JP4491681B2 - 工作機械における回転テーブルの位置決め制御方法および位置決め制御装置 - Google Patents

工作機械における回転テーブルの位置決め制御方法および位置決め制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、マシニングセンタ等の工作機械における回転テーブルの位置決め制御方法および位置決め制御装置に関するものである。
従来、工作機械において、ワークを設置したX−YテーブルをX軸方向またはY軸方向に所定距離移動させることにより、微小距離測定器で前記X−Yテーブル上のワークのX軸方向またはY軸方向の傾きを測定し、その測定値を加工を行うためのNC移動速度指令値に加算、減算してNC補正移動速度指令値を算出し、このワークの傾きを考慮に入れて修正したNC補正移動速度指令値にもとづいてX軸駆動モータとY軸駆動モータを駆動して前記X−Yテーブルを移動させ、前記ワークの位置決め精度を保証するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、ベースのX軸案内面上にテーブルをX軸方向に移動位置決め可能に設け、ベースのZ軸案内面上にZ軸方向に移動位置決め可能にコラム設けると共に、前記テーブル上に旋回割出可能に回転テーブルを設け、該回転テーブル上に載置したパレットに取り付けたワークを、前記コラムにY軸方向に移動位置決め可能に設けた主軸ヘッドの主軸に装着した工具によって加工を行う横型マシニングセンタにおいて、前記ベースのX軸案内面に対するテーブルの傾斜を求め、この傾斜にもとづくテーブル上のワークの各制御軸方向における変位を演算し、この変位に応じた補正量にもとづいて補正を行って各制御軸駆動モータを駆動させ、前記ワークの位置決め誤差を補正するようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平5−318278号公報 特開2001−325012号公報
しかしながら、前者の工作機械においては、単に、X−Yテーブル上のワークの水平面内における傾きにもとづいて該XYテーブルのX,Y軸方向の移動位置を補正するものであるから、前記X−Yテーブル上にB軸回りに回転する回転テーブルが設けられ、該回転テーブル上に取り付けたワークが、前記B軸に対して偏心して取り付けられていたり、回転テーブル上面に対して傾斜して取り付けられていて、前記回転テーブルの旋回割出しによって、ワークの姿勢が複雑に変化する場合には、該ワークの位置決め精度を高精度に保証することができない問題がある。
また、後者の横型マシニングセンタにおいては、回転テーブル上に取り付けたワークの、回転テーブル面に対する傾斜や、B軸の中心からの偏心にもとづく各制御軸方向への変位を補正することについては何ら考慮されていないので、前者の工作機械と同様にワークの位置決め精度を十分に向上させることができない問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、回転テーブル上に取り付けたワークを各制御軸方向に高精度に位置決めすることができる工作機械における回転テーブルの位置決め制御方法および位置決め制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために、以下の点を特徴としている。
すなわち、請求項1に係る工作機械における回転テーブルの位置決め制御方法は、架台上にB軸回りに旋回割出し可能に設けた回転テーブルと、支持部材に支持した主軸ヘッドとを備え、NC装置によって制御軸駆動手段を作動させて、前記回転テーブルをB軸回りに旋回して位置決めし、前記回転テーブルと主軸ヘッドとをX、Y、Z軸方向に相対的に移動させて、前記主軸ヘッドの主軸に装着した工具により前記回転テーブルに固定したワークの加工を行う工作機械における回転テーブルの位置決め制御方法であって、
前記ワークのB軸からの偏心位置までの偏心量と、該偏心位置のZ軸からの偏り角度αと、前記ワークのB軸に対する傾き角度ωと、該傾き方向のZ軸に対する偏り角度θと、Y軸に対するB軸の傾きによるX軸成分βと、Y軸に対するB軸の傾きによるZ軸成分γとを含む誤差係数を前記NC装置の誤差係数メモリに予め記憶しておき、
NC装置から前記制御軸駆動手段に機械座標入力手段によってY軸の機械座標位置とB軸の機械座標位置が入力されたとき、それらY,B軸の機械座標位置と前記誤差係数とにもとづいてX,Z軸の機械座標位置に対する補正値を求め、この補正値にもとづいて作動指令されたX,Z軸の機械座標位置を修正して制御軸駆動手段を作動させ、
その修正する補正値が変更されたときに現在の前記機械座標位置に対する補正値を新規補正値に代えて補正値データメモリに記憶させることを特徴としている。
請求項2に係る工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置は、架台上にB軸回りに旋回割出し可能に設けた回転テーブルと、支持部材に支持した主軸ヘッドとを備え、NC装置によって制御軸駆動手段を作動させて、前記回転テーブルをB軸回りに旋回して位置決めし、前記回転テーブルと主軸ヘッドとをX、Y、Z軸方向に相対的に移動させて、前記主軸ヘッドの主軸に装着した工具により前記回転テーブルに固定したワークの加工を行う工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置であって、
前記NC装置は、前記ワークのB軸からの偏心位置までの偏心量と、該偏心位置のZ軸からの偏り角度αと、前記ワークのB軸に対する傾き角度ωと、該傾き方向のZ軸に対する偏り角度θと、Y軸に対するB軸の傾きによるX軸成分βと、Y軸に対するB軸の傾きによるZ軸成分γとを含む誤差係数を前記NC装置の誤差係数メモリに予め記憶しておき、
NC装置から前記制御軸駆動手段に機械座標入力手段によってY軸の機械座標位置とB軸の機械座標位置が入力されたとき、それらY,B軸の機械座標位置と前記誤差係数とにもとづいてX,Z軸の機械座標位置に対する補正値を求める演算手段と、該補正値にもとづいて前記X,Z軸の機械座標位置にもとづく作動指令値を修正する補正値を前記制御軸駆動手段に出力する補正手段とを備え、
前記誤差係数メモリは、予め、Y軸に対するB軸の傾きのX軸成分とZ軸成分を記憶しておき、これらの軸成分を前記誤差係数に加えて前記X,Z軸の機械座標位置に対する機械固有の補正値を求める機能を備え、
前記補正手段では、前記補正値が変更されたときに現在の前記機械座標位置に対する補正値を新規補正値に代えて補正値データメモリに記憶させていることを特徴としている。
本発明の請求項1,に係る工作機械における回転テーブルの位置決め制御方法および位置決め制御装置によれば、回転テーブルに対するワークの取付位置に位置ずれがあって、該ワークがB軸の回りに振れ回り移動して位置決めされる場合や、回転テーブルに対してワークが傾斜して取り付けられていた場合であっても、それらの位置ずれや傾きによる各制御軸における位置決め誤差を可及的に小さく抑えて、ワークと工具とを所定の加工位置へ相対的に高精度に位置決めすることができる。
架台に対する回転テーブルの組立誤差等によってY軸に対してB軸が傾いている場合であっても、その傾きによる各制御軸における位置決め誤差を確実に低減することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置を添付図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置を示す。この工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置1は、横型マシニングセンタ等の工作機械2を制御するNC装置の機能の一部として構成されている。
前記工作機械2は、ベッド3上に支持されてX軸サーボモータ4によってX軸方向(図1で紙面に垂直な方向)に移動されるテーブル(架台)5と、前記ベッド3上に支持されてZ軸サーボモータ6によってX軸に直角な軸方向(図1で左右方向)に移動されるコラム(支持部材)7と、該コラム7に支持されY軸サーボモータ8によってX、Z軸に直角なY軸方向(図1で上下方向)に移動される主軸ヘッド9と、前記テーブル5上に支持されてB軸サーボモータ10によって、前記テーブル5の上面における中心に位置し、該上面に垂直なB軸回りに旋回、割出可能な回転テーブル11とを備えている。
前記回転テーブル11に対して、自動パレット交換装置等(図示せず)により、パレット(図1には図示されていない)に載せたワークWが搬入されて固定され、また、該固定を解除されて搬出されるようになっている。前記主軸ヘッド9に軸回りに回転自在に支持された主軸12が支持され、主軸12に装着した工具によって、前記回転テーブル11上のワークWの加工が行われるようになっている。
前記X,Y,Z,B軸サーボモータ4,8,6,10には、それらを駆動させるサーボアンプを有するX,Y,Z,B軸位置制御回路(制御軸位置制御回路)13が接続されており、該X,Y,Z,B軸位置制御回路13が、前記各軸サーボモータ4,8,6,10に設けたエンコーダ等の位置検出器によって検出された移動位置信号にもとづいて、各軸サーボモータ4,8,6,10をフィードバック制御するようになっている。
前記各軸サーボモータ4,8,6,10と前記X,Y,Z,B軸位置制御回路13とによって、前記回転テーブル11と主軸ヘッド9とを相対的にX,Y,Z軸方向に移動させ、前記回転テーブル11をB軸回りに回転させる制御軸駆動手段を構成している。
前記位置決め制御装置1は、前記回転テーブル11に載置されたワークWの加工点の位置、すなわち、B軸座標軸(機械座標軸)および前記回転テーブル11の中心(B軸)に原点を有し、B軸方向にY座標軸を沿わせたX,Y,Z座標軸(機械座標軸)にもとづいて、前記ワークWの加工面を指令するB軸の機械座標位置Pbおよび前記主軸12に装着された工具のY軸の機械座標位置Pyを記憶する機械座標位置メモリ14と、前記回転テーブル11の上面に搭載されるワークWの加工精度に誤差を生じさせる誤差要因とその大きさ(以下「誤差係数」と称する)を記憶する誤差係数用データメモリ(誤差係数メモリ)15と、前記機械座標位置メモリ14から前記B軸の機械座標位置PbとY軸の機械座標位置Pyとを読み出す機械座標位置入力手段16と、該機械座標位置入力手段16から入力された各機械座標位置Pb,Pyと前記誤差係数用データメモリ15から読み出した誤差係数にもとづいて、ワークWの加工面における加工位置を指令するX,Y,Z軸の機械座標位置に対する補正値δx,δy,δzを補正プログラムの実行により演算する演算手段17と、該演算手段17が求めた前記補正値(新規補正値)δx,δy,δzを補正値出力手段18を介して入力し、補正値データメモリ19に記憶されている現在のX,Y,Z軸の機械座標位置に対する補正値(現在補正値)に新規補正値δx,δy,δzを加えた値を、X,Y,Z軸の機械座標位置の新たな補正値として前記X,Y,Z,B軸位置制御回路13に出力する補正手段20とを備えている。
そして、前記X,Y,Z,B軸位置制御回路13は、NC装置の主メモリに記憶された加工プログラムで設定されたX,Y,Z軸の機械座標位置(制御軸位置指令値)eを前記補正値によって補正し、この補正した位置指令値にもとづいて前記X,Y,Z軸サーボモータ4,8,6を駆動させると共に、前記補正値データメモリ19に新規補正値を現在補正値に代えて記憶させるようになっている。
なお、前記機械座標位置メモリ14を設ける代わりに、前記機械座標位置入力手段16がNC装置の主メモリに記憶された加工プログラムに設定された制御軸位置指令値から直接に前記B軸の機械座標位置PbとY軸の機械座標位置Pyを読み出して前記演算手段17に入力するようにしてもよい。
前記誤差係数用データメモリ15に記憶される誤差係数は、前記回転テーブル11に対する、ワークWを取り付けたパレットの設置誤差等によって特定され、予め個々の機械を検査、測定することによって得られる機械固有の定数値である。
前記誤差係数としては、図2、図3に示すように、前記回転テーブル11の中心位置S1におけるパレットPの上面に原点を有し、該回転テーブル11の上面に垂直な直線(B軸)上にY軸を一致させたX,Y,Z軸の機械座標軸(図2では、前記パレットPの上面の中心位置S2を原点としてX,Y,Z軸の機械座標軸に平行な座標軸をx,y,z座標軸として表示する)を想定した場合、
(1)回転テーブル11に中心位置S1(B軸)に対する前記パレットP(ワークW)の中心位置S2の偏心量(ワークWのB軸からの偏心量)R、
(2)パレットPの中心位置S2の偏心方向(各中心位置S1,S2を結ぶ方向)kのZ座標軸に対する偏り角度α
(3)回転テーブル11の上面(X,Z座標軸を含む平面)に対する前記パレットPの上面の傾き角度、すなわち、B軸に対するパレット上面に垂直な軸(パレット中心軸)pの傾き角度(ワークWのB軸に対する傾き角度)ω、
(4)ワークWのB軸に対する傾き方向の向きを表す角度、すなわち、パレット中心軸pを含みX,Z座標軸を含む平面に垂直な平面fのZ座標軸からの偏り角度θ
(5)Y軸に対するB軸の傾きによるX軸成分β(図3参照)、
(6)Y軸に対するB軸の傾きによるZ軸成分γ(図3参照)
が挙げられる。
前記誤差係数R,α,ω,θ,β,γによって、前記回転テーブル11上にパレットPを介して搭載したワークWを加工する際に、X,Y,Z軸方向に生じる位置決め誤差の補正値δx,δy,δzは、
δx=R・sin(α+Pb)+Py・sinω・sin(θ+Pb)+Py・β
δy=Py・sinω≒0
δz=R・cos(α+Pb)+Py・sinω・cos(θ+Pb)+Py・γ
の演算式によって求められる。
したがって、前記ワークWを加工する際に、ワークWの加工面を指定するB軸の機械座標位置Pbと、前記パレットPの上面からの高さを指定するY軸の機械座標位置Pyとが変数として与えられると、前記位置決め誤差の補正値δx,δy,δzが、X,Y,Z軸の各制御軸の位置決め指令値に対する補正値となる。
次に、上記構成の工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置の作用と共に、本発明の一実施の形態に係る工作機械における回転テーブルの位置決め方法について、ワークにボーリング工具(切削工具)により穴あけ加工を行う例を挙げて説明する。
工作機械2が作動を開始され、前記ワークWを搭載したパレットPが自動パレット交換装置等によって前記回転テーブル11上に搬入されて固定されると、NC装置によって加工プログラムが実行されて、前記機械座標位置メモリ14に記憶されていたワークWの加工面を指定するB軸の機械座標位置Pbとボーリング加工穴のY軸位置を指定するY軸の機械座標位置Pyとを前記機械座標位置入力手段16が読み出して演算手段17に入力する。該演算手段17は、その補正プログラムを起動して、前記誤差係数用データメモリ15から読み出した前記誤差係数R,α,ω,θ,β,γと前記機械座標位置入力手段16から入力されたB軸の機械座標位置PbおよびY軸の機械座標位置Pyとから、前記各演算式にもとづいてX,Y,Z軸の機械座標位置(制御軸位置指令値)に対する補正値δx,δy,δzを演算する。
これらの補正値δx,δy,δzは補正値出力手段18によって補正手段20に出力される。一方、Y軸とB軸の機械座標位置が入力されなければ、補正値δx,δy,δzの変更は無いため、補正値データメモリ19に既に記憶されていた補正値が補正手段20に出力される。補正手段20は、補正値出力手段18または補正値データメモリ19の補正を加えた値を、加工プログラムによって指定されたX,Y,Z軸の機械座標位置にもとづく作動指令を修正する補正値として前記X,Y,Z,B軸位置制御回路13に出力する。これにより、X,Y,Z,B軸位置制御回路13は、加工プログラムによって指定(指令)されたX,Y,Z軸の機械座標値を前記補正値によって修正して、各軸サーボモータ4,8,6をフィードバック制御により作動させるので、前記テーブル5(回転テーブル11)と主軸ヘッド9とが相対的にX,Y軸方向に移動されて、ワークWの加工面における穴あけ位置へ主軸12のボーリング工具が位置決め誤差を低減されて正確に位置決めされる。この位置決めの後、前記テーブル5(回転テーブル11)とコラム7(主軸ヘッド9)とがZ軸方向に相対的に移動されて、主軸12のボーリング工具がワークWに対して穴ぐりが行われる。その場合、ワークWに対する穴ぐりの加工深さが指定されていても、その加工深さにおける位置決め誤差を低減して指定どおりに正確に穴あけ加工が行われる。
なお、前記補正値によって加工プログラム上で指定された軸の機械座標位置が修正されると、前記演算によって求めた新たな補正値δx,δy,δzが現在の補正値に代わって前記補正値データメモリ19に記憶され、以降の補正値の算出の際に使用される。
例えば、ワークWの途中に小径穴がある加工穴を穴ぐりするときや、加工穴が長くて一方向側からだけでは加工ができないときに、B軸の機械座標位置の0度位置で加工穴の半分長だけ加工した後に、回転テーブル11を反転させて、B軸の機械座標位置の180度位置で同じ加工穴を穴ぐり加工(反転加工)する場合、回転テーブル11に対するパレットP(ワークW)の設置誤差により、B軸に対してワークWがX軸方向にδxだけずれている(誤差がある)と、前記ワークWの反転加工時の加工穴の中心位置が前記誤差の2倍だけ大きくなり、加工穴の軸心のずれ量が2δxとなって、軸心を一直線状に正確に一致させた加工穴を加工することができないが、前記工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置1および位置決め制御方法によれば、そのような不都合が生じることが無く、高精度な穴加工を行うことができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置1Aについて図4、図5を参照して説明する。
この実施の形態に係る工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置1Aは、前記工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置1が、別途に設けた誤差データ測定手段(図示せず)によって、前記回転テーブル11に対して前記パレット(ワークW)を搭載した場合の取付精度を測定して、その測定結果から前記誤差係数R,α,ω,θ,β,γを求め、それらを予め前記誤差係数用メモリ15に記憶させるようにしたのに対して、図4に示すように、前記誤差係数用メモリ15に接続させた誤差データ測定手段21を備え、該誤差データ測定手段21で前記回転テーブル11に対する前記パレットの取付精度を測定して求めた前記誤差係数R,α,ω,θ,β,γを前記誤差係数用メモリ15に自動的に入力するようにしたものである。その他の構成は前記回転テーブルの位置決め制御装置1と同様であるので、同一の構成部分には同一の符号を付してそれらについての説明は省略する。なお、図5では工作機械2は図示を省略されている。
前記誤差データ測定手段21は、図5に示すように、前記工作機械2の主軸12に装着して使用するタッチセンサ22aを含む自動計測装置22と、ワーク取付用のパレットPの所定位置に固定する形状測定された基準円筒定規23と、前記自動計測装置22の測定結果にもとづいて誤差係数を演算する誤差演算手段(図示せず)とを備えている。該基準円筒定規23は、基準盤部23aに垂直に一体形成された基準円筒部23bとからなり、該基準円筒部23bの軸心が前記パレットPの中心に一致し、かつパレットPの上面に垂直になるようにして、前記基準盤部23aが前記パレットP上に、位置決め板24a,24bによって位置決め固定されている。
この実施の形態に係る工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置1Aにおいては、前記誤差データ測定手段21によって前記回転テーブル11に対するパレットPの取付精度を測定する場合には、前記基準円筒定規23を固定したパレットPを自動パレット交換装置等によって、工作機械2の回転テーブル11に搬入して固定し、B軸(制御軸)を第1のB軸位置に位置決めした後、主軸12に装着した自動計測装置22のタッチセンサ22aを、前記基準円筒定規23の基準円筒部23bにY軸方向の二位置Yi1,Yi2において接触させて、該Y軸位置Yi1,Yi2と、該Y軸位置に対応するZ軸方向におけるZ軸位置Zi1,Zi2を測定する。これらの測定データを回転テーブル11をB軸回りに旋回させて複数のB軸位置に対して採取する。前記誤差データ測定手段21は前記誤差演算手段(図示せず)が前記測定データにもとづいて所定の演算式により演算して前記誤差係数R,α,ω,θ,β,γを求める。その具体的な方法については、従来知られた手法を用いて行えるので説明を省略する。
この実施の形態に係る工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置1Aおよび位置決め制御方法によれば、工作機械2を使用して前記誤差データ測定手段21によって、パレットPの回転テーブル11に対する設置誤差を測定して前記誤差係数R,α,ω,θ,β,γを容易に求めて、直ちに前記誤差係数用データメモリ15に記憶させることができると共に、ワークWの形状、大きさ等が変わってパレットPが変更されたような場合、前記誤差係数の更新を別途の誤差データ測定手段を用いることなく、速やかに更新処理を行うことができる。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置1Bについて図6を参照して説明する。
この実施の形態に係る工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置1Bは、前記工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置1の前記演算手段17に工作物質量入力手段25を接続したものである。その他の構成は前記回転テーブルの位置決め制御装置1と同様であるので、同一の構成部分には同一の符号を付してそれらについての説明は省略する。なお、図6では工作機械2は図示を省略されている。
前記パレットPに取り付けるワークWの質量が大きい場合、該ワークWの質量の違いにより、機械や地盤の変形が緩やかに変化するので、パレットPの前記回転テーブル11に対する設置状態が変化して、前記誤差係数R,α,ω,θ,β,γに微小な変化を与える。そこで、複数(例えば3種)のワークWの質量W1,W2,W3に関して、前記各誤差係数R,α,ω,θ,β,γに対する補正定数を予め測定して、それらの補正定数に従って補正された各誤差係数(R1,α1,ω1,θ1,β1,γ1)、(R2,α2,ω2,θ2,β2,γ2)、(R3,α3,ω3,θ3,β3,γ3)を、各ワークWの質量W1,W2,W3に対応させて、前記誤差係数用データメモリ15に記憶させておく。
この実施の形態に係る工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置1Bにおいては、工作物質量入力手段25から加工されるワークWの質量が前記演算手段17に入力されると、NC装置に記憶された加工プログラムに従って加工が実行される際、演算手段17が入力されたワークWの質量W1,W2,W3に対応した誤差係数(R1,α1,ω1,θ1,β1,γ1)、(R2,α2,ω2,θ2,β2,γ2)、(R3,α3,ω3,θ3,β3,γ3)を、前記誤差係数用データメモリ15から選択して読み出して、前記補正値δx,δy,δzを演算し、これにもとづいて補正手段20を介して前記X,Y,Z,B軸位置制御回路13が動作されてX,Y,Z軸サーボモータ4,8,6が作動されるので、ワークWが所定位置の加工位置に正確に位置決めされる。
したがって、この実施の形態に係る工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置1Bおよび位置決め制御方法によれば、工作機械2で重さの異なる複数の重いワークWを加工する場合には、予め、それらのワークWの質量に対応する補正係数により補正された前記各誤差係数R,α,ω,θ,β,γにもとづいて求められた補正値δx,δy,δzによって、加工プログラムで指定されたX,Y,Z軸の機械座標位置が補正されるので、前記回転テーブル11に対するパレットの設置誤差にもとづくワークWの加工位置に対する工具の位置決め誤差を低減することができるのに加えて、ワークWの質量にもとづく回転テーブル11に対するパレットの設置誤差の影響をも排除して、ワークWの加工位置に対する工具の位置決め精度を一層高めることができる。
なお、前記工作物質量入力手段25としては、前記加工プログラムにワークWの質量を設定しておき、これを読み取るようにしてもよく、自動パレット交換装置にロードセルを設置し、パレットPが回転テーブル11に搬入される際、パレットと一緒にワークWの質量を計測するものとしてもよい。
前記のように、実施の形態に係る工作機械における回転テーブルの位置決め制御方法は、架台上にB軸回りに旋回割出し可能に設けた回転テーブルと、支持部材に支持した主軸ヘッドとを備え、NC装置によって制御軸駆動手段を作動させて、前記回転テーブルをB軸回りに旋回して位置決めし、前記回転テーブルと主軸ヘッドとをX、Y、Z軸方向に相対的に移動させて、前記主軸ヘッドの主軸に装着した工具により前記回転テーブルに固定したワークの加工を行う工作機械における回転テーブルの位置決め制御方法であって、
前記ワークのB軸からの偏心位置までの偏心量と、該偏心位置のZ軸からの偏り角度αと、前記ワークのB軸に対する傾き角度ωと、該傾き方向のZ軸に対する偏り角度θと、Y軸に対するB軸の傾きによるX軸成分βと、Y軸に対するB軸の傾きによるZ軸成分γとを含む誤差係数を前記NC装置の誤差係数メモリに予め記憶しておき、
NC装置から前記制御軸駆動手段に機械座標位置入力手段によってY軸の機械座標位置とB軸の機械座標位置が入力されたとき、それらY,B軸の機械座標位置と前記誤差係数とにもとづいてX,Z軸の機械座標位置に対する補正値を求め、この補正値にもとづいて作動指令されたX,Z軸の機械座標位置を修正して制御軸駆動手段を作動させ、
その修正する補正値が変更されたときに現在の前記機械座標位置に対する補正値を新規補正値に代えて補正値データメモリに記憶させる構成とされている。
また、実施の形態に係る工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置は、架台上にB軸回りに旋回割出し可能に設けた回転テーブルと、支持部材に支持した主軸ヘッドとを備え、NC装置によって制御軸駆動手段を作動させて、前記回転テーブルをB軸回りに旋回して位置決めし、前記回転テーブルと主軸ヘッドとをX、Y、Z軸方向に相対的に移動させて、前記主軸ヘッドの主軸に装着した工具により前記回転テーブルに固定したワークの加工を行う工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置であって、
前記NC装置は、前記ワークのB軸からの偏心位置までの偏心量と、該偏心位置のZ軸からの偏り角度αと、前記ワークのB軸に対する傾き角度ωと、該傾き方向のZ軸に対する偏り角度θと、Y軸に対するB軸の傾きによるX軸成分βと、Y軸に対するB軸の傾きによるZ軸成分γとを含む誤差係数を前記NC装置の誤差係数メモリに予め記憶しておき、
NC装置から前記制御軸駆動手段に機械座標位置入力手段によってY軸の機械座標位置とB軸の機械座標位置が入力されたとき、それらY,B軸の機械座標位置と前記誤差係数とにもとづいてX,Z軸の機械座標位置に対する補正値を求める演算手段と、該補正値にもとづいて前記X,Z軸の機械座標位置にもとづく作動指令値を修正する補正値を前記制御軸駆動手段に出力する補正手段とを備え、
前記誤差係数メモリは、予め、Y軸に対するB軸の傾きのX軸成分とZ軸成分を記憶しておき、これらの軸成分を前記誤差係数に加えて前記X,Z軸の機械座標位置に対する機械固有の補正値を求める機能を備え、
前記補正手段では、前記補正値が変更されたときに現在の前記機械座標位置に対する補正値を新規補正値に代えて補正値データメモリに記憶させた構成とされている。
したがって、前記実施の形態に係る工作機械における回転テーブルの位置決め制御方法および位置決め制御装置1,1A,1Bによれば、回転テーブル11に対するワークWの取付位置に位置ずれがあって、該ワークWがB軸の回りの振れ回り移動して位置決めされる場合や、回転テーブル11に対してワークWが傾斜して取り付けられている場合であっても、それらの位置ずれや傾きによるX,Y,Z軸の各制御軸における位置決め誤差を可及的に小さく抑えて、ワークWと工具とを所定の加工位置へ相対的に高精度に位置決めすることができる。
さらに、テーブル5に対する回転テーブル11の組立誤差等によってY軸に対してB軸が傾いている場合であっても、その傾きによるX,Y,Z軸の各制御軸における位置決め誤差を確実に低減することができる。
なお、前記実施の形態に係る工作機械における回転テーブルの位置決め制御方法および位置決め制御装置1においては、回転テーブル11に固定したワークWをB軸の指令で所定の加工面を割り出した後、前記回転テーブル11と主軸ヘッド9とをX,Y軸の指令で相対的に移動して、主軸12のボーリング工具を所定の穴あけ位置に位置決めし、しかる後、主軸12のボーリング工具をZ軸の指令でZ軸方向に移動させることにより、前記ワークWの加工面に所要の穴あけ加工を行う例を示したが、本発明は、このような穴あけ加工に限らず、B軸の指令で所定の加工面を割り出して位置決めされたワークWに対し、X,Y,Z軸の指令で前記主軸ヘッド9をX,Y,Z軸方向に相対的に移動させながら、主軸12の回転工具でワークWの表面を連続的に切削加工するような場合にも同様に適用することができる。
また、本発明を横型のマシニングセンタに適用した例を示したが、本発明は、これに限らず、縦型のマシニングセンタやその他の工作機械においても適用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置を示すブロック図である。 回転テーブルに対するパレットの設置誤差を表す誤差係数を示す説明図である。 回転テーブルのB軸のY軸に対する傾斜を表す説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置を示すブロック図である。 自動計測装置の一例を示す説明図である。 本発明の第3の実施の形態に係る工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置を示すブロック図である。
符号の説明
1,1A,1B 回転テーブルの位置決め制御装置
2 工作機械
4,6,8,10 X,Z,Y,B軸サーボモータ
5 テーブル(架台)
7 コラム(支持部材)
9 主軸ヘッド
12 主軸
13 X,Z,Y,B軸位置制御回路(制御軸位置制御回路)
14 機械座標位置メモリ
15 誤差係数用データメモリ(誤差係数メモリ)
16 機械座標位置入力手段
17 演算手段
18 補正値出力手段
19 補正値データメモリ
21 誤差データ測定手段
22 自動計測装置
23 基準円筒定規
25 工作物質量入力手段

Claims (2)

  1. 架台上にB軸回りに旋回割出し可能に設けた回転テーブルと、支持部材に支持した主軸ヘッドとを備え、NC装置によって制御軸駆動手段を作動させて、前記回転テーブルをB軸回りに旋回して位置決めし、前記回転テーブルと主軸ヘッドとをX、Y、Z軸方向に相対的に移動させて、前記主軸ヘッドの主軸に装着した工具により前記回転テーブルに固定したワークの加工を行う工作機械における回転テーブルの位置決め制御方法であって、
    前記ワークのB軸からの偏心位置までの偏心量と、該偏心位置のZ軸からの偏り角度αと、前記ワークのB軸に対する傾き角度ωと、該傾き方向のZ軸に対する偏り角度θと、Y軸に対するB軸の傾きによるX軸成分βと、Y軸に対するB軸の傾きによるZ軸成分γとを含む誤差係数を前記NC装置の誤差係数メモリに予め記憶しておき、
    NC装置から前記制御軸駆動手段に機械座標位置入力手段によってY軸の機械座標位置とB軸の機械座標位置が入力されたとき、それらY,B軸の機械座標位置と前記誤差係数とにもとづいてX,Z軸の機械座標位置に対する補正値を求め、この補正値にもとづいて作動指令されたX,Z軸の機械座標位置を修正して制御軸駆動手段を作動させ、
    その修正する補正値が変更されたときに現在の前記機械座標位置に対する補正値を新規補正値に代えて補正値データメモリに記憶させることを特徴とする工作機械における回転テーブルの位置決め制御方法。
  2. 架台上にB軸回りに旋回割出し可能に設けた回転テーブルと、支持部材に支持した主軸ヘッドとを備え、NC装置によって制御軸駆動手段を作動させて、前記回転テーブルをB軸回りに旋回して位置決めし、前記回転テーブルと主軸ヘッドとをX、Y、Z軸方向に相対的に移動させて、前記主軸ヘッドの主軸に装着した工具により前記回転テーブルに固定したワークの加工を行う工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置であって、
    前記NC装置は、前記ワークのB軸からの偏心位置までの偏心量と、該偏心位置のZ軸からの偏り角度αと、前記ワークのB軸に対する傾き角度ωと、該傾き方向のZ軸に対する偏り角度θと、Y軸に対するB軸の傾きによるX軸成分βと、Y軸に対するB軸の傾きによるZ軸成分γとを含む誤差係数を前記NC装置の誤差係数メモリに予め記憶しておき、
    NC装置から前記制御軸駆動手段に機械座標位置入力手段によってY軸の機械座標位置とB軸の機械座標位置が入力されたとき、それらY,B軸の機械座標位置と前記誤差係数とにもとづいてX,Z軸の機械座標位置に対する補正値を求める演算手段と、該補正値にもとづいて前記X,Z軸の機械座標位置にもとづく作動指令値を修正する補正値を前記制御軸駆動手段に出力する補正手段とを備え、
    前記誤差係数メモリは、予め、Y軸に対するB軸の傾きのX軸成分とZ軸成分を記憶しておき、これらの軸成分を前記誤差係数に加えて前記X,Z軸の機械座標位置に対する機械固有の補正値を求める機能を備え、
    前記補正手段では、前記補正値が変更されたときに現在の前記機械座標位置に対する補正値を新規補正値に代えて補正値データメモリに記憶させていることを特徴とする工作機械における回転テーブルの位置決め制御装置。
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