JP4509640B2 - 駐車場管理システム及び車両駐車位置特定方法 - Google Patents

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Description

この発明は、車両及び駐車場管理システム及び車両駐車位置特定方法に関するものである。例えば、大規模な駐車場で、車両を駐車した駐車位置を提供することができるシステム及び方法に関するものである。
複数の店舗が集合したショッピングモールなどでは、大規模な駐車場が併設されている。店舗の利用者が車両で来場した場合、この大規模な駐車場に車両を駐車して、店舗に移動することとなるが、大規模駐車場の場合、利用者が車両の駐車位置を記憶する必要があり、このために駐車セルの床面に番号を記して告知する、駐車セルを複数集合させた駐車ブロックに番号を付け、そのブロック番号を看板等で告知するようにしていた。
しかしながら人の記憶に頼る形では、番号忘れなどにより、車両を発見できない場合があった。
上記問題を解決するため、特開2003−233898では、コンピュータを利用して駐車利用を管理するシステムで、利用者の携帯端末の有する無線により車両の駐車位置を測定し(主たる位置測定手段)、利用者と駐車位置を関連付けて記憶し、また、利用者が記憶した駐車位置を携帯端末で遠隔から取り出すこと、遠隔から駐車位置を取り出す場合に利用者確認を行うことを提案している。
同文献では、車両の駐車位置測定の精度を向上するため、近傍の車両の存在を接触または、非接触に検出する車両センサを設けている(精度を向上するための位置測定手段)。
同文献では、さらに、利用者確認に関して、電話番号などの携帯端末固有の識別子を利用者に対応付け、位置測定の際に携帯端末の電話番号を収集して、遠隔から駐車位置を取り出す場合に、携帯端末の電話番号を取得している。位置測定と駐車位置取り出しの際に用いる携帯端末の電話番号が一致することで、位置設定と駐車位置取り出しの際に用いた携帯端末の同一性を確認している。
特開2003−233898号公報
特開2003−233898において、車両の駐車位置測定の精度を向上するための位置測定手段は、センサの極近傍の車両を検出することで主たる位置測定手段の大まかな位置測定を補うもので、その精度の向上には、少なくとも車両駐車位置の極近傍に配置することが求められ、大規模な駐車場の場合に多くのセンサ設置が必要となる。
また、利用者が記憶した駐車位置を遠隔から取り出す場合に行う利用者確認では、携帯端末の同一性は、確認できるが、利用者が携帯端末を紛失した場合に、第三者が携帯端末を利用して、駐車位置取出しが可能となる。
本発明では、主たる位置測定手段以外に駐車場内にセンサ設置を不要とすること、携帯端末の利用者自身を認証することで駐車場から提供する情報の秘匿性を向上することを目的としたものである。
この目的に対して、本発明は、利用者による車両の入庫操作に連動して、車両と駐車場アンテナとの間で電波通信を開始し、車両の位置を駐車位置情報として算出して、利用者しか知りえない例えばパスワードなどの情報を少なくとも含む利用者情報と対にして、保持する。利用者情報は、暗号化して、駐車場アンテナが電波通信によって車両から取得する。
利用者が駐車した車両の駐車場内の位置を得る際には、利用者しか知りえない情報を用いることで利用者の本人の認証を行う。利用者が駐車場から退場する場合、利用者による車両の出庫操作に連動して、車両と駐車場アンテナとの間で電波通信を開始し、車両から利用者情報を取得して、既に保持した利用者情報と駐車位置情報との対から該当する利用者の駐車位置情報を削除する。
特に、車両の入庫操作に連動した駐車位置の算出の精度の向上と、車両の出庫操作に連動した駐車位置情報の削除を行うため、利用者の車両に対する操作を車両の入庫信号または、出庫信号として用いる。
具体的には、車両から取得可能なエンジン停止・開始信号、パーキングブレーキロック・アンロック信号、エアコン装置停止・開始信号、カーオーディオ装置停止・開始信号、カーナビゲーション装置停止・開始信号、ドア施錠・開錠信号、ETC車載器のICカード挿抜信号などを用いる。
本発明によれば、駐車場において、両車の駐車位置を特定するために、主たる位置測定手段以外に駐車場内にセンサ設置を不要とすることができる。また、携帯端末の利用者自身を認証することで駐車場から提供する情報の秘匿性を向上することができる。
実施の形態1.
本発明の実施の形態として、駐車場管理システムを示す。
以下に述べる駐車場とは、車両が停車できる場所の集合をいう。また、車両とは、自動車が代表的な例であるが、車両は、自動車、オートバイなどでもよい。
図1は、駐車場管理システムのシステム構成図である。
101は、利用者が運転して駐車場に駐車する車両である。
102は、駐車場を管理する駐車場システムである。
103は、利用者が駐車位置情報にアクセスする利用者端末である。
車両101と駐車場システム102は、電波を介して通信する。
駐車場システム102と利用者端末103は、広域ネットワーク115を介して通信する。
車両101は、パーキングブレーキセンサ104、車載制御ネットワーク106、車載制御CPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)105、車両操作検出装置107、パーキングブレーキロック信号108、車載アンテナ109を含む。
パーキングブレーキセンサ104は、車両のパーキングブレーキのロックまたは、アンロックを検出するセンサである。
車載制御CPU105は、車載制御ネットワーク106によってパーキングブレーキセンサ104と接続し、パーキングブレーキセンサ104から受信したパーキングブレーキロック/アンロック信号を受信して、車載制御ネットワーク106に接続していない外部機器に信号を伝達する。
車両操作検出装置107は、外部機器であり、パーキングブレーキロック信号108を介して、車載制御CPU105からパーキングブレーキロック/アンロックの操作を受信する。
車両操作検出装置107と接続した車載アンテナ109は、駐車場システム102における車両駐車位置検出や車両駐車位置削除のための電波通信を行う。
車両操作検出装置107と車載アンテナ109は、車両101に接続する単独の機器であっても良い。
ETC(Electronic Toll Collection;電子料金収受)と呼ばれる高速道路や駐車場の利用料金を電子的に収受するシステムの車載器のような、車両購入後に後付けできるような機器構成が可能である。
車載アンテナ109の電波方式は、ETCで用いられているDSRC(Dedicated Short Range Communication;狭域通信)方式であっても、無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth、特定小電力無線など車両の駐車位置の識別の解像度に合わせた電波強度を持つものを利用可能である。
例えば半径30mの通信距離を持つDSRCアンテナの場合、駐車場に設置したアンテナの半径30m以内に駐車した車両を検出できるが、より駐車位置の識別の解像度を向上したい場合は、通信距離が半径10mのBluetoothを用いることも、また、DSRCを用いる場合でも駐車場に設置したアンテナの電波強度を絞ることもできる。
駐車場システム102は、ブロックアンテナa110、ブロックアンテナb111、駐車位置算出サーバ112、アンテナ・駐車位置対応表113、駐車位置提供サーバ114、駐車位置記憶部117を含む。アンテナ・駐車位置対応表113は、不揮発性記憶部に記憶されているファイルである。駐車位置算出サーバ112と駐車位置提供サーバ114とをあわせて、駐車場管理サーバという。
図1では、ブロックアンテナは、2箇所に図示したが、駐車場の広さに合わせて3台以上を持ってもよい。
ブロックアンテナa110、ブロックアンテナb111は、駐車場内に設置してブロックアンテナ固有のブロックアンテナ情報を含むビーコン電波を継続して送出する。
ブロックアンテナ情報とは、駐車場内に複数存在するブロックアンテナを識別するための情報である。
また、ブロックアンテナa110、ブロックアンテナb111は、車載アンテナ109から利用者情報とブロックアンテナ情報、入庫信号もしくは、出庫信号を受信して、駐車位置算出サーバ112に送信する。利用者情報は、利用者を識別可能な利用者固有の情報を含む。
入庫信号もしくは、出庫信号は、車両が駐車したこと、出庫したことを識別する信号であり、利用者による車両の入庫操作もしくは、出庫操作を示す信号である。
駐車位置算出サーバ112は、アンテナ・駐車位置対応表113を用いて、ブロックアンテナ情報を駐車位置情報に変換して、駐車位置提供サーバ114に送信する。
駐車位置提供サーバ114は、駐車位置算出サーバ112から受信した利用者情報と駐車位置情報を駐車位置記憶部117に保持する。
駐車位置提供サーバ114は、利用者端末103による駐車位置情報の送信要求に対して、利用者情報に含む利用者固有の情報を用いて、利用者端末103の利用者の認証を行い、駐車位置記憶部117に記憶した駐車位置情報を送信する。
利用者端末103は、広域ネットワーク115により駐車位置提供サーバ114と通信可能な端末であり、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)、パソコン、専用端末の形式を取ることができる。
専用端末の形式とは、駐車場併設の店舗などに想定した顧客サービスのための端末であり、店舗内での案内や情報提供のために設置したいわゆる売店端末のようなものでも良い。
広域ネットワーク115は、携帯電話網、無線LAN、Bluetoothのような移動端末を収容する無線ネットワークや有線ネットワークである。
利用者端末103として利用する端末の形式に合わせたネットワークを選ぶことができる。
図2は、図1に示した駐車場管理システムの論理システム構成図である。以下、図2の論理システム構成を箇条書きで説明する。
図2に示した駐車場管理システムは、駐車場内における車両の駐車位置情報を管理する駐車場管理システムであって以下を備える。
● 利用者の車両の入庫操作に連動して車両駐車位置特定手段211を起動する車両入庫検出手段201。
● 利用者の車両の駐車場内の駐車位置を特定する車両駐車位置特定手段211。
● 特定した駐車位置を記憶する駐車位置記憶手段221。
車両入庫検出手段201は、以下を備える。
● 利用者の車両操作に連動して車両から信号を検出して、利用者の車両の入庫操作として用いる、車両操作検出手段203。
駐車場管理システムは、さらに、以下を備える。
● 利用者の車両の出庫操作に連動して駐車位置削除手段225を起動する車両出庫検出手段202。
● 記憶した駐車位置を消去する駐車位置削除手段225。
車両出庫検出手段202は、以下を備える。
● 利用者の車両操作に連動して車両から信号を検出して、利用者の車両の出庫操作として用いる、車両操作検出手段203。
車両101は、以下を備える。
● 車両に搭載して無線により近傍のブロックアンテナのビーコン電波を検出して、検出した近傍のブロックアンテナに対して車両に固有の車両情報とビーコン電波に含まれたブロックアンテナ情報とを送信する利用者情報通知手段204。
● 車両に搭載して無線により近傍のブロックアンテナのビーコン電波を検出して、検出した近傍のブロックアンテナに対して、ビーコン電波に含まれたブロックアンテナ情報と利用者に固有の利用者情報を暗号化したものとを送信する利用者情報通知手段204。
車両駐車位置特定手段211は、以下を備える。
● 駐車場に設置して利用者情報通知手段204に検出させるべくブロックアンテナに固有のブロックアンテナ情報を含むビーコン電波を発生し、利用者情報通知手段204から通知された車両情報を受信し、車両情報とブロックアンテナ情報とともに、駐車位置算出手段213に送信する車両検出手段214。
● 駐車場内に設置したブロックアンテナのブロックアンテナ情報と駐車場内の駐車位置情報との対応表を持ち、受信したブロックアンテナ情報を駐車位置情報に変換する駐車位置算出手段213。
車両駐車位置特定手段211は、以下を備える。
● 駐車場に設置して利用者情報通知手段204に検出させるべくブロックアンテナに固有のブロックアンテナ情報を含むビーコン電波を発生し、利用者情報通知手段204から通知された利用者情報を受信し、利用者情報とブロックアンテナ情報とともに、駐車位置算出手段213に送信する車両検出手段214。
● 駐車場内に設置したブロックアンテナのブロックアンテナ情報と駐車場内の駐車位置情報との対応表を持ち、受信したブロックアンテナ情報を駐車位置情報に変換する駐車位置算出手段213。
駐車場管理システムは、さらに、以下を備える。
● 特定した駐車位置を利用者に提供する駐車位置提供手段222。
駐車位置提供手段222は、以下を備える。
● 利用者固有の認証情報に基づいて利用者を認証する利用者認証手段223。
利用者認証手段223は、認証情報として以下を用いる。
● 利用者情報通知手段204がブロックアンテナに対して送信した利用者情報。
駐車位置提供手段222は、以下を備える。
● 電子メールなどの通信手段において電子メールアドレスなどの固有の識別を持つ利用者端末103に対して、駐車位置を利用者に能動的に通知する駐車位置通知手段224。
利用者情報通知手段204が暗号化して送信する利用者情報として以下を用いる。
● 利用者端末103の通信手段における固有の識別子。
この駐車場管理システムでは、車両検出手段214が、車両駐車位置として識別する領域を含む範囲に対して設置したブロックアンテナにより、この駐車ブロック内にブロックアンテナ情報を含むビーコン電波を継続して発生する。
車両101は、ビーコン電波を受信できる車載アンテナ109を備え、車両入庫検出手段201は、車両が駐車ブロックに進入した後、利用者の車両入庫操作を検出して、利用者情報通知手段204は、ブロックアンテナのブロックアンテナ情報を含むビーコン電波を受信開始し、受信したビーコン電波に含むブロックアンテナ情報と利用者情報と入庫信号とを含む車両情報をブロックアンテナに対して送信する。
車両検出手段214では、ブロックアンテナによりブロックアンテナ情報と利用者情報と入庫信号とを受信し、ブロックアンテナ情報が自ブロックアンテナと一致する場合に、ブロックアンテナ情報と利用者情報と入庫信号とを駐車位置算出手段213に対して送信する。
駐車位置算出手段213は、ブロックアンテナ情報を、ブロックアンテナ情報に対応する駐車位置情報に変換して、駐車位置記憶手段221は、駐車位置情報と利用者情報とを組み合わせて記憶する。
また、駐車ブロック内の車両101の車両出庫検出手段202は、利用者の車両出庫操作を検出して、ブロックアンテナのブロックアンテナ情報を含むビーコン電波を受信開始し、利用者情報通知手段204は、受信したビーコン電波に含むブロックアンテナ情報と利用者情報と出庫信号とをブロックアンテナに対して送信する。
車両検出手段214では、ブロックアンテナによりブロックアンテナ情報と利用者情報と出庫信号とを受信し、ブロックアンテナ情報が自ブロックアンテナと一致する場合に、ブロックアンテナ情報と利用者情報と出庫信号とを駐車位置算出手段213に対して送信する。
駐車位置算出手段213は、ブロックアンテナ情報を、ブロックアンテナ情報に対応する駐車位置情報に変換して、利用者情報と出庫信号とを駐車位置削除手段225に対して送信する。
駐車位置削除手段225は、駐車位置記憶手段221に記憶した利用者情報と駐車位置情報のうち、利用者情報に一致するものを削除する。
図3は、実施の形態1における駐車場管理システムの駐車位置算出サーバ112または駐車位置提供サーバ114の外観を示す図である。
図3において、駐車位置算出サーバ112または駐車位置提供サーバ114は、システムユニット200、CRT(Cathode Ray Tube)表示装置141、キーボード(K/B)142、マウス143、コンパクトディスク装置(CDD)186、プリンタ装置187、スキャナ装置188を備え、これらはケーブルで接続されている。FAX機310、電話器320とケーブルで接続され、また、ローカルエリアネットワーク(LAN)505、ゲートウェイ500を介してインターネット501に接続されている。
図4は、実施の形態1における駐車位置算出サーバ112または駐車位置提供サーバ114のハードウェア構成図である。
図4において、駐車位置算出サーバ112または駐車位置提供サーバ114は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)137を備えている。CPU137は、バス138を介してROM139(記憶装置の一例である)、RAM140(記憶装置の一例である)、通信ポート144、CRT表示装置141、K/B142、マウス143、FDD(Flexible Disk Drive)145、磁気ディスク装置146(記憶装置の一例である)、CDD186、プリンタ装置187、スキャナ装置188と接続されている。通信ポート144は、FAX機310、電話器320、LAN505等に接続されている。
例えば、通信ポート144、K/B142、FDD145は、入力部の一例となる。
また、例えば、通信ポート144は、出力部の一例となる。
また、例えば、ROM139、RAM140、磁気ディスク装置146は、記憶部の一例となる。
ここで、通信ポート144は、LAN505に限らず、直接、インターネット、或いはISDN等のWAN(ワイドエリアネットワーク)に接続されていても構わない。
磁気ディスク装置146には、オペレーティングシステム(OS)147、ウィンドウシステム148、プログラム群149、ファイル群150が記憶されている。プログラム群は、CPU137、OS147、ウィンドウシステム148により実行される。
上記プログラム群149には、各実施の形態の説明において「〜手段」、「〜部」として説明したものあるいは説明するものにより実行されるプログラムが記憶されている。ファイル群150には、以下に述べる実施の形態の説明において「〜の判定結果」、「〜の計算結果」、「〜の処理結果」として説明するものが、「〜ファイル」として記憶されている。
また、各実施の形態の説明において説明する構成図やフローチャートの矢印の部分は主としてデータの入出力を示し、そのデータの入出力のためにデータは、磁気ディスク装置、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)等のその他の記録媒体に記録される。あるいは、信号線やその他の伝送媒体により伝送される。
また、各実施の形態の説明において、「〜手段」、「〜部」として説明したものあるいは説明するものは、ROM139に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、ハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
また、以下に述べる実施の形態を実施させるプログラムは、また、磁気ディスク装置、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)等のその他の記録媒体による記録装置を用いて記憶されても構わない。
図5は、駐車場の設置図である。
駐車場201は、車両が通行する領域として場内通路2020を含み、車両を駐車する領域として各駐車ブロック(駐車ブロックa2030、駐車ブロックb2040、駐車ブロックc2050、駐車ブロックd2060)を含む。
各駐車ブロックは、車両を駐車する駐車セルからなる。利用者が車両を駐車する位置を識別しやすいように駐車セルは、白線などで示されている。
本実施の形態では、駐車ブロックは、4領域とし、駐車ブロックは、8駐車セルの構成としたが、駐車場規模に合わせていずれも任意の数の構成としてよい。
各駐車ブロックには、各ブロックアンテナ(ブロックアンテナa110、ブロックアンテナb111、ブロックアンテナc207、ブロックアンテナd208)を設置する。各ブロックアンテナは、それぞれ対応する駐車ブロック内に進入した車両と通信できる電波強度で電波を発生する。
これは、車両101が駐車ブロックa2030内の駐車セルに駐車した場合、少なくともブロックアンテナa110は、車載アンテナ109と通信可能圏内にあるような電波強度を意味する。
アンテナ・駐車位置対応表113は、ブロックアンテナ情報に対応する駐車位置情報を記憶している。例えばブロックアンテナa110には、駐車ブロックa2030が、ブロックアンテナb111には、駐車ブロックb2040が、それぞれ対応することをあらかじめ記憶している。
本実施の形態について全体の動作の流れを示す。全体の動作は、以下の3ステップからなる。
1)入庫ステップ
2)駐車位置情報提供ステップ
3)出庫ステップ
1)入庫ステップについて説明する。
この駐車場管理システムでは、各駐車ブロックに対して設置した各ブロックアンテナが、駐車ブロック内にブロックアンテナ情報を含むビーコン電波を継続して発生する。
車両101は、ビーコン電波を受信できる車載アンテナ109を備え、車両101が駐車ブロックa2030に進入した後、利用者の車両入庫操作を検出して、ブロックアンテナa110のブロックアンテナ情報を含むビーコン電波を受信開始し、受信したビーコン電波に含むブロックアンテナ情報と利用者情報と入庫信号とをブロックアンテナa110に対して送信する。
これを受信したブロックアンテナa110は、ブロックアンテナ情報が自ブロックアンテナの送信したものと一致する場合に、ブロックアンテナ情報と利用者情報と入庫信号とを駐車位置算出サーバ112に対して送信する。
駐車位置算出サーバ112は、アンテナ・駐車位置対応表113を用いて、ブロックアンテナ情報に対応する駐車位置情報に変換して、駐車位置提供サーバ114に送信する。
駐車位置提供サーバ114は、利用者情報と駐車位置情報を組み合わせて駐車位置記憶部117に記憶する。
2)駐車位置情報提供ステップについて説明する。
駐車位置提供サーバ114は、利用者情報と駐車位置情報とを組み合わせて保持している。利用者端末103からの駐車位置情報の問い合わせに対して、駐車位置提供サーバ114は、利用者端末103から送信された利用者情報を用いて、利用者端末103の利用者を認証する。
認証が成功した場合に、駐車位置提供サーバ114は、利用者端末103に対して、駐車位置記憶部117に記憶した駐車位置情報を検索して送信する。
利用者端末103は、駐車位置情報を表示して、利用者に示す。
3)出庫ステップについて説明する。
この駐車場管理システムでは、入庫ステップで示したとおり、各駐車ブロックに対して設置した各ブロックアンテナが、駐車ブロック内にブロックアンテナ情報を含むビーコン電波を継続して発生している。
駐車ブロックa2030内の車両101は、利用者の車両出庫操作を検出して、ブロックアンテナのブロックアンテナ情報を含むビーコン電波と受信開始し、受信したビーコン電波に含むブロックアンテナ情報と利用者情報と出庫信号とをブロックアンテナa110に対して送信する。
これを受信したブロックアンテナa110は、ブロックアンテナ情報が自ブロックアンテナと一致する場合に、ブロックアンテナ情報と利用者情報と出庫信号とを駐車位置算出サーバ112に対して送信する。
駐車位置算出サーバ112は、駐車位置提供サーバ114に削除指示を出す。駐車位置提供サーバ114は、駐車位置記憶部117に記憶した利用者情報と駐車位置情報のうち、受信した利用者情報に一致するものを駐車位置記憶部117から削除する。
入庫ステップの詳細な動作を図6と図7により示す。
本実施の形態では、車両101の入庫をブロックアンテナa110が検出するものとする。
図6を参照しながら説明する。
ブロックアンテナa110は、ステップS301で、ビーコン電波を発生する。
ビーコン電波は、車両の検出いかんにかかわらず全てのブロックアンテナで定常的に発生される。
ビーコン電波には、ブロックアンテナ情報を含む。
ブロックアンテナ情報は、駐車場内に複数設置したブロックアンテナを個々に識別する識別子であり、本実施の形態では、個々のブロックアンテナに異なる数値を割り当てるものとする。
利用者が車両101を駐車ブロックa2030に進入させ、駐車セルに車両を停止し、パーキングブレーキをロックするとパーキングブレーキセンサ104がパーキングブレーキのロックを検出して、車載制御ネットワーク106を介して、車載制御CPU105にパーキングブレーキロックを通知する。
車載制御CPU105は、ステップS302で、パーキングブレーキのロックを検出すると、パーキングブレーキロック信号108を車両操作検出装置107に通知する。
車両操作検出装置107は、ステップS303で、パーキングブレーキロック信号の入力により、これを車両入庫操作として検出して、車両駐車位置の特定を開始する。
具体的には、車載アンテナが受信したビーコン電波の検出を開始する。車両操作検出装置107は、ステップS304で、ビーコン電波を検出する。
各ブロックアンテナが送信するビーコン電波の到達範囲に重複がある可能性を考慮して、複数のビーコン電波を受信した場合には、電波強度の一番強いブロックアンテナのビーコン電波を選択して受信しても良い。
ステップS305で、利用者情報を暗号化する。利用者情報は、利用者の識別と駐車位置提供サーバ114で行う利用者の認証に用いるものである。
本実施の形態では、利用者情報として、利用者の識別のための利用者名と、認証のためのパスワードを用いる。
利用者情報(利用者名とパスワード)は、予め車両操作検出装置107に設定しておく。
また、利用者の識別の一意性を保つため、利用者名は、駐車場システム102の管理者から予め発行するか、利用者が持つ一意性を持った識別子、例えば利用者端末103の電子メールアドレスで代用しても良い。
さらに、車両番号は、既に一意性があるため、利用者名を車両番号としても良い。
また、ステップS305における利用者情報の暗号化は、個人のプライバシーを含む情報であり、また、認証に用いるため、セキュリティの確保のために実施する。
車両操作検出装置107は、ステップS306で、暗号化した利用者情報を車載アンテナ109を介して送信する。
送信データは、受信したブロックアンテナ情報、利用者情報および車両の入庫を示す入庫信号である。
入庫信号は、車両の入庫と出庫を区別する。
利用者情報の送信先は、受信したブロックアンテナa110を指定して送信するユニキャスト送信でも良いし、特に送信先のブロックアンテナを指定しないブロードキャスト送信でも良い。
ブロックアンテナa110は、ステップS307で、車載アンテナ109からの通信データを受信して、受信したデータのブロックアンテナ情報がビーコン電波に含めて送信した情報と一致するかを照合する。
車載アンテナ109が通信データをブロードキャストにより送信して、駐車ブロックa2030以外に設置したブロックアンテナがこれを受信した場合に、ブロックアンテナa110以外のブロックアンテナは、受信データを廃棄する。
図7を参照しながら説明する。
ブロックアンテナa110は、ステップS307で、の照合の結果から、ステップS401で、自アンテナ内に車両101を検出する。ステップS402で、利用者情報を駐車位置算出サーバ112に送信する。
送信するデータは、ブロックアンテナ情報と利用者情報と入庫信号である。駐車位置算出サーバ112は、当該データを受信すると、駐車位置の算出を行うため、アンテナ・駐車位置対応表113を読み出し、ステップS404で、ブロックアンテナ情報に対応する駐車位置データに変換する。
ここで、駐車位置データとは、各駐車ブロックに割り当てた識別子であり、駐車ブロックの名称、駐車ブロック番号など利用者が駐車場内で駐車ブロックを識別可能な形式であれば良い。
駐車位置データを得た駐車位置算出サーバ112は、ステップS405で、利用者情報を復号化し、ステップS406で、利用者情報と駐車位置データを駐車位置提供サーバに送信する。
送信データは、利用者情報と駐車位置データおよび入庫信号である。
駐車位置提供サーバ114は、受信した入庫信号により車両が入庫したことを認識して、ステップS407で、利用者情報と駐車位置データを対にして保持する。
駐車位置情報提供ステップの詳細な動作を図8により示す。
利用者端末103では、ステップS501で、利用者が利用者情報(本実施の形態では、ユーザ名とパスワード)を入力する。
利用者端末103は、ステップS502で、駐車位置データを駐車位置提供サーバ114に要求する。
その際、利用者端末103は、駐車位置提供サーバ114で利用者の認証を受けるため、ステップS501で、利用者が入力した利用者情報を送信する。
駐車位置提供サーバ114は、ステップS503で、受信した利用者情報に含まれるユーザ名で駐車位置記憶部117に記憶した利用者情報を検索し、受信したパスワードと記憶したパスワードを比較して利用者認証を行い、認証が成功した場合に駐車位置記憶部117に記憶した駐車位置データを利用者端末103に対して送信する。
この時、ユーザを特定するために、車両番号などの車両固有の車両情報を用いても良い。
利用者端末103は、ステップS504で、駐車位置データを受信して、画面に表示する。
出庫ステップの詳細な動作を図9と図10により示す。
図9を参照しながら説明する。
ブロックアンテナa110は、ステップS601で、ビーコン電波を発生する。
ビーコン電波は、車両の検出いかんにかかわらず全てのブロックアンテナで定常的に発生させる。ビーコン電波には、ブロックアンテナ情報を含む。
利用者が車両101を駐車ブロックa2030内の駐車セルから出庫する際に、パーキングブレーキをアンロックするとパーキングブレーキセンサ104がパーキングブレーキのアンロックを検出して、車載制御ネットワーク106を介して、車載制御CPU105にパーキングブレーキアンロックを通知する。
車載制御CPU105は、ステップS602で、パーキングブレーキのアンロックを検出すると、パーキングブレーキロック信号108を介してパーキングブレーキのアンロック操作を車両操作検出装置107に通知する。
車両操作検出装置107は、ステップS603で、パーキングブレーキアンロック信号の入力により、これを車両出庫操作として検出して、車両駐車位置の削除を開始する。
具体的には、車載アンテナが受信したビーコン電波の検出を開始する。
車両操作検出装置107は、ステップS604で、ビーコン電波を検出し、ステップS605で、利用者情報を暗号化した後、ステップS606で、暗号化した利用者情報を車載アンテナ109を介して送信する。送信データは、受信したブロックアンテナ情報、利用者情報および車両の出庫を示す出庫信号である。
ブロックアンテナa110は、ステップS607で、車載アンテナ109からの通信データを受信して、受信したデータのブロックアンテナ情報がビーコン電波に含めて送信した情報と一致するかを照合する。
ブロックアンテナa110以外のブロックアンテナは、受信データを廃棄する。
図10を参照しながら説明する。
ブロックアンテナa110は、ステップS607での照合の結果から、ステップS701で、自アンテナ内に車両101の出庫を検出する。
ステップS702で、利用者情報を駐車位置算出サーバ112に送信する。
送信するデータは、ブロックアンテナ情報と利用者情報と出庫信号である。
駐車位置算出サーバ112は、当該データを受信すると、ステップS703で、利用者情報を復号化し、ステップS704で、利用者情報を駐車位置提供サーバに送信する。
送信データは、利用者情報と出庫信号である。駐車位置提供サーバ114は、受信した出庫信号により車両が出庫したことを認識して、ステップS705で、駐車位置記憶部117に利用者情報と駐車位置データを対にして保持したものの中から、受信した利用者情報に対応する対を駐車位置記憶部117から削除する。
本実施の形態では、車載アンテナ109よりブロックアンテナ110に送信する利用者情報として、利用者名とパスワードを用いた。その他に利用者情報として利用者端末103の電子メールアドレス、および車両情報である車両番号を用いることについても示した。
本実施の形態では、駐車位置情報提供ステップにおける駐車位置情報取得は、利用者端末103から駐車位置提供サーバ114から明示的に取得するように示した。
ここで、特に利用者端末103の電子メールアドレスは、利用者端末103における電子メール通知手段における固有の識別であり、具体的には、本電子メールアドレスに対して送信した電子メールは、利用者端末103で受信することが可能である。
利用者情報として利用者端末103の電子メールアドレスを送信することで、駐車位置提供サーバ114は、この電子メールアドレスに対して駐車位置データを電子メールとして能動的に提供しても良い。
利用者端末103が電子メールとして駐車位置データを受信した場合、利用者端末103に電子メールを保持することで、利用者が駐車位置データを必要とする時点で確認することが可能となる。
利用者情報として利用者端末103の電子メールアドレスを送信することで、また駐車位置提供サーバ114は、駐車位置記憶部117に記憶した駐車位置情報を削除するとともに、この電子メールアドレスに対して車両の出庫が発生したことを示すデータを電子メールとして能動的に提供してもよい。
また、本実施の形態では、利用者による車両の駐車操作、出庫操作として車両から検出する信号をそれぞれパーキングブレーキのロック、アンロックとしたが、この信号は、利用者が駐車操作、出庫操作として車両、車載物に行う操作からセンサが検出できる信号であれば良い。
具体的には、車両のエンジン停止・開始信号、パーキングブレーキロック・アンロック信号、エアコン装置停止・開始信号、カーオーディオ装置停止・開始信号、カーナビゲーション装置停止・開始信号、ドア施錠・開錠信号、ETC車載器のICカード挿抜信号などである。また、これらの信号を組み合わせて利用者による車両の駐車操作、出庫操作を検出してもよい。
この実施の形態によれば、入庫するだけで車両の位置が駐車場管理システムに通知される効果がある。
また、この実施の形態によれば、出庫するだけで車両の位置が駐車場管理システムに通知される効果がある。
また、この実施の形態によれば、入庫がセンサにより自動的に検出できる。
また、この実施の形態によれば、出庫がセンサにより自動的に検出できる。
また、この実施の形態によれば、アンテナを特定するアンテナ情報を受信して返信してやることにより、車両の位置を特定することができる。
また、この実施の形態によれば、車両からの車両情報を受信することにより、駐車場管理システムが自動的に車両の位置を特定することができる。
また、この実施の形態によれば、車両から出庫信号を受信することにより、駐車場管理システムが自動的に管理対象を削除することができる。
また、この実施の形態によれば、ブロックに設置したアンテナを特定することにより、車両の位置を特定しているので、各セルにセンサを設ける必要がなくなる。
また、この実施の形態によれば、駐車場管理システムが利用者端末に車両の位置を教えるので、利用者がどこにいてもかまわない。
また、この実施の形態によれば、暗号化して認証により通信しているので、安全性が高い。
また、この実施の形態によれば、駐車場管理システムが自動的に車両の位置を通知するので、問い合わせる手間が省ける。
また、この実施の形態によれば、駐車場管理システムが自動的に車両の出庫を利用者端末に通知するので、利用者が意図しない第三者による出庫を知ることができる。
実施の形態2.
図11は、実施の形態2の駐車場管理システムのシステム構成図である。
図11は、図1に示した駐車位置算出サーバ112と駐車位置提供サーバ114とをまとめて駐車場管理サーバ116としたものである。
実施の形態3.
図12は、実施の形態3の駐車場管理システムのシステム構成図である。
図12は、駐車位置提供サーバ114が、図1に示した駐車位置算出サーバ112を複数サポートするようにしたものである。複数の駐車位置算出サーバ112と駐車位置提供サーバ114とは、例えば、広域ネットワーク115により接続される。
実施の形態1の駐車場管理システムのシステム構成図である。 図1に示した駐車場管理システムの論理システム構成図である。 実施の形態1における駐車場管理システムの駐車位置算出サーバ112または駐車位置提供サーバ114のハードウェア構成図である。 実施の形態1における駐車位置算出サーバ112または駐車位置提供サーバ114のハードウェア構成図である。 実施の形態1の駐車場の設置図である。 実施の形態1の入庫ステップの詳細な動作を示す図である。 実施の形態1の入庫ステップの詳細な動作を示す図である。 実施の形態1の駐車位置情報提供ステップの詳細な動作を示す図である。 実施の形態1の出庫ステップの詳細な動作を示す図である。 実施の形態1の出庫ステップの詳細な動作を示す図である。 実施の形態2の駐車場管理システムのシステム構成図である。 実施の形態3の駐車場管理システムのシステム構成図である。
符号の説明
101 車両、102 駐車場システム、103 利用者端末、104 パーキングブレーキセンサ、105 車載制御CPU、106 車載制御ネットワーク、107 車両操作検出装置、108 パーキングブレーキロック信号、109 車載アンテナ、110 ブロックアンテナa、111 ブロックアンテナb、112 駐車位置算出サーバ、113 アンテナ・駐車位置対応表、114 駐車位置提供サーバ、115 広域ネットワーク、117 駐車位置記憶部、137 CPU、138 バス、139 ROM、140 RAM、141 CRT表示装置、142 K/B、143 マウス、144 通信ポート、145 FDD、146 磁気ディスク装置、147 OS、148 ウィンドウシステム、149 プログラム群、150 ファイル群、186 CDD、187 プリンタ装置、188 スキャナ装置、200 システムユニット、201 車両入庫検出手段、202 車両出庫検出手段、203 車両操作検出手段、204 利用者情報通知手段、211 車両駐車位置特定手段、213 駐車位置算出手段、214 車両検出手段、221 駐車位置記憶手段、222 駐車位置提供手段、223 利用者認証手段、224 駐車位置通知手段、225 駐車位置削除手段、310 FAX機、320 電話器、500 ゲートウェイ、501 インターネット、505 LAN。

Claims (10)

  1. 駐車場内における車両の駐車位置情報を管理する駐車場管理システムにおいて、
    半径30メートル以内の通信距離を持つ電波通信により車両と通信し駐車場に設置されたアンテナを特定するアンテナ情報と、駐車場を利用する利用者を識別する利用者情報と、車両の入庫を示す入庫信号とを含む車両情報を、車両から上記アンテナを介して受信して、アンテナ情報から車両の駐車場内の駐車位置を特定する車両駐車位置特定手段と、
    入庫信号に基づいて、車両駐車位置特定手段が特定した駐車位置と受信した利用者情報とを記憶する駐車位置記憶手段と
    を備え、
    上記駐車位置記憶手段は、駐車場を利用する利用者を識別する利用者情報と、車両の出庫を示す出庫信号を含む車両情報を、車両から上記アンテナを介して受信し、
    上記駐車場管理システムは、さらに、利用者情報と出庫信号とに基づいて、駐車位置記憶手段が記憶した駐車位置と利用者情報とを消去する駐車位置削除手段を備え、
    上記駐車位置削除手段は、駐車位置記憶手段が記憶した駐車位置と利用者情報とを消去するとともに、広域ネットワークにより上記駐車場管理システムと通信する利用者端末に対して、上記広域ネットワークを介して、車両の出庫を利用者に能動的に通知することを特徴とする駐車場管理システム。
  2. 記駐車場管理システムは、さらに、駐車位置記憶手段が記憶した駐車位置を利用者端末に提供する駐車位置提供手段を備え、
    上記駐車位置提供手段は、上記広域ネットワークを介して上記利用者端末に対して、駐車位置を利用者に能動的に通知する駐車位置通知手段を備えたことを特徴とする請求項に記載の駐車場管理システム。
  3. 上記利用者情報は、上記広域ネットワークによる上記利用者端末の通信手段における固有の識別子を含み、
    上記駐車位置通知手段は、上記固有の識別子を用いて上記広域ネットワークを介して上記固有の識別子を持つ利用者端末に対して、駐車位置を利用者に能動的に通知することを特徴とする請求項記載の駐車場管理システム。
  4. 上記利用者情報は、上記広域ネットワークによる上記利用者端末の通信手段における固有の識別子を含み、
    上記駐車位置削除手段は、上記固有の識別子を用いて上記広域ネットワークを介して上記固有の識別子を持つ利用者端末に対して、車両の出庫を利用者に能動的に通知することを特徴とする請求項1または請求項記載の駐車場管理システム。
  5. 上記車両駐車位置特定手段は、
    駐車場に設置したアンテナと、
    アンテナを特定するアンテナ情報を含むビーコン電波をアンテナから発生させ、車両から車両情報を受信し、車両情報を送信する車両検出手段と、
    アンテナを特定するアンテナ情報と駐車場の駐車位置情報との対応表を記憶部に記憶し、受信したアンテナ情報を駐車位置情報に変換する駐車位置算出手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか記載の駐車場管理システム。
  6. 上記駐車位置提供手段は、利用者情報に基づいて利用者端末を認証する利用者認証手段を備えたことを特徴とする請求項2または請求項記載の駐車場管理システム。
  7. 駐車場に設置されたアンテナと駐車場管理サーバとにより、駐車場に駐車する車両の駐車位置を特定する車両駐車位置特定方法において、
    車両が、駐車場への車両の入庫操作を検出し、
    車両が、車両の入庫操作の検出に基づいて、半径30メートル以内の通信距離を持つ電波通信により車両と通信し駐車場に設置されたアンテナを特定するアンテナ情報を受信し、
    車両が、受信したアンテナ情報と、駐車場を利用する利用者を識別する利用者情報と、車両の入庫信号とを含む車両情報を、駐車場管理サーバに通知し、
    駐車場管理サーバが、車両情報を、車両から上記アンテナを介して受信して、アンテナ情報から車両の駐車場内の駐車位置を特定し、
    駐車場管理サーバが、入庫信号に基づいて、特定した駐車位置と受信した利用者情報とを駐車位置記憶部に記憶し、
    車両が、駐車場からの車両の出庫操作を検出し、
    車両が、利用者情報と、車両の出庫信号とを含む車両情報を、駐車場管理サーバに通知し、
    駐車場管理サーバが、広域ネットワークにより上記駐車場管理システムと通信する利用者端末に対して、上記広域ネットワークを介して、車両の出庫を能動的に通知し、
    駐車場管理サーバが、利用者情報と出庫信号とに基づいて、記憶した駐車位置と利用者情報とを消去すること
    を特徴とする車両駐車位置特定方法。
  8. 記車両駐車位置特定方法は、更に、
    駐車場管理サーバが、上記広域ネットワークを介して、駐車位置記憶部に記憶した駐車位置を利用者端末に能動的に提供することを特徴とする請求項に記載の車両駐車位置特定方法。
  9. 上記利用者情報は、上記広域ネットワークによる上記利用者端末の通信手段における固有の識別子を含み、
    上記駐車場管理サーバは、上記固有の識別子を用いて上記広域ネットワークを介して上記固有の識別子を持つ利用者端末に対して、駐車位置を能動的に通知することを特徴とする請求項7または請求項のいずれか記載の車両駐車位置特定方法。
  10. 上記利用者情報は、上記広域ネットワークによる上記利用者端末の通信手段における固有の識別子を含み、
    上記駐車場管理サーバは、上記固有の識別子を用いて上記広域ネットワークを介して上記固有の識別子を持つ利用者端末に対して、車両の出庫を能動的に通知することを特徴とする請求項乃至請求項のいずれか記載の車両駐車位置特定方法。
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