JP4506350B2 - Ieee1394シリアルバスに接続されるコントローラ機器 - Google Patents

Ieee1394シリアルバスに接続されるコントローラ機器 Download PDF

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Description

本発明は、IEEE1394シリアルバス(以下、バスと略す)への接続機器に係わり、特に、バス上の各接続機器間における実現可能な最高のデータ転送速度を判定する技術に関する。
従来、IEEE1394.1995の規格では、バス上における送信側の接続機器は、バス上における受信側の接続機器へデータを転送する際に、バス上におけるバスマネージャーのレジスタ内に格納されたスピードマップより、受信側の接続機器へデータを転送する際における物理レイヤの最高データ転送速度の情報を読み取り、この物理レイヤの最高データ転送速度の情報に基づいて、受信側の接続機器へのデータ転送速度を決定していた。
ところが、送信側又は受信側の接続機器に関するリンクレイヤの最高転送速度が、スピードマップから読み取った物理レイヤの最高転送速度よりも遅い場合があり、このような場合には、受信側の接続機器が物理レイヤで受け取ったパケットをリンクレイヤで喪失してしまう。そこで、この種の接続機器の分野において、バスリセットの発生時に、バスマネージャーが、他の接続機器のコンフィグレーションROMからリンクレイヤの最高転送速度を読み出して、このリンクレイヤの最高転送速度が物理レイヤの最高転送速度よりも遅い場合に、スピードマップ内に格納されている最高転送速度をリンクレイヤの最高転送速度の内容に合わせて修正するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、この種の接続機器の分野において、全ての接続機器が他機との通信速度を判定するためのテーブルを記憶する必要がないようにするために、自機の物理レイヤの最高通信速度が、全接続機器の物理レイヤの最高通信速度のうちで最も低い場合に、他機との通信速度を判定するためのテーブルを作成せず、自機の物理レイヤの最高通信速度で他機との通信を行うようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、IEEE1394に関する新たな規格であるIEEE1394a.2000では、バスマネージャーがユニットレジスタ内にスピードマップを格納しないようになった。従って、バス上におけるバスマネージャーがIEEE1394a.2000の規格に対応した接続機器である場合には、上記特許文献1に示されるスピードマップの存在を前提とする発明を実施することができない。また、上記特許文献2に示される発明では、各接続機器の物理レイヤの最高通信速度しか考慮していないため、各接続機器のリンクレイヤの最高転送速度が物理レイヤの最高転送速度よりも遅い場合に、各接続機器間における最適な転送速度を判定することができず、受信側の接続機器が物理レイヤで受け取ったパケットをリンクレイヤで喪失してしまうという問題を解消することができない。
特開平10−290237号公報(第1−5頁、図1−6) 特開2000−259542号公報(第1−5頁、図1−4)
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、バス上におけるバスマネージャーがIEEE1394a.2000の規格に対応した接続機器であるときに、各接続機器のリンクレイヤの最高転送速度が物理レイヤの最高転送速度よりも遅い場合でも、各接続機器間における最適な転送速度を判定することができるようにして、受信側の接続機器が物理レイヤで受け取ったパケットをリンクレイヤで喪失してしまうことを防ぐことが可能なIEEE1394シリアルバスへの接続機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、他の接続機器とIEEE1394シリアルバスを介して接続され、バス上における各接続機器間の最高転送速度の情報を格納した転送速度判定用のデータベースを作成する転送速度判定用データベース作成手段と、転送速度判定用データベース作成手段により作成された転送速度判定用のデータベース、自機の性能に関する情報等を格納したコンフィグレーションROM、及び各機器固有のレジスタであるユニットレジスタ等を記憶するメモリとを備えたIEEE1394シリアルバスへの接続機器において、バス上におけるバスマネージャー内のメモリから、バスマネージャーがIEEE1394.1995のみに準拠した旧タイプの接続機器であるか、IEEE1394a.2000に準拠した新タイプの接続機器であるかという情報を読み取る新旧タイプ情報読取手段と、バス上における他の接続機器のコンフィグレーションROM内のlink_spdフィールドに格納されたリンクレイヤの最高転送速度の情報を読み取る新リンクレイヤ転送速度読取手段と、バス上におけるバスマネージャー内のメモリから、バス上における各接続機器の接続状態に関する情報と物理レイヤの最高転送速度の情報を含むトポロジーマップのデータを読み取るトポロジーマップ読取手段とをさらに備え、転送速度判定用データベース作成手段は、新旧タイプ情報読取手段によって読み取ったバスマネージャーのタイプが新タイプであるときに、トポロジーマップ読取手段によって読み取ったトポロジーマップ内の各接続機器に関する物理レイヤの最高転送速度の情報と、新リンクレイヤ転送速度読取手段によって読み取った各接続機器に関するリンクレイヤの最高転送速度の情報とに基づいて、転送速度判定用のデータベースを作成する新転送速度判定用データベース作成手段と、新旧タイプ情報読取手段により読み取ったバスマネージャーのタイプが旧タイプであるときに、トポロジーマップ読取手段によって読み取ったトポロジーマップ内の各接続機器に関する物理レイヤの最高転送速度の情報に基づいて、転送速度判定用のデータベースを作成する旧転送速度判定用データベース作成手段とから構成され、新転送速度判定用データベース作成手段は、各接続機器間の転送速度を決定する際に、各接続機器がIEEE1394.1995のみに準拠した旧タイプの接続機器であって、新リンクレイヤ転送速度読取手段によって読み取った該当の接続機器のlink_spdフィールドに0がセットされているときは、その接続機器のリンクレイヤの最高転送速度が100Mbpsであるとみなし、各接続機器がIEEE1394a.2000に準拠した新タイプの接続機器であるときには、その接続機器のリンクレイヤの最高転送速度がlink_spdフィールドにセットされている値に対応した転送速度であるとみなして、各接続機器の物理レイヤの最高転送速度とリンクレイヤの最高転送速度とを比較して、低い方の最高転送速度を前記各接続機器の実質最高転送速度とし、データの送信側の接続機器に関する実質最高転送速度と、データの受信側の接続機器に関する実質最高転送速度と、データを中継する接続機器に関する物理レイヤの最高転送速度とを比較して、これらのうちで最も低い転送速度を送信側の接続機器と受信側の接続機器との間の転送速度とするようにしたものである。
上記構成においては、新旧タイプ情報読取手段によって読み取ったバスマネージャーのタイプが新タイプであるときに、トポロジーマップ読取手段によって読み取ったトポロジーマップ内の各接続機器に関する物理レイヤの最高転送速度の情報と、新リンクレイヤ転送速度読取手段によって読み取った各接続機器に関するリンクレイヤの最高転送速度の情報とに基づいて、新転送速度判定用データベース作成手段により転送速度判定用のデータベースを作成する。そして、新転送速度判定用データベース作成手段は、各接続機器間の転送速度を決定する際に、各接続機器の物理レイヤの最高転送速度とリンクレイヤの最高転送速度とを比較して、低い方の最高転送速度を各接続機器の実質最高転送速度とするようにした。これにより、バス上におけるバスマネージャーがIEEE1394a.2000の規格に対応した新タイプの接続機器であるときに、各接続機器のリンクレイヤの最高転送速度が物理レイヤの最高転送速度よりも遅い場合でも、各接続機器の物理レイヤの最高転送速度とリンクレイヤの最高転送速度を両方とも考慮した転送速度判定用のデータベースのデータに基づいて、各接続機器間における実現可能な最高の転送速度を判定することができる。従って、受信側の接続機器が物理レイヤで受け取ったパケットをリンクレイヤで喪失してしまうことを防ぐことができる。
また、新転送速度判定用データベース作成手段は、各接続機器間の転送速度を決定する際に、各接続機器がIEEE1394.1995のみに準拠した旧タイプの接続機器であって、新リンクレイヤ転送速度読取手段によって読み取った該当の接続機器のlink_spdフィールドに0がセットされているときは、その接続機器のリンクレイヤの最高転送速度が100Mbpsであるとみなし、各接続機器がIEEE1394a.2000に準拠した新タイプの接続機器であるときには、その接続機器のリンクレイヤの最高転送速度がlink_spdフィールドにセットされている値に対応した転送速度であるとみなすようにした。これにより、バス上の各接続機器の中に、IEEE1394.1995のみに準拠した旧タイプの接続機器と、IEEE1394a.2000に準拠した新タイプの接続機器が混在している場合でも、新転送速度判定用データベース作成手段により作成したデータベースのデータに基づいて、各接続機器間における実現可能な最高の転送速度を判定することができる。
さらにまた、新転送速度判定用データベース作成手段は、各接続機器間の転送速度を決定する際に、各接続機器の物理レイヤの最高転送速度とリンクレイヤの最高転送速度とを比較して、低い方の最高転送速度を各接続機器の実質最高転送速度とし、データの送信側の接続機器に関する実質最高転送速度と、データの受信側の接続機器に関する実質最高転送速度と、データを中継する接続機器に関する物理レイヤの最高転送速度とを比較して、これらのうちで最も低い転送速度を送信側の接続機器と受信側の接続機器との間の転送速度とするようにした。これにより、データを中継する接続機器における物理レイヤの最高転送速度がリンクレイヤの最高転送速度より高速である場合に、送信側の接続機器から受信側の接続機器へのデータの転送速度を、データを中継する接続機器のリンクレイヤの最高転送速度に合わせて低下させないようにすることができるので、データを中継することにより生じる転送速度の低下を最小限に抑えることができる。
また、請求項2の発明は、他の接続機器とIEEE1394シリアルバスを介して接続され、バス上における各接続機器間の最高転送速度の情報を格納した転送速度判定用のデータベースを作成する転送速度判定用データベース作成手段と、転送速度判定用データベース作成手段により作成された転送速度判定用のデータベース、自機の性能に関する情報等を格納したコンフィグレーションROM、及び各機器固有のレジスタであるユニットレジスタ等を記憶するメモリとを備えたIEEE1394シリアルバスへの接続機器において、バス上におけるバスマネージャー内のメモリから、バスマネージャーがIEEE1394.1995のみに準拠した旧タイプの接続機器であるか、IEEE1394a.2000に準拠した新タイプの接続機器であるかという情報を読み取る新旧タイプ情報読取手段と、バス上における他の接続機器のコンフィグレーションROM内のlink_spdフィールドに格納されたリンクレイヤの最高転送速度の情報を読み取るリンクレイヤ転送速度読取手段と、バス上におけるバスマネージャー内のメモリから、バス上における各接続機器の接続状態に関する情報と物理レイヤの最高転送速度の情報を含むトポロジーマップのデータを読み取るトポロジーマップ読取手段とをさらに備え、転送速度判定用データベース作成手段は、新旧タイプ情報読取手段によって読み取ったバスマネージャーのタイプが新タイプであるときに、トポロジーマップ読取手段によって読み取ったトポロジーマップ内の各接続機器に関する物理レイヤの最高転送速度の情報と、リンクレイヤ転送速度読取手段によって読み取った各接続機器に関するリンクレイヤの最高転送速度の情報とに基づいて、転送速度判定用のデータベースを作成する新転送速度判定用データベース作成手段と、新旧タイプ情報読取手段により読み取ったバスマネージャーのタイプが旧タイプであるときに、トポロジーマップ読取手段によって読み取ったトポロジーマップ内の各接続機器に関する物理レイヤの最高転送速度の情報に基づいて、転送速度判定用のデータベースを作成する旧転送速度判定用データベース作成手段とから構成され、新転送速度判定用データベース作成手段は、各接続機器間の転送速度を決定する際に、各接続機器がIEEE1394a.2000に準拠した新タイプの接続機器であるときには、その接続機器のリンクレイヤの最高転送速度がlink_spdフィールドにセットされている値に対応した転送速度であるとみなして、各接続機器の物理レイヤの最高転送速度とリンクレイヤの最高転送速度とを比較して、低い方の最高転送速度を各接続機器の実質最高転送速度とし、データの送信側の接続機器に関する実質最高転送速度と、データの受信側の接続機器に関する実質最高転送速度と、データを中継する接続機器に関する物理レイヤの最高転送速度とを比較して、これらのうちで最も低い転送速度を前記送信側の接続機器と前記受信側の接続機器との間の転送速度とするようにしたものである。
請求項1の発明によれば、バスマネージャーのタイプがIEEE1394a.2000の規格に対応した新タイプの接続機器であるときに、各接続機器の物理レイヤの最高転送速度とリンクレイヤの最高転送速度とを比較して、低い方の最高転送速度を各接続機器の実質最高転送速度とするようにした。これにより、バス上におけるバスマネージャーがIEEE1394a.2000の規格に対応した新タイプの接続機器であるときに、各接続機器のリンクレイヤの最高転送速度が物理レイヤの最高転送速度よりも遅い場合でも、各接続機器の物理レイヤの最高転送速度とリンクレイヤの最高転送速度を両方とも考慮した転送速度判定用のデータベースのデータに基づいて、各接続機器間における実現可能な最高の転送速度を判定することができる。従って、受信側の接続機器が物理レイヤで受け取ったパケットをリンクレイヤで喪失してしまうことを防ぐことができる。
また、各接続機器間の転送速度を決定する際に、各接続機器がIEEE1394.1995のみに準拠した旧タイプの接続機器であって、新リンクレイヤ転送速度読取手段によって読み取った該当の接続機器のlink_spdフィールドに0がセットされているときは、その接続機器のリンクレイヤの最高転送速度が100Mbpsであるとみなすようにした。これにより、バス上の各接続機器の中に、IEEE1394.1995のみに準拠した旧タイプの接続機器と、IEEE1394a.2000に準拠した新タイプの接続機器が混在している場合でも、新転送速度判定用データベース作成手段により作成したデータベースのデータに基づいて、各接続機器間における実現可能な最高の転送速度を判定することができる。
さらにまた、各接続機器間の転送速度を決定する際に、各接続機器の物理レイヤの最高転送速度とリンクレイヤの最高転送速度とを比較して、低い方の最高転送速度を各接続機器の実質最高転送速度とし、データの送信側の接続機器に関する実質最高転送速度と、データの受信側の接続機器に関する実質最高転送速度と、データを中継する接続機器に関する物理レイヤの最高転送速度とを比較して、これらのうちで最も低い転送速度を送信側の接続機器と受信側の接続機器との間の転送速度とするようにした。これにより、データを中継する接続機器における物理レイヤの最高転送速度がリンクレイヤの最高転送速度より高速である場合に、送信側の接続機器から受信側の接続機器へのデータの転送速度を、データを中継する接続機器のリンクレイヤの最高転送速度に合わせて低下させないようにすることができるので、データを中継することにより生じる転送速度の低下を最小限に抑えることができる。
本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。以下に記載した実施形態は、本発明を網羅するものではなく、本発明は、下記の形態だけに限定されない。本実施形態による接続機器(IEEE1394シリアルバスへの接続機器)は、IEEE1394シリアルバスを介して他の接続機器と接続されるバスマネージャーである。
図1は、本実施形態によるバスマネージャーと、IEEE1394シリアルバス上における他の接続機器の電気的ブロック構成を示す。バスマネージャー1は、IEEE1394シリアルバス9を介して、データ送信側の接続機器3(以下、送信側機器と略す)、及びデータ受信側の接続機器4(以下、受信側機器と略す)と接続されている。
上記のバスマネージャー1は、CPU11と各種のデータを記憶するメモリ12とを有している。CPU11は、装置全体の制御を行うだけではなく、IEEE1394のプロトコル上におけるアプリケーション層としても機能する。また、メモリ12は、バス上における各接続機器間の最高転送速度の情報を格納した転送速度判定用のデータベース(転送速度判定用DB)13、この転送速度判定用DB13を作成するためのプログラム(転送速度判定用DB作成PG)14、バスマネージャー1自体及びバス9上の他の接続機器に関する各種の情報を格納したレジスタ空間15等を記憶している。転送速度判定用DB作成PG14とCPU11とが、請求項1における転送速度判定用データベース作成手段、新転送速度判定用データベース作成手段、及び旧転送速度判定用データベース作成手段に相当する。また、本実施形態のように、バスマネージャー1自体が転送速度判定用DB13を有する機器(以下、転送速度情報提供機器という)である場合には、CPU11は、請求項における新旧タイプ情報読取手段及びトポロジーマップ読取手段としても機能する。
また、バスマネージャー1は、IEEE1394のプロトコル上におけるリンク層レベルのサービスを提供するLINK16と、物理層レベルのサービスを提供するPHY17と、バス9のケーブルを接続するためのIEEE1394ポート18とを有している。これらのLINK16、PHY17及びIEEE1394ポート18は、請求項1における新リンクレイヤ転送速度読取手段に相当する。
また、上記の送信側機器3及び受信側機器4も、バスマネージャー1と同様に、CPU31、41、メモリ32、42、LINK36、46、PHY37、47、及びIEEE1394ポート38、48を有しており、また、メモリ32、42内にそれぞれレジスタ空間35、45を内包している。しかし、バスマネージャー1と異なり、メモリ32、42内に転送速度判定用DB13及び転送速度判定用DB作成PG14を格納していない。
次に、図2を参照して、上記のバスマネージャー1内のレジスタ空間15に記憶されているデータの内容について説明する。レジスタ空間15は、自装置及び他の接続機器の制御に用いられるCSR(Control and Status Registers)コア51と、バス9の管理用のレジスタであるシリアルバス依存レジスタ52と、自機の性能に関する情報等を記憶したコンフィグレーションROM53と、各機器固有のレジスタであるユニットレジスタ54とから構成されている。
上記のシリアルバス依存レジスタ52には、バスマネージャー1の物理IDを格納したBUS_MANAGER_ID55が格納されている。また、コンフィグレーションROM53内のbus_info_block56には、自機のリンクレイヤの最高転送速度の情報であるlink_spd57が格納されている。
上記のユニットレジスタ54は、バス9上における各接続機器の接続状態に関する情報と物理レイヤの最高転送速度の情報とを含むTOPOLOGY_MAP(トポロジーマップ)60を格納している。TOPOLOGY_MAP60は、バスリセット時にCPU11によって作成される。なお、図2は、バスマネージャー1がIEEE1394a.2000の規格に対応した新タイプの接続機器である場合におけるレジスタ空間15内のデータの構成を示している。バスマネージャー1がIEEE1394.1995のみに準拠した旧タイプの接続機器である場合には、コンフィグレーションROM53内のbus_info_block56にlink_spd57が格納されず、ユニットレジスタ54内に各接続機器間における物理レイヤの最高転送速度の情報であるSPEED_MAP(スピードマップ)が格納される。
上記の送信側機器3及び受信側機器4内のレジスタ空間35,45も、バスマネージャー1内のレジスタ空間15と同様に、CSRコア51と、シリアルバス依存レジスタ52と、コンフィグレーションROM53と、ユニットレジスタ54とから構成されており、コンフィグレーションROM53内には、上記と同様なlink_spd57が格納されている。
次に、図3を参照して、図2中におけるTOPOLOGY_MAP60に格納されている情報の内容について説明する。TOPOLOGY_MAP60は、バス9上におけるノード数の情報であるnode_count76、TOPOLOGY_MAP60内に格納されているセルフIDパケットの数の情報であるself_id_count77、及び各ノードのセルフIDパケット(self_id_packet[0]〜self_id_packet[self_id_count-1])からなるセルフIDパケットテーブル78等から構成されている。
次に、図4乃至図6を参照して、図3中におけるセルフIDパケットテーブル78に含まれるセルフIDパケットの内容について、IEEE1394a.2000の場合を例に挙げて説明する。第1の種類のセルフIDパケット(以下、第1セルフIDパケットという)79は、図4に示されるように、該当のパケットを送出したノード(以下、送出元ノードという)の物理IDを示すPhy_ID80、送出元ノードに関する物理レイヤの最高転送速度の情報であるsp81、p0〜p2の各ポートの状態を示すp0情報82〜p2情報84、同じ物理IDを有するパケットが後に続いているか否かを示す追加パケット有無情報m85等を格納している。p0情報82〜p2情報84が“11”のときは、「該当のノードが動作中で子ポートに接続されている」ことを示し、“10”のときは、「該当のノードが動作中で親ポートに接続されている」ことを示す。また、“01”のときは、「該当のノードが動作していない」ことを示し、“00”のときは、「該当のポートが存在しない」ことを示す。
図5に示されるように、第2の種類のセルフIDパケット(以下、第2セルフIDパケットという)86は、送出元ノードの物理IDを示すPhy_ID80、p3〜p10の各ポートの状態を示すp3情報87〜p10情報94、同じ物理IDを有するパケットが後に続いているか否かを示す追加パケット有無情報m85等を格納している。また、図6に示されるように、第3の種類のセルフIDパケット(以下、第3セルフIDパケットという)95は、送出元ノードの物理IDを示すPhy_ID80、p11〜p15の各ポートの状態を示すp11情報87〜p15情報100等を格納している。
次に、図7のフローチャートを参照して、図1に示される転送速度判定用DB13の作成処理について説明する。バスリセット処理が完了すると、図1に示されるバスマネージャー1は、メモリ12から新旧のタイプ種別を読み込む(S1)。そして、バスマネージャー1のタイプ種別が“新”のときは(S2でYES)、新タイプ処理を行い(S3)、“新”でないときには(S2でNO)、旧タイプ処理を行う(S4)。ここで、タイプ種別が“新”とは、IEEE1394a.2000に準拠した新タイプの接続機器であることを示し、タイプ種別が“新”でない(タイプ種別が“旧”)とは、IEEE1394.1995のみに準拠した旧タイプの接続機器であることを示す。
次に、図8のフローチャートを参照して、図7中のS3に示される新タイプ処理の概略について説明する。バスマネージャー1は、新タイプ処理に入ると、ユニットレジスタ54からTOPOLOGY_MAP(トポロジーマップ)60のデータを読み取る(S11)。次に、バス9上における各接続機器のコンフィグレーションROM53からlink_spd57内のデータを読み込む(S12)。そして、バスマネージャー1は、上記S11の処理で読み取ったTOPOLOGY_MAP60内のデータに含まれる各接続機器の物理レイヤの最高転送速度の情報(図4中のsp81)と、上記S12の処理で読み取った各接続機器に関するリンクレイヤの最高転送速度の情報(link_spd57)とに基づいて、バスマネージャー1が新タイプである場合における転送速度判定用DB13(図1参照)の作成処理を行う(S13)。
次に、図9のフローチャートに加えて図10乃至図12を参照して、上記図8中のS13に示される新転送速度判定用DB作成処理の詳細について説明する。図10はバス9に接続されるデバイスの構成例を示し、図11は各デバイスのリンクレイヤの最高転送速度の情報と物理レイヤの最高転送速度の情報とを比較して各デバイスの実質的な最高転送速度を決定する様子を示す。また、図12は、図10に示されるデバイス構成の場合の転送速度判定用DB13の内容を示す。なお、以下の説明では、デバイスという単語を上記の接続機器と同様な意味の単語として用いる。図10に示されるように、IEEE1394シリアルバスケーブル101(以下、ケーブルと略す)に接続されるデバイスが新タイプのデバイスのみである場合には、各デバイスA,B,C,DのコンフィグレーションROM53内のlink_spd57には、各デバイスA,B,C,Dのリンクレイヤの最高転送速度に応じた値がセットされている。link_spd57にセットされる値は、リンクレイヤの最高転送速度が400Mbps,200Mbps,100Mbpsのときに、それぞれ“010”,“001”,“000”となる。
図9に示されるように、新転送速度判定用DB作成処理に入ると、バスマネージャー1は、図8中のS11の処理で読み取った各デバイスの物理レイヤの最高転送速度の情報と、図8中のS12の処理で読み取った各デバイスに関するリンクレイヤの最高転送速度の情報とを比較して、各デバイスの実質的な最高転送速度を決定する(S21)。具体的には、図11に示されるように、各デバイスA,B,C,Dに関するリンクレイヤの最高転送速度と物理レイヤの最高転送速度とを比較して、低い方の転送速度を各デバイスA,B,C,Dの実質的な最高転送速度(以下、実質最高転送速度という)とする。そして、バスマネージャー1は、ケーブル101を介して直接接続されるデバイス間の転送速度については、データの送信側のデバイスに関する実質最高転送速度と、データの受信側のデバイスに関する実質最高転送速度とを比較して、低い方の転送速度を、転送速度判定用DB13内における該当のデバイス間の転送速度とする(S22)。例えば、図10に示されるデバイスAとデバイスBとの間の転送速度については、図11に示されるデバイスAに関する実質最高転送速度(決定後の最高転送速度)である400Mbpsと、デバイスBに関する実質最高転送速度である200Mbpsとを比較して、図12に示されるように、低い方の転送速度である200Mbpsを、転送速度判定用DB13内におけるデバイスAB間の転送速度とする。
これに対して、バスマネージャー1は、他のデバイスを介して間接的に接続されるデバイス間の転送速度については、データの送信側のデバイスに関する実質最高転送速度と、データの受信側のデバイスに関する実質最高転送速度と、データを中継するデバイスに関する物理レイヤの最高転送速度とを比較して、これらのうちで最も低い転送速度を、転送速度判定用DB13内における該当のデバイス間の転送速度とする(S23)。例えば、図10に示されるデバイスBとデバイスDとの間の転送速度については、図11に示されるデバイスBに関する実質最高転送速度(決定後の最高転送速度)である200Mbpsと、デバイスDに関する実質最高転送速度である100Mbpsと、データを中継するデバイスCに関する物理レイヤの最高転送速度である400Mbpsとを比較して、図12に示されるように、これらのうちで最も低い転送速度である100Mbpsを、転送速度判定用DB13内におけるデバイスBD間の転送速度とする。また、上記S23の処理において、データを中継するデバイスに関する最高転送速度として物理レイヤの最高転送速度を使用した理由は、データを中継するデバイスのリンクレイヤはデータ転送に関わらず、物理レイヤのみがデータ転送に関わるからである。従って、例えば、図10に示されるデバイスAとデバイスCとの間の転送速度については、バスマネージャー1は、データを中継するデバイスBに関する物理レイヤの最高転送速度である400Mbpsと、デバイスAに関する実質最高転送速度である400Mbpsと、デバイスCに関する実質最高転送速度である400Mbpsとを比較して、図12に示されるように、これらのうちで最も低い転送速度である400Mbpsを、転送速度判定用DB13内におけるデバイスAC間の転送速度とする。バスマネージャー1は、上記S21乃至S23に示される処理を繰り返すことにより、図12に示される転送速度判定用DB13内における各デバイス間の転送速度を決定する。
次に、図13及び図14を参照して、バス9上のデバイスの中に、IEEE1394.1995のみに準拠した旧タイプのデバイスと、IEEE1394a.2000に準拠した新タイプのデバイスが混在している場合における転送速度判定用DB13の作成処理について説明する。以下の説明では、バス9上におけるバスマネージャー1に相当するデバイスがIEEE1394a.2000に準拠した新タイプのデバイスである場合における転送速度判定用DB13の作成処理について説明する。IEEE1394.1995のみに準拠した旧タイプのデバイスのlink_spd57(図2参照)には、そのデバイスのリンクレイヤの最高転送速度に対応した値がセットされておらず、固定値である“000”がセットされている。バスマネージャー1は、各デバイスのlink_spd57に“000”がセットされているときには、各デバイスが新タイプであるか否かに関わらず、該当のデバイスに関するリンクレイヤの最高転送速度が100Mbpsであるとみなす。これにより、図13に示されるように、バス9上の各デバイスの中に、旧タイプのデバイスB,Dと新タイプのデバイスA,Cが混在している場合でも、図14に示されるような各デバイス間の転送速度を格納した転送速度判定用DB13を作成して、この転送速度判定用DB13のデータに基づいて、各デバイス間における実現可能な最高の転送速度を判定することができる。
次に、図15のフローチャートに加えて図16を参照して、図7中のS4に示される旧タイプ処理について説明する。当処理に入ると、バスマネージャー1は、ユニットレジスタ54内のトポロジーマップ60に格納されているデータに基づいてSPEED_MAP(スピードマップ)を作成する(S31)。図16に示されるスピードマップのデータは、図10に示されるデバイス構成と同様なデバイス構成の場合におけるスピードマップのデータである。このスピードマップが、バスマネージャー1のタイプが旧タイプである場合における転送速度判定用のデータベースに相当する。なお、バスマネージャー1は、バスリセット時に他の接続機器から取得したセルフIDパケットを直接用いてスピードマップを作成してもよい。また、本実施形態と異なり、送信側機器が転送速度情報提供機器である場合には、送信側機器は、バスマネージャーが旧タイプであれば、バスマネージャーから読み込んだスピードマップをそのまま用いて転送速度判定用DBを作成する。
次に、図17乃至図19のフローチャートを参照して、転送速度情報提供機器以外の機器が転送速度情報提供機器から最高転送速度の情報を取得する方法について説明する。以下の説明では、図1に示されるバスマネージャー1が、転送速度情報提供機器であり、かつ、IEEE1394a.2000に準拠した新タイプの接続機器である場合について説明する。このような場合には、各接続機器間の最高転送速度の情報を持たない送信側機器3及び受信側機器4は、自機がIEEE1394a.2000に準拠した新タイプのデバイスであれば、それぞれのメモリ32、42(図1参照)内に、図17に示されるような内容のプログラムを格納している。このプログラムによれば、例えば、送信側機器3が受信側機器4にデータを送信する際に、送信側機器3は、バスマネージャー1(転送速度情報提供機器)のレジスタ空間15内におけるユニットレジスタ54のOxEFFC〜OxFFFCの内容をreadブロックパケットで問い合わせて(S41)、送信側機器3と受信側機器4との間の最高転送速度の情報をバスマネージャー1から取得する(S42)。
これに対して、送信側機器3及び受信側機器4は、自機がIEEE1394.1995のみに準拠した旧タイプの接続機器であるときには、それぞれのメモリ32、42(図1参照)内に、図18に示されるような内容のプログラムを格納している。このプログラムによれば、例えば、送信側機器3が受信側機器4にデータを送信する際に、送信側機器3は、バスマネージャー1のユニットレジスタ54内に格納されたスピードマップの内容をreadブロックパケットで問い合わせて(S51)、転送速度情報を取得する(S52)。
また、バスマネージャー1が、転送速度情報提供機器であり、かつ、IEEE1394a.2000に準拠した新タイプの接続機器である場合には、バスマネージャー1は、メモリ12(図1参照)内に、図19に示されるような内容のプログラムを格納している。このプログラムによれば、バスマネージャー1は、IEEE1394a.2000に準拠した新タイプの送信側機器3又は受信側機器4から、readブロックパケットで自機のユニットレジスタ54のOxEFFC〜OxFFFCの内容について問い合わせを受けたときには(S61でYES)、送信側機器3又は受信側機器4に対して、自機のユニットレジスタ54のOxEFFC〜OxFFFCの値を返す代わりに、転送速度判定用DB13の情報を返す(S62)。また、バスマネージャー1は、IEEE1394.1995のみに準拠した旧タイプの送信側機器3又は受信側機器4から、readブロックパケットで自機のユニットレジスタ54内に格納されたスピードマップの内容について問い合わせを受けたときには(S63でYES)、送信側機器3又は受信側機器4に対して、スピードマップの値を返す代わりに、転送速度判定用DB13の情報を返す(S64)。
上記のように、バスマネージャー1が、図19に示されるような内容のプログラムを保持し、送信側機器3及び受信側機器4が、図17又は図18に示されるような内容のプログラムを保持するようにしたことにより、バス9上における転送速度情報提供機器以外の接続機器、すなわち送信側機器3及び受信側機器4が、これらの機器間の最高転送速度の情報をバスマネージャー1(転送速度情報提供機器)から取得することができる。
上述したように、本実施形態によるバスマネージャー1によれば、バスマネージャー1のタイプがIEEE1394a.2000の規格に対応した新タイプの接続機器であるときに、TOPOLOGY_MAP60内のデータに含まれる各接続機器の物理レイヤの最高転送速度の情報とlink_spd57に含まれるリンクレイヤの最高転送速度の情報とを比較して、低い方の最高転送速度を各接続機器の実質的な最高転送速度とするようにした。これにより、バス9上におけるバスマネージャー1がIEEE1394a.2000の規格に対応した新タイプの接続機器であるときに、各接続機器のリンクレイヤの最高転送速度が物理レイヤの最高転送速度よりも遅い場合でも、各接続機器の物理レイヤの最高転送速度とリンクレイヤの最高転送速度を両方とも考慮した転送速度判定用DB13のデータに基づいて、各接続機器間における実現可能な最高の転送速度を判定することができる。従って、受信側機器4が物理レイヤで受け取ったパケットをリンクレイヤで喪失してしまうことを防ぐことができる。
また、上記転送速度判定用DB13内に格納する各接続機器間の転送速度を決定する際に、各接続機器の物理レイヤの最高転送速度とリンクレイヤの最高転送速度とを比較して、低い方の最高転送速度を各接続機器の実質最高転送速度とし、データの送信側機器3に関する実質最高転送速度と、データの受信側機器4に関する実質最高転送速度と、データを中継する接続機器に関する物理レイヤの最高転送速度とを比較して、これらのうちで最も低い転送速度を送信側機器3と受信側機器4との間の転送速度とするようにした。これにより、データを中継する接続機器における物理レイヤの最高転送速度がリンクレイヤの最高転送速度より高速である場合に、送信側機器3から受信側機器4へのデータの転送速度を、データを中継する接続機器のリンクレイヤの最高転送速度に合わせて低下させないようにすることができるので、データを中継することにより生じる転送速度の低下を最小限に抑えることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、本実施形態では、新タイプのバスマネージャー1は、バスリセット後にトポロジーマップのデータを読み取ることにより、各接続機器の物理レイヤの最高転送速度の情報を取得したが、バスリセットの処理中に各接続機器より受信したセルフIDパケットから、各接続機器に関する物理レイヤの最高転送速度の情報を取得してもよい。また、上記実施形態では、バスマネージャー1を転送速度情報提供機器としたが、上記実施形態における送信側機器3に相当する接続機器を転送速度情報提供機器としてもよい。この場合には、送信側機器のLINK,PHY及びIEEE1394ポートが、請求項1における新旧タイプ情報読取手段及びトポロジーマップ読取手段となる。
本発明の最良の実施形態に係るコントローラ機器と、バス上における他の接続機器の電気的ブロック構成を示す図。 図1中のレジスタ空間の内容を示す図。 図2中のTOPOLOGY_MAPの内容を示す図。 図3中のセルフIDパケットテーブルに含まれる第1セルフIDパケットの内容を示す図。 図3中のセルフIDパケットテーブルに含まれる第2セルフIDパケットの内容を示す図。 図3中のセルフIDパケットテーブルに含まれる第3セルフIDパケットの内容を示す図。 図1中の転送速度判定用DBの作成処理のフローチャート。 図7中の新タイプ処理のフローチャート。 図8中の新転送速度判定用DB作成処理のフローチャート バスに接続されるデバイスの構成例を示す図。 上記構成例に示される各デバイスの実質的な最高転送速度を決定する方法の説明図。 図10に示されるデバイス構成の場合の転送速度判定用DBの内容を示す図。 旧タイプのデバイスと新タイプのデバイスが混在した場合のデバイスの構成例を示す図。 図13に示されるデバイス構成の場合の転送速度判定用DBの内容を示す図。 図7中の旧タイプ処理のフローチャート。 図10に示されるデバイス構成と同様なデバイス構成の場合におけるSPEED_MAPの内容を示す図。 新タイプの接続機器に格納されている転送速度情報提供機器から最高転送速度情報を取得するプログラムの処理のフローチャート。 旧タイプの接続機器に格納されている転送速度情報提供機器から最高転送速度情報を取得するプログラムの処理のフローチャート。 転送速度情報提供機器に格納されている他の接続機器に転送速度判定用DBの情報を返すプログラムの処理のフローチャート。
符号の説明
1 バスマネージャー(IEEE1394シリアルバスへの接続機器)
9 IEEE1394シリアルバス
11 CPU(新旧タイプ情報読取手段、トポロジーマップ読取手段、転送速度判定用データベース作成手段、新転送速度判定用データベース作成手段、旧転送速度判定用データベース作成手段)
12 メモリ
13 転送速度判定用DB(転送速度判定用のデータベース)
16 LINK(新リンクレイヤ転送速度読取手段)
17 PHY(新リンクレイヤ転送速度読取手段)
18 IEEE1394ポート(新リンクレイヤ転送速度読取手段)
53 コンフィグレーションROM
54 ユニットレジスタ
57 link_spd
60 TOPOLOGY_MAP(トポロジーマップ)

Claims (2)

  1. 他の接続機器とIEEE1394シリアルバスを介して接続され、
    前記バス上における各接続機器間の最高転送速度の情報を格納した転送速度判定用のデータベースを作成する転送速度判定用データベース作成手段と、
    前記転送速度判定用データベース作成手段により作成された転送速度判定用のデータベース、自機の性能に関する情報等を格納したコンフィグレーションROM、及び各機器固有のレジスタであるユニットレジスタ等を記憶するメモリとを備えたIEEE1394シリアルバスへの接続機器において、
    前記バス上におけるバスマネージャー内のメモリから、バスマネージャーがIEEE1394.1995のみに準拠した旧タイプの接続機器であるか、IEEE1394a.2000に準拠した新タイプの接続機器であるかという情報を読み取る新旧タイプ情報読取手段と、
    前記バス上における他の接続機器のコンフィグレーションROM内のlink_spdフィールドに格納されたリンクレイヤの最高転送速度の情報を読み取る新リンクレイヤ転送速度読取手段と、
    前記バス上におけるバスマネージャー内のメモリから、前記バス上における各接続機器の接続状態に関する情報と物理レイヤの最高転送速度の情報を含むトポロジーマップのデータを読み取るトポロジーマップ読取手段とをさらに備え、
    前記転送速度判定用データベース作成手段は、
    前記新旧タイプ情報読取手段によって読み取ったバスマネージャーのタイプが新タイプであるときに、前記トポロジーマップ読取手段によって読み取ったトポロジーマップ内の各接続機器に関する物理レイヤの最高転送速度の情報と、前記新リンクレイヤ転送速度読取手段によって読み取った各接続機器に関するリンクレイヤの最高転送速度の情報とに基づいて、前記転送速度判定用のデータベースを作成する新転送速度判定用データベース作成手段と、
    前記新旧タイプ情報読取手段により読み取ったバスマネージャーのタイプが旧タイプであるときに、前記トポロジーマップ読取手段によって読み取ったトポロジーマップ内の各接続機器に関する物理レイヤの最高転送速度の情報に基づいて、前記転送速度判定用のデータベースを作成する旧転送速度判定用データベース作成手段とから構成され、
    前記新転送速度判定用データベース作成手段は、前記各接続機器間の転送速度を決定する際に、
    前記各接続機器がIEEE1394.1995のみに準拠した旧タイプの接続機器であって、前記新リンクレイヤ転送速度読取手段によって読み取った該当の接続機器のlink_spdフィールドに0がセットされているときは、その接続機器のリンクレイヤの最高転送速度が100Mbpsであるとみなし、前記各接続機器がIEEE1394a.2000に準拠した新タイプの接続機器であるときには、その接続機器のリンクレイヤの最高転送速度がlink_spdフィールドにセットされている値に対応した転送速度であるとみなして、
    前記各接続機器の物理レイヤの最高転送速度とリンクレイヤの最高転送速度とを比較して、低い方の最高転送速度を前記各接続機器の実質最高転送速度とし、
    データの送信側の接続機器に関する実質最高転送速度と、データの受信側の接続機器に関する実質最高転送速度と、データを中継する接続機器に関する物理レイヤの最高転送速度とを比較して、これらのうちで最も低い転送速度を前記送信側の接続機器と前記受信側の接続機器との間の転送速度とするようにしたことを特徴とするIEEE1394シリアルバスへの接続機器。
  2. 他の接続機器とIEEE1394シリアルバスを介して接続され、
    前記バス上における各接続機器間の最高転送速度の情報を格納した転送速度判定用のデータベースを作成する転送速度判定用データベース作成手段と、
    前記転送速度判定用データベース作成手段により作成された転送速度判定用のデータベース、自機の性能に関する情報等を格納したコンフィグレーションROM、及び各機器固有のレジスタであるユニットレジスタ等を記憶するメモリとを備えたIEEE1394シリアルバスへの接続機器において
    前記バス上におけるバスマネージャー内のメモリから、バスマネージャーがIEEE1394.1995のみに準拠した旧タイプの接続機器であるか、IEEE1394a.2000に準拠した新タイプの接続機器であるかという情報を読み取る新旧タイプ情報読取手段と、
    前記バス上における他の接続機器のコンフィグレーションROM内のlink_spdフィールドに格納されたリンクレイヤの最高転送速度の情報を読み取るリンクレイヤ転送速度読取手段と、
    前記バス上におけるバスマネージャー内のメモリから、前記バス上における各接続機器の接続状態に関する情報と物理レイヤの最高転送速度の情報を含むトポロジーマップのデータを読み取るトポロジーマップ読取手段とをさらに備え、
    前記転送速度判定用データベース作成手段は、
    前記新旧タイプ情報読取手段によって読み取ったバスマネージャーのタイプが新タイプであるときに、前記トポロジーマップ読取手段によって読み取ったトポロジーマップ内の各接続機器に関する物理レイヤの最高転送速度の情報と、前記リンクレイヤ転送速度読取手段によって読み取った各接続機器に関するリンクレイヤの最高転送速度の情報とに基づいて、前記転送速度判定用のデータベースを作成する新転送速度判定用データベース作成手段と、
    前記新旧タイプ情報読取手段により読み取ったバスマネージャーのタイプが旧タイプであるときに、前記トポロジーマップ読取手段によって読み取ったトポロジーマップ内の各接続機器に関する物理レイヤの最高転送速度の情報に基づいて、前記転送速度判定用のデータベースを作成する旧転送速度判定用データベース作成手段とから構成され、
    前記新転送速度判定用データベース作成手段は、前記各接続機器間の転送速度を決定する際に、
    前記各接続機器がIEEE1394a.2000に準拠した新タイプの接続機器であるときには、その接続機器のリンクレイヤの最高転送速度がlink_spdフィールドにセットされている値に対応した転送速度であるとみなして、
    前記各接続機器の物理レイヤの最高転送速度とリンクレイヤの最高転送速度とを比較して、低い方の最高転送速度を前記各接続機器の実質最高転送速度とし、
    データの送信側の接続機器に関する実質最高転送速度と、データの受信側の接続機器に関する実質最高転送速度と、データを中継する接続機器に関する物理レイヤの最高転送速度とを比較して、これらのうちで最も低い転送速度を前記送信側の接続機器と前記受信側の接続機器との間の転送速度とするようにしたことを特徴とするIEEE1394シリアルバスへの接続機器。
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