JP4507318B2 - 裁断機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、自動制御により被型抜材を所望の製品にカットする裁断機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動制御による裁断機は、図7ないし図9に示すように、上面を被型抜材2が搬送されるテーブル(固定盤)3と、テーブル3に上下動可能に設けられた可動盤(圧盤)4と、この可動盤4の下面に交換可能に取り付けられる刃型5と、図示しない送出し機構および可動盤4を入力された製品情報に応じて動作させる制御装置6とを備えて構成される。被型抜材2には、樹脂フィルム、セロハン、パッキン、フェルト、スポンジ、ゴム、ウレタンフォーム、アルミホイール、銅ホイール、布、紙等のロール素材、シート素材等、軟質硬質を問わず種々の素材が用いられる。
【0003】
刃型5は、図8に示すように、トムソン刃や一本刃が取り付けられた多種の刃型5A〜5Nから構成され、被型抜材2の材質に応じて刃の性能が異なっている。制御装置6には、呼出し番号の付された複数の作業プログラムが予め記憶される。作業プログラムには、被型抜材2の寸法、ショット数、送り量等の製品情報と、この製品情報に適合する刃型5A・・・5Nの刃型指示情報とが含まれる。上記従来の裁断機では、オペレーターが制御装置6に所望の製品情報に応じた呼出し番号を手動で入力すると、製品情報に応じた作業プログラムが読み出され、所望の被型抜材2を所望の形状にカットするようになっている。
【0004】
新たな製品情報に基づいて刃型5を交換する際には、製品情報に基づいて適合する刃型5A・・・5Nを捜し出し、可動盤4に取り付けた後、可動盤4の高さ(刃高の上下ストローク)を、選択された製品情報と選択された刃型とに合わせて調整し(板圧調整)、オペレーターが制御装置6に呼出し番号を手動で入力し、裁断機を動作させるようにしている。刃型5A・・・5Nは高さが多種にわたるため、刃型の交換ごと又は選択された作業プログラムごとに、刃型の刃高に応じて可動盤4の高さを調整し、一定の上下ストロークに対して上下方向の位置を微妙に調整するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成に係る従来の裁断機では、作業時に、直前に行われた作業で設定された可動盤4の高さについて、新たに選択された刃型、すなわち、刃高に基づいて、固定された一定の上下ストロークに対して上下方向に微調整し、固定盤に対する可動盤の高さを調整し直す必要があり、作業開始までに手間がかかるという問題があった。
【0006】
本発明は上記欠点を除くためになされたもので、作業開始の迅速化をはかることができる裁断機を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る裁断機は、被型抜材が載置される固定盤と、固定盤の上方に上下動可能に設けられ、下側に刃型が交換可能に取り付けられた可動盤と、入力された作業プログラムに基づいて可動盤を制御して一定の上下ストロークで上下動させ被型抜材をカットする制御装置とを備えた裁断機において、上記制御装置は、可動盤を上下に変位させる昇降手段と、選択された作業プログラムに用いられる刃型の刃高データと外部から入力された固定盤に対する可動盤の高さのデータとから、可動盤を設定された刃高に応じた高さまで変位させる上下方向の変位量を演算する演算処理手段と、演算処理手段により算出された上下方向の変位量に応じて昇降手段を駆動制御し可動盤を上下方向に変位させ、可動盤を選択された作業プログラムの刃高に応じた高さに位置決めする駆動制御手段とを備えて構成されるようにしたものである。
【0008】
本発明に係る裁断機では、制御装置は、可動盤を上下に変位させる昇降手段と、選択された作業プログラムに用いられる刃型の刃高データと外部から入力された固定盤に対する可動盤の高さのデータとから、可動盤を設定された刃高に応じた高さまで変位させる上下方向の変位量を演算する演算処理手段と、演算処理手段により算出された上下方向の変位量に応じて昇降手段を駆動制御し可動盤を上下方向に変位させ、可動盤を選択された作業プログラムの刃高に応じた高さに位置決めする駆動制御手段とを備えて構成されているので、作業プログラムが選択されると、演算処理手段は、選択された作業プログラムに用いられる刃型の刃高データと外部から入力された固定盤に対する可動盤の高さのデータとから、可動盤が選択された作業の刃高に応じた高さまで変位するのに要する上下方向の変位量を演算する。演算処理手段により算出された変位量に基づいた信号が、駆動制御手段に送出されると、駆動制御手段は、昇降手段を駆動制御して可動盤を上下動させ、可動盤を選択された作業の刃高に応じた高さに位置決めする。このため、作業プログラムが選択されると、可動盤はその作業に合致した刃高に自動的に調整されるので、作業開始までの時間が短縮化される。
【0009】
また、請求項2に係る発明は、昇降手段の変位量を検知して可動盤の固定盤に対する実際の高さを検出し、この実際の高さのデータを演算処理手段に送出する検出手段を備えるようにしたものである。
【0010】
さらに、請求項3に係る発明は、予め複数の作業プログラムが記憶され、選択された作業の直前に行われた前回の作業時における固定盤に対する可動盤の高さが記憶されるとともに、この前回の作業時の可動盤の高さのデータを演算処理手段に送出する記憶手段を備えるようにしたものである。
【0011】
請求項4に係る発明は、演算処理手段が、作業に用いられる刃型の刃高に応じて固定された一定の上下ストロークの値を基準に上下方向の変位量を演算し、この変位量に基づいた信号を駆動制御手段に送出するとともに、可動盤の設定された一定の上下ストロークの値についての上下方向の変位量が調整可能な範囲までの作業プログラムを、既存作業プログラムとして予め記憶手段に記憶させ、これら既存作業プログラムの選択時には、選択された作業の開始を許容し、上記変位量が調整可能な範囲を超える場合には、選択された作業の開始を阻止する阻止手段を備えるようにしたものである。
【0012】
また、本発明に係る発明は、被型抜材が載置される固定盤と、固定盤の上方に上下動可能に設けられ、下側に刃型が交換可能に取り付けられた可動盤と、可動盤を固定盤に対して一定の上下ストロークで上下動させるカットプレス機構と、入力された作業プログラムに基づいてカットプレス機構を制御し被型抜材をカットする制御装置とを備えた裁断機において、上記制御装置は、このカットプレス機構と可動盤との間に設けられ可動盤を固定盤に対して上下に変位させるねじ機構と、このねじ機構に接続されねじ機構に正逆の駆動力を伝達するモータと、このモータと電気的に接続され外部から入力されたデータ信号に基づいてモータを所定の量正逆に駆動させるモータ駆動制御装置と、モータ駆動制御装置と電気的に接続され、選択された作業プログラムに用いられる刃型の刃高データと外部から入力された固定盤に対する可動盤の高さのデータとから、可動盤を設定された刃高に応じた高さまで変位させる上下方向の変位量を演算し、その変位量に基づいた信号をモータ駆動制御装置に出力するマイクロプロセッサとを備えて構成されるようにしたものである。
【0013】
本発明に係る裁断機では、制御装置は、このカットプレス機構と可動盤との間に設けられ可動盤を固定盤に対して上下に変位させるねじ機構と、このねじ機構に接続されねじ機構に正逆の駆動力を伝達するモータと、このモータと電気的に接続され外部から入力されたデータ信号に基づいてモータを所定の量正逆に駆動させるモータ駆動制御装置と、モータ駆動制御装置と電気的に接続され、選択された作業プログラムに用いられる刃型の刃高データと外部から入力された固定盤に対する可動盤の高さのデータとから、可動盤を設定された刃高に応じた高さまで変位させる上下方向の変位量を演算し、その変位量に基づいた信号をモータ駆動制御装置に出力するマイクロプロセッサとを備えて構成したので、作業プログラムが選択されると、マイクロプロセッサは、選択された作業プログラムに用いられる刃型の刃高データと外部から入力された固定盤に対する可動盤の高さのデータとから、可動盤が選択された作業の刃高に応じた高さまで変位するのに要する上下方向の変位量を演算する。マイクロプロセッサにより算出された変位量のデータ信号が、モータ駆動制御装置に送出されると、モータ駆動制御装置は、データ信号に基づいてモータを駆動制御する。モータはねじ機構を駆動して可動盤を上下動させ、可動盤を選択された作業の刃高に応じた高さに位置決めする。このため、作業プログラムが選択されると、可動盤はその作業に合致した刃高に自動的に調整されるので、作業開始までの時間が短縮化される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態に係る裁断機について図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る裁断機の要部を示す概念図、図2は図1の裁断機の正面図である。本発明の一実施の形態に係る裁断機10は、図1および図2に示すように、上面を被型抜材12が搬送される固定盤13と、固定盤13の上方に上下動可能に設けられた可動盤14と、この可動盤14の下面に交換可能に取り付けられる刃型15と、可動盤14および図示しない送出し機構を入力された作業プログラムに基づいて動作させる制御装置20,30,40,50とを備えて構成される。
【0015】
可動盤14には、図1および図2に示すように、可動盤14を固定盤13に対して一定の上下ストロークで上下動させるカットプレス機構20が連結される。カットプレス機構20は、固定盤13の下側で被型抜材12の搬送方向に対して直交する方向に延設されたクランクシャフト21と、このクランクシャフト21に設けられた偏心カム22と、上部が後述するねじ機構(昇降手段)30を介して可動盤14に連結され、下部が偏心カム22に連結されこの偏心カム22の回転に伴い一定の上下ストローク(本実施例では40mm)で上下動する縦軸23とを備えて構成される。カットプレス機構20は、クランクシャフト21を回転駆動させ、縦軸23の上下動により可動盤14を固定盤13に対して一定のストロークで上下動させるようになっている。
【0016】
ところで、可動盤14と縦軸23との間には、図1および図2に示すように、可動盤14を縦軸23に対して上下動させ、可動盤14を固定盤13に対して上下に変位させ、可動盤14の高さを変更するねじ機構30が設けられる。このねじ機構30は、縦軸23の上端に縦軸23と同一軸心上に取り付けられ、縦軸23が収容された可動盤14の縦孔32から上方に突出するねじ軸31と、縦孔32上で可動盤14に回動可能に取り付けられ、かつ、ねじ軸31に螺合されたナット33とを備えて構成される。ナット33は正逆に回転駆動されると、ねじ軸31に対して相対的に上下動し、回転量に応じて縦軸23に対する、すなわち、固定盤13に対する可動盤14の上下の位置が決定されるようになっている。
【0017】
このナット33には、図1に示すように、調整機構(駆動制御手段)40が接続される。調整機構40はナット33を設定された回転量で正逆に回転駆動させ、可動盤14を固定盤13に対して所望の高さに変位させることができるようになっている。この調整機構40は、図1に示すように、ナット33にベベルギヤ41を介して接続されたモータ42と、このモータ42と電気的に接続されモータ42の正逆の駆動量を検出し、可動盤14の実際の高さを外部に出力する検出器(エンコーダ)43と、外部(後述するマイクロプロセッサ50、キーボード52、記憶装置51)からの入力信号に基づいてモータ42を所定の量正逆に駆動させるモータ駆動制御装置44とを備えて構成される。
【0018】
モータ駆動制御装置44には、図1に示すように、演算処理手段としてのマイクロプロセッサ(シーケンサ)50が電気的に接続される。マイクロプロセッサ50は、処理されたデータをモータ駆動制御装置44に指令信号として送出するようになっている。マイクロプロセッサ50には、記憶装置(メモリ、FDドライブ、FD)51、キーボード52およびCRT53がそれぞれ接続される。マイクロプロセッサ50に内蔵されたメモリ、または、記憶装置51には、複数の作業プログラムP1−Pnが予め記憶される。この作業プログラムP1−Pnには、被型抜材12の寸法、ショット数、送り量等の製品情報、この製品情報に適合する刃型15(15A・・・15N)の刃型指示情報、各刃型15A・・・15Nの刃高データCa等が含まれる。ここでいう刃高とは、可動盤14の下面から刃型の刃先端までの高さをいう。
【0019】
ところで、マイクロプロセッサ50は、モータ駆動制御装置44が動作されてモータ42が正逆に回転駆動され、その正逆の回転駆動量を検出器43が検知し、その検知信号が作業時の固定盤13に対する可動盤14の高さのデータD1として入力されると、作業終了後、その高さデータD1を内蔵するメモリ、または、記憶装置51に記憶させるようになっている。また、マイクロプロセッサ50は、内蔵するメモリに予め記憶されるか、または、FD(フロッピーディスク)に書き込まれた複数の作業プログラムP1−Pnのうち、ある作業プログラムPmが選択されると、選択された作業プログラムPmに用いられる刃型15の刃高データCaと、検出器43により検出された固定盤13に対する可動盤14の高さデータD1とから、可動盤14を選択された作業プログラムPmの設定された刃高Caに応じた高さまで変位させる上下方向の変位量を演算し、その変位量のデータMを駆動指令信号としてモータ駆動制御装置44に出力するようになっている。
【0020】
モータ駆動制御装置44は、マイクロプロセッサ50からの変位量のデータMの駆動指令信号に基づいてモータ42を駆動させるようになっている。モータ42はベベルギヤ41を介してナット33を変位量のデータMに基づいた駆動量で回転駆動させる。モータ42の回転駆動が終了すると、可動盤14は選択された作業プログラムPmの設定された刃高Caに応じた高さに位置決めされる。また、検出器43は、モータ42駆動時の正逆の駆動量を検知し、検知された駆動量に基づく信号を、すなわち、可動盤14の実際の高さのデータをマイクロプロセッサ50に送出するようになっている。
【0021】
次に、上記実施の形態に係る裁断機10の作用について図1ないし図3により説明する。まず初めに、機器のセットアップ後、まだ作業が一度も行われていない場合、作業の選択前に、マイクロプロセッサ50には、予め初期値として可動盤14の高さデータ0が入力され、可動盤14は固定盤13に対して一定の上下ストローク(本実施の形態の例では、40.0mm)に対する変位量が0となるように設定される。機器のセットアップ後、作業を一度でも行った場合、マイクロプロセッサ50には、検出器43を通じて、終了した直前の作業における可動盤14の高さのデータD1が入力される。
【0022】
まず、作業の選択前に、図3に示すように、可動盤14に所望の作業プログラムPmに合致した刃型15を取り付ける(図3のS1参照)。次に、オペレータが、キーボード52または図示しない操作盤により、CRT53の画面に表示された複数の作業プログラムP1−Pnから、所望のプログラムPmを選択してその作業プログラムPmの呼び出しコードを入力すると(図3のS2参照)、マイクロプロセッサ50には、内蔵するメモリ、または、記憶装置51から選択された作業プログラムPmの刃型15に対応した刃高データCaが入力される(図3のS3参照)。
【0023】
一方、検出器43は、作業選択前のモータ42の駆動量を検知し、検知された駆動量に基づく信号を、すなわち、可動盤14の実際の高さのデータD1をマイクロプロセッサ50に送出する(図3のS4参照)。可動盤14の実際の高さのデータD1は、機器セットアップ後、まだ作業が何も行われていない場合、初期値に対応した基準位置であり、上下ストロークに対する高さは0であり、機器セットアップ後、すでに作業が行われた場合、直前の作業における可動盤14の実際の高さである。マイクロプロセッサ50は、作業プログラムPmの刃型15に対応した刃高データCa(図3のS3参照)と、可動盤14の実際の高さデータD1(図3のS4参照)とを比較し(図3のS5参照)、一致する場合、カットプレス機構20の動作を許容する信号をカットプレス機構制御装置(図示せず)に送出し、選択された作業の開始を許すようになっている(図3のS9参照)。
【0024】
マイクロプロセッサ50は、図3のS3で入力された刃高データCaと図3のS4で入力された可動盤14の高さデータD1とが不一致の場合、刃高データCaと可動盤14の高さデータD1とを比較演算し、可動盤14を設定された刃高Caに応じた高さまで変位させるのに必要な上下方向の変位量を演算し、この変位量のデータMを駆動指令信号としてモータ駆動制御装置44に出力する(図3のS6参照)。モータ駆動制御装置44はマイクロプロセッサ50からの信号に基づいてモータ42を正逆に回転駆動させ(図3のS7参照)、モータ42の回転駆動によりナット33が回転され、可動盤14はナット33とともにねじ軸31に対して上下方向に相対的に変位し、選択された作業Pmの刃高Caに応じた高さに位置決めされる(図3のS8参照)。
【0025】
位置決め後、マイクロプロセッサ50は、カットプレス機構20の動作を許容する信号をカットプレス機構20に送出し、選択された作業の開始を許すようになっている(図3のS9参照)。作業終了後(図3のS10参照)、図3のS1に復帰し、次の作業を待つようになっている。
【0026】
このように、上記実施の形態に係る裁断機10では、ある作業プログラムPmが選択されると、可動盤14の実際の高さD1と、選択された作業プログラムPmに用いられる刃型15の刃高Caとを比較判別し、一致しない場合、可動盤14の高さD1と選択された刃型15の刃高Caとを比較演算し、可動盤14を選択された刃高Caに応じた高さまで変位させるのに必要な上下方向の変位量を求め、この変位量のデータMをモータ駆動制御装置44に出力してモータ42を正逆に回転駆動させ、ねじ機構30により可動盤14を固定盤13に対して選択された刃高Caに応じた高さに位置決めするようにしている。このため、所望の作業プログラムを選択すると、その作業の刃高に応じた高さに可動盤14を自動的に変位させることができ、作業開始までの時間を短縮することができる。
【0027】
次に、上記実施の形態に係る裁断機の一変形例として、図4に示すように、刃型105A〜105Nを特定する刃型ID情報105a〜105nが書き込まれた刃型ID情報データ片Fa〜Fnを作成するととともに、各刃型105A〜105Nには、この刃型ID情報データ片Fa〜Fnを添付するようにし、裁断機側には、刃型ID情報データ片Fa〜Fnの情報を読み取る読み取り装置111と、刃型105A〜105Nに応じた複数の作業プログラムM1〜Mnを記憶する記憶装置112と、外部からの信号により上記記憶装置112から選択された新規の作業プログラムを制御装置114に読み込ませ、上記読み取り装置111から入力された情報に基づき刃型ID情報105a〜105nと上記新規の作業プログラムに書き込まれた刃型情報とを判別し、不一致の場合、オペレーターに不一致を知らせ上記制御装置114に読み込まれた新規の作業プログラムの始動を阻止する判定装置113とを設けるようにしてもよい。係る構成とすることにより、刃型を誤って可動盤に取り付けた場合、作業は開始されないので、刃型の取り付けミスを防ぐことができる。
【0028】
また、別の変形例として、図5に示すように、刃型205A〜205Nを特定する刃型ID情報205a〜205nが書き込まれた刃型ID情報データ片2Fa〜2Fnを作成し、各刃型205A〜205Nには、この刃型ID情報データ片2Fa〜2Fnをそれぞれ添付し、作業プログラムM1〜Mnを特定する作業プログラム呼出しコードCa/bを含む製品情報が書き込まれた指示媒体(作業指示書)215を作成するとともに、裁断機側には、これら刃型ID情報データ片2Fa〜2Fnと指示媒体215との情報をそれぞれ読み取る読み取り装置211と、指示媒体215の作業プログラム呼出しコードCa/bに応じてそれぞれに呼出しコードが付され刃型情報が書き込まれた複数の作業プログラムM1〜Mnを記憶する記憶装置212と、読み取り装置211により読み取られた作業プログラム呼出しコードCa/bに基づいて上記記憶装置212から新規の作業プログラムを選択して制御装置214に読み込ませるとともに、上記読み取り装置211から入力された情報に基づき刃型ID情報205a〜205nと上記新規の作業プログラムに書き込まれた刃型情報とを判別し、不一致の場合、オペレーターに不一致を知らせ上記制御装置214に読み込まれた新規の作業プログラムの始動を阻止する判定装置213とを設けるようにしてもよい。このように、指示媒体215と刃型との両者との両者からの情報が入力されないと、制御装置214は動作されないようになっているので、制御装置214には、製品情報を人為的な入力操作によらず、直接、指示媒体(作業指示書)215から読みとるようにしているので、正確に入力される。しかも、万一、オペレータが確認を忘れたり、誤って不適当な刃型を可動盤に取り付けても、作業は開始されないので、未然に事故や不良品の発生を抑えることができる。
【0029】
なお、上記実施の形態に係る裁断機10では、モータ42によりナット33を回転駆動させ、モータの駆動量を検出器(エンコーダ)43により検出して、可動盤14の高さを検出するようにしているがこれに限られるものではなく、図6に示す裁断機60のように、サーボモータ142によりナット33の駆動と可動盤の高さの検出を行うようにしてもよい。さらに、機器のセットアップ後、作業を初めて行う場合、直前の作業は存在しないので、初期値として可動盤14の高さデータを0とし、可動盤14を固定盤13に対して所定の高さ(本実施の形態の例では、例えば、40.0mm)に設定しているがこれに限られるものではなく、可動盤14を適切な高さに設定し、そのデータD1が検出器43を通じてマイクロプロセッサ50に出力されればよい。また、記憶装置51に、可動盤14の設定された一定の上下ストロークの値(本実施の形態の場合、40mm)について上下方向の変位量を調整可能な範囲で行われる作業プログラムを既存作業プログラムとして記憶させるようにし、マイクロプロセッサ50は、これら既存作業プログラムの選択時には、選択された作業の開始を許容し、上記既存作業プログラム以外の、上記上下方向の変位量が調整可能な範囲を超える場合には、選択された作業の開始を阻止するようにしてもよい。このように構成することにより、作業ミスを防ぐことができる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る裁断機は、被型抜材が載置される固定盤と、固定盤の上方に上下動可能に設けられ、下側に刃型が交換可能に取り付けられた可動盤と、入力された作業プログラムに基づいて可動盤を制御して一定の上下ストロークで上下動させ被型抜材をカットする制御装置とを備えた裁断機において、上記制御装置は、可動盤を上下に変位させる昇降手段と、選択された作業プログラムに用いられる刃型の刃高データと外部から入力された固定盤に対する可動盤の高さのデータとから、可動盤を設定された刃高に応じた高さまで変位させる上下方向の変位量を演算する演算処理手段と、演算処理手段により算出された上下方向の変位量に応じて昇降手段を駆動制御し可動盤を上下方向に変位させ、可動盤を選択された作業プログラムの刃高に応じた高さに位置決めする駆動制御手段とを備えて構成したことにより、作業プログラムが選択されると、可動盤はその作業に合致した刃高に自動的に調整されるので、作業開始までの時間が短縮化され、作業効率が向上する。
【0031】
また、請求項2に記載の発明では、昇降手段の変位量を検知して可動盤の固定盤に対する実際の高さを検出し、この実際の高さのデータを演算処理手段に送出する検出手段を備えたことにより、可動盤の実際の高さから変位量を求め、可動盤の位置決めを行うので、位置決めを正確に行うことができ、作業ミスを防ぐことができる。
【0032】
さらに、請求項3に記載の発明では、予め複数の作業プログラムが記憶され、選択された作業の直前に行われた前回の作業時における固定盤に対する可動盤の高さが記憶されるとともに、この前回の作業時の可動盤の高さのデータを演算処理手段に送出する記憶手段を備えたことにより、可動盤の直前に行われた前回の作業時の高さから変位量を求め、可動盤の位置決めを行うので、位置決めを正確に、かつ、迅速に行うことができる。
【0033】
請求項4に記載の発明では、演算処理手段が、作業に用いられる刃型の刃高に応じて固定された一定の上下ストロークの値を基準に上下方向の変位量を演算し、この変位量に基づいた信号を駆動制御手段に送出するとともに、可動盤の設定された一定の上下ストロークの値についての上下方向の変位量が調整可能な範囲までの作業プログラムを、既存作業プログラムとして予め記憶手段に記憶させ、これら既存作業プログラムの選択時には、選択された作業の開始を許容し、上記変位量が調整可能な範囲を超える場合には、選択された作業の開始を阻止する阻止手段を備えたことにより、誤った作業プログラムを入力しても、作業が開始されることがないので、作業ミスの発生を抑えることができる。
【0034】
また、本発明に係る発明では、被型抜材が載置される固定盤と、固定盤の上方に上下動可能に設けられ、下側に刃型が交換可能に取り付けられた可動盤と、可動盤を固定盤に対して一定の上下ストロークで上下動させるカットプレス機構と、入力された作業プログラムに基づいてカットプレス機構を制御し被型抜材をカットする制御装置とを備えた裁断機において、上記制御装置は、このカットプレス機構と可動盤との間に設けられ可動盤を固定盤に対して上下に変位させるねじ機構と、このねじ機構に接続されねじ機構に正逆の駆動力を伝達するモータと、このモータと電気的に接続され外部から入力されたデータ信号に基づいてモータを所定の量正逆に駆動させるモータ駆動制御装置と、モータ駆動制御装置と電気的に接続され、選択された作業プログラムに用いられる刃型の刃高データと外部から入力された固定盤に対する可動盤の高さのデータとから、可動盤を設定された刃高に応じた高さまで変位させる上下方向の変位量を演算し、その変位量に基づいた信号をモータ駆動制御装置に出力するマイクロプロセッサとを備えて構成したことにより、作業プログラムが選択されると、可動盤はその作業に合致した刃高に自動的に調整されるので、作業開始までの時間が短縮化され、作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る裁断機の構成を示す概念図である。
【図2】図1の裁断機の一部破断正面図である。
【図3】図1の裁断機の動作を説明するフローチャートである。
【図4】図1の裁断機の一変形例を示す構成図である。
【図5】図1の裁断機の別の変形例を示す構成図である。
【図6】図1の裁断機の変形例の構成を示す概念図である。
【図7】従来の裁断機の平面図である。
【図8】従来の裁断機の正面図である。
【図9】従来の裁断機の側面図である。
【符号の説明】
12 被型抜材
13 固定盤
14 可動盤
15 刃型
30 ねじ機構(昇降手段)
42 モータ(駆動制御手段)
43 検出器(駆動制御手段)
44 モータ駆動制御装置(駆動制御手段)
50 マイクロプロセッサ(演算処理手段)

Claims (5)

  1. 被型抜材が載置される固定盤と、固定盤の上方に上下動可能に設けられ、下側に刃型が交換可能に取り付けられた可動盤と、入力された作業プログラムに基づいて可動盤を制御して一定の上下ストロークで上下動させ被型抜材をカットする制御装置とを備えた裁断機において、上記制御装置は、可動盤を上下に変位させる昇降手段と、選択された作業プログラムに用いられる刃型の刃高データと外部から入力された固定盤に対する可動盤の高さのデータとから、可動盤を設定された刃高に応じた高さまで変位させる上下方向の変位量を演算する演算処理手段と、演算処理手段により算出された上下方向の変位量に応じて昇降手段を駆動制御し可動盤を上下方向に変位させ、可動盤を選択された作業プログラムの刃高に応じた高さに位置決めする駆動制御手段とを備えて構成されることを特徴とする裁断機。
  2. 昇降手段の変位量を検知して可動盤の固定盤に対する実際の高さを検出し、この実際の高さのデータを演算処理手段に送出する検出手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の裁断機。
  3. 予め複数の作業プログラムが記憶され、選択された作業の直前に行われた前回の作業時における固定盤に対する可動盤の高さが記憶されるとともに、この前回の作業時の可動盤の高さのデータを演算処理手段に送出する記憶手段を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の裁断機。
  4. 演算処理手段は、作業に用いられる刃型の刃高に応じて固定された一定の上下ストロークの値を基準に上下方向の変位量を演算し、この変位量に基づいた信号を駆動制御手段に送出するとともに、可動盤の設定された一定の上下ストロークの値についての上下方向の変位量が調整可能な範囲までの作業プログラムを、既存作業プログラムとして予め記憶手段に記憶させ、これら既存作業プログラムの選択時には、選択された作業の開始を許容し、上記変位量が調整可能な範囲を超える場合には、選択された作業の開始を阻止する阻止手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1に記載の裁断機。
  5. 被型抜材が載置される固定盤と、固定盤の上方に上下動可能に設けられ、下側に刃型が交換可能に取り付けられた可動盤と、可動盤を固定盤に対して一定の上下ストロークで上下動させるカットプレス機構と、入力された作業プログラムに基づいてカットプレス機構を制御し被型抜材をカットする制御装置とを備えた裁断機において、上記制御装置は、このカットプレス機構と可動盤との間に設けられ可動盤を固定盤に対して上下に変位させるねじ機構と、このねじ機構に接続されねじ機構に正逆の駆動力を伝達するモータと、このモータと電気的に接続され外部から入力されたデータ信号に基づいてモータを所定の量正逆に駆動させるモータ駆動制御装置と、モータ駆動制御装置と電気的に接続され、選択された作業プログラムに用いられる刃型の刃高データと外部から入力された固定盤に対する可動盤の高さのデータとから、可動盤を設定された刃高に応じた高さまで変位させる上下方向の変位量を演算し、その変位量に基づいた信号をモータ駆動制御装置に出力するマイクロプロセッサとを備えて構成されることを特徴とする裁断機。
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