JP4522427B2 - コントロールレバー移動防止構造 - Google Patents

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Description

本発明は、コントロールレバーの移動防止構造に関する。
特許第3004694号公報は、P、R、N、D、3、2、1のシフト位置を備える第1のシフト通路と、S、+、−のシフト位置を備える第2のシフト通路を備え、シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに、コントロールレバーが所定位置(D位置)から一側(N位置側)および他側(3位置側)に移動することを防止するコントロールレバー移動防止構造を開示している。具体的には、シフトレバーが第2のシフト通路にあるとき、コントロールレバーに回動可能に設けられるロック部材が付勢部材の付勢力によりシフトレバー装置本体に設けられる穴に入り込み、ロック部材がシフトレバー装置本体の穴の縁面に当接することで、コントロールレバーが所定のシフト位置から該シフト位置の一側および他側に移動することを規制している。
しかし、従来のコントロールレバー移動防止構造にはつぎの問題点がある。
例えば、上記公報開示のシフトパターンにおいて、N位置から−位置にシフトレバーを勢いよく操作すると、コントロールレバーが慣性によりD位置を越えて3位置に至るおそれがある。これを防ぐにはコントロールレバーが移動するよりも早くロック部材をシフトレバー装置本体の穴に入り込ませる必要があるが、ロック部材を早くシフトレバー装置本体の穴に入り込ませるためにはロック部材を付勢する付勢部材の付勢力を大きくする必要があり、S位置からD位置へのシフト操作力が大きくなるという問題がある。また、コントロールレバーの勢いがそのままロック部材に加わるため、ロック部材の強度上不利になるという問題もある。
特許第3004694号公報
本発明の目的は、ロック部材を付勢する付勢部材の付勢力を従来よりも小にすることができるコントロールレバー移動防止構造を提供することにある。
本発明の第2の目的は、ロック部材の強度を従来よりも弱く設定できるコントロールレバー移動防止構造を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) (a)シフトレバー装置本体と、
(b)第1のシフト通路と、第2のシフト通路と、第1、第2のシフト通路を連結する連結通路とを、移動可能なシフトレバーと、
(c)前記シフトレバーが第1のシフト通路にあるときに前記シフトレバーと係合し、前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに前記シフトレバーとの係合が外れるコントロールレバーと、
(d)前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接可能な当接可能位置と前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接不能な当接不能位置とに前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの他方に対して可動とされたロック部材と、該ロック部材を前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの他方に対して前記当接不能位置から前記当接可能位置側に付勢する付勢部材と、を備えており、前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに、前記コントロールレバーが所定のシフト位置から該シフト位置の一側に位置し該シフト位置に隣接する隣接シフト位置に動くことを、前記当接可能位置にある前記ロック部材が前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接することで規制し、前記コントロールレバーが前記所定のシフト位置から該シフト位置の他側に動くことを許容する、ロック機構と、
(e)前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに、前記コントロールレバーが前記所定のシフト位置から該シフト位置の他側に移動したときに前記コントロールレバーを前記所定のシフト位置に戻す戻し機構と、
を有するコントロールレバー移動防止構造。
(2) (a)シフトレバー装置本体と、
(b)第1のシフト通路と、第2のシフト通路と、第1、第2のシフト通路を連結する連結通路とを、移動可能なシフトレバーと、
(c)前記シフトレバーが第1のシフト通路にあるときに前記シフトレバーと係合し、前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに前記シフトレバーとの係合が外れるコントロールレバーと、
(d)前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接可能な当接可能位置と前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接不能な当接不能位置とに前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの他方に対して可動とされたロック部材と、該ロック部材を前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの他方に対して付勢する付勢部材と、を備えており、前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに、前記コントロールレバーが所定のシフト位置から該シフト位置の一側に位置し該シフト位置に隣接する隣接シフト位置に動くことを、前記当接可能位置にある前記ロック部材が前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接することで規制し、前記コントロールレバーが前記所定のシフト位置から該シフト位置の他側に動くことを許容する、ロック機構と、
(e)前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに、前記コントロールレバーが前記所定のシフト位置から該シフト位置の他側に移動したときに前記コントロールレバーを前記所定のシフト位置に戻す戻し機構と、
を有し、
前記ロック機構の付勢部材は、前記ロック機構のロック部材を前記当接可能位置から前記当接不能位置側に付勢しており、
前記ロック機構のロック部材は、前記シフトレバーを第1のシフト通路から第2のシフト通路に移動させたとき該シフトレバーによって押されて前記当接不能位置から前記当接可能位置に移動する、
コントロールレバー移動防止構造。
上記(1)のコントロールレバー移動防止構造によれば、コントロールレバーが所定のシフト位置(図7のD位置)から該シフト位置の一側に位置する隣接シフト位置(図7のN位置)に動くことを、ロック部材がシフトレバー装置本体とコントロールレバーの一方に当接することで規制し、コントロールレバーが所定のシフト位置(図7のD位置)から該シフト位置の他側(図7のN位置側と反対側)に動くことを許容するロック機構と、コントロールレバーが所定のシフト位置(図7のD位置)から該シフト位置の他側(図7のN位置側と反対側)に移動したときにコントロールレバーを所定のシフト位置(図7のD位置)に戻す戻し機構と、を有するので、シフトレバーを隣接シフト位置(図7のN位置)から勢いよく第2のシフト通路(図7の−位置)にシフト操作すると、コントロールレバーは慣性により所定のシフト位置(図7のD位置)を超えて該シフト位置の他側(図7のN位置側と反対側)に一旦移動するが、戻し機構により所定位置(図7のD位置)方向に戻される(跳ね返ってくる)。そして、戻されてきたときに所定位置(図7のD位置)を超えて隣接シフト位置(図7のN位置)に移動することはロック機構により規制される。よって、コントロールレバーが所定位置(図7のD位置)から該シフト位置の一側(図7のN位置側)または他側(図7のN位置側と反対側)に移動することを防止できる。
このとき、ロック機構のロック部材は、コントロールレバーが所定位置(図7のD位置)の他側に移動し戻し機構により戻されてくるまでに当接可能位置に移動すればよいため、ロック部材を付勢する付勢部材の付勢力を従来に比べて弱く設定できる。また、ロック部材の強度は、コントロールレバーが戻し機構により戻されてきたときの衝撃を受け止める程度でよいため、従来に比べて強度的に有利である。
上記(2)のコントロールレバー移動防止構造によれば、コントロールレバーが所定のシフト位置(図7のD位置)から該シフト位置の一側に位置する隣接シフト位置(図7のN位置)に動くことを、ロック部材がシフトレバー装置本体とコントロールレバーの一方に当接することで規制し、コントロールレバーが所定のシフト位置(図7のD位置)から該シフト位置の他側(図7のN位置側と反対側)に動くことを許容するロック機構と、コントロールレバーが所定のシフト位置(図7のD位置)から該シフト位置の他側(図7のN位置側と反対側)に移動したときにコントロールレバーを所定のシフト位置(図7のD位置)に戻す戻し機構と、を有するので、シフトレバーを隣接シフト位置(図7のN位置)から勢いよく第2のシフト通路(図7の−位置)にシフト操作すると、コントロールレバーは慣性により所定のシフト位置(図7のD位置)を超えて該シフト位置の他側(図7のN位置側と反対側)に一旦移動するが、戻し機構により所定位置(図7のD位置)方向に戻される(跳ね返ってくる)。そして、戻されてきたときに所定位置(図7のD位置)を超えて隣接シフト位置(図7のN位置)に移動することはロック機構により規制される。よって、コントロールレバーが所定位置(図7のD位置)から該シフト位置の一側(図7のN位置側)または他側(図7のN位置側と反対側)に移動することを防止できる。
このとき、ロック機構のロック部材の強度は、コントロールレバーが戻し機構により戻されてきたときの衝撃を受け止める程度でよいため、従来に比べて強度的に有利である。また、付勢部材はロック部材を当接可能位置から当接不能位置側に付勢しており、ロック部材はシフトレバーを第1のシフト通路から第2のシフト通路に移動させたときシフトレバーによって押されて当接可能位置に位置するため、付勢部材の付勢力は、シフトレバーが第1のシフト通路にあるときにロック部材を当接不能位置に位置させる程度の付勢力でよい。そのため、付勢部材の付勢力でロック部材を当接可能位置に移動させなければならない場合に比べて、付勢部材の付勢力を弱く設定できる。
図1〜図6は、本発明実施例1のコントロールレバー移動防止構造を備えるシフトレバー装置を示しており、図7は、本発明実施例1のコントロールレバー移動防止構造を備えるシフトレバー装置のシフトパターンを示しており、図8〜図15は、本発明実施例2のコントロールレバー移動防止構造を備えるシフトレバー装置を示しており、図16は、本発明実施例3のコントロールレバー移動防止構造を備えるシフトレバー装置を示しており、図17は、本発明実施例4のコントロールレバー移動防止構造を備えるシフトレバー装置を示している。ただし、図4、図7は、本発明全実施例に適用可能である。
本発明全実施例にわたって共通する部分には、本発明全実施例にわたって同じ符号を付してある。
まず、本発明全実施例にわたって共通する部分を説明する。
本発明実施例のコントロールレバー移動防止構造は、図1に示すように、シフトレバー装置本体10と、シフトレバー20と、コントロールレバー30と、ロック機構40と、戻し機構50(図4参照)と、を備える。
シフトレバー装置本体10は、車両に対して固定とされている部材である。シフトレバー装置本体10は、1部品構成であってもよく、複数部品構成であってもよい。シフトレバー装置本体10は、車両に直接固定して取付けられる部材のみならず、車両に直接固定して取付けられる部材に対して固定とされている部材も含む。
シフトレバー20は、シフトレバー装置本体10に対して車両前後・左右方向に移動可能とされている。シフトレバー20は、図7に示すように、第1のシフト通路21と、第2のシフト通路22と、第1、第2のシフト通路21,22を連結する連結通路23とを、移動可能である。ここで、移動は、揺動であってもよく、回動であってもよく、直線動であってもよい。図1では、シフトレバー20が揺動可能とされている場合を示しており、シフトレバー装置本体10に設けられるシャフト11に揺動可能に取付けられている場合を示している。
第1のシフト通路21は、図7に示すように、P(パーキング)21a、R(リバース)21b、N(ニュートラル)21c、D(ドライブ)21dの4位置が直線状またはジグザグ状に並んでいる通路である(図示例ではジグザグ状を示している)。ただし、第1のシフト通路21は、P,R,N,Dの4位置だけでなく、さらに、D位置のN位置側と反対側に、たとえば、3(サード)、2(セカンド)、L(ロー)等が並んでいる通路であってもよい。
第2のシフト通路22は、S(シーケンシャル、マニュアル)位置22aが設けられている通路である。S位置22aから+位置22bと−位置22cにシフト操作可能である。走行時にシフトレバー20を+位置22bに入れS位置22aに戻すと1速シフトアップし、+位置22bに入れる毎にシフトアップする。−位置22cは逆にシフトダウンする。なお、+位置22bおよび−位置22cではシフトレバー20が保持されることはなく、手を離すとS位置22aに戻るように図示略のスプリングにより付勢されている。
シフトレバー20は、図1に示すように、下部に、レバー支持部24を備える。レバー支持部24は、たとえば樹脂製である。レバー支持部24は、コントロールレバー作動部25と、ロック機構押圧ボス26とを備える。
コントロールレバー作動部25は、レバー支持部24に一体に形成されるか、または、別体に形成されてレバー支持部24に固定して取付けられる。コントロールレバー作動部25は、コントロールレバー30に係脱可能とされている。コントロールレバー作動部25がコントロールレバー30に係脱する一例として、図示例では、コントロールレバー作動部25がコントロールレバー30に設けられる係合穴31に出入りする場合を示している。
ロック機構押圧ボス26は、レバー支持部24に一体に形成されるか、または、別体に形成されてレバー支持部24に固定して取付けられる。ロック機構押圧ボス26は、シフトレバー20の揺動軸P1より上側(図示略のシフトレバー操作ノブが設けられる側)に配置されていてもよく、シフトレバー20の揺動軸P1より下側(シフトレバー操作ノブが設けられる側と反対側)に配置されていてもよい。
コントロールレバー30は、シフトレバー20が第1のシフト通路21にあるとき、コントロールレバー作動部25と係合しシフトレバー20とともに車両前後方向に移動し、シフトレバー20のシフト操作をトランスミッション(変速機)60に伝える。コントロールレバー30は、シフトレバー20が第2のシフト通路22にあるとき、コントロールレバー作動部25との係合が外れてシフトレバー20とともに移動しなくなる。コントロールレバー30の移動は、揺動であってもよく、回動であってもよく、直線動であってもよい。図示例では、コントロールレバー30が回動可能とされている場合を示しており、シャフト11に回動可能に取付けられている場合を示している。
シフトレバー装置本体10とコントロールレバー30の一方には、ロック機構40のロック部材41が後述の当接可能位置41a(図2参照)にあるときに当接可能な当接部70が一体的に設けられている。当接部70は、ロック部材41が出入り可能な穴71(貫通孔であってもよく凹部であってもよく切欠きであってもよい)の一側の縁(面)であってもよく、シフトレバー装置本体10とコントロールレバー30の一方に設けられる突起部であってもよい(図示例では当接部70が穴71の縁である場合を示しており、本発明実施例では当接部70が穴71の縁である場合を説明する)。
ロック機構40は、シフトレバー20が第2のシフト通路22にあるときに、コントロールレバー30が所定のシフト位置であるD位置21dから該シフト位置21dの一側に位置し該シフト位置21dに隣接する隣接シフト位置であるN位置21cに動くことを規制し、コントロールレバーがD位置21dから該シフト位置21dの他側(N位置21c側と反対側)に動くことを許容する機構である。ロック機構40は、ロック部材41と、付勢部材42と、を備える。
ロック部材41は、回動軸部43でシフトレバー装置本体10とコントロールレバー30の他方(シフトレバー装置本体10とコントロールレバー30のうち当接部70が設けられていない側)に回動可能に支持される。ロック部材41は、シフトレバー装置本体10とコントロールレバー30の他方に回動可能に支持されていてもよく、シフトレバー装置本体10とコントロールレバー30の他方に固定される部材に回動可能に支持されていてもよい。
ロック部材41は、回動軸部43から延びるアーム部44を備える。アーム部44は、回動軸部43から一側(上方または下方または側方)に延びる第1のアーム部44aのみで構成されていてもよく、第1のアーム部44aと、回動軸部43から第1のアーム部44aの延び方向とは異なる方向に延びる第2のアーム部44bとの両方で構成されていてもよい。第1、第2のアーム部44a、44bは、回動軸部43から、直線状に延びていてもよく、少なくとも一箇所湾曲部を有して延びていてもよく、少なくとも一箇所折れ曲り部を有して延びていてもよい。また、第1、第2のアーム部44a、44bは、延び方向の途中に枝分かれする部位を有していてもよい。
第1のアーム部41bの延び方向先端部またはその近傍は、シフトレバー装置本体10とコントロールレバー30の一方に設けられる穴71に入り込み当接部70に当接可能とされている。なお、第1のアーム部44bの延び方向先端部またはその近傍は、穴71に入り込んでいても、穴71の他側の縁71aには当接不能とされている。そのため、穴71の他側の縁71aは設けられていなくてもよい。
ロック部材41は、図2に示すように、第1のアーム部44aの延び方向先端部またはその近傍が穴71に入り込み当接部70に当接可能な当接可能位置41aと、第1のアーム部44aの延び方向先端部またはその近傍が穴71から抜け当接部70に当接不能な当接不能位置41bとに、シフトレバー装置本体10とコントロールレバー30の他方に対して可動とされている。
付勢部材42は、たとえばトーションスプリングである。図1に示すように、付勢部材42の一端はロック部材41に当てられており、付勢部材42の他端はシフトレバー装置本体10とコントロールレバー30の他方に当てられている。付勢部材42は、ロック部材41を、シフトレバー装置本体10とコントロールレバー30の他方に対して、当接不能位置41bから当接可能位置41a側に、または、当接可能位置41aから当接不能位置41b側に、回動付勢する。
戻し機構50は、シフトレバー20が第2のシフト通路22にあるときに、コントロールレバー30が所定のシフト位置であるD位置21dからN位置21c側と反対側に移動したときにコントロールレバー30をD位置21dに戻す機構である。戻し機構50は、トランスミッション60に従来から設けられている節度機構からなる。戻し機構50は、図4に示すように、ボール51と、ボール51が接触する波形部52aを備えコントロールレバー30の動きに連動する連動部材52と、ボール51を波形部52aに押し付けるボール付勢バネ53と、を備える。
波形部52aは、コントロールレバー30が所定のシフト位置であるD位置21dにあるときにボール51が入り込む凹部52bを備えている。
凹部52bの側面のうち、シフトレバー20が第2のシフト通路22にありコントロールレバー30がD位置21dからN位置21c側と反対側に移動したときにボール51が摺接する第1の側面52cは、シフトレバー20が第2のシフト通路22にありコントロールレバー30がD位置21dからN位置21c側に移動したときにボール51が摺接する第2の側面52dに比べて、急斜面とされている。そのため、シフトレバー20が第2のシフト通路22にありコントロールレバー30がD位置21dからN位置21c側と反対側に移動しても、戻し機構50により、コントロールレバー30はD位置21dに戻される。
ここで、本発明全実施例にわたって共通する作用を説明する。
本発明実施例では、戻し機構50がトランスミッション60に設けられる節度機構からなるので、コントロールレバー30がD位置21dからN位置21c側と反対側に移動した場合であっても、トランスミッション60に設けられる節度機構を用いてコントロールレバー30をD位置21dに戻すことができる。
つぎに、本発明各実施例に特有な部分を説明する。
[実施例1](図1〜図7)
本発明実施例1では、当接部70がシフトレバー装置本体10に設けられ、ロック部材41がコントロールレバー30に回動可能に支持される場合を示している。また、本発明実施例1では、アーム部44が、図1に示すように、第1のアーム部44aと第2のアーム部44bとの両方で構成されており、付勢部材42がロック部材41をコントロールレバー30に対して当接不能位置41bから当接可能位置41a側に回動付勢する場合を示している。
第2のアーム部44bの回動軸部43からの延び量は、第1のアーム部44aの回動軸部43からの延び量よりも小とされている。ロック部材41のコントロールレバー30に対する回動方向は、コントロールレバー30の移動方向(車両前後方向)と直交している。
ここで、本発明実施例1の作用を説明する。
(a)シフトレバー20が第1のシフト通路21にあるとき
コントロールレバー作動部25はコントロールレバー30の係合穴31に入り込んでいる。そのため、コントロールレバー30はシフトレバー20に連動して車両前後方向に動く。
ロック機構押圧ボス26は、図5(a)に示すように、ロック部材41の第2のアーム部44bに接触しており第2のアーム部44bを押圧している。ロック機構押圧ボス26が第2のアーム部44bを押圧しているため、ロック部材41は付勢部材42の付勢力に抗して当接不能位置41bにある。
(b)シフトレバー20が第2のシフト通路22にあるとき
コントロールレバー作動部25はコントロールレバー30の係合穴31から外れている(抜けている)。そのため、コントロールレバー30はシフトレバー20と連動しない。
ロック機構押圧ボス26は ロック部材41の第2のアーム部44bに非接触であり第2のアーム部44bを押圧していない(ただし、図5(b)に示すように、ロック機構押圧ボス26は、ロック部材41が当接可能位置41aから外れない程度であれば、第2のアーム部44bを押圧していてもよい)。ロック機構押圧ボス26が第2のアーム部44bを押圧していないため、ロック部材41は、付勢部材42の付勢力により当接可能位置41aにある。
(c)シフトレバー20を勢いよくN位置21cから−位置22cにシフトチェンジしたとき
コントロールレバー30は、図3に示すように、慣性により所定のシフト位置であるD位置21dを超えてN位置21c側と反対側に一旦移動するが、戻し機構50によりD位置21d方向に戻される(跳ね返ってくる)。そして、戻されてきたときにD位置21dを超えてN位置21cに移動することはロック機構40により規制される。よって、コントロールレバー30がD位置21dからN位置21c側またはN位置21c側と反対側に移動することを防止できる。
このとき、ロック部材41は、コントロールレバー30がD位置21dのN位置21c側と反対側に移動し戻し機構50により戻されてくるまでに当接可能位置41aに移動すればよいため、ロック部材40を付勢する付勢部材42の付勢力を従来に比べて弱く設定できる。また、ロック部材40の強度は、コントロールレバー30が戻し機構50により戻されてきたときの衝撃を受け止める程度でよいため、従来に比べて強度的に有利である。
ロック部材41の第1のアーム部44aの延び方向先端部またはその近傍がシフトレバー装置本体10の穴71に入り込み当接部70に当接可能とされており、ロック機構押圧ボス26によって押圧される第2のアーム部44bの回動軸部43からの延び量が第1のアーム部44aの回動軸部43からの延び量よりも小とされているため、レバー比が大となり、ロック機構押圧ボス26による第2のアーム部44bの押圧ストロークが小であっても、第1のアーム部44aの延び方向先端部またはその近傍のストロークを大にすることができる。
本発明実施例1では、アーム部44が第1のアーム部44aと第2のアーム部44bの両方で構成されており、付勢部材42がロック部材41を当接不能位置41bから当接可能位置41a側に回動付勢する場合を示しているが、付勢部材42がロック部材41を当接不能位置41bから当接可能位置41a側に回動付勢するのであれば、図6に示すように、アーム部44は第1のアーム部44aのみで構成されていてもよい。この場合、ロック機構押圧ボス26で第1のアーム部44aの延び方向中間部を押圧することにより、レバー比が大となり、ロック機構押圧ボス26による第1のアーム部44aの押圧ストロークが小であっても、第1のアーム部44aの延び方向先端部またはその近傍のストロークを大にすることができる。
[実施例2](図8〜図15)
本発明実施例2では、当接部70がシフトレバー装置本体10に設けられ、ロック部材41がコントロールレバー30に回動可能に支持される場合を示している。また、本発明実施例2では、アーム部44が、回動軸部43から延びる第1のアーム部44aのみで構成されており、付勢部材42がロック部材41をコントロールレバー30に対して当接可能位置41bから当接不能位置41a側に回動付勢する場合を示している。
ロック部材41のコントロールレバー30に対する回動方向は、コントロールレバー30の移動方向(車両前後方向)と直交している。
ここで、本発明実施例2の作用を説明する。
(a)シフトレバー20が第1のシフト通路21にあるとき
コントロールレバー作動部25はコントロールレバー30の係合穴31に入り込んでいる。そのため、コントロールレバー30はシフトレバー20に連動して車両前後方向に動く。
ロック機構押圧ボス26は、図9(a)に示すように、ロック部材41の第1のアーム部44aに非接触であり第1のアーム部44aを押圧していない(ただし、ロック機構押圧ボス26は、ロック部材41が当接可能位置41aに達しない程度であれば、第1のアーム部44aを押圧していてもよい)。ロック機構押圧ボス26が第1のアーム部44aを押圧していないため、ロック部材41は、付勢部材42の付勢力により当接不能位置41bにある。
(b)シフトレバー20が第2のシフト通路22にあるとき
コントロールレバー作動部25はコントロールレバー30の係合穴31から外れている(抜けている)。そのため、コントロールレバー30はシフトレバー20と連動しない。
ロック機構押圧ボス26は、図9(b)に示すように、第1のアーム部44aの長手方向中間部に接触しており第1のアーム部44aの長手方向中間部を押圧している。ロック機構押圧ボス26が第1のアーム部44aを押圧しているため、ロック部材41は付勢部材42の付勢力に抗して当接可能位置41aにある。
(c)シフトレバー20を勢いよくN位置21cから−位置22cにシフトチェンジしたとき
コントロールレバー30は慣性により所定のシフト位置であるD位置21dを超えてN位置21c側と反対側に一旦移動するが、戻し機構50によりD位置21d方向に戻される(跳ね返ってくる)。そして、戻されてきたときにD位置21dを超えてN位置21cに移動することはロック機構40により規制される。よって、コントロールレバー30がD位置21dからN位置21c側またはN位置21c側と反対側に移動することを防止できる。
このとき、ロック部材41の強度は、コントロールレバー30が戻し機構50により戻されてきたときの衝撃を受け止める程度でよいため、従来に比べて強度的に有利である。また、付勢部材42はロック部材41を当接可能位置41aから当接不能位置41b側に付勢しており、ロック部材41はシフトレバー20を第1のシフト通路21から第2のシフト通路22に移動させたときシフトレバー20によって押されて当接可能位置41aに位置するため、付勢部材42の付勢力は、シフトレバー20が第1のシフト通路21にあるときにロック部材41を当接不能位置41bに位置させる程度の付勢力でよい。そのため、付勢部材42の付勢力でロック部材41を当接可能位置41aに移動させなければならない場合に比べて、付勢部材42の付勢力を弱く設定できる。
また、ロック部材41の第1のアーム部44aの延び方向先端部またはその近傍がシフトレバー装置本体10の穴71に入り込み当接部70に当接可能とされており、ロック機構押圧ボス26が第1のアーム部44aの長手方向中間部を押圧するため、レバー比が大となり、ロック機構押圧ボス26による第1のアーム部44aの押圧ストロークが小であっても、第1のアーム部44aの延び方向先端部またはその近傍のストロークを大にすることができる。
図8では、ロック機構押圧ボス26がシフトレバー20の揺動軸P1より下側に配置されている場合を示しているが、図10に示すように、ロック機構押圧ボス26はシフトレバー20の揺動軸P1より上側に配置されていてもよい。また、図8では、第1のアーム部44aがロック部材41の回動軸部43から下方に延びている場合を示しているが、図11に示すように、第1のアーム部44aはロック部材41の回動軸部43から上方に延びていてもよい。
また、本発明実施例2では、アーム部44が第1のアーム部44aのみで構成されており付勢部材42がロック部材41を当接可能位置41aから当接不能位置41b側に回動付勢する場合を示しているが、付勢部材42がロック部材41を当接可能位置41aから当接不能位置41b側に回動付勢するのであれば、図12、図13または図14、図15に示すように、アーム部44が第1のアーム部44aと第2のアーム部44bの両方で構成されていてもよい。
[実施例3](図16)
本発明実施例3では、当接部70がコントロールレバー30に設けられ、ロック部材41がシフトレバー装置本体10に回動可能に支持される場合を示している。また、本発明実施例3では、アーム部44が第1のアーム部44aと第2のアーム部44bの両方で構成されており、付勢部材42がロック部材41をシフトレバー装置本体10に対して当接不能位置41bから当接可能位置41a側に回動付勢する場合を示している。
第2のアーム部44bの回動軸部43からの延び量は、第1のアーム部44aの回動軸部43からの延び量よりも小とされていることが望ましい。
ここで、本発明実施例3の作用を説明する。
(a)シフトレバー20が第1のシフト通路21にあるとき
コントロールレバー作動部25はコントロールレバー30の係合穴31に入り込んでいる。そのため、コントロールレバー30はシフトレバー20に連動して車両前後方向に動く。
ロック機構押圧ボス26は、図16(a)に示すように、ロック部材41の第2のアーム部44bに接触しておりロック部材41の第2のアーム部44bを押圧している。ロック機構押圧ボス26が第2のアーム部44bを押圧しているため、ロック部材41は付勢部材42の付勢力に抗して当接不能位置41bにある。
(b)シフトレバー20が第2のシフト通路22にあるとき
コントロールレバー作動部25はコントロールレバー30の係合穴31から外れている(抜けている)。そのため、コントロールレバー30はシフトレバー20と連動しない。
ロック機構押圧ボス26は 図16(b)に示すように、ロック部材41の第2のアーム部44bに非接触であり第2のアーム部44bを押圧していない(ただし、ロック機構押圧ボス26は、ロック部材41が当接可能位置41aから外れない程度であれば、第2のアーム部44bを押圧していてもよい)。ロック機構押圧ボス26が第2のアーム部44bを押圧していないため、ロック部材41は、付勢部材42の付勢力により当接可能位置41aにある。
(c)シフトレバー20を勢いよくN位置21cから−位置22cにシフトチェンジしたとき
コントロールレバー30は、慣性により所定のシフト位置であるD位置21dを超えてN位置21c側と反対側に一旦移動するが、戻し機構50によりD位置21d方向に戻される(跳ね返ってくる)。そして、戻されてきたときにD位置21dを超えてN位置21cに移動することはロック機構40により規制される。よって、コントロールレバー30がD位置21dからN位置21c側またはN位置21c側と反対側に移動することを防止できる。
このとき、ロック部材41は、コントロールレバー30がD位置21dのN位置21c側と反対側に移動し戻し機構50により戻されてくるまでに当接可能位置41aに移動すればよいため、ロック部材40を付勢する付勢部材42の付勢力を従来に比べて弱く設定できる。また、ロック部材40の強度は、コントロールレバー30が戻し機構50により戻されてきたときの衝撃を受け止める程度でよいため、従来に比べて強度的に有利である。
第2のアーム部44bの回動軸部43からの延び量が第1のアーム部44aの回動軸部43からの延び量よりも小とされている場合には、レバー比が大となり、ロック機構押圧ボス26による第2のアーム部44bの押圧ストロークが小であっても、第1のアーム部44aの延び方向先端部またはその近傍のストロークを大にすることができる。
本発明実施例3では、アーム部44が第1のアーム部44aと第2のアーム部44bの両方で構成されており、付勢部材42がロック部材41を当接不能位置41bから当接可能位置41a側に回動付勢する場合を示しているが、付勢部材42がロック部材41を当接不能位置41bから当接可能位置41a側に回動付勢するのであれば、アーム部44は第1のアーム部44aのみで構成されていてもよい。この場合、ロック機構押圧ボス26で第1のアーム部44aの延び方向中間部を押圧することにより、レバー比が大となり、ロック機構押圧ボス26による第1のアーム部44aの押圧ストロークが小であっても、第1のアーム部44aの延び方向先端部またはその近傍のストロークを大にすることができる。
[実施例4](図17)
本発明実施例4では、当接部70がコントロールレバー30に設けられ、ロック部材41がシフトレバー装置本体10に回動可能に支持される場合を示している。また、本発明実施例4では、アーム部44が、第1のアーム部44aと第2のアーム部44bの両方で構成されており、付勢部材42がロック部材41をシフトレバー装置本体10に対して当接可能位置41bから当接不能位置41a側に回動付勢する場合を示している。
第2のアーム部44bの回動軸部43からの延び量は、第1のアーム部44aの回動軸部43からの延び量よりも小とされている。
ここで、本発明実施例4の作用を説明する。
(a)シフトレバー20が第1のシフト通路21にあるとき
コントロールレバー作動部25はコントロールレバー30の係合穴31に入り込んでいる。そのため、コントロールレバー30はシフトレバー20に連動して車両前後方向に動く。
ロック機構押圧ボス26は、図17(a)に示すように、ロック部材41の第2のアーム部44bに非接触であり第2のアーム部44bを押圧していない(ただし、ロック機構押圧ボス26は、ロック部材41が当接可能位置41aに達しない程度であれば、第2のアーム部44bを押圧していてもよい)。ロック機構押圧ボス26が第2のアーム部44bを押圧していないため、ロック部材41は、付勢部材42の付勢力により当接不能位置41bにある。
(b)シフトレバー20が第2のシフト通路22にあるとき
コントロールレバー作動部25はコントロールレバー30の係合穴31から外れている(抜けている)。そのため、コントロールレバー30はシフトレバー20と連動しない。
ロック機構押圧ボス26は、図17(b)に示すように、第2のアーム部44bを押圧している。ロック機構押圧ボス26が第2のアーム部44bを押圧しているため、ロック部材41は付勢部材42の付勢力に抗して当接可能位置41aにある。
(c)シフトレバー20を勢いよくN位置21cから−位置22cにシフトチェンジしたとき
コントロールレバー30は慣性により所定のシフト位置であるD位置21dを超えてN位置21c側と反対側に一旦移動するが、戻し機構50によりD位置21d方向に戻される(跳ね返ってくる)。そして、戻されてきたときにD位置21dを超えてN位置21cに移動することはロック機構40により規制される。よって、コントロールレバー30がD位置21dからN位置21c側またはN位置21c側と反対側に移動することを防止できる。
このとき、ロック部材41の強度は、コントロールレバー30が戻し機構50により戻されてきたときの衝撃を受け止める程度でよいため、従来に比べて強度的に有利である。また、付勢部材42はロック部材41を当接可能位置41aから当接不能位置41b側に付勢しており、ロック部材41はシフトレバー20を第1のシフト通路21から第2のシフト通路22に移動させたときシフトレバー20によって押されて当接可能位置41aに位置するため、付勢部材42の付勢力は、シフトレバー20が第1のシフト通路21にあるときにロック部材41を当接不能位置41bに位置させる程度の付勢力でよい。そのため、付勢部材42の付勢力でロック部材41を当接可能位置41aに移動させなければならない場合に比べて、付勢部材42の付勢力を弱く設定できる。
また、ロック部材41の第1のアーム部44aの延び方向先端部またはその近傍がコントロールレバー30の穴71に入り込み当接部70に当接可能とされており、ロック機構押圧ボス26によって押圧される第2のアーム部44bの回動軸部43からの延び量が第1のアーム部44aの回動軸部43からの延び量よりも小とされているため、レバー比が大となり、ロック機構押圧ボス26による第2のアーム部44bの押圧ストロークが小であっても、第1のアーム部44aの延び方向先端部またはその近傍のストロークを大にすることができる。
本発明実施例4では、アーム部44が第1のアーム部44aと第2のアーム部44bの両方で構成されており、付勢部材42がロック部材41を当接可能位置41abから当接不能位置41b側に回動付勢する場合を示しているが、付勢部材42がロック部材41を当接可能位置41aから当接不能位置41b側に回動付勢するのであれば、アーム部44は第1のアーム部44aのみで構成されていてもよい。この場合、ロック機構押圧ボス26で第1のアーム部44aの延び方向中間部を押圧することにより、レバー比が大となり、ロック機構押圧ボス26による第1のアーム部44aの押圧ストロークが小であっても、第1のアーム部44aの延び方向先端部またはその近傍のストロークを大にすることができる。
本発明実施例1のコントロールレバー移動防止構造を備えるシフトレバー装置の断面図である。 本発明実施例1のコントロールレバー移動防止構造の、ロック機構のロック部材が当接可能位置(実線)と当接不能位置(2点鎖線)にあるときを示す断面図である。 本発明実施例1のコントロールレバー移動防止構造を備えるシフトレバー装置の、シフトレバーを勢いよくN位置から−位置にシフトチェンジして、コントロールレバーが慣性により所定のシフト位置であるD位置を超えてN位置側と反対側に一旦移動したときを示す、断面図である。 本発明実施例1のコントロールレバー移動防止構造の、戻し機構の断面図である。 本発明実施例1のコントロールレバー移動防止構造を備えるシフトレバー装置の、(a)シフトレバーが第1のシフト通路にあるときと、(b)シフトレバーが第2のシフト通路にあるときの、模式図である。 本発明実施例1の変形例(アーム部が第1のアーム部のみで構成される場合)を示す図であり、コントロールレバー移動防止構造を備えるシフトレバー装置の、(a)シフトレバーが第1のシフト通路にあるときと、(b)シフトレバーが第2のシフト通路にあるときの、模式図である。 本発明実施例1のコントロールレバー移動防止構造を備えるシフトレバー装置のシフトパターンである。 本発明実施例2のコントロールレバー移動防止構造を備えるシフトレバー装置の部分断面図である。 本発明実施例2のコントロールレバー移動防止構造を備えるシフトレバー装置の、(a)シフトレバーが第1のシフト通路にあるときと、(b)シフトレバーが第2のシフト通路にあるときの、模式図である。 本発明実施例2の変形例(ロック機構押圧ボスがシフトレバー揺動軸より上側に配置される場合)を示す図であり、コントロールレバー移動防止構造を備えるシフトレバー装置の、(a)シフトレバーが第1のシフト通路にあるときと、(b)シフトレバーが第2のシフト通路にあるときの、模式図である。 本発明実施例2の変形例(第1のアーム部がロック部材の回動軸部から上方に延びる場合)を示す図であり、コントロールレバー移動防止構造を備えるシフトレバー装置の、(a)シフトレバーが第1のシフト通路にあるときと、(b)シフトレバーが第2のシフト通路にあるときの、模式図である。 本発明実施例2の変形例(アーム部が第1のアーム部と第2のアーム部の両方で構成される場合)を示す図であり、コントロールレバー移動防止構造を備えるシフトレバー装置の、(a)シフトレバーが第1のシフト通路にあるときと、(b)シフトレバーが第2のシフト通路にあるときの、模式図である。 本発明実施例2の変形例(アーム部が第1のアーム部と第2のアーム部の両方で構成される場合)を示す図であり、コントロールレバー移動防止構造を備えるシフトレバー装置の、(a)シフトレバーが第1のシフト通路にあるときと、(b)シフトレバーが第2のシフト通路にあるときの、模式図である。 本発明実施例2の変形例(アーム部が第1のアーム部と第2のアーム部の両方で構成される場合)を示す図であり、コントロールレバー移動防止構造を備えるシフトレバー装置の、(a)シフトレバーが第1のシフト通路にあるときと、(b)シフトレバーが第2のシフト通路にあるときの、模式図である。 本発明実施例2の変形例(アーム部が第1のアーム部と第2のアーム部の両方で構成される場合)を示す図であり、コントロールレバー移動防止構造を備えるシフトレバー装置の、(a)シフトレバーが第1のシフト通路にあるときと、(b)シフトレバーが第2のシフト通路にあるときの、模式図である。 本発明実施例3のコントロールレバー移動防止構造を備えるシフトレバー装置の、(a)シフトレバーが第1のシフト通路にあるときと、(b)シフトレバーが第2のシフト通路にあるときの、部分断面図である。 本発明実施例4のコントロールレバー移動防止構造を備えるシフトレバー装置の、(a)シフトレバーが第1のシフト通路にあるときと、(b)シフトレバーが第2のシフト通路にあるときの、部分断面図である。
符号の説明
10 シフトレバー装置本体
11 シャフト
20 シフトレバー
21 第1のシフト通路
22 第2のシフト通路
23 連結通路
24 レバー支持部
25 コントロールレバー作動部
26 ロック機構押圧ボス
30 コントロールレバー
31 係合穴
40 ロック機構
41 ロック部材
41a 当接可能位置
41b 当接不能位置
42 付勢部材
43 回動軸部
44 アーム部
44a 第1のアーム部
44b 第2のアーム部
50 戻し機構
51 ボール
52 連動部材
52a 波形部
52b 凹部
52c 第1の側面
52d 第2の側面
53 ボール付勢バネ
60 トランスミッション
70 当接部
71 穴
P1 シフトレバーの揺動軸

Claims (2)

  1. (a)シフトレバー装置本体と、
    (b)第1のシフト通路と、第2のシフト通路と、第1、第2のシフト通路を連結する連結通路とを、移動可能なシフトレバーと、
    (c)前記シフトレバーが第1のシフト通路にあるときに前記シフトレバーと係合し、前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに前記シフトレバーとの係合が外れるコントロールレバーと、
    (d)前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接可能な当接可能位置と前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接不能な当接不能位置とに前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの他方に対して可動とされたロック部材と、該ロック部材を前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの他方に対して前記当接不能位置から前記当接可能位置側に付勢する付勢部材と、を備えており、前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに、前記コントロールレバーが所定のシフト位置から該シフト位置の一側に位置し該シフト位置に隣接する隣接シフト位置に動くことを、前記当接可能位置にある前記ロック部材が前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接することで規制し、前記コントロールレバーが前記所定のシフト位置から該シフト位置の他側に動くことを許容する、ロック機構と、
    (e)前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに、前記コントロールレバーが前記所定のシフト位置から該シフト位置の他側に移動したときに前記コントロールレバーを前記所定のシフト位置に戻す戻し機構と、
    を有するコントロールレバー移動防止構造。
  2. (a)シフトレバー装置本体と、
    (b)第1のシフト通路と、第2のシフト通路と、第1、第2のシフト通路を連結する連結通路とを、移動可能なシフトレバーと、
    (c)前記シフトレバーが第1のシフト通路にあるときに前記シフトレバーと係合し、前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに前記シフトレバーとの係合が外れるコントロールレバーと、
    (d)前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接可能な当接可能位置と前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接不能な当接不能位置とに前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの他方に対して可動とされたロック部材と、該ロック部材を前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの他方に対して付勢する付勢部材と、を備えており、前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに、前記コントロールレバーが所定のシフト位置から該シフト位置の一側に位置し該シフト位置に隣接する隣接シフト位置に動くことを、前記当接可能位置にある前記ロック部材が前記シフトレバー装置本体と前記コントロールレバーの一方に当接することで規制し、前記コントロールレバーが前記所定のシフト位置から該シフト位置の他側に動くことを許容する、ロック機構と、
    (e)前記シフトレバーが第2のシフト通路にあるときに、前記コントロールレバーが前記所定のシフト位置から該シフト位置の他側に移動したときに前記コントロールレバーを前記所定のシフト位置に戻す戻し機構と、
    を有し、
    前記ロック機構の付勢部材は、前記ロック機構のロック部材を前記当接可能位置から前記当接不能位置側に付勢しており、
    前記ロック機構のロック部材は、前記シフトレバーを第1のシフト通路から第2のシフト通路に移動させたとき該シフトレバーによって押されて前記当接不能位置から前記当接可能位置に移動する、
    コントロールレバー移動防止構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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