JP4522824B2 - Rfidシステム - Google Patents

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本発明は、RFタグと無線通信を実行する複数の無線通信装置を備えたRFID(Radio Frequency Identification)システムに関する。
この種のRFIDシステムとしては、例えば、図書館で用いられるRFIDシステムがある(例えば、特許文献1参照)。RFIDシステムが導入された図書館では、例えば、図書貸出カウンタ、図書返却カウンタ、盗難防止ゲートなどに無線通信装置であるRFタグリーダライタユニットが設置されている。そして、それらのRFリーダライタユニットが行う図書に設けられ図書情報が記憶されたRFタグとの無線通信を用いて、図書の貸出処理、返却処理、盗難防止処理を実行する。
このように図書館等使用されるRFIDシステムは、現在、比較的通信距離の短い13.56MHz帯の電磁誘導によりデータ通信を行う方式が主流となっている。
特開2003−126744公報
ところで、電磁誘導方式は、通信距離が短い、RFタグのサイズが大きく値段も高いので、図書館などでは、2.4GHz帯やUHF帯を使用し、通信距離が長くRFタグのサイズも小さい電波方式のRFIDが今後の主流となるものと考えられている。
しかしながら、電波方式のRFIDシステムでは、通信距離が長いので、複数のRFリーダライタが同時に同じ周波数を使用することによって、混線してしまうという問題がある。例えば、図書貸出カウンタに設置されたRFタグリーダライタユニットとデータ通信をしているRFタグから発信されたデータを図書返却カウンタや盗難防止ゲートに設置されたRFリーダライタが読み取ってしまう。
これを解決するには、周波数帯域を複数に分割して、各RFタグリーダライタユニットに対して分割した周波数帯域を割り当てるということが考えられるが、無線通信を良好に行うためには、周波数帯域の分割数に限界がある。よって、RFタグリーダライタユニットの個数によっては、周波数分割数よりもRFタグリーダライタユニットの個数の方が多くなってしまい、この場合には、ひとつの周波数帯域を複数のRFタグリーダライタユニットに割り当てなければならず、やはり、混線が生じてしまうことが考えられる。
本発明の目的は、周波数分割数よりも個数の多い無線通信装置を備えたRFIDシステムにおけるデータ通信の正確性を向上させることである。
本発明のRFIDシステムは、無線通信に使用する周波数帯域の分割数よりも多い個数設けられ、RFタグと無線通信を実行する無線通信装置と、前記周波数帯域を分割して得られた分割周波数帯域を1対1の関係で割り当てる前記無線通信装置を規定時間毎に変更して、全ての前記無線通信装置に前記分割周波数帯域を順次割り当てる処理を繰り返し行う手段と、を備え、前記通信装置は、前記手段によって前記分割周波数帯域が割り当てられているときだけ無線通信を実行し、その無線通信には割り当てられた前記分割周波数帯域を用いることを特徴とする。
本発明によれば、周波数分割数よりも個数の多い無線通信装置を備えたRFIDシステムにおけるデータ通信の正確性を向上させることができる。
本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態は、図書館システムAで用いられるRFIDシステムへの適用例である。
図1は本実施の形態のRFIDシステム1を含む図書館システムAの構成を概略的に示すシステム構成図である。図1に示すように、図書館システムAには、第1〜第3の貸出カウンタ2に設定された図書貸出処理用の装置3、返却カウンタ4に設置された図書返却処理用の装置5、出口付近に設置された盗難防止処理用の盗難防止ゲート6、図示しないシステムサーバ等がLAN接続されて構成されている。図書貸出処理用の装置3は、図書貸出用のPC(Personal Computer)7及び無線通信装置であるRFタグリーダライタユニット8a,8b,8cである。図書返却処理用の装置5は、図書返却用のPC及びRFタグリーダライタユニット8dである。また、盗難防止ゲート6には、6個のRFタグリーダライタユニット8e,8f,8g,8h,8i,8jが設けられている。
また、図書館システムAには、全てのRFタグリーダライタユニット8(8a〜8j)を制御する制御装置であるRFタグリーダライタユニット8制御用のPC(以後、制御PCと呼ぶ)10が設けられている。この制御PC10には、各RFタグリーダライタユニット8がLANケーブル11及びハブ(Hub)12を経由して接続されている。そして、LAN接続された制御PC10及びRFタグリーダライタユニット8によってRFIDシステム1が構成されている。この図書館システムAでは、図書に設けられ当該図書の識別データなどの図書データを記憶したRFタグ(図示せず)に対してRFタグリーダライタユニット8が実行するデータ通信を用いて、周知の図書貸出処理、図書返却処理や盗難防止処理を実行する。
図2はRFIDシステム1が使用する周波数帯域を説明するための説明図である。本実施の形態のRFIDシステム1において、RFタグリーダライタユニット8とRFタグとの間で行う無線通信は、周波数帯域として2.4GHz帯やUHF帯などを使用する電波方式の無線通信である。本実施の形態では、周波数帯域を4つに分割して4つの分割周波数帯域を得て、詳細は後述するが、これらの4つの分割周波数帯域を10個のRFタグリーダライタユニット8に順次割り当てるようにしている。ここで、周波数帯域の分割数は、分割後の分割周波数帯域同士が互いに影響し合わない広さに設定されている。この4つの分割周波数帯域をチャンネル1〜チャンネル4(図中では、ch1〜ch4)とする。
次に、RFIDシステム1について説明する。
図3は制御PC10が備える各部の電気的接続を示すブロック図である。図3に示すように、制御PC10には、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)30が備えられている。このマイコン30は、各部の駆動制御や各種演算を行なうCPU(Central Processing Unit)31に、バスライン32を介して、起動プログラム等の固定的データを予め記憶するROM(Read Only Memory)33、各種データを書き換え自在に記憶するワークエリア等として機能するRAM(Random Access Memory)34、時間を計時するタイマ35とが接続されて構成されている。また、マイコンには30には、例えばLANケーブル11などを介して各RFタグリーダライタユニット8やシステムサーバとの間でデータ通信を実行するためのLANインタフェース36が、バスライン32を介して接続されている。
また、マイコン30には、バスライン32及びI/O機器制御部38を介して、表示器39、キーボード40が接続されている。さらに、マイコン30には、バスライン32を介してHDD(Hard Disk Drive)41が接続されている。HDD41には、マイコン30を動作させるコンピュータプログラムやチャンネル割当テーブルT1が記憶されている。このHDD41に記憶されたコンピュータプログラム等は、制御PC10の起動時にRAM34にコピーされ、これによってマイコン30による各部の駆動制御及び各種演算が可能な状態となる。
図4はチャンネル割当テーブルT1を示す模式図である。チャンネル割当テーブルT1は、規定時間t毎にチャンネルch1〜ch4を割り当てるRFタグリーダライタユニット8を規定するためのテーブルである。本実施の形態では、チャンネル割り当てのためのタイムスロットが1〜5の順で設定されている。1つのタイムスロットの持ち時間が前述した規定時間tとなる。ここで、テーブル中のアンテナ52は、RFタグリーダライタユニット8が有する後述するアンテナ52を示し、アンテナIDは、各アンテナ52を識別するための識別情報である。
図5はRFタグリーダライタユニット8を概略的に示す外観斜視図である。RFタグリーダライタユニット8(8a〜8j)は、同じ構成であり、識別情報だけが異なる。図5に示すように、RFタグリーダライタユニット8は、RFタグリーダライタ51とこのRFタグリーダライタ51に接続されたアンテナ52とから構成されている。このRFタグリーダライタユニット8は、アンテナ52から電波を放射して図書に設けられたRFタグに対して情報の読み書き動作を実行する。
図6はRFタグリーダライタユニット8が備える各部の電気的接続を示すブロック図である。RFタグリーダライタユニット8には、マイコン60が備えられている。このマイコン60は、CPU61に、バスライン62を介して、ROMやRAMから構成されるメモリ部64、タイマ65が接続されて構成されている。
また、マイコン60には、バースバンド部66a及びRF部66bから構成され、アンテナ52から電波を送受信する無線部66が接続されており、この無線部66もマイコン60の制御を受ける。
さらに、マイコンには、LANケーブル11及びハブ12を介して制御PC10が接続されて制御PC10との間でデータ通信を実行するためのLANインタフェース67が接続されている。LANインタフェース67は、詳しくは、LANコネクタ68とこのLANコネクタ68が接続されたLANコントローラ69とから構成されている。RFタグリーダライタユニット8では、LANコネクタ68に電源回路70が接続されており、LANコネクタ68から供給される電力を電源回路70がRFタグリーダライタユニット8の各部に供給する構成となっている。
ハブ12には、電源供給機能を有しており、この電源供給機能によって、HUBから各LANケーブル11を介してRFタグリーダライタユニット8に対して電源が供給される。具体的には、電源供給には、LANケーブル11が有する複数のラインのうちデータ伝送に使用されないライン(4、5、7、8ピン)を電源供給ラインとして使用する。
次に、RFIDシステム1が行うデータ通信処理を図7ないし図12に基づいて説明する。
まず、データ通信処理の概略を図7に示すタイムチャートに基づいて説明する。データ通信処理では、チャンネル割当テーブルT1に従って、まず、タイムスロット1に規定されているチャンネル割り当てを実行する。即ち、アンテナIDが1,2,3,4のアンテナ52を有するRFタグリーダライタユニット8に、チャンネル1,2,3,4を割り当てる。そして、RFタグリーダライタユニット8が割り当てられたチャンネルを使用して電波出力を行う。このとき、RFタグリーダライタユニット8は、RFタグから読み込んだデータを制御PC10に送信する。この処理を規定時間t実行する。
規定時間tが経過したならば、以後、タイムスロット2,3,4,5に規定されているチャンネル割り当てを規定時間t毎に順次実行して、その時、チャンネルが割り当てられているRFタグリーダライタユニット8がデータ通信を行う。具体的には、タイムスロット2では、アンテナIDが5,6,7,8のアンテナ52を有するRFタグリーダライタユニット8に、チャンネル1,2,3,4を割り当てる。タイムスロット3では、アンテナIDが9,10,1,2のアンテナ52を有するRFタグリーダライタユニット8に、チャンネル1,2,3,4を割り当てる。タイムスロット4では、アンテナIDが3,4,5,6のアンテナ52を有するRFタグリーダライタユニット8に、チャンネル1,2,3,4を割り当てる。タイムスロット5では、アンテナIDが7,8,9,10のアンテナ52を有するRFタグリーダライタユニット8に、チャンネル1,2,3,4を割り当てる。タイムスロット5の後は、タイムスロット1に戻り、以後、上記処理を繰り返し行う。即ち、本実施の形態では、タイムスロット1〜5を1サイクルとして、このサイクルを以後繰り返し実行する。この1サイクルにおいては、全てのRFタグリーダライタユニット8に、あるチャンネルが割り当てられる時間帯が存在する。
次に、このデータ通信処理において、各装置が行う処理を詳しく説明する。まず、制御PC10のCPU31がコンピュータプログラムに従って実行するチャンネル割当処理を図8ないし図11に基づいて説明する。ここで、図8は制御PC10でのチャンネル割当処理の流れを示すフローチャート、図9はRAM34に形成された各種の記憶エリアを示す模式図、図10は制御データのデータ構造を示す模式図、図11は制御PC10でのタイマ割込み処理の流れを示すフローチャートである。
図8に示すチャンネル割当処理では、図9に示すように、RAM34に形成されたタイムスロットの値nを記憶するタイムスロット値nエリア81、終了フラグエリア82が使用される。
チャンネル割当処理では、まず、タイムスロット値nエリア81の初期化としてタイムスロット値nエリア81のタイムスロットの値nを1に設定する(ステップS1)。次に、タイマ35の初期化を行い、タイマ35の初期時間を0に設定する(ステップS2)。
次に、全RFタグリーダライタユニット8に送信する制御データの生成を行う(ステップS3)。具体的には、RAM34のタイムスロット値エリアに記憶されているタイムスロット値nに対応するチャンネル割当テーブルT1の内容、電波送信開始時間、電波送信終了時間などを制御データとする。チャンネル割当テーブルT1の内容としては、各チャンネルを割り当てるRFタグリーダライタユニット8を示すアンテナIDなどである。電波送信開始時間には、タイマ35の初期時間が用いられ、例えば、この処理の1ルーチン目では、ステップS2で設定された0である。また、2ルーチン以降では、その前のルーチンでのタイマ35の終了時間(カウント時間)が当該ルーチンでの初期時間となる。電波送信終了時間は、電波送信開始時間に規定時間tを加算した時間である。ここで、図9に制御データのデータ構造を示す。
次に、生成した制御データを全RFタグリーダライタユニット8に対してブロードキャスト送信し(ステップS4)、終了フラグエリア82のフラグをクリアし、タイマ35の終了時間をセットして、タイマ35をスタートさせる(ステップS5)。タイマ35の終了時間は、タイマ35の初期時間に規定時間tを加算した時間である。また、同時にタイマ割込み処理を有効にする。
ここで、タイマ35がスタートされると、図11に示すタイマ割込み処理がスタートする。タイマ割込み処理では、タイマ35のカウント時間が、ステップS5で設定された終了時間に達した場合(ステップS21のY)、RAM34の終了フラグエリア82にフラグをセットする(ステップS22)。このとき、タイマ35のカウント時間は、終了時間でストップした状態となる。
次に、チャンネル割当処理では、ステップS6に進み、データ通信を開始したRFタグリーダライタユニット8からのRFタグデータの受信に待機し(ステップS6)、RFタグリーダライタユニット8からのRFタグデータを受信したならば(ステップS6のY)、受信したRFタグデータをシステムサーバに送信する(ステップS7)。このステップS6,S7の処理は、終了フラグエリア82にフラグがセットされていない間繰り返し行われる(ステップS8のN)。
そして、タイマ割込み処理によって終了フラグエリア82にフラグがセットされたならば(ステップS8のY)、タイマ35の割り込みを禁止し、タイムスロット値nエリア81のタイムスロットの値nに1を加算する(ステップS9)。
次に、タイムスロット値nエリア81のタイムスロットの値nが5よりも大きくなったか否かを判断し(ステップS10)、5以下の場合には(ステップS10のN)、ステップS3に戻りステップS3〜ステップS10の処理を繰り返し実行する。これにより、タイムスロット値1〜5に対応するチャンネル割当処理が実行される。
一方、タイムスロットの値nが5よりも大きい場合には(ステップS10のY)、タイムスロット値nエリア81のタイムスロットの値nを1に設定して(ステップS11)、ステップS3に戻る。これにより、タイムスロット値1〜5に対応するチャンネル割当処理が繰り返し実行される。
次、各RFタグリーダライタユニット8のCPU61がコンピュータプログラムに従って実行するデータ通信処理を図12ないし図14に基づいて説明する。ここで、図12はRFタグリーダライタユニット8でのデータ通信処理の流れを示すフローチャート、図13はRFタグリーダライタユニット8のRAMに形成された記憶エリアを示す模式図、図14はRFタグリーダライタユニット8でのタイマ割込み処理の流れを示すフローチャートである。
図12に示すデータ通信処理では、図13に示すように、メモリ部64RAMに形成された終了フラグエリア83が使用される。
データ通信処理では、まず、制御PC10から送信される制御データの受信まで待機し(ステップS31のN)、制御データを受信したならば(ステップS31のY)、受信した制御データに自機のアンテナIDがあるか否かを判断する(ステップS32)。制御データに自機のアンテナIDが無い場合には(ステップS32のN)、ステップS31に戻る。
制御データに自機のアンテナIDが有る場合には(ステップS32のY)、終了フラグエリア83のフラグをクリアし、制御データ中の電波送信開始時間、電波送信終了時間をタイマ65の初期時間及び終了時間としてセットして、タイマ65をスタートさせる(ステップS33)。また、同時にタイマ割込み処理を有効にする。
ここで、タイマ65がスタートされると、図14に示すタイマ割込み処理がスタートする。タイマ割込み処理では、タイマ65のカウント時間が、ステップS33で設定されたタイマ65の終了時間に達した場合(ステップS41のY)、メモリ部64のRAMの終了フラグエリア83にフラグをセットする(ステップS42)。このとき、タイマ65のカウント時間は、終了時間でストップした状態となる。
次に、データ通信処理では、ステップS34に進み、制御データによって指定されたチャンネルでの電波によって、RFタグデータの読出命令のRFタグに対する送信を開始する。そして、RFタグからのRFタグのデータを受信したならば(ステップS35のY)、受信したRFタグデータを制御PC10に送信する(ステップS36)。このステップS35,S36の処理は、終了フラグエリア83にフラグがセットされていない間繰り返し行われる(ステップS37のN)。
そして、タイマ割込み処理によって終了フラグエリア83にフラグがセットされたならば(ステップS37のY)、タイマ65の割り込みを禁止し、電波出力を停止する(ステップS38)。
以上説明したように、本実施の形態では、無線通信に使用する周波数帯域の分割数(本実施の形態では、5)よりも無線通信装置であるRFタグリーダライタユニット8の個数(本実施の形態では、10)が多い構成において、チャンネル(分割周波数帯域)を1対1の関係で割り当てるRFタグリーダライタユニット8を規定時間t毎に変更して、全てのRFタグリーダライタユニット8に分割周波数帯域を順次割り当てる処理を繰り返し行うようにし、RFタグリーダライタユニット8では、分割周波数帯域が割り当てられているときだけ無線通信を実行し、その無線通信には割り当てられた分割周波数帯域を用いるので、ある時間帯においては、1つのチャンネルを一つのRFタグリーダライタユニット8のみが使用するので、RFIDシステム1における混線の発生を防止することができる。従って、周波数分割数よりも個数の多いRFタグリーダライタユニット8を備えたRFIDシステム1におけるデータ通信の正確性を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、無線通信装置であるRFタグリーダライタユニット8を制御する制御装置である制御PC10と、LANケーブル11を介して各RFタグリーダライタユニット8と制御PC10とを接続するハブ12と、を備え、ハブ12からLANケーブル11を介して各RFタグリーダライタユニット8に電力が供給されることにより、LANケーブル11が電源ラインを兼ねるので、RFIDシステム1の構成を簡略化することができる。
本発明の一実施の形態のRFIDシステムを含む図書館システムの構成を概略的に示すシステム構成図である。 RFIDシステムが使用する周波数帯域を説明するための説明図である。 制御PCが備える各部の電気的接続を示すブロック図である。 チャンネル割当テーブルを示す模式図である。 RFタグリーダライタユニットを概略的に示す外観斜視図である。 RFタグリーダライタユニットが備える各部の電気的接続を示すブロック図である。 データ通信処理の流れを示すタイムチャートである。 制御PCでのチャンネル割当処理の流れを示すフローチャートである。 制御PC10のRAMに形成された記憶エリアを示す模式図である。 制御データのデータ構造を示す模式図である。 制御PCでのタイマ割込み処理の流れを示すフローチャートである。 RFタグリーダライタユニットでのデータ通信処理の流れを示すフローチャートである。 RFタグリーダライタユニットのRAMに形成された記憶エリアを示す模式図である。 RFタグリーダライタユニットでのタイマ割込み処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1…RFIDシステム
8…無線通信装置
10…制御装置
11…LANケーブル
12…ハブ

Claims (2)

  1. 無線通信に使用する周波数帯域の分割数よりも多い個数設けられ、RFタグと無線通信を実行する無線通信装置と、
    前記周波数帯域を分割して得られた分割周波数帯域を1対1の関係で割り当てる前記無線通信装置を規定時間毎に変更して、全ての前記無線通信装置に前記分割周波数帯域を順次割り当てる処理を繰り返し行う手段と、
    を備え、
    前記通信装置は、前記手段によって前記分割周波数帯域が割り当てられているときだけ無線通信を実行し、その無線通信には割り当てられた前記分割周波数帯域を用いることを特徴とするRFIDシステム。
  2. 前記手段が設けられ前記無線通信装置を制御する制御装置と、
    LANケーブルを介して各前記無線通信装置と前記制御装置とを接続するハブと、
    を備え、
    前記ハブからLANケーブルを介して各前記無線通信装置に電力が供給されることを特徴とする請求項1記載のRFIDシステム。

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