JP4487128B2 - タイヤ成形金型及びタイヤ成形金型用のプラグ - Google Patents

タイヤ成形金型及びタイヤ成形金型用のプラグ Download PDF

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Description

この発明は、タイヤ成形金型及びタイヤ成形金型用のプラにかかわり、更に詳しくはタイヤ加硫成形時に、タイヤ表面にスピューを発生させることなく成形でき、タイヤ仕上げ工程作業の改善と、製品タイヤの外観を向上させることが出来るタイヤ成形金型及びタイヤ成形金型用のプラに関するものである。
従来、タイヤ加硫工程で使用されるタイヤ成形金型には、タイヤ加硫成形時に金型内面と未加硫タイヤとの間に溜まったエアーを金型外部に排気させるために、ベントホールと呼称される多数の細い排気穴が形成されている。
この多数のベントホールは、一般的に金型のエアーが残り易い箇所に加工され、例えば、ビードリング、リムクション、サイド部等に対応する金型の同一周上の8ヶ所以上に加工されており、周列数はタイヤ形状によって異なっている。
また、タイヤトレッド部の溝に囲まれた金型のデザインブロック内のベントホールは、1ヶ所以上加工されている(例えば、特許文献1参照)。
然しながら、多数のベントホールを備えた金型によりタイヤを加硫成形すると、多数のベントホールに加硫ゴムが流れ込み、製品タイヤの表面には多数の髭状の突起(スピュー)が発生する。このため、タイヤ成形後のタイヤ仕上げ工程では、上記のスピューを切除する作業が不可欠となり、作業性及び生産性を阻害させるばかりか、切除したスピューの屑が多数散らばって作業環境を悪化させ、更に製品タイヤの外観を向上させることが難しいと言う問題があった。
また、各ベントホールに、タイヤ加硫時には、ベントホールを閉鎖し、タイヤ離型時にはベントホールの開口部を開放するように構成した弁を設けたタイヤ加硫金型も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
然しながら、このようなタイヤ加硫金型のベントホールに使用する弁は、モールドの清掃時には、研磨材が弁内に流れ込み弁が作動しなく成ると言う問題があり、このためクリーニングに多くの手間と時間がかかり、コストアップとなる問題があった。
実開平7−33615号のマイクロフィルム 特開平9−141660号
この発明は、かかる従来の問題点に着目して案出されたもので、タイヤ加硫成形時に、タイヤ表面にスピューを発生させることなく成形でき、タイヤ仕上げ工程作業のスピュー除去作業を省略でき、作業環境を改善することが出来ると共に、製品タイヤの外観を向上させることが出来、更にモールドの清掃等を容易に行うことが出来るタイヤ成形金型及びタイヤ成形金型用のプラを提供することを目的とするものである。
この発明は、上記目的を達成するため、この発明のタイヤ成形金型は、金型に形成した各ベントホールに、中央部に形成した排気筒部の上部内壁面に段差を有する嵌合凹部を備えた金属製のホルダと、このホルダの排気筒部に嵌合する樹脂製の栓部材とから成るプラグを装着し、前記栓部材は、前記嵌合凹部の内壁面と所定の間隙を隔て着脱可能に嵌合するヘッド部と、このヘッド部と一体的に形成した中央に排気穴を備えた軸部とで構成し、前記ヘッド部と軸部との境界部に、ホルダとヘッド部との間の間隙と前記排気穴とを連結する微細なスリットを形成し、前記金型内へのタイヤ挿入前は、ホルダとヘッド部との間の間隙からスリットを介して排気穴に連通する排気通路を形成し、タイヤ挿入後は、嵌合凹部の底面とヘッド部とが当接して排気通路を閉鎖するように構成したことを要旨とするものである。
また、この発明の他のタイヤ成形金型は、金型に形成した各ベントホールに、中央部に形成した排気筒部の上部内壁面に段差を有する嵌合凹部を備えた金属製のホルダと、このホルダの排気筒部に嵌合する樹脂製の栓部材とから成るプラグを装着し、前記栓部材は、前記嵌合凹部の内壁面と所定の間隙を隔て着脱可能に嵌合するヘッド部と、このヘッド部と一体的に形成した中央に排気穴を備えた軸部とで構成し、前記ヘッド部と軸部との境界部に、ホルダとヘッド部との間の間隙と前記排気穴とを連結する貫通穴を形成し、前記金型内へのタイヤ挿入前は、ホルダとヘッド部との間の間隙から貫通穴を介して排気穴に連通する排気通路を形成し、タイヤ挿入後は、嵌合凹部の底面とヘッド部とが当接して排気通路を閉鎖するように構成したことを要旨とするものである。
ここで、前記金属製のホルダの嵌合凹部の下方内壁面に、前記段差に連続する傾斜面を形成し、また前記金属製のホルダの嵌合凹部と、栓部材のヘッド部との隙間が、嵌合凹部の底面に対して鉛直間隙または外向きに傾斜する傾斜間隙である。
また、この発明のタイヤ成形金型用のプラグは、金型に形成されたベントホールに着脱可能に装着する筒状の金属製のホルダとこのホルダに嵌合した樹脂製の栓部材とで構成したタイヤ成形金型用のプラグであって、前記金属製のホルダは、中央部に形成した排気筒部の上部開口内壁面に、段差を備えた嵌合凹部を形成すると共に、排気筒部の下部側内壁面に係止用の突起を形成し、前記栓部材は、前記嵌合凹部に所定の間隙を隔てて係合するヘッド部と、中央に前記排気筒部に連通する排気穴を備え、かつ前記ヘッド部と一体的に形成した軸部とで構成し、前記ヘッド部と軸部との境界部に、前記ホルダとヘッド部との間の間隙と前記排気穴とを連結するスリットまたは貫通穴を形成したことを要旨とするものである。
ここで、前記金属製のホルダの嵌合凹部の下方内壁面に、前記段差に連続する傾斜面を形成し、また前記金属製のホルダの嵌合凹部と、栓部材のヘッド部との隙間が、嵌合凹部の底面に対して鉛直間隙または外向きに傾斜する傾斜間隙である。
更に、前記樹脂製の栓部材は、耐熱性の樹脂材料により一体的に成形するものである。
また、前記タイヤ成形金型、金型に形成した多数のベントホールに金属製のホルダと、このホルダに嵌合した樹脂製の栓部材とから成るプラグを装着した金型により表面を平滑に成形してタイヤを製造することが可能である。
このように、金型に形成した各ベントホールに、中央部に形成した排気筒部の上部内壁面に段差を有する嵌合凹部を備えた金属製のホルダと、このホルダの排気筒部に嵌合する樹脂製の栓部材とから成るプラグを装着し、前記栓部材は、前記嵌合凹部の内壁面と所定の間隙を隔て着脱可能に嵌合するヘッド部と、このヘッド部と一体的に形成した中央に排気穴を備えた軸部とで構成し、前記ヘッド部と軸部との境界部に、ホルダとヘッド部との間の間隙と前記排気穴とを連結する微細なスリットを形成し、前記金型内へのタイヤ挿入前は、ホルダとヘッド部との間の間隙からスリットを介して排気穴に連通する排気通路を形成し、タイヤ挿入後は、嵌合凹部の底面とヘッド部とが当接して排気通路を閉鎖するように構成したり、また金型に形成した各ベントホールに、中央部に形成した排気筒部の上部内壁面に段差を有する嵌合凹部を備えた金属製のホルダと、このホルダの排気筒部に嵌合する樹脂製の栓部材とから成るプラグを装着し、前記栓部材は、前記嵌合凹部の内壁面と所定の間隙を隔て着脱可能に嵌合するヘッド部と、このヘッド部と一体的に形成した中央に排気穴を備えた軸部とで構成し、前記ヘッド部と軸部との境界部に、ホルダとヘッド部との間の間隙と前記排気穴とを連結する貫通穴を形成し、前記金型内へのタイヤ挿入前は、ホルダとヘッド部との間の間隙から貫通穴を介して排気穴に連通する排気通路を形成し、タイヤ挿入後は、嵌合凹部の底面とヘッド部とが当接して排気通路を閉鎖するように構成したので、タイヤ加硫成形時に、タイヤ表面にスピューを発生させることなく成形でき、タイヤ仕上げ工程作業のスピュー除去作業を省略でき、作業環境を改善することが出来ると共に、製品タイヤの外観を向上させることが出来る。
この発明は上記のように構成したので、以下のような優れた効果を奏するものである。(a).タイヤ加硫成形時に、タイヤ表面にスピューを発生させることなく成形できる。
(b).タイヤ仕上げ工程作業のスピュー除去作業を省略できる。
(c).スピューの屑の発生することが少ないので作業環境を改善することが出来る。
(d).材料のコストダウンを図る可能である。
(e).製品タイヤの外観を向上させることが出来る。
(f).金型清掃時に、ホルダと栓部材とから成るプラグの底面が開口しているので、プラグ内に研磨剤が堆積することがない。
(g).金型のクリーニングを短時間に効率良く行うことが出来、コストダウンを図ることが出来る。
以下、添付図面に基づきこの発明の実施の形態を説明する。
図1は、この発明を実施した金型に形成したベントホールにプラグを装着したタイヤ成形金型の一部拡大断面図を示し、1はタイヤ成形用の金型、2はタイヤ加硫成形時に金型1とタイヤWとの間に溜まった空気を排気するための金型1に形成されたベントホール、3はベントホール2に装着された金属製のホルダ4と樹脂製の栓部材5とから成るプラグを示している。
前記金型1に形成された各ベントホール2は、この実施形態では金型1の内面1aから外部に向かって小径に形成した貫通する貫通穴2aが形成してあり、この各ベントホール2の貫通穴2a内には、図1及び図2に示すような、ステンレス,アルミ合金等の耐熱性の金属材料により一体的に形成した円筒状のホルダ4と、このホルダ4の排気筒部4a内に嵌合された耐熱性樹脂材料(例えば、ポリテトラフルオロエチレン)により一体的に形成された栓部材5とから成るプラグ3が着脱可能に装着してある。
前記金属製のホルダ4は、中央部に形成した排気筒部4aの上部開口内壁面に、段差4bを備えた嵌合凹部6を形成すると共に、この嵌合凹部6の下方内壁面に前記段差4bに連続する傾斜面4cを形成し、更に排気筒部4aの下部側内壁面には、内側に突出した環状の係止用の突起4dが形成してある。
また、前記栓部材5は、前記嵌合凹部6の内壁面と所定の間隙hを隔て着脱可能に嵌合する所定厚さの円盤状(例えば、直径1.0 mm〜2.0mm)のヘッド部5aと、このヘッド部5aと一体的に形成した中央に排気穴7を備えた軸部5bとで構成し、前記ヘッド部5aと軸部5bとの境界部Xには、ホルダ4とヘッド部5aとの間の間隙hと前記排気穴7とを連結する微細なスリット8(例えば、0.01mm〜0.010)が形成してある。
また前記間隙hは、タイヤ加硫時にエアーQは流れるが、ゴムが流れ込まない程度の隙間(例えば、0.1 mm〜0.3mm )に形成され、金型1内へのタイヤWの挿入前は、ホルダ4とヘッド部5aとの間の間隙hからスリット8を介して排気穴7に連通する排気通路を形成し、これにより金型1内のエアーQは、前記間隙hを通って金型外部に排気される。
また、金型1内へのタイヤWの挿入後は、タイヤWの押圧力により嵌合凹部6の底面6aとヘッド部5aの底面とが当接して排気通路を閉鎖するので、ゴム材料がホルダ4の排気筒部4aに流れ込むのを防止することが出来るものである。なお、ヘッド部5aの厚さtは、嵌合凹部6の深さH(例えば、0.3mm 〜0.5mm 、好ましくは0.4mm)と同等か、それ以下に設定することが好ましく、金型1内へのタイヤWの挿入に、ヘッド部5aが弾性変形してヘッド部5aの底面が嵌合凹部6の底面6aに密着し、排気通路を閉鎖するように構成することが好ましい。
また、前記金属製のホルダ4の嵌合凹部6と、栓部材5のヘッド部5aとの隙間hは、図2に示すように嵌合凹部6の底面6aに対して所定の角度α(例えば、20°〜300 °) 外向きに傾斜するように形成した傾斜間隙や、また図3に示すように嵌合凹部6の底面6aに対して鉛直間隙に形成しても良い。
次に、図4〜図6は、この発明のタイヤ成形金型1及びプラグ3の第2実施形態を示し、この実施形態は、前記ヘッド部5aと軸部5bとの境界部Xに、ホルダ4とヘッド部5aとの間の間隙hと前記排気穴7とを連結する所定の大きさ(例えば、直径、0.1mm 以下) の貫通穴9を形成し、上記第1実施形態と同様に、金型1内へのタイヤWの挿入前は、ホルダ4とヘッド部5aとの間の間隙hから貫通穴9を介して排気穴7に連通する排気通路を形成し、これにより金型1内のエアーQは、前記間隙hを通って金型外部に排気される。また、金型1内へのタイヤWの挿入後は、タイヤWの押圧力により嵌合凹部6の底面6aとヘッド部5aの底面とが当接して排気通路を閉鎖するので、ゴム材料がホルダ4の排気筒部4aに流れ込むのを防止することが出来るものである。
なお、その他の構成及び作用は上記第1実施形態と同様なので同一符号を付して説明は省略する。
また、図7〜図9は、この発明のタイヤ成形金型1及びプラグ3の第3実施形態を示し、この実施形態は、金属製のホルダ4の嵌合凹部6xの形状を、円錐凹状に形成すると共に、その中心部に排気筒部4xを形成し、更に排気筒部4xの下部側内壁面には、内側に突出した環状の係止用の突起4yが形成してある。
また、前記栓部材5のヘッド部5xの形状を、前記円錐凹状の嵌合凹部6xに嵌合する円錐形状に形成すると共に、軸部5yとの境界部近傍にには、ホルダ4とヘッド部5xとの間の間隙hと排気穴7xとを連結する所定の大きさ(例えば、直径、0.1mm 以下) の貫通穴9xが形成してある。そして、上記第2実施形態と同様に、金型1内へのタイヤWの挿入前は、ホルダ4とヘッド部5xとの間の間隙hから貫通穴9xを介して排気穴7xに連通する排気通路を形成し、これにより金型1内のエアーQは、前記間隙hを通って金型外部に排気されるように構成したものである。
また、前記金型1内へのタイヤ挿入後は、円錐凹状の嵌合凹部6xの内壁面に円錐形状に形成したヘッド部5xの外周面が弾性変形して当接し、排気通路を閉鎖するので、ゴム材料がホルダ4の排気筒部4xに流れ込むのを防止することが出来るものである。
なお、その他の構成及び作用は上記第2実施形態と同様なので同一符号を付して説明は省略する。
以上のように構成することで、タイヤ加硫成形時に、タイヤ表面にスピューを発生させることなく成形でき、タイヤ仕上げ工程作業のスピュー除去作業を省略でき、作業環境を改善することが出来ると共に、製品タイヤの外観を向上させることが出来るものである。
従って上記のようなタイヤ成形金型を使用してタイヤを製造することにより、スピューの発生はなく、図10に例示するようにタイヤサイド部Wxに若干の凸状部Sはあるものの、表面を平滑に成形した外観の良好なタイヤを製造することが出来るのである。
この発明の金型に形成したベントホールにプラグを装着したタイヤ成形金型の一部拡大断面図である。 タイヤ挿入前のホルダと栓部材との関係を示す要部拡大断面図である。 タイヤ挿入後のホルダと栓部材との関係を示す要部拡大断面図である。 この発明の第2実施形態を示す金型に形成したベントホールにプラグを装着したタイヤ成形金型の一部拡大断面図である。 タイヤ挿入前のホルダと栓部材との関係を示す要部拡大断面図である。 タイヤ挿入後のホルダと栓部材との関係を示す要部拡大断面図である。 この発明の第2実施形態を示す金型に形成したベントホールにプラグを装着したタイヤ成形金型の一部拡大断面図である。 タイヤ挿入前のホルダと栓部材との関係を示す要部拡大断面図である。 タイヤ挿入後のホルダと栓部材との関係を示す要部拡大断面図である。 この発明のタイヤ成形金型で製造されたタイヤの一部斜視図である。
W タイヤ
1 金型
1a 金型の内面
2 ベントホール
2a 貫通穴
3 プラグ
4 ホルダ
4a 排気筒部
4b 段差
4c 傾斜面
4d 係止用の突起
4x 排気筒部
4y 突起
5 栓部材
5a ヘッド部
5b 軸部
6 嵌合凹部
6a 底面
7 排気穴
6x 嵌合凹部
7x 排気穴
8 スリット
9 貫通穴
9x 貫通穴
X 境界部
h 間隙
Q エアー
t ヘッド部の厚さ
H 嵌合凹部の深さ
α 角度

Claims (8)

  1. タイヤ加硫成形時に、金型とタイヤとの間に溜まった空気を排気するための多数のベントホールを設けて成るタイヤ成形金型において、
    前記金型に形成した各ベントホールに、中央部に形成した排気筒部の上部内壁面に段差を有する嵌合凹部を備えた金属製のホルダと、このホルダの排気筒部に嵌合する樹脂製の栓部材とから成るプラグを装着し、前記栓部材は、前記嵌合凹部の内壁面と所定の間隙を隔て着脱可能に嵌合するヘッド部と、このヘッド部と一体的に形成した中央に排気穴を備えた軸部とで構成し、前記ヘッド部と軸部との境界部に、ホルダとヘッド部との間の間隙と前記排気穴とを連結する微細なスリットを形成し、前記金型内へのタイヤ挿入前は、ホルダとヘッド部との間の間隙からスリットを介して排気穴に連通する排気通路を形成し、タイヤ挿入後は、嵌合凹部の底面とヘッド部とが当接して排気通路を閉鎖するように構成して成るタイヤ成形金型。
  2. タイヤ加硫成形時に、金型とタイヤとの間に溜まった空気を排気するための多数のベントホールを設けて成るタイヤ成形金型において、
    前記金型に形成した各ベントホールに、中央部に形成した排気筒部の上部内壁面に段差を有する嵌合凹部を備えた金属製のホルダと、このホルダの排気筒部に嵌合する樹脂製の栓部材とから成るプラグを装着し、前記栓部材は、前記嵌合凹部の内壁面と所定の間隙を隔て着脱可能に嵌合するヘッド部と、このヘッド部と一体的に形成した中央に排気穴を備えた軸部とで構成し、前記ヘッド部と軸部との境界部に、ホルダとヘッド部との間の間隙と前記排気穴とを連結する貫通穴を形成し、前記金型内へのタイヤ挿入前は、ホルダとヘッド部との間の間隙から貫通穴を介して排気穴に連通する排気通路を形成し、タイヤ挿入後は、嵌合凹部の底面とヘッド部とが当接して排気通路を閉鎖するように構成して成るタイヤ成形金型。
  3. 前記金属製のホルダの嵌合凹部の下方内壁面に、前記段差に連続する傾斜面を形成した請求項1または2記載のタイヤ成形金型。
  4. 前記金属製のホルダの嵌合凹部と、栓部材のヘッド部との隙間が、嵌合凹部の底面に対して鉛直間隙である請求項1,2または3に記載のタイヤ成形金型。
  5. 前記金属製のホルダの嵌合凹部と、栓部材のヘッド部との隙間が、嵌合凹部の底面に対して外向きに傾斜する傾斜間隙である請求項1,2または3に記載のタイヤ成形金型。
  6. 金型に形成されたベントホールに着脱可能に装着する筒状の金属製のホルダとこのホルダに嵌合した樹脂製の栓部材とで構成したタイヤ成形金型用のプラグであって、
    前記金属製のホルダは、中央部に形成した排気筒部の上部開口内壁面に、段差を備えた嵌合凹部を形成すると共に、排気筒部の下部側内壁面に係止用の突起を形成し、前記栓部材は、前記嵌合凹部に所定の間隙を隔てて係合するヘッド部と、中央に前記排気筒部に連通する排気穴を備え、かつ前記ヘッド部と一体的に形成した軸部とで構成し、前記ヘッド部と軸部との境界部に、前記ホルダとヘッド部との間の間隙と前記排気穴とを連結するスリットまたは貫通穴を形成したことを特徴とするタイヤ成形金型用のプラグ。
  7. 前記金属製のホルダの嵌合凹部の下方内壁面に、前記段差に連続する傾斜面を形成した請求項6に記載のタイヤ成形金型用のプラグ。
  8. 前記金属製のホルダの嵌合凹部と、栓部材のヘッド部との隙間が、嵌合凹部の底面に対して鉛直間隙または外向きに傾斜する傾斜間隙である請求項6または7に記載のタイヤ成形金型用のプラグ。
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