JP4511001B2 - 不揮発性強誘電体メモリ装置及びその製造方法 - Google Patents

不揮発性強誘電体メモリ装置及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体装置に係り、特に、不揮発性強誘電体メモリ装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、不揮発性強誘電体メモリ、つまりFRAM(Ferroelectric Random Access Memory)はDRAM程度のデータ処理速度を有し、電源のオフ時にもデータが保存される特性のため次世代記憶素子として注目を浴びている。
FRAMはDRAMとほぼ同一構造を有する記憶素子であって、キャパシタの材料として強誘電体を使用して強誘電体の特性である高い残留分極を利用したものである。このような残留分極の特性のため電界を除去してもデータは保存される。
【0003】
図1は一般的な強誘電体のヒステリシスループを示す特性図である。
図1に示すように、電界により誘起された分極が電界を除去しても残留分極(又は自発分極)の存在によって消滅されず、一定量(d,a状態)を維持していることが分かる。不揮発性強誘電体メモリセルは前記d,a状態をそれぞれ1,0に対応させ記憶素子として応用したものである。
【0004】
以下、従来技術に係る不揮発性強誘電体メモリ装置を添付の図面に基づいて説明する。
図2は従来の不揮発性強誘電体メモリの単位セルを示したものである。
図2に示すように、一方向に形成されるビットラインB/Lと、そのビットラインと交差する方向に形成されるワードラインW/Lと、ワードラインに一定の間隔を置いてワードラインと同一の方向に形成されるプレートラインP/Lと、ゲートがワードラインに連結され、ドレインは前記ビットラインに連結されるトランジスタT1と、二端子のうち第1端子はトランジスタT1のソースに連結され、第2端子は前記プレートラインP/Lに連結される強誘電体キャパシタFC1とで構成されている。
【0005】
このように構成された従来の不揮発性強誘電体メモリ装置のデータ入出力動作を以下に説明する。
図3aは従来の不揮発性強誘電体メモリ装置の書込みモードの動作を示すタイミング図であり、図3bは読み出しモードの動作を示すタイミング図である。
まず、書込みモードの場合、外部から印加されるチップイネーブル信号(CSBpad)が「ハイ」から「ロー」に活性化され、同時に書込みイネーブル信号(WEBpad)が「ハイ」から「ロー」に遷移して、書込みモードが始まる。次いで、書込みモードでのアドレスデコードが始まると、ワードラインに印加されるパルスは「ロー」から「ハイ」に遷移され、セルが選択される。
【0006】
このように、ワードラインが「ハイ」状態を維持している間にプレートラインには順に所定幅の「ハイ」信号と所定幅の「ロー」信号が印加される。
そして、選択されたセルにロジック値「1」又は「0」を書くために、ビットラインに書込みイネーブル信号(WEBpad)に同期した「ハイ」又は「ロー」信号を印加する。すなわち、ビットラインに「ハイ」信号を印加し、ワードラインに印加される信号が「ハイ」状態である期間でプレートラインに印加される信号が「ロー」であれば、強誘電体キャパシタにはロジック値「1」が記録される。そして、ビットラインに「ロー」信号を印加し、プレートラインに印加される信号が「ハイ」信号であれば、強誘電体キャパシタにはロジック値「0」が記録される。
【0007】
このような書込みモードの動作によりセルに格納されたデータを読み出すための動作は以下の通りである。
まず、外部からチップイネーブル信号(CSBpad)が「ハイ」から「ロー」に活性化されると、ワードラインが選択される前に全てのビットラインは等化器信号によって「ロー」電圧に等電位とされる。
【0008】
そして、各ビットラインを不活性化させた後アドレスをデコードし、デコードされたアドレスによってワードラインの「ロー」信号が「ハイ」信号に遷移されセルを選択する。選択されたセルのプレートラインに「ハイ」信号を印加して、強誘電体メモリに格納されたロジック値「1」に対応するデータを破壊させる。もし、強誘電体メモリにロジック値「0」が格納されていれば、それに対応するデータは破壊されない。
【0009】
このように、破壊されたデータと破壊されてないデータは前述したヒステリシスループの原理によって異なる値を出力し、センスアンプはロジック値「1」又は「0」をセンシングする。すなわち、データが破壊された場合は、図1のヒシテリシスループのdからfに変更される場合であり、データが破壊されてない場合は、aからfに変更される場合である。したがって、一定の時間が経過した後センスアンプがイネーブルすると、データが破壊された場合は増幅されロジック値「1」を出力し、データが破壊されてない場合はロジック値「0」を出力する。
【0010】
このように、センスアンプからデータを出力した後には、特に破壊されたデータは元のデータに戻らなければならないので、ワードラインに「ハイ」信号を印加した状態でプレートラインを「ハイ」から「ロー」に不活性化させる。
【0011】
図4は従来の1T/1C構造のセルを有する不揮発性強誘電体メモリ装置の構成ブロック図である。
図4に示すように、ほぼ矩形の領域に単位セルを多数マトリックス状に配置したアレイからなり、その矩形領域の図面上下側の一部を参照セルアレイ部42に割り当てて構成されるメインセルアレイ部41と、メインセルアレイ部41の図面上左側に沿って形成され、メインセルアレイ部41及び参照セルアレイ部42に駆動信号を印加するワードライン駆動部43と、メインセルアレイ部41の参照セルアレイを割り当てた箇所に沿って形成されるセンシングアンプ部44とで構成されている。ここで、ワードライン駆動部43はメインセルアレイ部41のメインワードライン及び参照セルアレイ部42の参照ワードラインに駆動信号を印加するためのものである。センシングアンプ部44は複数のセンシングアンプより構成され、ビットライン及びビットバーラインの信号を増幅する。
【0012】
このような従来の不揮発性強誘電体メモリ装置の動作を図5に基づいて説明する。
図5は従来不揮発性強誘電体メモリ装置のセルアレイの構成図である。
図5に示すように、メインセルアレイはDRAMのように折り返しビットライン構造を有する。そして、参照セルアレイ部42もまた折り返しビットライン構造を有し、参照セルワードラインと参照セルプレートラインとを対として構成させている。
【0013】
従来の1T/1Cの基本構造は一つのトランジスタと一つの強誘電体とが直列に連結され、トランジスタのゲートはワードラインに連結され、ドレインはビットラインに連結されている。そして、強誘電体キャパシタの一方の電極はプレートラインP/Lに連結され、他方の電極はトランジスタのソースに連結される。ここで、参照セルワードライン及び参照セルプレートラインをそれぞれRWL_1,RPL_1とRWL_2,RPL_2とする。
【0014】
メインセルワードラインWL_N−1とメインセルプレートラインPL_N−1が活性化されると、参照セルワードラインRWL_1と参照セルプレートラインRPL_1も活性化される。従って、ビットラインB/Lにはメインセルのデータが載せられ、ビットバーラインBB/Lには参照セルのデータが載せられる。
【0015】
一方、メインセルワードラインWL_NとメインセルプレートラインPL_Nが活性化されると、参照セルワードラインRWL_2と参照セルプレートラインRPL_2もまた活性化される。従って、ビットバーラインBB/Lにはメインセルのデータが載せられ、ビットラインB/Lには参照セルデータが載せられる。
ここで、参照セルによる参照レベルREFはメインセルによるビットラインレベルのB_H(ハイ)とB_L(ロー)との間に存在する。
【0016】
参照電圧REFをビットラインレベルのB_HとB_Lとの間にするためには、参照セルの動作方法によって二つの方法が考えられる。
【0017】
第一は、参照セルのキャパシタにロジック「1」を格納する方法で、その際、参照セルのキャパシタのサイズをメインセルのキャパシタのサイズに比べて小さくすればよい。
第二は、参照セルのキャパシタにロジック「0」を格納する方法で、その際、参照セルのキャパシタのサイズをメインセルのキャパシタのサイズに比べて大きくすればよい。
このように、従来技術の不揮発性強誘電体メモリ装置は二つの方法を用いることにより、センスアンプ部44にて必要とされる参照電圧を作り出していた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来不揮発性強誘電体メモリ装置は次のような問題点があった。第一に、ビットラインレベルのB_HとB_Lとの間の参照電圧を作るために第一の方法、つまり参照セルのキャパシタのサイズをメインセルのキャパシタのサイズより小さくする場合は、参照セルのキャパシタはメインセルのキャパシタに比べて過度なスイッチング、つまり破壊動作が行われるので、疲労現象が発生し、参照電圧を不安定にさせる要因として作用する。
第二に、ビットラインレベルのB_HとB_Lとの間の参照電圧を作るために第二の方法、つまり参照セルのキャパシタのサイズをメインセルのキャパシタのサイズより大きくする場合は、疲労現象は少ないが、キャパシタのサイズを大きくしなければならない問題がある。
【0019】
本発明は上記した従来技術の問題点を解決するためになされたものであって、スイッチング動作の繰り返しによる疲労現象を減少させると共に、動作電圧を低め、動作速度を高くすることのできる不揮発性強誘電体メモリ装置及びその製造方法を提供することにその目的がある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置は、一方向に形成された複数のワードライン、互いに一定の間隔を有してワードラインを横切る方向に対として形成される複数のコントロールラインとセンシングライン、各対のコントロールラインとセンシングラインとの間に形成され、ドレインに電源電圧が印加され、ゲート絶縁膜が強誘電性物質からなる第1トランジスタ、ドレインがそれぞれのセンシングラインに連結され、ソースは第1トランジスタのソースに連結され、ゲートはワードラインに連結される第2トランジスタ、ドレインがそれぞれのコントロールラインに連結され、ソースは第1トランジスタのゲートに連結され、ゲートはワードラインに連結される第3トランジスタを含むことを特徴とする。
【0021】
本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置の製造方法は、半導体基板内に所定の深さに第1絶縁層を形成し、基板の表面から第1絶縁層の両先端に至る第2絶縁層を形成して、半導体基板を第1基板と第2基板とに区画する工程、第1基板上に強誘電性物質を介在して第1ゲート電極を形成する工程、第1基板の両側の第2基板上にそれぞれゲート絶縁膜を介在して、第2ゲート電極と第3ゲート電極を形成する工程、第1ゲート電極の両側の第1基板内に第1基板と反対導電型の第1ソース/ドレイン領域を形成する工程、第2、第3ゲート電極の両側の第2基板内に第2基板と反対導電型の第2、第3ソース/ドレイン領域をそれぞれ形成する工程、第1ソース不純物領域の一方側の第1基板内に第1基板と同一導電型の第1不純物領域を形成する工程を備えることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明実施形態の不揮発性強誘電体メモリ装置を添付の図面に基づいて説明する。
図6は本不揮発性強誘電体メモリ装置による単位セルの構成図である。
図6に示すように、行方向に形成されるワードラインW/Lと、列方向に形成され、互いに一定の間隔を有するセンシングライン及びコントロールラインと、ドレインに電源電圧が印加され、ゲート誘電物質として強誘電性物質を用いる第1トランジスタT1と、ドレインがセンシングラインに連結され、ソースが第1トランジスタT1のソースに連結され、ゲートはワードラインに連結される第2トランジスタT2と、ドレインがコントロールラインに連結され、ソースは第1トランジスタT1のゲートに連結され、ゲートはワードラインに連結される第3トランジスタT3とで構成されている。
ここで、第1トランジスタT1はゲート絶縁膜が強誘電性物質からなる強誘電体NMOSトランジスタであり、第2、第3トランジスタT2、T3はゲート絶縁膜が通常のゲート絶縁物質からなるNMOSトランジスタである。また、上記のようにセンシングラインとコントロールラインとは一対として形成され、実際にはこの対とされたラインが多数平行して配置されている。ワードラインも同様に多数平行に配置されている。
【0023】
このように構成された本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置の動作を以下に説明する。
まず、書込みモード時にはワードラインが「ロー」から「ハイ」に活性化されて第2、第3トランジスタT2、T3が活性化される。このとき、センシングラインSLとコントロールラインCLとの間には強誘電体の分極反転以上の臨界電圧を加える。従って、臨界電圧が第2トランジスタT2のソースのノードN1と第3トランジスタT3のソースのノードN2とへ伝達される。
【0024】
ノードN1へ伝達された電圧は第1トランジスタT1のソース及び基板に加えられ、ノードN2へ伝達された電圧は第1トランジスタT1のゲートに加えられる。周知のように、FETトランジスタのゲートと基板の間のゲート絶縁膜はかなり薄く、ソースを介して基板に加えられる電圧と絶縁膜を挟んだゲートとに電圧が加わる際の印加電圧の向きによって、すなわち、第1トランジスタT1の強誘電性物質はゲートと基板電圧によって分極方向が決定される。基板の電圧がゲートの電圧より高い場合は、ロジック「ロー」、つまり「0」が格納され、基板の電圧がゲートの電圧より低い場合はロジック「ハイ」、つまり「1」が格納される。
【0025】
一方、図7a及び7bと図8a及び8bはロジック「0」及びロジック「1」の格納状態を示す二つの実施形態を示すものである。
ここで、図7aと図8aはロジック「0」の格納状態を示し、図7bと図8bはロジック「1」の格納状態を示す。
【0026】
一方、読み出しモード時は、第1トランジスタT1のドレインに1/2Vcc程度の電源電圧をかけた状態でワードラインを「ロー」から「ハイ」に活性化させた後、一旦、センシングラインSLとコントロールラインCLをそれぞれ接地レベル或いは一定のレベルにプルダウン及び等電位化させる。
センシングラインSLとコントロールラインCLはセンシングアンプ(図示せず)の入力に用いられる。
【0027】
コントロールラインに参照電圧を載せるためには、コントロールラインを参照レベル発生回路(図示せず)又は参照セル(図示せず)に連結させる。従って、第1トランジスタT1の極性に従って第1トランジスタT1に流れる電流が異なり、センシングラインとコントロールラインに現れる電圧レベルが異なるようになる。センシングラインとコントロールラインに現れる電圧レベルはセンシングアンプによって増幅され出力される。即ち、第1トランジスタT1にロジック「0」が格納された場合は、センシングラインのレベルがコントロールラインのレベルに比べて低く、第1トランジスタT1にロジック「1」が格納された場合は、センシングラインのレベルがコントロールラインのレベルに比べて高くなる。すなわち、従来のように、格納されたデータを読み出すときに、データを破壊する必要がない。したがって、強誘電体の特性が劣化することがない。また、データが破壊されないので、データを復する動作も不要となる。
【0028】
図9は本不揮発性強誘電体メモリ装置のセル配列図である。
図9に示すように、本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置のセルは折り返し形態に配列される。図に示すように、コントロールラインCLとセンシングラインSLとが対となり、複数対のコントロールライン及びセンシングラインが形成される。そして、各センシングライン毎にセンシングアンプが連結される。
【0029】
図10は本発明の第1実施形態に係る不揮発性強誘電体メモリ素子の断面構造図である。
図10に示すように、本実施形態における半導体基板は第1,第2の二つに分けられ、第2半導体基板11bの中に絶縁層12,14で区画した領域内に第1半導体基板11aが配置された形状とされている。絶縁層12は第1半導体基板11aの底に形成され、絶縁層14は第1半導体基板11aの両側面に形成されている。第1半導体基板11a上には強誘電性物質15を介在して第1ゲート電極16が形成され、第1基板11aの第1ゲート電極16の両側に第1半導体基板11aと反対導電型の第1ソース/ドレイン領域20a/20bが形成されている。すなわち、第1半導体基板11aに第1トランジスタが形成されている。一方、第1半導体基板11aの外側、すなわち双方の絶縁層14の両側の第2半導体基板11b上にそれぞれゲート絶縁膜17aを介在して第2、第3ゲート電極18a、18bを形成し、それぞれのゲート電極の両側に第2半導体基板と反対導電型の第2、第3ソース/ドレイン領域21a/21b、22a/22bを形成させている。すなわち、第2半導体基板に第2,第3トランジスタが形成されている。さらに、第1半導体基板11aの第1ソース領域20aに接して第1半導体基板11aと同一導電型の第1不純物領域23が形成されている。
【0030】
ここで、絶縁層12、14は第1半導体基板11aの底面に形成された第1絶縁層12と、第1絶縁層12の両先端と連結されるように、第1半導体基板11aの両側面に形成されたトレンチタイプの第2絶縁層14とで構成される。第1絶縁層12は第1半導体基板11aと反対導電型の不純物を注入する方法を用いて形成する。
【0031】
そして、第1ドレイン領域20bには電源電圧が印加される第1配線層24aが構成され、第1ソース領域20aと第2ソース領域21aとを電気的に連結する第2配線層24bがさらに構成され、第1ゲート電極16と第3ソース領域22aとを電気的に連結する第3配線層(図示せず)がさらに構成される。この際、第1ドレイン領域20bには1/2Vcc程度の電源電圧が印加される。
【0032】
上記したように、第1ゲート電極16、第1ソース/ドレイン領域20a/20b及び第1ゲート電極16と第1半導体基板11aとの間に介在された強誘電性物質15により第1トランジスタT1が構成される。このように、第1トランジスタT1が形成される第1半導体基板11aは、絶縁層12及びトレンチタイプの第2絶縁層14によって第2半導体基板11bと完全に分離されている。
【0033】
即ち、第1トランジスタT1の内部基板の第1半導体基板11aは外部基板の第2半導体基板11bと第1絶縁層12及び第2絶縁層14によって分離されているため、第1半導体基板11aのバイアスを調節するためには、各セル毎に第1半導体基板11aと反対導電型の第1不純物領域23が別に必要とされる。
【0034】
第1ドレイン領域20bには外部の電源電圧原のCPWR端が連結される。
従って、図6に示すノードN1に「ハイ」電圧が印加されると、内部基板の第1半導体基板11aには「ハイ」電圧が伝達されるが、外部基板の第2半導体基板11bとは第1、第2絶縁層12、14によって分離された形態となる。
第1トランジスタT1のゲートはノードN2に連結され、ソースはノードN1と連結される。従って、ノードN1によって内部基板の第1半導体基板11aのバイアスが調節される。
【0035】
このように構成された本発明の第1実施形態に係る不揮発性強誘電体メモリ装置の製造方法を以下に説明する。
図11a〜11eは本発明の第1実施形態に係る不揮発性強誘電体メモリ装置の製造工程の断面図である。
図11aに示すように、第1導電型半導体基板11の所定の深さに不純物イオン注入によって第1絶縁層12を形成する。以後、第1絶縁層12の両先端に接するように、半導体基板11を所定の深さにエッチングしてトレンチ13を形成する。
【0036】
図11bに示すように、トレンチ13内に絶縁物質を埋め込み、第2絶縁層14を形成すると、第1導電型半導体基板11は第1絶縁層12及び第2絶縁層14によって電気的に分離される。ここで、便宜上、第1絶縁層12及び第2絶縁層14の内側に形成された半導体基板を第1半導体基板11aと定義し、外側に形成された半導体基板を第2半導体基板11bと定義する。
【0037】
図11cに示すように、第1半導体基板11a上に強誘電性物質15を介在して第1ゲート電極16を形成し、第1半導体基板11aの両側の第1、第2絶縁層12、14により区画される第2半導体基板11b上にはそれぞれ通常のゲート絶縁物質17aを用いて、第2、第3ゲート電極18a、18bを形成する。
【0038】
図11dに示すように、第1ゲート電極16の一方側のソース領域が形成される部位の第1半導体基板11aの所定部位をマスク物質19にマスキングした後、第1、第2半導体基板11a、11bと反対導電型の不純物を注入する。
従って、第1ゲート電極16の両側の第1半導体基板11aの表面内には第1ソース/ドレイン領域20a/20bが形成され、第2ゲート電極18aの両側の第2半導体基板11bの表面内には第2ソース/ドレイン領域21a/21bが形成され、第3ゲート電極18bの両側の第2半導体基板11bの表面内には第3ソース/ドレイン領域22a/22bが形成される。
【0039】
以後、図11eに示すように、マスク物質19を除去した後、その部分にのみ選択的にイオン注入を行い、第1半導体基板11aと同一導電型の第1不純物領域23を形成する。この際、第1、第2半導体基板11a、11bはP導電型であり、ソース/ドレイン領域はN導電型である。
【0040】
以後、第1ドレイン領域20bへ電源電圧を伝達するための第1配線層24aを形成し、第1ソース領域20aと第2ソース領域21aとを電気的に連結する第2配線層24bを形成する。また、図面には図示しないが、第1ゲート電極16と第3ソース領域22aとを電気的に連結する第3配線層(図示せず)を形成する工程がさらに備えられる。
【0041】
一方、図12は本発明の第2実施形態に係る不揮発性強誘電体メモリ装置の断面構造図である。
図12に示すように、本発明の第2実施形態に係る不揮発性強誘電体メモリ装置は本発明の第1実施形態の断面構造と同様であり、第1ドレイン領域20b内に第1半導体基板11aと同一導電型の第2不純物領域23aを形成したことが第1実施形態と異なる点である。この第2不純物領域23aには電源電圧1/2Vccが印加される。
【0042】
第2不純物領域23aと第1ドレイン領域20bとはPNダイオード形態に構成されるので、第2不純物領域23aに印加される電源電圧は第1半導体基板11aまで伝達される。しかし、第1、第2絶縁層12、14によって、接地レベルの第2半導体基板11bまでは伝達されない。すなわち、第1半導体基板11aに「ハイ」電圧が誘起されても、第1ドレイン領域20bによって第2不純物領域23aへは伝達されない。従って、第1半導体基板11aに誘起された電圧と電源電圧とは互いに分離される。
【0043】
このような本発明の第2実施形態に係る不揮発性強誘電体メモリ装置の製造工程を以下に説明する。
図13a〜13eは本発明の第2実施形態に係る不揮発性強誘電体メモリ装置の製造工程の断面図である。
ここで、図13a〜図13dは本発明の第1実施形態を示す図11a〜図11dと同様であるので、その説明は省略する。
【0044】
図13dに示すように、それぞれ第1、第2ソース/ドレイン領域20a/20b、21a/21b及び第3ソース/ドレイン領域22a/22bを形成した後、マスク物質19を除去する。
【0045】
以後、図13eに示すように、第1ドレイン領域20b及びマスク物質19が除去された領域が露出されるようにマスキングした後、不純物イオン注入を行い、第1半導体基板11aと同一導電型の第1不純物領域23及び第2不純物領域23aを形成する。そして、第2不純物領域23aに電源電圧を伝達するための第1配線層24aを形成し、第1ソース領域20aと第2ソース領域21aとを電気的に連結する第2配線層24bを形成する。また、図示しないが、第1ゲート電極16と第3ソース領域22aとを電気的に連結する第3配線層を形成する工程がさらに備えられる。
【0046】
次に、図14は本発明の第3実施形態に係る不揮発性強誘電体メモリ装置の断面構造図である。
本発明の第3実施形態は半導体基板にウェルが形成された構造を有する。
即ち、図14に示すように、第1導電型半導体基板41と、第1導電型半導体基板41の表面内の所定の深さまで形成された第1導電型ウェル領域42と、一定の間隔を置いて第1導電型ウェル領域42を垂直方向に分離する第1、第2絶縁層43a、44aと、第1絶縁層43aと第2絶縁層44aとの間の第1導電型ウェル領域42上に、強誘電性物質45を介在して形成された第1ゲート電極46と、第1ゲート電極46が形成された第1導電型ウェル領域42の両側の第1、第2絶縁層43a、44aによって分離される他のウェル領域上に、それぞれ通常のゲート絶縁膜47を介在して形成された第2、第3ゲート電極48a、48bと、第1ゲート電極46の両側の第1導電型ウェル領域42内に形成される第1ソース/ドレイン領域49a/49bと、第2、第3ゲート電極48a、48bの両側のウェル領域内に形成される第2、第3ソース/ドレイン領域50a/50b、51a/51bとで構成されている。
【0047】
ここで、第1ドレイン領域49bには電源電圧が印加される第1配線層52aが構成され、第1ソース領域49aと第2ソース領域50aとを電気的に連結する第2配線層52bがさらに構成され、第1ゲート電極46と第3ソース領域51aとを電気的に連結する第3配線層(図示せず)がさらに構成されている。そして、第1、第2絶縁層43a、44aはトレンチタイプを含む。
【0048】
本発明の第3実施形態は第1トランジスタT1及び第2、第3トランジスタT2、T3が同様の構造を有する。即ち、第1、第2実施形態では第1半導体基板11aのバイアスを調節するために、各セル毎に第1半導体基板11aと同一導電型の不純物領域23を形成したが、本発明の第3実施形態では不純物領域を形成しない。単に、第1トランジスタT1のゲート電極は強誘電性物質のゲート絶縁膜を有し、第2、第3トランジスタT2、T3のゲート電極は通常のゲート絶縁膜を有する違いがあるだけである。
【0049】
このように構成された本発明の第3実施形態に係る不揮発性強誘電体メモリ装置の製造方法を以下に説明する。
図15a〜15dは本発明の第3実施形態に係る不揮発性強誘電体メモリ装置の製造方法を説明するための工程断面図である。
図15aに示すように、第1導電型半導体基板41の表面から所定の深さに第1導電型のウェル領域42を形成する。その後、ウェル領域42の半導体基板41を所定の深さにエッチングして、第1、第2トレンチ43、44を形成する。
【0050】
図15bに示すように、第1、第2トレンチ43、44に絶縁物質を埋め込み、第1、第2絶縁層43a、44aを形成する。従って、第1、第2絶縁層43a、44aによってウェル領域42は垂直方向に分離される。
【0051】
図15cに示すように、第1絶縁層43aと第2絶縁層44aとの間のウェル領域42上に強誘電性物質45を介在して第1ゲート電極46を形成し、第1ゲート電極46が形成されたウェル領域42の両側の第1、第2絶縁層43a、44aにより分離される他のウェル領域上にそれぞれ通常のゲート絶縁膜47を介在して、第2、第3ゲート電極48a、48bを形成する。
【0052】
図15dに示すように、第1、第2ゲート電極46、48a及び第3ゲート電極48bをマスクに用いた不純物イオン注入によって、第1ゲート電極46の両側のウェル領域42内に第1ソース/ドレイン領域49a/49bを形成する。同時に、第2、第3ゲート電極48a、48bの両側のウェル領域42内にも第2、第3ソース/ドレイン領域50a/50b、51a/51bを形成する。以後、第1ドレイン領域49bに電源電圧を伝達するための第1配線層52aを形成し、第1ソース領域49aと第2ソース領域50aとを電気的に連結する第2配線層52bを形成する。また、図示しないが、第1ゲート電極46と第3ソース領域51aとを電気的に連結する第3配線層を形成する工程がさらに備えられる。
【0053】
【発明の効果】
以上で詳述したように、本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置は次のような効果がある。
破壊的でない方法によりメモリセルを動作させるため、過度なスイッチング動作にも係わらず、強誘電体の劣化特性を減少させることができる。
また、読み出し時にデータが破壊されないので、破壊されたデータを復する必要がないので、その分動作速度を向上させることができる。
さらに、二つのNMOSトランジスタを構成させているので、動作電圧を減少させ且つ動作速度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な強誘電体のヒステリシスループを示す特性図。
【図2】従来不揮発性強誘電体メモリの単位セルの構成図。
【図3a】従来不揮発性強誘電体メモリ装置の書込みモードの動作を示すタイミング図。
【図3b】読み出しモードの動作を示すタイミング図。
【図4】従来の1T/1C構造のセルを有する不揮発性強誘電体メモリ装置の構成ブロック図。
【図5】従来不揮発性強誘電体メモリ装置のセルアレイの構成図。
【図6】本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置による単位セルの構成図。
【図7a】〜
【図7b】ロジック「0」及びロジック「0」の格納状態を示す図面。
【図8a】〜
【図8b】図7a及び図7bとは異なるロジック「0」及びロジック「0」の格納状態を示す図面。
【図9】本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置のセル配列図。
【図10】本発明の第1実施形態に係る不揮発性強誘電体メモリ装置の断面構造図。
【図11a】〜
【図11e】本発明の第1実施形態に係る不揮発性強誘電体メモリ装置の製造工程を示す断面図。
【図12】本発明の第2実施形態に係る不揮発性強誘電体メモリ装置の断面構造図。
【図13a】〜
【図13e】本発明の第2実施形態に係る不揮発性強誘電体メモリ装置の製造工程を示す断面図。
【図14】本発明の第3実施形態に係る不揮発性強誘電体メモリ装置の断面構造図。
【図15a】〜
【図15d】本発明の第3実施形態に係る不揮発性強誘電体メモリ装置の製造工程を示す断面図。
【符号の説明】
11a、11b:第1、第2半導体基板
41:第1導電型半導体基板
12、43a:第1絶縁層
14、44a:第2絶縁層
15、45:強誘電性物質
16、46:第1ゲート電極
17a、47:ゲート絶縁膜
18a、18b:第2、第3ゲート電極
19:マスク物質
20a/20b、49a/49b:第1ソース/ドレイン領域
21a/21b、50a/50b:第2ソース/ドレイン領域
22a/22b、51a/51b:第3ソース/ドレイン領域
23、23a:第1、第2不純物領域
24a、24b:第1、第2配線層

Claims (10)

  1. 一方向に形成された複数のワードライン、
    互いに一定の間隔を有して前記ワードラインを横切る方向に形成される複数対のコントロールラインとセンシングライン、
    各対のコントロールラインとセンシングラインとの間に形成され、ドレインに電源電圧が印加され、ゲート絶縁膜が強誘電性物質からなる第1トランジスタ、
    ドレインが前記センシングラインに連結され、ソースは前記第1トランジスタのソースに連結され、ゲートはワードラインに連結される第2トランジスタ、
    ドレインが前記コントロールラインに連結され、ソースは前記第1トランジスタのゲートに連結され、ゲートはワードラインに連結される第3トランジスタ
    を含み、
    前記第2トランジスタのソースは前記第1トランジスタのソースに、前記第1トランジスタを収容する半導体基板のバイアスが調節されるように連結されることを特徴とする不揮発性強誘電体メモリ装置。
  2. 前記第2、第3トランジスタのゲート絶縁膜は通常のゲート絶縁物質からなることを特徴とする請求項1記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  3. 前記第1トランジスタはゲート絶縁膜が強誘電性物質からなる強誘電体NMOSトランジスタであり、前記第2、第3トランジスタは通常のNMOSトランジスタであることを特徴とする請求項1記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  4. 第1半導体基板、
    前記第1半導体基板の両側面及び底面を囲んで形成された絶縁層、
    前記絶縁層の両側面及び底面を囲んで形成された第2半導体基板、
    前記第1半導体基板上に強誘電性物質を介在して形成された第1トランジスタのゲート電極を示す第1ゲート電極、
    前記絶縁層の両側の前記第2半導体基板上にそれぞれゲート絶縁膜を介在して形成された第2、第3トランジスタのゲート電極を示す第2、第3ゲート電極、
    前記第1ゲート電極の両側の第1半導体基板の表面内に形成され、前記第1半導体基板と反対導電型である前記第1トランジスタのソース/ドレイン領域を示す第1ソース/ドレイン領域、
    前記第2、第3ゲート電極の両側の第2半導体基板の表面内に形成され、前記第2半導体基板と反対導電型である前記第2、第3トランジスタのソース/ドレイン領域を示す第2、第3ソース/ドレイン領域、
    前記第1ソース領域の一側の第1半導体基板の表面内に形成される第1半導体基板と同一導電型の第1不純物領域
    を含み、
    前記第1ドレイン領域に電源電圧を印加する第1配線層が構成され、前記第1ソース領域と前記第2ソース領域とを電気的に連結する第2配線層が構成され、前記第1ゲート電極と前記第3ソース領域とを電気的に連結する第3配線層がさらに構成され、
    前記第2配線層は、前記第1不純物領域により前記第1半導体基板のバイアスが調節されるように前記第1ソース領域と前記第2ソース領域とを連結する
    ことを特徴とする不揮発性強誘電体メモリ装置。
  5. 前記絶縁層は
    第1半導体基板の底面に形成された第1絶縁層と、
    前記第1絶縁層の両先端に連結されるように前記第1半導体基板の両側面に形成されたトレンチタイプの第2絶縁層とで構成されることを特徴とする請求項4記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  6. 前記第1ドレイン領域内に前記第1半導体基板と同一導電型の不純物領域をさらに構成することを特徴とする請求項4記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  7. 前記第1半導体基板と同一導電型の不純物領域は電源電圧が印加されることを特徴とする請求項6記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  8. 半導体基板内に所定の深さに第1絶縁層を形成し、前記基板の表面から前記第1絶縁層の両先端に達する第2絶縁層を形成して、前記半導体基板を第1基板と第2基板とに区画する工程、
    前記第1基板上に強誘電性物質を介在して第1トランジスタのゲート電極を示す第1ゲート電極を形成する工程、
    前記第1基板の両側の第2基板上にそれぞれ通常のゲート絶縁膜を介在して、第2、第3トランジスタのゲート電極を示す第2、第3ゲート電極を形成する工程、
    前記第1ゲート電極の両側の第1基板内に第1基板と反対導電型である前記第1トランジスタのソース/ドレイン領域を示す第1ソース/ドレイン領域を形成する工程、
    前記第2、第3ゲート電極の両側の第2基板内に前記第2基板と反対導電型である前記第2、第3トランジスタのソース/ドレイン領域を示す第2、第3ソース/ドレイン領域をそれぞれ形成する工程、
    前記第1ソース不純物領域の一方側の第1基板内に前記第1基板と同一導電型の第1不純物領域を形成する工程
    を備え、
    前記第1ドレイン領域に電源電圧を印加する第1配線層を形成する工程がさらに備えられ、前記第1ソース領域に前記第2ソース領域を連結する第2配線層を形成する工程がさらに備えられ、前記第3ソース領域と前記第1ゲート電極とを連結する第3配線層を形成する工程がさらに備えられ、
    前記第2配線層を形成する工程は、前記第1不純物領域により前記第1基板のバイアスが調節されるように前記第1ソース領域と前記第2ソース領域とを連結する第2配線層を形成する
    ことを特徴とする不揮発性強誘電体メモリ装置の製造方法。
  9. 前記第2絶縁層は前記基板を所定の深さに除去してトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチ内に絶縁物質を埋め込む工程と
    で形成することを特徴とする請求項記載の不揮発性強誘電体メモリ装置の製造方法。
  10. 前記第1ドレイン領域内に、前記第1ドレイン領域と反対導電型の不純物領域を形成することを特徴とする請求項記載の不揮発性強誘電体メモリ装置の製造方法。
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