JP4526919B2 - A/d変換装置 - Google Patents

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Description

本発明はA/D変換装置に関わり、特に上位ビットと下位ビットを分けて変換するA/D変換装置に関する。
A/D変換装置はアナログ入力信号をサンプル・ホールド回路でサンプリングした後、サンプリングしたアナログ入力信号をA/D変換回路でデジタル信号に変換するものである。A/D変換装置には、逐次比較型、あるいは並列比較型の2種類のA/D変換装置がある。図8は、並列型A/D変換装置を概略的に示したブロック図である。図8に示すように、並列型A/D変換装置は分圧抵抗列80、複数の比較器81およびエンコーダ82を有している。エンコーダ82の出力側はデジタル出力端子83に接続され、エンコーダ82の入力側には複数の比較器81が接続されている。各比較器81の一方の入力端はアナログ入力端子A84に接続され、他方の入力端は各分割抵抗Rの一端に接続されている。全体としての分圧抵抗列80の一端は参照入力電圧端子85に接続され、他端はアースされている。
上記した並列比較型A/D変換装置の動作について説明する。アナログ入力端子からのアナログ入力電圧Ainは各比較器に同時に加えられている。アナログ入力電圧Ainは、参照入力電圧端子85から印加されて各分割抵抗Rで分圧されたそれぞれの参照入力電圧と比較される。エンコーダ82は、比較器81からの出力に基づいて、アナログ入力電圧を2進数のビット列データに符号化する。
つまり、アナログ量のデジタル量への変換は各比較器における電圧比較の動作と、エンコーダでのビット列データへの符号化の動作で実現される。なお、ビット列の各ビットには基準電圧に基づく重み付けがされている。
従来の8ビットのデジタル信号を生成するA/D変換装置では、比較器の数を減少させるために、並列比較型のA/D変換装置を2段構成としている。このA/D変換装置の例を図9に示す。
図9に示したA/D変換装置では、上位5ビットが、上位A/D変換装置91によって変換される。下位A/D変換装置92には上位5ビットの変換結果に基づいて参照電圧が与えられる。その後、下位A/D変換装置が下位3ビットの変換を行う。上位A/D変換装置の出力と、下位A/D変換装置の出力は結合回路で結合され、8ビットのデジタルデータDoutとして出力される。
しかしながら、このように上位ビットと下位ビットの2段構成にしても、並列比較型のA/D変換装置では、多くの比較器が必要となる。多くの比較器が使用されることにより、A/D変換装置で消費される電力も大きくなり、回路規模も大きなものとなる。
これに対し、逐次比較型のA/D変換装置を用いた場合、比較器の数は減少するものの、フルスケール入力電位差を2(nは分解能)で割った、1LSBあたりの電位差(LSB電位差)の1/4〜1/8の電位差を変換できる比較器が必要となる。この極めて小さな電位差を比較するため、多段構成とした増幅器が必要となり、結果として消費電力が大きくなってしまう。
特開平5−63571
上述のように、従来のA/D変換装置では、比較器の多さ、増幅器の要求精度の高さから消費電力が大きくなり、消費電力を低くすることは困難であった。
上記の課題を解決するために、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換装置は、アナログ信号が入力され、デジタル信号の上位データを出力する逐次比較型A/D変換器と、アナログ信号が入力され、デジタル信号の下位データを出力する並列型A/D変換器と、上位データおよび下位データを結合してデジタル信号を出力する結合回路とを有している。
また、A/D変換方法は、入力されたアナログ信号を、複数回逐次比較することにより、第1の所定ビット数のデジタル信号に変換して上位データを生成し、アナログ信号と上位データに基づいて設定された参照電圧とを並列比較することにより、入力されたアナログ信号を第2の所定ビット数のデジタル信号に変換して下位データを生成し、上位データおよび下位データを結合して入力されたアナログ信号をデジタル出力信号に変換する。
A/D変換装置の消費電力を低減させることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態のA/D変換装置100の構成を示すブロック図である。この実施の形態のA/D変換装置100は与えられたアナログ信号のアナログ入力電圧Ainを8ビットのデジタル出力信号Doutに変換し、出力するものである。図1に示すように、この実施の形態のA/D変換器100は、上位逐次比較型A/D変換器1、下位並列型A/D変換器2、結合補正回路3を有している。
上位逐次比較型A/D変換器1にはアナログ入力電圧Ain、クロック信号CLKが入力されている。上位逐次比較型A/D変換器1は、与えられたクロック信号CLKに基づいてアナログ入力電圧Ainをデジタル信号に変換する。この上位逐次比較型A/D変換器1は、デジタル出力信号Doutの8ビットのうちの上位6ビットを出力する。つまり、第1の所定ビット数に対応する上位データを出力する。
下位並列型A/D変換器2には、アナログ入力電圧Ain、クロック信号CLKが入力されている。下位並列型A/D変換器2は、与えられたクロックに基づいてアナログ入力電圧Ainをデジタル信号に変換する。下位並列型A/D変換器2はデジタル出力信号Doutの8ビットのうちの下位2ビットを出力する。つまり、第2の所定ビット数に対応する下位データを出力する。
また、下位並列型A/D変換器2は、下位2ビットに加え、2ビットの補正ビットも出力する。この補正ビットに関しては後述する。
結合補正回路3には、上位逐次比較型A/D変換器1および下位並列型A/D変換器2の出力が与えられている。結合補正回路3は、上位6ビットと下位2ビットの結合を行う結合回路である。また、結合補正回路3は、補正ビットに基づいて、上位6ビットの値を補正して出力する補正回路でもある。この結合補正回路3の出力が、A/D変換装置100の出力するデジタル信号Doutとなる。
以下、この実施の形態のA/D変換装置100の動作の概要について説明する。A/D変換装置100にアナログ入力電圧Ainが印加されると、その入力電圧Ainは上位逐次比較型A/D変換器1、下位並列型A/D変換器2に入力される。上位逐次比較型A/D変換器1では、入力された電圧Ainと最上位ビット(MSB)に対応する電圧の比較が行われ、その比較結果を最上位ビットのデータとして出力する。以降、同様の動作が繰り返され、上位から6ビット目までの上位データが出力される。
上位逐次比較型A/D変換器1から出力された上位データは、下位並列型A/D変換器2および結合補正回路3へと与えられる。下位並列型A/D変換器2では、与えられた上位6ビットから下位参照電圧が設定される。その後、アナログ入力電圧Ainとの比較が行われ、下位並列型A/D変換器2は、下位2ビットに対応する下位データ、2ビットの補正ビットを出力する。
結合補正回路3は、上位6ビット(上位データ)、下位2ビット(下位データ)の結合を行い、8ビットの出力データDoutとする。また、このとき、上位6ビットに関して補正を行う必要がある場合は、結合補正回路3が上位6ビットに関して補正を行う。この補正は下位並列型A/D変換器2が出力する補正ビットに基づいて行われる。結合補正回路3によって、結合され、補正されたデータがA/D変換装置100の出力データDoutとして出力される。
このような構成とすることにより、並列型の下位A/D変換器2では、下位2ビットのみのデータ変換を行えばよく、ビット数に応じて並列型A/D変換器2の比較器が増加してしまうことはない。上位ビットは逐次比較型A/D変換器で変換される。そのため、上位データを並列型A/D変換器で作成した場合に比べ、比較器の数を大幅に減少することが可能となる。また、上位の逐次比較型A/D変換器は、6ビット目までの電位差に対して比較することが可能であればよく、多段増幅などの複雑な構成により電力消費が増加してしまうこともない。
以下、この実施の形態のA/D変換装置100のさらに詳細な構成について説明する。図2は、図1に示したA/D変換装置100を、より詳細に示した回路図である。本実施形態のA/D変換装置100は、差動信号が入力される構成となっている。図2中、太線で示した配線は、差動信号が伝達される部分を示している。また、図1では上位逐次比較型A/D変換器1、下位並列型A/D変換器2に同一のクロックが与えられているように示していたが、詳細には基準となるクロックを元に図示しないクロックジェネレータで各A/D変換器1、2の動作に応じたタイミング制御用のクロックが生成され、それぞれのA/D変換器に与えられている。
図2に示された上位逐次比較A/D変換器1は、サンプル・ホールド回路11、比較器12、制御部13、D/A変換器14を有している。サンプル・ホールド回路11は、アナログ入力信号Ainをサンプリングし、保持する回路である。比較器12の一方の入力端子にはサンプル・ホールド回路11の出力電圧が与えられ、他方の入力端子にはD/A変換器14からの出力が与えられている。比較器12は、入力端子に与えられた電圧を比較し、その比較結果を出力している。一般的に比較器12はオペアンプなどを用いて構成されている。制御部(論理部)13は、図示しない逐次比較用レジスタやデータラッチ部などを有しており、上位6ビットのデジタル信号を結合補正回路3に出力している。また、制御部13は逐次比較動作でD/A変換器が生成するアナログ電圧のためのデジタル信号をD/A変換器に出力している。D/A変換器14は、制御部13から与えられたデジタル信号に基づいてアナログ電圧を生成し、比較器12へと出力している。
この逐次比較型A/D変換器1が出力した上位6ビットのデータは、下位ビット変換用の下位参照電圧生成のために下位並列型A/D変換器へと与えられている。
下位並列型A/D変換器2は、第1の比較部21、第2の比較部22、下位分圧抵抗列23、デコーダ24およびエンコーダ25を有している。
第1の比較部21および第2の比較部22は基本的に同一の構成であり、インターリーブ動作を行っている。第1および第2の比較部21、22はそれぞれ7個の比較器を有している。第1および第2の比較部は入力されたアナログ入力電圧Ainと下位参照電圧を分圧した電位とを比較して、その結果をエンコーダに出力している。下位分圧抵抗部23は、下位参照電圧を第1の比較部21あるいは第2の比較部22に与える。この下位参照電圧は上位6ビットの変換結果に基づいて、デコーダ24により決定されている。エンコーダ25は、第1あるいは第2の比較部から与えられた比較結果から下位2ビットおよび補正ビット(2ビット)に対応するデータを生成して出力する。なお、以下の説明では第1の比較部21の動作を中心に説明する。
図3は、図2に示したA/D変換装置100の動作を説明するためのタイミングチャートである。以下に、図3を用いて、本実施形態のA/D変換装置100の動作について説明する。以下の説明では、本実施の形態のA/D変換装置100の動作を、それぞれ、図3(a)の8クロック分の3つの期間A,B,Cに分けて説明する。なお、図3(a)に示すクロックは、上位逐次比較型A/D変換装置に与えられるクロック信号を示している。
まず、第1の期間(上位ビット決定期間)Aで、サンプル・ホールド回路11は入力されたアナログ信号Ainをサンプリングし、所定期間保持する。この実施の形態では、図3(a)の2クロックに相当する期間でサンプリングを行い、その後、第1の期間Aの間(6クロック分)、サンプリングした電圧を保持する。(図3(b)参照)
上位逐次比較型A/D変換器1は、与えられたクロックCLKの3クロック目(図3中のt1参照)から逐次比較動作を開始する。上位逐次比較型A/D変換器1は、第1の期間Aの3クロック目から8クロック目まで逐次比較動作を6回繰り返し、上位6ビットを決定する。
この第1の期間Aで、下位並列型A/D変換器2の第1の比較部21では上位逐次比較型A/D変換器1のサンプリング期間と同じ期間でアナログ入力電圧Ainのサンプリングを行っている。ここでサンプリングされたアナログ入力電圧は第1の比較部21内のサンプリング容量に保持される。(図3(c)参照)
第1の期間Aが終わった時点(図3中のt2参照)で、上位逐次比較型A/D変換器1は決定した上位6ビットを下位並列型A/D変換器2へと出力する。下位並列型A/D変換器2では、この上位6ビットに基づいてデコーダ24により、下位分圧抵抗列のどの抵抗に比較部21又は22を接続するかが決定される。
第2の期間(下位ビット決定期間)Bでは、まず、下位並列型A/D変換器2が下位参照電圧のサンプリングを行う。このサンプリングは図3(a)に示すクロックで2クロック分行われる。(図3(d)参照)その後、下位分圧抵抗列23の各ノードと、第1の期間Aで保持したアナログ入力電圧Ainとの比較が第1の比較部21内の7個の比較器で行われる。通常、下位2ビットのみを決定するのであれば、第1の比較部21内の比較器は3個で良いが、本実施の形態では補正ビットを生成するため、7個の比較器を用いて比較が行われている。
図4および図5は、この補正動作を説明するための電圧範囲と分圧抵抗、出力されるデータの関係を示す図である。以下図4および図5を用いて補正ビットの生成について説明する。
ここで、8ビットのデジタル信号Doutで示せる電圧値は256段階に分けられる。図2のVRTとVRB間の電位差である、この256段階の両端の電位差をVwholeとする。上位6ビットが決定されると256段階の電圧のうち連続する4段階の電圧範囲が決定されることとなる。(仮にVref1とする)この電圧範囲Vref1を説明するために、このVwholeを全て直列に接続した抵抗で分圧したとすると上位6ビットにより、4つの抵抗の範囲に電圧が絞られる。この様子を示したものが図4である。上位6ビットに誤りがないとすれば、下位並列型A/D変換器2に与える下位参照電圧はこの4つの抵抗の両端に相当する電圧を基準に生成することが出来る。上位6ビットに誤りがないとすれば、この4つの抵抗の、どの抵抗に対応する電圧がアナログ入力なのかを比較して下位2ビットを生成することが可能である。ただし、本実施の形態では、上位6ビットが選択する電圧範囲Vref1がずれた場合のために、本来下位2ビット出力に必要となる3個の比較器の、上位、下位に2つずつ比較器を追加する事で補正ビットを生成している。
図5は、上位6ビットが選択する電圧範囲Vref1およびその上下2LSB分の補正可能な電圧範囲(V+2LSB、V−2LSB)と、補正ビットを含んだデータの出力例を示したものである。図5において抵抗列50は、例えば下位分圧抵抗列23である。この下位分圧抵抗列23は、8個の抵抗を有しており各抵抗間のノードN1〜N7から分圧された電圧が取り出されている。このノードN1〜N7の電圧は、それぞれ第1の比較部21の7個の比較器へと入力されている。
ここで、上位6ビットの選択した電圧範囲が正しい場合は、アナログ入力電圧は、上位6ビットの選択した電圧範囲Vref1内に納まるはずである。この場合のアナログ入力電圧を図5中、矢印Aで示す。図5中、矢印Aで示すアナログ入力電圧が与えられていた場合は、ノードN3からN7に接続された比較器は例えば「H」レベル、ノードN1,N2に接続された比較器は例えば「L」レベルを出力する。これらの比較器の出力を受けて、エンコーダ25では補正ビットとして「00」、比較結果の下位2ビットとして「11」が生成される。以上の動作の結果、下位並列型A/D変換器2は、4ビットのデータ「0011」を出力する。(図5参照)
一方、上位6ビットの選択した電圧範囲が何らかの影響でずれていた場合、アナログ入力電圧はこの範囲に納まらなくなる。この場合のアナログ入力電圧を、図5中、矢印Bで示す。矢印Bで示したアナログ入力電圧は、上位6ビットが選択した電圧範囲が下方にずれてしまっていた場合である。この場合、ノードN1〜N7に接続された比較器が例えば全て「H」レベルとなる。これらの比較器の出力を受けて、エンコーダ25では補正ビットとして「10」、比較結果の下位2ビットとして「01」が生成される。以上の動作の結果、下位並列型A/D変換器2は、4ビットの「1001」を出力する。(図5参照)同様に上位6ビットの選択した電圧範囲が上方にずれた場合でも図5に示したような補正ビット「11」と下位2ビットの組み合わせが出力される。(図5参照)
このように、本実施形態の下位並列型A/D変換器2では、7個の比較器を用いることで、+2LSB分、あるいは−2LSB分の電圧補正が可能な補正ビットおよび下位2ビットを出力する。
以上説明したように、第2の期間Bでは、下位並列型A/D変換器2により補正ビットおよび下位2ビットが出力される。
下位2ビットが決定されると第3の期間Cで上位6ビットおよび下位2ビットの結合、および補正動作が行われる。結合補正回路3では、第1の期間Aで決定され、図示しないラッチ回路などに保持された上位6ビットと、第2の期間Bで決定された2ビットが結合される。また、このとき補正ビットの「10」、「11」あるいは「00」に基づいて上位6ビットの補正が行われる。補正ビットが「00」であれば上位6ビットに対する補正は行われないが、補正ビットが「10」あるいは「11」のときは上位6ビットの補正が行われる。例えば補正ビットが「10」のときは上位6ビットに対し「000001」が加算される。補正ビットが「11」のときは上位6ビットから「000001」が減算される。
図6は、上述の上位、下位の結合および補正の動作を行うための論理回路を示す図である。なお、補正ビットと論理演算の関係は上述および図6に示された関係のものに限らず、補正ビットから必要な上位6ビットの補正が行えるものであれば良い。したがって、結合補正回路は図6の回路に限らず、さまざまな論理素子の組み合わせで、変形が可能である。上位、下位の結合および補正が行われたデジタル信号がA/D変換装置100のデジタル出力Doutとして出力される。
以上説明したように、本実施形態のA/D変換装置100では、第1の期間から第3の期間までの動作を行って、アナログ信号Ainがデジタル信号Doutとして出力される。
なお、上述したように、本実施形態では、下位並列型A/D変換器2はインターリーブ動作を行っている。そのため、上位逐次比較型A/D変換器1は、第1の期間Aで上位6ビットの変換が終了し、それをラッチ回路などに保持すると、第2の期間Bでは、次のアナログ入力信号Ainのサンプリングおよび変換動作へと移行する。この第2の期間Bでは、上述した下位並列型A/D変換器2の第2の比較部22がアナログ入力電圧のサンプリングと保持を行う。第2の比較部22は、第3の期間Cで第2の期間Bでサンプリングされたアナログ入力電圧の下位2ビットの変換を行う。その後第3の期間Cの次に来る期間で、上位ビット、下位ビットの結合、出力が行われている。第3の期間Cで下位並列型A/D変換器2の第2の比較部が変換動作を行っている間は、再び第1の比較部21がサンプリング、保持動作を行っている。本実施の形態ではこのように第1の比較部、第2の比較部が交互に動作するインターリーブ構成としているが、下位並列型A/D変換器2に、サンプル・ホールド回路を複数設けて、比較部をひとつとすることも可能である。
上述したように、本実施の形態によれば、上位ビットを並列型A/D変換器で作成した場合に比べ、比較器の数を大幅に減少することが可能となる。また、上位の逐次比較A/D変換器は、6ビット目までの電位差に対して比較することが可能であればよく、多段増幅などの複雑な構成により電力消費が増加してしまうこともない。
そこで、本実施の形態に基づいたA/D変換装置100が必要とする増幅度と消費電流の関係について説明する。本実施の形態のA/D変換装置100では、上位逐次比較型A/D変換器1は、最上位から6ビット目の差電圧が検出でき、後段の制御部(論理部)13でその論理値が判断できる出力を出せばよい。このために、比較器12で用いられる増幅器が必要とするゲインは以下の式で計算される。
Gain=20log10(2)−6 (dB)
ここで、mは上位逐次比較A/D変換器1で変換されるビット数である。この実施の形態では上位6ビットであるため、必要とされる増幅度は30.12dBとなる。一方、全ビット逐次比較型A/Dの場合は、LSB電位差の1/8の差電位が検出でき、後段の制御部(論理部)13でその論理値が判断できる出力を出す必要があるため、この場合のゲインは以下の式で計算される。 Gain=20log10(2*8)−6 (dB)
この場合、m=8となるため、必要とされる増幅度は60.22dBとなる。一般に高いゲイン(60〜70dB)を得られる比較器を設計すると、増幅度を上げるため多段構成のアンプが必要となる。多段構成のアンプにすると段数に応じて消費電流が増加してしまう。一方、低いゲイン(30〜40dB)の場合は1段の増幅器で比較器を構成できる。つまり、この実施の形態では1段の構成のアンプで上位逐次比較型A/D変換器1の比較器12を形成することが可能である。
このことを言い換えれば、実施の形態のA/D変換装置100は、上位ビットのA/D変換を比較器の数が少ない逐次比較型A/D変換器とする一方で、この上位逐次比較型A/D変換器に、複雑な多段構成を必要としない範囲までの上位ビットをA/D変換させるものである。したがって、比較器の消費電流は全ビット逐次比較型とした場合の1/2程度となり、この実施の形態では、この比較器12は、1段の増幅器で構成され、その消費電流は約500μAである。
また下位並列型A/D変換器2では第1、第2の比較部を合わせて14個の比較器が用いられている。この下位並列型A/D変換器2内で用いられる比較器は、図7に示した構成のチョッパー型コンパレータである。このチョッパー型コンパレータの詳細な動作は、特開2002−374153により、公知であるため割愛する。
このチョッパー型コンパレータ1個の消費電流は15μAであるため、本実施の形態のA/D変換装置100全体の消費電流は、500+14*15=710μAとなる。
これに対し、図9に示したような上位5ビット、下位3ビットを分けて、並列型A/D変換器でA/D変換する場合は、上位、下位、それぞれのA/D変換器を合わせて、57個の比較器が必要な構成となる。図7と同一のチョッパー型コンパレータを用いた場合は、図8のA/D変換装置の消費電流は、57*15=855μAとなる。
このように、本実施の形態のA/D変換装置100は、全ビット逐次比較型A/D、もしくは上位ビット、下位ビットともに並列型A/D変換器を用いた場合に比べて消費電力を低減させることが可能である。また、上位ビットのA/D変換を比較器の数が少ない逐次比較型A/D変換器とする一方で、この上位逐次比較型A/D変換器に、複雑な多段構成を必要としない範囲までの上位ビットをA/D変換させている。逐次比較型A/D変換器に用いられる比較器の増幅部分が多段構成などを取る場合は、段数に応じて消費電流が増加していくが、本実施の形態では、上位逐次比較型A/D変換器に、複雑な多段構成を必要としない範囲までの上位ビットをA/D変換させる構成としているため、逐次比較型A/D変換器による、消費電流の増加も押さえることが可能である。
本発明の実施の形態による消費電力削減の効果は、A/D変換装置100の変換周波数によって多少の差が生じてくるが、数百kHz〜4MHz程度の変換周波数であれば本実施の形態の効果は大きく、A/D変換装置100の消費電力を有効に削減することが可能である。
以上、本発明の実施の形態に、基づいて詳細に説明したが、実施の形態に限らず種々の変形が可能である。実施の形態にて説明したように下位並列型A/D変換器2は、インターリーブ動作を行うA/D変換器に限らず、二つ以上のサンプル・ホールド回路の切替などにより下位ビットの変換を行うものでも良い。また、補正ビットは実施の形態の補正ビットの形式、図6の論理回路に限らず、上位ビットを補正できる論理演算が形成できるものであれば結合回路と別に設けることなどの変更も可能である。
本発明の実施の形態のA/D変換装置を示すブロック図である。 実施の形態のA/D変換装置を示す回路図である。 実施の形態のA/D変換装置の動作を示すタイミングチャートである。 上位6ビットが示す電圧範囲を示す図である。 補正可能範囲と出力されるデータの関係を示す図である。 結合補正回路を示す回路図である。 実施の形態の下位並列型A/D変換器に用いられる比較器を示す回路図である。 並列型A/D変換装置を示すブロック図である。 従来のA/D変換装置を示すブロック図である。
符号の説明
1 上位逐次比較型A/D変換器
2 下位並列型A/D変換器
3 結合補正回路
11 サンプル・ホールド回路
12 比較器
13 制御部
14 D/A変換器
21 第1の比較部
22 第2の比較部
23 下位分圧抵抗列
24 デコーダ
25 エンコーダ
50 抵抗列
100 A/D変換装置

Claims (6)

  1. アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換装置であって、
    前記アナログ信号が入力され、前記デジタル信号の上位データを出力する逐次比較型A/D変換器と、
    複数の直列に接続された抵抗を有し、前記上位データに基づいて決定された分圧用参照電圧が与えられる分圧抵抗と、前記分圧抵抗によって複数に分圧された参照電圧と前記アナログ信号を比較する複数の比較器を有し、前記デジタル信号の下位データを出力する並列型A/D変換器と、
    前記上位データおよび前記下位データを結合して前記デジタル信号を出力する結合回路とを有するA/D変換装置。
  2. 前記並列形A/D変換器は、前記下位データと共に前記上位データを補正する補正ビットを出力する請求項1に記載のA/D変換装置。
  3. 前記A/D変換装置は、前記補正ビットに基づいて前記上位データを補正する補正回路を有することを特徴とする請求項2に記載のA/D変換装置。
  4. 前記並列形A/D変換器は、前記複数の比較器の比較結果に基づいて前記補正ビットを生成することを特徴とする請求項に記載のA/D変換装置。
  5. 前記逐次比較型A/D変換器は、1段の増幅段により構成される比較器を有することを特徴とする請求項1乃至に記載のA/D変換装置。
  6. 入力されたアナログ信号を、複数回逐次比較することにより、第1の所定ビット数のデジタル信号に変換して上位データを生成し、
    前記アナログ信号と前記上位データに基づいて設定された参照電圧とを並列比較することにより、前記入力されたアナログ信号を第2の所定ビット数のデジタル信号に変換して下位データを生成し、
    前記上位データおよび前記下位データを結合して前記入力されたアナログ信号をデジタル出力信号に変換するA/D変換方法。
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