JP4481858B2 - 情報伝送方法及び情報伝送システム - Google Patents

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Description

本発明は、情報伝送方法及び情報伝送システムに係り、特に、マルチキャスト伝送とユニキャスト伝送の双方を可能とする通信システムにおいて、一つの情報を複数の端末に確実に伝送する(以下、このような方式を放送型ダウンロードと呼ぶ)情報伝送方法及び情報伝送システムに関する。
情報伝送には、例えば、パケットを各端末個別のアドレスに送信するユニキャスト伝送と、複数の端末に対する共通のアドレスに伝送するマルチキャスト伝送とがある。ユニキャスト伝送には、パケットの受信に失敗した端末に個別に再送が可能というメリットがある。また、1つの情報を複数の端末に送信する場合でも、受信端末数に比例した伝送容量を消費するというデメリットがある。一方、マルチキャスト伝送には、1つの情報を複数の端末に送信する場合、伝送容量の消費が1つの端末分で済むというメリットがある。また、パケットの受信に失敗した端末に、個別に再送を行うことができないというデメリットがある。
伝達の確実性を図るものとして、例えば、特許文献1に記載された技術が知られている。特許文献1に記載された技術では、例えば、親局が1回マルチキャスト送信をした後、子局からの送達確認情報を待ち、送達確認情報が得られなかった子局が閾値より多ければマルチキャストによって、少なければユニキャストによって再送を行うことにより伝送の確実性の向上を図っている。
また、廃棄されたパケットの再送要求を受信側が出さずに、受信側が正常な受信を可能とする方式が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−273925号公報 特開2004−186892号公報
放送型ダウンロードにおいては、例えば、まず情報を確実に伝送することを前提とし、その上で伝送容量の消費を最小限にすること、迅速に伝送を行うことが目標とされる。
マルチキャストで伝送を行い、及び、子局が送達確認情報または再送要求を送信しない伝送では、確実に各子局に情報が伝達されることを保証できないという課題がある。また、放送型ダウンロードをユニキャストのみで行う場合、子局の数に比例して伝送容量が消費されるので、マルチキャストで行う伝送に比べ、伝送容量を無駄に消費する課題がある。さらに、時分割多重の場合には子局の数が多くなる程伝送に要する時間が長くなるという課題がある。
一方、最初の送信だけをマルチキャストで行い、再送をユニキャストで行う伝送では、特に、再送要求が多い場合、最初の再送の段階において上述のユニキャストのみで放送型ダウンロードを行う場合と同じ課題が生じる。
また、上述の特許文献1のように、送信のたびに子局からの送達確認情報を基にマルチキャストとユニキャストの切り替えを行う場合、毎回子局から送達確認情報が送信されるため、上りの伝送容量が圧迫される課題がある。例えば、親局が送信するたびに子局から生じる送達確認情報は子局数に比例して増大するので、子局数が多い場合、上りの伝送容量を圧迫する。さらに、送達確認情報を待つ時間を設ける必要があるため、情報を迅速に伝送する場合に課題となる。例えば、親局が送信するたびに子局からの送達確認情報を待つための時間を設ける必要があり、迅速性の面で効率が良くない場合がある。
本発明は、以上の点に鑑み、放送型ダウンロードにおいて、確実に、なおかつ伝送容量の消費を抑えて迅速に伝送を行う情報伝送方法及び情報伝送システムを提供することを目的とする。また、本発明は、上りの伝送容量を抑え、かつ、マルチキャスト送信の回数をできるだけ少なくすることを目的のひとつとする。また、本発明は、確実に情報を伝送するのにかかる時間を短くすることを目的とする。さらに、本発明は、マルチキャスト送信回数の決定方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決すべく、本発明は、放送型ダウンロードにおいて、確実に、なおかつ伝送容量を無駄に消費することなく迅速に伝送を行うために、はじめにマルチキャストで伝送を開始し、数回のマルチキャストの後にユニキャストに切り替える。本発明は、例えば親局がはじめに同一の情報を複数回連続してマルチキャストで送信し、その後はじめて子局から再送要求を受け、それ以降は専らユニキャストで再送を行うことを特徴のひとつとする。なお、子局とは、例えば無線端末を示す。また、親局は、例えば無線基地局やPDSN等の装置を示す。
また、マルチキャスト送信の回数を決定する方法として、(1)再送要求を行う子局数の期待値が全子局数の所定の割合以下になるように決定する方法、または、(2)1子局あたりの再送要求パケット数の期待値がサービスデータのパケット数の所定の割合以下になるように決定する方法、または、(3)決定した回数マルチキャストで受信した後の子局が全情報の受信を完了している確率が所定の確率になるように決定する方法を用いることを特徴のひとつとする。
本発明の情報伝送方式は、例えば、親局が複数の子局へ同一の情報を伝送する情報伝送方式において、前記親局が前記情報を前記子局へ、初めにマルチキャストにより複数回連続して送信し、前記子局は、前記連続した複数回のマルチキャストを通じて前記情報を受信し、前記情報に欠落があった場合、再送要求を前記親局へ送信し、前記親局は、前記再送要求を送信した子局に対してユニキャストにより情報を再送し、前記再送要求を送信した子局は前記再送要求を受けた親局から再送された情報をユニキャストにより受信することを特徴のひとつとする。
上述の情報伝送方式において、前記親局がマルチキャスト送信を行う前に、前記子局に対し、前記マルチキャスト送信の回数を通知することができる。また、上述の情報伝送方式において、前記親局がマルチキャスト送信の回数を決定する方法として、ユニキャストによる再送要求を行う子局数の期待値が全子局数の所定の割合以下になるように決定する方法を用いることができる。
上述の情報伝送方式において、前記親局がマルチキャスト送信の回数を決定する方法として、1子局のユニキャストによる再送要求に対する再送パケット数の期待値がサービスデータのパケット数の所定の割合以下になるように決定する方法を用いることができる。また、上述の情報伝送方式において、前記親局がマルチキャスト送信の回数を決定する方法として、決定回数のマルチキャスト送信を受信した後の子局が全情報の受信を完了している確率が所定の確率になるように決定する方法を用いることができる。
本発明の親局は、例えば親局が複数の子局へ同一の情報を伝送する情報伝送システムの前記親局であって、マルチキャストにより前記子局へ同一の情報を送信し、再送要求を行った子局に対してユニキャストにより前記情報を再送する機能を有することを特徴のひとつとする。
また、本発明の子局は、例えば親局が複数の子局へ同一の情報を伝送する情報伝送システムの前記子局であって、前記親局からマルチキャストにより前記情報を受信し、前記情報に欠落があった場合、再送要求を前記親局へ送信し、前記再送要求を受けた前記親局からの再送情報をユニキャストにより受信する機能を有することを特徴のひとつとする。
また、上述の親局は、マルチキャスト送信を行う前に、前記子局に対し、前記マルチキャスト送信の回数を通知する機能を有することができる。上述の親局は、パケットエラーレート、前記子局の数、サービスデータのパケット数に応じてマルチキャストの送信回数を決定する機能を有することができる。上述の子局は、前記親局から通知されたマルチキャスト送信の回数分マルチキャストにより前記情報を受信し、重複して受信した情報は破棄し、1つの情報を保持する機能を有することができる。
本発明の第1の解決手段によると、
親局から子局へのパケットエラーレートに基づいて、再送要求を送信する子局数の期待値、再送要求に対する再送パケット数の期待値、又は、子局が情報を構成する全パケットを受信している確率に従い、マルチキャスト送信回数を決定するステップと、
決定されたマルチキャスト送信回数を子局へ通知するステップと、
複数のパケットで構成された同じ情報を、決定されたマルチキャスト送信回数、マルチキャストにより複数の子局へ送信するステップと、
通知されたマルチキャスト送信回数の情報を受信した後に欠落したパケットを識別した子局とユニキャスト用コネクションを接続するステップと、
マルチキャストによる情報を受信した子局から、情報を構成するパケットのうち欠落したパケットの識別子を含む再送要求を該ユニキャスト用コネクションにより受信するステップと、
該パケットの識別子に対応するパケットを、該ユニキャスト用コネクションにより該子局に再送するステップと
を含む情報伝送方法が提供される。
本発明の第2の解決手段によると、
子局への情報を送信するための送信部と、
子局からの情報を受信するための受信部と、
子局への情報伝送を制御する制御部と
を備え
前記制御部は、
親局から子局へのパケットエラーレートに基づいて、再送要求を送信する子局数の期待値、再送要求に対する再送パケット数の期待値、又は、子局が情報を構成する全パケットを受信している確率に従い、マルチキャスト送信回数を決定し、
決定されたマルチキャスト送信回数を、前記送信部を介して子局へ通知し、
複数のパケットで構成された同じ情報を、決定されたマルチキャスト送信回数、マルチキャストにより前記送信部を介して複数の子局へ送信し、
通知されたマルチキャスト送信回数の情報を受信した後に欠落したパケットを識別した子局とユニキャスト用コネクションを接続し、
マルチキャストによる情報を受信した子局から、情報を構成するパケットのうち欠落したパケットの識別子を含む再送要求を該ユニキャスト用コネクションにより前記受信部を介して受信し、
該パケットの識別子に対応するパケットを、該ユニキャスト用コネクションにより該子局に再送する前記親局が提供される。
本発明によると、放送型ダウンロードにおいて、確実に、なおかつ伝送容量を無駄に消費することなく迅速に伝送を行う情報伝送方法及び情報伝送システムを提供することができる。また、本発明によると、上りの伝送容量を抑え、かつ、マルチキャスト送信の回数をできるだけ少なくすることができる。また、本発明によると、確実に情報を伝送するのにかかる時間を短くすることができる。さらに、本発明によると、マルチキャスト送信回数の決定方法を提供することができる。
(ハード構成)
図1に、本発明が適用される無線情報伝送システムの一例を示す。本システムは、例えば、無線基地局12と、無線網制御装置13と、PDSN(Packet Data Serving Node)14と、放送型ダウンロードサービス制御装置15と、データサーバ16とを備える。無線基地局12は、複数の無線端末20と通信する。なお、無線で通信する以外に、有線であってもよい。
データサーバ16は、放送型ダウンロードのサービスデータが格納されている。放送型ダウンロードサービス制御装置15は、例えば、サービスエリア、サービス開始時刻などのサービス情報がサービスデータごとに格納されており、サービスを制御する。PDSN14は、IP網にあるデータサーバ16からのサービスデータを無線網のサービス用パケットに加工し、サービスエリアの無線基地局12へ送信する。無線網制御装置13は、無線網を介して無線基地局12を監視・制御する。
無線基地局12は、例えば1台が3方向に送信エリアを持ち、エリアごとに時分割多重で無線端末20と通信を行う。また、例えば無線基地局12は、エリア毎にサービスデータ及び送信回数を示すデータをマルチキャスト送信することができる。無線基地局12−1は、例えば、送信エリア1a、1b、1cを有し、無線基地局12−2は送信エリア2a、2b、2cを有する。また、例えば、無線端末21a−1〜21a−iはエリア1aにあり、無線端末21b−1〜21b−jはエリア1bにあり、無線端末21c−1〜21c−kはエリア1cにある。同様に、例えば、無線端末22a−1〜22a−lはエリア2aにあり、無線端末22b−1〜22b−mはエリア2bにあり、無線端末22c−1〜22c−nはエリア2cにある。
ユニキャスト通信では、無線端末20はパケット受信エラーがあると無線基地局12に再送要求を送信し、無線基地局12は無線端末個々にパケットを再送する。マルチキャスト通信では、無線基地局12はサービスデータに強力な誤り訂正符号を付加し、エリア内のパケットエラー率が予め定められた値P以下に収まることを保証している。
次に、各ノードの機能構成について説明する。
図3は、無線端末20の機能構成を示すブロック図である。無線端末20は、受信部31と、送信部32と、誤り訂正部33と、制御部34と、復号鍵記憶部35と、サービスデータ記憶部2536と、マルチキャスト送信回数記憶部37とを有する。なお、図3において、各記憶部35〜37がひとつの記憶部で構成されてもよいし、複数で構成されてもよい。
受信部31は、無線基地局12から無線で送られてくる情報を受信する。送信部32は、無線基地局12に対して無線で情報を送信する。誤り訂正部33は、受信部31で受信した情報を誤り訂正する。制御部34は、受信部31が受信した情報の種別に応じて制御を行う。
制御部34による制御について説明する。図13(a)は、受信部31が受信した情報が放送型ダウンロードサービス制御装置15からの復号鍵であった場合(図2の202)の制御フローチャートである。受信部31が受信した情報が放送型ダウンロードサービス制御装置15からの復号鍵であった場合、制御部34はその復号鍵を復号鍵記憶部35に記憶する。
図13(b)は、受信部31が受信した情報が無線基地局12からのマルチキャスト送信回数通知であった場合(図2の207)の制御フローチャートである。受信部31が受信した情報が無線基地局12からのマルチキャスト送信回数通知であった場合、制御部34はそのマルチキャスト送信回数をマルチキャスト送信回数記憶部37に記憶する。
図14は、受信部31が受信した情報が無線基地局12からのサービスデータ(図2の214,216,218)であった場合の制御フローチャートである。受信部31が受信した情報が無線基地局12からのサービスデータであった場合、制御部34はそのサービスデータをサービスデータ記憶部36に記憶する。その際、受信したパケットが既に受信済みであった場合は受信したパケットを破棄することができる。制御部34は、マルチキャスト送信回数記憶部に記憶されている回数だけサービスデータを受信したら、欠落したデータの再送要求を送信する。
図4は、無線基地局12の機能構成を示すブロック図である。無線基地局12は、例えば、無線網側受信部401と、無線網側送信部402と、サービスデータ情報記憶部403と、マルチキャスト送信回数記憶部404と、端末数管理部405と、サービスデータ一時記憶部406と、制御部407と、誤り訂正符号付加部408と、端末側送信部409と、端末側受信部410とを有する。なお、サービスデータ情報記憶部403、マルチキャスト送信回数記憶部404、端末数管理部405は、ひとつのメモリで構成されてもよいし、複数のメモリで構成されてもよい。
無線網側受信部401は、無線網側からの情報を受信する。無線網側送信部402は、無線網側へ情報を送信する。端末側送信部409は、無線端末20に向けて無線で情報を送信する。端末側受信部410は無線端末20から無線で送られてくる情報を受信する。誤り訂正符号付加部408は、端末側送信部409から送信する情報に誤り訂正符号を付加する。
サービスデータ情報記憶部403は、サービスデータ情報テーブル421によりサービスデータ情報を管理する。マルチキャスト送信回数記憶部404は、マルチキャスト送信回数テーブル422により、エリア毎にマルチキャスト送信回数を管理する。端末数管理部405は、エリア端末数テーブル423によってエリアごとにマルチキャスト受信端末数を管理する。各テーブルの詳細な構成については後述する。サービスデータ一時記憶部406は、送信時刻前に無線網側受信部401が受信したサービスデータを、例えば送信時刻になって端末側送信部409から送信するまでの間一時的に記憶する。
制御部407は、無線網側受信部401が情報を受信した際に、受信した情報の種別に応じて制御を行う。また、サービス開始時刻になると、それに応じた制御を行う。ここで、制御部407の制御について説明する。
図15及び図16は、無線基地局12の詳細処理を示す図(1)及び(2)である。
図15(a)は、無線網側受信部401が受信した情報が無線網制御装置13からの無線網サービス実施要求であった場合(図2の204)の制御のフローチャートである。無線網側受信部401が受信した情報が無線網制御装置13からの無線網サービス実施要求であった場合、制御部407は、放送型ダウンロードサービス制御装置15にサービスデータ情報要求を送信する。
図15(b)は、無線網側受信部401が受信した情報が放送型ダウンロードサービス制御装置15からのサービスデータ情報であった場合(図2の206)の制御のフローチャートである。無線網側受信部401が受信した情報が放送型ダウンロード制御装置15からのサービスデータ情報であった場合、制御部407は、サービスデータ情報をサービスデータ情報記憶部403に記憶する。サービスデータ情報記憶部403には図9に示すサービスデータ情報テーブル421が作成される。
次に、制御部407は、端末数管理部405に記憶されているエリアごとの端末数およびサービスデータ情報記憶部403に記憶されているサービスデータのパケット数及び/又はパケットエラーレートを基に、エリアごとにマルチキャスト送信回数を決定し、エリアの識別子に対応させてマルチキャスト送信回数記憶部404に記憶する。マルチキャスト送信回数記憶部404には図10(a)に示すマルチキャスト送信回数テーブル422が作成される。次に、制御部407は、各エリアの無線端末20に、エリアに応じたマルチキャスト送信回数を示すデータを送信する。また、制御部407はPDSN14に、それぞれのエリアについてのマルチキャスト送信回数のうち最も多い送信回数を通知する。
図16(a)は、無線網側受信部401が受信した情報がPDSN14からのサービスデータであった場合(図2の213、215、217)の制御のフローチャートである。無線網側受信部401が受信した情報がPDSN14からのサービスデータであった場合、制御部407は、サービスデータをサービスデータ一時記憶部406に一時的に記憶する。
図16(b)は、無線基地局12が、サービス情報記憶部403に記憶されているサービス開始時刻になった場合の制御のフローチャートである。サービス開始時刻になると、制御部407は、マルチキャスト送信回数記憶部404に記憶されているエリアに対応する送信回数だけ、サービスデータを各エリアの端末20へ送信する。この際、パケットに付与されている送信時刻に同期して送信することができる。これは、サービス中に無線端末20が無線基地局12間を移動した場合でも継続して受信が行えるように、無線基地局12間で同期をとるためである。
図5は、無線網制御装置13の機能構成を示すブロック図である。無線網制御装置13は、例えば、送信部51と、受信部52と、制御部53とを有する。送信部51は、制御部53からの無線網制御情報を無線網に送信する。受信部52は、放送型ダウンロードサービス制御装置15からのサービス実施情報を受信する。
図17は、無線網制御装置13が無線網制御装置サービス実施要求を受信した場合の処理である。制御部53は、受信部52が放送型ダウンロードサービス制御装置15からの無線網制御装置サービス実施要求を受信した場合(図2の203)、図17のフローチャートに示すように、無線網サービス実施要求を無線基地局12に送信する。
図6は、PDSN14の機能構成を示すブロック図である。PDSN14は、例えば、IP網側受信部61と、IP網側送信部62と、制御部63と、無線網側送信部64と、無線網側受信部65と、マルチキャスト情報記憶部66と、サービスデータ記憶部67とを有する。なお、マルチキャスト情報記憶部66とサービスデータ記憶部67はひとつのメモリで構成されてもよいし、複数のメモリで構成されてもよい。
IP網側受信部61は、IP網から情報を受信する。IP網側送信部62は、IP網へ情報を送信する。無線網側送信部64は、無線網に情報を送信する。無線網側受信部65は無線網から情報を受信する。マルチキャスト情報記憶部66は、マルチキャスト情報テーブル661を有する。一例として、制御部63から渡されたマルチキャスト送信回数が記憶される。なお、テーブルの詳細については後述する。サービスデータ記憶部67は、制御部63から渡されたサービスデータを記憶する。
制御部63は、IP網側受信部61または無線網側受信部65が受信した情報の種別に応じて制御を行う。また、制御部63は、時刻がマルチキャスト情報記憶部66のマルチキャスト情報テーブル661内のPDSNサービスデータ送信開始時刻になると、それに応じた制御を行う。ここで、制御部63の制御について説明する。
図18及び図19は、PDSNの詳細処理を示す図(1)及び(2)である。
図18(a)は、無線網側受信部65が受信した情報が無線基地局12からのマルチキャスト最大送信回数通知であった場合(図2の208)の制御のフローチャートである。無線網側受信部65が受信した情報が無線基地局12からのマルチキャスト最大送信回数通知であった場合、制御部63は、通知してきた無線基地局12の識別子(ID)と、サービスデータ番号と、通知されたマルチキャスト最大送信回数とを対応させてマルチキャスト情報記憶部66に記憶する。マルチキャスト情報記憶部66にはマルチキャスト情報テーブル661が作成される。また、制御部63は、放送型ダウンロードサービス制御装置15にPDSNサービスデータ情報要求を送信する。
図18(b)は、IP網側受信部61が受信した情報が放送型ダウンロード制御装置15からのPDSNサービスデータ情報であった場合の制御のフローチャートである。IP網側受信部61が受信した情報が放送型ダウンロード制御装置15からのPDSNサービスデータ情報であった場合(図2の210)、制御部63は、PDSNサービスデータ情報に含まれているPDSNサービスデータ送信開始時刻と同期情報をマルチキャスト情報記憶部66にあるマルチキャスト情報テーブル661に記憶する。例えば、制御部63は、PDSNサービスデータ情報に含まれるデータサービス番号に対応したPDSNサービスデータ送信開始時刻欄、同期情報欄に各情報を記憶する。なお、図18(a)の処理において無線基地局のIDを記憶したエントリと同じエントリに記憶するようにしてもよい。また、制御部63はデータサーバ16に対しサービスデータ要求を送信する。
図19(a)は、IP網側受信部61がサービスデータを受信した場合(図2の212)の制御のフローチャートである。IP網側受信部61がサービスデータを受信した場合、制御部63は、サービスデータをサービスデータ記憶部67に記憶する。
図19(b)は、時刻がマルチキャスト情報記憶部66のマルチキャスト情報テーブル661に記憶されているPDSNサービスデータ送信開始時刻になった場合の制御のフローチャートである。時刻がマルチキャスト情報記憶部66のマルチキャスト情報テーブルに記憶されているPDSNサービスデータ送信開始時刻になった場合、まず、制御部63は、サービスデータ記憶部67に記憶されているサービスデータをパケットに分割する。また、制御部63は、各パケットに、シーケンス番号と、同期情報をもとに算出した無線基地局12での送信時刻とを付与する。制御部63は、それらのパケットをマルチキャスト情報記憶部66に記憶されている各無線基地局IDに従い、各基地局に対し対応するマルチキャスト送信回数だけマルチキャスト送信する。
図19(c)は、無線網側受信部65が無線端末20からの再送要求を受信した場合(図2の220、222)の制御のフローチャートである。無線網側受信部65が無線端末20からの再送要求を受信した場合、制御部63は、サービスデータ記憶部67に記憶されているサービスデータの中の要求された部分をユニキャストでその無線端末20に送信する。
図7は、放送型ダウンロードサービス制御装置の機能構成を示すブロック図である。放送型ダウンロードサービス制御装置は、例えば、サービス情報記憶部71と、制御部72と、送信部73と、受信部74とを有する。
サービス情報記憶部71は、サービス情報テーブル711を有する。送信部73は、制御部72から渡された情報を送信する。受信部74は、例えば、無線端末20からの復号鍵要求及び無線基地局12からのサービスデータ情報要求を受信する。制御部72は、受信部74で受信した情報の種別に応じて制御を行う。また、制御部72は、時刻がサービス情報記憶部71に記憶されている無線網制御装置サービス開始要求送信時刻になった場合、それに応じた制御を行う。制御部72の制御について説明する。
図20及び図21は、放送型ダウンロードサービス制御装置の詳細処理を示す図(1)及び(2)である。
図20(a)は、受信した情報が無線端末20からの復号鍵要求であった場合(図2の201)の制御のフローチャートである。受信した情報が無線端末20からの復号鍵要求であった場合、制御部72は、サービス情報記憶部71に記憶されているサービス情報テーブル711を参照し、要求に含まれるサービスデータ番号に対応した復号鍵を無線端末20に送信する。
図20(b)は、時刻がサービス情報記憶部71に記憶されている無線網制御装置サービス実施要求送信時刻になった場合の制御のフローチャートである。時刻がサービス情報記憶部71に記憶されている無線網制御装置サービス開始要求送信時刻になった場合、制御部72は、サービス情報記憶部71のサービス情報テーブル中の、対応するサービスデータ番号とサービスエリアとを無線網制御装置サービス実施要求に含めて無線網制御装置13に送信する。
図21(a)は、受信した情報が無線基地局12からのサービスデータ情報要求であった場合(図2の205)の制御のフローチャートである。受信した情報が無線基地局12からのサービスデータ情報要求であった場合、制御部72は、サービス情報記憶部71に記憶されているサービス情報テーブル711の中の、要求されたサービスデータ番号に対応するサービスデータパケット数と、サービス開始時刻と、マルチキャスト送信回数決定方法IDと、それに対応する係数値C1またはC2またはC3とを含むサービスデータ情報を、無線基地局12に送信する。
図21(b)は、受信部64が受信した情報がPDSN14からのPDSNサービスデータ情報要求であった場合の制御のフローチャートである。受信部64が受信した情報がPDSN14からのPDSNサービスデータ情報要求であった場合、制御部72は、サービス情報記憶部71に記憶されているサービス情報テーブル711の中の、要求されたサービスデータ番号に対応するPDSNサービスデータ送信開始時刻と同期情報とを含むPDSNサービスデータ情報を、PDSN14に送信する。
図8は、データサーバ16の機能構成を示すブロック図である。データサーバ16は、例えば、サービスデータ記憶部81と、制御部82と、送信部83と、受信部84とを有する。
サービスデータ記憶部81は、サービスデータを記憶する。送信部83は制御部82から渡されたサービスデータを、IP網を介してPDSN14に送信する。受信部84は、例えば、PDSN14からのサービスデータ要求を受信する。制御部82は、図22のフローチャートに示すように、受信部84がサービスデータ要求を受信した場合(図2の211)、サービスデータ記憶部81中の該当するサービスデータをPDSN14に送信する。
(テーブルフォーマット)
図9は、無線基地局12のサービスデータ情報テーブル421のフォーマット図である。
サービスデータ情報テーブル421は、例えば、サービスデータ番号と、サービスエリアと、サービスデータのパケット数と、サービス開始時刻と、マルチキャスト送信回数決定方法IDと、係数値C1〜C3とを含む。
サービスデータ番号は、サービスデータを識別するための番号である。なお、番号以外にも、文字、記号等適宜の識別子を用いてもよい。サービスエリアは、サービスデータを送信するエリアを示す。サービスデータのパケット数は、サービスデータ番号が示すサービスデータのパケット数を示す。サービス開始時刻は、サービスデータの送信を開始する時刻を示す。マルチキャスト送信回数決定方法IDは、複数のマルチキャスト送信回数の決定方法がある場合に、いずれの方法によりマルチキャスト送信回数を求めるかを選択するための識別子である。例えば、1〜3のいずれかが記憶されることができるがこれに限られない。係数値C1〜C3は、マルチキャスト送信回数を決定する際に用いられる係数値である。係数値は、マルチキャスト送信回数決定方法IDに応じて、適宜の係数値を記憶することができる。図9の例では、マルチキャスト送信回数決定方法IDが1であり、この方法による計算に用いられる係数値Cが記憶されている。なお、必ずしもC1〜C3のフィールドを設ける必要はなく、係数値が記憶されるひとつ又は複数のフィールドに適宜C1〜C3の値が記憶されてもよい。
図10(a)は、無線基地局12のマルチキャスト送信回数テーブル422のフォーマット図である。
マルチキャスト送信回数テーブル422は、サービスデータ毎に、エリアとマルチキャスト送信回数とが対応して記憶される。図10(a)の例は、無線基地局12−1及び12−2のサービスデータ1についてのマルチキャスト送信回数テーブル422の例である。本実施の形態では、エリア毎にマルチキャスト送信回数が決定され、本テーブルに記憶される。
図10(b)は、無線基地局12のエリア端末数テーブル423のフォーマット図である。エリア端末数テーブル423は、エリアと端末数が対応して記憶される。端末数は、例えば、各エリアで通信可能な又は各エリアで管理している無線端末の数を示す。
図11は、PDSN14のマルチキャスト情報テーブル661のフォーマット図である。
マルチキャスト情報テーブル661は、無線基地局IDと、サービスデータ番号と、PDSNサービスデータ送信開始時刻と、同期情報と、マルチキャスト最大送信回数とを含む。
無線基地局IDは、無線基地局12を識別するための識別子である。サービスデータ番号は、サービスデータを識別するための番号である。PDSNサービスデータ送信開始時刻は、PDSN14から無線基地局12へサービスデータの送信を開始する時刻を示す。同期情報は、マルチキャストされるデータの同期をとるための情報である。マルチキャスト最大送信回数は、無線基地局12へのマルチキャスト送信の回数を示す。無線基地局12におけるエリア毎のマルチキャスト送信回数のうち、最大の回数がここに記憶される。
図12は、放送型ダウンロードサービス制御装置15のサービス情報テーブル711のフォーマット図である。
放送型ダウンロードサービス制御装置15のサービス情報テーブル711は、例えば、サービスデータ番号と、サービスデータのパケット数と、サービスエリアと、無線網制御装置サービス実施要求送信時刻と、PDSNサービスデータ送信開始時刻と、同期情報と、サービス開始時刻と、マルチキャスト送信回数決定方法IDと、係数値C1、C2、C3と、復号鍵とを含む。なお、これらの情報は、予めサービス情報テーブル711に記憶される。
サービスデータ番号、サービスデータのパケット数、サービスエリア、PDSNサービスデータ送信開始時刻、同期情報、サービス開始時刻、マルチキャスト送信回数決定方法ID及び係数値C1、C2、C3については、上述と同様であるので説明を省略する。無線網制御装置サービス実施要求送信時刻は、無線網制御装置サービス実施要求を送信する時刻を示す。復号鍵は、対応するサービスデータ番号で特定される、暗号化されたサービスデータを無線端末20が復号化するための鍵である。
(動作)
次に、システム全体の動作について説明する。
図2は、図1の無線情報伝送システムの通信手順を示したものである。
放送型ダウンロードのサービスデータはサービスデータ番号で識別されており、データ毎に異なる暗号鍵によって暗号化されている。放送型ダウンロードサービスを受けたい無線端末20は、サービスデータ受信前に、暗号化されたサービスデータを復号する復号鍵を取得するために、復号鍵要求を放送型ダウンロードサービス制御装置15に送信する(ステップ201)。例えば、電源投入時や入力部からの入力時など適宜のタイミングで送信されることができる。復号鍵要求には、受けたいサービスのサービスデータ番号が含まれている。サービスデータ番号は、予め無線端末20に記憶しておくことができる。放送型ダウンロードサービス制御装置15は、復号鍵要求を受信すると、サービス情報テーブル711を参照し、復号鍵要求に含まれているサービスデータ番号に対応する復号鍵を無線端末20に送信する(ステップ202)。また、無線端末20は復号鍵を受信し、復号鍵記憶部35に記憶する。
放送型ダウンロードサービス制御装置15は、時刻がサービス情報記憶部71に記憶されているサービス情報テーブル711中の無線網制御装置サービス実施要求送信時刻になると、無線網制御装置13に無線網制御装置サービス実施要求を送信する(ステップ203)。無線網制御装置サービス実施要求には、サービス情報テーブル711の、該当する無線網制御装置サービス実施要求送信時刻に対応したサービスデータ番号とサービスエリアが含まれる。本実施の形態では、例えば無線基地局12−1のエリア1b、1cと無線基地局12−2のエリア2aにおいて、サービスデータ1を送信することを通知するものとする。
無線網制御装置サービス実施要求を受けた無線網制御装置13は、サービスエリアに応じた無線基地局12−1、12−2に対し、無線網サービス実施要求を送信する(ステップ204)。無線網サービス実施要求には、無線網制御装置サービス実施要求(ステップ203)に含まれていたのと同じサービスデータ番号、サービスエリアが含まれる。無線基地局12−1、12−2は、無線網制御装置サービス実施要求を受信し、その要求に含まれるサービスデータ番号と、サービスエリアとをサービスデータ情報テーブル421に記憶する。また、無線基地局12−1、12−2は、無線網サービス実施要求を受信すると、放送型ダウンロードサービス制御装置15に対し、無線網サービス実施要求に含まれているサービスデータ番号のサービスデータに関する情報を要求するためのサービスデータ情報要求を送信する(ステップ205)。サービスデータ情報要求には、要求するサービスデータ情報のサービスデータ番号が含まれている。
放送型ダウンロードサービス制御装置15は、サービスデータ情報要求を受信すると、サービス情報テーブル711を参照し、サービスデータ情報要求に含まれているサービスデータ番号に対応するサービスデータ情報を無線基地局12−1、12−2に対して送信する(ステップ206)。送信されるサービスデータ情報には、例えば、サービスデータのパケット数、サービス開始時刻、マルチキャスト送信回数の決定方法を指定するID(識別子、例えば、番号、文字、記号等)が含まれる。さらに、マルチキャスト送信回数の決定方法IDに対応して、その計算に用いる係数値(C〜C)が含まれる。なお、マルチキャスト送信回数の決定方法を指定するIDは、決定方法がひとつに定められている場合は省略してもよい。
決定方法が、再送要求子局数が全子局数の所定の割合になるようにマルチキャスト回数を決定する方法(第1の決定方法)である場合には、送信されるサービスデータ情報は、例えばマルチキャスト送信回数決定方法IDとして1と、再送要求子局数期待値係数Cとを含む。また、決定方法が、1子局あたりの再送要求パケット数期待値がサービスデータパケット数の所定の割合になるようにマルチキャスト回数を決定する方法(第2の決定方法)である場合には、送信されるサービスデータ情報は、例えばマルチキャスト送信回数決定方法IDとして2と、再送要求パケット数期待値係数Cとを含む。そして、決定方法が、決定した回数のマルチキャストを受信した後の子局が全パケットの受信を完了している確率が所定の確率になるようにマルチキャスト回数を決定する方法(第3の決定方法)である場合には、送信されるサービスデータ情報は、例えばマルチキャスト送信回数決定方法IDとして3と、目標となる確率値Cとを含む。
無線基地局12−1、12−2は、放送型ダウンロード制御装置15からサービスデータ情報を受信し、サービスデータ情報に含まれるサービスデータのパケット数、サービス開始時刻、マルチキャスト送信回数決定方法ID及び係数値をサービスデータ情報テーブル421に記憶する。また、無線基地局12−1、12−2は、マルチキャスト送信回数決定方法ID応じた方法でサービスエリアごとにマルチキャスト送信回数を決定する。
ここで、マルチキャスト送信回数の決定方法について説明する。
まず、第1の決定方法(ID=1)について説明する。第1の決定方法では、例えば、初回再送要求子局数の期待値が、全子局数に対して所定の割合以下になるようにマルチキャスト回数を決定する。求めるマルチキャスト回数をx、パケットエラーレートをP、サービスデータのパケット数をN、エリアの無線端末数をM、初回再送要求子局数期待値係数をCとすると、
Figure 0004481858
が成り立つ。従って、例えば、
Figure 0004481858
のxを満たす最小の整数をマルチキャスト送信回数とする。なお、マルチキャスト送信回数は、エリア毎に求められることができる。
より具体的な処理について説明すると、まず、無線基地局12(例えば、制御部407)は、パケットエラーレートPを管理する適宜の管理部又は記憶部等から、パケットエラーレートを読み出す。また、無線基地局12は、サービスデータ情報テーブル421を参照し、サービスデータ番号に対応するサービスデータのパケット数Nと、係数Cとを読み出す。
次に、無線基地局12は、上述の数式2を満たす最小の整数を求め、マルチキャスト送信回数とする。また、無線基地局12は、求められたマルチキャスト送信回数を、マルチキャスト送信回数テーブル422に、エリアに対応させて記憶する。無線基地局12は、以上の処理を繰り返し、全てのエリアについてマルチキャスト送信回数を求める。
次に、第2の決定方法(ID=2)について説明する。第2の決定方法では、例えば、1子局あたりの初回再送要求パケット数が、サービスデータパケット数の所定の割合以下になるようにマルチキャスト回数を決定する。求めるマルチキャスト回数をx、パケットエラーレートをP、サービスデータのパケット数をN、初回再送パケット数期待値係数をCとすると、
Figure 0004481858
が成り立つ。従って、例えば、
Figure 0004481858
のxを満たす最小の整数をマルチキャスト送信回数とする。
より具体的な処理について説明すると、まず、無線基地局12(例えば、制御部407)は、パケットエラーレートPを管理する適宜の管理部又は記憶部等から、パケットエラーレートPを読み出す。また、無線基地局12は、サービスデータ情報テーブル421を参照し、サービスデータ番号に対応する係数Cを読み出す。次に、無線基地局12は、上述の数式4を満たす最小の整数を求め、マルチキャスト送信回数とする。また、無線基地局12は、求められたマルチキャスト送信回数を、マルチキャスト送信回数テーブル422に、エリアに対応させて記憶する。無線基地局12は、以上の処理を繰り返し、全てのエリアについてマルチキャスト送信回数を求める。
次に、第3の決定方法(ID=3)について説明する。第3の決定方法では、例えば、決定した回数のマルチキャストを受信した子局について、該当するサービスデータの全パケットの受信を完了している確率が所定の確率になるようにマルチキャスト回数を決定する。求めるマルチキャスト回数をx、パケットエラーレートをP、サービスデータのパケット数をN、エリアの無線端末数をM、目標とする確率値をCとすると、
Figure 0004481858
が成り立つ。従って、例えば、
Figure 0004481858
となるxをマルチキャスト送信回数とする。無線端末数Mは、図1に示す本例ではエリア1bに対してはj、エリア1cに対してはk、エリア2aに対してはlを用いることとなる。
より具体的な処理について説明すると、まず、無線基地局12(例えば、制御部407)は、パケットエラーレートPを管理する適宜の管理部又は記憶部等から、パケットエラーレートを読み出す。また、無線基地局12は、サービスデータ情報テーブル421を参照し、サービスデータ番号に対応するサービスデータのパケット数Nと、係数Cとを読み出す。さらに、無線基地局12は、エリア端末数テーブル423を参照し、エリアに対応する端末数Mを読み出す。
次に、無線基地局12は、上述の数式6を満たす最小の整数を求め、マルチキャスト送信回数とする。また、無線基地局12は、求められたマルチキャスト送信回数を、マルチキャスト送信回数テーブル422に、エリアに対応させて記憶する。無線基地局12は、以上の処理を繰り返し、全てのエリアについてマルチキャスト送信回数を求める。
なお、本実施の形態では、上述の第1〜第3の決定方法を、マルチキャスト送信回数決定方法IDに応じて識別し、識別された方法により送信回数を決定することを可能としているが、これ以外にも、例えば適宜のひとつの決定方法を用いてもよいし、第1〜第3の決定方法のうち適宜のふたつから選択されるようにしてもよい。また、無線基地局12がマルチキャスト送信回数を決定する以外にも、他の適宜の装置が決定してもよい。
最終的に本実施の形態では、一例として、エリア1bでは3回、エリア1cでは2回、エリア2aでは1回のマルチキャスト送信を行うことを決定したものとする。無線基地局12は、エリアごとに、所属する無線端末20に対し、決定した各エリアのマルチキャスト送信回数を含むマルチキャスト送信回数通知をマルチキャストで送信する(ステップ207)。また、無線基地局12−1、12−2は、先に自身の3つのエリアについてそれぞれ決定したマルチキャスト送信回数の中で最も多いマルチキャスト回数を含んだマルチキャスト最大送信回数通知をPDSN14に通知する(ステップ208)。マルチキャスト最大送信回数通知には、サービスデータ番号とマルチキャスト最大送信回数が含まれる。本例では最大送信回数として無線基地局12−1は3(回)を、無線基地局12−2は1(回)を通知する。
PDSN14は、マルチキャスト最大送信回数通知を受信すると、それを通知してきた無線基地局のIDと、その通知に含まれるマルチキャスト最大送信回数とをマルチキャスト情報記憶部66のマルチキャスト情報テーブル661に記憶する。例えば、該当するサービスデータ番号に対応して記憶する。そして、PDSN14は、放送型ダウンロードサービス制御装置15に対して、PDSNサービスデータ情報要求を送信する(ステップ209)。PDSNサービスデータ情報要求には、マルチキャスト最大送信回数通知(ステップ208)に含まれていたサービスデータ番号が含まれる。放送型ダウンロードサービス制御装置15は、PDSNサービスデータ情報要求を受信すると、PDSN14に対し、PDSNサービスデータ情報を送信する(ステップ210)。PDSNサービスデータ情報には、PDSNサービスデータ情報要求(ステップ209)に含まれるサービスデータ番号に対応したPDSNサービスデータ送信開始時刻と同期情報が含まれる。放送型ダウンロードサービス制御装置15は、これら情報をサービス情報テーブル711を参照して取得することができる。
PDSN14は、PDSNサービスデータ情報を受信すると、該情報内のPDSNサービスデータ送信開始時刻と同期情報をマルチキャスト情報テーブル661に記憶し、及び、データサーバ16に対し、サービスデータ要求を送信する(ステップ211)。サービスデータ要求には、例えば、マルチキャスト最大送信回数通知(ステップ208)に含まれていたサービスデータ番号が含まれている。データサーバ16は、サービスデータ要求を受信すると、サービスデータ要求(ステップ211)に含まれていたサービスデータ番号に対応するサービスデータをPDSN14へ送信する(ステップ212)。PDSN14は、データサーバ16から受信したサービスデータをサービスデータ記憶部67に記憶する。
そして、PDSN14は、PDSNサービスデータ情報に含まれていたPDSNサービスデータ送信開始時刻になると(又は、マルチキャスト情報テーブルに記憶されているPDSNサービスデータ送信開始時刻になると)、マルチキャスト情報記憶部66に記憶されている無線基地局12に対して、マルチキャスト最大送信回数分だけマルチキャスト送信する(ステップ213、215、217)。すなわち、無線基地局12−1に対しては3回、無線基地局12−2に対しては1回マルチキャスト送信する。
無線基地局12は、サービス開始時刻より前に到達したサービスデータをサービス情報一時記憶部406に保持しておき、サービスデータ情報テーブル421に記憶されたサービス開始時刻になるとサービスデータを送信する。無線基地局12は、サービスデータを、指定されたサービスエリアに対し決定した回数マルチキャストで送波する(ステップ214、216、218)。すなわち、無線基地局12−1は、マルチキャスト送信回数テーブル422−1から各エリアの回数を取得し、エリア1bに対しては3回、エリア1cに対しては2回、サービスデータを送信する。また、無線基地局12−2は、エリア2aに対して1回送信する。
無線端末20は、放送型ダウンロードサービスが開始されると、マルチキャスト送信回数記憶部37に記憶されているマルチキャスト送信回数分、サービスデータの受信を行う。また、無線端末20は、復号鍵記憶部35に記憶されている復号鍵を使用し、復号化してもよい。その間、重複して受信したパケットは破棄することができる。無線端末20は、指定された回数マルチキャストで情報を受信した後、例えばパケットのシーケンス番号を基に、受信できなかったパケットがあるかどうかを判断し、受信できなかったパケットがある場合、PDSN14へユニキャスト接続する(ステップ219)。また、無線端末は、受信できなかったパケットの再送をPDSN14に要求する(ステップ220)。この要求には、例えば要求するパケットのシーケンス番号が含まれる。なお、シーケンス番号以外にも適宜の情報を基にデータの欠損を判断してもよい。また、PDSN以外にも、例えば無線基地局12に再送要求を送信する構成としてもよい。
本実施の形態では、例えば、エリア2aの無線端末22a−1〜22a−lは上述のステップ214のマルチキャストデータ受信後にこれを行い、エリア1cの無線端末21c−1〜21c−kは上述のステップ216のマルチキャストデータ受信後にこれを行い、エリア1bの無線端末21b−1〜21b−jは上述のステップ218のマルチキャストデータ受信後にこれを行う。
PDSN14は、サービスデータ記憶部67に記憶しておいたサービスデータを用いて、再送要求を行った無線端末(子局)20それぞれに対し、要求されたパケットをユニキャストで再送する(ステップ221)。以降、各無線端末20は完全にサービスデータを受信するまでPDSN14からユニキャスト再送を受ける(ステップ222、223)。
本発明によると、全子局に確実に情報を伝送でき、マルチキャスト送信回数が特許文献1と同じ回数になるように設定した場合、早く伝送を完了することができる。例えば、特許文献1に比べ、送達確認にかかる時間をT、マルチキャスト回数をxとすると、xT時間早く伝送を完了させることができる。また、マルチキャスト中の上り伝送容量の消費を0とすることができる。更に、特許文献1がパケットを受信した端末からの送達確認情報を用いているのに対し、本発明はパケットを受信できなかった端末からの再送要求を用いているので、ユニキャストに切り替わった後の上り伝送容量の消費も抑えることができる。
本実施の形態では、再送要求先をPDSN14とし、PDSN14に記憶装置を持たせたが、再送要求先としてデータサーバ16を選択しても良いし、無線基地局12に記憶装置を持たせ、無線基地局12を再送要求先としても良い。また、マルチキャスト送信回数を決定する処理は、無線基地局12以外にも、PDSN14が処理を実行するようにしてもよい。
本発明は、例えば、同じ情報を複数の端末に伝送する通信システム、通信サービスに関する産業に利用可能である。
本発明が適用される情報伝送システムの一例を示す図。 本発明の通信手順を図1の無線情報伝送システムの例を基に示す図。 無線端末の機能構成を示したブロック図。 無線基地局の機能構成を示したブロック図。 無線網制御装置の機能構成を示したブロック図。 PDSNの機能構成を示したブロック図。 放送型ダウンロードサービス制御装置の機能構成を示したブロック図。 データサーバの機能構成を示したブロック図。 無線基地局のテーブルのフォーマット図(1)。 無線基地局のテーブルのフォーマット図(2)。 PDSN14のマルチキャスト情報テーブルのフォーマット図。 放送型ダウンロードサービス制御装置15のサービス情報テーブルのフォーマット図。 無線端末の詳細処理を示す図(1)。 無線端末の詳細処理を示す図(2)。 無線基地局の詳細処理を示す図(1)。 無線基地局の詳細処理を示す図(2)。 無線網制御装置が無線網制御装置サービス実施要求を受信した場合の処理を示す図。 PDSNの詳細処理を示す図(1)。 PDSNの詳細処理(を示す図2)。 放送型ダウンロードサービス制御装置の詳細処理を示す図(1)。 放送型ダウンロードサービス制御装置の詳細処理を示す図(2)。 データサーバがサービスデータ要求を受信した場合の処理を示す図。
符号の説明
21a−1〜21a−i、21b−1〜21b−j、21c−1〜21c−k、22a−1〜22a−l、22b−1〜22b−m、22c−1〜22c−n…無線端末
12−1、12−2…無線基地局
13…無線網制御装置
14…PDSN(Packet Data Serving Node)
15…放送型ダウンロードサービス制御装置
16…データサーバ

Claims (10)

  1. 複数のパケットで構成された情報を、親局から複数の子局へ伝送する情報伝送方法であって、
    前記親局が、親局から子局へのパケットエラーレートに基づいて、再送要求を送信する子局数の期待値、再送要求に対する再送パケット数の期待値、又は、子局が前記情報を構成する全パケットを受信している確率に従い、マルチキャスト送信回数を決定するステップと、
    前記親局が、決定されたマルチキャスト送信回数を子局へ通知するステップと、
    前記親局が、同じ前記情報を、決定されたマルチキャスト送信回数、マルチキャストにより複数の子局へ送信するステップと、
    子局での情報の受信回数が通知されたマルチキャスト送信回数になった後に、欠落したパケットを識別した子局と親局とでユニキャスト用コネクションを接続するステップと、
    前記親局が、前記ユニキャスト用コネクションを接続した子局が前記情報を構成するパケットの受信を完了するまで、該子局から、前記情報を構成するパケットのうち欠落したパケットの識別子を含む再送要求を受信するステップと、
    前記親局が、該パケットの識別子に対応するパケットを、該ユニキャスト用コネクションにより該子局に再送するステップと
    を含む情報伝送方法。
  2. 前記決定するステップは、子局と通信する基地局の複数のエリアごとにマルチキャスト送信回数が決定され、
    前記複数の子局へ送信するステップは、各エリアの子局に対して、決定された各エリアのマルチキャスト送信回数、同じ情報が送信される請求項1に記載の情報伝送方法。
  3. 前記決定するステップは、
    再送要求を送信する子局数の期待値が、該基地局が管理する全子局数の所定の割合以下になるように、マルチキャスト送信の回数を決定する請求項1に記載の情報伝送方法。
  4. 前記決定するステップは、
    次式に従い得られる値xのうちの最小の整数をマルチキャスト送信回数とする請求項3に記載の情報伝送方法。
    Figure 0004481858
    ここで、x:マルチキャスト送信回数、P:パケットエラーレート、N:送信される情報のパケット数、C:予め定められた係数
  5. 前記決定するステップは、
    1つの子局の再送要求に対する再送パケット数の期待値が、送信される情報のパケット数の所定の割合以下になるように、マルチキャスト送信の回数を決定する請求項1に記載の情報伝送方法。
  6. 前記決定するステップは、
    次式に従い得られる値xのうちの最小の整数をマルチキャスト送信回数とする請求項5に記載の情報伝送方法。
    Figure 0004481858
    ここで、x:マルチキャスト送信回数、P:パケットエラーレート、C:予め定められた係数
  7. 前記決定するステップは、
    通知されたマルチキャスト送信回数、情報を受信した子局について、受信されるべき情報の全パケットを受信している確率が、予め定められた確率又は該確率よりも大きくなるように、マルチキャスト送信回数を決定する請求項1に記載の情報伝送方法。
  8. 前記決定するステップは、
    次式に従いマルチキャスト送信回数を決定する請求項7に記載の情報伝送方法。
    Figure 0004481858
    ここで、x:マルチキャスト回数、P:パケットエラーレート、N:送信される情報のパケット数、M:子局数、C:予め定められた、目標とする確率値
  9. 複数のパケットで構成されたマルチキャスト情報を子局へ送信するための送信部と、
    子局からの情報を受信するための受信部と、
    子局へのマルチキャスト情報伝送を制御する制御部と
    を備え
    前記制御部は、
    親局から子局へのパケットエラーレートに基づいて、再送要求を送信する子局数の期待値、再送要求に対する再送パケット数の期待値、又は、子局がマルチキャスト情報を構成する全パケットを受信している確率に従い、マルチキャスト送信回数を決定し、
    決定されたマルチキャスト送信回数を、前記送信部を介して子局へ通知し、
    複数のパケットで構成された同じマルチキャスト情報を、決定されたマルチキャスト送信回数、マルチキャストにより前記送信部を介して複数の子局へ送信し、
    子局での情報の受信回数が通知されたマルチキャスト送信回数になった後に、欠落したパケットを識別した子局とユニキャスト用コネクションを接続し、
    前記ユニキャスト用コネクションを接続した子局がマルチキャスト情報を構成するパケットの受信を完了するまで、該子局から、マルチキャスト情報を構成するパケットのうち欠落したパケットの識別子を含む再送要求を前記受信部を介して受信し、
    該パケットの識別子に対応するパケットを、該ユニキャスト用コネクションにより該子局に再送する前記親局。
  10. 前記親局は、
    無線端末と通信する無線基地局、及び/又は、前記無線基地局を介して、マルチキャストにより情報を前記無線端末へ送信し、前記無線端末からの再送要求に対して、前記無線基地局を介してユニキャストにより情報を該無線端末へ送信するパケットデータサービングノードである請求項9に記載の親局。
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