JP4493123B2 - 空気調和システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和装置を構成する室外機及び室内機が単一の通信線にて接続され、この通信線を介して室外機が、当該室外機の属する冷媒循環系統において室内機を制御する空気調和システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
室外機及び室内機を備えて一つの冷媒循環系統を構成する空気調和装置が、一または複数設置された空気調和システムにあっては、室外機及び室内機の全てが単一の通信線により接続されたものがある。このような空気調和システムでは、各室外機が、当該室外機の属する冷媒循環系統において室内機を上記通信線を用いて制御している。
【0003】
上述のような空気調和システムを建物に施工する場合には、室外機の制御装置に、当該室外機に冷媒配管を介して接続された室内機、つまり、当該室外機と同一冷媒循環系統にある室内機の台数が予め設定される。
【0004】
そして、この空気調和システムを施工した後の最初の運転前に、各空気調和装置の室外機は上記通信線を用いて、自己と同一の冷媒循環系統の室内機へアドレスを設定する信号を送信し、返信があった室内機について順次アドレスを設定する。このとき、例えば、テナントがいない空室に対応する室内機であって、電源が切断されて通信不能となっている室内機がある場合には、通信線を用いてアドレスが設定された室内機の台数と、室外機の制御装置に前述の如く予め設定された室内機接続台数とが不一致となる場合がある。このような場合には、室外機は、異常であると判断して、室外機及び室内機の全てを停止させている。
【0005】
また、空気調和システムの運転中に、例えば、待機電力削減のために電源が切断されて、室外機と通信不能となっている室内機が存在する場合にも、室外機は、予め設定された室内機接続台数と、通信可能な室内機台数とが不一致であり、通信異常であると判断して、室外機及び室内機の全てを停止させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述のように、アドレスが設定された室内機の台数と、予め設定された室内機接続台数とが一致するか否かを判断してアドレスを設定していたのでは、このアドレス設定が繁雑な作業となってしまう。
【0007】
また、通信可能な室内機の台数と、予め設定された室内機接続台数とが不一致の場合に、室外機及び室内機の全てを停止させていたのでは、室内機の運転を効率的に実施することができない。
【0008】
上述の事情を考慮し、請求項1、2または3に記載の発明の目的は、室外機と通信中の室内機の台数に変動が生じても、室内機の運転を効率的に実施できる空気調和システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、室外機及び室内機を備えて一つの冷媒循環系統を構成する空気調和装置が一または複数設置され、上記室外機及び上記室内機の全てが単一の通信線にて接続された空気調和システムにおいて、上記室外機は、通信不能な室内機が生じたときに、当該室内機の状態により、全ての室内機と通信不能な場合は通信異常と判定し、一部の室内機と通信可能な場合は、運転中の室内機がないとき、或いは、運転中の室内機があり、かつ、負荷回避が可能なときは上記通信不能な室内機を切り離して通信可能な他の室内機の制御を継続させ、運転中の室内機があり、かつ、負荷回避ができないときには通信異常と判定して、上記室外機及び上記室内機の全てを停止させるよう制御することを特徴とするものである。
【0012】
請求項2に記載の発明は、室外機及び室内機を備えて一つの冷媒循環系統を構成する空気調和装置が一または複数設置され、上記室外機及び上記室内機の全てが単一の通信線にて接続された空気調和システムにおいて、上記室外機は、通信不能な室内機が生じたときに、当該室外機がそれまで把握していた上記通信不能な室内機の状態により、当該通信不能となった室内機がそれまで運転中ではなく、かつ、それまで負荷回避先でなかった場合は、この通信不能な室内機を切り離して通信可能な他の室内機の制御を継続させ、当該通信不能となった室内機がそれまで運転中であった場合、或いは、当該室外機がそれまで運転中ではないが、それまで負荷回避先であった場合は、通信異常と判定して、上記室外機及び上記室内機の全てを停止させるよう制御することを特徴とするものである。
【0013】
請求項3に記載の発明は、室外機及び室内機を備えて一つの冷媒循環系統を構成する空気調和装置が一または複数設置され、上記室外機及び上記室内機の全てが単一の通信線にて接続された空気調和システムにおいて、上記室外機は、通信可能な室内機が増加したときに、、新たに通信可能となった室内機の状態により、アドレス未定の室内機又はアドレス重複の室内機があり、かつ、冷媒循環系統が一系統である場合は全ての室内機を強制サーモOFF運転を行って各室内機のアドレス設定を行って、この通信可能となった室内機を組み入れて室内機の制御を継続し、アドレス未定の室内機又はアドレス重複の室内機があり、かつ、冷媒循環系統が複数系統である場合は通信異常と判定して、上記室外機及び上記室内機の全てを停止させるよう制御することを特徴とするものである。
【0018】
請求項に記載の発明には、次の作用がある。
【0019】
室外機は、通信不能な室内機が生じたときに、当該室機の状態により、通信不能な室内機を切り離して通信可能な他の室内機の制御を継続させ、または、通信異常と判定して、室外機及び室内機の全てを停止させるよう制御することから、例えば、室内機が待機電力削減のために電源が切断されて室外機と通信不能となっても、直ちに通信異常と判定して室外機及び室内機の全てを一律に停止させず、室機の状態によっては、通信可能な他の室内機の運転を継続できる。この結果、室外機と通信中の室内機の台数が減少しても、室内機の運転を効率的に実施できる。
【0020】
請求項に記載の発明には、次の作用がある。
【0021】
室外機は、通信不能な室内機が生じたときに、当該室外機がそれまで把握していた上記通信不能な室内機の状態により、この通信不能な室内機を切り離して通信可能な他の室内機の制御を継続させ、または、通信異常と判定して、室外機及び室内機の全てを停止させるよう制御することから、例えば、室内機が待機電力削減のために電源が切断されて室外機と通信不能となっても、直ちに通信異常と判定して室外機及び室内機の全てを一律に停止させず、この通信不能な室内機のそれまでの状態によっては、通信可能な他の室内機の運転を継続できる。この結果、室外機と通信中の室内機の台数が減少しても、室内機の運転を効率的に実施できる。
【0022】
請求項に記載の発明には、次の作用がある。
【0023】
室外機は、通信可能な室内機が増加したときに、新たに通信可能となった室内機状態により、この通信可能となった室内機を組み入れて室内機の制御を継続し、または、通信異常と判定して、室外機及び室内機の全てを停止させるよう制御することから、例えば、電源が投入されて室外機との通信が復活した室内機が生じたときに、直ちに通信異常とせず、新たに通信可能となった室内機状態によっては、室外機と通信を継続している他の室内機とともに、新たに通信可能となった室内機の運転を即座に実施できる。この結果、室外機と通信中の室内機の台数が増加しても、室内機の運転を効率的に実施できる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
【0025】
図1は、本発明に係る空気調和システムの一実施の形態を示す系統図である。この図1に示す空気調和システム30は、第1空気調和装置31、第2空気調和装置32及び第3空気調和装置33を有してなる。第1空気調和装置31は、室外機1と室内機4とが冷媒配管34を用いて接続されて、一つの冷媒循環系統を構成する。
【0026】
また、第2空気調和装置32は、室外機2と室内機5、6、7及び8とが冷媒配管35を用いて接続されて、一つの冷媒循環系統を構成する。更に、第3空気調和装置33は、室外機3A及び3Bと、室内機9、10、11、12、13、14,15及び16とが冷媒配管36を用いて接続されて、一つの冷媒循環系統を構成する。
【0027】
これらの空気調和システム30では、室外機1、2、3A及び3B並びに室内機4〜16が、一本の通信線37によって接続されている。この通信線37を経て、第1空気調和装置31では室外機1が室内機4との間で、第2空気調和装置32では室外機2が室内機5〜8との間で、第3空気調和装置33では室外機3A及び3Bが室内機9〜16との間で、それぞれ信号を送受信する。
【0028】
第1空気調和装置31では、リモートコントローラ18から室内機4へ運転、停止などの指示が送信され、室内機4は、この信号を通信線37を経て室外機1へ送信し、室外機1がこの信号に基づき通信線37を経て室内機4を制御する。また、第2空気調和装置32では、リモートコントローラ19から室内機5、6、7及び8へ運転、停止などの指示が送信され、室内機5、6、7及び8はこの信号を通信線37を経て室外機2へ送信し、室外機2がこの信号に基づき通信線37を経て室内機5、6、7及び8を制御する。
【0029】
更に、第3空気調和装置33では、リモートコントローラ20から室内機9へ、リモートコントローラ21から室内機10へ、リモートコントローラ22から室内機11へ、リモートコントローラ23から室内機12へ、リモートコントローラ24から室内機13へ、リモートコントローラ25から室内機14へ、リモートコントローラ26から室内機15へ、リモートコントローラ27から室内機16へそれぞれ運転、停止などの指示が送信される。これらの室内機9〜16は、自身に送信された信号を通信線37を経て室外機3A及び3Bへ送信する。室外機3A及び3Bは、室内機9〜16から送信された各信号に基づき、通信線37を経てこれらの各室内機9〜16を制御する。
【0030】
このような空気調和システム30を建物に施工した後の最初の運転前に、冷媒循環系統を同一とする第1空気調和装置31、第2空気調和装置32、第3空気調和装置33毎に室内機4〜16にアドレスを設定する。このアドレス設定は次のように実行される。
【0031】
つまり、まず、第1空気調和装置31の室外機1が室内機4へ、第2空気調和装置32の室外機2が室内機5〜8へ、第3空気調和装置33の室外機3Aまたは3Bが室内機9〜16へ、それぞれアドレス設定用の信号を通信線37を経て送信する。次に、室外機1に信号が送信されて通信が成立した室内機4について、室外機1が第1空気調和装置31におけるアドレスを設定する。また、室外機2に信号が返信されて通信が成立した室内機5〜8について、室外機2が第2空気調和装置32におけるアドレスを設定する。更に、室外機3Aまたは3Bに信号が送信されて通信が成立した室内機9〜16について、室外機3Aまたは3Bが第3空気調和装置33におけるアドレスを設定する。
【0032】
室外機1、2、3Aまたは3Bは、通信が成立してアドレスが設定された室内機4〜16についてのみ制御を実行し、例えば、テナントがいない空室に対応する室内機4〜16であって、電源が切断されて通信不能となっているものが存在していても異常と判定せず、これを無視してアドレス設定を終了する。
【0033】
上記室内機4〜16へのアドレスの設定は、上述の如く各第1空気調和装置31、第2空気調和装置32、第3空気調和装置33毎に実施される。これは、第1空気調和装置31の室外機1、第2空気調和装置32の室外機2、第3空気調和装置33の室外機3A及び3Bを順次運転させ、これら運転中の室外機1、2、3Aまたは3Bが、冷媒の温度変化を通信線37を経て把握した室内機4〜16に対してのみ、運転中の室外機1、2、3Aまたは3Bの属する第1空気調和装置31、第2空気調和装置32または第3空気調和装置33におけるアドレスを設定することによって実施される。室内機4〜16のそれぞれには、図示しない室内熱交換器が配設されるとともに、この室内熱交換器内を流れる冷媒の温度変化を検出する温度センサが設置されている。上述の室内機4〜16における冷媒の温度変化は、各室内機4〜16の上記温度センサの検出値が、通信線37を経て運転中の室外機1、2、3Aまたは3Bへ送信されることによって、これらの室外機1、2、3Aまたは3Bにより把握される。室外機1、2、3Aまたは3Bは、このようにしてアドレスが設定された室内機4〜16に対し制御を実行する。
【0034】
このうち、2個の室外機3A及び3Bが存在する第3空気調和装置33にあっても、冷媒循環系統が同一であるため、通信が成立した室内機9〜16に続き番号のアドレスが設定される。但し、室外機3Aと室外機3Bとを区別するために、これらの室外機3A、3Bには、固有の室外機アドレスが、各室外機3A、3Bの制御装置におけるスイッチを用いて例えば手動で設定される。
【0035】
次に、空気調和システム30の各室外機1、2、3A、3Bと各室内機4〜16とにアドレスを設定した後に実施される、空気調和システム30の通常運転中における室内機4〜16の切り離し制御、組み入れ制御、異常判定について説明する。
【0036】
[A]切り離し制御、異常判定(図2、図3)
この切り離し制御、異常判定では、各室外機1、2、3Aまたは3Bは、通信不能な室内機4〜16が生じたときに、(a)図2に示すように室外機1、2、3Aまたは3Bと室内機4〜16の状態により、または、(b)図3に示すように室外機1、2、3Aまたは3Bがそれまで把握していた通信不能となった室内機4〜16の状態により、これら(a)、(b)のいずれの場合も、この通信不能となった室内機4〜16を切り離して他の通信可能な室内機4〜16の運転を継続させ、または、通信異常と判定して、全ての室外機1、2、3A及び3B並びに室内機4〜16を停止させる。
【0037】
上記(a)の場合には、図2に示すように、各室外機1、2、3Aまたは3Bは、通信線37を用いて、自己が属する第1空気調和装置31、第2空気調和装置32または第3空気調和装置33の室内機4〜16に、通信不能な室内機が存在するか否かを判断する(ステップS11)。各室外機1、2、3Aまたは3Bは、このステップS11において通信不能な室内機4〜16が存在するときに、次に、自己が属する第1空気調和装置31、第2空気調和装置32または第3空気調和装置33の全ての室内機4〜16と通信不能であるか否かを、通信線37を用いて判断する(ステップS12)。
【0038】
各室外機1、2、3Aまたは3Bは、通信線37を用いて、自己が属する第1空気調和装置31、第2空気調和装置32または第3空気調和装置33の全ての室内機4〜16と通信不能な場合には通信異常であると判断して、室外機1、2、3A及び3B並びに室内機4〜16の全てを停止させる(ステップS13)。
【0039】
ステップS12において、各室外機1、2、3Aまたは3Bは、通信線37を用いて、自己が属する第1空気調和装置31、第2空気調和装置32または第3空気調和装置33の室内機4〜16に通信可能な室内機がある場合には、次に、自己が属する第1空気調和装置31、第2空気調和装置32、第3空気調和装置33に運転中の室内機4〜16があるか否かを判断する(ステップS14)。各室外機1、2、3Aまたは3Bは、通信線37を用いて、自己が属する第1空気調和装置31、第2空気調和装置32または第3空気調和装置33に運転中の室内機4〜16がない場合には、通信不能となった室内機4〜16を切り離し制御し、現在通信可能な室内機4〜16について制御を実施する(ステップS15)。
【0040】
ステップS14において、各室外機1、2、3Aまたは3Bは、通信線37を用いて、自己が属する第1空気調和装置31、第2空気調和装置32または第3空気調和装置33に運転中の室内機4〜16がある場合には、次に、負荷回避運転ができない状態であるか否かを判断する(ステップS16)。この負荷回避運転とは、室外機1、2、3Aまたは3Bにおける各圧縮機の負荷が過大である場合に、この室外機1、2、3Aまたは3Bが属する第1空気調和装置31、第2空気調和装置32、第3空気調和装置33において停止中の室内機4〜16へ冷媒を流して、上記圧縮機の負荷を回避する運転である。
【0041】
例えば、この負荷回避運転は、第2空気調和装置32における室内機5のみが暖房運転中で室内機6、7及び8が停止しているときに、室内機5のみによっては冷媒を十分に凝縮することができずに冷媒圧力が上昇して、室外機2の圧縮機が定格以上の動力で運転中であるときに、室内機6及び7へ冷媒を流し、これらの室内機6及び7によっても冷媒を凝縮させ、これによって冷媒の圧力を低下させて、室外機2の圧縮機の動力を減少させ、この圧縮機の負荷を回避させる運転である。
【0042】
上述の負荷回避運転を実施可能とするためには、現在停止中の室内機4〜16に電源が投入されていることが必要であり、電源が切断されて通信不能となっている場合には、この室内機4〜16を負荷回避先室内機とすることができず、負荷回避できない状態となる。
【0043】
ステップS16において、各室外機1、2、3Aまたは3Bは、通信線37を用いて、自己が属する第1空気調和装置31、第2空気調和装置32または第3空気調和装置33の室内機4〜16が負荷回避先となり得ないと判断したときに、通信異常と判断して、室外機1、2、3A及び3B並びに室内機4〜16の全てを停止させる(ステップS13)。
【0044】
また、ステップS16において、各室外機1、2、3Aまたは3Bは、通信線37を用いて、自己が属する第1空気調和装置31、第2空気調和装置32または第3空気調和装置33の室内機4〜16のうち、負荷回避先となり得るものがある場合には、通信不能となった室内機4〜16を切り離し制御し、現在通信されている室内機4〜16について制御を実行する。各室外機1、2、3Aまたは3Bは、上述のステップS11〜ステップS16を繰り返し実行する。
【0045】
前記(b)の場合には、図3に示すように、各室外機1、2、3Aまたは3Bは、通信線37を用いて、自己が属する第1空気調和装置31、第2空気調和装置32または第3空気調和装置33の室内機4〜16に、通信不能な室内機が存在するか否かを判断する(ステップS21)。各室外機1、2、3Aまたは3Bは、このステップS21において通信不能な室内機4〜16が存在する場合に、その通信不能となった室内機4〜16がそれまで運転中であったか否かを判断し(ステップS22)、運転中であった場合には、通信線37に断線等の故障があると判断して通信異常と判定し、室外機1、2、3A及び3B並びに室内機4〜16の全てを停止させる(ステップS23)。
【0046】
ステップS22において、通信不能となった室内機4〜16がそれまで運転中でなかった場合には、その室内機4〜16が負荷回避先の室内機として冷媒が流れていたか否かを判断する(ステップS24)。
【0047】
このステップS24において、通信不能となった室内機4〜16が負荷回避先であった場合には、膨張弁が開弁状態となっている場合があるので、通信異常と判定して、室外機1、2、3A及び3B並びに室内機4〜16の全てを停止させる(ステップS23)。
【0048】
ステップS24において、通信不能となった室内機4〜16が、負荷回避先でなかった場合には、通信不能となった室内機4〜16を切り離し制御し、現在通信可能な室内機4〜16の制御を継続させる(ステップS25)。各室外機1、2、3Aまたは3Bは、上述のステップS21〜S25を繰り返す。
【0049】
[B]組み入れ制御、異常判定(図4、図5)
この組み入れ制御及び異常判定では、各室外機1、2、3Aまたは3Bは、通信可能な室内機4〜16が増加したときに、新たに通信可能となった室内機と室外機との少なくとも一方の状態、つまり、(c)図4に示すように室外機1、2、3Aまたは3Bと室内機4〜16の状態により、または(d)図5に示すように室内機4〜16の状態により、これら(c)と(d)のいずれの場合にも、通信可能となった室内機4〜16を組み入れて室内機の制御を継続し、または異常と判定して室外機1、2、3A及び3B並びに室内機4〜16の全てを停止させる。
【0050】
上記(c)の場合には、図4に示すように、各室外機1、2、3Aまたは3Bは、通信線37を用いて、自己が属する第1空気調和装置31、第2空気調和装置32または第3空気調和装置33の室内機4〜16に通信可能な室内機が増えたか否かを判断する(ステップS31)。各室外機1、2、3Aまたは3Bは、このステップS31において通信可能な室内機4〜16が増えた場合には、通信線37を用いて、その増加した室内機のアドレスが未設定であるか否かを判断し(ステップS32)、既にアドレスが設定されている場合には、次に、自己が属する第1空気調和装置31、第2空気調和装置32、第3空気調和装置33において、アドレスが重複しているか否かを判断する(ステップS33)。
【0051】
ステップS32及びステップS33において、新たに通信可能となった室内機4〜16にアドレスが設定され、且つそのアドレスが重複していない場合には、新たに通信可能となった当該室内機4〜16は、例えば、待機電力削減のために電源が切断されていたが、その後電源が復活して通信可能となった室内機4〜16であると判断できる。このような場合には、各室外機1、2、3Aまたは3Bは、上述の新たに通信可能となった室内機4〜16を組み入れ制御し、この室内機4〜16を含め、現在通信可能な室内機4〜16の制御を継続する(ステップS34)。
【0052】
各室外機1、2、3Aまたは3Bは、新たに通信可能となった室内機4〜16が、ステップS32においてアドレス未設定であると判断し、また、ステップS33においてアドレスが重複していると判断したとき、前者の場合には、新たに通信可能となった室内機4〜16は、新たに設置された室内機であると認識でき、また、後者の場合には、通信可能となった室内機4〜16は、他の空気調和装置から移設された室内機であると認識できる。そして、これらの各室外機1、2、3Aまたは3Bは、次に、空気調和システム30に冷媒循環系統が、つまり空気調和装置が複数有るか否かを判断する(ステップS35)。
【0053】
空気調和装置が単数である場合には、この空気調和装置の室外機は、その空気調和装置の全ての室内機を強制サーモOFF運転(つまり、室内機のファンの稼動は継続するが、室内熱交換器への冷媒の流出入を停止させる運転)とし、この間に当該単一の空気調和装置の全ての室内機に、自動でアドレスを設定する(ステップS36)。このアドレス設定は、短時間(例えば1〜2分間)で終了するので、この単一の空気調和装置の室内機は、アドレス設定終了後、強制サーモOFF運転を解除して(ステップS37)、新たに通信可能となった室内機を組み入れ制御する。
【0054】
ステップS35において、空気調和装置が複数ある空気調和システム30のような場合には、通信異常と判断し、室外機1、2、3A及び3B並びに室内機4〜16の全てを停止させる(ステップS38)。これは、空気調和装置が複数ある場合、各第1空気調和装置31、第2空気調和装置32、第3空気調和装置33毎に、それぞれの室外機1、2、3Aまたは3Bを運転させ、室内熱交換器を流れる冷媒に温度変化があった室内機4〜16につきアドレスを設定しなければならず、このアドレス設定に多大な時間を必要とするからである。
【0055】
各室外機1、2、3Aまたは3Bは、上述のステップS31〜S38を繰り返すが、ステップS34において組み入れられた、新たに通信可能となった室内機4〜16について前記(d)の制御を実行する。
【0056】
この(d)の場合には、図5に示すように、各室外機1、2、3Aまたは3Bは、前記ステップS34にて新たに組み入れられた室内機4〜16に、リモートコントローラ18〜27を用いて運転指示があったか否かを判断し(ステップS41)、指示がなければ、新たに組み入れられた室内機4〜16に対し何の制御も実行しない(ステップS42)。
【0057】
ステップS41において運転指示があった場合には、各室外機1、2、3Aまたは3Bは、新たに組み入れられた室内機4〜16に設定されているアドレスに基づく冷媒循環系統(つまり第1空気調和装置31、第2空気調和装置32または第3空気調和装置33)の運転状態と、その新たに組み入れられた室内機4〜16の前記温度センサの検出値(当該室内機4〜16の室内熱交換器内を流れる冷媒温度)とが対応しているか否かを、通信線37を用いて判断する(ステップS43)。
【0058】
例えば、第3空気調和装置33の室内機16が第2空気調和装置32に移設されて、この室内機16のアドレスが第3空気調和装置33におけるアドレスのままであった場合、この室内機16に運転指示が送信されると、第3空気調和装置33の室外機3A及び3Bが冷房又は暖房運転する。しかし、室内機16は既に第2空気調和装置32の冷媒配管35に接続されているので、上記室外機3A及び3Bの運転によってもこの室内機16の室内熱交換器内の冷媒温度が変化せず、室内機16の冷媒温度と第3空気調和装置33の運転状態とが対応した関係とはならなくなる。
【0059】
このように、ステップS43において、新たに組み入れられた室内機4〜16に設定されたアドレスに基づく第1空気調和装置31、第2空気調和装置32または第3空気調和装置33の運転状態と、この新たに組み入れられた室内機4〜16の冷媒温度とが対応していない場合には、各室外機1、2、3Aまたは3Bは通信異常と判定して、室外機1、2、3A及び3B並びに室内機4〜16の全てを停止させ(ステップS44)、対応している場合には、新たに組み入れられた室内機4〜16のアドレスが適正であると判定して、この新たに組み入れられた室内機4〜16の制御を継続する(ステップS42)。
【0060】
従って、上記実施の形態の空気調和システム30によれば、次の効果▲1▼〜▲6▼を奏する。
【0061】
▲1▼室外機1、2、3Aまたは3Bは、当該室外機1、2、3Aまたは3Bが属する第1空気調和装置31、第2空気調和装置32、第3空気調和装置33内にあって、通信線37を介して通信が成立した室内機4〜16に対してのみアドレスを設定し、このアドレスが設定された室内機4〜16に対して制御を実行することから、通信が成立しない室内機4〜16、例えば、空気調和システム30が一つの建物に施工された場合、テナントがいない空室に対する室内機4〜16であって、電源が切断されて通信不能となっている室内機があっても、異常と判定して室外機1、2、3A及び3B並びに室内機4〜16の全てを一律に停止させず、この通信不成立な室内機4〜16を無視し、通信可能な他の室内機4〜16に対して制御を実行するので、室内機4〜16のアドレス設定を容易に完了できる。
【0062】
▲2▼第1空気調和装置31の室外機1、第2空気調和装置32の室外機2、第3空気調和装置33の室外機3A及び3Bは、それぞれ、当該室外機1、2、3A、3Bの運転による温度変化を通信線37を介して把握した室内機4〜16に対してのみ、当該第1空気調和装置31、第2空気調和装置32、第3空気調和装置33におけるアドレスを設定し、このアドレスが設定された室内機4〜16に対して制御を実行することから、温度変化が通信により把握されなかった室内機4〜16が存在しても異常と判定せず、この室内機4〜16を無視し、この温度化が通信により把握された他の室内機4〜16に対して制御を実行する。このため、各第1空気調和装置31、第2空気調和装置32、第3空気調和装置33毎に実施される室内機4〜16のアドレス設定を容易に完了できる。
【0063】
▲3▼室外機1、2、3Aまたは3Bは、通信不能な室内機4〜16が生じたときに、当該室外機1、2、3Aまたは3Bの状態により、通信不能な室内機4〜16を切り離して通信可能な他の室内機4〜16の制御を継続させ、または、通信異常と判定して、室外機1、2、3A及び3B並びに室内機4〜16の全てを停止させるよう制御することから、例えば、室内機4〜16が待機電力削減のために手動または自動によって電源が切断されて室外機1、2、3Aまたは3Bと通信不能となっていても、直ちに通信異常と判定して室外機1、2、3A及び3B並びに室内機4〜16の全てを一律に停止させず、図2のステップS12、S14及びS16に示す室外機1、2、3Aまたは3Bと室内機4〜16の状態によっては、通信可能な他の室内機4〜16の運転を継続できる。この結果、室外機1、2、3Aまたは3Bと通信中の室内機4〜16の台数が減少しても、室内機4〜16の運転を効率的に実施できる。
【0064】
▲4▼室外機1、2、3Aまたは3Bは、通信不能な室内機4〜16が生じたときに、当該室外機1、2、3Aまたは3Bがそれまで把握していた通信不能な室内機4〜16の状態により、この通信不能な室内機4〜16を切り離して通信可能な他の室内機4〜16の制御を継続させ、または、通信異常と判定して、室外機1、2、3A及び3B並びに室内機4〜16の全てを停止させるよう制御することから、例えば、室内機4〜16が待機電力削減のために手動または自動で電源が切断されて室外機1、2、3Aまたは3Bと通信不能となっていても、直ちに通信異常と判断して、室外機1、2、3A及び3B並びに室内機4〜16の全てを一律に停止させず、図3のステップS22及びS23に示す室内機4〜16のそれまでの状態によっては、通信可能な他の室内機4〜16の運転を継続できる。この結果、室外機1、2、3Aまたは3Bと通信中の室内機4〜16の台数が減少しても、室内機4〜16の運転を効率的に実施できる。
【0065】
▲5▼室外機1、2、3Aまたは3Bは、通信可能な室内機4〜16が増加したときに、新たに通信可能となった室内機4〜16と当該室外機1、2、3Aまたは3Bの少なくとも一方の状態により、この通信可能となった室内機4〜16を組み入れて室内機4〜16の制御を継続し、または通信異常と判定して、室外機1、2、3A及び3B並びに室内機4〜16の全てを停止させるよう制御することから、例えば、電源が投入されて室外機1、2、3Aまたは3Bとの通信が復活した室内機4〜16が生じたときに、直ちに通信異常とせず、図4のステップS32、S33、S35と図5のステップS43に示すような、新たに通信可能となった室内機4〜16と当該室外機1、2、3Aまたは3Bとの状態によっては、室外機1、2、3Aまたは3Bと通信を継続している他の室内機4〜16とともに、新たに通信可能となった室内機4〜16の運転を即座に実施できる。この結果、室外機1、2、3Aまたは3Bと通信中の室内機4〜16の台数が増加しても、室内機4〜16の運転を効率的に実施できる。
【0066】
▲6▼室内機4〜16のアドレス設定時に、室外機1、2、3Aまたは3Bに現実に接続された室内機4〜16の接続台数と、通信線37を用いて室外機1、2、3Aまたは3Bによりアドレスが設定された室内機4〜16の台数とが比較されないので、空気調和システム30の施工時に、室外機1、2、3Aまたは3Bに現実に接続された室内機4〜16の接続台数を、各室外機1、2、3Aまたは3Bの制御装置に手動で設定する作業が不要となる。このため、空気調和システム30の施工を簡便化できる。
【0067】
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0068】
【発明の効果】
請求項に記載の発明に係る空気調和システムによれば、室外機及び室内機を備えて一つの冷媒循環系統を構成する空気調和装置が一または複数設置され、上記室外機及び上記室内機の全てが単一の通信線にて接続された空気調和システムにおいて、上記室外機は、通信不能な室内機が生じたときに、当該室内機の状態により、上記通信不能な室内機を切り離して通信可能な他の室内機の制御を継続させ、または、通信異常と判定して、上記室外機及び上記室内機の全てを停止させるよう制御することから、室外機と通信中の室内機の台数に変動が生じても、室内機の運転を効率的に実施できる。
【0071】
請求項に記載の発明に係る空気調和システムによれば、室外機及び室内機を備えて一つの冷媒循環系統を構成する空気調和装置が一または複数設置され、上記室外機及び上記室内機の全てが単一の通信線にて接続された空気調和システムにおいて、上記室外機は、通信不能な室内機が生じたときに、当該室外機がそれまで把握していた上記通信不能な室内機の状態により、この通信不能な室内機を切り離して通信可能な他の室内機の制御を継続させ、または、通信異常と判定して、上記室外機及び上記室内機の全てを停止させるよう制御することから、室外機と通信中の室内機の台数に変動が生じても、室内機の運転を効率的に実施できる。
【0072】
請求項に記載の発明に係る空気調和システムによれば、室外機及び室内機を備えて一つの冷媒循環系統を構成する空気調和装置が一または複数設置され、上記室外機及び上記室内機の全てが単一の通信線にて接続された空気調和システムにおいて、上記室外機は、通信可能な室内機が増加したときに、新たに通信可能となった室内機状態により、この通信可能となった室内機を組み入れて室内機の制御を継続し、または、通信異常と判定して、上記室外機及び上記室内機の全てを停止させるよう制御することから、室外機と通信中の室内機の台数に変動が生じても室内機の運転を効率的に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和システムの一実施の形態を示す系統図である。
【図2】図1の空気調和システムにおいて、室内機の切り離し制御の一例を示すフローチャートである。
【図3】図1の空気調和システムにおいて、室内機の切り離し制御の他の例を示すフローチャートである。
【図4】図1の空気調和システムにおいて、室内機の組み入れ制御の一例を示すフローチャートである。
【図5】図1の空気調和システムにおいて、室内機の組み入れ制御の他の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、2、3A、3B 室外機
4〜16 室内機
30 空気調和システム
31 第1空気調和装置
32 第2空気調和装置
33 第3空気調和装置
37 通信線

Claims (3)

  1. 室外機及び室内機を備えて一つの冷媒循環系統を構成する空気調和装置が一または複数設置され、上記室外機及び上記室内機の全てが単一の通信線にて接続された空気調和システムにおいて、上記室外機は、通信不能な室内機が生じたときに、当該室内機の状態により、全ての室内機と通信不能な場合は通信異常と判定し、一部の室内機と通信可能な場合は、運転中の室内機がないとき、或いは、運転中の室内機があり、かつ、負荷回避が可能なときは上記通信不能な室内機を切り離して通信可能な他の室内機の制御を継続させ、運転中の室内機があり、かつ、負荷回避ができないときには通信異常と判定して、上記室外機及び上記室内機の全てを停止させるよう制御することを特徴とする空気調和システム。
  2. 室外機及び室内機を備えて一つの冷媒循環系統を構成する空気調和装置が一または複数設置され、上記室外機及び上記室内機の全てが単一の通信線にて接続された空気調和システムにおいて、上記室外機は、通信不能な室内機が生じたときに、当該室外機がそれまで把握していた上記通信不能な室内機の状態により、当該通信不能となった室内機がそれまで運転中ではなく、かつ、それまで負荷回避先でなかった場合は、この通信不能な室内機を切り離して通信可能な他の室内機の制御を継続させ、当該通信不能となった室内機がそれまで運転中であった場合、或いは、当該室外機がそれまで運転中ではないが、それまで負荷回避先であった場合は、通信異常と判定して、上記室外機及び上記室内機の全てを停止させるよう制御することを特徴とする空気調和システム。
  3. 室外機及び室内機を備えて一つの冷媒循環系統を構成する空気調和装置が一または複数設置され、上記室外機及び上記室内機の全てが単一の通信線にて接続された空気調和システムにおいて、上記室外機は、通信可能な室内機が増加したときに、新たに通信可能となった室内機の状態により、アドレス未定の室内機又はアドレス重複の室内機があり、かつ、冷媒循環系統が一系統である場合は全ての室内機を強制サーモOFF運転を行って各室内機のアドレス設定を行って、この通信可能となった室内機を組み入れて室内機の制御を継続し、アドレス未定の室内機又はアドレス重複の室内機があり、かつ、冷媒循環系統が複数系統である場合は通信異常と判定して、上記室外機及び上記室内機の全てを停止させるよう制御することを特徴とする空気調和システム。
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