JP4523991B2 - 端末装置、方法、システム、及びプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、Java(登録商標)アプリケーションにより画像形成装置を操作する技術に関する。
近年では、プリンタ、コピー、ファクシミリ、スキャナなどの各装置の機能を1つの筐体内に収納した画像形成装置(以下、「複合機」という。)が知られている。この複合機は、1つの筐体内に表示部、印刷部および撮像部などを設けるとともに、プリンタ、コピーおよびファクシミリ装置にそれぞれ対応した3種類のソフトウェアを設け、これらのソフトウェアを切り替えることによって、当該装置をプリンタ、コピー、スキャナまたはファクシミリ装置として動作させるものである。
このようなソフトウェアの切り替えによって実現されている複合機は、プリンタ、コピー、スキャナ及びファクシミリ装置に対応するアプリケーション及びシステムソフトウェアをそれぞれ別個に設けているため、各アプリケーション及びシステムソフトウェアの開発に多大な時間を要する。この問題を解決するために、アプリケーションの少なくとも2つが共通に必要とするハードウェア資源の管理、実行制御並びに画像形成処理を行うプラットホームを備えた構成の複合機が開発されている。このような複合機では、アプリケーションと、ハードウェア資源にアクセスするような開発が難しい処理を行うコントロールサービスとを別個に設けているため、複合機の出荷後にユーザもしくは第三者であるサードベンダが画像形成処理などにかかるアプリケーションとして新規なアプリケーションを開発して複合機に搭載可能な構成となっている。
搭載するアプリケーションとして種々のものが開発されていているが、複数のプラットフォームに対応し、ネットワークに高度に対応するという観点から、上記の複合機に搭載するアプリケーションとしてJava(登録商標)アプリケーションを用いることが検討されている。Java(登録商標)アプリケーションに関する従来技術として例えば特許文献1に記載された技術がある。
Java(登録商標)アプリケーションを上記の複合機のアプリケーションとして実行するためには、Java(登録商標)の実行環境としてJava(登録商標)アプリケーションの管理を行うモジュールが必要である。
また、Java(登録商標)アプリケーションを用いて複合機のアプリケーションを開発する場合、PCなどの上で開発を行った後に、実際に複合機上で動作するか否かの評価を行う必要があるが、評価の度に複合機にアプリケーションのインストールをして実行することは煩雑である。従って、開発したアプリケーションをPCなどの開発環境から直接複合機で実行できるような環境が求められている。また、遠隔でのアプリケーションの実行により複合機を操作することができれば、Java(登録商標)アプリケーションを使用するユーザーの利便性が向上する。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、Java(登録商標)アプリケーションを複合機上で容易に実行できる環境、及びPCなどの端末装置で実行するJava(登録商標)アプリケーションにより複合機を操作できる環境を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一実施形態によれば、アプリケーションを搭載可能に構成された画像形成装置を操作する端末装置であって、
仮想マシンと、
前記仮想マシン上で動作し、ネットワークを介して前記端末装置に接続された前記画像形成装置を制御するためのクラスを用いて前記画像形成装置を操作するアプリケーションと、
前記仮想マシン上で動作するアプリケーションを管理するためのアプリケーション管理部とを備え、
前記アプリケーション管理部は、前記アプリケーションの操作画面を前記画像形成装置に表示するか、もしくは、前記端末装置に表示するかを選択させるための選択画面を前記端末装置に表示し、
前記選択画面上で、前記操作画面を前記端末装置に表示することが選択された場合に、前記クラスにより、前記端末装置は、前記画像形成装置の操作パネルへの表示画面をエミュレートした画面を前記操作画面として当該端末装置に表示することを特徴とする端末装置が提供される。
本発明によれば、PCでJava(登録商標)アプリを実行して複合機を操作することが可能となる。
本発明の実施の形態における複合機の構成を示すブロック図である。 複合機100のハードウェア構成図である。 複合機100に搭載されるJava(登録商標)実行環境116の構成の一例を示す図である。 アプリケーション管理部204の実装方法を説明するための図である。 Java(登録商標)アプリで使用する操作パネルクラスの階層構成の一例を示す図である。 シンプルプリンターのプログラムリストである。 シンプルプリンターにより表示される画面である。 シンプルプリンターにより表示されるソフトキーボードの例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態においてシンプルプリンターを起動するまでの手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるJNLPファイルの構文の例を示す図である。 JNLPファイルにおけるツリー構造を示す図である。 Java(登録商標)アプリをSDcardからのJSDKアプリに自動更新する自動更新処理に係るフローチャートである。 Java(登録商標)アプリをWebからのJSDKアプリに自動更新する自動更新処理に係るフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態におけるシステム構成図である。 本発明の第3の実施の形態においてシンプルプリンターを起動するまでの手順を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態における複合機の構成を示すブロック図である。 図16のJSDKアプリとJSDKプラットフォームのクラス図である 本発明の第4の実施の形態における接続構成図である。 PC内のJSDKアプリとJSDKプラットフォームのクラス図である。 複合機内で実行される遠隔操作の準備処理の実行手順について説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。第1、第2の実施の形態として複合機におけるJava(登録商標)実行環境について説明し、第3、第4の実施の形態として、PCなどで開発したアプリケーションを、PCで実行させることにより複合機を操作する環境について説明する。まず、第1〜第3の実施の形態で用いられる複合機について説明する。
図1は、本発明の実施の形態における複合機の構成を示すブロック図である。図1に示すように、複合機100は、白黒レーザプリンタ(B&W LP)101と、カラーレーザプリンタ(Color LP)102と、スキャナ、ファクシミリ、ハードディスク、メモリ、ネットワークインタフェースなどのハードウェアリソース103を有する。また、各種コントロールサービスを有するプラットホーム120と、アプリケーション(以下、アプリともいう)130とを備えている。
プラットホーム120は、アプリケーションからの処理要求を解釈してハードウェア資源の獲得要求を発生させるコントロールサービスと、一又は複数のハードウェア資源の管理を行い、コントロールサービスからの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャ(ステップSRM)123と、汎用OS121とを有している。
コントロールサービスは、複数のサービスモジュールから形成され、SCS(システムコントロールサービス)122と、ECS(エンジンコントロールサービス)124と、MCS(メモリコントロールサービス)125と、OCS(オペレーションパネルコントロールサービス)126と、FCS(ファックスコントロールサービス)127と、NCS(ネットワークコントロールサービス)128とから構成されている。なお、このプラットホーム120は、あらかじめ定義された関数により前記アプリケーション130から処理要求を受信可能とするアプリケーションプログラムインタフェース(API)を有している。
汎用OS121は、UNIX(登録商標)などの汎用オペレーティングシステムであり、プラットホーム120並びにアプリケーション130の各ソフトウェアをそれぞれプロセスとして並列実行する。
SRM123のプロセスは、SCS122とともにシステムの制御及びリソースの管理を行うものである。SRM123のプロセスは、スキャナ部やプリンタ部などのエンジン、メモリ、HDDファイル、ホストI/O(セントロI/F、ネットワークI/F、IEEE1394 I/F、RS232C I/Fなど)のハードウェア資源を利用する上位層からの要求にしたがって調停を行い、実行制御する。
SCS122のプロセスは、アプリ管理、オペレーションパネル制御、システム画面表示、LED表示、リソース管理、割り込みアプリ制御などを行う。また、ECS124のプロセスは、白黒レーザプリンタ(B&W LP)101、カラーレーザプリンタ(Color LP)102、スキャナ、ファクシミリなどからなるハードウェアリソースのエンジンの制御を行う。
MCS125のプロセスは、画像メモリの取得及び解放、ハードディスク装置(HDD)の利用、画像データの圧縮及び伸張などを行い、FCS127のプロセスは、システムコントローラの各アプリ層からPSTN/ISDN網を利用したファクシミリ送受信、BKM(バックアップSRAM)で管理されている各種ファクシミリデータの登録/引用、ファクシミリ読みとり、ファクシミリ受信印刷、融合送受信を行うためのAPIを提供する。
NCS128のプロセスは、ネットワークI/Oを必要とするアプリケーションに対して共通に利用できるサービスを提供するためのプロセスであり、ネットワーク側から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケーションに振り分けたり、アプリケーションからデータをネットワーク側に送信する際の仲介を行う。具体的には、ftpd、httpd、lpd、snmpd、telnetd、smtpdなどのサーバデーモンや、同プロトコルのクライアント機能などを有している。
OCS126のプロセスは、オペレータ(ユーザ)と本体制御間の情報伝達手段となるオペレーションパネル(操作パネルとも称する)の制御を行う。OCS126は、オペレーションパネルからのキー押下情報をキーイベントとして取得し、取得したキーに対応したキーイベント関数をSCS122に送信するOCSプロセスの部分と、アプリケーション130又はコントロールサービスからの要求によりオペレーションパネルに各種画面を描画出力する描画関数やその他オペレーションパネルに対する制御を行う関数などがあらかじめ登録されたOCSライブラリの部分とから構成される。このOCSライブラリは、アプリケーション130及びコントロールサービスの各モジュールにリンクされて実装されている。
アプリケーション130は、ページ記述言語(PDL)、PCL及びポストスクリプト(PS)を有するプリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ111と、コピー用アプリケーションであるコピーアプリ112と、ファクシミリ用アプリケーションであるファックスアプリ113と、スキャナ用アプリケーションであるスキャナアプリ114と、ネットワークファイル用アプリケーションであるネットファイルアプリ115とを有している。また、アプリケーションとして、Java(登録商標)実行環境116とJava(登録商標)アプリケーション117(以下、Java(登録商標)アプリと称する)を搭載している。図1では、Java(登録商標)アプリが複数搭載されている例を示している。
アプリケーション130の各プロセス、コントロールサービスの各プロセスは、関数呼び出しとその戻り値送信及びメッセージの送受信によってプロセス間通信を行いながら、コピー、プリンタ、スキャナ、ファクシミリなどの画像形成処理にかかるユーザサービスを実現している。
このように、本実施の形態にかかる複合機100には、複数のアプリケーション及び複数のコントロールサービスが存在し、いずれもプロセスとして動作している。そして、これらの各プロセス内部には、一又は複数のスレッドが生成されて、スレッド単位の並列実行が行われる。そして、コントロールサービスがアプリケーションに対し共通サービスを提供しており、このため、これらの多数のプロセスが並列動作、及びスレッドの並列動作を行って互いにプロセス間通信を行って協調動作をしながら、コピー、プリンタ、スキャナ、ファクシミリなどの画像形成処理にかかるユーザサービスを提供するようになっている。また、複合機100には、サードベンダなどの第三者がコントロールサービス層の上のアプリケーション層に新規アプリを開発して搭載することが可能となっている。
図2は、複合機100のハードウェア構成図である。図2に示すように、複合機100は、コントローラ40と、オペレーションパネル60と、ファックスコントロールユニット(以下、FCUという)65と、印刷等を行うためのエンジン70と、プロッタ75とを有している。
コントローラ40は、CPU41と、MEM−P42と、ノースブリッジ(以下、NBという)43と、サウスブリッジ(以下、SBという)44と、ASIC45と、MEM−C46と、HDD47とを有する。また、各種インタフェースとしてNIC48、USB49、IEEE1394(50)、セントロニクス51を有している。
オペレーションパネル60は、コントローラ40のASIC45に直接接続されている。また、FCU65、各種インタフェース及びエンジン70、プロッタ75は、コントローラ40のASIC45にPCIバスで接続されている。
CPU41は、複合機100の全体制御を行うものである。NB43は、CPU41、MEM−P42、ASIC45を接続するためのブリッジである。MEM−P42は、複合機100の描画用メモリなどとして用いるシステムメモリである。SB44は、NB43と周辺デバイスなどとを接続するためのブリッジである。本実施の形態では、メモリカードスロット441がセットされており、メモリカード442を挿入できる。また、MEM−C46は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリである。ASIC45は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICである。また、HDD47は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
(第1の実施の形態)
次に、本発明の第1の実施の形態として、複合機100におけるJava(登録商標)アプリケーション117の実行環境116について説明する。
図3に、複合機100に搭載されるJava(登録商標)実行環境116の構成の一例を示す。図3に示すように、本実施の形態におけるJava(登録商標)実行環境116は、複合機クラスライブラリ201、仮想マシン202、ネイティブプログラムインタフェース203、及びアプリケーション管理部204を有する。
複合機クラスライブラリ201は、Java(登録商標)アプリ117が容易に複合機100を操作するためのサービスを提供するために用いられるクラスライブラリであり、ネイティブプログラムインタフェース203の機構を用いて複合機100のAPIにアクセスする。この複合機クラスライブラリ201により、機種依存部分の区別、簡易操作機能の提供、種々のオブジェクト指向クラスの提供がなされる。
本実施の形態における複合機クラスライブラリ201は、基本的なJava(登録商標)クラスライブラリ、イベント処理のためのイベントクラス、ネットワークに関する処理を行うネットワークトランザクションクラス、複合機100の操作パネルへの描画等を行うための操作パネルクラス、複合機100を制御するための複合機制御クラス等から構成される。なお、操作パネルクラスと複合機制御クラスは本実施の形態における複合機100に特有のクラスである。以下、操作パネルクラスと複合機制御クラスをまとめて複合機クラスと称し、その他の基本的なJava(登録商標)クラスライブラリ、イベントクラス、ネットワークトランザクションクラスをまとめてJava(登録商標)コアクラスと称する場合がある。
仮想マシン202は、Java(登録商標)のソースコードプログラムをいったん中間コード形式にコンパイルし、その結果として得られるバイトコードを解釈・実行する機能を有し、ネイティブプログラムインタフェース203は、仮想マシン202で実行されるJava(登録商標)コードが、C言語などの他のプログラミング言語で書かれたアプリケーションやライブラリと相互運用するための機能を有している。
また、アプリケーション管理部204は、Java(登録商標)アプリを管理する機能を有しており、例えば、Java(登録商標)アプリのリスト表示、Java(登録商標)アプリ実行管理、Java(登録商標)アプリのインストールやバージョンアップ、インストール済みのJava(登録商標)アプリの削除、アプリケーション登録のためのパスワード設定、Java(登録商標)アプリの保存等を行う機能を有している。Java(登録商標)アプリ実行管理としては、アプリケーションの起動、強制終了、サスペンド、レジュームなどを行う。
アプリケーション管理部204は、仮想マシン202から独立したコンポーネントとして実装されており、Java(登録商標)アプリ117からは制御できない。なお、図4(a)、(b)に示すように、アプリケーション管理部204は、Java(登録商標)アプリ117として実装(a)してもよいし、例えばC言語などにより実装(b)することもできる。
なお、Java(登録商標)実行環境116は複合機100に搭載されるアプリケーションの一種であるので、他のアプリケーションと同様の方法により複合機100にインストールすることが可能であり、例えばメモリカードから複合機100にインストールすることができる。
(Java(登録商標)アプリの例)
次に、Java(登録商標)アプリの例について説明する。ここでは、操作パネルクラスを使用したJava(登録商標)アプリの例について説明する。図5に、このJava(登録商標)アプリで使用する操作パネルクラスの階層構成の一例を示す。また、図6に、このJava(登録商標)アプリのプログラムリストを示す。以下、このアプリケーションプログラムのことをシンプルプリンターと称する場合がある。
図6に示すプログラムについて以下説明する。このプログラムは、複合機100の操作パネルにユーザーインタフェース画面を表示し、操作パネルから印刷ファイル名を指定し、指定したファイルを印刷するプログラムである。このプログラムの動作概要は次の通りである。
まず、複合機100の起動直後に操作パネル上に図7に示す画面を表示する。すなわち、画面の上部に "Simple Printer"の文字列を表示し、中央部に"Get input filename..."のボタンを表示する。ユーザーが、"Get input filename..."のボタンに触れると、パネル上に、例えば図8に示すソフトキーボードを表示する。ソフトキーボードには、"Input file name" のタイトルが表示され、ユーザーは、ソフトキーボードから印刷したいファイル名を入力する。例えば、"/usr/hdd/photo.tiff"と入力した場合、"/usr/hdd"のディレクトリに格納されている"photo.tiff"ファイルを印刷する。
このプログラムについて、プログラム中に記述した注釈の番号に沿って説明する。
(1)は、複合機クラスライブラリを使用するための命令である。(2)は、複雑な初期設定や終了処理に関する複合機のアプリケーションの雛型(抽象)であるGWApp を継承することを示している。これにより、複雑な初期設定や終了処理をユーザーが記述せずに済み、メッセージ受信などの処理もユーザーに対して隠蔽する。
(3)によりプリンターを操作するオブジェクトを生成し、(4)により"Simple Printer"のメッセージを表示するオブジェクトを生成し、(5)により"Get input filename..."のボタンオブジェクトを生成する。(6)は、ボタンに触れるとソフトキーボードが表示されるようにオブジェクトを追加することを示している。(7)は、ソフトキーボードを表示し、ファイル名入力を促すことを示している。(8)により、ソフトキーボードから入力されたファイルを印刷する。
なお、プログラムのボタン操作((5)"Get input filename...")では、ボタン操作の結果は、プログラムがメッセージとして受信し、そのメッセージを受信した場合に実際のボタン操作に対応した処理を行う。その処理が(6)のaddChangeListener()で設定されている。
(ダウンロードから起動までの手順の例)
Java(登録商標)アプリのインストール及び起動はアプリケーション管理部204が管理しており、アプリケーション管理部204の機能を用いることにより、以下のような手順でJava(登録商標)アプリのダウンロードから起動までの処理を行うことが可能である。この手順を図9のフローチャートを参照しながら、上記のシンプルプリンターを起動する場合を例にとり説明する。
アプリケーション管理部204は、他のアプリケーションと同様にして複合機100の起動時に起動される。アプリケーション管理部204に対応するアプリケーション選択キーを押すことにより、複合機100の操作パネルにアプリケーション管理部204を操作するためのユーザーインタフェース画面を表示する(ステップS1)。当該ユーザーインタフェース画面においてJava(登録商標)アプリとしてシンプルプリンターがインストールされていることがわかれば、シンプルプリンターを選択して起動する(ステップS2)。
インストールされていなければ、ユーザーインタフェース画面からアプリケーションのロードを指定することによりアプリケーションロード画面が表示される(ステップS3)。
ユーザーは、このアプリケーションロード画面から、Webサイトからシンプルプリンターをダウンロードするか、複合機100に挿入されるメモリカードからダウンロードするかを選択する(ステップS4)。
メモリカードからダウンロードする場合は、メモリカードを複合機100に差し込むことによりアプリケーション管理部204がメモリカード内のファイルを調査し、格納されているファイルを複合機100の操作パネル上に表示する(ステップS5)。ユーザーがシンプルプリンターを選択すると(ステップS6)、アプリケーション管理部204は当該アプリが複合機100で実行可能かどうかの確認を行う(ステップS7)。そして、確認の結果、実行可能であればダウンロードを行い、ハードディスクへのインストールを行うとともに、アプリケーション管理部204は、アプリケーション名(シンプルプリンター)を取得し、アプリケーションリストに追加する(ステップS9)。なお、アプリケーションリストは、インストール済みのJava(登録商標)アプリを把握するために、アプリケーション管理部204が管理するファイルである。
Webサーバーからシンプルプリンターをダウンロードする場合は、ステップ4にてWebを選択すると、URLを指定するための画面が表示され、そこでユーザが、シンプルプリンターを保持するWebサイトのURLを入力する(ステップS10)。アプリケーション管理部204がWebサイトにアクセスし(ステップS11)、シンプルプリンターが複合機100で実行可能かどうかの確認を行い(ステップS12)、シンプルプリンターをダウンロードする(ステップS13)。そして、アプリケーション管理部204は、ハードディスクへのインストールを行うとともに、アプリケーション名(シンプルプリンター)を取得し、アプリケーションリストに追加する(ステップS14)。
なお、アプリケーション管理部204が自動的にメモリカード又はWebサーバーを検索し、ハードディスクへのインストールを行うようにしてもよい。なお、上記の例では複合機100にJava(登録商標)アプリをインストールする例について説明しているが、Java(登録商標)アプリは必ずしも複合機100のハードディスクにインストールしなくても実行することができる。
上記のJava(登録商標)アプリが複合機100で実行可能か否かに関する確認に際しては、アプリケーション管理部204は、プログラムサイズ、バージョン、プログラム最終更新情報、使用するメモリワークサイズ、使用するストレージサイズ、予め使用するネットワークアドレス、利用可能期間(利用回数)、アプリケーションプログラム名等についての確認を行う。これらの情報は、Java(登録商標)アプリに付随している情報である。なお、第2の実施の形態において後述するように、これらの情報は、Java(登録商標)アプリに対応するJNLPファイルから取得することが可能である。
以上の処理が完了することにより、ダウンロードしたシンプルプリンターを利用できる状態になり、ユーザーは、ユーザーインタフェース画面(ステップS1)からシンプルプリンターを起動する(ステップS15)。これにより、仮想マシン202が起動し、シンプルプリンターが実行される。
起動されたシンプルプリンターはJava(登録商標)コアクラス及び複合機クラスを使用して複合機100を操作し、前述した通りのシンプルプリンター用のユーザーインターフェース画面を表示する。ユーザーは、このユーザーインターフェース画面から印刷したいファイル名を入力し、印刷を行う。ここでは、"/usr/hdd/photo.tiff"と入力を行い、複合機内のハードディスク内の"/usr/hdd"のディレクトリに格納されている"photo.tiff"ファイルを印刷する。
印刷が完了すると、アプリケーション管理部204からシンプルプリンターの実行を終了する。
(第2の実施の形態)
複合機100では、JNLP(Java(登録商標) Networking Language Protocol)を用いて、インストールされているJava(登録商標)アプリの自動更新を行うことが可能である。以下、JNLPを用いたJava(登録商標)アプリの自動更新について説明する。なお、以下の処理はアプリケーション管理部204の制御により行われるものである。
以下で説明する処理ではJNLPファイル(アプリケーション情報ファイルともいう)が用いられるので、まず、JNLPファイルについて説明する。JNLPファイルはJava(登録商標)アプリと1対1に対応しており、Java(登録商標)アプリの定義付けに係る情報を含んでいる。すなわち、Java(登録商標)アプリ毎に、それに対応するJNLPファイルが付随する。
図10は、JNLPファイルの構文の例を表す。JNLPファイルはXML(eXtensible Markup Language)ファイルであり、JNLPファイル書式はJNLP規格に準拠している。ただし、本実施の形態では独自の拡張を施している部分があるため、以下その部分について説明する。
記述1は、informationエレメントであり、アプリケーション名を示すtitleエレメント(記述1A)や、ベンダ名を示すvenderエレメント(記述1B)や、ベンダの電話番号を示すtelephoneエレメント(記述1C)や、ベンダのファクス電話番号を示すfaxエレメント(記述1D)や、アプリケーションのプロダクトIDを示すproductIDエレメント(記述1E)を含んでいる。
記述2は、securityエレメントである。
記述3は、resourceエレメントであり、Java(登録商標)アプリのバージョンを指定するjsdkエレメント(記述3A)や、JARファイル(Java(登録商標)アプリの実行ファイル)とそのバージョンを指定するjarエレメント(記述3B)や、SUB−JNLPファイルを指定するsub−jnlpエレメント(記述3C)を含んでいる。
記述4は、updateエレメントであり、更新処理の実行方法を設定するエレメントである。autoであればアプリケーションの更新処理は自動更新で実行され、manualであればアプリケーションの更新処理は手動更新で実行され、mailであればアプリケーションの更新処理が実行可能である場合にその旨を通知する更新通知メールが配信される。
記述5は、installエレメントであり、インストール処理の実行方法を設定するエレメントである。autoであればアプリケーションのインストール先は自動選択にて選択され、manualであればアプリケーションのインストール先は手動選択にて選択される。記述6は、アプリケーションのタイプが「GUI有」であるか「GUI無」であるかを示す。
また、Java(登録商標)アプリに対応するJNLPファイルの内容は、一般的に図11に示すようなツリー構造となっている。上位のJNLPファイルから参照されるJNLPファイルは、当該上位のJava(登録商標)プログラムの実行の中で使用されるモジュールに対応している。
図10のupdateエレメントで触れたように、インストール済みのJava(登録商標)アプリは更新処理の対象となる。以下、インストール済みのJava(登録商標)アプリを自動更新する自動更新処理について説明する。
図12は、メモリカードの一例であるSDcard又はHDD(ハードディスク)内のJava(登録商標)アプリ(更新対象アプリ)を、SDcardからのJava(登録商標)アプリ(更新用アプリ)に自動更新する自動更新処理に係るフローチャートである。
アプリケーション管理部204は、複合機100に接続された更新用SDcardスロットに更新用SDcardがセットされた場合、更新用SDcard内の更新用アプリのJNLPファイルを取得(ステップS101)する。アプリケーション管理部204は、そのJNLPファイルのupdateエレメントが「auto」で、そのJNLPファイルに係る更新用アプリと同一の更新対象アプリが複合機100に存在する場合(ステップS102・S103)には、その更新用アプリのバージョンとその更新対象アプリのバージョンとを比較(ステップS104)する。アプリケーション管理部204は、更新用アプリのバージョンが更新対象アプリのバージョンより新しい場合(ステップS105)には、更新用アプリをもって更新対象アプリを更新(ステップS106)する。すなわち、JarファイルとJNLPファイルを更新する。
図13は、SDcard又はHDD内のJava(登録商標)アプリ(更新対象アプリ)を、WebからのJava(登録商標)アプリ(更新用アプリ)に自動更新する自動更新処理に係るフローチャートである。
アプリケーション管理部204は、更新対象アプリのJNLPファイルを取得(ステップS201)する。アプリケーション管理部204は、そのJNLPファイルのupdateエレメントが「auto」で、そのJNLPファイルに係る更新対象アプリと同一の更新用アプリが、複合機100とネットワーク接続されたWebサーバ内に存在する場合(ステップS202・S203)には、その更新対象アプリのバージョンとその更新用アプリのバージョンとを比較(ステップS204)する。アプリケーション管理部204は、更新対象アプリのバージョンより更新用アプリのバージョンが新しい場合(ステップS205)には、更新対象アプリを更新用アプリをもって更新(ステップS206)する。
なお、複合機100が更新用アプリにアクセスする先はJNLPファイルを参照することにより取得できる。また、JNLPファイルがツリー構造である場合には、各階層のJNLPファイルに対して上記の処理がなされる。
また、上記の更新のトリガーは、例えば、複合機100電源ONからの経過時間、所定の時刻、電源ON/電源OFF、アプリケーションの実行直前/実行中/実行後、アイドルの所定時間経過、等とすることができる。
第1の実施の形態においてもJNLPファイルを用いる構成とすることができる。その場合、Java(登録商標)アプリのダウンロードの前に、それに対応するJNLPファイルを取得し、そのJNLPの記述に基づき当該Java(登録商標)アプリが実行可能かどうかを確認することができる。その場合、JNLPファイルには、Java(登録商標)アプリが複合機100で実行可能かどうかを判断するための情報が記述される。例えば、第1の実施の形態で説明したプログラムサイズ等の他、認証のための情報、複合機100側でJava(登録商標)アプリ実行のために必要な機器構成(カラー対応等)、使用リソース情報等が記述される。このJNLPファイルに記述された情報と、複合機100の使用リソース情報等とを比較した結果、Java(登録商標)アプリを実行できないと判断したら、例えば、警告を表示する。また、認証のために、Jarファイルに電子署名を付し、アプリケーション管理部204が署名の検証を行うようにしてもよい。
(第3の実施の形態)
次に、PCなどにより開発したJava(登録商標)アプリを当該PCで実行することにより、複合機をリモート操作する方法について説明する。
図14に、本実施の形態におけるJava(登録商標)アプリ実行時のシステム構成を示す。同図に示すように、本システムは、複合機の機能を有していないPC300と、複合機100とがネットワーク400により接続された構成を有している。PC300は、例えば、複合機100用のJava(登録商標)アプリの開発のためのPCである。
PC300は、Java(登録商標)アプリケーションであるシンプルプリンター301、Java(登録商標)コアクラス304、複合機100における複合機クラスを操作することを可能とするクライアント複合機クラス303、複合機100のアプリケーション管理部204と通信することによりアプリケーションの管理を行うリモートアプリケーション管理部302、仮想マシン305、及びOS306を有している。
また、複合機100は、Java(登録商標)実行環境116の構成に加えて、サーバ複合機アプリケーション210を有している。サーバ複合機アプリケーション210は、PC300からのリモート操作サービスを提供するために複合機100で実行されるアプリケーションである。なお、図14ではネイティブプログラムインタフェースの図示を省略している。
PC300におけるクライアント複合機クラス303は、サーバ複合機アプリケーション210と通信を行い、複合機100のオブジェクトを操作することにより複合機100をPC300のアプリケーションからリモート操作することを可能とする機能を有している。これにより、アプリケーションの分散処理を実現する。遠隔にあるPC300から複合機100上のオブジェクトを操作する技術は、例えばJava(登録商標)ベースの分散処理技術を用いることにより実現できる。
また、リモートアプリケーション管理部302が複合機100に搭載されたアプリケーション管理部204と通信することにより、複合機100用のJava(登録商標)アプリケーション管理機能をPC300まで拡張することが可能である。なお、リモートアプリケーション管理部302は、複合機100のアプリケーション管理部204と同様の機能を有している。すなわち、Java(登録商標)アプリ実行管理機能(起動/強制終了/サスペンド/レジュームなど)、Java(登録商標)アプリのインストールやバージョンアップ(ダウンロード時のチェック)、インストール済みのJava(登録商標)アプリの削除、アプリケーション登録のパスワード設定、Java(登録商標)アプリケーションの保存、インストールされているJava(登録商標)アプリのリスト表示などの機能を有している。上記の処理を、複合機100のアプリケーション管理部204と必要に応じて通信を行いながら実行する。
また、PC300のクライアント複合機クラス303は、複合機100の一部の機能をエミュレートする機能も有している。エミュレーションの機能としては、例えば操作パネルのエミュレーションがある。
すなわち、PC300で実行するアプリケーションにより複合機100を操作する場合、複合機100の操作パネルを使用するのか、それとも、PC300で操作パネルをエミュレーションして表示するのかを選択できる。操作パネルの機能をエミュレートする場合、複合機100の操作パネルにおける画面表示は、PC300の画面上への表示とし、複合機100の操作パネルにおける操作ボタンの操作には、PC300のキーボード及びマウスを使用する。なお、複合機100の操作パネルを使用するのか複合機100の操作パネルを使用するのかの選択は、リモートアプリケーション管理部302から複合機100のアプリケーション管理部204に要求を出すことにより行われる。例えば、リモートアプリケーション管理部302から複合機100のアプリケーション管理部204にPC300で操作パネルをエミュレートする旨の通知をした場合には、アプリケーション管理部204は、複合機100の操作により生じる画面表示情報を複合機100に表示するのではなくPC300に送信するように制御する。
また、Java(登録商標)アプリをPC300から実行する場合に、リモート側のPC300のリソースと複合機100のリソースで共通するリソースに関してはいずれかのリソースを選択することができる。例えば、PC300と複合機100で共通するリソースであるハードディスクへのアクセスを指示する場合、PC300のハードディスクと複合機100のハードディスクのどちらを使用するかをPC300から選択できる。そのような共通のリソースとして、ネットワーク機能に関するリソースやI/O(USB、ilink、RS232C)などがある。
次に、図14に示す環境において、Java(登録商標)アプリをPC300で実行して複合機100を操作する手順について図15のフローチャートを参照して説明する。以下、Java(登録商標)アプリとして上述したシンプルプリンターを用いる例について説明する。
まず、PC300においてリモートアプリケーション管理部302を起動する。なお、複合機100では既にアプリケーション管理部204を含むJava(登録商標)実行環境116とサーバ複合機アプリケーション210が実行されているものとする。
リモートアプリケーション管理部302は、アプリケーション選択用の画面をPC300上に表示する(ステップS21)。このときJava(登録商標)アプリが複合機100のハードディスク又はPC300のハードディスクにインストールされているか否かをチェックする。このチェックは、例えば、リモートアプリケーション管理部302がPC300での確認を行い、複合機100のアプリケーション管理部204が複合機100での確認を行ってリモートアプリケーション管理部302に結果を通知することにより実施することができる。Java(登録商標)アプリが存在すると、前記画面にJava(登録商標)アプリ名を表示する。ユーザがシンプルプリンターを選択することにより、シンプルプリンターが起動される(ステップS22)。
Java(登録商標)アプリがインストールされているか否かの確認の結果、どちらのハードディスクにもJava(登録商標)アプリがインストールされていない場合には、上記の画面からアプリケーションのロードを指定することによりアプリケーションロード画面が表示される(ステップS23)。
ユーザーは、このアプリケーションロード画面から、Webサイトからシンプルプリンターをダウンロードするか、複合機100に挿入されるメモリカードからダウンロードするかを選択する(ステップS24)。
メモリカードからJava(登録商標)アプリをインストールする場合、メモリカードを複合機100に差し込むことによりアプリケーション管理部204がメモリカードを認識し、メモリカード内のファイル情報を調査し、ファイル情報をリモートアプリケーション管理部302に通知する(ステップS25)。
リモートアプリケーション管理部302は、通知されたファイル情報をPC300の画面に表示し(ステップS26)、ユーザーにシンプルプリンターを選択させる(ステップS27)。そして、リモートアプリケーション管理部302はシンプルプルプリンターをダウンロードする旨をアプリケーション管理部204に通知し、アプリケーション管理部204はアプリケーション(シンプルプリンター)に関する情報をリモートアプリケーション管理部302に送信する。リモートアプリケーション管理部302はシンプルプリンターが本システムの環境で実行可能であるか否かを確認し(ステップS28)、確認がとれたらアプリケーション管理部204にシンプルプリンターのダウンロードの指示をすることにより、シンプルプリンターのダウンロードがなされ(ステップS29)、予め指定されたインストール先(PC300のハードディスク又は複合機100のハードディスク)にインストールされる(ステップS30)。また、アプリケーションリストへシンプルプリンターが追加される。
なお、上記ステップS28における確認項目は、例えば、プログラムサイズ、バージョン、プログラム最終更新情報、使用するメモリワークサイズ、使用するストレージサイズ、あらかじめ使用するネットワークアドレスの確認、利用可能期間(利用回数)、アプリケーションプログラム名等である。
Webサイトからシンプルプリンターをインストールする場合は、WebサーバーのURLを指定させる画面をリモートアプリケーション管理部302が表示し、その画面からユーザーがURLを入力する(ステップS31)。そして、リモートアプリケーション管理部302がURLを複合機100のアプリケーション管理部204に通知し(ステップS32)、アプリケーション管理部204がURLにより指定されたWebサイトにアクセスし(ステップS33)、当該Webサイトが保持するアプリケーション(シンプルプリンター)がPC300から複合機100を操作可能かどうかを確認する(ステップS34)。なお、この確認は、所定の情報(例えばJNLPファイル)をアプリケーション管理部204が取得し、それをリモートアプリケーション管理部302に送信することにより、リモートアプリケーション管理部302が行うようにしてもよい。
確認がとれればシンプルプリンターをダウンロードし(ステップS35)、指定されたハードディスクにインストールするとともにアプリケーションリストにシンプルプリンターを追加する(ステップS36)。
シンプルプリンターがインストールされると、ステップS21における画面からシンプルプリンターを選択することができる。選択がなされると、リモートアプリケーション管理部302によりシンプルプリンターがPC300側の仮想マシン305上にロードされ、実行される(ステップS37)。
シンプルプリンターは、Java(登録商標)コアクラス303及びクライアント複合機クラス303を使用して複合機100を操作する。複合機100の操作にあたっては、例えば、シンプルプリンター301から複合機100のサーバ複合機アプリケーション210にメッセージを送信し、そのメッセージに基づきサーバ複合機アプリケーション210が複合機100のJava(登録商標)実行環境におけるオブジェクトを操作することにより複合機100を操作する。
ここで、シンプルプリンター301は、前述したように始めにグラフィカルインターフェース画面を表示するように動作するが、その画面をPC300に表示するか、複合機100の操作パネルに表示するかを選択することができる。この選択は、例えば、ユーザーがシンプルプリンターを選択した後に、これらのうちいずれかを選択させる画面をリモートアプリケーション管理部302が表示することにより実現できる。ここでは、PC300を選択し、PC300に操作パネルの画面をエミュレートした画面を表示する。
次に、ユーザーはPC300の画面から印刷するファイル名を選択することになるが、ここでは、ファイルの指定先を、PC300のハードディスクにするか、複合機100のハードディスクにするかを選択できる。複合機100のハードディスクを選択できることにより、あたかも複合機100の操作パネルで操作しているかのような操作をPC300上で行うことが可能となる。この指定は、例えば、リモートアプリケーション管理部302によりシンプルプリンターを選択したときに、どちらのハードディスクを選択するかを入力させる画面を表示することにより実現できる。
そして、複合機100のハードディスクを指定した場合は、PC300の画面から、印刷するファイルを例えば"/hdd/ts/photo.tiff"と指定すると、複合機100のハードディスクにあるファイルが選択され、印刷が実行される。
複合機100の操作を完了したい場合は、リモートアプリケーション管理部302は、複合機100のアプリケーション管理部204に終了又は休止の要求を行い、複合機100との通信を遮断する。
なお、第3の実施の形態においても、第2の実施の形態のように、JNLPファイルを用いてJava(登録商標)アプリの自動更新を行うことが可能である。
(第4の実施の形態)
第3の実施の形態における遠隔操作に関する他の例を第4の実施の形態として次に説明する。第4の実施の形態では、複合機100において、図1に示したJAVA(登録商標)実行環境116、JAVA(登録商標)アプリ117の部分の構成を、図16に示す構成としている。
図16に示すように、JSDKアプリ147とJSDKプラットフォーム148を備えている。JSDKプラットフォーム148は、他のソフトウェアとの仲介やアプリケーション管理を行うものである。
SDKとは、専用のソフトウェア開発キットであり、SDKを使用して開発したアプリケーションをSDKアプリと呼ぶ。専用のSDKとしては、例えばJava(登録商標)言語でアプリケーションを開発するための「JSDK」が提供される。JSDKを使用して開発したアプリケーションを「JSDKアプリ」と呼ぶ。
図17は、図16のJSDKアプリ147とJSDKプラットフォーム148のクラス図である。JSDKアプリ147とJSDKプラットフォーム148は、Java(登録商標)コンパイラによりソースコードからバイトコードに一括翻訳されており、Java(登録商標)仮想マシンにより逐次実行される。JSDKアプリ147とJSDKプラットフォーム148は、Java(登録商標) 2 Micro EditionのPersonal Basis Profileをベースとする実装となっている。
JSDKアプリ147としては、ユーザアプリ501と、JSDK GUI Manager511と、Task Bar Manager512等が存在する。
ユーザアプリ501は、複合機100のユーザ(例えばベンダ)がJSDKを使用して開発したJSDKアプリである。JSDK GUI Manager511は、他のJSDKアプリ(ユーザアプリ501等)を操作対象とする操作画面の表示等を行うJSDKアプリである。Task Bar Manager512は、他のJSDKアプリ(ユーザアプリ501等)を操作対象とするタスクバーの表示等を行うJSDKアプリである。
ユーザアプリ501はここでは、スタンドアロンアプリケーションやアプレットと並ぶJava(登録商標)アプリケーションであるXletである。JSDK GUI Manager511とTask Bar Manager512はここでは、独自の拡張を施したXlet(XletEx)である。
JSDKプラットフォーム148には、JSDK Main521と、JSDK Environment522と、Locale Manager523と、Xlet Manager531と、Multi Xlet Manager532と、JSDK Manager533と、Send Manager541と、Event Manager542と、System Event Manager543と、Panel Manager544と、Install Manager545と、Server/Client Manager546等のクラスが存在する。
JSDK Main521は、JSDK Environment522の起動を行うクラスである。JSDK Environment522は、JSDKシステムの起動環境設定を行うクラスである。Locale Manager523は、国際化対応(言語指定)を行うクラスである。
Xlet Manager531は、1対1でXletのライフサイクルを管理するクラスである。ここでは、5個のXletのライフサイクルが1対1で5個のXlet Manager531によって管理される。Multi Xlet Manager532は、全てのXlet Manager531のライフサイクルを管理するクラスである。ここでは、5個のXlet Manager531のライフサイクルが全て1個のMulti Xlet Manager532によって管理される。JSDK Manager533は、JSDKシステム全体のライフサイクルを管理するクラスである。例えば、Multi Xlet Manager532,Send Manager541,Event Manager542,System Event Manager543,Panel Manager544,Install Manager545,Server/Client Manager546のライフサイクルが、JSDK Manager533によって管理される。なお、Xletのライフサイクルとは、初期化状態(Loaded)、停止状態(Paused)、活性化状態(Active)、終了状態(Destroyed)等の状態の遷移のことである。
System Event Manager543は、図1のプラットフォーム120からのシステムイベント(電力モード等)の管理を行うクラスである。Panel Manager544は、1個のXletがオペレーションパネルの画面を占有する際の調停等を行うクラスである。Install Manager545は、SDcardやWebからのインストールやアンインストールの管理を行うクラスである。
図17のJSDKシステムでは、APIとして、JSDK API551とJSDK API552が利用される。なお、XletとXletExの差異として、オブジェクトにアクセスするのにJSDK API551の利用とJSDKプラットフォーム148へのアクセスが可能である点が挙げられる。図16の複合機100にはさらに、図17のJSDKシステムに係る要素として、C言語とJava(登録商標)言語のインタフェースとなるJSDK Session553とNative JSDK Session554や、JSDKアプリ147とJSDKプラットフォーム148を実行するためJava(登録商標)仮想マシンであるCVM555等が存在する。
このような構成を有する複合機100を、図14に示した場合と同様にして、図18に示すように、PC701と接続する。PCは複合機100のエミュレータとして機能する。
図18のPC701は、例えばPC本体711と、キーボード712と、マウス713と、ディスプレイ714等により構成される。PC本体711には、CPU、ROM、RAM、NVRAM、HDD、MODEM、NIC等が存在する。キーボード712とマウス713は、複合機100のオペレーションパネルに代わって、オペレータが入力を行うためのハードウェア(操作部)となる。ディスプレイ714は、複合機100のオペレーションパネルに代わって、オペレータが出力を得るためのハードウェア(表示部)となる。
図19は、図18のPC701内のJSDKアプリ147とJSDKプラットフォーム148のクラス図である。図16の複合機100と同様のJSDKアプリ147とJSDKプラットフォーム148が、図19のPC701内にも存在する。図16の複合機100内のJSDKアプリ147とJSDKプラットフォーム148のクラス図については、図17を参照されたい。以下、図17と図19の差異について説明する。
第1に、図17のPanel Manager544は、図19のPanel Manager Emulator744に置換されている。第2に、図17のJSDK Session553は、図19のEmulator JSDK Session753に置換されている。第3に、図17のNative JSDK Session554は、図19のEvent Emulator754に置換されている。第4には、図17のCVM555は、図19のJVM755に置換されている。
Panel Manager Emulator744は、Panel Manager544をエミュレートして、オペレーションパネルの操作をキーボード712やマウス713の操作に変換するクラスである。Emulator JSDK Session753は、通信経路の確立処理を実行するクラスである。Event Emulator754は、複合機100の動作をエミュレートするクラスである。JVM755は、JSDKアプリ147とJSDKプラットフォーム148を実行するためJava(登録商標)仮想マシンである。
図20は、複合機100内で実行される遠隔操作の準備処理の実行手順について説明するための図である。
最初に、複合機100内のServer/Client Manager546とPC701内のServer/Client Manager546との間で、セッションが確立(1)される。なお、セッションの確立は、SIP(Session Initiation Protocol)に類似したプロトコルによるメッセージ送受信により行われる。
次に、複合機100内のServer/Client Manager546は、遠隔操作に移行できるか否かを複合機100内のJSDK Manager533に問い合わせて、遠隔操作に移行できるか否かを判断(2)する。
次に、複合機100内のServer/Client Manager546は、遠隔操作に移行できる場合には、遠隔操作に必要なメッセージに係る要求を、複合機100内のSend Manager541を介してPC701に送信(3)して、遠隔操作に必要なメッセージに係る応答を、複合機100内のEvent Manager542を介してPC701から受信(4)する。
次に、複合機100内のServer/Client Manager546は、遠隔操作用の情報をPC701に転送する旨の要求を、Panel Manager544に送信(5)する。
最後に、複合機100内のServer/Client Manager546とPC701内のServer/Client Manager546との間で、遠隔操作準備処理が完了した旨の通知が授受(6)される。これによって、PC701からの複合機100の遠隔操作が可能になる。なお、第3の実施の形態で説明したアプリケーションの分散処理に係る機能は、例えば、複合機100内のServer/Client Manager546とPC701内のServer/Client Manager546に持たせることができる。
第1〜第4の実施の形態で説明した各プログラムは、メモリカードなどの記録媒体に格納することができ、そのメモリカードから複合機100にインストールすることが可能である。また、PC300における仮想マシンなどのJava(登録商標)実行環境を構成するプログラムもCD−ROMなどの記録媒体に格納することができ、そのCD−ROMからPC300にインストールすることが可能である。
以下、本明細書に開示される構成を例示的に列挙する。
(第1項)
画像形成処理におけるハードウェア資源の制御に関するサービスを複数のアプリケーションに共通に提供する制御部を備えることにより、複数のアプリケーションを搭載可能に構成された画像形成装置であって、
前記アプリケーションとしての仮想マシンと、
前記仮想マシン上で動作するアプリケーションと、
前記仮想マシン上で動作するアプリケーションを管理するためのアプリケーション管理部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
このように、画像形成装置のアプリケーション層に仮想マシンを搭載したので、仮想マシン上で動作するアプリケーションであるJava(登録商標)アプリケーションを実行でき、また、アプリケーション管理部を設けたのでJava(登録商標)アプリケーションの追加、削除、実行管理などを容易に行うことができることから、本発明により複合機上でJava(登録商標)アプリケーションを容易に実行できるようになる。
(第2項)
前記仮想マシン上で動作するアプリケーションは、前記画像形成装置を制御するためのクラスを用いて画像形成装置を操作する第1項に記載の画像形成装置。
(第3項)
前記クラスとして、前記画像形成装置の操作パネルへの情報の出力及び情報の入力を行うための操作パネルクラスを有する第2項に記載の画像形成装置。
このようにクラスを用いることにより、容易に画像形成装置のためのアプリケーションを開発できる。
(第4項)
前記アプリケーション管理部は、前記仮想マシン上で動作するアプリケーションの起動を含む実行管理機能を有する第1項に記載の画像形成装置。
(第5項)
前記アプリケーション管理部は、前記仮想マシン上で動作するアプリケーションがインストールされていない場合に、アプリケーションのダウンロードを行う第4項に記載の画像形成装置。
アプリケーション管理部をこのような構成とすることにより、アプリケーションの起動やインストールを容易に行うことができる。
(第6項)
前記アプリケーション管理部は、前記アプリケーションに付随するアプリケーション情報ファイルを参照し、当該アプリケーション情報ファイルの情報に基づき前記アプリケーションの更新を行う第1項に記載の画像形成装置。
本構成によれば、アプリケーション情報ファイルの設定に基づきアプリケーションの更新を行うことができるので、例えばアプリケーションを自動的に更新できる。
(第7項)
前記アプリケーション管理部は、前記アプリケーションに付随するアプリケーション情報ファイルに記述されたバージョンと、更新用アプリケーションに付随するアプリケーション情報ファイルに記述されたバージョンとを比較し、更新用アプリケーションに付随するアプリケーション情報ファイルに記述されたバージョンのほうが新しい場合に、前記アプリケーションの更新を行う第6項に記載の画像形成装置。
これにより、バージョンの古いアプリケーションを自動的に更新できるようになる。
(第8項)
前記アプリケーション管理部は、メモリカード又はWebサイトからアプリケーションをダウンロードする第5項に記載の画像形成装置。
(第9項)
前記アプリケーション管理部は、前記アプリケーションに付随するアプリケーション情報ファイルに記述された場所からアプリケーションをダウンロードする第6項に記載の画像形成装置。
(第10項)
前記アプリケーション管理部は、前記アプリケーションをダウンロードする前に、そのアプリケーションが前記画像形成装置で実行可能か否かの確認を行う第5項又は6項に記載の画像形成装置。
(第11項)
前記アプリケーション管理部は、前記アプリケーションに付随するアプリケーション情報ファイルに記述された情報に基づき前記確認を行う第10項に記載の画像形成装置。
(第12項)
前記確認を行う際に、前記アプリケーションが必要とする前記画像形成装置のリソースを含む事項の確認を行う第10項に記載の画像形成装置。
アプリケーション管理部がこのような機能を有することにより、容易かつ確実にインストール、及び更新を行うことが可能になる。
(第13項)
前記仮想マシン上で動作するアプリケーションとして、ネットワークを介して前記画像形成装置に接続された端末装置からの操作要求を受けて前記画像形成装置を操作するサーバーアプリケーションを有する第1項に記載の画像形成装置。
本構成によれば、端末装置で実行されるアプリケーションに基づく操作手順に従って画像形成装置を操作することが可能となる。
(第14項)
前記アプリケーション管理部は、前記端末装置と通信することにより処理を行う第13項に記載の画像形成装置。
(第15項)
複数のアプリケーションを搭載可能に構成された画像形成装置を操作する端末装置であって、
仮想マシンと、
前記仮想マシン上で動作し、前記画像形成装置を操作するアプリケーションと、
前記仮想マシン上で動作するアプリケーションを管理するためのアプリケーション管理部とを備えたことを特徴とする端末装置。
本構成によれば、端末装置で実行するアプリケーションにより上記の画像形成装置を操作することが可能となる。
(第16項)
前記仮想マシン上で動作するアプリケーションは、ネットワークを介して前記端末装置に接続された前記画像形成装置を制御するためのクラスを用いて前記画像形成装置を操作する第15項に記載の端末装置。
(第17項)
前記画像形成装置の操作をJava(登録商標)に基づく分散処理技術を用いて行う第15項又は16項に記載の端末装置。
このように、ネットワークに高度に対応したJava(登録商標)の分散処理技術を用いることにより、ネットワーク上の任意の装置で実行したアプリケーションの手順に従って画像形成装置を操作することが可能となる。
(第18項)
前記クラスは、前記画像形成装置の操作パネルへの表示画面をエミュレートした画面を前記端末装置に表示する機能を含む第16項に記載の端末装置。
これにより、端末装置上で、複合機を操作する場合と同様の操作を行うことが可能となる。
(第19項)
前記画像形成装置のハードディスクと前記端末装置のハードディスクのうちいずれのハードディスクにアクセスするかを選択させる機能を有する第15項に記載の端末装置。
本構成により、アプリケーションの実行に際して端末装置から複合機のハードディスクに格納されたファイルを選択して、例えば印刷させることが可能となる。
(第20項)
前記アプリケーション管理部は、前記仮想マシン上で動作するアプリケーションの起動を含む実行管理機能を有する第15項に記載の端末装置。
(第21項)
前記アプリケーション管理部は、前記仮想マシン上で動作するアプリケーションがインストールされていない場合に、アプリケーションのダウンロードを前記画像形成装置と通信することにより行う第20項に記載の端末装置。
(第22項)
前記アプリケーション管理部は、前記アプリケーションに付随するアプリケーション情報ファイルを参照し、当該アプリケーション情報ファイルの情報に基づき前記アプリケーションの更新を行う第15項に記載の端末装置。
(第23項)
前記ダウンロードは、前記画像形成装置に挿入するメモリカード又はWebサイトから行う第21項に記載の端末装置。
(第24項)
前記アプリケーション管理部は、前記メモリカードに格納されたファイル情報を前記画像形成装置から受信し、表示をする第23項に記載の端末装置。
(第25項)
前記アプリケーション管理部は、前記端末装置に入力されたURL情報を前記画像形成装置に送信し、前記画像形成装置が該URL情報に基づき前記仮想マシン上で動作するアプリケーションをWebサイトからダウンロードする第23項に記載の端末装置。
このように、アプリケーション管理部が画像形成装置と通信しながら処理を行うので、画像形成装置が有しているアプリケーションの管理機能を端末装置に拡張できる。
(第26項)
複数のアプリケーションを搭載可能に構成された画像形成装置を、ネットワークを介して接続された端末装置上で実行するアプリケーションにより操作する方法であって、
前記画像形成装置に、前記アプリケーションとしての仮想マシンと、該仮想マシン上で動作するサーバーアプリケーションとを備え、
前記端末装置に、仮想マシンと、該仮想マシン上で動作するアプリケーションとを備え、
前記端末装置のアプリケーションによる操作要求を前記サーバーアプリケーションが受信して、該サーバーアプリケーションが前記画像形成装置を操作することを特徴とする方法。
本構成によれば、複合機の機能を有さないPCなどの端末でアプリケーションを実行することにより、画像形成装置を操作できる。
(第27項)
前記端末装置からの前記画像形成装置の操作は、Java(登録商標)に基づく分散処理技術を用いて行う第26項に記載の方法。
(第28項)
前記画像形成装置にアプリケーションを管理するためのアプリケーション管理部を備え、前記端末装置に、該アプリケーション管理部と通信することによりアプリケーションを管理する遠隔アプリケーション管理部を備える第26項に記載の方法。
このように、アプリケーション管理部と通信することによりアプリケーションを管理する遠隔アプリケーション管理部を備えることにより、画像形成装置のアプリケーション管理機能を端末装置に拡張することができる。
(第29項)
画像形成処理におけるハードウェア資源の制御に関するサービスを複数のアプリケーションに共通に提供する制御部を備えることにより、複数のアプリケーションを搭載可能に構成された画像形成装置に、
前記アプリケーションとしての仮想マシンの機能と、
前記仮想マシン上で動作するアプリケーションを管理するためのアプリケーション管理部の機能とを実現させるためのプログラム。
(第30項)
前記仮想マシン上で動作するアプリケーションにより用いられる、前記画像形成装置を制御するためのクラスを含む第29項に記載のプログラム。
(第31項)
前記クラスは、前記画像形成装置の操作パネルへの情報の出力及び情報の入力を行うための操作パネルクラスを含む第30項に記載のプログラム。
(第32項)
前記アプリケーション管理部は、前記仮想マシン上で動作するアプリケーションの起動を含む実行管理機能を有する第29項に記載のプログラム。
(第33項)
前記アプリケーション管理部は、前記仮想マシン上で動作するアプリケーションがインストールされていない場合に、アプリケーションのダウンロードを行う機能を有する第32項に記載のプログラム。
(第34項)
前記アプリケーション管理部は、前記アプリケーションに付随するアプリケーション情報ファイルを参照し、当該アプリケーション情報ファイルの情報に基づき前記アプリケーションの更新を行う機能を有する第29項に記載のプログラム。
(第35項)
前記アプリケーション管理部は、前記アプリケーションに付随するアプリケーション情報ファイルに記述されたバージョンと、更新用アプリケーションに付随するアプリケーション情報ファイルに記述されたバージョンとを比較し、更新用アプリケーションに付随するアプリケーション情報ファイルに記述されたバージョンのほうが新しい場合に、前記アプリケーションの更新を行う機能を有する第34項に記載のプログラム。
(第36項)
前記アプリケーション管理部は、前記アプリケーションに付随するアプリケーション情報ファイルに記述された場所からアプリケーションをダウンロードする機能を有する第34項に記載のプログラム。
(第37項)
前記アプリケーション管理部は、前記アプリケーションをダウンロードする前に、そのアプリケーションが前記画像形成装置で実行可能か否かの確認を行う機能を有する第33項又は34項に記載のプログラム。
(第38項)
前記アプリケーション管理部は、前記アプリケーションに付随するアプリケーション情報ファイルに記述された情報に基づき前記確認を行う機能を有する第37項に記載のプログラム。
(第39項)
前記アプリケーション管理部は、前記確認を行う際に、前記アプリケーションが必要とする前記画像形成装置のリソースを含む事項の確認を行う機能を有する第37項に記載のプログラム。
(第40項)
前記仮想マシン上で動作するアプリケーションは、ネットワークを介して前記画像形成装置に接続された端末装置からの操作要求を受けて前記画像形成装置を操作するサーバーアプリケーションを含む第29項に記載のプログラム。
(第41項)
複数のアプリケーションを搭載可能に構成された画像形成装置を操作する端末装置に、
仮想マシンの機能と、
前記仮想マシン上で動作し、前記画像形成装置を操作するためのアプリケーションを管理するためのアプリケーション管理部の機能とを実現させるためのプログラム。
(第42項)
前記仮想マシン上で動作するアプリケーションにより用いられる、前記画像形成装置を制御するためのクラスを含む第41項に記載のプログラム。
(第43項)
前記画像形成装置の操作をJava(登録商標)に基づく分散処理技術を用いて行う第41項又は42項に記載のプログラム。
(第44項)
前記クラスは、前記画像形成装置の操作パネルへの表示画面をエミュレートした画面を前記端末装置に表示する機能を含む第42項に記載のプログラム。
(第45項)
前記アプリケーション管理部は、前記仮想マシン上で動作するアプリケーションの起動を含む実行管理機能を有する第41項に記載のプログラム。
(第46項)
前記アプリケーション管理部は、前記仮想マシン上で動作するアプリケーションがインストールされていない場合に、アプリケーションのダウンロードを前記画像形成装置と通信することにより行う機能を有する第45項に記載のプログラム。
(第47項)
前記アプリケーション管理部は、前記アプリケーションに付随するアプリケーション情報ファイルを参照し、当該アプリケーション情報ファイルの情報に基づき前記アプリケーションの更新を行う機能を有する第41項に記載のプログラム。
(第48項)
第29項ないし47項のうちいずれか1項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
なお、本発明の実施例は上記のものに限られず、特許請求の範囲に記載の範囲において様々な応用が考えられ得ることは言うまでもない。
(効果について)
上記の構成に示したように、Java(登録商標)実行環境を複合機に備えることにより、複合機上で容易にJava(登録商標)アプリの起動やインストールなどを行うことができるようになることから、Java(登録商標)アプリを容易に実行できる。また、本発明によれば、PCでJava(登録商標)アプリを実行して複合機を操作することが可能となる。
100 複合機
101 白黒ラインプリンタ
102 カラーラインプリンタ
110 ソフトウェア群
111 プリンタアプリ
112 コピーアプリ
113 ファックスアプリ
114 スキャナアプリ
115 ネットファイルアプリ
116 Java(登録商標)実行環境
117 Java(登録商標)アプリ
120 プラットホーム
121 汎用OS
122 SCS
123 SRM
124 ECS
125 MCS
126 OCS
127 FCS
128 NCS
130 アプリケーション
147 JSDKアプリ
148 JSDKプラットフォーム
40 コントローラ
45 ASIC
60 オペレーションパネル
65 FCU
70 エンジン
75 プロッタ
201 複合機クラスライブラリ
202、305 仮想マシン
204 アプリケーション管理部
210 サーバ複合機アプリケーション
300 PC
301 シンプルプリンター
302 リモートアプリケーション管理部
303 クライアント複合機クラス
304 Java(登録商標)コアクラス
501 ユーザアプリ
511 JSDK GUI Manager
512 Task Bar Manager
521 JSDK Main
522 JSDK Environment
523 Locale Manager
531 Xlet Manager
532 Multi Xlet Manager
533 JSDK Manager
541 Send Manager
542 Event Manager
543 System Event Manager
544 Panel Manager
545 Install Manager
546 Server/Client Manager
547 Authentication Manager
551 JSDK API
552 JSDK API
553 JSDK Session
554 Native JSDK Session
555 CVM
701 PC
711 PC本体
712 キーボード
713 マウス
714 ディスプレイ
744 Panel Manager Emulator
753 Emulator JSDK Session
754 Event Emulator
755 JVM
801 ネットワーク
特開2002−287990号公報

Claims (26)

  1. アプリケーションを搭載可能に構成された画像形成装置を操作する端末装置であって、
    仮想マシンと、
    前記仮想マシン上で動作し、ネットワークを介して前記端末装置に接続された前記画像形成装置を制御するためのクラスを用いて前記画像形成装置を操作するアプリケーションと、
    前記仮想マシン上で動作するアプリケーションを管理するためのアプリケーション管理部とを備え、
    前記アプリケーション管理部は、前記アプリケーションの操作画面を前記画像形成装置に表示するか、もしくは、前記端末装置に表示するかを選択させるための選択画面を前記端末装置に表示し、
    前記選択画面上で、前記操作画面を前記端末装置に表示することが選択された場合に、前記クラスにより、前記端末装置は、前記画像形成装置の操作パネルへの表示画面をエミュレートした画面を前記操作画面として当該端末装置に表示する
    ことを特徴とする端末装置。
  2. 前記画像形成装置の操作をJava(登録商標)に基づく分散処理技術を用いて行う請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記画像形成装置のハードディスクと前記端末装置のハードディスクのうちいずれのハードディスクにアクセスするかを選択させる機能を有する請求項1に記載の端末装置。
  4. 前記アプリケーション管理部は、前記仮想マシン上で動作するアプリケーションの起動を含む実行管理機能を有する請求項1に記載の端末装置。
  5. 前記アプリケーション管理部は、前記仮想マシン上で動作するアプリケーションがインストールされていない場合に、アプリケーションのダウンロードを前記画像形成装置と通信することにより行う請求項4に記載の端末装置。
  6. 前記ダウンロードは、前記画像形成装置に挿入するメモリカード又はWebサイトから行う請求項5に記載の端末装置。
  7. 前記アプリケーション管理部は、前記メモリカードに格納されたファイル情報を前記画像形成装置から受信し、表示をする請求項6に記載の端末装置。
  8. 前記アプリケーション管理部は、前記端末装置に入力されたURL情報を前記画像形成装置に送信し、前記画像形成装置が該URL情報に基づき前記仮想マシン上で動作するアプリケーションをWebサイトからダウンロードする請求項6に記載の端末装置。
  9. アプリケーションを搭載可能に構成された画像形成装置を、ネットワークを介して接続された端末装置上で実行するアプリケーションにより操作する方法であって、
    前記画像形成装置に、仮想マシンと、該仮想マシン上で動作するサーバーアプリケーションとを備え、
    前記端末装置に、仮想マシンと、該仮想マシン上で動作するアプリケーションとを備え、
    前記端末装置のアプリケーションによる操作要求を前記サーバーアプリケーションが受信して、該サーバーアプリケーションが前記画像形成装置を操作する方法であり、
    前記端末装置当該端末装置に備えられた前記アプリケーションの操作画面を前記画像形成装置に表示するか、もしくは、前記端末装置に表示するかを選択させるための選択画面を前記端末装置に表示し、
    前記選択画面上で、前記操作画面を前記端末装置に表示することが選択された場合に、前記端末装置が、前記画像形成装置の操作パネルへの表示画面をエミュレートした画面を前記操作画面として当該端末装置に表示する
    ことを特徴とする方法。
  10. 前記端末装置からの前記画像形成装置の操作は、Java(登録商標)に基づく分散処理技術を用いて行う請求項9に記載の方法。
  11. 前記端末装置が、前記画像形成装置のハードディスクと前記端末装置のハードディスクのうちいずれのハードディスクにアクセスするかをユーザに選択させるステップを有する請求項9に記載の方法
  12. 前記画像形成装置にアプリケーションを管理するためのアプリケーション管理部を備え、前記端末装置に、該アプリケーション管理部と通信することによりアプリケーションを管理する遠隔アプリケーション管理部を備える請求項9に記載の方法。
  13. アプリケーションを搭載可能に構成された画像形成装置を操作する端末装置に、
    仮想マシンの機能と、
    前記仮想マシン上で動作し、前記画像形成装置を操作するためのアプリケーションを管理するためのアプリケーション管理部の機能とを実現させるためのプログラムであって、
    前記プログラムは、前記仮想マシン上で動作するアプリケーションにより用いられる、前記画像形成装置を制御するためのクラスを含み、
    前記アプリケーション管理部は、前記アプリケーションの操作画面を前記画像形成装置に表示するか、もしくは、前記端末装置に表示するかを選択させるための選択画面を前記端末装置に表示し、
    前記選択画面上で、前記操作画面を前記端末装置に表示することが選択された場合に、前記クラスにより、前記端末装置は、前記画像形成装置の操作パネルへの表示画面をエミュレートした画面を前記操作画面として当該端末装置に表示する
    ことを特徴とするプログラム。
  14. 前記画像形成装置の操作をJava(登録商標)に基づく分散処理技術を用いて行う請求項13に記載のプログラム。
  15. 前記アプリケーション管理部は、前記画像形成装置のハードディスクと前記端末装置のハードディスクのうちいずれのハードディスクにアクセスするかを選択させる機能を有する請求項13に記載のプログラム
  16. 前記アプリケーション管理部は、前記仮想マシン上で動作するアプリケーションの起動を含む実行管理機能を有する請求項13に記載のプログラム。
  17. 前記アプリケーション管理部は、前記仮想マシン上で動作するアプリケーションがインストールされていない場合に、アプリケーションのダウンロードを前記画像形成装置と通信することにより行う機能を有する請求項16に記載のプログラム。
  18. 請求項13ないし17のうちいずれか1項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  19. アプリケーションを搭載可能に構成された画像形成装置と、ネットワークを介して当該画像形成装置を操作する端末装置とを備えたシステムであって、
    前記端末装置は、
    仮想マシンと、
    前記仮想マシン上で動作し、前記画像形成装置を制御するためのクラスを用いて前記画像形成装置を操作するアプリケーションと、
    前記仮想マシン上で動作するアプリケーションを管理するためのアプリケーション管理部とを備え、
    前記アプリケーション管理部は、前記アプリケーションの操作画面を前記画像形成装置に表示するか、もしくは、前記端末装置に表示するかを選択させるための選択画面を前記端末装置に表示し、
    前記選択画面上で、前記操作画面を前記端末装置に表示することが選択された場合に、前記クラスにより、前記端末装置は、前記画像形成装置の操作パネルへの表示画面をエミュレートした画面を前記操作画面として当該端末装置に表示し、
    前記画像形成装置は、仮想マシンと、該仮想マシン上で動作するサーバーアプリケーションとを備え、前記端末装置に備えられた前記アプリケーションによる操作要求を前記サーバーアプリケーションが受信して、該サーバーアプリケーションが前記画像形成装置を操作する
    ことを特徴とするシステム。
  20. 前記端末装置は、前記画像形成装置の操作をJava(登録商標)に基づく分散処理技術を用いて行う請求項19に記載のシステム。
  21. 前記端末装置は、前記画像形成装置のハードディスクと前記端末装置のハードディスクのうちいずれのハードディスクにアクセスするかを選択させる機能を有する請求項19に記載のシステム。
  22. 前記アプリケーション管理部は、前記仮想マシン上で動作するアプリケーションの起動を含む実行管理機能を有する請求項19に記載のシステム。
  23. 前記アプリケーション管理部は、前記仮想マシン上で動作するアプリケーションがインストールされていない場合に、アプリケーションのダウンロードを前記画像形成装置と通信することにより行う請求項22に記載のシステム。
  24. 前記ダウンロードは、前記画像形成装置に挿入するメモリカード又はWebサイトから行う請求項23に記載のシステム。
  25. 前記アプリケーション管理部は、前記メモリカードに格納されたファイル情報を前記画像形成装置から受信し、表示をする請求項24に記載のシステム。
  26. 前記アプリケーション管理部は、前記端末装置に入力されたURL情報を前記画像形成装置に送信し、前記画像形成装置が該URL情報に基づき前記仮想マシン上で動作するアプリケーションをWebサイトからダウンロードする請求項24に記載のシステム。
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