JP4507778B2 - 車両用空調システム - Google Patents

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本発明は、主にマイクロバスにおいて採用される車両用空調システムに関する。
従来、マイクロバスで採用される車両用空調システムとしては、天井に設けられたエアコンユニットと、フロアに設けられたヒータユニットと、外気温度を検出する外気温度センサと、目標室温を設定する目標室温設定手段とを有し、前記エアコンユニットはエバポレータとファンモータと前記エバポレータを通過した空気温度を検出するエバポレータ吹き出し温度センサと該エバポレータを通過した空気を暖めることにより前記エアコンユニットからの吹き出し温度を加温可能な加温手段であるヒータコアとが備えられ、前記ヒータユニットはヒータコアとファンモータとが備えられ、クーラユニットへの吸い込み温度を検出することにより室温を検出する内気温度センサが備えられ、前記エアコンユニットの室内空気吸い込み口付近と前記ヒータユニットの室内空気吸い込み口付近にそれぞれのユニットへの吸い込み温度を検出することにより室温を検出する内気温度センサが備えられ、前記エアコンユニットのヒータコアと前記ヒータユニットのヒータコアには、エンジンの冷却水が加熱された温水を循環する温水管路が接続され、この温水管路に開閉によって流入温水量を調整可能な電磁弁が備えられて加温が制御され、前記ヒータユニットのエバポレータには、エンジンによって駆動され冷媒を圧縮するコンプレッサや冷媒を放熱凝縮するコンデンサ等を有する冷媒管路が接続され、コンプレッサの駆動・停止によって冷媒の循環量が調整されて冷却・除湿が制御されるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、前記内気温度センサと外気温度センサを含む各種温度センサからの検出値および前記目標室温設定手段で設定された目標室温設定値に基づいて制御目標値演算手段で前記エアコンユニットおよびヒータユニットの制御目標値の演算が行われ、この制御目標値演算手段による演算結果に基づいて前記エアコンユニットおよびヒータユニットの運転(速度)を制御するようにしたものが知られている。
実開平7―4115号公報
しかしながら、上述の従来の技術にあっては、空気を冷却するエバポレータとエバポレータで冷却された空気をリヒート(加温)するヒータコアを備えたエアコンユニットを天井に設け、加温のみ行うヒータユニットをフロアに設けているため、フルクール時を含む冷房時には車室内上部のみ冷えて上下の温度差が大きくなってしまい、その差が快適な差になるまで時間が掛かってしまう。
そこで、天井に冷房能力の大きいエバポレータとファンモータを備えたクーラユニットを設け、フロアファンモータと、天井クーラユニットのエバポレータより冷却能力の低いエバポレータと、ヒータコアと、エバポレータを通過した空気に対しヒータコアを通過させる量の調整をエアミックスドアを備えたエアコンユニットと、加温のみ行うヒータコアユニットを設けた車両用空調システムを提供することが考えられる。
また、このような車両用空調システムにおいては、冷房オート運転状態でクーラユニットのエバポレータとエアコンユニットのエバポレータを共に働かせるフルクール作動時には、エアコンのエバポレータ吹き出し温度が乗員が不快感を感じる温度まで低下する場合があり、この場合はエアミックスドアを開閉制御して加温手段で暖め直した状態でエアコンユニットから吹き出させることにより、乗員が不快感を感じないように制御することは可能であるが、そうすると、コンデンサの冷房能力を十分に活用することができず、非効率的であるという問題があった。
また、除湿運転時には、前記エアコンユニットのファンモータおよび前記クーラユニットのファンモータを室温を低下させる方向へ速度アップさせることにより、除湿能力をアップさせるようにする制御が考えられるが、そのように制御すると、除湿能力は上がるが、室温が低くなりすぎ、乗員に不快感を与えるという問題があった。
また、除湿運転時においてもコンプレッサをエアコンユニットのエバポレータに対し著しく冷房能力の大きいクーラユニットのエバポレータ吹き出し温度でON・OFF制御すると、吹き出し温度変化が大きくなり、このため、除湿能力が低下すると共に、最低温度が低くなることで乗員に不快感を与えるという問題を生じる虞がある。
本発明は、上述のような従来の問題点に着目して成されたもので、乗員に不快感を与えることなしに除湿運転時における除湿能力を高めることができる車両用空調システムを提供することを目的としている。
上述の目的を達成するために、本願請求項1に記載の車両用空調システムは、天井に設けられたクーラユニットと、フロアに設けられたエアコンユニットおよびヒータユニットと、室温を検出する内気温度センサと、外気温度を検出する外気温度センサと、目標室温を設定する目標室温設定手段とを有し、前記クーラユニットはエバポレータとファンモータと前記エバポレータの吹き出し温度を検出する吹き出し温度センサとが備えられ、前記エアコンユニットは前記クーラユニットのエバポレータとコンプレッサおよびコンデンサを共通にするエバポレータと該エバポレータの吹き出し温度を検出するエバポレータ吹き出し温度センサと該エバポレータを通過した空気を暖めることにより前記エアコンユニットからの吹き出し温度を加温可能な加温手段と該加温手段を通過させる量の調整を行うエアミックスドアとファンモータとが備えられ、前記ヒータユニットは該ヒータユニットからの吹き出し温度を加温可能なヒータコアとファンモータとが備えられ、前記エアコンユニットのエバポレータの冷房能力より前記クーラユニットのエバポレータの冷房能力が大に設定され、前記内気温度センサと外気温度センサを含む各種温度センサからの検出値および前記目標室温設定手段で設定された目標室温設定値に基づいて前記ファンモータの制御目標値となる前記ファンモータに対する印加電圧を演算する制御目標値演算手段と、該制御目標値演算手段による演算結果に基づいて前記ファンモータ回転制御を行うファンモータ制御手段と、前記クーラユニットのエバポレータ吹き出し温度で前記コンプレッサをON・OFF制御するコンプレッサ制御手段と、を有する冷房オート運転時制御手段と、除湿運転時制御手段とが備えられ、前記除湿運転制御手段は除湿運転への切り替えがなされると前記冷房オート運転時制御手段による演算結果に対し、前記エアコンユニットのファンモータ制御目標値および前記クーラユニットのファンモータ制御目標値を室温を低下させる方向へレベルアップさせ、前記ヒータユニットのファンモータ制御目標値を室温を上げる方向へレベルアップさせ、前記コンプレッサを前記エアコンユニットのエバポレータ吹き出し温度でON・OFF制御させると共にその時の設定温度を前記コンプレッサ制御手段による冷房オート運転時における設定温度より低めに設定するように構成されていることを特徴とする手段とした。
請求項2に記載の車両用空調システムは、請求項1記載の車両用空調システムにおいて、除湿運転への切り替えがなされた際に、前記冷房オート運転時制御手段によるヒータユニットのファンモータの制御目標値がOFFであり、かつ、その時の外気温度が所定温度以下であるときはヒータユニットのファンモータをOFF状態に維持させるように構成されていることを特徴とする手段とした。
請求項1に記載の車両用空調システムでは、上述のように、前記除湿運転制御手段は除湿運転への切り替えがなされると冷房オート運転時制御手段による演算結果に対し、エアコンユニットのファンモータ制御目標値およびクーラユニットのファンモータ制御目標値を室温を低下させる方向へレベルアップさせ、ヒータユニットのファンモータ制御目標値を室温を上げる方向へレベルアップさせるようにしたことで、乗員に不快感を与えることなしに除湿運転時における除湿能力を高めることができるようになる。
また、除湿運転時には、前記コンプレッサをエアコンユニットのエバポレータ吹き出し温度でON・OFF制御させるとともにそのときのエアコンユニットのエバポレータ吹出し厚し度の設定温度をクーラユニットのエバポレータ吹き出し温度でコンプレッサをON・OFF制御するコンプレッサ制御手段による冷房オート運転時における設定温度より低めに設定するようにしたことで、除湿運転時における除湿能力を高めつつ、吹き出し温度変化を少なくして乗員に与える不快感を解消させることができるようになる。

請求項2に記載の車両用空調システムでは、上述のように、除湿運転への切り替えがなされた際に、冷房オート運転時制御手段によるヒータユニットのファンモータの制御目標値がOFFであり、かつ、その時の外気温度が所定温度以下であるときはヒータユニットのファンモータをOFF状態に維持させるようにしたことで、足元の冷えすぎによる不快感を解消させることができるようになる。
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1はこの実施例の車両用空調システムが適用されたマイクロバスを示すシステム構成図である。
この実施例のマイクロバスに適用された車両用空調システムは、図1に示すように、天井クーラ吸い込みグリル1と、天井クーラユニット2と、天井クーラ吹き出しダクト5と、床置きヒータユニット8と、床置きエアコンユニット10と、電磁弁15と、床置きエアコン吹き出しダクト16と、フロントヒータコア17と、フロントヒータユニット20と、天井クーラ吸い込み口付近に設けられた天井クーラ吸い込み温度センサ(内気温度センサ)21と、コンプレッサ24と、コンデンサ25と、コントロールパネル26と、目標温度設定器(目標室温設定手段)27と、外気温度センサ28と、日射センサ29とを主な構成として備えている。
また、前記天井クーラユニット2には、天井クーラエバポレータ3と天井クーラファンモータ4と天井クーラエバポレータ吹き出し温度センサ22とを備え、前記床置きヒータユニット8には、床置きエアコンファンモータ7と床置きヒータコア9とを備え、前記床置きエアコンユニット10には、床置きエアコンファンモータ11と床置きエアコンエバポレータ12と床置きエアコンエアミックスドア13と床置きエアコンヒータコア(加温手段)14と床置きエアコンエバポレータ吹き出し温度センサ23とを備え、前記天井クーラ吹き出しダクト5には、天井クーラ吹き出しグリル6を備え、床置きエアコン吹き出しダクト16には、床置きエアコン吹き出しグリル16aを備えている。
また、前記コンプレッサ24からコンデンサ25、天井クーラエバポレータ3を通ってコンプレッサ24に戻る第1の冷媒管路32と、コンプレッサ24からコンデンサ25、電磁弁15、床置きエアコンエバポレータ12を通ってコンプレッサ24に戻る第2の冷媒管路33と、エンジン冷却水が加温されて温水となった温水をまわし床置きヒータコア9およびフロントヒータコア17を加温しエンジンに戻る温水管路31とを備えている。
さらに詳述すると、前記コンデンサ25から吐出される冷媒は、前記天井クーラエバポレータ3と床置きエアコンエバポレータ12に供給された後、コンプレッサ24により圧縮されコンデンサ25に戻される。そして、前記電磁弁15はコンデンサ25から床置きエアコンエバポレータ12への前記第2の冷媒管路33の高圧ライン34の途中に介装されていて、床置きエアコンエバポレータ12への冷媒の供給をON・OFFすることができるようになっており、これにより、天井クーラエバポレータ3と床置きエアコンエバポレータ12との冷房能力分配が行えるようになっている。ちなみに、冷房能力自体は、床置きエアコンエバポレータ12より天井クーラエバポレータ3の方が大に設定されている。そして、冷房オート運転時に前記天井クーラファンモータ4の回転数が複数段階(Lo(低速)、Me(中速)、Hi(高速))に切り替えられることにより、冷房能力が段階的に切り替えられるようになっている(表1参照)。
また、前記コンプレッサ24は、冷房オート運転時には前記天井クーラエバポレータ吹き出し温度センサ22の検出値に基づいてON・OFF制御されるが、除湿運転時には前記床置きエアコンエバポレータ吹き出し温度センサ23の検出値に基づいてON・OFF制御される。
前記床置きエアコンユニット10は、床置きエアコンエバポレータ12から吹き出した空気が床置きエアコンフロントヒータコア(加温手段)14を通過する量を前記床置きエアコンエアミックスドア13で調整することにより、床置きエアコンユニット10からの吹き出し温度の調節ができるようになっている。また、冷房オート運転時に床置きエアコンファンモータの回転数(風量)が複数段階(OFF(停止)、Lo(低速)、Ml(中低速)、Mh(中高速)、Hi(高速))に切り替えられることにより、冷房能力が段階的に切り替えられるようになっている(表1参照)。
前記床置きヒータユニット8は、冷房オート運転時に床置きヒータファンモータ7の回転数(風量)が複数段階(OFF(停止)、Lo(低速)、Me(中速)、Hi(高速))に切り替えられることにより、加温能力が段階的に切り替えられるようになっている(表1参照)。
Figure 0004507778
前記コントロールパネル26には、前記天井クーラ吸い込み温度センサ21と外気温度センサ28を含む各種温度センサからの検出値および前記目標温度設定器27で設定された目標室温設定値に基づいて前記天井クーラファンモータ4の制御目標値となる天井クーラファンモータ4および床置きエアコンファンモータ11に対する印加電圧を演算する制御目標値演算手段と、該制御目標値演算手段による演算結果に基づいてファンモータ回転制御を行うファンモータ制御手段と、冷房オート運転時制御手段と、除湿運転SWの操作により除湿運転を行う除湿運転時制御手段とを有するコントローラ30が備えられている。
次に、前記除湿運転時制御手段の制御内容を、図2のフローチャートおよび表1に基づいて説明する。
まず、図2のフローチャートのステップS101では、除湿運転SWがONであるか否かが判定され、NO(OFF)である時は、ステップS102に進んで冷房オートまたは冷房マニュアルのままに維持させ、これで一回のフローを終了する。
また、YES(ON)である時はステップS103に進んで冷房オート運転をONにした後、ステップS104に進む。
このステップS104では、天井クーラファンモータ4の速度(制御目標値)がMe以下(OFFを含む)であるか否かが判定され、YES(MeまたはOFF)である時はステップS105に進んでMeに変更した後ステップ107に進み、また、NO(Hi)である時はステップS106に進んでHi(変化なし)に維持させた後、ステップS107に進む。
このステップS107では、床置きエアコンファンモータ11の速度(制御目標値)がOFFであるか否かが判定され、YES(OFF)である時は、ステップS108に進んでLoに変更した後、ステップS110に進み、また、NO(Lo、Ml、Mh、Hi)である時は、それぞれ1段ずつレベルアップさせた後、ステップS110に進む。
このステップS110では、コンプレッサ24を床置きエアコンエバポレータ12の吹き出し温度でON・OFF制御させ、ステップS111で床置きエアコンエバポレータ12の吹き出し温度を冷房オート運転時における15℃から10℃に変更した後、ステップS112に進む。
このステップS112では、床置きヒータファンモータ7の速度(制御目標値)がOFFであるか否かが判定され、NO(Lo、Me、Hi)である時は、ステップS116に進んでそれぞれ1段ずつレベルアップさせた後、これで一回のフローを終了し、また、YES(OFF)である時は、ステップS113に進む。
このステップS113では、その時の外気温度が所定値Xより高いか否かが判定され、YESである時は、ステップS114に進んでLoに変更した後、これで一回のフローを終了し、また、NOである時は、ステップS115に進んでOFFのままに維持させ、これで一回のフローを終了する。
なお、表1に示すように、この一連のフローで冷却オート運転時Hiの時は、Hiの上の速度がないため、Hiのままとなる。
即ち、この実施例では、除湿運転への切り替えがなされると冷房オート運転時制御手段による演算結果に対し、床置きエアコンユニット10の床置きエアコンファンモータ11の制御目標値および天井クーラユニット2の天井クーラファンモータ4の制御目標値を室温を低下させる方向へ1段ずつレベルアップさせて冷房オート運転時より床置きエアコンユニット10、天井クーラユニット2で除湿されたより多くの空気を車室内に供給することができ、車室内湿度を下げることができ、かつ、床置きヒータユニット9の床置きヒータファンモータ7の制御目標値を室温を上げる方向へ1段ずつレベルアップさせるようにしたことで、車室内への熱供給量を増大でき、天井クーラユニット2による吸熱量の増大による室内温の低下と冷風増大を抑制することができるため、乗員に不快感を与えることなしに除湿運転時における除湿能力を高めることができるようになるという効果が得られる。
また、除湿運転時には、コンプレッサ24を床置きエアコンユニット10の床置きエアコンエバポレータ12の吹き出し温度でON・OFF制御させると共にその時のエアコンユニット10のエバポレータ12からの吹き出し温度の設定温度を、冷房オート運転時において天井クーラユニット2の天井クーラエバポレータ3の吹き出し温度でコンプレッサ24をON・OFF制御するコンプレッサ制御手段による設定温度(15℃)より低め(10℃)に設定するようにしたことで、コンプレッサ24の作動時間を多く(長く)して冷房オート運転時よりも除湿能力を高めることができると共に、冷房能力の大きいクーラエバポレータ3の吹き出し温度を用いないことで吹き出し温度の変化を少なくすることができ、除湿運転時における除湿能力を高めつつ、吹き出し温度変化を少なくして乗員に与える不快感を解消させることができるようになる。
また、除湿運転への切り替えがなされた際に、冷房オート運転時制御手段による床置きヒータユニット8の床置きヒータファンモータ7の制御目標値がOFFであり、かつ、その時の外気温度が所定温度X以下であるときはOFF状態に維持させるようにしたことで、足元の冷えすぎによる不快感を解消させることができるようになる。
以上、本発明の実施例を図面に基づき説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例ではマイクロバスに本発明を適用した例を示したが、大型のバスやワゴン車等にも適用することができる。
実施例の車両用空調システムが適用されたマイクロバスを示すシステム構成図である。 実施例の車両用空調システムにおける除湿運転時制御手段の制御内容を示すフローチャートである。
符号の説明
1 天井クーラ吸い込みグリル
2 天井クーラユニット
3 天井クーラエバポレータ
4 天井クーラファンモータ
5 天井クーラ吹き出しダクト
6 天井クーラ吹き出しグリル
7 床置きヒータファンモータ
8 床置きヒータユニット
9 床置きヒータコア
10 床置きエアコンユニット
11 床置きエアコンファンモータ
12 床置きエアコンエバポレータ
13 床置きエアコンエアミックスドア
14 床置きエアコンヒータコア
15 電磁弁
16 床置きエアコン吹き出しダクト
16a 床置きエアコン吹き出しグリル
17 フロントヒータコア
18 フロントヒータエアミックスドア
19 フロントヒータファンモータ
20 フロントヒータユニット
21 天井クーラ吸い込み温度センサ(内気温度センサ)
22 天井クーラエバポレータ
23 床置きエアコンエバポレータ吹き出し温度センサ
24 コンプレッサ
25 コンデンサ
26 コントロールパネル
27 目標温度設定器(目標室温設定手段)
28 外気温度センサ
29 日射センサ
30 コントローラ(ファンモータ制御手段、冷房オート運転時制御手段、除湿運転制御手段)
31 温水管路
32 第1の冷媒管路
33 第2の冷媒管路
34 高圧ライン

Claims (2)

  1. 天井に設けられたクーラユニットと、フロアに設けられたエアコンユニットおよびヒータユニットと、室温を検出する内気温度センサと、外気温度を検出する外気温度センサと、目標室温を設定する目標室温設定手段とを有し、
    前記クーラユニットはエバポレータとファンモータと前記エバポレータの吹き出し温度を検出する吹き出し温度センサとが備えられ、
    前記エアコンユニットは前記クーラユニットのエバポレータとコンプレッサおよびコンデンサを共通にするエバポレータと該エバポレータの吹き出し温度を検出するエバポレータ吹き出し温度センサと該エバポレータを通過した空気を暖めることにより前記エアコンユニットからの吹き出し温度を加温可能な加温手段と該加温手段を通過させる量の調整を行うエアミックスドアとファンモータとが備えられ、
    前記ヒータユニットは該ヒータユニットからの吹き出し温度を加温可能なヒータコアとファンモータとが備えられ、
    前記エアコンユニットのエバポレータの冷房能力より前記クーラユニットのエバポレータの冷房能力が大に設定され、
    前記内気温度センサと外気温度センサを含む各種温度センサからの検出値および前記目標室温設定手段で設定された目標室温設定値に基づいて前記ファンモータの制御目標値となる前記ファンモータに対する印加電圧を演算する制御目標値演算手段と、該制御目標値演算手段による演算結果に基づいて前記ファンモータ回転制御を行うファンモータ制御手段と、前記クーラユニットのエバポレータ吹き出し温度で前記コンプレッサをON・OFF制御するコンプレッサ制御手段と、を有する冷房オート運転時制御手段と、除湿運転時制御手段とが備えられ、
    前記除湿運転制御手段は除湿運転への切り替えがなされると前記冷房オート運転時制御手段による演算結果に対し、前記エアコンユニットのファンモータ制御目標値および前記クーラユニットのファンモータ制御目標値を室温を低下させる方向へレベルアップさせ、前記ヒータユニットのファンモータ制御目標値を室温を上げる方向へレベルアップさせ、前記コンプレッサを前記エアコンユニットのエバポレータ吹き出し温度でON・OFF制御させると共にその時の設定温度を前記コンプレッサ制御手段による冷房オート運転時における設定温度より低めに設定するように構成されていることを特徴とする車両用空調システム。
  2. 請求項1記載の車両用空調システムにおいて、除湿運転への切り替えがなされた際に、前記冷房オート運転時制御手段によるヒータユニットのファンモータの制御目標値がOFFであり、かつ、その時の外気温度が所定温度以下であるときは前記ヒータユニットのファンモータをOFF状態に維持させるように構成されていることを特徴とする車両用空調システム。
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