JP4514762B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置における極細線の補正に関するものである。
従来、画像形成装置における極細線の描画では、設定された出力解像度での1画素の幅又は長さを基準とするようになっている。そして、近年の技術の向上に伴って、画像形成装置の解像度は、300〜600〔dpi〕(dot per inch)程度から1200〜2400〔dpi〕程度に上昇し、より精度の高い解像度を実現することも可能になっている。また、パルス数を制御することによって極細線に適した画像形成を行う技術も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−118703号公報
しかしながら、前記従来の画像形成装置においては、高解像度になるにしたがって1画素長の線分の印刷が難しくなり、また、印刷することができたとしても、視認が困難になってしまう。例えば、600〔dpi〕の解像度で極細線を印刷する場合、1画素の大きさが約0.04〔mm〕となるので、1画素長の線分を視認することが可能であった。これに対し、1200〔dpi〕の解像度で極細線を印刷する場合、1画素長の線分の長さが600〔dpi〕の場合の半分の長さとなり、また、2400〔dpi〕の解像度で極細線を印刷する場合には、1画素長の線分の長さが600〔dpi〕の4分の1の長さとなる。そのため、装置によっては線が細すぎて画素を配置することができなかったり、描画することができたとしても、視認が困難になってしまう。
図2は従来の画像形成装置における線分の分割を示す図である。なお、図2(a)は破線描画コマンドで1画素長を指定した図、図2(b)は600〔dpi〕の画像度における1画素長部分の拡大図、図2(c)は1200〔dpi〕の画像度における1画素長部分の拡大図、図2(d)は2400〔dpi〕の画像度における1画素長部分の拡大図である。
図2(a)に示されるような出力解像度で1画素長の線分を含む破線を描画する場合、600〔dpi〕の解像度で印刷を行うと、1画素長の線分の周囲は、図2(b)に示されるようになる。図2(b)における真ん中の部分が1画素長の線分に該当する。
これに対し、1200〔dpi〕の解像度で印刷を行うと、1画素長の線分の周囲は、図2(c)に示されるようになる。この場合、1画素長の線分の長さが600〔dpi〕の場合の半分になっている。さらに、2400〔dpi〕の解像度で印刷を行うと、1画素長の線分の周囲は、図2(d)に示されるようになる。この場合、1画素長の線分の長さが1200〔dpi〕の場合の半分、すなわち、600〔dpi〕の場合の4分の1になっている。
このように、解像度が高くなると、1画素長の線分の印刷が難しくなり、印刷することができたとしても、視認が困難になる。
本発明は、前記従来の画像形成装置の問題点を解決して、破線指定コマンドがある場合には、破線の所定部分の長さを調べ、該長さが所定長未満であるときには所定長まで補正をするようにして、1画素長の部分を含む破線を高解像度で印刷しても、1画素長の部分を視認可能に印刷することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の画像形成装置においては、上位装置から印刷データを受信するデータ受信部と、該データ受信部が受信した印刷データの編集、展開及び印刷制御を管理するジョブ制御部と、前記印刷データの編集を行うデータ編集部と、該データ編集部から解析結果を受け取り、印刷イメージデータを生成するデータ展開部と、該データ展開部が生成した印刷イメージデータを受け取り、印刷機構を制御して印刷処理を行う印刷制御部とを有し、前記データ編集部は、現在の印刷解像度を検出する印刷解像度検出部と、該印刷解像度検出部が検出した現在の印刷解像度が1画素幅を視認可能な解像度である基準解像度より高いか否かを判定する解像度判定部と、該解像度判定部が現在の印刷解像度が基準解像度より高いと判定すると、線が極細線であるか否かを判定する線判定部と、該線判定部が極細線であると判定した線の幅を基準解像度で1画素以上になるように補正する補正部とを備え、破線指定コマンドの有無を判断し、破線指定コマンドがある場合には、現在の印刷解像度を検出し、検出した現在の印刷解像度が基準解像度より高いと判定すると、極細線であると判定した線の幅を基準解像度で1画素以上に延長し、延長した分を隣り合う空白部分から差し引くとともに、当該空白部分の長さを調べ、当該空白部分の長さが基準解像度で1画素未満であるときは1画素以上に延長するように補正する。
本発明によれば、画像形成装置は、破線指定コマンドがある場合には、破線の所定部分の長さを調べ、該長さが所定長未満であるときには所定長まで補正をするようになっている。これにより、1画素長の部分を含む破線を高解像度で印刷しても、1画素長の部分を視認可能に印刷することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における印刷装置の構成を示すブロック図である。
図において、20は本実施の形態における画像形成装置としての印刷装置であり、10は該印刷装置20の上位装置であり、通信手段としてのケーブル、ネットワーク等によって印刷装置20に接続されている。ここで、該印刷装置20は、例えば、インクジェット式プリンタ、電子写真式プリンタ、複写機、ファクシミリ機、画像読取装置、プリンタとファクシミリ装置と複写機との機能を併せ持つ複合機等であるが、いかなる種類の印刷装置であってもよく、また、モノクロ画像を形成するものであっても、カラー画像を形成するものであってもよい。
また、前記上位装置10は、例えば、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ等の表示手段等を備えるパーソナルコンピュータ、サーバ等のコンピュータであるが、印刷装置20で印刷するための印刷データを作成することができる装置であればいかなる種類の装置であってもよい。
そして、前記印刷装置20は、機能の観点から、データ受信部21、ジョブ制御部22、データ編集部23、データ展開部24及び印刷制御部25を有する。なお、前記データ編集部23は、データ解析部23a、線処理部23b、極細線補正部23c及び解析結果格納部23dを備える。そして、前記データ受信部21は、上位装置10から送信された印刷データを受信し、受信した印刷データをジョブ制御部22に渡す。また、該ジョブ制御部22は、前記データ受信部21から渡された印刷データの編集をデータ編集部23に依頼し、印刷制御部25に指示を出して印刷を行わせる。
さらに、前記データ編集部23のデータ解析部23aは、受信した印刷データの解析を行う。そして、線分の印刷である場合、線処理部23bは、線分の開始、終了の座標の計算や線分が実線か破線かの判断を行い、さらに、破線のときには線分の分割等を行う。なお、線分が破線であって、該破線中に極細線が含まれている場合、データ解析部23aは、極細線補正部23cに指示を出し、補正を行わせる。また、解析結果格納部23dは、解析結果を格納する。
そして、前記データ展開部24は、前記解析結果格納部23dから解析結果及び補正された線分データを受け取り、これらに基づいて印刷制御部25に渡すための印刷イメージデータを作成する。また、前記印刷制御部25は、データ展開部24から渡された印刷イメージデータの印刷を行う。
次に、前記構成の印刷装置20の動作について説明する。
図3は本発明の第1の実施の形態におけるデータ編集部及びデータ展開部の動作を示すフローチャートである。
まず、上位装置10から印刷装置20に対して印刷データが送信される。すると、前記印刷装置20のデータ受信部21が印刷データを受信し、ジョブ制御部22に受信した印刷データを渡す。そして、該ジョブ制御部22は、受信した印刷データの解析をデータ編集部23に依頼する。
次に、前記データ編集部23及びデータ展開部24の動作について説明する。
まず、データ解析部23aは、受信したすべての印刷データの解析が終了したか否かを判断する。そして、すべての印刷データの解析が終了していない場合、データ解析部23aは受信した印刷データをコマンド単位で読み込む。
続いて、前記データ解析部23aは、読み込んだ印刷データに含まれるコマンドが破線指定コマンドであるか否かを判断する。例えば、コマンドが“LT”コマンドであるか否かを判断する。そして、前記コマンドが破線指定コマンドである場合、線分の分割及び極細線補正処理が行われる。線処理部23bは線分を破線に分割して補正が必要な極細線の有無を判断し、極細線補正部23cは極細線の補正を行い、解析結果格納部23dは解析した結果を格納する。また、前記コマンドが破線指定コマンドでない場合、前記データ解析部23aは、コマンド毎に描画コマンド解析処理を行い、解析結果格納部23dに解析結果を格納する。これにより、受信したコマンドを解析した結果、生成される中間コード形式データが解析結果格納部23dに格納される。
続いて、データ解析部23aは、再び、すべての印刷データの解析が終了したか否かを判断する。そして、すべての印刷データの解析が終了していない場合は、すべての印刷データの解析が終了するまで前述の動作を繰り返す。また、すべての印刷データの解析が終了した場合、データ展開部24は、解析した線分データ及び印刷データの解析結果を解析結果格納部23dから受け取り、データを展開して印刷イメージデータを作成する。すなわち、データ展開部24は、中間コード形式データをビットマップイメージデータに展開生成する。そして、作成した印刷イメージデータは印刷制御部25に送られ、印刷が行われる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 すべての印刷データの解析が終了したか否かを判断する。すべての印刷データの解析が終了した場合はステップS7に進み、すべての印刷データの解析が終了していない場合はステップS2に進む。
ステップS2 印刷データをコマンド単位で読み込む。
ステップS3 印刷データに含まれるコマンドが破線指定コマンドであるか否かを判断する。印刷データに含まれるコマンドが破線指定コマンドである場合はステップS4に進み、印刷データに含まれるコマンドが破線指定コマンドでない場合はステップS5に進む。
ステップS4 線分の分割及び極細線補正処理を行う。
ステップS5 コマンド毎に描画コマンド解析処理を行う。
ステップS6 解析結果を格納する。
ステップS7 データを展開して印刷イメージデータを作成する。
ステップS8 印刷を行い、処理を終了する。
次に、線分の分割及び極細線補正処理の動作について説明する。
図4は本発明の第1の実施の形態における線分の分割を示す図、図5は本発明の第1の実施の形態における線分の分割及び極細線補正処理のサブルーチンを示すフローチャートである。なお、図4(a)は線分分割に必要な情報を示し、図4(b)は破線に分割された線分を示している。
まず、線分を破線に分割するには、図4(a)に示されるような情報が必要である。つまり、線分の開始点の座標(x1 ,y1 )、終了点の座標(x2 ,y2 )、線分に適用する破線パターン1つ分の長さ、及び、破線パターンでの実線部分と空白部分との割合である。図4(a)に示される例においては、パターン長が40であり、パターン列が、百分率で、実線50〔%〕、空白25〔%〕、実線0〔%〕、空白25〔%〕と指定されている。この「実線0〔%〕」の部分が極細線として、印刷装置20の出力解像度の1画素で印刷される。
図4(b)には、実際に線分を破線に分割した例が示されている。この例は、図4(a)に示されるように設定されたパタ−ンを、開始点の座標から終了点の座標まで並べたものである。なお、終了点の座標を超えた分のパターンは印刷されない。
続いて、線分の分割及び極細線補正処理の動作を順を追って説明する。
まず、図4(b)に示されるように、指定された線分の長さ上に、指定されたパターン長で指定されたパターン列に従って、破線A(B)を作成する。続いて、解像度が600〔dpi〕以下であるか否かを判断する。なお、ここでは、1画素幅/長を視認することができる解像度である基準解像度が600〔dpi〕であるものとして説明する。
そして、解像度が600〔dpi〕以下でない場合には、パターンENDであるか否か、すなわち、図4(b)に示される例におけるA−4が終了したか否かを判断する。ここで、パターンENDでない場合には、図4(b)に示される例におけるA−1の長さをチェックし、対象の実線部分の長さ、すなわち、分割する線分の最初の実線部分の長さを求める。
続いて、該実線部分の長さが基準解像度で1画素未満であるか否かを判断する。すなわち、前記実線部分の長さが、600〔dpi〕の1ドットに対応する長さ、又は、600〔dpi〕の1ドットに対応するドット幅未満であるか否かを判断する。なお、指定された解像度が1200〔dpi〕の場合には、前記実線部分の長さが2ドットに対応する長さ未満であるか否かを判断する。そして、基準解像度で1画素未満である場合には、前記実線部分を補正する。また、基準解像度で1画素未満でない、すなわち、1画素以上である場合には、前記実線部分を補正しない。
続いて、空白部分を除外する、すなわち、図4(b)に示される例におけるA−2を飛ばす。そして、再び、パターンENDであるか否かを判断し、パターンENDでない場合には、前述の動作を繰り返す。
また、解像度が600〔dpi〕以下であるか否かを判断して解像度が600〔dpi〕以下である場合、及び、パターンENDであるか否かを判断してパターンENDである場合には、線分の分割が完了したか否か、すなわち、線分全体の破線への分割が完了したか否かを判断する。
そして、線分の分割が完了していない場合、再び、指定された線分の長さ上に、指定されたパターン長で指定されたパターン列に従って、破線A(B)を作成し、前述の動作を繰り返す。また、線分の分割が完了した場合、解析結果格納部23dに生成した破線の線分データを格納する。この場合、破線の線分データを中間コード形式データにして解析結果格納部23dに格納する。
次に、線分の分割及び極細線の補正処理を示すフローチャートについて説明する。
ステップS4−1 指定された線分の長さ上に、指定されたパターン長で指定されたパターン列に従って、破線A(B)を作成する。
ステップS4−2 解像度が600〔dpi〕以下であるか否かを判断する。解像度が600〔dpi〕以下である場合はステップS4−7に進み、解像度が600〔dpi〕以下でない場合はステップS4−3に進む。
ステップS4−3 パターンENDであるか否かを判断する。パターンENDである場合はステップS4−7に進み、パターンENDでない場合はステップS4−4に進む。
ステップS4−4 対象の実線部分の長さを求める。
ステップS4−5 実線部分の長さが基準解像度で1画素未満であるか否かを判断する。実線部分の長さが基準解像度で1画素未満である場合はステップS4−6に進み、実線部分の長さが基準解像度で1画素未満でない場合はステップS4−7に進む。
ステップS4−6 実線部分を補正する。
ステップS4−7 線分全体の破線への分割が完了したか否かを判断する。線分全体の破線への分割が完了している場合はステップS4−8に進み、線分全体の破線への分割が完了していない場合はステップS4−1に戻る。
ステップS4−8 生成した破線の線分データを格納して、処理を終了する。
ステップS4−9 空白部分を除外する。
次に、極細線補正処理の詳細について説明する。
図6は本発明の第1の実施の形態における水平の線の場合の極細線の補正を示す図、図7は本発明の第1の実施の形態における600〔dpi〕の場合の斜めの線の実際の描画を示す図、図8は本発明の第1の実施の形態における斜めの線の補正を示す図である。なお、図6(a)は基準解像度での実際の描画を示し、図6(b)は2400〔dpi〕での実際の描画を示し、図6(c)は補正後の2400〔dpi〕での実際の描画を示している。さらに、図8(a)は補正後の2400〔dpi〕での斜めの線の描画を示し、図8(b)は補正する座標の算出方法を示している。
図6(a)には基準解像度での1画素長の線分を含む破線を描画した例が示され、実際に画素が配置された状態が示されている。図6(a)において、真ん中の破線で囲んだ部分が出力解像度で1画素長の線分に該当する部分である。
また、図6(b)には、同じ破線を基準解像度よりも高い解像度で描画した状態が示されている。ここでは、解像度が2400〔dpi〕であるものとする。実際の描画においては、1画素長の線分に該当する部分が細くなり過ぎて視認が困難になっている。
そして、極細線補正処理では、2400〔dpi〕の解像度で4ドット未満、すなわち、基準解像度で1画素未満である部分を、2400〔dpi〕の解像度で4ドット以上、すなわち、基準解像度で1画素以上に延長する処理を行う。
これにより、1画素長の線分に該当する部分は、図6(c)に示されるようになる。図6(c)に示される例では、2400〔dpi〕の解像度で1画素長であった部分を、2400〔dpi〕の解像度で5画素長にまで延長している。この場合、線分を中心に4ドット幅分の領域を埋めるようにドットを形成する。また、延長した分を隣り合う空白部分から差し引くことで、破線のパターンがずれてしまうことを防ぐことができる。
なお、図6においては、水平の線について説明したが、斜めの線であっても同様である。
図7には基準解像度での1画素長の線分を含む斜めの破線を描画した例が示されている。図7に示されるように、斜めの線の場合も、水平の線の場合と同様に、解像度を高めていくと、出力解像度で1画素長の線分に該当する部分の視認が困難になっていく。
そこで、図8(a)に示されるように、1画素長の線分に該当する部分を、基準解像度で1画素以上になるように延長する。なお、補正の方向、すなわち、延長の方向が水平又は垂直ならば、単に基準解像度における1画素分を前後に延長するだけで補正を行うことができる。しかし、斜めの線の楊合は、図8(b)に示されるような計算方法によって、補正を行う。
この場合、線分の開始点P1 及び終了点P2 の座標と、1画素長の線分の座標Mと、補正長LS とに基づいて、1画素長の線分を延長した座標M1 及びM2 を算出する。まず、開始点P1 及び終了点P2 から線分の角度を求める。なお、開始点P1 の座標を(x1,y1 )とし、終了点P2 の座標を(x2,y2 )とすると、角度θは以下の式(1)で求められる。
θ=Tan-1((y2 −y1 )/(x2 −x1 ))・・・式(1)
補正長はLS なので、MからM1 、M2 へ線分の角度に沿ってそれぞれLS /2ずつ補正すればよいことになる。Mの座標を(xm , ym )とすると、M1 とM2 との座標は以下の式(2)及び(3)のようになる。
1 :(xm −(LS /2)cosθ,ym −(LS /2)sinθ)・・・式(2)
2 :(xm +(LS /2)cosθ,ym +(LS /2)sinθ)・・・式(3)
つまり、Mの位置に1点描画を行っていたものを、M1 からM2 へ線分を描画するように補正を行う。
このように、本実施の形態においては、破線に分割された線分における実線部分の長さが基準解像度で1画素未満である場合には、前記実線部分を所定長まで延長するように補正を行う。そのため、高解像度で破線を描画しても、1画素長の線分に該当する部分が見えづらくなったり、見えなくなったりすることがない。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び効果についても、その説明を省略する。
図9は本発明の第2の実施の形態における印刷装置の構成を示すブロック図である。
前記第1の実施の形態では、破線に含まれる1画素長の線分に該当する部分に対してのみ補正を行うようになっている。これに対し、本実施の形態においては、出力解像度が基準解像度、すなわち、600〔dpi〕よりも高い場合、出力解像度よりも低い解像度でデータ解析処理を行うことによって、描画内容全体に対して補正を行うことができるようになっている。
そのため、図9に示されるように、本実施の形態における印刷装置20のデータ編集部23は、基準解像度変換部23e及び出力解像度変換部23fを備える。基準解像度変換部23eは、基準解像度よりも高い解像度でデータ解析を行う場合に、座標データを基準解像度での値に変換する。出力解像度変換部23fは、基準解像度変換部23eで変換された座標データを、元の出力解像度での座標データに変換する。
なお、その他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、本実施の形態における印刷装置20の動作について説明する。
図10は本発明の第2の実施の形態におけるデータ編集部及び展開部の動作を示すフローチャートである。
なお、ジョブ制御部22が受信した印刷データの解析をデータ編集部23に依頼するまでの動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
次に、データ編集部23及びデータ展開部24の動作について説明する。
まず、データ解析部23aは、受信したすべての印刷データの解析が終了したか否かを判断する。そして、すべての印刷データの解析が終了していない場合、データ解析部23aは受信した印刷データをコマンド単位で読み込む。
続いて、前記データ解析部23aは、現在指定されている出力解像度が基準解像度以下か否かを判断する。基準解像度とは、1画素長を視認することができる解像度のことである。ここでは、600〔dpi〕であるものとする。
そして、出力解像度が基準解像度以下である場合、すなわち、出力解像度が600〔dpi〕、300〔dpi〕等である場合、データ解析部23aは、描画コマンド解析処理を行い、解析結果格納部23dに解析結果を格納する。
また、出力解像度が基準解像度よりも大きい場合、すなわち、出力解像度が1200〔dpi〕、2400〔dpi〕等である場合、基準解像度変換部23eは、基準解像度変換処理を行い、出力解像度単位になっている座標データを基準解像度単位に変換する。続いて、データ解析部23aが描画コマンド解析処理を行う。そして、出力解像度変換部23fは、出力解像度変換処理を行い、基準解像度単位になっている座標データを出力解像度単位に変換し、解析結果格納部23dに変換し終えた解析結果を格納する。
続いて、データ解析部23aは、再び、すべての印刷データの解析が終了したか否かを判断する。そして、すべての印刷データの解析が終了していない場合は、すべての印刷データの解析が終了するまで前述の動作を繰り返す。また、すべての印刷データの解析が終了した場合、以降の動作は、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS11 すべての印刷データの解析が終了したか否かを判断する。すべての印刷データの解析が終了した場合はステップS19に進み、すべての印刷データの解析が終了していない場合はステップS12に進む。
ステップS12 印刷データをコマンド単位で読み込む。
ステップS13 出力解像度が基準解像度以下か否かを判断する。出力解像度が基準解像度以下である場合はステップS17に進み、出力解像度が基準解像度以下でない場合はステップS14に進む。
ステップS14 基準解像度変換処理を行う。
ステップS15 描画コマンド解析処理を行う。
ステップS16 出力解像度変換処理を行う。
ステップS17 描画コマンド解析処理を行う。
ステップS18 解析結果を格納する。
ステップS19 データを展開して印刷イメージデータを作成する。
ステップS20 印刷を行い、処理を終了する。
次に、印刷結果について説明する。
図11は本発明の第2の実施の形態における600〔dpi〕での実際の画素の落ち方を示す図、図12は本発明の第2の実施の形態における2400〔dpi〕での実際の画素の落ち方を示す図、図13は本発明の第2の実施の形態における基準解像度を用いて補正した場合の描画を示す図、図14は本発明の第2の実施の形態における低解像度と高解像度との比較を示す図である。なお、図11(a)は理論上の描画図形を示し、図11(b)は600〔dpi〕で実際に描画された図形を示している。また、図12(a)は理論上の描画図形を示し、図12(b)は2400〔dpi〕で実際に描画された図形を示している。さらに、図14(a)は600〔dpi〕で実際に描画した図形を示し、図14(b)は2400〔dpi〕で基準解像度を用いて補正した図形を示している。
図11には、基準解像度である600〔dpi〕で描画した印刷結果が示されている。図11(a)はコマンドで指定された理論上の描画図形を示し、図11(b)は600〔dpi〕の解像度で画素がどのように配置されるかを示している。理論上では図11(a)に示されるように配置されているが、実際に印刷される場合、図11(b)に示されるように最小描画単位は1画素であるので、コマンドで指定した図形よりも一回り大きく描画されてしまっている。
図12は、同じ図形を2400〔dpi〕の解像度で描画した印刷結果を示している。図12(a)はコマンドで指定された理論上の描画図形を示し、図12(b)は2400〔dpi〕の解像度で画素がどのように配置されて印刷されるのかを示している。600〔dpi〕よりも高解像度であるため、理論上の描画図形により近い形状を実現することができている。しかし、逆に中心部分の1画素長の線は、細くなり過ぎて視認が困難になってしまう。
コマンド指定としては、2400〔dpi〕の解像度である図12(a)の指定で、図12(b)のようにドットが置かれる。しかし、本実施の形態においては、図12(a)の指定がされた場合、図11(a)のように単位を600〔dpi〕として、図11(b)のようなドットがずれる領域を線分領域と認識し、図13のように2400〔dpi〕でドットを形成する。
図13は基準解像度を用いて補正した場合にどのように画素が配置されるかを示している。座標が基準解像度単位に補正されているので、中心部分の1画素長の線は、2400〔dpi〕の解像度で4画素となっており、視認することができる長さとなる。図11(b)と図13とでは描画結果に違いはないが、図14に示されるように、斜めの線や曲線においては違いが生じる。
図14(a)は600〔dpi〕で描画した揚合であり、図14(b)は基準解像度を用いて補正した場合である。図形の座標は同一であるが、出力解像度に違いがあるため図14(b)の方が滑らかに斜めの線を表現することができる。
図14(a)において、(x2 ,y2 )は(x6 ,y6 )に、(x3 ,y3 )は(x7 ,y7 )にそれぞれ変換され、他の線分上の点もその領域の左上点に変換される。左上点にドットがある領域には、ドットが形成される。図14(a)で変換された領域に2400〔dpi〕でドットを形成すると図14(b)になる。
このように、本実施の形態においては、図形の座標を一旦(たん)基準解像度に変換するので、高解像度で1画素長の線を含む破線を描画しても、1画素長の線が見えづらくなったり、見えなくなったりすることない。また、単に基準解像度で描画した場合に比べて、曲線部分や斜めの線をより滑らかに表現することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1及び第2の実施の形態と同じ動作及び効果についても、その説明を省略する。
図15は本発明の第3の実施の形態における印刷装置の構成を示すブロック図である。
前記第1の実施の形態においては、破線中の1画素長の線のみ極細線補正の対象としている。しかし、通常の線や図形の描画においても、極細線での描画は行われる可能性がある。そこで、本実施の形態においては、すべての図形描画に対して線の幅及び線の長さを調べることによって、描画内容全体に対して漏れなく極細線を補正することができる。
そのため、図15に示されるように、本実施の形態における印刷装置20のデータ編集部23は、1画素線判断部23gを備える。該1画素線判断部23gは、解析した図形の線部分の幅及び長さが1画素か否かを判断する。
なお、その他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、本実施の形態における印刷装置20の動作について説明する。
図16は本発明の第3の実施の形態におけるデータ編集部及び展開部の動作を示すフローチャートである。
なお、ジョブ制御部22が受信した印刷データの解析をデータ編集部23に依頼するまでの動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
次に、データ編集部23及びデータ展開部24の動作について説明する。
まず、データ解析部23aは、受信したすべての印刷データの解析が終了したか否かを判断する。そして、すべての印刷データの解析が終了していない場合、データ解析部23aは受信した印刷データをコマンド単位で読み込む。
続いて、前記データ解析部23aは、描画コマンドの解析処理を行い、出力解像度が基準解像度以下か否かを判断する。そして、出力解像度が基準解像度以下である場合、すなわち、出力解像度が600〔dpi〕、300〔dpi〕等である場合、データ解析部23aは、解析結果格納部23dに解析結果を格納する。
また、出力解像度が基準解像度よりも大きい場合、すなわち、出力解像度が1200〔dpi〕、2400〔dpi〕等である場合、1画素線判断部23gは、解析した図形の線の幅及び線の長さを調べ、解析した図形に1画素幅及び1画素長の線が含まれるか否かを判断する。
そして、1画素幅及び1画素長の線が含まれない場合には、解析結果格納部23dに解析結果を格納する。また、1画素幅及び1画素長の線が含まれる場合、極細線補正部23cは極細線補正処理を行い、解析結果格納部23dに解析結果を格納する。
続いて、データ解析部23aは、再び、すべての印刷データの解析が終了したか否かを判断する。そして、すべての印刷データの解析が終了していない場合は、すべての印刷データの解析が終了するまで前述の動作を繰り返す。また、すべての印刷データの解析が終了した場合、以降の動作は、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS21 すべての印刷データの解析が終了したか否かを判断する。すべての印刷データの解析が終了した場合はステップS29に進み、すべての印刷データの解析が終了していない場合はステップS22に進む。
ステップS22 印刷データをコマンド単位で読み込む。
ステップS23 描画コマンド解析処理を行う。
ステップS24 出力解像度が基準解像度以下か否かを判断する。出力解像度が基準解像度以下である場合はステップS28に進み、出力解像度が基準解像度以下でない場合はステップS25に進む。
ステップS25 解析した図形の線の幅及び線の長さを調べる。
ステップS26 解析した図形に1画素幅及び1画素長の線が含まれるか否かを判断する。解析した図形に1画素幅及び1画素長の線が含まれる場合はステップS27に進み、解析した図形に1画素幅及び1画素長の線が含まれない場合はステップS28に進む。
ステップS27 極細線補正処理を行う。
ステップS28 解析結果を格納する。
ステップS29 データを展開して印刷イメージデータを作成する。
ステップS30 印刷を行い、処理を終了する。
次に、図形の補正について説明する。
図17は本発明の第3の実施の形態における図形の補正の例を示す図である。なお、図17(a)は補正前の図形を示し、図17(b)は補正後の図形を示す。
補正前の図形の例が図17(a)に示されている。ここでは、基準解像度よりも高い解像度の場合のみを考えるので、基準解像度で1画素未満の幅及び高さの図形が有り得る。そして、解析した図形の座標から、幅及び高さが基準解像度で1画素未満であるか否かを、各々の図形について判断する。
図17(a)に示される例において、左側の図形は幅が1画素未満であり、右下の図形は幅及び高さがともに1画素未満である。一方、右上の図形は幅及び高さともに1画素以上である。したがって、左の図形と右下の図形とが補正の対象となる。
図17(b)には補正後の図形の例が示されている。左側の図形は、幅、すなわち、x軸方向の座標を補止し、基準解像度で1画素になるように補正を行ったものである。右下の図形は、幅及び高さ、すなわち、x軸方向及びy軸方向に関して、基準解像度で1画素になるように補正を行ったものである。右上の図形は、幅及び高さともに基準解像度で1画素以上であったので、補正を行わなかったものである。
このように、本実施の形態においては、破線中の1画素長の線だけでなく、描画内容全体に対して1画素長及び幅の線を補正することができる。また、前記第2の実施の形態においては、描画内容すべての座標が基準解像度に補正されるのに対し、本実施の形態においては、補正を行わない部分を元の解像度に保つことができ、描画の精度をより高めることができる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、第1〜第3の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1〜第3の実施の形態と同じ動作及び効果についても、その説明を省略する。
図18は本発明の第4の実施の形態における印刷装置の構成を示すブロック図である。
前記第1の実施の形態においては、破線中の1画素長の線すべてを極細線補正の対象としている。しかし、線に何らかの修飾が掛かる楊合、1画素長の線に修飾が掛かれば視認することができるで、補正を行う必要はない。
そのため、図18に示されるように、本実施の形態における印刷装置20のデータ編集部23は、線修飾判断部23hを備える。該線修飾判断部23hは、線分に対して修飾が行われているか否かを判断する。1画素長の線に対して修飾が行われるか否かを判断することにより、余分な補正処理を省略することができる。
なお、その他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、本実施の形態における線に対する修飾について説明する。
図19は本発明の第4の実施の形態におけるJoinとCapとの例を示す図である。なお、図19(a)は修飾なしの例を示し、図19(b)はJoinを掛けた例を示し、図19(c)はCapを掛けた例を示す。
線に対する修飾には、Join及びCapがある。図19(b)に示されるように、Joinとは線分が結合する箇所に掛かる修飾であり、図19(c)に示されるように、Capとは線分の端点に掛かる修飾である。Join及びCapはともに、図19(b)及び19(c)に示された形状以外にも、円形のものや矩(く)形のものなど複数種類がある。
次に、本実施の形態における印刷装置20の動作について説明する。
図20は本発明の第4の実施の形態における線分の分割及び極細線補正処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
本実施の形態において、データ編集部23及びデータ展開部24の動作の概略は、前記第1の実施の形態における図3のフローチャートに示される動作と同様であるので、その説明を省略する。また、線分の分割及び極細線補正処理の動作についても、線分に対して修飾が行われていない場合は、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。ここでは、線分に対して修飾が行われている場合の線分の分割及び極細線補正処理の動作について説明する。
まず、線修飾判断部23hは、対象部分に修飾があるか否か、すなわち、分割する線分の最初の実線部分に修飾が掛かるか否かを判断する。修飾が掛かる揚合は、補正を行う必要がないので、線分の分割が終了したか否かを判断する。また、修飾が掛からない場合には、線処理部23bが、対象の実線部分の長さ、すなわち、分割する線分の最初の実線部分の長さを求める。
続いて、該実線部分の長さが基準解像度で1画素未満であるか否かを判断する。そして、実線部分の長さが基準解像度で1画素未満である場合、極細線補正部23cは、実線部分を補正する。また、実線部分の長さが基準解像度で1画素以上である場合には、実線部分を補正しない。
続いて、線分の分割が完了したか否か、すなわち、線分全体の破線への分割が完了したか否かを判断する。線分の分割が完了していない場合は、隣り合う空白部分を除外し、次の実線部分に対して、対象部分に修飾があるか否かを判断し、前述の動作を繰り返す。また、線分の分割が終了すると、解析結果格納部23dに生成した破線の線分データを格納する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS31 対象部分に修飾があるか否かを判断する。対象部分に修飾がある場合はステップS35に進み、対象部分に修飾がない場合はステップS32に進む。
ステップS32 対象の実線部分の長さを求める。
ステップS33 実線部分の長さが基準解像度で1画素未満であるか否かを判断する。実線部分の長さが基準解像度で1画素未満である場合はステップS34に進み、実線部分の長さが基準解像度で1画素未満でない場合はステップS35に進む。
ステップS34 実線部分を補正する。
ステップS35 線分全体の破線への分割が完了したか否かを判断する。線分全体の破線への分割が完了している場合はステップS37に進み、線分全体の破線への分割が完了していない場合はステップS36に進む。
ステップS36 空白部分を除外する。
ステップS37 生成した破線の線分データを格納して、処理を終了する。
次に、線分の分割と補正との関係について説明する。
図21は本発明の第4の実施の形態における線分の分割を示す図である。なお、図21(a)は線分分割に必要な情報を示し、図21(b)は破線に分割された線分を示し、図21(c)は補正の有無を示している。
図21(a)には、線分の分割に際し与えられる情報が示されている。すなわち、線分の開始点及び終了点の座標、パターン長並びにパターン列である。また、これとは別に、線分にJoinやCap等の修飾を加えるか否かの修飾情報も与えられる。
そして、修飾情報以外の情報に基づいて線分を分割すると、図21(b)に示されるように分割される。終了点の位置に来る実線部分が1画素長となっている。
また、分割した線分に対してCapを掛けた場合の例が、図21(c)に示されている。左から1つ目から3つ目までの1画素長の実線部分に対しては、出力解像度が基準解像度よりも高い場合、補正が必要となる。これに対し、左から4つ目の1画素長の実線部分にはCapの修飾が掛かるので、線分の補正を行わなくても視認することが可能となる。したがって、この線分に対しては補正処理を省略することができる。
このように、本実施の形態においては、線分に対するJoinやCapといった修飾の有無を考慮するようになっている。これにより、前記第1の実施の形態においては線分のすべての実線部分に対して補正処理を行っていたのに対し、余分な補正処理を省略することができる。そのため、1画素長の線分を視認することができるようにするとともに、処理速度の向上を期待することができる。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。なお、第1〜第4の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1〜第4の実施の形態と同じ動作及び効果についても、その説明を省略する。
図22は本発明の第5の実施の形態における印刷装置の構成を示すブロック図である。
前記第1の実施の形態においては、破線における実線部分の長さが基準解像度で1画素未満である場合に、高解像度でも視認が可能となるように補正を行うようになっている。しかし、高解像度では1画素長及び幅の線を視認することができなくなる、という問題は実線部分だけでなく、空白部分についても同様に起きる可能性がある。そこで、本実施の形態においては、空白部分を補正することによって、空白部分が潰(つぶ)れて視認することができなくなることを防止するようになっている。
そのため、図22に示されるように、本実施の形態における印刷装置20のデータ編集部23は、空白判断部23i及び空白補正部23jを備える。前記空白判断部23iは、破線の空白部分が基準解像度で1画素長未満か否かを判断する。また、前記空白補正部23jは、破線の空白を基準解像度で1画素長まで拡大する。
なお、その他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、本実施の形態における印刷装置20の動作について説明する。
図23は本発明の第5の実施の形態における線分の分割及び極細線補正処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
本実施の形態において、データ編集部23及びデータ展開部24の動作の概略は、前記第1の実施の形態における図3のフローチャートに示される動作と同様であるので、その説明を省略する。なお、前記第1の実施の形態における線分の分割及び極細線補正処理に代えて、本実施の形態においては、線分の分割及び空白の補正処理を実行する。
ここでは、線分の分割及び空白の補正処理の動作について説明する。
まず、補正対象は空白部分なので、実線部分、すなわち、最初の線分部分を除外する。続いて補正の対象となる空白部分の長さを求める。そして、空白判断部23iは、空白部分の長さが基準解像度で1画素未満であるか否かを判断する。ここで、空白部分の長さが基準解像度で1画素未満である場合には、空白補正部23jが、空白部分を補正する。また、空白部分の長さが基準解像度で1画素以上である場合には、空白部分を補正しない。
続いて、線分の分割が完了したか否か、すなわち、線分全体の破線への分割が完了したか否かを判断する。線分の分割が完了していない場合は、再び、実線部分を除外し、前述の動作を繰り返す。また、線分の分割が終了すると、解析結果格納部23dに生成した破線の線分データを格納する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS41 実線部分を除外する。
ステップS42 対象の空白部分の長さを求める。
ステップS43 空白部分の長さが基準解像度で1画素未満であるか否かを判断する。空白部分の長さが基準解像度で1画素未満である場合はステップS44に進み、空白部分の長さが基準解像度で1画素未満でない場合はステップS45に進む。
ステップS44 空白部分を補正する。
ステップS45 線分全体の破線への分割が完了したか否かを判断する。線分全体の破線への分割が完了している場合はステップS46に進み、線分全体の破線への分割が完了していない場合はステップS41に戻る。
ステップS46 生成した破線の線分データを格納して、処理を終了する。
次に、1画素長の空白を含む線分の破線への分割について説明する。
図24は本発明の第5の実施の形態における1画素長の空白を含む線分の分割を示す図、図25は本発明の第5の実施の形態における空白の補正を示す図である。なお、図24(a)は線分の分割に必要な情報を示し、図24(b)は1画素長の空白を含む線分の分割を示している。また、図25(a)は補正前の拡大図を示し、図25(b)は補正後の拡大図を示す。
図24(a)には、線分の分割に際に与えられる情報が示されている。すなわち、線分の開始点及び終了点の座標、パターン長並びにパターン列である。なお、空白部分の長さは0〔%〕に指定されている。そして、実際に分割された線分は、図24(b)に示されるようになる。この場合、空白部分の長さが0〔%〕となっているので、出力解像度で1画素長の空白を生成している。
また、図25(a)には、1画素長の空白部分を含む破線を描画した例の補正処理前の状態が示されてる。理論上は、出力解像度で1画素長の空白部分が生成されているが、実際に印刷された場合、潰れて空白は視認することができなくなってしまう。そこで、空白部分を補正して、図25(b)に示されるようにする。図25(b)に示される例においては、空白部分が基準解像度で1画素長まで広げられている。これにより、実際に印刷を行っても空白部分を視認することができる。
このように、本実施の形態においては、空白部分を補正するので、基準解像度よりも高い解像度で1画素長の空白部分を含む破線の線分を描画しても、空白部分が潰れて見えなくなってしまうことを防ぐことができる。
なお、前記第1〜第5の実施の形態においては、極細線、空白の補正処理を常に行うように説明したが、メニューのON/OFFで補正をするか否かを切り換えるようにすることもできる。また、前記第1〜第5の実施の形態は、描画コマンドを解析して印刷イメージを生成する形式の画像形成装置についてのものであるが、上位装置から印刷イメージデータが送信され、その印刷イメージデータを印刷する形式の装置であっても、上位装置で印刷イメージを生成する際に、前記第1〜第5の実施の形態を適用することもできる。
さらに、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における印刷装置の構成を示すブロック図である。 従来の画像形成装置における線分の分割を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるデータ編集部及びデータ展開部の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における線分の分割を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における線分の分割及び極細線補正処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における水平の線の場合の極細線の補正を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における600〔dpi〕の場合の斜めの線の実際の描画を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における斜めの線の補正を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における印刷装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態におけるデータ編集部及び展開部の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における600〔dpi〕での実際の画素の落ち方を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における2400〔dpi〕での実際の画素の落ち方を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における基準解像度を用いて補正した場合の描画を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における低解像度と高解像度との比較を示す図である。 本発明の第3の実施の形態における印刷装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態におけるデータ編集部及び展開部の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における図形の補正の例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態における印刷装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態におけるJoinとCapとの例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態における線分の分割及び極細線補正処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態における線分の分割を示す図である。 本発明の第5の実施の形態における印刷装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施の形態における線分の分割及び極細線補正処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態における1画素長の空白を含む線分の分割を示す図である。 本発明の第5の実施の形態における空白の補正を示す図である。
符号の説明
10 上位装置
20 印刷装置
21 データ受信部
22 ジョブ制御部
23 データ編集部
24 データ展開部
25 印刷制御部

Claims (3)

  1. (a)上位装置から印刷データを受信するデータ受信部と、
    (b)該データ受信部が受信した印刷データの編集、展開及び印刷制御を管理するジョブ制御部と、
    (c)前記印刷データの編集を行うデータ編集部と、
    (d)該データ編集部から解析結果を受け取り、印刷イメージデータを生成するデータ展開部と、
    (e)該データ展開部が生成した印刷イメージデータを受け取り、印刷機構を制御して印刷処理を行う印刷制御部とを有し、
    (f)前記データ編集部は、
    現在の印刷解像度を検出する印刷解像度検出部と、
    該印刷解像度検出部が検出した現在の印刷解像度が1画素幅を視認可能な解像度である基準解像度より高いか否かを判定する解像度判定部と、
    該解像度判定部が現在の印刷解像度が基準解像度より高いと判定すると、線が極細線であるか否かを判定する線判定部と、
    該線判定部が極細線であると判定した線の幅を基準解像度で1画素以上になるように補正する補正部とを備え、
    破線指定コマンドの有無を判断し、破線指定コマンドがある場合には、現在の印刷解像度を検出し、検出した現在の印刷解像度が基準解像度より高いと判定すると、極細線であると判定した線の幅を基準解像度で1画素以上に延長し、延長した分を隣り合う空白部分から差し引くとともに、当該空白部分の長さを調べ、当該空白部分の長さが基準解像度で1画素未満であるときは1画素以上に延長するように補正することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記極細線は基準解像度で1画素未満の線である請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記データ編集部は、破線の線分に対する修飾の有無を判断し、長さが所定長未満であっても、修飾が掛かる実線部分は補正をしない請求項1に記載の画像形成装置。
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