JP4492665B2 - 現像剤撹拌搬送部材、現像装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

現像剤撹拌搬送部材、現像装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、現像剤撹拌搬送部材、現像装置及びこれらを用いた画像形成装置に関する。
特開平05−043163号公報 特許第3500920号公報
従来、電子写真方式や静電記録方式を用いた画像形成装置では、感光ドラムなどの静電潜像保持体上に形成された静電潜像を現像する現像装置が使用されている。このような現像装置としては、例えば、静電潜像保持体に対向して現像用開口が開設された現像ハウジング内に、磁性を有するキャリアと樹脂を主体としたトナーとからなる二成分現像剤(以下、単に現像剤という)を収容し、この現像ハウジングの現像用開口に面して現像剤保持体(例えば現像ロール)を配設すると共に、この現像ロールの前記現像用開口とは背面側に現像ハウジング内部の現像剤を撹拌搬送しながら現像ロールへと搬送するオーガーを配設した、いわゆる二成分現像方式の現像装置が広く採用されている。
この種の二成分現像方式の現像装置では、現像動作によって消費されたトナーを補給しつつ凝集トナーを解消し、かつ、当該現像剤を安定して現像剤保持体に搬送供給する必要が生じる。
そこで、従来から、補給トナーと現像剤との十分な混合撹拌及び当該現像剤の撹拌搬送性能の向上を図った現像剤撹拌搬送部材やこれを用いた現像装置が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
ここで、特許文献1には、オーガーの隣接する螺旋状の羽根間に棒状部材を円周方向に位相をずらして複数設けた現像剤撹拌搬送部材が開示されている。
また、特許文献2には、オーガーの螺旋状の羽根の外周部から現像剤搬送方向上流側に突出した突出部材を円周方向に複数設けた現像剤撹拌搬送部材及び現像装置が開示されている。
本発明の目的とするところは、撹拌搬送部材に回転軸との間に隙間を有した撹拌部材を設けた場合であっても、撹拌部材によって掻き分けられて回転軸の軸へ寄せられて軸周りで滞留する現像剤の発生を低減することができる現像剤搬送部材、現像装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の現像剤撹拌搬送部材は、所定の方向に回転する回転軸と、前記回転軸の外周面に設けられ、少なくともトナー及びキャリアを含む現像剤を前記回転軸の軸方向に搬送する螺旋状の搬送部材とを備え、前記搬送部材から前記現像剤の搬送方向上流側に向かって前記回転軸と隙間を有して軸方向に突出して設けられ、前記搬送部材で搬送される現像剤を撹拌する突出撹拌部が形成されていると共に、前記突出撹拌部に対して前記搬送部材の現像剤搬送方向下流側で前記螺旋状の搬送部材の間に設けられ、前記撹拌部材に撹拌されることで前記回転軸に向けて搬送された現像剤に径方向の搬送力を付与する径方向搬送部が形成されていることを特徴とするものである。
請求項2に記載の現像剤撹拌搬送部材は、請求項1に記載の構成において、前記径方向搬送部は、前記螺旋状の搬送部材間に渡って軸方向へ形成されることを特徴とするものである。
請求項3に記載の現像剤撹拌搬送部材は、請求項1又は2に記載の構成において、前記突出撹拌部と径方向搬送部とは、その延在領域が軸方向で互いに重なって配置されていることを特徴とするものである。
請求項4に記載の現像剤撹拌搬送部材は、請求項1ないし3のいずれかに記載の構成において、前記突出撹拌部は、回転軸に対して垂直な方向の断面でみたときに断面積が前記回転軸の回転方向最下流側から上流側に行くにしたがって広がっていく形状に形成されていることを特徴とするものである。
請求項5に記載の現像剤撹拌搬送部材は、請求項1ないし4のいずれかに記載の構成において、前記突出撹拌部の内縁と回転軸の外周縁との前記回転軸の径方向の距離をAとし、前記径方向搬送部の前記回転軸の径方向での長さをBとしたときに、A≧Bを満足することを特徴とするものである。
請求項6に記載の現像装置は、少なくともトナー及びキャリアを含む現像剤を収容する現像剤収容室と、前記現像剤収容室に配設され、前記現像剤を保持する現像剤保持体と、前記現像剤保持体へ供給する現像剤を収容する第1現像剤収容室と、前記第1現像剤収容室に配設され、回転軸周りに螺旋状に形成された羽根を有して、前記現像剤を所定の軸方向に撹拌搬送する第1の現像剤搬送部材と、前記第1現像剤収容室へ現像剤を受け渡す第2現像剤収容室と、前記第2現像剤収容室に配設され、回転軸周りに螺旋状に形成された羽根を有して、前記現像剤を搬送する第2の現像剤搬送部材とを備え、前記第2の現像剤搬送部材から前記現像剤の搬送方向上流側に向かって軸方向に突出する突起状の突出撹拌部が形成されていると共に、前記突出撹拌部の現像剤搬送方向下流側で前記回転軸の外周面には、前記螺旋状の羽根間で軸方向に形成される板状の径方向搬送部が形成されていることを特徴とするものである。
請求項7に記載の現像装置は、請求項6に記載の構成において、前記第現像剤収容室の前記第2の搬送部材と対向する面には、現像剤中のトナー濃度を検出する濃度センサが配設されており、前記突出撹拌部及び径方向搬送部は前記濃度センサよりも前記第2の搬送部材の現像剤搬送方向上流側に設けられていると共に前記第2の搬送部材の現像剤搬送方向下流側には設けないことを特徴とするものである。
請求項8に記載の画像形成装置は、その表面に所定の静電潜像が保持される静電潜像保持体と、該静電潜像を顕像化して所定のトナー像を形成する請求項6又は7に記載の現像装置と、該トナー像を記録用紙に転写する転写手段とを備えることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して回転軸との間に隙間を有する突出撹拌部を設けた撹拌搬送部材を用いる場合であっても、突出撹拌部によって掻き分けられて回転軸の軸へ寄せられて軸周りで滞留する現像剤の発生を低減することができる。
請求項2に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して突出撹拌部材によって掻き分けられて回転軸の軸周りで滞留する現像剤が板状部材をすり抜けて軸周りで滞留し続けることを抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して突出撹拌部によって掻き分けられて回転軸方向に向かった現像剤に対して現像剤が軸周りで滞留する前に径方向搬送部により径方向に搬送でき、滞留を抑制することができる。
請求項4に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して突出撹拌部が現像剤を掻き分けるときの抵抗が小さくなるので回転軸の回転に与える影響を抑えることができる。
請求項5に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して突出撹拌部と径方向搬送部とが回転軸の径方向で重なっている場合に比べて、回転軸の半径方向への搬送力が抑制されるので現像剤の滞留を抑制することができる。
請求項6に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して回転軸との間に隙間を有する突出撹拌部を設けた撹拌搬送部材を用いる場合であっても、突出撹拌部によって掻き分けられて回転軸の軸へ寄せられて軸周りで滞留する現像剤の発生が低減され、凝集トナーが少ない現像剤を現像剤保持体へ供給することができる。
請求項7に記載の発明によれば、現像剤が第2の搬送部材の回転軸方向へ搬送される搬送力がセンサの上流側よりも下流側の方で大きくなるので、本構成を有していない場合に比較して、第2現像剤収容室から第1現像剤収容室へ現像剤を受け渡すときに生じる現像剤の滞留がセンサまでつづいてしまうことを抑制することができる。
請求項8に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して本発明を上記現像装置を備えた画像形成装置に適用することで色スジ等の画像欠陥が抑制された画像を形成することができる。
以下に、本発明に係る一実施の形態を図面を参照して説明する。
[画像形成装置の概要]
まず、本発明が適用可能な画像形成装置の一実施形態の概略構成について、図1を参照して説明する。図1は本発明が適用可能な一実施形態であるタンデム型カラー画像形成装置100の概略構成図である。
この画像形成装置100においては、画像読取装置102より読み取られたカラー原稿のカラー画像情報、図示しないパーソナルコンピュータや画像データ入力装置等から送られてくるカラー画像情報等が入力され、入力された画像情報に対して画像処理が行われるようになっている。
図1において、1Y,1M,1C,1Kは、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色トナー画像を形成する画像形成ユニットであり、複数の張架ロールにより張架された無端状の中間転写ベルト9の進行方向に沿って1Y,1M,1C,1Kの順で直列に配設されている。また、中間転写ベルト9は、これらの画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kで順次形成された各色のトナー像が、互いに重ね合わされた状態で転写される中間転写体であり、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kに対応する静電潜像保持体である感光ドラム2Y,2M,2C,2Kのそれぞれに対向して配設される一次転写ロール6Y,6M,6C,6Kとの間に挿し込まれ、矢印方向に循環移動可能に形成されている。そして、中間転写ベルト9上に多重に転写された各色のトナー像は、給紙カセット17等から給紙された記録媒体としての記録用紙18上に一括して転写された後、定着装置15によって記録用紙18上に定着され、カラー画像が形成された記録用紙18が外部に排出されるようになっている。
ここで、画像読取装置102は、プラテンガラス上に載置された原稿を不図示の光源によって照明し、原稿からの反射光像を、走査光学系を介してCCDセンサ等からなる画像読取素子によって所定の解像度で読み取るように構成されている。
また、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、同様に構成されており、大別して、矢印方向に沿って所定の回転速度で回転する感光ドラム2Y,2M,2C,2Kと、この感光ドラム2Y,2M,2C,2Kの表面を一様に帯電する帯電手段としての帯電ロール3Y,3M,3C,3Kと、当該感光ドラム2Y,2M,2C,2Kの表面に各色に対応した画像を露光して静電潜像を形成する露光装置4Y,4M,4C,4Kと、感光ドラム2Y,2M,2C,2K上に形成された静電潜像を現像する現像装置5Y,5M,5C,5Kと、着脱自在に配設され現像装置5Y,5M,5C,5Kに所定の色のトナーを供給するトナーカートリッジ10Y,10M,10C,10Kと、ドラムクリーニング装置7Y,7M,7C,7K等とから構成されている。
さらに、本実施の形態において、感光ドラム2Y,2M,2C,2Kは、矢印方向に回転する金属製ドラムの表面に有機系感光材料、アモルファスセレン系感光材料、アモルファスシリコン系感光材料等からなる感光体層が形成されており、帯電ロール3Y,3M,3C,3Kは、この感光ドラム2Y,2M,2C,2Kの表面と接触し、該感光体層を所定の電位に帯電するように構成されている。
このように構成した画像形成装置における画像形成工程について、イエロートナー画像を形成する画像形成ユニット1Yを代表例として説明する。
まず、感光ドラム2Yは、帯電ロール3Yにより、その表面が一様に帯電される。次に、例えば、画像読取装置102によって読み取られた画像情報に基づき、露光装置4Yから出力されるレーザービームによりイエロー画像に対応する走査露光がなされ、感光ドラム2Yの表面にはイエロー画像に対応する静電潜像が形成される。
このイエロー画像に対応する静電潜像は現像装置5Yによってイエロートナー像となり、一次転写手段の一部を構成する一次転写ロール6Yの圧接力及び静電吸引力によって中間転写ベルト9上に一次転写される。一次転写後の感光ドラム2Y上に残留したイエロートナーは、ドラムクリーニング装置7Yによって掻き取られる。その後、感光ドラム2Yの表面は除電装置8Yによって除電された後、次の画像形成サイクルのために帯電ロール3Yにより再び帯電される。
多色のカラー画像形成を行う画像形成装置100では、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの相対的な位置の違いを考慮したタイミングで、上記と同様の画像形成工程が画像形成ユニット1M,1C,1Kにおいても行われ、中間転写ベルト9上にフルカラートナー像が重ね合わされた状態で形成される。この中間転写ベルト9としては、例えば、可撓性を有するポリイミド等の合成樹脂フィルムを帯状に形成し、この帯状に形成された合成樹脂フィルムの長手方向両端を溶着等の手段によって接続することにより、無端ベルト状に形成したものを用いることができる。
中間転写ベルト9上に一次転写されたフルカラートナー像は、所定のタイミングで二次転写位置へと搬送される記録用紙18上に、中間転写ベルト9を支持するバックアップロール13と、このバックアップロール13に所定のタイミングで圧接する二次転写ロール12との圧接力及び静電吸引力によって二次転写される。なお、記録用紙18上に二次転写できなかった中間転写ベルト9上の残トナーは、そのまま中間転写ベルト9上に付着した状態でベルトクリーニング装置14まで搬送され、このベルトクリーニング装置14により中間転写ベルト9上から除去されて次の画像形成に備える。
一方、記録用紙18は、画像形成装置100内の下部に配置された記録用紙収容部としての給紙カセット17から、所定のサイズのものが給紙ロール17aによって給紙される。給紙された記録用紙18は、複数の搬送ロール19及びレジストロール20によって、所定のタイミングで中間転写ベルト9の二次転写位置まで搬送される。そして、記録用紙18には、上述したように、二次転写手段としてのバックアップロール13と二次転写ロール12とによって、中間転写ベルト9上からフルカラートナー像が一括して転写される。
また、中間転写ベルト9上からフルカラートナー像が二次転写された記録用紙18は、中間転写ベルト9から分離された後、二次転写手段の下流側に配設された定着装置15へと搬送され、この定着装置15によって熱及び圧力でトナー像が記録用紙18上に定着されるようになっている。定着後の記録用紙18は、排出ロール23を介して排出トレイ24上に排出される。
[現像装置]
次に、本実施形態に係る現像装置の構成について図2及び図3を参照して説明する。ここで、図2は、本実施形態に係る現像装置の構成を示す模式図であり、図3は、本実施形態に係る現像装置の流路構成を説明するための模式的平面図である。なお、各現像装置5Y,5M,5C,5K及びその構成部材は全て同様な構造であり、簡単のため、以下、各符号は総称表記(例えば、現像装置5)とする。
図2に示すように、本実施の形態に係る現像装置5は、感光ドラム2に対向する部位が開口し二成分現像剤を収容する現像剤収容室の一例としての現像ハウジング51を有し、この現像ハウジング51の開口に面して現像剤保持体である現像ロール52を配設し、現像ハウジング51のうち、現像ロール52に隣接した部位には二成分現像剤が収容される第1現像剤収容部53aと、この第1現像剤収容部53aと仕切壁Wを介して隣接すると共に、その軸方向両端部において、第1現像剤収容部53aと連通している第2現像剤収容部53bとを備えている。そして、本実施の形態に係る第1現像剤収容部53a及び第2現像剤収容部53bのそれぞれは、二成分現像剤が収容されるスペースを有し、第1現像剤収容部53aには、二成分現像剤を所定の軸方向(例えば、図中、奥側から手前側)に搬送する第1の撹拌搬送部材の一例であるスパイラル状のサプライオーガ56が配設されていると共に、第2現像剤収容部53bには、二成分現像剤をサプライオーガ56とは反対方向(例えば、図2中、手前側から奥側)に搬送する第2の撹拌搬送部材の一例であるスパイラル状のアドミックスオーガ57が配設されている。
本実施の形態において、現像ロール52は、現像時に所定の方向(本例では、時計回り方向)に回転する現像スリーブ521と、この現像スリーブ521の内部に固設されたマグネットロール522とを備えている。
ここで、現像スリーブ521は、所定の方向に回転すると共に、現像ハウジング51の開口部であって、感光ドラム2と対向している領域(現像領域)において、感光ドラム2と所定の離隔距離にて対向するように配置されている。なお、この現像スリーブ521には、交流を重畳した直流バイアスからなる現像バイアスを印加する不図示のバイアス電源が接続されるようになっている。
また、本実施の形態におけるマグネットロール522は、複数の磁石部材を周方向に配置してロール状に形成したものであり、現像領域に対応して配置された現像磁極S1と、現像ロール52の回転方向に沿って、現像磁極S1の下流側に、所定の角度間隔で配置された搬送磁極N1やピックオフ磁極S2を備えると共に、現像磁極S1の上流側に、所定の角度間隔で配置されたトリミング磁極N2やピックアップ磁極S3を備えている。なお、マグネットロール522内の各々の磁極の配置や数は適宜選定して差し支えない。
また、現像ロール52内のトリミング磁極N2の下方近傍には、その対向面が所定の間隙で現像ロール52と近接するように、現像ロール52の軸方向に沿って延在する略く字形状の層厚規制部材54が配設されており、現像ロール52上の二成分現像剤を所定の量(層厚)に規制するようになっている。
また、図3に最も良く示されるように、本実施の形態において、第1現像剤収容部53a及び第2現像剤収容部53bの軸方向一端部に隣接した部位には、トナー補給口530aを有するトナー補給部530が設けられている。また、第2現像剤収容部53bの現像剤搬送方向下流側の端部底面には、二成分現像剤中のトナー濃度を検出する濃度センサSdが設けられている。そして、この濃度センサSdの検出結果に基づき、現像剤収容部53a,53b内のトナー濃度が現像作用等により所定の濃度範囲よりも低下した場合には、トナーカートリッジ10からトナー補給口530aを介してトナー補給部530にトナーが補給され、この補給トナーが第2現像剤収容部53b内に供給されるようになっている。なお、本実施の形態において、二成分現像剤は、トナーと磁性キャリアを含む現像剤である。
本実施の形態において、第1現像剤収容部53aに収容されたサプライオーガ56は、二成分現像剤を回転軸56aの軸方向(図3中、右から左)に撹拌搬送する、回転軸56a周りに形成された螺旋状の羽根56bを有しており、この螺旋状の羽根56bが周囲の壁面に近接するように第1現像剤収容部53a内に配置されている(図2参照)。
一方、第2現像剤収容部53bに収容されたアドミックスオーガ57は、二成分現像剤をサプライオーガ56とは逆方向(図3中、左から右)に撹拌搬送するように、回転軸57a周りに形成された螺旋状の羽根57bを有しており、この螺旋状の羽根57bが周囲の壁面に近接するように第2現像剤収容部53b内に配置されている(図2参照)。そして、第1現像剤収容部53a内に収容されたサプライオーガ56と第2現像剤収容部53b内に収容されたアドミックスオーガ57とは、仕切壁Wによって区画されていると共に、仕切壁の軸方向(長手方向)両端部を開口させることにより第1現像剤収容部53aと第2現像剤収容部53bとを連通せしめており、これにより二成分現像剤を所定の方向(図3中、矢印で示される反時計回り方向)に循環搬送する現像剤循環搬送路を形成している。また、本実施の形態に係る現像装置においては、現像剤搬送方向に沿って、例えば、サプライオーガ56の軸方向下流側端部に、不図示の現像剤排出口が設けられており、劣化した二成分現像剤を徐々に排出する、いわゆるトリクル方式を採用している。
[現像剤撹拌搬送部材]
本発明の現像剤撹拌搬送部材の一実施形態に係るアドミックスオーガ57の具体的な構成及び機能について、図4〜図7を参照してさらに説明する。ここで、図4は、現像剤撹拌搬送部材の構成を説明するための模式図であり、図5は、本実施形態における突出撹拌部の一例としての突出部及び本実施形態における径方向搬送部の一例としての板状部の作用を説明するために、図4の○で囲んだ部分を拡大して示す模式的拡大図である。また、図6(a)は、突出部と板状部の回転軸半径方向長さ及び配置位相を説明するための模式的断面図であり、図6(b)は、突出部と板状部との軸方向の配置に関する変形例を示す模式図である。また、図7は、突出部の先端形状の例を説明するための模式図である。
図4に示すように、アドミックスオーガ57は、回転軸57aの周りに所定の方向に巻きめぐらされて形成された螺旋状の羽根57bを有し、この螺旋状の羽根57bの外周部には、現像剤搬送方向上流側に向かって軸方向に突出する突起状(棒状)の突出部570が取り付けられていると共に、この突出部570の下流側には、該突出部570と軸方向にオーバーラップするように、螺旋状の羽根57b間に渡って軸方向に延在する板状の板状部575が回転軸57aに取り付けられている。そして、これら突出部570と板状部575とで一対の補助撹拌部を形成し、かかる補助撹拌対を複数、回転軸57a方向に形成することにより、以下のような作用によりトナーのソフトブロッキングの発生を抑制している。
図5に拡大して示すように、まず、螺旋状の羽根57b1により所定の軸方向に撹拌搬送された二成分現像剤は、現像剤搬送方向上流側に突出するように形成された突出部570により、外周側(矢印a)と回転軸側(矢印b)とに振り分けられる。そして、外周側に導入された現像剤については、突出部570により羽根57bに近接する現像ハウジング51(第2現像剤収容部53b)の壁面と突出部570の外周面とで摺擦され、ソフトブロッキングトナーを解消せしめる。
一方、回転軸側に導入された現像剤については、下流側に設けられた板状の板状部575により、回転軸周りに撹拌(矢印c)されてトナーのソフトブロッキングを解消すると共に、板状部575によって軸方向への搬送力が弱まり、螺旋状の羽根57b1,57b2間に滞留した現像剤を再び外周方向(矢印d1)に向かうように作用させて、軸方向にオーバーラップする突出部570の上述した作用によりソフトブロッキングを解消する。なお、突出部570とオーバーラップしない外周領域に導入された現像剤(矢印d2)については、下流側に設けられた螺旋状の羽根57b2の外周部、若しくは、別の突出部570の作用により、ソフトブロッキングを解消する。
なお、上述のような補助撹拌対570,575は、1対でも差し支えないが、当然に軸方向に複数設けた方がより確実にトナーのソフトブロッキングを解消することができる。また、各突出部570、板状部575は、必ずしも同数ずつ対に設ける必要はなく、例えば、現像剤の軸方向の滞留を抑制するため、板状部575の設置数を突出部570の設置数よりも減らす等、それぞれの設置数については適宜選定することができる。
また、突出部570については、螺旋状の羽根57b1,57b2に渡って設けてもよいが、現像剤を回転軸57aの半径方向へ搬送する搬送力が羽根間に渡って作用することによって軸方向の搬送力が弱まることにより生じる現像剤の滞留を抑制して軸方向の円滑な流れを確保するという観点からは、螺旋状の羽根57bの外周面から現像剤の搬送方向上流側に向かって軸方向に突出するように形成することが好ましい。ここで、螺旋状の羽根57bの外周面とは、螺旋状の羽根57bの外周縁のみならず螺旋状の羽根57bの外周縁近傍の存在領域、すなわち、螺旋状の羽根57bの外周縁とこの外周縁から回転軸57a側に存在する羽根57bの面をも含むものとする。
一方、板状部575については、螺旋状の羽根57b1,57b2に渡って設けなくてもよいが、螺旋状の羽根57b1,57b2に渡って回転軸57aの軸方向に沿って設けることが好ましい。これにより、螺旋状の羽根57b1,57b2間で軸方向に隙間がなくなるので、板状部575が現像剤を回転軸57aの半径方向に搬送するときに、現像剤が回転軸軸方向で羽根57b1と板状部575との間、もしくは羽根57b2と板状部575との間を通り板状部575をすり抜けて、回転軸57aの半径方向に搬送力が付与されないで回転軸周りで滞留することを抑制することができる。
また、図6(a)に示すように、突出部570の径方向の高さ(厚さ)をAとし、板状部575の径方向の高さ(厚さ)をBとし、螺旋状の羽根57bの径方向の高さ(厚さ)をCとしたとき、B≦C−Aを満たすように、それぞれの高さが設定されていることが好ましい。このような関係を満たすことにより、突出部570と板状部575とが径方向にオーバーラップすることを防止して、現像剤の軸方向の円滑な流れを確保することができる。
なお、現像剤の軸方向の滞留をより効果的に抑制するという観点からすれば、さらに、突出部570の径方向の高さ(厚さ)Aは、螺旋状の羽根57bの径方向の高さ(厚さ)Cの半分以下であることが好ましい。
また、突出部570と板状部575とは、それぞれの回転中心に対する位相が互いに異なるように配置されていることが好ましい。このように突出部570、板状部575の配置位相を異ならせることにより現像剤の滞留を抑制することができる。さらに、現像剤の軸方向のより円滑な流れを確保するという観点からは、突出部570と板状部575との位相は、図6(a)に例示するように、±90°以上異ならせることが好ましい(本例では、±180°)。
また、図6(b)に示すように、突出部570と板状部575とは、互いに軸方向にオーバーラップさせずに配置しても差し支えないが、突出部570によって掻き分けられた現像剤のうち回転軸の軸へ寄せられた現像剤が軸周りで滞留する前に板状部575を作用させることができるので突出部570と板状部575とを、その延在領域が互いに軸方向にオーバーラップするように配置することが好ましい(図4,図5参照)。
なお、突出部570による現像剤の外周側と回転軸側への分離作用をより円滑に行うという観点からは、図7に示すように、突出部570の先端の形状を回転軸57aの回転方向下流側に向かって先鋭化するように形成することが好ましい。ここで、図7(a),(b)は多角形の回転方向下流側先端部を直線状に先鋭化した例を示し、(c)は円弧状に先鋭化した例を示す。さらに、(d),(e)は、内側(回転軸側57a側)に山形に形成した例を示す。このように突出部570を形成することにより、現像剤界面に先鋭化された先端部が突入することとなり、現像剤の軸方向への搬送を妨げることなく、外周側と回転軸側への分離作用を促進させることができる。また、現像剤界面に突入する際の抵抗を極力低減するためには、上述したように、突出部570の先端を尖らす(図7(a)〜(c)参照)ことが好ましいが、回転方向(本例では、反時計回り方向)下流側に向かってその断面積が減少していく(回転方向最下流側から上流側に行くに従って広がっていく)ような先端部形状(図7(d),(e)参照)とすればよい。
再び図4に戻って、本実施の形態における現像剤撹拌搬送部材57の上流側には、上述のような突出部570、板状部575を敢えて設けない混合領域Dが設定されている。この上流側の混合領域Dは、トナー補給部530から補給されたトナーと第2現像剤収容部53b内の現像剤との十分な混合撹拌を可能とするものであり、本実施の形態における混合領域Dにおいては、下流側の突出部570、板状部575を設けた撹拌搬送領域に比し、相対的に現像剤の軸方向の搬送速度を増大させて、これにより当該混合領域Dにおける現像剤の密度を下流側に比べて疎とならしめるように設定されている。
一般に、突出部570、板状部575を混合領域Dまで設けた場合には、当該領域における現像剤の滞留が促進され、補給されたトナーが滞留現像剤の上部に浮遊するという現象が生じてしまう。そこで、現像剤密度が疎となる上述のような混合領域Dを突出部570、板状部575を設けた撹拌搬送領域の上流側に敢えて設けることにより、補給トナーと循環する現像剤との均一な混合撹拌が可能となる。
この混合領域Dは、具体的には、第1現像剤収容部53aと第2現像剤収容部53bとの連通部分である仕切壁Wの開口部に対応するアドミックスオーガ57の上流側端部の羽根57bの少なくとも1ピッチ以上、好ましくは2〜3ピッチの領域に設定することが好ましい。
なお、現像剤密度を疎とする混合領域Dについては、上述のように突出部570、板状部575を設けない態様のみならず、オーガーピッチ(羽根57bのピッチ)を下流側の羽根のピッチよりも大きくしたり、オーガー軸(回転軸57a)の径を下流側の径よりも小さくしたりして、より積極的に現像剤密度が疎となるように混合領域Dを形成してもよい。
また、現像動作に基づいた適切なトナー補給を行うためには、軸方向に流動する現像剤の濃度を測定することが好ましいので、回転軸57aの半径方向への搬送力を作用させることにより軸方向への搬送力を低減させてしまう突出部570、板状部575をアドミックスオーガ57の下流側に設けられた濃度センサSd(図3参照)近傍にも設けないことが好ましい。
すなわち、本実施の形態において、突出部570、板状部575の設定領域としては、混合領域Dの下流側であって、濃度センサSdの上流側であることが好ましい。
補給トナーと循環する現像剤とを混合する混合領域Dの別の実施態様としては、例えば、図8に示すように、第2現像剤収容部53bの壁面を摺擦(接触)するような回転径を有する、スリット入りのOHPシート(いわゆるマイラー)580を回転軸57aに取り付けた態様としても良い。このように構成した場合には、補給トナーと現像剤との十分な混合撹拌が可能となると共に、スリットを設けることにより、混合された現像剤を大きく滞留させることなく円滑に軸方向に搬送することが可能となる。
さらに別の実施態様としては、例えば、図9(a)に示すように、回転軸57aに立設されたクシ状のリブ590を設けた態様としてもよい。このように構成した場合には、補強トナーと現像剤との十分な混合撹拌を可能とすると共に、補給されたトナーの凝集を積極的に解消することができる。
さらに、上記リブ590に関しては、図9(b)に示すように、一部のリブ590aを傾斜配置してもよく、また、図9(c)に示すように、一部のリブ590bの回転中心に対する位相をずらして配置してもよい。このように構成した場合には、現像剤の軸方向のより円滑な流れを確保しつつ、補強トナーと現像剤との十分な混合撹拌を可能とすると共に、補給されたトナーの凝集を積極的に解消することができる。
なお、本発明に係る現像剤撹拌搬送部材は、上述した現像装置への適用に限定されるものではなく、現像剤を撹拌搬送する現像剤搬送路中に設けられる撹拌搬送部材として適用することが可能である。また、各実施例(具体例)は、それぞれ単独で実施しても差し支えなしが、当然に適宜組み合わせて実施してもよい。
画像形成装置の一実施の形態を示す概略構成図である。 現像装置の一実施形態の構成を示す模式図である。 現像装置の一実施形態における流路構成を説明するための模式図である。 現像剤撹拌搬送部材の一実施形態の構成を示す模式図である。 突出部及び板状部の作用を説明するための模式的拡大図である。 (a)は、突出部と板状部との高さ及び配置位相を説明するための模式的断面図であり、(b)は、突出部と板状部との軸方向の配置に関する変形例を示す模式図である。 突出部の先端形状の例を説明するための模式図である。 混合領域の別の実施態様を示す模式図である。 混合領域のさらに別の実施態様を示す模式図である。
符号の説明
1Y,1M,1C,1K:画像形成ユニット、2Y,2M,2C,2K:感光ドラム、3Y,3M,3C,3K:帯電ロール、4Y,4M,4C,4K:露光装置、5Y,5M,5C,5K:現像装置、6Y,6M,6C,6K:一次転写ロール、7Y,7M,7C,7K:ドラムクリーニング装置、8Y,8M,8C,8K:除電装置、9:中間転写ベルト、10Y,10M,10C,10K:トナーカートリッジ、12:二次転写ロール、13:バックアップロール、14:ベルトクリーニング装置、15:定着装置、17:給紙カセット、18:記録用紙、20:レジストロール、51:現像ハウジング、52:現像ロール、53a:第1現像剤収容部、53b:第2現像剤収容部、54:層厚規制部材、56:サプライオーガ、56a:回転軸、56b:螺旋状の羽根、57:アドミックスオーガ、57a:回転軸、57b,57b1,57b2:螺旋状の羽根、100:画像形成装置、521:現像スリーブ、522:マグネットロール、530:トナー補給部、530a:トナー補給口、570:突出部、575:板状部、580:マイラー、590,590a,590b:リブ、D:混合領域、Sd:濃度センサ、W:仕切壁

Claims (5)

  1. 所定の方向に回転する回転軸と、
    前記回転軸の外周面に設けられ、少なくともトナー及びキャリアを含む現像剤を前記回転軸の軸方向に搬送する螺旋状の搬送羽根
    を備え、
    前記搬送羽根には、前記現像剤の搬送方向上流側に向かって軸方向に突出する棒状の突出撹拌部が形成されていると共に、前記回転軸の外周面には、前記突出撹拌部に対して前記搬送羽根の現像剤搬送方向下流側で前記螺旋状の搬送羽根の間に設けられ、前記突出撹拌部に撹拌されることで前記回転軸に向けて搬送された現像剤に径方向の搬送力を付与する板状の径方向搬送部が軸方向に延在するように形成され
    前記突出撹拌部と径方向搬送部とは、その延在領域が軸方向に重なるように配置され、かつ、前記突出撹拌部の内縁と回転軸の外周縁との前記回転軸の径方向の距離に対して前記径方向搬送部の前記回転軸の径方向での長さが短いことを特徴とする現像剤撹拌搬送部材。
  2. 前記径方向搬送部は、前記螺旋状の搬送羽根間に渡って軸方向へ形成されることを特徴とする請求項1に記載の現像剤撹拌搬送部材。
  3. 前記突出撹拌部は、回転軸に対して垂直な方向の断面でみたときに断面積が前記回転軸の回転方向最下流側から上流側に行くにしたがって広がっていく形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の現像剤撹拌搬送部材。
  4. 少なくともトナー及びキャリアを含む現像剤を収容する現像剤収容室と、
    前記現像剤収容室に配設され、前記現像剤を保持する現像剤保持体と、
    前記現像剤保持体へ供給する現像剤を収容する第1現像剤収容室と、
    前記第1現像剤収容室に配設され、回転軸周りに螺旋状に形成された搬送羽根を有して、前記現像剤を所定の軸方向に撹拌搬送する第1の現像剤搬送部材と、
    前記第1現像剤収容室へ現像剤を受け渡す第2現像剤収容室と、
    前記第2現像剤収容室に配設され、回転軸周りに螺旋状に形成された羽根を有して、前記現像剤を搬送する第2の現像剤搬送部材と
    を備え、
    前記第2の現像剤搬送部材の螺旋状の搬送羽根には、前記現像剤の搬送方向上流側に向かって軸方向に突出する棒状の突出撹拌部が形成されていると共に、前記回転軸の外周面には、前記突出撹拌部に対して前記搬送羽根の現像剤搬送方向下流側で前記螺旋状の搬送羽根の間に設けられ、前記突出撹拌部に撹拌されることで前記回転軸に向けて搬送された現像剤に径方向の搬送力を付与する板状の径方向搬送部が軸方向に延在するように形成されており、
    前記突出撹拌部と径方向搬送部とは、その延在領域が軸方向に重なるように配置され、かつ、前記突出撹拌部の内縁と回転軸の外周縁との前記回転軸の径方向の距離に対して前記径方向搬送部の前記回転軸の径方向での長さが短いことを特徴とする現像装置。
  5. その表面に所定の静電潜像が保持される静電潜像保持体と、該静電潜像を顕像化して所定のトナー像を形成する請求項に記載の現像装置と、該トナー像を記録用紙に転写する転写手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
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