JP4522427B2 - コントロールレバー移動防止構造 - Google Patents
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Description
例えば、上記公報開示のシフトパターンにおいて、N位置から−位置にシフトレバーを勢いよく操作すると、コントロールレバーが慣性によりD位置を越えて3位置に至るおそれがある。これを防ぐにはコントロールレバーが移動するよりも早くロック部材をシフトレバー装置本体の穴に入り込ませる必要があるが、ロック部材を早くシフトレバー装置本体の穴に入り込ませるためにはロック部材を付勢する付勢部材の付勢力を大きくする必要があり、S位置からD位置へのシフト操作力が大きくなるという問題がある。また、コントロールレバーの勢いがそのままロック部材に加わるため、ロック部材の強度上不利になるという問題もある。
本発明の第2の目的は、ロック部材の強度を従来よりも弱く設定できるコントロールレバー移動防止構造を提供することにある。
(1) (a)シフトレバー装置本体と、
(b)第1のシフト通路と、第2のシフト通路と、第1、第2のシフト通路を連結する連結通路とを、移動可能なシフトレバーと、
(c)前記シフトレバーが第1のシフト通路にあるときに前記シフトレバーと係合し、前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに前記シフトレバーとの係合が外れるコントロールレバーと、
(d)前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接可能な当接可能位置と前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接不能な当接不能位置とに前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの他方に対して可動とされたロック部材と、該ロック部材を前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの他方に対して前記当接不能位置から前記当接可能位置側に付勢する付勢部材と、を備えており、前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに、前記コントロールレバーが所定のシフト位置から該シフト位置の一側に位置し該シフト位置に隣接する隣接シフト位置に動くことを、前記当接可能位置にある前記ロック部材が前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接することで規制し、前記コントロールレバーが前記所定のシフト位置から該シフト位置の他側に動くことを許容する、ロック機構と、
(e)前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに、前記コントロールレバーが前記所定のシフト位置から該シフト位置の他側に移動したときに前記コントロールレバーを前記所定のシフト位置に戻す戻し機構と、
を有するコントロールレバー移動防止構造。
(2) (a)シフトレバー装置本体と、
(b)第1のシフト通路と、第2のシフト通路と、第1、第2のシフト通路を連結する連結通路とを、移動可能なシフトレバーと、
(c)前記シフトレバーが第1のシフト通路にあるときに前記シフトレバーと係合し、前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに前記シフトレバーとの係合が外れるコントロールレバーと、
(d)前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接可能な当接可能位置と前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接不能な当接不能位置とに前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの他方に対して可動とされたロック部材と、該ロック部材を前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの他方に対して付勢する付勢部材と、を備えており、前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに、前記コントロールレバーが所定のシフト位置から該シフト位置の一側に位置し該シフト位置に隣接する隣接シフト位置に動くことを、前記当接可能位置にある前記ロック部材が前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接することで規制し、前記コントロールレバーが前記所定のシフト位置から該シフト位置の他側に動くことを許容する、ロック機構と、
(e)前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに、前記コントロールレバーが前記所定のシフト位置から該シフト位置の他側に移動したときに前記コントロールレバーを前記所定のシフト位置に戻す戻し機構と、
を有し、
前記ロック機構の付勢部材は、前記ロック機構のロック部材を前記当接可能位置から前記当接不能位置側に付勢しており、
前記ロック機構のロック部材は、前記シフトレバーを第1のシフト通路から第2のシフト通路に移動させたとき該シフトレバーによって押されて前記当接不能位置から前記当接可能位置に移動する、
コントロールレバー移動防止構造。
このとき、ロック機構のロック部材は、コントロールレバーが所定位置(図7のD位置)の他側に移動し戻し機構により戻されてくるまでに当接可能位置に移動すればよいため、ロック部材を付勢する付勢部材の付勢力を従来に比べて弱く設定できる。また、ロック部材の強度は、コントロールレバーが戻し機構により戻されてきたときの衝撃を受け止める程度でよいため、従来に比べて強度的に有利である。
このとき、ロック機構のロック部材の強度は、コントロールレバーが戻し機構により戻されてきたときの衝撃を受け止める程度でよいため、従来に比べて強度的に有利である。また、付勢部材はロック部材を当接可能位置から当接不能位置側に付勢しており、ロック部材はシフトレバーを第1のシフト通路から第2のシフト通路に移動させたときシフトレバーによって押されて当接可能位置に位置するため、付勢部材の付勢力は、シフトレバーが第1のシフト通路にあるときにロック部材を当接不能位置に位置させる程度の付勢力でよい。そのため、付勢部材の付勢力でロック部材を当接可能位置に移動させなければならない場合に比べて、付勢部材の付勢力を弱く設定できる。
本発明全実施例にわたって共通する部分には、本発明全実施例にわたって同じ符号を付してある。
まず、本発明全実施例にわたって共通する部分を説明する。
本発明実施例のコントロールレバー移動防止構造は、図1に示すように、シフトレバー装置本体10と、シフトレバー20と、コントロールレバー30と、ロック機構40と、戻し機構50(図4参照)と、を備える。
第1のアーム部41bの延び方向先端部またはその近傍は、シフトレバー装置本体10とコントロールレバー30の一方に設けられる穴71に入り込み当接部70に当接可能とされている。なお、第1のアーム部44bの延び方向先端部またはその近傍は、穴71に入り込んでいても、穴71の他側の縁71aには当接不能とされている。そのため、穴71の他側の縁71aは設けられていなくてもよい。
凹部52bの側面のうち、シフトレバー20が第2のシフト通路22にありコントロールレバー30がD位置21dからN位置21c側と反対側に移動したときにボール51が摺接する第1の側面52cは、シフトレバー20が第2のシフト通路22にありコントロールレバー30がD位置21dからN位置21c側に移動したときにボール51が摺接する第2の側面52dに比べて、急斜面とされている。そのため、シフトレバー20が第2のシフト通路22にありコントロールレバー30がD位置21dからN位置21c側と反対側に移動しても、戻し機構50により、コントロールレバー30はD位置21dに戻される。
本発明実施例では、戻し機構50がトランスミッション60に設けられる節度機構からなるので、コントロールレバー30がD位置21dからN位置21c側と反対側に移動した場合であっても、トランスミッション60に設けられる節度機構を用いてコントロールレバー30をD位置21dに戻すことができる。
[実施例1](図1〜図7)
本発明実施例1では、当接部70がシフトレバー装置本体10に設けられ、ロック部材41がコントロールレバー30に回動可能に支持される場合を示している。また、本発明実施例1では、アーム部44が、図1に示すように、第1のアーム部44aと第2のアーム部44bとの両方で構成されており、付勢部材42がロック部材41をコントロールレバー30に対して当接不能位置41bから当接可能位置41a側に回動付勢する場合を示している。
第2のアーム部44bの回動軸部43からの延び量は、第1のアーム部44aの回動軸部43からの延び量よりも小とされている。ロック部材41のコントロールレバー30に対する回動方向は、コントロールレバー30の移動方向(車両前後方向)と直交している。
(a)シフトレバー20が第1のシフト通路21にあるとき
コントロールレバー作動部25はコントロールレバー30の係合穴31に入り込んでいる。そのため、コントロールレバー30はシフトレバー20に連動して車両前後方向に動く。
ロック機構押圧ボス26は、図5(a)に示すように、ロック部材41の第2のアーム部44bに接触しており第2のアーム部44bを押圧している。ロック機構押圧ボス26が第2のアーム部44bを押圧しているため、ロック部材41は付勢部材42の付勢力に抗して当接不能位置41bにある。
コントロールレバー作動部25はコントロールレバー30の係合穴31から外れている(抜けている)。そのため、コントロールレバー30はシフトレバー20と連動しない。
ロック機構押圧ボス26は ロック部材41の第2のアーム部44bに非接触であり第2のアーム部44bを押圧していない(ただし、図5(b)に示すように、ロック機構押圧ボス26は、ロック部材41が当接可能位置41aから外れない程度であれば、第2のアーム部44bを押圧していてもよい)。ロック機構押圧ボス26が第2のアーム部44bを押圧していないため、ロック部材41は、付勢部材42の付勢力により当接可能位置41aにある。
コントロールレバー30は、図3に示すように、慣性により所定のシフト位置であるD位置21dを超えてN位置21c側と反対側に一旦移動するが、戻し機構50によりD位置21d方向に戻される(跳ね返ってくる)。そして、戻されてきたときにD位置21dを超えてN位置21cに移動することはロック機構40により規制される。よって、コントロールレバー30がD位置21dからN位置21c側またはN位置21c側と反対側に移動することを防止できる。
このとき、ロック部材41は、コントロールレバー30がD位置21dのN位置21c側と反対側に移動し戻し機構50により戻されてくるまでに当接可能位置41aに移動すればよいため、ロック部材40を付勢する付勢部材42の付勢力を従来に比べて弱く設定できる。また、ロック部材40の強度は、コントロールレバー30が戻し機構50により戻されてきたときの衝撃を受け止める程度でよいため、従来に比べて強度的に有利である。
本発明実施例2では、当接部70がシフトレバー装置本体10に設けられ、ロック部材41がコントロールレバー30に回動可能に支持される場合を示している。また、本発明実施例2では、アーム部44が、回動軸部43から延びる第1のアーム部44aのみで構成されており、付勢部材42がロック部材41をコントロールレバー30に対して当接可能位置41bから当接不能位置41a側に回動付勢する場合を示している。
ロック部材41のコントロールレバー30に対する回動方向は、コントロールレバー30の移動方向(車両前後方向)と直交している。
(a)シフトレバー20が第1のシフト通路21にあるとき
コントロールレバー作動部25はコントロールレバー30の係合穴31に入り込んでいる。そのため、コントロールレバー30はシフトレバー20に連動して車両前後方向に動く。
ロック機構押圧ボス26は、図9(a)に示すように、ロック部材41の第1のアーム部44aに非接触であり第1のアーム部44aを押圧していない(ただし、ロック機構押圧ボス26は、ロック部材41が当接可能位置41aに達しない程度であれば、第1のアーム部44aを押圧していてもよい)。ロック機構押圧ボス26が第1のアーム部44aを押圧していないため、ロック部材41は、付勢部材42の付勢力により当接不能位置41bにある。
コントロールレバー作動部25はコントロールレバー30の係合穴31から外れている(抜けている)。そのため、コントロールレバー30はシフトレバー20と連動しない。
ロック機構押圧ボス26は、図9(b)に示すように、第1のアーム部44aの長手方向中間部に接触しており第1のアーム部44aの長手方向中間部を押圧している。ロック機構押圧ボス26が第1のアーム部44aを押圧しているため、ロック部材41は付勢部材42の付勢力に抗して当接可能位置41aにある。
コントロールレバー30は慣性により所定のシフト位置であるD位置21dを超えてN位置21c側と反対側に一旦移動するが、戻し機構50によりD位置21d方向に戻される(跳ね返ってくる)。そして、戻されてきたときにD位置21dを超えてN位置21cに移動することはロック機構40により規制される。よって、コントロールレバー30がD位置21dからN位置21c側またはN位置21c側と反対側に移動することを防止できる。
このとき、ロック部材41の強度は、コントロールレバー30が戻し機構50により戻されてきたときの衝撃を受け止める程度でよいため、従来に比べて強度的に有利である。また、付勢部材42はロック部材41を当接可能位置41aから当接不能位置41b側に付勢しており、ロック部材41はシフトレバー20を第1のシフト通路21から第2のシフト通路22に移動させたときシフトレバー20によって押されて当接可能位置41aに位置するため、付勢部材42の付勢力は、シフトレバー20が第1のシフト通路21にあるときにロック部材41を当接不能位置41bに位置させる程度の付勢力でよい。そのため、付勢部材42の付勢力でロック部材41を当接可能位置41aに移動させなければならない場合に比べて、付勢部材42の付勢力を弱く設定できる。
本発明実施例3では、当接部70がコントロールレバー30に設けられ、ロック部材41がシフトレバー装置本体10に回動可能に支持される場合を示している。また、本発明実施例3では、アーム部44が第1のアーム部44aと第2のアーム部44bの両方で構成されており、付勢部材42がロック部材41をシフトレバー装置本体10に対して当接不能位置41bから当接可能位置41a側に回動付勢する場合を示している。
第2のアーム部44bの回動軸部43からの延び量は、第1のアーム部44aの回動軸部43からの延び量よりも小とされていることが望ましい。
(a)シフトレバー20が第1のシフト通路21にあるとき
コントロールレバー作動部25はコントロールレバー30の係合穴31に入り込んでいる。そのため、コントロールレバー30はシフトレバー20に連動して車両前後方向に動く。
ロック機構押圧ボス26は、図16(a)に示すように、ロック部材41の第2のアーム部44bに接触しておりロック部材41の第2のアーム部44bを押圧している。ロック機構押圧ボス26が第2のアーム部44bを押圧しているため、ロック部材41は付勢部材42の付勢力に抗して当接不能位置41bにある。
コントロールレバー作動部25はコントロールレバー30の係合穴31から外れている(抜けている)。そのため、コントロールレバー30はシフトレバー20と連動しない。
ロック機構押圧ボス26は 図16(b)に示すように、ロック部材41の第2のアーム部44bに非接触であり第2のアーム部44bを押圧していない(ただし、ロック機構押圧ボス26は、ロック部材41が当接可能位置41aから外れない程度であれば、第2のアーム部44bを押圧していてもよい)。ロック機構押圧ボス26が第2のアーム部44bを押圧していないため、ロック部材41は、付勢部材42の付勢力により当接可能位置41aにある。
コントロールレバー30は、慣性により所定のシフト位置であるD位置21dを超えてN位置21c側と反対側に一旦移動するが、戻し機構50によりD位置21d方向に戻される(跳ね返ってくる)。そして、戻されてきたときにD位置21dを超えてN位置21cに移動することはロック機構40により規制される。よって、コントロールレバー30がD位置21dからN位置21c側またはN位置21c側と反対側に移動することを防止できる。
このとき、ロック部材41は、コントロールレバー30がD位置21dのN位置21c側と反対側に移動し戻し機構50により戻されてくるまでに当接可能位置41aに移動すればよいため、ロック部材40を付勢する付勢部材42の付勢力を従来に比べて弱く設定できる。また、ロック部材40の強度は、コントロールレバー30が戻し機構50により戻されてきたときの衝撃を受け止める程度でよいため、従来に比べて強度的に有利である。
本発明実施例4では、当接部70がコントロールレバー30に設けられ、ロック部材41がシフトレバー装置本体10に回動可能に支持される場合を示している。また、本発明実施例4では、アーム部44が、第1のアーム部44aと第2のアーム部44bの両方で構成されており、付勢部材42がロック部材41をシフトレバー装置本体10に対して当接可能位置41bから当接不能位置41a側に回動付勢する場合を示している。
第2のアーム部44bの回動軸部43からの延び量は、第1のアーム部44aの回動軸部43からの延び量よりも小とされている。
(a)シフトレバー20が第1のシフト通路21にあるとき
コントロールレバー作動部25はコントロールレバー30の係合穴31に入り込んでいる。そのため、コントロールレバー30はシフトレバー20に連動して車両前後方向に動く。
ロック機構押圧ボス26は、図17(a)に示すように、ロック部材41の第2のアーム部44bに非接触であり第2のアーム部44bを押圧していない(ただし、ロック機構押圧ボス26は、ロック部材41が当接可能位置41aに達しない程度であれば、第2のアーム部44bを押圧していてもよい)。ロック機構押圧ボス26が第2のアーム部44bを押圧していないため、ロック部材41は、付勢部材42の付勢力により当接不能位置41bにある。
コントロールレバー作動部25はコントロールレバー30の係合穴31から外れている(抜けている)。そのため、コントロールレバー30はシフトレバー20と連動しない。
ロック機構押圧ボス26は、図17(b)に示すように、第2のアーム部44bを押圧している。ロック機構押圧ボス26が第2のアーム部44bを押圧しているため、ロック部材41は付勢部材42の付勢力に抗して当接可能位置41aにある。
コントロールレバー30は慣性により所定のシフト位置であるD位置21dを超えてN位置21c側と反対側に一旦移動するが、戻し機構50によりD位置21d方向に戻される(跳ね返ってくる)。そして、戻されてきたときにD位置21dを超えてN位置21cに移動することはロック機構40により規制される。よって、コントロールレバー30がD位置21dからN位置21c側またはN位置21c側と反対側に移動することを防止できる。
このとき、ロック部材41の強度は、コントロールレバー30が戻し機構50により戻されてきたときの衝撃を受け止める程度でよいため、従来に比べて強度的に有利である。また、付勢部材42はロック部材41を当接可能位置41aから当接不能位置41b側に付勢しており、ロック部材41はシフトレバー20を第1のシフト通路21から第2のシフト通路22に移動させたときシフトレバー20によって押されて当接可能位置41aに位置するため、付勢部材42の付勢力は、シフトレバー20が第1のシフト通路21にあるときにロック部材41を当接不能位置41bに位置させる程度の付勢力でよい。そのため、付勢部材42の付勢力でロック部材41を当接可能位置41aに移動させなければならない場合に比べて、付勢部材42の付勢力を弱く設定できる。
11 シャフト
20 シフトレバー
21 第1のシフト通路
22 第2のシフト通路
23 連結通路
24 レバー支持部
25 コントロールレバー作動部
26 ロック機構押圧ボス
30 コントロールレバー
31 係合穴
40 ロック機構
41 ロック部材
41a 当接可能位置
41b 当接不能位置
42 付勢部材
43 回動軸部
44 アーム部
44a 第1のアーム部
44b 第2のアーム部
50 戻し機構
51 ボール
52 連動部材
52a 波形部
52b 凹部
52c 第1の側面
52d 第2の側面
53 ボール付勢バネ
60 トランスミッション
70 当接部
71 穴
P1 シフトレバーの揺動軸
Claims (2)
- (a)シフトレバー装置本体と、
(b)第1のシフト通路と、第2のシフト通路と、第1、第2のシフト通路を連結する連結通路とを、移動可能なシフトレバーと、
(c)前記シフトレバーが第1のシフト通路にあるときに前記シフトレバーと係合し、前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに前記シフトレバーとの係合が外れるコントロールレバーと、
(d)前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接可能な当接可能位置と前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接不能な当接不能位置とに前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの他方に対して可動とされたロック部材と、該ロック部材を前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの他方に対して前記当接不能位置から前記当接可能位置側に付勢する付勢部材と、を備えており、前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに、前記コントロールレバーが所定のシフト位置から該シフト位置の一側に位置し該シフト位置に隣接する隣接シフト位置に動くことを、前記当接可能位置にある前記ロック部材が前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接することで規制し、前記コントロールレバーが前記所定のシフト位置から該シフト位置の他側に動くことを許容する、ロック機構と、
(e)前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに、前記コントロールレバーが前記所定のシフト位置から該シフト位置の他側に移動したときに前記コントロールレバーを前記所定のシフト位置に戻す戻し機構と、
を有するコントロールレバー移動防止構造。 - (a)シフトレバー装置本体と、
(b)第1のシフト通路と、第2のシフト通路と、第1、第2のシフト通路を連結する連結通路とを、移動可能なシフトレバーと、
(c)前記シフトレバーが第1のシフト通路にあるときに前記シフトレバーと係合し、前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに前記シフトレバーとの係合が外れるコントロールレバーと、
(d)前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接可能な当接可能位置と前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接不能な当接不能位置とに前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの他方に対して可動とされたロック部材と、該ロック部材を前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの他方に対して付勢する付勢部材と、を備えており、前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに、前記コントロールレバーが所定のシフト位置から該シフト位置の一側に位置し該シフト位置に隣接する隣接シフト位置に動くことを、前記当接可能位置にある前記ロック部材が前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接することで規制し、前記コントロールレバーが前記所定のシフト位置から該シフト位置の他側に動くことを許容する、ロック機構と、
(e)前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに、前記コントロールレバーが前記所定のシフト位置から該シフト位置の他側に移動したときに前記コントロールレバーを前記所定のシフト位置に戻す戻し機構と、
を有し、
前記ロック機構の付勢部材は、前記ロック機構のロック部材を前記当接可能位置から前記当接不能位置側に付勢しており、
前記ロック機構のロック部材は、前記シフトレバーを第1のシフト通路から第2のシフト通路に移動させたとき該シフトレバーによって押されて前記当接不能位置から前記当接可能位置に移動する、
コントロールレバー移動防止構造。
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