JP4517479B2 - 画像形成装置、トナー量測定装置、およびトナー量測定方法 - Google Patents

画像形成装置、トナー量測定装置、およびトナー量測定方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、制御可能な画像形成条件の下で最終的に用紙上にトナー画像を形成する画像形成装置、トナー量を測定するトナー量測定装置およびトナー量測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電子写真方式が採用された、プリンタや複写機やファクシミリ装置などといった画像形成装置が知られている。このような画像形成装置では、感光体の表面に光が照射されて静電潜像が形成され、この静電潜像にトナーが付着されて現像され、感光体表面の静電潜像に付着されたトナーが転写器や転写ベルトなどにより用紙上に転写されるという手順により、最終的に用紙上にトナー画像が形成される。また、このような画像形成装置では、高画質のトナー画像を形成するために、感光体や転写ベルトに付着したトナー量をトナー量測定装置で測定し、測定したトナー量に応じて、トナー画像を形成する際の画像形成条件を制御することが行われている。感光体上に付着したトナー量の測定方法としては、光学式の測定方法が広く知られている。
【0003】
ここで、一般的なトナー量測定装置におけるトナー量測定方法の原理を、図1〜4を用いて説明する。
【0004】
トナーが付着する感光体や転写ベルトの表面は、一般に、平面度の高い鏡面構造を持っており、従来より、トナー量測定装置では、このような表面特性が利用されてトナー量が測定されている。以下では、感光体や転写ベルトなどといった、トナーを担持するもののことをトナー担持体と総称する。
【0005】
図1は、鏡面反射を利用したトナー量測定方法の測定原理図である。
【0006】
鏡面反射を利用したトナー量測定方法では、トナー担持体1の表面に対し、発光ダイオードなどといった光源2から所定強度の光L1が照射され、その光L1がトナー担持体1の表面で鏡面反射された反射光L2がフォトダイオードなどといった光センサ3によって受光され、受光された反射光L2の強度に応じた電圧が光センサ3から出力される。
【0007】
トナー担持体1の表面のうち、トナー4が付着している部分では反射光L2が遮られ、遮られた分だけ、光センサ3による受光量が低下して出力電圧が低下する。
【0008】
図2は、鏡面反射を利用したトナー量測定方法における、トナーの付着量と、光センサの出力電圧との関係を示すグラフである。
【0009】
このグラフの横軸は、トナー担持体の表面に付着したトナーの量を示しており、このグラフの縦軸は、光センサの出力電圧を示している。上述したように、光センサの出力電圧は、トナー担持体の表面における鏡面反射光の光量に相当している。
【0010】
このグラフの右下がりの曲線5が示すように、光センサの出力電圧は、トナーの付着量が増えるにつれて低下している。このような曲線5が予め求められていることにより、この曲線5が示す関係と、光センサの出力電圧とに基づいて、トナー担持体の表面に付着したトナーの量が求められる。
【0011】
ところで、カラートナーの場合には、カラートナーに光を照射すると、カラートナーの表面や内部における反射によって散乱光が発生する。このような散乱光を利用したトナー量測定方法も知られている。
【0012】
図3は、散乱光を利用したトナー量測定方法の測定原理図である。
【0013】
散乱光を利用したトナー量測定方法でも、図1同様に、トナー担持体1の表面に対し、光源2から所定強度の光L1が照射されるが、散乱光を利用したトナー量測定方法では、図1に示す反射光L2から離れた位置に光センサ6が設けられ、この光センサ6により、トナー担持体1の表面に付着したトナー4に起因する散乱光L3が受光され、受光された散乱光L3の強度に応じた電圧が光センサ6から出力される。
【0014】
図4は、散乱光を利用したトナー量測定方法における、トナーの付着量と、光センサの出力電圧との関係を示すグラフである。
【0015】
図2のグラフ同様に、この図4のグラフの横軸はトナーの量、縦軸は光センサの出力電圧を示している。ここでは、光センサの出力電圧は、トナーに起因する散乱光の光量に相当している。
【0016】
この図4のグラフの曲線7が示すように、光センサの出力電圧は、トナーの付着量が増えるにつれて上昇している。このような曲線7が予め求められていることにより、この曲線7が示す関係と、光センサの出力電圧とに基づいて、トナー担持体の表面に付着したトナーの量が求められる。
【0017】
従来の画像形成装置では、図1および図3に示す測定原理の一方を利用してトナー量を測定するもの、あるいはそれらの測定原理の双方を併用してトナー量を測定するものが多い。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、鏡面反射を利用したトナー量測定方法の場合、トナーによって感光体やベルトの表面が覆われ尽くすと測定感度が鈍る。
【0019】
図5は、鏡面反射を利用したトナー量測定方法における測定感度を表すグラフである。
【0020】
このグラフの横軸は、トナー担持体上のトナー量を表しており、このグラフの縦軸は、鏡面反射光の光量を表している。また、グラフの傾きが測定感度を表している。
【0021】
トナー量が増すほどグラフの傾きは小さくなり、0.5mg/cm2を越えるトナー量ではグラフの傾きが極めて小さい。このため、トナー量が0.5mg/cm2を越えると、トナー量が変化しても鏡面反射光の光量がほとんど変化せず、トナー量を測定する事は非常に困難である。ところが、実際に測定が望まれているトナーの量は、感光体上では0.5mg/cm2以上に及ぶ場合があり、この場合には、鏡面反射を利用したトナー量測定方法は適さない。
【0022】
一方、散乱光を利用したトナー量測定方法の場合には、0.7mg/cm2レベルのトナー量まで測定することができる。しかし、散乱光を利用したトナー量測定方法にはいくつかの問題がある。第1の問題は、散乱光が発生しない黒トナーの測定には適用できないことである。黒トナーもカラートナーと同様にトナー量測定が望まれており、その黒トナーのトナー量を測定できないことは問題である。
【0023】
第2の問題は、現在主流となっている種類の感光体上では、後述する理由で、散乱光を利用したトナー量測定方法の適用が困難だということである。
【0024】
図6は、現在主流となっている種類の感光体の表面構造図である。
【0025】
この感光体の表面は、アルミ基材1_1の上に、アンダーコート層1_2、電荷生成層1_3、電荷輸送層1_4、およびオーバーコート層1_5が順に積層された構造を有している。現在主流となっている画像形成装置では、このような表面構造を有する感光体上に静電潜像を形成するに当たって、レーザ光を感光体表面に照射して電荷生成層1_3で電荷を生成させ、その電荷を電荷輸送層1_4に保持させることにより静電潜像を形成している。
【0026】
ここで、アルミ基材1_1の表面が滑らかであると、感光体表面から入射したレーザ光と、アルミ基材1_1の表面で反射されたレーザ光が干渉し、所望の静電潜像が得られないため、アルミ基材1_1の表面には粗面加工が施されている。このような感光体がトナー担持体として用いられ、図3に示すように光L1が入射されて散乱光L3が光センサ6によって受光されると、その光センサ6からは、以下説明するような電圧が出力される。
【0027】
図7は、図6に示す表面構造を有する感光体が用いられた場合における、トナーの付着量と、光センサの出力電圧との関係を示すグラフである。
【0028】
図4のグラフ同様に、この図7のグラフの横軸はトナーの量、縦軸は光センサの出力電圧を示しており、光センサの出力電圧は、トナーに起因する散乱光の光量に相当している。
【0029】
トナー付着量が少ない場合には、感光体の基材表面からの散乱光成分が支配的であり、散乱光強度が強くて光センサの出力電圧が高い。そして、トナーの付着量が増加するにつれて感光体表面がトナーで覆われるために、基材表面からの散乱光が減少して出力電圧が低下する。さらにトナーの付着量が増加すると、トナーによる散乱光成分が支配的となって、今度はトナーの付着量が増加するにつれて、散乱光強度も増加して出力電圧が上昇する。この結果、グラフの曲線7’は蛇行してしまい、この曲線7’に基づいてトナー量の真値を測定することは困難である。このように、散乱光を利用したトナー量測定方法は、現在主流の感光体に適用することが難しい。これが、散乱光を利用したトナー量測定方法の第2の問題である。
【0030】
鏡面反射光を利用したトナー量測定方法と散乱光を利用したトナー量測定方法とのそれぞれについて、上述したような問題がある。このため、従来の画像形成装置では、ある程度トナー量が少ないトナー画像について感光体上で測定した結果や、あるいは感光体以外の例えば転写ベルト上などで代用的にトナー量を測定した結果などに基づいて画像形成条件が制御されているのが実状である。しかし、高画質のトナー画像を形成するためには、高トナー量のトナー画像について感光体上でトナー量を測定し、その測定結果に基づいて画像形成条件を制御することが望まれている。
【0031】
なお、感光体上の高トナー量のトナー画像についてトナー量を測定する方法としては、感光体上のトナーを吸引して重量を計るといった方法がある。すなわち画像形成装置をシャットダウンし、トナーが付着した感光体を外した上で、そのトナーを吸引して重量を計るといった方法である。しかし、このような測定方法に使用する機器は大きくて画像形成装置内に収めることが困難である。また、このような方法では、測定に際しパーツの取り外しを伴うので、測定実施には多くの行程数を要するとともに、画像形成装置を稼働させながらトナー量を測定する事は極めて困難である。
【0032】
上記事情に鑑み、本発明は、高トナー量のトナー画像について稼働中に感光体上でトナー量を測定することができる画像形成装置、高トナー量のトナー画像について感光体上でトナー量を測定することができるトナー量測定装置およびトナー量測定方法を提供することを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は、
感光体と、
感光体の表面に光を照射して静電潜像を形成する第1光照射部と、
第1光照射部によって形成された静電潜像にトナーを付着させて現像する現像部と、
前記現像部によって前記静電潜像が現像されてなる現像画像を最終的に用紙上に転写することにより該用紙上にトナー画像を形成する転写部とを備え、
前記感光体、前記第1光照射部、前記現像部、および前記転写部のうちの少なくともいずれか1つが、制御可能な画像形成条件に従ったものであり、
トナーが付着された感光体の表面に光を照射する第2光照射部と、
第2光照射部によって光が照射された感光体の表面電位を測定する電位測定部と、
電位測定部により測定された表面電位に基づいて感光体上のトナー量を導き出すトナー量導出部と、
トナー量導出部によって導き出されたトナー量に応じて画像形成条件を制御する条件制御部とを備えたことを特徴とする。
【0034】
また、上記目的を達成する本発明のトナー量測定装置は、
表面にトナーを担持する感光体の表面に光を照射する光照射部と、
光照射部によって光が照射された感光体の表面電位を測定する電位測定部と、
電位測定部により測定された表面電位に基づいて感光体上のトナー量を導き出すトナー量導出部とを備えたことを特徴とする。
【0035】
更に、上記目的を達成する本発明のトナー量測定方法は、
表面にトナーを担持した感光体に光を照射する光照射過程と、
光照射過程で光が照射された感光体の表面電位を測定する電位測定過程と、
電位測定過程で測定された表面電位から感光体上のトナー量を導き出すトナー量導出過程とを含むことを特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明するに当たり、まず本発明の原理について説明し、その後、具体的な実施形態について説明する。
【0037】
本発明では、トナーが付着した感光体の表面に光を照射して感光体の表面電位を変化させ、その電位変化をモニタすることでトナー量を測定する。ここでは、制御用のトナーパッチ像が感光体上に形成され、そのトナーパッチ像のトナー量が測定され、測定結果に応じて画像形成条件が制御されるものとして説明する。
【0038】
図8は、感光体上のトナーパッチ像を表す図である。
【0039】
感光体の表面の四角い1次露光領域10が1次露光光(レーザ光)で露光されることによって四角い静電潜像が形成され、その静電潜像にトナーが付着されて、1次露光領域10と同じ形のトナーパッチ像が形成される。そして、1次露光領域10中央の丸い2次露光領域20に、トナー量を測定するための2次露光光が照射される。
【0040】
ここで、感光体の表面電位の挙動を説明する。
【0041】
図9は、静電潜像が形成されたときの電位を表す図であり、図10は、トナーパッチ像が形成されたときの電位を表す図であり、図11は、2次露光光が照射された後のトナーパッチ像の電位を表す図である。
【0042】
感光体の表面は、1次露光光が照射される前に帯電器によって予め所定の背景電位VHに帯電されており、帯電された表面に1次露光光が照射される。1次露光光(レーザ光)が照射された露光部は除電され、1次露光光の強度に応じた1次露光電位VLになる。この1次露光電位VLの分布によって描かれた像が静電潜像である。ここでは、上述した四角い静電潜像が形成されており、この静電潜像に対して、静電気力により選択的に帯電トナーが付着されることにより静電潜像が現像されてトナーパッチ像が形成される。
【0043】
静電潜像を現像するトナーは、静電潜像だけに選択的に付着するように、背景電位VHを基準として1次露光電位VLとは逆極性に帯電している。このため、トナーパッチ像が形成されると、1次露光電位VLとトナーの帯電電荷が互いに打ち消しあってトナー像電位VTとなる。
【0044】
更に、トナーパッチ像に2次露光光が照射されると、2次露光光は、トナー量に応じた透過率でトナーパッチ像を透過して、感光体の電荷生成層に到達する。その結果、電荷生成層で電荷が生成されて除電され、2次露光部は2次露光電位VSとなる。このような電位変化は、グラフで次のように表される。
【0045】
図12は、表面電位の変化を表すグラフである。
【0046】
このグラフの縦軸は表面電位を示しており、横軸は露光光のエネルギー(光量)を示している。背景電位VHに帯電している感光体に、例えば3.2mJ/cm2の1次露光光が照射されると、グラフの曲線30に沿うように除電されて1次露光電位VLに達する(点p1)。1次露光光の照射が止まっても感光体は1次露光電位VLを維持しており(点p2)、トナーが付着するとトナー像電位VTになる(点p3)。その後、2次露光光が照射されると、グラフの曲線30と平行に進むように除電されて、トナーパッチ像を透過した光のエネルギーに応じた2次露光電位VSに達する。
【0047】
トナー像電位VTと2次露光電位VSとの電位差は、トナーパッチ像のトナー量と相関があるため、この電位差から相関関係に基づいてトナー量を導き出すことができる。また、感光体の表面電位は、表面電位センサなどによって測定することができる。なお、トナー量変化に応じたトナー像電位VTの変化が無視できる場合には、2次露光電位VSのみに基づいてトナー量を導き出すことも可能である。しかし、トナー量変化に応じたトナー像電位VTの変化は一般的には無視できるものではなく、トナー像電位VTと2次露光電位VSとの電位差に基づいてトナー量を導き出すことが好適である。以下の説明では、電位差に基づいてトナー量を導き出すことを前提とする。
【0048】
図13は、本発明におけるトナー量測定の感度を表すグラフである。
【0049】
このグラフの縦軸は、表面電位センサによって測定されるトナー像電位VTと2次露光電位VSとの電位差を示しており、グラフの横軸は黒トナーのトナー量を示している。また、グラフの傾きが測定感度を表している。
【0050】
このグラフの傾き(即ち測定感度)は、0.5mg/cm2を越える高トナー量のレンジでも十分に大きく、本発明では、このレンジでもトナー量測定が可能である。このような高トナー量のレンジは、鏡面反射光を利用した従来のトナー量測定方法では出力が飽和し、測定感度が小さくて測定不可能なレンジである。
このような測定感度の違いは以下説明する理由による。
【0051】
図14は、鏡面反射光を利用したトナー量測定に寄与する光を示す図であり、図15は、本発明におけるトナー量測定に寄与する光を示す図である。
【0052】
鏡面反射光を利用したトナー量測定方法では、トナーが付着した感光体40に、トナー層50の上から光を照射し、感光体表面で鏡面反射された光をトナー層の上で受光することによりトナー量を測定する。このため、トナー量測定に寄与する光はトナー層を往復した鏡面反射光であり、入射光量に対する鏡面反射光量の割合は、トナー層の透過率の2乗に等しい。
【0053】
これに対して、本発明における、表面電位に基づくトナー量測定では、トナーが付着した感光体40に、トナー層50の上から光を照射し、感光体に到達した光による電位変化を測定することによりトナー量を測定する。このため、トナー量測定に寄与する光はトナー層50を1回だけ透過した透過光であり、入射光量に対する透過光量の割合は、トナー層の透過率に等しい。
【0054】
図16は、トナー量測定方法の相違による測定感度の相違を表すグラフである。
【0055】
このグラフの横軸はトナー量を示している。また、実線60は、トナー量に応じたトナー層の透過率を表しており、点線70は、その透過率の2乗を表している。
【0056】
本発明におけるトナー量測定の場合には、上述した透過光が測定に寄与しており、入射光量に対する透過光量の割合はトナー層の透過率に等しいので、測定に寄与する光の光量は、トナー量の増加に伴い実線60に沿って減少する。また、実線60の傾きもトナー量の増加に伴って減少するが、トナー量が0.5mg/cm2を越えてもまだ十分に大きく、十分な測定感度が得られることがわかる。
【0057】
一方、鏡面反射光を利用したトナー量測定の場合には鏡面反射光が測定に寄与しており、入射光量に対する鏡面反射光量の割合はトナー層の透過率の2乗に等しいので、測定に寄与する光の光量は、トナー量の増加に伴い点線70に沿って減少する。点線70の傾きは、トナー量の増加に伴って急激に減少して、トナー量が0.5mg/cm2を越えた領域では傾きが極端に小さくなり、測定感度が不足することがわかる。
【0058】
本発明におけるトナー量測定によれば、以上説明した原理によって、感光体上で、高トナー量のトナー画像についてトナー量を測定することができる。
【0059】
以下、本発明の具体的な実施形態について説明する。
【0060】
図17は、本発明の第1実施形態の構成図である。
【0061】
この画像形成装置100は、制御可能な画像形成条件の下で最終的に用紙上にトナー画像を形成するものであって、この画像形成装置100には、本発明にいう感光体で周面が覆われた感光ロール110と、本発明にいう第1光照射部の一例であるレーザ露光器140と、本発明にいう現像部の一例である現像器160と、本発明にいう転写部の一例である転写器170が備えられており、本発明にいう第2光照射部と電位測定部が搭載されたセンサユニット120と、本発明にいうトナー量導出部と条件制御部とを兼ねた制御器130も備えられている。感光ロール110の周面を覆う感光体は、図6に示された構造を有するものである。また、以下では、感光ロール110と、その感光ロール110の周面を覆う感光体とを特に区別せずに説明する場合がある。
【0062】
感光ロール110は、矢印F1方向に所定の回転数で回転する。
【0063】
制御器130は、コンピュータなどから送られてきた画像信号に基づいたレーザ点灯信号を生成してレーザ露光器140に出力する。
【0064】
レーザ露光器140は、帯電器150によって一様に帯電された感光ロール110の表面を、制御器130から送られてきたレーザ点灯信号に従ってレーザ光141で露光することにより表面電位を変化させて、感光ロール110表面に不可視な静電潜像を形成する。ここでは、感光ロール110の表面は、帯電器150によって−700Vに帯電され、レーザ露光器140によって3.2mJ/m2のエネルギー(光量)で露光されて−200Vの静電潜像が形成されるものとする。
【0065】
静電潜像が形成された感光ロール110の表面電位が表面電位センサ145によって測定され、制御器130にフィードバックされる。
【0066】
現像器160は、静電潜像に対して選択的にトナーを付着させることで静電潜像を可視化した現像トナー画像161を形成する。
【0067】
転写器170は、感光ロール110上の現像トナー画像161を、搬送ベルト180によって矢印F2方向に搬送されてきた用紙181に転写して、用紙181上に転写トナー画像を形成する。このように用紙上に形成された転写トナー画像は、図示を省略した定着器によって定着され、転写トナー画像が形成された用紙がプリンタ100外へと搬送される。本発明にいう転写部としては、現像トナー画像161を転写ベルトなどを介して複数の行程により用紙181上に転写するものも考えられるが、ここでは、現像トナー画像161を用紙181上に直接転写する転写器170が採用されている。
【0068】
クリーナ190は、転写器170が用紙上に転写しきれなかったトナーを除去する。
【0069】
センサユニット120と制御器130は、上述した原理によって現像トナー画像161のトナー量を測定する。そして、制御器130は、トナー量の測定値に基づき、必要に応じて、感光ロール110の電位、レーザ露光器140のパワーや出力パターン、現像器160の現像電圧やトナー量、転写器170の転写電圧などを制御する。
【0070】
以下、センサユニット120周りについて詳述する。
【0071】
図18は、本発明の第1実施形態におけるセンサユニット近辺の構成図である。
【0072】
上述したように、本発明のトナー量測定原理は、感光ロール110上の現像トナー画像161に光を照射して照射部分の電位を変化させ、その電位変化量からトナー量を導くものである。
【0073】
このセンサユニット120には、本発明にいう第2光照射部の一例であるレーザダイオード121と、本発明にいう電位測定部の一例である表面電位センサ122が搭載されている。レーザダイオード121と表面電位センサ122は、感光ロール110の、矢印F1が示す回転方向に並べて配置される。
【0074】
ここでは、感光ロール110上に、現像トナー画像161として制御用のパッチ画像が生成されるものとする。レーザダイオード121は、感光ロール110の回転に伴って現像トナー画像(パッチ画像)161が移動してくるタイミングに合わせて発光し、図8に示す2次露光領域20に2次露光光を照射する。なお、ここで第2光照射部の一例としてレーザダイオード121が採用された理由は、安価であることと、一般的にパッケージ内に光量モニタ用フォトダイオードが内蔵されていて光量管理が容易であることによる。第2光照射部の他の例としては、LED等が考えられるが、出力光量をモニタするフォトダイオードなどを付設することが好適である。
【0075】
表面電位センサ122は、レーザダイオード121によって2次露光光が照射された2次露光領域20の内外それぞれについて感光ロール110の表面電位を測定する。
【0076】
ここでは、0〜0.8mg/cm2というトナー量領域の全域でトナー量測定が可能となるように、レーザダイオード121は1.8mJ/m2のエネルギー(光量)の2次露光光を発する。このエネルギーの2次露光光は、感光ロール110の表面に直接照射されても感光体の光劣化を生じないものであり、直接照射時には2次露光領域20の内外で約200Vの電位差を生じさせる。また、感光ロール110の露光量と、2次露光領域20内外での電位差は、ほぼ直線的な関係を有しており、1.8mJ/m2のエネルギーの2次露光光は、現像トナー画像161の透過率が50%であれば、2次露光領域20の内外で約100Vの電位差を生じさせ、透過率が20%であれば約40Vの電位差を生じさせる。
【0077】
表面電位センサ122によって得られた測定データは、図17に示す制御器130に送られ、制御器130は、表面電位センサ122によって2次露光領域20の内外それぞれについて測定された表面電位の差を求め、その電位差と図13のグラフに基づいてトナー量を導き出す。
【0078】
このように、本発明の第1実施形態では、0〜0.8mg/cm2というトナー量領域の全域でトナー量測定が可能である。また、当然ながらこの第1実施形態では、稼働中のトナー量測定が可能である。
【0079】
しかし、表面電位センサ122の出力に大きなノイズが乗った場合には高精度なトナー量測定が困難になる場合があると考えられる。例えば図13のグラフでは、トナー量が0.6mg/cm2である場合と0.8mg/cm2である場合との電位差は10Vであり、0.6〜0.8mg/cm2というトナー量領域において、0.01mg/cm2という精度のトナー量測定を行う場合には0.5V刻みで表面電位を測定する必要がある。しかし、0.5V程度の電磁ノイズが発生する可能性は無視できず、十分なノイズ対策などが必要である。
【0080】
一方で、2次露光光のエネルギー(光量)を大きくすることで、高トナー量領域における測定感度を向上させることが考えられる。
【0081】
図19は、2次露光光のエネルギーと測定感度との関係を表すグラフである。
【0082】
この図19のグラフに示された、四角マークが付された曲線200は、図13のグラフと全く同じものであり、1.8mJ/m2のエネルギーの2次露光光が照射される場合におけるトナー量とセンサ出力(電位差)との関係を表している。
【0083】
また、三角マークが付された曲線210、×マークが付された曲線220、丸マークが付された曲線230は、それぞれ、2次露光光のエネルギーが1.8mJ/m2の2倍、3倍、4倍に強められた場合におけるトナー量とセンサ出力(電位差)との関係を表している。2次露光光のエネルギーが強いほど曲線の傾きが大きく、例えば5.4mJ/m2のエネルギーで露光される場合には、トナー量が0.6mg/cm2である場合と0.8mg/cm2である場合との電位差は40Vとなる。このため、前述した0.01mg/cm2の精度でトナー量を測定するための電位分解能は2Vとなり、ノイズが大きくても精度よく測定可能である。
【0084】
ところが、上述した1.8mJ/m2のエネルギーの2次露光光は、感光体の耐光強度を考慮して選択されたものであり、2次露光光のエネルギーが強められると、低トナー量領域における感光体の光劣化が問題となる。従って、エネルギーが強められた2次露光光は、測定対象のトナー量範囲がある程度高いレベルに限定されて適用されることが望ましい。
【0085】
つまり、2次露光光のエネルギーは、感光体の耐光強度、測定対象のトナー量範囲、測定精度などのバランスが考慮された上で選択されることが望ましい。
【0086】
ところで、上述したレーザダイオードは、駆動電量が調整されることによって2次露光光の照射光量が調整可能なものであるので、必要に応じて2次露光光の照射エネルギーを変更することにより、感光体を保護する一方で十分な測定精度や測定感度を得る実施形態が考えられる。
【0087】
図20は、本発明の第2実施形態の動作を表すフローチャートである。
【0088】
第2実施形態の構成は、本発明にいう光量調整部としての機能が制御器に付加されている点を除いて、第1実施形態の構成と同様である。
【0089】
この第2実施形態では、制御器によって感光体上のトナー量が予測され(ステップS101)、レーザダイオードの照射光量が、予測されたトナー量に応じた光量に調整される(ステップS102)。トナー量の予測は、レーザ露光器の出力パワーや現像器へのトナー供給量や現像器の現像電圧や前回の測定値などのうちの1つあるいは複数に基づいて行われる。予測されたトナー量が低トナー量であれば、2次露光光が低エネルギーに調整されて感光体の光劣化が回避される。また、予測されたトナー量が高トナー量であれば、2次露光光が高エネルギーに調整されて測定感度が高められる。
【0090】
このような光量調整が終了すると、上述した測定方法でトナー量測定が行われる(ステップS103)。このトナー量測定では、感光体が光劣化から保護されているとともに、十分な測定感度が得られる。
【0091】
図21は、本発明の第3実施形態の動作を表すフローチャートである。
【0092】
第3実施形態の構成も、本発明にいう光量調整部としての機能が制御器に付加されている点を除いて、第1実施形態の構成と同様である。
【0093】
この第3実施形態では、制御器によってレーザダイオードの照射光量が所定光量以下に調整されて予備測定が行われ(ステップS201)、その後、制御器が、レーザダイオードの照射光量を、予備測定で導き出されたトナー量に応じた光量に再調整する(ステップS202)。
【0094】
つまり、予備測定時には、感光体の光劣化を避けるような低エネルギーに調整され、再調整時には、十分な測定感度が得られるようなエネルギーに調整される。
【0095】
光量の再調整(ステップS202)が終了すると、上述した測定方法でトナー量測定が行われる(ステップS203)。このトナー量測定でも、感光体が光劣化から保護されているとともに、十分な測定感度が得られる。
【0096】
上記各実施形態は、黒トナーを用いる画像形成装置については、そのまま適用することができるが、カラートナーを用いる画像形成装置に適用する場合には、以下説明する点を考慮することが必要である。
【0097】
黒トナーは、可視光の全波長領域に渡って光を遮るので、透過率とトナー量とは、2次露光光の波長に関わらずほぼ線形関係になっている。しかしカラートナーの場合は、透過率の波長依存性があるため、2次露光光の波長によっては、透過率とトナー量が非線形な関係になる場合がある。
【0098】
図22は、マゼンタトナーの透過率を表すグラフである。
【0099】
このグラフの縦軸は透過率、横軸はトナー量を示しており、このグラフの曲線240は、マゼンタトナーに、波長が632.8nmであるHeNeレーザの光を照射した場合におけるトナー量と透過率の関係を表している。
【0100】
マゼンタトナーは、波長が632.8nmの光については入射光の大半を透過させてしまう。このため、トナー量が増えると透過率は若干下がるものの、かなり高トナー量の領域に達しても透過率はほとんど低下しない。
【0101】
図23は、波長が632.8nmの2次露光光をマゼンタトナーに使用した場合の測定感度を表すグラフである。
【0102】
このグラフの縦軸は表面電位センサの出力(電位差)を示しており、グラフの横軸はトナー量を示している。また、グラフの曲線250の傾きが測定感度を表している。
【0103】
ここでは、トナー量が0mg/cm2から0.8mg/cm2まで変化したときに出力が約200V変化するように照射光量が調整されており、0.5mg/cm2を越える高トナー量領域では測定感度が高い。しかし、0.1〜0.5mg/cm2という中間的なトナー量の領域では、曲線250の傾きがほぼ0であり、測定感度もほぼ0である。つまり、マゼンタトナーのトナー量測定には、波長が632.8nmの2次露光光は不適であることがわかる。
【0104】
このように、カラートナーの吸収帯域をはずれた、透過率が高い波長の2次露光光は、トナー量測定には不適切である。
【0105】
図24は、シアントナーの分光透過率を表すグラフであり、図25はマゼンタトナーの分光透過率を表すグラフであり、図26はイエロートナーの分光透過率を表すグラフである。
【0106】
各グラフの横軸は光の波長、縦軸は透過率を表しており、各グラフには、複数のトナー量それぞれにおける分光透過率を表す複数の曲線が示されている。
【0107】
図24のグラフが示すように、シアントナーは、可視光波長領域の全域で、ある程度の光吸収を生じる。そして、HeNeレーザから発せられる波長が632.8nmの光や、一般的なレーザダイオードから発せられる赤〜赤外の領域の光が2次露光光として用いられた場合に、十分な測定感度が得られることがわかる。
【0108】
これに対し、マゼンタトナー、イエロートナーは、図25、図26のグラフが示すように、それぞれ、570nm以下の帯域、500nm以下の帯域で光吸収を生じる。このため、それぞれ、570nm以下の帯域、500nm以下の帯域の2次露光光が使用された場合にだけ測定感度が得られ、HeNeレーザの光や一般的なレーザダイオードの光は2次露光光として不適切であることがわかる。
【0109】
赤〜赤外の領域の光を発するレーザダイオードは、入手が容易でコストが低いものの、マゼンタトナーやイエロートナーのトナー量測定には適さない。マゼンタトナーやイエロートナーのトナー量測定には、例えば、青色LEDなどといった短波長光源の光を用いることが好適である。この青色LEDは、近年飛躍的に入手性が向上しており、中心波長が430nm程度の波長分布を有する光を発する。このような短波長光源の光は、マゼンタトナーやイエロートナーによって光が吸収される帯域内の波長の光であり、この光が2次露光光として照射されることにより十分な測定感度が得られることとなる。
【0110】
図17に示す現像器160が、特定のカラートナーで静電潜像を現像するものである場合には、そのカラートナーに応じた波長の光を発する光源が、本発明にいう第2光照射部に用いられることが好ましい。
【0111】
また、複数の波長が混ざった光が2次露光光として用いられるトナー量測定も考えられる。
【0112】
さらに、感光体上に複数種類のカラートナーが付着される場合には、2次露光光の波長を、感光体上に付着されたカラートナーの種類に応じた波長に切り替えることも考えられる。以下、このように波長を切り替える実施形態について説明する。
【0113】
図27は、本発明の第4実施形態におけるセンサユニットの構成図であり、図28は、本発明の第4実施形態の動作を表すフローチャートである。
【0114】
この第4実施形態は、図18に示すセンサユニット120に換えて、この図27に示すセンサユニット260が備えられている点と、図17に示す現像器160が、複数種類のカラートナーを自在に使い分けることができる点を除いて、第1実施形態とほぼ同様の実施形態である。
【0115】
この図27に示すセンサユニット260には、シアントナー用の光源261と、イエロートナーおよびマゼンタトナー用の光源262が備えられており、感光ロールの回転方向に並んで配列されている。このセンサユニット260には、制御器あるいは現像器から、カラートナーの種類を示す信号が入力され(図28のステップS301)、その信号に応じた光源が選択される(図28のステップS302)。
【0116】
また、このセンサユニット260には、2つの光源261,262それぞれによって2次露光光が照射された感光ロール110の表面電位を測定する表面電位センサ263も備えられており、上述した原理によってトナー量が測定される(図28のステップS303)。
【0117】
このように、カラートナーに応じた波長の2次露光光が用いられることによって、十分な測定感度が得られることとなる。
【0118】
ところで、感光ロールの表面を覆っている感光体が光に反応する感度は、一般に波長依存性を示す。
【0119】
図29は、感光体の分光感度の一例を示すグラフである。
【0120】
このグラフの縦軸は、感光体が光に反応する感度を示しており、グラフの横軸は、光の波長を示している。
【0121】
このグラフには、500nm以下の波長領域の光に対して極端に感度が落ちる感光体の分光感度が示されており、600nm近傍の光に対する感度と比較すると、500nm以下の波長領域の光に対する感度は、1/10程度まで低下している。
【0122】
感光ロールには、このような分光感度を持つ感光体が用いられている場合があり、その場合には、感光ロール上のマゼンタトナーやイエロートナーに、中心波長が430nmの青色LEDの光を照射すると、高トナー量と低トナー量とで光の透過率には差がつくが、表面電位は不変という現象が発生する。このような現象が発生すると、トナー量測定は不可能となってしまう。
【0123】
そこで、図29のグラフが示すような分光感度を示す感光体が感光ロールに用いられている場合であってもカラートナーのトナー量測定が可能なトナー量測定方法を以下提案する。
【0124】
ここで提案するトナー量測定方法は、感光ロールの表面に対してブリュースター角で交差する方向からその感光ロールの表面に2次露光光を照射することを特徴とする。
【0125】
図30は、ブリュースター角の説明図である。
【0126】
界面270を挟んで、互いに屈折率が異なる媒質が接しており、相対的に屈折率が小さい媒質(図の上方の媒質)から界面270に、入射角θ1で入射光が入射すると、界面270で屈折した屈折光が、相対的に屈折率が大きい媒質中に進入して屈折角θ2方向に進む。また、界面270で反射された反射光が、入射角θ1と同じ反射角θ1方向に進む。
【0127】
そして、これらの媒質の屈折率に応じたブリュースター角θpでp−偏光の入射光が界面270に入射した場合には、反射光がなくなって、入射光が100%屈折光となることが知られている。
【0128】
図31は、反射率の入射角度依存性を示すグラフである。
【0129】
このグラフの縦軸は、図30に示す界面270での反射率を示しており、グラフの横軸は、入射角度を示している。
【0130】
入射角度0°では、p−偏光とs−偏光との区別がないため同じ反射率となる。また、入射角度90°では、いずれも100%の反射率となる。
【0131】
s−偏光の入射光に対する反射率は、入射角度0°から入射角度90°に向かうにつれて単調に増加する。これに対して、p−偏光の入射光に対する反射率の場合は、入射角度0°から入射角度が増大するにつれて徐々に減少して、上述したブリュースター角θpで0%となる。その後さらに入射角度が増大するにつれて急速に100%に近づく。このように、p−偏光の入射光とs−偏光の入射光とでは反射率の入射角度依存性が相違しており、p−偏光の入射光に対する反射率と、s−偏光の入射光に対する反射率との差は、ブリュースター角近傍で最大となる。
【0132】
ところで、偏光状態の揃った光がカラートナーに導光されると、トナー内部で乱反射されて偏光状態が崩れ、様々な偏光状態が混じった光が生じることが知られている。
【0133】
そこで、p−偏光の光を2次露光光として用いて、ブリュースター角近傍の角度から感光ロールの表面に照射すると、トナー不在の状態では、2次露光光は感光ロールの表面を覆う感光体にほぼすべて進入する。一方、トナーが付着している状態では、偏光状態が崩されてp−偏光とs−偏光が混ざった散乱光が生じて、感光ロールの表面で反射される。そのため、感光ロール上に付着したトナー量が多ければ多いほど、感光体に入射する光は少なくなる。
【0134】
図32は、本発明の第5実施形態におけるセンサユニットの構成図である。
【0135】
この第5実施形態は、図18に示すセンサユニット120に換えて、この図32に示すセンサユニット280が備えられている点を除いて、第1実施形態とほぼ同様の実施形態である。
【0136】
この図32に示すセンサユニット280には、2次露光光を発するレーザダイオード281と、感光ロール110の表面電位を測定する表面電位センサ282が備えられており、レーザダイオード281は、p−偏光の光を発するものであり、レンズ283を介して、平行光束の2次露光光を感光ロール110の表面に照射する。2次露光光は、感光ロール110の表面に対してブリュースター角θpで交わる方向から照射される。ブリュースター角θpは、感光ロール110表面を覆う感光体の屈折率に応じた角度であり、感光体の保護コート層の屈折率がn=1.585であるときのブリュースター角θpはθp=57.8度である。
【0137】
なお、この実施形態では、レーザダイオード281が用いられているが、光源としてLEDが用いられてもよく、その場合には、偏光スプリッタなどによって偏光がp−偏光に揃えられる。
【0138】
図33は、本発明の第5実施形態でマゼンタトナーが用いられる場合に2次露光光が感光体表面を透過する率を表すグラフであり、図34は、本発明の第5実施形態でマゼンタトナーを使用した場合の測定感度を表すグラフである。
【0139】
図33のグラフの縦軸は透過率、図34のグラフの縦軸はセンサ出力から得られる電位差を示しており、これらのグラフの横軸はトナー量を示している。
【0140】
これらのグラフの曲線290,300には、図22および図23のグラフの曲線240,250が有するような水平部分がなく、低トナー量領域から高トナー量領域までほぼ一様な傾きを有している。従って、感光ロール上に付着したトナーの量が増加するのに伴い、2時露光光で生じる感光体の電位差は一様に減少することとなり、本発明の第5実施形態ではトナー量領域の広範囲にわたって高い測定感度が得られる。
【0141】
図33および図34は、マゼンタトナーが用いられる場合のグラフであるが、他の色のカラートナーや、黒トナーが用いられる場合であっても同様な結果が期待される。
【0142】
図35は、本発明の第6実施形態におけるセンサユニットの構成図である。
【0143】
この第6実施形態は、レーザダイオード281によって感光ロール110表面に照射されてその感光ロール110の表面で反射された光を受光する受光部310が備えられている点と、上記制御器が、受光部310によって受光された光の光量にも基づいてトナー量を導出するものである点を除いて、第5実施形態とほぼ同様の実施形態である。なお、制御器は、電位差と受光量との双方に基づいてトナー量を導出するものであってもよく、あるいは、一時にはいずれか一方だけに基づいてトナー量を導出するものであってもよい。また、この第6実施形態では、レーザダイオード281は、レンズ283を介して、発散光束あるいは収束光束の光を感光ロール110表面に照射するものである。これにより、鏡面反射光を利用したトナー量測定に適した、ブリュースター角を外れた照射光が得られることとなる。
【0144】
この第6実施形態では、鏡面反射光を利用したトナー量測定と、表面電位に基づくトナー量測定が併用されることにより、低トナー量のレンジから高トナー量のレンジまで広範囲に渡って高精度にトナー量が測定されることとなる。
【0145】
図36は、本発明の第7実施形態の構成図である。
【0146】
上記第1〜第6実施形態では、本発明のトナー量測定方法を実施するためにセンサボックスが組み込まれるが、この第7実施形態では、既存の画像形成装置に組み込まれている要素が流用されて、本発明のトナー量測定方法が実施される。
【0147】
図36に示す画像形成装置320は、センサボックスが省かれている点を除いて、図17に示す画像形成装置の構成とほぼ同等な構成を有する。この図36に示す画像形成装置320では、レーザ露光器140が、本発明にいう第1光照射部と第2光照射部とを兼ねている。また、既存の表面電位センサ145が、本発明にいう電位測定部を兼ねている。
【0148】
図37は、本発明の第7実施形態の動作を表すフローチャートである。
【0149】
この第7実施形態では、まず、レーザ露光器140によって静電潜像が形成され(ステップS401)、その静電潜像が現像器160によって現像されて(ステップS402)、現像トナー画像161が形成される。
【0150】
そして、感光ロール110が正転あるいは逆転することにより、その現像トナー画像161が、レーザ露光器140に対向する位置まで搬送され、レーザ露光器140によって2次露光光が照射される(ステップS403)。感光ロール110が正転あるいは逆転する際には、必要に応じて、クリーナの乖離や帯電器の停止などが行われる。その後、表面電位センサ145によって表面電位が測定されて(ステップS404)測定データが制御器に送られ、測定データに基づいてトナー量が算出される(ステップS405)。
【0151】
このような一連の動作によって、本発明のトナー量測定方法が実施されることとなる。
【0152】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、従来はトナー量測定が困難であった高トナー量のトナー画像について、感光体上でトナー量を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】鏡面反射を利用したトナー量測定方法の測定原理図である。
【図2】鏡面反射を利用したトナー量測定方法における、トナーの付着量と、光センサの出力電圧との関係を示すグラフである。
【図3】散乱光を利用したトナー量測定方法の測定原理図である。
【図4】散乱光を利用したトナー量測定方法における、トナーの付着量と、光センサの出力電圧との関係を示すグラフである。
【図5】鏡面反射を利用したトナー量測定方法における測定感度を表すグラフである。
【図6】現在主流となっている種類の感光体の表面構造図である。
【図7】現在主流の感光体が用いられた場合における、トナーの付着量と、光センサの出力電圧との関係を示すグラフである。
【図8】感光体上のトナーパッチ像を表す図である。
【図9】静電潜像が形成されたときの電位を表す図である。
【図10】トナーパッチ像が形成されたときの電位を表す図である。
【図11】2次露光光が照射された後のトナーパッチ像の電位を表す図である。
【図12】表面電位の変化を表すグラフである。
【図13】本発明におけるトナー量測定の感度を表すグラフである。
【図14】鏡面反射光を利用したトナー量測定に寄与する光を示す図である。
【図15】本発明におけるトナー量測定に寄与する光を示す図である。
【図16】トナー測定方法の相違による感度の相違を表すグラフである。
【図17】本発明の第1実施形態の構成図である。
【図18】本発明の第1実施形態におけるセンサユニットの構成図である。
【図19】2次露光光のエネルギーと測定感度との関係を表すグラフである。
【図20】本発明の第2実施形態の動作を表すフローチャートである。
【図21】本発明の第3実施形態の動作を表すフローチャートである。
【図22】マゼンタトナーの透過率を表すグラフである。
【図23】波長が632.8nmの2次露光光をマゼンタトナーに使用した場合の測定感度を表すグラフである。
【図24】シアントナーの分光透過率を表すグラフである。
【図25】マゼンタトナーの分光透過率を表すグラフである。
【図26】イエロートナーの分光透過率を表すグラフである。
【図27】本発明の第4実施形態におけるセンサユニットの構成図である。
【図28】本発明の第4実施形態の動作を表すフローチャートである。
【図29】感光体の分光感度の一例を示すグラフである。
【図30】ブリュースター角の説明図である。
【図31】反射率の入射角度依存性を示すグラフである。
【図32】本発明の第5実施形態におけるセンサユニットの構成図である。
【図33】本発明の第5実施形態でマゼンタトナーが用いられた場合に2次露光光が感光体表面を透過する率を表すグラフである。
【図34】本発明の第5実施形態でマゼンタトナーを使用した場合の測定感度を表すグラフである。
【図35】本発明の第6実施形態におけるセンサユニットの構成図である。
【図36】本発明の第7実施形態の構成図である。
【図37】本発明の第7実施形態の動作を表すフローチャートである。
【符号の説明】
10 1次露光領域
20 2次露光領域
100,320 画像形成装置
110 感光ロール
120,260,280 センサユニット
121,281 レーザダイオード
122,263,282 表面電位センサ
130 制御器
140 レーザ露光器
145 表面電位センサ
150 帯電器
160 現像器
170 転写器
180 搬送ベルト
181 用紙
190 クリーナ
261,262 光源
283 レンズ
310 受光部

Claims (12)

  1. 感光体と、
    前記感光体の表面に光を照射して静電潜像を形成する第1光照射部と、
    前記第1光照射部によって形成された静電潜像にトナーを付着させて現像する現像部と、
    前記現像部によって静電潜像が現像されてなる現像画像を最終的に用紙上に転写することにより該用紙上にトナー画像を形成する転写部とを備え、
    前記感光体、前記第1光照射部、前記現像部、および前記転写部のうちの少なくともいずれか1つが、制御可能な画像形成条件に従ったものであり、
    前記トナーが付着された感光体の表面の、前記トナーが付着している領域に光を照射する第2光照射部と、
    前記第2光照射部によって光が照射された領域の表面電位を測定する電位測定部と、
    前記電位測定部により測定された表面電位に基づいて前記感光体上のトナー量を導き出すトナー量導出部と、
    前記トナー量導出部によって導き出されたトナー量に応じて前記画像形成条件を制御する条件制御部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記電位測定部が、前記第2光照射部によって光が照射された領域の内外それぞれについて表面電位を測定するものであり、
    前記トナー量導出部が、前記電位測定部によって前記領域の内外について測定された表面電位の差に基づいて前記感光体上のトナー量を導き出すものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記第2光照射部は、照射光量が調整可能なものであり、
    前記感光体上のトナー量を予測し、前記第2光照射部の照射光量を、予測したトナー量に応じた光量に調整する光量調整部を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記第2光照射部は、照射光量が調整可能なものであり、
    前記第2光照射部の照射光量を、一旦所定光量以下に調整し、その後、該第2光照射部の照射光量を、前記トナー量導出部によって導き出されたトナー量に応じた光量に再調整する光量調整部を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記第2光照射部が、前記トナーによって光が吸収される帯域内の波長の光を照射するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記第2光照射部が、前記感光体の表面に、該感光体の表面に対してブリュースター角で交差する方向からp偏光の光を照射するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記第2光照射部が、平行光束の光を照射するものであることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記第2光照射部が、発散光束あるいは収束光束の光を照射するものであることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  9. 前記第2光照射部によって前記感光体表面に照射されて該感光体表面で反射された光を受光する受光部を備え、
    前記トナー量導出部が、前記受光部によって受光された光の光量にも基づいてトナー量を導出するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  10. 前記第1光照射部が、第2光照射部を兼ねたものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  11. 表面にトナーを担持した感光体の表面の、該トナーを担持している領域に光を照射する光照射部と、
    前記光照射部によって光が照射された領域の表面電位を測定する電位測定部と、
    前記電位測定部により測定された表面電位に基づいて前記感光体上のトナー量を導き出すトナー量導出部とを備えたことを特徴とするトナー量測定装置。
  12. 表面にトナーを担持した感光体の表面の、該トナーを担持している領域に光を照射する光照射過程と、
    前記光照射過程で光が照射された領域の表面電位を測定する電位測定過程と、
    前記電位測定過程で測定された表面電位から前記感光体上のトナー量を導き出すトナー量導出過程とを含むことを特徴とするトナー量測定方法。
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