JP4521948B2 - 滅菌液除去装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、板状の包装材料ウエブから液体包装容器を製造する充填包装機械等における、ウエブから滅菌液を除去する装置や方法に関する。詳しくは、側端部にシーリングテープを融着した板状の包装材料ウエブを過酸化水素水等の滅菌液に浸漬することによって殺菌処理した後、ウエブから滅菌液を除去し、次にウエブを管状に徐々に成形してその長手方向両縁を接着しながらその内部に液体を充填し、その後ウエブを容器1つ分に相当する間隔で密封・切断し、成形して液体包装容器を製造する充填包装機械等における、ウエブから滅菌液を除去する装置や方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
板状の包装材料ウエブから液体包装容器を製造する充填包装機械には、通常ウエブを滅菌するための滅菌液槽が設けられており、かかる滅菌液槽内に浸漬されて滅菌されたウエブは滅菌液槽から排出され、次いでウエブに付着した滅菌液が除去される。かかるウエブから滅菌液を除去する装置としては、ウエブをスクイズローラと呼ばれる一対の揺動自在なゴムローラの間を通過させて、ウエブ表面の液滴を絞り取るもの、ウエブにエアナイフから高温高速のエアを吹き付けてからウエブ表面の液滴を吹き飛ばすもの(特公昭44−20556号公報)、仕切られた2つの部屋の狭い隙間にウエブを通過させ、その間に、片側の部屋に高温高速のエアを流すことによってウエブ表面の液滴を蒸発させるもの(特開平8−58740号公報)や、これらを併用するものが知られている。
【0003】
上記ウエブから滅菌液を除去する装置の改良として、特開平10−114311号公報には、滅菌液槽と、ウエブを滅菌液槽に導入し、導入したウエブを滅菌液槽内において滅菌液に浸漬させ、その後に滅菌液槽から排出するウエブ移送手段と、滅菌液槽から排出後のウエブ移送経路を挟んで開閉しうるように配置されている一対のスクイズローラとを備えているウエブ滅菌液除去装置において、両スクイズローラを閉鎖位置において正確に位置決めするために、両スクイズローラの一方を定ローラとし、他方を動ローラとしたウエブ滅菌液除去装置が記載されている。また、特開平11−348937号公報には、包材を搬送する絞りローラの手前に包材の凹部が通過する位置に凹部のみに送風を行う送風ノズルを配置し、また、絞りローラの後側に包材の幅全体に送風を行うエアーナイフ部を配置し、エアーナイフと送風ノズルを有する送風パイプは連通するように接続され、包材の凹部内の殺菌剤を集中的に除去し、後のエアーナイフ部での送風で包材全体表面に付着した殺菌剤を効率よく、均一に除去することができる包材表面及び凹部内の液体を除去する方法及び液体除去装置が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
板状の包装材料ウエブから長期保存用の紙パック入り液体飲料の製造に際しては、ウエブの長手方向両縁を熱融着により接着した縦ヒートシール部の内容物に接するウエブ端面の内容物に接するウエブ端面から空気が容器内に侵入しないように、あるいは接着した縦ヒートシール部の内容物に接するウエブ端面から内容物が浸透しないように、ウエブ側端部に酸素非透過性あるいは水非透過性のシーリングテープを融着することが行われている。側端部にシーリングテープを融着した板状の包装材料ウエブを、滅菌液槽内において滅菌液に浸漬させ、その後に滅菌液槽から送出し、ウエブ表面に付着した滅菌液を、スクイーズローラとエアーナイフとを備えた従前の滅菌液除去装置を用いて除去・乾燥していたが、最近の高速充填包装機においてはウエブの移送速度が大きく、かかる従前の滅菌液除去装置では、シーリングテープと容器内面側となるウエブにより形成される段差部分における滅菌液の除去・乾燥が不充分となり、前記段差部分に滅菌液が残存するという問題が生じることがわかった。本発明の課題は、側端部にシーリングテープを融着した板状の包装材料ウエブにおける、シーリングテープと容器内面側となるウエブにより形成される段差部分に残留している滅菌液の除去・乾燥を容易に行うことができる滅菌液除去装置や滅菌液の除去方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討し、まず既存の滅菌液除去装置の設計を変えることのない方策として、スクイーズローラの表面材質のゴムの硬さを柔らかくするなどの実験や、エアーナイフの風量を増やす実験や、エアーナイフの風温を上げる実験を実施したが満足いく結果が得られなかった。次いで、既存の滅菌液除去装置の設計を一部変更する方策として、シーリングテープと容器内面側となるウエブにより形成される段差部分の残留滅菌液を、局所的に乾燥除去することができる小さな丸い開口を有する第2エアーナイフを併用する実験を行った。この第2エアーナイフを併用することにより、段差部分の残留滅菌液をある程度まで除去しうることがわかったが、しばしば、第2エアーナイフにより吹き飛ばされた滅菌液が液滴となって、前記段差部分から離れたウエブ表面に付着したり、垂れ流れたりする現象を見い出した。かかる現象が生じる原因は不明であるが、かかる現象による滅菌液の除去には、前記段差部分を挟んで幅広い開口を有する第2エアーナイフを用いることが、特に一対のエアーナイフとスクイズローラとの間にかかる第2エアーナイフを配設することが滅菌液の除去に効果的であることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
すなわち本発明は、(1)側端部にシーリングテープが融着されたウエブの移送経路を挟んで開閉するように配設された、ウエブ表面の液滴を絞り取るスクイズローラと、該スクイズローラのウエブ移送方向下流側に設けられた、少なくともウエブの容器内面側の幅全体にわたって加熱空気を吹き付けることができる第1エアーナイフと、該第1エアーナイフのウエブ移送方向上流側に設けられた、シーリングテープと容器内面側となるウエブにより形成される段差部分に加熱空気を吹き付けことができる第2エアーナイフとを備えており、かつ、第2エアーナイフが、シーリングテープと容器内面側となるウエブにより形成される段差部分を挟んで幅広い開口を有することを特徴とする滅菌液除去装置や(2)第1エアーナイフが、ウエブの移送経路を挟んで開閉するように配設された一対のエアーナイフであることを特徴とする上記(1)記載の滅菌液除去装置や(3)第2エアーナイフが、第1エアーナイフとスクイズローラとの間に配設されていることを特徴とする上記(1)又は(2)記載の殺菌液除去装置や(4)第2エアーナイフが、第2エアーナイフにより加熱されたウエブが冷めない内に第1エアーナイフに至るように配設されていることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれか記載の殺菌液除去装置や(5)第2エアーナイフが、ウエブの容器内面側の幅全体にわたって加熱空気を吹き付けることができる第1エアーナイフと同軸に固設されていることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれか記載の殺菌液除去装置や(6)第2エアーナイフと、ウエブの容器内面側の幅全体にわたって加熱空気を吹き付けることができる第1エアーナイフとが連通していることを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれか記載の殺菌液除去装置や(7)スクイズローラにより絞り取られるウエブ表面の液滴が、滅菌液槽に導入され、滅菌液槽内で滅菌液に浸漬され、その後滅菌液槽から送出されたウエブ表面の液滴であることを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれか記載の殺菌液除去装置に関する。
【0007】
また本発明は、(8)側端部にシーリングテープが融着されたウエブの移送経路を挟んで開閉するように配設されたスクイズローラにより、該ウエブ表面の液滴を絞り取り、該スクイズローラのウエブ移送方向下流側に設けられた第1エアーナイフにより、少なくともウエブの容器内面側の幅全体にわたって加熱空気を吹き付ける滅菌液の除去方法において、前記第1エアーナイフのウエブ移送方向上流側に設けられた第2エアーナイフにより、シーリングテープと容器内面側となるウエブにより形成される段差部分を挟んで幅広く加熱空気を吹き付けることを特徴とする滅菌液の除去方法や(9)第1エアーナイフを用いて、ウエブの両面に加熱空気を吹き付けることを特徴とする上記(8)記載の滅菌液の除去方法や(10)第1エアーナイフにより、風速15〜25m/s、温度90〜110℃の加熱空気を吹き付けることを特徴とする上記(8)又は(9)記載の滅菌液の除去方法や(11)スクイズローラによりウエブ表面の液滴を絞り取り、次いで第2エアーナイフにより、シーリングテープと容器内面側となるウエブにより形成される段差部分を挟んで幅広く加熱空気を吹き付けることを特徴とする上記(8)〜(10)のいずれか記載の滅菌液の除去方法や(12)第2エアーナイフにより加熱されたウエブが冷めない内に、第1エアーナイフにより加熱空気を吹き付けることを特徴とする上記(8)〜(11)のいずれか記載の殺菌液除去装置や(13)第2エアーナイフにより、風速18〜28m/s、温度90〜110℃の加熱空気を吹き付けることを特徴とする上記(8)〜(12)のいずれか記載の滅菌液の除去方法や(14)第2エアーナイフの風速が、常時、第1エアーナイフの風速よりも大きいことを特徴とする上記(8)〜(13)のいずれか記載の滅菌液の除去方法に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の滅菌液除去装置としては、側端部にシーリングテープが融着されたウエブの移送経路を挟んで開閉するように配設された、ウエブ表面の液滴を絞り取るスクイズローラと、該スクイズローラのウエブ移送方向下流側に設けられた、少なくともウエブの容器内面側の幅全体にわたって加熱空気を吹き付けることができる第1エアーナイフと、該第1エアーナイフのウエブ移送方向上流側に設けられた、シーリングテープと容器内面側となるウエブにより形成される段差部分に加熱空気を吹き付けことができる第2エアーナイフとを備えた装置であれば特に制限されるものではなく、また、本発明の滅菌液の除去方法としては、側端部にシーリングテープが融着されたウエブの移送経路を挟んで開閉するように配設されたスクイズローラにより、該ウエブ表面の液滴を絞り取り、該スクイズローラのウエブ移送方向下流側に設けられた第1エアーナイフにより、少なくともウエブの容器内面側の幅全体にわたって加熱空気を吹き付ける滅菌液の除去方法において、前記第1エアーナイフのウエブ移送方向上流側に設けられた第2エアーナイフにより、シーリングテープと容器内面側となるウエブにより形成される段差部分に加熱空気を吹き付ける方法であれば特に制限されるものではない。
【0009】
上記本発明の滅菌液除去装置や滅菌液の除去方法は、板状の包装材料ウエブから液体包装容器を製造する充填包装機械等に適用することができるが、特に高速充填包装機械に適用した場合に有利である。そして、かかる充填包装機械には通常滅菌液槽が設けられており、側端部にシーリングテープが融着されたウエブは滅菌液槽に導入され、滅菌液槽内で滅菌液に浸漬され、その後滅菌液槽から送出される。滅菌液槽から送出されたウエブの表面に付着した液滴が、本発明の滅菌液除去装置や滅菌液の除去方法により除去されることになるが、本発明の滅菌液除去装置や滅菌液の除去方法により除去される対象となるウエブ表面の液滴は、かかる滅菌液中での浸漬により生じるものの他、殺菌液をミスト状で吹き付けた際に生じる液滴や、気化によりガス状となった滅菌液がウエブ表面で凝縮することにより生じた液滴など、特に制限されるものではない。
【0010】
また、上記滅菌液槽としては、包装材料ウエブを滅菌するための滅菌液を貯留することができ、滅菌液にウエブを浸漬することができるものであれば特に制限されるものではなく、例えば前記特開平10−114311号公報に記載されている公知の滅菌液槽を具体的に挙げることができる。本発明の滅菌液除去装置は、かかる滅菌液槽のウエブ移送方向下流側に気密に接続・設置されている無菌チャンバー内に通常配設される。また、上記滅菌液についても浸漬や噴射や噴霧等によりウエブ上の汚染微生物を滅菌することができるものであれば特に制限されるものではなく、例えば過酸化水素水、電解酸性水など、従来公知の滅菌水を例示することができる。
【0011】
本発明におけるウエブとしては特に制限されるものではないが、容器の剛性を維持するための紙シート層と、容器内へ空気、微生物等を透過させないアルミ箔層及び/又は合成樹脂フィルム層と、熱融着性合成樹脂フィルム層などからなる公知の積層包装材料を例示することができる。またシーリングテープも酸素非透過性の従来公知のPET製フィルムテープや水非透過性の従来公知のPE製フィルムテープを例示することができ、かかるシーリングテープは、前記滅菌処理槽における滅菌処理前に、容器内面側となるウエブ面の片側端部に一部重複するように通常融着される。
【0012】
上記第1エアーナイフとしては、少なくともウエブの容器内面側の幅全体にわたって加熱空気を吹き付けることができる第1エアーナイフであればどのようなものでもよく、例えば、空気の吹出し開口がウエブの幅よりも少し大きい細長い開口を有し、熱風を吹き付け、ウエブ表面に残存する滅菌液を除去・乾燥すると同時に、塵埃等を除去することができる従来公知のエアーナイフを挙げることができる。また、第1エアーナイフとして、ウエブの移送経路を挟んで開閉するように配設され、ウエブ両面の幅全体に渡って加熱空気を吹き付けることができる一対のエアーナイフを用いると、ウエブの容器外面からも滅菌液を除去することができるので好ましい。また、このエアーナイフからの加熱空気の吹付けは、ウエブの移送方向とは逆方向に近い方向から吹き付けることが、加熱空気の吹出し速度が相対的に大きくなることから好ましい。第1エアーナイフにより吹き付けられる加熱空気は、通常、風速15〜25m/s、温度90〜110℃である。
【0013】
本発明における第2エアーナイフとしては、シーリングテープと容器内面側となるウエブにより形成される段差部分に、加熱空気を吹き付けることができ、前記第1エアーナイフのウエブ移送方向上流側、すなわち移送されるウエブが第1エアーナイフにより加熱空気を吹き付けられる前に第2エアーナイフにより加熱空気を吹き付けられるような位置に設けられているものであればどのようなものでもよいが、第2エアーナイフにおける加熱空気の吹出し口が、シーリングテープと容器内面側となるウエブにより形成される段差部分に局所(スポット)的に加熱空気を吹き付ける構造のものよりも、前記段差部分を挟んで幅広に形成されているものが好ましい。小さな丸い開口を有する第2エアーナイフを用いる場合、段差部分の残留滅菌液を局所的に除去することができるが、かなりの頻度で、第2エアーナイフにより吹き飛ばされた滅菌液が、前記段差部分から離れたウエブ表面に液滴となって付着したり、垂れ流れたりする。これに対し、幅広に形成された開口を有する第2エアーナイフを用いて、シーリングテープと容器内面側となるウエブにより形成される段差部分を挟んで幅広く加熱空気を吹き付けると、第2エアーナイフにより吹き飛ばされ、前記段差部分から離れたウエブ表面に液滴となって付着したり、垂れ流れたりした滅菌液をも除去・乾燥することが可能となる。第2エアーナイフにより吹き付けられる加熱空気は、通常、風速18〜28m/s、温度90〜110℃であるが、常に、第2エアーナイフの風速を第1エアーナイフの風速よりも大きくすることが、前記段差部分に溜まった滅菌液を完全に除去する上で好ましい。
【0014】
上記スクイズローラとしては、従来公知のスクイズローラであればどのようなものでもよいが、前記特開平10−114311号公報に記載されているような、一方が定ローラで他方が動ローラであるスクイズローラを好適に例示することができる。前記スクイズローラは、ウエブを挟持しながら、ウエブの移送に伴いウエブ表面の液滴を絞り取ることができる、一対の表面材質ゴムの自由回転するローラから通常構成されている。したがって、スクイズローラによって絞り取られた滅菌液はウエブ表面を垂れ流れることになり、第2エアーナイフをスクイズローラのウエブ移送方向上流域に設置した場合には、第2エアーナイフにより滅菌液を除去した段差部分に再び滅菌液が付着するおそれがあるが、第2エアーナイフをスクイズローラのウエブ移送方向下流、第1エアーナイフのウエブ移送方向上流に配設すると、かかる心配がないことから、第2エアーナイフは、第1エアーナイフとウエブ表面の液滴を絞り取るスクイズローラとの間に配設することが好ましい。特に、第2エアーナイフにより加熱されたウエブや殺菌液が冷めない内に第1エアーナイフに至るように配設し、第2エアーナイフにより加熱されたウエブが冷めない内に、第1エアーナイフにより加熱空気を吹き付けることが好ましい。このように、第2エアーナイフを第1エアーナイフの下流側に近接して設け、第2エアーナイフにより加熱されたウエブや殺菌液が冷めない内に第1エアーナイフで殺菌液を除去・乾燥すると、第2エアーナイフによる余熱を利用することができ、熱効率がよい。さらに、第2エアーナイフからの加熱空気を吹付けは、ウエブの移送方向とは逆方向に近い方向から吹き付けることが、加熱空気の吹出し速度が相対的に大きくなることから好ましい。
【0015】
また、第2エアーナイフを、ウエブの容器内面側の幅全体にわたって加熱空気を吹き付けることができる第1エアーナイフと同軸に固設しておくと、洗浄のための稼動停止時に、この第1エアーナイフを稼動位置から待避位置に移動させる際に、同時に第2エアーナイフも稼動位置から待避位置に移動させることができ、パーツ数削減や故障発生率の低下の点で好ましい。さらに、第2エアーナイフと、ウエブの容器内面側の幅全体にわたって加熱空気を吹き付けることができる第1エアーナイフとを、例えば共通の送風管等をにより連通させておくと、パーツ数削減や故障発生率の低下の点で好ましい。そして、第1エアーナイフと第2エアーナイフにおける風速や風温を個別制御する場合、個別の送風管等に接続させて個別制御してもよいが、第1エアーナイフと第2エアーナイフにおける吹き出し開口面積を互いに調整することにより、また個別に温度制御することにより、個別制御することもできる。
【0016】
以下、本発明の滅菌液除去装置の実施例を図面に基づいて具体的に説明するが、本発明の技術的範囲はかかる実施例に何ら限定されるものではない。なお、図1は本発明の滅菌液除去装置及び該滅菌液除去装置を備えた充填包装機の一部を示す縦断面図であり、図2は本発明の滅菌液除去装置を示す縦断面図であり、図3は本発明の滅菌液除去装置を示す概略斜視図であり、図4はシーリングテープと容器内面側となるウエブにより形成される段差部分を挟んで幅広い開口を有する第2エアーナイフの横断面図であり、図5は第2エアーナイフにより吹き飛ばされた液滴が容器内面側となるウエブ表面に垂れ流れている状態を示す説明図である。
【0017】
図1には、一対の第1エアーナイフ10と第2エアーナイフ20と一対のスクイズローラ30とを備えた本発明の滅菌液除去装置が、滅菌液槽40のウエブ移送方向下流側に接続・設置されている無菌チャンバー50内に配設されているところが示されている。上記滅菌液槽40には、ウエブ導入口41、上部ウエブガイドローラ42、下部ウエブガイドローラ43等が設けられており、ウエブ導入口41から導入された側端部にシーリングテープSが融着されたウエブWは、上部ウエブガイドローラ42により滅菌液槽40内に導かれ、濃度30〜35%の過酸化水素水からなる滅菌液44に浸漬され、滅菌液槽40の底部に設けられた下部ウエブガイドローラ43により反転させられた後、無菌チャンバ50のウエブ入口51へと導かれる。ウエブ入口51のほぼ真上には送りローラ52が配置され、送りローラ52の上端近くには上下揺動左アーム53の先端に取り付けられた押さえローラ54が配置され、ウエブWはこの送りローラ52と押さえローラ54で挟持されながら次工程に移送される。
【0018】
本発明の滅菌液除去装置におけるスクイズローラ30は、図2に示されるように、弾力性のある表面材質を有する一対のローラからなり、ローラ軸31を中心として自由回転できるように構成されている。この一対のスクイズローラ30は、ウエブ入口51から送りローラ52までのウエブ移動経路を挟んでその両側に配置され、ウエブWを挟持した状態のスクイズローラ30は自由回転しながら、ウエブWに付着している滅菌液を絞り取ることができるようになっている。しかし、スクイズローラ30によっては滅菌液を完全に除去することはできず、また、スクイズローラ30の挟持したウエブを下から上へとガイドする関係から、一対のローラ間の挟持部上方の窪み32には、図2に示されるように、滅菌液の貯留が認められる。なお、図1に示されるスクイズローラ30のうち、ウエブWの容器内面となる側を押圧する左スクイズローラは、ローラ軸31に連結された揺動アーム33により回動し得るようになっている。
【0019】
本発明の滅菌液除去装置における第1エアーナイフ10は、スクイズローラ30で除去できなかった滅菌液をウエブWに高温高圧のエアを吹き付けることにより除去するもので、互いに平行に延びた水平エア供給パイプ11から半径方向に突出させられた中空帯板12よりなり、この中空帯板12の中空部がエア供給パイプ11の内部と連通しており、その先端開口が吹出口13となるように構成され、前記一対のスクイズローラ30の下流側にウエブを挟んでその両側に配置され、通常、90〜110℃の熱風を風速15〜25m/秒でウエブの移動方向とは逆の方向に加熱空気を吹き出すことができるようになっている。また、上記中空帯板12には、左右のウエブガイド14が、図3に示されるように適宜間隔で複数個固着されており、第2エアーナイフ20からの加熱空気の吹き付け等によるウエブの揺れを抑制するようになっている。そして、第1エアーナイフ10やウエブガイド14は、前記水平エア供給パイプ11の軸心として設けられた回転軸15により、稼動位置から待避位置に移動させることができるようになっている。
【0020】
本発明の滅菌液除去装置における第2エアーナイフ20は、図4に示すように、シーリングテープSと容器内面側となるウエブWにより形成される段差部分に加熱空気を吹き付けことができるように構成されており、スクイズローラ30と第1エアーナイフ10との間に、容器内面側となるウエブWに対向して配設されている。図2に示すように、第2エアーナイフ20は、第1エアーナイフの水平エア供給パイプ11から半径方向に突出させられた折れ曲がり連通パイプ21の端部に接続された、ウエブWを横断する方向にウエブWと平行に延びる吹出パイプ22からなり、この吹出パイプ22は連通パイプ21を介して第1エアーナイフの水平エア供給パイプ11の内部と連通しており、シーリングテープSと容器内面側となるウエブWにより形成される段差部分を挟んで幅広く加熱空気を吹き付けることができるように、その長手方向に吹出スリット23が設けられている。この吹出スリット23からは、通常、90〜110℃の熱風を風速18〜28m/秒でウエブの移動方向とは逆の方向に加熱空気を吹き出すことができるようになっているが、この吹出スリット23の開口面積は、第1エアーナイフの吹出口13の開口面積よりも狭く、常に、第2エアーナイフの風速が第1エアーナイフの風速よりも大きくなるように設計されている。
【0021】
また、第2エアーナイフ20が第1エアーナイフ10の直前にあることにより、第2エアーナイフの加熱効果が維持されている間に第1エアーナイフの加熱空気を受けることになり、滅菌液の乾燥が促進されるようになっている。そして、この第2エアーナイフ20による加熱空気の吹き出しにより、シーリングテープSと容器内面側となるウエブWにより形成される段差部分に残留・付着した滅菌液がかなりの頻度で吹き飛ばされ、図5に示すように、前記段差部分から離れたウエブ表面に液滴となって付着したり、垂れ流れたりするが、吹出スリット23は前記段差部分を挟んで幅広に形成されているので、これら吹き飛ばされた付着した液滴や垂れ流れをも除去・乾燥することが可能となる。さらに、第2エアーナイフ20は第1エアーナイフ10と回転軸15により同軸に固設されているので、洗浄のための稼動停止時に、この第1エアーナイフを稼動位置から待避位置に移動させる際に、同時に第2エアーナイフも稼動位置から待避位置に移動させることができる。
【0022】
【発明の効果】
本発明によると、ウエブとシーリングテープの段差部に溜まっている滅菌液を除去・乾燥することができ、特に第2エアーナイフによりシーリングテープと容器内面側となるウエブにより形成される段差部分を挟んで幅広く加熱空気を吹き付けることにより、第2エアーナイフにより吹き飛ばされた滅菌液までも除去・乾燥することができる。また、第2エアーナイフにより加熱されたウエブが冷めない内に、第1エアーナイフにより加熱空気を吹き付けることから、熱効率よく殺菌液を除去・乾燥を促進することができる。さらに、第2エアーナイフと第1エアーナイフとを共通の送風管等をにより連通させておいた場合には、パーツ数削減や故障発生率の低下の他、第2エアーナイフの風速を常に第1エアーナイフの風速より大きくするなどの制御を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の滅菌液除去装置及び該滅菌液除去装置を備えた充填包装機の一部を示す縦断面図である。
【図2】本発明の滅菌液除去装置を示す縦断面図である。
【図3】本発明の滅菌液除去装置を示す概略斜視図である。
【図4】シーリングテープと容器内面側となるウエブにより形成される段差部分を挟んで幅広い開口を有する第2エアーナイフの横断面図である。
【図5】第2エアーナイフにより吹き飛ばされた液滴が容器内面側となるウエブ表面に垂れ流れている状態を示す説明図である。
【符号の説明】
W ウエブ
S シーリングテープ
10 第1エアーナイフ
11 水平エア供給パイプ
12 中空帯板
13 吹出口
14 ウエブガイド
15 回転軸
20 第2エアーナイフ
21 連通パイプ
22 吹出パイプ
23 吹出スリット
30 スクイズローラ
31 ローラ軸
32 窪み
33 揺動アーム
40 滅菌液槽
41 ウエブ導入口
42 上部ウエブガイドローラ
43 下部ウエブガイドローラ
44 滅菌液
50 無菌チャンバー
51 ウエブ入口
52 送りローラ
53 上下揺動左アーム
54 押さえローラ

Claims (14)

  1. 側端部にシーリングテープが融着されたウエブの移送経路を挟んで開閉するように配設された、ウエブ表面の液滴を絞り取るスクイズローラと、該スクイズローラのウエブ移送方向下流側に設けられた、少なくともウエブの容器内面側の幅全体にわたって加熱空気を吹き付けることができる第1エアーナイフと、該第1エアーナイフのウエブ移送方向上流側に設けられた、シーリングテープと容器内面側となるウエブにより形成される段差部分に加熱空気を吹き付けことができる第2エアーナイフとを備えており、かつ、第2エアーナイフが、シーリングテープと容器内面側となるウエブにより形成される段差部分を挟んで幅広い開口を有することを特徴とする滅菌液除去装置。
  2. 第1エアーナイフが、ウエブの移送経路を挟んで開閉するように配設された一対のエアーナイフであることを特徴とする請求項1記載の滅菌液除去装置。
  3. 第2エアーナイフが、第1エアーナイフとスクイズローラとの間に配設されていることを特徴とする請求項1又は2記載の殺菌液除去装置。
  4. 第2エアーナイフが、第2エアーナイフにより加熱されたウエブが冷めない内に第1エアーナイフに至るように配設されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか記載の殺菌液除去装置。
  5. 第2エアーナイフが、ウエブの容器内面側の幅全体にわたって加熱空気を吹き付けることができる第1エアーナイフと同軸に固設されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか記載の殺菌液除去装置。
  6. 第2エアーナイフと、ウエブの容器内面側の幅全体にわたって加熱空気を吹き付けることができる第1エアーナイフとが連通していることを特徴とする請求項1〜のいずれか記載の殺菌液除去装置。
  7. スクイズローラにより絞り取られるウエブ表面の液滴が、滅菌液槽に導入され、滅菌液槽内で滅菌液に浸漬され、その後滅菌液槽から送出されたウエブ表面の液滴であることを特徴とする請求項1〜のいずれか記載の殺菌液除去装置。
  8. 側端部にシーリングテープが融着されたウエブの移送経路を挟んで開閉するように配設されたスクイズローラにより、該ウエブ表面の液滴を絞り取り、該スクイズローラのウエブ移送方向下流側に設けられた第1エアーナイフにより、少なくともウエブの容器内面側の幅全体にわたって加熱空気を吹き付ける滅菌液の除去方法において、前記第1エアーナイフのウエブ移送方向上流側に設けられた第2エアーナイフにより、シーリングテープと容器内面側となるウエブにより形成される段差部分を挟んで幅広く加熱空気を吹き付けることを特徴とする滅菌液の除去方法。
  9. 第1エアーナイフを用いて、ウエブの両面に加熱空気を吹き付けることを特徴とする請求項記載の滅菌液の除去方法。
  10. 第1エアーナイフにより、風速15〜25m/s、温度90〜110℃の加熱空気を吹き付けることを特徴とする請求項又は記載の滅菌液の除去方法。
  11. スクイズローラによりウエブ表面の液滴を絞り取り、次いで第2エアーナイフにより、シーリングテープと容器内面側となるウエブにより形成される段差部分を挟んで幅広く加熱空気を吹き付けることを特徴とする請求項10のいずれか記載の滅菌液の除去方法。
  12. 第2エアーナイフにより加熱されたウエブが冷めない内に、第1エアーナイフにより加熱空気を吹き付けることを特徴とする請求項11のいずれか記載の殺菌液除去装置。
  13. 第2エアーナイフにより、風速18〜28m/s、温度90〜110℃の加熱空気を吹き付けることを特徴とする請求項12のいずれか記載の滅菌液の除去方法。
  14. 第2エアーナイフの風速が、常時、第1エアーナイフの風速よりも大きいことを特徴とする請求項13のいずれか記載の滅菌液の除去方法。
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