JP4518109B2 - 画像読取装置、画像形成装置及び表示装置 - Google Patents

画像読取装置、画像形成装置及び表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4518109B2
JP4518109B2 JP2007172529A JP2007172529A JP4518109B2 JP 4518109 B2 JP4518109 B2 JP 4518109B2 JP 2007172529 A JP2007172529 A JP 2007172529A JP 2007172529 A JP2007172529 A JP 2007172529A JP 4518109 B2 JP4518109 B2 JP 4518109B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display unit
read data
image
reading
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007172529A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009010878A (ja
Inventor
山田  純
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2007172529A priority Critical patent/JP4518109B2/ja
Priority to EP08011529A priority patent/EP2009898B1/en
Priority to CN2008101274588A priority patent/CN101335815B/zh
Priority to US12/163,253 priority patent/US8125499B2/en
Publication of JP2009010878A publication Critical patent/JP2009010878A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4518109B2 publication Critical patent/JP4518109B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00496Constructional details of the interface or console not otherwise provided for, e.g. rotating or tilting means
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00405Output means
    • H04N1/00408Display of information to the user, e.g. menus
    • H04N1/0044Display of information to the user, e.g. menus for image preview or review, e.g. to help the user position a sheet
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00405Output means
    • H04N1/00482Output means outputting a plurality of job set-up options, e.g. number of copies, paper size or resolution
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/387Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals
    • H04N1/3877Image rotation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0077Types of the still picture apparatus
    • H04N2201/0091Digital copier; digital 'photocopier'
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/04Scanning arrangements
    • H04N2201/0402Arrangements not specific to a particular one of the scanning methods covered by groups H04N1/04 - H04N1/207
    • H04N2201/0416Performing a pre-scan

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

本発明は、画像読取装置、及び画像読取機能を有し、その読み取った読取データを印刷することができる画像形成装置に関するものである。
画像を読み取る際に、原稿の向きを変えることなく読取画像の向きを変えるべく、例えば、特許文献1に記載の発明では、原稿をプレスキャンしてプレビュー画像を表示するとともに、プレビュー画像が表示されているときに、プレビュー画像を表示部内で回転させるための回転ボタンをユーザが操作した場合には、本スキャンされた読取画像を回転ボタンの操作量に対応する回転角度に基づいて回転させて出力している。
特開2001−45239号公報
しかし、特許文献1に記載の発明では、回転ボタンを押下することにより読取画像を回転させるので、ユーザが直感的に回転させ難いという問題がある。
本発明は、上記点に鑑み、ユーザが読取画像を直感的に回転させ易くすることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、原稿に記載された画像を読み取る読取手段と、読取手段により読み取られた読取データに基づく表示画像を表示する表示部を有し、表示部における表示画像を同じ回転角度で回転させながらユーザの操作により表示部を回転させることが可能な表示手段と、表示部の回転角度を検出する検出手段と、検出手段により検出された回転角度に応じて読取データを表示部の回転の向きと同一の向きに回転させた場合と同一の状態となるように読取データを加工する第1加工手段とを備えることを特徴とする。
これにより、請求項1に記載の発明では、読取データを表示する表示部をユーザが回転させることにより、読取データを回転させることができるので、ユーザが読取データを直感的に回転させることができる。
請求項2に記載の発明では、読取手段は、第1加工手段による加工処理に読取データを用いるために所定の解像度で画像を読み取る詳細読取モード、及び詳細読取モード時の解像度より低い解像度で画像を読み取る簡易読取モードを有し、表示手段は、簡易読取モードにて読み取られた読取データを表示部に表示することを特徴とする。
これにより、請求項2に記載の発明では、簡易読取モードにて読み取られた読取データを用いて表示部に読取データを表示するので、詳細読取モードにて読み取られた読取データを表示させる場合に比べて、読取データを表示させるに要する時間を短縮することができる。
ところで、原稿の読取形態としては、周知のごとく、ADF(オートドキュメントフィーダ)等の読取部に原稿を自動搬送する搬送手段にて読み取りを行う形態と、フラットベッド方式のようにプラテン上に原稿を静止載置した状態で読み取りを行う形態とがある。
このとき、フラットベッド方式では、繰り返して読取動作を実行しても、読取部に対する原稿の相対位置は変わらないのに対して、ADFを用いた読取形態では、読取部に対する原稿の相対位置が読取動作を実行する度に相違する可能性が非常に高い。
したがって、簡易読取モードで読み取られて表示された読取データに基づいて、読取データを回転させる際の回転角度を決定しても、次回、詳細読取モードで原稿読取を実行する際に、読取部に対する原稿の相対位置が簡易読取モードにて原稿読取を実行したときと相違してしまうので、読取データをユーザが意図した位置に回転させることができないおそれが高い。
これに対して、請求項3に記載の発明では、読取手段に原稿を自動搬送する搬送手段を備え、表示手段は、第1加工手段による加工処理に読取データを用いるために所定の解像度で画像を読み取る詳細読取モードにて読み取られた読取データを用いて表示を行うことを特徴としている。
これにより、請求項3に記載の発明では、読取データを確実にユーザが意図した位置に回転させることができる。
請求項4に記載の発明では、表示部の回転角度が所定角度となったときに、表示部の回転が一時停止するように表示部の回転を調整する調整部を備えることを特徴とする。
これにより、請求項4に記載の発明では、表示部を回転させる際に、表示部を所定の回転角度で容易に停止させることができるので、表示部を回転させる際の操作性を向上させることができる。
なお、所定角度とは、請求項5に記載の発明のごとく、90度の整数倍(0も含む。)の角度とすることが望ましい。
請求項6に記載の発明では、検出手段により検出された表示部の回転角度を、読取データに対して適用するか否かを選択する選択手段と、選択手段により適用することを選択された回転角度を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されている回転角度に応じて読取データを回転させる第2加工手段とを備えることを特徴とする。
これにより、請求項6に記載の発明では、例えば初回の回転角度を、次回以降の原稿に対して適用することができるので、原稿読取を実行する度に表示部を回転させる必要がなく、画像読取装置の利便性を向上させることができる。
請求項7に記載の発明では、所定種類の原稿についての読取データに含まれる画像の並びの方向が、その所定種類の原稿について予め設定されている並びの方向となるように、読取データを矯正回転させる矯正手段を備えることを特徴とする。
これにより、請求項7に記載の発明では、所定種類の原稿についての画像の並びの方向が予め設定されている場合には、原稿読取を実行する度に表示部を回転させることなく、その設定されている並びの方向に矯正回転されるので、画像読取装置の利便性を向上させることができる。
請求項8に記載の発明では、表示手段は、第2加工手段によって回転された読取データを表示部に表示することを特徴とする。
これにより、請求項8に記載の発明では、第2加工手段によって回転された読取データをユーザが視認することができる。
請求項9に記載の発明では、原稿に記載された画像を読み取る読取手段と、読取手段により読み取られた読取データに基づく表示画像を表示する表示部を有し、表示部における表示画像を同じ回転角度で回転させながらユーザの操作により表示部を回転させることが可能な表示手段と、表示部の回転角度を検出する検出手段と、検出手段により検出された回転角度に応じて読取データを表示部の回転の向きと同一の向きに回転させた場合と同一の状態となるように読取データを加工する加工手段と、加工手段にて加工されたデータに基づく画像を印刷する印刷手段とを備えることを特徴とする。
これにより、請求項9に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様に、読取データを表示する表示部をユーザが回転させることにより、読取データを回転させることができるので、ユーザが読取データを直感的に回転させることができる。
請求項10に記載の発明では、画像データに基づく表示画像を表示する表示部を有し、表示部における表示画像を同じ回転角度で回転させながらユーザの操作により表示部を回転させることが可能な表示手段と、表示部の回転角度を検出する検出手段と、検出手段により検出された回転角度に応じて画像データを表示部の回転の向きと同一の向きに回転させた場合と同一の状態となるように画像データを加工する加工手段とを備えることを特徴とするものである。
これにより、請求項10に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様に、読取データを表示する表示部をユーザが回転させることにより、読取データを回転させることができるので、ユーザが読取データを直感的に回転させることができる。
本実施形態は、本発明に係る発明をスキャナ機能とプリンタ機能とを備える画像形成装置に適用したものであり、以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(第1実施形態)
1.図面の説明
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の構成を示すブロック図であり、図2は画像読取部10の構造を示す断面図であり、図3は表示部41を示す図であり、図4は調整部44の構造を示す分解斜視図であり、図5は表示部41の回転角度を検出する角度検出器43の概念図であり、図6は読取データの加工処理を示すフローチャートであり、図7は加工処理による処理結果を示す図である。
2.画像形成装置の概略構成
本実施形態に係る画像形成装置1は、スキャナ機能とプリンタ機能とを備えるもので、具体的には、図1に示すように、原稿に記載された画像(文字も含む。)を読み取る画像読取部10、及び記録用紙等の記録シート(以下、用紙という。)に画像を形成する画像形成部20を有している。
そして、画像読取部10は、図2に示すように、原稿が水平なプラテン11上に載置された状態で読み取りが実行されるフラットベッド読取部12、及び自動搬送読取部13に原稿を自動搬送するADF(オートドキュメントフィーダ)14を有する自動読取部15等から構成されたものである。
なお、画像撮像素子16は、フラットベッド読取部12にて原稿の画像を読み取る際には、紙面左右方向(副走査方向)に移動しながら画像を読み込む。また、画像撮像素子16は、自動搬送読取部13にて画像を読み取る際には、自動搬送読取部13の直下に静止した状態で、ADF14によって搬送経路Lを搬送されてきた原稿の画像を読み込む。
また、図1中、操作部30はユーザからの各種設定又は入力を受け付ける受付手段である。表示器40は情報を表示する表示手段であり、この表示器40は操作部30と共に画像形成装置1の筐体外面に設けられる。この表示器40は、LCD等の表示パネルにて構成された表示部41(図3参照)、表示部41を当該表示部41の重心位置を中心として回転可能に支持する回転軸42(図5参照)、及び表示部41(回転軸42)の回転角度を検出する角度検出器43等から構成されている。
なお、角度検出器43は、図5に示すように、発光素子43A、受光素子43B、及び発光素子43Aから受光素子43Bに至る光路を遮る場合と開放する場合とを回転軸42の回転と連動して切り換える回転スリット43C等からなる光学式のロータリエンコーダにて構成されている。因みに、固定スリット43Dは、画像形成装置1の筐体等に固定されて発光素子43Aから出射された光をビーム状にする穴である。
そして、表示部41の周りには、図3に示すように、ユーザが表示部41を回転操作するための操作部41Aが設けられており、ユーザが操作部41Aを押しながら回転させることにより、表示部41を左右いずれの向きにも容易に回転させることができる。
また、表示器40には、図4に示すように、表示部41の回転角度が所定角度となったときに、表示部41の回転が一時停止するように表示部41の回転を調整する調整部44が設けられている。
調整部44は、回転軸42と一体的に回転する回転板44A、及び回転板44Aが回転する円盤状の空間44Bが形成された固定プレート44Cを有して構成されている。そして、回転板44Aの外周部には突起44Dが設けられ、一方、固定プレート44Cの内周部には、突起部44Dが嵌り込む凹部44Eが円周状に所定間隔(本実施形態では、90度間隔)で設けられている。
このため、固定プレート44Cの空間44B内で回転板44Aが回転し、突起部44Dが凹部44Eに嵌り込むと、突起部44Dと凹部44Eとが僅かに係合するので、表示部41の回転が一時停止するような操作感(抵抗感)をユーザが感じる。
因みに、本実施形態では、突起部44D及び凹部44Eを、角が取れた滑らかな突起部又は凹部とすることにより、必要以上に表示部41の回転が一時停止してしまうことを防止している。
そして、画像読取部10及び画像形成部20等は、図1に示すように、制御部50により制御される。なお、制御部50は、CPU、RAM及びROM等からなる周知のマイクロコンピュータにて構成されており、制御部50は、ROM等の不揮発性記憶手段に記憶されているプログラムに従って画像読取部10及び画像形成部20等を制御する。
3.読取データの加工処理
本実施形態に係る画像形成装置1は、画像読取部10にて読み取られた読取データを表示部41に表示するとともに、ユーザが表示部41を回転させた場合には、その回転角度に応じて読取データを回転処理した後、加工後の読取データを画像形成装置1に接続されたコンピュータ(図示せず。)や画像形成装置1が有するメモリに出力する、又は用紙に印刷することを特徴としている。
なお、図7(a)は、読取データを回転加工せずにそのまま出力した例を示しており、図7(b)は、読取データを90度回転加工した後、画像形成部20等に出力した例を示している。
以下、上記の作動を図6に示すフローチャートに従って説明する。
図6に示すフローチャートは、操作部30(図1参照)に設けられた画像の読み取りを開始させるためのスタートボタン(図示せず。)がユーザにより操作されたときに起動する制御部50による制御である。この制御が起動すると、原稿の読取が開始され、読み取られた読取データが制御部50のRAM等の記憶手段に記憶される(S1)。
原稿の読取が完了すると(S1)、図7(a)に示すように、その読み取られた読取データが表示部41に表示された後(S5)、角度検出器43の検出信号に基づいて表示部41が回転したか否かが判定される(S10)。
そして、表示部41が回転したと判定された場合には(S10:YES)、図7(b)に示すように、角度検出器43にて検出された回転角度(以下、検出角度という。)に応じて読取データが回転処理された後(S15)、その回転処理された読取データが出力される(S20)。
なお、表示部41が回転していないと判定された場合には(S10:NO)、図7(a)に示すように、回転処理されることなく、読取データが出力される(S20)。
4.本実施形態に係る画像形成装置の特徴
本実施形態では、読取データを表示する表示部41をユーザが回転させることにより、読取データを回転させることができるので、ユーザが読取データを直感的に回転させることができる。
また、表示部41の回転角度が所定角度となったときに、表示部41の回転が一時停止するように表示部41の回転を調整する調整部44を備えているので、表示部41を回転させる際に、表示部41を所定の回転角度で容易に停止させることができ、表示部41を回転させる際の操作性を向上させることができる。
5.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、画像読取部10が特許請求の範囲に記載された読取手段に相当し、表示器40が特許請求の範囲に記載された表示手段に相当し、S15が特許請求の範囲に記載された第1加工手段に相当する。
(第2実施形態)
本実施形態は、画像読取部10の読み取りモードとして、詳細読取モード及び簡易読取モードを設けるとともに、表示部41に表示するための読取データを簡易読取モードにて読み取り、画像形成部20又はコンピュータ等への出力には、詳細読取モードにて読み取った読取データを用いるものである。
なお、詳細読取モードとは、回転処理用の読取データや実際に出力される読取データの読み取りに用いられる読取モードであり、通常、600dpi以上の解像度で画像を読み取る。また、簡易読取モードは、詳細読取モード時の解像度より低い解像度で画像を読み取る読取モードである。
1.読取データの加工処理
図8は本実施形態における読取データの加工処理を示すフローチャートであり、以下、図8に基づいて、読取データの加工処理を説明する。
図8に示すフローチャートは、操作部30(図1参照)に設けられた画像の読み取りを開始させるためのスタートボタンがユーザにより操作されたときに起動する制御部50による制御である。この制御が起動すると、簡易読取モードにて原稿の読取が開始され、読み取られた読取データが制御部50のRAM等の記憶手段に記憶される(S30)。
原稿の読取が完了すると(S30)、その読み取られた読取データが表示部41に表示された後(S35)、簡易読取モードにて読み取られた読取データが表示部41に表示された状態で詳細読取モードにて、読み取りが再度、実行され、読み取られた読取データが制御部50のRAM等の記憶手段に記憶される(S40)。
次に、角度検出器43の検出信号に基づいて表示部41が回転したか否かが判定され(S45)、表示部41が回転したと判定された場合には(S45:YES)、図7(b)に示すように、検出角度に応じて詳細読取モードにて読み取られた読取データが回転処理された後(S50)、その回転処理された読取データが出力される(S55)。
なお、表示部41が回転していないと判定された場合には(S45:NO)、図7(a)に示すように、回転処理されることなく、読取データが出力される(S55)。
2.本実施形態に係る画像形成装置の特徴
本実施形態では、簡易読取モードにて読み取られた読取データを用いて表示部41に読取データを表示するので、詳細読取モードにて読み取られた読取データを表示させる場合に比べて、読取データを表示させるに要する時間を短縮することができる。
3.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、S50が特許請求の範囲に記載された第1加工手段に相当する。
(第3実施形態)
本実施形態は、予めユーザにより入力(設定)された読取対象の原稿サイズと出力(印刷)時の用紙サイズとが相違している場合に、読取データ(読取原稿)のサイズを、予め設定された出力サイズに自動的に拡大又は縮小して読取データを出力(印刷)するものである。なお、読取原稿のサイズ及び出力用紙サイズの指定は、ユーザによって操作部30及び表示器40が操作されることにより、行うことができる。
因みに、図9(a)は、原稿サイズ及び出力時の用紙サイズを設定するための設定画面の一例を示す図であり、この設定画面は、本実施形態では表示部41に表示される。また、図9(b)は加工処理による処理結果を示す図である。
1.読取データの加工処理
図10は本実施形態における読取データの加工処理を示すフローチャートであり、以下、図10に基づいて、読取データの加工処理を説明する。
図10に示すフローチャートは、ユーザによる操作部30及び表示器40等(図1参照)の操作により読取原稿のサイズ及び出力用紙サイズが指定され、操作部30に設けられた画像の読み取りを開始させるためのスタートボタンがユーザにより操作されたときに起動する制御部50による制御である。この制御が起動すると、設定画面上で指定された原稿サイズが取得され(S60)、詳細読取モードにて原稿の読取が開始され、読み取られた読取データが制御部50のRAM等の記憶手段に記憶される(S65)。
そして、原稿の読取が完了すると(S65)、その読み取られた読取データが表示部41に表示された後(S70)、角度検出器43の検出信号に基づいて表示部41が回転したか否かが判定される(S75)。
このとき、表示部41が回転したと判定された場合には(S75:YES)、検出角度に応じて読み取られた読取データが回転処理された後(S80)、設定画面で指定された出力時の用紙サイズが取得される(S85)。
一方、表示部41が回転していないと判定された場合には(S75:NO)、回転処理されることなく、設定画面で指定された出力時の用紙サイズが取得される(S85)。
次に、図9(b)に示すように、回転処理された読取データ又は回転処理がされていない読取データが、出力時の用紙サイズに合致するように拡大又は縮小された後(S90)、読取データが出力される(S95)。
2.本実施形態に係る画像形成装置の特徴
本実施形態では、予めユーザにより入力(設定)された読取対象の原稿サイズと出力(印刷)時の用紙サイズとが相違している場合に、読取データ(読取原稿)のサイズを自動的に拡大又は縮小して読取データを出力時の用紙サイズに合致させて出力(印刷)するので、画像形成装置1の利便性を向上させることができる。
3.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、S80が特許請求の範囲に記載された第1加工手段に相当する。
(第4実施形態)
本実施形態は、フラットベッド読取部12(図2参照)を用いて画像読取を行う場合には、簡易読取モードにて読み取った読取データを表示部41に表示し、ADF14(図2参照)を用いて自動読取を行う場合には、簡易読取モードを実行せず、詳細読取モードにて読み取った読取データを表示部41に表示するものである。
1.読取データの加工処理
図11は本実施形態における読取データの加工処理を示すフローチャートであり、以下、図11に基づいて、読取データの加工処理を説明する。
図11に示すフローチャートは、操作部30に設けられた画像の読み取りを開始させるためのスタートボタンがユーザにより操作されたときに起動する制御部50による制御である。この制御が起動すると、ADF14に原稿が載置されているか否かが判定される(S100)。なお、ADF14には、原稿が載置されているか否かを検出するセンサ(図示せず。)が設けられており、S100では、このセンサの検出信号に基づいて原稿の有無を判定する。
そして、ADF14に原稿が載置されていないと判定された場合には(S100:NO)、フラットベッド読取部12に原稿が載置されているものとみなし、簡易読取モードにて原稿の読取が開始され、読み取られた読取データが制御部50のRAM等の記憶手段に記憶される(S105)。その後、記憶手段に記憶された読取データが表示部41に表示される(S110)。
次に、簡易読取モードにて読み取られた読取データが表示部41に表示された状態で詳細読取モードにて、読み取りが再度、実行され、読み取られた読取データが制御部50のRAM等の記憶手段に記憶される(S115)。その後、角度検出器43の検出信号に基づいて表示部41が回転したか否かが判定される(S120)。
また、S100にてADF14に原稿が載置されていると判定された場合には(S100:YES)、詳細読取モードにて原稿の読取が開始され、読み取られた読取データが制御部50のRAM等の記憶手段に記憶される(S125)。その後、記憶手段に記憶された読取データが表示部41に表示された後(S130)、角度検出器43の検出信号に基づいて表示部41が回転したか否かが判定される(S120)。
そして、表示部41が回転したと判定された場合には(S120:YES)、検出角度に応じて読取データが回転処理された後(S135)、その回転処理された読取データが出力される(S140)。
なお、表示部41が回転していないと判定された場合には(S120:NO)、回転処理されることなく、読取データが出力される(S140)。
2.本実施形態に係る画像形成装置の特徴
原稿の読取形態としては、周知のごとく、ADF14にて読み取りを行う形態と、フラットベッド機能にて読み取りを行う形態とがある。
このとき、フラットベッド方式では、繰り返して読取動作を実行しても、フラットベッド読取部12(プラテン11)に対する原稿の相対位置は変わらないのに対して、ADF14を用いた読取形態では、自動搬送読取部13に対する原稿の相対位置が読取動作を実行する度に相違する可能性が非常に高い。
したがって、簡易読取モードで読み取られて表示された読取データに基づいて、読取データを回転させる際の回転角度を決定しても、次回、詳細読取モードで原稿読取を実行する際に、読取部に対する原稿の相対位置が簡易読取モードにて原稿読取を実行したときと相違してしまうので、読取データをユーザが意図した位置に回転させることができないおそれが高い。
これに対して、本実施形態では、ADF14にて画像の読み取りを実行する場合には、詳細読取モードにて読み取られた読取データを用いて表示を行うので、読取データを確実にユーザが意図した位置に回転させることができる。
3.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、S135が特許請求の範囲に記載された第1加工手段に相当する。
(第5実施形態)
本実施形態は、角度検出器43が検出した検出角度を他の読取データの回転処理にて利用可能としたものである。
1.読取データの加工処理
図12は本実施形態における読取データの加工処理を示すフローチャートであり、以下、ADF14にて原稿を読み取る場合を例に、図12に従って読取データの加工処理を説明する。
図12に示すフローチャートは、ユーザによる操作部30及び表示器40等(図1参照)の操作により予め読取用原稿の枚数をユーザが設定(入力)した状態で、操作部30に設けられた画像の読み取りを開始させるためのスタートボタンがユーザにより操作されたときに起動する制御部50による制御である。この制御が起動すると、原稿の読取が詳細読取モードにて開始され、読み取られた読取データが制御部50のRAM等の記憶手段に記憶される(S150)。
そして、原稿の読取が完了すると(S150)、その読み取られた読取データが表示部41に表示された後(S155)、角度検出器43の検出信号に基づいて表示部41が回転したか否かが判定される(S160)。
このとき、表示部41が回転したと判定された場合には(S160:YES)、検出角度に応じて読み取られた読取データが回転処理された後(S165)、読取データが出力され(S170)、一方、表示部41が回転していないと判定された場合には(S160:NO)、読取データが回転処理されることなく、読取データが出力される(S170)。
次に、図13に示すようなメッセージが表示部41に表示されて、残りの原稿に対してもS165にて用いた検出角度を利用して回転処理を実行するか否かがユーザに対して問い合わせられる(S175)。
そして、利用する旨の入力がユーザによりされた場合には(S175:YES)、S165にて用いた検出角度が制御部50のRAM等の記憶手段の特定アドレスに記憶された後(S180)、次の原稿の画像が読み取られる(S185)。一方、利用しない旨の入力がユーザによりされた場合には(S175:NO)、S165にて用いた検出角度が記憶されることなく、次の原稿の画像が読み取られ、読み取られた読取データが制御部50のRAM等の記憶手段に記憶される(S185)。
次に、前記の特定アドレスに回転角度が保存されているか否かが判定され(S190)、回転角度が保存されていると判定された場合には(S190:YES)、その保存されている回転角度に応じて読み取られた読取データが回転処理された後(S195)、読取データが出力される(S200)。
一方、前記の特定アドレスに回転角度が保存されていないと判定された場合には(S190:NO)、S185にて読み取られた読取データが表示部41に表示された後(S205)、角度検出器43の検出信号に基づいて表示部41が回転したか否かが判定される(S210)。
このとき、表示部41が回転したと判定された場合には(S210:YES)、検出角度に応じて読み取られた読取データが回転処理された後(S215)、読取データが出力され(S200)、一方、表示部41が回転していないと判定された場合には(S210:NO)、読取データが回転処理されることなく、読取データが出力される(S200)。
次に、全ての原稿について読み取りが終了したか否かが判定され(S220)、終了していないと判定された場合には(S220:NO)、S185が再び実行され、一方、終了したと判定された場合には(S220:YES)、本制御が終了する。
2.本実施形態に係る画像形成装置の特徴
本実施形態では、初回の回転角度(検出角度)を、次回以降の残りの原稿に対して適用することができるので、原稿読取を実行する度に表示部を回転させる必要がなく、画像読取装置の利便性を向上させることができる。
3.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、S170及びS215が特許請求の範囲に記載された第1加工手段に相当し、S195が特許請求の範囲に記載された第2加工手段に相当し、S180が特許請求の範囲に記載された記憶手段に相当し、S190が特許請求の範囲に記載された選択手段に相当する。
(第6実施形態)
本実施形態は、第5実施形態の変形例である。具体的には、第5実施形態では、RAM等に記憶された回転角度は、予めユーザにより設定された読み取り原稿枚数に対してのみ適用されるのに対して、本実施形態は、RAM等に回転角度が記憶された場合には、それ以降は、原則として、記憶された回転角度にて自動的に回転処理が実行されるものである。
1.読取データの加工処理
図14は本実施形態における読取データの加工処理を示すフローチャートであり、以下、図14に従って読取データの加工処理を説明する。
図14に示すフローチャートは、操作部30(図1参照)に設けられた画像の読み取りを開始させるためのスタートボタンがユーザにより操作されたときに起動する制御部50による制御である。この制御が起動すると、原稿の読取が詳細読取モードにて開始され、読み取られた読取データが制御部50のRAM等の記憶手段に記憶される(S230)。
そして、原稿の読取が完了すると(S230)、RAM等の記憶手段の特定アドレスに回転角度(以下、この回転角度を角度較正情報と呼ぶ。)が記憶されているか否かが判定される(S235)。
このとき、角度較正情報が記憶されていると判定された場合には(S235:YES)、その記憶されている角度較正情報にてS230にて読み込まれた読取データが回転処理され(S240)、回転処理された読取データが表示部41に表示される(S245)。
一方、角度較正情報が記憶されていないと判定された場合には(S235:NO)、回転処理されることなく、S230で読み込まれた読取データが表示部41に表示される(S245)。
次に、角度検出器43の検出信号に基づいて表示部41が回転したか否かが判定され(S250)、表示部41が回転したと判定された場合には(S250:YES)、検出角度に応じて読み取られた読取データが回転処理された後(S255)、S255で回転処理に用いられた検出角度(回転角度)を角度較正情報として今後も利用するか否かがユーザに対して問い合わせられる(S260)。
そして、検出角度(回転角度)を角度較正情報として今後も利用する旨の入力が操作部30等を介してユーザによりされた場合には(S260:YES)、検出角度(回転角度)を角度較正情報として上記の特定のアドレスに記憶された後(S265)、回転処理後の読取データが出力される(S270)。
一方、検出角度を角度較正情報として今後は利用しない旨の入力がユーザによりされた場合(S260:NO)、又は表示部41が回転していないと判定された場合には(S250:NO)、読取データが回転処理されることなく、読取データが出力される(S270)。
2.本実施形態に係る画像形成装置の特徴
本実施形態では、角度較正情報に基づいて回転された読取データを表示部41に表示するので、角度較正情報に基づいて回転された読取データをユーザが視認することができる。
なお、図15は本実施形態の出力例を示しており、図15に示すように、角度較正情報に基づいて読取データを較正(補正)すれば、常に、読取データを良好なものとすることができる。
3.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、S265が特許請求の範囲に記載された第1加工手段に相当し、S240が特許請求の範囲に記載された第2加工手段に相当し、S265が特許請求の範囲に記載された記憶手段に相当し、S260が特許請求の範囲に記載された選択手段に相当する。
(第7実施形態)
本実施形態は、図16に示すように、所定種類の原稿についての読取データに含まれる画像の並びの方向が、その所定種類の原稿について予め設定されている並びの方向となるように、読取データを矯正回転させるものである。
つまり、例えば封筒を原稿として読み取りを実行した場合において、原稿に記載されている文字列の並びの方向は、通常、縦方向である必要がある。そこで、本実施形態では、封筒が横に載置された状態で読み取りが実行された場合には、文字列の並びの方向が縦方向となるように自動的に矯正するものである。
1.読取データの加工処理
図17は本実施形態における読取データの加工処理を示すフローチャートであり、図17に示すフローチャートに従って、本実施形態における読取データの加工処理を説明する。
なお、図17では、制御作動の理解を容易にするため、予めユーザにより原稿サイズや原稿の種類が設定(入力)されており、画像形成装置1は、予め設定された原稿サイズや原稿の種類に基づいて、その原稿についての読取データに含まれる画像の並びの方向を決定するものとする。
図17に示すフローチャートは、ユーザによる操作部30及び表示器40等(図1参照)の操作により予め設定された原稿サイズや原稿の種類が設定された状態で、操作部30に設けられた画像の読み取りを開始させるためのスタートボタンがユーザにより操作されたときに起動する制御部50による制御である。この制御が起動すると、予め設定された原稿サイズや原稿の種類が取得された後(S280)、詳細読取モードにて原稿の読取が開始され、読み取られた読取データが制御部50のRAM等の記憶手段に記憶される(S285)。
原稿の読取が完了すると(S285)、その読み取られた読取データが表示部41に表示された後(S290)、その読取データに含まれる文字等の画像についての並びの方向が予め設定されているか否か判定される(S295)。
そして、並びの方向が予め設定されていると判定された場合には(S295:YES)、予め設定されている並びの方向に矯正するか否かがユーザに対して問い合わせられ(S300)、矯正する旨の指示がユーザによりされた場合には(S300:YES)、予め設定されている並びの方向に矯正回転処理された後(S305)、その矯正された読取データが出力される(S310)。
一方、矯正しない旨の指示がユーザによりされた場合(S300:NO)、又は並びの方向が予め設定されていないと判定された場合には(S295:NO)、角度検出器43の検出信号に基づいて表示部41が回転したか否かが判定される(S315)。
そして、表示部41が回転したと判定された場合には(S315:YES)、検出角度に応じて読取データが回転処理された後(S320)、その回転処理された読取データが出力される(S310)。
なお、表示部41が回転していないと判定された場合には(S315:NO)、回転処理されることなく、読取データが出力される(S310)。
2.本実施形態に係る画像形成装置の特徴
本実施形態では、所定種類の原稿についての画像の並びの方向が予め設定されている場合には、原稿読取を実行する度に表示部を回転させることなく、その設定されている並びの方向に矯正回転されるので、画像読取装置の利便性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、予め設定された原稿サイズや原稿の種類に基づいて、その原稿についての読取データに含まれる画像の並びの方向を決定(判定)したが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、例えばOCR機能により文字の記載方向を解析し、この解析結果に基づいて、本来あるべき読取データに含まれる画像(文字)の並びの方向を自動判定してもよい。
3.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、S320が特許請求の範囲に記載された第1加工手段に相当し、S305が特許請求の範囲に記載された矯正手段に相当する。
(第8実施形態)
上述の実施形態では、原稿の読み取りを実行した後、表示部41が回転しているか否かを判定して回転処理を実行したが、本実施形態は、これとは逆に、表示部41が回転しているか否かを判定した後、原稿の読み取りを実行するものである。
1.読取データの加工処理
図18は本実施形態における読取データの加工処理を示すフローチャートであり、図18に示すフローチャートに従って、本実施形態における読取データの加工処理を説明する。
図18に示すフローチャートは、操作部30に設けられた画像の読み取りを開始させるためのスタートボタンがユーザにより操作されたときに起動する制御部50による制御である。この制御が起動すると、ユーザによるスタートボタン押下後、所定時間内に角度検出器43の検出信号に基づいて表示部41が回転したか否かが判定される(S320)。
そして、所定時間内に表示部41が回転したと判定された場合には(S320:YES)、検出角度がRAM等の記憶手段の特定のアドレスに記憶された後(S325)、原稿の読取が開始され、読み取られた読取データが制御部50のRAM等の記憶手段に記憶される(S330)。一方、所定時間内に表示部41が回転していないと判定された場合には(S320:NO)、検出角度が記憶されることなく、原稿の読取が開始される(S330)。
次に、上記の特定アドレスに検出角度(回転角度)が記憶されているか否かが判定され(S335)、検出角度(回転角度)が記憶されていると判定された場合には(S335:YES)、記憶されている検出角度に応じて読取データが回転処理された後(S340)、その回転処理された読取データが出力される(S345)。
一方、検出角度(回転角度)が記憶されていないと判定された場合には(S335:NO)、回転処理されることなく、読取データが出力される(S345)。
2.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、S340が特許請求の範囲に記載された第1加工手段に相当する。
(第9実施形態)
上述の第6実施形態では、原稿を読み取って読み取った読取データを出力する処理が実行される際に、併せて読取データの角度を較正する処理が実行されるものであったが、本実施形態は、読取データの角度を較正する目的専用の較正モードを設け、通常の原稿を読み取って出力するモードのときに較正モードにて較正された角度を適用させるものである。
具体的には、ユーザによる操作部30及び表示器40等(図1参照)の操作により較正モードが設定された状態で、画像の読み取りを開始させるためのスタートボタンがユーザにより操作されたときに、制御部50による較正モード時の制御が起動する。較正モードでは読取データを処理する必要はないので、この制御のフローチャートは、図14に示すS255及びS270を除いたフローチャートとなる。
すなわち、先ず、原稿の読取が開始され、読み取られた読取データが制御部50のRAM等の記憶手段に記憶される(S230)。
そして、原稿の読取が完了すると(S230)、RAM等の記憶手段に角度較正情報が記憶されているか否かが判定される(S235)。
このとき、角度較正情報が記憶されていると判定された場合には(S235:YES)、記憶手段に記憶された読取データが角度較正情報に対応して回転処理され(S240)、図15の較正前の図に示すように、回転処理された読取データが表示部41に表示される(S245)。
一方、角度較正情報が記憶されていないと判定された場合には(S235:NO)、回転処理されることなく、図15の較正前の図に示すように、S230で読み込まれた読取データが表示部41に表示される(S245)。なお、較正モードでは読取データは表示部41への表示に使用されるのみなので、原稿の読取は簡易読取モードで行われたほうがS240での読取データの回転処理やS245での読取データの表示処理を効率よく実行することができる。
次に、角度検出器43の検出信号に基づいて表示部41が回転したか否かが判定される(S250)。表示部41が回転したと判定された場合には(S250:YES)、図15の右上の図に示すように、ユーザが図15の較正前の図に示す読取データの角度に納得いかず、読取データの角度を較正するために表示部41を回転させたものとみなし、回転処理に用いられた検出角度(回転角度)を角度較正情報として今後も利用するか否かがユーザに対して問い合わせられる(S260)。
そして、検出角度(回転角度)を角度較正情報として今後も利用する旨の入力が操作部30等を介してユーザによりされた場合には(S260:YES)、検出角度(回転角度)が角度較正情報として上記の特定のアドレスに記憶され(S265)、本処理が終了する。
一方、検出角度を角度較正情報として今後は利用しない旨の入力がユーザによりされた場合(S260:NO)、又は表示部41が回転していないと判定された場合には(S250:NO)、そのまま本処理が終了する。
そして、通常の原稿読取モード時に読み取りを行って読取データを表示させる場合は、図14に示すS230〜S245が実行されることとなり、読取データは、図15の右下の図に示すように、表示部41に表示されるようになる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、スキャナ機能とプリンタ機能とを備える画像形成装置に本発明は適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、画像読取装置又は表示装置にも適用できる。
また、上述の実施形態では、LCD等の表示部41を直接回転可能としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、LCD等の表示手段内に仮想の(ソフトウェア的な)表示部41を表示し、この仮想の(ソフトウェア的な)表示部41を回転可能としてもよい。
また、上述の実施形態では、調整部44の回転板44Aの外周部に突起部44Dが設けられ、一方、固定プレート44Cの内周部に突起部44Dが嵌り込む凹部44Eが設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば回転板44Aの外周部に凹部を設け、固定プレート44Cの内周部に突起部44Dを設けてもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る画像形成装置1の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像読取部10の構造を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る表示部41を示す図である。 本発明の実施形態に係る調整部44の構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る表示部41の回転角度を検出する角度検出器43の概念図である。 本発明の第1実施形態に係る読取データの加工処理を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る加工処理による処理結果を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る読取データの加工処理を示すフローチャートである。 (a)は、原稿サイズ及び出力時の用紙サイズを設定するための設定画面の一例を示す図であり、図9(b)は加工処理による処理結果を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る読取データの加工処理を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る読取データの加工処理を示すフローチャートである。 本発明の第5実施形態に係る読取データの加工処理を示すフローチャートである。 表示部41で表示されるメッセージの一例を示す図である。 本発明の第6実施形態に係る読取データの加工処理を示すフローチャートである。 本発明の第6実施形態の出力例を示す図ある。 本発明の第7実施形態の概要を示す説明図ある。 本発明の第7実施形態に係る読取データの加工処理を示すフローチャートである。 本発明の第8実施形態に係る読取データの加工処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…画像形成装置、10…画像読取部、11…プラテン、
12…フラットベッド読取部、13…自動搬送読取部、16…画像撮像素子、
20…画像形成部、30…操作部、40…表示器、41…表示部、41A…操作部、
42…回転軸、43…角度検出器、43A…発光素子、43B…受光素子、
43D…固定スリット、44…調整部、44A…回転板、44B…空間、
44C…固定プレート、44D…突起部、44E…凹部、
50…制御部、44E…凹部。

Claims (10)

  1. 原稿に記載された画像を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた読取データに基づく表示画像を表示する表示部を有し、前記表示部における前記表示画像を同じ回転角度で回転させながらユーザの操作により前記表示部を回転させることが可能な表示手段と、
    前記表示部の回転角度を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された回転角度に応じて読取データを前記表示部の回転の向きと同一の向きに回転させた場合と同一の状態となるように読取データを加工する第1加工手段と
    を備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記読取手段は、前記第1加工手段による加工処理に読取データを用いるために所定の解像度で前記画像を読み取る詳細読取モード、及び前記詳細読取モード時の解像度より低い解像度で前記画像を読み取る簡易読取モードを有し、
    前記表示手段は、前記簡易読取モードにて読み取られた読取データを前記表示部に表示することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記読取手段に原稿を自動搬送する搬送手段を備え、
    前記表示手段は、前記第1加工手段による加工処理に読取データを用いるために所定の解像度で前記画像を読み取る詳細読取モードにて読み取られた読取データを用いて表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  4. 前記表示部の回転角度が所定角度となったときに、前記表示部の回転が一時停止するように前記表示部の回転を調整する調整部を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像読取装置。
  5. 前記所定角度とは、90度の整数倍の角度であることを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 前記検出手段により検出された前記表示部の回転角度を、読取データに対して適用するか否かを選択する選択手段と、
    前記選択手段により適用することを選択された回転角度を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている回転角度に応じて読取データを回転させる第2加工手段と
    を備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の画像読取装置。
  7. 所定種類の原稿についての読取データに含まれる画像の並びの方向が、その所定種類の原稿について予め設定されている並びの方向となるように、読取データを矯正回転させる矯正手段を備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の画像読取装置。
  8. 前記表示手段は、前記第2加工手段によって回転された読取データを前記表示部に表示することを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
  9. 原稿に記載された画像を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた読取データに基づく表示画像を表示する表示部を有し、前記表示部における前記表示画像を同じ回転角度で回転させながらユーザの操作により前記表示部を回転させることが可能な表示手段と、
    前記表示部の回転角度を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された回転角度に応じて読取データを前記表示部の回転の向きと同一の向きに回転させた場合と同一の状態となるように読取データを加工する加工手段と、
    前記加工手段にて加工されたデータに基づく画像を印刷する印刷手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  10. 画像データに基づく表示画像を表示する表示部を有し、前記表示部における前記表示画像を同じ回転角度で回転させながらユーザの操作により前記表示部を回転させることが可能な表示手段と、
    前記表示部の回転角度を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された回転角度に応じて画像データを前記表示部の回転の向きと同一の向きに回転させた場合と同一の状態となるように画像データを加工する加工手段と
    を備えることを特徴とする表示装置。
JP2007172529A 2007-06-29 2007-06-29 画像読取装置、画像形成装置及び表示装置 Expired - Fee Related JP4518109B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007172529A JP4518109B2 (ja) 2007-06-29 2007-06-29 画像読取装置、画像形成装置及び表示装置
EP08011529A EP2009898B1 (en) 2007-06-29 2008-06-25 Device having function of rotating image
CN2008101274588A CN101335815B (zh) 2007-06-29 2008-06-26 具有旋转图像功能的装置
US12/163,253 US8125499B2 (en) 2007-06-29 2008-06-27 Device having function of rotating image

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007172529A JP4518109B2 (ja) 2007-06-29 2007-06-29 画像読取装置、画像形成装置及び表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009010878A JP2009010878A (ja) 2009-01-15
JP4518109B2 true JP4518109B2 (ja) 2010-08-04

Family

ID=39766838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007172529A Expired - Fee Related JP4518109B2 (ja) 2007-06-29 2007-06-29 画像読取装置、画像形成装置及び表示装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8125499B2 (ja)
EP (1) EP2009898B1 (ja)
JP (1) JP4518109B2 (ja)
CN (1) CN101335815B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101877736A (zh) * 2009-04-30 2010-11-03 深圳富泰宏精密工业有限公司 移动终端用户界面自动调整***及方法
JP2012085126A (ja) * 2010-10-12 2012-04-26 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法とプログラム
JP5907030B2 (ja) * 2012-09-28 2016-04-20 ブラザー工業株式会社 画像読取装置、画像読取システム及び媒体搬送装置
US9741150B2 (en) 2013-07-25 2017-08-22 Duelight Llc Systems and methods for displaying representative images
KR102099681B1 (ko) * 2013-10-10 2020-04-10 삼성전자주식회사 영상처리장치 및 그 제어방법
CN104575388A (zh) * 2015-01-28 2015-04-29 深圳市悦创新科技有限公司 基于视觉暂留的led动态显示装置及显示方法
CN105004311A (zh) * 2015-06-29 2015-10-28 刘兴华 一种基于视觉暂留的led显示装置的角度测量方法
CN106708169A (zh) * 2016-12-31 2017-05-24 中国舰船研究设计中心 一种基于vpx架构的多计算机***时间同步方法与装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000293111A (ja) * 1999-04-09 2000-10-20 Sony Corp 画像表示装置
JP2001036727A (ja) * 1999-07-21 2001-02-09 Konica Corp 画像読取装置及び画像形成装置
JP2004222328A (ja) * 2004-04-16 2004-08-05 Konica Minolta Holdings Inc 画像表示方法
WO2004111932A1 (ja) * 2003-06-10 2004-12-23 Fujitsu Limited 画像登録装置、表示制御装置、画像サーバ
JP2006259358A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Clarion Co Ltd 画像表示装置、画像表示方法、及び、画像表示プログラム

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05145712A (ja) 1991-11-21 1993-06-11 Victor Co Of Japan Ltd 画像読取り装置の原稿回転装置
US5774233A (en) * 1993-12-09 1998-06-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Document image processing system
US6115025A (en) * 1997-09-30 2000-09-05 Silicon Graphics, Inc. System for maintaining orientation of a user interface as a display changes orientation
JP2001045239A (ja) 1999-08-02 2001-02-16 Canon Inc スキャナ装置及びその制御方法並びにメモリ媒体
JP2001075546A (ja) 1999-08-31 2001-03-23 Sony Corp ディスプレイ装置及び表示姿勢制御方法
US6567101B1 (en) * 1999-10-13 2003-05-20 Gateway, Inc. System and method utilizing motion input for manipulating a display of data
JP2002190940A (ja) 2000-12-21 2002-07-05 Minolta Co Ltd 画像処理装置
JP3913093B2 (ja) * 2002-04-17 2007-05-09 京セラミタ株式会社 画像処理装置
JP2005130143A (ja) * 2003-10-22 2005-05-19 Canon Inc プリントシステム、撮像装置、プリント方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
KR101046587B1 (ko) * 2004-07-16 2011-07-06 삼성전자주식회사 디스플레이장치 및 그 제어방법

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000293111A (ja) * 1999-04-09 2000-10-20 Sony Corp 画像表示装置
JP2001036727A (ja) * 1999-07-21 2001-02-09 Konica Corp 画像読取装置及び画像形成装置
WO2004111932A1 (ja) * 2003-06-10 2004-12-23 Fujitsu Limited 画像登録装置、表示制御装置、画像サーバ
JP2004222328A (ja) * 2004-04-16 2004-08-05 Konica Minolta Holdings Inc 画像表示方法
JP2006259358A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Clarion Co Ltd 画像表示装置、画像表示方法、及び、画像表示プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
EP2009898A2 (en) 2008-12-31
EP2009898B1 (en) 2012-08-15
US20090002395A1 (en) 2009-01-01
CN101335815B (zh) 2012-09-12
EP2009898A3 (en) 2009-07-29
JP2009010878A (ja) 2009-01-15
CN101335815A (zh) 2008-12-31
US8125499B2 (en) 2012-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4518109B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置及び表示装置
US8345303B2 (en) Image processing apparatus
JP2008283494A (ja) 画像処理システム
JP2021005849A (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の設定表示方法
KR20130037570A (ko) 화상형성장치, 화상형성장치의 화상형성방법 및 기록 매체
US7746500B2 (en) Image forming apparatus and image forming method
JP6943160B2 (ja) 画像処理装置
JP2010147719A (ja) 画像接合装置及びその制御方法
JP2009004925A (ja) 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法
JP2006315340A (ja) プリンタ装置、その制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP4347257B2 (ja) 画像形成装置の制御方法、画像形成装置
US10484556B2 (en) Method of detecting home position, image reading device employing the method, and non-transitory computer readable recording medium therefor
JP2007235361A (ja) 画像形成装置
JP6575110B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2005024713A (ja) 画像形成装置及びシート材のサイズ検出方法
JP6822431B2 (ja) 画像読取装置
JP6733614B2 (ja) 画像読取装置
JP4416004B2 (ja) 画像処理装置及びネットワーク複合機
JP6848594B2 (ja) 画像処理装置
JP3555525B2 (ja) 画像形成装置
JP2816226B2 (ja) 画像読取装置
JP5029569B2 (ja) 画像読取装置、画像読取方法、画像読取プログラム
JP2003054086A (ja) 画像形成装置及びその制御方法、及び画像処理方法
JP2008020490A (ja) 画像形成装置
JP4252571B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100427

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100510

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4518109

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140528

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees