JPH0550601U - 車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの結合構造 - Google Patents

車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの結合構造

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JPH0550601U
JPH0550601U JP10904191U JP10904191U JPH0550601U JP H0550601 U JPH0550601 U JP H0550601U JP 10904191 U JP10904191 U JP 10904191U JP 10904191 U JP10904191 U JP 10904191U JP H0550601 U JPH0550601 U JP H0550601U
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locking
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front lens
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 係止爪と係止孔との係合により結合される車
輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの結合構
造において、ランプボディと前面レンズとの分離を容易
に行うことができるようにする。 【構成】 係止爪8と係止孔6との間にランプボディ2
と前面レンズ3との間に係止爪を折り曲げるための空間
12を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの結合構造は、車輌用 灯具を廃棄する場合にランプボディと前面レンズとの分離を資源の再利用の観点 から必要であることに鑑み、両者の分離を容易に行なうことができるようにした 新規な車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの結合構造を提供しよう とするものである。
【0002】
【従来の技術】
車輌用灯具にあってはランプボディと前面レンズとの結合を容易にするため、 例えば、その一方に複数の係止爪を設け、他方に複数の係止孔を設け、係止爪と 係止孔との係合により両者の結合が行われている。
【0003】 図32及び図33はの車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの結合 構造の従来の一例を示すものである。
【0004】 aは前面が矩形状に開口した合成樹脂製のランプボディであり、開口周縁には 前方に開口したレンズ据付溝bが形成され、該レンズ据付溝bの幅は後述する前 面レンズの環状壁の厚さよりも充分に大きく形成されている。
【0005】 レンズ据付溝bを構成する外側周壁cには、比較的小さな矩形をした複数の係 止孔d、d、・・・がその開口周縁に沿って形成されている。
【0006】 eは上記ランプボディaとは異なった合成樹脂から成り、ランプボディaにそ の前面開口を覆うように取着された前面レンズであり、前面レンズeのレンズ部 の周縁には後方へ突出した環状壁fが形成されている。
【0007】 また、前面レンズeの環状壁fの外周面であって、上記ランプボディaの外側 周壁cに形成された係止孔d、d、・・・に対応した位置に係止爪g、g、・・ ・が形成されており、該係止爪g、g、・・・はその幅が係止孔d、d、・・・ の幅と略同じに形成されている。
【0008】 係止爪gは前面レンズeの環状壁fの外面に対して略垂直な係止面hと該係止 面hの先端縁から環状壁fの開口縁側に行くに従い突出量が小さくなるような傾 斜面iとを有する。
【0009】 係止爪gの係止面hの突出量は上記ランプボディaの外側周壁cの厚さより大 きく形成されている。
【0010】 また、環状壁fの開口縁と係止爪gの係止面hとの間の距離はレンズ据付溝b の底面と係止孔dの前側縁との間の距離よりも稍短く形成されている。
【0011】 そして、前面レンズeはその環状壁fをランプボディaのレンズ据付溝b内に その前方から挿入されてランプボディaに取着される。
【0012】 このとき、前面レンズeの係止爪g、g、・・・はその傾斜面i、i、・・・ がランプボディaの外側周壁cの開口縁に当接され、レンズ据付溝b内への挿入 が進むにつれ、環状壁fの係止爪g、g、・・・が形成された部位が内方へ、ま た、外側周壁cの係止孔d、d、・・・が形成された部位が外方へ、それぞれ撓 まされる。
【0013】 そして、係止爪g、g、・・・の係止面h、h、・・・と傾斜面i、i、・・ ・との境線である頂縁を係止孔d、d、・・・の前側縁が乗り越えたところで、 係止爪g、g、・・・が係止孔d、d、・・・と係合し、これにより、前面レン ズeがランプボディaに取着される。
【0014】 jはレンズ据付溝bに予め充填されたシール材であり、前面レンズeの環状壁 fがレンズ据付溝b内に挿入されたときに両者の間の間隙を埋めて防水を図るよ うになっている。
【0015】
【考案が解決しようとする課題】
ところで上述したような、ランプボディaと前面レンズeとの材質が相違する 車輌用灯具にあっては、これを廃棄する場合に、材料の再利用を考慮して分離し なければならない。
【0016】 かかる場合、上述した車輌用灯具にあっては、ランプボディaの係止孔d、d 、・・・と前面レンズeの係止爪g、g、・・・との係合を容易には解くことは できず、従って、ランプボディaと前面レンズeとを容易に分離することができ ず、分離作業に手間がかかるという問題があった。
【0017】
【課題を解決するための手段】
そこで、第1の本考案車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの結合 構造は上記した課題を解決するために、係止爪と係止孔との間に係止爪を折り曲 げるための空間を設けたものである。
【0018】 また、第2の本考案車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの結合構 造は、係止孔が形成された部材のうち係止爪が係合する側の部分を除去しやすい 形状に形成したものである。
【0019】
【作用】
従って、本考案車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの結合構造に よれば、係止爪を容易に除去することができ、又は係止孔が形成された部材のう ち係止爪が係合する側の部分を容易に除去できるため、ランプボディと前面レン ズとの係合を容易に解くことができ、両者の分離を容易に行なうことができる。
【0020】
【実施例】 以下に、本考案車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの結合構造の 詳細を添付図面に示した各実施例に従って説明する。
【0021】 図1乃至図5は本考案車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの結合 構造の第1の実施例を示すものである。
【0022】 1は車輌用灯具であり、ランプボディ2と該ランプボディ2の前面開口を覆う 前面レンズ3等から成る。
【0023】 ランプボディ2は合成樹脂で形成され前面が矩形状に開口されており、その開 口周縁には前方に開口したレンズ据付溝4が形成され、該レンズ据付溝4の幅は 前面レンズ3の後述する環状壁の厚さよりも充分に大きく形成されている。
【0024】 尚、図1において左斜め下方へ向かう方向を前側、右斜め上方へ向かう方向を 後側とし、又、左斜め上方へ向かう方向を右側、右斜め下方へ向かう方向を左側 とする。以下、説明において向きを示すときはこの方向によるものとする。
【0025】 レンズ据付溝4を構成する外側周壁5の開口縁寄りの位置には、比較的小さな 矩形状をした複数の係止孔6、6、・・・がランプボディ2の開口面と略平行な 方向に並設されている。
【0026】 前面レンズ3はランプボディ2の材料とは相違する合成樹脂で形成され、その 前面形状は上記ランプボディ2の前面開口と略同じ形状をしており、また、その 周縁より一回り内側の位置から後方へ突出した環状壁7が形成されている。
【0027】 8、8、・・・は前面レンズ3の環状壁7の外周面であって、上記ランプボデ ィ2の外側周壁5に形成された係止孔6、6、・・・に対応した位置に形成され た係止爪である。
【0028】 係止爪8は、環状壁7の外面に対して垂直で、かつ、環状壁7の開口縁に対し て平行に立設された矩形状の係止片9と該環状壁7の外面から立設され、前端が 係止片9の後面に連続すると共に側方から見て直角三角形状をした傾斜片10と から成る。
【0029】 係止片9の環状壁7外面からの突出量は上記外側周壁5の肉厚より大きく、幅 は上記係止孔6の幅、即ち、周方向の長さと略同じか又は稍小さく形成されてい る。
【0030】 傾斜片10はその環状壁7外面からの突出量が上記係止片9のその突出量と同 じで、また、その係止片9からの後方への突出量が、傾斜縁10aの勾配が余り きつくならないように、例えば、前記係止孔6の前後方向の長さより稍長く形成 されている。
【0031】 このような係止爪8は、環状壁7の後側開口縁と係止片9の前面との間の間隔 がレンズ据付溝4の底部と係止孔6の前側縁との間の間隔よりも稍短くなるよう に形成されている。
【0032】 従って、係止爪8は環状壁7に垂直な方向から見てT字状に(図3参照)、ま た、側方から見て後方に行くに従い環状壁7に近づくように変位する傾斜縁10 aを有する略直角三角形を呈している(図4参照)。
【0033】 しかして、前面レンズ3はその環状壁7をランプボディ2のレンズ据付溝4内 にその前方から挿入してランプボディ2に取着される。
【0034】 このとき、前面レンズ3の係止爪8、8、・・・はその傾斜片10、10、・ ・・の傾斜縁10a、10a、・・・がランプボディ2の外側周壁5の開口縁の 内周に当接され、レンズ据付溝4内への挿入が進むにつれ、環状壁7の係止爪8 、8、・・・が形成された部位が内方へ、外側周壁5の係止孔6、6、・・・が 形成された部位が外方へ、それぞれ撓まされる。
【0035】 そして、係止爪8、8、・・・の係止片9、9、・・・が係止孔6、6、・・ ・の前側縁を通過したところで、係止爪8、8、・・・が係止孔6、6、・・・ に係合し、これにより、前面レンズ3がランプボディ2に取着される。
【0036】 11はレンズ据付溝4の底部に予め充填されたシール材であり、前面レンズ3 の環状壁7がレンズ据付溝4内に挿入されたときに両者の間の間隙を埋めるよう になっている。
【0037】 係止爪8が係止孔6に係合した状態においては、シール材11の弾力により係 止爪8の係止片9の前面が係止孔6の前側縁に当接され、また、係止爪8の両端 縁が係止孔6の両側縁にそれぞれ当接又は近接されて、これにより係止爪8は係 止孔6に略ガタツキが無い状態で係合される。
【0038】 また、係止爪8が係止孔6に内嵌された状態では傾斜片10の両側面と係止孔 6の両側縁との間に空間12、12がそれぞれ形成されることになる。
【0039】 次に、上述したように組み立てられた車輌用灯具1においてランプボディ2と 前面レンズ3とを分離するには以下のように係止爪8、8、・・・を折り曲げて 除去することにより行う。
【0040】 先ず、先端が比較的細いプライヤー(あるいは所謂ラジオペンチでも良い。) 13の両先端部13a、13aを係止孔6の上記空間12、12内にそれぞれ挿 入して、両先端部13aと13aとで係止爪8の傾斜片10を挟持する。
【0041】 そして、プライヤー13の先端部13a、13aで挟持した傾斜片10を左右 に動かして折り曲げて除去する。
【0042】 次に、係止爪8の係止片9を上記プライヤー13で挟持し、これを前後方向に 動かして折り曲げ、除去する。
【0043】 このとき、係止片9は既に傾斜片10が除去されているためこれをプライヤー 13に挟持さえすれば、係止孔6内においてプライヤー13の基端側を後方に移 動することにより、容易に係止片9を折り曲げることができる。
【0044】 そして、係止爪8を折り曲げて係止孔6内から除去することにより係止孔6と 係止爪8との係合が解除される。
【0045】 しかして、前面レンズ3の環状壁7に形成された係止爪8、8、・・・のすべ てを除去することにより、ランプボディ2と前面レンズ3との結合を前後方向に 解くことができ、両者を分離することができる。
【0046】 図6乃至図8は本考案車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの結合 構造の第2の実施例を示すものである。
【0047】 この第2の実施例が前記第1の実施例と比較して相違する点は、係止爪の形状 のみであるので、図面には要部のみを示し、また、その説明は上記相違点につい てのみ行い、他の部分については図面の各部に前記第1の実施例に係る車輌用灯 具におけるランプボディと前面レンズとの結合構造における同様の部分に付した 符号と同じ符号を付することによりその説明を省略する。
【0048】 14は前面レンズ3の環状壁7の外面に形成された係止爪であり、2つの係止 爪14、14が1つの係止孔6に対応して設けられている。
【0049】 係止爪14は側方から見て台形をした板状で、その下底が環状壁7の外面に接 し、上底と下底とを結ぶ前側縁14aが環状壁7に対して略垂直で、また、後側 縁14bが後方へ行くに従い環状壁7の方へ変位するように形成されている。
【0050】 また、係止爪14の環状壁7からの突出量はランプボディ2の外側周壁5の肉 厚よりも大きく形成されていて、係止爪14が係止孔6に係合したときに係止爪 14の先端が外側周壁5の外面から突出するようになっている。
【0051】 そして、2つの係止爪14、14はそのそれぞれの反対向側の面間の間隔、即 ち、外法寸法が前記係止孔6の幅と略同じか又は稍小さくなるように環状壁7の 外面から一体に突設されている。
【0052】 しかして、このように形成された係止爪14は、その前側縁14aが前記第1 実施例における係止爪8の係止片9の前面9aと、また、その後側縁14bがそ の傾斜片10の傾斜縁10aとそれぞれ同様に機能する。
【0053】 また、2つの係止爪14、14が係止孔6に係合した状態においては係止爪1 4、14の反対向側の面が係止孔6の両端縁にそれぞれ当接又は近接し、これに より、係止爪14、14は係止孔6に対してガタツキなく係合すると共に、係止 爪14、14の対向する側の2つの面と係止孔6の前後両縁に囲まれた部分に空 間15が形成されることになる。
【0054】 次に、上述のように係止孔6と係合された係止爪14、14を除去するには、 先ず、前記プライヤー13の両先端部13a、13aで2つの係止爪14と14 との係止孔6から外へ突出している部分を挟持し、更に、プライヤー13をその 先端部13a、13aが閉じるように挟む。
【0055】 これにより、係止爪14、14の先端部には横方向への移動力が加えられ、係 止爪14、14は横方向へ折り曲げられることになる。
【0056】 このとき、係止爪14、14の先端は係止孔6の周縁よりも外方に突出されて いるため、プライヤー13により両部位を容易に挟持することができる。
【0057】 そして、係止孔6内から係止爪14、14を折り曲げて除去することにより、 係止孔6と係止爪14、14との係合が解除され、このような係止爪14、14 、・・・をすべて除去することにより、ランプボディ2と前面レンズ3との結合 を前後方向に解くことができ、両者を分離することができる。
【0058】 図9乃至図11は本考案車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの結 合構造の第3の実施例を示すものである。
【0059】 この第3の実施例も上記第2の実施例と同様に第1の実施例と相違する点は係 止爪の形状のみであるので、図面には要部のみを示し、また、その説明は上記相 違点についてのみ行い、他の部分については図面の各部に前記第1の実施例に係 る車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの結合構造における同様の部 分に付した符号と同じ符号を付することによりその説明を省略する。
【0060】 16、16、・・・(図では1つのみ示す。)は前面レンズ3の環状壁7の外 面に形成された係止爪であり、該係止爪16は円筒形状を斜めに切頭して側方か ら見て略直角三角形状になるように形成されている。
【0061】 また、係止爪16の上方開口縁16aはその前端部と後端部とで環状壁7から の突出量が相違し、後方へ行くに従い環状壁7の方へ変位するように形成されて いて、その前端部の突出量は外側周壁5の肉厚より大きく、また、後端部は環状 壁7の外面に一致するように形成されており、また、係止爪16の外径が係止孔 6の幅と略同じか又は稍小さく形成されている。
【0062】 そして、このように形成された係止爪16は、その前端周面16bが前記第1 の実施例における係止爪8の係止片9の前面9aと、また、上方開口縁16aが 傾斜片10の傾斜縁10aとそれぞれ同様に機能する。
【0063】 また、係止爪16が係止孔6に係合した状態において係止爪16の幅方向の両 端面が係止孔6の両側縁にそれぞれ当接又は近接し、これにより、係止爪16に 係止孔6に対してガタツキなく係合すると共に、係止爪16と係止孔6との間及 び係止爪16の内側に空間17、17、・・・・が形成されることになる。
【0064】 次に、上述のように係止孔6と係合された係止爪16を除去するには、先ず、 前記プライヤー13の両先端部13a、13aをそれぞれ係止爪16を挟むよう に上記空間17、17内に挿入し、これをプライヤー13の先端部13a、13 aで挟持し、更に、挟持した係止爪16を前後方向又は左右方向に移動して、係 止爪16の一部を折り曲げ除去する。
【0065】 又、係止爪16のうち残った部分についても同様にプライヤー13で折り曲げ 除去もする。
【0066】 そして、係止孔6内から係止爪16を折り曲げて除去することにより、係止孔 6と係止爪16との係合が解除され、このような係止爪16、16、・・・をす べて除去することにより、ランプボディ2と前面レンズ3との結合を前後方向に 解くことができ、両者を分離することができる。
【0067】 図12乃至図16は本考案車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの 結合構造の第4の実施例を示すものである。
【0068】 この第4の実施例が前記第1の実施例と比較して相違する点は、係止爪の形状 及びランプボディの開口縁と係止孔との間の部分の形状だけであるので、図面に は要部のみを示し、また、その説明は上記相違点についてのみ行い、他の部分に ついては図面の各部に前記第1の実施例に係る車輌用灯具におけるランプボディ と前面レンズとの結合構造における同様の部分に付した符号と同じ符号を付する ことによりその説明を省略する。
【0069】 18、18、・・・(図では1つのみ示す。)はランプボディ2の外側周壁5 の開口縁寄りの位置に開口縁に沿うように並設された係止孔であり、該係止孔1 8、18、・・・は前記第1の実施例の係止孔6、6、・・・と同様に比較的小 さな矩形に形成されている。
【0070】 19、19はランプボディ2の外側周壁5の外面であって、上記係止孔18の 前側の2つの角部からランプボディ2の開口縁に向かってこれに達するように形 成されたV字溝であり、該V字溝19、19の深さは外側周壁5の肉厚の略半分 にされている。
【0071】 20、20、・・・(図では1つのみ示す。)は前面レンズ3の環状壁7の外 周面であって、上記ランプボディ2の外側周壁5に形成された上記係止孔18、 18、・・・に対応した位置に形成された係止爪である。
【0072】 係止爪20は前記第1の実施例において示した係止爪8と同様に環状壁7の外 周面に対してに垂直な面20aと傾斜した面20bとを有し、側方から見て台形 状に形成されており、また、その幅は係止孔18の幅と略同じか又は稍小さく形 成されている。
【0073】 係止爪20の垂直面20aは環状壁7の開口縁に対して平行で前方に向くよう に形成され、また、傾斜面20bは後方に行くに従い環状壁7に近づくように変 位するように形成されている。
【0074】 しかして、このように形成された係止爪14は、その垂直面20aが前記第1 の実施例における係止爪8の係止片9の前面9aと、また、その傾斜面20bが 傾斜片10の傾斜縁10aとそれぞれ同様に機能する。
【0075】 そして、係止爪20が係止孔18に係合された状態で両者の係合によるランプ ボディ2と前面レンズ3との結合を容易に解くには次のようにして行う。
【0076】 即ち、マイナスドライバー21の先端部21aを係止爪20の垂直面20aと 係止孔18の前側縁との間に抉るようにして挿入し(図14参照)、マイナスド ライバー21を後方、即ち、係止爪20側に倒す(図15参照)。
【0077】 ドライバー21を後方へ倒すと、ランプボディ2に形成したV字溝19、19 と係止孔18とランプボディ2の開口縁とによって囲まれた部分、即ち、除去予 定部分22が前面レンズ3の環状壁7から上方へ浮き上がり、除去予定部分22 と環状壁7との間に間隙が生じる(図16参照)。
【0078】 そして、更に、ドライバー21の先端部21aを後方に倒しながら、上記除去 予定部分22と環状壁7との間の間隙に挿し込むようにすると、除去予定部分2 2には更に上方への移動力が付与される。
【0079】 そして、除去予定部分22に上方への移動力が付与されると、該V字溝19、 19は他の部位よりも脆弱であるため、除去予定部分22の左右両側縁のV字溝 19、19の形成された部分にその移動力による剪断力が集中し、該部分が破壊 されることになる。
【0080】 しかして、2つのV字溝19、19が形成された部分が破壊されると除去予定 部分22はランプボディ2から切断されて除去することが可能となり、ランプボ ディ2から除去予定部分22を除去すると、係止孔18と係止爪20との係合が 解かれる。
【0081】 そして、ランプボディ2の全周に形成された係止孔18、18、・・・と前面 レンズ3の全周に形成された係止爪20、20、・・・との係合を解くことによ り、ランプボディ2と前面レンズ3との結合を前後方向に解くことができ、両者 を分離することができる。
【0082】 図17乃至図19は本考案車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの 結合構造の第5の実施例を示すものである。
【0083】 この第5の実施例が前記第4の実施例と比較して相違する点はランプボディに 形成した除去予定部分の形状のみであるので、図面には要部のみを示し、また、 その説明は上記相違点についてのみ行い、他の部分については図面の各部に前記 第4の実施例に係る車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの結合構造 における同様の部分に付した符号と同じ符号を付することによりその説明を省略 する。
【0084】 23、23、・・・はランプボディ2の外側周壁5であって、係止孔18の前 端側の2つの角部からランプボディ2の開口縁に向かって直線状に並ぶようにそ れぞれ形成された小孔であり、該小孔23、23、・・・が外側周壁5を貫通し 、小孔23と23との間隔は比較的近接するように形成されている。
【0085】 そして、上記小孔23、23、・・・を前後方向に結んだ線とランプボディ2 の開口縁と係止孔18の前側縁との間に囲まれた部分24が上記第4の実施例に おける除去予定部分22と同様に後述する除去される部分として機能する。
【0086】 しかして、係止爪20が係止孔18に係合された状態で両者の係合によるラン プボディ2と前面レンズ3との結合を容易に解くには前記第4の実施例の場合と 同様にして行う。
【0087】 即ち、マイナスドライバー21の先端部21aを係止爪20の垂直面20aと 係止孔18の前側縁との間に抉るようにして挿入し、マイナスドライバー21を 後方に倒す。
【0088】 これにより、除去予定部分24をを前面レンズ3の環状壁7から浮き上がらせ 、更に、該浮き上がって生じた間隙にドライバー21の先端部を挿し込むことに より、除去予定部分24は更に上方への移動力が付与される。
【0089】 そして、除去予定部分24に上方への移動力が付与されると、除去予定部分2 4の左右両側縁の小孔23、23、・・・を前後方向に結んだ線上の部分が他の 部分よりも脆弱であるため、ここにその移動力による剪断力が集中して該部分が 線状に破壊されることになる。
【0090】 このようにして除去予定部分24をランプボディ2から除去して係止孔18と 係止爪20との係合を解き、ランプボディ2と前面レンズ3とを分離することが 可能となる。
【0091】 図20乃至図24は本考案車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの 結合構造の第6の実施例を示すものである。
【0092】 この第6の実施例が前記第4の実施例と比較して相違する点はランプボディに 形成した除去予定部分の形状のみであるので、図面には要部のみを示し、また、 その説明は上記相違点についてのみ行い、他の部分については図面の各部に前記 第4の実施例に係る車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの結合構造 における同様の部分に付した符号と同じ符号を付することによりその説明を省略 する。
【0093】 25はランプボディ2の外側周壁5の開口縁にその一辺が一致するように形成 された矩形状の薄肉部である。
【0094】 薄肉部25は外側周壁5の略半分の厚さで、かつ、その一方の側縁においては その外側面が外側周壁5の外側面と同一平面上に位置し、また、他方の側縁にお いてはその内側面が外側周壁5の内側面と同一平面上になるように位置し、薄肉 部25の両側縁を除いた中間部は平面に対して垂直な方向に稍波打つように形成 されている。
【0095】 26はその後側縁が薄肉部25の後側縁と一致するように形成された係止孔で あり、該係止孔26の前後幅及び横幅は共に薄肉部25の前後幅及び横幅の略半 分に形成されている。
【0096】 そして、このように形成された係止孔26に係止爪20を挿入するとき、先ず 、係止爪20の傾斜面20bが薄肉部25の前側縁、即ち、ランプボディ2の開 口縁に当接してその挿入が進むにつれ薄肉部25が外方へ撓まされ係止爪20が 形成された環状壁7の部位はほとんど内側に撓まない。
【0097】 これは薄肉部25の方が係止爪20が形成された環状壁7の部位よりも可撓性 に富むからである。
【0098】 尚、上述のように係止爪20の係止孔26への係合時において、係止爪20が 形成された環状壁7の部位を内側に撓まなくすることによって、ランプボディ2 のレンズ据付溝4内に充填したシール材11が片寄ることなく、防水効果の悪化 を防止することができる。
【0099】 即ち、第6の実施例において、薄肉部25がなく、単に係止孔26が形成され ているだけのものを考えると、環状壁7をレンズ据付溝4内に挿入した時に、係 止爪20が形成された環状壁7の部位が内方に、また、係止孔26が形成された 外側周壁5の部位が外方にそれぞれ撓むことになる(図23(A)、(B)、( C)、(D)参照)。
【0100】 係止爪20が形成された環状壁7の部位が内方に撓んでしまうと、環状壁7の 後端縁がレンズ据付溝4の内側周壁に当接した状態でその挿入が行われてしまい 、シール材11は環状壁7とレンズ据付溝4の内側周壁との間には侵入しないこ とになる。
【0101】 そして、係止爪20が係止孔18に係合して環状壁7の撓みが元の状態に戻っ ても環状壁7と外側周壁5及び底部との間にシール材11が位置されるだけで環 状壁7とレンズ据付溝4の内側周壁との間にはシール材11が介在されないこと になる。
【0102】 このような状態はシール材11がレンズ据付溝4内において予定した位置から ズレた状態であり、防水効果を低下させるという問題がある。
【0103】 そこで、上記第6の実施例のようにすれば、薄肉部25が形成されているため 、係止爪20を係止孔26に係合させる際、当該薄肉部25が外方に撓まされる ことになり係止爪20が形成された環状壁7が内側に撓むことはなく、従って、 環状壁7の後端縁がレンズ据付溝4の略中央部に位置された状態で挿入されるた め、レンズ据付溝4の外側周壁5側と内側周壁側とに略均等にシール材11を位 置させることができ、シール材11が予定した位置からズレることはなく、防水 効果を低下させることがない(図24(A)、(B)、(C)、(D)参照)。
【0104】 また、係止爪20が係止孔26に係合された状態で両者の係合によるランプボ ディ2と前面レンズ3との結合を容易に解くには前記第4及び第5の実施例の場 合と同様に、マイナスドライバー21を係止孔26の前側縁と係止爪20との間 に挿入し、マイナスドライバー21を後方に倒し、更に、薄肉部25が前面レン ズ3の環状壁7から浮き上がって生じた間隙内にドライバー21の先端部21a を挿入する。
【0105】 そして、薄肉部25は環状壁7との間にドライバー21が挿入されると上方へ の移動力が付与され、該移動力による剪断力が薄肉部25の両側縁に集中し、該 両側縁が破断され、薄肉部25がランプボディ2から除去される。
【0106】 従って、この薄肉部25は前記第4及び第5の実施例における除去予定部分2 2又は24と同様に機能する。
【0107】 しかして、上記薄肉部25を除去することにより、係止爪20と係止孔26と の係合が解かれ、ランプボディ2と前面レンズ3との分離が可能になる。
【0108】 図25乃至図27は本考案車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの 結合構造の第7の実施例を示すものである。
【0109】 この第7の実施例が前記第4の実施例と比較して相違する点はランプボディに 形成した除去予定部分の形状のみであるので、図面には要部のみを示し、また、 その説明は上記相違点についてのみ行い、他の部分については図面の各部に前記 第4の実施例に係る車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの結合構造 における同様の部分に付した符号と同じ符号を付することによりその説明を省略 する。
【0110】 27、27は係止孔18の前側の両角部から前方へ向かって形成されたスリッ トであり、該スリット27、27の長さはランプボディ2の開口縁と係止孔18 の前側縁との間の間隔の略2/3の長さに形成されている。
【0111】 そして、上記スリット27、27と該スリットの延長線とランプボディ2の開 口縁と係止孔18との間に囲まれた部分28が除去予定部分として機能する。
【0112】 しかして、係止爪20が係止孔26に係合された状態で両者の係合によるラン プボディ2と前面レンズ3との結合を容易に解くには前記第4、第5及び第6の 実施例の場合と同様に、マイナスドライバー21を除去予定部分28と係止爪2 0との間に挿入し、マイナスドライバー21を後方に倒し、更に、除去予定部分 28が前面レンズ3の環状壁7から浮き上がって生じた間隙内にドライバー21 の先端部21aを挿入する。
【0113】 環状壁7との間にドライバー21が挿入された除去予定部分28は上方への移 動力が付与されてスリット27、27が左右両側縁に形成された部分が後側から 持ち上げられるようにしてスリット27、27の延長線が切断され、除去予定部 分28はランプボディ2から除去される。
【0114】 しかして、上記除去予定部分28を除去することにより、係止爪20と係止孔 18との係合が解かれ、ランプボディ2と前面レンズ3との分離が可能になる。
【0115】 また、この第7の実施例にあっては前記第6の実施例と同様に、スリット27 、27を形成しているため除去予定部分28が可撓性に富み、従って、レンズ据 付溝4に環状壁7を嵌合したときにシール材11を内側に移動させることはなく 、防水効果を悪化させることがない。
【0116】 図28乃至図30は本考案車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの 結合構造の第8の実施例を示すものである。
【0117】 この第8の実施例が前記第4の実施例と比較して相違する点はランプボディに 形成した除去予定部分の形状のみであるので、図面には要部のみを示し、また、 その説明は上記相違点についてのみ行い、他の部分については図面の各部に前記 第4の実施例における同様の部分に付した符号と同じ符号を付することによりそ の説明を省略する。
【0118】 29、29はランプボディ2の外側周壁5の外面であって係止孔18の両側縁 から適宜離間した位置に前後方向に延びるように形成されたU字溝である。
【0119】 U字溝29、29はその深さがランプボディ2の外側周壁5の肉厚の略半分と され、また後端部は係止孔18の後側縁と前後方向において略一致し、前端部は 外側周壁5の開口縁に達するようにそれぞれ形成されている。
【0120】 そして、2つのU字溝29、29の後端部間を結んだ線と外側周壁5の開口縁 とに囲まれた部分30が除去予定部分として機能する。
【0121】 しかして、係止爪20が係止孔18に係合された状態で両者の係合によるラン プボディ2と前面レンズ3との結合を容易に解くには前記第4、第5、第6及び 第7の実施例の場合と同様に、マイナスドライバー21を係止孔18の前側縁と 係止爪20の前面20aとの間に挿入し、マイナスドライバー21を後方に倒し 、更に、除去予定部分30が前面レンズ3の環状壁7から浮き上がって生じた間 隙内にドライバー21の先端部21aを挿入する。
【0122】 環状壁7との間にドライバー21が挿入された除去予定部分30は上方への移 動力が付与され、係止孔18の前側の両角部とU字溝29、29との間の部分が 破壊され、更に、U字溝29、29の形成された部分のうち前側の部分が破壊さ れて、除去予定部分30のうち係止孔18よりの前方の部分が除去される。
【0123】 しかして、上記除去予定部分30を除去することにより、係止爪20と係止孔 18との係合が解かれ、ランプボディ2と前面レンズ3との分離が可能になる。
【0124】 また、この第8の実施例にあっては前記第6の実施例と同様に、U字溝29、 29を形成しているため除去予定部分30が可撓性に富み、従って、レンズ据付 溝4に環状壁7を嵌合したときにシール材11を内側に移動させることはなく、 防水効果を悪化させることがない。
【0125】
【考案の効果】
以上に記載したところから明らかなように、第1の本考案車輌用灯具における ランプボディと前面レンズとの結合構造は、係止爪と係止孔との係合により結合 される車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの結合構造であって、上 記係止爪と係止孔との間に係止爪を折り曲げるための空間を設けたことを特徴と する。
【0126】 また、第2の本考案車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの結合構 造は、係止爪と係止孔との係合により結合される車輌用灯具のランプボディと前 面レンズとの結合構造であって、係止孔が形成された部材のうち係止爪が係合す る側の部分を除去しやすい形状に形成したことを特徴とする車輌用灯具における ランプボディと前面レンズとの結合構造。
【0127】 従って、本考案車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの結合構造に よれば、係止爪を容易に除去することができ、又は係止孔が形成された部材のう ち係止爪が係合する側の部分を容易に除去できるため、ランプボディと前面レン ズとの係合を容易に解くことができ、両者の分離を容易に行なうことができる。
【0128】 尚、前記実施例において示した具体的な構成は、本発明車輌用標識灯の取付構 造の実施に当たってのほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明 の技術的範囲が限定的に解釈されてはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図5と共に本考案車輌用灯具における
ランプボディと前面レンズとの結合構造の第1の実施例
を示し、本図はランプボディと前面レンズとを分解した
状態を示す斜視図である。
【図2】後方から見た要部の拡大分解斜視図である。
【図3】要部の拡大平面図である。
【図4】図3におけるIV−IV線に沿う断面図であ
る。
【図5】プライヤーで傾斜片を把持した状態の図4にお
けるV−V線に沿う断面図である。
【図6】図7及び図8と共に本考案車輌用灯具における
ランプボディと前面レンズとの結合構造の第2の実施例
を示し、本図は後方から見た要部の拡大分解斜視図であ
る。
【図7】要部の拡大平面図である。
【図8】図7におけるVIII−VIII線に沿う断面
図である。
【図9】図10及び図11と共に本考案車輌用灯具にお
けるランプボディと前面レンズとの結合構造の第3の実
施例を示し、本図は後方から見た要部の拡大分解斜視図
である。
【図10】要部の拡大平面図である。
【図11】図10におけるXI−XI線に沿う断面図で
ある。
【図12】図13乃至図16と共に本考案車輌用灯具に
おけるランプボディと前面レンズとの結合構造の第4の
実施例を示し、本図は後方から見た要部の拡大分解斜視
図である。
【図13】要部の拡大平面図である。
【図14】図13におけるXIV−XIV線に沿う拡大
断面図である。
【図15】ドライバーを係止爪と除去予定部分との間に
挿し込む状態を示す後方から見た要部の拡大斜視図であ
る。
【図16】除去予定部分を除去している状態を示す後方
から見た要部の拡大斜視図である。
【図17】図18及び図19と共に本考案車輌用灯具に
おけるランプボディと前面レンズとの結合構造の第5の
実施例を示し、本図は後方から見た要部の拡大分解斜視
図である。
【図18】要部の拡大平面図である。
【図19】図18におけるXIX−XIX線に沿う拡大
断面図である。
【図20】図21乃至図24と共に本考案車輌用灯具の
ランプボディと前面レンズとの結合構造の第6の実施例
を示し、本図は後方から見た要部の拡大分解斜視図であ
る。
【図21】要部の拡大断面図である。
【図22】図21におけるXXII−XXII線に沿う
拡大断面図である。
【図23】環状壁をレンズ据付溝に挿入するときの問題
点を順を追って説明するための要部の断面図である。
【図24】環状壁のレンズ据付溝への挿入を順を追って
説明するための要部の断面図である。
【図25】図26及び図27と共に本考案車輌用灯具の
ランプボディと前面レンズとの結合構造の第7の実施例
を示し、本図は後方から見た要部の拡大分解斜視図であ
る。
【図26】要部の拡大平面図である。
【図27】図26におけるXXVII−XXVII線に
沿う拡大断面図である。
【図28】図29乃至図31と共に本考案車輌用灯具に
おけるランプボディと前面レンズとの結合構造の第8の
実施例を示し、本図は後方から見た要部の拡大分解斜視
図である。
【図29】要部の拡大平面図である。
【図30】図29におけるXXX−XXX線に沿う拡大
断面図である。
【図31】図29におけるXXXI−XXXI線に沿う
拡大断面図である。
【図32】図33と共に従来の車輌用灯具におけるラン
プボディと前面レンズとの結合構造の一例を示し、本図
はランプボディと前面レンズとを分解した状態を示す斜
視図である。
【図33】要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 車輌用灯具 2 ランプボディ 3 前面レンズ 6 係止孔 8 係止爪 12 空間 14 係止爪 15 空間 16 係止爪 17 空間 18 係止孔 20 係止爪 22 除去予定部分 24 除去予定部分 25 除去予定部分 26 係止孔 28 除去予定部分 30 除去予定部分

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 係止爪と係止孔との係合により結合され
    る車輌用灯具におけるランプボディと前面レンズとの結
    合構造であって、上記係止爪と係止孔との間に係止爪を
    折り曲げるための空間を設けたことを特徴とする車輌用
    灯具におけるランプボディと前面レンズとの結合構造。
  2. 【請求項2】 係止爪が係止孔に係合した状態において
    係止爪の先端が係止孔を通して係止孔が形成された部材
    の外面から稍突出したことを特徴とする請求項1の車輌
    用灯具におけるランプボディと前面レンズとの結合構
    造。
  3. 【請求項3】 係止爪と係止孔との係合により結合され
    る車輌用灯具のランプボディと前面レンズとの結合構造
    であって、係止孔が形成された部材のうち係止爪が係合
    する側の部分(以下、「除去予定部分」という。)を除
    去しやすい形状に形成したことを特徴とする車輌用灯具
    におけるランプボディと前面レンズとの結合構造。
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