JP4530163B2 - 焦点調節装置及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、焦点を調節するための焦点調節装置と、これを用いた撮像装置に関する。
従来、カメラ等の撮像装置において焦点距離を調節するために、電磁モータや電歪材料を用いたアクチュエータでレンズを保持するレンズホルダをレンズの光軸方向に移動させ、レンズと撮像素子との距離を調節していた。
特開2003−215429号公報
近年、携帯電話等の小型の電子機器に撮像装置が搭載されるようになり、撮像装置の小型化が進んでいる。レンズと撮像素子との間の焦点距離を調節する焦点調節装置に電磁モータを利用する場合、動力を伝達するための機構が必要となり、焦点調節装置の構成が複雑となり撮像装置の小型化に対応することが困難である。
また、特許文献1に開示されているように電磁モータの代わりに電歪アクチュエータを用いる場合も、電歪材料の伸縮の制御にガイドやバネが必要であり、構造が複雑となり小型化に対応することが難しい。
そこで、構造が簡単で小型化に対応できる焦点調節装置とそれを利用した撮像装置が求められている。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、構造が簡単で小型化に対応可能な焦点調節装置とそれを利用した撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る焦点調節装置は、
高分子層と、第1の電極と、第2の電極と、を備える焦点調節装置であって、
前記高分子層は、前記第1の電極の一部を覆うように形成されており、
前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧が印加されると、前記高分子層は前記第1の電極を覆う面積が広がるように変形し、この変形によって焦点距離を調節する
ことを特徴とする。
前記焦点調節装置は、
レンズを保持するとともに、当該レンズの光軸方向に移動可能なレンズホルダと、
前記レンズホルダが設置されるホルダ支持基板と、を更に備え、
前記ホルダ支持基板と前記レンズホルダとの間に前記高分子層が設けられ、
前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧が印加されると、前記高分子層が前記第1の電極に沿って変形し、この変形により前記レンズホルダを前記光軸方向へ移動させてもよい。
前記ホルダ支持基板の一面に、前記レンズホルダが前記高分子層によって前記光軸方向に移動可能な状態に保持されてもよい。
前記ホルダ支持基板の前記レンズホルダに対向する面に前記第1の電極が形成され、
前記レンズホルダの前記ホルダ支持基板に対向する面に前記第2の電極が形成されてもよい。
前記ホルダ支持基板には、開口部が設けられ、
前記レンズホルダには、前記ホルダ支持基板の前記開口部に嵌合されて当該レンズホルダが前記光軸方向に移動する際のガイドとして機能する円筒部が設けられてもよい。
前記高分子層は、環状に形成されてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る焦点調節装置は、
高分子層と、第1の電極と、第2の電極と、を備える焦点調節装置であって、
前記高分子層及びレンズをその内側に備えるレンズホルダを更に備え、
前記高分子層上に、前記レンズが当該レンズの光軸方向へ移動可能な状態で保持され、
前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧が印加されると、前記高分子層が前記第1の電極に沿って変形し、この変形により前記レンズを前記光軸方向へ移動させて焦点距離を調節する
ことを特徴とする。
前記レンズホルダには、開口部を備える平板部が設けられ、
前記平板部上に前記高分子層が設置されてもよい。
前記平板部上に前記第1の電極が形成され、
前記平板部の前記開口部の内周面に前記第2の電極が形成されてもよい。
前記高分子層と前記レンズとの間に空気が内包されないように、前記高分子層が前記レンズと密着して配置されてもよい。
前記高分子層は、前記レンズと同一の屈折率を有してもよい。
前記高分子層は、円形に形成されてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係る焦点調節装置は、
高分子層と、第1の電極と、第2の電極と、を備える焦点調節装置であって、
前記高分子層を保持するレンズホルダを更に備え、
前記高分子層がレンズ状に形成されており、且つ前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧が印加されると、前記高分子層が前記第1の電極に沿って変形し、前記高分子層の曲率が変化することによって焦点距離を調節する
ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第4の観点に係る焦点調節装置は、
高分子層と、第1の電極と、第2の電極と、を備える焦点調節装置であって、
前記高分子層ポリ塩化ビニルから形成されており、
前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧が印加されると、前記高分子層が前記第1の電極に沿って変形し、この変形によって焦点距離を調節する
ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第5の観点に係る焦点調節装置は、
高分子層と、第1の電極と、第2の電極と、を備える焦点調節装置であって、
前記高分子層には、可塑剤としてフタル酸ジ−n−ブチルが混合されており、
前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧が印加されると、前記高分子層が前記第1の電極に沿って変形し、この変形によって焦点距離を調節する
ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第の観点に係る撮像装置は、
上記第1乃至第5の観点にかかる焦点調節装置と、
前記焦点調節装置が設置される基板と、
前記基板上に配置される撮像素子と、を備える
ことを特徴とする。
本発明によれば、印加された電圧に応じて変形する高分子層を用いることによって、構造が簡単で小型化に対応可能な焦点調節装置と、これを用いた撮像装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る焦点調節装置及び撮像装置について図を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置20を図1〜図3に示す。図2は撮像装置20の平面図である。図1は、図2の一点鎖線A−A’における断面図である。また、図3は焦点調節装置10に電圧が印加された状態を模式的に示す断面図である。
本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置20は、図1に示すように焦点調節装置10と、撮像素子21と、基板22とを備える。撮像素子21は、被写体の光学像を電気信号に変換するものである。撮像素子21は、CCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等から構成されており、例えば図1に示すように基板22上に配置される。
焦点調節装置10は、図1に示すように、アクチュエータ11と、レンズホルダ12と、レンズ13a、13bと、ホルダ支持基板14と、を備える。
アクチュエータ11は、図1、図4(a)及び(b)に示すように、高分子層51と、高分子層51の下面に形成された正電極52と、高分子層51の上面に形成された負電極53と、から構成される。アクチュエータ11は、環状でありレンズホルダ12とホルダ支持基板14との間に配置される。
高分子層51は、ポリ塩化ビニルと可塑剤であるフタル酸ジ−n−ブチルが例えば1:9の割合で混合されたものである。高分子層51は、正電極52と負電極53との間に印加される電圧が0、つまり初期状態で図4(a)に示すように環状に形成される。また、高分子層51は、図1に示すようにレンズホルダ12に形成された負電極53と、ホルダ支持基板14に形成された正電極52との間に設置される。
アクチュエータ11の正電極52、負電極53間に印加する電圧を0から上げていくと、高分子層51のポリ塩化ビニルは正電極52に引き寄せられるため、図4(b)に示すように高分子層51は正電極52を覆うように径方向外側に変形する。高分子層51の変形量は、正電極52の位置、印加する電圧等によって変化する。本実施の形態では、高分子層51を径方向外側に変形させ、レンズ13a、13bの光軸方向の厚みの変化を良好に得られるよう、高分子層51は、図4(a)に示すように初期状態で正電極52を半分程度覆うように形成される。
なお、高分子層51の表面は、外部環境から保護するため、例えばポリウレタン、ポリパラキシリレン樹脂(パリレン)等の伸縮性のある薄い膜で覆われていても良い。また、ポリ塩化ビニルと可塑剤であるフタル酸ジ−n−ブチルの割合は、高分子層51に要求される性能に応じて適宜変更することが可能である。
正電極52は、例えばカーボンブラック、金、銀、アルミニウム等から構成され、図4に示すように環状に形成される。正電極52は、レンズホルダ12の円筒部12aと対向するホルダ支持基板14上の面に形成される。上述したように、正電極52と負電極53との間に電圧が印加されると高分子層51は正電極52に沿うように変形する。本実施の形態では、高分子層51を径方向外側に良好に変形させるため、正電極52は、図4(a)に示すように高分子層51よりも径方向外側に広く形成される。
負電極53は例えばカーボンブラック、金、銀、アルミニウム等から構成され、図4に示すように環状に形成される。負電極53は、レンズホルダ12の円筒部12aのホルダ支持基板14と対向する面に形成される。
正電極52と負電極53とは、電源(図示せず)に接続されており、且つ駆動回路制御部(図示せず)に接続されており、制御部(図示せず)からの入力に従い電圧が印加される。
以上の構成を採るアクチュエータ11の正電極52と負電極53との間に印加する電圧を0から上げていくと、高分子層51を構成するポリ塩化ビニルが極性を有するため、図4(b)に示すように、高分子層51は正電極52を覆うように径方向外側に延びる。高分子層51が径方向へ延びることによって、高分子層51の厚みがTaからTbまで薄くなる。レンズホルダ12は高分子層51によってホルダ支持基板14上に移動可能な状態に保持されているため、高分子層51の厚みの変化に伴って、図3に示すようにレンズホルダ12は(Ta−Tb)だけ、撮像素子21に近づくようにレンズ13a、13bの光軸方向へ移動する。
一方、正電極52と負電極53との間に印加する電圧を0に戻すと、高分子層51が元の形状に戻るため、レンズホルダ12も図1に示す状態に戻る。
レンズホルダ12は、図1に示すように高分子層51を介し、ホルダ支持基板14上にレンズ13a、13bの光軸方向に移動可能な状態で保持される。レンズホルダ12は、図1及び図2に示すように円筒状の第1円筒部12aと第2円筒部12bとを備える。第1円筒部12aは、内側にレンズ13a及び13bを保持する。第2円筒部12bの端部はレンズ13a、13bの光軸方向に移動可能な状態でホルダ支持基板14の開口部14aに嵌合される。このようにレンズホルダ12の第2円筒部12bが開口部14aに嵌合されていることによって、アクチュエータ11が変形した際、第2円筒部12bがガイドとして機能する。従って、レンズ13a、13bを傾けずにレンズホルダ12はレンズ13a、13bの光軸方向に移動することが可能となる。また、第1円筒部12aのホルダ支持基板14と対向する面に負電極53が形成される。
ホルダ支持基板14は、図1及び図2に示すように、環状に形成されており、基板22上に設置される。ホルダ支持基板14は、レンズ13a、13bに対応する開口部14aを備える。また、ホルダ支持基板14の開口部14aは、レンズホルダ12の第2円筒部12bの外径よりもわずかに大きく、第2円筒部12bの端部が嵌合される。レンズホルダ12の第1円筒部12aに対向するホルダ支持基板14の面に、正電極52が形成される。
上記の構成を採る焦点調節装置10において、正電極52と負電極53との間に印加する電圧を0から大きくすると、高分子層51が正電極52に引き寄せられ、正電極52に沿うように変形し、径方向外側に延びることによって厚みが減少する。この厚みの減少、換言すれば、高分子層51のレンズ13a、13bの光軸方向の厚みの変化に伴いレンズホルダ12は撮像素子21に近づくように、レンズ13a、13bの光軸方向へ移動する。従って、撮像素子21とレンズ13a、13bとの距離を短くし、焦点距離を調節することができる。また、正電極52と負電極53との間に印加する電圧を0に戻すと、高分子層51が元の形状に戻るため、レンズホルダ12は最初の位置に戻る。
このように本発明の実施の形態に係る焦点調節装置10において、レンズホルダ12は、アクチュエータ11の高分子層51を介してレンズ13a、13bの光軸方向に移動可能な状態でホルダ支持基板14上に保持される。従って、正電極52と負電極53との間に印加する電圧を上昇させた際、アクチュエータ11は、レンズ13a、13bの光軸方向への高分子層51の変形に伴ってレンズホルダ12を移動させることが可能となる。このように、アクチュエータ11の動力等を伝える手段を必要としないため、焦点調節装置10の構成は簡単となり焦点調節装置10が用いられる撮像装置20の小型化に容易に対応することができる。
なお、高分子層51を構成する材料、印加する電圧、等に応じて、高分子層51の変形の程度を変えることができるため、これらを適宜変更させ、レンズホルダ12に要求される移動距離を実現することが可能である。また、印加する電圧を多段階に設定し、レンズホルダ12の位置を多段階に変更させることも可能である。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置25を図5〜図7に示す。図6は撮像装置25の平面図である。図5は、図6の一点鎖線B−B’における断面図である。また、図7は焦点調節装置30に電圧が印加された状態を模式的に示す断面図である。なお、図5ではレンズ33bに形成された凹部33cと、ガイド軸32cとを説明するため、レンズ33a等の図示を省略している。
本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置25は、第1の実施の形態と同様に焦点調節装置30と、撮像素子21と、基板22とを備える。撮像素子21は、被写体の光学像を電気信号に変換するものである。撮像素子21は、CCD、CMOSイメージセンサ等から構成されており、例えば図5に示すように基板22上に配置される。
焦点調節装置30は、図5に示すように、アクチュエータ31と、レンズホルダ32と、レンズ33a、33bと、を備える。
アクチュエータ31は、図5、図8(a)及び(b)に示すように、高分子層61と、レンズホルダ32の平板部32bに形成された正電極62と、レンズホルダ32の開口部32b’の内周面に形成された負電極63と、から構成される。アクチュエータ31は、平面形状が円形であり、レンズホルダ32の平板部32bに配置される。アクチュエータ31は、少なくとも光が透過する領域において、高分子層61とレンズ33bとの間に空気が内包されないよう高分子層61がレンズ33bと密着して配置されている。
高分子層61は、ポリ塩化ビニルと可塑剤であるフタル酸ジ−n−ブチルが例えば1:9の割合で混合されたものである。高分子層61とレンズ33bとは屈折率が同一である。従って、レンズ33bと撮像素子21との間に高分子層61が介在しても、光学像は乱れない。なお、高分子層61の屈折率とレンズ33bの屈折率とが同一である場合に限らず、その差異が10%以内であってもよく、この場合にもレンズ33bと撮像素子21との間に高分子層61が介在しても、光学像は乱れない。
高分子層61は、正電極62と負電極63との間に印加される電圧が0、つまり初期状態で図8(a)に示すように円形に形成される。また、高分子層61は、図5に示すようにレンズホルダ32の平板部32bに形成された正電極62、平板部32bの開口部32b’に形成された負電極63との間に設置される。
アクチュエータ31の正電極62、負電極63間に印加する電圧を0から上げていくと、高分子層61のポリ塩化ビニルは正電極62に引き寄せられるため、図8(b)に示すように高分子層61は正電極62を覆うように径方向外側に変形する。高分子層61の変形量は、正電極62の位置、印加する電圧等によって変化する。本実施の形態では、高分子層61を径方向外側に変形させ、レンズ33a、33bの光軸方向の厚みの変化を良好に得られるよう、高分子層61は、図8(a)に示すように初期状態で正電極62を半分程度覆うように形成される。
なお、高分子層61の表面は、外部環境から保護するため、例えばポリウレタン、ポリパラキシリレン樹脂(パリレン)等の伸縮性のある薄い膜で覆われていても良い。また、ポリ塩化ビニルと可塑剤であるフタル酸ジ−n−ブチル混合割合は、高分子層61に要求される性能に応じて適宜変更することが可能である。
正電極62は、例えばカーボンブラック、金、銀、アルミニウム等から構成され、図8(a)及び(b)に示すように環状に形成される。正電極62は、レンズホルダ32の平板部32b上に形成される。上述したように、正電極62と負電極63との間に電圧が印加されると高分子層61は正電極62に沿うように変形する。本実施の形態では、高分子層61を径方向外側に良好に変形させるため、正電極62は、図8(a)に示すように高分子層61よりも径方向外側に広く形成される。
負電極63は例えばカーボンブラック、金、銀、アルミニウム等から構成され、図5に示すようにレンズホルダ32の開口部32b’の内周面に全面に渡って形成される。
正電極62と負電極63とは、電源(図示せず)に接続されており、且つ駆動回路制御部(図示せず)に接続されており、制御部(図示せず)からの入力に従い電圧が印加される。
以上の構成を採るアクチュエータ31の正電極62と負電極63との間に印加する電圧を0から上げていくと、高分子層61を構成するポリ塩化ビニルが極性を有するため、図8(b)に示すように、高分子層61は正電極62を覆うように径方向外側に延びる。高分子層61が径方向へ延びることによって、高分子層61の厚みがTcからTdまで薄くなる。レンズ33bは、高分子層61上に密着して配置されているため、高分子層61の厚みの変化に伴って、図8に示すようにレンズ33bは、(Tc−Td)だけ、撮像素子21に近づくようにレンズ33a、33bの光軸方向へ移動する。
一方、正電極62と負電極63との間に印加する電圧を0に戻すと、高分子層61が元の形状に戻るため、レンズ33bも図5に示す初期状態に戻る。
レンズホルダ32は円筒状であり、レンズ33aを保持する平板部32aとアクチュエータ31を保持する平板部32bとを備える。平板部32aはレンズ32aに対応する開口部32a’を備え、この開口部32a’にレンズ33aが保持されている。平板部32bもレンズ33bに対応する開口部32b’を備える。この開口部32b’にはアクチュエータ31が保持されている。また、平板部32bの平板部32aと対向する面に正電極62が形成されており、開口部32b’の内周面にその全周に亘って負電極63が形成される。レンズ33bは、レンズホルダ32に1対のガイド軸32cを介して光軸方向へ移動可能に搭載されているとともに、アクチュエータ31によって光軸方向の所定位置に保持されている。ガイド軸32cは、レンズホルダ32の平板部32a、32b間にレンズ33bの光軸方向と平行に架設されている。レンズ33bには、外周端部に凹部33cが形成され、この凹部33cにガイド軸32cがスライド可能に嵌合されてガイド軸32cに沿って光軸方向へ移動可能となっている。
上記の構成を採る焦点調節装置30において、正電極62と負電極63との間に印加する電圧を0から大きくすると、高分子層61が正電極62に引き寄せられ、正電極62に沿うように変形し、径方向外側に延びることによって厚みが減少する。この厚みの減少、換言すれば、高分子層61のレンズ33a、33bの光軸方向の厚みの変化に伴いレンズ33bは撮像素子21に近づくように、レンズ33a、33bの光軸方向へ移動する。従って、撮像素子21とレンズ33a、33bとの距離を短くし、焦点距離を調節することができる。また、正電極62と負電極63との間に印加する電圧を0に戻すと、高分子層61が元の形状に戻るため、レンズ33bは最初の位置に戻る。
このように、本発明によれば、アクチュエータ31の動力等を伝える手段を必要としないため、焦点調節装置30の構成は簡単となり焦点調節装置30が用いられる撮像装置の小型化に容易に対応することができる。また、アクチュエータの変形を利用し、直接レンズを光軸方向へ移動させるため、部品点数を削減し、更なる小型化に対応することが可能となる。
また、高分子層61の屈折率とレンズ33bの屈折率とが同一であるので、高分子層61とレンズ33bとが協働して単一のレンズとして機能することとなり、レンズ設計の自由度が向上する。なお、レンズ33bが高分子層61に密着して設けられているため、高分子層61が変形しても、レンズ33bによって高分子層61の曲率が常に一定に保持される。
なお、高分子層61を構成する材料、印加する電圧、等に応じて、高分子層61の変形の程度を変えることができるため、これらを適宜変更させ、レンズホルダ32に要求される移動距離を実現することが可能である。また、印加する電圧を多段階に設定し、レンズ33bの位置を多段階に変更させることも可能である。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態に係る焦点調節装置と撮像装置について図を用いて説明する。第1の実施の形態と共通する部分については、第1の実施の形態で用いたものと同様の番号を付し詳細な説明は省略する。
本発明の第3の実施の形態に係る焦点調節装置40と撮像装置26とを図9及び図10に示す。図9は、撮像装置40の断面図である。図10は、焦点調節装置40に電圧が印加された状態の撮像装置26の断面図である。
本発明の実施の形態に係る撮像装置26は、図9に示すように、焦点調節装置40と、撮像素子21と、基板22とを備える。
焦点調節装置40は、レンズホルダ41と、レンズ42と、可変レンズ43と、正電極44と、負電極45と、を備える。
レンズホルダ41は円筒状であり、レンズ42を保持する第1平板部41aと可変レンズ43を保持する第2平板部41bとを備える。第1平板部41aはレンズ42に対応する開口部41a’を備え、この開口部41a’にレンズ42が保持されている。同様に第2平板部41bも可変レンズ43に対応する開口部41b’を備え、この開口部41b’に可変レンズ43が保持されている。また、第2平板部41bの第1平板部41aと対向する面に正電極44が形成されており、開口部41b’の内周面にその全周に亘って負電極45が形成される。
レンズ42は、可変レンズ43とともに被写体の光学画像を集光するものである。可変レンズ43は後述するように、正電極44と負電極45との間に印加された電圧に応じて曲率が変化するが、レンズ42の曲率は一定である。
可変レンズ43は、ポリ塩化ビニルと可塑剤であるフタル酸ジ−n−ブチルとが例えば1:9の割合で混合されたものである。可変レンズ43は、レンズホルダ41の第2平板部41bに保持されており、第2平板部41bに形成された正電極44上に、正電極44と負電極45との間に印加される電圧が0の状態(初期状態)で正電極44を半分程度覆うように設置される。正電極44と負電極45との間に電圧が印加されると、可変レンズ43は径方向外側に変形する。このように変形することによって、可変レンズ43の曲率が変わる。なお、ポリ塩化ビニルとフタル酸ジ−n−ブチルとの混合割合はレンズに要求される特性に応じて変更可能である。
正電極44は、図9に示すように第2平板部41bの第1平板部41aと対向する面に環状に形成される。正電極44は、上述したように半分程度が可変レンズ43に覆われている。
負電極45は、図9に示すように第2平板部41bの開口部41b’ の内周面にその全周に亘って形成される。
また、正電極44と負電極45とは電源(図示せず)に接続されており、且つ回路制御部(図示せず)に接続されており、制御部(図示せず)からの入力に従い電圧が印加される。
以上の構成を採る焦点調節装置40において、正電極44と、負電極45との間に印加される電圧を0から大きくしていくと、可変レンズ43を構成するポリ塩化ビニルが正電極44に引き寄せられることから、図10に示すように可変レンズ43は径方向外側に延びるように変形する。可変レンズ43が径方向外側に広がることによって、可変レンズ43の曲率半径は電圧が0の状態(初期状態)の時と比較して大きくなる、換言すれば可変レンズ43の曲率は小さくなる。従って、可変レンズ43の焦点距離を長くすることができる。
上述したように焦点調節装置40は、印加された電圧に応じて変形する可変レンズ43を用いることにより、可変レンズ43そのものの曲率を変更して焦点距離を調節することができる。一般的に焦点距離を変えるためには、レンズと撮像素子との距離を変える方法が採られているが、本実施の形態では、レンズそのものの曲率を変えるため、レンズを動かす必要がなく、焦点調節装置の構成を簡略化することが可能である。従って、撮像装置の小型化に容易に対応することができる。
なお、正電極と負電極との間に印加する電圧、可変レンズの材質等を変化させることによって曲率の変化する程度を変更させることが可能である。
また、可変レンズの変形は印加する電圧の高さによっても変わるため、正電極と負電極との間に印加する電圧を多段階に設定し、可変レンズの曲率を多段階に変化させることも可能である。
本発明は上述したそれぞれの実施の形態に限られず、様々な修正及び応用が可能である。
例えば、第1の実施の形態において、正電極52がホルダ支持基板14上に、負電極53がレンズホルダ12上に形成され、高分子層51が径方向外側に変形する構成を例に挙げて説明したが、これに限られず正電極52、負電極53を形成する場所、高分子層51を変形させる方向を任意に変更することが可能である。例えば、正電極52がレンズホルダ12上に形成され、負電極53がホルダ支持基板14上に形成される構成を採ることも可能であるし、高分子層51を径方向内側に変形させる構成、レンズ13a、13bの光軸方向に変形させる構成などを採ることが可能である。
また、上述した第1の実施の形態において、アクチュエータ11は、レンズホルダ12とホルダ支持基板14との間に設けられる場合を例に挙げて説明したが、これに限られず、ホルダ支持基板14を設けずに、基板22とレンズホルダ12との間に設けてもよいし、ホルダ支持基板14と基板22とが一体に形成されていても良い。
上述した第1の実施の形態において、アクチュエータ11は環状に形成される場合を例に挙げて説明したがこれに限られず、例えば、複数のアクチュエータ11を、レンズホルダ12とホルダ支持基板14との間の何カ所かに設置し、それぞれを変形させ、レンズホルダ12をレンズ13a、13bの光軸方向へ移動させる構成を採ることも可能である。
また、上述した第2の実施の形態では、正電極62がレンズホルダ32の平板部32b上に、負電極63が開口部32b’の周方向に形成され、高分子層61が径方向外側に変形する構成を例に挙げて説明したが、これに限られず正電極62、負電極63を形成する場所、高分子層61を変形させる方向を任意に変更することが可能である。例えば、正電極62がレンズホルダ32に形成され、負電極63がホルダ支持基板34に形成され、レンズ33a、33bの光軸方向に変形させる構成を採ることも可能である。また、高分子層61を径方向内側に変形させる構成を採ることが可能である。
また、上述した第2の実施の形態では、高分子層61とレンズ33bとが協働して単一のレンズとして機能するように、高分子層61の屈折率とレンズ33bの屈折率とを同一としたが、高分子層61とレンズ33bとが協働して複合レンズとして機能するように、高分子層61の屈折率とレンズ33bの屈折率とを適宜変えるようにしてもよい。例えば、高分子層61を組成する可塑剤の混合比を変えて高分子層61の屈折率を変えることにより、高分子層61の屈折率とレンズ33bの屈折率とを適宜変えて高分子層61とレンズ33bとが協働して複合レンズとして機能するようにしてもよい。
また、上述した第2の実施の形態で、高分子層61は、円形に形成される構成を例に挙げて説明したが、これに限られず第1の実施の形態のように高分子層を環状に形成することも可能である。同様に、第1の実施の形態で、高分子層51は環状に形成されている場合を例に挙げて説明したが、第2の実施の形態と同様に円形に形成することも可能である。
上述した各実施の形態では、ポリ塩化ビニルを用いた場合を例に挙げて説明したが、正電極と負電極との間に印加された電圧に応じて変形する性質を備えれば、ポリ塩化ビニル以外を用いることも可能である。
また、上述した各実施の形態では、2枚のレンズで被写体の光学画像を集光する構成を例に挙げて説明したがこれに限られず、例えば3枚のレンズを用いる構成を採ることが可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の平面図である。 本発明の第1実施の形態に係る焦点調節装置のアクチュエータに電圧が印加された場合の撮像装置の断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る焦点調節装置のアクチュエータの動作を模式的に示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の平面図である。 本発明の第2実施の形態に係る焦点調節装置のアクチュエータに電圧が印加された場合の撮像装置の断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る焦点調節装置のアクチュエータの動作を模式的に示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る撮像装置の断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る可変レンズに電圧が印加された場合の撮像装置の断面図である。
符号の説明
10 焦点調節装置
11 アクチュエータ
12 レンズホルダ
13a,13b レンズ
14 ホルダ支持基板
20 撮像装置
21 撮像素子
22 基板

Claims (16)

  1. 高分子層と、第1の電極と、第2の電極と、を備える焦点調節装置であって、
    前記高分子層は、前記第1の電極の一部を覆うように形成されており、
    前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧が印加されると、前記高分子層は前記第1の電極を覆う面積が広がるように変形し、この変形によって焦点距離を調節する
    ことを特徴とする焦点調節装置。
  2. レンズを保持するとともに、当該レンズの光軸方向に移動可能なレンズホルダと、
    前記レンズホルダが設置されるホルダ支持基板と、を更に備え、
    前記ホルダ支持基板と前記レンズホルダとの間に前記高分子層が設けられ、
    前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧が印加されると、前記高分子層が前記第1の電極に沿って変形し、この変形により前記レンズホルダを前記光軸方向へ移動させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の焦点調節装置。
  3. 前記ホルダ支持基板の一面に、前記レンズホルダが前記高分子層によって前記光軸方向に移動可能な状態に保持されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の焦点調節装置。
  4. 前記ホルダ支持基板の前記レンズホルダに対向する面に前記第1の電極が形成され、
    前記レンズホルダの前記ホルダ支持基板に対向する面に前記第2の電極が形成される
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の焦点調節装置。
  5. 前記ホルダ支持基板には、開口部が設けられ、
    前記レンズホルダには、前記ホルダ支持基板の前記開口部に嵌合されて当該レンズホルダが前記光軸方向に移動する際のガイドとして機能する円筒部が設けられる
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の焦点調節装置。
  6. 前記高分子層として、環状に形成された高分子層が用いられる
    ことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の焦点調節装置。
  7. 高分子層と、第1の電極と、第2の電極と、を備える焦点調節装置であって、
    前記高分子層及びレンズをその内側に備えるレンズホルダを更に備え、
    前記高分子層上に、前記レンズが当該レンズの光軸方向へ移動可能な状態で保持され、
    前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧が印加されると、前記高分子層が前記第1の電極に沿って変形し、この変形により前記レンズを前記光軸方向へ移動させて焦点距離を調節する
    ことを特徴とする焦点調節装置。
  8. 前記レンズホルダには、開口部を備える平板部が設けられ、
    前記平板部上に前記高分子層が設置される
    ことを特徴とする請求項7に記載の焦点調節装置。
  9. 前記平板部上に前記第1の電極が形成され、
    前記平板部の前記開口部の内周面に前記第2の電極が形成される
    ことを特徴とする請求項8に記載の焦点調節装置。
  10. 前記高分子層と前記レンズとの間に空気が内包されないように、前記高分子層が前記レンズと密着して配置される
    ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の焦点調節装置。
  11. 前記高分子層として、前記レンズと同一の屈折率を有する高分子層が用いられる
    ことを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の焦点調節装置。
  12. 前記高分子層として、円形に形成された高分子層が用いられる
    ことを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の焦点調節装置。
  13. 高分子層と、第1の電極と、第2の電極と、を備える焦点調節装置であって、
    前記高分子層を保持するレンズホルダを更に備え、
    前記高分子層がレンズ状に形成されており、且つ前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧が印加されると、前記高分子層が前記第1の電極に沿って変形し、前記高分子層の曲率が変化することによって焦点距離を調節する
    ことを特徴とする焦点調節装置。
  14. 高分子層と、第1の電極と、第2の電極と、を備える焦点調節装置であって、
    前記高分子層ポリ塩化ビニルから形成されており、
    前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧が印加されると、前記高分子層が前記第1の電極に沿って変形し、この変形によって焦点距離を調節する
    ことを特徴とする焦点調節装置。
  15. 高分子層と、第1の電極と、第2の電極と、を備える焦点調節装置であって、
    前記高分子層には、可塑剤としてフタル酸ジ−n−ブチルが混合されており、
    前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧が印加されると、前記高分子層が前記第1の電極に沿って変形し、この変形によって焦点距離を調節する
    ことを特徴とする焦点調節装置。
  16. 請求項1乃至15のいずれか1項に記載の焦点調節装置と、
    前記焦点調節装置が設置される基板と、
    前記基板上に配置される撮像素子と、を備える
    ことを特徴とする撮像装置。
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