JP4508131B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、被記録媒体に対してインクを噴射して記録するインクジェットプリンタに関する。
インクジェットプリンタは、記録用紙等の被記録媒体を搬送しつつ、この被記録媒体に対してインクジェットヘッドの複数のノズルからインクを噴射させることにより、記録用紙等に所望の文字や画像等を記録するように構成されている。ここで、一般的なインクジェットプリンタは、インクジェットヘッドの不使用時におけるノズル内のインクの乾燥を防止するため、あるいは、ノズルの目詰まりを解消するノズルパージを行うために、ノズルの出射口が配置された面(以下、インク噴射面という)を覆うキャップを有する。さらに、インクジェットプリンタは、各ノズルからのインクの噴射状態を良好に保つために、画像等の記録後、あるいは、ノズルパージ後にインク噴射面に付着した余分なインクを拭き取るワイパーも通常備えている。
ところで、キャップのインク噴射面に密着する部分(リップ部)にほこりや紙粉等の異物が付着することがある。そして、この状態でインク噴射面のキャッピングが行われたときには、リップ部の異物がインク噴射面に付着してしまうことがある。この場合には、ノズルの吐出口に異物が侵入して不吐出の原因となったり、あるいは、ワイパーによりインク噴射面のインクが拭き取られるときにインク噴射面が傷ついたりする。そこで、従来から、キャップのリップ部を清掃して異物を除去することが可能に構成されたインクジェットプリンタが提案されている。
例えば、特許文献1に記載のインクジェットプリンタは、インク噴射面を清掃するワイパーブレードと、キャップを清掃するキャップクリーナーとを備えており、これらワイパーブレードとキャップクリーナーは、ともに、インク噴射面に平行な方向に移動可能なホルダに設けられている。そして、キャップがインク噴射面から離間した状態において、それらの間をホルダが移動したときには、ワイパーブレードによりインク噴射面のインクが拭き取られると同時に、キャップクリーナーによりキャップが清掃される。
特開2001−71519号公報
しかし、インクジェットヘッドの使用時には、キャップはインク噴射面から離間している状態で放置されることから、キャップは乾燥した状態となっている。そのため、キャップクリーナーによりキャップが拭かれるときの両者間の抵抗が大きくなって振動(ビビリ)が生じやすく、キャップに付着した異物を十分に除去することができなくなる虞がある。
本発明の目的は、インク噴射面に付着したインクの拭き取りとキャップのリップ部の清掃の両方を行うことができ、さらに、リップ部に付着した異物を確実に除去することが可能なインクジェットプリンタを提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
第1の発明のインクジェットプリンタは、インクを噴射するインクジェットヘッドと、このインクジェットヘッドのインク噴射面に対して離接可能に設けられ、前記インク噴射面に密着するリップ部を備えたキャップと、前記インク噴射面に対してこれに平行な方向に相対移動可能なホルダと、前記ホルダに前記インク噴射面側に突出するように設けられ、前記インク噴射面に付着したインクを拭き取るワイパーと、前記ホルダに前記インク噴射面と反対側に突出するように設けられ、前記リップ部に接触している状態で前記ワイパーの前記インク噴射面に対する相対移動と連動して前記リップ部を清掃するキャップ清掃部と、前記ホルダに設けられ、前記ワイパーにより拭き取られたインクを前記キャップ清掃部に供給するインク供給部とを備え、
前記ホルダは、さらに、前記インクジェットヘッド及び前記キャップに対して、前記インク噴射面と直交する方向に相対移動可能に構成され、
まず、前記キャップ清掃部が前記リップ部に接触していない状態で、前記ホルダが前記インクジェットヘッドに対して前記インク噴射面に平行な方向に相対移動して、前記ワイパーが前記インク噴射面に付着したインクを拭き取った後に、前記ホルダが前記キャップに対して前記インク噴射面と直交する方向に相対移動して、前記キャップ清掃部が前記リップ部に接触した状態で、前記ホルダが前記キャップに対して前記インク噴射面に平行な方向に相対移動して、前記キャップ清掃部が前記リップ部を清掃するように構成されていることを特徴とするものである。
このインクジェットプリンタにおいては、インク噴射面に付着したインクはワイパーで拭き取られ、さらに、その拭き取られたインクがインク供給部によりキャップ清掃部へ供給される。従って、キャップ清掃部は、キャップのリップ部をインクで濡らしながら清掃することができ、リップ部に付着したほこりや紙粉等の異物を確実に取り除くことができる。
さらに、インク噴射面に付着したインクがワイパーで拭き取られた後に、そのインクがキャップ清掃部に供給されてから、キャップ清掃部によりキャップのリップ部が清掃されるため、リップ部を十分にインクで濡らしながら清掃を行うことが可能になる。
の発明のインクジェットプリンタは、前記第1の発明において、前記ホルダが、前記インク噴射面に平行な方向に移動可能可動体であることを特徴とするものである。この構成によれば、ワイパーで拭き取られたインクは、可動体に設けられたインク供給部を介して、ワイパーと反対側のキャップ清掃部に確実に供給される。
の発明のインクジェットプリンタは、前記第の発明において、前記インク供給部は、前記可動体に、前記インク噴射面側からその反対側まで貫通するように形成されたインク通過孔を備えていることを特徴とするものである。この構成によれば、ワイパーで拭き取られたインクが、可動体に形成されたインク通過孔を通って反対側のキャップ清掃部に確実に供給される。
の発明のインクジェットプリンタは、前記第の発明において、前記ワイパーは、前記可動体から前記インク噴射面側へ突出する第1ワイピング部材と、同じく前記可動体から前記インク噴射面側へ突出し、且つ、前記第1ワイピング部材よりも前記可動体からの突出長さが短い板状の第2ワイピング部材とを有し、前記第2ワイピング部材の前記インク噴射面と反対側の端部が、前記インク通過孔に連なっていることを特徴とするものである。
この構成によれば、突出長さの短い板状の第2ワイピング部材により、インク噴射面に付着した比較的大粒のインクの大部分が拭き取られ、さらに、突出長さの長い第1ワイピング部材により残りのインクが拭き取られる。ここで、第2ワイピング部材のインク噴射面と反対側の端部がインク通過孔に連なっているため、第2ワイピング部材により拭き取られたインクは、インク通過孔を介して確実にキャップ清掃部へ供給される。
の発明のインクジェットプリンタは、前記第の発明において、前記可動体に、平行配置された複数の前記第2ワイピング部材が設けられており、これら複数の第2ワイピング部材の間の空間が前記インク通過孔に連通していることを特徴とするものである。この構成によれば、複数の第2ワイピング部材により拭き取られたインクは、これら複数の第2ワイピング部材の間の空間に毛管力の作用で吸い込まれて、さらに、インク通過孔へ流れるため、キャップ清掃部へより確実にインクが供給される。
の発明のインクジェットプリンタは、前記第1〜第の何れかの発明において、前記キャップ清掃部の表面全域に、網目状の溝が形成されていることを特徴とするものである。この構成によれば、キャップ清掃部の表面全域にインクを行き渡らせることができ、リップ部を確実にインクで濡らすことができる。
の発明のインクジェットプリンタは、前記第1〜第の何れかの発明において、前記ワイパーによる前記インク噴射面のインクの拭き取り動作及び前記キャップ清掃部による前記リップ部の清掃動作後に、前記ワイパー及び前記キャップ清掃部を清掃するクリーニング部材が設けられていることを特徴とするものである。この構成によれば、ワイパーやキャップ清掃部に付着した異物がクリーニング部材で除去されるため、拭き取られた異物がインク噴射面やキャップのリップ部に再度付着してしまうことがない。
の発明のインクジェットプリンタは、前記第1〜第の何れかの発明において、前記インクジェットヘッドは、所定方向に長いライン型のインクジェットヘッドであり、前記キャップは前記インクジェットヘッドの前記インク噴射面に対向して配置され、前記ワイパー及び前記キャップ清掃部は、前記キャップが前記インク噴射面から離間した状態で、前記インク噴射面と前記キャップの間において前記所定方向に移動可能であることを特徴とするものである。この構成によれば、ライン型のインクジェットヘッドのインク噴射面とこのインク噴射面から離間した状態のキャップとの間において、ワイパーとキャップ清掃部が移動することにより、ワイパーによるインク噴射面のインクの拭き取りとキャップ清掃部によるリップ部の清掃がそれぞれ行われる。
次に、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施形態のインクジェットプリンタ100の記録時における概略構成を示している。この図1に示すように、本実施形態のインクジェットプリンタ100は、記録用紙にインクを噴射して所望の文字や画像等を記録する4つのインクジェットヘッド1と、記録用紙を図1の左右方向に搬送する搬送機構2と、インクジェットヘッド1の不使用時に、4つのインクジェットヘッド1の下面(インク噴射面1a)をそれぞれ覆う4つのキャップ3と、インクジェットヘッド1のインク噴射面1aに付着したインクを拭き取るワイパー31を含む清掃ユニット4(図5参照)とを備えている。
まず、インクジェットヘッド1と搬送機構2について簡単に説明する。
図1、図2に示すように、インクジェットヘッド1は、記録用紙の搬送方向に対して直交する方向(図1の紙面垂直方向、図2の上下方向)に延びるライン型のインクジェットヘッドである。そして、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、及び、ブラック(BK)の4種類のインクをそれぞれ噴射する4つのインクジェットヘッド1が記録用紙の搬送方向に沿って順に並べられている。
図2に示すように、各インクジェットヘッド1には、インクが供給されるマニホールド7とこのマニホールド7にそれぞれ連通する複数のノズル8とを含むインク流路が形成されており、各インクジェットヘッド1の下面が、ヘッド長手方向(図2の上下方向)に並ぶ複数のノズル8の出射口が配置されたインク噴射面1aとなっている。そして、インク流路内のインクには、図示しないアクチュエータにより圧力が付与され、複数のノズル8からそれぞれインクが噴射されるようになっている。
図1に示すように、搬送機構2は、搬送フレーム10に回転自在に設けられた駆動ローラ11及び従動ローラ12と、これら2つのローラ11,12に亙って架け渡された無端状の搬送ベルト13とを備えている。搬送ベルト13の外周面(搬送面)には記録用紙が保持され、この搬送ベルト13の搬送面とインクジェットヘッド1のインク噴射面1aとの間には微小な隙間が確保されている。そして、搬送ベルト13により、その搬送面に保持された記録用紙が2つのローラ11,12の回転に伴って図1の左方へ搬送されるとともに、この搬送される記録用紙に対して上方のインクジェットヘッド1からインクが噴射される。尚、2つのローラ11,12と搬送ベルト13とが設けられた搬送フレーム10は、図示しない昇降機構により、4つのインクジェットヘッド1に対して上下方向に駆動されるようになっている。
次に、キャップ3について説明する。キャップ3は、インクジェットヘッド1の不使用時において、ノズル8内のインクの乾燥を防止するためにインク噴射面1aを覆うものである。各キャップ3は、ゴム材料等の可撓性を有する材料で形成されており、図3に示すように、インク噴射面1aの複数のノズル8が配置された領域(図2参照)の面積よりも一回り大きい平面積を有する基部3aと、この基部3aの縁部から外側へ突出する略矩形枠状のリップ部3bとを備えている。
図1、及び、図3〜図5に示すように、4つのキャップ3は、キャップ移動シート20の外面において搬送方向に互いに隣接して設けられている。さらに、このキャップ移動シート20の両端部は2本のベルト21にそれぞれ連結されており、各ベルト21は、駆動プーリ22及び従動プーリ23に亙って架け渡されている。また、駆動プーリ22及び従動プーリ23は、搬送ベルト13が架け渡された2つのローラ11,12にそれぞれ同軸状に設けられ、これら2つのローラ11,12に対してそれぞれ相対回転可能である。そのため、図1に示すように、4つのキャップ3は、駆動プーリ22によりキャップ移動シート20が駆動されることによって、搬送ベルト13の外側においてベルト外周に沿って、インクジェットヘッド1のインク噴射面1aと対向しない退避位置(図1)と、インク噴射面1aと対向するキャッピング位置(図4)とに亙って移動できるようになっている。また、キャップ3は、インクジェットヘッド1に対して、搬送フレーム10と一体的に上下方向に移動可能(即ち、インク噴射面1aに対して離接可能)である。
このキャップ3によるインク噴射面1aのキャッピングは以下のようにして行われる。まず、搬送フレーム10が、図示しない昇降機構により、4つのインクジェットヘッド1に対して下方(インク噴射面1aに対して離間する方向)に駆動される。すると、インク噴射面1aと搬送ベルト13との間の隙間が記録時よりも大きくなり、この隙間に、駆動プーリ22によりベルト21を介して駆動されたキャップ3が搬送ベルト13の外周面に沿って移動して、キャップ3が、図1の退避位置から、インク噴射面1aに対向する図4のキャッピング位置に配置される。次に、図示しない昇降機構により搬送フレーム10が上方へ駆動され、このとき、キャップ3は搬送フレーム10と一体的に上方へ移動する。そして、キャップ3のリップ部3bが、インク噴射面1aのうちの、複数のノズル8の出射口が配置された領域の周囲に密着して、複数のノズル8の出射口がキャップ3により覆われる。
次に、清掃ユニット4について説明する。清掃ユニット4は、各ノズル8からのインクの噴射状態を常に良好に保つために、インク噴射後にインク噴射面1aに付着した余分なインクを拭き取る。さらに、清掃ユニット4は、インク噴射面1aのインクの拭き取りと同時に、キャップ3のリップ部3bをも清掃することが可能に構成されている。
図5〜図9に示すように、清掃ユニット4は、インク噴射面1aに近接した状態で、インクジェットヘッド1の長手方向に沿ってインク噴射面1aに平行に移動可能に設けられたホルダ30(可動体)と、このホルダ30の上面から上方(インク噴射面1a側)に突出するように設けられたワイパー31と、ホルダ30の下面から下方(インク噴射面1aと反対側)に突出するように設けられたキャップ清掃ブレード35(キャップ清掃部)とを備えている。
図5に示すように、ホルダ30は、4つのインクジェットヘッド1の幅方向に跨って延びている。また、図8に2点鎖線で示すように、このホルダ30は、インクジェットヘッド1の使用時には、インクジェットヘッド1の長手方向一方側(図8の左側)の待機位置において待機している。一方、ワイパー31によるインク噴射面1aの拭き取り、及び、キャップ清掃ブレード35によるキャップ3の清掃を行う際には、キャップ3がインク噴射面1aから離間した状態で、図示しない駆動モータにより駆動されて、図8に実線で示すようにインク噴射面1aとキャップ3との間において待機位置から右方へ移動する。
図5に示すように、ホルダ30の上面には、4つのインクジェットヘッド1に対応する4つのワイパー31が設けられている。図6(a),(b)に示すように、各ワイパー31は、ホルダ30の図6(b)における左右方向(インクジェットヘッド1の長手方向)中央部に設けられたワイパーブレード32(第1ワイピング部材)と、このワイパーブレード32の両側においてそれぞれ上方へ延び、櫛歯状となるように平行配置された複数枚(例えば6枚)の板状部材33(第2ワイピング部材)とを備えている。ワイパーブレード32及び複数枚の板状部材33は、それぞれ、耐インク性を有するウレタンゴムなどの可撓性材料で形成されている。また、図6、図8に示すように、ワイパーブレード32の突出長さは、ホルダ30がインク噴射面1aとキャップ3との間を移動する際に、その先端がインク噴射面1aに接触するような長さとなっている。一方、複数枚の板状部材33はワイパーブレード32よりも突出長さが短く、これら板状部材33の先端はインク噴射面1aから微小距離だけ離れており、インク噴射面1aに接触しない。
そのため、図8、図9に示すように、インク噴射面1aに比較的大粒のインクIが付着している場合に、ホルダ30が待機位置から右方へ移動すると、まず、ワイパーブレード32よりも右側(移動方向下流側)に位置する複数枚の板状部材33により、インク噴射面1aに付着したインクIの大部分が拭き取られ、そのインクは複数枚の板状部材33の間の空間に毛管力の作用により吸い込まれる。続いて、インク噴射面1aに接触しながら移動するワイパーブレード32により、インク噴射面1aに残存するインクが拭き取られる。
図5に示すように、ホルダ30の下面には、4つのインクジェットヘッド1に対応する4つのキャップ清掃ブレード35が設けられている。図6に示すように、各キャップ清掃ブレード35は、ホルダ30を挟んでワイパーブレード32と反対側において下方へ延びている。尚、キャップ清掃ブレード35も、ワイパー31と同様に、耐インク性を有するウレタンゴムなどの可撓性材料で形成されている。また、図7に示すように、キャップ清掃ブレード35の表面全域には、網目状の溝35aが形成されている。
図8に示すように、このキャップ清掃ブレード35の突出長さは、ホルダ30がインク噴射面1aとキャップ3との間を移動する際に、その先端がキャップ3のリップ部3bに接触するような長さとなっている。そして、図8、図9に示すように、ホルダ30が待機位置から右方へ移動したときには、キャップ清掃ブレード35は、その先端がリップ部3bに接触した状態(図7参照)でホルダ30及びワイパー31と一体的に移動する。つまり、キャップ清掃ブレード35は、ワイパー31のインク噴射面1aに対する右方への移動と連動してリップ部3bを清掃することになる。
このように、本実施形態の清掃ユニット4は、ワイパー31がインク噴射面1aに付着したインクを拭き取る際に、同時に、キャップ清掃ブレード35がリップ部3bを清掃するように構成されている。従って、ワイパー31によるインク噴射面1aのインクの拭き取りとキャップ清掃ブレード35によるリップ部3bの清掃が同時に行われることになり、これらの作業を短い時間で行うことが可能になる。
ところで、図6(b)に示すように、ホルダ30には、このホルダ30を上面(インク噴射面1a側の面)から下面(インク噴射面1aと反対側の面)まで上下に貫通する2つのインク通過孔36(インク供給部)が形成されている。そして、ワイパー31により拭き取られたインクは、これら2つのインク通過孔36を通ってキャップ清掃ブレード35に供給される。そのため、キャップ清掃ブレード35は、キャップ3のリップ部3bをインクで濡らしながら清掃することになり、リップ部3bに付着したほこりや紙粉等の異物を確実に取り除くことができる。
また、図6(b)に示すように、2つのインク通過孔36は、ワイパーブレード32及びキャップ清掃ブレード35が設けられたホルダ30の中央部の両側部分にそれぞれ形成されており、ワイパーブレード32の両側にそれぞれ設けられた複数枚の板状部材33の下端部がインク通過孔36に連なっている。つまり、複数枚の板状部材33の間の空間がインク通過孔36に連通している。さらに、2つのインク通過孔36の下端部の壁面は、キャップ清掃ブレード35の上端に滑らかに連なるように、それぞれホルダ30の中央部側に傾斜している。そのため、ワイパー31により拭き取られて、複数枚の板状部材33の間に流れ込んだインクは、2つのインク通過孔36を通って確実にキャップ清掃ブレード35に供給される。
また、図7に示すように、キャップ清掃ブレード35の表面全域には、網目状の溝35aが形成されている。そのため、網目状の溝35aを介して、キャップ清掃ブレード35の表面全域にインクを行き渡らせて、リップ部3bを確実にインクで濡らすことができる。
尚、図8、図9に示すように、インクジェットヘッド1に関して待機位置と反対側の右側の位置には、ワイパー31とキャップ清掃ブレード35をそれぞれ清掃する上下2つのクリーニング部材38,39が設けられている。上側のクリーニング部材38の下端は、ワイパー31を構成するワイパーブレード32及び板状部材33の上端よりも低い位置になる。一方、下側のクリーニング部材39の上端は、キャップ清掃ブレード35の下端よりも高い位置にある。そのため、図9に示すように、ワイパー31によるインク噴射面1aのインクの拭き取り動作及びキャップ清掃ブレード35によるリップ部3bの清掃動作後に、さらにホルダ30が右方へ移動して上下2つのクリーニング部材38,39の間を通過したときに、ワイパーブレード32と板状部材33に付着した異物が上側のクリーニング部材38により除去されるとともに、キャップ清掃ブレード35に付着した異物が下側のクリーニング部材39により除去される。従って、ワイパー31やキャップ清掃ブレード35により拭き取られた異物が、インク噴射面1aやキャップ3のリップ部3bに再度付着してしまうことがない。
次に、前記実施形態に種々の変更を加えた変更形態について説明する。但し、前記実施形態と同様の構成については、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
1]前記実施形態では、インクジェットヘッド1による記録が行われている間には、ホルダ30はインクジェットヘッド1の長手方向一方側の待機位置において待機しており、インク噴射面1aとキャップ3の清掃を行う際にホルダ30が長手方向他方へ移動するように構成されているが(図8参照)、ホルダ30が、インクジェットヘッド1の長手方向両側に設けられた2つの待機位置においてそれぞれ待機可能に構成されていてもよい。
即ち、図10に示すように、ホルダ30がインクジェットヘッド1の左側の待機位置にある場合には、ホルダ30が右方へ移動することで、ワイパー31によるインク噴射面1aに付着したインクIの拭き取りと、キャップ清掃ブレード35によるリップ部3bの清掃が行われる。一方、図11に示すように、ホルダ30がインクジェットヘッド1の右側の待機位置にある場合には、ホルダ30が左方へ移動することで、ワイパー31によるインク噴射面1aに付着したインクIの拭き取りと、キャップ清掃ブレード35によるリップ部3bの清掃が行われる。この構成によれば、インク噴射面1aとキャップ3の清掃を行う前に、ホルダ30をインクジェットヘッド1の一方側の待機位置へ毎回戻す必要がないため、インク噴射面1aとキャップ3の清掃をさらに短い時間で行うことが可能になる。
2]前記実施形態では、ホルダ30がインクジェットヘッド1の長手方向に移動する際に、ワイパー31によるインク噴射面1aのインクの拭き取りと、キャップ清掃ブレード35によるキャップ3の清掃とが同時に行われるようになっている(図8参照)。しかし、インク噴射面1aのインクがワイパー31により拭き取られてから、その拭き取られたインクがキャップ清掃ブレード35の表面に到達するまでの間に多少の時間がかかるため、キャップ清掃ブレード35によるリップ部3bの清掃開始直後には、十分なインクが供給されないままリップ部3bが拭かれてしまうことも考えられる。そこで、ワイパー31によるインク噴射面1aのインクの拭き取りが先行して行われ、拭き取られたインクがキャップ清掃ブレード35に供給された後に、キャップ3の清掃が行われてもよい。
この構成の一例を以下に示す。まず、図12において、ホルダ30は、インクジェットヘッド1及びキャップ3に対して上下に移動可能に構成されている。そして、このホルダ30に設けられたワイパーブレード32の先端がインク噴射面1aに接触している状態で、ホルダ30が図12における左方から右方へ移動し、インク噴射面1aに付着したインクIがワイパー31により拭き取られる。但し、このとき、キャップ清掃ブレード35の先端はキャップ3のリップ部3bに接触しておらず、リップ部3bの清掃は行われないようになっている。
次に、ホルダ30がインクジェットヘッド1の右側の位置に到達すると、このホルダ30はインクジェットヘッド1及びキャップ3に対して下方へ移動する。すると、図13に示すように、ホルダ30に設けられたワイパーブレード32の先端がインク噴射面1aよりも低い位置となる一方で、キャップ清掃ブレード35の先端はキャップ3のリップ部3bに接触可能な位置となる。この状態では、ワイパー31によりインク噴射面1aからインクが拭き取られてからある程度の時間が経過していることから、ワイパー31により拭き取られたインクが、既にキャップ清掃ブレード35に供給された状態となっている。従って、この状態からホルダ30が右方から左方へ移動することで、キャップ清掃ブレード35は、リップ部3bを十分にインクで濡らしつつ清掃することができるようになる。尚、このとき、ワイパーブレード32の先端はインク噴射面1aに接触しないため、既にインクが拭き取られた後のインク噴射面1aが再度拭かれることはなく、インク噴射面1aを傷つけることがない。
3]清掃ユニットの各部の構成は前記実施形態のものに限られるわけではなく、種々の変更が可能である。例えば、前記実施形態の図6において、ワイパーブレード32に隣接して設けられている板状部材33は複数である必要はなく、1枚であってもよい。この場合でも、板状部材33により拭き取られたインクは、その下端部からインク通過孔36に流れることから、インク通過孔36を介してキャップ清掃ブレード35にインクが供給される。さらには、板状部材33が省略されてもよい。この場合には、ワイパーブレード32により拭き取られたインクがインク通過孔36を介してキャップ清掃ブレード35に供給される。
また、ワイパー31からキャップ清掃ブレード35にインクを供給するインク供給部として、前記実施形態のインク通過孔36以外の種々の構成を採用できる。例えば、図14(a),(b)に示すように、清掃ユニット4Aにおいて、ホルダ30Aの両側面に上下方向に延びる複数の溝40が形成され、ワイパーブレード32の下端部とキャップ清掃ブレード35の上端部が1本の溝40に連なっていてもよい。この構成では、ワイパーブレード32により拭き取られたインクが複数の溝40を介してキャップ清掃ブレード35に供給される。尚、溝40はホルダ30Aの一方の側面だけに設けられていてもよい。また、溝40が複数設けられている必要はなく、溝40が1本のみであってもよい。
4]キャップ3のリップ部3bを清掃するキャップ清掃部としては、前記実施形態のキャップ清掃ブレード35に限られるものではなく、形状や材質等が適宜変更されたものであってもよい。例えば、略直方体のブロック状や半球状など、ブレード状(板状)以外の形状を有するものであってもよい。また、4つのキャップ3に対してそれぞれ4つのキャップ清掃部が設けられている必要は特になく、キャップ清掃部が4つのキャップ3に共通するものであってもよい。
また、キャップ清掃部が、スポンジ等のインクを吸収可能な材料で形成されていてもよい。この場合には、キャップ清掃部自身がインクをある程度保持することができるため、しばらくの間、ワイパー31からインクが供給されなくても、自ら保持するインクによりリップ部3bを濡らしながら清掃することが可能になる。従って、キャップ清掃部によるリップ部3bの清掃タイミングを、ワイパー31によるインク噴射面1aの拭き取りタイミングに合わせる必要がない。
5]前記実施形態においては、インク噴射面1aとキャップ3を清掃する際に、ライン型のインクジェットヘッド1及びキャップ3に対して、ワイパー31とキャップ清掃ブレード35がヘッドの長手方向に移動するようになっているが、固定的に設けられたワイパー及びキャップ清掃部に対して、インクジェットヘッド1及びキャップ3がそれぞれヘッドの長手方向に移動することにより、インク噴射面1aとキャップ3の清掃が行われてもよい。
6]前記実施形態では、ノズルの乾燥防止用のキャップを備えたインクジェットプリンタに本発明を適用した一例であるが、ノズルパージを行う際にインク噴射面を覆うパージキャップを備えたインクジェットプリンタに本発明を適用することもできる。即ち、インク噴射面がパージキャップで覆われた状態でノズルからインクを強制的に排出してノズルをパージした後に、ノズルパージによってインク噴射面に付着したインクをワイパーで拭き取るとともに、拭き取られたインクによりパージキャップのリップ部を濡らしながらキャップ清掃部によりリップ部の清掃を行うように、インクジェットプリンタが構成されてもよい。
尚、ノズルパージには、ノズル内のインクをキャップ側から強制的に吸引する吸引パージと、ノズル上流側からインクに圧力を付与してノズルからキャップ内へ強制的にインクを排出する正圧パージの2種類の方法がある。これらの方法のうち、正圧パージでは、吸引パージに比べてインクの排出量が少ないことから、パージ終了後にパージキャップのリップ部が乾いた状態になりやすい。そのため、このような正圧パージを行うインクジェットプリンタに対して、本発明を適用することが特に好ましい。
本発明の実施形態に係るインクジェットプリンタ(記録時)の概略図である。 図1に示す4つのインクジェットヘッドのインク噴射面側から見た平面図である。 図1のインクジェットプリンタを下方から見た図である。 インクジェットプリンタ(キャッピング時)の概略図である。 インクジェットプリンタ(インク噴射面及びキャップの清掃時)の概略図である。 清掃ユニットを示す図であり、(a)は清掃ユニットの一部拡大図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 キャップ清掃ブレードとリップ部の接触状態を示す図である。 ワイパー及びキャップ清掃ブレードの清掃動作を示す図である。 インク噴射面及びリップ部の清掃が完了した状態を示す図である。 変更形態における、ホルダの一方への移動時の、ワイパー及びキャップ清掃ブレードの清掃動作を示す図である。 ホルダの他方への移動時の、ワイパー及びキャップ清掃ブレードの清掃動作を示す図である。 別の変更形態における、ワイパーによるインク噴射面の清掃動作を示す図である。 キャップ清掃ブレードによるリップ部の清掃動作を示す図である。 さらに別の変更形態の清掃ユニットを示す図であり、(a)は清掃ユニットの一部拡大図、(b)は(a)のB−B線断面図である。
符号の説明
1 インクジェットヘッド
1a インク噴射面
3 キャップ
3b リップ部
30、30A ホルダ(可動体)
31 ワイパー
32 ワイパーブレード(第1ワイピング部材)
33 板状部材(第2ワイピング部材)
35 キャップ清掃ブレード
35a 溝
36 インク通過孔
38,39 クリーニング部材
40 溝
100 インクジェットプリンタ

Claims (8)

  1. インクを噴射するインクジェットヘッドと、
    このインクジェットヘッドのインク噴射面に対して離接可能に設けられ、前記インク噴射面に密着するリップ部を備えたキャップと、
    前記インク噴射面に対してこれに平行な方向に相対移動可能なホルダと、
    前記ホルダに前記インク噴射面側に突出するように設けられ、前記インク噴射面に付着したインクを拭き取るワイパーと、
    前記ホルダに前記インク噴射面と反対側に突出するように設けられ、前記リップ部に接触している状態で前記ワイパーの前記インク噴射面に対する相対移動と連動して前記リップ部を清掃するキャップ清掃部と、
    前記ホルダに設けられ、前記ワイパーにより拭き取られたインクを前記キャップ清掃部に供給するインク供給部とを備え、
    前記ホルダは、さらに、前記インクジェットヘッド及び前記キャップに対して、前記インク噴射面と直交する方向に相対移動可能に構成され、
    まず、前記キャップ清掃部が前記リップ部に接触していない状態で、前記ホルダが前記インクジェットヘッドに対して前記インク噴射面に平行な方向に相対移動して、前記ワイパーが前記インク噴射面に付着したインクを拭き取った後に、
    前記ホルダが前記キャップに対して前記インク噴射面と直交する方向に相対移動して、前記キャップ清掃部が前記リップ部に接触した状態で、前記ホルダが前記キャップに対して前記インク噴射面に平行な方向に相対移動して、前記キャップ清掃部が前記リップ部を清掃するように構成されていることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記ホルダが、前記インク噴射面に平行な方向に移動可能可動体であることを特徴とする請求項に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記インク供給部は、前記可動体に、前記インク噴射面側からその反対側まで貫通するように形成されたインク通過孔を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記ワイパーは、前記可動体から前記インク噴射面側へ突出する第1ワイピング部材と、同じく前記可動体から前記インク噴射面側へ突出し、且つ、前記第1ワイピング部材よりも前記可動体からの突出長さが短い板状の第2ワイピング部材とを有し、
    前記第2ワイピング部材の前記インク噴射面と反対側の端部が、前記インク通過孔に連なっていることを特徴とする請求項に記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記可動体に、平行配置された複数の前記第2ワイピング部材が設けられており、これら複数の第2ワイピング部材の間の空間が前記インク通過孔に連通していることを特徴とする請求項に記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記キャップ清掃部の表面全域に、網目状の溝が形成されていることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載のインクジェットプリンタ。
  7. 前記ワイパーによる前記インク噴射面のインクの拭き取り動作及び前記キャップ清掃部による前記リップ部の清掃動作後に、前記ワイパー及び前記キャップ清掃部を清掃するクリーニング部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載のインクジェットプリンタ。
  8. 前記インクジェットヘッドは、所定方向に長いライン型のインクジェットヘッドであり、
    前記キャップは前記インクジェットヘッドの前記インク噴射面に対向して配置され、
    前記ワイパー及び前記キャップ清掃部は、前記キャップが前記インク噴射面から離間した状態で、前記インク噴射面と前記キャップの間において前記所定方向に移動可能であることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載のインクジェットプリンタ。
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