JP4483747B2 - ウエブの突き合わせ接合方法及び装置 - Google Patents

ウエブの突き合わせ接合方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明はウエブの突き合わせ接合方法及び装置に係り、特にプラスチック、紙、金属箔等の帯状可撓性支持体(以下、「ウエブ」と称する)の端部同士を接合するウエブの突き合わせ接合方法及び装置に関する。
この種のウエブの突き合わせ接合装置は、特許文献1に記載されるように、ウエブのターレット装置、ウエブの切断接合ユニット等から構成されている。ターレット装置はターレットアームを有し、このターレットアームの両端部に軸支された旧ロールと新ロールとの位置を配置転換させて、ウエブを切断接合ユニットに順次供給するものである。切断接合ユニットは、一対の切断ドラムと接合ドラムとを有しており、巻き戻されている旧ロールのウエブ末端部と、巻き戻しが開始される新ロールのウエブ先端部とを連続供給しながら切断ドラムによって切断し、切断後のウエブの端部同士を接合ドラムによって接合テープで接合するものである。このような接合装置によれば、旧ロールのウエブと新ロールのウエブとを連続供給しながら、その端部同士を突き合わせ接合することができる。
ところで、上述した切断接合ユニットには、切断後のウエブを切断位置から接合位置までガイドするガイド部材が設けられており、このガイド部材でガイドすることによって、ウエブの端部同士の突き合わせ部を接合位置に送り込んで接合テープを貼着している。
特開平9−323848号公報
しかしながら、従来装置では、切断後のウエブを切断位置から接合位置に送り込む間にウエブが幅方向にずれたり、ウエブの端部同士の隙間が広がったりして、接合不良を発生するおそれがあった。このため、ウエブの端部同士の突き合わせ状態を確実に保つことのできるガイド部材が必要になるが、特許文献1には、このガイド部材についての詳細な記述がない。
本発明はこのような事情に鑑みて成されたもので、接合の品質を向上させることのできるウエブの突き合わせ接合方法及び装置を提供することを目的とする。
請求項に記載の発明は前記目的を達成するために、使用中の旧ロールから巻き戻し搬送される帯状可撓性支持体の末端部と、新ロールから巻き戻し搬送される帯状可撓性支持体の先端部とを突き合わせた状態で、接合テープにより接合するウエブの突き合わせ接合装置において、前記旧ロールと前記新ロールとを巻き戻し可能に支持し、所定角度ごとに回転可能なターレット手段と、接合運転時に前記帯状可撓性支持体の搬送速度と同速度で回転駆動することによって、旧ロールの帯状可撓性支持体と新ロールの帯状可撓性支持体とを重ね合わせた状態で切断する一対の切断ドラムと、前記接合テープを保持するテープ保持部を備え、接合運転時に前記帯状可撓性支持体の搬送速度と同速度で回転駆動することによって、前記二つの帯状可撓性支持体の端部の突き合わせ部に前記接合テープを貼着する接合ドラムと、前記二つの帯状可撓性支持体の端部の突き合わせ部を接合位置までガイドするガイド部材であって、前記一対の切断ドラムのうちの前記接合位置側に配置された切断ドラムに対する隙間が入口側で徐々に大きくなるように設けられたガイド部材と、前記一対の切断ドラムで切断した帯状可撓性支持体にエアを吹きつけて、前記一対の切断ドラムのうちの接合位置側に配置された切断ドラムに押しつけるエア噴射手段と、該エア噴射手段と前記接合ドラムとの間に設けられ、前記エア噴射手段からの噴射エアを遮断する遮断手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項の発明によれば、上記の如く構成されたガイド部材で切断後の帯状可撓性支持体をガイドすることによって、二つの帯状可撓性支持体の端部を突き合わせ状態に確実に保ったまま接合位置に送り込むことができる。したがって、接合ステップにおける接合品質を向上させることができる。
そして、エアを噴射して帯状可撓性支持体の突き合わせ部を一方の切断ドラムに押しつけるようにしたので、接合位置への送込を確実に行うことができ、ウエブの接合精度を向上させることができる。また、遮断手段を設けて噴射エアが接合ドラムに直接当たらないようにしたので、切断ドラムに保持した接合テープが噴射エアによって位置ずれや剥がれを生じることを防止できる。
請求項に記載の発明は請求項の発明において、前記ガイド部材は入口において、前記一方の切断ドラムに対する隙間が、他方の切断ドラムに対する隙間よりも大きくなるように設けられたことを特徴とする。したがって、請求項の発明によれば、切断後のウエブを確実の接合位置に送り込むことができる。
請求項に記載の発明は請求項又はの発明において、前記ガイド部材は表面が樹脂コーティングされることを特徴とする。したがって、請求項の発明によれば、帯状可撓性支持体がガイド部材に対して摺動しやすくなり、突き合わせ状態をより確実に保つことができる。
請求項に記載の発明は請求項1〜3の何れか1の発明において、前記遮断手段は、前記ガイド部材を支持する支持部材であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、使用中の旧ロールから巻き戻し搬送される帯状可撓性支持体の末端部と、新ロールから巻き戻し搬送される帯状可撓性支持体の先端部とを突き合わせた状態で、接合テープにより接合するウエブの突き合わせ接合方法において、一対の切断ドラムの一方に前記新ロールの帯状可撓性支持体の先端部を保持させるとともに、接合ドラムに接合テープを供給することによって、突き合わせ接合の準備を行う準備ステップと、前記準備ステップ後、前記一対の切断ドラムと前記接合ドラムとを前記帯状可撓性支持体の搬送速度と同速度で回転駆動し、前記一対の切断ドラムによって、前記旧ロールの帯状可撓性支持体と前記新ロールの帯状可撓性支持体とを重ね合わせた状態で切断する切断ステップと、前記切断ステップで切断された二つの帯状可撓性支持体の端部の突き合わせ部を、前記一対の切断ドラムの一方と前記接合ドラムとで協働保持しながら、接合位置に送り込む送込ステップであって、前記一対の切断ドラムのうち前記接合位置側の切断ドラムに対する隙間が入口側で徐々に大きくなるに設けられたガイド部材によって前記突き合わせ部をガイドして送り込む送込ステップと、前記接合位置に送り込まれた突き合わせ部に、前記接合ドラムで前記接合テープを貼着する接合ステップと、を備え、前記送込ステップでは、前記一対の切断ドラムの他方から、エア噴射手段によりエアを噴射することによって、前記突き合わせ部を前記一方の切断ドラム側に押しつけて接合位置に送り込むとともに、該エア噴射手段と前記接合ドラムとの間に設けられた遮断手段により、前記エア噴射手段からの噴射エアが前記接合ドラムに当たらないように遮断することを特徴とする。請求項5の発明は、請求項1の装置発明を方法発明で記載したものである。
本発明によれば、接合位置側の切断ドラムに対する隙間が入口側で徐々に大きくなるガイド部材によって、切断後の帯状可撓性支持体をガイドするようにしたので、二つの帯状可撓性支持体の端部の突き合わせ状態を確実に保ったまま接合位置に送り込むことができ、接合ステップにおける接合品質を向上させることができる。
以下添付図面に従って本発明に係るウエブの突き合わせ接合方法及び装置の好ましい実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るウエブの突き合わせ接合装置の全体構成図である。同図に示すように、接合装置10は主として、ターレット装置12、及び、切断接合ユニット14で構成される。
ターレット装置12はターレットアーム18を有し、このターレットアーム18は、支柱20に軸22を支点として回転可能に設けられている。ターレットアーム18の一方端には、ウエブの巻き戻しが終了する旧ロール24が軸26を介して回転可能に支持され、他方端にはウエブの巻き戻しが開始される新ロール28が軸30を介して回転可能に支持されている。旧ロール24に巻回されているウエブ32は、旧ロール24から巻き戻された後、ガイドローラ34、36に転接され、切断接合ユニット14に導かれている。
切断接合ユニット14は図2に示すように、切断ドラム38、切断接合ドラム(切断ドラムに相当)40、及び接合ドラム42で構成され、各々のドラム38、40、42が機枠41に設置されている。また、各々のドラム38、40、42は不図示の駆動モータからの動力によって同期して回転される。
前述した旧ロール24からのウエブ32は、切断ドラム38と切断接合ドラム40との間、及び、切断接合ドラム40と接合ドラム42との間に挿通された後、ウエブ32の張力変動や速度変動を緩衝する緩衝装置(不図示)に送られる。一方、新ロール28からのウエブ44の先端は、切断ドラム38に吸着されて接合準備完了の状態に待機される。
切断ドラム38の外周部にはカッター46が設けられる。カッター46は、切断ドラム38の外周面から所定量だけ突出した状態に取りつけられている。また、カッター46は、切味良化のため、切断ドラム38の幅方向(すなわちウエブ32、44の幅方向)に対して所定の傾斜角θ°で取りつけられている。切断接合ドラム40には、カッター46が当接する位置に切断部48が設けられており、この切断部48とカッター46で、ウエブ32とウエブ44を重ねて挟み込むことによって、ウエブ32とウエブ44が切断される。
切断ドラム38の表面には平坦部が設けられ、この平坦部には通気孔50、50が形成される。これらの通気孔50、50は、回転中空軸52に形成された通気孔54を介して、回転中空軸52の内部空間52Aに連通される。回転中空軸52の内部空間52Aは、不図示の吸引装置が連通されており、この吸引装置を駆動することによって、通気孔50、50に吸引力が働き、ウエブ44の先端近傍が通気孔50、50に吸着保持される。また、切断ドラム38の表面には、カッター46に対して回転方向の下流側となる位置に噴出口61が形成されている。この噴出口61は、回転中空軸52に形成された通気孔63を介して回転中空軸52の内部空間52Bに連通される。内部空間52Bは、不図示の送気装置に連通されており、この送気装置を駆動することによって、噴出口61からエアが噴出される。これにより、ウエブ44を切断した後の切断残部(図5参照)44Bを切断ドラム38から離脱することができる。
接合ドラム42には吸気孔56、56が形成されている。この吸気孔56は、回転中空軸58に形成された通気孔60に連通されており、回転中空軸58は不図示の吸引装置が連結されている。したがって、吸引装置を駆動することによって、接合テープ62が吸気孔56に吸着保持される。なお、接合テープ62は、不図示のテープ供給装置によって自動的に供給される。
図2に示すように、切断接合ドラム40は断面が略D状に形成されており、円弧状の外周部分に前述した切断部48が取りつけられる。また、円弧状の外周部分の両端位置には、ガイドローラ43、43が回動自在に取りつけられており、円弧状の外周部分の両端位置でウエブ32が引っかからないようになっている。
また、円弧状の外周部分には、切断部48に対して回転方向の下流側となる位置に、複数の吸着口45(図2には一つのみ図示)が形成されている。この吸着孔45は、切断線に近接して、且つ、切断線と平行に配列されている。また、各吸着孔45は、不図示の吸引装置に接続される。したがって、吸引装置を駆動することによって、吸着孔45に旧ロール24のウエブ32の切断残部(すなわち、切断後のウエブ32の末端側部分:図6参照)32Bを吸着することができる。
図2に示すように、切断ドラム38、切断接合ドラム40、接合ドラム42の中間位置には、ガイド部材72が設けられる。ガイド部材72は、その上面が円弧状に形成されており、切断接合ドラム40が回転して円弧状の外周面がガイド部材72に対向した際に、ガイド部材72が切断接合ドラム40の円弧状の外周面に対して一定の隙間s1になるように形成されている。この隙間s1は、切断ドラム38とガイド部材72の先端(すなわち、ウエブ32、44が入る入口側となる部分)との隙間s2よりも大きくなるように設定される。例えば、s2が0.5〜1.5mmの場合、s1は1〜3mmの範囲に設定される。これにより、切断後のウエブ32、44を、ガイド部材72と切断接合ドラム40との隙間に誘導することができ、ガイド部材72と切断ドラム38との隙間に入り込むことを防止することができる。
また、ガイド部材72の先端は、切断接合ドラム40側がR面取り加工されて円弧部72Aが形成されている。このため、切断接合ドラム40とガイド部材72との隙間は入口側で徐々に大きくなるように構成される。これにより、切断後のウエブ32、44をスムーズにガイド部材72と切断接合ドラム40との隙間に誘導することができる。円弧部72Aの形状は、R15mm以上が好ましく、このような形状とすることによって、ウエブ32、44がガイド部材72の先端位置で引っかかることを確実に防止することができる。
また、ガイド部材72は、変形しにくい材質によって形成されており、その表面がフッ素樹脂等によってコーティングされている。これにより、ウエブ32、44に対する摩擦係数が小さくなり、ウエブ32、44はガイド部材72に対して滑らかに摺動することができる。なお、ガイド部材72の表面の摩擦係数はRa=0.4μm以下が好ましい。また、ガイド部材72は、自重撓みが0.1mm以内とすることが好ましい。
ガイド部材72は、図2に示すように支持部材74によって支持されている。支持部材74は、金属材をL状に屈曲させて形成したもので、この支持部材74を介してガイド部材72が不図示の位置調整機構に連結される。よって、ガイド部材72の位置を調整することができる。なお、支持部材74は、接合ドラム42と同じ幅で形成されており、接合ドラム42と切断ドラム38との間を遮断するように配置される。これにより、切断ドラム38の噴出口61からエアを吹き出した際に、吹き出したエアが接合ドラム42に直接接合ドラム42に当たることを支持部材72によって防止することができる。
次に上記の如く構成されたウエブの突き合わせ接合装置の作用について図2〜図6に基づいて説明する。
まず、準備ステップとして、図2に示すように切断ドラム38に新ロール28のウエブ44の先端部を保持させる。また、接合ドラム42に接合テープ62を保持させる。この状態で、旧ロール24からのウエブ32の送り出しを継続する。そして、ウエブ32の末端部が現れた際に、その末端部をセンサにより検出し、センサの検出信号に基づいて切断ドラム38、切断接合ドラム40、接合ドラム42の回転駆動を開始する。
切断ドラム38、切断接合ドラム40を回転することによって、ウエブ32、44は、図3に示すように、重ね合わされた状態で切断ドラム38と切断接合ドラム40との間に送り込まれる。そして、図4に示すように、ウエブ32、44は、切断ドラム38のカッター46と切断接合ドラム40の切断部48とに挟み込まれて切断される(切断ステップ)。
切断されたウエブ32、44は、ウエブ32の末端とウエブ44の先端とが突き合わされた状態で、切断ドラム38と切断接合ドラム40から送り出される。その際、切断ドラム38の噴出口61からエアを噴射することによって、前記突き合わせ部分を、ガイド部材72と切断接合ドラム40との隙間に送り込むことができる。特に本実施の形態では、切断接合ドラム40とガイド部材72との隙間s1が、切断ドラム38とガイド部材72との隙間s2よりも大きいので、切断後のウエブ32、44は、隙間s1側に確実に誘導される。また、ガイド部材72の先端72Aは、切断接合ドラム40との隙間が入口側から徐々に狭くなるように形成されているので、ウエブ32、44をより確実に前記隙間に送り込むことができる。送り込まれたウエブ32、44は、ガイド部材72にガイドされることによって、突き合わせ状態を維持したまま、ガイド部材72と切断接合ドラム40との隙間を移動し、図5に示すように接合位置に送り込まれる(送込ステップ)。その際、ガイド部材72の表面にフッ素樹脂コーティングが施されているので、ウエブ32、44とガイド部材72との摺動性が良く、ウエブ32、44は、前記突き合わせ状態を確実に維持した状態で接合位置に送り込まれる。
なお、ウエブ32、44を送り込む際、新ロール28のウエブ44の切断残部(すなわち切断位置よりも先端側の部分)44Bは、切断ドラム38に吸着されてウエブ32から剥離され、取り除かれる。また、旧ロール24のウエブ32の切断残部32Bは、切断接合ドラム40の吸着口45に吸着され、ウエブ44に重なった状態で接合位置に送り込まれる。
接合位置に送り込まれたウエブ32、44は、その突き合わせ部に接合テープ62が圧着される。これにより、ウエブ32、44の突き合わせ部が接合される(接合ステップ)。
接合されたウエブ32、44は、後段の緩衝装置(不図示)に送られて、張力変動や速度変動が緩衝される。接合後のウエブ32、44が緩衝装置に送り出される際、図6に示す如く切断接合ドラム40が回転することによって、切断接合ドラム40に吸着したウエブ32の切断残部32Bがウエブ44から剥離される(剥離ステップ)。剥離後の切断残部32Bは、末端処理装置(不図示)によって除去される。なお、切断残部32Bを末端処理装置で除去する代わりに、旧ロール24を逆回転することによって旧ロール24に巻き取るようにしてもよい。
上述したように、本実施の形態によれば、切断接合ドラム40に対する隙間s1が切断ドラム38に対する隙間s2よりも大きく、且つ、切断接合ドラム40との隙間が先端で徐々に大きくなるガイド部材72を設けたので、切断後のウエブ32、44を確実にガイド部材72でガイドすることができる。さらに、表面をフッ素樹脂コーティングしたガイド部材72でガイドするようにしたので、切断後のウエブ32、44を、その端部同士の突き合わせ状態を維持したまま、接合位置に送り込むことができる。よって、本実施の形態によれば、ウエブ32、44の端部同士のずれの少ない状態で接合位置に送り込むことができ、ウエブ32、44の突き合わせ接合を高品質で行うことができる。
また、本実施の形態によれば、切断ドラム38の噴出口61からエアを噴射することによって、切断後のウエブ44を切断接合ドラム40側に押圧するようにしたので、切断後のウエブ44をより確実に、ガイド部材72と切断接合ドラム40との隙間に送り込むことができる。
さらに本実施の形態によれば、切断ドラム38と接合ドラム42との間にガイド部材72の支持部材74を設け、この支持部材74によって、噴出口61からのエアの流れを遮断するようにしたので、接合ドラム42に吸着保持した接合テープ62が噴射エアによって位置ずれや剥がれを生じることを防止できる。よって、接合テープ62をウエブ32、44の接合位置に確実に貼着することができるので、ウエブ32、44の突き合わせ接合品質を向上させることができる。
なお、上述した実施形態は、ガイド部材72とウエブ32、44との摩擦係数を小さくするために、フッ素樹脂をコーティングしたが、潤滑性コーティングであればよい。また、表面にコーティングを施す代わりに、ガイド部材72を潤滑性の高い材質で形成してもよい。
また、ガイド部材72の表面に、ウエブ32、44の走行方向に沿った多数の溝を形成して、走行中のウエブ32、44との摩擦を下げるようにしてもよい。
本発明の実施の形態に係るウエブの突き合わせ接合装置の全体構成図 切断接合作業前の切断接合ユニットを示す構成図 切断接合作業を説明するための切断接合ユニットの構成図 切断接合作業を説明するための切断接合ユニットの構成図 切断接合作業を説明するための切断接合ユニットの構成図 切断接合作業を説明するための切断接合ユニットの構成図 ガイド部材の形状を示す側面図
符号の説明
10…ウエブの突き合わせ接合装置、12…ターレット装置、14…ウエブの切断接合ユニット、32…ウエブ、32B…切断残部、38…切断ドラム、40…切断接合ドラム、42…接合ドラム、44…ウエブ、45…吸着口、72…ガイド部材

Claims (5)

  1. 使用中の旧ロールから巻き戻し搬送される帯状可撓性支持体の末端部と、新ロールから巻き戻し搬送される帯状可撓性支持体の先端部とを突き合わせた状態で、接合テープにより接合するウエブの突き合わせ接合装置において、
    前記旧ロールと前記新ロールとを巻き戻し可能に支持し、所定角度ごとに回転可能なターレット手段と、
    接合運転時に前記帯状可撓性支持体の搬送速度と同速度で回転駆動することによって、旧ロールの帯状可撓性支持体と新ロールの帯状可撓性支持体とを重ね合わせた状態で切断する一対の切断ドラムと、
    前記接合テープを保持するテープ保持部を備え、接合運転時に前記帯状可撓性支持体の搬送速度と同速度で回転駆動することによって、前記二つの帯状可撓性支持体の端部の突き合わせ部に前記接合テープを貼着する接合ドラムと、
    前記二つの帯状可撓性支持体の端部の突き合わせ部を接合位置までガイドするガイド部材であって、前記一対の切断ドラムのうちの接合位置側に配置された切断ドラムに対する隙間が入口側で徐々に大きくなるように設けられたガイド部材と、
    前記一対の切断ドラムで切断した帯状可撓性支持体にエアを吹きつけて、前記一対の切断ドラムのうちの接合位置側に配置された切断ドラムに押しつけるエア噴射手段と、
    該エア噴射手段と前記接合ドラムとの間に設けられ、前記エア噴射手段からの噴射エアを遮断する遮断手段と、
    を備えたことを特徴とするウエブの突き合わせ接合装置。
  2. 前記ガイド部材は入口において、前記一方の切断ドラムに対する隙間が、他方の切断ドラムに対する隙間よりも大きくなるように設けられたことを特徴とする請求項に記載のウエブの突き合わせ接合装置。
  3. 前記ガイド部材は表面が樹脂コーティングされることを特徴とする請求項又はに記載のウエブの突き合わせ接合装置。
  4. 前記遮断手段は、前記ガイド部材を支持する支持部材であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1に記載のウエブの突き合わせ接合装置。
  5. 使用中の旧ロールから巻き戻し搬送される帯状可撓性支持体の末端部と、新ロールから巻き戻し搬送される帯状可撓性支持体の先端部とを突き合わせた状態で、接合テープにより接合するウエブの突き合わせ接合方法において、
    一対の切断ドラムの一方に前記新ロールの帯状可撓性支持体の先端部を保持させるとともに、接合ドラムに接合テープを供給することによって、突き合わせ接合の準備を行う準備ステップと、
    前記準備ステップ後、前記一対の切断ドラムと前記接合ドラムとを前記帯状可撓性支持体の搬送速度と同速度で回転駆動し、前記一対の切断ドラムによって、前記旧ロールの帯状可撓性支持体と前記新ロールの帯状可撓性支持体とを重ね合わせた状態で切断する切断ステップと、
    前記切断ステップで切断された二つの帯状可撓性支持体の端部の突き合わせ部を、前記一対の切断ドラムの一方と前記接合ドラムとで協働保持しながら、接合位置に送り込む送込ステップであって、前記一対の切断ドラムのうち前記接合位置側の切断ドラムに対する隙間が入口側で徐々に大きくなるに設けられたガイド部材によって前記突き合わせ部をガイドして送り込む送込ステップと、
    前記接合位置に送り込まれた突き合わせ部に、前記接合ドラムで前記接合テープを貼着する接合ステップと、
    を備え、
    前記送込ステップでは、
    前記一対の切断ドラムの他方から、エア噴射手段によりエアを噴射することによって、前記突き合わせ部を前記一方の切断ドラム側に押しつけて接合位置に送り込むとともに、
    該エア噴射手段と前記接合ドラムとの間に設けられた遮断手段により、前記エア噴射手段からの噴射エアが前記接合ドラムに当たらないように遮断することを特徴とするウエブの突き合わせ接合方法。
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