JP4487414B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内槽内に温風を送風して洗濯物を乾燥させる行程を有し、洗濯から乾燥までを一貫して実施できる洗濯乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の洗濯乾燥機は図5に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図5に示すように、筐体1は、内部に複数のサスペンション2によって弾性的に吊り下げた外槽3を設け、脱水時の振動をサスペンション2によって吸収する構成としている。外槽3の内部には、回転中心軸を略鉛直方向に有し、洗濯物または乾燥対象物を収容する内槽4を中空で2重構造とした洗濯・脱水軸5を中心に回転可能に配設し、内槽4の内底部に洗濯物や乾燥対象物を撹拌する回転翼6を回転自在に配設している。回転翼6は外周が傾斜面形状の鍋型に形成している。
【0004】
また、内槽4の内部周壁には小孔(図示せず)を多数設けるとともに、上方には流体バランサ7を設けている。モータ8は、外槽3の底部に取り付け、洗濯または脱水時に回転力の伝達を洗濯・脱水軸5に切り換えるクラッチ9と洗濯・脱水軸5を介して、内槽4または回転翼6に連結している。
【0005】
循環ダクト10は、循環する湿った温風を除湿するもので、一端を乾燥用送風機11の一端に接続している。乾燥用送風機11の他端は、加熱手段であるヒータ12を有する循環風通路13に接続し、弾力性を有する上部連結部材14を通って内槽4へ繋がっている。外槽3の下部に温風吐出部材15を設け、この温風吐出部材15から、弾力性を有する下部連結部材16および切換弁17を介して循環ダクト11に連結し、温風を循環する温風循環経路18を構成している。19は除湿水排水口である。
【0006】
外槽3には、外槽3の上面を気密的に覆う外槽カバー20を設けており、この外槽カバー20に上部連結部材14からの温風噴出口21を開口している。さらに、外槽カバー20に内蓋22を開閉自在に設け、衣類を出し入れするようにしている。
【0007】
筐体カバー23は筐体1の上部を覆うもので、制御装置24に接続した操作表示部24aを設けている。また、外槽3の底部に外槽3内に水を排水する排水弁25を設けている。冷却用送風機26は、筐体1の側面に取り付け、筐体1の内部に外槽3、循環ダクト10などを冷却するように送風できるよう構成している。
【0008】
制御装置24は、モータ8、クラッチ9、乾燥用送風機11、ヒータ12、切換弁17、排水弁25、冷却用送風機26などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の各行程を制御するようにしている。
【0009】
上記構成において動作を説明する。洗い行程では、内槽4に洗濯物と洗剤を投入し、運転を開始すると所定の水位まで給水した後、モータ8を駆動する。このとき、伝達機構部のクラッチ9によりモータ8の動力を洗濯軸を介して回転翼6に伝達し、回転翼6が回転することで、洗濯物を撹拌して、洗濯物同士、または内槽4の内壁や回転翼6との接触により作用する機械力と、水流力により行われる。
【0010】
脱水行程では、洗濯終了後、排水弁25を開いて内槽4内の水を排水した後、伝達機構部のクラッチ9を脱水側に切り換えて、モータ8の動力を脱水軸を介し内槽4に伝達して回転させ、洗濯物に遠心力を与えることにより、水分を洗濯物から分離することで行う。
【0011】
乾燥行程では、切換弁17を開いて温風循環経路18を形成し、クラッチ9を洗濯側に切り換えてモータ8を駆動して回転翼6に伝達し、回転翼6を急速に正転、反転することで、脱水後に内槽4の内壁に張り付いた洗濯物を引き剥がす。つぎに、回転翼6を正転、反転させて洗濯物を引っかけて撹拌しながら、乾燥用送風機11とヒータ12とにより温風を温風噴出口21に送る。温風噴出口21より内槽4に吹き込まれた温風は、洗濯物から水分を蒸発させた後、内槽4から外槽3の内側へ出た後、循環ダクト10へ至る。
【0012】
洗濯物の水分を奪って湿気を含んだ温風が、外槽3の内壁や循環ダクト10内を通過しているとき、筐体1の側面に設置した冷却用送風機26による外部空気の流入で、外槽3や循環ダクト10の外壁は冷却されることになり、湿った空気の水分はその内壁に結露し、温風は除湿、冷却され、乾燥用送風機11へと戻る。
【0013】
外槽3の内壁に結露した水分は、切換弁17を通過して、循環ダクト10の内壁に結露した水分とともに除湿水排水口19より排出される。このように、温風循環経路18で温風を循環させることにより、内槽4内の乾燥対象物を乾燥させることができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の構成では、排水弁25を通して内槽4内の水を排水する排水経路と、温風を循環させる温風循環経路18とを分離独立して設けているため、切換弁17と排水弁25とが必要となり、外槽3の下部の部品構成が複雑になり、かつ外槽3の下部と筐体1を2系統で連結することになり、振動性能や信頼性に大きく影響し、かつ組立性、サービスメンテナンス性が悪く、製造コストが高くなるという問題を有していた。
【0015】
また、乾燥時には、排水弁25の外槽3側の経路に残水するため、除湿性能が悪く、内槽4内の湿度が高くなり、衣類に含まれる水分が蒸発しにくく、乾燥時間が長くなったり、乾燥効率が悪くなる原因になっていた。
【0016】
本発明は上記課題を解決するものであり、外槽下部の部品構成を簡素化して、振動性能、信頼性を向上するとともに、組立性、サービスメンテナンス性、除湿性能を向上させ、製造コストを低減することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、筐体内に弾性的に吊支した外槽内に、回転中心軸を略鉛直方向に有する内槽を回転自在に支持し、内槽の内底部に回転翼を回転自在に設け、内槽または回転翼を駆動手段により駆動し、加熱手段により加熱した温風を温風供給手段により内槽内に供給して循環ダクトを有する温風循環経路を循環させ、温風循環経路の一部をなす温風吐出部材を外槽の底面に設け、温風循環経路の一部を形成する弾力性を有する連結部材とにより温風吐出部材と循環ダクトとを接続し、温風吐出部材には、外槽および循環ダクトで除湿された除湿水が排水弁を介して排水される排水経路を連結して設けるとともに、循環ダクトから排水弁への除湿水の流れが循環風の流れと逆行しやすいように、温風吐出部材の底部近傍から延設され連結部材近傍まで区画する仕切り壁および排水弁への開口部を設けたものである。
【0018】
これにより、外槽下部の部品構成を簡素化できて、振動性能、信頼性を向上できるとともに、組立性、サービスメンテナンス性、除湿性能を向上することができ、製造コストを低減することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、筐体内に弾性的に吊支した外槽と、回転中心軸を略鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に支持した内槽と、前記内槽の内底部に回転自在に設けた回転翼と、前記内槽または回転翼を駆動する駆動手段と、前記内槽内に温風を供給する温風供給手段と、前記温風供給手段により送風される空気を加熱する加熱手段と、循環ダクトを有し前記温風供給手段による温風を循環させる温風循環経路と、前記温風循環経路の一部をなし前記外槽の底面に設けた温風吐出部材と、前記温風吐出部材と前記循環ダクトとを接続し前記温風循環経路の一部を形成する弾力性を有する連結部材とを備え、前記温風吐出部材には、前記外槽および前記循環ダクトで除湿された除湿水が排水弁を介して排水される排水経路を連結して設けるとともに、前記循環ダクトから前記排水弁への除湿水の流れが循環風の流れと逆行しやすいように、前記温風吐出部材の底部近傍から延設され前記連結部材近傍まで区画する仕切り壁および前記排水弁への開口部を設けたものであり、外槽の下部と筐体を一系統で連結することで、外槽下部の部品構成を簡素化することができ、振動性能、信頼性、組立性、サービスメンテナンス性、除湿性能を向上することができ、製造コストを低減することができる。
【0020】
また、温風循環経路を循環する温風が仕切り壁を通過した直後、連絡部材で乱流を起こすことで、内槽、外槽にて除湿された水を容易に排水することができ、かつ循環風の流れと逆方向の循環ダクトでの除湿水が排水されやすくなり、除湿性能をさらに向上することができる。
【0021】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、連結部材は、温風吐出部材側を循環ダクト側より低く設定したものであり、排水時に連結部材、循環ダクトでの残水を低減することができ、乾燥行程での循環風の圧力損失を低減することができ、除湿性能を向上することができる。
【0022】
【実施例】
以下、本実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0023】
(実施例1)
図1に示すように、外槽27は、筐体1内に弾性的に吊支し、回転中心軸を略鉛直方向に有する内槽4を回転自在に支持している。この外槽27の底面に温風循環経路28の一部をなす温風吐出部材29を設け、温風吐出部材29と循環ダクト10とを、温風循環経路28の一部を形成する弾力性を有する下部連結部材(連結部材)30により接続している。温風吐出部材29から、排水弁31を介して排水経路32に連結している。
【0024】
制御装置33は、操作表示部33aによる設定に基づいて、モータ(駆動手段)8、クラッチ9、乾燥用送風機(温風供給手段)11、ヒータ(加熱手段)12、冷却用送風機26、排水弁31などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の各行程を制御するようにしている。他の構成は従来例と同じである。
【0025】
上記構成において動作を説明する。洗い行程では、排水弁31を閉じた状態で、内槽4に洗濯物と洗剤を投入し、運転を開始すると所定の水位まで給水した後、モータ8を駆動する。このとき、伝達機構部のクラッチ9によりモータ8の動力を洗濯軸を介して回転翼6に伝達し、回転翼6が回転することで、洗濯物を撹拌して、洗濯物同士、または内槽4の内壁や回転翼6との接触により作用する機械力と、水流力により行われる。
【0026】
脱水行程では、洗濯終了後、排水弁31を開いて内槽4内の水を排水した後、伝達機構部のクラッチ9を脱水側に切り換えて、モータ8の動力を脱水軸を介し内槽4に伝達して回転させ、洗濯物に遠心力を与えることにより、水分を洗濯物から分離することで行う。
【0027】
乾燥行程では、クラッチ9を洗濯側に切り換えてモータ8を駆動して回転翼6に伝達し、回転翼6を急速に正転、反転することで、脱水後に内槽4の内壁に張り付いた洗濯物を引き剥がす。つぎに、回転翼6を正転、反転させて洗濯物を引っかけて撹拌しながら、乾燥用送風機11とヒータ12とにより温風を温風噴出口21に送る。
【0028】
温風噴出口21より内槽4に吹き込まれた温風は、洗濯物から水分を蒸発させた後、内槽4から外槽3の内側へ出た後、温風吐出部材29、下部連結部材30、循環ダクト10を通り、再び、乾燥用送風機11、ヒータ12、温風噴出口21に導かれ循環する。衣類から水分を蒸発させた高温多湿空気は、外槽27および循環ダクト10を通過する際に、冷却用送風機26の送風により冷却されて除湿し、その後、再び、乾燥用送風機11、ヒータ12に戻ることになる。
【0029】
排水弁31は、乾燥行程では、制御装置33の制御により所定時間ごとに開閉し、外槽27および循環ダクト10で除湿された除湿水を排水する。これにより、乾燥が進行する。
【0030】
このように、温風吐出部材29に排水弁31を接続することで、排水経路と循環除湿経路を分離独立に設けずに、1つの排水弁31で内槽4の排水と、外槽27および循環ダクト10で除湿された除湿水の排水を行うことができ、外槽27の下部と筐体1を一系統の下部連結部材30で連結することで、部品構成を簡素化することができる。
【0031】
したがって、脱水行程において、内槽4がおよそ800r/minの高速で回転し、内槽4内の衣類がアンバランス状態である場合は、外槽27全体の振動は大きなものとなり、しかも、サスペンション2が外槽27の下部付近に設置されているために、振動の中心は比較的下部付近となるが、筐体1と外槽27を接続しているのが下部連結部材30の一系統なので、振動への影響と対策が絞れるため、振動性能や信頼性を向上することができる。
【0032】
また、外槽27の下部の部品構成を簡素化できるため、工場での組立性や、市場での部品交換時のサービスメンテナンス性に優れるとともに、製造コストを低減することができる。
【0033】
また、排水経路32と温風循環経路28が共存しているため、排水弁31の外槽27側に残水がない構造なので、除湿性能を向上することができ、内槽2内の湿度が高くなる要因を減らし、衣類に含まれる水分の蒸発を促進し、乾燥時間を短縮できて、乾燥効率を向上することができる。
【0034】
(実施例2)
図2に示すように、下部連結部材(連結部材)30は、温風吐出部材29側の端部を循環ダクト10側の端部より低く設定している。他の構成は上記実施例1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0035】
上記構成において動作を説明する。なお、洗濯行程から乾燥行程までの基本的な動作は上記実施例1と同じであるので説明を省略する。
【0036】
排水時において、下部連結部材30の温風吐出部材29側の端部が循環ダクト10側の端部より低く設定しているため、下部連結部材30や循環ダクト10内での残水を低減することができる。
【0037】
乾燥行程において、下部連結部材30の温風吐出部材29側の端部が循環ダクト10側の端部より低く設定しているため、下部連結部材30内での循環風の流れが若干上向きに流れるため、循環ダクト10の入口部での循環風の圧力損失を低減することでき、除湿性能を向上することができる。
【0038】
(実施例3)
図3に示すように、温風吐出部材29は、部分的に区画する仕切り壁36を設け、排水弁31に連通する経路37を形成している。他の構成は上記実施例1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0039】
上記構成において動作を説明する。なお、洗濯行程から乾燥行程までの基本的な動作は上記実施例1と同じであるので説明を省略する。
【0040】
乾燥行程において、循環ダクト10を循環する温風が温風吐出部材29を通過する際に、仕切り壁36により乱流を起こすことで、気体より比重が大きい液体、つまり内槽4、外槽27にて除湿されて排出された水が、排水弁31に排水されやすくなり、除湿性能を向上することができる。
【0041】
なお、本実施例においては、温風吐出部材29は、排水弁31に連絡する経路37を温風吐出部材29を部分的に区画する仕切り壁36によって形成しているが、仕切り壁36の代わりに、循環風の乱流を起こさせる効果のある段差を形成した場合でも、同等の効果を期待できる。
【0042】
(実施例4)
図4に示すように、温風吐出部材29は、部分的に区画する仕切り壁36を設け、排水弁31への開口部40を、排水弁31への流れが温風の流れと逆行するように設けている。他の構成は実施例1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0043】
上記構成において動作を説明する。なお、洗濯行程から乾燥行程までの基本的な動作は上記実施例1と同じであるので説明を省略する。
【0044】
乾燥行程において、循環ダクト10を循環する温風が温風吐出部材29を通過する際に、仕切り壁36により乱流を起こされることで、気体より比重の高い液体、つまり内槽4、外槽27にて除湿された水が、排水弁31に排水されやすくなり、除湿性能を向上することができる。
【0045】
また、温風吐出部材29の仕切り壁36を下部連結部材30付近まで形成しているため、下部連結部材30内での循環風の乱流が発生し、循環風の流れと逆らって、循環ダクト10での除湿水41が排水されやすくなり、除湿性能を向上することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、筐体内に弾性的に吊支した外槽と、回転中心軸を略鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に支持した内槽と、前記内槽の内底部に回転自在に設けた回転翼と、前記内槽または回転翼を駆動する駆動手段と、前記内槽内に温風を供給する温風供給手段と、前記温風供給手段により送風される空気を加熱する加熱手段と、循環ダクトを有し前記温風供給手段による温風を循環させる温風循環経路と、前記温風循環経路の一部をなし前記外槽の底面に設けた温風吐出部材と、前記温風吐出部材と前記循環ダクトとを接続し前記温風循環経路の一部を形成する弾力性を有する連結部材とを備え、前記温風吐出部材には、前記外槽および前記循環ダクトで除湿された除湿水が排水弁を介して排水される排水経路を連結して設けるとともに、前記循環ダクトから前記排水弁への除湿水の流れが循環風の流れと逆行しやすいように、前記温風吐出部材の底部近傍から延設され前記連結部材近傍まで区画する仕切り壁および前記排水弁への開口部を設けたから、外槽の下部と筐体を一系統で連結することで、外槽下部の部品構成を簡素化することができ、振動性能、信頼性、組立性、サービスメンテナンス性、除湿性能を向上することができ、製造コストを低減することができる。
【0047】
また、温風循環経路を循環する温風が仕切り壁を通過した直後、連絡部材で乱流を起こすことで、内槽、外槽にて除湿された水を容易に排水することができ、かつ循環風の流れと逆方向の循環ダクトでの除湿水が排水されやすくなり、除湿性能をさらに向上することができる。
【0048】
また、請求項2に記載の発明によれば、連結部材は、温風吐出部材側を循環ダクト側より低く設定したから、排水時に連結部材、循環ダクトでの残水を低減することができ、乾燥行程での循環風の圧力損失を低減することができ、除湿性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の洗濯乾燥機の断面図
【図2】 本発明の第2の実施例の洗濯乾燥機の要部断面図
【図3】 本発明の第3の実施例の洗濯乾燥機の要部断面図
【図4】 本発明の第4の実施例の洗濯乾燥機の要部断面図
【図5】 従来の洗濯乾燥機の断面図
【符号の説明】
1 筐体
4 内槽
8 モータ(駆動手段)
6 回転翼
10 循環ダクト
11 乾燥用送風機(温風供給手段)
12 ヒータ(加熱手段)
27 外槽
28 温風循環経路
29 温風吐出部材
30 下部連結部材(連結部材)
31 排水弁
32 排水経路

Claims (2)

  1. 筐体内に弾性的に吊支した外槽と、回転中心軸を略鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に支持した内槽と、前記内槽の内底部に回転自在に設けた回転翼と、前記内槽または回転翼を駆動する駆動手段と、前記内槽内に温風を供給する温風供給手段と、前記温風供給手段により送風される空気を加熱する加熱手段と、循環ダクトを有し前記温風供給手段による温風を循環させる温風循環経路と、前記温風循環経路の一部をなし前記外槽の底面に設けた温風吐出部材と、前記温風吐出部材と前記循環ダクトとを接続し前記温風循環経路の一部を形成する弾力性を有する連結部材とを備え、前記温風吐出部材には、前記外槽および前記循環ダクトで除湿された除湿水が排水弁を介して排水される排水経路を連結して設けるとともに、前記循環ダクトから前記排水弁への除湿水の流れが循環風の流れと逆行しやすいように、前記温風吐出部材の底部近傍から延設され前記連結部材近傍まで区画する仕切り壁および前記排水弁への開口部を設けた洗濯乾燥機。
  2. 連結部材は、温風吐出部材側を循環ダクト側より低く設定した請求項1記載の洗濯乾燥機。
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