JP4489502B2 - アームレストの取付構成 - Google Patents

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Description

本発明は、シートの背凭シートの側部に、左右方向のシャフトの軸周りに回動自在にアームレストを取付け、アームレストの先端位置を使用位置から格納位置に変位させたり、また、先端高さを任意に高さ調節自在にアームレストを取付ける際の、取付方法および取付構成に係るものである。
従来、左右方向のシャフトの軸周りに回動自在にアームレストを取付け、アームレストの高さ調節を、コイルバネの摩擦を利用して行うものは公知である。(特許文献1)。
特開2003−299547号公報
前記公知例は、背凭ブラケットに回転自在にシャフトを取付け、シャフトにアームレストを固定する構成であり、図26のように、ブラケットAをシャフトBとプレートCととにより挟持した状態でレーザーまたはアーク熔接Dにより熔接する構成のため、各部の公差がシャフトBとプレートCの間に集積して、プレートと側板の間に隙間Eが生じるという課題がある。
この課題は、公差が集積して生じるものであるから、製造および組立ての精度を如何に向上させても解決しない。
本願は、背凭ブラケットとシャフトとプレートとの組立構成を工夫することにより、三者を隙間なく取付けたものである。
本発明は、シート1の背凭シート3の側部に固定の背凭ブラケット6またはアームレストフレーム9に固定するバネ取付用ブラケット13の側板43の一方側に突き出るように形成した円筒形状のバーリング部44の透孔45に、左右方向のシャフト7を挿通させ、該シャフト7の長さ方向の中間所定位置に形成した段部40を前記バーリング部44の端面46に当接させ、前記シャフト7の端部に、シャフト7の軸方向と略平行に切り欠いて係合溝47と係合突起48とを円周方向に交互に形成し、所定の高さを有して少なくとも前記係合溝47の溝底の溝底面52に形成したプロジェクション突起53がシャフト7の軸方向に潰れながらプレート50の外面Aに当接するように、前記各係合突起48を、前記側板43より突き出させてかつ前記側板43の内面に当接させたプレート50の挿通孔51に挿入係合させ、前記バーリング部44を設けた部分の側板43に、前記バーリング部44に近づくに従い次第に凹む凹部55を形成し、該凹部55内の前記バーリング部44に近づくに従って前記シャフト7の段部40に向けて次第に凹む傾斜面にプレート50を当接させて、前記シャフト7の溝底面52とプレート50の外面Aとの間でプロジェクション突起53を当接させた状態で、前記プロジェクション突起53に所定電流を通電して加圧するプロジェクション溶接し、溶接後、プレート50をバネ取付用ブラケット13の側板43に隙間無しで当接させてシャフト7とプレート50とを固定し、シャフト7の軸周りに先端が上下回動自在となるようにアームレスト4を取付けたアームレストの取付方法としたものである。
本発明は、シート1の背凭シート3の側部に設けた背凭ブラケット6またはアームレストフレーム9に固定するバネ取付用ブラケット13の側板43の透孔45に、該シャフト7の長さ方向の中間所定位置に形成した段部40が前記側板43の外面に当接するようにシャフト7を挿通し、シャフト7の端部に、シャフト7の軸方向と略平行に切り欠いて係合溝47と係合突起48とを円周方向に交互に形成し、前記係合溝47と係合突起48のうち各係合突起48を、前記側板43の内面に当接させたプレート50の挿通孔51に挿入係合させ、前記シャフト7の係合溝47の溝底の溝底面52と該溝底面52が当接する部分のプレート50の何れか一方または両方に所定の高さを有して形成したプロジェクション突起53を、溝底面52または/およびプレート50に当接させ、前記側板43には一方側に突き出る円筒形状のバーリング部44を形成し、バーリング部44の端面46にシャフト7の段部40を当接させ、前記バーリング部44を設けた部分の側板43に、前記バーリング部44に近づくに従い次第に凹む凹部55を形成し、該凹部55内の前記バーリング部44に近づくに従って前記シャフト7の段部40に向けて次第に凹む傾斜面にプレート50を当接させて、係合溝47の溝底面52がプレート50の外面Aに当接し、かつ、側板43をシャフト7の段部40とプレート50により隙間なく挟持するように、プロジェクション溶接によりプロジェクション突起53をシャフト7の軸方向に潰しながらシャフト7とプレート50とを溶接固定するアームレストの取付方法としたものである。
本発明は、少なくとも前記溝底面52にプロジェクション突起53を形成し、前記側板43の外面から透孔45の端面46までの間隔を「X」とし、溝底面52からのプロジェクション突起53の高さを「Y」とし、段部40から溝底面52までの間隔を「Z」とし、溶接前は「X<Z+Y」としたとき、プロジェクション突起53を潰しながら溶接し、且つ、溶接後も「Y’」の高さをプロジェクション突起53が有し、これにより「X=Z+Y’」となるように構成したアームレストの取付方法としたものである。
本発明は、シート1の背凭シート3の側部に設けた背凭ブラケット6に、左右方向のシャフト7の軸周りに先端が上下回動自在となるようにアームレスト4を取付けたものにおいて、前記シャフト7の長さ方向の中間所定位置には段部40を形成し、該段部40より一方側のシャフト7は大径部41に、前記段部40より他方側のシャフト7は小径部42に夫々形成し、該小径部42の先端にはシャフト7の軸方向と略平行に切り欠いて係合溝47と係合突起48を円周方向に交互に複数形成し、前記背凭ブラケット6またはアームレスト4のアームレストフレーム9に固定のバネ取付用ブラケット13の側板43には一方側に突き出て前記シャフト7の段部40が当接する端面46を有する円筒形状のバーリング部44を形成し、バーリング部44にはシャフト7の小径部42の外径と同じ透孔45を形成し、前記バーリング部44を設けた部分の側板43に、前記バーリング部44に近づくに従い次第に凹む凹部55を形成し、該凹部55内の前記バーリング部44に近づくに従って前記シャフト7の段部40に向けて次第に凹む傾斜面に前記係合突起48が挿通係合する挿通孔51を形成したプレート50を当接させ、前記シャフト7の係合溝47の溝底の溝底面52と該溝底面52が当接する部分のプレート50の何れか一方または両方に、前記シャフト7の軸方向に潰れた溶接後も所定の高さを有するプロジェクション用のプロジェクション突起53を形成し、前記側板43に前記プレート50の一部が密着するように、前記係合溝47の溝底面52をプレート50の外面Aに当接させた状態で通電してプロジェクション溶接するアームレストの取付構成としたものである。
本発明は、少なくとも前記溝底面52にプロジェクション突起53を形成し、前記側板43の外面から透孔45の端面46までの間隔を「X」とし、溝底面52からのプロジェクション突起53の高さを「Y」とし、段部40から溝底面52までの間隔を「Z」とし、溶接前は「X<Z+Y」としたとき、溶接によりプロジェクション突起53の高さが「Y’」に変化して「X=Z+Y’」となるように構成したアームレストの取付構成としたものである。
請求項1および請求項2の発明では、バネ取付用ブラケット13とシャフト7とプレート50とを軸方向に互いに隙間なく取付けることができ、アームレスト4の先端が左右に振れる振幅量を減少させ、商品価値を向上させる。
請求項3の発明では、バーリング部44が存在することによりシャフト7の段部40とプレート50との間に距離を置くことができ、適切にプロジェクション熔接できる。
請求項4の発明では、溶接作業を容易にでき、バネ取付用ブラケット13にシャフト7またはプレート50の一方または両方が熔接固定される不具合を回避できる。
請求項5の発明では、バネ取付用ブラケット13とシャフト7とプレート50とを軸方向に互いに隙間なく取付けたアームレスト4を提供でき、アームレスト4の先端が左右に振れる振幅量を減少させ、商品価値を向上させる。
請求項6の発明では、バーリング部44が存在することによりシャフト7の段部40とプレート50との間に距離を置くことができ、適切にプロジェクション熔接できる。
請求項7の発明では、バネ取付用ブラケット13とシャフト7とプレート50とを軸方向に互いに隙間なく取付けるための設定が極めて簡単容易にでき、バネ取付用ブラケット13にシャフト7またはプレート50の一方または両方が熔接される不具合を回避できる。
本発明の実施例を図面により説明すると、1は車両用等のシート、2は座席シート、3は座席シート2に傾斜角度調節自在に設けた背凭シート、4は背凭シート3の側部に設けたアームレストである。
アームレスト4は、例えば、本来使用される使用範囲Aではアームレスト4の下方回動をロックして荷重を支受し、且つ、上方回動のみ自在にして高さ調節可能にし、使用範囲Aの上限位置と同じかそれより間隔を置いて設けた格納範囲Bではアンロック状態になって上下回動自在とし、格納範囲Bから使用範囲Aの最下方位置まで一旦下方回動可能であるが、最下方位置でロック可能状態に復帰させて使用範囲Aでは上方回動のみ自在となるように構成すると、操作性を向上させて好適である(図1)。
前記アームレスト4は、背凭シート3の背凭骨格フレーム5の側部に設けた背凭ブラケット6に、左右方向のシャフト7を軸心として上下回動自在に取付ける。シャフト7は途中部分に段部40を形成し(図4)、段部40より一方側のシャフト7は大径部41に形成し、段部40より他方側のシャフト7は小径部42に形成する(図4)。
前記アームレスト4の前記アームレストフレーム9には、バネ取付用ブラケット13を固定し(図2、図3)、バネ取付用ブラケット13の側板43には一方側に突き出る円筒形状のバーリング部44を形成する。バーリング部44は、その内径を前記シャフト7の小径部42の外径と同じに形成して、小径部42をバーリング部44の透孔45に挿通し、バーリング部44の端面46にシャフト7の段部40を当接させる。
前記小径部42の先端には母線方向に切り欠いて係合溝47と係合突起48を円周方向に交互に複数形成する(図4)。
シャフト7の各係合突起48はプレート50の各挿通孔51に挿入する。
しかして、前記係合溝47の溝底の溝底面52には溝底面52より所定の高さ(大きさ)のプロジェクション突起53を形成する。この場合、プロジェクション突起53は、各挿通孔51の間のプレート50の外面Aと溝底面52との何れか一方または両方に形成してもよい。
バーリング部44の透孔45に挿通したシャフト7は、シャフト7の小径部42の係合突起48をプレート50の挿通孔51に挿通させた状態で、シャフト7とプレート50とに通電し、電流をプロジェクション突起53に集中させて行うプロジェクション溶接する。
即ち、シャフト7の段部40がバネ取付用ブラケット13のバーリング部44の透孔45の端面46に当接し、シャフト7の溝底面52とプレート50の外面Aとの間でプロジェクション突起53を当接させた状態で、通電してプロジェクション溶接し、溶接後、プレート50をバネ取付用ブラケット13の側板43に隙間無しで当接させる。
したがって、シャフト7の段部40とバネ取付用ブラケット13の透孔45の端面46と、プレート50とバネ取付用ブラケット13の側板43との二か所は、図示は省略したグリス等の潤滑部材のみが介在するだけで、殆ど、隙間無しで当接し、シャフト7がバネ取付用ブラケット13(アームレストフレーム9、背凭ブラケット6)に対してがたつくのを防止し、その結果、アームレスト4の先端が使用位置にて左右方向に振れるのを防止する。
実施例では、溝底面52にプロジェクション突起53を形成し、側板43の外面から透孔45の端面46までの間隔を「X」とし(図4)、溝底面52からのプロジェクション突起53の高さを「Y」とし(図4)、段部40から溝底面52までの間隔を「Z」としたとき(図4)、溶接前は「X<Z+Y」であるが、溶接時にプロジェクション突起53が潰れて溶接後のプロジェクション突起53の高さが「Y’」に変化し、これにより「X=Z+Y’」となるように構成する(図7)。
したがって、適切な電流値等の熔接条件および加圧力による熔接中にプロジェクション突起53が溶解して潰れることで、潰れたプロジェクション突起53の高さY’およびシャフト7の段部40と溝底面52の間隔Zがバーリング部44の高さXと一致して、プレート50はバネ取付用ブラケット13の側板43に密着し、熔接の際の設定が容易であり、可及的にバネ取付用ブラケット13とシャフト7とプレート50の隙間をゼロにする。
しかして、図10の実施例は、前記バーリング部44を設けた部分の側板43は、バーリング部44に近づくに従い次第に一方側に凹む擂り鉢形状の凹部55を形成する。凹部55は円形の前記プレート50の直径よりも大に形成し、プレート50の周縁が側板43でなく凹部55に当接するように構成すると、プレート50とバネ取付用ブラケット13の側板43との接触面積を小さくし、操作抵抗を減少させられ、好適である。
しかして、アームレスト4は、そのアームレストフレーム9の基部と背凭ブラケット6との間にロック装置Lを設ける。ロック装置Lは、前記シャフト7の大径部41の外周にロックスプリング11のコイル部12を嵌合させ、ロックスプリング11の摩擦によってロックし、摩擦解除によりアンロックとなって傾斜調節できるように構成されていればよく、その他の構成は任意である。ロック装置Lの構成は任意であるが、以下、一実施例を示す。
ロックスプリング11の一端はアームレストフレーム9に固定のバネ取付用ブラケット13のステイ14に係合させて固定側端部15に形成し、ロックスプリング11の他端は自由端20に形成し、コイル部12は、アームレスト4の下動に伴ってシャフト7の大径部41が回転すると、締まる巻き方向に設定し、これにより、他端が自由端20であってもアームレスト4を下方回動させようとすると、シャフト7の大径部41とコイル部12の内周との摩擦抵抗によりコイル部12の直径を小にする方向に作用し、この摩擦抵抗によりアームレスト4の下方回動を阻止してロックさせる。
前記バネ取付用ブラケット13には、前記ロック装置Lの自由端20をアンロック位置に保持するアンロック用カム面22と該アンロック用カム面22への係合を案内する案内カム面23とを有する切替カム溝24を形成する。
切替カム溝24は、シャフト7の軸心方向と略平行になるように屈曲させたバネ取付用ブラケット13の屈曲板部25に、基本的には屈曲板部25の先端側(左側)を開放したU型形状に形成する。
実施例では、屈曲板部25はバネ取付用ブラケット13の下側に形成し、図12、図14、図16、図18、図20、図22、図24は、下側から見た状態で図示しているが、図2および図3の実施例ではバネ取付用ブラケット13の前縁に横方向に屈曲させて形成しており、屈曲板部25の設置位置は図示に限定されない。
切替カム溝24のアームレスト4の下方回動方向側(後側)にはシャフト7の軸心方向と略平行に前記アンロック用カム面22を形成し、切替カム溝24のアームレスト4の上方回動方向側(前側)には切替カム溝24の開口方向(左方向)に至るに従いアンロック用カム面22(後側)に近づくように傾斜させて案内カム面23を形成する。
案内カム面23の先端とアンロック用カム面22の外端縁との間には自由端20が通り抜け可能な隙間26を設ける。
アンロック用カム面22に続く屈曲板部25は、後側に至るに従い屈曲板部25の基部側(右側)に近づく傾斜面27に形成している。
一方、シャフト7の大径部41の端部には、アームレスト4の回動により移動する自由端20が当接する当接部材30を設ける。当接部材30は、シャフト7の軸心に対して交差方向の板部材31をシャフト7の大径部41の端部に固定し、板部材31には切替カム溝24に自由端20を嵌合させるアンロック用当接部32を設ける。アンロック用当接部32はロック状態の自由端20に当接し、自由端20をコイル部12の緩み方向に移動させ、アンロック用当接部32により押された自由端20は案内カム面23により案内されて切替カム溝24に嵌合する(図14、図16)。
アンロック用当接部32の端縁はアンロック用カム面22の端縁と一致させ、アンロック用当接部32の端縁まで自由端20が案内カム面23により案内されて移動すると、自由端20はアンロック用当接部32から外れて自由端20それ自体の弾力によりアンロック用カム面22に当接する(図18)。
また、アンロック保持面33に続く板部材31の後側周縁には交差方向の外れ防止面34を設ける。外れ防止面34は、切替カム溝24および板部材31の周縁の何れもから自由端20が外れて作動不能状態になるのを防止する。
即ち、外れ防止面34を設けないと、自由端20が切替カム溝24に係合し、格納位置より過剰回動が可能になり、アームレスト4が元の位置に戻らないメカロック状態になるが、外れ防止面34によりアームレスト4の過剰回動を停止させ、メカロックを防止する。
この場合、アームレスト4がアームレスト4として本来使用される使用範囲Aの上限位置までアームレスト4を上方回動させたとき自由端20が切替カム溝24に嵌合するように設定し、使用範囲Aを越えた格納範囲Bでは常時自由端20は切替カム溝24に嵌合させてアンロック保持面33により保持させる。
しかして、板部材31の前側部分には前記切替カム溝24のアンロック用カム面22に係合している自由端20をアンロック用カム面22から離脱させて自由端20を自由状態に復帰させるアンロック解除部37を設ける(図20、図22)。アンロック解除部37は板部材31の前端部をバネ取付用ブラケット13に向けて屈曲させ屈曲部38を形成し、屈曲部38の先端より基部に至るに従い前側(上方回動方向側)に傾斜する傾斜解除面39を形成し、傾斜解除面39はアンロック用カム面22の端縁より一方側にまで位置させ、アンロック用カム面22と当接部材30とが相対的に移動することで自由端20がアンロック解除部37の傾斜解除面39に案内されてアンロック用カム面22(切替カム溝24)より離脱させ、アンロック状態をロック可能状態にさせる。
(実施例の作用)
アームレスト4は略水平位置を含む使用範囲Aで使用状態となり、使用範囲Aではシャフト7中心に一旦最下方位置にアームレスト4を下方回動させると、ロック装置Lは作動状態となって、上方回動はできるが下方回動はロックして荷重を支持する。
したがって、一旦使用範囲Aの最下方位置にアームレスト4を下方回動させてから、必要に応じてアームレスト4を上方回動させて、アームレスト4の高さ調節を行う。
次に、使用範囲Aの最上位置までアームレスト4を上方回動させると、この位置がアームレスト4の下方回動をロックして荷重を支持する上側の限界位置であり、これを一旦越えると、格納範囲Bとなり、格納範囲Bでは上下何れの方向にもアンロック状態となる。
しかして、格納位置から使用状態にするには、前記のように、使用範囲Aの一旦最下方位置にまでアームレスト4を下方回動させ、ロック装置Lを作動状態すればよく、その後は、前記の作動(操作)の反復となる。
このように、シャフト7の軸周りにアームレスト4を回動させるように構成した場合、シャフト7自体の取付部分に緩みがあって「がたつく」と、アームレスト4の先端は増幅されて左右に振れることになる。
即ち、製造および組立上の公差がシャフト7の取付部分に集中することで、例えば、シャフト7は平面視左右両側が前後に振れ、この振れがアームレスト4の先端の左右振れとなって出現する。
アームレスト4は、背凭シート3の背凭骨格フレーム5の側部に設けた背凭ブラケット6に、左右方向のシャフト7を軸心として上下回動自在に取付け、シャフト7の長さ方向の中間所定位置に段部40を形成し、段部40より一方側のシャフト7は大径部41に形成し、段部40より他方側のシャフト7は小径部42に形成し、バネ取付用ブラケット13の側板43にはシャフト7の小径部42の外径と同じ透孔45を形成しているから、小径部42を側板43の透孔45に挿通して、側板43にシャフト7の段部40を当接させる。
小径部42の先端には母線方向に切り欠いて係合溝47と係合突起48を円周方向に交互に複数形成し、プレート50には係合突起48に対応させて挿通孔51を形成しているから、シャフト7の係合突起48をプレート50の各挿通孔51に挿入する。
シャフト7の係合溝47の溝底の溝底面52とプレート50の何れか一方または両方には、溝底面52またはプレート50に対して所定の高さ(大きさ)のプロジェクション突起53を形成しているから、側板43の透孔45に挿通したシャフト7は、シャフト7の小径部42の係合突起48をプレート50の挿通孔51に挿通させた状態で、シャフト7とプレート50とに通電し、電流をプロジェクション突起53に集中させて行うプロジェクション溶接する。
プロジェクション溶接すると、電流が集中したプロジェクション突起53は高熱により溶解し、プロジェクション溶接の際の加圧により、シャフト7の段部40がバネ取付用ブラケット13の透孔45の端面46に当接し、シャフト7の溝底面52とプレート50とがプロジェクション突起53が溶けた分密着するから、プロジェクション溶接後、プレート50はバネ取付用ブラケット13の側板43に隙間無しで当接する。
したがって、プロジェクション突起53が潰れたことにより公差を吸収し、シャフト7の段部40とバネ取付用ブラケット13の透孔45の端面46と、プレート50とバネ取付用ブラケット13の側板43との二か所は、図示は省略したグリス等の潤滑部材のみが介在するだけで、殆ど、隙間無しで当接し、シャフト7がバネ取付用ブラケット13(背凭ブラケット6)に対してがたつくのを防止し、その結果、アームレスト4の先端が使用位置にて左右方向に振れるのを防止する。
しかして、実施例では、バネ取付用ブラケット13の側板43には一方側に突き出る円筒形状のバーリング部44を形成し、バーリング部44の内径はシャフト7の小径部42の外径が少し大きく形成しているから、小径部42をバーリング部44の透孔45に挿通して、バーリング部44の端面46にシャフト7の段部40を当接させる。
この場合、溝底面52にプロジェクション突起53を形成し、側板43の外面から透孔45の端面46までの間隔を「X」とし、溝底面52からのプロジェクション突起53の高さを「Y」とし、段部40から溝底面52までの間隔を「Z」としたとき、「X<Z+Y」とし、溶接前は「X<Z+Y」としたとき、溶接時にプロジェクション突起53が潰れて溶接後のプロジェクション突起53の高さが「Y’」に変化し、これにより「X=Z+Y’」となるように構成しているから、適切な電流値等の熔接条件および加圧力による熔接中にプロジェクション突起53が潰れることで、潰れたプロジェクション突起53の高さY’およびシャフト7の段部40と溝底面52の間隔Zがバーリング部44の高さXと一致して、プレート50はバネ取付用ブラケット13の側板43に密着する。
したがって、可及的にバネ取付用ブラケット13とシャフト7とプレート50の隙間をゼロにして、アームレスト4の先端が左右に振れるのを防止する。
この場合、プロジェクション突起53は潰れるが、溶解せずに必ず突起として残るように、プロジェクション突起53の高さ「Y」と適切な電流値等の熔接条件および加圧力とを設定しているので、「X>Z+Y’」となって回転不能状態になったり、バネ取付用ブラケット13がシャフト7またはプレート50に熔接されることも防止する。
以上のように、何れの実施例でも、シャフト7とバネ取付用ブラケット13とプレート50の三者は隙間無しで当接するだけであるから、アームレスト4を回動させると、シャフト7およびプレート50がバネ取付用ブラケット13に対して回転するが、操作荷重は重くならず、操作性は犠牲にしないで、アームレスト4の先端が左右に振れるのを防止する。
即ち、シャフト7とバネ取付用ブラケット13とプレート50の三者の夫々が有する公差を、突起53が溶接時に潰れることで吸収するように構成しているので、三者を夫々隙間無しで当接させて、回動させる際の抵抗を増加させずに、「がたつき」を防止したのである。
しかして、前記側板43には一方側に突き出る円筒形状のバーリング部44を形成し、バーリング部44の端面46にシャフト7の段部40を当接させ、係合溝47の溝底面52をプレート50の外面Aに当接させた状態で通電してプロジェクション溶接するから、バーリング部44とシャフト7の段部40との当接によりシャフト7とバネ取付用ブラケット13との位置決めが正確、且つ、設定用意となって、溶接を確実にする。
即ち、突起53が溶接時に潰れるときの圧力(荷重)が、バーリング部44の端面46とシャフト7の段部40の当接面に掛かり、両者の位置を互いに固定するように作用する。
シートの側面図。 ロック装置の分解斜視図。 同一部拡大分解斜視図。 シャフトとブラケットとプレートの分解図。 同分解斜視図。 同側面図。 同低面図。 シャフトの一部破断図。 シャフトとブラケットとプレートの固定状態断面図。 シャフトとブラケットとプレートの固定方法の他の実施例図。 アームレストと背凭骨格フレームの位置関係を示す側面図。 図11のロック装置の斜視図。 アームレストと背凭骨格フレームの位置関係を示す側面図。 図13のロック装置の斜視図。 アームレストと背凭骨格フレームの位置関係を示す側面図。 図15のロック装置の斜視図。 アームレストと背凭骨格フレームの位置関係を示す側面図。 図17のロック装置の斜視図。 アームレストと背凭骨格フレームの位置関係を示す側面図。 図19のロック装置の斜視図。 アームレストと背凭骨格フレームの位置関係を示す側面図。 図21のロック装置の斜視図。 アームレストと背凭骨格フレームの位置関係を示す側面図。 図24のロック装置の斜視図。 切替カム溝と当接部材の位置関係図。 公知例の課題を示す断面図。
符号の説明
1…シート、2…座席シート、3…背凭シート、4…アームレスト、5…背凭骨格フレーム、6…背凭ブラケット、7…シャフト、8…アームレストフレーム、10…カラー、11…ロックスプリング、12…コイル部、13…バネ取付用ブラケット、14…係合孔、15…固定側端部、20…自由端、22…アンロック用カム面、23…案内カム面、24…切替カム溝、25…屈曲板部、26…隙間、27…傾斜面、30…当接部材、31…板部材、32…アンロック用当接部、33…アンロック保持面、34…外れ防止面、37…アンロック解除部、38…屈曲部、39…傾斜解除面、40…段部、41…大径部、42…小径部、43…側板、44…バーリング部、45…透孔、46…端面、47…係合溝、48…係合突起、50…プレート、51…挿通孔、52…溝底面、53…プロジェクション突起、55…凹部。

Claims (5)

  1. シート1の背凭シート3の側部に固定の背凭ブラケット6またはアームレストフレーム9に固定するバネ取付用ブラケット13の側板43の一方側に突き出るように形成した円筒形状のバーリング部44の透孔45に、左右方向のシャフト7を挿通させ、該シャフト7の長さ方向の中間所定位置に形成した段部40を前記バーリング部44の端面46に当接させ、前記シャフト7の端部に、シャフト7の軸方向と略平行に切り欠いて係合溝47と係合突起48とを円周方向に交互に形成し、所定の高さを有して少なくとも前記係合溝47の溝底の溝底面52に形成したプロジェクション突起53がシャフト7の軸方向に潰れながらプレート50の外面Aに当接するように、前記各係合突起48を、前記側板43より突き出させてかつ前記側板43の内面に当接させたプレート50の挿通孔51に挿入係合させ、前記バーリング部44を設けた部分の側板43に、前記バーリング部44に近づくに従い次第に凹む凹部55を形成し、該凹部55内の前記バーリング部44に近づくに従って前記シャフト7の段部40に向けて次第に凹む傾斜面にプレート50を当接させて、前記シャフト7の溝底面52とプレート50の外面Aとの間でプロジェクション突起53を当接させた状態で、前記プロジェクション突起53に所定電流を通電して加圧するプロジェクション溶接し、溶接後、プレート50をバネ取付用ブラケット13の側板43に隙間無しで当接させてシャフト7とプレート50とを固定し、シャフト7の軸周りに先端が上下回動自在となるようにアームレスト4を取付けたアームレストの取付方法。
  2. シート1の背凭シート3の側部に設けた背凭ブラケット6またはアームレストフレーム9に固定するバネ取付用ブラケット13の側板43の透孔45に、該シャフト7の長さ方向の中間所定位置に形成した段部40が前記側板43の外面に当接するようにシャフト7を挿通し、シャフト7の端部に、シャフト7の軸方向と略平行に切り欠いて係合溝47と係合突起48とを円周方向に交互に形成し、前記係合溝47と係合突起48のうち各係合突起48を、前記側板43の内面に当接させたプレート50の挿通孔51に挿入係合させ、前記シャフト7の係合溝47の溝底の溝底面52と該溝底面52が当接する部分のプレート50の何れか一方または両方に所定の高さを有して形成したプロジェクション突起53を、溝底面52または/およびプレート50に当接させ、前記側板43には一方側に突き出る円筒形状のバーリング部44を形成し、バーリング部44の端面46にシャフト7の段部40を当接させ、前記バーリング部44を設けた部分の側板43に、前記バーリング部44に近づくに従い次第に凹む凹部55を形成し、該凹部55内の前記バーリング部44に近づくに従って前記シャフト7の段部40に向けて次第に凹む傾斜面にプレート50を当接させて、係合溝47の溝底面52がプレート50の外面Aに当接し、かつ、側板43をシャフト7の段部40とプレート50により隙間なく挟持するように、プロジェクション溶接によりプロジェクション突起53をシャフト7の軸方向に潰しながらシャフト7とプレート50とを溶接固定するアームレストの取付方法。
  3. 請求項1または請求項2において、少なくとも前記溝底面52にプロジェクション突起53を形成し、前記側板43の外面から透孔45の端面46までの間隔を「X」とし、溝底面52からのプロジェクション突起53の高さを「Y」とし、段部40から溝底面52までの間隔を「Z」とし、溶接前は「X<Z+Y」としたとき、プロジェクション突起53を潰しながら溶接し、且つ、溶接後も「Y’」の高さをプロジェクション突起53が有し、これにより「X=Z+Y’」となるように構成したアームレストの取付方法。
  4. シート1の背凭シート3の側部に設けた背凭ブラケット6に、左右方向のシャフト7の軸周りに先端が上下回動自在となるようにアームレスト4を取付けたものにおいて、前記シャフト7の長さ方向の中間所定位置には段部40を形成し、該段部40より一方側のシャフト7は大径部41に、前記段部40より他方側のシャフト7は小径部42に夫々形成し、該小径部42の先端にはシャフト7の軸方向と略平行に切り欠いて係合溝47と係合突起48を円周方向に交互に複数形成し、前記背凭ブラケット6またはアームレスト4のアームレストフレーム9に固定のバネ取付用ブラケット13の側板43には一方側に突き出て前記シャフト7の段部40が当接する端面46を有する円筒形状のバーリング部44を形成し、バーリング部44にはシャフト7の小径部42の外径と同じ透孔45を形成し、前記バーリング部44を設けた部分の側板43に、前記バーリング部44に近づくに従い次第に凹む凹部55を形成し、該凹部55内の前記バーリング部44に近づくに従って前記シャフト7の段部40に向けて次第に凹む傾斜面に前記係合突起48が挿通係合する挿通孔51を形成したプレート50を当接させ、前記シャフト7の係合溝47の溝底の溝底面52と該溝底面52が当接する部分のプレート50の何れか一方または両方に、前記シャフト7の軸方向に潰れた溶接後も所定の高さを有するプロジェクション用のプロジェクション突起53を形成し、前記側板43に前記プレート50の一部が密着するように、前記係合溝47の溝底面52をプレート50の外面Aに当接させた状態で通電してプロジェクション溶接するアームレストの取付構成。
  5. 請求項4において、少なくとも前記溝底面52にプロジェクション突起53を形成し、前記側板43の外面から透孔45の端面46までの間隔を「X」とし、溝底面52からのプロジェクション突起53の高さを「Y」とし、段部40から溝底面52までの間隔を「Z」とし、溶接前は「X<Z+Y」としたとき、溶接によりプロジェクション突起53の高さが「Y’」に変化して「X=Z+Y’」となるように構成したアームレストの取付構成。
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