JP4495365B2 - エンジンブロックの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車や自動二輪車又は産業機械等のエンジン(内燃機関)におけるエンジンブロックの製造方法に関し、詳しくは、金型キャビティに突設したボアピンにライナーを装着せしめ、該ライナーをダイカスト鋳造により鋳ぐるむようにしたエンジンブロックの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のエンジンブロックの製造方法では、金型キャビティに突設したボアピンとライナーとの間に溶湯が浸入すること(これをバリ差しと称する)があった。バリが差すと、ボアピンにかじりが生じ次のライナーが装着できなくなったり、鋳造した製品が取出せなくなったり、更には、エンジンブロックのピストン摺動部(ボア部)の変形が大きくなりエンジン性能に影響する。
バリ差しの主な原因は、ライナーが熱膨張してボアピンの外周面とライナーの内周面との間のクリアランスが設定よりも大きくなってしまうことにある。ライナーの熱膨張による影響は、ライナーとして鋳鉄材を使用する場合はさほど問題にならないが、アルミニウム基ベース材からなるライナーを使用すると、その熱膨張率が鋳鉄より大きいため、特に溶湯が流入するボアピンの先端方からバリが差しやすくなる傾向にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような従来の不具合に鑑みてなされたものであり、アルミニウム基ベース材からなるライナーを使用した場合であっても、ボアピンとライナーとの間に溶湯が浸入するのを防いでバリ差し発生を抑制することができるエンジンブロックの製造方法を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的を達成する本発明請求項1に係るエンジンブロックの製造方法は、ライナー内周面を前記ボアピン外周面とライナー内周面との間のクリアランスが前記ボアピンの基端方から先端方に向け連続的に狭くなるように形成することにより前記ボアピンの先端方の外周面と前記ライナーの一端方の内周面との間を溶湯が浸入しないクリアランスに設定するようにしたことを特徴としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に、各例を図面に基づいて詳細に説明する。図1、図2及び図4は参考例を示し、図3は請求項1に係る発明の好適実施例を示す。全図面を通して同様の構成部材には同じ符号を付して重複する説明は省略する。
【0006】
図中の符号1は可動型、2は固定型、3は一対の可動型1と固定型2とでもって形成されるキャビティ、4は可動型1側に突設されたボアピン、5はボアピン4に装着されるライナーを示し、そしてSはダイカスト鋳造された製品部(ボア部)を示す。
【0007】
ボアピン4は、その先端方4aから基端方4bにわたって同じ外径を有する略円柱ブロック形状に形成され、金型キャビティ3に固定状に突設される。ちなみに、ボアピン4の外径はライナー5の内径とほぼ同じか僅かに小径に形成され、ボアピン4の突出高さは、ライナー5の長さ(軸方向の長さ)とほぼ同じか僅かに高く形成され、その外周部分にライナー5が分離可能に嵌合装着される。
【0008】
ライナー5は、従来と同様に、鋳鉄或いはアルミニウム基ベース材からなる材料を用いて、所要の内径と長さを有する円筒形状に形成され、ボアピン4の外周部分に分離可能に嵌合装着され、金型(可動型1,固定型2)を型閉めした状態において可動型2の型合わせ面2’でボアピン4の根元部分4cに押さえ付けられるように設置される。すなわち、ライナー5をボアピン4に嵌合装着して金型(可動型1,固定型2)を型閉めすると、ライナー5の一端方5aの端面51が可動型2の型合わせ面2’に当接し、他端方5bの端縁52がボアピン4の根元部分4cに当接した状態となる。
尚、ライナー5の一端方5aの端面51と可動型2の型合わせ面2’との間には、ライナー5の熱膨張を考慮したクリアランスL1が設定されている。
【0009】
また、ボアピン4の根元部分4cは、その外周にわたって裾広がりのアール形状に形成せしめ、その裾広がりに形成された根元部分4cにライナー5の他端方5bの端縁52を押し当てるようにする。従って、ボアピン4の根元部分4cに連なるキャビティ底面部3aとライナー5の他端方5bの端面との間には、図1に示すごとく僅かなクリアランスL2が生じるが、当該部分から溶湯が浸入するようなことはない。
ボアピン4の根元部分4cをこの様に形成することにより、ライナーをボアピンに嵌合装着して金型を型閉めすると、ライナーが金型(例えば、可動型)の型合わせ面で押されてライナーの他端方の端縁が裾広がりに形成されたボアピンの根元部分に当接することにより位置決めされ、よってライナーの芯出し位置決めが自動的に精度良く容易且つ確実に行なわれるようになる。
【0010】
そして、ボアピン4の先端方4aの外周面とライナー5の一端方5aの内周面との間には、当該部分からボアピン4の外周面とライナー5の内周面との間に溶湯が侵入しないような工夫が施される。即ち、図1に示す参考例1にあっては、ボアピン4の先端方4aの外周面に、ライナー5の一端方5aの内周面と当接して溶湯の侵入を防止するO‐リングまたはパッキン材6を設け、また、ライナー5の一端方5aの内周面に、ボアピン4の先端方4aの外周面と当接して溶湯の侵入を防止するシーリング材7を設けるものである。
【0011】
図1に示す参考例1で使用するO‐リングまたはパッキン材6としては、耐熱性と弾力性を備えたフッ素系樹脂またはシリコン樹脂等の合成樹脂、或いは弾性範囲内で変形しても元の状態に戻る金属材料が好適に用いられる。具体的に、フッ素系樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)やフッ化エチレンプロピレン樹脂(FEP)等が挙げられ、シリコン樹脂としてはメチルシリコーンゴムなどが挙げられ、金属材料としてはステンレス等が挙げられる。そして、これらO‐リングまたはパッキン材6は、ボアピン4の先端方4aの外周面に囲繞形成した凹溝7に取り外し可能に取り付けられる。
【0012】
また、図2に示す参考例2で使用するシーリング材8としては、乾燥や反応の工程により耐熱性と弾力性を備え且つ溶湯に接触しても所定時間(具体的には、溶湯充填時間程度)維持し得る材料が好ましく、更には鋳造時に受ける熱でもって分解し消滅してしまうような材料からなるものが好まし。具体的には、シリコンゴムやその他の天然または合成ゴム,或いは従来からシーリングに用いられている合成樹脂材等の材料を挙げることが出来る。また、使用形態についていえば、上記に挙げた材料からなる液状またはシート状あるいはテープ状に形成されたものを用いて、ライナー5の一端方5aの内周面に塗布または貼り付けることにより設ける。参考例2では、シーリング材8として、一定の厚みでディスペンサー等を使って付着させることができ自動化を図れることが可能な液状シリコンゴム等の液状のものが好適に用いられ、ライナー5の一端方5aの口縁内周面に塗布するのが好ましい。
【0013】
また、図3に示す実施例1に係る請求項1記載の発明にあっては、ボアピン4の外周面とライナー5の内周面との間に溶湯が侵入しないように、ボアピン4の外周面とライナー5の内周面との間のクリアランスを、ボアピン4の基端方4bから先端方4aに向け連続的に狭くなるように形成することにより、ボアピン4の先端方4aの外周面とライナー5の一端方5aの内周面との間を溶湯が浸入しないクリアランスに設定したものである。即ち、ライナー5の先端方5a口縁の内径L3を、他端方5bの内径L4よりも少し小径に形成して、ライナー5の先端方5a口縁の内径L3がボアピン4の先端方4aの外径とほぼ同じになるようにクリアランスを設定するものである。
【0014】
また、図4に示す参考例3にあっては、ボアピン4の外周面とライナー5の内周面との間に溶湯が侵入しないように、ライナー5の一端方5aの内周面に、ボアピン4の先端方4aの外周面と溶湯が浸入しないクリアランスを設定する凸条9を囲繞形成したものである。即ち、ライナー5の内径をボアピン4の外径より少し大径に形成すると共に、ライナー5の一端方5aの口縁内周面に凸条9を囲繞突出形成し、その凸条9先端の内径をボアピン4の先端方4aの外径とほぼ同じになるようにクリアランスを設定するものである。
【0015】
尚、本願において、参考例1及び2に係る構成を、実施例1に係る請求項1又は参考例3に係る構成に適用することを妨げるものではなく、ボアピン4の外周面とライナー5の内周面との間のクリアランスをボアピン4の基端方4bから先端方4aに向け連続的に狭くなるように形成すると共に、ボアピン4の先端方4aの外周面とライナー5の一端方5aの内周面との間に溶湯の侵入を防止するO−リングやパッキン材6またはシーリング材8を設けたり、または、ライナー5の一端方5aの内周面にボアピン4の先端方4aの外周面と溶湯が浸入しないクリアランスを設定する凸条9を囲繞形成すると共に、ボアピン4の先端方4aの外周面とライナー5の一端方5aの内周面との間に溶湯の侵入を防止するO−リングやパッキン材6またはシーリング材8を設けるようにしても良い。
【0016】
【発明の効果】
実施例1に係る請求項1のエンジンブロックの製造方法によれば、ボアピン外周面とライナー内周面との間のクリアランスをボアピンの基端方から先端方に向け連続的に狭くなるように形成することによりボアピンの先端方の外周面とライナーの一端方の内周面との間を溶湯が浸入しないクリアランスに設定するようにしたので、ボアピンとライナーとの間に溶湯が浸入するのを防止することが可能となり、バリ差しの発生を抑制することが出来ると共に、ライナーの他端方が少し末広がりに形成されているので、ライナーを金型キャビティのボアピンに簡便に嵌合装着することが出来るようになる。
【0017】
また、参考例1に係るエンジンブロックの製造方法によれば、ボアピンの先端方の外周面に、ライナーの一端方の内周面と当接して溶湯の侵入を防止するO−リングまたはパッキン材を設けるようにしたので、鋳鉄よりも熱膨張率が高いアルミニウム基ベース材からなるライナーを使用した場合であっても、ボアピンの先端方の外周面とライナーの一端方の内周面との隙間はO−リングまたはパッキン材で塞がれ、よって、溶湯が流入するボアピンの先端方からボアピンとライナーとの間に溶湯が浸入するのを防止することが可能となり、バリ差しの発生を抑制することが出来る。
【0018】
また、参考例2に係るエンジンブロックの製造方法によれば、ボアピンの先端方の外周面と前記ライナーの一端方の内周面との間に溶湯の侵入を防止するシーリング材を設けるようにしたので、ボアピンとライナーとの間に溶湯が浸入するのを防止することが可能となり、バリ差しの発生を抑制することが出来る。しかも、溶湯の侵入を防止するためのシーリング材は、ライナーの一端方の内周面に設ける(塗布する)だけで済むので、シーリング工程が簡単でその自動化を図りやすく、且つシーリングのための材料費等のコストを抑制することが可能となる。
【0019】
また、参考例3に係るエンジンブロックの製造方法によれば、ライナーの一端方の内周面にボアピンの先端方の外周面と溶湯が浸入しないクリアランスを設定する凸条を囲繞形成したので、ボアピンとライナーとの間に溶湯が浸入するのを防止することが可能となり、バリ差しの発生を抑制することが出来ると共に、ライナーの内径をボアピンの外径より余裕を持って大きく形成することが可能なので、ライナーを金型キャビティのボアピンに簡便に嵌合装着することが出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例1を示す模式断面図。
【図2】 参考例2を示す模式断面図。
【図3】 本発明請求項1に係る発明の実施例1を示す模式断面図。
【図4】 参考例3を示す模式断面図。
【符号の説明】
3:キャビティ
4:ボアピン
4a:先端方
4b:基端方
4c:根本部分
5:ライナー
5a:一端方
5b:他端方
51:端面
52:端縁
6:O―リングまたはパッキン材
8:シーリング材
9:凸条
S:ダイカスト鋳造された製品部(ボア部)
Claims (1)
- 金型キャビティに突設したボアピンにライナーを装着せしめ、該ライナーをダイカスト鋳造により鋳ぐるむようにしたエンジンブロックの製造方法において、ライナー内周面を前記ボアピン外周面とライナー内周面との間のクリアランスが前記ボアピンの基端方から先端方に向け連続的に狭くなるように形成することにより前記ボアピンの先端方の外周面と前記ライナーの一端方の内周面との間を溶湯が浸入しないクリアランスに設定するようにしたことを特徴とするエンジンブロックの製造方法。
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JP2001147000A JP4495365B2 (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | エンジンブロックの製造方法 |
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JP2002336955A JP2002336955A (ja) | 2002-11-26 |
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JPS5866130U (ja) * | 1981-10-29 | 1983-05-06 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関のシリンダライナ |
JPH07251254A (ja) * | 1994-03-16 | 1995-10-03 | Honda Motor Co Ltd | シリンダブロックの成形用金型 |
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JP2000176621A (ja) * | 1998-12-09 | 2000-06-27 | Kawaguchiko Seimitsu Co Ltd | ダイカスト用真空成形装置 |
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- 2001-05-16 JP JP2001147000A patent/JP4495365B2/ja not_active Expired - Fee Related
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