JP4530797B2 - ケーブル用コネクタ及びコネクタ組立体 - Google Patents

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Description

本発明は、ケーブル用コネクタ及びコネクタ組立体に関するものである。
従来、次世代テレビ向けのデジタルインターフェイス規格であるHDMI(R)(High−Difinition Multimedia Interface)に準拠したコネクタが開発されている。前記HDMI(R)に準拠したコネクタを使用することによってデジタル信号の接続が可能となり、STB(Set Top Box)等とデジタルテレビとの間でデジタル信号の送受信を行うことができる。もっとも、以前よりパーソナルコンピュータ用の規格としてDVI(Digital Visual Interface)というデジタルインターフェイス規格が提案されているが、DVIに準拠したコネクタは、大型で、しかも、映像信号のみが接続可能となっているので、デジタルテレビ等のデジタル家電製品には不向きであった。これに対し、HDMI(R)に準拠したコネクタは、映像信号に加えて音声信号及びコントロール信号の接続を可能とし、端子間のピッチも小さく小型化されているので、デジタルテレビ等のデジタル家電製品に適している。
しかし、前記コネクタにおいては、端子間のピッチが小さいので、ケーブルにおける信号線の芯(しん)線の径が大きい場合、すなわち、芯線が太い場合、端子に芯線をはんだ付する作業が困難になってしまう。そして、はんだ付された端子と芯線との接続状態が不均一になり易く、インピーダンスが乱れ易くなってしまう。そこで、端子の終端部のピッチを幅方向に拡大したり、端子の終端部を上下に振分けたりすることによって、端子の終端部同士の間隔を広げて、端子に芯線をはんだ付する作業を容易にするコネクタが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−116647号公報
しかしながら、前記従来のコネクタにおいては、各端子の先端から終端までの距離が必ずしも同一でないので、差動信号を伝送する一対の差動信号ペア線の芯線を端子に接続すると、差動信号におけるプラスの信号を伝送する線長とマイナスの信号を伝送する線長とが同一とならず、信号のスキューが発生してしまう。
本発明は、前記従来の問題点を解決して、同一平面内に接触部が位置する第1端子及び第2端子の終端部が2段に振分けられ、一対の第1端子における終端部の間隔が接触部の間隔よりも広く、一対の第1端子における終端部と隣接する対における第1端子の終端部との間隔がさらに広く、第2端子における終端部が第1端子における終端部よりも後方に延在するようにして、ケーブルの芯線が太くても、該芯線と端子の終端部とのはんだ付作業を容易に、かつ、均一に行うことができ、差動信号における信号のスキューが発生することがなく、信頼性を向上させることができるケーブル用コネクタ及びコネクタ組立体を提供することを目的とする。
そのために、本発明のケーブル用コネクタにおいては、ケーブルの先端に接続されるケーブル用コネクタであって、相手方コネクタの端子と接触する接触部、及び、ケーブルの芯線に接続される終端部を各々備える第1端子及び第2端子、並びに、絶縁性樹脂から成り、前記第1端子及び第2端子が挿入されるコネクタ本体部及びガイド部を有し、前記第1端子の終端部には信号線の芯線が接続され、前記第2端子の終端部には接地線の芯線が接続され、同一平面内に前記接触部が位置する第1端子及び第2端子の終端部が2段に振分けられ、前記第1端子の終端部と前記第2端子の終端部とは各々別個の段の平面内に位置し、少なくとも前記第1端子の終端部同士の間隔が前記接触部同士の間隔より広い。
本発明の他のケーブル用コネクタにおいては、さらに、対として組合された2つの第1端子の終端部同士の間隔は、隣接する対における第1端子の終端部との間隔より狭い。
本発明の更に他のケーブル用コネクタにおいては、さらに、前記第2端子の終端部の位置する平面は、前記第1端子の終端部の位置する平面よりケーブル用コネクタの中心側、かつ、後端側に位置する。
本発明の更に他のケーブル用コネクタにおいては、さらに、前記第1端子の終端部に接続される芯線は、前記第2端子の終端部の位置する平面の範囲において、絶縁性被覆で覆われている。
本発明の更に他のケーブル用コネクタにおいては、さらに、前記対として組合された2つの第1端子は線長が同一であり、前記2つの第1端子の終端部の各々には差動信号ペア線の芯線が各々接続される。
本発明の更に他のケーブル用コネクタにおいては、さらに、前記差動信号ペア線の2本の信号線は、前記第2端子の終端部の位置する平面の範囲において、前記絶縁性被覆の上が前記2本の信号線を結束する結束被覆で覆われている。
本発明のコネクタ組立体においては、ケーブルと、相手方コネクタの端子と接触する接触部、及び、ケーブルの芯線に接続される終端部を各々備える第1端子及び第2端子、並びに、絶縁性樹脂から成り、前記第1端子及び第2端子が挿入されるコネクタ本体部及びガイド部を備え、前記第1端子の終端部には信号線の芯線が接続され、前記第2端子の終端部には接地線の芯線が接続され、同一平面内に前記接触部が位置する第1端子及び第2端子の終端部が2段に振分けられ、前記第1端子の終端部と前記第2端子の終端部とは各々別個の段の平面内に位置し、少なくとも前記第1端子の終端部同士の間隔が前記接触部同士の間隔より広く、前記ケーブルの先端に接続されるケーブル用コネクタと、該ケーブル用コネクタの周囲に取付けられたコネクタ用シールドケースとを有する。
本発明によれば、ケーブル用コネクタは、同一平面内に接触部が位置する第1端子及び第2端子の終端部が2段に振分けられ、一対の第1端子における終端部の間隔が接触部の間隔よりも広く、一対の第1端子における終端部と隣接する対における第1端子の終端部との間隔がさらに広く、第2端子における終端部が第1端子における終端部よりも後方に延在するようになっている。そのため、ケーブルの芯線が太くても、該芯線と端子の終端部とのはんだ付作業を容易に、かつ、均一に行うことができ、差動信号における信号のスキューが発生することがなく、信頼性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタを示す上方斜視図、図2は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタを示す下方斜視図である。
図1及び2において、10は本実施の形態におけるケーブル用コネクタであり、ケーブル30の先端に接続されている。前記ケーブル用コネクタ10及びケーブル30はいかなる種類のコネクタ及びケーブルであってもよいが、本実施の形態においては、説明の都合上、前記ケーブル用コネクタ10及びケーブル30が次世代テレビ向けのデジタルインターフェイス規格であるHDMI(R)に準拠したコネクタ及びケーブルである場合について説明する。そして、前記ケーブル用コネクタ10は、デジタルテレビ等のデジタル家電製品に配設された図示されない相手方コネクタと嵌(かん)合して接続される。
また、本実施の形態において、ケーブル用コネクタ10及びケーブル30の各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、ケーブル用コネクタ10及びケーブル30が図に示される姿勢である場合に適切であるが、ケーブル用コネクタ10及びケーブル30の姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。なお、本実施の形態において、ケーブル30は、説明の都合上、先端近傍部分のみが図示され、その他の部分の図示は省略されている。
ここで、ケーブル用コネクタ10は、絶縁性樹脂で成形されたコネクタ本体部11及びガイド部12を有し、前記コネクタ本体部11及びガイド部12内には、後述される導電性金属から成る複数の端子が装填(てん)されている。なお、コネクタ本体部11は、ガイド部12と係合する係合片11aを両側部に備え、前記係合片11aがガイド部12の両側部と係合することによってコネクタ本体部11とガイド部12とが相互に結合される。また、コネクタ本体部11の表面には、ケーブル用コネクタ10が相手方コネクタに嵌合される際に該相手方コネクタの係合部材と係合するための係合用凹部13が複数個形成されている。
そして、前記ガイド部12には複数のガイド溝16が形成され、該ガイド溝16内に後述される端子の終端部が収容されている。なお、必ずしもすべてのガイド溝16内に端子の終端部が収容されていなくてもよい。そして、前記ガイド溝16内の端子の終端部にケーブル30の芯線35がはんだ付によって接続されている。図1及び2において、31はケーブル30の被覆であり、32はケーブル30における差動信号線、33はケーブル30における独立信号線、36はケーブル30における電力線、34は差動信号線32に含まれる差動信号ペア線である。なお、差動信号線32には、後述される差動信号用接地線34aも含まれる。
次に、前記ケーブル用コネクタ10の構成を詳細に説明する。
図3は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタの先端面を示す正面図、図4は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタの上面図、図5は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタの側断面図である。なお、図5(a)は図4におけるB−B矢視断面図、図5(b)は図4におけるA−A矢視断面図である。
図3及び5に示されるように、コネクタ本体部11の先端面及びその近傍には、相手方コネクタの挿入部が挿入されるスロット状の挿入口14が形成されている。また、コネクタ本体部11の内部には、軸方向(図4及び5における横方向)に延在し、前記挿入口14に接続される細長い端子収容孔(こう)17が複数形成され、該端子収容孔17の各々の内部に端子が1本ずつ装填されている。なお、本実施の形態において、端子は、主として差動信号ペア線34に接続される第1端子21、主として接地線としての差動信号用接地線34aに接続される第2端子22、及び、電力線36に接続される後述される第3端子23を含んでいる。また、コネクタ本体部11の先端面及びその近傍には、前記挿入口14の上下の辺の両外側に複数の端子先端用開口15が並んで配設されている。そして、該端子先端用開口15の各々の内部に各端子の先端部が収容されている。また、端子の先端部には、湾曲した形状で突出し、相手方コネクタの端子と接触する接触部が形成されている。なお、21aは第1端子21の接触部、22aは第2端子22の接触部、後述される23aは第3端子23の接触部である。
本実施の形態において、端子は挿入口14の上面及び下面に沿って、それぞれの幅方向(図3における横方向)に均一な間隔、すなわち、等ピッチで並んで配設されている。なお、前記挿入口14の上面と下面とは互いに平行である。そして、挿入口14の上面に沿って、例えば、10本の端子がピッチ1〔mm〕で並んで配設され、挿入口14の下面に沿って、例えば、10本の端子がピッチ1〔mm〕で並んで配設されている。そのため、挿入口14の上面に沿って配設された端子の接触部は一平面内に位置し、挿入口14の下面に沿って配設された端子の接触部は前記一平面と対向する他の平面に位置する。
なお、各端子は、弾性を備えてばねとして機能するものであり、本体部の両側面が端子収容孔17の両側壁によって挟み込まれた状態で固定され、先端は自由端となっている。そして、端子の先端部に形成された接触部は、ばねとしての機能によって、挿入口14の上面及び下面から、それぞれ、内方に向けて突出している。そのため、ケーブル用コネクタ10が相手方コネクタに嵌合されて該相手方コネクタの挿入部が挿入口14に挿入されると、端子の接触部は、ばねとしての機能によって前記相手方コネクタの挿入部における相手側端子の接触部に押付けられ、電気的な接続を確保することができる。
ここで、挿入口14の上面に沿っては、一対の第1端子21と単一の第2端子22とが交互に並ぶように配設されている。具体的には、図3における左側から、第1端子21、第1端子21、第2端子22、第1端子21、第1端子21、第2端子22、第1端子21、第1端子21、第2端子22、第1端子21の順で配設されている。また、挿入口14の下面の場合も、上面の場合とほぼ同様であるが、第3端子23が含まれている。具体的には、図3における左側から、第2端子22、第1端子21、第1端子21、第2端子22、第1端子21、第1端子21、第2端子22、第1端子21、第3端子23の順で配設されている。
これにより、図3に示されるように、ケーブル用コネクタ10の先端面を観た場合の端子の配置は、第2端子22を2本の等辺で挟まれる頂点とし、2つの第1端子21を対向する2頂点とする二等辺三角形が、交互に反転して組合されて、横に並べられた配置となる。そのため、各三角形における第1端子21の各々に差動信号線32における差動信号ペア線34の各々を図4及び5(a)に示されるように接続し、また、第2端子22に同じ差動信号線32における差動信号用接地線34aを図5(b)に示されるように接続すると、クロストークの発生を防止することができる端子配置とすることができる。
次に、前記ガイド部12の構成について詳細に説明する。
図6は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのコネクタ本体部及びガイド部を示す斜視図、図7は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのコネクタ本体部及びガイド部を示す四面図である。なお、図6(a)は上方斜視図、図6(b)は上方斜視図、図7(a)は側面図、図7(b)は後面図、図7(c)は上面図、図7(d)は下面図である。
図6に示されるように、ガイド部12においてガイド溝16が形成される面は、上面側及び下面側において、それぞれ、上下2段に分割され、かつ、軸方向にずれて配設されている。すなわち、ガイド部12の上面側及び下面側において2段の階段状の面が形成され、該面の各々にガイド溝16が形成されている。そして、ガイド部12の上面側及び下面側における上段側の面、すなわち、ケーブル用コネクタ10の外側寄りであって前方(図6における右上方)側寄りの面に形成されたガイド溝16には第1端子21の終端部21bが収容され、下段側の面、すなわち、ケーブル用コネクタ10の軸心側であって後方(図6における左下方)側寄りの面に形成されたガイド溝16には第2端子22の終端部22bが収容されている。なお、図6(b)に示されるように、ガイド部12の下面側においては、上段側の面の側端近傍に、第3端子23の終端部23bが収容されるガイド溝16が後方に突出するように形成されている。
そして、ガイド部12の上面側のガイド溝16に終端部が収容されている端子は、前記挿入口14の上面に沿って配設されている端子であり、ガイド部12の下面側のガイド溝16に終端部が収容されている端子は、前記挿入口14の下面に沿って配設されている端子である。なお、前記ガイド溝16の前端は、ガイド部12内に形成され、前記コネクタ本体部11の端子収容孔17に連通する端子後部収容孔が接続されている。この場合、下段側の面に形成されたガイド溝16に接続された端子後部収容孔は、上段側の面の下を貫通しているので、上段側の面に形成されたガイド溝16に接続された端子後部収容孔よりも長くなっていることが、図6及び7に示される配置によって、理解される。
本実施の形態においては、端子の終端部は、不均一な間隔、すなわち、不等ピッチで、かつ、接触部よりも広いピッチで、2段に並んで配設されている。前述したように、端子の先端部では、第1端子21と第2端子22とが混在して同一面において幅方向に並んで配設されているのに対し、端子の終端部では、第1端子21の終端部21bが上段側の面のガイド溝16に収容され、第2端子22の終端部22bが下段側の面のガイド溝16に収容されている。そのため、端子の終端部では、幅方向の寸法に余裕が発生するので、端子の終端部は先端部より広いピッチで配設されている。
また、図7に示されるように、上段側の面において第1端子21の終端部21bは、不等ピッチで配設されている。例えば、挿入口14の上面に沿って配設されている端子の場合、前述したように、端子の先端部は、一対の第1端子21と単一の第2端子22とが交互に並ぶように配設されている。そして、同一の対における第1端子21の終端部21b同士の間隔は、隣接する対における第1端子21の終端部21bとの間隔よりも狭くなっている。もっとも、同一の対における第1端子21の終端部21b同士の間隔は、端子の先端部における端子同士の間隔より広く、例えば、端子の先端部における間隔の1.2〜1.3倍となっている。なお、挿入口14の下面に沿って配設されている端子についても、同様である。
このように、第1端子21の終端部21b同士の間隔が広くなっているので、差動信号ペア線34等の信号線の芯線35が太くても、該芯線35と終端部21bとのはんだ付作業を容易に行うことができる。また、はんだ付による芯線35と終端部21bとの接続状態を均一なものにすることができる。さらに、隣接する対における第1端子21の終端部21bとの間隔が広くなっているので、同一の対における第1端子21の終端部21bに差動信号ペア線34の芯線35を接続した場合、隣接する差動信号ペア線34間のクロストークの発生を防止することができる。
さらに、ガイド溝16が形成される面が2段の階段状になっており、第1端子21の終端部21bが上段側の面のガイド溝16に収容されているので、差動信号ペア線34等の信号線の絶縁性被覆を除去して芯線35を露出させる範囲を短くすることができる。すなわち、差動信号ペア線34等の信号線の芯線35は、前記終端部21bの終端面が位置する上段側の面と下段側の面との境界付近まで絶縁性被覆で覆われている。そのため、信号線間のクロストークの発生を防止することができる。さらに、差動信号ペア線34の場合、信号線の絶縁性被覆の上が収縮チューブ等から成る結束被覆で覆われている。該結束被覆は、差動信号ペア線34を構成する2本の信号線が互いに密着して平行な状態となるように結束するための部材である。そのため、上段側の面と下段側の面との境界付近まで結束被覆で覆われているので、2本の信号線が離れることがなく、差動信号におけるプラスの信号を伝送する信号線の線長とマイナスの信号を伝送する信号線の線長とが同一となり、信号のスキューが発生することがない。
次に、前記端子の構成について詳細に説明する。
図8は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのガイド部を除去した状態を示す斜視図、図9は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのガイド部を除去した状態を示す四面図、図10は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタの端子の配置を示す斜視図、図11は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタの端子の配置を示す三面図である。なお、図8(a)は上方斜視図、図8(b)は下方斜視図、図9(a)は側面図、図9(b)は後面図、図9(c)は上面図、図9(d)は下面図、図10(a)は上方斜視図、図10(b)は下方斜視図、図11(a)は側面図、図11(b)は上面図、図11(c)は下面図である。
図10及び11に示されるように、第1端子21及び第2端子22は、先端面の位置が揃(そろ)えられ、軸方向に関して同一位置になるようにコネクタ本体部11及びガイド部12に装填される。そのため、第1端子21の接触部21a及び第2端子22の接触部22aの位置も軸方向に関して同一位置になっている。なお、図10及び11は、コネクタ本体部11及びガイド部12に装填されている端子の配置を理解することができるように、コネクタ本体部11及びガイド部12を除去して、端子のみを図示したものであり、図10及び11に示されるすべての端子は、図6及び7に示されるように、コネクタ本体部11及びガイド部12に装填されている場合と同様に配置されている。
そして、第2端子22の全長は、第1端子21の全長より長く、第2端子22の後端面の位置は、第1端子21の後端面の位置よりも後方(図10における左下方、又は、図11における右方)に位置する。これは、前述のように、第1端子21の終端部21bが収容されるガイド溝16が上段側の面に形成され、第2端子22の終端部22bが収容されるガイド溝16が上段側の面に形成されているので、第2端子22の終端部22bの方が第1端子21の終端部21bよりも後方に位置する必要があるからである。このことは、図8及び9に示される端子の終端部の配置によって、より容易に理解される。なお、図8及び9は、コネクタ本体部11及びガイド部12に装填されている端子の終端部の配置を理解することができるように、ガイド部12を除去したものである。また、該ガイド部12は、係合片11aとの係合を解除し、後方に引抜くことによって、コネクタ本体部11から取外すことができる。
なお、第3端子23の全長は第1端子21の全長とほぼ同一であるが、第3端子23の後端面の位置は、第1端子21の後端面の位置よりも後方に位置する。これは、第3端子23の接触部23aの位置を、第1端子21の接触部21a及び第2端子22の接触部22aの位置よりも軸方向に関して後方にしたためである。これにより、前述したように、ガイド部12の上段側の面において後方に突出するガイド溝16に第3端子23の終端部23bが収容される。
本実施の形態において、端子は、いずれも、細長い棒状であり、金属板を打抜き、曲げ加工を施すことによって形成される。そして、端子の本体部は、先端部及び終端部より幅広であり、両側面に前記コネクタ本体部11の端子収容孔17の側壁に食込むための凸部が形成されている。これにより、前記本体部の両側面は、端子収容孔17の両側壁によって挟み込まれた状態で確実に固定される。そして、端子の先端部に形成された接触部は、ばねとしての機能によって、それぞれ、内方に向けて突出している。
また、端子の終端部は、段部を介して本体部に接続され、該本体部と平行に、かつ、上下方向(図11(a)における上下方向)に段違いになっている。そして、第1端子21の終端部21b及び第3端子23の終端部23bは本体部より外方、すなわち、ガイド部12の外側寄りに位置し、第2端子22の終端部22bは本体部より内方、すなわち、ガイド部12の中心寄りに位置する。これにより、第1端子21の終端部21b及び第3端子23の終端部23bと第2端子22の終端部22bとは上下2段に振分けられ、第1端子21の終端部21b及び第3端子23の終端部23bは上段側の平面内に位置し、第2端子22の終端部22bは下段側の平面内に位置する。そして、第1端子21の終端部21b及び第3端子23の終端部23bはガイド部12の上段側の面に形成されたガイド溝16に収容され、第2端子22の終端部22bはガイド部12の下段側の面に形成されたガイド溝16に収容される。
さらに、前述したように、一対の第1端子21の終端部21b同士の間隔が先端部同士の間隔より広くなるようにするために、第1端子21の終端部21bは、前記段部によって、該本体部と平行に、かつ、横方向(図11(b)及び(c)における上下方向)に段違いになっている。なお、第3端子23の終端部23bも本体部と平行に、かつ、横方向に段違いになっている。そのため、終端部21bが本体部に対して右方向に段違いになっている第1端子21と終端部21bが本体部に対して左方向に段違いになっている第1端子21と対として組合せることによって、終端部21b同士の間隔が先端部同士の間隔より広くなる一対の第1端子21を得ることができる。
ここで、第1端子21の全長はすべて等しく、前記対として組合された2つの第1端子21は、対の中心軸線に関して線対称の関係にあるので、前記対として組合された2つの第1端子21における終端部21bから接触部21aまで信号を伝送する線長は同一である。そのため、前記対として組合された2つの第1端子21の各々に差動信号線32における差動信号ペア線34の各々を接続した場合、差動信号におけるプラスの信号を伝送する線長とマイナスの信号を伝送する線長とが同一となるので、信号のスキューが発生することがない。
次に、前記構成のケーブル用コネクタ10及びケーブル30にコネクタ用シールドケース40を取付ける工程について説明する。
図12は本発明の実施の形態におけるコネクタ用シールドケースにコネクタを装着する工程を示す図、図13は本発明の実施の形態におけるケーブル及びコネクタにコネクタ用シールドケースが取付けられた状態を示す図である。なお、図12及び13において、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は上面図、(d)は斜視図である。
ここで、コネクタ用シールドケース40は、一枚の導電性の金属板から成り、該金属板を打抜き、曲げ加工を施すことによって形成される。前記コネクタ用シールドケース40は、コネクタ本体部11の先端(図12(a)及び(c)における左端)から所定範囲が収納される筒状部41、及び、コネクタ本体部11の後端(図12(a)及び(c)における右端)近傍であってケーブル30の芯線がコネクタ端子に接続される部分を囲繞(にょう)する包囲部42を有する。前記筒状部41と包囲部42とによってケース本体が構成される。前記包囲部42は断面が概略矩(く)形であり、前記筒状部41よりも外形が大きくなっている。そして、前記包囲部42は上面に一辺が接続された上側部としての折曲舌片51を備える。該折曲舌片51は接続線51aにおいて前記上面に接続され、前記折曲舌片51の後端には連結片52を介して、後述される結合片としてのケーブル押片53が接続されている。また、前記包囲部42は下面に下側部としての底面板43を備える。該底面板43は接続線43aにおいて前記包囲部42の一方の側面に接続され、前記底面板43の後端には連結片44を介して、結合片としてのクリンプ(crimp)片45が接続されている。そして、該クリンプ片45は、ケーブル30の先端近傍のシールドテープ39の周囲を囲繞し、該シールドテープ39に当接しているケーブル押片53も含めてクランプする。これにより、コネクタ用シールドケース40はシールドテープ39に電気的に接続される。また、底面板43の後端両側に接続された斜板46は、ケーブル30の芯線がコネクタ端子に接続される部分の斜め後方を塞(ふさ)ぐようになっている。
なお、ここでは、シールドテープ39がケーブル押片53とクリンプ片45とによって上下から挟み込まれて当接することによって、コネクタ用シールドケース40とケーブル30の編組シールドとが電気的に接続されるようになっているが、シールドテープ39を使用せずに、前記編組シールドがケーブル押片53とクリンプ片45とによって上下から挟み込まれて直接当接することによって、コネクタ用シールドケース40と前記編組シールドとが電気的に接続されるようにすることもできる。
そして、図12に示されるように、ケーブル30及びコネクタ本体部11がほぼ一直線となるような姿勢とし、すなわち、ケーブル30の軸線とコネクタ本体部11の軸線とがほぼ同一直線を形成するような姿勢として、コネクタ本体部11をコネクタ用シールドケース40の後方から該コネクタ用シールドケース40内に挿入する。この場合、コネクタ本体部11の軸線と筒状部41及び包囲部42の軸線とが同一直線を形成するようにして、包囲部42の後方からコネクタ本体部11を挿入する。なお、コネクタ本体部11を挿入する際におけるコネクタ用シールドケース40とケーブル30及びコネクタ本体部11との動きは相対的なものであり、コネクタ用シールドケース40を固定してケーブル30及びコネクタ本体部11を前進させてもよいし、ケーブル30及びコネクタ本体部11を固定してコネクタ用シールドケース40を後退させてもよいし、該コネクタ用シールドケース40を後退させるとともにケーブル30及びコネクタ本体部11を前進させてもよい。
また、前述したように、折曲舌片51が包囲部42の上面に対して斜め上方に向けて傾斜し、かつ、底面板43が包囲部42の一方の側面から下方に向けて延在しているので、包囲部42の後端は開放されている。そのため、包囲部42の後方からコネクタ本体部11を容易に挿入することができる。
続いて、コネクタ本体部11がコネクタ用シールドケース40に装着された状態において、ケーブル30の芯線がコネクタ端子に接続される部分、すなわち、コネクタ本体部11とケーブル30との接続部を折り曲げ、ケーブル30を斜め上方に移動させてコネクタ本体部11に対して傾斜させる。なお、ケーブル30とコネクタ本体部11との動きは相対的なものであり、ケーブル30に対してコネクタ本体部11を移動させてもよい。そして、コネクタ本体部11に対するケーブル30の角度が、包囲部42の上面に対する折曲舌片51の角度と同程度になるようにする。
続いて、接続線43aにおいて底面板43を包囲部42の一方の側面に対して折り曲げ、底面板43を上方に移動させて包囲部42の下面と面一となるようにする。なお、前記接続線43aは、包囲部42の一方の側面の下端縁となり、包囲部42の軸心と平行な方向に延在する。また、包囲部42の下面の後半分が底面板43によって閉止され、該底面板43の自由端縁(図12に示される状態における下端縁)が、包囲部42の他方の側面の下端縁に当接する。
続いて、コネクタ本体部11とケーブル30との接続部を元の方向に曲げ戻し、ケーブル30を斜め下方に移動させて元の状態に戻す。すなわち、ケーブル30の軸線とコネクタ本体部11の軸線とがほぼ同一直線を形成するような姿勢とする。このとき、接続線51aにおいて折曲舌片51を包囲部42の上面に対して折り曲げ、折曲舌片51を下方に移動させて包囲部42の上面と面一となるようにする。これにより、ケーブル30のシールドテープ39の下面がクリンプ片45のU字の底部に当接し、かつ、ケーブル押片53が前記シールドテープ39の上面に当接する。すなわち、ケーブル30のシールドテープ39は、ケーブル押片53とクリンプ片45とによって上下から挟み込まれた状態になる。
続いて、クリンプ片45のU字の直線部分を、ケーブル30のシールドテープ39の周面に沿った形状となるように曲げて、クリンプ片45がシールドテープ39の周面に巻付くようにして、前記クリンプ片45によってケーブル30をクランプする。この場合、シールドテープ39の上面に当接しているケーブル押片53をクリンプ片45のU字の先端部分によって包み込むようにする。
これにより、図13に示されるように、クリンプ片45及びケーブル押片53がケーブル30の先端近傍部分の周囲を覆うようにして取付けられ、コネクタ用シールドケース40のケーブル30及びコネクタ本体部11への取付けが完了し、コネクタ組立体60を得ることができる。この場合、コネクタ用シールドケース40は、ケーブル30の先端に接続されたコネクタ本体部11の周囲を囲繞して、該コネクタ本体部11を電磁気的にシールドするようになっている。
この後は、図示されないモールド工程を行って、コネクタ用シールドケース40、ケーブル30の先端部等の周囲を絶縁性樹脂によってモールドすることによってコネクタ組立体60を完成させる。この場合、少なくとも包囲部42の先端からクリンプ片45の後端までの範囲はすべて絶縁性樹脂によってモールドされることが望ましい。なお、筒状部41の大部分は、図示されない相手方コネクタに挿入されるので、通常は、絶縁性樹脂によってモールドされないようにする。また、モールドの代りに、絶縁性樹脂から成るコネクタカバーを装着することによってコネクタ組立体としてのコネクタ60を完成させることもできる。
このように、本実施の形態において、第1端子21の終端部21bと第2端子22の終端部22bとは上下2段に振分けられ、第1端子21の終端部21bは上段側の平面内に位置し、第2端子22の終端部22bは下段側の平面内に位置する。そして、前記第1端子21の終端部21b同士の間隔が広くなっている。そのため、差動信号ペア線34等の信号線の芯線35が太くても、該芯線35と終端部21bとのはんだ付作業を容易に行うことができる。さらに、該はんだ付作業を的確に行うことができ、はんだ付による芯線35と終端部21bとの接続状態を均一なものにすることができる。
また、隣接する対における第1端子21の終端部21bとの間隔が広くなっているので、対として組合された2つの第1端子21の終端部21bに差動信号ペア線34の芯線を接続した場合、隣接する差動信号ペア線34間のクロストークの発生を防止することができる。さらに、前記対として組合された2つの第1端子21における終端部21bから接触部21aまで信号を伝送する線長が同一なので、差動信号におけるプラスの信号を伝送する線長とマイナスの信号を伝送する線長とが同一となり、信号のスキューが発生することがない。
さらに、前記上段側の平面と下段側の平面とが階段状になっており、前記上段側の平面が下段側の平面の前方に位置するので、差動信号ペア線34等の信号線の芯線35を、終端部21bの終端面が位置する上段側の面と下段側の面との境界付近まで絶縁性被覆で覆われた状態にすることができる。そのため、信号線の絶縁性被覆を除去して芯線35を露出させる範囲を短くすることができ、信号線間のクロストークの発生を防止することができる。さらに、差動信号ペア線34の場合、2本の信号線の絶縁性被覆の上が上段側の面と下段側の面との境界付近まで結束被覆で覆われている。そのため、2本の信号線が離れることがなく、差動信号におけるプラスの信号を伝送する信号線の線長とマイナスの信号を伝送する信号線の線長とが同一となり、信号のスキューが発生することがない。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタを示す上方斜視図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタを示す下方斜視図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタの先端面を示す正面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタの上面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタの側断面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのコネクタ本体部及びガイド部を示す斜視図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのコネクタ本体部及びガイド部を示す四面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのガイド部を除去した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのガイド部を除去した状態を示す四面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタの端子の配置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタの端子の配置を示す三面図である。 本発明の実施の形態におけるコネクタ用シールドケースにコネクタを装着する工程を示す図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル及びコネクタにコネクタ用シールドケースが取付けられた状態を示す図である。
符号の説明
10 ケーブル用コネクタ
21 第1端子
21a、22a 接触部
21b、22b 終端部
22 第2端子
30 ケーブル
34 差動信号ペア線
34a 差動信号用接地線
35 芯線
40 コネクタ用シールドケース
60 コネクタ組立体

Claims (7)

  1. (a)ケーブルの先端に接続されるケーブル用コネクタであって、
    (b)相手方コネクタの端子と接触する接触部、及び、ケーブルの線に接続される終端部を各々備える第1端子及び第2端子、並びに、
    (c)絶縁性樹脂から成り、前記第1端子及び第2端子が挿入されるコネクタ本体部及びガイド部を有し、
    (d)前記第1端子の終端部には信号線の芯線が接続され、前記第2端子の終端部には接地線の芯線が接続され、
    )同一平面内に前記接触部が位置する第1端子及び第2端子の終端部が2段に振分けられ、前記第1端子の終端部と前記第2端子の終端部とは各々別個の段の平面内に位置し、
    )少なくとも前記第1端子の終端部同士の間隔が前記接触部同士の間隔より広いことを特徴とするケーブル用コネクタ。
  2. 対として組合された2つの第1端子の終端部同士の間隔は、隣接する対における第1端子の終端部との間隔より狭い請求項1に記載のケーブル用コネクタ。
  3. 前記第2端子の終端部の位置する平面は、前記第1端子の終端部の位置する平面よりケーブル用コネクタの中心側、かつ、後端側に位置する請求項1又は2に記載のケーブル用コネクタ。
  4. 前記第1端子の終端部に接続される芯線は、前記第2端子の終端部の位置する平面の範囲において、絶縁性被覆で覆われている請求項1〜3のいずれか1項に記載のケーブル用コネクタ。
  5. 前記対として組合された2つの第1端子は線長が同一であり、前記2つの第1端子の終端部の各々には差動信号ペア線の線が各々接続される請求項2に記載のケーブル用コネクタ。
  6. 前記差動信号ペア線の2本の信号線は、前記第2端子の終端部の位置する平面の範囲において、前記絶縁性被覆の上が前記2本の信号線を結束する結束被覆で覆われている請求項に記載のケーブル用コネクタ。
  7. (a)ケーブルと
    (b)相手方コネクタの端子と接触する接触部、及び、ケーブルの線に接続される終端部を各々備える第1端子及び第2端子、並びに、絶縁性樹脂から成り、前記第1端子及び第2端子が挿入されるコネクタ本体部及びガイド部を備え、前記第1端子の終端部には信号線の芯線が接続され、前記第2端子の終端部には接地線の芯線が接続され、同一平面内に前記接触部が位置する第1端子及び第2端子の終端部が2段に振分けられ、前記第1端子の終端部と前記第2端子の終端部とは各々別個の段の平面内に位置し、少なくとも前記第1端子の終端部同士の間隔が前記接触部同士の間隔より広く、前記ケーブルの先端に接続されるケーブル用コネクタと
    (c)該ケーブル用コネクタの周囲に取付けられたコネクタ用シールドケースとを有すること特徴とするコネクタ組立体。
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