64b)をそれらの間に形成しており、段70は、そのような場合に平坦部10との縁と当たることによりその不用意なスライドを確実に防止する働きをする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 照明カバー受け具を斜め上方から見た斜視図。
【図2】 一部を切り欠いた照明カバー受け具を斜め上方から見た斜視図。
【図3】 照明カバー受け具を斜め下方から見た斜視図。
【図4】 照明カバー受け具を図3とは逆側の斜め下方から見た斜視図。
【図5】 一部を切り欠いた照明カバー受け具を図3とは逆側の斜め下方から見た斜視図。
【図6】 照明カバー受け具が固定される照明器具本体基板の部位の平面図。
【図7】 照明カバーの、一部側方断面図である側面図。
【図8】 照明カバー起始部の、受け具と係合する部位の平面図及び側面図
【符号の説明】
1=受け具、4=基部、6=支持部、8=ガイド、10=平坦部、11=壁、12=係合突起、12a=立ち上り部、12b=係合部、12c=突条、14=係合突起、14a=立ち上がり部、14b=係合部T、16=係止突起、20=支持壁、22=プレート、30=枠、32=開口部、34=内部、36=段部、40=照明器具本体基板、42=係合穴、42b=開口、42a=切り欠き、44=係合/係止穴、50=フランジ、54=突条、56=突起、58=突条、60=突条、62a〜d=内周面、64a〜c=下面、66=停止壁、68=段、70=段

Claims (17)

  1. 照明カバーを照明器具本体基板の前面に取り付けるための照明カバー受け具であって、照明カバーの起始部内周縁と係合してこれを支持するための支持部と、該支持部と一体の基部とを含んでなり、
    1)該基部の該基板に対向する側に、該基板方向への立ち上り部と該立ち上り部から横方向への広がりを備えた係合部とを有する、該基部と一体の複数の係合突起を備えると共に、
    2)該基部から該基板方向へと持ち上がった状態の、押し下げ可能で且つ自ら弾性により元の状態に復帰可能な少なくとも1個の係止突起を該基部と一体に備えており、
    3)該複数の係合突起が、それぞれに対応して該基板に設けられた係合穴に該係合部が該基板の裏面に出るまで係合突起を挿入したとき、該係止突起が該基板の前面に押されて後退し、次いで該基板と平行な面内で該基部を平行移動及び/又は回転移動させることにより該係合突起の該係合部を該基板の裏面に係合させたとき、該係止突起がこれに対応して該基板に設けられた係止穴内に弾性により突出して該係止穴の縁とかみ合うことにより、該基部の戻りを阻止して該基板に固定できるようにしたことを特徴とする受け具。
  2. 該係止突の少なくとも1個が該係合突起に隣接して備えられていることを特徴とする、請求項1の受け具。
  3. 少なくとも1個の係止穴が係合穴と連続した一体のものである、請求項1又は2の受け具。
  4. 該係合突起が、側方から見たとき、概略L字形若しくは概略T字形、又は、円若しくはその部分よりなる頭部とこれを支える頚部とからなる形状を有することを特徴とする、請求項1ないし3の何れかの受け具。
  5. 該係止突起が、該基部の一部から該基部の主表面に沿って延び少なくともその先端領域の一部が該基部の主表面より上方に突出しているものであることを特徴とする、請求項1ないし4の何れかの受け具。
  6. 該支持部に係合する照明カバーの起始部内周縁に係合するよう該支持部に臨んで突出した、該基部と共に一体成形されたプレートであって、該基部の下方に支持されており、且つ外力により撓み可能で且つ該外力の除去により弾性的に復帰するプレートを備えたことを特徴とする、請求項1ないし5の何れかの受け具。
  7. 該支持部に係合する照明カバーの起始部内周縁に向けて突出するように金属弾性板の根元部分を取り付けるための枠構造であって、金属弾性板のおり返された根元側末端領域を通過させるための開口部と金属弾性板のおり返された根元側末端領域を収容するための内部とを有し、該開口部の幅が、該内部の幅よりも狭く、該内部から該開口部に向かって、該金属弾性板の根元側末端が係合する段部を有することを特徴とする枠構造を該支持部に近接して備えたことを特徴とする、請求項1ないし6の何れかの受け具。
  8. 該支持部に係合する照明カバーの起始部内周縁に向けて突出するように、金属弾性板のおり返された根元側末端領域を該枠構造に挿入して、該根元側末端を該段部に係合させることにより該金属弾性板を取り付けてあることを特徴とする、請求項7の受け具。
  9. 請求項6又は8の受け具であって、該基板に固定した該受け具に照明カバーをあてがい次いで照明カバーを回して取り付けるに際し、回される照明カバーの起始部内周縁に設けられた凸部に押されて該プレート又は金属弾性板が弾性的に撓み、照明カバーが所定の取り付け位置に達した時該プレート又は金属弾性板が該凸部から解放されて弾性的に復帰することによって衝撃音を発すると共に、照明カバーが逆方向に緩み該受け具から脱係合して脱落するのを該プレート又は金属弾性板が該凸部との係合により防止することができることを特徴とする、受け具。
  10. 請求項1ないし5の何れかの受け具であって、照明カバーの起始部内周縁に対向する該支持部の前縁の位置から、これより後退した位置へと傾斜して下降するガイド面を、支持部の下部に一体に含むことを特徴とする、受け具。
  11. 請求項6ないし9の何れかの受け具であって、照明カバーの起始部内周縁に対向する該支持部の前縁の位置から、これより後退した位置へと傾斜して下降するガイド面を、支持部の下部に一体に含むことを特徴とする、受け具。
  12. 請求項1ないし11の何れかの受け具の複数個を固定できるよう、該複数個の受け具の係合突起及び係止突起に対応する係合穴及び係止穴を備えた、該受け具を固定して用いるための照明器具本体基板。
  13. 請求項1ないし11の何れかの受け具と請求項10の照明器具本体基板とからなる、照明カバー取り付け用システム。
  14. 請求項6、7、8、9又は11の受け具と、請求項12の照明器具本体基板と、そして、取り付けに際し照明カバーが所定の取り付け位置に達したときに該受け具の該プレート又は金属弾性板を解放する凸部を起始部内周縁に備えたことを特徴とする照明カバーとからなる、基板・照明カバーシステム。
  15. 請求項1ないし11の何れかの受け具により照明カバーを取り付けてなる照明器具。
  16. 請求項13の照明カバー取り付け用システムにより照明カバーを取り付けてなる照明器具。
  17. 請求項12の基板・照明カバーシステムを備えた照明器具。
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