JP4507823B2 - フラックス塗布装置 - Google Patents

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Description

本発明は、部品を組付ける前に、部品にフラックスを塗布して組付けるためのフラックス塗布装置に関する。
従来のフラックス塗布装置は、被組付け物の部品をフラックス塗布ステーションにおいて、ディスペンサーでフラックスを吐出して部品に塗布し、その後、部品を組付ける位置に移動して被組付け物に組付けていた。
しかしながら、この従来の装置では、フラックス塗布のための工程と部品の組付け工程とを、ワンチャックによる部品の保持で行なうことができず、フラックス塗布工程の時間と組付け工程の時間との総合の時間が長くなると共に、装置も高価なものになるという問題があった。
また、装置が一時停止した場合、ディスペンサー内でフラックスが固まり吐出量が変化するという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、フラックス塗布ステーションを特に設けることなく、部品を部品供給部から組付部に移動途中においてフラックスを塗布することができ、その作業効率を改善できるフラックス塗布装置を提供することである。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、特許請求の範囲の請求項に記載のフラックス塗布装置を提供する。
請求項1に記載のフラックス塗布装置は、部品を供給する供給部と部品を組付ける組付部との間に設け、搬送部による部品の移動途中で部品にフラックスを塗布するフラックス塗布部が、フラックスを保持するタンクと、タンク内のフラックスを付着して、部品にフラックスを付着する回転ローラとを有し、かつ回転ローラの外周面が、軸方向断面アーチ状に凹んでいるものであり、これにより、部品を供給部から組付部に移動途中においてフラックスを塗布することができるようになり、その作業効率が改善される。また、回転ローラの外周面へのフラックスの付着が容易である。
請求項2のフラックス塗布装置は、回転ローラとタンクとが槽内に配置されていて、槽は、回転ローラの一部を露出する窓が形成されたカバーによって覆われていると共に、槽内には、供給されるフラックスが一時的に貯留する補充タンクが設けられ、補充タンクからタンクにフラックスが補充されるようにしたものである。
以下、図面に従って本発明の実施の形態のフラックス塗布装置を説明する。図1は、本発明の実施の形態のフラックス塗布装置の全体構成を示す図である。本発明のフラックス塗布装置1は、基本的に、部品6を供給する供給部2、部品6を被組付物7に組付ける組付部3、部品6をチャック保持して、供給部2から組付部3まで搬送する搬送部4及び部品6にフラックスを塗布するフラックス塗布部5等より構成されている。このうち、供給部2、組付部3及びフラックス塗布部5は、基台11上に設置され、搬送部4は、基台11に立設された門型の支柱12の横架材12aから吊下して移動可能に支持されているものである。
供給部2は、一般にはコンベアであり、部品6の供給源からチャック位置まで部品6を整列し、個別に分離して移送している。コンベアに代えて、ローラウェイ、シュート或いは単なるテーブルでもよい。
組付部3も同様に一種コンベアであり、部品6が組付けられていない被組付物7を供給源から移送してきて、組付け位置で部品6の組付けが完了した被組付物7を製品として排出している。この組付部3もまた、コンベアに代えて、ローラウェイ、シュート或いは単なるテーブルであってもよい。
搬送部4は、移動本体41と把持部42及び駆動部43とから構成されていて、図1に示される例では、2組の移動本体41と把持部42の組み合わせを含んでいる。移動本体41は、横架材12aから吊り下げられるようにして支持されており、横架材12aに設けられた案内レール13に沿って直線的に往復移動することができる。駆動部43は、移動本体41を往復移動させる駆動源、例えばモータである。このような直線的な往復移動機構は、ボールネジ式、シリンダ式等の周知の機構を採用できるものである。
移動本体41は、ピストン−シリンダ式等の昇降機構部41aを有しており、この昇降機構部41aに把持部42が取り付けられている。したがって、把持部42は昇降可能となっている。把持部42は、開閉するハンド部42aを有しており、このハンド部42aの開閉により部品6を挟持(チャック)したり、或いは挟持を解除したりすることができる。図4は、開状態のハンド部42aを示している。このハンド部42aの開閉機構は、リンク式等の周知の開閉機構を用いることができる。
フラックス塗布部5は、部品6がチャックされた状態で直線移動する供給部2と組付部3との間に設置される。図2(a)は、フラックス塗布部5の正面図であり、図2(b)は、その部分拡大図である。また、図3(a)は、フラックス塗布部5の側面図であり、図3(b)は、その部分拡大図である。図2及び図3に示されるようにフラックス塗布部5は、同軸に間隔をあけて配置された2つの回転ローラ51と、それぞれの回転ローラ51の直下に設けられた2つのタンク52を有している。回転ローラ51とタンク52の配置関係は、回転ローラ51の回転によってタンク52内のフラックスが回転ローラ51に付着するようになっている。好ましくは、回転ローラ51の外周面は、断面アーチ状に凹んでいてフラックスが付着し易い形状となっている。図3(a)では、回転ローラ51はモータ53により直接回転駆動されているか、ベルト等を使用して従動回転するようにしてもよい。モータ53は、図示しない制御装置によって、正逆回転及び回転速度が制御されるようになっている。
回転ローラ51及びタンク52は、槽54内に配置されていて、この槽54は、回転ローラ51の一部を露出する窓が形成されたカバー55によって覆われている。また、槽54内には、供給管8から供給されるフラックスを一時的に貯留する補充タンク56が設けられていて、補充タンク56からタンク52にフラックスが補充されるようになっている。更に、槽54の底部には、排出管9が接続されていて、回転ローラ51及びタンク52から落下したフラックスが排出されるようになっている。
次に上記構成よりなる本発明のフラックス塗布装置の作動について説明する。供給部2では、部品6を整列し、1個ずつ分離して供給する。供給部2の部品6のチャック位置にきたとき、直上で待機していた搬送部4の把持部42が降下しハンド部42aで部品6をチャック保持すると共に把持部42が所定の位置まで上昇する。次に、部品6を把持部42で保持した状態で、搬送部4の移動本体41が案内レール13に沿って移動する。搬送部4は、直線的に一定速度で移動する。
部品6の移動途中で、供給部2と組付部3間に設けられたフラックス塗布部5の回転ローラ51の外周と部品6とが接触し、回転ローラ51に付着したフラックスが、回転ローラ51から部品6に移り、これに付着される。フラックスが付着した部品6は、更に移動して、被組付物7が待機している組付部3の組付け位置へと搬送される。ここで、搬送部4の把持部42が再び降下し、ハンド部42aを開放して部品6の把持を解除し、部品6を被組付物7に組付ける。
組付け終了後、把持部42は再び上昇し、搬送部4は元の位置へと戻る。
この場合、搬送部4による部品6の直線的な移動速度と回転ローラ51の回転速度との違いで部品6と回転ローラ51で滑りがあり、回転ローラ51表面のフラックスを確実に部品6に塗布することができる。
しかも、部品6の供給部2から組付部3までの移動中に、特別な塗布動作や時間をかけることなくフラックスの塗布ができ、また組付けできるようになる。
ここで、例えば搬送部4による部品6の移動速度と回転ローラ51の回転速度とを同速度に設定すると、部品6をフラックスを保持するタンクに垂直に下降させて塗布したときと同等の塗布状態にすることができる。
また、回転ローラ51の回転速度を部品6の移動と同じ向きで部品6の移動速度より早くすることにより、部品6の移動方向に対して部品6の裏側にフラックスを塗布することができる。また、回転ローラ51の回転速度を部品6の移動と同じ向きで部品6の移動速度より遅くすることにより、部品6の移動方向に対して部品6の表側にフラックスを塗布することができる。
更に、回転ローラ51の回転方向を部品6の移動方向と逆向きにすることにより、部品6の移動方向に対して部品6の表側にさらに多くのフラックスを塗布することができる。
なお、本発明は、例えば部品が電子部品で被組付物がプリント基板である、プリント基板へのフラックスを塗布した電子部品の組付けに好適なものである。
以上説明したように、本発明では、フラックス塗布ステーションを特に設けることなく、部品を供給部から組付部に移動する途中において、任意の状態にフラックスを部品に塗布できると共に、フラックス塗布の作業効率を改善することができる。
本発明の実施の形態のフラックス塗布装置の全体構成を示す図である。 (a)はフラックス塗布部の正面図であり、(b)は、その部分拡大図である。 (a)はフラックス塗布部の側面図であり、(b)は、その部分拡大図である。
符号の説明
1 フラックス塗布装置
11 基台
12 支柱
12a 横架材
13 案内レール
2 供給部
3 組付部
4 搬送部
41 移動本体
41a 昇降機構部
42 把持部
42a ハンド部
5 フラックス塗布部
51 回転ローラ
52 タンク
53 モータ
54 槽
6 部品
7 被組付物
8 供給管

Claims (2)

  1. 部品を供給する供給部と、
    部品を組付ける組付部と、
    部品をチャック保持して、前記供給部から前記組付部まで搬送する搬送部と、
    前記供給部と前記組付部との間に設け、部品にフラックスを塗布するフラックス塗布部と、
    からなるフラックス塗布装置において、
    前記フラックス塗布部が、フラックスを保持するタンクと、前記タンク内のフラックスを付着して回転し、部品にフラックスを塗布する回転ローラとを有し、
    前記回転ローラの外周面は、軸方向断面アーチ状に凹んでいることを特徴とするフラックス塗布装置。
  2. 前記回転ローラと前記タンクとは、槽内に配置されていて、前記槽は、前記回転ローラの一部を露出する窓が形成されたカバーによって覆われていると共に、前記槽内には、供給されるフラックスを一時的に貯留する補充タンクが設けられていて、前記補充タンクから前記タンクにフラックスが補充されることを特徴とする請求項1に記載のフラックス塗布装置。
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