JP4523437B2 - アンテナ構造体の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電波時計用のアンテナとして用いられるに適したアンテナ構造体及びこれを備えた電波時計、並びにアンテナ構造体の製造方法に係る。
アモルファス軟磁性材からなる同一形状及び同一サイズの箔体を複数枚積層して積層体を形成し、該積層体を電気絶縁性フィルムで被覆した上に、ワイヤを巻回してコイルを形成することにより電波時計用のアンテナ構造体を製造することは、提案されている(特許文献1)。
しかしながら、全体として直線的で棒状のこのアンテナ構造体を、典型的には円形の時計ケース内に収容しようとすると、効率的に収容され難い。
なお、このようなアンテナ構造体を円弧状に形成することも提案されている。
しかしながら、この提案のアンテナ構造体の場合にも、円弧状アンテナを円形のケース内周面に近接させて配置すると、検出用磁束が出入りするアンテナの端部ないし耳部が、コイルの巻回されたアンテナの中央部と同様にケースに近接して位置する結果、電波の効果的受信がケースにより妨げられる虞れがある。なお、直線状アンテナ構造体をケース内に収容しようとすると、この問題はより顕著になる。
特開2003−110341号公報
本発明は、前記諸点に鑑みなされたものであって、占有スペースが最低限になる状態でケース内に収容され、且つ高感度な電波の受信が可能になるアンテナ構造体、及びこれを備えた電波時計、並びにアンテナ構造体の製造方法を提供することにある。
本発明のアンテナ構造体は、前記目的を達成すべく、円弧状に湾曲した軟磁性磁芯部材と該磁芯部材の延在方向の中央部に巻回されたコイルとを備え、ケースに収容されるアンテナ構造体であって、前記磁芯部材が、コイルから露出した端部のうちの少なくとも一方において、先端に近付く程内周側に位置するように非円弧状に延びる外周面を有する。
本発明のアンテナ構造体では、「磁芯部材が、アンテナの耳部となるコイルから露出した端部のうちの少なくとも一方において、先端に近付く程内周側に位置するように非円弧状に延びる外周面を有する」ので、露出端部(アンテナの耳部)の該外周面が先端に近付く程ケースの内周面から離れて位置し得るから、該外周面において磁芯部材に出入りする磁束がケースの存在によって乱される虞れが少ない。従って、露出端部(アンテナ耳部)を長くして表面積を大きくすることが可能になり、アンテナの受信感度を最大限に高めることが可能になる。
なお、このアンテナ構造体では、コイルが巻かれる中央部は、露出端部(耳部)よりも横断面の面積が大きいので、コイルが巻かれた中央部は最大限の磁束を通し得る状態に保たれ得るから、アンテナの感度ないしアンテナ特性が高く保たれ得る。
また、本発明のアンテナ構造体では、「磁芯部材が、コイルから露出した端部(アンテナの耳部)のうちの少なくとも一方において、先端に近付く程内周側に位置するように非円弧状に延びる外周面を有する」ので、該外周面が円弧から後退することによりケース内壁と該外周面との間に形成される領域が、アンテナ構造体の固定用部材(例えば、ねじ等)の配備に利用され得るから、アンテナ構造体の固定なども容易になり、アンテナ構造体を含む関連部品の平面的なレイアウトの自由度が増す。
ここで、ケースの内周面の平面形状は典型的には、真円であるけれども、場合によっては、長円ないし楕円等他の閉曲線状でもよく、また、例えば、四角の角部が滑らかに湾曲したような形状でもよい。軟磁性磁芯部材について、「円弧状」とは、ケースの内周面からの距離が実質的に一定であるように、外周で対面するケース内周面と実質的に乃至ほぼ相似な形状を有することをいい、例えば、ケース内周面が、真円である場合には、真円の一部をなす円弧と実質的に相似で曲率半径の小さい円弧状であることをいい、ケース内周面が楕円状である場合には、該楕円の一部をなす円弧状部分と実際上相似の円弧状形状であることをいう。勿論、厳密には、相似形状でなくてもよい。更に、ケース内周面が、角部が滑らかに湾曲された四角形状である場合には、同様に、そのうちの対面する部分とほぼ相似の弧状であることをいう。
なお、「先端に近付く程内周側に位置するように非円弧状に延びる外周面を有する」のは、典型的には、磁芯部材のうちのコイルから露出した端部の両方であるけれども、所望ならば、一方のみであってもよい。
このような露出端部の外周面に関して、「先端に近付く程内周側に位置するように非円弧状に延びる」とは、連続的に滑らかに先細になるような形状であっても、段差状に先細になるような形状でもよい。以下に説明するように、軟磁性磁芯部材として、薄片の積層体等を用いる場合には、段差状に先細になる。
軟磁性磁芯部材は、一体成形などにより形成されたものであってもよいけれども、典型的には、典型的には、複数の軟磁性薄片を積層してなる積層体からなる。その場合、内周側の軟磁性薄片と比較して外周側の軟磁性薄片の周方向の長さを同一又はより短くすることによって、全体として、外周面が先端に近付く程内周側に位置するように段差状に先細になるような形状にする。このようにして、積層される各軟磁性薄片は、夫々が、軟磁性磁芯部材を構成する軟磁性磁芯部をなす。長さの異なる軟磁性薄片の数は、二枚以上であれば、三枚以上でも、より多くてもよい。ここで、薄片とは、磁芯部材を構成すべく複数枚重ねられるものであって、磁芯部材よりも薄いものであることを指し、それ自体比較的厚くてもよい。
薄片を積層して磁芯部材を形成する場合、積層方向に対して直角な軸の周りで円弧状に湾曲させ易くなり、且つ渦電流損を低減させ得る。
なお、軟磁性薄片は、それ自体一体的な軟磁性材料体であってもよいけれども、典型的には、軟磁性箔体を複数枚積層してなる。ここで、軟磁性箔体とは、円弧状に容易に湾曲され易いように薄片よりも薄いものであることをいう。換言すれば、薄片とは、箔体を複数枚重ねた厚さを有するものをいい、それ自体比較的薄くてもよい。
薄片を積層して磁芯部材を形成すると共に、箔体を積層して薄片を形成する場合、積層方向に対して直角な軸の周りで円弧状に湾曲させ易くなり、且つ渦電流損を低減させ得る。
軟磁性材料体としては、典型的には、軟磁性特性に優れ且つ(焼き固められたフェライト等と比較して)機械的強度の高いアモルファス材(例えば、METGLAS(商品名)2705や同2714(商品名)等として知られるような軟磁性アモルファス材)からなるけれども、所望ならば、パーマロイその他の軟磁性合金であっても、他の種類の軟磁性材であってもよい。薄片を積層して磁芯部材を形成すると共に、箔体を積層して薄片を形成する場合、比較的硬い材料からなるときでも、内部歪を最低限にした状態で積層方向に対して直角な軸の周りで円弧状に湾曲させ易くなる。
なお、アンテナ構造体を製造する場合、すなわち、本発明の製造方法では、典型的には、長さの異なる薄片の積層体のうちの長手方向の中央部分(外周となる側で先細になった端部よりも中央側部分)に、ワイヤを巻回してコイルを形成し、長さの短い薄片が外周側になるように、積層体を円弧状に湾曲させ、湾曲積層体を焼鈍する。
ここで、湾曲した部分にワイヤをコイル状に巻回するのではなくて、コイルを形成した後に積層体を湾曲させるようにしているから、巻きムラの少ないコイルの巻回状態が実現され易い。また、湾曲させた後、焼鈍しているので、軟磁性材を薄片状(又は更に片状薄体)の形態に切断する際に生じた歪に伴う軟磁性特性の低下を回復させることが可能である。なお、湾曲の際に生じる歪みも同様に最低限に低減され得る。なお、焼鈍により、箔体等が脆くなっても、該箔体等は焼鈍の際に積層状態で一体化されるので、脆化による破損の虞れが最低限に抑えられ得る。
また、本発明のアンテナ構造体のアンテナ構造体の製造方法では、典型的には、積層体を電気絶縁性チューブに封入した後、又は積層体に電気絶縁性接着材を塗布した後に、ワイヤをコイル状に巻回する。なお、後者の場合には、典型的には、熱硬化性の接着材を塗布した後に、電気絶縁性フィルムで被覆する。熱硬化性の接着材は、コイル部分にも塗布されていてもよい。
その結果、本発明のアンテナ構造体のアンテナ構造体の製造方法では、焼鈍の際に、チューブの熱収縮や接着剤の硬化ないし固化による積層体やコイル等の固定ないし安定化を同時に実現し得る。
本発明のアンテナ構造体は、典型的には、時刻情報を含む標準電波を受信する受信アンテナとして用いられ、該アンテナ構造体を備えた時計は、該標準電波の時刻情報により時刻が修正される電波時計(電波修正時計)の形態を採る。
なお、アンテナ構造体は、受信アンテナの代わりに送信アンテナとして働くものでも、送受信兼用のアンテナとして働くものでもよい。
本発明の好ましい一実施の形態を添付図面に示した好ましい実施例に基づいて説明する。
図1及び図2には、本発明の好ましい一実施例の電波時計1が示されている。図2において想像線で示したように、内周面11が円形の平面形状を備えた非磁性金属材料からなるケース10を有する。図1の(b)に示したように、ケース10のほぼ円筒状の開口部3は、ガラス4と反対側の樹脂製の裏ブタ5とで閉じられて、各種時計部品の収容室6になっている。7は巻真、8はリューズである。
図1に示したように、ケース10の大径円筒状部12と小径円筒状部13との段差部14には、非磁性金属材料からなる文字板15及び樹脂製の地板16が載置されて、ケース10内の室6を、各種駆動部品が収容される室17と、各種指針18が収容される室19とに画成している。地板16は、例えば、ケース10の室17の内周面17aとほぼ同様な円形の外周面16aを備える。
地板16の中心には、中心軸線Cに沿って、同心の各種胴部ないし軸部21が貫通し、室19内に突出した端部に夫々の指針18が取付けられた各胴部21は、室17内において該胴部21の周りの各種歯車により相互に結合されて全体として時計輪列22をなしている。輪列22を構成する各種歯車の多くは、地板16と該地板16に間隔をおいて取付けられた輪列受との間で、回転自在に支持されている。
中心軸線Cの周りに分布した輪列22の近傍には、ステータ24及びロータ25を含むモータ26がねじ92,93で地板16に取付けられ、中心軸線Cに関してステータ24の反対側には、ボタン型電池27が配置されている。26aはコイルである。
また、中心軸線Cの延在方向Zに関して、モータ26の背面側には、回路基板28が載置され、ねじ91で地板16に固定されている。回路基板28は、大型の各種部品の配設を許容すべく該大型部品の一部が嵌りこみ得る切欠部ないし開口部31を有する。この開口部ないし切欠部31としては、ボタン型電池27の配設を許容する大きな半円形ないしほぼ円形の切欠部31aや、コイル26aの配設を許容する開口部31cに加えて、後述する受信アンテナ40の配設を許容する大きな円弧状切欠部31bを含む。
回路基板28のうち裏ブタ5に対面する側には、水晶発振器32やロータIC33等の回路部品が実装され、電池27の下で、同様に電池27によって給電されたモータ26を駆動して、輪列22を介して、指針18を回す。
地板16の外周縁部の近傍には、全体として円弧状のアンテナ構造体としての受信アンテナ40が、樹脂製のアンテナ枠60及び樹脂製のねじ62により、装着・固定されている。
アンテナ40は、図1や図2に加えて図3に示したように、軟磁性アモルファス合金からなる箔体(例えば、幅0.8mm程度,厚さ20μm程度)として、長さの長いもの(例えば、長さ30mm程度)41と、長さの短いもの(例えば、長さ20mm程度)42とを、夫々、複数枚(例えば、夫々、20枚程度)重ねてなる薄片43,44(夫々、厚さ0.4mm程度)を相互に重ね、長さの短い箔体42からなる薄片44が外周側に位置するように円弧状に湾曲した形状を有する磁芯部材45を備える。短い薄片44は、長い薄片43の長さ方向の真中に配置され、長い薄片43は、その両端部46a,46b(区別しないとき又は総称するときは符号46で表す)が同じ長さだけ短い薄片44の両端部分47a,47b(区別しないとき又は総称するときは符号47で表す)から突出している。なお、ここで記載した厚さ及び積層枚数や幅や長さ等は、単なる一例であって、当然ながら、夫々、より大きくてもより小さくてもよい。なお、薄片43,44の厚さや箔体41,42の積層枚数は、この例では、同一であるけれども、異なっていてもよい。特に、三種類以上の長さの異なる箔体により、三種類以上の長さの異なる薄片を形成してもよい。また、典型的には、両側の端部46a,46bは、同一の寸法形状を有するけれども、レイアウトその他の配置環境や隣接部品の種類次第では、端部46a,46bの形状や長さが相互に異なっていてもよい。
磁芯部材45の中央部分48には、電気絶縁性フィルム49を介して、ワイヤ51が多数回巻回されてコイル50が形成されている。
円弧状に湾曲した磁芯部材45は、実際上、中心軸線Cを中心とした円弧をなす。従って、図2に示したように、磁芯部材45のうち薄片44の外周面52とケース10の室17の周面11との距離ないし間隔L1は、磁芯部材45の全長にわたって、実質的に一定である。即ち、磁芯部材45が円弧状に湾曲しているので、磁芯部材45は、ケース10に対して、所望レベルの受信を可能にするに要する最低限又はそれ以上の間隔L1を保ち、且つ該間隔L1を含めた占有スペースを最低限にするように、周面11に近接した状態で、ケース10内に配設され得る。この間隔は、数mm程度(例えば、2mm程度)である。但し、より大きくてもより小さくてもよい。
アンテナ40の磁芯部材45のうちコイル50の両端から突出し露出した露出端部53a,53b(区別しないとき又は総称するときは符号53で表す)は、電波受信用端部を構成する。この端部53は、前述の短い薄片44の端部47と、長い薄片43の該端部47に重なった部分及び突出部分46とからなる。
図1の(c)及び(d)からわかるように、磁芯部材45の各露出端部53には、断面がU字状(図では逆U字状)の形状のアンテナ枠60が被せられる。アンテナ枠60のUの脚部を構成する内周側及び外周側壁部63,64のうち外周側壁部64は、図1の(a)からわかるように、磁芯部材45の露出端部53のうち短い薄片44の端部47よりも先端側のところで肉厚に拡がった厚肉部65を備え、該厚肉部65に貫通孔66(図1の(d)も参照)が形成されている。なお、この例では、厚肉部65は、長さL1の間隙を利用する形態で半径方向外向きにも拡がって、ねじ止め領域を確保している。
貫通孔66には、地板16の背面側の凹部67から挿入された樹脂製のねじピン68が挿入され、該ねじピン68の先端で開口したねじ穴69にねじ62が螺着されている。
従って、磁芯部材45は、狭いスペースが活用された状態で、地板16に固定されている。
なお、このアンテナ40では、磁芯部材45の露出端部53が磁束が拡がり易い先端部分46において薄片44を欠いているので、露出端部53の先端部分46の外表面54がケース10の内周面から距離L2(>L1)だけ離れて位置し得るから、ケース10の存在によって、電波の受信が妨げられる虞れが低減され、電波の受信感度が高められ得る。また、端部53の先端部分46がケース10の影響を受ける虞れが低いので、先端部分46を長くしてより広い領域で電波の受信をすることが可能になるから、感度が高められ易い。更に、L2として所望の間隔を確保しつつL1を最低限にすることが可能になるから、アンテナ40とケース10との間の間隙を最低限にし得、間隙を含めた占有スペースを最低限に抑え得る。
なお、外表面52は、積層された箔体41の端縁からなる傾斜面55を介して外表面54につながり、外表面54の端縁には、積層された箔体42の端縁からなる傾斜面56が形成されている。従って、外表面52,55,54,56が全体として、先端に近付く程内周側に位置するように非円弧状に延びる外周面をなす。
以上において、文字板15が樹脂からなる場合には、裏ブタ5は非磁性金属でもよく、場合によっては、両方とも、非磁性金属材料でもよい。もちろん、両方とも樹脂でもよい。
また、ねじ62及びねじピン68の両方が樹脂からなる代わりに、例えば、ねじ62が非磁性金属材料でできていてもよい。ここで、ねじ62は、例えば、頭部の直径が1.5mm程度、軸部の直径が0.7mm程度である。但し、夫々、より大きくてもより小さくてもよい。
なお、電波時計1は、更に、受信電波の検波用IC71や水晶発振器72等からなる時刻信号の検出部70を備え、アンテナ40で受信した標準電波中の時刻情報を取出して、時刻調整制御部(図示せず)の制御下で、モータ26の回転駆動を制御して、指針18により表示される時刻を調整する。
電波時計1では、アンテナ40の感度が高められ得るので、標準電波の比較的弱い地域や電波が弱くなり易い種類の建物の室内等でも、標準電波をより確実に受信して、指針の表示時刻の修正を行うことが可能になる。
以上の如く構成された受信アンテナ40は、好ましくは、次のようにして、作製される。
すなわち、図5の(a)に作製方法ないし作製プロセスP1として示したように、まず、アモルファス材のシートを準備し(ステップS1)、このシートを短冊状に裁断して長い箔体41及び短い箔体42を形成し(ステップS2)、次に、夫々を積層して長い薄片43及び短い薄片44並びにその積層体(磁芯部材45の素体)を形成し(ステップS3)、接着材を塗布し電気絶縁性フィルム49を積層体45の中央部分48に被せ(ステップS4)、次に、ワイヤ51をフィルム49上に巻いてコイル50を形成してアンテナ素体を形成し(ステップS5)、更に、このアンテナ素体に円弧状の曲げ加工を施し(ステップS6)、最後に、曲げた状態のまま被処理物に応じた所望温度に加熱してその温度領域に所望時間保った後緩やかに温度を下げることにより、焼鈍する(ステップS7)。
この焼鈍ステップS7は、一方では、接着材を硬化させることにより、磁芯部材45を構成する多数の箔体41,42及びこれからなる薄片43,44を、一体的に結合させると共に円弧状に湾曲した形態で固定すると共に、円弧状に湾曲した磁芯部材に沿って円弧状に湾曲した状態でコイル50を磁芯部材に対して実際上固定し、他方では、圧延・裁断処理の際に軟磁性アモルファス材に生じた歪により劣化した磁気特性を回復させる。すなわち、焼鈍処理S7は、磁芯部材45及びコイル50を円弧状に湾曲させてなるアンテナ40の形状の固定・安定化と、磁芯部材45を構成する軟磁性材の軟磁性特性の回復との両方を同時に達成する。
なお、所望ならば、接着材を塗布しながら箔体41,42を積層することによりステップS3,S4を実際上同時に行って、隣接する箔体41,41間や41,42間や42,42間に接着材が一様に介在するようにしてもよい。
また、この方法P1では、直線状のアンテナ素体を形成した後、これを湾曲させて円弧状アンテナを形成するので、コイル50を構成するワイヤ51が円弧の半径方向にほぼ一致する向きに比較的均等に巻回された状態が実現され得る。すなわち、仮に、予め円弧状に湾曲させてある磁芯部材にワイヤをコイル状に巻回しようとすると、円弧に沿うような一様な巻回は行われ難く、巻きムラのあるところで磁束の漏洩が生じ易くなってしまうのに対して、方法P1では、このような問題を最低限に抑え得る。
なお、以上において、コイル50の部分にも熱硬化性接着材を塗布しておいて、焼鈍の際に、コイル50のワイヤ51も一体的に固めるようにしてもよい。
曲げ加工ステップS6は、典型的には、曲げ型内に、アンテナ素体を押込むことからなり、アンテナ素体を該曲げ型内に保持したまま焼鈍することにより、所望の硬化及び焼鈍処理が行われ得る。
なお、ステップS1において、アモルファス材のシートは、例えば、ロールを用いた液体急冷法で形成される。但し、他のどのような方法で作製されてもよく、可能ならば、圧延処理が利用されてもよい。
ここで、従来の直線的な棒状アンテナの製造手順(図5の(c))Sa1,Sa2,Sa3,Sa4,Sa5,Sa6からなる棒状アンテナの作製方法PA1と比較すると、ステップS1〜S4までは、短冊状アモルファス箔の長さが二種類以上になっている点を除き、従来のステップSa1〜Sa4と同一である。相違点は、従来の方法PA1は、焼鈍ステップSa5の後でワイヤを巻いていた(ステップSa6)のに対して、この実施例の方法P1では、ワイヤを巻くステップS5の後、焼鈍している(ステップS7)点、及びワイヤを巻くステップS5よりも後で且つ焼鈍ステップS7よりも前に、曲げ加工ステップS6を追加している点にある。
なお、積層体に電気絶縁性フィルム49を巻く(被せる)代わりに、図4に示したように、電気絶縁性で熱収縮性の樹脂製チューブ56を積層体45に被せるようにしてもよい。
その場合、熱収縮性チューブ56を短い箔体42ないし短い薄片44よりも長くしておくだけでなく例えば、図4に示したように、長い箔体41ないし長い薄片43と同程度又はそれより少し長くしておくことにより、湾曲状態の積層体からなる磁芯部材45を、安定に一体化して保持することが可能になる。
このような熱収縮性チューブ56を用いる場合、図5の(b)に手順を表す作製方法P2として示したように、図5の(a)の接着材塗布ステップS4が、チューブ56への挿入ステップS4mで代替される点を除いて、手順は、図5の(a)と同様である。但し、ステップS7の焼鈍ステップでは、この場合、接着材の硬化による磁芯部材45の一体化の代わりに熱収縮性チューブ56の熱収縮による磁芯部材45の一体化が行われる点で異なる。この場合にも、コイル50の部分にも熱硬化性接着材を塗布しておいて、焼鈍の際に、コイル50のワイヤ51も一体的に固めるようにしてもよい。
この図5の(b)の手順ないし方法P2と、図5の(d)に示した従来の手順Sa1,Sa2,Sa3,Sa4m,Sa5,Sa6からなる棒状アンテナの作製方法PA2との差異は、前述の方法P1とPA1との差異と同様である。但し、図5の(b)の方法P2では、熱収縮性チューブ56による保持力が、単なる直線状積層体の保持ではなくて、長さの異なる円弧状湾曲積層体45の保持・一体化に効果的に利用され得ることになる点で異なる。
本発明による好ましい一実施例の電波時計を説明するための図で、(a)は(b)の電波時計において裏ブタを省いた状態の平面説明図。 (b)は(a)のIB−IB線断面説明図。 (c)は(a)のIC−IC線断面説明図、(d)は(a)のID−ID線断面説明図。 図1の時計にアンテナが配置された状態を、アンテナのケースに対する関係で示した平面説明図。 磁芯部材を厚さ方向誇張・拡大して示したもので、(a)は平面説明図、(b)は(a)のIIIB−IIIB線断面説明図、(c)は(a)の長手方向(円弧)IIIC−IIIC線断面説明図。 変形例の磁芯部材の平面説明図。 磁芯部材の作製方法(手順)を示したもので、(a)は図1〜図3の磁芯部材の作製手順の流れ図、(b)は図4の磁芯部材の作製手順の流れ図。 (c)は従来の磁芯部材について(a)と同様な手順で示した対比用の流れ図、(d)は従来の別の磁芯部材について(b)と同様な手順で示した対比用の流れ図。
符号の説明
1 電波時計(電波修正時計)
4 ガラス
5 裏ブタ
10 ケース
11 周面
15 文字板
16 地板
17 室
18 指針
21 胴部(軸部)
22 輪列
26 モータ
26a コイル
27 ボタン型電池
28 回路基板
31 切欠部(開口部)
31a,31c 切欠部
31b 開口部
40 受信アンテナ
41 長い箔体
42 短い箔体
43 長い薄片
44 短い薄片
45 磁芯部材(コア)
46,46a,46b 端部
47,47a,47b 端部分
48 (長手方向の)中央部分
49 電気絶縁性フィルム
50 コイル
52,54,55,56 外表面(外周面)
53,53a,53b 露出端部(耳部)
60 アンテナ枠
62 ねじ
63 内周側側壁部
64 外周側側壁部
65
66 貫通孔
67
68 ねじピン
69 ねじ穴
70 時刻信号検出部
71 検波用IC
72 水晶発振器
P1,P2 作製方法
S1,S2,S3,S4,S4m,S5,S6,S7 処理ステップ(作製工程)

Claims (3)

  1. 長さの異なる軟磁性薄片を重ねて積層体を形成し、
    該積層体の長さ方向中央部にワイヤを巻回してコイルを形成し、
    長さの短い薄片が外周側になるように、積層体を円弧状に湾曲させ、
    湾曲積層体を焼鈍する
    ことからなるアンテナ構造体の製造方法。
  2. 前記積層体を電気絶縁性チューブに封入した後、ワイヤの巻回を行う請求項に記載の方法。
  3. 前記積層体に電気絶縁性接着材を塗布した後、ワイヤの巻回を行う請求項に記載の方法。
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