JP4489031B2 - ディスク装置補正システム、情報管理装置、原盤作製装置および原盤作製方法 - Google Patents

ディスク装置補正システム、情報管理装置、原盤作製装置および原盤作製方法 Download PDF

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Description

この発明は、ディスク装置補正システム、情報管理装置、原盤作製装置および原盤作製方法に関し、特に共通の型を用いて生成されたサーボトラックのサーボ信号の補正を行なうディスク装置補正システム、情報管理装置、原盤作製装置および原盤作製方法に関する。
従来より、磁気ディスク装置等のディスク装置に対する記憶容量の増大が求められている。この磁気ディスク装置の記憶容量を増大させるためには、磁気ディスクのトラックピッチを小さくし、サーボ情報を有するトラック(サーボトラック)を正確な位置に書き込む必要がある。このようなサーボトラックを正確な位置に書き込む方法として、個々の磁気ディスク装置にサーボトラックを正確な位置に書き込むための機能を付与する方法があるが、この方法では個々の磁気ディスク装置の価格が高くなる。
このため、磁気ディスクにサーボトラックを書き込んだ後、個々の装置に、サーボトラックが書き込まれた磁気ディスクを搭載する方法が検討されている。このような磁気ディスク装置においては、ヘッドを目標トラックに正確に位置決めするための位置決め補正やサーボトラックの欠落に対する欠落補正を行なうことが必要とされている。例えば、目標トラックへの位置決め制御を行うための情報は、磁気ディスク媒体上に記録されておりサーボ信号と呼ばれている。磁気ディスク装置において、このサーボ信号を記録する処理は、サーボ・トラック・ライト(STW)と呼ばれており、このSTWにおいて種々の方法が提案されている。
このSTWの一例として、磁気転写、ディスクリートトラック媒体、パターンドメディア等の共通の型(マスター媒体)(サーボ原盤となる型)を用いてサーボ信号を形成する方法(サーボ記録方式)がある。これらの方法では、共通の型から多数の複製磁気ディスクを生成することによって各磁気ディスクにサーボパターンを生成する。したがって、一括してサーボパターンを複製でき、サーボ記録の時間的効率が飛躍的に向上させることができる。ところが、この方法では、型の歪みが目標トラックへの位置決めを不正確にさせたりサーボトラックの欠落を引き起こさせるといった問題を生じさせてしまう。このため、型の歪み等に起因するトラック位置の補正や欠落補正等をしたうえで目標トラックへの位置決めを行なわなければならない。
例えば、特許文献1に記載の磁気ディスクは、磁気ヘッドのサーボ情報による位置誤差に従って位置決めを制御する制御手段が、測定した磁気ディスクの回転周波数成分に追従し、回転周波数より高い周波数の高次周波数成分を排除するように、位置決めをフィードフォワード制御している。
特開2004−342316号公報
ところで、共通の型を用いてサーボパターンを形成する方法では、型となる原盤に精度劣化や欠落等の悪条件が存在すると、それらもすべて磁気ディスク上のサーボ情報に含んだ状態でサーボパターンが形成されてしまい、各々の磁気ディスク装置で悪条件を回避する補正が必要となる。すなわち、上記した従来の技術では、磁気ディスク装置において、型などに起因するディスク(サーボ信号)の歪み情報を補正するために、各々の磁気ディスク装置に磁気ディスクの回転周波数成分やこの回転周波数より高い周波数の高次周波数成分を測定して歪み情報を補正しなければならない。このため、磁気ディスク装置におけるサーボパターンの歪み情報の補正には長時間が必要になるといった問題があった。これにより、磁気ディスク装置の製造時間が長くなり、生産効率が低下するといった問題があった。磁気ディスク装置の記録密度が向上するにしたがって、これらの問題は大きくなる。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、簡易な構成で効率良くディスク上のサーボ信号の補正をすることが可能なディスク装置補正システム、情報管理装置、原盤作製装置および原盤作製方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に係る発明は、ディスクのトラック上にサーボ信号を形成する際の型となる原盤を用いて前記トラック上にサーボ信号を形成する第1のディスクを作製するディスク作製装置と、前記ディスク作製装置が作製した第1のディスクを有し当該第1のディスクに記録されたサーボ信号を補正しながらサーボ信号を読み出す第1のディスク装置と、を備えるディスク装置補正システムにおいて、前記原盤に固有の固有情報である前記原盤を識別する原盤識別情報と当該原盤で作製された第1のディスクのトラック上のサーボ信号の欠落を補正する情報を含む第1の補正情報とを対応付けて記憶する補正情報記憶装置を備え、前記原盤作製装置は前記原盤識別情報をシステムエリアに対応する領域に付加して前記原盤を作製するとともに、前記ディスク作製装置は前記原盤識別情報が付加された原盤を用いて前記原盤識別情報を付加した前記第1のディスクを作製し、前記第1のディスク装置は、前記原盤識別情報が付加された第1のディスクを搭載した後、当該第1のディスクの原盤識別情報に基づいて前記補正情報管理装置から前記第1の補正情報を取得して記憶することを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、上記の発明において、前記第1の補正情報は、前記第1のディスクと共通の原盤で作製された第2のディスクを有する第2のディスク装置が測定した前記第2のディスクのサーボ信号を補正する第2の補正情報であることを特徴とする。
また、請求項に係る発明は、ディスクのトラック上にサーボ信号を形成する際の型となる原盤を識別する原盤識別情報と前記ディスクのトラック上のサーボ信号の欠落を補正する情報を含む補正情報とを対応付けて記憶する記憶部と、前記ディスクを有したディスク装置から送られる前記原盤識別情報に基づいて、当該原盤識別情報に対応する補正情報を前記記憶部から抽出する抽出部と、前記抽出部が抽出した補正情報を前記ディスク装置に提供する情報提供部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項に係る発明は、ディスクのトラック上にサーボ信号を形成する際の型となる原盤を作製する原盤作製装置において、前記原盤に前記サーボ信号を形成する信号形成部と、外部記憶装置が記憶する前記原盤で作製された第1のディスクのトラック上のサーボ信号の欠落を補正する情報を含む補正情報に対応し、かつ前記原盤を識別する原盤識別情報を、前記原盤のシステムエリアに対応する領域に付加する識別情報付加部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項に係る発明は、ディスクのトラック上にサーボ信号を形成する際の型となる原盤を作製する原盤作製装置において、前記原盤に前記サーボ信号を形成する信号形成部と、前記原盤に前記ディスクのトラック上のサーボ信号の欠落を補正する情報を含む補正情報を付加する補正情報付加部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項に係る発明は、ディスクのトラック上にサーボ信号を形成する際の型となる原盤を作製する原盤作製方法において、外部記憶装置が記憶する前記原盤で作製された第1のディスクのトラック上のサーボ信号の欠落を補正する情報を含む補正情報に対応し、かつ前記原盤を識別する原盤識別情報を、前記原盤のシステムエリアに対応する領域に付加する識別情報付加ステップを含むことを特徴とする。
また、請求項に係る発明は、ディスクのトラック上にサーボ信号を形成する際の型となる原盤を作製する原盤作製方法において、前記原盤に前記ディスクのトラック上のサーボ信号の欠落を補正する情報を含む補正情報を付加する補正情報付加ステップを含むことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、第1のディスク装置が原盤を識別する原盤識別情報がシステムエリアに対応する領域に付加された第1のディスクを搭載し、原盤識別情報に基づいて情報記憶装置から第1のディスクのトラック上のサーボ信号の欠落を補正する情報を含む第1の補正情報を取得して記憶するので、ユーザデータが書き込まれるエリアと原盤固有情報を記録するエリアが分離され、データの保守性、セキュリティ性を向上させることが可能となる。また、サーボ信号の欠落が原盤から第1のディスクに伝播した場合であってもサーボ信号の欠落を補正することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項2の発明によれば、第1の補正情報は、第1のディスクと共通の原盤で作製された第2のディスクを有する第2のディスク装置が測定した第2のディスクのサーボ信号を補正する第2の補正情報であるので、第1のディスク装置は信頼性の高い第1の補正情報を取得することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項の発明によれば、ディスクを有したディスク装置から送られる原盤識別情報に基づいて、原盤識別情報に対応するディスクのトラック上のサーボ信号の欠落を補正する情報を含む補正情報を抽出し、ディスク装置に提供するので、ディスク装置は簡易な構成で効率良く第1のディスク上のサーボ信号の欠落を補正することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項の発明によれば、原盤のシステムエリアに対応する領域にこの原盤を識別する原盤識別情報を付加して原盤を作製するので、原盤から作成されるディスクを搭載するディスク装置は原盤識別情報に基づいて、外部記憶装置からトラック上のサーボ信号の欠落を補正する情報を含む補正情報を取得することができ、ディスク装置は簡易な構成で効率良く第1のディスク上のサーボ信号の欠落を補正することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項の発明によれば、原盤にディスクのトラック上のサーボ信号の欠落を補正する情報を含む補正情報を付加して原盤を作製するので、原盤から作成されるディスクを搭載するディスク装置は、簡易な構成で効率良く第1のディスク上のサーボ信号の欠落を補正することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項の発明によれば、原盤のシステムエリアに対応する領域にこの原盤を識別する原盤識別情報を付加して原盤を作製するので、原盤から作成されるディスクを搭載するディスク装置は原盤識別情報に基づいて、外部記憶装置からトラック上のサーボ信号の欠落を補正する情報を含む補正情報を取得することができ、ディスク装置は簡易な構成で効率良く第1のディスク上のサーボ信号の欠落を補正することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項の発明によれば、原盤にディスクのトラック上のサーボ信号の欠落を補正する情報を含む補正情報を付加して原盤を作製するので、原盤から作成されるディスクを搭載するディスク装置は、簡易な構成で効率良く第1のディスク上のサーボ信号の欠落を補正することが可能になるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るディスク装置補正システム、情報管理装置、原盤作製装置および原盤作製方法の好適な実施例を詳細に説明する。なお、本実施例では、本発明を磁気ディスク装置(磁気ディスク記憶装置)に適用した場合について説明する。
まず、本発明の実施例1の概念について説明する。図1は、本発明の実施例1の概念を説明するための図である。実施例1では、サーボ原盤にサーボ原盤を識別するための情報(原盤ID)を付加して磁気ディスク媒体を作製する。
すなわち、サーボ原盤の描画装置は、まず原盤IDを含むサーボ原盤(サーボ情報が形成されたサーボ原盤)を形成し、このサーボ原盤を用いてサンプル用の磁気ディスク媒体を作製する(1)。この磁気ディスク媒体4は、磁気ディスク装置に搭載されて(2)、サーボ状態(サーボ補正情報)が測定される(3)。磁気ディスク装置が測定したサーボ補正情報は原盤IDとともに、情報管理サーバ101に送られる(4)。情報管理サーバ101は、原盤IDとサーボ補正情報を対応付けて管理(記憶)する(5)。
つぎに、サーボ原盤の描画装置は、サンプル用の磁気ディスク媒体を作製したサーボ原盤を用いて製造用の磁気ディスク媒体4を作製する(6)。この磁気ディスク媒体4は、磁気ディスク装置に搭載され(7)、磁気ディスク装置は、この磁気ディスク媒体4に記録された原盤IDを情報管理サーバ101に送信する(8)。
情報管理サーバ101は、磁気ディスク装置からの原盤IDに基づいて、原盤IDに対応するサーボ補正情報を抽出し、製造用の磁気ディスク媒体を搭載した磁気ディスク装置に送信する(9)。製造用の磁気ディスク媒体を搭載した磁気ディスク装置は、このサーボ補正情報を磁気ディスク装置内に記憶し(10)、サーボ情報を読み取る際の補正情報として用いる。
つぎに、実施例1に係るディスク装置補正システムの構成について説明する。図2は、実施例1に係るディスク装置補正システムの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、ディスク装置補正システム50は、ホスト側(上位側)のコンピュータ装置である情報管理サーバ(情報管理装置)101、磁気ディスク装置D1〜Dn(nは自然数)と磁気ディスク装置S1、磁気ディスク装置D1〜Dnと情報管理サーバ101を接続するIF装置X1〜Xn、磁気ディスク装置S1と情報管理サーバ101を接続するIF装置Y1、ディスク媒体作製装置(ディスク作成装置)201、描画装置(原盤作製装置)301を備えている。
ディスク媒体作製装置201は、磁気ディスク装置D1〜Dn,S1に共通の型の原盤(マスター媒体)を用いて、各磁気ディスク装置D1〜Dn,S1が搭載する磁気ディスク媒体を作製する。なお、以下の説明では磁気ディスク装置D1〜Dn,S1が搭載する磁気ディスク媒体に共通のサーボ情報を記録するための原盤をサーボ原盤という。
ディスク媒体作製装置201は、サーボ原盤21、制御部42、媒体作製部43を備えている。媒体作製部43は、サーボ原盤21を用いて、磁気ディスク装置D1〜Dn,S1に搭載する磁気ディスク媒体にサーボ情報などを形成(磁気ディスク媒体を作製)する。制御部42は、媒体作製部43を制御する。
描画装置301は、描画部(信号形成部)61、ID付加部(識別情報付加部)62、制御部63を備えている。描画部61は、サーボ原盤にサーボ情報を書き込んでサーボ原盤を作製する。ID付加部62は、描画部61が形成するサーボ情報などに、サーボ原盤を一意に識別するための情報(原盤IDなど)を付加させる。ここでは、磁気ディスク装置D1〜Dn,S1が搭載する磁気ディスク媒体には、それぞれに共通のサーボ原盤を用いるため、各磁気ディスク媒体のサーボ情報には同じ原盤IDが付加される。制御部63は、描画部61、ID付加部62を制御する。なお、原盤IDは、サーボ原盤のサーボ情報以外の箇所に付加してもよいが、ここでは原盤IDをサーボ原盤のサーボ情報に付加する場合について説明する。
磁気ディスク装置S1は、磁気ディスク媒体のサーボ情報に対する補正値(以下、サーボ補正情報という)などの情報を測定する機能、測定したサーボ補正情報を原盤IDと対応付けて情報管理サーバ101へ送信する機能を備えている。ここでのサーボ補正情報には、例えばヘッドを目標トラックに正確に位置決めするための位置決め補正の情報やサーボトラックの欠落に対する欠落補正の情報、RPE(Repeatable Position Error)補正情報(ヘッド位置誤差の回転同期成分)などが含まれる。
磁気ディスク装置D1〜Dnは、情報管理サーバ101からサーボ補正情報を受信して記憶する機能を有している。磁気ディスク装置D1〜Dn,S1は、それぞれ同一のサーボ原盤でサーボ信号が記録された磁気ディスク媒体を備えている。このため、磁気ディスク装置D1〜Dn,S1においてサーボ補正情報を測定すると、それぞれ略同一のサーボ補正情報が測定されることとなる。実施例1では、磁気ディスク装置D1〜Dnは、磁気ディスク装置S1が測定したサーボ補正情報を用いて磁気ディスク媒体へのデータの読み出し/書き込みを行なう。
磁気ディスク装置D1〜Dn,S1の各磁気ディスク媒体には、サーボ・トラック・ライトによって目標トラックへの位置決め制御を行うための情報(サーボ信号)などが記録されている。実施例1においては、磁気ディスク装置D1〜Dn,S1が備える磁気ディスクに、サーボ信号とともにサーボ原盤を識別する原盤IDなどを記録させている。磁気ディスク装置D1〜Dn,S1の各磁気ディスクには、磁気転写、ディスクリートトラック媒体、パターンドメディア等の共通の型を用いてサーボ信号が記録されている。すなわち、サーボ原盤となる型を製作し、その型から磁気ディスク上にサーボ情報(面積サーボ、位相サーボ等)を形成する方式であり、実施例1では型に原盤固有の情報として原盤IDを付加する。ここでは、同じサーボ原盤を使用したサーボ情報は、すべて同傾向にあることを利用して、サーボ情報の補正を簡略化するとともにその測定時間を短縮化する。
面積サーボは、磁気ディスクの半径方向の信号パターンを用い、信号出力の積分値に基づいて位置を復調する方式であり、位相サーボは磁気ディスクの斜め方向の信号パターンを用い、信号パターンの位相検出に基づいて位置を復調する方式である。
IF装置Y1,X1〜Xnは、ATA(Advanced Technology Attachment)アダプタ、SCSI(Small Computer System Interface)アダプタ等のHDD(Hard Disk Drive)インタフェースによって各磁気ディスク装置S1,D1〜Dnと情報管理サーバ101を接続している。
情報管理サーバ101は、受信部31、送信部32、制御部33、ID判別部(抽出部、情報提供部)34、測定データ記憶部35、情報管理部36を備えている。受信部31は、磁気ディスク装置S1から原盤IDとサーボ補正情報を受信し、磁気ディスク装置D1〜Dnから磁気ディスク装置S1,D1〜Dnに共通の原盤IDを受信する。
情報管理部36は、磁気ディスク装置S1から受信した原盤IDとサーボ補正情報を、原盤固有情報として原盤ID毎に測定データ記憶部35に記憶させる。情報管理部36は、原盤固有情報を例えばトラック番号毎(セクタ数分)に、測定データ記憶部35に記憶させておく。測定データ記憶部35は、原盤固有情報を記憶する記憶手段である。
ID判別部34は、磁気ディスク装置D1〜Dnから原盤IDを受信すると、測定データ記憶部35から原盤IDに対応するサーボ補正情報(原盤固有情報)を抽出する。送信部32は、ID判別部34が抽出したサーボ補正情報を、IF装置X1〜Xnを介して磁気ディスク装置D1〜Dnに送信する。
つぎに、実施例1に係る磁気ディスク装置S1,D1〜Dnの構成について説明する。なお、磁気ディスク装置S1,D1〜Dnは同様の構成を有するので、ここでは磁気ディスク装置D1を例にとって説明する。
図3は、実施例1に係る磁気ディスク装置の構成を示す図である。同図に示すように、磁気ディスク装置D1は、サーボ信号が磁気的に記録された磁気ディスク媒体(磁気記憶媒体)4を備えている。
アクチュエータ1は、回転軸2を中心に回転するボイスコイルモータ(VCM(Voice Coil Motor))を含んで構成される。アクチュエータ1は、磁気ディスク媒体4側の先端部に磁気ヘッド3を備え、磁気ヘッド3を磁気ディスク媒体4の半径方向に移動させる。アクチュエータ1は磁気ヘッド3を駆動し、サーボ信号でされる目標トラックに位置決めする。
磁気ディスク媒体4は、スピンドルモータ5の回転軸2に配設されている。スピンドルモータ5は、回転軸2を回転させることによって磁気ディスク媒体4を回転させる。磁気ヘッド3は、1つの磁気ヘッドに磁気ディスク媒体4上のデータをリードする(読み出す)ためのリード素子(リードヘッド)と、磁気ディスク媒体4上にデータをライトする(書き込む)ためのライト素子(ライトヘッド)とを備えている(図示せず)。
ここでは、磁気ディスク装置D1に、2枚の磁気ディスク媒体4と、4つの磁気ヘッド3が配置されており、各磁気ディスク媒体4と各磁気ヘッド3は同一のアクチュエータ1で同時に駆動される。
磁気ディスク媒体4へのデータの書込みと読み出しは、アクチュエータ1によって磁気ヘッド3が目標とするトラックの中心上に位置するように制御された状態で、目標とするセクタが磁気ヘッド3の位置に回転した時点で行う。
位置検出回路7は、磁気ヘッド3に接続され、磁気ヘッド3が磁気ディスク媒体4から読み取った位置信号(磁気ディスク媒体4に対する磁気ヘッド3の位置情報)(アナログ信号)をデジタル信号に変換する。位置検出回路7は、変換したデジタル信号をMCU14に入力する。
SPM(スピンドルモータ)駆動回路8は、スピンドルモータ5に接続され、スピンドルモータ5を駆動する。VCM(ボイスコイルモータ)駆動回路6は、アクチュエータ1のボイスコイルモータに接続され、ボイスコイルモータに駆動電流を供給してアクチュエータ1を駆動する。R/W(リード/ライト)回路10は、磁気ヘッド3の読み取り及び書込みを制御する。
MCU(マイクロコントローラ)14は、位置検出回路7から送られるデジタル位置信号に基づいて、磁気ディスク媒体4に対する磁気ヘッド3の現在位置を検出し、検出した現在位置と目標位置との誤差に基づいてVCM駆動指令値を算出する。MCU14は、VCM駆動指令値に基づいて、磁気ディスク媒体4に対する磁気ヘッド3の位置復調とサーボ制御を行う。
ROM(リードオンリーメモリ)13は、MCU14で用いる制御プログラム等を格納する。RAM(ランダムアクセスメモリ)12は、磁気ディスク媒体4から読み出したリードデータや磁気ディスク媒体4へ書き込むライトデータを一時的に格納する。
HDC(ハードディスクコントローラ)11は、磁気ディスク媒体4からのサーボ信号のセクタ番号に基づいて、磁気ディスク媒体4の1周内の位置(磁気ディスク媒体4に対する磁気ヘッド3の位置)を判断し磁気ディスク媒体4のデータを記録・再生する。HDC11は、ATAアダプタ、SCSIアダプタ等のHDDインタフェースによってIF装置X1と接続し、情報管理サーバ101と通信を行なう。バス9は、位置検出回路7、SPM駆動回路8、VCM駆動回路6、R/W回路10、MCU14、ROM13、RAM12、HDC11、RAM15を接続する。
実施例1では、情報管理サーバ101から取得したサーボ補正情報(原盤固有情報)をRAM12などの記憶領域に格納しておき、MCU14がこのサーボ補正情報を用いて各種回路を制御する。なお、磁気ディスク装置S1は、自らが測定したサーボ補正情報をRAM12などの記憶領域に格納しておき、MCU14がこのサーボ補正情報を用いて各種回路を制御する。
なお、ここでは磁気ディスク媒体4を2枚備える磁気ディスク装置D1の構成を磁気ディスク装置D1の一例として示しているが、磁気ディスク装置D1が磁気ディスク媒体4を1枚または3枚以上備える構成としてもよい。
つぎに、実施例1に係るサーボ原盤および磁気ディスク媒体4の構成について説明する。図4は、実施例1に係るサーボ原盤および磁気ディスク媒体の構成を示す図である。サーボ原盤(型)21は、回転中心から半径方向に対して円弧状にサーボ信号(位置信号)が記録されている。ここでのサーボ信号には、サーボデータと原盤IDを含んで構成されるサーボ情報30が含まれている。
磁気ディスク媒体4は、サーボ原盤21を用いて作製されており、磁気ディスク媒体4へは、サーボ情報30が記録される。アクチュエータ1は、この磁気ディスク媒体4を一定の回転速度で回転させながら、サーボ信号を間欠的に検出していく。
つぎに、サーボ原盤21上の情報パターンの構成について説明する。図5は、図4で示したサーボ原盤の情報パターンの構成の一例を示す図である。サーボ原盤21の情報パターンは、サーボゾーンとデータゾーンが順番に配置されている。
サーボゾーンには、サーボパターンで構成されるサーボデータと、実施例1の主たる特徴である原盤IDが記録されている。ここでのサーボデータには、サーボ信号の開始位置を示すサーボマーク、磁気ディスク媒体4の半径方向の同心円状に配置される各トラックの番号を示すグレイコード、1周内での位置を示すインデックス、半径方向の詳細な位置ずれ量を示す二位相サーボ信号(PosA、PosB、PosC、PosD)(オフセット情報)などを含んで構成されている。データゾーンは、ユーザによってデータが読み書きされるエリアである。
つぎに、ディスク装置補正システム50の動作手順について説明する。図6は実施例1に係るディスク装置補正システムの動作手順を示すフローチャートであり、図7は実施例1に係るディスク装置補正システムの動作手順を説明するための図である。
なお、以下の説明では説明の便宜上、磁気ディスク装置S1に搭載される磁気ディスク媒体4をサンプル用ディスク4s、磁気ディスク装置D1〜Dnに搭載される磁気ディスク媒体4を製造用ディスク4dとして、ディスク装置補正システム50の動作手順を説明する。サンプル用ディスク4sと製造用ディスク4dは、同一のサーボ原盤21からサーボ情報が形成されたディスクである。
まず、描画装置301の描画部61がサーボ原盤21を作製する。このとき、ID付加部62は、サーボ原盤21のサーボゾーンに、サーボデータとともにサーボ原盤21の原盤IDを記録させる。
ディスク媒体作製装置201の媒体作製部43は、描画装置301が作製したサーボ原盤21を用いてサンプル用ディスク4sを作製する(ステップS110)。このとき、サーボ原盤21のサーボゾーンに記録されたサーボデータ、原盤IDがサンプル用ディスク4sに記録される(ステップS120)。
つぎに、サンプル用ディスク4sを磁気ディスク装置S1(サンプルドライブ)に搭載し、磁気ディスク装置S1がサンプル用ディスク4sのサーボ補正情報(第2の補正情報)を測定する(ステップS130)。ここでサーボ補正情報を詳細に説明する。図8は、サーボ補正情報を説明するための図である。
サーボ原盤21の描画装置によってサーボ原盤21を作製する際、各トラックが真円であることが理想であるが、描画装置のステージ誤差等によりトラック(トラック軌跡)に歪みが生じる場合がある。またサーボ原盤21を磁気ディスク媒体4に密着させる工程(ナノインプリントや磁気転写の転写工程等)でも同様にトラックに歪みを生じる場合がある。
この状態でディスク媒体作製装置201が磁気ディスク媒体4上にサーボ情報を生成すると、本来真円を理想とするトラックが歪んだ状態で記録されることになり、磁気ヘッド3でのトラッキングの際にも位置誤差が大きくなる。ところで、トラック歪みに起因する位置誤差は回転同期成分が支配的であり、あらかじめ位置誤差を補正するための補正情報を生成しておけば位置誤差を抑制(補正)することが可能となる。そこで、実施例1では、同じサーボ原盤21であれば位置誤差の補正情報(サーボ補正情報)は同じ傾向になることを利用する。すなわち、サーボ補正情報として、位置誤差の回転同期成分の補正情報を算出し、サーボ補正情報に位置誤差の回転同期成分の補正情報を含めておく。
また、描画装置301によってサーボ原盤21を作製する際、全てのサーボ情報が欠落なく記録されることが理想であるが、例えばレジスト中に塵埃が介在しているとサーボパターンが欠落する。またサーボ原盤21を磁気ディスク媒体4に密着させる工程でも塵埃が介在するとサーボパターンに欠落が生じる。サーボ原盤21(型)に塵埃が付着すると以降のすべてのサーボパターンで欠落が伝播することになる。そこで、実施例1では、同じサーボ原盤21を使用して作製した磁気ディスク媒体4はサーボパターンの欠落箇所が同じ傾向であることを利用する。すなわち、サーボ補正情報として、サーボパターンの欠落情報や欠落を補正するための補正情報を算出しておき、サーボ補正情報にサーボパターンの欠落情報や欠落を補正するための補正情報を含めておく。
磁気ディスク装置S1がサンプル用ディスク4sのサーボ補正情報を測定すると、磁気ディスク装置S1と情報管理サーバ101を接続し、情報管理サーバ101(制御部33)から磁気ディスク装置S1へサーボ補正情報の要求指示を送信する。磁気ディスク装置S1は、測定したサーボ補正情報とサーボ原盤21の原盤IDを情報管理サーバ101に送信(アップロード)する(ステップS140)。このサーボ補正情報とサーボ原盤21の原盤IDは、情報管理サーバ101の受信部31が受信する。情報管理サーバ101の情報管理部36は、磁気ディスク装置S1からのサーボ補正情報と原盤IDを対応付けし、原盤固有情報として測定データ記憶部35に記憶させる(ステップS150)。
この後、ディスク媒体作製装置201の媒体作製部43は、サーボ原盤21を用いて製造用ディスク4dを作製する(ステップS160)。このとき、サーボ原盤21のサーボゾーンに記録されたサーボデータ、原盤IDが製造用ディスク4dに記録される。
つぎに、製造用ディスク4dを磁気ディスク装置D1〜Dn(サーボ状態が未測定のドライブ)のそれぞれに搭載し(ステップS170)、磁気ディスク装置D1〜Dnと情報管理サーバ101を接続する。情報管理サーバ101(制御部33)は、磁気ディスク装置D1〜Dnに原盤IDの要求指示を送信する。これにより、磁気ディスク装置D1〜Dnは、情報管理サーバ101へ、製造用ディスク4dの原盤ID(サーボ原盤21の原盤ID)を送信する(ステップS180)。
情報管理サーバ101の受信部31は、この原盤IDを受信してID判別部34に入力する。ID判別部34は、磁気ディスク装置D1〜Dnから受信した原盤IDに対応するサーボ補正情報(原盤固有情報)を測定データ記憶部35から抽出する。すなわち、ここでの情報管理サーバ101は、原盤IDを取得することにより製造用ディスク4d上のサーボ情報が何れのサーボ原盤で記録されたかを特定している。情報管理サーバ101の送信部32は、ID判別部34が抽出したサーボ補正情報を磁気ディスク装置D1〜Dnに送信する(ステップS190)。
磁気ディスク装置D1〜Dnは、情報管理サーバ101からサーボ補正情報(第1の補正情報)を受信(ダウンロード)して、所定の記憶手段に記憶させる(ステップS200)。磁気ディスク装置D1〜Dnは、磁気ヘッド3によって製造用ディスク4dにサーボ補正情報を記憶させてもよいし、RAM12などにサーボ補正情報を記憶させてもよい。
この後、磁気ディスク装置D1〜Dnは、記憶したサーボ補正情報を用いて磁気ディスク媒体4(製造用ディスク4d)へのデータの書き込み/読み出し処理を行なう。同一のサーボ原盤21を用いて作製された磁気ディスク媒体4のサーボ補正情報は略同一の傾向を示すので、各磁気ディスク装置D1〜Dnは、サーボ補正情報の測定(算出)を省略することが可能となる。
なお、各磁気ディスク装置D1〜Dnは、情報管理サーバ101から受信したサーボ補正情報をデフォルト値として改めてサーボ補正情報を測定する処理を行なってもよい。この場合、各磁気ディスク装置D1〜Dnは、サーボ補正情報のデフォルト値が与えられているので、サーボ補正情報の再算出を短時間で行なうことが可能となる。
また、実施例1では1つのサンプル用ディスク4sから得た原盤固有情報(サーボ状態の劣化や補正情報)を情報管理サーバ101が記憶する構成としたが、複数のサンプル用ディスク4sから原盤固有情報を取得して情報管理サーバ101が記憶する構成としてもよい。この場合において、情報管理サーバ101の情報管理部36は、各々異なるサーボ原盤を使用した磁気ディスク装置から原盤IDとサーボ補正情報を受信すると、各原盤IDとサーボ補正情報を対応付けしデータベースとして管理する。このとき、情報管理部36は、同一の原盤IDに対応するサーボ補正情報に平均化などの演算処理、サーボ補正情報の信頼性を向上させる処理、異常データを除去する処理等を行ってもよい。
なお、実施例1では、情報管理サーバ101が、磁気ディスク装置S1からの原盤固有情報を測定データ記憶部35に記憶させた後、サーボ原盤21を用いて製造用ディスク4dを作製することとしたが、製造用ディスク4dを作製するタイミングはこのタイミングに限られない。すなわち、情報管理サーバ101が、磁気ディスク装置S1からの原盤固有情報を測定データ記憶部35に記憶させる前に、サーボ原盤21を用いて製造用ディスク4dを作製してもよい。例えば、サーボ原盤21を用いてサンプル用ディスク4sを作製する際に、サーボ原盤21を用いて製造用ディスク4dを作製しておいてもよい。
また、実施例1では、情報管理サーバ101から磁気ディスク装置S1へサーボ補正情報の要求指示を送信する構成としたが、磁気ディスク装置S1は情報管理サーバ101からの要求指示を受けることなく自発的にサーボ補正情報を送信する構成としてもよい。
また、実施例1では、情報管理サーバ101から磁気ディスク装置D1〜Dnに原盤IDの要求指示を送信することとしたが、磁気ディスク装置D1〜Dnは情報管理サーバ101からの要求指示を受けることなく自発的に原盤IDを送信し、情報管理サーバ101に対してサーボ補正情報の送信要求を行なう構成としてもよい。
このように実施例1によれば、磁気ディスク装置D1〜Dn,S1の磁気ディスク媒体4が共通のサーボ原盤21で作製され、情報管理サーバ101が磁気ディスク装置S1から取得した磁気ディスク媒体4(サンプル用ディスク4s)のサーボ補正情報を原盤IDに対応付けて記憶しているので、磁気ディスク装置D1〜Dnは原盤IDに基づいて、情報管理サーバ101から磁気ディスク媒体4(製造用ディスク4d)のサーボ補正情報を取得することが可能となる。これにより、磁気ディスク装置D1〜Dnは、サーボ原盤21に対応するサーボ補正情報を簡易な構成で効率良く取得することが可能となり、自らの備える磁気ディスク媒体4のサーボ信号の補正を容易に行なうことがすることが可能となる。
図9は、実施例2に係る発明の概念を説明するための図である。実施例2では、描画装置301で作製するサーボ原盤にサーボ補正情報を付加して、磁気ディスク装置D1〜Dnの磁気ディスク媒体4を作製する。
すなわち、描画装置301は、まず原盤IDを含むサーボ情報をサーボ原盤21に形成し、サーボ原盤21を用いて磁気ディスク媒体4を作製する(11)。この磁気ディスク媒体4は、サンプルドライブ(磁気ディスク装置S1)に搭載されてサーボ状態(サーボ補正情報)が測定される(12)。サンプルドライブが測定したサーボ補正情報は、原盤IDとともに情報管理サーバ101に送られて(13)、情報管理サーバ101が管理(記憶)する。
情報管理サーバ101が管理するサーボ補正情報は、描画装置301に送られる(14)。描画装置301は、サーボ原盤21にこのサーボ補正情報を含むサーボ情報を付加してサーボ原盤22を形成する(15)。さらに、描画装置301はサーボ原盤22を用いて磁気ディスク装置D1〜Dnに搭載する磁気ディスク媒体4を作製する(16)。これにより、サーボ補正情報が付加された磁気ディスク媒体4を作製することが可能となる。
つぎに、実施例2に係るディスク装置補正システムの構成について説明する。図10は、実施例2に係るディスク装置補正システムの構成を示す機能ブロック図である。図10の各構成要素のうち図2に示す実施例1のディスク装置補正システムと同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。
同図に示すように、ディスク装置補正システム51は、情報管理サーバ101、磁気ディスク装置D1〜Dnと磁気ディスク装置S1、IF装置Y1、ディスク媒体作製装置201、描画装置301を備えている。
ここでのディスク媒体作製装置201は、サーボ原盤21に加えて後述するサーボ原盤22を備えている。媒体作製部43は、サーボ原盤21を用いて磁気ディスク装置S1に提供する磁気ディスク媒体を作製するとともに、サーボ原盤21にサーボ補正情報が付加されたサーボ原盤22を用いて磁気ディスク装置D1〜Dnに提供する磁気ディスク媒体を作製する。なお、ここでの情報管理サーバ101は、実施例1の情報管理サーバ101と比べてID判別部34を備えていない。
描画装置301は、描画部61、ID付加部62、制御部63に加えて、受信部64、補正データ記憶部65、補正データ付加部66を備えている。受信部64は、情報管理サーバ101からサーボ補正情報(原盤固有情報)を受信する。補正データ記憶部65は、受信部64が受信したサーボ補正情報を記憶する。補正データ付加部66は、描画部61が形成する磁気ディスク媒体のサーボ情報に、補正データ記憶部65が記憶するサーボ補正情報を付加させる。
描画部61は、磁気ディスク装置S1に提供する磁気ディスク媒体4を作製するためのサーボ原盤21と、磁気ディスク装置D1〜Dnに提供する磁気ディスク媒体4を作製するためのサーボ原盤22を作製する。サーボ原盤22は、サーボ原盤21に補正データ記憶部65が記憶するサーボ補正情報を付加させたサーボ原盤である。
つぎに、ディスク装置補正システム51の動作手順について説明する。図11は実施例2に係るディスク装置補正システムの動作手順を示すフローチャートである。なお、図6で説明した実施例1のディスク装置補正システム50と同様の処理を行なう手順については、その説明を省略する。
まず、描画装置301の描画部61がサーボ原盤21を作製する。このとき、ID付加部62は、サーボ原盤21のサーボゾーンに、サーボデータとともにサーボ原盤21の原盤IDを記録させる。
ディスク媒体作製装置201の媒体作製部43は、描画装置301が作製したサーボ原盤21を用いてサンプル用ディスク4sを作製する(ステップS310)。このとき、サーボ原盤21のサーボゾーンに記録されたサーボデータ、原盤IDがサンプル用ディスク4sに記録される(ステップS320)。つぎに、サンプル用ディスク4sを磁気ディスク装置S1に搭載し、磁気ディスク装置S1がサンプル用ディスク4sのサーボ補正情報を測定する(ステップS330)。
つぎに、磁気ディスク装置S1と情報管理サーバ101を接続し、情報管理サーバ101(制御部33)から磁気ディスク装置S1へサーボ補正情報の要求指示を送信する。磁気ディスク装置S1は、測定したサーボ補正情報とサーボ原盤21の原盤IDを情報管理サーバ101に送信する(ステップS340)。
情報管理サーバ101の情報管理部36は、磁気ディスク装置S1からのサーボ補正情報と原盤IDを対応付けし、原盤固有情報として測定データ記憶部35に記憶させる。
この後、情報管理サーバ101の測定データ記憶部35に記憶する原盤固有情報を送信部32から描画装置301に送信する(ステップS350)。描画装置301の受信部64は、この原盤固有情報を情報管理サーバ101から受信して補正データ記憶部65に記憶させる。描画部61は、磁気ディスク装置D1〜Dnに搭載する製造用ディスク4dを作製するためのサーボ原盤22を作製する。このとき、補正データ付加部66は、描画部61が形成するサーボ原盤21のサーボ情報に、補正データ記憶部65が記憶するサーボ補正情報を付加させて描画部61にサーボ原盤22を作製させる(ステップS360)。
この後、ディスク媒体作製装置201の媒体作製部43は、サーボ原盤22を用いて製造用ディスク4dを作製する(ステップS370)。このとき、サーボ原盤22のサーボゾーンに記録されたサーボデータ、サーボ補正情報が製造用ディスク4dに記録される。
図12は、実施例2に係るサーボ原盤および磁気ディスク媒体の構成を示す図である。サーボ原盤(型)22のサーボ情報130には、サーボデータとともに、原盤IDおよびサーボ補正情報をを含んで構成される原盤固有情報が含まれている。ここでの磁気ディスク媒体4は、サーボ原盤22を用いて作製されており、磁気ディスク媒体4へは、サーボ情報130が記録される。
ここで、サーボ原盤22上の情報パターンの構成について説明する。図13は、図12で示したサーボ原盤の情報パターンの構成の一例を示す図である。サーボ原盤22の情報パターンは、サーボゾーンとデータゾーンが順番に配置されている。サーボゾーンには、サーボパターンで構成されるサーボデータと、実施例2の主たる特徴である原盤固有情報(原盤ID、サーボ補正情報)が記録されている。
この後、製造用ディスク4dを磁気ディスク装置D1〜Dnのそれぞれに搭載し、磁気ディスク装置D1〜Dnは、記憶したサーボ補正情報を用いて磁気ディスク媒体4(製造用ディスク4d)へのデータの書き込み/読み出し処理を行なう。同一のサーボ原盤21を用いて作製された磁気ディスク媒体4のサーボ補正情報は略同一の傾向を示すので、各磁気ディスク装置D1〜Dnは、サーボ補正情報の測定を省略することが可能となる。
なお、各磁気ディスク装置D1〜Dnは、磁気ディスク媒体4のサーボ補正情報をデフォルト値として改めてサーボ補正情報を測定する処理を行なってもよい。また、この処理で得られたサーボ補正情報を、さらに情報管理サーバ101に送信し、情報管理サーバ101(情報管理部36)が磁気ディスク装置S1からのサーボ補正情報とともに磁気ディスク装置D1〜Dnからのサーボ補正情報を管理する構成としてもよい。
このように実施例2によれば、磁気ディスク装置D1〜Dn,S1の磁気ディスク媒体4が共通のサーボ原盤21で作製され、情報管理サーバ101が磁気ディスク装置S1から取得した磁気ディスク媒体4のサーボ補正情報を原盤IDに対応付けて記憶しているので、描画装置301は情報管理サーバ101から磁気ディスク媒体4のサーボ補正情報を取得することが可能となる。
これにより、描画装置301は、サーボ原盤21のサーボ情報にサーボ補正情報を付加して磁気ディスク装置D1〜Dnに搭載する製造用ディスク4dを作製するためのサーボ原盤22を作製することが可能となる。したがって、磁気ディスク装置D1〜Dnは、サーボ原盤22に対応するサーボ補正情報を簡易な構成で効率良く取得することが可能となり、自らの備える磁気ディスク媒体4のサーボ信号の補正を容易に行なうことがすることが可能となる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例1,2以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例によって実施してもよいものである。
サーボ原盤21,22となる型を作製し、その型から磁気ディスク媒体4上にサーボ情報を形成する方法では、磁気ディスク媒体4上のサーボトラックの中心と磁気ディスク装置D1〜Dn,S1内での回転中心が一致せず、偏心が生じる。この原因は2つあり、1つは型を複製するとき、あるいは型からサーボパターンを形成するときの偏心であり、もう1つはサーボパターンが形成された磁気ディスク媒体4を磁気ディスク装置D1〜Dn,S1に組み込むときの偏心である。そのため、型に記録した原盤IDやサーボ補正情報等のサーボ原盤固有の情報が、磁気ディスク装置D1〜Dn,S1で正確に読み取れない場合がある。
図14は、サーボトラックの中心と回転中心による偏心を説明するための図である。同図に示すように、磁気ディスク媒体4において、媒体の回転中心C1とサーボトラックの中心であるトラック中心C2が一致しない場合に、磁気ヘッド3をトラックNに位置決めすると、磁気ヘッド3がトラックN上に来ない場合がある。すなわち、磁気ヘッド3が磁気ディスク媒体4(トラックN)の位置A側を測定する際には、磁気ヘッド3がトラックN上に位置する(トラックNの情報を読める)こととなるが、磁気ディスク媒体4が180度回転した場合(位置B側を測定する際)の、磁気ヘッド3はトラックN上に位置しない(トラックNの情報を読めない)場合がある。
このため、実施例3ではサーボ原盤固有の情報(例えば原盤固有情報)を、磁気ディスク媒体4の半径方向で複数トラックに跨る同一直線パターンとしてサーボ原盤21,22に記録してもよい。図15は、原盤固有情報を複数トラックにまたがる同一直線パターンとしてサーボ原盤に記録した場合のサーボ原盤の情報パターンの構成の一例を示す図である。
ここでは、原盤固有情報(符号)を半径方向に偏心量より広い範囲で冗長に(複数トラックにまたがる同一直線パターン上に)記録している。これにより、偏心が存在しても、磁気ヘッド3は原盤固有情報が記録された領域を通過することが可能となり、磁気ヘッド3によるサーボ情報の読み損じを回避することができる。
また、サーボ原盤21,22となる型を作製し、その型から磁気ディスク上にサーボ情報を形成する方法では、ビット長が短い場合、磁気ヘッド3が原盤IDやサーボ補正情報等のサーボ原盤に固有の情報(原盤固有情報)を読み取れない場合(ビット欠落)が生じる。例えば、磁気転写ではパターンが小さいほど着磁性能が劣化し、ナノインプリントでは型の成型劣化を起こす場合がある。
そこで、実施例3ではサーボ原盤固有情報のビット長がサーボ信号よりも長くなるよう符号変調を施し、磁気ディスク装置D1〜Dn,S1でも長ビットに対応した復調を実施してもよい。図16は、原盤固有情報のビット長を長くした場合のサーボ原盤の情報パターンの構成の一例を示す図である。
ここでは、原盤固有情報のビット長を実施例1,2で示したビット長(従来のサーボデータに用いてたビット長)を2倍長にしたビット長で、サーボ原盤21,22の原盤固有情報を形成している。これにより、磁気ディスク媒体4の原盤固有情報を容易に読み取ることが可能となる。
また、サーボ原盤に含まれるサーボ固有の情報パターン(原盤固有情報など)は、磁気ディスク装置D1〜Dn,S1内で正確に再生される必要がある。型となるサーボ原盤を用いてサーボ情報を記録する方法ではサーボ情報の劣化や欠落が生じる場合がある。そこで、実施例3では、サーボ固有の情報パターンを複数回読めるよう冗長に記録(複数回にわたって記録)してもよい。
図17は、原盤固有情報を複数回にわたってサーボ原盤に記録した場合のサーボ原盤の情報パターンの構成の一例を示す図である。ここでは、同一の原盤固有情報を複数回にわたってサーボ原盤に記録し、繰り返しの冗長パターンとしてサーボ原盤21,22の原盤固有情報を形成している。これにより、磁気ディスク装置D1〜Dn,S1内での原盤固有情報などの読み損じを回避することができる。
また、原盤固有情報等のパターンをトラックの最外周または最内周(トラックに対する磁気ヘッドの限界移動位置)に記録してもよい。図18は、原盤固有情報等のパターンをトラックの最外周に記録する場合の原盤固有情報の再生を説明するための図であり、図19は、原盤固有情報等のパターンをトラックの最内周に記録する場合の原盤固有情報の再生を説明するための図である。
磁気ディスク装置D1〜Dn,S1内で磁気ヘッド3をトラッキングせず磁気ヘッド3の駆動装置(アクチュエータ1)に一定電流を印加して磁気ヘッド3ののアームをストッパに押し当てることにより、原盤固有情報等を再生する。
図17に示すように、原盤固有情報等のパターンをトラックの最外周に記録した場合は、磁気ヘッド3のアームをアウタストッパST2に押し当てることにより、原盤固有情報等のを再生することが可能となる。
また、図18に示すように、原盤固有情報等のパターンをトラックの最内周に記録した場合は、磁気ヘッド3のアームをインナストッパST1に押し当てることにより、原盤固有情報等のを再生することが可能となる。
これにより、トラッキングが不要であるので、磁気ディスク媒体4上に形成されたサーボ状態の良否に依らず原盤固有情報などを再生することが可能となる。また、原盤固有情報などの記録位置が最も確認容易な位置であるため、MFM観測、再生波形観測等による原盤固有情報などの記録位置が確認容易となる。
また、一般にサーボゾーンのパターン長は、データゾーンのパターンより長い。そのため、原盤固有報などをサーボゾーン内のサーボパターンの一部に含めることによって原盤固有情報のビット長を長くした場合と同様の効果が得られる。
さらに、原盤固有報などをサーボゾーン内のサーボパターンの一部に含める(サーボパターンと同じパターン長で作製)ことによって、磁気ディスク装置D1〜Dn,S1内で位置決めのために費やす時間内に原盤固有情報を収集することが可能となる。これにより、データゾーンのユーザデータ読み書きの効率が良くなる。この場合において、トラックの1周に複数あるサーボセクタのうち、全セクタに原盤固有情報を記録しても良いし、インデックスセクタ等の一部のセクタに限定して原盤固有情報を記録してもよい。
また、磁気ディスク装置S1で算出したサーボ補正情報は、磁気ディスク装置を制御する情報が記録されるシステムエリア(所定のシリンダ範囲内のデータ領域)に記録される。そこで、サーボ原盤21,22でシステムエリアのトラックに対応する領域に原盤固有情報などを記録してもよい。図20は、サーボ原盤内のシステムエリアに対応する領域に原盤固有情報を記録した場合の情報パターンの構成の一例を示す図である。サーボ原盤21,22でシステムエリアのトラックに対応する領域に原盤固有情報などを記録することにより、ユーザデータが書き込まれるエリアと原盤固有情報を記録するエリアが分離され、データの保守性、セキュリティ性を向上させることが可能となる。なお、上記の実施例1〜3で説明したサーボ補正情報、原盤IDが特許請求の範囲に記載の固有情報に対応する。
(付記1)第1のディスクのトラック上にサーボ信号を形成する際の型となる原盤を作製する原盤作製装置と、前記原盤を用いて前記トラック上にサーボ信号を形成する第1のディスクを作製するディスク作製装置と、前記ディスク作製装置が作製した第1のディスクを有し当該第1のディスクに記録されたサーボ信号を補正しながらサーボ信号を読み出す第1のディスク装置と、を備えるディスク装置補正システムにおいて、
前記原盤に固有の固有情報である前記原盤を識別する原盤識別情報と当該原盤で作製された第1のディスクのサーボ信号を補正する第1の補正情報とを対応付けて記憶する補正情報記憶装置を備え、
前記原盤作製装置は前記原盤識別情報を付加して前記原盤を作製するとともに、前記ディスク作製装置は前記原盤識別情報が付加された原盤を用いて前記原盤識別情報を付加した前記第1のディスクを作製し、
前記第1のディスク装置は、前記原盤識別情報が付加された第1のディスクを搭載した後、当該第1のディスクの原盤識別情報に基づいて前記補正情報管理装置から前記第1の補正情報を取得して記憶することを特徴とするディスク装置補正システム。
(付記2)前記第1の補正情報は、前記第1のディスクと共通の原盤で作製された第2のディスクを有する第2のディスク装置が測定した前記第2のディスクのサーボ信号を補正する第2の補正情報であることを特徴とする付記1に記載のディスク装置補正システム。
(付記3)前記第1の補正情報は、前記サーボ信号を読み出す際のトラックの位置誤差の回転同期成分を補正する情報を含むことを特徴とする付記1または2に記載のディスク装置補正システム。
(付記4)前記第1の補正情報は、前記トラック上のサーボ信号の欠落を補正する情報を含むことを特徴とする付記1〜3のいずれか1つに記載のディスク装置補正システム。
(付記5)前記固有情報は、前記第1のディスク上において、前記第1のディスクの半径方向で前記複数のトラックを跨いだ同一直線上に記録されることを特徴とする付記1〜4のいずれか1つに記載のディスク装置補正システム。
(付記6)前記固有情報は、前記第1のディスク上において、前記トラック上のサーボ信号よりも長いビット長で記録されることを特徴とする付記1〜5のいずれか1つに記載のディスク装置補正システム。
(付記7)前記固有情報は、前記第1のディスク上において、前記トラック方向に複数回繰り返して記録されることを特徴とする付記1〜6のいずれか1つに記載のディスク装置補正システム。
(付記8)前記固有情報は、前記第1のディスク上において、前記ディスクのトラックに対する前記サーボ信号を読み出すヘッドの限界移動位置に対応する最内周のトラック位置または最外周のトラック位置に記録されることを特徴とする付記1〜7のいずれか1つに記載のディスク装置補正システム。
(付記9)前記固有情報は、前記第1のディスク上において、前記サーボ信号に含めて記録されることを特徴とする付記1〜8のいずれか1つに記載のディスク装置補正システム。
(付記10)前記固有情報は、前記第1のディスク上で前記第1のディスク装置を制御する情報が記録されるシステムエリアに記録されることを特徴とする付記1〜9のいずれか1つに記載のディスク装置補正システム。
(付記11)ディスクのトラック上にサーボ信号を形成する際の型となる原盤を識別する原盤識別情報と前記ディスクのサーボ信号を補正する補正情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
前記ディスクを有したディスク装置から送られる前記原盤識別情報に基づいて、当該原盤識別情報に対応する補正情報を前記記憶部から抽出する抽出部と、
前記抽出部が抽出した補正情報を前記ディスク装置に提供する情報提供部と、
を備えることを特徴とする情報管理装置。
(付記12)前記記憶部は、前記情報提供部が前記ディスク装置に提供した補正情報と前記原盤識別情報を対応付けてさらに記憶することを特徴とする付記11に記載の情報管理装置。
(付記13)ディスクのトラック上にサーボ信号を形成する際の型となる原盤を作製する原盤作製装置において、
前記原盤に前記サーボ信号を形成する信号形成部と、
外部記憶装置が記憶する前記原盤で作製された第1のディスクのサーボ信号を補正する補正情報に対応し、かつ前記原盤を識別する原盤識別情報を、前記原盤に付加する識別情報付加部と、
を備えることを特徴とする原盤作製装置。
(付記14)ディスクのトラック上にサーボ信号を形成する際の型となる原盤を作製する原盤作製装置において、
前記原盤に前記サーボ信号を形成する信号形成部と、
前記原盤に前記ディスクのサーボ信号を補正する補正情報を付加する補正情報付加部と、
を備えることを特徴とする原盤作製装置。
(付記15)ディスクのトラック上にサーボ信号を形成する際の型となる原盤を作製する原盤作製方法において、
外部記憶装置が記憶する前記原盤で作製された第1のディスクのサーボ信号を補正する補正情報に対応し、かつ前記原盤を識別する原盤識別情報を、前記原盤に付加する識別情報付加ステップを含むことを特徴とする原盤作製方法。
(付記16)ディスクのトラック上にサーボ信号を形成する際の型となる原盤を作製する原盤作製方法において、
前記原盤に前記ディスクのサーボ信号を補正する補正情報を付加する補正情報付加ステップを含むことを特徴とする原盤作製方法。
以上のように、本発明に係るディスク装置補正システム、情報管理装置、原盤作製装置および原盤作製方法は、共通の型を用いて生成されたサーボトラックのサーボ信号の補正に適する。
本発明の実施例1の概念を説明するための図である。 実施例1に係るディスク装置補正システムの構成を示す機能ブロック図である。 実施例1に係る磁気ディスク装置の構成を示す図である。 実施例1に係るサーボ原盤および磁気ディスク媒体の構成を示す図である。 図4で示したサーボ原盤の情報パターンの構成の一例を示す図である。 実施例1に係るディスク装置補正システムの動作手順を示すフローチャートである。 実施例1に係るディスク装置補正システムの動作手順を説明するための図である。 サーボ補正情報を説明するための図である。 実施例2に係る発明の概念を説明するための図である。 実施例2に係るディスク装置補正システムの構成を示す機能ブロック図である。 実施例2に係るディスク装置補正システムの動作手順を示すフローチャートである。 実施例2に係るサーボ原盤および磁気ディスク媒体の構成を示す図である。 図12で示したサーボ原盤の情報パターンの構成の一例を示す図である。 サーボトラックの中心と回転中心による偏心を説明するための図である。 複数トラックにまたがる同一直線パターンの原盤固有情報の構成の一例を示す図である。 ビット長を長くした場合の原盤固有情報の構成の一例を示す図である。 同一パターンが複数回にわたって記録された原盤固有情報の構成の一例を示す図である。 トラックの最外周に記録された原盤固有情報の再生を説明するための図である。 トラックの最内周に記録された原盤固有情報の再生を説明するための図である。 サーボ原盤内のシステムエリアに対応する領域に記録された原盤固有情報の構成の一例を示す図である。
符号の説明
1 アクチュエータ
2 回転軸
3 磁気ヘッド
4 磁気ディスク媒体
4s サンプル用ディスク
4d 製造用ディスク
5 スピンドルモータ
6 VCM駆動回路
7 位置検出回路
8 SPM駆動回路
9 バス
10 R/W回路
11 HDC
12,15 RAM
13 ROM
14 MCU
21,22 サーボ原盤
30,130 サーボ情報
31,64 受信部
32 送信部
33,42,63 制御部
34 ID判別部
35 測定データ記憶部
36 情報管理部
43 媒体作製部
50,51 ディスク装置補正システム
61 描画部
62 ID付加部
65 補正データ記憶部
66 補正データ付加部
101 情報管理サーバ
201 ディスク媒体作製装置
301 描画装置
S1,D1〜Dn 磁気ディスク装置
Y1,X1〜Xn IF装置
ST1 インナストッパ
ST2 アウタストッパ

Claims (7)

  1. ディスクのトラック上にサーボ信号を形成する際の型となる原盤を用いて前記トラック上にサーボ信号を形成する第1のディスクを作製するディスク作製装置と、前記ディスク作製装置が作製した第1のディスクを有し当該第1のディスクに記録されたサーボ信号を補正しながらサーボ信号を読み出す第1のディスク装置と、を備えるディスク装置補正システムにおいて、
    前記原盤に固有の固有情報である前記原盤を識別する原盤識別情報と当該原盤で作製された第1のディスクのトラック上のサーボ信号の欠落を補正する情報を含む第1の補正情報とを対応付けて記憶する補正情報記憶装置を備え、
    前記原盤作製装置は前記原盤識別情報をシステムエリアに対応する領域に付加して前記原盤を作製するとともに、前記ディスク作製装置は前記原盤識別情報が付加された原盤を用いて前記原盤識別情報を付加した前記第1のディスクを作製し、
    前記第1のディスク装置は、前記原盤識別情報が付加された第1のディスクを搭載した後、当該第1のディスクの原盤識別情報に基づいて前記補正情報管理装置から前記第1の補正情報を取得して記憶することを特徴とするディスク装置補正システム。
  2. 前記第1の補正情報は、前記第1のディスクと共通の原盤で作製された第2のディスクを有する第2のディスク装置が測定した前記第2のディスクのサーボ信号を補正する第2の補正情報であることを特徴とする請求項1に記載のディスク装置補正システム。
  3. ディスクのトラック上にサーボ信号を形成する際の型となる原盤を識別する原盤識別情報と前記ディスクのトラック上のサーボ信号の欠落を補正する情報を含む補正情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記ディスクを有したディスク装置から送られる前記原盤識別情報に基づいて、当該原盤識別情報に対応する補正情報を前記記憶部から抽出する抽出部と、
    前記抽出部が抽出した補正情報を前記ディスク装置に提供する情報提供部と、
    を備えることを特徴とする情報管理装置。
  4. ディスクのトラック上にサーボ信号を形成する際の型となる原盤を作製する原盤作製装置において、
    前記原盤に前記サーボ信号を形成する信号形成部と、
    外部記憶装置が記憶する前記原盤で作製された第1のディスクのトラック上のサーボ信号の欠落を補正する情報を含む補正情報に対応し、かつ前記原盤を識別する原盤識別情報を、前記原盤のシステムエリアに対応する領域に付加する識別情報付加部と、
    を備えることを特徴とする原盤作製装置。
  5. ディスクのトラック上にサーボ信号を形成する際の型となる原盤を作製する原盤作製装置において、
    前記原盤に前記サーボ信号を形成する信号形成部と、
    前記原盤に前記ディスクのトラック上のサーボ信号の欠落を補正する情報を含む補正情報を付加する補正情報付加部と、
    を備えることを特徴とする原盤作製装置。
  6. ディスクのトラック上にサーボ信号を形成する際の型となる原盤を作製する原盤作製方法において、
    外部記憶装置が記憶する前記原盤で作製された第1のディスクのトラック上のサーボ信号の欠落を補正する情報を含む補正情報に対応し、かつ前記原盤を識別する原盤識別情報を、前記原盤のシステムエリアに対応する領域に付加する識別情報付加ステップを含むことを特徴とする原盤作製方法。
  7. ディスクのトラック上にサーボ信号を形成する際の型となる原盤を作製する原盤作製方法において、
    前記原盤に前記ディスクのトラック上のサーボ信号の欠落を補正する情報を含む補正情報を付加する補正情報付加ステップを含むことを特徴とする原盤作製方法。
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