JP4506507B2 - ボタン電話装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主装置に複数のボタン電話機を収容したボタン電話装置に関し、詳細には侵入者を威嚇する防犯装置としても動作させることのできるボタン電話装置に関する。
従来、侵入者を威嚇する機能を有する防犯装置としては、建物の窓板或いは窓枠に磁石を用いて取り付けられ、窓板が開けられることを検出することによって侵入者を検出するマグネットスイッチのような侵入警戒センサと、この侵入警戒センサの検出信号を受けて警報を発生する防犯受信機とで構成されたものが提供されている。また、屋内の所定エリアにおける人の存在を検出する赤外線センサを有し、その赤外線センサが人の存在を検出すると、屋内に設置された照明器具を点灯させる照明システムも提供されている(特許文献1参照)。しかしながら、このような装置は、赤外線センサ、侵入警戒センサ等を備えた専用の装置であるため、コスト及び設置の手間がかかるとともに、設置スペースも必要になるという問題がある。
一方、オフィスには通常、ボタン電話装置が導入されており、ボタン電話機に赤外線センサを設け、人の存在の有無を検出してボタン電話装置の動作を自動設定することが提案されている(特許文献2参照)。
特開2003−16542公報(段落0002) 特開平5−199307公報
しかしながら、特許文献2に開示されたボタン電話装置は、操作者の在席又は不在席を赤外線センサの検知出力により検出し、自動的に不在設定又はその設定解除を行うものであるため、ボタン電話装置を防犯装置として利用できるようにしたものではない。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、異常検出センサを有するボタン電話機を収容したボタン電話装置を、侵入者威嚇機能を有する防犯装置として利用できるようにすることである。
請求項1に係る発明は、異常検出センサを有する少なくとも1台のセンサ付ボタン電話機を含む複数のボタン電話機を主装置に収容したボタン電話装置であって、前記複数のボタン電話機のうちの任意のボタン電話機に対するユーザの設定操作に応じて、前記ボタン電話装置を防犯モードに設定する手段と、防犯モードに設定された状態における前記異常検出センサの検知出力の発生に基づいて、前記複数のボタン電話機のうち少なくとも一部のボタン電話機から警報音又は警報光を出力させる手段と、前記少なくとも一部のボタン電話機が使用中のときは前記防犯モードに設定する手段を無効にする手段とを備えたことを特徴とするボタン電話装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1記載のボタン電話装置において、前記防犯モードに設定する手段は、前記設定操作から所定時間経過したとき防犯モードに設定することを特徴とするボタン電話装置である。
請求項3に係る発明は、請求項1記載のボタン電話装置において、前記警報音又は警報光を出力させる手段は、前記異常検出センサの検知出力の消滅後も前記警報音又は警報光の出力を継続させることを特徴とするボタン電話装置である。
請求項4に係る発明は、請求項1記載のボタン電話装置において、前記警報音を出力させる手段は、予め設定した音量で前記警報音を出力させることを特徴とするボタン電話装置である。
請求項5に係る発明は、請求項記載のボタン電話装置において、前記警報音又は警報光を出力させる手段は、前記検知出力が有効になってから所定時間経過後に前記警報音又は警報光の出力を開始させることを特徴とするボタン電話装置である。
(作用)
請求項1に係る発明によれば、ボタン電話装置を防犯モードに設定した状態でボタン電話機の異常検出センサが検知出力を発生すると、少なくとも一部のボタン電話機から警報音又は警報光を出力して侵入者を音又は光で威嚇する。また、警報音又は警報光を出力するように設定されたボタン電話機が使用中のときは、防犯モードの設定を不能にすることで、ボタン電話機を使用中のユーザに対しては音又は光で威嚇しないようにすることができる。
請求項2に係る発明によれば、防犯モードの設定操作から所定時間経過したとき防犯モードに設定する。これにより、防犯モードの設定操作を行ったユーザに対しては音又は光で威嚇しないようにすることができる。
請求項3に係る発明によれば、異常検出センサの検知出力の消滅後も警報音又は警報光の出力を継続させることで、侵入者は一旦侵入が検知されたときは、異常検出センサ付ボタン電話機の設置場所から離れても威嚇動作が続く。
請求項4に係る発明によれば、予め設定した音量で侵入者を威嚇することができる
請求項5に係る発明によれば、防犯モードに設定してから所定時間経過後に異常検出センサが検知出力を発生してからさらに所定時間経過する迄は警報音又は警報光を出力しない。これにより、ボタン電話機から防犯モードの解除操作を所定時間内に行うユーザに対しては音又は光で威嚇しないようにすることができる
本発明によれば、異常検出センサを有するボタン電話機を収容したボタン電話装置を、侵入者威嚇機能を有する防犯装置として利用できる。また、警報音又は警報光を出力するように設定されたボタン電話機が使用中のときは、防犯モードの設定を不能にすることで、ボタン電話機を使用中のユーザに対しては音又は光で威嚇しないようにすることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の実施形態に係るボタン電話システムの構成を示すブロック図である。本実施形態に係るボタン電話システムは、主装置1及びそれに収容されたN台(N≧2)のボタン電話機2-1〜2-Nからなるボタン電話装置と、パーソナルコンピュータ(以下、PCという)3と、サーバ4と、ネットワークカメラ(以下、カメラという)5とを備えている。主装置1は、1本以上の電話回線8に接続されており、内線伝送路6によりボタン電話機2-1 〜2-N に接続されている。また、PC3、サーバ4及びカメラ5は、無線又は有線のLAN等の通信ネットワーク7により主装置1に接続されている。主装置1、PC3、サーバ4及びカメラ5は、通信ネットワーク7を介して互いにデータ通信が可能である。
ボタン電話機2-1〜2-Nは例えばオフィスの机の上に配置されており、PC3はボタン電話機2-1〜2-Nのどれかの近くに配置されている。サーバ4はオフィスの適当な場所に配置されている。また、カメラ5は、ボタン電話機2-1〜2-Nが配置された場所を撮影可能な位置に設置されており、パン及びチルトさせて撮影範囲を変化させることにより、ボタン電話機2-1〜2-Nが配置された全ての場所を撮影することができる。
主装置1は、電話回線8及びボタン電話機2-1〜2-Nの状態を管理し、この主装置全体の制御等を行う制御部11と、電話回線8を終端制御する外線インターフェース部12と、内線伝送路6を介してボタン電話機2-1〜2-Nを収容する内線インターフェース部13と、外線インターフェース部12と内線インターフェース部13とを交換接続する交換処理部14と、通信ネットワーク7を介したデータ通信のための処理を行う通信インターフェース部15と、制御部11での制御に必要な各種制御情報、外線情報、内線情報等を関連付けて記憶する記憶部16とを備えている。
図2、図3及び図4は、それぞれ図1におけるボタン電話機2-1〜2-N、PC3及びカメラ5の構成を示すブロック図である。図1において、ボタン電話機2-1〜2-Nは後述する異常検出センサを具備するものとしないものとがあるが、異常検出センサの有無以外は同じ構成を持つので、以下、異常検出センサを具備するものをボタン電話機2として説明する。
図2に示すように、ボタン電話機2は、このボタン電話機全体の制御等を行う制御部21と、それぞれが制御部21に接続された内線インターフェース部22、音声処理部23、LCD表示部24、LED光源25、操作部26、記憶部27、及び異常検出センサ28を備えている。内線インターフェース部22は、内線伝送路6を介して主装置1と通信を行い、音声処理部23は、音声信号アンプ、スピーカ、及び受話器等を備えており、呼出音や各種報知音の発生等を行う。LCD表示部24は制御部21から送られてくる各種情報や後述する操作部26から入力される情報等を表示する。LED光源25は後述する操作部26を構成する各種キーの照明や状態表示を行うための光源である。操作部26は、ダイヤルキー、外線キー、フックスイッチ等の各種キーを備え、ユーザがこれらのキーを用いて入力した情報を制御部21へ送る。記憶部27は、制御部21が各種処理を実行するときに使用するプログラム等が予め格納されているROM、制御部21が各種処理を実行するときに各種データ等を一時的に記憶するRAM等からなる。異常検出センサ28は焦電センサ(赤外線センサ)からなり、人体の発生する熱を検出することで、ボタン電話機2の近くにいる人を検知する。
図3に示すように、PC3は、このPC全体の制御等を行う制御部31と、それぞれが制御部31に接続された記憶部32、操作部33、表示部34及び通信インターフェース部35から構成されている。記憶部32は、制御部31が各種処理を実行するときに使用するプログラムやデータが予め格納されているROM、制御部31が各種処理を実行するときに各種データ等を一時的に記憶するために使用されるRAM、画像データ等を記憶するハードディスク等から構成されている。操作部33は、マウス、キーボード等であり、PC3に対して各種指示を入力するために用いられる。表示部34はLCD等からなり、操作部33から入力された各種指示等を表示する。通信インターフェース部35は、主装置1及びカメラ5との間で通信ネットワーク7を介するデータ通信を行うために必要な処理を行う。
図4に示すように、カメラ5は、レンズ41と、レンズ41により集束される光を画像信号に変換する撮像部42と、撮像部42で生成される画像信号に対して所定の信号処理(ゲイン制御、A/D変換、データ圧縮等)を施すカメラ信号処理部43と、このカメラ全体の制御等を行う制御部44と、制御部44に接続された記憶部45及び通信インターフェース部46と、制御部44の制御により図示されていないカメラ駆動機構を駆動制御して、カメラ5をパン及びチルトさせるパン・チルト制御部47とを備えている。
記憶部45は、制御部44が各種処理を実行するときに使用するプログラムやデータが予め格納されているROM、制御部44が各種処理を実行するときに各種データ等を一時的に記憶するために使用されるRAM、後述する撮影位置識別情報等が格納されるEEPROM等から構成されている。通信インターフェース部46は、カメラ信号処理部43及び制御装置44との間で通信ネットワーク7を介するデータ通信を行うために必要な処理を行う。
カメラ5はパン・チルト制御部47によるパン角度及びチルト角度をそれぞれ複数の異なる値に設定することで、複数の異なる領域を撮影することができる。これらの撮影領域に対応するパン角度及びチルト角度は撮影領域識別情報として記憶部45のEEPROMにプリセットされており、通信ネットワーク7経由でPC3或いは主装置1からカメラ5へ撮影開始コマンド及び撮影領域識別情報を送ることにより、カメラ5の撮影開始タイミング及び撮影領域を遠隔制御することができる。
以上の構成を有するボタン電話システムを防犯モードに設定して、侵入者を威嚇する機能を有する防犯装置として動作させる場合の動作について、図5乃至8を参照しながら説明する。ここで、図5は防犯モードに設定するボタン電話機を選択してから防犯モードを解除するまでの動作手順を示すシーケンス図、図6は防犯モード設定処理のフローチャート、図7は防犯モード処理のフローチャート、図8は威嚇処理のフローチャートである。
まず、ユーザは、N台のボタン電話機2-1〜2-Nの中から防犯モードに設定する複数の電話機を選択するための操作(防犯グループ設定操作)を実行する(手順P1)。この操作は、任意のボタン電話機にて可能であるが、ここではボタン電話機2-1で実行するものとした。ユーザは、ボタン電話機2-1の操作部26を用いて、防犯モードの設定を希望するボタン電話機の内線番号を入力する。この内線番号はボタン電話機2-1の制御部21で検出され、その検出信号は内線インターフェース部22及び内線伝送路6を経由して主装置1へ伝送され、その内線インターフェース部13から制御部11へ伝送され、記憶部16に記憶される。防犯グループとして設定されるボタン電話機は、侵入者を検知することが必要であることから、少なくとも1台の異常検出センサ付ボタン電話機を含んでいることが必要であり、その電話機と、その電話機の近くに配置されている電話機とで1つの防犯グループを構成することが好適である。また、防犯グループは1つではなく、主装置1からケーブルを敷設できる範囲内で複数のグループを設定してもよい。ここでは、センサ付ボタン電話機2-1及びセンサ無しボタン電話機2-2をグループとした。
次に、ユーザは、防犯グループとして設定されたボタン電話機が配置されている場所をカメラ5が撮影できるように、カメラ5の撮影領域識別情報を主装置1の記憶部16に登録する(手順P2)。この登録操作は、PC3を動作させて、PC3とカメラ5との間で通信ネットワーク7経由の通信を行い、カメラ5の撮影領域が上記防犯グループとして設定したセンサ付ボタン電話機2-1の設置場所を含むように設定する。このように設定した撮影領域識別情報は、PC3の記憶部32に記憶されると共に、通信ネットワーク7経由で主装置1へ伝送され、記憶部16に記憶される。
次いで、ボタン電話機2の操作部26に配置された所定の機能キーを押下することにより、ユーザは防犯モード設定操作を行う(手順P3)。この操作はボタン電話機2-1〜2-Nのどれを用いても可能であるが、ここでは電話機2-2を用いるものとした。防犯モード設定操作は、ボタン電話機2-2の制御部21で検出され、その検出信号は内線インターフェース部22及び内線伝送路6を経由して主装置1へ伝送され、その内線インターフェース部13から制御部11へ伝送される。なお、以下の説明において、主装置1及びボタン電話機2の内部のデータの流れの説明、並びに主装置1とボタン電話機2との間の通信は内線伝送路6を介して行われることの説明は省略する。
主装置1の制御部11は図6に示す処理を実行する。まず、防犯モード設定操作の検出信号の有無を判定し(ステップS1)、有る場合は手順P1で設定した防犯グループ内のボタン電話機の中で使用中のものが有るか否かを判定する(ステップS2)。使用中のボタン電話機が無い場合は、タイマをスタートさせ(ステップS3)、所定時間t1経過(タイムアップ)したときに防犯モードに設定する(ステップS4、S5)。防犯モードに設定されたことは、グループ設定されたボタン電話機2-1及び2-2に通知される(手順P4)。ボタン電話機2-1及び2-2では、防犯モードに設定されたことを通知されると、LCD表示部24にそれを表示すると共に、LED光源25の一部、例えば前記機能キーに対応するものを点灯する。
防犯モードに設定されると、異常検出センサ付のボタン電話機2-1の異常検出センサ28が検知信号を生成したときに、それが主装置1に通知され、後述する威嚇動作(警報音出力等)を実行する。ここで、防犯モード設定操作から所定時間t1経過後に防犯モードに設定する理由は、防犯モード設定操作後直ちに防犯モードに設定すると、その設定操作を実行したユーザが異常検出センサ28で検知され、威嚇動作が実行されてしまうからである。なお、この設定操作は誤って所定の機能キーを押下した場合に防犯モードに設定されないようにするため、所定の機能キーを押下によりLCD表示部24に確認画面を表示させ、確認キーの押下を行わせるように構成することが好適である。
ステップS2にて、使用中のボタン電話機が有ると判定したときは、防犯モード設定操作を実行したボタン電話機2-2に対し、使用中のボタン電話機が有るため防犯モードの設定が出来ない旨の表示を行わせる(ステップS6)。
以上のようにして防犯モードに設定されると、主装置1の制御部11は図7に示す処理を実行する。まず、センサ付のボタン電話機2-1から送信されるセンサ状態通知の有無を判定する(ステップS11)。センサ状態通知が有るときは、それがセンサONの通知、即ち異常検出センサ28が検知信号を生成している状態であることの通知であるか否かを判定する(ステップS12)。図5の手順P5に示すように、異常検出センサ付のボタン電話機2-1の異常検出センサ28が検知信号(センサON信号)を生成し、ボタン電話機2-1から主装置1に通知されると、ステップS12の判定は”Yes”になり、ログ記録、カメラ制御、及びタイマスタートを実行する(ステップS13)。
ここで、ログ記録とは、異常検出センサ28がセンサON信号を生成した日時(主装置1がセンサONの通知を受信した日時)及びボタン電話機2-1の識別番号(内線番号)を主装置1の記憶部16及びサーバ4に記憶することである。このログ記録される情報を防犯グループ内のボタン電話機のLCD表示部24に表示してもよい。
カメラ制御とは、カメラ5の撮影領域をボタン電話機2-1の設置場所を含むように制御すると共に、撮影した画像データをサーバ4に保存する動作を開始させることである(手順P6)。カメラ5は撮像した画像データを記憶部45の画像データ記憶エリアに記憶し、その記憶エリアの記憶容量がゼロになったときは古い画像データの上に新しい画像データを上書きする動作を行っている。このカメラ制御では、主装置1はその記憶部16に記憶済みの撮影領域識別情報を通信ネットワーク7経由でカメラ5へ送信し、カメラ5は受信した撮影領域識別情報に従ってパン・チルト制御部47を動作させてボタン電話機2-1の設置場所を含む領域を撮影してカメラ信号処理部43にて被圧縮画像データを生成し、通信ネットワーク7経由でサーバ4へ伝送する。これにより、侵入者が存在する領域が撮影され、その画像データがログと共にサーバ4に保存される。
ステップS13でタイマをスタートさせた後、所定時間t2経過(タイムアップ)するまでは、防犯グループ内のボタン電話機から防犯モードを解除する操作がなされたか否かを判定する(ステップS14、S15)。そして、所定時間t2経過する迄に防犯モードを解除する操作が有れば防犯モードを解除し(ステップS17)、無ければ後述する威嚇処理(図8)を開始する(ステップS16)。ステップS12にてセンサONの通知ではない(異常検出センサ付のボタン電話機2-1の異常検出センサ28の検知信号が消滅したことを示すセンサOFFの通知である)と判定したときは、それを無視する(ステップS18)。このように所定時間t2でタイムアップするタイマを設けることにより、ボタン電話装置が防犯モードに設定されているときに、防犯モードを解除するためにグループ内のボタン電話機を操作したユーザに対して、威嚇動作を行わないようにしている。
次に、図8を参照しながら威嚇処理について説明する。
まず、主装置1はグループ内のボタン電話機2-1及び2-2の音声処理部23の音声出力レベルを所定レベル(例えば最大レベル)に設定するための音量制御信号を生成し、それぞれのボタン電話機へ送信する(ステップS21、手順P7)。ボタン電話機2-1及び2-2は、音量制御信号を受信し、制御部21により音声処理部23の出力音量レベルを設定する。
次いで、主装置1では、ボタン電話機2-1及び2-2の音声処理部23から鳴動音(警報音)を出力させるための制御信号の生成(ステップS22)、及びボタン電話機2-1及び2-2のLED光源25を構成する全部のLEDから威嚇用の発光(警報光)を出力させる発光制御信号の生成(ステップS23)を行い、それらの制御信号をボタン電話機2-1及び2-2へ送信する(手順P8、P9)。ボタン電話機2-1及び2-2は、これらの制御信号を受信し、音声出力部23から鳴動音を出力すると共に、LED光源25を構成する全部のLEDから警報光を出力する。このとき、防犯グループ外のボタン電話機からも警報音及び警報光を出力するように構成してもよい。
次に、主装置1では、図示されていない外部スピーカ(構内放送等)から威嚇音(警報音)を出力させるための処理(ステップS24)及び防犯モードの設定操作を行ったユーザの外出先(自宅等)へ自動発信を行う(ステップS25)。自動発信した発信先の電話機は、自動発信に応答して所定の信号を送信することにより、ボタン電話機2-1及び2-2の音声処理部23の受話器から周辺の音声を入力し、それを自動発信先へ転送することにより、外出先からボタン電話機2-1及び2-2の周辺の音をモニターできるようにしてもよい。
さらに鳴動音(警報音)の出力を停止させる時間t3を計測するためのタイマをスタートさせ(ステップS26)、タイムアップした時点(ステップS27でYes)でボタン電話機2-1及び2-2の音声出力部23から出力中の鳴動音(警報音)を停止させるための制御信号を生成し(ステップS28)、ボタン電話機2-1及び2-2へ送信する(手順P10)。ボタン電話機2-1及び2-2は、この制御信号を受信し、音声出力部23から鳴動音の出力を停止する。このとき、外部スピーカからの威嚇音の出力を停止してもよい。次いで、主装置1は、ボタン電話機2-1及び2-2の音声処理部23の音声出力レベルを威嚇動作前の音量レベルに設定するための音量制御信号を生成し、それぞれのボタン電話機へ送信する(手順P11)。ボタン電話機2-1及び2-2は、この制御信号を受信し、音声出力部23の音声出力レベルを威嚇動作前の音量レベルに戻す。その後、侵入者がボタン電話機2-1の異常検出センサ28の感知範囲から離れ、センサOFFが通知されても(手順P12)、主装置1はそれを無視し、LED発光部25による威嚇処理を継続する。なお、ここでは、時間t3が経過した後にセンサOFFが通知される場合を例示したが、時間t3が経過する前にセンサOFFが通知された場合にも主装置1はそれを無視するので、時間t3が経過する迄は鳴動音(警報音)及び警報光による威嚇処理を行い、時間t3が経過した後は鳴動音(警報音)の出力を停止し、警報光の出力は続ける。
その後、ユーザがボタン電話機2-1を用いて、防犯モード解除操作を行うため、ボタン電話機2-1に接近し、異常検出センサ28がセンサON信号を生成してから時間t2以内に防犯モード解除操作を行うと(手順P13、P14、ステップS14、S17)、主装置1は防犯グループ内のボタン電話機2-1及び2-2のLED光源25における威嚇用の発光を停止させるための発光制御信号を生成し、ボタン電話機2-1及び2-2へ送信する(手順P15)。ボタン電話機2-1及び2-2は、この制御信号を受信して、LED光源25における威嚇用の発光を停止する。
なお、以上の実施形態では、1つの防犯グループ内に存在する異常検出センサ付ボタン電話機は1台のみとして説明したが、1つの防犯グループ内に複数台の異常検出センサ付ボタン電話機があってもよい。この場合、図5の手順P2にて、1台のカメラが複数台の異常検出センサ付ボタン電話機の設置場所を切り換えて撮影できるように設定する。また、この場合、1つの防犯グループ内に複数台のカメラを配置してもよい。
さらに、以上の説明では、図5の手順P6におけるカメラ制御は、その撮像領域の制御、及び録画開始タイミングの制御の双方を通信ネットワーク7経由で実行するものとしたが、主装置1とカメラ5とをケーブルで接続し、そのケーブルを介して制御信号を伝送するように構成してもよい。
本発明の実施形態に係るボタン電話システムの構成を示すブロック図である。 図1におけるボタン電話機の構成を示すブロック図である。 図1におけるPCの構成を示すブロック図である。 図1におけるカメラの構成を示すブロック図である。 防犯モードに設定するボタン電話機を選択してから防犯モードを解除するまでの動作手順を示すシーケンス図である。 防犯モード設定処理のフローチャートである。 防犯モード処理のフローチャートである。 威嚇処理のフローチャートである。
符号の説明
1・・・主装置、2、2-1〜2-N・・・ボタン電話機、11,21,31・・・制御部、23・・・音声出力部、25・・・LED光源、26・・・操作部、28・・・異常検出センサ。

Claims (5)

  1. 異常検出センサを有する少なくとも1台のセンサ付ボタン電話機を含む複数のボタン電話機を主装置に収容したボタン電話装置であって、
    前記複数のボタン電話機のうちの任意のボタン電話機に対するユーザの設定操作に応じて、前記ボタン電話装置を防犯モードに設定する手段と、防犯モードに設定された状態における前記異常検出センサの検知出力の発生に基づいて、前記複数のボタン電話機のうち少なくとも一部のボタン電話機から警報音又は警報光を出力させる手段と、前記少なくとも一部のボタン電話機が使用中のときは前記防犯モードに設定する手段を無効にする手段とを備えたことを特徴とするボタン電話装置。
  2. 請求項1記載のボタン電話装置において、
    前記防犯モードに設定する手段は、前記設定操作から所定時間経過したとき防犯モードに設定することを特徴とするボタン電話装置。
  3. 請求項1記載のボタン電話装置において、
    前記警報音又は警報光を出力させる手段は、前記異常検出センサの検知出力の消滅後も前記警報音又は警報光の出力を継続させることを特徴とするボタン電話装置。
  4. 請求項1記載のボタン電話装置において、
    前記警報音を出力させる手段は、予め設定した音量で前記警報音を出力させることを特徴とするボタン電話装置。
  5. 請求項記載のボタン電話装置において、
    前記警報音又は警報光を出力させる手段は、前記検知出力が有効になってから所定時間経過後に前記警報音又は警報光の出力を開始させることを特徴とするボタン電話装置。
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