JP4487675B2 - 伝送システム - Google Patents

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Description

本発明は伝送システムに係り、特に非圧縮のベースバンドデジタルHD(High-Definition)映像信号とデジタル音声信号、映像信号フォーマット及び音声信号フォーマットのデジタル補助制御信号を合成し多重化することで、光無線伝送手段、または光信号伝送ケーブル手段を用いてシリアル伝送し、光信号を受信した後、映像信号、音声信号・補助制御信号を分離し、映像信号と音声信号それぞれを再生することを可能とした映像・音声の光無線伝送装置または光信号ケーブル伝送装置における伝送システムに関する。
従来から、非圧縮のベースバンドデジタルHD映像信号を光信号に変換してシリアル伝送する伝送システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、非圧縮のベースバンドデジタルHD映像信号を伝送する従来の伝送システムとしては、有線ケーブル伝送によるDVI(Digital Visual Interface)規格がある。DVI規格はパーソナルコンピュータでのデジタル映像信号伝送を主とするための規格であり、赤(R)、緑(G)及び青(B)の三原色信号のみしか扱えず、しかも音声信号は別途伝送する必要がある。そのため、このDVI規格では、AV機器に適用するためには映像ケーブルの他に別途音声ケーブルを接続する必要が生じている。
これを解決する接続方法として新たにAV向けに仕様をアレンジした規格として、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)規格がある。このHDMI規格では、コンポーネント映像信号も扱えると共に、非圧縮の音声信号も同時に伝送可能な規格となっている。
このHDMI規格では、例えば、図4に示すように、水平同期信号及び垂直同期信号のブランキング区間も含めた映像信号全体46を伝送しており、有効画素数720ピクセル、有効ライン数480ラインの有効映像信号エリア47を除くブランキング区間(水平方向139画素、垂直方向45ライン)48のエリアに音声信号と補助制御信号等のデータを重畳し伝送している。
また、光伝送システムで画像信号と音声信号を圧縮して送信する伝送システムも従来知られている(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2記載の従来の伝送システムでは、供給される画像及び音声等のデータを送信する送信装置と、この送信装置と離間して設けられ該送信されたデータを受信する受信装置とを備えたデータ伝送装置であって、送信装置は供給されるデータをあらかじめ設定される階層に対応させて所定量毎に送信時をずらし、かつ、重複させて送信し、受信装置ではこの重複して送信されたデータを受信して所定量毎の圧縮データを階層化してデータ記憶手段に記憶することにより、伝送路の遮断状態が発生しても、階層化されたデータを適宜組み合わせることにより、連続したデータとして出力する。
特開2000−209622号公報 特許第3329927号公報(第2頁)
しかしながら、特許文献1記載の従来の伝送システムは、データを伝送するネットワークがIEEE1394に準拠したコンピュータネットワークや、非同期転送モード(ATM)網であり、ファイバによる伝送であり空間伝送ができない。また、上記のDVI規格では有線ケーブル伝送に限られ、また、AV機器に適用するためには映像ケーブルの他に別途音声ケーブルを必要とする。
また、特許文献2記載の従来の伝送システムは、比較的短時間での伝送路遮断時に、映像や音声信号の再生が途切れることを防止するため、本来遮断がないとした場合に必要な伝送データブロック量K(Kは1より大きい実数)倍のデータを一定時間毎に時間圧縮し、間欠的に伝送しているため、非圧縮のベースバンドデジタルHD映像信号とデジタル音声信号を伝送するには、伝送ブロック量のK倍の容量を持つFIFO(First In First Out)が必要であり、伝送クロックもK倍のスピードが必要となり、数Gbps程度は必要となるため、実現困難である(ただし、MPEG等で圧縮されたデジタル映像信号やデジタル音声信号の場合には、FIFOの容量も削減でき、伝送スピードも低く抑えられるため、まだ実現の可能性はあると考えられる)。
一方、上記のHDMI規格では、コンポーネント映像信号と非圧縮の音声信号とを同時に伝送できる規格であるが、DVI規格で採用されている伝送の共通技術として、TMDS(Transition Minimized Differential Signaling)技術が使用されており、当技術では映像信号、音声信号及び制御信号の伝送用として3チャンネルのラインを使用し垂直同期と水平同期のブランキング信号を含め全ての映像信号を伝送しており、他にクロック信号伝送として1チャンネルのラインを使用し、合計4チャンネルを使用することで伝送容量の高密度・高速化を実現している。
この伝送信号を、単純に光無線伝送装置を用いて伝送する場合、4本の光無線伝送ラインを確保するか、光多重処理して伝送することになり、コスト面及び装置の小型化の面で不利となる。また単一光での高速伝送を実現しようとすると、伝送距離を少なくともHDMI規格(10m以上)を確保する条件等を考慮すると、伝送放射光のパワーを上げる必要があり、前記同様にコスト面及び装置の小型化の面で不利である。
また、図4に示すように、HDMI規格での伝送システムは、ブランキング期間を含む垂直同期と水平同期全てを伝送しているため、ブランキング期間に音声信号や制御信号を重畳しているものの無駄が多い。しかも、前述のようにケーブルによる10m以上の伝送距離を確保するため、4チャンネルの全てのチャンネルは、それぞれ2本の信号線による差動駆動方式にて伝送されており、ケーブルとしては1本にまとめられてはいるものの、表示部まで配線する必要が生じ煩雑になりかねない。
本発明は、以上の点に鑑みなされたもので、できるだけ不要な信号の伝送を行うことなく、単一光により少なくともデジタルHD映像信号とデジタル音声信号を伝送し得る伝送システムを提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、少なくともデジタルHD映像信号とデジタル音声信号を、安価で小型な装置を用いて伝送し得る伝送システムを提供することにある。
本発明は上記の目的を達成するため、非圧縮のベースバンドレベルでのデジタル映像信号及びデジタル音声信号と共に、映像フォーマット・音声フォーマット等に関する補助情報を内容とするデジタル補助信号を多重化してシリアル伝送を行う伝送システムであって、デジタル映像信号の画素データを、所定の単位区分ずつ記憶する第1の記憶手段と、デジタル音声信号を伝送処理用マスタークロック発振器に同期したサンプリング周波数による音声サンプル単位にて、所定の単位区分ずつ記憶する第2の記憶手段と、デジタル補助信号を記憶する第3の記憶手段と、デジタル映像信号の垂直同期信号用同期データとして定義された第1の同期データと、デジタル映像信号の有効ライン識別用同期データとして定義された第2の同期データと、第1の記憶手段から読み出したデジタル映像信号と、第2の記憶手段から読み出したデジタル音声信号と、第3の記憶手段から読み出したデジタル補助信号とを所定順に時系列的に合成した、複数ラインからなる伝送信号を生成する伝送信号生成手段と、伝送信号生成手段から出力された伝送信号をシリアルに伝送出力する出力手段とを有する構成である。
ここで、伝送信号生成手段は、第1の同期データに続いて、第3の記憶手段からのデジタル補助信号を所定ビット数読み出して時系列的に合成した信号を第1のラインの伝送信号とし、第2の同期データに続いて、第3の記憶手段からのデジタル補助信号を所定ビット数読み出して時系列的に合成した信号を第2のラインの伝送信号とし、第3ライン以降所定ラインまでの複数ラインの各々の伝送信号は、第2の同期データに続いて、第2の記憶手段から1フィールド当たり伝送が必要なデジタル音声信号のサンプルデータ量M(M:自然数)を、デジタル映像信号の有効ライン数N(N:自然数)で除して得られるデータ区分L(L:自然数)を順次読み出した後、第1の記憶手段からデジタル映像信号の各ラインにおける有効画素データ分を順次読み出して時系列的に合成し、ブランキング信号を排除した信号としたことを特徴とする。
この発明では、映像の垂直同期信号と水平同期信号におけるブランキング信号の伝送を排除し、最低限送信・受信間の同期伝送を確保するため、垂直同期の識別が可能となる第1の同期データと、映像の有効ライン同期の識別が可能となる区切り識別信号である第2の同期データと、有効ライン区間の画素データと最低限必要なデジタル音声信号を含むデジタル補助データを伝送することで伝送容量を減らし、光無線伝送のための伝送フォーマットの最適化を図ることで伝送速度の低減を可能としたものである。
なお、一例として上記のデジタル映像信号が750p信号(映像信号の有効ライン数768)であり、コンポーネント映像信号時に1フィールド当たり、24ビット/2ch、音声信号最大取り扱い可能サンプル数420(=56バイト×45ライン/(3バイト×2ch))、横符号はリードソロモンによるエラー訂正生成符号8バイト、横方向ブロックは48ライン/64バイト(うち、ECC8バイト)、縦符号によるエラー検出用符号3バイトとし、縦方向ブロックは64/3バイトとして2ブロック伝送すると、上記のサンプルデータ量Mは6144バイト=({(56+8)バイト×45ライン+64×3バイト}×2ブロック)であり、デジタル映像信号の有効ライン数Nは768ラインであるので、上記のデータ区分Lは8(=6144/768)となる。
また、上記の目的を達成するため、本発明はデジタル映像信号が、プログレシブ走査方式で表示されるべき映像信号であり、伝送信号の第3ライン以降所定ラインまでの複数ラインでデジタル音声信号は、それぞれ1フィールド当たり伝送が必要なデジタル音声信号に誤り訂正符号を付加したサンプルデータ量を2分割して得られたサンプルデータ量を、有効ライン数の1/2倍で除して得られるデータ区分Lが順次伝送されることを特徴とする。この発明では、受信側で誤り訂正符号を使用してエラー訂正演算するために生じるデジタル音声信号の再生遅延を2フィールド以内にすることができる。
また、上記の目的を達成するため、本発明はデジタル映像信号が、インタレース走査方式で表示されるべき映像信号であり、伝送信号の第3ライン以降所定ラインまでの複数ラインでのデジタル音声信号は、それぞれ1フィールド当たり伝送が必要なデジタル音声信号に誤り訂正符号を付加したサンプルデータ量を2分割して得られたサンプルデータ量を、有効ライン数の1/2倍で除して得られる前半のデータ区分と後半のデータ区分とが各ラインで合成されて伝送されることを特徴とする。この発明では、受信側で誤り訂正符号を使用してエラー訂正演算するために生じるデジタル音声信号の再生遅延を3フィールド以内にすることができる。
また、上記の目的を達成するため、本発明は、伝送信号生成手段を、第1の同期データに続いて、偶数フィールドか奇数フィールドかを識別させる特殊データを時系列的に付加した後、デジタル補助信号を付加した第1ラインの伝送信号を生成し、第2の同期信号に続いて、第3の補助同期データである特殊データを時系列的に付加した後、デジタル補助信号又はデジタル音声信号及びデジタル映像信号を付加した第2ライン以降の伝送信号を生成する構成としたことを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明は、伝送信号生成手段を、1フィールド当たり伝送が必要なデジタル音声信号のサンプルデータ量と、デジタル映像信号の複数ラインにおける有効画素データの読出しデータ量に対し、不足分のデータ量をヌルデータにてパディング処理することを特徴とする。この発明では、伝送可能な映像信号のフォーマットを最大伝送フォーマットとして固定化し、それ以下に伝送容量に対応した映像信号の場合には、映像信号及び音声信号共にヌルデータによるパディング処理を施すようにしたものである。
また、本発明は上記の目的を達成するため、伝送信号生成手段を、デジタル音声信号のサンプリング周波数の整数倍の条件を満たし、かつ、デジタル映像信号の有効伝送ライン数を満足する最大公約数から算出される周波数をマスタークロック周波数として、伝送信号を生成することを特徴とする。
また、本発明は上記の目的を達成するため、偶数フィールドか奇数フィールドかを識別させる特殊データ及び第3の補助同期データである特殊データの少なくとも一方に複数の特殊符号を割り付けて、各特殊符号が情報を示すビットデータを表すことを特徴とする。
また、本願発明は出力手段が、伝送信号生成手段から出力された伝送信号を、8ビット/10ビットパラレル変換した後、パラレル/シリアル変換してシリアルに伝送出力することを特徴とする。
さらに、本発明は第1及び第2の同期データの少なくとも一方に複数の特殊符号を割り付けて、各特殊符号が情報を示すビットデータを表すことを特徴とする。
本発明によれば、映像の垂直同期信号と水平同期信号におけるブランキング信号の伝送を排除し、最低限送信・受信間の同期伝送を確保するため、垂直同期の識別が可能となる第1の同期データと、映像の有効ライン同期の識別が可能となる区切り識別信号である第2の同期データと、有効ライン区間の画素データと、1フィールド当たり伝送が必要なデジタル音声信号のサンプルデータと最低限必要な映像信号や音声信号に関するデジタル補助データを伝送することで伝送容量を減らし、光無線伝送のための伝送フォーマットの最適化を図ることで伝送速度の低減を可能としたものである。
これにより、例えば、750p及び1080iのコンポーネント映像(4:2:2)品質クラスの非圧縮ベースバンドデジタルHD映像伝送が約1.27Gbpsにて光伝送でき(因みに、ブランキング区間を含む750pのコンポーネント映像を直接光伝送する場合は、約1.49Gbpsの伝送速度が必要である)、現在の単一光による光無線伝送能力と一般的なAV機器への展開を考慮し、かつ、伝送距離が10m以上の確実な伝送を実現する上で、この伝送スピードの低減は大きく、送受信の回路規模を大きくすることなく、光無線伝送の余裕度確保が可能となり、単一光による光無線伝送の実現が可能である。
また、本発明によれば、伝送可能な映像信号のフォーマットを最大伝送フォーマットとして固定化し、それ以下の伝送容量に対応した映像信号の場合には、映像信号及び音声信号共にヌルデータによるパディング処理を施すことで、垂直同期信号が同一であればシステムを変更することなく同一伝送フォーマットにて伝送可能であり、映像信号と音声信号の同期再生も保証できる。
さらに、本発明によれば、伝送処理するマスタークロック周波数が音声信号のサンプリング周波数の整数倍の条件を満たし、かつ、映像信号の有効伝送ライン数を満足する最大公約数から算出される周波数マスタークロックとするようにしたため、映像信号と音声信号の同期再生処理の簡略化が可能であり、映像信号と音声信号の同期再生回路が小規模で実現可能である。
さらに、本発明によれば、第1及び第2の同期データと特殊符号の少なくとも一つに複数の特殊符号を割り付けて、各特殊符号が情報を示すビットデータを表すので、伝送帯域を広げることなく新たな情報を付加して伝送することができる。
<第1の実施の形態>
次に、本発明を実施するための最良の実施の形態について図面と共に説明する。図1は本発明に係る伝送システムの第1の実施の形態で伝送される信号フォーマットを示す。図1に示す第1の実施の形態の信号フォーマット1は、プログレシブ走査方式による代表的なデジタルHD映像信号である750p相当の伝送フォーマットに関し、ここでは水平方向の有効画素数1366ピクセル、垂直方向の有効ライン数768本の信号フォーマットを示す。
すなわち、垂直同期信号の周波数が59.94Hz(=60Hz×1000/1001)を想定し、映像の有効ライン数768本、有効ライン1本当たりの有効画素数1366ピクセルで、1画素の構成データワード数が2バイト(16ビットワード)のデジタルコンポーネント映像信号(4:2:2)に、音声信号はサンプリング周波数48kHz、レベル分解能24ビット、2ch(L/R)の音声データを重畳し伝送する信号フォーマットを示す。
本実施の形態の信号フォーマットでは、送信側の8ビット/10ビットのパラレル/シリアル変換と受信側のシリアル/パラレル変換を16ビットワード単位での取り扱いを想定し、パラレルデータのメモリへの書き込み・読み出し用に使用するマスタークロックの20倍(=16ビット×10B/8B)のクロックをシリアル伝送として使用する。
また、ライン伝送の先頭には、必ずあらかじめ定義された1個の垂直同期識別用同期データ(以下単に、同期データとも言う)(HV)2と、1個の特殊データ(HF)3のキャラクタを伝送する。特殊データ(HF)3は、偶数フィールドと奇数フィールド識別用の特殊データである。
また、最初の1ライン目は画像フォーマット等の補助制御データ(CTL1)6を伝送する領域であり、最初に送受信間の垂直同期を確保するためのあらかじめ定義された同期データ(HV)2の垂直同期識別用キャラクタをシリアル伝送し、次にあらかじめ定義された2種類の特殊データ(HF)3の偶数フィールド(「HFe」)/奇数フィールド(「HFo」)の識別特殊データのいずれかをシリアル伝送後、続けてあらかじめメモリに格納設定された補助制御データ(CTL1)6の8ビットワード列データを16ビットワード単位にて読み出し、8B/10B変換後シリアル伝送する。
最後尾には、補助制御データ(CTL1)6の読み出し時に算出したデータ列に対するデータ伝送エラー検出用符号であるCRCC16ビットワードデータ7を付加し、8B/10B変換後シリアル伝送を行う。なお、特殊データ(HF)3は、インタレースの映像フォーマット信号伝送時は、伝送画像情報に従い、偶数フィールド(「HFe」)と奇数フィールド(「HFo」)を交互に伝送する必要がある。
2ライン目も1ライン目と同じ補助制御データ(CTL2)8を伝送する領域であり、最初に送受信間の有効ラインの同期化を確保するためにあらかじめ定義された、有効ライン識別用同期データ(以下単に、同期データとも言う)(HDp)4の有効ライン識別用キャラクタをシリアル伝送し、次にあらかじめ定義された2種類の補助同期データ用特殊データ(以下単に、特殊データとも言う)(HDs)5をシリアル伝送後、1ライン目と同様のデータが時系列的に合成される。ここでの2ライン目は1ライン目と同じ補助制御データであり、省略してもよい。
図1中、領域9は、音声信号伝送ブロック前半の1/2フィールド分、領域10は、音声信号伝送ブロック後半の1/2フィールド分、領域11は、映像信号の有効データ伝送領域である。なお、これらの領域を含めて、領域とその中の信号を同一符号で示すことがある。
3ライン目からは、音声信号9と映像信号11の伝送を行う。最初に2ライン目と同様に同期データ(HDp)4と特殊データ(HDs)5を順次時系列的に合成後、サンプリング周波数48kHz、レベル分解能24ビットの2chの音声信号伝送ブロック前半の1/2フィールド分の音声信号9が8バイト分時系列的に合成された後に、1画素の構成データワード数が2バイト(16ビットワード)のデジタルコンポーネント映像信号(YUV(4:2:2))11の有効画素が1366×2バイト分合成され、さらに、音声信号と映像信号読み出し時に算出した伝送データ列に対するデータ伝送エラー検出用CRCC7が2バイト時系列的に合成される。ここではCRCCの算出対処範囲は、映像信号にのみに限定してもよい。
4ライン目から386ライン目までの383ラインは、3ライン目と同様にして音声信号9と映像信号11を繰り返し合成する。続いて、387ラインから770ラインまでは、3ライン目から386ライン目と同様に、各ライン当たり音声信号10の8バイトと映像信号11の1366×2バイトの時系列的合成を384ライン分繰り返し合成する。ただし、387ライン目から770ライン目までの384ラインの音声信号10は、サンプリング周波数48kHz、レベル分解能24ビットの2chの音声信号伝送ブロック後半の1/2フィールド分の音声信号である。
なお、音声信号に対するエラー訂正処理は、送信時に事前に一定のブロックデータ単位にてエラー訂正符号演算処理を行う必要があり、受信側では該ブロックデータ単位を受信後初めてエラー訂正演算処理が可能となる。この結果、信号再生遅延の発生は避けられない。また、エラー訂正能力を考慮するとブロックデータ単位はあまり小さくはできない。
このため、本実施の形態では1フィールド内の音声信号を前半の1/2フィールド分の音声信号伝送ブロック9と後半の1/2フィールド分の音声信号伝送ブロック10の2分割伝送することで、送受信による再生遅延を2フィールド以内にすることを目標にしている。また、音声信号伝送ブロック9、10においては、映像信号伝送との兼ね合いで、余分なデータ伝送エリアはヌルデータにてパディング処理して伝送している。
最後の771ライン目の伝送ラインは、映像信号と音声信号の同期再生処理を簡単にするため、伝送処理するマスタークロック周波数が音声信号のサンプリング周波数の整数倍の条件を満たし、かつ、映像信号の有効伝送ライン数を満足する最大公約数から算出される周波数としたときに生じる余分なデータ伝送量である。このため、該伝送ラインは無効なデータ領域であるため、同期データ(HDp)4と特殊データ(HDs)5を時系列的に合成後、余分なデータ伝送分をパディング処理したヌルデータを616×2バイト分合成している。このヌルデータにはCRCC演算処理データの付加は行っていない。
なお、伝送する音声信号フォーマットに関しては、サンプリング周波数48kHz、レベル分解能24ビット、2ch(L/R)の伝送能力を有する設定であるが、サンプリング周波数48kHz、レベル分解能16ビットとすることで、伝送フォーマットを変更することなく3ch(L/R/Center)の信号を伝送することも可能である。
なお、図1の本発明の伝送信号フォーマットは8ビット(1バイト)を最小単位として図示しているが、後述するように、伝送信号を光信号として伝送する場合は、1バイトを10ビットに変換して伝送する。従って、光信号の場合は、上記の同期データ(HV)2、特殊データ(HF)3、同期データ(HDp)4及び特殊データ(HDs)5は、1バイトで図示しているが、伝送時にはそれぞれ10ビットに変換されて伝送される。映像信号及び音声信号も同様である。
上記の1バイトを10ビットに変換する8B/10B(8ビット/10ビット)変換は、伝送信号品質において受信時のDCオフセットを回避する符号変換として考えられたもので、広く一般に知られており、8ビットのデータ組み合わせが256通りに対して10ビット変換時の1024通り中256種類を定義伝送すると共に、特殊キャラクタとして256種類以外のデータを何種類か定義し、かつ、受信時の受信セルフクロック発生用キャラクタを特定定義することで安定した受信を可能としている。
次に、上記の信号フォーマットの信号を送受信する本発明の伝送システムの第1の実施の形態について説明する。図2は本発明に係る伝送システムの第1の実施の形態のブロック図を示す。本実施の形態は、入力されたデジタル映像信号とデジタル音声信号から図1に示した信号フォーマットの光信号を生成して光無線送信する光送信処理ブロック20と、上記の信号フォーマットの光信号を受信して元のデジタル映像信号及びデジタル音声信号を復元する光受信処理ブロック30とから構成されている。
この実施の形態では、前述した図1の信号フォーマットでプログレシブ走査方式による非圧縮のベースバンドデジタル映像信号である750p信号を音声信号と共に送受信する場合と、後述する図3の信号フォーマットでインタレース走査方式による非圧縮のベースバンドデジタル映像信号である1080i信号を音声信号と共に送受信する場合とがある。この場合、プログレシブ走査方式の映像信号伝送か、インタレース走査方式の映像信号伝送かは、あらかじめシステムとしての表示仕様に合わせて、どちらかに一義的に取り決めてもよいし、システム的にスイッチ切り替え情報や送信側映像処理情報を、補助制御データ6、8(CTL1、CTL2)内に組み込んで送信することも可能である。
次に、図1の信号フォーマットの信号を送受信する場合の本実施の形態の動作について説明する。デジタル映像信号入力端子(以下単に、入力端子とも言う)17には59.94Hzの垂直同期信号で、有効ライン数768本、有効ライン1本当たりの有効画素数1366ピクセルで、1画素の構成データワード数が2バイト(16ビットワード)の非圧縮のベースバンドレベルのデジタルコンポーネント映像信号(YUV(4:2:2))が8ビットパラレルに入力されてFIFOで構成されたビデオメモリ21、ビデオメモリ書込/読出制御部22及び音声メモリ24にそれぞれ供給され、ビデオメモリ書込/読出制御部22からの制御信号に基づき、ビデオメモリ21に1ライン分ずつ書き込まれる。
他方、デジタル音声信号入力端子(以下単に、入力端子とも言う)18には、サンプリング周波数48kHz、レベル分解能24ビット、2ch(L/R)のデジタル音声信号が入力され、これよりFIFOで構成された音声メモリ24に24ビットパラレルに供給され、音声信号クロック発振器23から出力される伝送処理用マスタークロック発振器に同期した音声信号のサンプリング周波数に同期して順次書き込まれる。
また、書き込まれたデジタル音声信号は、入力端子17からのデジタル映像信号入力のフィールド毎に、図1に示した2ブロック(音声信号9、10)に分割管理され、ブロック毎の音声信号のサンプル数が音声メモリ24に書き込まれる。さらに、ブロック毎に、音声メモリ24からデジタル音声信号が読み出されて、エラー訂正符号生成処理部25に供給され、ここで伝送エラー検出用符号とエラー訂正符号が生成されて音声メモリ24に書き込まれる。
最初の1ライン目の光信号送信時は、図1に示したように送受信間の垂直同期を確保するためのあらかじめ定義された同期データ(HV)の垂直同期識別用同期データ2と、図1に示したようにあらかじめ定義された2種類の特殊データ(HF)の偶数フィールド(「HFe」)/奇数フィールド(「HFo」)の識別用特殊データ3のいずれかが、特殊データ付加制御部2Aから出力され、8ビット/10ビット変換部2Bで10ビットパラレルデータに変換され、更にパラレル/シリアル変換部2Cに供給され、ここでシリアルデータに変換された後、光送信モジュール2Dにより光信号に変換されて光無線伝送路41へ送信される。
続いて、図1に示したように、あらかじめ映像/音声制御補助データ処理部26に格納設定された補助制御データ(CTL1)6の8ビットワード列データが16ビットワード単位にて読み出されて映像/音声合成部28を通して8ビット/10ビット変換部2Bにパラレルに供給され、ここで16ビットワードが20ビットパラレルデータに変換され、更にパラレル/シリアル変換部2Cによりシリアルデータに変換された後、光送信モジュール2Dにより光信号に変換されて光無線伝送路41へ送信される(ただし、図1は8ビット/10ビット変換前のシリアルデータを示す)。
1ライン目の最後尾には、映像/音声合成部28に供給された補助データ(CTL1)1366×2バイトに基づいて、CRCC生成器2Eで生成されて映像/音声合成部28に供給された2バイトのデータ伝送エラー検出用符号(CRCC)7が16ビット単位で映像/音声合成部28からパラレルに読み出され、8ビット/10ビット変換部2B、パラレル/シリアル変換部2C、光送信モジュール2Dを通して光信号に変換されて光無線伝送路41へ図1に示したように送信される(ただし、図1は8ビット/10ビット変換前のシリアルデータを示す)。CRCC7は1ライン毎に完結する伝送エラー検出用符号である。
次の2ライン目も1ライン目と同様のフォーマットの光信号が光無線伝送路41へ送信される。3ライン目からは、音声信号9と映像信号11の伝送を行う。最初に2ライン目と同様に特殊データ付加制御部2Aから順次に出力された同期データ(HDp)4と特殊データ(HDs)5が、経路を経てシリアル伝送後、音声メモリ24のあらかじめ定められたデータ区分からエラー訂正符号の付加処理された音声信号9が16ビットワード単位にて時間圧縮されて読み出された後、映像/音声合成部28を通して8ビット/10ビット変換部2Bにパラレルに供給され、ここで20ビットワード単位のパラレルデータに変換される。この20ビットワード単位のパラレルデータは、パラレル/シリアル変換部2Cによりシリアルデータに変換された後、光送信モジュール2Dにより光信号に変換されて光無線伝送路41へ図1に示したように送信される(ただし、図1は8ビット/10ビット変換前のシリアルデータを示す)。
さらに、続けて映像信号専用のビデオメモリ21より、ビデオメモリ書込/読出制御部22からの読出しクロックに基づき、画素データ単位にて時間伸長により映像信号データ11が16ビット単位で読み出され、映像/音声合成部28を通して8ビット/10ビット変換部2Bに供給される。8ビット/10ビット変換部2Bにより入力された映像信号データ11は、16ビットの画素データが20ビット単位のパラレルデータに変換され、更にパラレル/シリアル変換部2Cによりシリアルデータに変換された後、光送信モジュール2Dにより光信号に変換されて光無線伝送路41へ図1に示したように送信される(ただし、図1は8ビット/10ビット変換前のシリアルデータを示す)。
3ライン目の最後には音声信号と映像信号読み出し時に、CRCC生成器2Eで4×2バイトの音声信号と1366×2バイトの映像信号データから算出した伝送データ列に対するデータ伝送エラー検出用符号であるCRCCの16ビットワードデータ7が上記の経路を経て光送信モジュール2Dに供給され、ここで光信号に変換されて光無線伝送路41へ図1に示したようにシリアルに送信される(ただし、図1は8ビット/10ビット変換前のシリアルデータを示す)。
4ライン目から770ライン目までは、上記の3ライン目と同様の読出しが行われて3ライン目と同様の信号配列の光信号が光無線送信される。最後の771ライン目では、10ビットに変換された同期データ(HDp)4と10ビットに変換された特殊データ(HDs)5を時系列的に無線送信後、音声信号伝送ブロック(9、10)と映像信号伝送との兼ね合いで余分なデータ伝送分をパディング処理した領域12のヌルデータが光無線伝送路41へ図1に示したように616バイト分シリアルに送信される。上記のパディング処理したヌルデータ12は、伝送タイミング発生回路29にて、伝送フォーマットに応じて有効データを入力するか、ヌルデータを付加するかを制御することで行う。
次に、図2の光受信処理ブロック30の動作について説明する。光受信処理ブロック30では垂直同期の識別トリガ信号(第1の同期データ(HV)2)に準拠して、シリアル伝送されたデジタル映像信号とデジタル音声信号を含むデジタル補助信号を各々専用のビデオメモリ3A、音声メモリ3Dに一旦格納し、音声信号はエラー訂正等所定の信号処理後、デジタル補助データによる送信側のサンプリング周波数情報に基づいて生成される音声信号再生用クロックを用いて順次音声メモリ3Dから読み出し、時間伸長によりサンプリング周期にて再生する。また、再生する音声信号のサンプル数は、ブロック(9、10)毎に同時に伝送されてくるサンプル数情報に基づき、連続再生することで映像との同期再生を実現している。
一方、映像信号は送信された垂直同期の識別トリガ信号を基準に、再スケーリング用クロックに対する垂直同期での同期化を図り、デジタル補助データに基づいた映像フォーマットに従い、ブランキング区間を含む垂直同期信号と水平同期信号を付加した上で順次ビデオメモリ3Aから有効ライン毎の画素データを時間圧縮による読み出し処理を行い、スケーリングし直すことで同期再生を行い、前述した課題を解決するものである。
すなわち、光無線伝送路41により伝送された図1のフォーマットの光信号は、光受信処理ブロック30内の光受信モジュール31により受信されて光電変換された後、シリアル/パラレル変換部32でパラレルデータに変換されて10ビット/8ビット変換部33に供給されて、入力10ビットが8ビットに変換されて出力される。
特殊データ監視制御部34は、ライン伝送の先頭に付加されているあらかじめ定義された1個の垂直同期の識別トリガ信号である同期データ(HV)2を監視しており、この同期データ(HV)2を検出すると次の1個の特殊データ(HF)3から偶数フィールドと奇数フィールドを識別し、受信タイミング発生回路35から出力される受信タイミング信号を制御する。一方、シリアル/パラレル変換部32から出力された信号のうち、あらかじめ定められた同期データとして割り振られた映像の有効ライン同期の識別が可能となる区切り識別信号である同期データ(HDp)4に基づき、セルフクロック発振器37からセルフクロックが生成される。このセルフクロックは、受信タイミング発生回路35とビデオメモリ書込/読出制御部39にそれぞれ供給される。なお、この同期データ(HDp)4は、有効ライン毎に定期的に送信することで、受信の際のセルフクロックコレクション機能を満足させるためにも使用される。
また、10ビット/8ビット変換部33により10ビットが8ビットに変換された受信信号は、映像/音声分離部36に16ビットワード単位でパラレルに入力され、ここで受信タイミング発生回路35からの受信タイミング信号に基づいて、映像信号データ11と音声信号データ9、10と制御補助データ(CTL1)6、(CTL2)8とに分離され、映像信号データ11はFIFOにより構成されているビデオメモリ3Aに供給され、音声信号データ9、10はFIFOにより構成されている音声メモリ3Dに供給され、制御補助データ(CTL1)6、(CTL2)8は映像/音声制御補助データ監視部3Cに供給される。
また、音声メモリ3Dに書き込まれた音声信号データ9、10は、伝送されてくる映像信号データ11のフィールド毎に2ブロックに分割管理されており、ブロック毎に、音声メモリ3Dから音声信号データ9、10が読み出されてエラー訂正処理部3Eに供給され、エラー検出用符号とエラー訂正符号によりエラー訂正処理が行われた後、音声メモリ3Dに書き戻される。
また、送信側の伝送処理用マスタークロック発振器27と同期した受信側のセルフクロック発振器37より、音声信号再生クロック発振器38により送信側サンプリング周波数との同期化再生クロック信号を生成し、このクロック信号と映像/音声制御補助データ監視部3Cからの受信した補助制御信号CTL1、CTL2に含まれている送信側のチャンネル数、サンプル有効ビット数等に基づいて、音声メモリ3Dからエラー訂正処理後の再生音声信号データ9、10が元の時間軸になるように時間伸長されてサンプリング周期にて読み出され、デジタル音声信号出力端子43へ出力される。
また、映像/音声制御補助データ監視部3Cから受信した補助制御信号(CTL1)6、(CTL2)8に基づき、再生表示部側を設定制御するための映像フォーマットや表示部設定情報等の情報を、再スケーリング映像タイミング発生回路3Bに出力し、再スケーリング映像タイミング発生回路3Bからの情報に基づき、ビデオメモリ書込/読出制御部39からビデオメモリ3Aへの書き込みと読出し制御が行われる。
ここで、通常の映像信号は図4に示すように、ブランキングを含む一義的に決められたフォーマットにて入出力され、そのまま表示部に伝送すれば表示可能な信号として扱われる。ところが、本実施の形態の伝送フォーマットでは図1に示したように、ブランキング部分を省略して、映像信号部分を時間軸圧縮伝送することで伝送容量の低減を図っている関係で、最終的な表示部(図示せず)への出力信号はブランキングの付加と受信映像データの時間軸伸長が必要となる。そこで、再スケーリング映像タイミング発生回路3Bは、ブランキング信号を含む垂直同期信号と水平同期信号の付加と受信映像信号データの時間軸伸長をする再スケーリングを行う。
再スケーリング映像タイミング発生回路3Bから出力されるブランキング信号を含む垂直同期信号と水平同期信号は、ビデオメモリ書込/読出制御部39からの読出しクロックに基づき、画素データ単位にて表示部に合わせた時間軸で1画素の16ビット単位で1ラインずつビデオメモリ3Aから読み出された有効ライン区間の画素データと合成されてデジタル映像信号出力端子42へ出力される。
このように、本実施の形態によれば、余分なヌルデータによるパディング処理をする伝送区間が発生するものの、同期ブランキング区間の伝送を止めることで、できるだけ不要な信号の伝送を行わず、映像信号の有効ライン区間のみの画素データ伝送に音声信号の重畳処理区間を付加することで、750pのコンポーネント映像(4:2:2)品質クラスの非圧縮ベースバンドデジタルHD映像伝送が約1.27Gbpsにて光伝送可能である。
因みに、ブランキング区間を含む750pのコンポーネント映像を直接光伝送する場合は、約1.49Gbpsの伝送スピードが必要である。現在の単一光による光無線伝送能力と一般的なAV機器への展開を考慮し、かつ、伝送距離が10m以上の確実な伝送を実現する上で、この伝送スピードの低減は大きく、送受信の回路規模が大きくならず、光無線伝送の余裕度確保が可能となり、単一光による光無線伝送の実現が可能である。
また、本実施の形態によれば、伝送処理するマスタークロック周波数が音声信号のサンプリング周波数の整数倍の条件を満たし、かつ、映像信号の有効伝送ライン数を満足する最大公約数から算出される周波数マスタークロックとすることで、映像信号と音声信号の同期再生処理の簡略化が可能であり、映像信号と音声信号の同期再生回路が小規模で実現可能である。
さらに、伝送可能な映像信号のフォーマットを最大伝送フォーマットとして固定化し、それ以下の伝送容量に対応した映像信号の場合には、映像信号及び音声信号共にヌルデータによるパディング処理を施すことで、垂直同期信号が同一であればシステムを変更することなく同一伝送フォーマットにて伝送可能であり、映像信号と音声信号の同期再生も保証できる利点がある。少なくともデジタルHD映像信号で、750p以下の720pや480pの映像信号に対しては、第1の実施の形態で全てカバーできることになる。
<第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態では、インタレース走査方式による代表的なデジタルHD映像信号である1080iの伝送に関する。図3は本発明に係る伝送システムの第2の実施の形態で伝送される信号フォーマットを示し、図1と同一部分には同一符号を付してある。
図3に示す信号フォーマット13は、1080iの映像フォーマット伝送に関し、垂直同期信号の周波数が59.94Hz(60Hz×1000/1001)を想定し、映像の有効ライン数540×2本、有効ライン1本当たりの有効画素数1920ピクセルで、1画素の構成データワード数が2バイト(16ビットワード)のデジタルコンポーネント映像信号(4:2:2)に、音声信号はサンプリング周波数48kHz、レベル分解能24ビット、2ch(L/R)の音声データを重畳し伝送するフォーマットを示す。
本第2の実施の形態でも第1の実施の形態と同様、送信側の8ビット/10ビットのパラレル/シリアル変換と受信側の10ビット/8ビットのシリアル/パラレル変換を16ビットワード単位での取り扱いを想定し、パラレルデータのメモリへの書き込み・読み出し用に使用するマスタークロックの20倍(=16ビット×10B/8B)のクロックをシリアル伝送として使用する。
また、本実施の形態での総合伝送容量は、第1の実施の形態の伝送容量より少ないため、図3の信号フォーマット13中に14、15で示すように、余分な伝送量部分はヌルデータにてパディング処理することで総伝送容量は第1の実施の形態の容量を変えず、1ライン当たりの必要画素数を1ライン伝送にて完結する条件と、音声信号のエラー訂正を含めたブロック伝送を第1の実施の形態との互換性を確保することを条件とした伝送フォーマットを実現している。
図3において、最初の1ライン目は、第1の実施の形態と同様に、同期データ(HV)2の垂直同期識別用キャラクタ、特殊データ(HF)3、画像フォーマット等の補助制御デ一夕(CTL1)6、該補助制御データ読み出し時に算出したデータ列に対する伝送エラー検出用符号であるCRCCの16ビットワードデータ7の順に配置し、それらに対して8ビット/10ビット(8B/10B)変換後シリアル伝送を行う。
なお、本映像信号はインタレース走査信号であり、この信号フォーマットにより1080i信号11と音声信号9、10は1フィールド毎に伝送されるため、特殊データ(HF)3は伝送画像情報に従い、偶数フィールド(HFe)と奇数フィールド(HFo)をフィールド単位で交互に伝送する必要がある。2ライン目も1ライン目と同じ補助制御データ(CTL2)8を伝送する領域であり、前記第1の実施の形態と同様のシリアル伝送を行う。
3ライン目からは、音声信号ブロック(1/2)9及び音声信号ブロック(2/2)10と映像信号データ11の伝送を行う。ここで第1の実施の形態と異なる点は、本映像フォーマットの1フィールド当たりの伝送する必要のある有効ライン数が543本のため、第1の実施の形態のように有効ライン方向(垂直同期ライン方向)に2つの音声信号ブロックを連続して伝送することはできない。そのため、図3に示すように、有効画素伝送方向(水平同期ライン方向)に同時に伝送するフォーマット形式となっている。
2ライン目と同様に同期データ(HDp)4と特殊データ(HDs)5を先頭に、エラー訂正符号の付加処理された音声信号ブロック(1/2)9を音声信号専用・メモリ(FIFO)領域よりあらかじめ定められたデータ区分から16ビットワード単位にて8バイト分時間圧縮読み出しを行い、8B/10B変換後シリアル伝送する。その後、エラー訂正符号の付加処理された音声信号ブロック(2/2)10に対しても同様に8バイト分伝送処理を行う。
さらに、続けて映像信号専用メモリ(FIFO)より画素データ単位にて時間伸長によるデータ読み出しを1920×2バイト分行い、8B/10B変換後シリアル伝送する。最後に音声信号9、10と映像信号11の読み出し時に算出した伝送データ列に対する伝送エラー検出用CRCCの16ビットワードデータ7を2バイト分付加し、8B/10B変換後シリアル伝送を行う。ここではCRCC7の算出対処範囲は、映像信号にのみに限定してもよい。
前記3ライン目と同様、386目ラインまでは、同様の伝送処理を行う。続いて、387ライン目から542ライン目までは、各ライン当たりパディング処理された8バイト分のヌルデータ14と、パディング処理された8バイト分のヌルデータ15の音声信号と、1920×2バイト分の映像信号データ11を8B/10B変換後シリアル伝送することを156ライン分繰り返す。
なお、本実施の形態では、1フィールド内で音声信号ブロック9と10を2分割伝送することができないため、送受信による再生遅延を3フィールド以内にすることを目標にしている。また、音声信号ブロック9、10においては、映像信号伝送との兼ね合いで、第1の実施の形態と同様に、余分なデータ伝送エリアはヌルデータ14、15にてパディング処理して伝送している。
543ライン目から547ライン目までは、第1の実施の形態での総伝送容量に対しての本実施の形態での有効伝送容量の差分であり不要なデータ領域のため、図3に示すように、音声信号9、10と映像信号11両者ともヌルデータ16にてパディング処理し、8B/10B変換後シリアル伝送を行う。但し、CRCC7の演算処理データは意味をなさないため、必ずしも付加する必要はない。
最後の548ライン目の伝送ラインのヌルデータ12の伝送は、第1の実施の形態と同様の理由による。映像信号11と音声信号9、10の同期再生処理を簡単にするため、伝送処理するマスタークロック周波数が音声信号9、10のサンプリング周波数の整数倍の条件を満たし、かつ、映像信号の有効伝送ライン数を満足する最大公約数から算出される周波数としたときに生じる余分なデータ伝送量である。このため、この伝送ラインは無効なデータ領域であるため、同期データ(HDp)4と特殊データ(HDs)5をシリアル伝送後、余分なデータ伝送分をヌルデータ12によるパディング処理し、8B/10B変換後シリアル伝送し、CRCC演算処理データの付加は行っていない。
なお、伝送する音声信号フォーマットに関しても、第1の実施の形態と同様、サンプリング周板数48kHz、レベル分解能16ビットとすることで、伝送フォーマットを変更することなく3ch(L/R/Center)の信号を伝送することも可能である。
このように、本実施の形態によれば、余分なヌルデータ14、15によるパディング処理をする伝送区間が発生するものの、同期ブランキング区間の伝送を止めることで、できるだけ不要な信号の伝送を行わず、映像信号11の有効ライン区間のみの画素データ伝送に音声信号の重畳処理区間を付加することで、1080iのコンポーネント映像(4:2:2)品質クラスの非圧縮ベースバンドデジタルHD映像伝送を約1.27Gbpsにて光伝送できる。
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、図2において、光送信モジュール2Dと光受信モジュール31を、光ファイバ用送受信ドライバ/レシーバに置き換えることにより、光ファイバ伝送することも可能である。また、あらかじめ定義された特殊データ5を同期データ(HDp)4の後に付加することで、例えば著作権保護のために施す伝送データのスクランブル処理等のキー情報の切り替え信号を得るようにすることも可能である。
<第3の実施の形態>
ところで、図1、図3にそれぞれ示すフォーマット1、13では、映像信号11と音声信号9、10が伝送帯域の大部分であるので、新たな情報を付加して伝送するには伝送帯域を広げる必要がある。そこで、伝送帯域を広げることなく新たな情報を付加して伝送する第3の実施の形態について説明する。図1、図3にそれぞれ示すフォーマット1、13において映像信号11の垂直同期信号Vsync、水平同期信号Hsyncを表す同期データ2、4として、図5(a)に示すように特殊符号A、Cが用いられ、この特殊符号A、Cとしては例えばIEEE820.3規格のKキャラクタやコンマキャラクタが用いられる。
第3の実施形態では、垂直同期信号Vsync、水平同期信号Hsync(又はいずれか一方)を表すためにそれぞれ構成される。例えば図5(b)に示すように垂直同期信号Vsyncを表すために2つの特殊符号A、Bを割り付けて各特殊符号が1ビットデータ=0、1を表すように定義し、水平同期信号Hsyncを表すために2つの特殊符号C、Dを割り付けて各特殊符号が1ビットデータ=0、1を表すように定義することにより、伝送帯域を広げることなく新たな情報をシリアルデータ(例えばRS232C)で伝送することができる。さらに、1つの同期信号に対して4つの特殊符号を割り付ければ、伝送帯域を広げることなく2ビットデータ=00、01、10、11を付加して伝送することができる。また、偶数フィールドと奇数フィールド識別用特殊データ(HF)3と補助同期データ用特殊データ(HDs)5についても同様に、複数の異なる特殊符号を割り付けて各特殊符号がビットデータを表すようにすることができる。
本発明は、非圧縮のベースバンドデジタルHD(High-Definition)映像信号とデジタル音声信号、映像信号フォーマット及び音声信号フォーマットのデジタル補助制御信号を合成し多重化した信号を、光無線伝送手段、または光信号伝送ケーブル手段を用いてシリアル伝送し、光信号を受信した後、映像信号、音声信号・補助制御信号を分離し、映像信号と音声信号それぞれを再生することを可能とした映像・音声の光無線伝送装置または光信号ケーブル伝送装置に利用できる。
本発明の第1の実施の形態における伝送フォーマットを示す概略構成図である。 本発明の伝送システムの第1の実施の形態の概略構成図である。 本発明の第2の実施の形態における伝送フォーマットを示す概略構成図である。 従来の伝送システムの一例のデータ伝送フォーマットを示す概略構成図である。 本発明の第3の実施の形態における同期データを表す特殊符号を示す説明図である。
符号の説明
1 1366ピクセル×768p映像の信号フォーマット
2 垂直同期識別用同期データ(HV)
3 偶数フィールドと奇数フィールド識別用特殊データ(HF)
4 有効ライン識別用同期データ(HDp)
5 補助同期データ用特殊データ(HDs)
6、8 補助制御データ(CTL1、CTL2)
7 データ伝送エラー検出用CRCC
9 音声信号伝送ブロック前半の1/2フィールド分
10 音声信号伝送ブロック後半の1/2フィールド分
11 映像信号の有効データ伝送領域
12 パディング処理ヌルデータ伝送領域
13 1920ピクセル×1080i映像の信号フォーマット
14 音声信号伝送ブロックのパディング処理伝送領域(ヌルデータ)
15 音声信号伝送ブロックのパディング処理伝送領域(ヌルデータ)
16 音声信号、映像信号共通のパディング処理領域
17 デジタル映像信号入力端子
18 デジタル音声信号入力端子
20 光送信処理ブロック
21、3A ビデオメモリ
22、39 ビデオメモリ書込/読出制御部
23 音声信号クロック発振器
24、3D 音声メモリ(FIFO)
25 エラー訂正符号生成処理部
26 映像/音声制御補助データ処理部
27 伝送処理用マスタークロック発振器
28 映像/音声合成部
29 伝送タイミング発生回路
2A 特殊データ付加制御部
2B 8ビット/10ビット(8B/10B)変換部
2C パラレル/シリアル変換部
2D、31 光送信モジュール
2E CRCC生成器
30 光受信処理ブロック
32 シリアル/パラレル変換部
33 10ビット/8ビット(10B/8B)変換部
34 特殊データ監視制御部
35 受信タイミング発生回路
36 映像/音声分離部
37 セルフクロック発振器
38 音声信号再生クロック発振器
3B 再スケーリング映像タイミング発生回路
3C 映像/音声制御補助データ監視部
3E エラー訂正処理部
41 光無線伝送路
42 デジタル映像信号出力端子
43 デジタル音声信号出力端子

Claims (9)

  1. 非圧縮のベースバンドレベルでのデジタル映像信号及びデジタル音声信号と共に、映像フォーマット・音声フォーマット等に関する補助情報を内容とするデジタル補助信号を多重化してシリアル伝送を行う伝送システムであって、
    前記デジタル映像信号の画素データを、所定の単位区分ずつ記憶する第1の記憶手段と、
    前記デジタル音声信号を伝送処理用マスタークロック発振器に同期したサンプリング周波数による音声サンプル単位にて、所定の単位区分ずつ記憶する第2の記憶手段と、
    前記デジタル補助信号を記憶する第3の記憶手段と、
    前記デジタル映像信号の垂直同期信号用同期データとして定義された第1の同期データと、前記デジタル映像信号の有効ライン識別用同期データとして定義された第2の同期データと、前記第1の記憶手段から読み出した前記デジタル映像信号と、前記第2の記憶手段から読み出した前記デジタル音声信号と、前記第3の記憶手段から読み出した前記デジタル補助信号とを所定順に時系列的に合成した、複数ラインからなる伝送信号を生成する伝送信号生成手段と、
    前記伝送信号生成手段から出力された前記伝送信号をシリアルに伝送出力する出力手段とを有し、
    前記伝送信号生成手段は、前記第1の同期データに続いて、前記第3の記憶手段からの前記デジタル補助信号を所定ビット数読み出して時系列的に合成した信号を第1のラインの伝送信号とし、前記第2の同期データに続いて、前記第3の記憶手段からの前記デジタル補助信号を所定ビット数読み出して時系列的に合成した信号を第2のラインの伝送信号とし、第3ライン以降所定ラインまでの複数ラインの各々の伝送信号は、前記第2の同期データに続いて、前記第2の記憶手段から1フィールド当たり伝送が必要な前記デジタル音声信号のサンプルデータ量M(M:自然数)バイトを、前記デジタル映像信号の有効ライン数N(N:自然数)で除して得られるデータ区分L(L:自然数)を順次読み出した後、前記第1の記憶手段から前記デジタル映像信号の各ラインにおける有効画素データ分を順次読み出して時系列的に合成し、ブランキング信号を排除した信号としたことを特徴とする伝送システム。
  2. 前記デジタル映像信号は、プログレシブ走査方式で表示されるべき映像信号であり、
    前記伝送信号の第3ライン以降前記所定ラインまでの複数ラインで前記デジタル音声信号は、それぞれ1フィールド当たり伝送が必要な前記デジタル音声信号に誤り訂正符号を付加したサンプルデータ量を2分割して得られたサンプルデータ量を、前記有効ライン数の1/2倍で除して得られる前記データ区分Lが順次伝送されることを特徴とする請求項1記載の伝送システム。
  3. 前記デジタル映像信号は、インタレース走査方式で表示されるべき映像信号であり、
    前記伝送信号の第3ライン以降前記所定ラインまでの複数ラインでの前記デジタル音声信号は、それぞれ1フィールド当たり伝送が必要な前記デジタル音声信号に誤り訂正符号を付加したサンプルデータ量を2分割して得られたサンプルデータ量を、前記有効ライン数の1/2倍で除して得られる前半のデータ区分と後半のデータ区分とが各ラインで合成されて伝送されることを特徴とする請求項1記載の伝送システム。
  4. 前記伝送信号生成手段は、前記第1の同期データに続いて、偶数フィールドか奇数フィールドかを識別させる特殊データを時系列的に付加した後、前記デジタル補助信号を付加した第1ラインの伝送信号を生成し、前記第2の同期信号に続いて、第3の補助同期データである特殊データを時系列的に付加した後、前記デジタル補助信号又は前記デジタル音声信号及び前記デジタル映像信号を付加した第2ライン以降の伝送信号を生成することを特徴とする請求項1記載の伝送システム。
  5. 前記伝送信号生成手段は、1フィールド当たり伝送が必要な前記デジタル音声信号のサンプルデータ量と、前記デジタル映像信号の前記複数ラインにおける有効画素データの読出しデータ量に対し、不足分のデータ量をヌルデータにてパディング処理することを特徴とする請求項1記載の伝送システム。
  6. 前記伝送信号生成手段は、前記デジタル音声信号のサンプリング周波数の整数倍の条件を満たし、かつ、前記デジタル映像信号の有効伝送ライン数を満足する最大公約数から算出される周波数をマスタークロック周波数として、前記伝送信号を生成することを特徴とする請求項1記載の伝送システム。
  7. 前記偶数フィールドか奇数フィールドかを識別させる特殊データ及び第3の補助同期データである特殊データの少なくとも一方に複数の特殊符号を割り付けて、各特殊符号が情報を示すビットデータを表すことを特徴とする請求項記載の伝送システム。
  8. 前記出力手段は、前記伝送信号生成手段から出力された前記伝送信号を、8ビット/10ビットパラレル変換した後、パラレル/シリアル変換してシリアルに伝送出力することを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の伝送システム。
  9. 前記第1及び第2の同期データの少なくとも一方に複数の特殊符号を割り付けて、各特殊符号が情報を示すビットデータを表すことを特徴とする請求項1から8のいずれか1つに記載の伝送システム。
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