JP4527442B2 - 部品留め具、該部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造及び該構造を備えた電子機器 - Google Patents

部品留め具、該部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造及び該構造を備えた電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP4527442B2
JP4527442B2 JP2004150800A JP2004150800A JP4527442B2 JP 4527442 B2 JP4527442 B2 JP 4527442B2 JP 2004150800 A JP2004150800 A JP 2004150800A JP 2004150800 A JP2004150800 A JP 2004150800A JP 4527442 B2 JP4527442 B2 JP 4527442B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat plate
attached
antenna
insertion recess
component fastener
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004150800A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005333487A (ja
Inventor
敦 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2004150800A priority Critical patent/JP4527442B2/ja
Publication of JP2005333487A publication Critical patent/JP2005333487A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4527442B2 publication Critical patent/JP4527442B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Support Of Aerials (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

この発明は、部品留め具、該部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造及び該構造を備えた電子機器に係り、柄状の被取付部を有するアンテナ等の電子機器の構成部品を筐体に取り付けるために用いられる部品留め具、該部品留め具を用いて、携帯電話機等の電子機器の筐体にアンテナが取り付けられたアンテナ取付構造及び該構造を備えた電子機器に関する。
従来より、携帯電話機等の無線通信機能を有する電子機器においては、図15に示すように、アンテナ101の軸部102が筐体103の上端部に形成された挿通孔104から筐体103内に挿通され、軸部102に形成された環状溝105に部品留め具としての金属製のEリング106が嵌着され、このEリング106が筐体103内壁の挿通孔104の縁部に当接して、アンテナ101を軸部102の軸方向に沿って引く抜こうとする力に抗して、アンテナ101の軸方向に沿った変位を制止している(例えば、特許文献1参照。)。なお、図15中、符号107は、Oリングを示している。
このEリング106は、アンテナ101の軸部102を挿通孔104から筐体103内に挿通した後、図16(a)に示すように、専用の取着治具108を用いて把持され、同図(b)に示すように、アンテナ101の軸部102に形成された環状溝105に圧入される。Eリング106は、軸部102の周面を中心(軸)に向けて押圧した状態で軸部102に固着される。
特開平10−13290号公報
解決しようとする問題点は、上記従来技術では、部品留め具としての金属製のEリング106が軸部102に嵌着されるようにするために、専用の取着治具を必要とするので作業性が悪化するという点である。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、専用の取着治具を必要とせず、作業性を向上させることができる部品留め具、該部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造及び該構造を備えた電子機器を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、柄状の被取付部を有する構成部品を電子機器の筐体に取り付けるために用いられる平板部を有する部品留め具に係り、上記平板部には、上記被取付部が嵌め込まれる嵌入凹部と、嵌入時に上記被取付部を上記嵌入凹部へ向けて差し入れるために案内する案内切欠き部とが形成され、上記被取付部を上記嵌入凹部に嵌入する際に、上記案内切欠き部から上記被取付部が差し込まれることによって、上記案内切欠き部及び上記嵌入凹部が拡開し、上記被取付部を上記嵌入凹部に嵌め込むと、復元力によって上記案内切欠き部及び上記嵌入凹部が元の寸法及び形状に戻るように変形するように構成され、上記嵌入凹部の深奥部には、上記被取付部が上記嵌入凹部に嵌入する際、上記案内切欠き部及び上記嵌入凹部が円滑に拡開することを助けるための***状の凹部が設けられ、さらに、前記構成部品の前記被取付部が、前記筐体の所定の箇所に設けられた挿通孔から前記筐体内に挿通された状態で、前記被取付部の前記挿通孔近傍の部位に前記平板部が嵌着されることによって、前記平板部の第1の面が前記筐体の内壁面に当接し、前記構成部品を前記被取付部の長尺方向に沿って引き抜こうとする力に抗して、前記構成部品の前記長尺方向の変位が制止され、前記平板部の上端部に前記第1の面に背向する第2の面から前記第1の面の反対側に突設されるように形成され、当該部品留め具を前記被取付部に取り付け、又は前記被取付部から取り外す際に把持するために用いるフランジ部を有し、前記フランジ部の下面側には、前記柄状の被取付部との間に隙間が形成されるようにスペーサ部が形成されていることを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の部品留め具に係り、溝幅が上記平板部の厚さに略等しい溝部が形成された上記被取付部の上記溝部に上記平板部が嵌着されることを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の部品留め具に係り、上記被取付部を上記平板部に嵌入する際に、上記平板部が弾性限界の範囲内で変形するように、上記平板部の厚さ及び幅、並びに上記嵌入凹部及び上記案内切欠き部の寸法及び形状が設定され、かつ、上記平板部の材料が選定されていることを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1に記載の部品留め具に係り、合成樹脂製部材からなることを特徴としている。
また、請求項5記載の発明は、請求項3又は4記載の部品留め具に係り、上記嵌入凹部の寸法形状は、上記被取付部が嵌め込まれた状態で上記嵌入凹部が拡開し、元に戻ろうとする復元力によって、上記被取付部を締め付けるように設定されていることを特徴としている。
また、請求項6記載の発明は、請求項3、4又は5記載の部品留め具に係り、上記被取付部が上記嵌入凹部に嵌入する際に、所定の大きさ以下の力での圧入が可能となるように、上記嵌入凹部及び上記案内切欠き部の寸法及び形状が設定され、上記平板部の材料が選定されていることを特徴としている。
また、請求項7記載の発明は、柄状の被取付部を有するアンテナが、上記被取付部に部品留め具が嵌着されることによって電子機器の筐体に取り付けられている部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造に係り、上記アンテナの上記被取付部が上記筐体内に配設され、上記被取付部の所定の部位に、平板部を有する上記部品留め具が嵌着され、上記平板部が上記筐体内に形成された制止部に押し当てられることによって、上記アンテナの上記長尺方向の変位が制止され、上記平板部には、上記被取付部が嵌め込まれる嵌入凹部と、嵌入時に上記被取付部を上記嵌入凹部へ向けて差し入れるために案内する案内切欠き部とが形成され、上記被取付部を上記嵌入凹部に嵌入する際に、上記案内切欠き部から上記被取付部が差し込まれることによって、上記案内切欠き部及び上記嵌入凹部が拡開し、上記被取付部を上記嵌入凹部に嵌め込むと、復元力によって上記案内切欠き部及び上記嵌入凹部が元の寸法及び形状に戻るように変形するように構成され、上記嵌入凹部の深奥部には、上記被取付部が上記嵌入凹部に嵌入する際、上記案内切欠き部及び上記嵌入凹部が円滑に拡開することを助けるための***状の凹部が設けられ、前記アンテナの前記被取付部が、前記筐体の所定の箇所に設けられた挿通孔から前記筐体内に挿通され、前記被取付部の前記挿通孔近傍の部位に、前記部品留め具が嵌着され、前記平板部の第1の面が、前記筐体の内壁面に当接することによって、前記アンテナを前記被取付部の長尺方向に沿って引き抜こうとする力に抗して、前記アンテナの前記長尺方向の変位が制止され、前記部品留め具は、前記平板部の上端部に前記第1の面に背向する第2の面から前記第1の面の反対側に突設されるように形成され、前記部品留め具を前記被取付部に取り付け、又は前記被取付部から取り外す際に把持するために用いるフランジ部を有してなり、前記フランジ部の下面側には、前記柄状の被取付部との間に隙間が形成されるようにスペーサ部が形成されていることを特徴としている。
また、請求項8記載の発明は、請求項7記載の部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造に係り、上記被取付部の上記平板部が嵌着された部位には、溝幅が上記平板部の厚さに略等しい溝部が形成されていることを特徴としている。
また、請求項9記載の発明は、請求項7又は8記載の部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造に係り、上記被取付部を上記平板部に嵌入する際に、上記平板部が弾性限界の範囲内で変形するように、上記平板部の厚さ及び幅、並びに上記嵌入凹部及び上記案内切欠き部の寸法及び形状が設定され、かつ、上記平板部の材料が選定されていることを特徴としている。
また、請求項10記載の発明は、請求項7乃至9のいずれか1に記載の部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造に係り、上記部品留め具は、合成樹脂製部材からなることを特徴としている。
また、請求項11記載の発明は、請求項9又は10記載の部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造に係り、上記嵌入凹部の寸法形状は、上記被取付部が嵌め込まれた状態で上記嵌入凹部が拡開し、元に戻ろうとする復元力によって、上記被取付部を締め付けるように設定されていることを特徴としている。
また、請求項12記載の発明は、請求項9、10又は11記載の部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造に係り、上記被取付部が上記嵌入凹部に嵌入する際に、所定の大きさ以下の力での圧入が可能となるように、上記嵌入凹部及び上記案内切欠き部の寸法及び形状が設定され、上記平板部の材料が選定されていることを特徴としている。
また、請求項13記載の発明は、請求項7乃至12のいずれか1に記載の部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造に係り、上記筐体内部の所定の部位には、上記平板部の上記第2の面に当接する当接面を有する押え部が突設され、上記第2の面が、上記当接面に当接することによって、上記アンテナを上記長尺方向に沿って上記筐体内部側に押し込もうとする力に抗して、上記アンテナの上記長尺方向の変位が制止されることを特徴としている。
また、請求項14記載の発明に係る電子機器は、請求項7乃至13のいずれか1に記載の部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造を備えたことを特徴としている。
この発明の構成によれば、比較的小さい荷重で変形可能な例えば合成樹脂製部材からなる部品留め具を、アンテナ等の構成部品の被取付部に嵌着して、容易にアンテナ等を筐体に取り付けることができるので、専用の取着治具を必要としないため、作業性を向上させることができる。
また、部品留め具にフランジ部を設けることによって、容易に部品留め具をアンテナ等の被取付部に取り付け、又は被取付部から取り外すことができるので、一段と作業性を向上させることができる。
比較的小さい荷重で変形可能な例えば合成樹脂製部材からなる部品留め具をアンテナ等の被取付部に嵌着することによって、専用の取着治具を必要とせずに容易にアンテナ等を筐体に取り付け、作業性を向上させるという目的を実現した。
図1は、この発明の一実施例である携帯電話機のアンテナ取付構造の構成を説明するための分解斜視図、図2は、同携帯電話機の構成を示す斜視図、図3は、同携帯電話機の構成を示すブロック図、図4は、同アンテナ取付構造の構成を説明するための斜視図、図5は、同アンテナ取付構造の構成を説明するための平面図、図6は、図5のA−A線に沿った断面図、図7は、図5のB−B線に沿った断面図、図8は、同携帯電話機のアンテナを筐体に固定するための部品留め具の構成を示す正面図、図9は、同部品留め具の構成を示す背面図、図10は、同部品留め具の構成を示す平面図、図11は、同部品留め具の構成を示す下面図、図12は、同部品留め具の構成を示す左側面図、また、図13は、同部品留め具の構成を示す右側面図である。
この例の携帯電話機1は、図2に示すように、折畳可能な筐体2を備えると共に、本来の通話機能のほか、例えば電子メールの送受信やインターネットに接続してホームページの閲覧が可能なデータ通信機能、内蔵されたカメラによる撮影機能、及びテレビ電話機能を有し、図3に示すように、当該携帯電話機本体の構成各部を制御する制御部3と、制御部3が実行する処理プログラムや各種データ等を記憶するための記憶部4と、下側筐体18に固定されたアンテナ5を介して無線電波の送受信を行い、所定のプロトコルに従って通話やデータ通信を行うために用いられる無線通信部6と、例えば周囲の風景や人物等を撮影するための電子カメラユニット7と、折畳時に内側となる側に配設され液晶表示装置からなり例えば文字メッセージや、機能設定画面、撮像画面、待受画面等が表示される表示部8と、数字や文字の入力操作等を行うための多数の各種操作キー等からなる操作部9と、受話音声を出力するスピーカを有してなる受話部11と、送話音声を入力するマイクロフォンを有してなる送話部12と、と、着信時に着信音を発生すると共に、撮影時に擬似シャッタ音を発生するリンガ発生部13と、LEDを有し例えば着信時や通話時に発光する発光部14と、振動によって例えば着信を通知するための振動部15とから概略構成されている。
また、上記筐体2は、ヒンジ部17で相互に結合された下側筐体18と上側筐体19とからなり、ヒンジ部17は、下側筐体18と上側筐体19とを回転自在に結合して当該携帯電話機1に折畳可能な構造を付与している。
制御部3は、共にCPU(中央処理装置)等からなり、記憶部4に記憶された各種処理プログラムを実行し、記憶部4に確保された各種レジスタやフラグを用いて、構成各部を制御し各種制御処理を実行する。
記憶部4は、ROM、RAM等の半導体メモリからなり、制御部3が実行する操作制御処理プログラムや、通信制御処理プログラム、表示制御処理プログラム、ホームページを閲覧するためのプログラムとしてのブラウザ、電子メールを作成したり送受信するためのプログラムとしてのメーラ等の各種処理プログラム等をが記憶されたプログラム記憶領域と、各機能の設定情報や通信履歴情報、電話帳情報等の各種情報が記憶された情報記憶領域とを有すると共に、この記憶部4には、制御部3がプログラム実行時に用いる各種レジスタやフラグが確保されている。
この例のアンテナ取付構造21は、図1、及び図4乃至図7に示すように、携帯電話機1の構成部品としてのアンテナ5の柄状部22が下側筐体18の端部に形成された柄状部挿通孔23から下側筐体18内に挿通され、柄状部22に形成された環状溝24に部品留め具25が圧入によって嵌着され、かつ、柄状部22の後端部に形成された平板状の端子部26が、下側筐体18の内壁面に形成された***部27にねじ等の固定具28を用いて固着されることによって、アンテナ5が下側筐体18に固定されて概略構成されている。
この例のアンテナ5は、下側筐体18から外部に露出した状態で配置される頭部31と、頭部31の底部から垂下するように形成され、下側筐体18の上端部に設けられた略円筒形状の収納部32に収納される胴部33と、胴部33から下方に導体が露出されてなる柄状部22とを有している。
柄状部22の先端側には部品留め具25が嵌着される環状溝24が設けられていると共に、後端側には平板状の端子部26が形成されている。また、端子部26の所定の部位は、切り欠かれて、ねじ等の固定具28が挿通される固定具挿通部34とされている。
胴部33は、頭部31との境界で段差が生じるように、その太さが頭部31の底部35の太さよりも細く設定されている。また、柄状部22と胴部33との境界でも段差が生じるように、柄状部22が胴部33から下方に導体が露出されて形成され、胴部33の底面36が柄状部挿通孔23の外面側の縁部37をOリング38を介して押圧するように、アンテナ5が固定される。
下側筐体18の端部には、アンテナ5の胴部33を収納する略円筒形状の収納部32が形成され、収納部32の底部には、柄状部22が挿通される柄状部挿通孔23が形成されている。
また、下側筐体18の内壁面の端子部26が配置される箇所には、内壁面から***部27が突設され、この***部27には、基板上の所定の部位に形成された接点に接続される導体片(不図示)を介して、端子部26が載せられる円形状の載置面39が形成され、かつ、固定具挿通部34が配置される箇所には固定具28が挿通される固定具挿通孔41が形成されている。
胴部33の底面36がOリング38を介して柄状部挿通孔23の外面側の縁部37を押し付けた状態で、固定具挿通部34が固定具挿通孔41上に配置されるように位置決めされてアンテナ5の柄状部22が配置され、ねじ等の固定具28が固定具挿通部34及び固定具挿通孔41に挿通されて柄状部22が***部27に固着される。
また、内壁面に沿って***部27の上方及び下方には、アンテナ5の柄状部22が柄状部挿通孔23から下側筐体18内に挿通される際に柄状部22を案内すると共に、柄状部22の側方への変位を制止する柱状のリブ42a,42b,43a,43b,44a,44bが下側筐体18の内壁面から突設されている。
部品留め具25は、この例では、比較的小さい荷重で弾性変形可能な合成樹脂(例えば、ポリアセタール等の樹脂成型品)からなり、図8乃至図13に示すように、柄状部22の環状溝24に嵌着される本体部45と、本体部45の上端部に後方側(取り付けた際に下側筐体内部に向く側)に向けて直角に突設されるように形成され、柄状部22に取り付けたり柄状部22から取り外す際に把持するために用いるフランジ部46とを有している。
本体部45は、左右対称の形状を呈し、環状溝24の溝幅に略等しい厚さを有すると共に、本体部45の中央部には、アンテナ5の柄状部22を通し、その端縁が環状溝24の形成部位の柄状部22の周面を囲むように挟み込む嵌入部47が形成され、嵌入部47の下側には、嵌入部47に連設されるように、柄状部22を差し入れるため案内切欠き部48が形成されている。
ここで、非拡開時の嵌入部47の端縁は、断面形状が略円形となるように形成され、容易に嵌入可能なように、略円形状の寸法が環状溝24の形成部位の柄状部22の太さよりも若干大きく設定されている。
案内切欠き部48は、入口部から奥部(中央部側)へ向かうにしたがって、幅(両端縁間の距離)が狭くなるように形成され、柄状部22に容易に嵌入可能なように構成されている。
また、本体部45は、嵌入部47及び案内切欠き部48の両側の左側領域49及び右側領域51の先端部49a,51aが、嵌入部47の上部の部位を中心に、互いに離れる向きに回転するように、嵌入部47及び案内切欠き部48を拡開させようとする力が加わることによって弾性的に変形可能なように構成されている。
すなわち、部品留め具25が柄状部22に圧入される際に、柄状部22の周面が案内切欠き部48の端縁を押圧することによって、嵌入部47及び案内切欠き部48が、本体部45の対称軸に対して左右に拡開され、柄状部22が嵌入部47に嵌め込まれると、復元力によって元の寸法形状に戻り、部品留め具25はアンテナ5の柄状部22に取り着けられる。
ここで、嵌入部47及び案内切欠き部48を拡開させるために必要な力の大きさは、部品留め具25を柄状部22に圧入しようとする際に人手(手指)によって容易に変形する程度の大きさに設定される。
このように、圧入時に所定の大きさ以下の力での圧入が可能となるように、嵌入部47及び案内切欠き部48の寸法形状が設定されると共に、所定の弾性率を有する材料が部品留め具25の材料として選定される。
柄状部挿通孔23から下側筐体18内に挿通された柄状部22の環状溝24に部品留め具25を嵌着した際に、本体部45の前面52が柄状部挿通孔23の下側筐体内部側の挿通孔縁部53に当接することによって、アンテナ5を軸方向に沿って引き抜こうとする力に抗して、アンテナ5の軸方向の変位が制止される。
なお、嵌入部47の上側には、例えば、柄状部22への圧入の際に撓み易くし、さらに、取外しの際にピン状部材を差し込むための***状溝54が形成されている。
また、フランジ部46の下面側には、柄状部22との間に隙間が形成されるようにして、例えば取外しの際に手指が挿入し易くするために、スペーサ部55,55が形成されている。
このように、部品留め具25によって、アンテナ5を軸方向に沿って引き抜こうとする力に抗して、アンテナ5の軸方向の変位が制止されると共に、胴部33の底面36がOリング38を介して柄状部挿通孔23の外面側の縁部37を押し付けることによって、アンテナ5を軸方向に沿って筐体内部に向けて押し込もうとする力に抗して、アンテナ5の軸方向の変位が制止される。
また、固定具28が固定具挿通孔41及び固定具挿通部34に挿通されて柄状部22の端子部26が***部27に固定されることによって、アンテナ5の軸の周りの角度変位が制止される。
無線通信部6は、RF回路や、変復調回路、ベースバンド処理回路等からなり、音声やデータを変調してアンテナ7を介して無線電波として送信すると共に、無線電波をアンテナ7を介して受信して音声やデータに復調し、所定のプロトコルに従って通話やデータ通信を行うために用いられる。
電子カメラユニット7は、例えば標準レンズからなるカメラレンズと、カメラレンズを介して結像した画像を光電変換して電気信号としての画像信号を出力するCCD撮像素子等からなる撮像デバイスと、撮像デバイスから送られてきた画像信号をA/D変換し、デジタル化した信号にガンマ変換、色空間変換等の画像処理を施す画像処理部とを有している(図2及び図3参照)。
表示部8は、下側筐体の内側の面に配設され例えば透過型の液晶表示装置を有してなっている。液晶表示装置は、液晶パネルと、液晶パネルに照明光を与えるバックライト装置と、液晶パネルを駆動する駆動回路とを有している。
液晶パネルは、例えばTFT(Thin Film Transistor)構造の透過型の液晶表示パネルであり、TFTと透明画素電極とが多数形成されているTFT基板と、TFT基板と数[μm]の間隙を介して対向して固定され、着色層(カラーフィルタ)が形成された対向基板と、上記間隙に封入された液晶層と、TFT基板、対向基板の外側に配設された一対の偏向板とを有している。
操作部9は、ブラウザを起動させてホームページを閲覧するためのブラウザモード選択キー、操作を決定するために用いられる決定キー、操作メニューを表示させるためのメニューキー、文字入力モードを切り換えるための入力モード切替えキー、電話帳を登録したり検索するための電話帳キー、音声通話を行うために用いる通話開始キー、操作を1つ前の状態へ戻すクリアキー、及び電源の入切りを行った各種操作を中止するために用いられる電源キーを含む機能キー群と、表示部8に表示された表示画面上のカーソルを上下左右方向へ移動させるためのカーソルキーと、例えば数字等を入力するためのテンキー群とを有している。
携帯電話機本体にアンテナ5を取り付けるには、まず、柄状部22の先端側の胴部33との境界部にOリング38を嵌め込み、端子部26の固定具挿通部34の中心軸を鉛直方向に略一致させた状態で、柄状部22を柄状部挿通孔23から水平に保った下側筐体18内に挿通し、胴部33の底面36が柄状部挿通孔23の外面側の縁部37をOリング38を介して押圧するようにアンテナ5を押し込み、端子部26を***部27の載置面39上に載置させる。
ここで、端子部26の固定具挿通部34は、***部27の固定具挿通孔41に重ねられ、両中心軸が一致するように位置決めされている。
次に、案内切欠き部48側を下側にして部品留め具25のフランジ部46を把持し、本体部45を柄状部22に形成された環状溝24に上方から圧入する。
柄状部22の周面によって案内切欠き部48の端縁が押圧されることによって、嵌入部47及び案内切欠き部48が、本体部45の対称軸に対して左右に拡開され、さらに圧入していくと、柄状部22が嵌入部47に嵌め込まれる。
本体部45は、嵌入部47及び案内切欠き部48の両側の左側領域49及び右側領域51の先端部49a,51aが、嵌入部47の上部の部位を中心に、互いに離れる向きに回転するように力が加わることによって弾性的に変形する。
ここで、嵌入部47及び案内切欠き部48の寸法形状が適切に設定されると共に、所定の弾性率を有する材料が部品留め具25の材料として選定されることにより、例えば、人手(手指)によって容易に部品留め具25を柄状部22に嵌着される。
柄状部22が嵌入部47に嵌め込まれることによって、部品留め具25はアンテナ5の柄状部22に取り着けられる。ここで、部品留め具25の本体部45の前面52は、柄状部挿通孔23の内部側の挿通孔縁部53に当接する。
次に、端子部26の固定具挿通部34と***部27の固定具挿通孔41とに、ねじ等の固定具28を挿通して端子部26を***部27すなわち下側筐体18に固着する。
なお、アンテナ5を取り外すには、固定具28を取り外した後、部品留め具25のフランジ部46の下方に形成されている隙間に指を差し入れてフランジ部46を把持し、部品留め具25を持ち上げて、柄状部22から外し、この後、アンテナ5を下側筐体18から引き抜く。
こうして組み立てられた携帯電話機1において、部品留め具25によって、アンテナ5を軸方向に沿って引き抜こうとする力に抗して、アンテナ5の軸方向の変位が制止されると共に、胴部33の底面36がOリング38を介して柄状部挿通孔23の外面側の縁部37を押し付けることによって、アンテナ5を軸方向に沿って筐体内部に向けて押し込もうとする力に抗して、アンテナ5の軸方向の変位が制止される。
また、固定具28が固定具挿通孔41及び固定具挿通部34挿通されて柄状部22の端子部26が固定されることによって、アンテナ5の軸の周りの角度変位が制止される。
このように、この例の構成によれば、部品留め具25によって、アンテナ5を軸方向に沿って引き抜こうとする力に抗して、アンテナ5の軸方向の変位が制止されると共に、胴部33の底面36がOリング38を介して柄状部挿通孔23の外面側の縁部37を押し付けられることによって、アンテナ5を軸方向に沿って筐体内部に向けて押し込もうとする力に抗して、アンテナ5の軸方向の変位が制止される。
また、固定具28が固定具挿通孔41及び固定具挿通部34に挿通されて柄状部22の端子部26が固定されることによって、アンテナ5の柄状部22の軸の周りの角度変位が制止される。したがって、アンテナ5を筐体2に確実に固定することができる。
また、圧入時に所定の大きさ以下の力での圧入が可能となるように、嵌入部47及び案内切欠き部48の寸法形状が設定されると共に、部品留め具25の材料として合成樹脂製の弾性部材が選定されるので、部品留め具25が柄状部22に確実に嵌着されると共に、例えば、人手によって容易に部品留め具25を柄状部22に嵌着し、かつ取り外すことができる。したがって、従来技術におけるように、専用の取着治具を用意する必要がないので、作業性を向上させることができる。
また、部品留め具25は、把持するためのフランジ部46を有しているので、一段と簡単かつ迅速に、部品留め具25を柄状部22に嵌着し、かつ、取り外すことができる。
以上、この発明の実施例を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
例えば、上述した実施例では、断面形状が略円形の柄状部を有するアンテナを筐体に固定する場合について述べたが、これに限らず、部品留め具が嵌着される部位の断面形状が例えば矩形の柄状部を有するアンテナを、図14に示すように、矩形の切欠形状の嵌入部61を有する部品留め具62を用いて、アンテナを筐体に固定するようにしても良い。これによって、柄状部の軸に沿った方向の変位のみならず、軸の周りの角度変位も同時に制止することができる。ここで、筐体の内壁面には、部品留め具の柄状部の軸の周りの回転を制止する制止用リブを形成しておく。
また、部品留め具25の筐体内部側に、本体部の前面52の反対側の第2の面としての後面に当接してアンテナ5を柄状部22の軸方向に沿って押し込む方向に向かう力に抗してアンテナ5の変位を制止するための押え部としての制止用リブを筐体内壁から突設するようにしても良い。
また、上述した実施例では、柄状部22に環状溝24を設け、環状溝24に部品留め具25を嵌め込む場合について述べたが、環状溝24を廃し、嵌着時に柄状部22に対して所定の大きさ以上の締付力が得られるように、嵌入部47及び案内切欠き部48の寸法形状を設定し、部品留め具25の材料を選定するようにしても良い。
また、柄状部22に環状溝24を設けたままで、嵌着時に柄状部22に対して所定の大きさ以上の締付力が得られるようにしても良い。例えば、非拡開時の嵌入部47の略円形状の端縁の寸法を、環状溝24の形成部位の柄状部22の太さよりも若干小さく設定し、環状溝24が嵌め込まれた状態で若干拡開し、元に戻ろうとする復元力によって、柄状部22を所定の大きさ以上の力で締め付けるようにしても良い。
また、部品留め具を、合成樹脂製部材に代えて、例えばゴム製部材から構成しても良い。
携帯端末としては、携帯電話機のほか、簡易型携帯電話(PHS)端末や、携帯情報端末(PDA)、携帯型のコンピュータに対して適用できる。また、電子機器として、携帯端末のほか、無線通信機能を有するコンピュータ等に対して適用できる。また、電子機器の構成部品として、アンテナのほか、一般に、軸部材等柄状の被取付部を有する構成部品を電子機器の筐体に取り付ける場合に適用できる。
この発明の一実施例である携帯電話機のアンテナ取付構造の構成を説明するための分解斜視図である。 同携帯電話機の構成を示す斜視図である。 同携帯電話機の構成を示すブロック図である。 同アンテナ取付構造の構成を説明するための斜視図である。 同アンテナ取付構造の構成を説明するための平面図である。 図5のA−A線に沿った断面図である。 図5のB−B線に沿った断面図である。 同携帯電話機のアンテナを筐体に固定するための部品留め具の構成を示す正面図である。 同部品留め具の構成を示す背面図である。 同部品留め具の構成を示す平面図である。 同部品留め具の構成を示す下面図である。 同部品留め具の構成を示す左側面図である。 同部品留め具の構成を示す右側面図である。 この発明の一実施例の変形例である携帯電話機のアンテナを筐体に固定するための部品留め具の構成を示す斜視図である。 従来技術を説明するための説明図である。 従来技術を説明するための説明図である。
符号の説明
1 携帯電話機(電子機器)
2 筐体
5 アンテナ(構成部品)
18 下側筐体
19 上側筐体
21 アンテナ取付構造
22 柄状部(被取付部)
23 柄状部挿通孔(挿通孔)
24 環状溝
25 部品留め具
26 端子部
45 本体部(平板部)
46 フランジ部
47 嵌入部(嵌入凹部)
48 案内切欠き部
52 前面(第1の面)
53 挿通孔縁部(制止部、内壁面)
54 ***状溝

Claims (14)

  1. 柄状の被取付部を有する構成部品を電子機器の筐体に取り付けるために用いられる平板部を有する部品留め具であって、
    前記平板部には、前記被取付部が嵌め込まれる嵌入凹部と、嵌入時に前記被取付部を前記嵌入凹部へ向けて差し入れるために案内する案内切欠き部とが形成され、
    前記被取付部を前記嵌入凹部に嵌入する際に、前記案内切欠き部から前記被取付部が差し込まれることによって、前記案内切欠き部及び前記嵌入凹部が拡開し、前記被取付部を前記嵌入凹部に嵌め込むと、復元力によって前記案内切欠き部及び前記嵌入凹部が元の寸法及び形状に戻るように変形するように構成され、
    前記嵌入凹部の深奥部には、前記被取付部が前記嵌入凹部に嵌入する際、前記案内切欠き部及び前記嵌入凹部が円滑に拡開することを助けるための***状の凹部が設けられ
    前記構成部品の前記被取付部が、前記筐体の所定の箇所に設けられた挿通孔から前記筐体内に挿通された状態で、前記被取付部の前記挿通孔近傍の部位に前記平板部が嵌着されることによって、前記平板部の第1の面が前記筐体の内壁面に当接し、前記構成部品を前記被取付部の長尺方向に沿って引き抜こうとする力に抗して、前記構成部品の前記長尺方向の変位が制止され、
    前記平板部の上端部に前記第1の面に背向する第2の面から前記第1の面の反対側に突設されるように形成され、当該部品留め具を前記被取付部に取り付け、又は前記被取付部から取り外す際に把持するために用いるフランジ部を有し、
    前記フランジ部の下面側には、前記柄状の被取付部との間に隙間が形成されるようにスペーサ部が形成されていることを特徴とする部品留め具。
  2. 溝幅が前記平板部の厚さに略等しい溝部が形成された前記被取付部の前記溝部に前記平板部が嵌着されることを特徴とする請求項1記載の部品留め具。
  3. 前記被取付部を前記平板部に嵌入する際に、前記平板部が弾性限界の範囲内で変形するように、前記平板部の厚さ及び幅、並びに前記嵌入凹部及び前記案内切欠き部の寸法及び形状が設定され、かつ、前記平板部の材料が選定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の部品留め具。
  4. 合成樹脂製部材からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の部品留め具。
  5. 前記嵌入凹部の寸法形状は、前記被取付部が嵌め込まれた状態で前記嵌入凹部が拡開し、元に戻ろうとする復元力によって、前記被取付部を締め付けるように設定されていることを特徴とする請求項3又は4記載の部品留め具。
  6. 前記被取付部が前記嵌入凹部に嵌入する際に、所定の大きさ以下の力での圧入が可能となるように、前記嵌入凹部及び前記案内切欠き部の寸法及び形状が設定され、前記平板部の材料が選定されていることを特徴とする請求項3、4又は5記載の部品留め具。
  7. 柄状の被取付部を有するアンテナが、前記被取付部に部品留め具が嵌着されることによって電子機器の筐体に取り付けられている部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造であって、
    前記アンテナの前記被取付部が前記筐体内に配設され、前記被取付部の所定の部位に、平板部を有する前記部品留め具が嵌着され、前記平板部が前記筐体内に形成された制止部に押し当てられることによって、前記アンテナの前記長尺方向の変位が制止され、
    前記平板部には、前記被取付部が嵌め込まれる嵌入凹部と、嵌入時に前記被取付部を前記嵌入凹部へ向けて差し入れるために案内する案内切欠き部とが形成され、
    前記被取付部を前記嵌入凹部に嵌入する際に、前記案内切欠き部から前記被取付部が差し込まれることによって、前記案内切欠き部及び前記嵌入凹部が拡開し、前記被取付部を前記嵌入凹部に嵌め込むと、復元力によって前記案内切欠き部及び前記嵌入凹部が元の寸法及び形状に戻るように変形するように構成され、
    前記嵌入凹部の深奥部には、前記被取付部が前記嵌入凹部に嵌入する際、前記案内切欠き部及び前記嵌入凹部が円滑に拡開することを助けるための***状の凹部が設けられ
    前記アンテナの前記被取付部が、前記筐体の所定の箇所に設けられた挿通孔から前記筐体内に挿通され、前記被取付部の前記挿通孔近傍の部位に、前記部品留め具が嵌着され、前記平板部の第1の面が、前記筐体の内壁面に当接することによって、前記アンテナを前記被取付部の長尺方向に沿って引き抜こうとする力に抗して、前記アンテナの前記長尺方向の変位が制止され、
    前記部品留め具は、前記平板部の上端部に前記第1の面に背向する第2の面から前記第1の面の反対側に突設されるように形成され、前記部品留め具を前記被取付部に取り付け、又は前記被取付部から取り外す際に把持するために用いるフランジ部を有してなり、
    前記フランジ部の下面側には、前記柄状の被取付部との間に隙間が形成されるようにスペーサ部が形成されていることを特徴とする部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造。
  8. 前記被取付部の前記平板部が嵌着された部位には、溝幅が前記平板部の厚さに略等しい溝部が形成されていることを特徴とする請求項7記載の部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造。
  9. 前記被取付部を前記平板部に嵌入する際に、前記平板部が弾性限界の範囲内で変形するように、前記平板部の厚さ及び幅、並びに前記嵌入凹部及び前記案内切欠き部の寸法及び形状が設定され、かつ、前記平板部の材料が選定されていることを特徴とする請求項7又は8記載の部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造。
  10. 前記部品留め具は、合成樹脂製部材からなることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1に記載の部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造。
  11. 前記嵌入凹部の寸法形状は、前記被取付部が嵌め込まれた状態で前記嵌入凹部が拡開し、元に戻ろうとする復元力によって、前記被取付部を締め付けるように設定されていることを特徴とする請求項9又は10記載の部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造。
  12. 前記被取付部が前記嵌入凹部に嵌入する際に、所定の大きさ以下の力での圧入が可能となるように、前記嵌入凹部及び前記案内切欠き部の寸法及び形状が設定され、前記平板部の材料が選定されていることを特徴とする請求項9、10又は11記載の部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造。
  13. 前記筐体内部の所定の部位には、前記平板部の前記第2の面に当接する当接面を有する押え部が突設され、前記第2の面が、前記当接面に当接することによって、前記アンテナを前記長尺方向に沿って前記筐体内部側に押し込もうとする力に抗して、前記アンテナの前記長尺方向の変位が制止されることを特徴とする請求項7乃至12のいずれか1に記載の部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造。
  14. 請求項7乃至13のいずれか1に記載の部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造を備えたことを特徴とする電子機器。
JP2004150800A 2004-05-20 2004-05-20 部品留め具、該部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造及び該構造を備えた電子機器 Expired - Fee Related JP4527442B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004150800A JP4527442B2 (ja) 2004-05-20 2004-05-20 部品留め具、該部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造及び該構造を備えた電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004150800A JP4527442B2 (ja) 2004-05-20 2004-05-20 部品留め具、該部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造及び該構造を備えた電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005333487A JP2005333487A (ja) 2005-12-02
JP4527442B2 true JP4527442B2 (ja) 2010-08-18

Family

ID=35487814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004150800A Expired - Fee Related JP4527442B2 (ja) 2004-05-20 2004-05-20 部品留め具、該部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造及び該構造を備えた電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4527442B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4838623B2 (ja) * 2006-04-19 2011-12-14 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ株式会社 電子機器
JP5334210B2 (ja) * 2010-09-08 2013-11-06 Necアクセステクニカ株式会社 アンテナ保持構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005333487A (ja) 2005-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4355652B2 (ja) 電子機器及びその防塵構造
US7792319B2 (en) Flat panel speaker, electronic device having same, and structure and method ford mounting same
JP5216342B2 (ja) シールドケース及び電子機器
US7197345B2 (en) Replaceable sliding cover unit for folder in folder-type portable phone
JP2002368853A (ja) 携帯無線装置
JP2008181365A (ja) 携帯機器
JPH11249596A (ja) 携帯型情報処理装置
JP4299794B2 (ja) 携帯型電子機器のカバー部材取付構造、カバー部材、携帯型電子機器及びカバー部材装着方法
JPH09247250A (ja) 無線装置
JP4527442B2 (ja) 部品留め具、該部品留め具を用いた電子機器のアンテナ取付構造及び該構造を備えた電子機器
JP4771966B2 (ja) 携帯端末装置
JP4517129B2 (ja) 電子機器の板状部品実装構造及び該構造を備えた電子機器
JP4002561B2 (ja) 携帯型電子機器における小型スピーカ実装構造及び該構造を備えた携帯型電子機器
JP3976722B2 (ja) フレキシブル配線板を介した機能パネルと回路基板との接続構造及び電子機器
JP4108646B2 (ja) 携帯型電子機器における小型スピーカ実装構造及び該構造を備えた携帯型電子機器
JP4480631B2 (ja) カバー潜込み防止構造及び該構造を備えた電子機器
JP4529805B2 (ja) 電子機器の組立構造及び該構造を備えた電子機器
JP4552597B2 (ja) 電子機器の操作部材取付構造、該構造を備えた電子機器及び該電子機器の組立方法
US9699280B2 (en) Back cover releasing mechanism for mobile device, back cover and mobile device using the same
JP2008153902A (ja) 電子機器
JP2004129167A (ja) 接続器具カバー及び該接続器具カバーを備えた電子機器
JP2010277750A (ja) 携帯電子機器
JP2002051369A (ja) 携帯無線装置
JP2010148002A (ja) 携帯電子機器
JP4108652B2 (ja) 電子機器のアンテナ取付構造及び該構造を備えた電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070911

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071211

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20080110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080111

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080222

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080314

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20080619

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20090521

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100407

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100603

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees